2018年08月10日

お前が気になってる部分はそこかよ フレンズ1-7改その3

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2:16
[SCENE: Cuts back to Chandler in the ATM vestibule]
シーン:ATMコーナーのチャンドラーに画面がカット。
チャンドラー: (Voice over. Thinking to himself) Oh, my God! It's her. It's that Victoria's Secret model. Something, something Goodacre. ([ボイスオーバー:心の中でひそかに考えている] なんてことだ。彼女だ。あのヴィクトリアズ・シークレットのモデル。何とか、何とか・グッドエーカーだ。)
[Jill is on her mobile phone]
ジルは自分の携帯電話で話している。
ジル: Hi, Mom, it's Jill. (はーい、ママ。ジルよ。)
チャンドラー: (Voice over) She's right. It's Jill. Jill Goodacre. Oh, my God! I am trapped in an ATM vestibule with Jill Goodacre. Is it a vestibule? Maybe it’s an atrium? Oh, yeah, that is the part to focus on, you idiot. (彼女が正解。ジル、ジル・グッドエーカーだ。なんてこった! 俺はATMベスタビュールにジル・グッドエーカーと閉じ込められてる。(それって)ベスタビュールかな? もしかしてアトリウムかな? あぁ、そうかい、それが、お前が焦点を当てている[フォーカスする、気になる]部分なんだな、このおバカ。)
ジル: Yeah I'm fine. I'm just stuck at the bank in an ATM vestibule. (えぇ、私は大丈夫。銀行で ATMベスタビュールの中に足止めされてるの。)
チャンドラー: (Voice over) Jill says vestibule, I'm going with vestibule. (ジルがベスタビュールと言うのなら、俺は[俺も]ベスタビュールで行こう[行くぞ]。)
ジル: I'm fine. No, I'm not alone. I don't know, some guy. (私は大丈夫。いいえ、一人じゃないわ。わからないけど、ある男性[名前の知らない男の人]よ。)
チャンドラー: (Voice over) Oh, some guy. I am some guy. Hey Jill, I saw you with some guy last night. Yes, he was some guy. (As he is saying this to himself, he starts to walk towards Jill, smiling. Jill gives him a strange look, and he turns back and pretends to dance) (おぉ、ある男性。俺は”ある男性”なんだ。ねぇ、ジル、私、昨日の晩、あなたがある男性と一緒にいるのを見たわ。そうよ、彼はある男性なの。[独り言で(心の中で)こう言いながら、チャンドラーはジルに向かって歩き始める、微笑みながら。ジルはチャンドラーに怪訝そうな視線を送り、チャンドラーは向きを変え後戻りし、ダンスをしている真似をする])

過去記事のト書きに書いてあったので既に説明しましたが、ヴィクトリアズ・シークレットは下着(ランジェリー)のブランドでしたね。
正しくは Victoria's Secret ですが、DVD英語字幕では、Victoria Secret のように所有格の -'s がない表記になっていました(Netflix では -'s ありの表記)。

something Goodacre は「なんとか・グッドエーカー」というニュアンス。
名前の一部が思い出せない時には、わからない部分をこのように something で置き換えるのですね。
日本語でも「なんとか[なんちゃら]太郎」のように「なんとか」という言葉で置き換えるのと同じ感覚になるでしょう。

She's right. は「彼女は正しい」。
ジルはママとの電話で「私よ、ジルよ」と自分の名前を名乗っただけですが、彼女の名前何だったっけ〜、、と悩んでいるまさにその時に正解を言ってもらえたので、「そう、彼女が正解」みたいに言っているのが面白いということですね。

trap は名詞で「わな」。他動詞では「わなで捕らえる」「人を狭いところに閉じ込める」という意味なので、受身形では「〜の中に閉じ込められている」になります。
ATM vestibule / atrium は日本語で言うところの「ATMコーナー」ですが、それを ATM vestibule と呼ぶか、ATM atrium と呼ぶかでチャンドラーは悩んでいます。
vestibule は「玄関ホール、ロビー」で、atrium は「天井がガラスになった吹き抜けの空間」を指します。アトリウムは今では日本語になっていますが、発音は「エイトリアム」。
ATM は automated [automatic] teller machine 「現金自動預け払い機」のことですね。teller は「(銀行の)出納係、窓口係」という意味があります。

that is the part to focus on, you idiot は、有名モデルと二人きりで密室に閉じ込められているというこの時に、vestibule か atrium かで悩んでいる、そんなことが焦点になっている、自分自身のバカさ加減にあきれているセリフですね。
「こんな時に、何くだらないことで悩んでるんだ、お前はバカか!」と自分に対して怒っている感覚です。

stuck は「行き詰まって、動かない、動きが取れない」。
身体がつっかえる、のような物理的なものから、「(事情があって)ある場所から動けない、やっかいなものを押し付けられる」という意味もあります。

go with は「〜で行く」なので「〜の線で行く、〜を選ぶ」というニュアンス。
どっちにするか悩んでいたけど、ジルが vestibule と言うのなら、俺も vestibule で行こう、行くぞ、俺もそっちを選ぼう、という感じ。

some guy は「ある男性」。
あえて詳しい情報を言いたくない、もしくは言う必要がない、詳しい情報を知らないから詳しいことは説明できないような場合に、some 「ある、どこかの」という形容詞をつけてぼかす表現です。
また、some には「たいした、なかなかの」という褒め言葉の意味もあり、It / That was some party. なら「なかなかのパーティーだった、なかなかの盛会だった」という意味になります。
その褒め言葉の意味を皮肉っぽく逆の意味に使うこともあり、Some friend you are! なら「君はたいした友人だね!」と、ちっとも友人らしいことをしてくれない相手に対する皮肉になります。
今回のセリフの場合は、「たいした、なかなかの」という褒め言葉ではなくて、「ある、どこかの」というニュアンスでしょう。
ジルが「ある男性に会ったの」と人に語る様子を想像して、「ある見知らぬ男性」という言葉の響きにかっこいいものを感じた、「謎めいたある男性」っぽい響きを感じて喜んでいるのでしょうね。
それで嬉しくなってついジルの方に近寄ってしまうのですが、ジルが怪訝そうな表情を見せたので、「俺はただ踊ってるだけ」のようなふりをしてまた離れていくことになります。


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posted by Rach at 12:40| Comment(2) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月07日

結婚相手にふさわしい泥棒 フレンズ1-7改その2

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1:36
[SCENE:Monica and Rachel's apartment, Ross, Monica, Rachel and Phoebe are there. Rachel is looking out of the window.]
シーン:モニカとレイチェルのアパートメント。ロス、モニカ、レイチェル、フィービーがそこにいる。レイチェルは窓から外を見ている。
レイチェル: Wow, this is so cool, you guys. The entire city's blacked out. (わぉ、これってすごくクールね、みんな。街全体が停電してるわ。)
[Monica is on the phone to her Mom]
モニカはママへの電話中。
モニカ: Mom says it's all of Manhattan, parts of Brooklyn and Queens and they have no idea when it's coming back on. (ママが言うには(この停電は)マンハッタンの全部と、ブルックリン・クイーンズの一部で、いつ電気が戻るかは全くわからないそうよ。)
レイチェル: Wow, you guys, this is big. (まぁ、みんな。これって大規模な停電ね。)
モニカ: Pants and a sweater. Why, Mom? Who am I going to meet in a blackout? Power-company guys? Eligible looters? Can we talk about this later? Okay. (パンツ(ズボン)とセーターだけど。どうして(そんなこと聞くの)ママ? 停電中に私が誰と会うことになるって言うの? 電力会社の人? 結婚相手にふさわしい(独身の)泥棒? この件は後で話していいかしら? じゃあ。)
[Monica puts the phone down]
モニカは電話を置く。
フィービー: Can I borrow the phone? I wanna call my apartment and check on my grandma. (電話を借りれる? 自分のアパートメントに電話して、おばあちゃんが無事かどうか確認したいのよ。)
モニカ: Sure. (いいわよ。)
フィービー: Wait, what's my number? Well, I never call me. (待って、私の番号って何番だっけ? ほら、自分に電話しないもの。)

black out は「(停電などで)真っ暗になる」。また「失神する」という意味もありますね。
ママと電話で話しているモニカは、ニューヨーク市のうち停電になっている地区の名前を言っています。
ニューヨーク市の行政区(borough)については、以下のウィキペディアにわかりやすく色分けされた地図が載っています。
Wikipedia 日本語版: ニューヨーク>行政区

モニカは電話で「パンツ(ズボン)とセーターよ。どうして(そんなこと聞くの)?」のように言っていることから、電話相手のママに今の服装を聞かれていることがわかります。
eligible は「適格で、適任で」「結婚相手としてふさわしい、望ましい」。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
eligible : [only before noun] an eligible man or woman would be good to marry because they are rich, attractive etc. and not married
例)an eligible bachelor

つまり「(名詞の前のみ)eligible な男性または女性というのは、裕福、魅力的、未婚であるという理由で結婚するのに良い」。例は「結婚相手にふさわしい独身者」。

eligible は be eligible for 「〜をもらう資格がある」という形で、ビジネス英語やTOEICで登場することもある単語ですが、今回のセリフでは、結婚相手として有資格かどうかの話をしています。
「結婚相手としてふさわしい」という意味の形容詞の場合は、名詞の前に置かれます。これを「形容詞の限定用法」と呼びます。
英和辞典では【A】と表記されていることが多いですが、attributive 「限定的な、修飾的な」という意味です。
上のロングマンでも、only before noun (名詞の前のみ)と表記されていますね。
今回のセリフも、eligible looters と名詞の前に使われていることから、結婚に関する有資格の話であるとわかるわけです。

looter は「略奪者、泥棒」。loot は「略奪する、横領する」。
LAAD では、
loot : to steal things, especially from stores or homes that have been left empty because of a war, a natural disaster etc.
つまり「物を盗むこと、特に戦争や自然災害などのために無人になった店や家から盗むこと」。
何かの災難で空き家になった家に忍び込んで金品を略奪していくイメージなのですね。
今回の「停電」もそういう災難に該当すると言えるでしょう。

セーターとズボンみたいな普段着なの? とママに言われたらしいモニカはそれに反論して、こんな停電の時におしゃれしてもしょうがない。会う人は、電力会社の人か、暗闇に乗じて盗みを働く泥棒ぐらいよ、と言っているわけですね。
eligible looters は「結婚するのにふさわしい適齢の人であったとしても、こんな時に出くわすのは泥棒なわけだし」というところでしょう。

フィービーは Can I borrow the phone? と言っています。
ここはモニカの家なので、モニカの家の電話を借りてもいいかしら? ということですね。
一般的に borrow は「後で返せるもの」を借りる場合に使うと言われています。
LAAD では、
borrow : to use something that belongs to someone else and give it back to them later
つまり、「誰か他の人に属している物(所有物)を使って、それを後でその人に返すこと」。

「後で返せるもの」ということですから、例えば日本語で「トイレを借りていいですか?」という場合は、備え付けで動かせないものであることから May/Can I use the bathroom? のように use を使うことになります。
今回のフィービーのセリフも Can I use the phone? という言い方ができるわけですね。

そのような使い分けが存在するわけですが、セリフのような口語では今回のフィービーのように borrow を使うこともあります。
フレンズの今回のエピソードが放映された当時(1994年)は、携帯電話はそれほど普及していませんでしたが、家の電話はコードレス子機で持ち運び可能でしたし、そういう意味でも昔ほどは borrow という単語を使うことに抵抗がない時代になっていたと言えるのかもしれません。

フィービーは「家に電話しておばあちゃんの無事を確認したいの」と言っていますが、はたと気づいた様子で「私の電話番号って何番だっけ?」とモニカに尋ねています。
モニカがあきれた顔をすると I never call ME. 「私は私に電話しない」と返します。
me を強調していて「電話は他人にかけるもので、自分に電話かけたりしないでしょ。かけないから自分の電話番号覚えてない」とフィービーは言いたいわけですね。


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posted by Rach at 14:02| Comment(2) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月03日

人生ってそんなものだと気づく瞬間の歌 フレンズ1-7改その1

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シーズン1 第7話
The One With the Blackout
原題訳:停電の話
邦題:マンハッタンが真っ暗!


0:00
[Scene: Central Perk. Ross, Rachel, Monica, Joey and Phoebe are there. Phoebe is about to sing and Rachel is about to introduce her.]
セントラルパーク。ロス、レイチェル、モニカ、ジョーイ、フィービーがそこにいる。フィービーが歌おうとしていて、レイチェルがフィービーを紹介しようとしている。
レイチェル: Everybody! Shh, shhh. Err, Central Perk is proud to present the music of Miss Phoebe Buffay! (皆さん! 静かに、静かに。えーっと、セントラルパークが誇りを持ってご紹介します、ミス・フィービー・ブッフェの曲です!)
[All cheer and applaud]
みんなが拍手喝采する。
ロス: [Just off camera] Alright! ([カメラに映らないところで]よーし!)
フィービー: Thanks. Hi, erm, I wanna start with a song that's about that moment when you suddenly realize what life is really all about. OK, here we go. (ありがと。はい、えーっと、人生ってそんなものだと突然気づく瞬間についての歌で始めたいと思います。オッケー、それじゃあ行くわよ。)
[Phoebe is all ready to start to sing. She strums the guitar and then the power goes off.]
フィービーはすっかり歌い始める準備が整っている。フィービーがギターをかき鳴らすと、電源(電気)が落ちる。
フィービー: Okay. Thank you very much. (いいわ。どうもありがとう。)

be proud to present を直訳すると「〜を紹介することを誇りに思う」で、「紹介できることを嬉しく思う、紹介できて光栄だ、誇り・自信を持ってご紹介する」のようなニュアンス。
紹介されたフィービーは、これから歌う曲について、I wanna start with a song that's about... と説明しています。
you suddenly realize what life is really all about は「人生とはこういうものであると突然気づく」という感覚。
このような<what 主語 is all about>という形はセリフなどによく登場するもので、<主語 is all about 〜>の「〜」の部分が what になって前に出た形になります。
「主語とは〜に関することである」は、「主語とは何?」という質問に対する答えに当たり、主語の本質を説明していることになるのですね。
今回のセリフも、「人生とは全て〜に関することである」というその「〜」部分(人生とはこういうものだという本質)に突然気づく、と言っていることになります。

「人生ってこういうものなのよね」と突如気づく瞬間についての歌ということで、まさにそれを歌おうとした瞬間、ライトが消え真っ暗になり、歌い続けることができなくなったフィービーは「どうもありがとう」とライブを強制終了せざるを得なくなる、という流れです。

「歌う気満々だったのに、突然、歌うことができなくなる」というこの状態は、「人生って概してこういうものなのよね、こんな風にうまくいかなかったりするのよね、と突然気づく」という、今回の歌のテーマがそのまま形になったかのようなシーンとも言え、そこがまた面白さのポイントになっているように思います。


[Scene: Cuts to Chandler in an ATM vestibule. He starts to walk towards the door to leave, and the power goes off, the lights go out, then flicker back on.]
ATMコーナーにいるチャンドラーに画面が切り替わる。コーナーを出るためにドアに向かって歩き始めるが、電源が落ちて、照明が消え、点滅ライト(実際には非常用ライトのようなもの)がつく。)
チャンドラー: What? (何だ?)
[He grabs the door handle and shakes it, the doors are locked]
チャンドラーはドアの取っ手を掴んで揺らすが、ドアはロックされている。
チャンドラー: Oh, great! This is just-- (あぁ、最高だね! これってただ…)
[He turns and sees that he is locked in the ATM vestibule with a beautiful woman (the famed Victoria's Secret model Jill Goodacre). He turns back and makes a GREAT gesture with his arms and hands.]
チャンドラーが向きを変えると、自分が美しい女性と一緒にATMコーナーに閉じ込められていることを知る(その女性は有名なヴィクトリアズ・シークレットのモデル、ジル・グッドエーカーである)。彼は反対側を向き、自分の腕と手で「最高!」というジェスチャーをする。
チャンドラー: [mouths to himself quietly] ...great! ([声には出さずに静かに口の動きで表現する]…最高!)
OPENING TITLES
オープニングタイトル

チャンドラーは銀行のATMコーナーにいたところ、同じように停電になり、ドアがロックされ、コーナー内に閉じ込められてしまっています。
Oh, great! というのは直訳すると「あぁ、最高!」ということですが、「こんなの最低! 最悪!」という状況で逆に皮肉っぽく「グレイト」と表現することはよくあります。
日本語でも「あーあ、もう”最高”だよ」と皮肉っぽく強調して不機嫌そうに言うと同じようなニュアンスになりますよね。
「こんなとこに閉じ込められちゃってもう最悪」という顔をしていたチャンドラーですが、そこに美女がいることに気づき、彼女と二人閉じ込められているのが嬉しくなった様子で、声には出さず口の動きだけで Great! と言うことになります。
こちらのグレイトは文字通りの意味の「最高!」ということですね。

この女性については、これより後のシーンでチャンドラーの口から語られることになるのですが、既にこの時点でト書きで説明されていること、ネイティブもこのシーンを見た時に「その人」だと気づくことを考慮し、私もここで彼女の説明をしておきます。

ト書きで、the famed Victoria's Secret model Jill Goodacre と説明されていますが、まず Victoria's Secret 「ヴィクトリアズ・シークレット」というのは、女性用ランジェリー(女性下着)のブランドで、日本でも「ヴィクシー」「ビクシー」の略称で呼ばれて有名となっています。
セクシーでゴージャスなランジェリーを着たモデルがたくさん登場するファッションショーも有名です(「ヴィクシー」で画像検索すると、セクシーなモデルのおねいさんたちがたくさんヒットします^^)。
詳しくは以下のウィキペディアで。
Wikipedia 日本語版: ヴィクトリアズ・シークレット

そして今回のゲストであるこの女性、ジル・グッドエーカーは、Victoria's Secret の本物のモデルだった人で、つまり「本人役」として登場していることになります。
ちょっと先走ってしまいますが、エンディング・クレジットでは、guest starring Jill Connick as Jill Goodacre とクレジットされていて、訳すと「ゲスト出演:ジル・コニック(ジル・グッドエーカー役として)」のような感じになります。
モデルではジル・グッドエーカーという名前で活躍していたのですが、このエピソード放送時(1994年11月3日)は、ちょうど結婚した後だったので、クレジットは結婚後の姓、ジル・コニックになっているということです。
1994年に結婚した夫は、歌手・俳優のハリー・コニック・ジュニア。
映画「インデペンデンス・デイ」でヒラー大尉(ウィル・スミス)の友人であるジミー・ワイルダー大尉を演じていたのが私としては印象に残っています。

上のウィキペディアにも記載がありますが、ファッションショーに登場するモデルの中でも特に人気のある人は「エンジェル」と呼ばれます。
サマンサタバサ、ボールド、黒烏龍茶などたくさんの日本のCMに出演していて、最近ではマルコメの糀甘酒のCMにマタニティ姿で出演していることも話題になっているミランダ・カーは、ヴィクシーの「エンジェル」だったことで有名で、特に彼女には「オーストラリア人初のエンジェル」という肩書もあります。
それくらい「ヴィクトリアズ・シークレット」は有名なブランドだということで、そこのモデルのジルと二人きりになって大喜びしているチャンドラーの気持ちもよくわかる気がしますよね。


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posted by Rach at 15:34| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月31日

明日の朝早く戻せば話は別だけど フレンズ1-6改その28

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19:26
モニカ: I'm sorry, Joey. I'm gonna go to bed, guys. (ごめんね、ジョーイ。私はベッドに行くわね、みんな。)
みんな: Night. (おやすみ。)
レイチェル: Uh, Mon, you-you're gonna leave your shoes out here? (あー、モン(モニカ)、こんなところに靴を置いておくつもり?)
モニカ: (DETERMINED) Uh-huh! ([決意した様子で] ええ!)
レイチェル: Really? Just casually strewn about in that reckless, haphazard manner?(ほんとに? ただ何気なく(無頓着な感じで)散らばらせておくの? そんな向こう見ずで、でたらめな感じで?)
モニカ: Doesn't matter. I'll get them tomorrow. Or not! Whenever. (GOES TO HER ROOM) (気にしないわ。明日、それを片付けるわ。もしくは片づけないか! いつでもいいわ。)
ロス: She is a kook. (彼女は本当に変人だ。)

モニカは「もう寝るわ」と言って部屋を去ろうとします。
レイチェルは、モニカの靴が出しっぱなしであることに気づき、それを指摘していますね。

靴が置きっぱなし、出しっぱなしであることについて、大袈裟に表現している感じの単語がいくつも出てきますので、一つずつ意味を確認していきましょう。
casually は「何気なく、不用意に、ふと、無頓着に」。
これは「カジュアルに」と訳してもニュアンスはわかりますね。

strewn about について。
strew は「(砂・花などを)(〜に)まき散らす、ばらまく」という意味で、strewn はその過去分詞形なので「ばらまかれている、ごろごろしている、散らばっている」という感覚。
about は動詞と共に使うと「あちこちに、方々に」「そこいら中に、ぞんざいに」のような意味になります。

reckless は「向こう見ずな、無謀な、(危険などを)意に介さないで、気に掛けないで」。
haphazard は「でたらめの、偶然の」。
LAAD では、
haphazard : happening or done in a way that is not planned or organized
例)a haphazard way of doing business
つまり「計画されていない、または系統立っていないやり方で起こる、またはなされる」。例は「でたらめなビジネスのやり方」。

manner は、日本語になっている「マナー、礼儀」という意味ではなくて、「方法、様子」という意味で、つまりは manner = way ということ。
几帳面なモニカが言われたら気にするに違いないと思われる言葉を、レイチェルはわざとたくさん使うことで、「そんないい加減な状態でほったらかしておいていいの?、モニカならそんな状態許せないんじゃないの?」と挑発しているのですね。

本当は気になってしょうがないのに、みんなに「やっぱりモニカは几帳面だ」と言われたくないモニカは、明日それを片づけるから、と言った後、明日も片づけないかもね、別にいつでもいいわ、とまで言っています。
人に何か言われた場合に、Whatever. 「なんでもいい。どうでもいい」みたいに投げやりな返事をすることがありますが、Whenever. は Whatever の when バージョンと言えるでしょう。
譲歩節を導く「いつ〜しようとも」から、「いつ片づけても構わないわ」と、そのことを気にしていないニュアンスが出るのですね。

そう言って自分の部屋に行ったモニカを見て、兄のロスは kook という言葉を使っています。
過去記事、コースターがなく水滴が木のテーブルの表面に近づく フレンズ1-6改その15 で、ロスが「電話の請求書をすぐには払わない、だってお前は変人だから」と挑発され、「私だってそれくらいできるわ」と言っていましたが、今回、本当に無頓着を気にしない感じで去っていたので、これぞまさに a kook だね、と言ったわけですね。
She IS a kook. と be動詞の is を強く言うことで、「まさにそうである」ことを強調していることになります。


20:03
(CLOSING CREDITS)
クロージング・クレジット
CREDITS SCENE: MONICA IN BED (SHE IS WIDE AWAKE)
クレジット・シーン:モニカはベットにいる(モニカは完全に目を覚ましている(目がさえている))
モニカ: (HUMS FOR A WHILE, THEN GIVES UP.) (VOICEOVER) If it bothers you that much, just go out and get the shoes. No, don't do this! This is stupid! I don't have to prove anything. I'm gonna go get them. But then everyone will know. Unless I get them, and then wake up really early and put them back. I need help! (BURIES HER HEAD IN HER PILLOW) ([しばらくハミングしているが、それからそれをやめて][ボイス・オーバー(セリフではなく)語りで] そんなに気になるんなら、出て行って、靴を取って来なさいよ。いいえ、こんなことしちゃだめよ! こんなのバカだわ! 私は何も証明する必要なんかない。靴を取りに行こう。でもそしたら、みんなが知ることになるわ。もしくは、今靴を取って、それから朝すっごく早起きして、その靴を元の場所に戻せば話は別だけど。助けて! [枕に頭を埋める])

bother は「悩ませる、困らせる」。
「靴を出しっぱなしにしているという今の状況があなたをそんなに困らせるなら」ということですね。
このモニカの独り言は、自分自身に対しての語りかけで、「もしあなたがそんなに悩んでいるのなら、ただ出て行って靴を取ってきなさい」という命令形が使われています。
その後も、「気になるのなら靴を取りに行けばいい、でもそんなことしたらみんなにばれちゃう」とモニカの葛藤は続いています。

unless は「もし〜でなければ」(if...not)の意味で使われますが、このように後から付け足しのような形で登場した場合は、「もし〜なら話は別だけど」と訳すとしっくり来ます。
「もし unless 以下のことをしなければ、みんなは知ることになる」ということはつまり、「みんなは知ることになるけれど、今から言う unless 以下の方法なら話は別、unless 以下のことをすればみんなは知らなくて済む」という感覚になります。
後ろから訳し上げるのではなく、英語の語順のままで理解するためには、この unless を「情報を付け足す」感覚でイメージすべきですね。
全般的な話(靴を取りにいったらみんなに知られてしまう)を言っておいて、特殊な例としてこういう場合は話が別だけど、こういうやり方なら今言ったような結果にはならないけど、と言っていることになります。

ほったらかしているのが気になるから靴をしまいたい、でもみんなにバレたらまた几帳面だって言われるからみんなが見る前の朝早くに元に戻しておけばいったんしまったことはバレない、と考えたわけですが、自分でも、私一体何やってるんだろう、と思ったのでしょうね、「助けて」と言って枕に顔を埋めることになります。


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posted by Rach at 11:52| Comment(2) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月27日

ゲットしたチャンスをふいにする フレンズ1-6改その27

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18:37
ジョーイ: Y'know, I've done nothing but crappy plays for six years. And I finally get my shot, and I blow it! (ほら、俺は6年間、クソみたいなくだらない芝居しかしてこなかった。そして俺はついにチャンスをゲットして、そしてそれをふい(台無し)にするんだ![俺はついにチャンスをゲットしても、それをふいにしちゃうような人間なんだ!])
モニカ: Maybe this wasn't your shot. (多分、これはチャンスじゃなかったのよ。)
ロス: Yeah, I think when it's your shot, y'know, you-you know it's your shot. Did it feel like your shot? (そうだよ、それがチャンスである時は、それがチャンスだって自分でわかると思うよ。自分のチャンスだって感じがした?)
ジョーイ: Hard to tell. I was naked. (わからなかった。俺は裸だったから。)
フィービー: No, I don't think this was your shot. I don't even think you just get one shot. I really believe big things are gonna happen for you. I do. And you've gotta just keep thinking about the day that some kid is gonna run up to his friends and go, "I got the part! I got the part! I'm gonna be Joey Tribbiani's ass!" (いいえ、私はこれがジョーイのチャンスだったなんて思わないわ。ジョーイには1つのチャンスしかない、ということさえ思わない。これからあなたに大きなことが起こることになるって、私は本当に信じてるもの。本当に信じてるわ。そしてジョーイはただその日のことを考え続けなければいけないのよ。ある若者が自分の友達のところに走ってきて、こう言うの。「あの役をゲットした! あの役をゲットした! 俺はジョーイ・トリビアーニのケツになるんだ!」ってね。)
ジョーイ: You think? That's so nice. (THEY HUG) (そう思う? それってすっごく素敵(な言葉)だよ。[二人はハグする])
ロス: Oh, Come here. (ROSS AND CHANDLER LOOK AT EACH OTHER AND HUG AS WELL) (あぁ、来いよ。[ロスとチャンドラーはお互いを見て、同じようにハグする])

crappy は「くだらない、ひどい」。
crap は「うんち」を意味する卑語であり、not polite (上品でない、下品な)なので使用には気をつけましょう。
but は「〜を除いて」なので、nothing but は「〜を除いては何もない、〜の他は何もない」つまり「〜だけ」という意味になります。
have done という現在完了形は、期間を表す for ... years 「…年間」とセットになった形で「継続」を意味しています。
「6年間、ひどい芝居以外は何もしなかった」、つまり、「この6年間、ひどい芝居ばかりに出てきた」ということですね。

get my shot の shot は「何かをゲットするチャンス・試み」。
Macmillan Dictionary では、
shot : [COUNTABLE] INFORMAL a chance or attempt to do or get something
have/get a shot at something: We had a shot at bringing the ship round into the harbour.

つまり「(インフォーマル)何かをする、または何かを得るためのチャンスまたは試み」。
例文は「我々はその船を港の中に引き入れるチャンスを得た」。

blow は「風が吹く」「息を吹く」の意味で使われる動詞ですが、この場合は「(チャンスを)棒に振る、ふいにする、台無しにする」という意味。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
blow : RUIN/LOSE OPPORTUNITY (informal) to miss a good opportunity or ruin something, by making a mistake or by being careless
例)We've blown our chance of getting that contract.

つまり「機会を台無しにする/失う。過ちを犯したり注意を怠ったりしたことで、良い機会を逃すこと、または何かを台無しにすること」。例文は「我々はその契約を得るチャンスをふいにした」。

ロングマンの例文は blow one's chance という形になっていて、今回のジョーイのセリフの shot は a chance to get something 「何かを得るチャンス」という意味でしたから、blow it が「せっかくのチャンスをふいにする」という意味であることがわかりますね。

「何かを成し遂げる大きなチャンスを俺はダメにしてしまうんだ(俺はそういう人間なんだ)」と嘆くジョーイに、モニカは「今回のお尻役はあなたにとっての大チャンスではなかったかもしれないわ」と言って慰めます。
それを逃してしまったことで、今後の人生が大きく変わってしまうような重大事件ではなかった、と言いたいわけですね。
モニカの言葉を受けてロスも「チャンス(shot)なら、自分でチャンスだってわかるはずだ」と言うのですが、その後、「これは絶対に俺にとってのチャンスだった、俺にはそう感じた」と返されてしまうと「そんな大事なチャンスを俺は台無しにしちゃって、、」とさらにジョーイを落ち込ませる材料を与えることになってしまうので、「自分でチャンスだとは感じなかったよね? どうか感じなかったって言って」とでも言うように「お願い」という感じに手を組んでいます。

hard to tell は「わかるのは難しい」。
この tell は「お尻を見分けられる」と似たニュアンスで「わかる」。
自分のチャンスかそうでないかがわかる、という意味では「見分ける」と訳すことも可能でしょう。
その時、裸で演技していたから、冷静に分析することなどできなかった、というところで、「わからなかった」と言われて、ロスもホッとした表情を浮かべます。

今回のことがジョーイのチャンスだったかどうか、という話になっている時、フィービーは「これはチャンスじゃなかった」という話を続けています。
英語では最初に I don't think 「私は〜とは思わない」という否定が来て、その後に自分が否定している内容が続く構造になります。
この場合も「今回のがあなたのチャンスだったとか、ましてや人生にチャンスはたった1回しかないとか、そんなこと私は思わないわ」という意味ですね。

いつかあなたには大きなことが起こると私は信じてる、と言った後、「その日(こういう日)のことを思い続けないといけないわ」と続けます。
the day の内容が that 以下で語られており、その内容は「ある若者が自分の友達のところに走ってきて、”ジョーイ・トリビアーニのケツ役をゲットした!”と言う」になります。
つまり、ジョーイはこの先、有名な俳優になって、あなたのお尻の代役をもらったと喜ぶ若者が出てくることになるわ、と言ってみせたわけですね。
and go の go は、以下に続く引用符の内容を「言う」という意味で使われています。

ass は「お尻」というより「ケツ」というニュアンスの卑語。
ジョーイがアル・パチーノの尻役の話をする時には butt という単語を使っていましたので、それと比較すると ass というのは言葉は悪いですが、内容は「あなたのお尻役をもらって喜ぶ人が出てくるわ、それくらいあなたは大物俳優になるわ」というジョーイを大いに励ますものとなっているところが微笑ましいところですね。


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posted by Rach at 19:59| Comment(2) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月26日

紀伊國屋書店梅田本店エンド台

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私の4冊目の著書「リアルな英語の9割は海外ドラマで学べる!」(池田書店)の5刷が決定したことを先日お伝えしましたが、現在、大阪・梅田の紀伊國屋書店梅田本店さんのエンド台(通路に面した、棚の端にある平台)で、このように拙著を陳列して下さっています。
blg600 梅田エンド台01棚拡大.jpg

阪急電車のりば側の向かって左の入り口から、斜め右に進む大きな通路がありますが、その通路沿いのエンド台で、棚番号では A36-00 に当たります。

エンド台の位置がわかる写真はこちら(↓)
blg600 梅田エンド台02全体.jpg

皆様の目に留まりやすいこんな良い場所に陳列して下さっていること、本当に光栄で嬉しいです♪

上の写真は、昨日(7月25日)の開店直後にお邪魔して、書店員の方にご挨拶した上で撮影させていただきました。
お忙しい中、ご丁寧にご対応下さった書店員さま、本当にありがとうございました<(_ _)>

梅田の紀伊國屋さんは(話が出るたびに毎回言っておりますが)、小さい頃から行っていた本屋さんなので、そこに「自分の本が存在している」というだけでも感動なんですよね。
それがこのような良い場所に、POPやパネルも飾っていただいた上で、たくさん並べて下さっていること、感無量です。
この幸せを噛みしめながら、これからも海外ドラマで英語を学ぶ楽しさと素晴らしさを伝えていけるよう頑張ります!

Rach からの嬉しいお知らせでした♪


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posted by Rach at 13:44| Comment(2) | 著書4冊目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする