2014年04月14日

3倍の古語thrice フレンズ8-11その2

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普段はあまり魅力を感じないような男性に対して、その人の服をはぎ取りたいという気持ちになってしまう、、というレイチェルの言葉を聞いて、
フィービー: Wait a second! This is about the fourth month of your pregnancy, right? (ちょっと待って! これって、あなたは今、妊娠4か月ってことよね?)
レイチェル: Yeah. (そうよ。)
フィービー: This is completely normal. Around the fourth month your hormones start going crazy. (これって完璧に正常よ。4か月の頃には、ホルモンがおかしくなり始めるの。)
レイチェル: Really?! So this has happened to you? (ほんとに? それじゃあ、こういうことはあなたに(も)起こったの?)
フィービー: Oh, absolutely yeah! Oh, and keep in mind, now, I was carrying triplets. So in, y'know, medical terms, I was-I was thrice as randy. (えぇ、全くその通りよ! あぁ、それで、心に留めておいて、ほら、私は三つ子を妊娠してたでしょ。だから、医学的に言うと、私は3倍、みだらだったのよ。)
レイチェル: Wow! This explains so much! Last weekend, I went from store to store, sitting on Santa's laps. (まぁ! これですごく説明がつくわ! 先週、私は店から店を渡り歩いて、サンタさんの膝に座ったの。)
フィービー: Yeah. Yeah, I remember trying to steal a cardboard cutout of Evander Holyfield from a Foot Locker. (そうよ、そうよ。フット・ロッカー(靴のチェーン店)から、イベンダー・ホリフィールドの看板を盗もうとしていたことを思い出すわ。)
レイチェル: Ah. (まぁ。)
フィービー: Yeah. (ええ。)
レイチェル: Well, y'know what? I go see my doctor tomorrow, I'll ask her about this. Maybe she can give me a pill or something. (ねえ? 私は明日、お医者さんに診てもらいに行くから、この件について彼女(お医者さん)に尋ねるわ。多分、薬か何かがもらえるだろうから。)
フィービー: Yeah. Yeah, that's what you need. A good... pill. (そうね、そうね、それがあなたに必要なものだわ。良い…ピルが。)

フィービーは、「これって、あなたが妊娠4か月ってことよね?」と確認した上で、This is completely normal. 「このレイチェルの今の状態は、完全にノーマルよ、正常よ」と断言しています。
(妊娠)4か月頃には、ホルモンが go crazy になり始めるの、と言っていますが、go crazy は「クレイジーになる」ということですから、「狂う、おかしくなる、変になる」みたいな感じですね。そのまま「クレイジーになる」でも、ニュアンスはわかる気がします。
your hormones のように your を使っていますが、これは話し相手のレイチェルその人だけを指すというよりも、「妊婦さんはみんな」のような「一般の人」を表すニュアンスだと考えた方が自然でしょうね。
(妊娠)4か月頃には、どの人のホルモンもそんな風にクレイジーになり始める、という一般論を述べている感覚になるでしょう。

妊婦経験者であるフィービーがそう言うのを聞いて、レイチェルは「あなたにもそういうことが起こったの? 起こったことがあったの?」と経験談を尋ねています。
フィービーは「ええ、もちろん!」と答えた上で、Oh, and keep in mind, now, I was carrying triplets. So... と説明します。
keep in mind は「心の中にキープしろ」という命令形ですから、「心に留めておいて、覚えておいて」のように、次に続く言葉をしっかり心に留めておいてね、と前振りしている感覚になります。
I was carrying triplets. の triplets は「三つ子」で、ここでの carry は「(女性が)(子を)はらんでいる、妊娠している」という感覚。
このように、「(子を)はらんでいる」という意味では、通常、be carrying という進行形の形で使われることになります。
carry の基本的な意味は、「運ぶ、持ち運ぶ、持ち歩く、携帯する、身につけている」ということですが、お腹に赤ちゃんを抱えている状態はまさに「三つ子を持ち歩いている」という感じですよね^^

in, y'know, medical terms は、言葉を思い浮かべる感覚の、y'know という挿入句が入っていますが、つまりは、in medical terms ということで、「医学用語では」→「医学用語で言うと、医学的に言うと」と言っている感覚になるでしょう。
I was thrice as randy. について。
randy は「みだらな、好色な」という意味。
アカデミックな辞書である、LAAD (Longman Advanced American Dictionary) には載っていませんでしたが、マクミランには載っていました。
Macmillan Dictionary では、
randy : [adjective] (informal) someone who feels randy wants to have sex or wants to touch someone in a sexual way
つまり、「(インフォーマル) randy な気持ちである人、は、誰かとエッチをしたい、またはエッチな感じで誰かにタッチしたいと思っている」。

thrice は「3倍」という意味で、研究社 新英和中辞典では、「文語」だと説明されていました。
LAAD でも、
thrice: (old use) three times
Macmillan Dictionary でも、
thrice : an old word meaning 'three times'
と説明されていますので、three times 「3倍」の古い言い回しであることは間違いないようですね。

なぜここで、フィービーがわざわざ、old word を使ったかと言うと、その前の in medical terms がポイントなんだろうと思います。
「私は三つ子を妊娠してたでしょ。だから、ほら、その、”医学用語で言うと”」と前振りしていたことを受けて、医学用語っぽく聞こえるような、いかめしい古語・文語の thrice を使ってみせたのだろうと思うわけです。
そうやって、古い(そして硬い)表現を使ったわけですが、3倍どうだったか、については、randy 「みだらな」というインフォーマルな表現を使ったというその「古語」と「俗語」のギャップみたいなものが、フィービーのこのセリフの面白さになっているのでしょうね。

フィービーの経験談を聞いたレイチェルは、「それで説明がつくわ」と言って、先週の話をしています。
went from A to B は、「A から B を渡り歩いた」みたいな感覚ですね。
ちょうど、クリスマスシーズンで、いろんなお店に、サンタさんの扮装をした男性がいたのでしょう。
子供がサンタさんのお膝に座る、という光景はよくあるようですが、レイチェルはそれに紛れて、自分も童心に返ったふりをして、サンタ役の男性の膝の上に座ることで、エッチな気持ちの高ぶりを紛らわせていた、と言っていることになるでしょう。

フィービーもまた、自分の体験談を語っています。
ある店から、あるものを盗もうとしたことを思い出す、と言っていますね。
まず、Foot Locker は、スポーツウェアや靴のチェーン店のようです。
詳しくは以下のウィキペディアで。
Wikipedia 英語版: Foot Locker
そして、イベンダー・ホリフィールド(Evander Holyfield)は、有名なボクサーですね。
Wikipedia 日本語版: イベンダー・ホリフィールド
日本語版ウィキペディアにも書かれていますが、試合中にマイク・タイソンに耳を噛み切られたことは有名ですよね。
cardboard は「段ボール、ボール紙、厚紙」、cutout は「切り抜き」なので、ホリフィールドの姿形にカットされた等身大の厚紙パネル、みたいなものを言っていることになるでしょう。
ボクサーのようなたくましい肉体の男性の等身大パネルを見たら欲しくなっちゃった、、みたいなことです。
サンタさんの膝に座りまくる、というレイチェル以上に、生身の人間でもないパネルでもいいから欲しくなっちゃった、、と言っているフィービーの方が、確かに「3倍みだら」だったと言える気がします(笑)

レイチェルは、「明日、診察のためにお医者さんに行くから、このことについて尋ねるわ」と言っています。
こういう症状なんです、と説明したら、お医者さんは私に薬か何かを与えることができる、つまり、私は薬をもらえたりできそうよね、と言っていることになります。
それを聞いたフィービーは、「ええ、それがあなたが必要なものね」と言った後、A good... pill. と言っています。
pill は最初のレイチェルのセリフでは、「(薬の)錠剤、丸薬」を指していますが、このフィービーのセリフでは、日本語の「ピル」のニュアンスである「経口避妊薬」を指しているようですね。
日本語では「ピル」というと、避妊薬のイメージが強いですが、英語では避妊薬の意味で使う場合には、the pill のように、the を付けて使うようです。
LAAD では、
pill :
1. a small solid piece of medicine, that you swallow whole
2. the pill a pill taken regularly by some women in order to prevent them having babies

つまり、1. は、「薬の小さな固形、全部を飲みこむもの」、2. は、「妊娠するのを防ぐために女性によって定期的に摂取される錠剤」。
1. が「錠剤、丸薬」の意味で、2. が「避妊薬のピル」の意味ですね。

レイチェルが先に使ったように、普通に「丸薬」の意味で使う単語ではあるのですが、後でその単語を使ったフィービーは、A good... pill. のように、意味ありげに間(ま)を置いて、pill という単語を言っています。
そのもったいぶった言い方が、「ええ、そうね、レイチェルが言うように、レイチェルには、good な the pill が必要だわね」みたいに言ってみせたニュアンスになるのでしょう。
実際のところ、レイチェルは今、妊娠中なので、「避妊薬のピル」は全く必要ないわけですが、レイチェルの話を聞いていると、レイチェルは今まさに、randy 状態(誰かとエッチしたい状態)なので、「エッチしたいのならピルを貰っておいた方がいいわよね、今のあなたにはそれが必要そうだから」みたいに、からかった感覚になるでしょう。
誰とでも寝たがるような奔放な女性に、「あなたにはピルが必要ね」と言ってからかう感覚で、現在妊婦であるレイチェルに、「エッチしたがってるようだから、良い避妊薬をもらっときなさいね」と言った、というジョークになるわけですね。


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2014年04月11日

スウェットとウエストポーチ フレンズ8-11その1

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シーズン8 第11話
The One With Ross' Step Forward (クリスマスカードはまだ早い?)
原題は「ロスの前進の話」


[Scene: Central Perk, Rachel is looking around the shop as Phoebe returns from getting some more coffee.]
セントラル・パーク。レイチェルは店を見回している、そこにフィービーがコーヒーのおかわりをして帰ってくる。
レイチェル: Look at that guy by the window. Wow! (窓のそばのあの人を見て! ワオ!)
フィービー: He's awfully short. And I think he's talking to himself. And to be completely honest, he's not that good in bed. (彼はすっごく背が小さいわよ。それに彼は独り言を言っているように思えるし。それからすっごく正直に言うと、彼はベッドではそんなに良くないわ。)
レイチェル: Oh, what is wrong with me lately? I mean, it's like every guy I see-I mean look here. (Points behind them) Look at that guy, for example, I mean normally that's not someone I would-would be attracted to. But right now, with the way I'm feeling, all I want to do is rip off his sweatpants and fanny pack. (あぁ、最近の私はどうしちゃったの? まるで、見る男性のどの人も… ほら、こっちを見て。[後ろを指さす] あの人を見て、例えば、普段なら、ああいう人は私が惹かれるような人じゃないの。でも今は、私の感じ方だと、ただ私がしたいことは、彼のスウェットパンツとウエストポーチをはぎ取りたいってことだけなの。)

レイチェルがフィービーに、窓際にいる男性を見て!と言うと、レイチェルの言い方から、「ねぇ、あの人、いいと思わない?」みたいな意味だとわかったらしく、フィービーは、その彼についての意見を述べています。
He's awfully short. の short は「背が低い」という意味ですね。
日本語では「ショート」というと、「短い」という訳語がまず頭に浮かぶ方が多いと思いますが、「背が高い」を tall と言うことに対して、「背が低い」は short で表わされることになります。
awful が「ひどい、恐ろしい」という形容詞であることから、awfully は「ひどく、恐ろしく」という意味になり、very と同じような意味で使われます。
terribly などと同じ感覚ですね。
talk to oneself は「自分自身に向かって話す」ですから、「独り言を言う」。

その後、to be completely honest 「全く正直に言うと」と言って、he's not that good in bed. と言っていますね。
直訳すると、「彼はベッドではそんなに良くない」ということで、つまりは「エッチがあまり上手じゃない」的なことを言っていることになります。
「背がすっごく小さいし、独り言を言ってるみたいだし…」と、少し離れた場所から見た、今の感想を述べているだけかと思ったら、「実はフィービーは彼と寝たことがあった、エッチしたことがあった」というのが、そのフィービーのセリフからわかる、という仕組みですね。
「レイチェルは、あの彼いいな、と思ったかもしれないけど、実はエッチはあまり上手じゃないわよ」みたいに、さりげなく爆弾発言したことになるでしょう。

レイチェルは、「最近の私はどうしちゃったの?」と嘆き、it's like every guy I see と続けています。
it's like... で、「こんな感じなのよ」と説明しようとしていて、every guy I see と言った後、「こっちを見て、あの男性を見て」と、男性の方を見るようなセリフに途中で変わっていますが、最初の部分でレイチェルは、「ほら、こんな感じなのよ、私が見る男性はすべて(どの男性も)…」みたいに言いかけていたことがわかります。
日本語的に言うと、「見る男、見る男が全部…」という感じで、フィービーに「ねぇ、窓際の男性を見て」と言ったり、「私、最近、どうしちゃったの?」と嘆いたりしていた流れで考えると、どんな男性を見ても「あの人いいわ」みたいな気持ちになっちゃうの、、と言いたいであろうことが想像できますね。

あの男性を見て、と言った後、normally 「いつもは、普通は、通常では」、あの人は私が惹かれる(be attracted to)ような人ではない、と説明しています。
normally.... But right now 「いつもは… でも今は」のように、今はいつもと違うことを対比させた上で、with the way I'm feeling 「私の感じ方では」、all I want to do is ... 「私がしたいと思っていることの全ては…である、私がしたいと思うのは…だけよ」と続けます。

rip off 以下が、レイチェルがしたいと思っている内容になるのですが、rip は「破る、引き裂く」という意味もありますし、また、「はぎ取る(剥ぎ取る)」という意味でも使われますね。
今回は、「分離」の意味を表す off が使われていますので、rip off は「はぎ取る」という意味になります。
sweatpants は文字通り「スウェットパンツ」のことで、fanny pack は「ウエストポーチ」を指します。
fanny は、俗語で「お尻」という意味になるのですが、それは米語(アメリカ英語)での意味で、イギリス英語では「女性の性器」を指すそうなので、ご注意下さい。
過去記事、英国では使うべからずの言葉 フレンズ3-5その26 で、
女性: He touched my fanny. (この人が私のお尻を触ったのよ。)
というセリフが出てきた時に、fanny という単語について説明しました。

fanny pack は英英辞典にも載っていて、
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
fanny pack : a small bag that someone wears around their waist to carry money, keys etc.
つまり、「お金、カギなどを持ち運ぶために、人が腰のまわりに付ける、小さなバッグ」。

つまり、レイチェルは、あそこにいる男性の「スウェットパンツ」と「ウエストポーチ」をはぎ取りたい、と言っていることになります。
パンツと腰につけたポーチのことを言っていることで、「下半身を脱がせたい」的なエッチなことを言っているのがわかるわけですが、その、はぎ取りたいと言っている服やアイテムが、あまりセクシーなものではなく、どちらかと言うと「ダサい」イメージのものであるのが、このセリフのポイントになるでしょう。
セクシーさが感じられないようなそういう服装の男性に対しても、そんな気持ちになってしまっているという「いつもとは違う異常さ」が、sweatpants and fanny pack という言葉から読み取れる、ということですね。


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posted by Rach at 14:43| Comment(0) | フレンズ シーズン8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月09日

そう考えるのも耐えられない フレンズ8-10その6

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一番下の妹ディーナから、「妊娠したの」と聞いたジョーイは、怒って部屋を出て行ったのですが、ディーナを妊娠させた彼であるボビーを連れて戻ってきます。
ジョーイは以前に、チャンドラーとモニカの結婚式で牧師を務めたこともあったので、ジョーイの部屋で、ディーナとボビーの結婚式を行なおうとするものの、レイチェルに止められます。
ジョーイは、「シングルマザーとして子供を育てることなんか、ディーナには無理だ」と主張するのですが、妹ディーナは猛反論し、
ディーナ: Look, Rachel's told me how much easier you've made all this on her. Why can't you do that for me? (ねぇ、レイチェルは私に言ったわ、レイチェルに対して、ジョーイがこのこと(妊娠して、シングルマザーとして子供を育てること)をどんなに簡単にしてくれたか、って。どうして私にはそうすることができないの?)
ジョーイ: Because! ‘Cause... ‘Cause you're my baby sister! (だって! だって、だって、お前が俺の妹だからだよ!)
ディーナ: And you're my big brother! I mean, you're my favorite guy in the whole world. I'm not even scared to tell Mom and Dad. I was scared of telling you. (そしてジョーイは私のお兄ちゃんよ! ジョーイは私が全世界で一番大好きな人なの。私はママやパパに言うのは怖いとさえ思わないわ。ジョーイに言うことが怖かったの。)
ジョーイ: Well, I'd be scared of them, but all right. (俺なら、パパやママが怖いけど、でも、まあいいや。)
ディーナ: Joey, I can't stand the thought of having this baby with you mad at me. I want him to have his uncle. Is my baby gonna have his Uncle Joey? (ジョーイ、あなたが私に対して怒ったままで、この赤ちゃんを産む、と考えることが耐えられないのよ。彼(お腹の赤ちゃん)には、伯父さんが欲しいの。私の赤ちゃんには、ジョーイ伯父さんがいることになる?)
ジョーイ: Of course he's gonna have his Uncle Joey! (もちろん、その赤ちゃんにはジョーイ伯父さんができるよ!)
ディーナ: We're gonna be all right. I mean, even if we're not married, this baby is gonna be so loved. And not just by us. (私たちは大丈夫よ。だって、たとえ私たちが結婚しなくても、この赤ちゃんはとっても愛されることになるもの。それも、ただ私たち二人にだけ愛されるんじゃないわ。)
ジョーイ: That's right! By his uncle too! (その通りだよ! 彼の伯父さんにも愛されるさ。)
ボビー: And by you. (そして、あんたにもね。)

Rachel's told me how much easier... の文について。
直訳すると、「ジョーイが、レイチェルに対して、このすべてのこと(妊娠、及びシングルマザーになること)をどれほどより簡単にしたかについて、レイチェルは私に話してくれた」みたいなことですね。
シングルマザーになる、という大変なことを、それが大変じゃなくなるように心の面でサポートしてくれた、励ましてくれた、みたいに言っていることになるでしょう。
レイチェルが、妊娠してシングルマザーとして子供を育てようとしていると知ったディーナは、同じ境遇ということでレイチェルに相談したわけですが、レイチェルにはそうやって応援してあげたのに、どうして私にはそうしてくれないの?と言っていることになります。

「レイチェルにしたことをどうして私にはしてくれないの?」と言われてしまったジョーイは、Because を何度も繰り返しながら、「だってお前は俺の妹だからだ!」と答えます。
英語の sister という単語は「女のきょうだい、姉または妹」を指しますが、このように baby sister と言った場合には、はっきりと「(自分より年下の)妹」を指しますね。
レイチェルという、同世代の女性とは違って、ディーナは自分の身内であり、かつ、年齢のまだ若い小さな妹だ、とジョーイは言いたいようです。
まだ若い俺の妹に、そんな大変な人生を背負わせたくない、実の妹だからこそ、兄の俺は心配してるんじゃないか、というような、兄心がうかがえます。

それに対してディーナも、「そしてあなた(ジョーイ)は、私のお兄ちゃんよ!」と返します。
brother も、「男のきょうだい、兄または弟」を指す単語ですが、big brother と言った場合には、「年上の兄」を指しますね。
「ジョーイは私のお兄ちゃんでしょ!」みたいに言ったディーナはその後、you're my favorite guy in the whole world と続けています。
whole world は「全世界、世界全体」というニュアンスですね。
in the world だけでも「世界中で」という意味になりますが、そこに whole がついたことで、「この世界全体の中で」のように、さらに強調する感じが出るように思います。
favorite は「お気に入りの、大好きな」という意味ですね。
改めて、英英辞典の語義を見ておくと、
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
favorite : someone or something that you like more than any other one of its kind
つまり、「同じ種類の他のものよりも、より好きである誰か(人)や何か(もの)」。

ですから、ディーナは「あなたは私のお兄ちゃんよ。全世界の中で一番大好きな人よ」と言っていることになります。
その後、be scared to do/of doing 「〜するのを怖がる、怖いと思う」という言葉を使って、他の人との違いを説明していますね。
最初の文は、「ママやパパに言うのは怖いとさえ思わない、怖がりさえしない」、2番目の文は「あなた(兄であるジョーイ)に言うのは怖かった」。
一番大好きな人だから、誰よりもジョーイに言うのが怖かったの、と言っているのですね。

次のジョーイのセリフ、I'd be scared of them の I'd は、I would で、「もし俺なら」という仮定のニュアンスが入っています。
them は、ディーナが言った、Mom and Dad を指していますね。
「もし俺がそういう告白をしないといけないとしたら、俺なら親が怖いと思うだろうけどな」みたいなことになります。
but all right は、「俺なら親が怖いけど、ま、それは別にいいや」みたいなニュアンスですね。
親に言うのは怖くない!という妹の強気な発言に、ちょっと驚いた感じが出ています。

このように、be scared of という形は、be scared of doing なら「〜するのを怖がる」という意味になりますし、be scared of something なら「〜(という対象)を怖がる」という意味になります。
そして、「〜するのを怖がる」という場合には、be scared to do の形も使える、ということですね。
LAAD の例文でも、
He's really scared of snakes. 彼は本当にヘビが怖い。
He's scared of being caught. 彼は捕らわれることを恐れた。
Mary was scared to tell the truth. メアリーは真実を言うのを恐れた。
のように、of something, of doing, to do の形が並んで挙げられていました。

I can't stand the thought of having this baby with you mad at me. について。
長い文章なので、こういうセリフは聞こえた順番に頭でイメージしていかないと追いつけませんね。
前から順番にイメージしていくと、「私はこういう考えに耐えられない」→「この赤ちゃんを産むという考えに」→「あなたが私に対して怒っているという状態で」になるでしょう。
日本語っぽい語順にすると、「ジョーイが私に対して怒ったままで赤ちゃんを産む、と考えることに耐えられない」みたいなことですね。
大まかな意味としては、「ジョーイに反対されたまま、赤ちゃんを産むのはいや」ということですが、the thought of が入っていることから、「ジョーイに反対された状態で赤ちゃんを産む、と考えること」が耐えられない、と言っていることになります。
日本語でも、「想像するだけでも耐えられない」みたいに言うことがありますので、その感覚は同じですね。

I want him to have his uncle. を直訳すると、「私は彼(お腹の赤ちゃん)に彼の伯父さんを持ってほしい」。
him と言っているのは、検査で性別がわかっているからでしょう。
the thought of having this baby のように、「子供を産む」という場合にも、基本動詞 have を使いますが、have という単語を頭でイメージする場合には、とりあえず「持つ」と訳しておけば良いでしょう。
もちろん、きちんとした日本語に翻訳するとか通訳するとかの場合には、文脈と目的語に合った日本語の動詞を選択しないといけませんが、「英語をイメージする」場合には「持つ、持っている、所有する」というイメージを頭に描けばそれで良い、ということです。
ディーナのセリフも、とりあえずは「私の赤ちゃんには伯父さんを持ってほしいと思ってる」ということですから、もう少し日本語風に表現すると、「赤ちゃんには伯父さんがいてほしい」と訳すことになるでしょう。

Is my baby gonna have his Uncle Joey? の Uncle Joey はアンクルの部分が大文字になっていることで、「ジョーイ伯父さん、ジョーイおじさん」という固有名詞の感覚になりますね。
「私の赤ちゃんは、彼にとってのジョーイ伯父さんを持つことになる?」と尋ねていて、つまりは、目の前のジョーイに、「私の赤ちゃんにとっての、ジョーイ伯父さんになってくれるつもりはある?」みたいに言っていることになります。
妹の妊娠のことで怒っていても、「この子の Uncle Joey になってくれる?」と言われてしまうと、ジョーイも怒り続けることができなくなってしまい、体をくねらせながら(笑)、「もちろん、その赤ちゃんはジョーイ伯父さんを持つことができるよ、彼にはジョーイ伯父さんがいることになるよ」と答えます。

兄ジョーイが認めてくれたことで、ディーナは「心配しなくても、私たちは大丈夫よ」と言っています。
その後、たとえ私たち(私とボビー)が結婚しなくても、この赤ちゃんは be so loved 、つまり、「とっても愛される」ことになる、とも言っていますね。
And not just by us. は、「ただ私たちによって(愛される)だけじゃない」、つまり、「愛されると言っても、両親だけに愛されるだけじゃない、両親にしか愛されないわけじゃない」というニュアンス。
「この子は、両親以外からも愛されることになるわ」と言ったディーナの言葉を受けて、ジョーイは、「そうだよ! 彼の伯父さんにも愛されることになるよ!」と答えます。
ディーナのセリフが、「私たち両親以外にも、この子を愛してくれる人はいるわよね?」と言われた形になったので、「あぁ、もちろん、この俺、ジョーイ伯父さんも、赤ちゃんを愛するよ」と答えたことになるわけです。

その後、ジョーイとディーナの兄妹が和解する様子を見ていたボビー(赤ちゃんの父親)が、ジョーイの肩に手を置いて、And by you. と言うのが面白いです。
つまり、「そして、あなたによっても。あなたからも(赤ちゃんは愛される)」と言っていることになるのですが、このセリフから、ボビーは、his uncle = Joey であることが全くわかっていない、ということが判明するのですね。
「赤ちゃんは俺たち両親にも愛されて、彼の伯父さんにも愛されて、そして、目の前にいるあなた(ジョーイ)にも愛される」とボビーが言ったことになり、ずっと話を聞いていたはずのボビーは、his uncle が Joey を指していることが全くわかっていなかったのね、、というオチになります。
シーンの映像からは、ジョーイの顔は見えませんが、ジョーイはじーっとボビーの顔を見ている様子で、ボビーがそのジョーイの顔を見て、ちょっとひるんだ様子を見せています。
多分、ジョーイは「こいつはどこまでバカなんだ」という顔で睨んでいるだろうことが、その様子から想像できるのですが、いつもはフレンズたちにあきれられているジョーイ、そのジョーイがあきれるほどのおバカ度を見せたボビーというキャラクターも強烈で面白いですね。


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posted by Rach at 16:02| Comment(0) | フレンズ シーズン8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月07日

再結成するの? フレンズ8-10その5

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前回の続きです。
ロスの息子ベンが、スティング(Sting。イギリスの人気バンド「ポリス」(The Police)のヴォーカル&ベース担当)の息子と同じ小学校に通っていると知ったフィービー。
スティングのチケットをゲットできなかったフィービーは、ベンの保護者のふりをして、子供たちの問題を話し合うために、スティングの自宅を訪れているところ。
フィービーがチケット目当てに来たことに気づいたスティングの妻トゥルーディー・スタイラー(Trudie Styler)は、激怒して、、、
トゥルーディー: I'm not giving concert tickets to someone who'd use their son like this! (私はコンサートチケットを渡さないわ、自分の息子をこんな風に使おうとするような人にはね!)
フィービー: Oh good! Then you're in luck! Ben's not my son! (それは良かった! それならあなたは運がいいわ! ベンは私の息子じゃないもの!)
トゥルーディー: (stands up) Look, I've just pressed a button, triggering a silent alarm. Any minute now, the police will be here! ([立ち上がって] ねぇ、私はたった今、あるボタンを押したの、これでサイレント・アラームが作動するわ。今すぐにも、ポリス(警察)がここに来るわよ!)
フィービー: The Police? Here? A reunion?! (She gets out her camera.) (ポリスが? ここに? 再結成? [フィービーは(バッグから)カメラを取り出す])

チケットが欲しいことをあっさり認めたフィービーに、トゥルーディーは激怒した様子で、I'm not giving... 以下のセリフを言っています。
ちょっと長めのセリフになるので、前から順番にイメージすると、前半は、「私はコンサートのチケットをある人(こんな人)には渡さない」という感じですね。
そして、「こんな人には渡したくない」の説明として、someone 以下の表現を使っています。
someone who'd use their son like this の who'd は、who would で、「自分の息子をこんな風に使おうとする人」になるでしょう。
「チケット欲しさに、自分の息子を利用するなんて、最低だわ! そんな人に、チケットを渡すもんですか!」みたいに怒っているわけですが、フィービーは笑顔で、「それは良かった。あなたはラッキーね。ベンは私の息子じゃない」みたいに答えています。
「息子を利用する人にはチケットはあげない」と言った言葉を文字通り理解して、「そういうことなら問題ないわ。だってベンは私の息子じゃないから、私は自分の息子を利用したことにはならないもの。あなたもチケットを私に譲るのに問題がなくなるから、このことはあなたにとってもラッキーなことよね」みたいに言ってみせたことになるでしょう。

トゥルーディーは立ちあがって、I've just pressed a button, triggering a silent alarm. と言います。
私はたった今、あるボタンを押した。そのボタンは、a silent alarm をトリガーするの、みたいなニュアンスですね。
silent alarm は言葉の通り、「静かな・音の出ないアラーム」と言うことで、通常のアラームのような大音量で近所を騒がせることなく、警報を発することができるアラームということのようです。
trigger は「銃の引き金、トリガー」のことで、動詞として使うと、「銃の引き金を引く」ということから、「〜のきっかけとなる、〜を起こす」という意味としても使われます。
ですから、このセリフは、「私はあるボタンを押したけれど、そのボタンでサイレント・アラームが作動する仕組みになっているのよ」と説明したわけですね。

警報ボタンを作動させたことで、any minute now 「今すぐにも、今すぐにでも」、the police will be here! 「ポリス(警察)がここに来るわ!」とトゥルーディーは言うのですが、それを聞いたフィービーが、ものすごく嬉しそうに、The Police? Here? A reunion?! というのには大笑いしてしまいました。

reunion というのは、「再・結合」ということで、「再会(の集い)、同窓会」という意味でよく使われます。
a class reunion なら「クラスの同窓会」ですね。
フレンズ1-14(その2) では、廊下にいる時に、次々とフレンズたちと対面したジャニスが、
This is like a reunion in the hall! (廊下での同窓会みたい。)
と言って喜ぶシーンもありました。
また、そもそも私ならこうしてた フレンズ5-5その6 では、
ロス: There're plenty of people who just see their sisters at Thanksgiving and just see their college roommates at reunions and just see Joey at Burger King. (妹とは感謝祭で会うだけ、とか、大学のルームメイトとは同窓会で会うだけとか、ジョーイとはバーガーキングで会うだけ、とか、そういう人は大勢いるよ。)
という表現も出てきましたね。
そんな風に、「同窓会」として使われることが多い reunion という言葉ですが、今回のセリフでは、「(バンドの)再結成」という意味で使われており、そこがこのセリフのオチになっています。
トゥルーディーは、スティングの奥さんで、フィービーは、スティングのチケット目当てでこの部屋にやって来たわけですから、フィービーは「スティングのチケットをどうやってもらおうか」ばかり考えているわけです。
ですから、トゥルーディーが「すぐに警察(the poice)が来るわよ」と言った言葉を聞いて、「The Police (ザ・ポリス。スティングが在籍していたバンド)が来る」と勘違いして、「ポリスが、ここに? 再結成したの?」みたいに叫んで、写真を撮ろうと、カメラまで取り出そうとしている、、というオチになった、ということです。
ポリスというバンドは、1984年に活動停止を宣言し、その後、2007年に再結成したようですが、今回のフレンズのエピソードの放映は 2001年で、ポリスがちょうど活動停止中の時期に当たりますので、フィービーが、「再結成?」と喜ぶセリフも、しっくりくるわけですね。

スティングの名前は、かっこいい男性の例として、フレンズでも何度も登場しました。
過去記事、スティング フレンズ3-5その8 では、レイチェルが挙げた「寝たい有名人リスト」の中にスティングの名前が入っていたことから、他にスティングの名前が出てきたセリフを一緒にご紹介しています。

「ポリスが来るわよ」「え、ポリスが再結成したの?」というオチは、トゥルーディーがスティングの奥さんだからこそ成立するジョークで、このセリフを言わせたいがために、「スティングの奥さんが警察に通報せずにはいられないようなことをする」設定にしたのかも、、と思える感じです。
いくらスティングのチケットが欲しいからとはいえ、今回のフィービーの行動は、常識を越えたところがありますが、それもこれも、このオチのセリフに繋げるためだと思えば納得できる気がしました。

まぁ、ベタだと言えばベタなのかもしれませんが(笑)、バンド名が The Police であることをうまく使った、そして、スティングと言えば、The Police のメンバーだったことをみんなが知っていることをうまく活用した、フレンズらしいオチだと言えるでしょうね。

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posted by Rach at 16:15| Comment(0) | フレンズ シーズン8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月04日

困った状況になったわね フレンズ8-10その4

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フィービーは、歌手のスティング(Sting。イギリスの人気バンド「ポリス」(The Police)のヴォーカル&ベース担当)の息子ジャックが、ロスの息子ベンと同じ小学校に通っていると知ります。
スティングのコンサートチケットが取れなかったフィービーは、ベンとジャックが喧嘩していると聞いて、ベンの保護者を装ってコンタクトを取り、話し合いをするために、スティングの家に来ています。
スティングの奥さんである、トゥルーディー・スタイラー(Trudie Styler。本人が演じています)と話していたフィービーですが、肝心の(笑)スティングが同席していないのを見て、
フィービー: Umm, I'm sorry. Won't-won't Jack's father be joining us? (あのー、ごめんなさい。ジャックのお父さんは私たちに加わらないの?)
トゥルーディー・スタイラー(スティングの妻): Oh, I'm sorry, Jack's father is not available. (あら、ごめんなさい。ジャックの父親は今は忙しいの。)
フィービー: Uh-hmm. Okay. Well then, could we reschedule for, say, Friday night, perhaps at 8 o'clock? (あぁ、いいわ。それじゃあ、予定を組み直しましょうか? 例えば、金曜の夜、多分、8時くらいに?)
トゥルーディー: Oh, no, I know that wouldn't work. My husband's in concert. (あぁ、だめね、それは無理だってわかるわ。夫はコンサートなの。)
フィービー: Concert. Yeah. That just put us in... quite a pickle. Because you see I'm very busy before and after the concert, and he's obviously busy during. (コンサート。そうね。それはちょっと困ったことになったわね。だってほら、私はそのコンサートの前と後が忙しいの。そして、彼(スティング)はどう考えてもコンサートの間、忙しいし。)
トゥルーディー: So, I guess you and I should talk about Jack and Ben right now. (だから、あなたと私が今、ジャックとベンのことで話し合うべきだと思うのよ。)
フィービー: Unless! Unless umm, okay I-I would be willing to go to the concert, umm, all the while thinking about the children, of course. (でもこれなら話は別よ! もし、ほら、私がそのコンサートに行くのを厭わない(いとわない)なら。その間ずっと、子供たちのことについて考えられるわよ、もちろん。)
トゥルーディー: Are you here for tickets? (あなたは、チケットのために来たの?)
フィービー: Oh, thank you. Four would be great. (あぁ、ありがとう。4枚ならありがたいわ。)

スティングが同席していないので、フィービーは「ジャックの父親(であるスティング)は、私たちに加わらないの? 同席しないの?」と尋ねています。
Jack's father is not available. の not available は「手があいていない」というニュアンスですね。
都合がつかなくて、他の用事で忙しくて、この話し合いに参加することができない、というような感覚です。

スティングがいないと知ってフィービーは、reschedule (再スケジュール)しましょう、つまり、この話し合いの日程を変更しましょう、再調整しましょう、と提案します。
「〜の日時に予定する」 は、schedule for のように for を使いますので、今回のような reschedule (re-schedule) の場合も同じく、for を使うことになります。
say は「例えば」というニュアンスの挿入句ですね。
フィービーは、コンサートの日時をわかっていて、わざとその日を、さも今思いついたように言ってみせたことになります。

I know that wouldn't work. の work は「うまくいく、正しく機能する」という自動詞なので、「その日程では、うまくいかないだろうって私にはわかるわ」ということ。
My husband's in concert. は、「私の夫は(その時間)、コンサートにいるの。コンサートに出演中なの」ということですね。

「コンサート」という言葉を聞いたフィービーは、残念そうなふりをして、That just put us in... quite a pickle. と言っています。
pickle は「ピクルス」のことで、日本語で「ピクルス」と言われているのは、pickles という「複数形」からなのですね。
また、pickle には「困った立場、窮境、苦境」という意味もあって、put someone in a pickle なら「人を困った立場にする」という意味になります。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
be in a (pretty) pickle : (old-fashioned) to be in a difficult or confusing situation
つまり、「(古風な表現) 難しい、またはややこしい状況にいること」。

ロングマンの説明によると、old-fashioned な表現のようです。
フィービーがこのセリフを言った後、ラフトラック(観客の笑い声)が起こっていますが、観客、そして視聴者は、フィービーが「スティングのコンサートのチケット目当てにやってきた」ことを知っているので、そんな古風で大袈裟な表現を使って、「私が提案した日時が、ちょうどコンサートに当たっちゃうなんて、随分と大変な苦境に追い込まれちゃったわねぇ」としらじらしく言ったその猿芝居(笑)に笑ってしまった、ということでしょう。

その後、「私はそのコンサートの前後が忙しいし、彼(スティング)は、どう考えても(明らかに)、その自分のコンサートの間、忙しいわよね」みたいに言っています。
その話の流れから、「そうなの、だから夫は忙しいので、私たち二人だけで、子供たちの問題に話し合うべきだと思うのよ」と、ごく当たり前のことをトゥルーディーは言うのですが、フィービーはまだあきらめず、Unless! と強く言っています。
こんな感じで、Unless! とか、Or! のように、「別のこんな案はどうかしら?」と続けるパターンは、フレンズにはよく出てきますね。
このような会話に出てくる unless は、「もし〜でなければ話は別だけど」と訳すと、しっくりくる場合が多いです。
今回のセリフも、「unless 以下のことが起こらなければ、今ここで、スティング抜きで話し合うべき、となるだろうけど」みたいなニュアンスなので、「二人で今、話し合うべきよ」と言ったトゥルーディーに対して、「もし、私が今から言うことが現実になれば、話は別だけど(今、ここで二人で話し合う必要はなくなるけれど)」と言っている感覚になります。

そして、「ほら、もしこんな風になったら、二人だけで話す必要がなくなるわよ」と言ったその条件が、「もし私がそのコンサートに行くのを厭わない(いとわない)なら」。
be willing to というのは、「厭わない」と訳したように、「(仮にやりたくないと思うことでも)求められれば進んで〜する」というニュアンスがありますね。

Macmillan Dictionary では、
willing : if you are willing to do something, you do it when someone askes you, sometimes when you do not want to
つまり、「be willing to do something というのは、誰かが自分に頼む時、時には自分がそれをしたくないと思う時、にそれをすること」。

今回も、フィービー自身は、そのコンサートに行きたくて行きたくてたまらない、だから、ベンの母親のふりをするという嘘をついてまで、この部屋にやって来たのですが、その「超、行きたい」という気持ちを伏せて、「私としては、例えばあなたがそう望むのなら、コンサートに行くのはやぶさかではないわよ、コンサートに行ってあげてもいいわよ、コンサートに足を運んであげよう、っていうつもりはあるわよ」みたいに言ったというニュアンスが、この be willing to というフレーズによく出ているように思うわけです。

「私はそのコンサートに行く意思はあるわよ、と言えば、そこにはスティングもいるから、みんなで一緒に、子供たちのことについて話し合えるでしょ」みたいに言うフィービーのセリフを聞いて、さすがにトゥルーディーにもフィービーの真の目的がわかったようで、Are you here for tickets? と言っています。
直訳すると、「チケットのために、あなたはここにいるの?」ということで、つまりは、「あなたはチケット欲しさにここに来たの? チケットが目的で、この家にやって来たの?」と言っていることになります。
「チケットのためにここにいるの?」と言われたフィービーは、悪びれた様子もなく、「まぁ、ありがとう。4枚なら(4枚もらえたら)素敵だわ、ありがたいわ」みたいに答えます。

この後、スティングの奥さんであるトゥルーディーが激怒することになるのですが、その続きは次回、といたします(^^)


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posted by Rach at 17:25| Comment(2) | フレンズ シーズン8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月02日

サンドイッチはそのためにある フレンズ8-10その3

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「俺の妹ディーナはファッションに興味があるから、ファッション業界で働くレイチェルの話を聞きたい、って」と言われて、ジョーイの妹ディーナと話をしていたレイチェルですが、ディーナは突然、「私、妊娠したの。あなたも妊娠してるって聞いたから、相談に乗ってもらいたくて会いに来たの」とレイチェルに告げます。
その後、二人で、ディーナの妊娠のことをジョーイに告白しようとしているところ。
[Scene: The Hallway, Rachel is about to enter her apartment with Dina to tell Joey the news.]
廊下。レイチェルは、ジョーイにそのニュースを伝えるために、ディーナと一緒に自分のアパートメントに入ろうとしているところ。
ディーナ: I-I can't go in there. I can't tell him! (部屋の中には入れないわ。ジョーイ(兄さん)には言えない。)
レイチェル: Honey, it's going to be okay. He's been incredibly supportive of me. And if he gets a little upset, that's what the meatball sub is for. (She gives Dina a sandwich wrapped in aluminum foil.) (ハニー、大丈夫よ。ジョーイはこれまでずっと、ものすごく私に協力的だもの。それに、もしジョーイがちょっと怒ったら、ミートボール・サブはそのためにあるのよ。 [レイチェルはディーナにアルミホイルで包まれたサンドイッチを渡す])
ディーナ: Thank you. (ありがとう。)
レイチェル: Okay. (よし。)
(They enter.)
二人は中に入る。
ジョーイ: Hey! It's my fashion girls! (They don't react.) What's wrong? (やあ! 俺のファッション・ガールたち! [二人は反応しない] どうかしたの?)
レイチェル: Honey, why don't you sit down? Dina has something that she wants to tell you. (ハニー、座らない? ディーナはあなたに話したいことがあるのよ。)
ジョーイ: (concerned) Oh. What's, what's going on? Is it Mom? Is she sick? Is it Dad's heart? Is that a sandwich? ([心配そうな顔で] あぁ、何が、何が起こってるんだよ? ママか? ママは病気なのか? パパの心臓か? それはサンドイッチか?)
ディーナ: Joe, Mom and Dad are fine.... (ジョーイ、ママとパパは元気よ…)
ジョーイ: Is that a sandwich?! (それはサンドイッチか?(と聞いてるんだ))
レイチェル: Joey... there's something that you... should know. Dina? (ジョーイ… あなたが知っておくべきことがあるのよ。ディーナ?)
ディーナ: I'm pregnant. (私、妊娠してるの。)
ジョーイ: (angrily) What?! ([怒って] 何だって?)
レイチェル: (To Dina) Now! Give him the sandwich! Give him the sandwich! (She quickly sets the sandwich in front of him.) ([ディーナに] 今よ! 彼にサンドイッチを渡して! 彼にサンドイッチを渡して! [ディーナは素早く、ジョーイの前にサンドイッチを置く])
ジョーイ: Well, obviously, this is a mistake! You can't be pregnant! Because you have to have sex to get pregnant! (どう考えても、こんなのは何かの間違いだ! ディーナは妊娠するはずない! だって妊娠するにはエッチしないといけないんだから。)
ディーナ: Joe, I tried to wait until I was 25, like you did! (ジョーイ、私は25歳になるまで待とうと努力してみたわ、ジョーイがそうしたみたいに!)
レイチェル: What?! Dina-- (何ですって? ディーナ…)
ジョーイ: (to Rachel) Bub!!! (Points at her and quiets Rachel.) (To Dina) I can't believe this! You're the good one! You went to college! Both years! Who did this to you?! ([レイチェルに] おい! [レイチェルを指さして、黙らせる] [ディーナに] こんなの信じられないよ! お前はいい子なのに! 大学にも行ったのに! (1年だけじゃなくて)2年も! 誰がお前にこんなことをしたんだよ?)
ディーナ: Bobby Corso. But he's a real nice guy. I like him a lot. He's real funny. (ボビー・コーソよ。でも彼はほんとにいい人なの。彼のこと、すごく好きなの。彼はほんとに面白いのよ。)
ジョーイ: You got pregnant for "funny"?! Dina... if he's funny... laugh! All right, I'll be back in a little while! You stay here! (面白いってだけで、妊娠したのか? ディーナ、もし彼が面白いなら…笑えよ! よし、俺は少ししたら戻る! お前はここにいろ!)
ディーナ: Why? Where are you going? (どうして? どこに行くの?)
ジョーイ: I can't look at you right now! (Exits and slams the door behind him.) (今はお前(の顔)を見られないよ! [出て行って、ドアをバタンと閉める])
ディーナ: Wow. (わぉ。)
レイチェル: I know. (そうね。)
(Joey storms back in and covering his face so he doesn't see Dina grabs the sandwich and heads back out.)
ジョーイは勢いよく戻ってきて、ディーナを見ないように手で顔を隠しながら、サンドイッチを掴み、また出て行く。

ジョーイの妹ディーナは、自分が妊娠したことを兄ジョーイに話そうとやってきたのですが、やはり怖くて部屋に入るのを拒んでいます。
「大丈夫よ」と励ましたレイチェルは、He's been incredibly supportive of me. と言っていますね。
supportive は、サポーティブというカタカナでもイメージが湧くように、「サポートする、支えになる、支持・支援する、協力的である」という意味。
has been supportive と現在完了形が使われているので、「私の妊娠がわかってから、今までずっと、私の妊娠について協力的だった」、だから、妹のあなたが妊娠したことについても、同じように協力的でいてくれるわ、ということですね。

もしジョーイが少し怒ったら、と言った後、レイチェルは、that's what the meatball sub is for と言っています。
sub は、submarine sandwich 「サブマリン・サンドイッチ」のこと。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
sub : (informal) a long bread roll split open and filled with meat, cheese etc.

つまり、「細長いパンを切って開けて、肉、チーズなどを詰めたもの」。

Wikipedia 英語版 : Submarine sandwich には、おいしそうな写真も載っています^^

この文章を直訳すると、「そのミートボール・サブが何のためにあるかというのがそれだ」みたいな感じになるでしょうか。
もっと、自然な日本語にすると、「そのミートボール・サブは、そのためにあるんだ」ということになります。
that は、直前の he gets a little upset を指していて、what は、the meatball sub is for (something) の something が what として前に出た形ですね。
このような、That's what (主語) is for. という形は、よく使われるフレーズで、That's what friends are for. なら「友達はそのためにいるのよ。そういう時のために友達はいるのよ」という意味になります。
ジョーイが怒った時のために、彼の大好物のサンドイッチを用意してきたんだから、ということですね。

部屋に入ってきた二人を見て、ジョーイは、my fashion girls! と嬉しそうに声をかけています。
ファッションに興味があるから、レイチェルと話をしたい、と言ったことをまだ信じているので、そんな風に言ったわけですね。
ですが、リアクションがないので、どうしたの?と心配そうな顔をしています。
レイチェルが、深刻そうな顔で、「座らない? ディーナはあなたに話があるのよ」と言うので、さすがのジョーイもその雰囲気に気づいたようです。
それで、先回りして、「何が起こってるんだ? ママが病気なのか? パパの心臓か?」と尋ねます。
ジョーイの言い方だと、パパには心臓の持病があるようですね。
「親のどちらかが病気になったのか?」と、ジョーイがものすごくシリアスな話を持ち出すので、ジョーイ自身も何かショッキングな話を聞かされそうだと予感していることがわかるのですが、その後、同じような険しい顔のままで、Is that sandwich? と言ったのには、大笑いしてしまいました。
コメディーによくある、三段オチのパターンで、「ママが病気? それともパパが病気? それはサンドイッチ?」みたいに、最後の話だけ、やけに話が軽い(笑)のが、ジョークのオチになっているわけです。
親が病気なのか?と聞いたジョーイに対して、ディーナはビクビクしながら、「ママもパパも元気よ…」と返事するのですが、ジョーイはそれを遮るように、さらに強い調子で、「それはサンドイッチか?」と同じ質問を繰り返すのが、さらに面白いところですね。
「俺は、それはサンドイッチか?と聞いている! 質問に答えろ!」みたいな、強い口調の言い方になっているところが、余計に笑いを誘うわけです。
怒るところはそこ?みたいな面白さですね。

レイチェルは、「ジョーイが知っておくべきことがあるの」と言った後、ディーナに発言を促し、ディーナは正直に、「私、妊娠してるの」と告白します。
想像通り、What?! と怒って叫んだジョーイを見て、レイチェルが、「今よ。サンドイッチを渡して!」と言って、ディーナが、ささっとそのサンドイッチをジョーイの前に置くのも面白いですね。
猛獣に襲われそうになった時に、餌を与えて気をそらせる、、に近いものがあるので、ジョーイは動物かい!みたいにツッコミたくなるところ。

可愛がっていた一番下の妹が妊娠したと聞いて、兄ジョーイはパニック状態になっています。
「どう考えても(obviously)、こんなのは間違いだ。ディーナが妊娠できるわけがない、妊娠するはずがない」みたいに言った後、Because you have to have sex to get pregnant! と言っていますね。
この you は、目の前にいるディーナを指しているとも言えますし、一般の人のことを言っていると捉えることも可能ですね。
ディーナ個人を指しているとすると、「お前が妊娠するためには、お前は(誰かと)エッチしないといけない」になるでしょうし、一般論として、一般の人を表す you を使っているとすると、「人は(誰でも)、妊娠するためにはエッチしないといけない」と言っている感覚になるでしょう。
いずれにしても、「エッチしないで妊娠するなんてありえない」とジョーイは言いたいわけで、このセリフから、ジョーイは「ディーナがエッチなんかしたわけない」と思っていることがわかるわけです。
自分自身はプレイボーイで、tons of girls 「たくさんの女の子」と付き合って、エッチしてきたと豪語しているジョーイが、自分の妹のことになると、いきなり保守的な発言(笑)をするのが、何とも面白いですね。
歳の離れた妹を思う気持ちは、もはや、父親のそれ、のようになっています^^

「エッチもしてないのに、妊娠するわけない」というジョーイの発言で、「私がエッチしたと思いたくないんだ」ということに気づいたディーナは、エッチしたことを告白しようとするのですが、I tried to wait until I was 25, like you did. というセリフが、何とも面白いですね。
このセリフを聞いたレイチェルが、顔をしかめて、はぁ?みたいなあきれ顔をしているのですが、このセリフを聞いて、レイチェルと同じような反応ができた方は、英語のセリフを英語のまま理解した、と言えます。
まず、I tried to... というのは、「私は(頑張って)〜してみようとした」ということですが、I tried to というのは、たいていの場合、I tried to... but.... 「私は〜してみようとしたけど、でも無理だった」という文脈が続くことが多いフレーズです。
このセリフも、「私は25歳になるまで待ってみようと頑張って努力してみたわ、でも…」みたいなニュアンスであることが、I tried 「私はやってみようとした」という過去形でわかるわけです。
「25歳まで待とうとした」というのは、今よりもう少し年齢が上の妊娠適齢期(?)になるまで、妊娠しても構わないと思える年齢までエッチするのを待とうとした、ということですが、その後の like you did という部分が、このセリフの最大のポイントになります。
like you did を直訳すると、「あなたがしたように」。
つまりディーナは、「ジョーイが、エッチするのを25歳まで待ったように、私も25歳まで待とうと努力してみたのよ」と言っていることになるのですね。
ディーナが最後に、like you did と付け加えたことで、ジョーイは常々、「俺は25歳になるまでエッチをしなかった。だからディーナも俺と同じ年になるまで、自分を大切にするんだぞ」みたいなことを妹ディーナに言っていたらしいことが、like you did という言葉だけで想像できてしまうという仕組みです。

「ジョーイみたいに、私も25歳まではエッチしないように頑張ろうとした」という発言を聞いたレイチェルは、「プレイボーイのジョーイが25歳までエッチしたことなかった、なんて、冗談でしょ」と言いたげに、言葉を発しかけるのですが、ジョーイに黙れ!というように指を指されてしまって、それ以上言うことができなくなってしまいます。

ジョーイはディーナに、「こんなこと信じられないよ。お前はいい子(the good one)なのに」と言っています。
ジョーイが以前に「ディーナはトリビアーニ家で一番賢い子なんだ」と言っていたように、ここでもジョーイは、大学の話を持ち出していますね。
You went to college! Both years! の Both years! のセリフの後、ラフトラック(観客の笑い声)が起こっていますが、この both years というのは「両方の年、大学に行った」みたいなニュアンスでしょうね。
事実としては「2年間、大学に行った、通った」という意味でしょうが、two years ではなくて、both years と言ったのは、「1年だけ行けばいいところを、どちらか1年で良いところを、両年とも!2年も!通った」みたいなニュアンスが感じられる気がするのですね。
アメリカには2年制大学も多くあるようですが、ディーナがそういう大学に通っていたとすると、2年通うのが普通なのに、大学に進学しておらず大学のシステムをよく知らないジョーイが、「ディーナは勉強好きで、1年でいいところを2年も通った」と褒めている感じがするように思うわけです。
仮に、4年制大学だった場合には、「大学を2年も通った」と表現することで、ジョーイは褒めているつもりだろうけど実は中退だった、ということが他の人にはわかってしまう、、というオチになるのかもしれませんが、both は「2年のうち、両方とも」みたいなニュアンスが感じられるので、やはり、前者の解釈の方が合っているような気が、私にはしました。

「誰がお前にこんなことをしたんだ(誰がお前を妊娠させたんだ)」と聞かれて、ディーナは、ボビーという名前を出します。
「彼はほんとにいい人で、大好きで、彼は面白いの」とディーナは説明していますね。
セリフでは、a real nice guy, real funny のように、real という単語が使われていますが、このように、really の代わりに、real を副詞として使うことは、フレンズのようなセリフにはよく出てきます。

funny という言葉を聞いたジョーイは、さらに怒りを増しています。
すぐ戻るから、お前はここにいろ、と言って、ジョーイは部屋を出て行こうとしますね。
どこに行くの?と聞かれても、「今はお前の顔を見ることができない。見たくない」みたいに言って、ドアをバタンと閉めて出て行ってしまいます。
部屋にはディーナとレイチェルが残され、重い空気になってしまいますが、出て行ったはずのジョーイが、顔を手で覆いながら戻ってきて、手探りでサンドイッチを掴んだ後、また部屋を出て行きます。
I can't look at you right now! と言った手前、ディーナと顔を合わせることもできず、でも、置いてきてしまったミートボール・サブのこともあきらめきれず(笑)、こういう行動を取る結果となったわけですね。
ここで場面は暗転し、アドブレイク(CMブレイク)になるのですが、CM 前にしっかりオチをつけるところが、フレンズっぽくて楽しいですね。


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