2006年02月28日

フレンズ2-10その16

モニカとボビーが別れたと聞いて、男性陣は女性陣にお金を渡します。
二人がどうなるかの賭けをしていたようですね。
女性陣はとてもこんな状態では付き合いは続かないと見越していたようですが、一方の男性陣は、こんな二人が長続きすると思っていたのか?
そして、お酒のミニボトルが残ってしまいました。
モニカ: Does anybody want these? (誰かこれ欲しい人いる?)
チャンドラー: I'll take one. Sometimes I hold stuff like this and pretend I'm a giant. (1本もらおう。時々、こんな風にボトルを持って、巨人のふりをしてみるよ。)
このお酒のボトルは、普通のボトルより小さいですね。
だから、これを持ってると、普通のサイズのボトルを持った大きな人に見えるだろう、という意味。(←見えないってば!)
ミニチュアの中に立ってたら、着ぐるみのゴジラがでっかく見えるのと同じ理屈ですけど・・・。

ジョーイは、キャスティング担当の人が迫ってきても断ったと言います。
喝采するみんなですが、
ジョーイ: But wait! I left her office and she caught up with me and offered me a bigger part. (でも待った! 俺が彼女のオフィスを出ると、彼女は俺に追いついてきて、もっと大きな役をオファーしてきたんだ。)
フィービー: So, and? (それから?)
ジョーイ: So, you are now looking at Dr. Drake Ramoray, neurosurgeon recurring in at least four episodes! All right, I gotta go shower. (そして、君たちが今見てる人物は、ドクター・ドレイク・ラモレーだ。神経外科医で少なくとも4回分のエピソードに出てくるんだぞ! よし、シャワー浴びてくる。)
catch up with... は「(人)に追いつく、(仕事などの)遅れを取り戻す」という意味。
最初のオーディションではタクシー・ドライバー役だったのですが、キャスティング担当者はもっと登場回数の多い役をちらつかせたようです。
吹き替えではラモレーとなっていますが、発音は「ラモーレィ」という感じ。(でも、和訳ではラモレーで統一しておきましょう。)
具体的に彼女とどういう結果になったかは、ジョーイが良い役をゲットした結果を見れば明らかですね。
シャワー浴びてくるとも言ってるし(笑)。
それを聞いて、またまたお金を交換するみんな。
男性陣は、ジョーイが彼女と寝る方に賭けていたようですね。
やっぱり男同士、わかりあえてるぅ。

最後のラスとジュリー(ロスの元カノ)のご対面には笑ってしまいました。
この後、二人がうまくいくといいんですけどねぇ。
(後のエピソードで後日談はありません。残念。)

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2006年02月27日

フレンズ2-10その15

モニカの部屋をノックする音。ボビーが来たようです。
レイチェル: God! Even his knock is boring! (もう! ノックの音までうんざりするわ!)
ノックの音まで暗い(笑)。
やはり本質的にそういう性格なんでしょう。(暗いのがイカンと言ってるのではないですよ。)
bore は「(人を)うんざりさせる、退屈させる」という意味。
boring は「うんざりするような、退屈な」という意味になり、bored だと「うんざりした、退屈した」という意味になります。
ですから、You are bored. だと「あなた退屈してるわね。」ですが、間違って You are boring. と言うと「あなたは退屈な人ね。」という意味になってしまうので注意しましょう。
英語はこのように他動詞に -ing をつけて現在分詞にしたり、 -ed をつけて過去分詞にしたりして形容詞を作ることが多いですから、その感覚を身につけたいですね。

ボビー: This is hard for me to say. (これは僕にとって言いにくいことなんだけど。)
モニカ: You fell off the wagon! (あなた、禁酒を破ったの?)
このボビーのセリフで、あまりよくない話が次に来るのだろうと予測できますね。
fall off the wagon は「禁酒を破ってしまう」という意味です。
もともと on the (water) wagon というイディオムがあり、これは「(人が)禁酒して、酒をやめて」という意味です。
直訳すると「給水車(水運搬車)に乗って」という意味から「酒を飲まずに水を飲んで」となって、「禁酒して」という意味になったんですね。
ですから、その wagon から落っこちたということで「禁酒を破った」という意味になるのです。

ボビー: I think you may have a drinking problem. (モニカはお酒の問題を抱えてるんじゃないか?)
モニカ: What, these? No, these are for cuts and scrapes. (何? [自分が手に持っている酒の瓶に気づいて]これのこと? 違うわ、これは切り傷すり傷のためのものよ。)
ボビー: Look, I'm not strong enough to be in a codependent relationship. (ねぇ、僕はいまお互いに依存する関係を築けるほどには強くないんだ。)
drinking problem は「飲酒問題」。
「アルコール依存症」の控えめな表現です。
cut は「切り傷」、scrape は「こすり傷、すり傷」という意味。
お酒をマキロンみたいな傷の消毒液だと言っているのですね。
そう言えば、時代劇で傷の手当てをするときに、口に含んだお酒をプーッと吹きかけたりするよなぁ。でも、あんなんで、消毒になるのかなぁ? 第一、汚いだろう・・・って感じ(笑)。
codependent は「共依存(症)の」。
co- は「共同、相互」を意味する接頭語で、dependent は「頼って、依存して」という意味ですね。
independent だと in- は「不・・・」(not)を表す接頭語なので、「(他に)頼らない、依存しない、独立した」という意味になります。
インデペンデンス・デイという映画がありましたが、Independence Day とは「(米国の)独立記念日」のことですよね。
ボビーは今、禁酒中で精神的に参っています。
モニカまでお酒のことで悩むことになってしまっても、助けてあげられない、ということですね。
モニカがこうなってしまったのも、もともとはボビーのせいなんですが、ちょっと立場が入れ替わったようになっている会話が面白いわけですね。

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posted by Rach at 12:45| Comment(16) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月26日

フレンズ2-10その14

ロスとラスの険悪な雰囲気に、
チャンドラー: I'm gonna get some more coffee before the pinching and eye-poking begins. (つねったり、目をつついたりが始まらないうちに、コーヒーのおかわり取ってこよう。)
pinch は「つまむ、つねる、挟む」。
poke は「突く、つっつく」なので、eye-poking は「目をつつくこと」になります。
つまり、喧嘩が始まりそうだということですね。
before...begin は「・・・が始まる前に」という意味ですが、日本語では「・・・が始まらないうちに」と訳す方が自然な気がします。
逆に英語をしゃべる人がこの「・・・が始まらないうちに」という日本語を聞くと、一瞬”?”となって、ピンと来ないかもしれませんね。
どうして「ない」と否定が来るんだろう?とか疑問に思うかもしれません。
「始まる前に」という英語の方が素直な表現だと思います。

ラス: You're jealous because I'm a real doctor. (君は嫉妬してるんだ。僕が本当のドクターだからね。)
ロス: Hey, you're a doctor of gums. That's the smallest body part you can major in. (おい、君は歯茎(はぐき)の医者だろ。専攻できる体の部位の中でも最も小さい部分だ。)
Day one, floss. Day two, here's your diploma. (一日目、デンタルフロス。二日目、はい、これが君の卒業証書だよ。)
doctor は「博士、博士号」「医師、医者」ですね。
ロスは博士号を持っているのですが、博物館で仕事をしています。
ラスは医者なので職業として doctor という称号を使えるので、それにロスは嫉妬してるんじゃないか、とラスは言ってるんですね。(こういうことを思いつくところも、二人は似てる・・・確かにロスならそんなこと思いそうだもんね。)
gum は「歯茎(はぐき)、歯肉」。
辞書では別の単語として紹介されていますが、 gum には「生ゴム、チューインガム」という意味もあります。
ぶよぶよした感じが似てますね。
ハミガキでも「歯周病菌とたたかう GUM」というのがありますね。(←うちはこれを使ってます。別に歯周病ではないけれど、主人がこれを使いたいって言うから・・・)
major in は「(大学で)(・・・を)専攻する」という意味。
"I majored in Japanese history at my university." なら「私は大学で日本史を専攻した。」になります。
また major を名詞として使うと「(大学で学位をとるための)主専攻科目」という意味になり、"What's your major?" で「君の専攻は何ですか?」という意味になります。
diploma は「免状、卒業証書、学位」です。
歯茎のお医者さんなんて、デンタルフロスのことさえ学べば、次の日には卒業できちゃうんだろ、とロスは言いたいようですね。(そんなこたぁないでしょう・・・笑)

ラス: You listen here... (ちょっと聞けよ。)
ロス: Let me finish. (僕の話を聞けよ。)
ラス: No, let me finish. (いいや、僕に先に言わせろ。)
ロス: No, you let me fin... (だめだ、君が先に聞く番・・・)
二人は言い合いを始めました。
"let me finish." は言い合いをする時によく出てくる表現で、「僕を終わらせろ。」ということですから、つまり「僕の言いたいことを先に言わせろ、言い終わらせろ、僕の話を先に(最後まで)聞け」ということになるのですね。
この表現は、フレンズ1-6その4 にも出てきました。
ちなみに、let me finish という表現は、クレイジーケンバンドの「タイガー&ドラゴン」という歌を彷彿とさせます。(そんなこと思うのは私だけ?)
♪俺の話を聞けぇー、5分だけでもいいー♪、その後、♪2分だけでもいいー♪と気弱になるところがポイント(笑)。
初めて聴いた時、あまりのインパクトにびっくり。
その後、また、ドラマの主題歌になって、再びヒットしましたね。
昔の歌謡曲ぽくって、面白い歌だと思います。

言い合いをしながら、レイチェルを振り向いたロスとラス。
ここで初めてレイチェルは、二人がそっくりだということに気づくのです。(←遅すぎるだろっ!)
でも、チャンドラーが言ったように喧嘩になって目をつついたりすることはなかったですね。
両方とも、暴力に訴えるタイプではないでしょうし、喧嘩も強くなさそうだし。
二人とも論理性がウリなので、なんとか相手を言い負かすことだけを考えていたようです。

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posted by Rach at 15:49| Comment(6) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月25日

フレンズ2-10その13

ボビー: If you wanna drink, it's okay with me. I've gotta get used to it. (お酒を飲みたいんなら、僕は大丈夫だよ。僕はそういうことに慣れないといけないし。)
get used to... は「・・・に慣れる」です。
この to の後は名詞が来ます。
to 不定詞[動詞の原形]が来るのではありませんので注意して下さい。
it は「周りの人がいくらお酒を飲んでいても、自分は飲まないで我慢すること」を指します。

ボビー: So my refrigerator light's out. (それで、冷蔵庫のランプが切れたんだ。)
モニカ: Scotch on the rocks with a twist! (スコッチをオンザロックで、レモンを一搾りして。)
ボビーに合わせて自分も水で我慢しようとしたモニカですが、また暗い話が始まりそうなので、お酒を注文してしまいます。
お酒でも飲まないとやってられないわ、という感じでしょう。
with a twist は「レモンを一搾り(一絞り)加えて」という意味です。
レモンを twist (ひねる、ねじる)するからかなぁ?

ロスとラスとチャンドラーはクロスワードパズルをしています。
チャンドラー: Eleven letters... atomic element number 101, ends in "ium." (11文字で・・・原子番号101、イウムで終わるもの。)
ラス: Dysprosium. (ディスプロシウム。)
ロス: Dysporsium. Try mendelevium. (ディスプロシウムだって? メンデレビウムでやってみてよ。)
チャンドラー: And weenie number two has it. Unless "Knight in White Satin" was sung by the Doody Blues. (2番目が正解。そうじゃないと、「白いサテンの騎士」(あるいは「サテンの夜」→このタイトルについては後に注意事項あります。)を歌ってるのが、Doody Blues になっちゃうよ。)
letter は「文字」です。
原子番号というのは、水素が1、ヘリウムが2、というやつですね。
原子番号表(元素周期律表)、覚えましたねぇ、学生時代。
数研出版のチャート式に載ってたのを覚えたはずなんですが、「水兵リーベ、僕の船、七曲りShipsクラークか、閣下のスコッチ暴露マン、徹子にどうも会えんが、ゲルマン斡旋ブローカー」でしたっけ?(←未確認)
ちょっと懐かしくてネットで調べてたら、出てくるわ、出てくるわ(カゲキなのも結構多い・・・笑)。
却って自分の覚えてたのがどれだかわからなくなっちゃいました。
縦の覚え方というのもありましたよ。
18族(希ガス)の「He,Ne,Ar,Kr,Xe,Rn」は、「変なねーちゃん歩いてくるよ、キスしてランラン。」
17族(ハロゲン)の「F,Cl,Br,I,At」は、「ふっくらブラジャー、愛の後(跡?)」、先生は「ふっくらブラジャー、俺もアタック」とか言ってたし・・・。
その先生は、「ブラジャーの代わりにブラウスって言う人もいるけど、ブラウスの綴りは blouse だから、Br に使うのはおかしいよ。」とも教えてくれました。
そういう覚え方をすると、なかなか忘れないんですよねぇ。
多感な高校生時代に覚えるからか、ちょっとエッチだったりするのがポイントねっ!(笑)。
それにしても、原子番号101のなんかよく知ってますよね。
さすがは二人とも科学者です。(ロスは古生物学者、ラスは periodontist (歯周病学者)だそうで。)
私は、上の覚え方からすると、原子番号36番のKr(クリプトン)までしか覚えてなかったようなのに・・・(第一、私は科学者ではないけどね・・・笑)。

正解はロスでした。
メンデレビウムの M の代わりに、ディスプロシウムの D だと、Doody Blues になってしまう、とチャンドラーは言っています。
doody は幼児語で「うんち」です。
ということは、正しい歌手名は、the Moody Blues だということになりますね。
確かに、ムーディ・ブルース(The Moody Blues)という1964年デビューのバンドが、「サテンの夜」(Nights in White Satin)という歌を歌っています。
Days of Future Passed (Moody Blues)
ここでちょっと気になることが・・・。
DVDの字幕では "Knight in White Satin" となっています。(英語サイトのスクリプトを見ましたが、やはり Knight になっていました。)
Knight だと、歌のタイトルは「白いサテンの騎士」ということになりますよね。(それで、上のセリフの日本語訳に「白いサテンの騎士」と書いてみたんですが・・・。)
"Knight in White Satin" でグーグル検索してみましたが、そういうタイトルの歌は存在するようだけど、それはやはりムーディ・ブルースの歌ではないようです。
ムーディ・ブルースの歌の邦題は「サテンの夜」となっているし、ネット検索しても、The Moody Blues が歌っているのは、Nights in White Satin が出てくるので、字幕が Knight となってるのは、誤植か勘違いでしょう、きっと。

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posted by Rach at 12:00| Comment(20) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月24日

フレンズ2-10その12

チャンドラー: Maybe this isn't such a big deal. The way that I see it is you get a great job, and you get to have sex! Throw in a tree and a fat guy and you've got Christmas! (多分これはそんな大袈裟な話じゃないよ。俺に言わせると、ジョーイはいい仕事を得られて、エッチもできちゃうんだ。それって、木と太った男を入れると、クリスマスが手に入る、って感じだろ。)
big deal は「一大事、重大事、大袈裟な話」。
フレンズでは "It's not a big deal." や "It's no big deal." の形でしょっちゅう出てきますから、これは私も口癖みたいに使えます。
「大袈裟な話」と聞くと、昨年のM−1グランプリの覇者ブラマヨの「お前な、ボーリングってそんな大変なことじゃないと思うぞ!」という吉田さんのセリフを何故か連想してしまうのですが…(M−1グランプリの視聴率って、関西と関東で10%も違うんですってねぇ。これを見ないと年が越せないと思ってた私は一体・・・?)

the way that I see it is... を無理やり直訳すると、「俺がそのことを見る方法では・・・」(←意味不明ですな、これでは)、つまり「俺の目から見ると、俺が考えるに、俺が思うに、俺の見方を言うと、俺に言わせると」みたいな感じでしょうか。
チャンドラーもいい仕事といい女がゲットできるのに・・・と私が昨日書いた「一石二鳥説」を語っていますね。
まぁ、普通は誰でもそう思うんではないかと(笑)。
throw in は日本語でもスポーツ用語で「スローイン」(ボールを投げ入れること)がありますのでイメージ湧きやすいと思いますが、「投げ入れる、放り込む」感じです。
「どこに放り込むか」という対象が書いていないのですが、これは明らかにマジックのイメージですよね。
a tree は「モミの木」、a fat guy は「でっぷり太ったかっぷくのいい人」つまりサンタさんのことです。
それを「何かに」放り込むと、じゃじゃーん!と「クリスマス」が出てきましたっ、という感じですね。
めでたい!というイメージでしょう。

ジョーイ: I just don't think that I want it that way, though. I mean, let's say I do make it, all right? I'll always look back and wonder if it was because of my talent or ...you know, the little general. (俺はただそんな風にしたくないだけなんだよ。仮にそれでうまく行ったとするだろ? おれはこれからずっとこのことを振り返って悩むだろうと思うんだ、その成功は俺の才能のおかげだったのか、それとも・・・ほら、俺の「将軍」のおかげだったのか、って。)
Let's say を直訳すると「・・・と言いましょう」ですから、「例えば・・・したとすれば(したとして)、・・・だと仮定して」という意味になります。
make it は「うまくやり遂げる、成功する」という意味。
「時間に間に合う」という意味でもよく使いますね。
You made it! だと、「よくやった!」という意味にもなるし、「間に合ったな!」という意味にもなります。
the little general は、フレンズ2-10その6 で出てきましたよね。
general は「将軍、大将」で、とあるモノ(笑)を指すのですが、little とついているのは、他の人の general と比べて物理的に大きい小さいというのではなくて、自分の体の一部を指しているので、自分の体と比較して「小さな」っていうことでしょうね。
日本語でも「ムスコ」と呼んだりするし・・・(そこまで女の私が書かなくても良かったですね・・・反省)
ここでジョーイがいやがっている理由がはっきりしましたね。
私は昨日の記事で「プレイボーイとしてのプライド」から拒んでいるようだと書きましたが、実際のところは、「役者としての自分の才能を信じたい、俺はこの自分の才能で役をゲットしたと思いたい」という気持ちから出たもののようです。

チャンドラー: Didn't you used to call it "the little major"? (前は少佐って呼んでなかったか?)
ジョーイ: Yeah, but after Denise DeMarco, I had to promote it. (あぁ、でもデニス・デマルコとの後で、俺は、少佐を将軍に昇進させないといけなかったんだ。)
軍隊の組織というのは複雑だし、あまり私は詳しくないのですが、大雑把に言うと、少佐は、陸軍、空軍、海兵隊では major、海軍では lieutenant commander になるようです。
ちなみに、これはアメリカの話で、国によっても違います。
いきなりのオタクネタですが、新世紀エヴァンゲリオンで葛城ミサトさんという人は、「葛城一尉」、それから昇進して「葛城三佐」と呼ばれていました。
これは日本の自衛隊の階級で、一尉は大尉、三佐は少佐に該当するようです。
私の好きなスタートレックのデータ少佐は Lieutenant Commander Data です。
あれは宇宙船だから、「船」なんで海軍方式の呼び名を使っているようです。だから、この方式の階級にだけは詳しいです。
あ、そうだ、ガンダムでもギレン総帥とか、キシリア少将とか、シャア大佐(または少佐)とかって階級があるから、もともと階級の名称にはなじみがあるんですね、私って(ヘンなおばさん・・・笑)。

after Denise DeMarco は after having slept with Denise DeMarco という意味ですね。
その人を落とせたことが勲章モノで「○階級特進」って感じでしょうか。
しかし、少佐から将軍へというのはすごいですね(そんな昇進ってあり得るのか!?)。
その女性がどれほどの人か、と想像が膨らみます(笑)。
このエピソードの時点では、もう the little general に昇進しているわけですから、その彼女とエッチした話はずっと前のことだ、ということになります。
used to call it the little major と used to 「以前は・・・だった」を使っていることからもわかります。
だから、このエピソード内にその女性が出てきているわけでもありません。
私が最初にこの女性の名前を聞いた時には、何だか唐突な感じがして、そういう名前の実在の人物がいるのかなぁ?と思ったんですが、調べてみたけどそれらしい人もいないし・・・。
だから、そういうすごい女性がいるんだよ、ってだけでいいんですよね? 、、、さん?(笑)
Denise DeMarco が美人系の名前かどうか知らないんですが(色っぽい感じはしますけど)、例えば、日本語で言うと、「綾小路麗華さん」みたいな、なかなか手の届きそうにない感じの名前なのかなぁ?

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2006年02月23日

フレンズ2-10その11

ジョーイはまだお悩み中。
キャスティング担当の女性とエッチすれば、役をゲットできるのですが・・・。
チャンドラー: What are you gonna do? (どうするつもりだよ?)
ジョーイ: I guess I could sleep with her. I mean... How can I do that? (彼女と寝ようと思えば寝られると思うけど。つまり・・・どうしたら俺にそんなことができるって言うんだ?)
チャンドラー: I've got a pop-up book that told me everything I need to know. (俺が知りたいことを全部教えてくれた飛び出す絵本なら持ってるぞ。)
ジョーイ: I've never slept with someone for a part. (俺はこれまでに役のために誰かと寝たことがないんだ。)
How can I do that? は直訳すると「そんなことがどうやったらできるって言うんだ?」ということで、「そんなことは俺には出来ないよ。」という意味を込めています。
「そんなこと」とは、「役をゲットするために、担当者と寝ること」を指します。
ジョーイはプレイボーイだし、女性の扱いも慣れているので、寝ようと思えばいくらでも(!?)寝ることができるのですが、最後のセリフでわかるように、「役をゲットするために寝る」のはいやなようですね。
プレイボーイのプライドってヤツでしょうか?

チャンドラーは、そのジョーイのセリフをそのまま文字通り受け取って、「エッチをするのはどうやったらいいんだ?」とエッチの方法を尋ねていると解釈した”ふり”をしています。
pop-up は「ポンと飛び出す仕組みになった」という意味。
a pop-up toaster だと「焼けるとパンが自動的に飛び出すトースター」のことで、a pop-up book は「開くと絵が飛び出す本」のことです。
そういえば、絵本でよくそういうのがありますよね。
私の子供の頃からありましたが、この手の本は今でも根強い人気のようです。
チャンドラーの「知りたいこと」とは、やはりそういうエッチ系のことでしょうから、そういうことを立体的に(笑)説明してくれる本があったようです。
どういう本だろう? あんまり見たくないような・・・。

ジョーイ: She's totally good-looking. If I met her in a bar, I'd be buying her breakfast. After having slept with her. (彼女は本当に美人なんだ。もしバーで会ってたら、きっと朝食おごっちゃってたと思うくらいだ。彼女と寝た後で、の話だけど。)
good-looking は「ルックスのいい、魅力的な、きれいな」という意味。
「朝食をおごる」というセリフで、朝まで一緒にいることを示唆してるので、わざわざ「寝た後で」と付け加える必要はないのですが・・・(チャンドラーはわかってるって。)
でも、バーでナンパするのは夜でしょうから、夕食とか夜のお酒をおごるのではなく、安上がりの朝食をおごる、というのがいかにもジョーイらしい。
つまり、「寝る前の夕食」ではなく、「寝た後の朝食」なのがとってもジョーイらしいわけです。
それにしても、相手が美人なのに、それでも「役のために寝るのはいや」だなんて、ある種、崇高とも思えるほどの美学を感じますねぇ。
「一石二鳥だ!」とか思えば楽なのに。(←女の私が言うことじゃないな・・・笑)

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posted by Rach at 13:15| Comment(10) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月22日

フレンズ2-10その10

ロス: For your information, there's a woman at the museum who's curator of moths and other winged things who's let it be known that she is drawn to me, much like a, you know. I've kept her at bay, but if this is the deal... (参考までに言っとくけど、博物館にとある女性がいるんだ。その人はガや他の羽のついた虫の主事をやってる人で、その人がどうやら僕に魅力を感じてるらしいんだな。僕は彼女と距離を置いてるけど、もし、オッケーだって言うなら・・・。)
レイチェル: This is the deal. (オッケーよ。)
let it be known that... は「・・・ということを知ってもらう、知られるようにする、吹聴する」という意味。
drawn は draw (引く)の過去分詞形です。
draw には、「(人の)心を引きつける、(人に)[・・・の]魅力を感じさせる」という意味もあります。
she is drawn to me. は「彼女は僕にひかれてる、僕に魅力を感じてる」ということ。
ですから、ロスが言っているのは、彼女はロスに直接好きだと言っているのではなく、「私はロスのことが好きなのよ。」と周りの人に言っていて、それがロスの耳に届いている、ということ。
人づてに、彼女が自分に好意を持っているのを聞いた、ということですね。

keep ... at bay は「・・・を寄せつけない」という意味。
bay は「湾、入り江」ですから、船を港に着けずに、湾に入った状態で停めておく、ということから来ているのだろう・・・と思っていたら、実は違うようなんですよね、これが。
相互リンクさせていただいている KopyKat さんのブログ ♪♪♪もっとイディオム♪♪♪ の記事 hold / keep sb/sth at bay
(注:ここでの bay の本来の意味は「窮地」です)
という注意書きがあるんですよね。
それを読むまでは私は「湾」だと思い込んでいたので調べてみると、英和辞典では確かに keep (hold)...at bay のイディオムは、「追い詰められた状態、窮地」という意味の単語の方に載っていました。(つまり「湾」の方のイディオムとしては載っていませんでした。)
Merriam-Webster Online Dictionary (オンライン英英辞典)でも、
bay = the position of one checked (例: police kept the rioters at bay)とあり、いわゆる「湾」のbayとはやはり別の単語に分類されています。
私の持っているロングマン米語英英辞典では、
keep/hold sth at bay = to prevent something dangerous or unpleasant from happening or coming too close と載っているのですが、何故かbayの分類はされていませんでした。(「湾」と「窮地」とを分けていないということ。)

目的語が something dangerous or unpleasant とあることからもわかるように、目的語に当たる部分には「敵や災難」を表す単語が入るようですし、KopyKat さんのダイアログでも、目的語はinsectsでした。
それが辞書に載っている本来の使い方なのは間違いないのですが、じゃあ、ここでのロスのセリフの意味はどうなるんでしょうねぇ?

ロスはその女性のことをそれほどいやがってるようには思わないので、「いやなものを寄せつけない」というよりは「距離を置いている」という感じが近い気もします。
もともとの意味から派生して、その対象物がいやなものでなくても、単に「距離を置く、近づけないようにする」という意味でも使うってことかなぁ?(一人で勝手に悩んじゃってすみません。)

deal は「取引、取り決め、契約」という意味。
It's a deal. や That's a deal. で「商談成立、取引成立だ。」という意味になります。
Deal. とも言います。
ロスとレイチェルは、一度は相思相愛になったのですが、ロスがリストを作ったことで、今は決裂状態になっています。
それでも、一度は付き合おうとした間柄なので、別の人と付き合うことに抵抗があるロスですが、ここでは、レイチェルがラスと付き合い、ロスがその博物館の女性と付き合うことで、「取引が成立するというのなら・・・」、つまり「これでお互い様だから、何も後ろめたく感じる必要がないというのなら」という意味で使っています。

ラスとレイチェルがデートに出掛けたので御機嫌ななめのロス。
モニカ: Do you not see it? (ロスは見てないの?)
ロス: See what? I don't know what she sees in that goober! (見たって何を? レイチェルが、あんなおバカのどこが良いと思ってるんだか、わからないよ。)
I don't know what she sees in him. は「レイチェルがラスの中の何を見てるのかわからないよ。レイチェルがラスのどこが気に入っているのかわからないよ。ラスの一体どこが良いっていうんだ?」という意味。
ラスのことをけなしているところから、ロスは単にレイチェルがデートに行ったから怒ってるだけのようで、相手がロスのそっくりさんであることには全く気づいてないようです。
see in は フレンズ1-24その5 にも出てきましたね。

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posted by Rach at 13:17| Comment(8) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月21日

フレンズ2-10その9

挨拶を交わすロスとラス。
ロス: Are you a friend of Rachel's? (あなたはレイチェルの友達ですか?)
ラス: Actually, I'm kind of a... you know... a date-type thing of Rachel's. (実は、僕は、その、レイチェルのデート相手、ってとこかな。)
ロス: A date? (デートの相手?)
ラス: I'm her date. (僕は彼女のデート相手だよ。)
ラスは -type (・・・タイプの)とつけるのが口癖のようです。
date は「異性と会う約束、デート」のことですが、「デートの相手」という意味もあり、ここではその意味で使っています。

モニカ: See? Now they're as different as night and later that night. (見た? 今見たら、あの二人って、「夜」と「その夜遅く」くらい違ってるわね。)
2つのものが違っているのを表す表現は、普通は as different as night and day (昼と夜ほどに違う、月とスッポンほどに違う、完全に違う)を使います。
ここではモニカが "night and day" と言おうとしたんですが、やっぱりどう見ても似てるので、「"night" と "later that night" くらいに違う、つまり、それくらいの違いしかなく、ほとんど同じだ」と言う結論に達しているわけです。
そう言えば、どうして「月とスッポン」を比較するんでしょうね。どちらも形が丸いから?
それと私は「月とスッポン」と聞くと、暗い夜に、月が明るく輝いていて、池の中ではスッポンがじたじたと動いているさまを想像するんですけど、月はその風景の主役と言えるほど、キラキラと輝いて目立ってるのに、スッポンは色が地味なので池と同化してしまい、よく見ないといることさえ気づかない、というその対比を表しているのかなぁ?と。
まぁ、どういう解釈をしても、スッポンにとっては不名誉な言葉でしょうね。

ロス: It was nice meeting you. (会えて良かったよ。)
ラス: Ditto. (僕もだよ。)
この挨拶の言葉に関しては、知覚動詞seeの完了形(その2) のコメント欄 で、ほっとあーるぐれいさんと意見を交換したことがあります。(勝手に名前出しちゃって、ごめんなさいね、ほっとあーるぐれいさん!)
会った時は、Nice to meet you. と言うが、さようならの時は、Nice meeting you. というのは「なーんでか?」ってことでした。
つまりは、 to meet か meeting か、という違い。
私がそのコメント欄で考えた理由は以下の通りでした。(コメント欄の記述とかなりダブります。)

この差はつまり、try to kill (未遂)と try killing (既遂)の差と同じではないかな?と。
学校の文法で習いませんでしたか?
I tried to kill her. 「私は彼女を殺そうとした。」 結果はわからないが、but could not などの否定的内容が後に続くことが多い。殺人未遂ですね。
I tried killing her. 「私は試しに彼女を殺してみた。」 実際に殺してます。殺人を犯しているので、殺人罪として逮捕され、きっと極刑が待ってます。

ということで、最初の to meet は「これから会って話をする」ことを示していて、最後の挨拶の meeting は「もう会って話をしたこと」を示しているんではないかな?と思ったんですよね。
今流行の「ハートで感じる英文法」の大西先生によると、to不定詞より -ing形の方が「躍動感」があって、実際にそういう行為や動作が行われたことを示唆する、とおっしゃってました。

なお、このラスとロスの挨拶では、meet という単語が使われていますが、meet には「紹介されて初めて人と知り合いになる」という意味があるので、初めて会った人への別れの挨拶は、Nice meeting you. を使います。
これが久しぶりに会った人への別れの挨拶の場合は、Nice seeing you. となるわけですね。

ditto は「同様に、同じく」という意味。
これは「同上の」の意味を表す符号の〃(ditto mark)から来た言葉です。
日本語でも、誰かが何か言った時に、別の人が「右に同じ」と言ったりしますよね。そんな感じかな?
それにしてもどうして日本語では「右」なんでしょうね?
他にも「右に出る者がいない」「右へ倣え」などといつも「右」が出てきます。
ちょっと気になって広辞苑を調べてみました。
簡単に言うと、「右へ倣え」は「一番右端の者を基準にして並ぶから」だそうです。「右に同じ」もここから来たんでしょうね。
「右に出る者がいない」というのは、「漢代(昔の中国)では、座席を右の方を上としたことから、右が上位、上席となる。そこから「すぐれた方」という意味になる」とありました。
でも平安時代の右大臣、左大臣は、左大臣の方が位が上なんだよね・・・とか考えていると、頭がこんがらがってきて・・・(あぁ、高校時代に「あさきゆめみし」読んだよなぁ・・・。実は今でも持ってます。)
それを詳しく説明してあるサイトを見つけましたので、興味のある方はご覧下さい。(すっごく詳しく書いてあるので、読むのは大変だと思いますが・・・なかなか興味深いですよ。)
左大臣の方が位が上なのはなぜ?
(英語ブログとは思えない、この終わり方・・・笑)

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posted by Rach at 14:27| Comment(20) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月20日

フレンズ2-10その8

セントラルパークに入ってきたラス。
ラスというのはレイチェルの新しい恋人なんですが、これがロスにそっくり。
ロス役のデビッド・シュワイマーがラスとロスの二役をやってます。
エンディング・クレジットには "Snaro as Russ" と書いてありますが、そのことについて、以下の本で少しだけ触れられていました。
そんなに詳しく書いてあったわけでもないですし、立ち読みして「ふーん」と思う程度ですが、今までずっと謎だったので・・・。ここでは引用は控えます。
Friends: The Official Trivia Guide これは洋書です。
フレンズ オフィシャル・トリビアブック 上の洋書の翻訳本です。
なお、この本の内容は、ほとんどがエピソードに関するクイズなんですが、裏話などもちょこちょこ載っていて、その部分は楽しめました。
私的には、エピソードクイズよりは、そういう制作秘話とか、裏話などがもっとたくさん載ってると嬉しかったんですけどねぇ。

ラス: Hi. (はーい。)
チャンドラー: Hey, Ross...bahhhh! (やぁ、ロス。わっ!)
ラスの挨拶が、ロスにそっくりで(ロスも元気のない時に、こんな風に "Hi." と言いますね)、当然ロスだと思って返事したチャンドラーが、ロスじゃないのに気づいて驚いてます。
チャンドラーが、このように「バァッ!」という声を出して驚くところもよく見ます(笑)。
このオーバーなリアクションが何ともチャンドラーらしい。

ロスとはもう付き合わない、と言っておきながら、誰が見てもロスそのもののラスと付き合ってるレイチェルに、
フィービー: So, you know what you're doing, right? (それで、レイチェルは自分が今何をしてるかわかってるわよね?)
レイチェル: Waitressing? (ウェイトレスの仕事でしょ?)
フィービー: Well, yeah. But, no. I mean... Doesn't Russ just remind you of someone? (えぇ、そうね。いえ、違うの。私が言いたいのは・・・ラスを見て、あなた、誰かを思い出したりしない?)
レイチェル: Bob Saget? (ボブ・サゲット?)
フィービー: Oh, yeah! (あぁ、そうね!)
"You know what you're doing." は「あなたは、あなたが今やっていることが何かわかってやっている」ということで、それを疑問文(ここでは平叙文の語順ですが、後にright? をつけて、付加疑問のように尋ねていますね)として使うと、「あなた、自分のやってることわかってる? はたから見ると、かなり妙なことしてるわよ。落ち着いて自分のしてることを見直してみたら?」みたいな感じでしょうか。
人にいろいろと非難されて、"I know what I am doing." と答えるシーンもよく見かけますが、これは「人が何と言おうと、私は納得してわかってやってるのよ。私の意志で行動してるのよ。だから文句は言わないで。」というニュアンスになります。
その「あなた、何やってるかわかってる?」という質問をその言葉通り受け取ったレイチェルは、「今はウェイトレスをやってる」と返事します。
こういうやり取りは日本語でもありますよね。
A:「お前、今何してんねん?」
B:「息(いき)してる・・・。」とかね(?)。

remind A of B は「(主語が)AにBを思い出させる、思い起こさせる」という意味。
ですから直訳すると、「ラスはあなたに誰かのことを思い出させない?」となりますが、日本語ではそんな風に言わないので、「ラスを見てると、誰かを思い出さない?」となります。
remind A of B はよく使われる自然な表現なので、こういうのをさっと使いこなせるようになりたいですよね。
英語は「ものが人に・・・させる」という他動詞が多いですが、それだと日本語にすると不自然になります。
逆に言うと、英語で他動詞が出てきたからと言って、それをいちいち日本語風に直さず、その他動詞のニュアンスをつかめるようになると、英語が理解しやすくなるのではないでしょうか?

Bob Saget は有名なシットコム「フルハウス」でダニー・タナー役を演じている俳優。
現在もNHKで再放送中。最近、DVDも発売になりました。
NHKフルハウス公式HP 登場人物 に写真があります。
妻を亡くして、3人の娘を育てているパパなんですよね。
「ロスに似てる」という答えを期待していたのも忘れて、「ボブ・サゲットに似てる!」と喜んでいるフィービーが、いかにも彼女らしいです。
まぁ、ちょっと顔が長い感じ(悪口じゃないですよ)が似てると言えば似てるかも?

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posted by Rach at 13:05| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月19日

フレンズ2-10その7

レイチェル: Isn't he sober? (ボビーはしらふじゃないの?)
モニカ: Oh, he's sober all right. Turns out that Fun Bobby was fun for a reason. (えぇ、彼は全くのしらふよ。ファン・ボビーがファン(楽しい人、面白い人)だったのには理由があったことが判明したわ。)
sober は「しらふの、酒を飲んでいない」という意味。
turn out は「結局・・・であることがわかる」、for a reason は「とある理由で、故あって」という意味です。
つまり、酒をやめたボビーはもう Fun Bobby (ファン・ボビー、楽しいボビー)ではない、お酒のお陰で彼は Fun Bobby だったのだ、というのがわかったということ。

ボビー: You wanna hear something funny? There are no hardware stores open past midnight in the Village. (面白い話が聞きたい? ビレッジには真夜中を過ぎると、開いてる金物屋が一軒もないんだ。)
フィービー: That is funny. (それ面白い。)
ボビー: I needed to buy a hammer and I'm out walking around the neighborhood. But apparently there are no hardware stores open past midnight in the Village. (僕はハンマーを買う必要があったんで、近所をうろうろ歩き回ったんだ。でも、どうやら、ビレッジには真夜中を過ぎると、開いてる金物屋が一軒もないんだ。)
hardware は「金物(かなもの)類」という意味。
a hardware store だと「金物店、金物屋、工具店、ホームセンター」です。
hardware には、日本語にもなっている「ハードウェア(電算機などの機材・設備の総称、ソフトウェアに対する語)」という意味もありますね。

Village は Greenwich Village (グリニッチビレッジ)のこと。
ワシントンスクエアを中心にした地域を指し、”ビレッジ”と総称されます。
他にもイーストビレッジという場所もあるのですが、ビレッジというと、グリニッチビレッジを指します。
面白い話をすると言っておきながら、話題は真夜中にハンマーを求めて歩き回った人の話(それも自分の体験談)でした。
それに、ボビーのしゃべり方も、何だか怪談を語ってる人みたいですよね。
声のトーンも低くゆっくりだし、「開いてる金物屋が一軒もないんだ。」と二度同じ文章をしゃべっています。
これって、「どこかで女のすすり泣く声が聞こえた。太郎はまた歩き始めた。するとまた、どこかで女のすすり泣く声が聞こえた。」という感じで、何度も同じ文を繰り返すことで、怖さを演出しているのかもしれませんね。

Fun Bobby が Dull Bobby になってしまったのは自分のせいだと言うモニカ。
フィービー: He's probably always been dull. You just, you know, set it free. (多分、彼は常に面白くない人なのよ。あなたは、ほら、それを解放しただけよ。)
has always been で「いつもずっと・・・の状態である」という継続を表します。
dull は「鈍い、退屈な、面白くない」という意味。fun と対をなしていますね。
set ... free は「・・・を解放(釈放、自由の身に)する」という意味。
フィービーは、ボビーは本質的には dull なタイプで、モニカが「彼のお酒をやめさせた」ことで、その「退屈な彼の本質」を表に出させた、と言っています。
私はお酒を飲まないから、お酒のことはよくわからないんですが・・・。(今日の記事のおまけは、「お酒の話」を書きます!)
普段はおとなしい人が、お酒を飲むと急に乱暴になったり大胆になったりする人もいますよね。
確かに「解放された」という感じもします。
まぁ、体に悪いほど飲まなければ、たまには鬱屈したものを発散させることも必要かもしれません。
ボビーの場合は、お酒ですが、これがもっとエスカレートして、麻薬とかに手を出さないだけ良かったのかもね。

(今日のおまけ I don't drink. 「私は下戸なのだっ!」)
本当にお酒類を飲まないんですよね、私って。
「一滴も飲まない」というのはちょっと大袈裟なような気もしますけど、コース料理で出てきた食前酒を tasting する程度にちょこっと飲む程度なんですよ。
うちのダンナさんも全く飲まないので、うちの家にはアルコール類が全くないんですよね。料理酒と調理用ワインしかないんです、マジで。安上がりでいいけどね・・・(笑)。
でも外国に行くとこれはちょっとひんしゅくみたいで、新婚旅行先のフランスのレストランで "Mineral Water, please." と言ったら、いやーな顔をされました。
外国でお酒を注文できないのはかっこ悪いと思った二人は、お土産にワインを買って、これからはちょっとでも飲めるように頑張ろうね!とか言ってたんですが、それも封を開けることなく、他の人に譲ってしまいましたねぇ・・・。
飲める人にしてみれば、「人生の喜びを知らない」みたいに思われるのがちょっと寂しいんですけど・・・。
ダンナさんがお酒を飲まないと、「酒に酔った勢いで」女性をお触りした(笑)ってこともないから、その点では助かってます(!?)。
会社員時代、私はお酒を飲まなくても、飲んでる人と同じテンションでカラオケを歌っていたので、誰も私がしらふであることを忘れているようでした(笑)。

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posted by Rach at 15:57| Comment(20) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月18日

フレンズ2-10その6

エステル(ジョーイのエージェント): I'm not saying you're not talented. You're very talented. (あなたに才能がないとは言ってないわ。あなたはとっても才能があるわよ。)
talented は「才能のある、有能な」という意味。
talent は「才能」のことで、そこから「才能のある人、タレント」という言葉になったんですね。

ジョーイ: I think it went well. I got a callback for Thursday. (うまくいったと思います。木曜日の二次面接に呼ばれてます。)
エステル: Joey! Have you ever seen me ecstatic? (ジョーイ! 私のうっとりした顔を見たことある?)
callback は「呼び戻し、再オーディション、二次面接」のこと。
ecstatic は ecstasy 「恍惚、有頂天、エクスタシー」の形容詞形ですね。
そう言って、わざわざうっとりしてみせるところも変わってるし、それがまたうっとりした顔に見えないところも妙だし、このエージェントもかなりの曲者ですねぇ。

ジョーイ: But I kind of got the feeling that she was sort of coming on to me. (でもキャスティング担当の女性が僕に色目を使っているような気がしたりするというか・・・。)
And I definitely would get the part if I were to, you know... If I sent the little general in. (で、間違いなく役はゲットできると思うんです、もし僕が、その・・・もし、小さな将軍を送り込んだら、ですが。)
ジョーイは kind of とか sort of とかの断定を避ける表現を使って、言いにくそうに説明していますね。
come on to は「(異性に)色目を使う、誘いをかける」という意味。
キャスティング担当の女性が自分を気に入ってるようだから、僕がその気になりさえすれば役はゲットできる、ということなんですが、それを「the little general (小さな将軍)を送り込む」と言っているのがおかしいですね。
ジョーイにしては、えらく遠回しな表現です。
エステルの身なりやしぐさを見ていると、そんなに遠回しに言わなくてもいいような気がしますが、ジョーイは仕事に関する話なので、精一杯マイルドに表現しようとしているようですね。
普段のみんなとの会話なら、もっとダイレクトに sleep という言葉を使うはずです。

そのキャスティング担当のローリーと電話で話したエステルは・・・。
エステル: You're gonna have to sleep with her. (ジョーイは彼女(ローリー)と寝なくちゃいけないことになったわ。)
さすがタレントのエージェント。
酸いも甘いもかみ分けた人だというか、割り切ってるというか、ジョーイが遠回しに言ったことは全くの無駄でしたね。

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2006年02月17日

フレンズ2-10その5

ジョーイ: My agent called with an audition for Days of Our Lives! (俺のエージェントが「愛の病院日誌」のオーディションが受けられるって電話してきたんだ。)
フィービー: Kick ass! We have to celebrate! We should do a soap opera theme. (やったわね。お祝いしなくちゃ! ソープオペラをテーマにしたお祝いをね。)
チャンドラー: We could all sleep together, then one of us could get amnesia! (みんながそれぞれ関係を持って、それからその中の一人が記憶喪失になるっていうのはどう?)
soap opera とは、平日の昼間に放映しているテレビの連続メロドラマ(昼メロ)のこと。
昔はスポンサーが石鹸会社であったため、ソープオペラと呼ばれたそうです。
日本の昼メロは全く見ないんですが、日本でも提供は石鹸会社や洗剤会社のような気がしますね(←未確認ですが)。
専業主婦は昼メロ好き、という定説がありますので(本当にそうなのかな? 私は真珠夫人も見てなかったぞー!)、専業主婦がよく使う製品の企業が番組のスポンサーになるのでしょうね。
愛の病院日誌(Days of Our Lives)はNBCのソープオペラの名前です。(私も後から実在する番組だと知って、びっくりしました。)
レイチェルを演じているジェニファー・アニストンの父親ジョン・アニストンが出演していたそうです。
だから、内輪ネタ(楽屋オチ)として、ここで使っているんですね。
チャンドラーが言うように、ソープオペラは、登場人物が複雑に関係して(三角関係とか四角関係とか? さらには意外な人が兄弟だったり親子だったり)、愛憎が渦巻き、事故で記憶を失うとか、誰かが死んでしまうとか、そういうドロドロした展開が売りだったりするようです。
その辺も、日本の昼メロと似てる。というか、日本の昼メロはソープオペラの設定をそっくりそのまま受け継いでいるのかもしれません。
どこの国でも、女性はこういうドロドロした恋愛ドラマが好きなのかなぁ?

フィービー: When do you get off? We'll do something tonight. (レイチェルはいつ仕事が終わるの? 今夜はあることをする予定なのよ。)
get off はご存知「(バスや電車から)降りる」です。
そこから「(仕事を)やめる、終える、(仕事から)解放される」という意味にもなります。
バスから降りる時は、"Getting off, please!" や "I'm getting off here." などと言いますが、get off というと思い出すのが・・・。
確か落語のネタでしたが、英語をしゃべれない人がアメリカでバスに乗った時に、「降ります」の "I get off." を「揚げ豆腐」(アゲドウフ)と覚えたらいいと言われ、「あげとうふ、あげとうふ・・・」と言っていたら、肝心な時に度忘れして、「ゴマ豆腐」と言ってしまった・・・というオチなんですが・・・。
このネタが面白いかどうかはともかく(笑)、これで「降りる」が get off だということは忘れませんね、きっと。

レイチェル: I'm sorry. You'll have to get used to the fact that I will not be dating Ross. (悪いけど、私はロスとはデートするつもりはないって事実に慣れてもらわないとね。)
get used to... は「・・・に慣れる」という意味。
used to... は「昔は・・・したものだった」という意味です。
よく似ていますので、間違えないようにしましょう。

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posted by Rach at 12:44| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月16日

フレンズ2-10その4

お酒の飲みすぎを心配するモニカに、
ボビー: This ins't the first time somebody said something to me about this. But I always made excuses, like "I'm just a social drinker." Or "Come on, it's Flag Day!" (お酒のことで誰かが僕にいろいろと言うのはこれが初めてじゃないんだ。でもいつも僕は言い訳してきた。例えば、「僕はただ、付き合い程度に飲んでるだけだよ。」とか「いいじゃん、今日は国旗制定記念日だぜ!」とか。)
make excuses は「弁解する、言い訳する」です。
social は「社交的な、交際上手な」という意味ですね。
ですから social drinking は「付き合い酒」、social drinker だと「付き合い程度の酒を飲む人」になります。
Flag Day は「アメリカの国旗制定記念日(6月14日)」です。
この国旗制定記念日がどのくらい重要な記念日なのか知りませんが、少なくとも独立記念日ほどの大きな記念日ではないでしょうね。
多分、それほど重要でもない記念日にかこつけて飲んでるのがギャグとして面白いということではないかと。
記念日にかこつけて飲むと言えば、昔、バラクーダという2人組のコミックバンドがいて、その人たちのヒット曲で「日本全国酒飲み音頭」というのがありました。
♪1月は正月で酒が飲めるぞー、酒が飲める飲めるぞー、酒が飲めるぞー。2月は節分で酒が飲めるぞー・・・♪
と延々12月まで続くというコミックソングです。
作曲担当者のベートーベン鈴木という名前がなぜか忘れられない。
笑点によく出演していたような気がします。(←家族がいつも見てたんで・・・)

チャンドラー: Guess who's back in show biz! (ショービジネスの世界に戻った人はだーれだ?)
フィービー: Lorne Greene? (ローレン・グリーン!)
チャンドラー: No. You know why? Because he's dead. (いや、違う。なぜだかわかる? だって彼はもう死んでるから。)
show biz は「ショービジネス、芸能界」という意味。
biz は business の短縮形ですね。クールビズですっかり有名になりましたが。
それにしても、こうやって「・・・したのは誰でしょう?」という問いかけは、その後、「ジャジャーン、それは・・・さんでーす!」と、そこにいる人の紹介を盛り上げるためのセリフなのは明らかなのに、フィービーはその場とは全然関係のない芸能人の名前を出すことが多いですね。
どの人物を選択するかにフィービーらしさが出ているのかもしれませんし、アメリカ人にはそこが面白いのでしょうね。
ただ、アメリカの俳優さんの名前ってあんまり知らないので、その名前を聞いて、大爆笑できないのが日本人のつらいところ。
この場合は、ショービズに復帰した人の名前なのに、故人を出してきたところが面白いようです。
ローレン・グリーンは、宇宙空母ギャラクティカなどに出ていたカナダ出身の俳優。
1987年に亡くなられているので、確かにこの時はもうこの世にはおられませんね。

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posted by Rach at 13:09| Comment(8) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月15日

フレンズ2-10その3

ボビーはいつもお酒を手に持ってる、というロスに、
フィービー: And did you notice how he always starts his stories with "Okay, I was so wasted!" or "Oh, we were so bombed!" "So I wake up and I'm in this dumpster in Connecticut!" (それから、ボビーがいつもこういう出だしで話を始めるのに気づいてた? 「いいかい、俺はすごく酔っ払ってたんだ。」「あぁ、俺たちはすごくベロンベロンだった。」「それで目が覚めると、俺はコネチカットのこのゴミ箱の中にいるんだ。」)
wasted も bombed も「酔っ払って、酒でフラフラの」という意味です。
dumpster は「ダンプスター、大きな金属製のゴミ箱」のことです。
ボビーの話はいつも酔っ払った時の話ばかりで、ベロンベロンになって気がついたらゴミ箱の中だった、という話まであったらしい。
それを思い出したみんなは、彼はアル中なんじゃないか・・・という疑問を持ち始めます。

セントラルパークにて。
ボビー: What do you say we make these coffees Irish? (このコーヒーをアイリッシュ・コーヒーにするのはどうかな?)
What do you say...? は「・・・はどうですか、いかがですか?」と提案する時の表現です。
Irish coffee (アイリッシュ・コーヒー)とはアイリッシュ・ウイスキー(アイルランド産のウイスキー)やミルク、砂糖を混ぜたコーヒーのこと。

モニカ: It seems like you've been making an awful lot of stuff "Irish" lately. (最近、あなたって、たくさんのものを”アイリッシュ”にしてるように見えるんだけど。)
ボビー: I'd make them Belgian, but the waffles are hard to get into that flask. (ベルギー風にしたいところだけど、ワッフルはその携帯用の瓶に入れるのは難しいからね。)
an awful lot of は「実にたくさんの、ものすごい数の」という意味。
awful (大変な、恐ろしい、ひどい)で a lot of を強調しています。
モニカはボビーがそうやって何かにつけて食べ物にウイスキーを入れていることを、遠回しに「アイリッシュにしている」と表現しています。
Belgian は「ベルギーの、ベルギー風の」という意味です。
flask は「(化学実験用の)フラスコ、(ウイスキーなどの)携帯用瓶」を指します。
ボビーは、「アイルランド風ではなくて、ベルギー風にしてみるっていうのもおいしそうだけど、ベルギーと言えばワッフルだから、ワッフルはウイスキーみたいに小さな瓶に入らないから持ち歩けなくて。」と言う妙な言い訳をしていますね。

(Rachからのお礼の言葉)
「みんなの英会話奮闘記ランキング」で久々の1位になりました!(注:「みんなの英会話奮闘記ランキング」への参加は、2016年5月末日をもって終了しました)
「なんということでしょう!」と「劇的ビフォーアフター」の心境です。(自分自身が一番驚いてます。)
年末年始があまりにもランキングが絶好調だったため、最近は下がっているところしか見てなくて、CDTV(カウントダウンTV)を見るたびに、ランキングが下がった矢印を見ては「おぉ、君の気持ちがよくわかるぞっ!」とシンパシーを感じる日々が続いていたのですが・・・(笑)。
ランキングはいつも接戦で、きっとまたすぐに落ちてしまうと思うのですが、久しぶりの復活でちょっと(かなり)嬉しかったので、喜びの声を書いてみました。
本当にクリックして下さった皆様、ありがとうございます。
これからも充実したサイトになるよう努力しますので、応援よろしくお願いします!
(ありがとう、紫のバラの人。←このネタは、前にも使ったな・・・笑)
出来ましたら、他の(↓)もついでに・・・(笑)。
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posted by Rach at 13:21| Comment(24) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月14日

フレンズ2-10その2

自分には才能がないと嘆くジョーイに、
ロス: Come on, you're just paying your dues. (そんなこと言うなよ。ジョーイは今、経験を積んでるところなんだよ。)
due は「当然払われるべきもの」という意味で、dues と複数形にすると「税、料金、会費、使用料」という意味になります。
pay one's dues は「会費や料金を支払う」という意味から、「(一人前になるために)一生懸命働いて経験を積む、下積みの経験をする」という意味になります。

ジョーイ: It's not worth it. I quit. (こんなことやるだけの価値もないよ。もうやめる。)
worth it は「やりがいのある、時間や労力をかけるだけの値打ちがある」という意味。
not worth it は「やるだけ無駄、割りに合わない」という感じです。

ファン・ボビーを見て喜ぶロス。
Fun Bobby (ファン・ボビー、ネアカのボビー)は、フレンズ1-10その5 で初登場しています。

ロス: I'm psyched to hear you're back with Monica. (モニカとよりを戻したって聞いてハッピーだよ。)
psych は「・・・を不安にさせる、怖じ気づかせる」という意味ですが、be psyched で「すごく楽しみで、興奮して、ハッピーで」という意味になります。
心が平常心ではなくて、ソワソワしてる感じです。

ファン・ボビー: Public display of affection coming up. You can avert your eyes. (愛情を公衆の面前で披露するよ。視線はそらしてくれていいよ。)
public display of は「・・・を公衆に見せること」、coming up はそういうシーンがまもなく登場するよ、ということ。
"Coming up is..." だと「次(の登場人物、の番組)は・・・です」という意味になります。
コマーシャル前に使う表現ですね。
明るいボビーは、そうやってモニカとのキスもみんなと楽しむためのアイテムにしてしまうんですねぇ。

ワインの減りが激しいという話から、
チャンドラー: I had a mug full in this I-got-boned-at-the-Museum-of-Natural-History mug. (俺はこの「自然史博物館で骨を抜かれた」マグで、マグ1杯分のワインを飲んだよ。)
mug は「マグカップ、大型カップ」ですね。
a mug of で「マグ1杯の」という意味になります。
ここでチャンドラーはマグの説明をしています。
I から History までが −(ハイフン)で結ばれているのは、その部分全体が形容詞として、後ろの名詞の mug を修飾していることを表しています。
音声ではもちろんハイフンがついているのはわかりませんが、その形容詞の部分だけ、続けて一気に言うので、mug を説明していることがわかります。
つまり、このマグに"I got boned at the Museum of Natural History."と書いてあるということ。
bone はご存知「骨」で、動詞として使うと、「骨を抜く」という意味になります。
ですから、このマグに書いてある言葉は、「私は自然史博物館で骨を抜かれた」ということ。
恐らく、恐竜の骨格の絵がマグには描いてあって、「恐竜のボクは、この博物館で骨になって飾られてるよ。」という意味でしょう。

結局、モニカの彼のボビーがワインをたくさん飲んだことにみんなは気づき、ボビーが帰っていったドアの方を「あいつか・・・」みたいな顔で見てるんですが、ジョーイだけ気づかなくて、「みんなそっちの方向いて、何見てるんだ?」と覗き込むようにしてるのが面白いですね。
で、しばらくしてから、あぁ、と気づく、と。
いつものパターンです。

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posted by Rach at 14:31| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月13日

フレンズ2-10その1

シーズン2 第10話
The One With Russ (2人のロス)
原題は「ラスの話」

ジョーイの芝居の批評が新聞に載るというので、みんなが新聞のスタンド(newsstand)に集まっています。
newsstand は通りや駅などにあって、新聞や雑誌を売っている売店のことです。
フレンズを見ていると、よく街を歩くシーンに写っていますよねぇ。
ドラマでは、このスタンドを結構見かけるので、アメリカでは新聞は newsstand で買うことが多くて、日本のように毎日家に配達されるということは少ないのかなぁ?とか昔は思ってました。
でも、やっぱり個別配送も行われているようです。
インデペンデンス・デイという映画では、主人公の一人ヒラー大尉(ウィル・スミス)が朝起きて、
I'm gonna go grab the paper. 「新聞を取りに行って来る。」
と言うシーンがありました。
新聞は家の前の道の上に、紐でくくってポンと置かれてました。
日本のように郵便受けには入っていないようです。
分厚くて入らないという話を聞いたような気もします。
このフレンズ冒頭のシーンは、いろんな新聞の批評を読みたいのでスタンドに行った、ということなんでしょうね。

ジョーイ: "The only thing worse than the mindless adolescent direction was Joseph Tribbiani's disturbingly unskilled portrayal of the king." (思慮に欠ける未熟な演出よりも悪かったのは、ジョセフ・トリビアーニの不安にさせるほど未熟な王の演技だけだった。)
チャンドラー: Okay, look. That is one guy's opinion. All right? Pheebs, read yours. (わかった、いいか。それは一人の人間の意見だ。いいな? フィービー、君のを読んでくれ。)
フィービー: "The only thing worse than the mindless, adolescent direction..." (思慮に欠ける未熟な演出よりも悪かったのは・・・)
チャンドラー: Anybody have a different paper? (誰か違う新聞持ってないのか?)
ジョーイが読んでいる記事は演劇の批評なので、難しい言葉が並んでいますね。
容赦のない単語が並んでいることに気付きます。
direction は「方向」ですが、この場合は演劇の話なので「演出」という意味になります。
direct (演出する、監督する)人だから director (演出家、監督、ディレクター)と言うのですね。
ディレクターという外来語は知っていても、ディレクションに演出という意味があるのを知らない場合もあるかと思うので、カタカナ英語から連想して単語を覚えることも大事かと思います。(覚えられるなら、どんなことでも使え!というのが私の主義。)
この批評文は、強調するために倒置の形をとっています。
文の基本的構成は、「ジョーイのportrayal (演技)は未熟な direction (演出)よりも悪い唯一のことだった。」となります。
そして、それを倒置にすることによって、「悪かったのは、ジョーイの演技だ。」と強調しています。
さらに、演出を mindless (思慮に欠ける)、adolescent (未熟な)と酷評しているにもかかわらず、それよりも「悪い唯一のこと」、つまりそのひどい演出よりも悪かったことがさらにある、それはジョーイの演技だ、とけなしているのですから、これはジョーイには、かなりショックな記事ですね。
チャンドラーはこれはあくまでこの新聞の批評だから、他の記事では誉めてるかもしれないとフィービーに読ませますが、読んだのは同じ新聞。
同じ新聞なら、載ってる記事は同じですってば。気付けよ、フィービー(笑)。(これは完全に吉本新喜劇のノリだ・・・)

レイチェル: Joey, they don't know what they're talking about. (ジョーイ、批評家は自分たちの言ってることがわかってないのよ。)
レイチェルはジョーイを慰めようとしています。
これは直訳すると、「批評家というものは、自分たちが話している話題について、何も知らない。」、つまり、「わかったようなえらそうなこと書いてるけど、演劇の本質なんて何もわかっちゃいないのよ。」ということです。
批評家をけなすことで、ジョーイに対する評価は間違いだと言いたいわけ。
人に自分の行動を非難されて、"I know what I'm doing." (私は自分のやってることはわかってるわ。これは、わかってやってることなの。私には私の考えがあってこうしてるの。)と自分を弁護する表現がありますが、それと似ていますね。

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posted by Rach at 12:56| Comment(11) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月12日

フレンズ2-9その16

相変わらずモニカの部屋の暖房器は壊れたまま。
ジョーイ: The knob was broken, so I turned it off from underneath. I hope that's all right. (ノブが壊れてたから、下の元栓を切ったよ。それでいいよね。)
underneath は「下、底面(に、で)」という意味。
確かにガス器具には「調子が悪くなったら元栓を閉めましょう」って書いてありますね。
そんな当たり前のことに誰も気づかなかったとは・・・。
そしてそれを”あの”ジョーイに指摘されてしまうとは・・・。
ちょっとみんな考え過ぎでしたね。

フィービーに付き合って、プレゼントを買う時間がなかったジョーイとチャンドラーは、ガソリンスタンドで買ったものをプレゼントにしようとします。
ジョーイ: And for Ross, Mr. Sweet Tooth. (そして、甘党のロスには。)
ロス: You got me a cola drink? (僕にはコーラ1本?)
チャンドラー: And a lemon-lime! (さらにレモンライムも1本つけちゃう!)
ロス: Well, this is too much! I feel like I should get you another sweater. (あぁ、これは多すぎるよ。君たちにはセーターをもう1枚買ってくるべきだったね。)
sweet tooth は「甘いもの好き、甘党」という意味。
another sweater 「もう1枚のセーター」という表現から、ロスはプレゼントにセーターを買ったことがわかります。
さらにジョーイとチャンドラーに1枚ずつ買ったのでしょうから、セーター2枚が缶ジュース2缶と交換になってしまったわけ。
かわいそうなロスでした。

チャンドラー: And last, but not least... (そして、最後の品が最高なんだよ。)
last but not least は「最後だからといって重要でないということではなく、大事なことをひとつ言い残したが」という意味。
シェークスピアの作品から来た言葉だそうですが、何かを紹介する時に、「最後に紹介しますが、おまけなどではなく、これが”とっておき”のものなんですよ。」というニュアンスです。

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posted by Rach at 14:56| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月11日

フレンズ2-9その15

キャブに戻ってきたフィービー。
ジョーイ: How far did you get? (どのくらいまで向こうに行った?)
フィービー: Mailbox. (郵便受けまで。)
チャンドラー: All right, we're getting closer. (よしいいぞ、だんだん近づいてる。)
get は「着く、到達する」という意味。
フィービーは、本当のお父さんに会うために家に近づこうとしますが、なかなか勇気が出ずに、途中まで行っては引き返す、を何度も繰り返しています。
その気持ち、わかりますよね。
日本では家にある郵便受けを「ポスト」と言いますが、アメリカでは mailbox といいます。(イギリスでは postbox, letterbox というらしい。)
それから日本では郵便を投函するのはあの赤い「ポスト」ですが、アメリカのは四角い青色の箱で mailbox と言います。
じゃあ、「ポスト」って何なのさ?って感じなんですが、post はイギリスで「郵便、郵便制度、郵便物、郵便箱(いわゆるポスト)」という意味になります。
今では電子メールでメールボックスというものがありますので、ポストよりも mailbox の方が自然になってきてるかなぁ?

チャンドラー: So why not go knock? (じゃあ、ノックしたら?)
Why not? は相手が否定的なことを言った場合には、「なぜいけないのか? なぜしないのか?」という意味になり、反語的に「・・・していいはずだ」という意味になります。
また相手が何かを提案した場合には、「もちろん。いいよ。そうしよう。」という返事になります。
(これも、「なぜしてはいけないのか、ダメな理由なんてないから、いいじゃないか。」という反語的な流れから来たものです。)
そして、このセリフの場合は、「・・・してはどうですか?」という提案を表しています。
反語というのは、「かつてこんなに悲惨な出来事があったであろうか。」と問いかけのように見せて、「いや、こんなに悲惨な出来事は過去に見たことがない、これはまさに史上最悪の出来事だ。」という結論に達するように誘導する修辞法ですね。
これと同じようなことが英語でもあるということです。
言葉で感情を表現する際に、ただ平坦に語るのではなく、劇的な効果を狙ってこのような言い方をするのでしょうが、その思考過程は英語も日本語も同じということですね。
やはり同じ”人間”なので、思考回路はどこか似ているのでしょう。

なかなかノックできないフィービー。
フィービー: I've already lost a fake dad this week. I don't think I'm ready to lose a real one. (私は今週すでにニセモノのパパを失くしてるわ。だから、本物のパパまで失う準備が出来てないのよ。)
フィービーがパパだと信じていた人は別人(ただのフォトフレームのモデル)でした。
だから、もし本物のパパと会って、その人がフィービーにとっての素敵なパパじゃなくて、ひどい男だとわかったら、フィービーにはすがるものがなくなってしまうのですね。
だから会うのが怖いというフィービー、その気持ちはよくわかります。
さんざん待たされて結局会う勇気が出なかったフィービーを優しく慰めるジョーイとチャンドラー。
こういう友達がいるって素晴らしいですね。羨ましいです。

ジョーイ: I know you're not going in there, but you think it's okay if I go in and use his bathroom? (フィービーがパパの家に入っていけないのはわかってるんだけど、俺が行ってトイレを借りるっていうのはダメかな?)
二人ににらまれて
ジョーイ: That' fine, never mind. Cool, snow! Kind of like a blank canvas. (いいよ、忘れて。[外を見て] おっ?きれいだな、雪って! 真っ白なキャンバスみたいだ。)
せっかく優しい言葉をかけたのに、こうやってその感動を潰してしまうのもジョーイらしいです。
トイレが借りれないと知って、雪のキャンバスに絵を描くことに決めたようですね(笑)。

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posted by Rach at 11:48| Comment(16) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月10日

フレンズ2-9その14

追加で50ドルのチップを渡すロスですが、結局、管理人は交渉していたのではなく、本当に店の都合でノブが入手できないんだとわかります。
モニカ: So you really did like my cookies? (それじゃあ、管理人さんは本当に私のクッキーが気に入ってくれたのね?)
管理人: Yeah, they were so personal. It really showed you cared. (あぁ。クッキーだとその人の個性が出るからね。君らが気に掛けてくれてるのがよくわかったよ。)
show は「示す、明らかにする」、care は「気に掛ける、気遣う」。
チップだとお金だから金額が違うだけで、そのくれた人の個性が見えないが、クッキーだと相手のことを考えながら作るから、その分、気持ちがこもってるし、作った人の個性が見える、という意味ですね。
フレンズ2-9その1 にも書いたように、私は impersonal をいう単語のイメージが、「日本の”顔が見えない”国際援助」の「顔が見えない」に似ている気がするんですよね。(あくまでも私のイメージですし、実際の英訳は違いますが。)
そしてその反対の personal は「相手の顔が見える、相手の個性が見える」という意味だと考えています。

日本が経済大国だった時に、日本の国際援助は金額はすごいが顔が見えない、とか言われてましたね。
援助は金銭的なことで貢献するのはもちろんですが、実際に技術者が現地に行って技術を教えるとか、そういう人間が援助してるんだというところを見せてない、というような非難でしたね。
人が行っていないはずはないんですが、日本人はただそういうことをアピールするのが下手なだけなんでしょうけど。
他の人には不評だった、クリスマスのクッキーですが、管理人さんは本当に喜んでいるようです。
管理人さんにはきっと手作りクッキーを作ってくれる女性がいないんですね・・・。

管理人: Is this mistletoe? (これはヤドリギかな?)
レイチェル: No, that...That is basil. (いいえ、それは・・・それはバジルの葉よ。)
管理人: If it was mistletoe, I was gonna kiss you. (もしヤドリギなら、俺は君にキスしようと思ったのに。)
レイチェル: No, it's still basil. (いいえ、やっぱりバジルよ。)
mistletoe は「ヤドリギ」。
クリスマスの装飾用に使うものですが、クリスマスにはヤドリギの下にいる相手にキスをしても良いという習慣があります。
アリー my Love のシーズン2第10話「汚れなき魂」のラスト近くに以下のようなシーンがありました。

アリーのオフィスで元カレのビリーと昔の思い出話をしていて、ビリーはアリーにキスをします。(軽く、ですがホッペではなくて、マウス・トゥー・マウス(!)のキスです。)
ビリー: Mistletoe. (ヤドリギ。)
見上げたアリーの頭上にはヤドリギが・・・。ビリーが右手で掲げていました。
ビリー: Merry Christmas, Ally. (メリー・クリスマス、アリー。)
アリー: You, too. (あなたにも。)

ビリーにはジョージアという奥さんがいて、しかも3人とも同じ弁護士事務所で働いています。
この後のエピソードでアリーとビリーがマジなキスをした時には、人に目撃されたわけではないのに、本人たちはヤバイことをしてしまったと慌てて、ジョージアにそのことを告白するかどうかで葛藤する、という展開になってました。
でも、ヤドリギの下でのこのキスは全然問題にならないようです。
軽い、ということもありますが、ヤドリギの下だから、という妙な免罪符があるんですね。
それくらい、ヤドリギには効果がある、と。
日本で同じことをすると、セクハラで訴えられそうですが(笑)。
いくらヤドリギの下でも、私に kiss しちゃダメよん。(←誰もしねーよ!!)
実際に、ヤドリギの下で、恋人でもない人とキスしたという経験のある方、おられます?
おられたら、その経験談を是非教えて下さい(!?)

basil は「バジル」。料理などに使いますね。
still は「まだ、今でもなお、やはり、これから先もなお依然として」という意味。
前と同じ状態がその時なお続いている様子を表します。
管理人がヤドリギだったら・・・と頑張ろうとするので、「あなたが何を言おうと、それはバジルだし、今もそしてこれからもバジルよ。」とバジルであることはゆるぎないと主張している様子を表す still です。
ヤドリギってドラマではよく見かけるのですが、拡大してみたことないのでどんな姿かよく知りません。
でも、天井から吊るしてあるのでやっぱりヤドリギですよねぇ。
ただこの部屋は暑くて乾燥しているので乾燥したバジルの葉みたいになっているから、レイチェルが「バジルだ」と言い張っているだけでしょう。
だいたい、バジルを飾るわけないですしね。

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posted by Rach at 14:23| Comment(8) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月09日

フレンズ2-9その13

パーティーで、ロスは知らない女性と話をしています。
ロス: It's hard to tell because I'm sweating, but I use exactly what the gel bottle says. An amount about the size of a pea. How can that be too much? (僕が汗をかいてるからわかりずらいけど、僕はジェルのボトルに書いてあるとおりに正確に使ってるんだ。豆粒大の量だよ。どうしてそれで多すぎるってことになるんだ?)
hard to tell はよく使う表現ですが、この tell は「言う」ではなくて「見分ける、分かる」という意味です。
say は「(掲示や印刷物に)・・・と書いてある、(時計や計測器が)・・・を示す」という意味。
ここではジェルのボトルに書いてある使用方法に、そういう説明が載っている、ということ。
pea は「エンドウ豆」ですが、量を示すのにアメリカでも豆粒大とか言うんですね。
日本でも「小豆(あずき)大」とか言いますし。
ロスはレイチェルに、頭にジェルをつけすぎだ、と言われたことをまだ気にしています。
やっぱり obsessive(執拗な)じゃん。

パーティーに管理人が現れました。
今こそ、チャンス到来、チップを渡せとモニカに迫るロスですが、
モニカ: No, I will not cave. (いやよ、屈服するつもりはないわ。)
レイチェル: I'm with Mon. (私もモニカに賛成よ。)
cave は「洞窟、ほら穴」、「陥没する、落盤する」という意味がありますが、そこから「(説得・圧力で)[・・・に]屈服する、降参する」という意味にもなります。
日本語でも、相手の熱心な説得に負けてしまうことを「陥落する」と言いますから、何となく雰囲気わかりますよねぇ。
with は「・・・に賛成して、味方して」という意味です。反対なら against です。

ロスは管理人にチップを渡し、暖房器を修理してもらおうとしますが、
管理人: No can do. Like I told the girl, I can't get a knob until Tuesday. (それはできないよ。あの子にも言ったように、火曜日までノブが手に入らないんだ。)
No can do. は「そんなことはできない、だめだ」という意味。
よく見ると妙な表現ですが、Nothing can do. 「(それを)できるものは何もない。」という感じなんでしょうか?

なかなか言うことを聞いてくれない管理人を見て、
モニカ: He's playing baseball. (彼、ベースボールをやってるわね。)
ロス: You mean hardball? (ハードボールの間違いじゃない?)
モニカ: Whatever. (何でもいいじゃん。)
play hardball は「厳しくあたる、厳しい措置を取る」という意味です。
「hardball(硬球)でプレーをする」というところから来ています。
モニカはその hardball を baseball と言い間違えたんですね。
指摘されて、whatever 「なんなりと、何でも、どうでもいいよ」と返事しています。
ロスにえらそうに言ったつもりが、間違えていて恥ずかしかったので照れ隠しもあるでしょうが、ベースボールかハードボールか、何かとにかくそういうやつよ、何でもいいでしょ、そんな細かいことはどうでもいいじゃん、というニュアンスです。
相手がどうでもいいことにこだわっている時や、自分がもう考えるのが面倒くさい、とか言うときに、"Whatever."(何でもいいや。)をよく使いますね。

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posted by Rach at 13:37| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする