2006年03月31日

フレンズ2-12その12

フィービーがセントラルパークでライブをしようとしたところ、
子供: Excuse me. Is this where the singing lady is, who tells the truth? (すみません。歌手のお姉さんがいるところはここですか? ”真実を歌う”お姉さんのことなんですけど。)
フィービー: I guess that's me. (多分、それは私のことだと思うけど。)
子供: She's here! (お姉さんはここだぞ!)

子供向けの歌を歌う仕事はクビになってしまったフィービーですが、子供たちにはわかっていたんですねぇ。
大人が隠そうとする真実を赤裸々に歌い上げるフィービーの魅力が(笑)。

「不適切だが真実の歌」を歌うフィービー。

♪男が女を愛することがある
男が男を愛することもある
それからバイセクシャルもいる
彼らは自分をごまかしているんだ、と人は言うけれど♪

kid oneself は「自己を偽る、自分に都合のいいように考える、自分自身を正当化する、自分をごまかす」という意味。
つまり、バイセクシャル(男性も女性も愛する)なのは偽りで、そういう人は女が好きなふりをしているだけで、本当は男が好きなんだ、という意味の歌詞のようなんですが・・・。
そんな人もいる、という歌詞の時に、意味ありげな目つきでチャンドラーを見る子供。
「それって俺のことかよ?!」と言いたげなチャンドラーです。

ロス: This is exciting! I haven't seen my monkey in a year. (これってワクワクするよな! もう1年も僕のおサルを見てないんだから。)
チャンドラー: What, you never look down in the shower? (何? シャワーの時、お前は下を見ないのか?)
怒った顔のロスを見て
チャンドラー: I'm not allowed to make one joke in the "monkey is penis" genre? (「おサルはおちんちん」のジャンルで、ひとつジョークを言うことも、俺は許されないのか?)

チャンドラーは monkey を penis だと言っています。
これはよくあるギャグらしく、フレンズ1-15その3 でも出てきました。
せっかく喜んでいるのにチャンドラーが水を差したので、ロスは怒ったのですが、チャンドラーは、そっちの方面のギャグ(?)を言ったくらいで怒るなよ、と返しています。
genre は「形式、様式、ジャンル」です。
綴りも発音も変わっていますが、やはりフランス語から来た言葉だそうです。

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2006年03月30日

フレンズ2-12その11

図書館で歌う仕事をクビになってしまったフィービー。
ロブ: The library board got a lot of complaints from parents about the stuff in your songs. (図書館の理事会に、君の歌に出てきたことについて、子供の親たちから、たくさん苦情が殺到したんだ。)

board は「板、食卓、テーブル、会議の卓」という意味から、「理事会、取締役会( board of directors )」という意味があります。


ロブ: Maybe if you just played some regular kiddy songs? (多分、君がただ、普通の子供向けの歌を演奏してくれてたら・・・)
フィービー: What do you want me to be? Like some stupid, big, like, purple dinosaur? (私に何になれって言うの? 例えば、おバカで大きな、ほら、紫の恐竜とか?)
ロブ: You don't have to be Barney. (バーニーになる必要はないよ。)
フィービー: Who's Barney? (バーニーって誰?)

自分でそれらしいことを言っておきながら、実は知らない、というのはフィービーがよくやるボケです。
ロブが「バーニー」という名前を出したのは、フィービーの説明がバーニーの説明をしていると思ったからですが、当のフィービーは、バーニーを知らないらしい。(←今、あんたがまさに説明していた恐竜だよ、っていうツッコミが入るところです。)
逆に、バーニーを知らなくても、このやり取りから、バーニーという紫の恐竜がいる、ということもわかりますよね。
私もこれを見た当時は、「そういう恐竜がいるんだ・・・」と思っただけなのですが。
このブログで以前に、Bunny という単語の解釈について議論していたことがあるのですが、その時のコメント欄で、バニーつながりというか、よく似た名前ってことで、「バーニーという名前の、アメリカで流行っている(いた?)紫の恐竜がいる」と教えていただきました。
そこで紹介されたサイトはこちら→ Barney
また、PBS KIDS のページ でもバーニーは見れます。
PBS という局の子供番組の中に、Barney の番組があるようですね。
この局では、この他にも Sesame Street (セサミストリート)、Between the Lions (ライオンたちとイングリッシュ)などを放送しているようです。
PBS とは、Public Broadcasting Service のことで、全米ネットの公共放送網です。
日本で言うと、まさにNHK教育テレビの子供番組という感じでしょうか。


ロス: I tracked down Marcel and get this. He's healthy, he's happy and he's in New York filming Outbreak 2: The Virus Takes Manhattan. (僕はマルセルの足取りを追って、このことを掴んだんだ。マルセルは健康で幸せで、彼は今、ニューヨークにいて、「アウトブレイク2:ウイルスがマンハッタンを襲う」を撮影中なんだ。)

track は名詞だと「車の通った後、わだち、足跡、道、軌道」、動詞だと「・・・を追跡する、突きとめる、探知する」という意味になります。
Outbreak (アウトブレイク)は1995年のダスティン・ホフマン主演の映画ですね。
未知の細菌が人間を襲うというパニック映画でした。(この手のは苦手なんで見てないけど。)
ちょうどフレンズ第2シーズンが1995年頃の作品なので、旬の映画の名前を出したんでしょうね。


ジョーイ: I finally get a part on TV, and the monkey's making movies. (俺はやっとテレビでの役をゲットしたんだ。それで、猿は映画を撮影してるのかよ。)

おサル相手にジェラシーを感じてしまうジョーイでした。
でも、テレビの役をゲットした時期だから良かったよねぇ。
これが前みたいになかなか役に恵まれない頃なら、もっとひがまないといけないところでした(笑)。
マルセルは芸達者だから、いきなり大役をゲットできたのかもしれませんね。

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2006年03月29日

フレンズ2-12その10

テレビで「愛の病院日誌」を見ているみんな。
同僚の医者: Only you who can save her, Drake! (彼女を救えるのは君だけなんだ、ドレーク!)
ドレーク(ジョーイが演じている役): Damn it! I'm a doctor. I'm not God! (くそっ! 僕は医者だ、神ではない!)
ロス: There goes my whole belief system. (僕の信念体系の全てが消え去ったよ。)

belief system は「信念体系」。
there goes は「どこかへ行って(消えて)しまう、・・・がなくなる」という意味です。
here comes だと「・・・がやって来た、ほらここに」という意味ですね。
Here comes the train! 「ほら電車が来たよ。」、Here comes the sun. 「ほら太陽が顔を出すよ。」など。
(ビートルズの歌にも、Here Comes the Sun というタイトルの曲があったなぁ・・・)
there goes はその反対の動きを表すのだと思います。(←ちょっと自信ないけど)
このロスのセリフは、普段は学問には全く興味のなさそうなジョーイが、医者役、それも神に近いような名医役を演じているのを見て、ロスの「信じていたもの」がガラガラと音を立てて崩れていく、という感じを表しているのだと思うのですが?


エリカがジョーイの部屋にやってきました。
エリカ: How did you get here so fast? I just saw you in Salem. (どうやってそんなに速くここに来たの? たった今、セーラムにいるところを見たのに。)
ジョーイ: Right, they choppered me in. (確かに。ヘリで送ってもらったんだ。)

chopper には「ヘリコプター、(改造)オートバイ」という意味があります。
動詞として使うと、「ヘリコプターで飛ぶ」という意味にもなります。


テレビを見せて、あれは演技なんだと説明しようとしますが、テレビと現実の区別がつかないエリカ。
エリカ: How can you be here and there? (どうやってここにいたりあそこにいたりができるの?)
ジョーイ: Because it's a TV show! (だって、あれはテレビのショーなんだよ!)
エリカ: What are you getting at? (何を言おうとしているの?)
ジョーイ: I'm not Drake! (俺はドレークじゃないんだ!)
ロス: That's right! He's not Drake. He's Hans Ramoray, Drake's evil twin! (その通り! 彼はドレークじゃない。彼はハンス・ラモレーだ。ドレークの邪悪な双子(の弟)なんだ!)
エリカ: Is this true? (これは本当なの?)
レイチェル: Yes! Yes, it is true! And I know this, because he pretended to be Drake to sleep with me! (そうよ! それは本当よ! 私は知ってるのよ、だって、彼は私と寝るためにドレークのふりをしたんだから!)
モニカ: And then he told me he would run away with me! And he didn't! (それから、彼は私と一緒に逃げようって言ったのよ! そして彼は逃げなかった!)
チャンドラー: And you left the toilet seat up, you bastard! (そして、お前はトイレの便座を上げたままにしておくんだ、このろくでなし!)

get at は「・・・をほのめかす、明らかにしようとする」という意味。
What are you getting at? 「何を言おうとしているのか? 一体何が言いたいんだ?」という形で使います。
evil twin 「邪悪な双子(の兄弟)」というのが面白いですね。
ちなみに、twin だけではどちらが上かはわかりません。(日本語だと必ず「双子の兄」か「双子の弟」と言わないとすっきりしない気がする・・・)
フィービーとアースラはアースラが姉ということになっていますが、それもいろんな話の流れからわかったことです。
というより、brother という言葉も、「兄、または弟」という単語なので、兄か弟かはわかりませんよね。
どちらが年上かということにはあんまりこだわらないんでしょうか?(逆に、日本は年齢の上下を気にする文化なのか・・・? 目上の人を重んじる儒教の影響か・・・!?)

ジョーイの出ているソープオペラは、人間関係が複雑でドロドロしているのが特徴ですよね。
顔はそっくりだけど、一人は善良で、一人は極悪人という双子とかが確かに出てきそうです。
この手のドラマではよくある設定ですね。
レイチェルもモニカもこの事態に便乗して、いろんな嘘を並べ立てながら、エリカの真似をして次々とコップの水をジョーイの顔にかけます。
ここでなんとか我慢して、エリカの気持ちを冷まさないといけないジョーイは、抵抗することができません。
最後のチャンドラーは、悪乗りして全然関係のないことで非難しています。
それがトイレの便座とは・・・なんて、スケールの小さい話(笑)。

leave the toilet seat up は「男性が小をするためにトイレの便座を上げておくこと、上げたままにしておくこと」という意味ですね。
アリーmy Love の舞台の法律事務所はトイレが男女共用になっています。(確か、所長のリチャードの発案だったはず)
そこから、いろんなドラマが生まれるのですが、ジョン・ケイジが便座を上げるリモコンというのを使っており(キレイ好きなので、手で上げるのがいやとかで・・・笑)、アリーがこれから座ろうとしているところでそのリモコンを使ったので、アリーが便座を上げた状態でお尻を乗せてしまったため、お尻が便器にはまって抜けないという騒ぎがありました。
(日本のドラマでは、ヒロインが便座にハマるって状況にはなかなかならないと思うけど、アメリカのドラマは大胆ですねぇ。)

(最後にヘンな話)
最近は、トイレが汚れるという理由で、男性も座って小用を足す人が増えてきた、と聞きました。
確かに息子がしているのを見てると、「こりゃ、汚れるわなぁ。」という感じですね。
あちこち跳ね返っちゃうし・・・(←あまりリアルに書くのはやめよう)
私も座ってしてくれると助かるなぁとは思うんですが、我が家は主人も息子も便座を上げて用を足しています。
それには理由があって、「男は立って用を足すもんだ。それが出来ないと男は弱くなるんだ。最近男のパワーがないのは、立ってする機会が減ったからだ!」というのが私の父の持論(!?)で、うちの実家には洋式トイレとは別に、立ってする小便用便器もあるんですよ。
トイレの面積が増えることになりますけど、これだけは譲れなかったとかで。
さらに、息子がそこで用を足した後、「これ便利だから持って帰りたい。」と言って外そうとしてたらしいので、やはり男性にとって「立ってする」ことって、そんなに重要なのかなぁ?
女の私には、じぇんじぇんわかりませんけど(笑)。

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2006年03月28日

フレンズ2-12その9

清掃員: Word on the street... When I say "street," I mean those pretend streets here at the zoo. (街のうわさでは・・・俺が「街」というのは、動物園での空想上の「街」のことだよ。)
ロス: Of course. (もちろんわかってるよ。)
清掃員: Your monkey found a new career in the entertainment field. That's all I know. (あなたの猿はエンターテインメントの分野で新しいキャリアを見つけたんだ。それが俺の知ってるすべてだよ。)

word on the street は「街のうわさ(噂)、巷のうわさ」という意味。
一瞬、「風のうわさ」にしようかと思ったけど、風のうわさは遠く離れたところから聞こえてくるうわさのことだから、ちょっとニュアンスが違うのでやめました。
ここでは、「この辺りで囁かれているうわさ」という意味のようですからね。
pretend は小児語で「うその、空想上の」という意味。
ごっこ遊びをする時に、"This is my pretend father." というと、「この子が僕のお父さん(役)だよ。」になります。

清掃員: So what is this information worth to you, my friend? (それで、この情報はあなたにとってどんな価値があるのかな? ご友人。)
ロス: Are you trying to get me to bribe you? (君は僕からわいろを貰おうとしているのか?)
清掃員: Maybe. (まあね。)
ロス: But you already told me everything. (でも、君はすでに全部しゃべっちゃってるし。)

情報の価値について語る清掃員。やっぱりサスペンスものの見過ぎのようです。
ゆすろうと思ったようですが、お金を取る前に全部情報をしゃべっちゃいましたね。ツメが甘かったようで。
普通はとっておきの情報は、お金と引き換えに教えるもんでしょうが。
そんなあなたには、カリオストロ伯爵の名セリフを贈りましょう。
「ルパン、切り札は最後まで取っておくものだ!」(はぁ?)

ビールのポスターを見せるロス。
ロス: He actually is the Monkeyshine monkey! (マルセルは本当にモンキーシャインビールの猿なんだよ!)
レイチェル: What'll you do? (どうするの?)
ロス: I'm gonna call the beer company and try to find him. (ビール会社に電話して、マルセルを見つけようと思うんだ。)
チャンドラー: That's what I did when I lost my Clydesdales. (俺のクライズデールが行方不明になった時に、俺もそうやって探したよ。)

actually は「実際に、本当に」という意味。
このCMを見てマルセルにそっくりだという話をしていたのですが、それはそっくりなんじゃなくて、「本当に」マルセルだったんだ、ということですね。

Clydesdale は「クライズデール(スコットランド原産で体格が良く、足首の毛が白くふさふさと長い馬)」です。
何故、唐突にクライズデールが出てきたか?
こういうのを調べるのが醍醐味なんですが(私だけ?)、この話の流れから言うと、クライズデールが出ているCMがある、ってことですよね。
それも可能性としては、同じビールかお酒関係が近い。
そうして調べてみると、発見しました! 答えはバドワイザー(Budweiser)!
アメリカのビール会社バドワイザーは、昔、ビールの木箱を馬車に積んで輸送していたそうです。
ですから、クライズデールはこの会社のシンボルで、クライズデールが馬車を引くというCMがアメリカではあるそうですね。
私はもちろん見たことないです。(アメリカに行ったことないから・・・泣)
ネットでそのCMを探してみたんですが、見当たりませんでした。
私はお酒を飲まないので、ビールのCMにはウトいのですが、日本のバドワイザーのCMには出てこないのかなぁ?
ともかく、チャンドラーが言っているのは、このバドワイザーのクライズデールのCMのことでした。
ロスが会社に問い合わせると知って、「まぁそうやって調べるのが妥当だな。」と言えば良いものを、わざわざ他のビールのバドワイザーのCMを持ち出してくるところが、いかにもチャンドラー、って感じですね。

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2006年03月27日

フレンズ2-12その8

フィービーが子供たちの前で不適切な歌(笑)を歌った後、ロブはフィービーを絶賛します。
ロブ: And you know why? Because you told the truth. Nobody ever tells kids the truth. You were incredible! (なぜだかわかる? それは君が真実を告げたからだ。誰もこれまで子供に真実は話さなかった。君はすごいよ!)
フィービー: But...? (でも・・・?)
ロブ: How'd you know there was a "but"? (どうして「でも」が来るとわかったの?)
フィービー: I sense these things. It was either "but" or "butter." (そういうことってわかるのよね。「バット」か「バター」が来るって。)
incredible はMr.インクレディブルのおかげで、日本人にもなじみのある単語ですね。
in- は「不・・・」(not)の意味を表す接頭語、credible は、 credit (信用・信頼)の関連語で、「信用・信頼できる」という意味ですから、incredible はもともと「信じられない、信用できない」という意味です。
そこから「信じられないほど素晴らしい、すごい、驚くべき、非常な、途方もない」という意味になります。
unbelievable も文字通り「信じられない」という意味から、「信じられないほど素晴らしい」という意味になるのと同じです。

日本語で「あの人、信じられない!」というと、「理解できないことをする人、あの人の神経を疑う」と悪い意味になるような気がしますが、最近の「ありえない」のニュアンスなら、誉める時の incredible に近いかもしれませんね。
Gackt がとある番組で、「ガンダムのシャアの声って、池田秀一さん? あの声は、ありえないよねぇ・・・」と言っていたんですが、それはもちろん、「この世に存在するのが不思議なほど素晴らしい」(ちょっと大袈裟?)という意味で使ってますよね。
私もシャアの声は、池田さん以外には「ありえない」と思いますし、「ありえない」ほどかっこいい声だと思ってますよっ!(← 一体、何の話?)
but と butter については単なるダジャレでしょう。
「しかし」か「かかし」が来る、という感じかな?

清掃員: There was a break-in a few months back. Inside job. Your monkey was taken. (2,3ヶ月前、押し入りがあったんだ。内部の者の犯行だ。あなたの猿は連れ去られた。)
ロス: The zoo told me that my monkey was dead! (動物園側は、僕の猿は死んだって言ってたぞ。)
清掃員: The zoo! You believe everything the zoo tells you? (動物園だよ! 動物園が言うことは何でも信じるのか?)
ロス: That's the only thing the zoo's ever told me. (動物園が今まで僕に言ったことはそれだけしかないけど。)
清掃員: Of course they'll say that! They don't want the bad publicity. It's all a great big cover-up. Do you have any idea how high up this thing goes? (もちろんあいつらはそう言うだろうさ。悪評を立てられたくないからね。大規模な隠蔽だ。この件をたどっていくと、どのくらい上のクラスまで関係してくると思う?)
ロス: That guy Lipson? (あのリプソンっていう園長?)
清掃員: Lipson knows? (リプソンも知ってるのか?)
break-in は「押し入り、(盗み目的の)住居侵入」。
inside job は「内部犯行、内部の者の犯行」という意味です。
inside joke なら「楽屋落ち、内輪受けのジョーク」という意味ですね。
ロスに「動物園の言うことなんか信じるな」と清掃員は言っています。
彼は内部の人間なので、いろいろと裏であくどいことをしているのを知っているからこそのセリフでしょうが、「動物園ってのはそんなもんだ」みたいに言うところが、「闇の組織」を語ってるみたいでおかしいですね。
publicity は「宣伝、広告、評判、パブリシティー、広報」なので、bad publicity は「悪評、悪い評判」です。
猿が盗まれたとわかれば、動物園の評判が落ちる、ということです。
cover-up は「隠すこと、もみ消し、隠蔽(工作)」です。
how high up this things goes は「このことがどのくらい上まで行くか」ですから、この件の背後には大物がついている、と地位が上の者がこの件に関与していることを匂わせるセリフです。
で、ロスがその辺りを察して、「園長か?」と聞くと、「園長も知ってるのか?」と聞き返す清掃員。
自分で匂わせといて、驚いてどうする(笑)。
どうもこの人は、自分がサスペンスドラマの主人公になったつもりでいるようですね。
inside job 、cover-up などの言葉を散りばめて、ただ猿が連れ去られたことを、巨大な悪が背後に潜む大規模な組織犯罪であるかのように言って、その雰囲気に浸っているんですね。

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posted by Rach at 13:36| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月26日

フレンズ2-12その7

マルセルが死んだと聞いて、動物園でぼんやりしているロス。
清掃員: Meet me in the nocturnal house in 15 minutes. (夜行性動物のコーナーで15分後に会おう。)
ロス: Hey, look. I don't really enjoy being with other men that way. But, zoo dollars? (あのー、そんな風に男性と一緒にいても、僕はあんまり楽しくないんですけど。でも、動物園の金券あげましょうか?)
清掃員: It's about your monkey! It's alive. (あなたの猿に関する話だよ! 猿は生きてる。)
nocturnal は「夜行性の」という意味。
a nocturnal animal は「夜行性の動物」です。
nocturne だと「夜想曲、ノクターン」という意味になります。
ショパンのノクターン大好き!というか、ショパンが大好きなんですね。
ピアノやってた人間としては、あの旋律の美しさに感動します。
幻想即興曲が好きで随分練習したんだけど、未だにちゃんと弾けませんねぇ。(弾いたら、別の曲に聞こえるのだ・・・(泣)。子犬のワルツとか雨だれ(の前奏曲)なら弾けます。ま、自慢するほどのこともないんですが・・・)

清掃員の衝撃のセリフの後に、チャンチャーン!とドラマチックなBGMが流れて、サスペンスドラマの衝撃の告白!みたいな感じになってるのが面白いですね。
今回はソープオペラの話なので、そのパロディーかも。

同じレストランで食事を喉に詰めた人を助けなかったジョーイ。
エリカはジョーイが本物のドクター・ラモレーだと思っているので、不思議に思います。
エリカ: I don't understand. Why didn't you help that man? (わからないわ。どうしてあの人を助けなかったの?)
ジョーイ: Because I'm a neurosurgeon and that was clearly a case of "foodal chokage." (それは僕が神経外科医だからだ。あれは明らかに「食物窒息症」の症状だったからね。)
foodal chokage は明らかに造語です。
-al をつけて形容詞風に(classical みたいに)、-age をつけて名詞風に(shortage みたいに)して、難しい病名に聞こえるようにしているのです。

自分は本当は医者ではなくて俳優なんだ、と言おうとしたジョーイですが、
エリカ: You don't have to tell me anything. You don't have to explain yourself to me. Who am I to question the great Dr. Drake Ramoray? (私に何も言わなくていいわ。あなた自身のことを私に説明する必要なんてないのよ。偉大なるドクター・ドレイク・ラモレーに質問する私は何様なのかしら?)
Who am I to... は「・・・する私は何者なの?」、つまり、「・・・するなんて、何て大それたことを。私は・・・できるような人間じゃないのよ。・・・するなんて私は自分を何様だと思ってるのかしら?」という感じでしょうか。
"Who do you think you are?" だと、「自分を誰だと思っているんだ? 自分を何様だと思っているんだ? 自分の立場がわかっているのか?」という感じ、"Who are you to talk?" だと、「そんなことを言う君は誰だ? 君にそんなこと言う権利はない。」という意味になります。

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2006年03月25日

フレンズ2-12その6

フィービーはセントラルパークでロブという男性と知り合います。
彼は子供のために歌を歌ってくれる人を探していて、フィービーは子供たちのために演奏することになったのですが・・・ちょっと緊張しているようですね。
フィービー: No. I'm just nervous. Maybe if I just picture them all in their underwear... (いいえ、ただナーバスになってるだけよ。多分もし子供たちが全員下着姿になってるところを想像したら・・・)
ロブ: That's not a good idea. That's the reason the last guy got fired. (それは良くないな。それが、前の男性が解雇された理由だよ。)
フィービーは、緊張をほぐすために、子供たちの下着姿を想像しようとしてますが・・・。
エッチな気持ちになると、気持ちが盛り上がって、ナーバスじゃなくなるんでしょうか?(違った方面でハイになって、気持ちをそらすんでしょうかねぇ。”子供のそういう姿”を想像することで効果があるかどうかは・・・まぁ、そういう趣味の方もおられますけども。)
でもそんなことを考えたせいで、前任者はクビになったらしい。
確かにそんな目つきで見ていたら、保護者にバレそうですけどね。

フィービーの歌は、予想通りのものでした(笑)。
♪おばあちゃんが最近夕食に来なくなった
最後に見た時は、すごくやせていた
ママとパパはおばあちゃんがペルーに行ったというけれど
本当はおばあちゃんは死んでいて、いつかはみんなもそうなるの♪
dinner と thinner が韻を踏んでいますね。
最近の子供は死を身近に感じることが少ないと言いますが、これはあまりに衝撃的な事実!

エリカとジョーイはレストランにいます。
エリカ: Oh, these hands, these beautiful hands. I could just eat them. But I won't. (あぁ、この手よ、この美しい手。食べちゃいたい。でも、食べないわよ。)
ジョーイ: Otherwise my watch would fall off. (食べちゃったら、腕時計が落ちちゃうもんね。)
エリカはジョーイの手をこねくり回しています。
could just eat them は「その手を食べようと思えば、パクっと食べちゃうことができそう。」という感じ。
「でも食べないわよ。」というエリカの表情がおかしいですね。
ブルック・シールズは美女、というイメージですが、こんなコミカルな役も出来るんだと知ってびっくりしました。(他の出演作を見たことはないけど。)
otherwise は「さもないと」。
この場合は、「もちろん食べないよね。さもないと」手首から先がなくなってしまうから、腕時計が手首で止まらないで、するっと抜け落ちてしまうよ、という意味です。
「もし万が一、手を食べちゃうことになったら、そういうことになってしまう」と、あり得ない仮定の話を受けているために will fall off ではなく、would が使われているのですね。
実現不可能なことを表す「仮定法過去」の 条件節を受ける場合、帰結節は would になるのと同じです。
それにしても、なんかホラーみたいな話ですが。
さすがのジョーイも、かなりビビってるようですね。

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2006年03月24日

フレンズ2-12その5

動物園でマルセルを探しているロス。
動物園園長: I'm afraid I have some bad news. Marcel has passed on. (申し訳ありませんが、悪いお知らせがあります。マルセルは亡くなりました。)
ロス: Oh, my God. What happened? (なんてことだ。何が起こったんですか?)
園長: He got sick, and then he got sicker...and then he got a little better. But then he died. (マルセルは病気になって、それから、もっとひどくなって・・・それから、少し良くなって。でも、それから彼は死んでしまいました。)
pass on は「死ぬ」の婉曲表現です。pass away とも言います。
日本語でも「死ぬ」という言葉はダイレクト過ぎて、例えば相手の祖母が死んだ時に、「あなたのおばあさんが死んだんですか?」とはあまり言いませんよね。(普通は、「亡くなられたんですか?」でしょうか。)
英語でもこういう場合は die という直接的な言葉は使わないようです。
この園長さんの説明が、妙なんですけど・・・。
「それから良くなって・・・」と期待を持たせるようなことを言っておいて、「死にました」だなんて。
盛り上げておいて、落とす、という典型的なパターンです。

園長: Look, I know this can't bring him back, but here, it's just a gesture. (あの、こんなことでマルセルが戻ってきたりはしないとわかっているんですが、でも、これを。ほんのしるしです。)
ロス: Zoo dollars? (動物園の金券?)
gesture は、日本語の「ジェスチャー」だと「うわべだけのそぶり」という意味になりますね。
英語の gesture には、その意味以外にも、うわべだけではない「意思表示としての行為」という意味もあります。
just a gesture は「ほんの気持ち、ほんのしるし」という感じ。
フレンズ2-5その8 にも gesture という単語が出てきました。
その時も悪い意味では使っていませんでしたね。
zoo dollars は恐らく「動物園でだけ通用するお金」のことだと思います。
ショーを見るとか、乗り物に乗るとか?
大事な人(猿)が死んだと聞いてがっくりしてるのに、金券かよ!って感じですよね。(かと言って、現金ならいいか、というとそうでもないけど・・・。何なら慰めになるでしょうねぇ。そうだ、マルセルの在りし日の写真とか?)
それにしてもこのボケぶり。この園長さん、かなり変わった人ですね。
「つまらないものですが・・・」と言って、くれたものを見ると、本当につまらないものだった、というのはよくあるギャグです。
「あの、これ、つまらないものですけど・・・」「うん、これは何だね?」「ポケットティッシュです。」という山口君と竹田君のコントがありましたよ。(歳がバレる・・・)

ジョーイが、エリカ(ジョーイのファンで、ほとんどストーカー)と食事に行った、と聞いて驚くモニカたち。
モニカ: What is she like? (その人ってどんな感じ?)
チャンドラー: You remember Kathy Bates in Misery? Well, she looks the exact opposite of that. (ミザリーって映画のキャシー・ベイツを覚えてる? 彼女の姿(見た目)は、あれと正反対だ。)
ミザリーは1990年の映画です。スティーヴン・キングが原作でしたね。
キャシー・ベイツ演じる女性が、「ミザリー」という小説のファンで、怪我をした作者を助けたのですが、その後監禁し、自分の好みのラストにするように強要する、という話です。
この映画で彼女はアカデミー主演女優賞を受賞しています。
この映画は、偏執的なファン、ストーカーの代名詞のような映画ですよね。
エリカがストーカーチックな人なのはみんな知っているので、てっきりそのキャシー・ベイツみたいな恐ろしいストーカーなのかと思ったら・・・見た目が正反対、つまりキャシーと違って(失礼!)、とても美人だと言っているのですね。
つまり、キャシー・ベイツは「美しくない人」という意味で例に出していた、ということになります。
「ミザリー」の話を出しておいて、キャシーみたいなストーカーか、と思わせておいて外すのは、チャンドラーらしいギャグのセンスです。

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2006年03月23日

フレンズ2-12その4

ジョーイのファン(ほとんどストーカー?)のエリカが訪ねてきました。
部屋へ来ると知って、フライパンを持って構えているジョーイに、
チャンドラー: Hitting her with a frying pan is a good idea. But we want a backup plan, just in case she isn't a cartoon! (フライパンで殴るのは良いアイデアだな。でも、万が一、彼女がアニメじゃない時のために、別の案が欲しいな。)
just in case は「念のため、もしもの場合に備えて、万一・・・の場合には」という意味。
チャンドラーは cartoon (カルトゥーン、アニメ)に例えるのが結構好きですね。
トムとジェリーで、体だけ見えてて顔は見えない太目のおばさんが(トムとジェリーの視点で見てるので、デカすぎて見えないんですね)、怒ってフライパンでトムを叩いたりするシーンがありましたっけ?
横に叩かれるとぺっちゃんこになって、ひらひらと紙のようになってたり、上から叩かれると、床にめり込んだり、蛇腹(じゃばら)みたいに縮んだりするんでしたかねぇ?
相手はアニメのキャラクターじゃないんだから、フライパンなんか持ってどうするつもりだ、というチャンドラーの抗議なんでしょうが、この回りくどい言い方がすごくチャンドラーっぽくって好きです(笑)。

ジョーイ: We'll leave. When we pass her, she won't know me, because we never met! (俺たちが出かけよう。彼女とすれ違っても、彼女は俺だと気付かないだろう。だって、俺たち会ったことないもん!)
チャンドラー: That's how radio stars escape stalkers! (それは、ラジオのスターがストーカーから逃れる方法だよ!)
ジョーイは、相手の顔を知らないので、顔見知りじゃないから気付かないはずと言いますが、彼女はドラマのファンなのでジョーイの顔を知らないわけがない。
いくらパニクってるとは言え、気付けよ、ジョーイ(笑)。
ラジオで声だけの出演なら、そういう方法も通用するけどね、とチャンドラーは返事していますね。
今では、ラジオのパーソナリティーでも声優さんでも、アイドルみたいに人気のある人が多いですから、radio star でも今はこの方法は通用しないかもね。

ジョーイ: You ready! (準備はいいか!)
チャンドラー: Wait, wait, wait! (待て、待て、待て!)
フライパンを馬鹿にしたチャンドラーですが、彼が持ってるのは台所用食器洗剤!
相手の顔や目を攻撃するつもりでしょうか?(笑)
いざ対決という時に、食器用洗剤の口を上に上げるのがおかしい。ああしないと確かに液が出ないようになってるけどね。
ピストルの安全装置を解除するのと同じこととも言えるのですが、大真面目なチャンドラーに笑えます。
で、登場したのはブルック・シールズ。
きれいですなぁー(うっとり)。
この人は子役時代から有名でしたが、小さい頃の写真もこんな顔してました。さぞ目立ったでしょうね。
テニス選手のアンドレ・アガシと結婚しましたが、離婚してしまいました。
そのアガシがシュテフィ・グラフ選手と再婚したと聞いた時はびっくりしたなぁ。
お二人に子供がいるのかどうかは知らないんですが、二人の子供なら、さぞかしテニスが上手いことでしょうね。(って誰もが一度は考えますよねぇ?)

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posted by Rach at 14:34| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月22日

フレンズ2-12その3

モニカ: It's not addressed to Days Of Our Lives. This came to your apartment. she was in our building. (このファンレターは、「愛の病院日誌」宛に送られたんじゃないわ。これ、あなたのアパートへ来たものよ。この人、うちのアパートに来たんだわ。)
ジョーイ: Oh, my God. I got my very own stalker! (なんてことだ。俺だけのストーカーが出来たぞ!)
DVDの字幕には書いていませんが、実際にはモニカは "There's no stamp on it." (切手が貼ってないわ。)と言ってますので、アパートに直接届けに来たのがわかったのです。
ジョーイは "Oh, my God!" と言ってるので驚いているのかと思ったら、喜んでる、っていう。
ありがちな反応ですね(笑)。
very own は「専用の、自身の」という意味。
「とうとう俺を追っかけるストーカーができた」という気持ちが、この my very own に出ていますね。

ところで、「切手が貼ってないわ。」の英語字幕がはしょられていたことについて。
今さらですが、DVDの英語字幕が、かなりはしょってあることにお気づきですか?
省略しても大きな影響がないような文は、そっくり抜けていることもよくあります。どうしてでしょうねぇ。
ネイティブでもあのしゃべる速さで、すべての字幕が書いてあっても読みきれないんでしょうか?
(そこまで細かく書いても意味ないじゃん、とか?)
たしか、アリーmy Love の英語字幕は、セリフを言ってる通りにもれなく書いてあったように思います。Oh, とか、well... とかの意味のないセリフもちゃんと表示されていたような気がするんですが・・・。

フレンズのスクリプトをネットで探すと、いろいろとヒットします。
多くの人がよく使ってるのは、The One Without A Name...Yet (海外サイト)でしょうか?
どうしても抜けている部分が気になる場合は、そういうサイトで調べてみるのも勉強になりますね。
ただ、セリフを音声として聞きながら、画面に映った英語字幕を見る方が、見やすいし、頭にも入りやすいかと思うので、私は基本的にはDVDの英語字幕を使って学習しています。
DVDの音声を、パソコンの画面のスクリプトを見ながら、もしくは印刷した紙を見ながら確認するのは、視線が移動して疲れるかなーと思うのですが・・・(テレビ画面は見ない、とか、疲れない、という方はそれでいいんですよ。)
多少、字幕がはしょられていても私は気にしません。
というより、慣れてくると、はしょられている部分くらいは聞き取れますし、それが聞き取れた時は嬉しいし、そこを聞き取ることがまたリスニングの練習にもつながると思うからです。

マルセルのいる動物園の近くで学会があるというロス。
ロス: So I figured I'd go and drive down to the zoo and surprise Marcel. (だから、動物園まで車で行って、マルセルを驚かせようと思うんだ。)
チャンドラー: He will be surprised. Till he realizes he's a monkey and isn't capable of that emotion. (驚くだろうねぇ。自分が猿だということに気づいて、そういう感情が理解できなくなるまでは。)
チャンドラー、またまた、回りくどいギャグを言ってます(笑)。
surprise は「何の連絡もせずに、いきなり顔を出して驚かせる」というニュアンスです。
アメリカ人の誕生日パーティは、本人に内緒で企画して、家に帰ってきたところでみんなが "Surprise!" (サプライズ!)と声を掛ける surprise party (サプライズ・パーティ、びっくりパーティ)ですよね。
そんな風に「びっくりさせて喜ばせる」ということです。
でもマルセルはお猿なので、ロスが遠いところに住んでいてわざわざ会いに来てくれた、という事実は理解できないだろうから、久しぶりにロスを見て感激するということはない、それはかなり人間的な心理だからね、とチャンドラーは思っているらしい。
だから、マルセルが人間だったら驚いて感動するけど、猿にはムリだよと言っているのです。
でも、やっぱりマルセルはロスを見たら喜ぶんじゃないでしょうかねぇ。
犬でも久しぶりにご主人に会ったら、ちぎれんばかりに尻尾を振って喜ぶって言うけどなぁ。
ロスは人間の友達に会いに行くかのように語っているので、「相手は猿だぜ。」との現実を認識させたいだけのチャンドラーでした。

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posted by Rach at 13:47| Comment(11) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月21日

フレンズ2-12その2

ロス: Remember when he'd borrow your hat and when you got it back, there's be monkey raisins in it? (マルセルがレイチェルの帽子を借りて、返したら、帽子の中に猿のレーズンがあった、ってこと覚えてる?)
チャンドラー: When he did it, it was funny. When I did it to my boss's hat. Suddenly, I had this big "attitude problem." (マルセルがそんなことしたら、面白いけどね。俺が上司の帽子で同じことをした時は、突然、「態度に問題あり」のレッテルを貼られたよ。)
レーズンとは・・・言うまでもないですが、「うんち」ですね。
そう言えば、有名な奈良のお土産に、「鹿のふん」というネーミングのチョコレート菓子があります。(←ちょっと食べにくいなぁ・・・食べたことないです。)
吉永小百合さんが「奈良の春日野」という歌で、♪ふんふんふんふん、鹿のふーん♪と歌っているとその昔話題になったような・・・。(←歌詞はうろ覚え)
未だにサユリストと呼ばれるファンの心を掴んで離さない「あの」吉永小百合さんが歌っていた、というのがポイントなんでしょうね。(お食事中の方には、inappropriate な話題で、申し訳ありませんでした。)

attitude は「態度」ですから、「態度の問題」、つまり「非常識な態度、態度に問題がある」ということだと思います。
このチャンドラーのしぐさですが、両手の指をチョキ(ハサミの形)のようにしていますね。
もし、このチョキの形を関節でちょっと曲げると、それは
” ”= double quotation marks (クオーテーションマーク、引用符)
の意味になります。
(” ”が double で ’ ’が single quotation marks と言います。)
両手の指を2本立てて曲げた形が、” ” と似ているかららしいです。
ここでは、指の関節を曲げていないので、引用符だと断言して良いのかどうかわからないんですが、でもセリフから考えたらやっぱりそうでしょうね。
これをセリフで使うと、「いわゆる・・・ってやつ」みたいな感じでしょうか。

ファンレターが来たと喜ぶジョーイ。それを読むモニカ。
モニカ: My gosh! "Your not-so-secret admirer, Erika Ford." Oh, wait. "P.S. Enclosed, please find 14 of my eyelashes." (まぁすごい! 「あなたの半ば公然の崇拝者、エリカ・フォードより。」ですって。ちょっと待って。「P.S.私のまつ毛を14本同封しますのでお受け取り下さい。」)
レイチェル: In Crazy World, that means you're married. (「クレージーな世界」では、それって、あなたは結婚してるっていう意味よ。)
admirer は admire する(称賛する、崇拝する)人という意味ですから、「称賛者、ファン」という意味。
普通のファンレターでは、 secret admirer 「隠れファン、密かな崇拝者、密かに思いを寄せている人」という言葉を使います。
その secret が not-so-secret (半ば公然の秘密で、隠れないで)となっているところが既にちょっと異常です(笑)。
ジョーイへの思いを隠すつもりはない、という開き直った態度ですね。
P.S. は日本語にもなっていますが、「追伸、あとがき」です。これは postscript の略です。
enclose は「・・・を同封する」。
Enclosed please find... は「・・・を同封いたしますからお受け取り下さい」という決まり文句。
カミソリが入っていても怖いけど、まつ毛が入ってるのもかなり怖いですね。
それを引っこ抜いたかと思うと、なおさら怖いよぉー。
このファンレターを見たレイチェルは相手のクレイジーさを悟り、「このファンレターをもらったことで、もう結婚したことになっちゃってるかもよ。」と脅していますね。

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2006年03月20日

フレンズ2-12その1

シーズン2 第12話
The One After the Superbowl, Part 1 (スターとデート)
原題は「スーパーボウルの後の話」

まず原題についての説明です。
DVDでオープニングの時に出る英語字幕のタイトルは、The One With the Super Bowl となっていますが、メニュー画面の EPISODES(エピソード一覧)では The One After the Superbowl となっています。
ぐぐって調べてみたところ、正式なタイトルは with ではなくて、 after が正しいようです。
どうしてスーパーボウルの後の話なのかというと、このエピソードはアメフトの試合「スーパーボウル」の後に放映されたからです。
アメリカでスーパーボウルと言えば、毎年、視聴率が断トツ1位になる番組です。(昔の紅白歌合戦みたいなものですね・・・ってジャンルが違うけども。)
その後に放映されたので、そのまま続けて見た人が多かったせいか、このエピソードは視聴率が高かった、という話を聞いたことがあります。
さらに、このエピソードと連続する次のエピソードにはビッグなゲストが登場していますが、これはこの時期に視聴率調査があって、そのドラマが今後打ち切りになるか、来シーズンも続くかをその数字を元に決めることがあるからだ、という話も聞いたことがあります。(伝聞調ばかりですみません)

テレビのCMに出ている猿を見て、マルセルを思い出すロス。
フィービー: I can see that. Because they both have those big brown eyes and the little pouty chin. (わかるわ。だって、どちらもああいう大きな茶色の目をしてるし、ちっちゃいぽってりしたあごしてるもんね。)
モニカ: And the fact that they're both monkeys? (それから、どちらも猿だっていう事実もあるしね?)
CMに出ている猿は、マルセルと同じ種類の猿です。だから、似ているのは当たり前。
それを人間のように目の色やあごの形が似てるから、という理由を述べるフィービーでした。
それに対してモニカは、「似てるも似てないも、同じ猿だから思い出しただけよ。」と冷静にツッコミを入れています。
そう言えば、動物って区別がつきにくいですよね。
でも愛犬家や愛猫家は、同じ種類の犬や猫がいても、絶対自分のペットの顔はわかるだろうし、猿の研究をしている方は、全部の猿の見分けがつくとおっしゃってました。
だから、厳密には結構違うんでしょうね。
私はやっぱりわかりませんけど。(今はペットを飼ってないし・・・)

ロスはマルセルを動物園に渡したことを後悔しているのですが、
レイチェル: Ross, you had to. He was humping everything in sight. My Malibu Barbie will no longer be wearing white to her wedding. (ロス、あなたはああしなくちゃいけなかったのよ。マルセルは目につくもの全てに交尾してたんだから。私のマリブ・バービーちゃんはもう結婚式で白いウェディングドレスを着れないのよ。)
フレンズ2-6その10 にマリブ・ケンという人形の話が出てきましたね。
そのケンの彼女が「マリブ・バービー」ちゃんなんです。
白いウェディングドレスというのは純潔を表すものですよね。
マルセルによって、けがれてしまったバービーちゃんはもう白いドレスは着れないということです。
フレンズ1-21その1 では、キュリアス・ジョージの人形が犠牲になった、という話もありましたよね。

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posted by Rach at 14:27| Comment(6) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月19日

「しゃべれる」か「しゃべられる」か?

今日は、「しゃべれる」または「しゃべられる」のどちらが正しい日本語か?という話です。
まさに、究極の脱線話。(新たに「脱線話」というカテゴリーを追加しました・・・笑)
英語にしか興味のない方は、また明日お会いしましょう(笑)。

昨日の記事で「英語を話せますか?」というフレーズが出てきたのですが、最初は「英語をしゃべれますか?」と書こうとしていました。
そこで、ふと、「しゃべれる」ってもしかして、今流行の「ら抜き言葉」!? でも「しゃべられますか?」って何か変だよなぁ・・・と思ったら、すごく気になってしまって・・・。
で、調べ物をしていたら、それにすっかりハマってしまいました。
そういう場合には、何らかの形で考えをまとめておかないと先に進めないタチなもので、これは私の単なる覚書なんですが(そんなものを読ませてすみません。)

英語の勉強に夢中の私ですが、やはり私も日本人。
英語を勉強するにしても、日本語の気になるところは無視できないんですね。
英語の三単現の s などは気になるのに、日本語の活用形はどーでもいい、ちゅーのも何だか変な話だと思いますし。
ということで、ちょびっとでも興味のある方のみ、下にお進み下さいませ。

「しゃべれる」と「しゃべられる」のどちらが正しいかは、Google で検索して、検索結果の数が多い方を正しいとみなす、のが一番手っ取り早い方法だと思います。(絶対に正しいと断言はできませんが・・・)
ちなみに検索してみると、しゃべれる 約 840,000 件、しゃべられる 約 38,100 件で、圧倒的に「しゃべれる」が勝ち!です。
本のタイトルなどに使われているのも、ほとんどは「しゃべれる」なので、やはりこちらが正しいということは間違いないようです。
自分でも「しゃべられる」とは言いませんし、「しゃべれる」の方が自然な感じがします。

でも、どうして「しゃべれる」なんだろう?

「しゃべれる」という言葉を聞くと、「ら抜き言葉」か?と思う人も結構いるようなんですが、実は
「しゃべれる」は、「ら抜き言葉」ではなく「可能動詞」
というものらしいのです。(自分でいろいろ調べた結果、そういう結論に達したのですが、それが違っている可能性ももちろんありますので、「らしいのです」と書いています。)
「可能動詞だってことは、とうの昔に知ってるよ〜ん!」という方は、ここでさようならですね。

これ以下は、日本語の文法の話です。
こんな説明は嫌いだ!という方は、(→→→ここまでワープ!)までお進み下さい。(ワープしても、先はまだまだ長いんですけどね。)

可能を表す助動詞「れる」「られる」というものがありますが、この使い分けは、

「れる」は、五段、サ変の未然形に接続
「られる」は、五段・サ変以外の動詞(上一、下一、カ変の動詞)の未然形に接続

となっています。
ここでは五段と書いていますが、五段活用は四段活用とも言われることもあります(広辞苑ではすべて「四段活用」と書いてあります)。
未然形とは、下に「ない」をつけた時の語尾変化で判断するといいんですよね。

よく「ら抜き言葉」の代表として言われるのは「来れる」「見れる」ですが、これは正しくはそれぞれ「来られる」「見られる」になります。
「来る」はカ変動詞(カ行変格活用動詞)なので、活用は「こ、き、く、くる、くれ、こい」で、上の規則に則って考えると、カ変は未然形の形で「られる」に接続するので、「こ」+「られる」なので、「こられる」。
「見る」は上一段活用動詞なので、活用は「み、み、みる、みる、みれ、みよ(or みろ)」で、未然形「み」+「られる」で、「みられる」、が正しいわけです。
その可能を表す助動詞「られる」の「ら」が抜かれているので、「ら抜き言葉」として誤った乱れた日本語とされているわけですね。

では「喋る(しゃべる)」は?
「喋る」は五段活用動詞です。
活用は、「ら(orろ)、り、る、る、れ、れ」なんですが、これは
未然形 しゃべら(ない) or しゃべろ(う)、
連用形 しゃべり(ます)
終止形 しゃべる(。)
連体形 しゃべる(時)
仮定形 しゃべれ(ば)
命令形 しゃべれ(!)
と活用してみればわかりますよね。(五段が四段とも言われるのは、「しゃべろう」という場合のオの段を含めないとすると、四段になるわけです。)

(→→→ここまでワープ!)
つまり「しゃべる」の未然形は「しゃべら」、それに可能を表す助動詞「れる」をつけるわけだから、動詞活用表によると、本当は「しゃべられる」が正しいということになるのです。
時々、「しゃべれる」が正しい理由として「”しゃべる”は五段活用だから、”られる”ではなくて”れる”がつくのだ」という解釈を聞くことがあるのですが、その説明では、「しゃべ」に「れる」がくっついたことになり、「未然形につく」という動詞の活用の原則からすると、おかしなことになります。
つまり、「五段活用だから」と言うだけでは「しゃべれる」になることは説明できないのです。

そもそも、何故「れる」と「られる」の差があるのかを考えてみると、五段の動詞は未然形が「アの段」になります(サ変は特殊だからこの場合は外します)。
だから、ここに「られる」をくっつけると、「しゃべら」+「られる」で、「しゃべらられる」になり、他にも「行かられる」などとアの段が続く不自然な言葉になってしまいます。
だから、五段動詞には「られる」ではなくて「れる」がつく、ということだと思うんですね。

では、本来は「しゃべられる」のはずなのに、当たり前のように使われている「しゃべれる」とは何なのか?
見た感じは「来れる」「見れる」の「ら抜き言葉」に似ているように見える「しゃべれる」、これは実は「可能動詞」というものです。

広辞苑の定義によると、
可能動詞=四段(五段)活用の動詞が下一段活用に転じて、可能の意味を表すようになったもの。「読める」「書ける」の類。命令形を欠く。

Wikipedia 可能動詞
では、実際の可能動詞の例、詳しい説明が書かれています。
(残念ながら、可能動詞の例の中に「喋れる(しゃべれる)」は入っていないのですが・・・泣)

どうして下一段活用に転じたのか、については、以下に引用した Wikipedia の説明がわかりやすいと思います。

「行ける」のような可能動詞は、「行き得る」といった「連用形+得る」の表現が変化したもの。(Wikipedia より)

これを「しゃべれる」に当てはめると、「しゃべり」+「得る(える)」→「しゃべりえる」→「しゃべれる」になった、ということになりますね。
確かに広辞苑にも、
得る(える)=(動詞の連用形に付いて)可能とする。・・・できる。
と書いてあり、例としては、「禁じえない、言いえて妙」などが挙げられています。
(現在の「ら抜き言葉」と同じように、「しゃべられる」が「しゃべれる」になった、という可能性もゼロではありませんが、この可能動詞の話の方が私は説得力があるように感じました。)
今の文法では、”五段活用だけ”が可能動詞になるのですが、それを上一段に応用するとどうなるのか?
例えば、上一段の「見る」だと、連用形「み」+「得る」→「見える」になって、「見れる」にはなりませんよね。
だから、「見れる」はやはり間違いだと言うことになるんだろうか・・・?(これを考え出すと果てしないので、やめときましょう。)

つまり「しゃべれる」は、
動詞「しゃべる」+可能の助動詞「れる」の「ら」が抜けた形、ではなく、
「しゃべることができる」という意味の、ひとつの「可能動詞」である

ということです。(全く別物なんですね。)

可能動詞の「読める」(読むことができる)、「行ける」(行くことができる)などはちゃんと広辞苑にも載っています。
本来はどちらも「読む」「行く」という五段活用の動詞なので、「れる」をつけて可能を表そうとすると「読まれる」「行かれる」になるはずですが、「読める」「行ける」で正しい言葉として認識されているわけです。
残念ながら「しゃべれる」という単語は広辞苑には載っていないのですが、「読める」と同じように「五段活用が下一段活用に転じたもの」とみなすことができると思うので、やはり誤用ではない、立派な可能動詞と言い切っても良いと思います。

現在の時点ではっきりと言えるのは、「五段活用の動詞から派生した可能を表す可能動詞」は、文法上ちゃんと認められた正しい日本語だと言うことですね。
それが、「ら抜き言葉」の問題が出てきた余波で、本来正しいはずの「しゃべれる」までが誤用と見なされてしまっているようです。
「読める」「行ける」と違って「しゃべ”れる”」と「れる」がついているので、「られる」の「ら」を抜かしたように見えてしまうから余計でしょう。

確かに上に書いたように、助動詞「れる」をつける場合は「しゃべられる」で正しい形なので、「しゃべられる」が間違っているわけでもありません。
ただ、「しゃべれる」は「ら抜き言葉」で間違いだからという理由で、わざわざ「しゃべれる」に「ら」を追加して「しゃべられる」にする、というのはやはりおかしいわけですね。
「しゃべれる」という可能動詞があるために(あるいは出来たために)、「しゃべられる」という動詞+助動詞を使う頻度が減って、廃れてきた、のが現在の姿なのかもしれません。

そもそも問題なのは、「れる」「られる」には、「自発、可能、受身、尊敬」という4つの意味があり、「見られる」と聞いただけではその4つの意味のどれかがはっきりしませんよね。
「ら抜き言葉」が流行る背景には、「可能」を表す意味だけ、他のものとは明白に区別したいという意識が表れているのだと思います。
そして何故だか、五段活用だけは「可能動詞」として「可能」だけを区別することが可能(笑)なんですね。

「しゃべられる」という言い方がなんとなくしっくり来ないのは、「しゃべる」というのは意志を持った行為だから「自発」にはそぐわないし、受身では「しゃべりかけられる」とは言うけど「しゃべられる」とはあまり言わないし、「しゃべる」は「くっちゃべってる」って感じで尊敬のニュアンスとも合わないし、だからそもそもあまり耳にしない言い回しなんですね。
最初に「しゃべれる」か「しゃべられる」かでぐぐった結果、「しゃべられる」が少なかったですが、これがもし「自発、受身、尊敬」の意味としても使われる言い回しだったのなら、もっと「しゃべられる」の数が増えたでしょうし、単純にどちらが正しいかを比較できなかったかもしれません。

今は「ら抜き言葉」は間違いだということになっていますが、「見られる」では4つのどれかが判別できなくなるために、わざわざ「見ることができる」と言い直すよりも、可能動詞として「ら抜き言葉」の「見れる」が標準化する方が、自然な感じが私はするのですが。
将来的にはそれが標準になって行くのではないでしょうかねぇ。

それに、方言という点で考えると、「見れる」が普通だ、という地域もあるでしょう。
私もこれを書いているうちにだんだんわからなくなってきましたけど、大阪弁を話す時に、
「今日、あの子、来れるかなぁー?」「来れへんて言うてたよ。」
「今すぐ家に帰ったら、その番組、見れるんとちゃう?」とか何気なく言いそうな気がするんですけど。(確かに、「来られる」「来られへん」「見られる」と言っても、変じゃないけど・・・。結局、上の例も「ら抜き言葉」の大阪弁version に過ぎないのか?)

それにしても、ここまで英語に無関係な話を書いたのは初めてです。
ここまで読んで下さった方は果たして何人いらっしゃるのでしょう?
まぁ、私と同じようなことにひっかかった人が、いつか調べ物をしていて、この記事を見て何か思って下さればいいかな、って程度なんですけども。
でも、日本語を学んでいる外国人の方って、意外とこういう部分をムキになって文法書調べて勉強してるのかもしれない、とか思ったりして。
そう考えると、ちょっと楽しい、かも?(←強引な理由づけ・・・笑)
明日は、フレンズ解説に戻ります、絶対!

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posted by Rach at 20:21| Comment(6) | 脱線話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月18日

英語ができる!と言えない日本人

まずは、少し前に聞いて気になっていた、ある人の言葉を紹介したいと思います。

みんなは運動ならちょっとできると「できる」って言うのに、どうして英語だと「できる」って言わないんだろ。

このセリフ、ご存知の方、いらっしゃいますか?
これは、ドラマ「ドラゴン桜」で、英語担当の川口洋先生(演じるのは金田明夫)が生徒に言った言葉です。
すみません・・・実は、昨日の竹岡先生の話からの流れの記事なんですね。

受験生に有名な英語講師、竹岡先生の話を昨日書いたのですが、竹岡先生はドラゴン桜の英語の先生のモデルだそうです。
だからと言って、このセリフそのものが竹岡先生のものかどうかはわからないのですが・・・(ご存知の方は教えて下さい)。
このセリフがすごく印象深かったので、ちょっと考えてみたいと思います。

この川口先生は、外国人だったら挨拶や少しの単語だけしか日本語を知らなくても、「どうだ、すごいだろ?」みたいなことを平気で言うのに、日本人は何故か外国語に関してだけは完全主義者になってしまう、とおっしゃってました。

うーん、そうかもしれない。
実際、私も人に「英語を話せますか?」と聞かれたら、「えぇ、多分。」「まぁ、何とか。」とか言っちゃいそうな気がします。
事実、ネイティブの人としゃべる機会もないので、本当に向こうがペラペラしゃべりかけてきた時に、普通に会話が出来るかどうかは大いに疑問です(謙遜ではなく)。
私の自信の唯一の拠り所(笑)は、TOEICの点数だけですし、あの試験はリスニングとリーディングしかないから、スピーキングとライティングの能力を示してくれませんしね。
英語が話せる?と聞かれて、モゴモゴ言うのもイヤだし、かと言って「ペラペラです。」という自信もないから、TOEICという、物差しになる試験を受けて、「まぁ、TOEICは930点ですけど・・・」と逃げるために、この資格はあるのだ、と言っても過言ではない!(笑)。
そもそも「英語がペラペラ」ってどういう状態を言うんでしょうね。
外国でショッピングできたり、レストランで注文できたりすることが「ペラペラ」だとは思えないけどなぁ・・・。
(この「ペラペラ」に関する話は、また別の機会にでも。だけど自分は「ペラペラ」じゃないから、書きにくいネタでもある・・・笑)

と、そんな風に日本人は英語が完璧にしゃべれないことを卑下しているところがあるのに、外国から有名な歌手や俳優が来て、「ニッポンノミナサーン、コンニチワー。アイシテマース!」とか言われると、何故か「わぁ、すごい、日本語しゃべってるよー!」とか驚いたりして。

そもそもアメリカ人は(とアメリカ人に限定してすみません)、外国語習得で苦労した経験が少ない、と聞いたことがあります。
(これ以下のアメリカ人の話は、昔どこかで読んだ気がするんですが、どこで読んだかさっぱり思い出せない。勝手に引用してごめんなさい。)
アメリカは広いですから、国内旅行だけでもかなりの距離、自分の州から出たことない人も結構いるとかで、海外旅行経験者も割合としては少ないらしいです(ほんとかな?)
さらに、英語はだいたいどの国でも使えるので、英語さえしゃべっていれば、意思疎通に困ることはあまりないはず。
だから、母国語が通じない、という経験がないから、日本で英語が通じないのを知って、「どうして通じないんだろう?どうして日本人は英語がしゃべれないんだろう?」みたいに感じるとか。
言葉で苦労した経験がないから、わかりやすいようにゆっくりしゃべってあげようとか、平易な言葉を使ってあげようとか、そういう気配りもあまり出来ないそうです(それもほんとかな??)
だから別に傲慢なのではないようです(私は傲慢だと思ったことはないですが・・・)。

それに比べて、日本人は外国人が日本語を話せるという先入観はないですよね。
「日本語は習得が難しい言語だ」みたいな自負もあるし(本当に言語学的に難しい言語かどうかはともかく)、外人さんがカタコトで話しかけてきたら、できるだけゆっくり、わかりやすい言葉で話そうとするでしょう。
極端な例では、向こうが流暢な日本語でしゃべりかけているのに、英語で答えなきゃと思ってオロオロしたり・・・。

外国人は「通じるのは当たり前」と”思い込んで”手加減せずにペラペラ英語をしゃべりかけて来る。
それに対して、その手加減しない英語と同じレベルくらいにわかってないと話ができないと日本人が”思い込んで”いる。
そのお互いの「思い込み」が、日本人の英語コンプレックスの原因なのでしょう。
川口先生も、日本人のそういう思い込みについて指摘していました。
そして、「英語を職業としている英語教師ですら、英語できる?と聞かれてはっきり”できる”とは言えない人が多い」とも言ってましたね。
実際、ドラマの中で、長谷川京子演じる井野先生が「できる」とはっきり答えられなかった、というシーンもありましたし。

ですから、自分がいざ、英語を使う段になった時には、突然人が変わったように開き直って、「私は英語が話せる!」(少なくとも、外人さんのカタコト程度には話せるはず!)と自分を信じて、私がわからないのはあなたの喋り方がわかりにくいからだ、とでも言うように、相手の言葉を聞き返すくらいの度胸が必要なのではないでしょうか?
あ、ここで、強調しておきますが、これはあくまでも日本に来た外国人を想定しての話です。
こちらがアメリカに行く場合は、やはりもう少し謙虚にならないといけません。
が、何も言えずに黙り込んでいるよりは、カタコトの英語でも返していれば、だんだん相手もこちらのレベルに気付いて、合わせてくれるようになるはずです。
つまり、今日の記事で言いたかったことは、「話す時には強気で行こう、話す時だけは英語は簡単だと信じよう!」という心構えを述べたわけです(笑)。
実際に私が英語でオハナシする機会があれば、そういう心づもりで臨もうじゃないか!という決意ですね。

日本人が「英語ができる」と言えないのは、日本が謙遜の文化であって、自分から「できる」と宣言することに抵抗があるからでしょう。
さらには、スポーツや楽器なら「できる」と言える人は多いけど、これが勉強に関することになると、とたんに「私、数学できる!」とか「物理が超得意!」とか言えなくなる人が多いのも事実なんですよねぇ。
すごく傲慢で自慢気に聞こえちゃいそうな気がするからでしょうか。
実際、できるかできないかは、自分が判断することではなくて、まわりが決めることだという考えもあるでしょう。(自分ではできると思っていたことでも、上には上がいる、自分は井の中の蛙だった、と気付く経験も多いですし。)

でも、アメリカ人は、自分が出来ることははっきり「できる」と言いますよね。
それが就職の面接試験ならなおさらです。
履歴書にも、「自分は今までこんなことをやってきたので、この分野での実績はあります。まわりからも評価されていました・・・」と自分の能力のアピールが延々書いてあるそうです。
フレンズ1-18 ではウェイトレスの仕事を辞めたいレイチェルが、履歴書をいろんなところに送ろうとしていましたよね。
その履歴書を見て、
ロス: I'm sure they'll be impressed with your excellent compuper skills. (担当者はきっと、レイチェルの素晴らしい”コンピューパー”技能(スキル)に感銘を受けるだろうね。)
と言っていました。
これは、レイチェルが computer を compuper とタイプミスしたのですが、その程度のスキル(笑)でも、履歴書に excellent computer skills と書くつもりだった、ということでしょう。
レイチェルがパソコンが得意とは思えないのですが、履歴書にはそれくらい書かないと、なかなか採用には結びつかないわけです。
もちろん、嘘を書いたらどこかでバレるとは思いますが、まず面接に辿りつくまでに、それくらいのアピールが必要なのです。

日本人だったら、履歴書にドドーンと自分の資格を書いて、それで面接官に「その資格で本当に実務ができますか?」とか聞かれたらどうしよう・・・とか考えすぎちゃうのかもしれませんね。
(私も昔、”英検準一級”と書いて、えらい目に遭いました・・・笑)

でも、資格を持ってるなら、それをアピールするのは全然悪いことではないと思います。
もちろん、ペーパー試験の資格と実務は異なるけれど、試験に合格するために勉強したことは、何かの形で役に立つし、その試験の合格を目指して情熱を持って臨めたのは事実でしょう。
だから、自分が資格を持つ分野で実務上の問題が出てきた時に、他の人よりは対処できる自信があるぞ!、わからないことを勉強して問題を解決する自信があるぞ!と言えるだけでもいいんじゃないでしょうか。

TOEICの試験の点数で、英語の実力が測れるわけではない、というのは当然のことです。
もちろん、ある程度の相関関係があるのは間違いないでしょうし、自分の英語能力のバロメーターとして使うのに適した資格だとは思いますが。
私は、自分が930点に相応しい英語の能力を持っているとは思えませんが、ただ、「英語の試験で高得点を目指そう!と頑張れた人間」だということは言えます。
英語が好きだ!、英語のことなら情熱を持って臨める!とも、はっきり言えます。
大事なのは、そういう情熱や意欲、なのではないかと。
「英語が好きだ」というのは割合簡単、でも「英語ができる」というのは難しい。
だから、私は「英語に対する情熱は人一倍あります!」と言うことにしようかな?

実際は、英語ってとっても難しいです。
英語を学べば学ぶほど、英語の深さと奥行きに驚き、次々と新しい発見がありますよね。
ちょっと掴み所の無いタチの悪い男にハマっていく感じにも似てるような・・・(だから離れられないのか?・・・笑)。
その「英語は難しい」という話もまた、機会があれば是非書きたいと思います。
とりあえず今日は、ドラゴン桜がマイブームの今(何故、今!?)、ちょっとセリフを取り上げてみたくなったので・・・。
連日の超長文の四方山話、申し訳ありませんでした。さぁ、明日はどうなるか・・・(えっ!?)

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posted by Rach at 15:09| Comment(10) | 英語学習のコツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月17日

ドラゴン桜のモデル、竹岡広信先生

NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組で、人気漫画「ドラゴン桜」の英語講師のモデルである、竹岡広信先生が出ておられました。
私は、「ドラゴン・イングリッシュ」っていう本があるのは知ってましたけど、竹岡先生の名前はこれまで全く知りませんでした(ごめんなさい)。
「ドラゴン桜」は、原作は全く読んだことがないのですが、年末のドラマの再放送ですっかりハマってしまい(←遅いっ!)、そのモデルの先生が出演されるということで、この番組を見てみたいと思ったんですね。
ちなみに、ドラマに関して言うと、いわゆる「受験テクニック」の紹介も興味深いのですが、私はその人生哲学というか、精神論の部分にとても共感を覚えました。
その話はまた何かの話のついでに出てくるかもしれません。(ここで書くと、長くなりそうなので・・・笑)

竹岡先生は、個人で「竹岡塾」という塾を経営されており、また駿台予備校や高校でも英語を教えていらっしゃるそうです。受験生には有名な方のようですね。
私は浪人していた頃、某予備校に通っておりましたが、駿台ではなかったので、先生にはお会いしませんでしたねぇ。(でも、先生との年齢差や先生の英語講師としての経歴などを考えると、仮に駿台で授業を受けていても、先生にお会いすることはなかったようにも思いますが。)
どこの予備校でも、カリスマ講師と呼ばれる先生はいるもので、私も授業を受けるのが大好き!という先生がたくさんいましたよ。よそのクラスに潜ったりもしましたし(笑)。
そういう先生に習ったことや、ちょっとした無駄話なんかは、いつまで経っても忘れないものです。

元々、私はちょっとアンテナの低い人間で、話題になっているものは見てみたいけど、面倒くさいからわざわざ見たりはしない・・・という性格でした。
でも、こんな風に英語ブログを書くようになると、英語に関することはちょっとアンテナを張るようになりました。
自分の英語に対する姿勢や考え方と、どこか同じ部分があるか、どんな風に違っているか、を知りたいと思うんですね。

竹岡先生は、とてもヒューマンで、人間味溢れる方のようです。
何かにすがりたい受験生にとっては、あのパワフルさと「やることはすべてやった!」と断言してくれる強さが、とても心強く感じられるはずです。

先生の塾では、「質問だけの授業」というのがあり、質問を受けると、膨大な蔵書の中から、説明にふさわしい資料を探すために、少し離れたご自宅に戻る、ということをされてました。
(あれだけの蔵書を、自宅にも塾にも置いておく・・・てのは、やっぱり不可能なんだろうか??)
そうやって、その瞬間を逃さず、適当にごまかすこともしないで、生徒が疑問に思ったことに正面から向き合うその姿勢、に私は感銘を受けました。
だから、生徒はついてくるのだと思いましたね。
立派な先生というのは、どなたもそういう姿勢を持っておられるのだと思います。

先生はそのことを、
「これ大事だよって言うて、こっちから与えるのを聞いてるのと、これどやねん?って向こうから言うてくるのとでは全然ちゃうんですよね。」(先生は京都府亀岡市の方なので、コテコテの関西弁・・・笑)
という言葉で説明されてました。
先生は、プロの英語講師なわけですから、わざわざ資料を取りに帰らなくても、きっとその場でかなり詳しい説明が出来るはずだと思うんですよ。
でも、せっかくの質問だから、その疑問に思った時に、とことんまで教えたい!、漏れなく説明したい!、無駄なく解説したい!と思われるんでしょう。
そういう気持ちって、勉強においてはとても大切なことですよね。
私もいろいろ調べ出すと、とことん調べないと気の済まないタイプなんですが、「また今度、時間のある時にゆっくり調べよう・・・」とか思ってると、きっとそのうちに忘れてしまうと思います。
疑問に感じた今が「その時」だ! Now or never! 「今やらないと、一生やらないことになるぞ!」という気持ちで望まないと、せっかく疑問に思った気持ちが無駄に終わってしまって、とてももったいないという気がします。

よく「受身の学習はいけない」と言いますが、勉強というものは、テストに出るポイントを丸暗記することではないんですよね。
自分がわからないところを見つけて、それをひとつずつ潰していく、とでも言いましょうか。
まず、何かを始める時は、自分は「何がわからないのかがわからない」状態なわけです。
それが、少しずつ勉強することで、わからない部分が見えてくる。
それが解決したら、一歩も二歩も進めた気がする、わけですね。
その喜びが次へのステップに繋がるのです。

私が海外ドラマで英語を学ぶことに夢中なのは、英語のセリフに触れていると、いろんな疑問が湧いてくるからです。
問題集では「答え」が書いてあって、それと答え合わせすることで終わってしまいがちなのに(もちろん、問題集から学習を広げることは可能ですが、なかなか広げるところまでは行きにくいのも事実)、ドラマの解釈は「何が正しい答えなのか」わからないし、答えが一つなのかどうかすらわからないわけです。
それを、私の少ない蔵書(笑)をひっくり返したり、ネットで答えを求めてさ迷ったり、を繰り返して、少しずつ、謎を解いていくのが楽しいし、結局はそうやって覚えたことは忘れないんですよね。

こうしてブログを書いていると、疑問や質問、英語に関する興味深い話などのコメントをよくいただきます。
そういうコメントを読む時も、ただ「そうかぁー」と思うのではなく、そこから私も一緒に考えたり悩んだりすることで、私もすごく成長している気がします。
質問して下さった当人よりも、私の方が勉強になっている、ということも大いにある気がします。
「私が疑問にすら思わなかったこと」=「私が全く見落としていたポイント」だということに、最近気付きました。
「わかったつもりになってただけ」ということです。
そういう意味で、先生の授業で「質問コーナー」がある、というのは、質問した当人はもちろん、他の生徒さんも、また先生自身も、また英語を違った視点から見ることのできる素晴らしいチャンスでもあるんですね。

私も、自分のわかった部分だけを、こんな風にえらそうに解説するのは、「ズルいこと」だとずっと思っていました。
だから、質問や疑問があれば、とことん一緒に考えてみようとしてるんですね。
ある意味、「人がぶつけてきた疑問から逃げるな!」と自分に課題を課しているとも言えます。
だから、誤魔化したり、お茶を濁すようなことはしないように心がけているのですが・・・。
ただ、私の場合は、「私にはわかりません。わかる方は教えて下さいね!」と言って逃げることができます。
プロの英語講師である先生は、それは出来ませんよね。
私の将来の夢、なぁーんてものは、今は漠然としていてはっきりとしたビジョンは見えてないのですが、何か少しでも英語に関係することをやってみたいなぁ・・・っていう感じ。
もし、いつか英語で仕事をする時には、自分なりの答えを出さないといけない、そして、その結果に対して全責任を負わないといけない、ということなんですね。
プロとはそういうものだ、とこの番組を見ていてよくわかりました。(やっぱり、私のような、責任のないお気楽なブロガーとは全然違うんだよなぁ・・・)

先生が、「パチンコで隣に座ったおっちゃんが、やたらと競馬に関して専門家みたいに詳しかったこと」から学んだ、「好きだから身につく」という話も興味深かったです。
受験生は、自分の嫌いな分野も学ばないといけないというつらい部分がありますが、だからこそ、興味を持たせないといけないんですね。
「人に興味を持たせる、きっかけを与える」というのは本当に難しいです。
人に迎合するのではなく、自分の知識を最大限に活用していろんなことを提示する、そういう幅の広さも必要になります。

私も自分が興味を持ったことを使って、英語の解説をしているわけですが、時々、自分のオタク趣味に走りすぎて、誰もついて来られない(泣)みたいな状況になることも多いです。(それに「ついてきてくれ!」とは言いませんよ。私がペースを維持するための、ちょっとした”遊び”の部分なので、見逃していただければ・・・)

でも、少なくとも、自分が好きだと思うやり方で、自分の英語学習、ブログの解説は続けていきます。
私自身も、好きなやり方でないと、頭に入りませんしね。
まさに、「好きこそものの上手なれ」ですよっ!(「下手の横好き」って言葉もあるけど・・・笑)
もう、この歳(笑)では、いやなことを学習するような、気持ちや時間の余裕なんてないのです。(最後はえらく切実な話だ・・・)

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posted by Rach at 16:03| Comment(8) | 英語学習のコツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月16日

フレンズ2-11その16

キャロルの両親は欠席。その代わりに、ロスが花嫁を引き渡す役をしていますね。
キャロル: Thank you. (ありがとう。)
ロス: Anytime. (いいんだよ。)
anytime は「いつも、いつでも」なので、Thank you. に対する返事として使うと、「いつでもどうぞ。おやすい御用だ。いいんだよ。」という意味になります。
日本語でも、頼みごとをした人があまりにも恐縮してると、その人に「いつでも言ってよね。」とか言いますよね。

牧師さん?神父さん?(これも女性だったので、何て言うんだろ?)が二人の結婚式を始めると、
フィービー: Oh, my God! Now I've seen everything! She's gone! (おやまぁ! これで全てのものを見たわ。[我に返ったフィービー]おばあさんが出て行ったわ!)
アメリカでもやはりレズの結婚式はそんなに頻繁にあるものではないらしい。
特に、このおばあさんの年代にとっては衝撃的だったんでしょうね。
これを見ればもう何もかも見たのと同じだ、というくらいの珍しいものを見せてもらったので、フィービーの体から抜け出て、成仏できたようです。
そう言えば、最近イギリスでは、「市民パートナーシップ法」という同性婚を事実上認める法律に基づいて、エルトン・ジョンが結婚式を挙げた、というニュースがありましたよね。

モニカの部屋で結婚式について話していた6人。
モニカ: Which one of us is gonna be the first one to get married? (私たちの中で誰が一番先に結婚するかしらね?)
ロス: Mon, I was married. (モニカ、僕は結婚してた。)
フィービー: Yeah, me too, technically. (えぇ、私もよ。法的には。)
レイチェル: I had a wedding. (私は結婚式はしたわ。)
モニカ: Just trying to start a discussion. (ただ、何かの話を始めようと思っただけよ。)
technically は「技術的には、専門的に、理論的には、法的には、表向きは、形の上では」という意味。
フィービーが結婚していた、という話はフレンズ2-4 に出てきましたよね。
結婚や出産に憧れるモニカは、話題を提供するのですが、実はそれぞれなんらかの形で結婚を経験しており(もちろん?チャンドラーは除く)、この話題を出したのは失敗だったなーと思ったようです。

ジョーイ: Which one do you think will be the last to get married? (一番最後に結婚するのは誰だと思う?)
みんながチャンドラーを見つめるので
チャンドラー: Isn't Ben in this? (この中にベンは入ってないの?)
ジョーイ: Of course. (もちろん入ってるよ。)
レイチェル: Absolutely. (その通り。)
この部屋にいる人の中でチャンドラーが一番遅いとみんなが思ったらしい。
でも、赤ちゃんのベンもいるのに、ベン以外での話だよな?と確認するチャンドラーに対するみんなの返事ですが・・・。
もし、Ben isn't in this. (ベンは含まれてない。)ということなら、ジョーイのセリフが "Of course not." (もちろんベンは入ってないよ。)となるはずなので、ジョーイが "Of course." と答えたところを見ると、ベンを含めたとしても、チャンドラーが一番遅いだろう、という結論に達したようですね。(それではあまりにチャンドラーが可哀相なのでは・・・?)

(2007.6.28 追記)
以下の記事で、この 2-11 のエピソードの追加説明をしています。
興味のある方は覗いてみて下さい。
フレンズ2-11その17
(追記はここまで)

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posted by Rach at 19:31| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月15日

フレンズ2-11その15

ロスに説得され、結婚式を予定通り執り行うことに決めたキャロル。
モニカ: So we're back on? (じゃあ、元どおりに戻ったのね。)
キャロル: We're back on. (予定通りよ。)
モニカ: You heard the woman! Peel! Chop! Devil! (あなたたち、あのご婦人の話を聞いたわね! 皮むいて、刻んで、コショウして!)
be back on は「再開している」という意味。
on の状態(動作中、進行中の状態)に戻る、という感じでしょう。
peel は「・・・の皮をむく」です。
日本語でも皮むき器のことをピーラー(peeler)と言いますね。
chop は「たたき切る、小さく切る、刻む」です。
日本ではチョップというと、たいていの人が「空手チョップ」を思い出すだろうと思いますが・・・(ちなみに、私は力道山に詳しい年齢ではありません・・・笑)
空手チョップは karate-chop という英語訳があるようですね。
karate は普通の英和辞典にも載っていますが、発音は「カラーティ」という感じです。
ラルフ・マッチオ、ノリユキ・パット・モリタ出演のアメリカの空手映画で「ベスト・キッド」というのがありましたが、その原題は Karate Kid と言いますしね。
devil は「(肉などに)からしやコショウをたくさんつけて調理する」という意味。
どうしてデビル(悪魔)って言うんだろう・・・?

キャロルとスーザンの結婚式の出席者はレズの友達ばかりです。ボヤくジョーイとチャンドラー。
ジョーイ: It just seems so futile. You know? All these women, and nothing! I feel like Superman without my powers, you know? I have the cape, and yet I cannot fly. (役に立たない、って感じだよな。そうだろ? これだけの女性がいて、何にもないんだぜ! パワーがなくなったスーパーマンって感じだよな。マントはあるけど、それでも飛ぶことはできないんだ。)
チャンドラー: Well, now you understand how I feel every single day. The world is my lesbian wedding. (ジョーイは今、おれが毎日毎日どんな気持ちでいるかやっとわかったんだな。世界は俺にとってレズの結婚式なんだ。)
futile は「役に立たない、むだな、むなしい」という意味。
いくら努力しても無益だということです。
Resistance is futile. だと「抵抗しても無駄だ。無駄な抵抗はやめろ。」と相手を降伏・降参させる時に使うセリフになりますね。
新スタートレックにボーグという敵が出てきます(度々のスタートレックネタ、すみません)。
ヒューマノイドを同化(assimilate)して半分機械の体にして、次々とあらゆる民族、文明を飲み込んでいく恐ろしい敵なのですが、彼らの決めゼリフが "Resistance is futile." です。
日本語では「抵抗は無意味だ」と訳されていました。
彼らは自己というものがなく、集団意識(collective consciousness)で動いているので、人間的な「抵抗はやめろ。」というセリフではなく、「抵抗は無意味だ。」という無味乾燥な言葉にわざと訳してあるんですね。
(スタートレックを見ていると、上に挙げたような、フレンズとは全然違った分野の単語をいろいろ覚えられて楽しいです・・・って、楽しいのは私だけかも?)

ところで、マントって英語じゃないんですね。
フランス語の manteau から来たそうです。
マントを英語にするなら、mantle 「袖なしのマント、外套(がいとう)」や、cloak 「ゆったりとして袖なしの外套、マント」などがありますが、ここでは cape 「(婦人服の)ケープ、(軍隊などの)肩マント」を使っています。
スーパーマンのようなヒーローにはマントは欠かせないアイテムなのですが、最近ではMr.インクレディブルに、こんなシーンがありました。

Mr.インクレディブル: Yeah, something classic, like Dynaguy! He had a great look! Oh, the cape and the boots... (王道を行く感じ。例えば、ダイナガイ! いやー、あの人はかっこ良かったよー。あのマントにブーツ・・・)
エドナ・モード(ヒーローコスチュームのデザイナー): No capes! (マントは、なし!)

やっぱりここでもマントのことは cape と言っていますので、あの手のヒーローのマントのことは、 cape と呼ぶのが普通なようです。(このジョーイのセリフを聞くまで知らなかった・・・)
ついてるモノはついてるのに、それが役に立たない、力を発揮できないことを、パワーのなくなったスーパーマンに例えるところが面白いですね。
さらにチャンドラーは、今ジョーイが感じていることを、自分は毎日感じているんだ、と言ってます。
every day ではなく、every single day 「来る日も来る日も、毎日毎日」と強調しているのが悲しさを誘います(笑)。
チャンドラーにとっては、この世界そのものがレズの結婚式と同じで、無意味なんですね。(←それって、卑下しすぎ)

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posted by Rach at 20:00| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月14日

フレンズ2-11その14

キャロルは何故か、浮かない顔をしています。
キャロル: I think we're calling off the wedding. (私たち、結婚式を中止しようかと思ってるの。)
call off は「中止する、やめる、取り消す」という意味です。
put off だと「延期する」になります。
off という言葉は、電気のオン・オフからわかるように、「止まる、取り消す」という意味があります。
call off だと、「off だー!」と「判定を下す、大声で叫ぶ、声高に宣言する」という感じになり、中止という意味になり、一方の put off は off の状態に「置く」ので、off を ちょっと離れたところに置く感じの、延期という意味になるのかも・・・(と私は勝手にイメージしています。)
ちなみに雨などで中止になった試合のことをコールドゲームと言いますが、これは英語の called game から来ています。
call は「審判が・・・と宣言する」という意味があるので、「審判が宣言した試合」=「中止試合」という意味になるようですね。
The game was called. だと「試合は中止になった。」です。(つまり、「off がなくても中止になったという意味になる」ということですね。)
私は昔、コールドゲームは cold game (寒いゲーム)だと思ってました。
だって、「雨のためコールドゲームになった」というのを聞くと、選手が雨に濡れて寒くてぶるぶる震えてる姿を想像しちゃうので・・・。(そんなこと思ってたのも、きっと私だけだろう・・・)

キャロル: My parents called to say they weren't coming. I knew they were having trouble with this, but they're my parents. They're supposed to give me away. (私の両親が電話してきて、式には出席しないって言うの。両親がこのことで困ってるのは知ってるわ。でも私の両親なのよ。本来は、両親が私を[結婚相手に]引き渡すことになってるはずでしょう。)
give away は「(結婚式で)(父親などが)(花嫁を)花婿に引き渡す」という意味です。
キリスト教式の結婚式では、新郎が先に待っていて、後からベールを被った花嫁が父親と手を組んでやってきますよね。
そして、父親が花婿に娘を引き渡すわけです。
(私は、神前結婚だったので、これはやってません。白無垢と色打掛を着たかったんだもん!・・・って、誰も聞いてない)
give away には「ただで・・・を与える、贈る」という意味もあります。

キャロルは両親が出席しないなら式は中止にすべきだと言いますが、相手のスーザンは「式は私たちのものよ」と中止することに反対しているらしい。
ロス: I can't believe I'm gonna say this, but I think Susan's right. (自分がこんなことを言うなんて信じられないけど、でも、スーザンが正しいと思うよ。)
ロスとスーザンは犬猿の仲。
普段ならスーザンの言うことを弁護するなんてことはあり得ないので、自分でもびっくりだ、と言っているのです。

ロス: Do you love her? And don't be too emphatic about this. (彼女を愛してるんだろう? このことを必要以上に強調しないで欲しいけど。)
キャロル: Of course, I do. (もちろん愛してるわ。)
元夫としては、キャロルがスーザンを愛している、という事実を聞くだけでもつらいのに、例えば「もうスーザンのことが大好きで大好きで、彼女がいなかったら一日も生きてはいられないわ。片時も離れたくないわ。」などと、情熱的に表現して欲しくなかったので、あまり好きだということを強調しないでくれ、と言っているのです。

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posted by Rach at 16:59| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月13日

フレンズ2-11その13

手伝いたくないというロスに、
モニカ: Look Ross. I know you have issues with Carol and Susan, and I feel for you. But if you don't help, I'm gonna take those hot dogs and create an appetizer called "Pigs In Ross." (ねえ、ロス。ロスとキャロル、スーザンとの間にいろいろと問題があるのは知ってるわ。だからロスには同情するわ。でも、もしロスが手伝ってくれないなら、このホットドッグを使って”ロスのブタちゃん”という名前のオードブルを作るわよ。)
しぶしぶ立ち上がったロスに、
モニカ: All right, ball a melon! (よし、メロンを丸くくり抜いて。)
have issues with... は「・・・との間にいろいろと問題がある」という意味。
フレンズ1-2 で、先史博物館に飾られている原人のマネキンが怒ってるように見えると言ったロスに、同僚の女性が、"Well, she has issues." (えぇ、彼女はいろいろと問題を抱えてるから。)というシーンがありましたね。
feel for は「・・・に同情する、共鳴する」という意味。
I feel for you. なら「あなたに同情するわ。お気持ちお察しします。」ということ。
"Pigs In Ross" は「ロスの中にあるブタ」ですが、これはロスの体に付いている”あるモノ”を指しています。
ホットドッグを使って作ろうとしているんですから・・・わかりますよね(いや〜ん・・・笑)。
最初は妹として、兄の気持ちが理解できるようなことを言っときながら、その直後のこのセリフ。
妙に同情的なセリフを言った後は、たいていこういう辛辣な言葉が続きます。
それが”モニカ”だと言えるかも。
モニカって完璧主義者で、自分の思い通りにならないとイヤなタイプだと思うんですが、それをここまでみんなに手伝わせるとは、よほどせっぱ詰まっているんでしょうね。
でも、パニクる気持ちはよくわかる。
いろいろやらなきゃと思えば思うほど、何から手をつけて良いかわからなくなるんですよね。
ball は「・・・を球にする、丸める」という意味。
フレンズ1-10その4 では、the balled-up socks 「丸めた靴下」という表現がありましたね。
英語は一つの単語が名詞や形容詞や動詞になったりするので、そこが日本人にとっては紛らわしくてわかりにくいわけですが、このように ball という単語をそのまま動詞として「ball にする」という意味で使える点が、便利だとも言えるわけです。(物事は良いように考えよう!?)
ここではメロンなので、メロンを団子のように丸めるのではなくて、スプーンで丸い形にくり抜く、という意味です。
実際、ロスがメロンとスプーンを持っていますね。
フルーツポンチでも作るのかな?

キャロル: How's it going? (どんな感じ?)
モニカ: Great! Right on schedule. Got my little happy helpers. (最高よ! スケジュール通りね。ちょっとしたハッピーなお手伝いさんを獲得できたから。)
right on schedule は「定刻に、予定どおりに進んで」です。
right は「ちょうど」、on は接触を表す前置詞なので、スケジュールに「ピタっと合っている」という感じでしょうか。
ハッピーなお手伝いさんが、と言ってるのに、みんな「うー」といやそうな返事をしてるのがおかしいですね。

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posted by Rach at 14:05| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月12日

フレンズ2-11その12+sirとホームズの話

手伝いのみんなをせかせるモニカに、
フィービー: How did this happen? I thought you had this planned out. (どうしてこんなことになったの? このことに関しては、ちゃんとプランニングしてたと思ったのに。)
モニカ: Do you want me to cry? Is that what you want? Do you wanna see me cry? (私を泣かせたいの? それがフィービーの望みなのね? 私が泣くのを見たいのね?)
フィービー: Sir, no, sir! (いえ、それは誤解であります。)
モニカはケータリングの仕事ができると喜んで、あれこれ計画を練ってたはずなのに、どうして今頃になってこんなに慌ててるのか、とフィービーは言いたいのです。
plan out は「・・・の計画を練る、・・・を綿密に計画する」という意味。
out という単語に「徹底的に、すっかり、完全に、最後まで」という感じが出ています。
計画として、「すっかり出来上がっていた、完璧だった」という感じですね。
初めてのケータリングで舞い上がっていたモニカは、メニューを考えるのに時間をかけすぎたようです。
それで実際の作業時間が短くなってしまったんですね。
自分でも時間配分をミスったことに気づいているのに、それを人から指摘されるのはモニカには耐えられない屈辱。
それに、こんなに急いでる時にそんなこと言われてもどうしようもない、泣くしかないのよ!という感じで、「私に泣けって言うの?!」と逆にフィービーを攻め立てます。
その勢いに押されて、フィービーは軍隊で部下が上官に向かって言うセリフ、"Sir, no, sir!" (「違います。」の丁寧な表現)を使っています。
「もうこれ以上は歯向かいません。おっしゃる通りにいたします。」という感じですが、モニカが bossy (ボスのような、命令的な、高圧的な)であることへのイヤミも混ぜているようですね。
日本の特撮などで命令を受けた部下が「イエッサー」とか「アイアイサー」とか言いますが、この「サー」が sir なんですね。

sir は、男性に対する呼び掛け語です。
何か言った後に、sir をつけると、それで丁寧な言い方になります。
見知らぬ人に話しかける場合や、目下の者が目上の者に話しかける場合に、語尾に sir をつけるのです。
女性の場合は、madam (マダム)をつけます。
マダムというと、既婚でも未婚でも使えます。
つまりは「奥様、お嬢様」のどちらでも使えるということですね。
madam は ma'am とも書きます。発音は「マム、マーム」。
mom (お母さん)と発音が似ているので、「どうしてママって呼びかけてるんだろう?」と思うと、「奥様」の意味の ma'am だったりすることがよくありました。(私って”違いのわからない女”? ♪ダバダ〜♪)
おフランスの某有名ホテルのフロントで物を尋ねた時に、フロントの方に "May I help you, madam?" と言われた気がします。
ほぉ、さすが!と思いましたね。
それが普通の会話なのかもしれないけど、「マダム」って呼ばれちゃった!と嬉しかった呑気な日本人でしたね、当時の私は。

英語には敬語がないとか言う人がいますが、もちろんないことはなく、この sir などもその一種かと思います。
新スタートレックの 「少年指揮官ジャン・リュック・ピカード」(原題: Rascals)というエピソードで、艦長のピカードが転送機の事故で体だけが子供になってしまうという話がありました。
本人は自分が艦長だという自覚があるから、いつも通りえらそうに(失礼!)部下に命令するけれど、見た目が子供なので命令された方は艦長に言われてる感じがしなくて、返事した後に一瞬躊躇してから、"...sir." と付け加えるシーンがありました。
つまり、艦長に対しての返事には普通は語尾に sir がつくことが多いけど、見かけが子供だと sir をつける気にはならない、ということですね。
軍隊での部下の言葉遣いというと、「・・・であります」を使うと雰囲気が出ますが、この言い方を聞いてると、「ケロロ軍曹」を思い出す・・・。
(ケロロ軍曹は見てないけど、CMなどで声としゃべり方だけ知ってます。「電車男」で電車男がケロロの人形をいつも持ってたなぁ・・・)

Sir と大文字にして、ファーストネーム(またはフルネーム)に付けると、イギリスでナイト(Knight)の爵位を与えられた人の敬称になります。
Sir がつく人と言えば、最近では、ミック・ジャガーにナイトの称号が授与され、話題になりましたね。(メンバーが反対してたとか何とか・・・)
後は、サー・アイザック・ニュートンとか、サー・アーサー・コナン・ドイルとか。(コナン・ドイルはシャーロック・ホームズシリーズの作者ですよね。)

ということで、強引にホームズつながりで話を続けます(笑)。
私は、シャーロック・ホームズが大好きで、少し前に某氏と フレンズ2-9その3+クリスマスの12日の話 のコメント欄 で大いに盛り上がったことがあります。(またリンクはっちゃってごめんなさい、某氏!)
原作は”日本語で”全部読みましたし、イギリス・グラナダテレビ制作でNHKで放送していた「シャーロックホームズの冒険」も”日本語で”ほとんど見てます。
DVD−BOXも出てるんだけどなぁ、お値段も張りますし、ゆっくり鑑賞する時間もないし。老後の楽しみにとっておこう(笑)。

ホームズと言えば思い出す有名なセリフに「初歩だよ、ワトスン(ワトソン)君」というのがありますね。
英語では "It's elementary, my dear Watson." となります。
が、実はこのセリフは原作には出てこないんですよ!
よく似た表現は、原作の The Crooked Man 「曲がった男」の中で "Excellent!"「おみごと!」と言ったワトスンに、"Elementary."「初歩だよ。」と返すやり取りがあるのですが・・・。
この「初歩だよ、ワトスン君」というのは、ドラマ(か映画)で使われてから有名になったセリフのようです。
(昔、この話を聞いて面白いなーと思ってたんですが、今回改めてネットで調べたら、やはり結構有名な話のようでした。)
ちなみに、新スタートレックではアンドロイドのデータ少佐がホームズのファンで、ホームズになりきろうとする話があります。(データとホームズ好きの私にはたまらないオハナシ・・・ちゃんとライバルのモリアーティ教授も出てくるしね・・・笑)
タイトルは「ホログラムデッキの反逆者」で、原題は Elementary, Dear Data つまり訳すと「初歩だよ、データ君」ということになりますね。
こんな風にもじってタイトルに使われるほど有名なセリフなのに、原作には出てこない、ってところが面白いですよねぇ。
ホームズについて調べていたら、この名セリフに関する面白いサイトを見つけました。興味のある方は是非。
シャーロックホームズな話
(うーん、好きな話は脱線しすぎてイカンなぁ・・・一応、英語ネタなので勘弁して下さい。)

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posted by Rach at 14:00| Comment(10) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする