2006年09月30日

フレンズ2-20その29

リチャードとジョーイ&チャンドラーが遊んでいるところへ、モニカが入ってきます。
モニカ: Not to sound too Florence Henderson, but dinner's on the table. (”フローレンス・ヘンダーソン”っぽく言うつもりはないけど、夕食の準備が出来たわよ。)

Florence Henderson (フローレンス・ヘンダーソン)というのは、1969年から74年にかけてアメリカで放映されていたドラマ「ゆかいなブレディ家(原題: The Brady Bunch)」のMrs. ブレディ(Carl Brady)を演じていた女優さんです。
まず、この「ゆかいなブレディ家」に関するデータはこちら。
Wikipedia 英語版: The Brady Bunch
Amazon.co.jp: The Brady Bunch: The Complete Final Season (4pc) (Full) [IMPORT]
モニカが言っているのは、そういうドラマに出て来る「典型的な奥さん」みたいに聞こえそうだけど・・・ということですね。
いつもブレディ夫人は「ご飯の用意ができたわよ。」と言ってるのでしょうか?
ところで、bunch って「群れ、集まり、一味、一団」って意味のようです。
ブレディ「一家(いっか)」ってことなんでしょうが、子持ち同士が再婚して出来た家族だそうなので、わざとそういう呼び方をしているのでしょう(と推測)。
「ブレディ家、ブレディ一家」と表現したいのなら、普通は The Bradies と The +複数形になりますかねぇ?
この「The +複数形」で「○○一家」を表すという話は、フレンズ1-18その2 で書きました。(映画「Mr.インクレディブル」の原題が The Incredibles となっている、という話でした。)

フローレンス・ヘンダーソンという女優さんについての情報はこちら。
Wikipedia 英語版: Florence Henderson
IMDb: Florence Henderson

このフローレンス・ヘンダーソンさんが、アリー my Love にゲスト出演しているのを見たことがあります。
シーズン4第3話「天国と地獄」(原題: Two's A Crowd)に、Dr. Shirley Grouper(シャーリー・グルーパー)という役柄で出てきました。
オープニング後、Special Appearance by FLORENCE HENDERSON と最後にクレジットされていて、特別ゲスト扱いとなっています。
この名前の出し方を見ても、俳優として大御所であるらしいことがわかります。
彼女の役柄は、「男を満足させる方法」(How to Satisfy Your Man)というセミナー(seminar または workshop)を行っている自称ドクター。
「夫婦仲を良くするためには、とにかく男に尽くせ」と説き、途中からマイクを握って
For the love of him Make him your reason for living ♪彼に尽くすことが生きがいになるの♪
と高らかに歌い上げていました。(そもそも、フローレンスさんは歌手としても有名らしいですね。)
そのセミナーの通りに夫に尽くしたのに、離婚を言い渡されてしまった受講者がこのドクターを訴える、というエピソードだったのですが、とにかくこのセンセはなかなかの食わせ者で、アリーたちもタジタジになるほどのパワフルな人でした。

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2006年09月29日

フレンズ2-20その28

リチャードとジョーイ&チャンドラーはフーズボールゲームで遊んでいます。
そしてリチャードが勝利!
リチャード: Could that shot be any prettier? (あのショットは、かなり見事だっただろ?)
ジョーイ: Man, you are incredible. (全く、リチャードは最高だよ。)
リチャード: We had a table in college. (大学にフーズボールのテーブルがあったんだ。)
チャンドラー: Really? I didn't know they had foosball in the 1800s. (本当に? 1800年代にフーズボール(というゲーム)が存在していたとは知らなかったな。)
リチャード: Nice mustache. At puberty, that thing will really kick in. (素敵なヒゲだね。思春期になれば、もっとちゃんと生えてくるよ。)

pretty は「可愛い」ですが、「見事な、うまい」という意味もあります。
この Could that shot be any prettier? ですが、これを直訳すると、「あのショットがもう少し見事になる可能性はあっただろうか?」ということですが、これは「あれ以上素晴らしいということはあり得たか? いやあり得ないね。」と反語的に使われているようです。
That shot couldn't be any prettier. だと「もう少し見事であった、なんてことはあり得ない。つまり、これがもっとも見事なショットだった。」という意味になるのですが、それを疑問文の形にして「そんなことはあり得るかな? いや、ないはずだよね。」とあり得ないことを強調しているのだと思います。
大学生の頃、フーズボールをやっていたというリチャードに、「1800年代の学生がフーズボールをやっていた」とは知らなかった、と答えるチャンドラー。
いくらリチャードの年齢が上だと言っても、彼らの親世代なので、1800年代に大学生だった、ってことはないですよね。
年上の人に負けたのがちょっぴり悔しいので、リチャードの若い頃にはこのゲームは存在してなかったと思ったよ、だってすっごく昔の話でしょ?とリチャードを年寄り扱いしているわけです。
すごく歳の離れた人をからかう場合に、「まだ当時は、木をこすり合わせて火を起こしてたんじゃないの?」みたいに、えらく原始的な話題を持ち出したりするのとちょっと似てるような似てないような・・・。
ちなみに、チャンドラーは当然冗談として言っているわけですが、これがジョーイのセリフだったとすると、本当にリチャードの学生時代は1800年代だと思い込んでいる(計算違いをしている)可能性がありますね(笑)。
そうやって、年上(もしくは年寄り)であることをからかわれたので、リチャードは逆にチャンドラーのことを子供のように言ってからかいます。
puberty は「思春期、年ごろ」。
reach (the age of) puberty だと「思春期に達する、年ごろになる」という意味になります。
kick in はもともと、スポーツのキックインという言葉でもわかるように、「(ボールなどを)蹴って中に入れる、蹴り込む」という意味で、そこから、「始まる、作動する、(薬などが)効く、効力を生じる、放出される」という意味になります。
ロングマン現代英英辞典には、
kick in = (informal) to start or to begin to have an effect
例) The painkillers kicked in and he became sleepy. 「鎮痛剤(痛み止め)が効いて、彼は眠くなった。」
という意味が載っています。
もう「いい加減な年」であるチャンドラーに対して、「まだ上手く生え揃ってないみたいだけど、思春期になったら大丈夫だから。」みたいなことを言っているわけです。
まだチャンドラーが男性として成熟していない、とでも言いたげですが・・・。
まぁ、お互い年齢のことで言い合っているわけですが、ちょっと「からかっている」程度で、ここでは罪のない冗談という程度でしょう。

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2006年09月28日

フレンズ2-20その27

モニカの部屋にフィービーが入ってきます。
映画「素晴らしき哉、人生!」(It's a Wonderful Life)の感想を尋ねるモニカに、フィービーは「薬剤師が耳から血を流した」など、気に入らなかったシーンを挙げるのですが・・・。
モニカ: I'll give you the ear thing, but wasn't the ending wonderful? (その耳の話は認めるわ。でも、エンディングは素晴らしくなかった?)
フィービー: I didn't watch it. I was too depressed. It kept getting worse! It should've been called: "It's a Sucky Life, And Just When You Think It Can't Suck Anymore, It Does!" (エンディングは見なかったわ。私はすごく落ち込んでいたから。その映画はどんどん悪くなっていくんだもん。タイトルはこうつけるべきだったわね。「最低かな、人生。そしてこれ以上ひどくならないと思った時、それはまたひどくなる!」

I'll give you the ear thing の give は「(相手に)(・・・の)事実であることを認める」という意味になります。
研究社 新英和中辞典の例文では、
He's a good worker, I give you that, but... 「彼はよく働くよ、その点は認める、だが・・・」
That I'll give you. 「その点は認めるよ。」
などの例文が載っています。
「give +目的語A+目的語B」で、AにBを与える、という意味が基本ですが、そこから派生した意味です。
日本語でも、相手が何かについて主張してきた時、「その件については君に譲るよ。」と「譲る」という言葉を使いますよね。
それと似た感じかなぁ、と。
その件については、もう私はどうこう言わないから、君に「譲った、任せた、渡した、君の好きなようにすればいい」と権利を放棄して相手にポンと託してしまう感じなのではないかと思います。
終わりまで見ないと、この映画の良さがわからないようなのに、あまりにも悲惨な話が続いたので、フィービーは最後まで見ることができなかったようです。
フィービーに言わせると、wonderful ではなく、sucky な人生の映画だったようですね。
sucky は「いやな、ひどい、最低の」という意味で、suck 「最低だ、最悪だ、ひどい」(= be terrible)という動詞の形容詞形です。
suck は本当にフレンズでよく出てくる単語で、一番最初のパイロット版 フレンズ1-1その2 にも出てきました。
で、フィービーがつけたタイトルは、ただの It's a Sucky Life. では終わらない(笑)。
「もう落ちるところまで落ちて、これ以上ひどくなることはないだろうと思ったその時、またひどいことが起こる」という話だと言いたいようです。
そういえば、邦画に「嫌われ松子の一生」という映画がありますね。
この話も、主人公の松子に次から次へと不幸が降りかかり、人生が転落して行く・・・という話だそうです。
で、それが悲惨で見ていられないのかというと、これを見たら、とてもすがすがしい気持ちになる素晴らしい映画なのだとか。
あちこちの映画評で絶賛されているので、とても気になっているのですが・・・。

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posted by Rach at 13:03| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月27日

フレンズ2-20その26

ロス: You're with a guy who won't stop planning his future with you. He knows we'll end up together. If that scares you, tough! You'll have to deal with that. (君は、君との未来を計画せずにはいられない男とつき合っているんだ。その男は、僕らが最終的に一緒になることを知っているんだ。もしそのことが君を怯えさせるのなら、あいにくだったね! 君はそれに付き合ってもらうしかないんだよ。)
レイチェル: I will! (わかったわ!)
ロス: Good, because I love you! (そりゃ良かった、だって僕は君を愛しているんだからね!)
レイチェル: Oh, yeah? I love you too! (あら、そうなの? 私もあなたを愛しているわよ!)
ロス: That's the first time we've said that! (そんなことを言ったのは、今のが初めてだな!)
レイチェル: Yes, it is! (えぇ、その通りね!)
ロス: I'm gonna kiss you! (今からキスするぞ!)
レイチェル: You better! (キスすればいいわ!)

喧嘩をしていると、普段言えないことを言ったりして、それが良い場合と良くない場合があるのですが、このやり取りは「良い場合」なので良かったですね。
まぁ、普段だと恥ずかしくて言えないようなことが、今回は勢いで言えちゃったわけです。
ロスのセリフがいいですね。
女性としては愛する男性にそんなことを言って欲しいです。
「この人はちゃんと私との”未来予想図”(ってドリカムの歌があったな・・・)を描いてくれているんだろうか・・・」と女性は不安に思ったりするものですからね。
ロスはレイチェルのことがずーっと好きだったので、こうやって恋人同士になった以上、結婚して、子供ができてパパになって、死ぬまでずっと一緒にいる・・・というイメージがはっきり浮かんでいるのでしょう。

"if that scares you" や "deal with that" など、この前のやり取りでレイチェルが使ったのと同じフレーズを使っているのが面白いですね。
ロスは、tough という言葉を使ってますが、ここでは「つらい、あいにくの」という意味でしょう。
そういう男性を選んでしまったんだから、「不運だったね、残念だったね、それはつらいことだね、大変だね、おあいにくさまだったね。」と言っているのです。
フレンズ2-17その15 でも、ロスが「残念だったね。」というニュアンスで、Tough. と言っています。

I love you. を初めて言った、とか言ってますが・・・そう言われればそうだなぁ。
確かにドラマの中のセリフとしてはなかったですねぇ・・・。
フレンズ1-8その4 で、痛み止めの薬が効いている時(?)、ロスはレイチェルに I love you the most. と言ってます。
まぁ、それは薬で勢いづいているときの話なので、数には入らないですが(笑)、その時にも、I love you. というのはそう簡単には言わないものらしい、という話を私は書きました。
ドラマや映画を見ている限り、日本人が思っているよりも、I love you. という言葉は重いです。
軽々しく口にすべきではない、という感じです。
でもね、普通、これほど親密になっていれば、どっかで言ってるもんじゃないのかなぁ?とか思ったりするのだけれど・・・(←どこで?とか具体的なことを聞かないでね・・・笑)
プリプリ怒りながらキスするのがおかしいですよね。
喧嘩するほど仲が良い、というか、雨降って地固まる、というか。
いいなぁ、恋愛の初期の頃って・・・(遠い目)。

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posted by Rach at 14:33| Comment(6) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月26日

フレンズ2-20その25

レイチェル: Okay, listen. What we have is amazing. But I do not want to have everything decided for me! I spent my whole life like that. It's what I had with Barry. That's a reason I left. I like not knowing right now. Sorry if that scares you, but if you wanna be with me, deal with that! (わかったわ、聞いて。私たちの今の状態は素晴らしいわ。でも、私のためにすべてを決めてもらいたくはないの! 私はそんな風に人生を過ごしたわ。それがバリーといた時の私の人生だった。それが私が彼の元を去った理由のひとつよ。今ここで知りたくないの。そんなことを言ってあなたを怯えさせたらごめんなさい。でも、もしあなたが私と一緒にいたいのなら、それに付き合ってもらうしかないのよ!)

昨日の続きです。
That's a reason I left. ですが、ここでは the reason ではなく、a reason が使われていますね。
つまり「ある一つの理由」ということです。
a と the の比較について、ハートで感じる英文法 大西泰斗/ポール・マクベイ著
Lesson 2 『the は「1つに決まる」』 p.29, 30 にそのニュアンスが説明されています。
先生の説明を引用すると、

the は「1つに決まる」→「他にはない」を強く暗示
a は「1つに決まらない」→「他にもいろいろある」ことを暗示
よって、the reason は「唯一の理由」、a reason は「いろいろある理由のうちの一つ」になります。
大西先生が、「離婚の原因は彼女の浮気だったんだよ」という例文を挙げておられるのですが、
Her affair was the reason why we got divorced. (浮気だけが原因)
Her affair was a reason why we got divorced. (浮気は原因の1つ)
ということになります。

ここでのレイチェルのセリフの a reason もまさにこれと同じで、ここではバリーと一緒にいると、「すべてを決められて過ごす人生を送ることになる」、それがいやだったから、彼の元を去ったのだ、それが私が彼と別れた理由の「一つ」なのよ、と言ってるわけですね。
ということは、それが「唯一の理由」ではなかったらしい、ということになります。
実際、どうして結婚式から逃げ出したか、という理由について、パイロット版(フレンズ1-1)でレイチェルが以下のように述べています。

レイチェル: I realised that I was more turned on by this gravy boat than by Barry! And then I got really freaked out, and that's when it hit me: how much Barry looks like Mr. Potato Head. Y'know, I mean, he always looked familiar, but... (私は気付いたの。私はバリーにときめいていたんじゃなくて、グレイビーボート(舟形のクレイビー(肉汁)ソース入れ)にときめいていたんだ、ということに! それから私は本当にパニクちゃったわ。そしてその時にわかったの、バリーがミスター・ポテトヘッドにものすごく似てる、って。ほら、いつも彼のこと、どこかで見たことあるなぁ(見覚えがあるなぁ)と思っていたのよ・・・)

後のエピソードで、独立してみたかった、決められた道を進むのはいやで自分で見つけてみたい、などという発言もあって、たぶんそういう「人に決められるのがいやだ」というのが最大の理由であるのは間違いないのですが、この上のセリフを見ると、バリーよりも結婚祝いの豪華な品にときめいていた、バリーはミスター・ポテトヘッドに似ている・・・など、バリーに男性としての魅力を全く感じていない自分に気が付いた、と言っていますね。
それを結婚式当日になってふと思うところがすごいと思うのですが・・・。(結婚した後で、ふと「私はこの人の何に惹かれていたんだろう・・・」と思うこともあるので(爆)、このレイチェルを責めるわけにもいきませんが・・・笑)
このように、バリーの元を逃げ出したのは、そういう「人生観」のことだけではなく、バリーという男性に興味がなかった、というのも理由として挙げられるので、ここでレイチェルは a reason という単語を使ったわけでしょうね。

ところで・・・フレンズ1-1 を解説した時はまだ手探り状態で、説明が非常にあっさりしていて、なんと「その2」までしかありません!(大爆笑)。
それが今は「その25」まで解説が長くなる日が来るなんて、当時は夢にも思いませんでしたが・・・。
ですから、上のレイチェルのセリフも取り上げてなかったので、今回ついでに詳しく書いてみました。
また、ミスター・ポテトヘッドの説明もしていなかったので、ここでちょっと触れておきます。
↓とりあえずの説明は、こちら。
Wikipedia 英語版: Mr. Potato Head
プラスチックのジャガイモのおもちゃで、福笑いのように、顔の部品をくっつけていろんな顔にして遊ぶようです。
今は、Hasbro という会社がおもちゃを作っているようです。
↓その HP はこちら。
Hasbro.com: Mr. Potato Head Toys by Playskool
映画「トイ・ストーリー」にも出ているそうですね。(これまた見てないので知らない・・・泣)
↓トイ・ストーリー版の顔はこんな感じ。
確かにバリーに似ているような気がしないでもない・・・(笑)
キャラネット:『トイ・ストーリー』ミスター・ポテトヘッド(トイストーリー版)

Sorry if that scares you, but... について。
Sorry if... は「もし・・・だったら、ごめんなさい。」という表現。
これは日本語でも言いますね。
scare は「(人を)(突然)怖がらせる、怯えさせる」という意味ですが、scared と過去分詞形で使うことが多いです。
何か怖いことがあった時に、I'm scared. 「怖いよー!」と言うシーンを時折見かけます。
この場合は、受動態ではなく能動態で使っているので、「その私の言ったことがあなたを怯えさせることになるなら」と、その「怯えさせる」という行為にポイントがあるように思います。
deal with は「・・・を相手にする、・・・に対応する、・・・と付き合う」という意味。
それにしても、"if you wanna be with me, deal with that!" は、「私と一緒にいたいと望むなら、私の希望に合わせてもらわないとね!」みたいな感じだと思うのですが、ここまで言えたら大したものですよね。
確かに「お付き合いする」ということは妥協の繰り返しで(←今日はネガティブな話が多いな・・・笑)、お互いが相手の望むことにどれだけ合わせてあげられるかで、相手をどれくらい大切に思っているかが計れたりするわけです。
でも、"if you wanna be with me" って一度言ってみたい気がする。
喧嘩してもそこまで言った記憶は私にはないぞ。(恋には臆病な女なの・・・爆)

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posted by Rach at 13:17| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月25日

フレンズ2-20その24

逆にロスは、レイチェルに尋ねます。
ロス: You never think about our future? (レイチェルは僕たちの未来について考えないの?)
レイチェル: I think about whose apartment we'll sleep at tomorrow and where we'll have dinner next Saturday! I do not think about our children's names! (明日はどっちのアパートに泊まろうかなとか、次の土曜日にはどこのレストランで食事しようかな、とかは考えるわ! 子供の名前を考えたりはしないけどね!)
目が泳いでるロスを見て、
レイチェル: You know what our children's names will be? (ロスは、私たちの子供の名前を考えてるのね?)
ロス: No, I mean, you know. I read a book, and there was a girl named Emily. And I thought that might be good. (いや、つまり、ある本を読んだら、そこにエミリーって名前の女の子が出てきたんだ。だから、その名前がいいかも、って思ったんだよ。)
レイチェル: What book? (何て本?)
ロス: The Big Book of Children's Names. (子供の名前大事典。)

このやり取りを見ていると、レイチェルはかなり現実的なタイプですね。
私のイメージでは、女性の方が、「何歳で結婚して、何歳で子供を産んで、子供は何人くらいで・・・」とか想像するのが好きそうな気がするんですが・・・。(私はあまりそういうことは考えなかったタイプだけど・・・)
で、ものの例えとして出した「子供の名前までは考えてない」という言葉に動揺したロスを見て、さらに驚くレイチェルがおかしいですよね。
You know what our children's names will be? という表現が面白いです。
「あなたは子供の名前を考えてるの?」とそのまま返すのではなくて、「あなたは私たちの子供の名前が何になるかを知ってるのね?」という表現になっています。
子供の名前は、恐らく親がつけることになるので(名付け親というのもいますが)、know 「知っている、わかっている」という単語の選択がちょっと妙な感じもするのですが、子供を持つと子供に名前が付くのは必然的な流れで、その未来の出来事を今の時点でもうすでに「知っている」という感じなのでしょうか?
レイチェルが「私はそんなこと考えてもいない」と言っているのに、ロスの中ではもう「子供の名前はこれ!」というのが明らかに浮かんでいる、見えている、という雰囲気かもしれません。

「もうそんなことまで考えてるの? 信じられない」とでも言わんばかりのレイチェルに、必死に言い訳をするロス。
たまたま読んだ本に、エミリーって女の子が出てきただけと言うので、小説か何かかと思ったら、「子供の名付けの本」だったというわけ。
すごいですねぇ、独身なのにそんな本を・・・。
でも彼は子持ちだから持っててもおかしくないのかな。
ロスのことだから、ベンが生まれる時に、そういう本をごっそり買い込んだ可能性も高い。

うちもそういう本、4冊買いましたよ(全部、主人が買ってきた・・・笑)。
確かに子供の名前を付けるのって悩むんですよねぇ。
うちの子供の名前は、息子の時は主人が考え、娘の時は私が考えました。
つまりは、男は男が決め、女は女が決める、ということだったんですが、それにはちょっとした理由があって、もし異性の名前をつける担当になると、昔好きだった人の名前を付けかねないという心配があったからですね(笑)。
いや、別にそれでもいいんですけど、こういうのは勘ぐり出すときりがないからなぁ・・・(笑)。


レイチェル: Okay, listen. What we have is amazing. But I do not want to have everything decided for me! I spent my whole life like that. It's what I had with Barry. That's a reason I left. I like not knowing right now. Sorry if that scares you, but if you wanna be with me, deal with that! (わかったわ、聞いて。私たちの今の状態は素晴らしいわ。でも、私のためにすべてを決めてもらいたくはないの! 私はそんな風に人生を過ごしたわ。それがバリーといた時の私の人生だった。それが私が彼の元を去った理由のひとつよ。今ここで知りたくないの。そんなことを言ってあなたを怯えさせたらごめんなさい。でも、もしあなたが私と一緒にいたいのなら、それに付き合ってもらうしかないのよ!)

ちょっと細かい話ですが、DVD の英語字幕では、"I do not want everything decided for me." となっていますが、ネットスクリプトでは、"I do not want to have everything decided for me." となっており、実際のセリフは、ネットスクリプトに書いてある通りに発音されています。
DVD の字幕はよく省略されており、今回も省略されているだけのことなのですが、ニュアンスは少し異なります。
want everything decided の文は、「want +目的語+過去分詞形」で、「(・・・が)(・・・されることを)望む」という構文になります。
例としては、I want the work done at once. 「その仕事をすぐに片付けて欲しい。」など。
一方の、want to have everything decided は、「have +目的語+過去分詞形」で、「(・・・を)(・・・して)もらう」という行為を want to (したい)という意味ですね。
この have の使い方は、have one's hair cut 「散髪してもらう」と同じです。
が、cut は現在形・過去形・過去分詞形がすべて cut なので、この cut が過去分詞形であることが見た目上わかりにくい、さらには have a haircut というフレーズもあるので、余計に紛らわしい。
ですから、「have +目的語+過去分詞形」を覚えたい時は、have one's hair colored 「髪を染める」や、have one's hair bleached 「髪を脱色する」というフレーズで覚えていてもよいでしょう。
have a haircut についてもう少し語ると、この haircut は可算名詞で、「散髪」を have する、というニュアンスになります。
have の代わりに、get a haircut とも言えますし、 give someone a haircut 「散髪してやる」という表現もあります。

spent my whole life like that の like that は「全てを決められる」という状態のこと。
It's what I had with Barry. を無理に直訳すると、「it = そうやって全てを決められた人生を過ごすこと、が、私がバリーと一緒にいた時に持っていたものだった。」という感じでしょうか?
つまり、「私はバリーと付き合っていた時に、そういう人生を過ごしていた。」ということですね。
That's a reason I left. 以降は長くなりそうなので、明日にします(笑)。

(Rach からのちょっとしたお詫び)
お気づきの方がおられるかもしれませんが、実は(その24)までの長さになったのはこのエピソードが初めてです。それなのにまだ終わる気配もないし・・・(笑)。
今回のは、映画の名前や固有名詞が多かったこと、ちょっとした表現をくどくどと説明しすぎたこと・・・など、いろいろ思い当たる節はあるのですが、下書きを書いている時にノリノリ(笑)だと「長くなる」傾向にあるようですね。
次回以降はこんなに増えない(と思う)ので、今回だけちょっと大目に見て下さい。

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posted by Rach at 11:38| Comment(11) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月24日

フレンズ2-20その23

ベンを連れて帰ってきたロスに訴えるレイチェル。
レイチェル: One minute I'm holding Ben, then I've got two kids, I'm living in Scarsdale complaining about taxes! (私はベンを抱っこしていたのよ、そしたら、(急に)私は二人の子持ちになって、税金のことで不満を言いながらスカースデールに住んでいるって状態になってるのよ。)
ロス: Well, I'm sorry. I think about stuff. You're at work, you're assembling bones, your mind wanders. (あぁ、ごめんね。僕はいろんなことを考えるんだ。仕事して、骨を組み立てていると、とりとめもないことを考えちゃうんだよね。)

レイチェルのセリフは、One minutes となっていますね。
これがもし、The minutes なら「・・・した(する)瞬間に、・・・するやいなや」という意味で接続詞的に使われるようなのですが、ここでは、one minute なのでそれとはちょっと違うらしい・・・。
ちょっとグーグルで調べてみたのですが、"One minute S+V, (and) the next minute S+V" という表現をいくつか発見しました。
つまり、「ある瞬間には・・・である、そして次の瞬間には・・・である」という構文のようです。
このレイチェルのセリフも恐らくそのバリエーションで、「ある瞬間」私はベンを抱っこしていた、「それから」(次の瞬間に)気付くと私は・・・という状態だった、のような感じだと思います。
ただちょっと抱っこしてただけなのに、私が気付かない間に一瞬でそんな風に事態は変わっていた、その変化が一瞬で起こった、ということに対する驚きを表現しているのでしょうね。
I've got two kids = I have got two kids です。
have got は「持っている、所有している」で、話し言葉では have の代わりに have got がよく使われます。
そういう意味では、I've got two kids は I have two kids ということなのですが、I have ではなく、I've got という方が、突然子持ちになっちゃったという動きや変化が出ているような気がします。(←自信はない・・・)

assemble は「集める、組み立てる」。
骨を組み立てる、というのは、バラバラの骨をくっつけて、大きな恐竜の化石の標本にするということですね。
wander は「あてもなくさまよう、ぶらつく、放浪する」ことから「(考え・注意力などが)集中できなくなる、とりとめがなくなる、散漫になる」という意味にもなります。
mind が wander するわけですから、「心や気持ちがさまよう」というと、何となく考えがまとまってない感じなのはわかりますよね。

ここでの you とは「あなた」ではなく、この場合は「一般の人」を指します。
よくこういう使われ方をするんですが、この you がなじめるようになったら良いと思いますね。
つまり、「人間っていうものは」「人っていうものは」「人間誰でも」みたいに一般的な話をしているわけです。
誰でも「骨を組み立てる仕事」をするわけではないでしょうが(笑)、

自分の仕事場で働いている→骨を組み立てている→心がさまよってとりとめのないことを考える

人間ってそういうもんだろう? それって何も不思議じゃなくて、ありがちなことだろう? と言いたいのでしょう。
wanders が現在形なのは、人間ってのは、お決まりの仕事をしている時、心がさまようもんだ、という「習性」(?)を表してる気がします。(ほんとか?)
上の訳では、「組み立てていると・・・考えちゃうんだよね。」と訳してみましたが、実際のセリフは、you がついた文章が3つ続いており、特に接続詞もなく、淡々と語られている感じがしますので、上の解釈で書いたように、3つの文を→でつなげたような語り口なのではないかと思うのですが・・・。
確かに単調な仕事をしていると、変なことを考えたりしますが、それにしても考えすぎだろう、というか、想像力ありすぎというか・・・。

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posted by Rach at 08:49| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月23日

フレンズ2-20その22

リチャードがジョーイたちと出かけた後、イライラしているモニカ。
モニカ: Why does this bother me so much? I'm not one of those people who wants to spend 24 hours a day together. (何故こんなことで私はすごくいらいらしているのかしら? 私は一日24時間ずっと一緒に過ごしたいっていうタイプの人間じゃないのに。)
フィービー: Sure. (そうね。)
モニカ: He just doesn't have much free time. What do I do? (彼には十分な自由時間がないってことだけよね。私は何をすればいいの?)
フィービー: Does it matter? You'll just die or divorce or blow your pet's head off. (そんなことが気になるの? 人間は死ぬか、離婚するか、ペットの頭を吹き飛ばすか、結局そんなことになるだけなのよ。)

I'm not one of those people who... は「私は・・・というような人間たちの一人ではない」ということで、そういうタイプ(たぐい)の人間じゃない、ということですね。
ずっとべったりくっついていたいわけじゃないけど、でもあまりにも私と過ごす時間が少なすぎるのよ・・・とグチっているのですが、フィービーにしてみれば、そんなことはささいな問題のようです。
まだ映画の中の悲惨な出来事を気にしているフィービー。
どうせ人生はそんなものなのよ、と妙に悲観的、厭世的になっているというか・・・。


今度は帰ってきたレイチェルに自分の悩みを相談しようとするモニカ。
モニカ: Rachel, I got a question. Richard made plans again with the guys... (レイチェル、質問があるのよ。リチャードがまた男どもと予定を立ててね・・・)
レイチェル: Ross made plans for the century. (ロスは一世紀分の予定を立てたわよ。)
モニカ: I'm gonna go read Cosmo. Maybe there's something helpful in it. If not, I can learn how to do a bikini wax with leftover Christmas candles. (コスモを読んでくるわ。多分、何か役に立つことが書いてあると思うから。もし役に立つことが書いてなくても、クリスマスの残り物のキャンドルでビキニラインの脱毛をする方法が学べるし。)

レイチェルに相談しようとしたら、レイチェルの悩みはもっと深刻なものでした(笑)。
the century (一世紀、100年)は、ちと大袈裟かとは思いますが、でもロスのことだから、自分が死ぬ時に葬式はこうして欲しいとか、お墓はどうだとか、具体的に考えてそうな気がします。
みんなを感動させるような遺言を、今のうちから考えてないとも限らない。
どこかにこっそり、綿密な計画をちゃんと文字にして残してそうな感じがしますよね。
また、そういうことを想像するのが大好きって感じのタイプです。
レイチェルは、わざと century という大仰(おおぎょう)しい言葉を使ったんでしょうね。
日本語でも、25年というより、四半世紀という方が大袈裟に聞こえる気がしますよね。
1990年代後半だと21世紀はすぐそこだったのに、「次の世紀」というと、「未来」って感じがしませんでした?(私だけ?)

Cosmo というのは、雑誌コスモポリタン(Cosmopolitan)のことですね。
↓詳しくはこちら。
Wikipedia 英語版: Cosmopolitan (magazine)
集英社から「COSMOPOLITAN JAPAN(コスモポリタン日本版)」も発行になっていたのですが、それは2006年2月号をもって休刊になっているそうです。
コスモポリタンという言葉はカタカナ英語になっていますが、正しい発音は「コズモ・・・」と濁ります。
よく似た単語の、cosmos 「宇宙、コスモス」も発音は「コズモス、カズマス」という感じで(カタカナだとわかりにくいですが・・・)、最初の s は濁ります。
cosmic と形容詞になると、カタカナでも「コズミック」って書くような気がするんですけどねぇ。
do a bikini wax は「ビキニラインの脱毛ワックスをする」ということですね。
でもキャンドルの蝋は身体に悪そうな気もするんだけど、大丈夫なのかなぁ?(笑)

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2006年09月22日

フレンズ2-20その21

チャンドラーがリチャードをゲームに誘いに来ます。
チャンドラー: Hey, big guy. Game time. (よぉ、大将。ゲームの時間だよ。)
リチャード: Hey! Be right there! (あぁ! すぐに行くよ!)
モニカ: There's a game? (ゲームがあるの?)
チャンドラー: I just got my Pik-Up Stiks back from the shop. Bring your nerves of steel. (店屋からちょうど「ピックアップスティック」を取り戻してきたところだ。強靭な神経で臨むんだぞ。)
リチャード: It's the basketball playoffs. (バスケのプレイオフだよ。)

呼び掛けの big guy という言葉ですが、こういうのは訳しにくいですねぇ。
「大将」などと訳してみましたが、今の若い人はあまりそんなこと言わないしなぁ・・・。
「よぉ、兄ちゃん」って感じでしょうけど、リチャードは年齢がかなり上だしなぁ・・・(笑)。
ゲームといったら、普通はスポーツの試合のことだと思いますけど、「ゲーム?」と不満そうに返したモニカに対して、お子ちゃまがするようなゲームだよと冗談で返しているわけです。
get ... back from the shop がよくわからないのですが、普通に訳すと「店屋から・・・を取り戻した」ということだと思います。
例えば、おもちゃを修理に出していて、それを引き取ってきた、という感じみたいなんですが・・・修理が必要そうなおもちゃでもないんですよね。(この後で説明します)
店屋で単に買ってきた、手に入れたというのであれば、I just got ... at the shop. になるだろうと思うので、やっぱり back from に何か意味があるように思えるんですが・・・。

Pik-Up Stiks は実在する商品の名前です。
もともと、Pick-up sticks という名前のゲームが昔からあって、"Pik-Up Stiks" はそれを商品化したもののようですね。
↓そのゲームの詳細はこちらで。
Wikipedia 英語版: Pick-up sticks
ウィキペディアによると、
「積み重ねたスティックの山から、残りのスティックを動かさないようにして、スティックを移動させていく」ゲームのようです。
↓その実在する商品 Pik-Up Stiks というのはこんなものらしい。
SHOP.COM -Pik-Up Stiks
この商品のネーミングですが、pick を pik、stick を stik と書いてるところが、いかにもおもちゃっぽいなぁ、と思うのですが。
写真を拡大してみると、PIK-UP STIKS 26 PIECES AGES 5-11 と書いてあるので、このカラフルな棒が26本入り、5歳から11歳向けのゲームだということです。
説明を読むと、安全のために棒の先が丸くなっているとか、motor skills (運動神経能力)を高めるとか書いてあります。

nerves of steel を直訳すると「鋼(はがね)の神経」なので、「鋼のように強靭な神経」ということですね。
この bring なんですが、命令形として使って「強靭な神経を持って来い」という意味か、そのゲームが「強靭な神経をもたらす」という意味か、どっちかなぁ・・・?とちょっと悩みました。
「もたらす」の方だと、Pik-Up Stiks will bring nerves of steel to you. (または、Pik-Up Stiks will bring you nerves of steel.)という感じですが、どちらにしても、もたらす対象物(「君」にもたらす、という目的語)が必要なはずですよね。
だから、私は命令形だと考えました。
このゲームをやろうと思ったら強靭な神経がないと出来ないから、強靭な神経を持ってくるのを忘れるなよ、つまり、「強靭な神経で臨まないといけないぞ」という感じかなぁ、と。
もちろん、そこまでタフな神経が必要なゲームではないようですが、細かい作業を伴うゲームなので、ちょっと神経はイライラしそうな気も・・・。
チャンドラーがふざけてばかりいるので、リチャードは「バスケだよ。」と教えてあげています。
この若者たちのノリについていけないのでしょう。

モニカ: I appreciate this, but you don't have to hang out with them for me. They have each other. (このこと[リチャードがジョーイやチャンドラーと遊んでいること]にはとても感謝してるわ。でも、私のために彼らと遊ぶ必要はないのよ。彼らは二人で遊ぶから。)

hang out with... は「(友人など)と共に時間を過ごす、と一緒にいる、群れる、付き合う」という意味。
フレンズ2-14その18 にも出てきました。
They have each other. は「彼らは、お互いを相手として持っている」ということですから、この二人で言うと、「ジョーイにはチャンドラーという友達(相手)がいて、チャンドラーにはジョーイという友達がいる」という感じですね。
「彼らにはお互いがいる(存在する)。遊ぶ相手がいる」ってことです。
すごくシンプルな表現ですが、日本語からはパッと思いつかない気もします。
自分と、自分が大事に思っている人のことを、他人が "They have each other." と表現してくれると嬉しい気がしますし、大事に思ってる相手に、"We have each other." 「僕らにはお互いがいるじゃないか。」なぁんて言われたら、ときめいちゃうかも(笑)。
が、そんなに大胆な表現でもないんでしょうか・・・実は私もその細かいニュアンスはよくわかってないのだ(笑)。

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posted by Rach at 11:18| Comment(6) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月21日

フレンズ2-20その20

モニカ: You wanna feel better? Here. Watch this. (気分良くなりたい? ほら、これを見て。)
フィービー: It's a Wonderful Life. I've heard of this. (「素晴らしき哉、人生!」 聞いたことあるわ。)
モニカ: So you can't lose. It's there in the title. Wonderfulness is baked right in. (だから、これを見ても損はしないわよ。タイトルにすべてが込められてるわ。素晴らしさがその中に焼き固められてるのよ。)
フィービー: I fell for that with Pride of the Yankees. I thought I'd see a film about Yankee pride. And boom! The guy gets Lou Gehrig's disease. (「打撃王」という映画でその手にひっかかったわ。私は「ヤンキースのプライド」の映画を見るんだと思ってたのよ。そしたら、ガーン!って感じ。その主人公はルー・ゲーリック病にかかったのよ。)
リチャード: The guy was Lou Gehrig. Didn't you kind of see it coming? (その人がルー・ゲーリックだったんだよ。そういう話だって思わなかった?)
モニカ: Watch that. It'll restore all your faith in humanity. (それ(「素晴らしき哉、人生!」)を見なさいよ。あなたの人間を信じる気持ちを取り戻すことができるわよ。)

「素晴らしき哉、人生!」(原題: It's a Wonderful Life)は、ジェームズ・スチュアート主演の1946年の映画です。
Amazon.co.jp: 素晴らしき哉、人生!
lose は「失う、負ける」などのネガティブな言葉なのでイメージが湧きやすいとと思いますが、自動詞で「損をする、損害を受ける」という意味があります。
You can't lose. は「(この映画を見て)損はしない。」、つまり「是非見てみてよ。」と勧めているわけですね。
日本語でも人に何かを勧める時に、「損はさせないから。」と言いますよね。
bake は「パンやお菓子を焼く、陶器やれんがを焼き固める」という意味なので、baked right in は「その映画の中に wonderfulness がしっかりと焼き付けられている、wonderfulness を入れてから焼き固めている」という感じなのかなぁ、と思うのですが。
この話のあらすじを読んでみたのですが、主人公が波瀾万丈の人生を歩んで、最終的には人生の幸せを噛み締める・・・という映画のようです。

fall for には「・・・に恋する、・・・を好きになる」という意味もありますが(fall in love と同じ感じ)、「(策略など)にひっかかる、だまされる」という意味もあります。
落とし穴に落とされるような感じでしょうか。
日本語で「洋楽にハマる。」とか「俺はハメられたんだ。」とか言いますが、fall はその「はまる、はめる」の感じに似ている気がします。
どちらも簡単には抜け出せない気がしますので・・・(笑)。

フィービーがだまされた(笑)という映画は、「打撃王(The Pride of the Yankees)」。
Amazon.co.jp: 打撃王
このアマゾンには残念ながら「画像はありません」(笑)。
IMDb: The Pride of the Yankees (1942)
Pride of the Yankees というのは、ゲーリックのあだ名のようですね。
「ヤンキースが誇りにしているもの、ヤンキースの誇りを象徴する人物」という感じなのでしょうか?

ちなみに、野球チームの名前は、Yankees と複数形になっていますね。
日本でもタイガース(Tigers)やジャイアンツ(Giants)と複数形になっています。
これは選手が複数集まっているからで、ヤンキースの選手一人を指す時は、Yankee と言います。
当たり前と言えば当たり前なんですが、最初にそれを聞いた時は「へぇ・・・」と感心してしまいました。
野球チームの名前が「複数形」である、という意識があまりなかったんでしょうかねぇ。
ヤンキースの一人の選手を 'Yankee' と書いている例を発見しました。
Wikipedia英語版: Hideki Matsui (松井秀喜) の Career in the United States の項目に、以下の文があります。
In the 2003 Yankee home opener, Matsui became the first Yankee to hit a grand slam in his first game at Yankee Stadium.
野球にそれほど詳しくない私が勝手に訳すと(笑)
「2003年、本拠地ヤンキースタジアムでの開幕戦において、松井はヤンキースタジアムでの初めての試合(ヤンキースタジアムデビュー戦)でグランドスラム(満塁ホームラン)を放った初めての「ヤンキースの選手」となった。」
(訳が回りくどいですし、専門用語の使い方を間違ってるかもしれませんが・・・)
つまり、ヤンキースの新人の中で、ヤンキースタジアムに初めて出た時の試合でグランドスラムを放ったのは、彼以外には今までいなかった、ということだそうです。
やっぱり松井はすごい!

and boom! という表現は、フレンズ2-13その16 にも出てきました。
boom は「ブーンと鳴る音、ドカーンという音、(人気の)急上昇、にわか景気、ブーム」という意味です。
その時は、「それでドカーン!って感じ」と訳してみましたが、日本語ではこういう時にあまり擬音語を使わないですよね。
「そしたら、どうよ! えらいことになっちゃったのよ!」みたいな感じですかねぇ?
彼のかかった病気(ルー・ゲーリック病という難病)については、Wikipedia に記載があります。
Wikipedia: ルー・ゲーリッグ(ルー・ゲーリック)

see... coming は直訳すると、「・・・が来るのを見る」ですから、「・・・が起こるのを察知・予測する」という意味になります。
「そんな感じの話になりそうだなぁ・・・って思わなかった?、そんな展開になるって予測つかなかった?」と聞いているのですね。
たいていの人は、この映画をゲーリックの伝記映画だとわかった上で見ていて、当然、難病にかかることを知っているはずなのですが、フィービーはそのことを知らなかったようです。
まぁ、どんなに成功した人でも、人生は山あり谷ありなので、伝記映画が最初から最後までハッピーずくしだった、ということはあり得ないと思うのですが・・・。

faith in humanity は「人間性を信じること、人間性に対する信念」という意味。
faith in の in の後は、その信じる対象物になります。
例えば、I have faith in Christ. なら「私はキリストを信仰しています。」、I have faith in you. なら「私はあなたを信頼(信用)しています。」という意味になります。
believe という動詞は他動詞として、I believe you. 「あなたを信じます。」と前置詞なしで使うことができますが、自動詞の場合は、believe in と in を使いますよね。
例えば "Do you believe in God?" 「あなたは神を信じますか?」、"Do you believe in Santa Claus?" 「サンタクロースの存在を信じていますか?」など。
その in の使い方と同じ用法だと思います。
restore は「復活させる、修復する、復元する」。
パソコンのシステムを復元する時に、「システムをリストアする」などと言いますよね。
あるいは「古い車をレストアする」という表現も聞きます。

(英語と関係ない脱線話)ゲーリッグ、それともゲーリック?
カタカナ表記では、ゲーリックと書いているのをよく見かけますし、私もずっとゲーリックだと思っていたのですが・・・。
英語で文字通り発音すると、「ゲーリッグ」なので(ですよね?)、英語では「ゲーリッグ」が正解だと思います。
ゲーリック、というのはもしかしてドイツ語読みなのかな?と思って調べてみたのですが・・・。(ウィキペディアには彼のドイツ名が載っていますので、彼はドイツ系のようです。)

ドイツ語は語尾が g になった場合は、「グ」ではなくて「ク」と発音します。
(例:Guten Tag! (こんにちは)の発音は「グーテン ターク」)
ただし、語尾が ig の場合は、「ィヒ」と読みます。
(例:zwanzig (数字の20)の発音は「ツヴァンツィヒ」)
という規則に則ると、Gehrig はドイツ語読みだと「ゲーリック」じゃなくて「ゲーリッヒ」さんになるのかなぁ?
ゲーリッヒさんという名前をぐぐって調べてみると、その場合は、綴りは Gierlich (または Goehlich)になるらしいのですが・・・。
日本人がゲーリックさんと発音していたのは、単に語尾のグが発音しにくかったから、だけかも・・・?(←これが一番真実に近い気がする・・・)
つまらないことで悩んですみません(笑)。

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2006年09月20日

フレンズ2-20その19

モニカの部屋にフィービーが入ってきます。
リチャード: Hey, Pheebs. What's happening? (やぁ、フィービー。何があったの?)
フィービー: Murder, cancer, soccer teams eating each other in the Andes. (殺人、ガン、アンデスでサッカーチームが共食いするのよ。)
モニカ: So you watched the movies? (それじゃあ、あの映画を見たのね?)
フィービー: What is happening to the world? I mean... No, no, because E.T. leaves and Rocky loses. Charlotte dies. (世界に何が起こっているの? 私が言いたいのは・・・こんなのおかしいわ。だって E.T. は旅立つし、ロッキーは負けるし、シャーロットは死ぬし。)
リチャード: Charlotte who? (シャーロットって、何のシャーロット?)
フィービー: With the web. The spider. She dies. She has babies and dies. It's like, "Welcome home from the hospital." Thud! (巣の(「シャーロットのおくりもの」の)。クモよ。彼女は死ぬの。子供を産んで死ぬの。まるで、「病院から帰って来たのね!」 ドサッ! って感じよ。)

またいろんな映画を見てショックを受けたらしいフィービー。
殺人や、登場人物がガンになる、という話はよくあると思うのですが、「サッカーチームがアンデスで共食いする映画」って何ですか???

妙に表現が具体的だし(アンデスという地名も出ているし)、きっとこういう映画があるはずだとは思ったんですが、どうやって調べよう・・・?と思案して、だめもとで「movie soccer Andes」の3つの単語でぐぐってみたんですね。
すると、そのヒットしたいくつかの記事で、映画のタイトルがわかりました!(何て便利な世の中なんだ・・・)
イーサン・ホーク主演の映画 Alive です。邦題は「生きてこそ」といいます。
↓アマゾンはこちら。
Amazon.co.jp: 生きてこそ スペシャル・コレクターズ・エディション
↓IMDb はこちら。
IMDb: Alive (1993)
上のアマゾンのサイトを見るとあらすじが書いてありますが、確かにフィービーの言ってる内容が当たってると言えば当たってるんですが・・・。
あんな身も蓋もない言い方をしてしまっていいんでしょうかねぇ?(笑)。
ちなみに私は、「生きてこそ」と聞くと、Kiroro が歌っていたアニメ「甲虫王者ムシキング」のオープニングテーマ「生きてこそ」という歌を思い出しますが・・・。
♪生きてこそ〜、思いは深く太く強く〜♪(この歌詞は泣けます・・・)

ということで、私はフィービーのセリフから映画を発見できたことに感動を覚えていたのですが、邦題もあることだからきっと日本でも公開されていて、このフィービーのセリフを聞いて、「あぁ、あの映画のことね!」とピンと来た人も結構おられたんでしょうねぇ。
何しろ私は見た映画の数が少ないものですから・・・(笑)。

E.T. とロッキーについては、説明するまでもないと思いますが、ちょっとだけ。
Amazon.co.jp: ロッキー DVDコレクターズBOX
Amazon.co.jp: E.T. コレクターズ・エディション
この E.T. というのは、タイトルの下に正式名称が書いてあるとおり、The Extra-Terrestrial の略です。
extra- は「・・・外の」という接頭辞、terrestrial は「地球(上)の」という意味なので、extraterrestrial は「地球外の」「地球外生物、異星人、宇宙人」という意味になります。
terra という単語は「大地、地球」(earth)を意味するラテン語だそうです。
terrain 「地勢、地形」という単語も terra の関連語だと思います。
SFを見ているとよく出てくる単語に、terraforming 「テラフォーミング」という言葉がありますが、これは地球以外の天体に人間が住めるように、環境を変化させることです。
terra 「地球」になるように、form 「形づくる」わけですね。
関係ないですが、竹宮惠子さんのSF漫画に「地球へ・・・」というのがありますが、これは「テラへ・・・」と読みます。
だから私は、terrestrial という言葉が「地球の」という意味になることは、すんなりと覚えることができました(笑)。

次に、Charlotte (シャーロット)について。
Amazon.co.jp 和書(翻訳本): シャーロットのおくりもの (単行本) E.B. ホワイト
Amazon.co.jp 洋書: Charlotte's Web
これは映画にもなっているようで、1972年に Charlotte's Web (邦題: シャーロットのおくりもの)という作品がありました。
しかしタイムリーというか何と言うか、同じタイトル、Charlotte's Web という映画が2006年に公開予定なんですね。
IMDb: Charlotte's Web (2006)
上のサイトでキャストがわかるのですが、主役の女の子はダコタ・ファニングです。
他は主に声の出演なんですが、クモのシャーロットがジュリア・ロバーツ、他にもオプラ・ウィンフリーとか、スティーブ・ブシェミとか、俳優にあまり詳しくない私でも知っているようなすごい俳優さんが声で参加しているようです。
web は「クモの巣」。
今、web と聞いたら、ほとんどの人がウェブサイト(website)の web を思い出すでしょうね。
最初は、世界中にクモの巣のように張り巡らされたネットワークという意味で、web という言葉を使ったようですが、もうそんな話を忘れてしまうほど、web という言葉が浸透してしまいましたねぇ。
ウェブサイトのURLの最初に http://www. と www がつきますが、これは World Wide Web の略ですよね。
この邦題は、「シャーロットのおくりもの」と可愛いタイトルになっていますが、原題は「シャーロットの巣」です。これだとちょっと怖い(笑)。

フィービーはこの映画を見てショックを受けたようです。
Welcome home. は「お帰り!」ですから、病院から元気で帰って来られて良かったわねぇ・・・とみんなが喜んでいる時に、本人が「バタッ!」と倒れてしまってそのまま帰らぬ人になってしまった・・・ということらしいです。
確かに、ドラマではそういうシーンをよく見かけますが・・・。
Thud! って言う時の目をむいたフィービーの顔が怖いよぉ〜。

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posted by Rach at 10:42| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月19日

フレンズ2-20その18

レイチェル: Then what's gonna happen? (それからどうなるの?)
ロス: We won't wanna raise kids in the city, so we'll move to Scarsdale. We'll be far enough from our parents so we don't have to see them, but close enough that they can baby-sit. (都会で子供たちを育てたいとは思わないだろうね。だから、僕らはスカースデールに引っ越すことになるだろう。僕らの親たちからは十分に離れているから、親たちの顔をさほど見ることはない。でも、親にベビーシッターを頼めるくらいには近い距離だよ。)
And yes, I know the taxes are a little higher than Nassau County, but the school system's great. (それから、税金はナッソー郡よりは少し高いってことはわかってるけど、でも(スカースデールの)教育システムは素晴らしいよ。)

スカースデール(Scarsdale)は、Westchester County, NY (ニューヨーク州ウエストチェスター郡)にあります。
郡、とつけると、何となくアメリカのイメージにそぐわない気がしますが、同じ名前が別の場所の地名として存在していることもあるので、厳密に区別する場合には、つけた方がいいということかもしれません。(はっきりとはわかりませんが)

Wikipedia英語版: Westchester County, New York の地図の赤い部分がウエストチェスターです。
このウィキペディアを下にスクロールすると、Map of municipal boundaries in Westchester County という黄色の地図がありますが、この地図をクリックすると大きくなり、Scarsdale の場所がわかります。
ウエストチェスターの中でもかなり南に位置し、確かにニューヨークに近いですね。

ウエストチェスターについて書いてあるサイトを見つけました↓
FURUMOTO REALTY ニューヨーク不動産 郊外 (不動産屋さんのサイトです。)
ロスは、自分たちの実家との距離の話、教育システムの話を語っていますが、このサイトを見ると、同じようなことが書いてあります。(ここでは直接文章を引用するのは避けますので、興味のある方は上のサイトをご覧になって下さい。)
やはり、そのポイントが、スカースデールの最大のウリなわけですね。

ロスに言わせると、その離れている距離が”絶妙”らしいです。
we don't have to see them というのは、「”僕たち夫婦”(!)が両親と会う必要がない」、つまり「親たちと(しょっちゅう)顔を合わせないで済む」ということですね。
そういう関係でいられるくらいに、far enough 「十分に遠い」わけです。
they can baby-sit は「親が”僕らの子供”(!←しつこいですか?)の面倒を見る、ベビーシッターをすることができる」、つまり「親に子供を預けることができる」ということなので、それを頼めるくらいに close enough 「十分に近い」わけですね。
なかなか論理的な説明になっていると思うのですが、どうでしょう?
それにしても、やっぱりこれも女性の側が考えることですよねぇ。
子供を預けられるかどうかとか、姑さんとしょっちゅう会わないでも済むかとか(笑)。
(全然関係ないですけど、私の姑さんはすごーくあっさりしてる人で、干渉するようなことは一切言わない人なんですよ。すごくありがたいと思ってますわ、お義母さま!←「できた嫁」の一面も見せてみる・・・笑)

Nassau County (ナッソー・カウンティ、ナッソー郡)も同じくニューヨーク州の郡です。
ロングアイランドにあります。
Wikipedia英語版: Nassau County, New York
ウィキペディアの記述によると、
「2004年の時点で、ニューヨーク州の中で一人当たりの資産がもっとも多い(リッチな、裕福な)州であり、平均世帯収入では全国で6番目に位置する州である」
とのことです。
ロスがナッソーを引き合いに出したのは、住民の生活レベルが高い地域であり、子育てには理想的な環境だと思っているからでしょうね。
でもロスとしては、生活環境が豊かであると同時に、教育水準の高さ、も重要なファクターなわけで、その二つを考慮した結果、彼の中ではスカースデールに軍配が上がっているわけですね。(確かにロスはそういうことにこだわりそうなタイプですもんねぇ。)

ということで、スカースデールやナッソーについていろいろ書いてみました。
が、NYはおろか、アメリカにも行ったことない私が書いてますんで、かなりいい加減かもしれません。
この辺りの地理に詳しい方は是非情報を教えて下さいね。個人的にも興味がありますので・・・。


レイチェルはあまりの展開にオロオロしてしまいます。
レイチェル: Okay, wow! You know what? I'm off my break now. Here. You take this. I'm gonna go pour these very nice people some coffee. Look at that. I don't have a pot. I don't have a pot. Maybe I've got one at home. Or in Scarsdale. Hey, is that a door? (わかったわ。ねぇ聞いて。私は今、休憩時間が終わったの。[ベンをロスに渡して]これを持って。私はこれからここの素敵な人たちにコーヒーを注ぎに行くわね。あら見て。私、ポットを持ってないわ。ポットがないのよ。多分、家にあるわよね。もしくは、スカースデールにあるかも。ねぇ、あれってドアよね?)

自分が抱っこしていたベンをロスに渡す時に、Ben でも him でもなく、this と言っているのですが、これはモノ扱いしている感じなんでしょうか? 普通は相手の赤ちゃんを this とは言わないような。(←自信はないけど)
何とかこの場から逃れようと、ウェイトレスの仕事に戻ろうとしますが、ポットがないので余計にパニクり、とうとうお店を出て行ってしまいました。
家にあるかも、の後に、「スカールデール」の名前を出すのが面白いですよね。

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posted by Rach at 12:18| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月18日

フレンズ2-20その17

ロス: I'm sure you'll feel different when it's our baby. (僕らの赤ちゃんの時には、また違って感じることができるって僕は確信してるよ。)
レイチェル: What? (何?)
ロス: What? (何って?)
レイチェル: You think about stuff like that? (ロスはそんなことまで考えてるの?)

it = a baby ですね。
レイチェルが赤ちゃんが苦手だと言ったので、一般的な baby の場合はそうかもしれないけど、それが our baby になったら、また、レイチェルの受け止め方も変わるに違いないよ、と言っているわけ。
えぇ、確かに!
私は子供嫌いなわけじゃなかったけど、まだ子供がいない頃に友達が連れてきた赤ちゃんを一体どうやって扱えばいいのかわからなくて、おろおろしていた記憶があります。
「あー、そんなお菓子のついたペタペタした手でテレビを触っちゃダメだぁー!」「そこらじゅうのスイッチを押しまくっちゃダメだぁー!」みたいな感じ。
でもそれが自分に子供ができると、途端にそういうことが全く気にならなくなるわけですね。
「あぁ、いいって、いいって。どうせうちの子も同じことして汚すんだからさぁ。」みたいに。
それは「母としての包容力」が出てきたように見えますが、ただ単にいろんなことに鈍感になっていってるだけなんですけど(爆)。
細かいこと気にしてたら、やってられませんって、子育てってのは(笑)。

ということで、ロスの意見は正論だし、彼はすでに子持ちなのでなおさら説得力があるのですが、独身のレイチェルは our baby という言葉を聞いて異常に反応しています。
お付き合いしているわけだから、あり得ない話ではないけれど、そんなに自然と口から出てきたのでびっくりしてるんでしょうね。
確かに、「この人、私とは遊びかしら?」と思ってる時に、「僕らの子供が・・・」とか言われると、「えっ?」とか思っちゃいますよね。
逆に、結婚するつもりがないカップルなら、安易に「子供」という言葉は出せないでしょう。


ロス: Actually, I kind of think that we'll have two babies. (実は、僕は子供は二人欲しいなぁ、とか思ってるんだ。)
レイチェル: Two babies? (子供は二人?)
ロス: You know, a boy and a girl. Hopefully, the girl will come first, so Ben won't feel competitive. (そうだね、男の子と女の子だ。できれば、女の子が先に生まれて欲しいな。そうすれば、ベンが対抗意識を燃やさないだろうから。)

hopefully は「できれば、うまくいけば、願わくは」。
このように副詞ひとつだけでこういうニュアンスを出せるのは便利です。
私も英文を書くときに、ちょくちょく使いますね。
何か書いた最後のおまけに、hopefully ... 「できれば・・・がいいな」とか、possibly... 「もしかして・・・ってこともあり得るかも」とつけると、文章に動きが出て面白いと personally 「個人的には」思っているのですが、その英文を読んでる人が、私の込めたそういうニュアンスを感じて下さっているのかどうかは知りません(笑)。

come first は文字通り「最初に来る」ですから、この場合は「ロスたちの子供として最初にこの世に生まれる」という意味です。
「一番になる、一着になる」「何よりも優先である、一番大切である」という意味もあります。
Profits come first. だと「利益優先」。
利益が何よりも先に来る、優先される、ということですね。
有名な謎(なぞなぞ?)に、「ニワトリが先か、卵が先か?」というのがありますが、これは英語では "Which came first, the chicken or the egg?" と言います。
週刊STのコラム、伊藤サムさんの「これであなたも英文記者」において、この文章が英作文課題に出たのですが、「ニワトリ」と「卵」の冠詞が何になるか、そしてその冠詞になる理由も合わせて述べよ、という問題になっていました。(ここでは、これ以上詳しくは書きませんが・・・)

competitive は「競争心の強い、負けず嫌いの、対抗意識のある」という意味です。
competion なら「競争」という名詞です。
日本語で、ゴルフのコンペとか、建築や設計でのコンペなどと言いますが、これは コンペティション(competition)の略なんですね。

確かに同年齢、同世代なら、何かと比較されそうですし、本人たちも意識しそうなのは事実ですが。
そういうロスの発言を聞いて、レイチェルがアワアワしてるのが可愛い!
ロスは未来の具体的な予定をあれこれ考えていますが、普通、こういうのは女性がよく考えるもんじゃないかと。
うちの息子が幼稚園の時、ラブレター(!)をもらってきたんですが、「こどもの名前は、女の子なら・・・で、男の子なら・・・で」とか書いてありましたよ。(もちろん、ひらがなだけど・・・笑)。
さらには彼女によると、結婚したらマンションの一番上に住むそうです。うーん、しっかりしてるぅ。
うちの息子にはとてもそんな長期的ビジョンがあるようには見えませんけど。
(今日は、ただの子持ち主婦の世間話だった・・・笑)

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posted by Rach at 07:52| Comment(6) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月17日

フレンズ2-20その16

レイチェル: Sorry, I'm not very good with babies. I haven't been around them. I mean, you know, since I was one. (ごめんね、私はあまり赤ちゃんの扱いが得意じゃないのよ。自分のまわりに赤ちゃんがいなかったから。つまり、わかってると思うけど、自分が赤ちゃんだった時以来、ってことね。)

「・・・が得意だ」は be good at が有名ですが、with も使います。
with 以下には扱いの対象物がきます。
ですから、be good with... だと「・・・の扱いがうまい」ということですね。
I haven't been around them の them は babies です。
だから直訳すると、「私は、赤ちゃんのまわりに(近くに)いたことがなかった」になりますね。
細かい話ですが、これが日本語だったら「赤ちゃんが私のまわりにいなかった」と赤ちゃんが主語になると思います。
でも、その状況をイメージしてみると、英語の方が表現としてはシンプルでわかりやすいと思うのですが、いかがでしょう?
つまり、ここでポイントとなるのは、「私のこれまでの状況」の話ですから、やはり主語は I の方がわかりやすいじゃないかなぁ、ってことなのですが・・・。
「赤ちゃんが私のまわりにいなかったのよ。」という日本語を英語に訳そうとして、Babies とか No baby で英文を始めようとすると、つまってしまいそうですよね。
この日本語の直訳に一番近いのは "There hasn't been no baby around me." という感じでしょうか?
それでも全然問題ないのかもしれませんが、私の印象ではレイチェルのセリフの方が自然でわかりやすい気が・・・(←くどいですね・・・笑)。
since I was one の one は a baby のこと。
「自分が赤ちゃんだった時以降」ということですね。
自分が赤ちゃんの頃は自分自身が赤ちゃんだったわけでそういう意味では「身近にいた」(?)と言えるんだけど、自分が赤ちゃんでなくなったそれ以降は、まわりに赤ちゃんはいなかったのよ、ってことです。

余談ですが、"There hasn't been no ..." というフレーズがどんな風に使われているかを探していて、Marvin Gaye の Since I Had You という歌の歌詞を発見しました。
その歌に以下のフレーズがあります。
Since I had you honey there hasn't been no other woman
「ハニー、君と出会ってからは(君が僕のものになってからは)他には女なんかいなかったよ」(←訳すと超ダサいな・・・笑)
これって他の女に目を奪われたことがない(浮気したことがない)、という意味か、他の女なんかいないも同然だ(僕の中では世界に女は君ひとりだ)、という意味か、どっちでしょうねぇ?
どっちでも女としては嬉しいですけども(笑)。
このマーヴィン・ゲイの歌詞を嬉しそうに取り上げているのには、ちょっとした理由があって、B'z の割と初期の頃のアルバム IN THE LIFE の中に、Crazy Rendezvous (クレイジー・ランデヴー)という曲があり、その歌詞に、
♪マーヴィンゲイじゃなくてエアロのビッグサウンド 君の神経さかなでするかい♪
というフレーズがあるんですね。
この歌詞を見ただけでも、エアロスミスのような大音響のサウンドとは違って、マーヴィン・ゲイは女性を口説くのにうってつけのムーディーな曲だってわかりますでしょ?
だから、前からどんな感じの曲なんだろう?と気になってたんですよね。
だからやっぱりそういうロマンティックな曲なんだってわかって嬉しかった、という・・・(←ってそれだけ?)
あ、脱線ついでに、この歌は、初期のアルバムの中で好きな曲のひとつです。
好きな女の子を強引にドライヴに連れ出す、という歌なのですが、この頃の B'z は、そういう、彼女にメロメロでベタボレ系、もしくは彼女に振り回される系、の歌が多いんですよね。
そういうのが、とっても女心をくすぐるんだな(笑)。
いやぁ、こんなおばさんの心をくすぐっても、稲葉さんはちっとも嬉しくないでしょうが(爆)。
(今日はただのミーハー話で終わってしまった・・・)

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posted by Rach at 17:27| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月16日

フレンズ2-20その15

ベンを連れてロスがセントラルパークにやって来ます。
ロス: It's Ben and his dada. (ベンとベンのダダだよ。)

dada は「パパ」。
daddy の変形でしょうね。mama みたいなもんでしょう。
辞書で dada を引くと、パパとは別の単語で、Dada (または Dadaism)「ダダイズム(20世紀前半の虚無主義的な芸術運動)」というのも出てきます。
まぁ、私はダダと聞くと、ウルトラマンに出てきた、顔の白い「三面怪人ダダ」を思い出しますが。
知らない方のために・・・こんな顔です↓(笑)
amazon.co.jp: UK17 三面怪人ダダ:おもちゃ&ホビー


ロス: A while ago, I got a "seh" out of him, which I thought might turn into "seh-condary caregiver," but... (ちょっと前に、ベンが「セ」って言ったんだ。それは「セ・カンダリー・ケアギヴァー」って言いたかったんじゃないかなぁ、と僕は思うんだけど・・・)

I got a "seh" out of him の細かいニュアンスは「ベンがまだ上手くしゃべれてなくてムニャムニャ言ってる言葉(喃語[なんご]?)の中から、僕は seh という言葉を聞き取ったんだよ。」という感じでしょうか?
turn into は「(質や形状などが)・・・に変わる」。
caregiver はまさに「ケアを give する(与える)人」なわけですから「世話をする人、面倒を見る人」ということですね。
ちなみに、caretaker という言葉もありますが、これも「世話人、管理人」という意味です。
普通、give and take 「与えるともらう(受け取る)、公平にやり取りする、持ちつ持たれつ」という言葉からわかるとおり、give と take は反対語なんですが、caregiver でも、caretaker でも同じ「世話をする人」になる、というのが面白いと思いません?(私だけ?)
これは take care of で「・・・の世話をする、面倒を見る」という意味があるので、caretaker が世話を受ける側の人間ではなくて、世話をする側の人間を意味することになる、ということですね。
secondary caregiver は「2番目の世話人、補助的保護者の人」という感じ。
キャロルやスーザンがベンにとってのママたち、すなわち第一の保護者で、ロスはその次だということです。
そんな難しい用語を使うわけないだろ、って感じなんですが、これは自分のことをダダ(パパ)と呼んではくれないけど、そういう名称でなら呼んでくれるかも、というちょっと自虐的なセリフなわけですね。


レイチェルに一瞬抱っこしてもらったベンですが、レイチェルは腕を前方に伸ばして、おっかなびっくり支えているだけです。
ロス: He's a baby, not a bomb. Hold him like you'd hold a football. (ベンは赤ちゃんなんだよ、爆弾じゃない。フットボールを抱えるように彼を抱いてよ。)
レイチェル: This is how I would hold a football. (私はフットボールも、こう抱えるのよ。)

ベンを自分の体から離して持っているので、爆弾を持ってる人みたいだ、とロスは言っています。
ロスはもっと大事そうにベンを抱えて欲しいのに、「私のフットボールの抱え方は、こうなのよ。」と頑張るレイチェルです。

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posted by Rach at 12:17| Comment(12) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月15日

フレンズ2-20その14

モニカ: Why didn't you grow a mustache? (どうしてジョーイは口ひげをはやさないの?)
ジョーイ: We flipped for it. I got the cigar, he got the mustache. If we both grew them, we'd look like dorks. (俺たち、コインで決めたんだ。俺が葉巻、チャンドラーがひげ、ってことになったんだよ。もし俺たち二人ともひげを生やしたら、ばかみたいに見えちゃうだろ。)
ロス: You really sidestepped that land mine. (その地雷を本当にうまく避けたよね。)

mustache は「口ひげ」です。beard なら「あごひげ」。(←この説明はもう聞き飽きましたか?・・・笑)
flip for... は「(・・・を決めるために)硬貨を投げて、表か裏かで結果を決める」ということです。
フレンズ1-16その3 では、妊婦教室でロスとスーザンのどちらが妊婦役をするかをコインで決めていました。
grow は自動詞で「成長する、育つ」、他動詞では「(植物や作物を)栽培する、育てる」、さらには「(髪やひげを)生(は)やす」という意味になります。
日本語でも、「草が生える」「ひげが生える」と言いますので、ニュアンスは同じです。(勝手にすくすく伸びちゃう感じ?)
dork は「ばか、まぬけ」。
sidestep はカタカナで「サイドステップ」と書いたら何となくイメージが分かりますが、まさに「サイド(横)にステップする」わけです。
何かを直接踏まないで、「横に避ける、またはよける」ということですね。
「問題、質問、責任」などの抽象的事柄を「避ける、はぐらかす」という風にも使えます。
この場合は、land mine (地雷)をよけた、と言っています。
つまり、それぞれ葉巻担当、ひげ担当と振り分けたから良かったけど、これが二人ともひげを生やしていたら(さらには葉巻まで持っていたら?)、地雷踏んじゃってたことになるね、とんでもないこと(ぶざまでかっこ悪いこと?)になってたよね、とロスは言いたいようです。
「二人でひげを生やしたら、大爆発、もしくは大爆笑」というところでしょう。
私のブログ風に書くと、
「二人で口ひげを生やしちゃいました(爆)。」
って感じでしょうか?


モニカ: With that mustache, he reminds me of Aunt Sylvia. (あのひげを生やしてるチャンドラーを見ると、シルビア伯母さんを思い出すわ。)
ロス: Thank you! (あぁ、それだ!)

with that mustache は「あのひげがあるせいで(あるおかげで)、あのひげを生やしている状態で」。
remind A of B は「(主語が)AにBを思い出させる、思い起こさせる」という意味。
非常に英語的な表現で、日本語では、「(remind の主語に当たる)ものを見ていると、Bというものを(Aは)思い出す」という訳になりますが、慣れてくるとこの英語表現の方がシンプルでわかりやすく感じると思います。
日本語の訳を見ると、「・・・を見ると、〜を思い出す」と文章が二つになってしまいますから、それを英語に直訳しようとすると、却って長くてややこしい文章になってしまいそうですからね。
フレンズ2-10その8 では、ロスにそっくりなラスという男性が出てきたので、「ラスを見てると、誰かを思い出さない?」というセリフがありました。
しかし、ひげを生やした人を見て、どうして女性である伯母さんを思い出すのか?ってのもおかしいんですが、ロスが「ありがとう」って言うのがさらにおかしいわけです。
ロスも「誰かに似てる、誰かに似てる・・・」とずっと思ってて、その答えをモニカが教えてくれたからお礼を言ってるわけですからね。
二人とも、チャンドラーのひげ姿は伯母さんにそっくり!という結論に大いに納得しているようですが、一体、どんな顔した伯母さんなんだよっ!?

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posted by Rach at 12:52| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月14日

フレンズ2-20その13

チャンドラーが部屋に入ってくると、何と口ひげをしています。
見た瞬間、大爆笑ですね、これは。
得意そうというか、ちょっと気取ってるチャンドラーがおっかしい。
ロス: It's the artist formerly known as Chandler. (「かつてチャンドラーと呼ばれたアーティスト」だ。)

私はあまり洋楽に詳しくないのですが、これは聞いたとたんに元ネタがわかっちゃいました。
ちょっと嬉しいので以下にくどくど説明します。
その説明だけで今日の記事は終わります(笑)。

このセリフの元ネタは、「パープルレイン」などで有名なアメリカのアーティスト「プリンス」です。
Wikipedia 日本語版: プリンス(ミュージシャン)
Wikipedia 英語版: Prince (musician)
ロスはチャンドラーの口ヒゲ姿を見て、プリンスを思い出したわけ。
この英語版の写真では、そのおヒゲ姿が見られます。
このセリフ、チャンドラーを見て「プリンスみたいだね。」とあっさり言ってないところが面白いのです。
プリンスは1993年に契約上のトラブルがあったらしく、Prince という名前を、シンボル(またはマーク?)に変えました。
それが読めない(何と読んで良いのかわからない)ので、The Artist Formerly Known As Prince 「元プリンス、かつてプリンスと呼ばれたアーティスト」と呼ばれていたんですね。
英語版 Wikipedia には、そのシンボルマークが書いてあります。
それが今回の元ネタでした。
今は Prince に名前は戻っているようですが。

彼の自伝的映画「パープルレイン」のテーマ曲にもなった Purple Rain 、また映画「バットマン」のサウンドトラックやそのテーマ曲 Batdance も大ヒットとなりました。♪バットメーン♪
調べてびっくりしたんですけど、Prince というのは本名(Prince Rogers Nelson)だそうです。
「プリンス」って「王子」だよっ!(現在、日本で「王子」と言えば「ハンカチ王子」ですか?・・・笑)
プリンス、という名前から、日本のファンの間では「殿下」と呼ばれているそうですね。
(私は「殿下」と聞くと、刑事ドラマ「太陽にほえろ!」で小野寺昭さんが演じた「殿下」こと島刑事を思い出すのですが・・・ふ、古い。)
本名がすごいと言えば、マドンナもそうだ。
彼女の本名は Madonna Ciccone Ritchie です。
Madonna って「聖母マリア」という意味なのにそれが本名だなんて・・・。
そういう意味では、思い切ってあり得ないようなすごい名前を子供につけると、すごい運命をたどったりするとか??

アメリカで発売されたプリンスの Lovesexy というアルバムの全曲すべてがトラック1になっているから、曲のスキップができない、という話を私も当時聞いたことがあります。
日本で発売されたCDのトラックがどうなっていたかは知らないのですが、それにしても、あのジャケットはすごかったですねぇ。

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posted by Rach at 20:14| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月13日

フレンズ2-20その12

ジョーイは葉巻をくわえながら手鏡・・・かと思ったら、調理用の”へら”(ケーキのスポンジにクリーム塗ったりするヤツ?)を見てポーズとってます。
モニカ: Joey, do you know we can see you from here? (ジョーイ、私たちがここからあなたを見てるってこと知ってる?)
リチャード: How come Richard looks cooler with one of these? (こういう葉巻1本だけで、どうしてリチャードはかっこよく見えるんだろう?)
ロス: You may wanna light it and lose the spatula. (葉巻に火をつけて、へらがなかったらいいんじゃない?)

with one of these の these は cigars 「葉巻、シガー(の複数形)」のことです。
そういう葉巻をたった1本口にくわえるだけで、そんなたったひとつのアイテムを加えるだけで、というニュアンスでしょうか。
You may wanna を直訳すると「あなたは・・・したいかもしれない、・・・したいと思ってもいい」となり、つまりは「・・・してもよい、・・・したらどうですか、・・・したらいいんじゃない?」と助言する感じになると思います。
spatula は「(料理などに使う)へら」のことですね。
せっかくかっこつけてるのに、手鏡の代わりにへらなんか使うなよ、ということ。


モニカ: It's cute, you trying to be more like Richard. (気がきくわね(素敵ね)。リチャードに似せようとしてくれてるなんて。)
ジョーイ: Not like him, per se. Just not unlike him. (本質的には、彼に似せようとしてるんじゃないよ。彼に似てない、ってことにならないようにしてるんだ。)

cute は「かわいい、(男性なら)かっこいい」ですが、ここでは「気がきいて(いる)」というニュアンスかと思います。
Merriam-Webster Online Dictionary には、
cute: attractive or pretty especially in a childish, youthful, or delicate way
とあり、訳すと「魅力的、または可愛いこと。特に、子供っぽく、または若者らしく、または心遣いの細かい(思いやりのある)やり方で」(←わかりにくい日本語ですみません)。
つまり、attractive in a delicate way が「気がきいている」という日本語訳に近いと思います。
"You were cute to do that for me. / It was cute of you to do that for me." なら「私のためにそんなことをしてくれるなんて、あなたって気がきいてるわね。」という意味になります。
モニカとしては、友達が自分の彼氏に憧れて、その姿を真似してくれるのが嬉しいので、それを「気がきいている」、と言っているのでしょうが、日本語訳で「気がきいている」と訳すとやや違和感があるような。
まぁ、とにかくモニカはジョーイの行為を喜んでいるわけなので、それは嬉しいとか素敵とかいう感じでもいいのかな、と。
per se は「それ自体は、本来、本質的に」。
ラテン語で in itself という意味です。
ジョーイの返事がとんちんかんなのですが、Just not unlike him は、"I'm just trying not to be unlike him." という意味ですよね。
「リチャードと全く違って見えないようにトライしてるだけだよ。」というところでしょうか?
not unlike = like で、二重否定で結局肯定していることになりますよね。
子供みたいに「そのまま真似してる」と思われるのはいやなので、ただ回りくどい言い方をしているだけなのでしょう。

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posted by Rach at 12:51| Comment(6) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月12日

フレンズ2-20その11

ジョーイ: What about when he tipped the guy who showed us to our seats? You never even saw the money. Hey, Chandler, thanks for showing us to our seats. (席を案内してくれた人にチップを渡した時のことなんかどうだ? 金を見たりなんかしないんだぜ。おい、チャンドラー、僕らに席を案内してくれてありがとう。)

What about...? は「・・・はどうですか、どうなっているのか」という意味ですが、この場合のニュアンスは「その時の様子といったら、どうだい? すごかっただろ?」というような感じでしょうか?
「あの時のことさぁ、どう思った?」でもいいでしょうか?
You never even の you はもちろん今話している相手である「あなた」を指しているわけではなく、「漠然とした人、総称的に一般の人」を指して、そのリチャードの姿を傍で見ている人からはリチャードの手の中のお金が見えない、という意味か、もしくは「君がもしリチャードだったとするだろ、そしたら君は金を見たりしないんだ、そう考えたらすごいだろ?」みたいなニュアンスを感じなくもないような・・・(私の勝手なイメージですけれど・・・)
そして、チャンドラーを使って、リチャードの紳士的な仕草を真似するジョーイ。
ありがとうといいながら、握手を求めるようにしてさりげなく手に札を忍ばせるようです。
そのスマートさが、若者にはかっこよく見えるようですね。
確かにこの二人がそんな風にさりげなくチップを渡すところは見たことがありませんね(笑)。


何度もその真似をしようとするジョーイに、
チャンドラー: I think they get it. (みんなもうわかってると思うよ。)
get it は「わかる、理解する」。
"I got it!" だと「わかった!」って感じですね。


ベンをロスに預けにきたキャロルとスーザン。
モニカ: Your first weekend without Ben. What are you doing? (君たちにはベンのいない初めての週末だね。何するつもり?)
キャロル: We're going to colonial Williamsburg. (ウィリアムズバーグ時代村に行くつもりなの。)
スーザン: A woman I went to college with is the first female blacksmith there. (一緒に大学に行ってた女性が、そこで女性初の鍛冶屋をやってるのよ。)
ロス: They're a little behind the times in colonial Williamsburg. (ウィリアムズバーグ時代村では、彼女らはちょっと時代遅れなんだねぇ。)

What are you doing? は「(今)何してるの?」ではなくて、「(この週末)何をする予定なの?」ということです。
現在進行形で「近い将来の予定を表す」のですが、これは「すでに約束・手配が済んでいる未来の予定」を表します。
ここでは、以前から週末にベンをロスに預ける予定は決まっていたので、当然、何らかの予定を立ててるはずだよね、それは何なの?という感じ。
colonial Williamsburg 「ウィリアムズバーグ時代村」は、フレンズ1-17その3 で、パパがロスに一緒に行くか?と誘っていた観光地です。
そこに簡単な説明も書いてあります。

blacksmith は「鍛冶(かじ)屋」、よく似た言葉の whitesmith は「ブリキ職人、銀メッキ職人」です。
ロスのセリフの They're の they がよくわからないのですが・・・。
その前の文章の a woman を指すのなら she になりますよね。複数形は一体何を指すんだろう?

今やっと「女性初の鍛冶屋が誕生した」というのは、今の世の中と比べると、時代遅れな話ですよね。
they をそこの住民と捉えると、その村全体が時代遅れだ、ということになりますが、その場合は people を使うような気がします。
they をその女性鍛冶屋を始めとする「男女同権主義者」だと捉えると、やっとその権利が認められたなんて、今の時代から見ると遅れた存在だよねぇ、ということになるのかなぁ?
もしくは・・・
時代村という昔の世界、すなわち男女差別が激しく、女性が鍛冶屋などできるはずがない、という世界で、「女性初の鍛冶屋が存在していること」は、男女同権の証で、とってもススンデルゥ!という感じ。
時代村は時代考証にうるさくないといけないのに、それを無視しているその恐ろしく「先進的な部分」を、イヤミで「時代遅れ」だと皮肉っているのか?
(しょーもないことで悩んですみません)

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posted by Rach at 14:37| Comment(10) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月11日

フレンズ2-20その10

ジョーイとチャンドラーが嬉しそうに入ってきます。
モニカ: Where's Richard? Did you ditch him? (リチャードはどこ? あなたたち、彼を捨ててきたの?)
ジョーイ: After we stole his lunch money and gave him a wedgie. (リチャードの昼メシ代を巻き上げて、彼にパンツを食い込ませてやったよ。)

ditch は名詞で「溝、排水溝」という意味があり、そこから動詞で「(人・ものを)捨てる」という意味になります。
wedgie というのは、子供同士でするいたずらのことなんですが・・・。
Urban Dictionary というオンラインスラング辞典で、wedgie を調べると、詳しく書いてありました。
ちょっと意訳を混ぜてざっと訳すと
「ウェッジー(wedgie)とは、学校でのいたずらで、一人がもう一人のパンツのウエストの後ろを掴んで、パンツをはいた状態でそれを引っ張り上げること。こうすることで、お尻のお肉の間にパンツが「くさびのように食い込む」(= wedge)。そのいたずらの hard さや、パンツを引っ張り上げられた高さによっては、ウェッジーは、かなりの痛みを伴うものとなる。学校ではボクサー(ショーツ)をはいているイケてる(= cool )男子が、ブリーフやタイトな白い下着をはいているイケてない(= uncool )男子にしばしば行ういたずらである・・・」
何だか、英語を読んでても、大真面目に書いてある感じがして、余計に笑えるんですよ。

このオンライン辞書のすごいところは、なんと Wedgie images として、ウェッジーの写真が見られるんです。(見た限りはヤバそうな写真はないんですが、直接リンクをはるのはやめておこう・・・笑)
それを見ると、パンツを思いっきり上に引っ張っていて、ズボンのウエスト辺りからパンツが思いっきりはみ出してるんですよね。
こんなに引っ張ったら・・・そりゃ痛いってば。

ところでこの辞書、どうやら Wikipedia などと同じで、自分で定義や意味を投稿できるみたいですね。
そして、その説明が「いい」と思った人が多いものから順番に並んでいるようです。
ちなみに、この wedgie の説明には、thumbs up (親指を立てる身振り、賛成、いいぞ!、うまいぞ!)が424ポイント、thumbs down (親指を下げる身振り、反対、だめだ!、がっかりだ!)が34ポイントで圧倒的支持を得ており、2位と大差をつけておりました(笑)。
あんまり日本ではこんないたずらないですよね? ありましたっけ?
私の記憶では「電気あんま」ってのはありましたが・・・(何を書いてるんだ、私は)。
あれって小学生の頃に見たきり、長い間見てないなーと思ってたら、先日、うちの主人が息子に対して、その攻撃を使っておりました(爆)。
「そんな下品なこと覚えさせないでよー、うちの子が他の子にやったら恥ずかしいやん!」と抗議したら、主人が厳しい顔で一言。
「男なら誰でも一度は経験することだっ!!」・・・ってナンじゃそりゃ!?(そぉなの?)


ジョーイとチャンドラーがリチャードにいたずらした、という話は冗談で、二人はリチャードと一緒に楽しんできたようです。
チャンドラー: He let us drive his Jaguar. Joey for 12 blocks. Me for 15. (リチャードは俺たちにジャガーを運転させてくれたんだぜ。ジョーイは12ブロックで、俺は15ブロックね。)

block とは「(4つの街路で囲まれた)街区」のこと。
ブロックで数えるところがNYっぽい感じがしますよね。
日本では、「真っ直ぐ進んで、突き当たりを右に・・・」などと道案内しますが、アメリカではよく「北に2ブロック進んで、それから東に3ブロック・・・」と説明する、と聞いたことがあるような。
以前にNHKの番組「地球ドラマチック」で、「ニューヨークはこうして生まれた」というのをやってました。
私の”憧れの”NYなので喜んで見てたのですが、その中で、このブロックの話をしてましたね。
NYの人口が増えてきたので、街を碁盤の目のように区切る「グリッド・プラン」という計画が立てられて、今のようなNYの姿になった、とか、ゆったりした憩いの空間が必要だということで、マンハッタンの真ん中に「セントラルパーク」という公園が作られた、とか。
フレンズのメンバーがたむろしているセントラルパーク(Central Perk)は、この有名な公園(Central Park)をもじった名前なんですよね。
フレンズ1-3その3 に、その名前についての話が書いてあります。
ちなみに、そのエピソードでは、アランとフレンズたちがその公園でボートに乗ったと言ってましたねぇ。
その「地球ドラマチック」という番組では、セントラルパークについても詳しく語っていたのですが、「どこを見ても、絵のように美しい景色が目に入る」という公園を目指し、その景観を崩さないように、道路は公園よりも一段低い場所を走るように設計されたんだそうです。
少し前の、日経夕刊1面ののコラム(すみません、筆者はどなたでしたか・・・)に「セントラルパークでホタルを見た」という話も書いてありましたねぇ。
あんな大都会でホタルだなんて! 素敵ですねぇ。

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posted by Rach at 11:17| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする