2006年11月30日

フレンズ2-23その4

モニカ: That'll teach you to lick my muffin. (それでわかったでしょ、私のマフィンをなめるとどうなるか、ってことが。)

That'll teach you to lick my muffin. について、くどくどと書かせて下さい(笑)。
まず、that はこの状況、モニカのマフィンを食べたために、チャンドラーは言いたいことが言えなくて悔しかった、ということを指すのでしょう。
普通、teach someone to do は「人に…すること(やり方)を教える」という意味です。
He taught me to swim. なら「彼は私に水泳(泳ぎ方)を教えた。」です。
そういう風に解釈すると、上のセリフの直訳は、「that が、チャンドラーにマフィンのなめ方を教えるだろう。」ということになるのですが、それはつまり、「なめてもいいものなのか、なめることが許されるのか、もしなめたらどういう結果になるか、をわからせる」という意味になるのですね。

英辞郎には、以下のようにあります。
teach: (他動詞-3)(〜すればどうなるか)思い知らせる
例) That will teach him to play a dirty trick on me. 「これであいつは、おれに卑劣な手を使ったらどういうことになるか分かっただろう。」(相手をひどい目に遭わせたあとの発言。)

また、研究社 新英和中辞典には、
teach +目+ to do: [I will [I'll] 〜 で](口語)(人に)(…させないように)する、(人が)(…すると)承知しないぞ
例) I'll teach you to meddle in my affairs. 「人のことでいらぬおせっかいをすると承知しないぞ。」 (注: to meddle は not to meddle の意)

と書いてあります。
(meddle は、「おせっかいを焼く、ちょっかいを出す、干渉する」という意味です)
Merriam-Webster Online Dictionary には、
teach: to cause to know the disagreeable consequences of some action
例) I'll teach you to come home late.

つまり、「ある行動の不愉快な結果を知らせる」ということ。
上の例文だと、「遅く帰ってきたらどんなにひどいことになるかを教えてあげるよ。」という意味が、「遅く帰ってきたら承知しないよ。」になる、ということなのですね。

いずれも will teach と、will が使われているのがポイントです。
will が使われていなければ文字通り、「…するように教える」という意味になります。
研究社 新英和中辞典では
teach +目+ to do: (事実・経験などが)(人に)(…するように)教える
例) The accident has taught him to be careful. 「その事故で彼は注意が必要だということがわかった。」

これはそのまま「be careful するように教える」という素直な意味です。

上に挙げた研究社の新英和中辞典の注意書き、「to meddle は not to meddle の意」という説明が面白いと思うのですが…。
見た目上は「meddleの方法を教える」という形になっているのですが、それが will と併用されることで、「どう meddle したらいいのか、meddle したら結果がどうなるか、を教える」、つまりは「おせっかいするな、と教える(悟らせる)、meddle するなと警告する」という意味になるということですね。

That'll teach you to lick my muffin. を上の辞書の訳語に合わせて訳してみるとすると、「これでチャンドラーは、私のマフィンをなめるとどういうことになるかわかったでしょう?」、「これで、これからはチャンドラーも私のマフィンをなめないようになるわね。」という感じでしょうか。
意味としては、That'll teach you that you should not lick my muffin. という感じかと思います。
最初は、That'll teach you the meaning of licking my muffin. 「マフィンをなめる、という行為の意味を教える」(それが不利益をもたらす行為であることを教える)ということかと思ったのですが、That'll teach you how to lick my muffin. 「マフィンのなめ方を教える」、つまり、「マフィンをなめる」という行為について、どう関わるべきかを教える(真似だけにしておくとか、そういうことはしないとか)というのが本来の意味で、「そういう軽率な行為をしない方がいいと悟っただろう?」というニュアンスになるのかな?と思うのですが…。

それにしても、最初はさらっと流そうと思っていたのに、気になり出すと深みにハマってしまいました。
まさか teach という基礎的な単語を英英辞典で調べるとは思わなかったなぁ。
でも、こういう基礎的な単語ほど、英英辞典の語義がしっくりくる、ってこともあるんですよね。
語義に disagreeable という言葉が書いてあって非常に納得できましたから。

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posted by Rach at 10:55| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月29日

フレンズ2-23その3

フィービー: No. No, he is my submarine guy. He resurfaces like every couple years and we have the most amazing three days together. Only this time, he's coming for 2 weeks. Two whole weeks, which means "yea"! (違う、違う。ライアンは「潜水艦の彼」よ。彼は2、3年毎に、また浮上してきて、私たち二人は最も素晴らしい3日間を過ごすのよ。今回だけは、2週間もいる予定なの。まるまる2週間よ、それって「イェイ!」って感じ。)
レイチェル: So wait, this guy goes down for, like, two years at a time? (ちょっと待って。その人は、一度潜ったら、2年間も潜ったままなの?)
口にマフィンが入ったままなので、言い返せなくて悔しそうなチャンドラー。
モニカ: That'll teach you to lick my muffin. (それでわかったでしょ、私のマフィンをなめるとどうなるか、ってことが。)

surface は、名詞では「表面、水面」、動詞では「(潜水艦などを)浮上させる、(潜水艦・タイバーなどが)浮上する」という意味になります。
それに 「再」を意味する接頭語 re- がついているので、resurface は「再び浮上する」という意味になります。
which means "yea"! の which はその前の Two whole weeks を指していますが、いつもは2、3日しか過ごせないのに今回は2週間、いつもと比較すると一緒にいられる時間がものすごく長い、「2週間も!なのよ」というニュアンスですね。
素晴らしさや嬉しさを表現するのに、amazing とか wonderful とか great とかいろいろ表現はあるでしょうが、ここでは means "yea" となっています。
yea は yes「はい」と同じ意味で、発音は「イェイ」です。
この表現が何だか可愛らしくてフィービーらしいと思うし、"yea" の言い方ですごく喜んでいるのがわかります。
まさに日本語で嬉しい時にイェイ!(イェー!)というのと同じニュアンスなんですね。(当たり前か…笑)
「やったぁ! ラッキー! 最高!」って感じ、というところでしょうか。

レイチェルがツッコミを入れているのですが、これはフィービーの "He resurfaces like every couple years" の文章の he を文字通り受け取ったふりをしているのですね。
上にも書きましたが、resurface は主語が潜水艦でもダイバーでも使えます。
ライアンは a submarine guy だと事前にフィービーは説明しています。
だから、He resurfaces と he が主語になっていても、潜水艦が浮上してくる(そしてその中に乗っているライアンも一緒に浮上してくる)、というのは誰でもわかるのですが、レイチェルはフィービーが his submarine ではなくて he と言ったことにわざと注目して、まるで一度潜ったダイバーが2、3年毎に浮上してくるかのように捉え、 そのライアンって人は、goes down for two years at a time 「一度に2年間(水中に)潜る、一度潜ると2年間は沈んだままである」のか?、と聞き返しているんですね。(もちろん冗談で)
まるで海女(あま)さんのように水中で長く息を止めていられるんだねぇ、とでも言いたげです。
スキューバダイビングで背中にボンベをしょっていたとしても、2年は長すぎます(笑)。
きっとチャンドラーもフィービーの he resurfaces という言葉を聞いて、レイチェルと同じことを思ったんでしょうね。
his submarine じゃなくて、he なのかよ、それじゃあ、まるでダイバーが潜ってるみたいじゃん…と言おうと思ったのに、レイチェルに先を越されたので、悔しがっているわけ。

"That'll teach you to lick my muffin." の説明は明日にします。
文法的に説明すると長くなったので…(文法談義はもううんざりですかぁ?…笑)

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posted by Rach at 11:52| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月28日

フレンズ2-23その2

フィービーがセントラルパークに入ってきます。
フィービー: Hey you guys, you will never guess who's coming to New York. (ねぇ、みんな。ニューヨークに来る予定の人は誰か、あなたたちにはきっと当てられないわね。)
モニカ: Quick, Phoebe, tell us before he can swallow. (急いで、フィービー。チャンドラーがマフィンを飲み込む前に教えて。)
フィービー: Oh okay, Ryan, that guy I went out with, who's in the Navy. (わかったわ、ライアンよ。私が昔付き合ってた。海軍にいる人よ。)

"Guess who's coming to NY." なら「誰がニューヨークに来る予定か、当てて(推量して)みて。」ということですが、この場合は、you will never guess となっているので、きっと当たらない、それくらい思いがけない人がやってくるのよ、ということですね。
そんなこと言われたら、チャンドラーとしては、思いっきり「思いがけない人」の名前を挙げたくなりますよね。それが彼の本能というか何というか…(笑)。
なのに、モニカから奪い取ったマフィンをほお張っていて、彼はしゃべることができません。

その様子を、ネットスクリプトのト書きでは以下のように書いてあります。

[Chandler tries to come back with a smart-ass remark but can't swallow the muffin.]
「チャンドラーは知ったかぶりのセリフで言い返そうとしたが、マフィンを飲み込むことができない。」

come back は「カムバックする、戻ってくる」ですが、この場合は「(人に)(言葉などで)言い返す」という意味。
smart ass というのは ass (尻)という単語があることからわかるように卑語ですが、「知ったかぶりをする人、知識をひけらかす人、うぬぼれ屋」のような意味です。
Merriam-Webster Online Dictionary では、
smart ass: an obnoxiously conceited and self-assertive person with pretensions to smartness or cleverness
「賢く利口なように見せかけている、不快なほどうぬぼれている自己主張の激しい人」
というヒドい意味になります。
誰かへの悪口として使うと、「お高く止まっている、イヤなやつねぇ。」みたいな感じでしょうか。
ここでは形容詞として使われていて、そういうタイプの人が使うような言葉、つまりチャンドラーがよく「あぁ、それはきっと○○だよね、だって…だから。」と、何かしら面白い理由をつけて、とんでもない人の名前を出して笑いを取ろうとする、そのセリフのことを指しているのでしょう。
何か面白いことを言おうとするチャンドラーでしたが、それに気付いたモニカはフィービーをせかします。
モニカは、してやったり、という感じですね。
答えを言えなくてとても残念そうな顔をするチャンドラーがおかしい。


フィービー: Yeah, I met him when I was playing guitar in Washington Square Park. Ryan threw in saltwater taffy 'cause he didn't have any change. (そう、ワシントン・スクエア・パークでギターを演奏している時に彼と出会ったわ。ライアンは、小銭を持ってなかったから、代わりにソルトウォーター・タフィーを投げ入れてくれたの。)
ジョーイ: Hey, is that when you wrote "Saltwater Taffy Man"? (じゃあ、その時に、「ソルトウォーター・タフィーの男」っていう歌を書いたんだな?)
フィービー: No. No, he is my submarine guy. (違う、違う。ライアンは「潜水艦の彼」よ。)

taffy は「砂糖やバターを煮詰めて作るキャンディー」のこと。
saltwater taffy というのはこういう感じ↓
James Candy Company manufactureres of salt water taffy and other boardwalk candy
ある缶には、水着を着て海で泳いでいる人の絵が書いてある(笑)。
ウィキペディアに詳しい説明があります。
Wikipedia 英語版: Salt water taffy
ウィキペディアには、「アトランティックシティー(Atlantic City)で製造され売られている」と書いてあるのですが、そう言えば、フレンズ8-15 で、ある人がアトランティックシティーのお土産に、saltwater taffy をくれる、というエピソードがあります。
それくらい、アトランティックシティーの名産品(?)として有名なんですね。
そのエピソードで、ロスが saltwater taffy に関する知識を披露していたのですが、それはまたシーズン8 の頃に解説するとして…(←いつの話だよ…笑)

ジョーイによると、フィービーの持ち歌に「ソルトウォーター・タフィーの男」というのがあるらしい。(結局、最後までこの曲を耳にすることはなかったと思うのですが…笑)
普通の話の流れでいうと、「そうなの、それが彼なのよ!」という展開になるはずですが、さすがはフィービー。
そのライアンと、その歌とは何の関係もないそうです。
じゃあ、ソルトウォーター・タフィーを投げ入れた男が他にもいるのか?
それともその歌は単なるフィクションなのか?
…ということになりますが、まぁ、そんなことはどうでもいいですし、誰もそれを追及しませんし(笑)。

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posted by Rach at 12:13| Comment(10) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月27日

フレンズ2-23その1

シーズン2 第23話
The One With the Chicken Pox (水ぼうそうでおジャン?)
原題は「水ぼうそうの話」

セントラルパークにて。
最後に残ったバナナナッツマフィンを取り合いするモニカとチャンドラー。
チャンドラーがマフィンを掴むと、
モニカ: Oh, I ordered mine first. (あら、私が先に注文したのよ。)
チャンドラー: Yeah, but I'm, I'm so much faster... (そう、でも(掴んだのは)俺の方がずっと素早かったし…。)
モニカ: Give it to me. (それを私にちょうだい。)
チャンドラー: No. (やだ。)
モニカ: Give it to me. (ちょうだい、ったら。)
チャンドラー: Ok, you can have it. (わかったよ、これをどうぞ。)
チャンドラーがマフィンをペロっとなめて、モニカに渡したので、仕返しにコーヒーカップの縁をベロ〜ンとなめたモニカ。
モニカ: There you go. Enjoy your coffee. (はい、どうぞ。コーヒーを楽しんで。)
チャンドラー: That was there when I got here. (それ、俺がここに来た時にそこにあったよ。)

モニカとチャンドラーが取り合いしている時に、モニカは Give it to me. と2回言っています。
フレンズ2-21その15 のコメント欄 で、「Give it to me. を続けて2度言うのに、ちょっとどきっとした」というコメントをいただきました。
最初に私がこのセリフを聞いた時はスルーしていたのですが、この Give it to me. というフレーズは「愛のセリフ」(?)みたいですね。

QUEEN の曲で I WAS BORN TO LOVE YOU という曲がありますね。
キムタクが出ていたドラマ「プライド」のテーマ曲になっていた曲です。(ドラマは見てません)
この歌詞の最後の方に、
Yeah, I want to love you
Yeah, give it to me
という部分があります。
手元の歌詞カードの訳によりますと(私はCDを持っていたりする…笑) 「愛して、愛し抜きたい 君の愛を僕におくれ」となっています。

他にも検索していると、"Give It To Me" というタイトルの歌をいくつか発見しました。
カイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)の歌にも、"Give It To Me" というタイトルのものがあるようです。
私はカイリー・ミノーグと言うと、Wink がカヴァーしていた「愛が止まらない」のオリジナル(Turn It Into Love)を歌っていた人、という知識しかないので、カイリーさんについては全く語れないのですが…。(あの頃、ユーロビートが流行ってましたねぇ)
この Give It To Me の歌詞をネットで調べたのですが、どう見ても「愛の歌」ですね。
出だしが、
I never ask for much
I just want some good lovin'
「多くは望まないわ。ただ素敵な「愛」が欲しいだけ。」
ですし…。
それも love じゃなくて loving と「躍動する進行形」(笑)なわけですから、「愛するという行為」を連想させるわけですよねぇ…って、何を書いてるんだ私は…(笑)。
で、
Give it, give it to
Give it to me like I want it
Give it, give it to
Give it to me like I want it
というフレーズが出てきます。
無理に訳すと「ちょうだい、ちょうだい、私が望むようにちょうだい」みたいな感じになるんでしょうか?(英語の歌詞というのは日本語に訳すとせっかくのニュアンスが消えてしまうようで、ほんと難しい…)
まぁ、きれいに表現すると「あなたの愛が欲しい」ってことなのでしょうが、もうちょっと情熱的な場面で使うと「今すぐあなたが欲しいわ。」つまりは「エッチしたいわ。」ということなんでしょうね、多分…。
こういう場合の it はいろんな解釈ができますが、it という漠然とした言葉が却って意味深だとも言えますね。
アリー my Love でリン(ルーシー・リュー)がエッチのことを it と表現したら、その "it" の発音があまりにもいやらしく聞こえるので相手の男性がいやがる…みたいな話を、リンがネルに話していた記憶があります。(どのエピソードか忘れたので、確認取れないんですが…)
そもそも、it の発音は日本語の「イット」と言うよりも、そのイは「イとエの間」みたいな感じで、それを意識して it と言うと、確かにちょっとエッチっぽいかも(笑)。
リンの真似をしてちょこっと練習してみましたけど…使う機会がなくってねぇ…(爆)。

ちょっと give it to me で脱線しすぎましたが…。
で、マフィンを取られた腹いせに、チャンドラーが嫌がるようにカップの縁をなめたつもりだったのに、そのカップはチャンドラーのではなくて、前の客のものでした。(やだ〜)

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posted by Rach at 11:29| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月26日

Rach Goes 1126

The Bout 'Translation VS No Translation' Round 2

I translate on my blog everyday. But, believe it or not, I don't stick to translation-oriented approach so much. Or rather, I am totally FOR 'no-translation' method.
Actually, I frequently use the English-English dictionary, although I can't stop using the English-Japanese dictionary from time to time.
When I was a student, teachers taught us how to translate an English sentence into Japanese.
I think this translation-oriented approach made students have an illusion that they can 'understand' English.
But in fact, students did not understand English itself. They just felt relieved to see 'close but not the same' sentence written in Japanese.

Needless to say, native English speakers learn English by reading & hearing a lot of English. I'm so sure exposing ourselves to as much English as humanly possible is the most standard, orthodox & effective way of learning English.
I insist we have to 'learn' how to understand English in English. But what should we do at first?
If you have several books written in English at hand and you feel like reading them as soon as possible, just do it!
Moreover, if you can say, "All I need is the E-E (English-English) dictionary. I've never used the E-J (English-Japanese) dictionary these days", you must be so lucky. You don't have to stick to the J-E dictionary anymore. Just go on your own way!
I think those who can appreciate English as it is must be so happy. They can enjoy the beauty of English, which makes them love English more.

I know, however, some people who have no confidence in their own English ability don't feel like using the E-E dictionary. They might see the contents of the E-E dictionary as just a combination of alphabets. They might feel dizzy at the sight of a flood of English words.
If you are one of them, you don't have to hesitate to use the J-E dictionary. You don't feel guilty about relying on the Japanese language.
The point is how to use this Japanese information.

If you translate an English sentence into Japanese at first and then you try to understand the meaning of the sentence, that's not good.
If you try to understand the meaning of the sentence in English and then you think, "If they were talking in Japanese, what kind of Japanese language would be suitable for this situation?", that's not so bad.

As I wrote above, I still use the E-J dictionary. That's because I just want to look for some hints or clues in order to understand the meaning of the sentence.

While watching dramas in English, I sometimes bump into a lot of expressions or phrases I've never heard before.
Then I try to guess the meaning or nuances of them by making the most use of information I have at the time, such as actor's facial expressions, the tone of their voices as well as situations and contexts. Moreover, I could use even Japanese subtitles or dubbed-in voices on DVD.
My motto: "You should use everything available to you."
Then I reach out for my grammar books and dictionaries. I sometimes find valuable information even in the E-J dictionary. I don't care if the books I get the useful information from is written in English or Japanese. I'm just searching for someone's opinions which can explain clearly and logically the images I received in watching dramas.

I believe Japanese English-learners gradually & naturally get to use mainly the E-E dictionary in accordance with the improvement of their English ability.
So I suggest that you may use the E-J dictionary if you want to use it.
The E-J dictionary is not harmful to your study of English, as long as you don't forget the fact that Japanese words cannot explain the meaning of English words or sentences perfectly.

After all, the best way of learning English depends on individuals. My method was effective to me at least when I restarted studying English.
5 years have passed since then. It is high time to say good-bye to my dear E-J dictionary?
But I have an excuse for using the E-J dictionary.
"I've had a dream for a long time: I want to be a translater. So I need to know how other Japanese people translate an English sentence into Japanese, for future reference."
I'm not ready to give up my dream yet.



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posted by Rach at 08:31| Comment(4) | Rach GOES | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月25日

フレンズ2-22その23

パパとママがご対面してしまう! まずい!と思ったその瞬間、
ジョーイ: Thanks for coming Mrs. Greene. (来て下さってありがとう、ミセス・グリーン。)
とママにキスをして、パパが見えないようにするジョーイ。
その間にパパは帰って行きました。キスを終えて、
ジョーイ: Well, okay, you take care. (それじゃあ、お気をつけて。)
レイチェルママ: Oh, you kids. Well, this is the best party I've been to in years. (もう、あなたたちったら。このパーティーは、この数年間で最高のパーティーだわ。)

take care は「注意する、気をつける」という意味ですが、人と別れる時に、Take care. と命令形で使うと、「じゃあね、さようなら、元気でね」という挨拶になります。
この場合は、目上の人に言っているので、文字通り「帰り道に気をつけて。お身体に気をつけて(?)」というニュアンスかもしれません。
ママは you kids と複数形を使っていますね。
これはジョーイも含めてここにいる若者たちみんなを指して、「あなたたちったら本当に可愛いんだから、素敵なことするんだから…」という意味なんでしょうかね?
喜んでいるママが可愛いです。
お嬢様育ちのママは、もっとお上品なパーティーにしか出席したことがなかったのでしょうね。
レイチェルも、普通なら、ママにキスするなんて!と怒るところでしょうが(結構ディープな感じだったし…笑)、こうなったのも全てレイチェルのためを思って、何とかパパとママを会わせまいとする友情の表れですからねぇ。
レイチェルも何も言えないわけです。
しかし、とっさにこんなことが出来るのはジョーイくらいでしょうねぇ。
思うに、自分の彼女に何か見られたくないもの(他の女性の下着とか?…笑)を見られそうになった時などに、こんな手をちょくちょく使ってるんじゃないでしょうかねぇ。
あまりにも手際が鮮やかすぎますって。


フレンズたちだけになって、フランを食べることになりました。
モニカ: Okay, everybody, it's time for flan! (さぁ、みんな。フランの時間よ!)
チャンドラー: Yup! Get ready for the gelatinous fun. (オッケー。ゼラチン・ファン(ゼラチンのお楽しみ)の用意はいいか?)
ジョーイ: Kinda looks like that stuff you get when you get a bad infection. (悪い伝染病にかかった時にできる”できもの”みたいに見えるぞ。)

gelatinous は「ゼラチン状(質)の」。
gelatin 「ゼラチン」の形容詞形ですね。
フレンズでこれまでも度々出て来た gel 「ジェル」という単語は、この gelatin の短縮形です。
フレンズ2-9その13 では、ロスが髪の毛につけるジェル(gel)の話をしていましたね。
fun は その前のモニカのセリフの flan と韻を踏んでいるのかな?と思います。
fun は「楽しみ」ですが、その前にわざわざ「ゼラチン質の」とつけているのが、食べ物を楽しむというよりも、その妙な物体を楽しむ時間がやってきたとでも言いたげです。
ジョーイはさらに、そのブヨブヨ具合から「できもの」呼ばわりしていますし。
モニカが料理を凝れば凝るほど、みんながいやがるのがおかしいですよね。
やっぱり何事もスタンダードが一番なのでしょうか?

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posted by Rach at 17:03| Comment(0) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月24日

フレンズ2-22その22

レイチェルを優しく抱きしめるチャンドラー。
そこへロスが出てくると、チャンドラーは、これはお前の役目だ、とでも言うように、レイチェルをロスに預けます。
こういうシーン、素敵だなぁ、といつもうっとりしてるんですけど、日本だと、自分が廊下に出て来た時に、自分の彼女が自分の親友に抱かれていたら、びっくりする、もしくは怒るんじゃないかと思うのですが…(と、こういう日米の感覚の違いにいつも私は驚く…笑)。
異性でも仲の良い友達なら、ハグして慰めたりするのが普通(?)のアメリカだから違和感ないんでしょうね。
まぁ、その抱き方や雰囲気で、ロマンティックモードになっているかそうでないかの察しがつく、ということもあるのでしょうが。
「英語でしゃべらナイト」でゲストのパフィーが「アメリカ人はすぐに挨拶でハグしようとするけど、あのハグには下心がないのか?」みたいな容赦のない質問をぶつけていましたが(笑)、パックンは挨拶の場合と下心がある場合のハグの違いをやってみせていましたねぇ。


パーティーがお開きになりました。
レイチェルママ: Alright, Monica dear, I'm gonna hit the road. Now, I've left my 10 verbs on the table. And you be sure and send me that finished poem. (モニカ、もう行くわね。さぁ、私はテーブルに10個の動詞を残していくわ。それで完成した詞を必ず送ってね。)

hit the road は「出発する、立ち去る」。
Be sure (to do) という命令形は、「きっと(必ず)…して下さい。」という意味になります。
you be sure と you がついているのは、「あなた、…をお願いね、頼むわね。」という感じでしょうか。
verb 「動詞」とは、フレンズ2-22その18 に出てきたワードゲーム「ボグル」で作った単語のことですね。
「その動詞を置いておく(あるいは書き残しておく)から、それを使って、poem を完成させて、それを送ってちょうだいね、きっとよ!」という感じのママのセリフです。
send は「(もの・言葉などを)送る、届ける」なので、この場合は「郵便で送ってくれ」と言う意味ではなく、電話でも何でも手段は問わないから、とにかく結果を教えてね、ということなんでしょうね。
ママのセリフは、少女みたいで可愛いです。
今回の企画、他の人にはきっと不評だったと思いますが、ママは結構楽しんだみたいですね。


パパとママが鉢合わせすることのないように、大騒ぎする男性陣。
チャンドラー: Sorry, we're on a major flan high. (すみません、僕たち、すっかり「フラン・ハイ」状態なんです。)

flan high は fly high をもじっているようです。
fly high は「高く飛ぶ」、そこから「舞い上がる、飛び上がって喜ぶ、得意になる」という意味になります。
ここでは日本語のいわゆる「ハイになる」という状態を指しているようですね。
high は形容詞で「(酒や麻薬などで)ハイな気分になって、酔って」、副詞で「激しく、高い調子で」という意味があります。
Merriam-Webster Online Dictionary には
high: INTOXICATED; also : excited or stupefied by or as if by a drug
つまり、「(酒に)酔った。または、麻薬で(あるいは麻薬を使ったかのように)興奮した、ぼうっとした」ということです。
ということで、ここでは、「フライ・ハイ」と言う代わりに、フランというデザートを食べて「フラン・ハイ」になってる、というだじゃれを言っているわけですね。
フランのようなデザートを食べてハイになるのか?とも思うのですが…。
随分先の話になりますが、フレンズ9-19 で、ある人が maple candy を食べすぎてハイになる、という話も出てきます。
甘いものを食べ過ぎるとハイになりますかねぇ?(ハイになるほど食べたことないのでわかんない…)
あ、でも昔、遠足で山登りしている時に、キャラメル1個食べたら俄然元気になった記憶はあるな。
疲れた時には甘いものがよく効くって言いますよね。

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posted by Rach at 11:24| Comment(10) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月23日

フレンズ2-22その21

レイチェル: Ya know, I just, so weird. I mean I was in there just listening to them bitch about each other and all I kept thinking about was the fourth of July. (ねぇ、変な感じなんだけど。あそこにいて、パパとママがお互いを罵り合っているのを聞いている時、ずっと、独立記念日のことを考えていたの。)
チャンドラー: Becasue it reminded you of the way our forefathers used to bitch at each other? (その理由は、両親を見ていると、俺たちの先祖がお互いを罵(ののし)り合っていた様子を思い出すから?)

bitch about は「…のことでひどく不平(不満・文句)を言う、愚痴をこぼす」という意味。
bitch at だと「(人に)向かってぶうぶう(ぶつぶつ)言う」という感じです。
ですが、bitch が「尻軽女、意地悪女」という意味で、"You bitch!" 「このアマ!」って感じで使うのを知ってさえいれば、なんとなく意味はわかりますよね。
the fourth of July は「7月4日の米国独立記念日」のこと。
フレンズ2-11その5+ID4の話 でも、独立記念日のことについて触れています。
レイチェルは両親の様子から、独立記念日を思い出す、と言うのですが、このレイチェルのセリフはちょっと唐突で、レイチェル以外の人には、どういうつながりでそうなるのかがわからなくて当然なのです。

フレンズ1-9その1 で、感謝祭について触れていますが、アメリカ人は、感謝祭といえば七面鳥の丸焼きやパンプキンパイ、という連想が自然と浮かんできます。
さらに、どうしてそういうものを食べるかというと、祖先がそれを食べていたから、それを食べる風習があったからだ、という可能性が高いですよね。
だから、例えばレイチェルが「七面鳥を食べてる人を見てたら、感謝祭のことを思い出しちゃった。」というのなら、ものすごく自然なんですよ。(というか、自然すぎてわざわざそんなことは口に出さないくらいかも)
レイチェルの口調は何となくそれと同じ感じだったので、同じような論理の展開をすると、「両親の罵り合い→独立記念日」の連想がパッと浮かぶということは、「独立記念日→昔の人は、罵り合う風習があったのだ、独立した当時の人はお互いに罵り合っていたのだ」ということになるけど?とチャンドラーは尋ねているってことですね。
で、私は「罵り合う習慣ってなぁに? そんな習慣あるわけないじゃん。」ってことで、彼のセリフがナンセンスであるところが面白いのだろうと思っていたのですが…。
とある方の見解によると、「この forefathers は、英国人と米国人のことだ」そうです。
おぉ、なるほど!
アメリカはイギリスから独立するために「アメリカ独立戦争」を起こし、その結果、アメリカは晴れて「独立」してそれを祝う記念日なわけですから、独立記念日に祖先が喧嘩していた、というと、それは「イギリスとアメリカ」が戦争していたことを指すわけですねぇ。
うん、それで納得しました。


レイチェル: It's just this thing. Every year we would go out on my dad's boat and watch the fireworks. (それはこういうことなのよ。毎年、(独立記念日には)パパのボートに乗って、花火を見ていたものだったわ。)

fireworks は「花火」。
独立記念日には花火、というのは定番みたいですね。
Wikipedia 日本語版: アメリカ独立記念日
上のウィキペディア日本語版は、Wikipedia 英語版: Independence Day (United States) を訳したもののようで、最初の説明部分はほぼ同じ、花火の写真も同じ写真が使われています。
その他の部分の説明は、当然ながら英語版の方が詳しく、Fireworks の話も一つの項目として詳しく解説されています。

花火と言うと思い出すのが…。
映画「インデペンデンス・デイ(Independence Day)」では、以下のようなシーンがあります。
エイリアンのマザーシップにコンピューターウイルスを感染させるために、ヒラー大尉は宇宙船に乗ることを決意します。
とても危険な任務なので、生きて戻れるかどうかわからない。
恋人ジャスミンの息子ディランに、別れ際、ヒラー大尉はこう言います。
ヒラー: As soon as I get back, we're gonna light those fireworks, right? (俺が戻ってきたらすぐに、あの花火に火をつけような。)
そしてヒラー大尉は危険な任務を見事やり遂げて、無事、地上に帰ってきます。
エイリアンのマザーシップも他の宇宙船も全て爆発して、人類は、エイリアンからの解放を祝います。
その日は奇しくもアメリカ独立記念日でした。(「できすぎ」って言わないでね。これがこの映画のキモなんだから…笑)
大統領の娘: Happy Fourth of July, Daddy. (パパ、独立記念日おめでとう。)
大統領: Same to you, Munchkin. (おめでとう、おちびちゃん。)
ヒラー: Didn't I promise you fireworks? (俺はディランに花火をするって約束しなかったか?)
ディラン: Yeah. (約束したよね。)
大気圏外にあった宇宙人の母船が爆発して、その破片が流星のように降って来るラストシーン。
それがまるで花火のように見えるので、これが約束の花火だぞ、と言うセリフなのです。
独立記念日の話はやはり花火で終わるのでした、めでたし、めでたし…という大団円(フィナーレ)なのですね。
…ということで、実際に独立記念日の花火を見たことはないのですが、私にも「独立記念日と言えば花火」と連想することはできるのです(笑)。

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posted by Rach at 18:51| Comment(6) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月22日

フレンズ2-22その20

パパとママの間を行ったり来たり、さらには二人のグチを延々聞かされてフラフラのレイチェルは、廊下に座り込んでいます。
チャンドラー: Hey, how you holdin' up there, tiger? Oh, sorry. When my parents were getting divorced, I got a lot of "tigers." Got a lot of "champs," "chiefs," "sports." I even got a "governor." (やぁ、元気でやってる? タイガー。…あぁ、ごめん。俺の両親が離婚しようとしてた頃、いろんな人から「タイガー(虎)」って言われたんだ。「チャンピオン」「チーフ」「スポーツ」。「知事」ってのもあったな。)

hold up は「持ちこたえる、歩調を緩めない、持続する」という意味から、"How are you holding up?" で「元気でやっていますか? お変わりありませんか?」という挨拶になります。

tiger は「トラ」で、「乱暴者、狂暴な人」という意味もあります。
この場合は、「いつもは元気な君が落ち込んでるねぇ。」というニュアンスの呼びかけなんでしょうか?
sport は「運動、スポーツ」ですが、「潔く負けや失敗を認める(さっぱりした)人、寛大な人、勝負にこだわらない人、話の分かる人、付き合いのいい人」という意味もあります。
また単に「君」という呼びかけ語にもなります。
Merriam-Webster Online Dictionary には、
sport: a companionable person
とあります。
つまり、「友とするに良い、気さくな、人好きのする、付き合いやすい」人、ということですね。
日本でも「スポーツマン」というと、スポーツマンシップに則ったすがすがしい人、というイメージがありますが、それと同じでしょう。
governor は「知事」で、イギリス英語では「おやじ、かしら、だんな、親方」という意味もあるようですが、この場合は本当に「知事」というニュアンスだったんでしょうね。
チャンドラーも、これは珍しかった、という感じで最後に挙げていますので…。
日本語でも男性に声をかけるときに、「社長、大将、大統領」などと言ったりしますが(最近はあまり聞きませんが…笑)、「知事」というのはどうもランク的に中途半端な気がして(←失礼!)、そこが面白い気がします。


レイチェル: Oh, Chandler how did you get through this? (ねぇ、チャンドラー。あなたはどうやってこれを乗り越えたの?)
チャンドラー: Well, I relied on a carefully regimented program of denial... and, and wetting the bed. (そうだな、入念に作られた自制プログラムに頼って…それから、おねしょをしてた。)

get through は「…を通り抜ける」で、そこから「(困難などを)乗り越える、切り抜ける」という意味にもなります。
regiment は「(軍の)連隊」という名詞ですが、動詞で「…を厳しく統制・管理する」という意味もあります。
denial は「否定、否認、拒否」ですが、ここでは、「俺はダメな人間なんだ!」と自分を否定する、という意味ではなく、「克己(こっき)」という意味のようです。
克己とは、広辞苑によると、
「おのれにかつこと。意志の力で、自分の衝動・欲望・感情などをおさえること。」
つまりは、自制(力)のことで、self-control, self-restraint, self-denial などと言うこともできるでしょう。
ですから、a carefully regimented program of denial は「(現代の精神医学に則って)細心の注意を払って(入念に)統制された自制(克己)プログラム」ということ。
離婚の多いアメリカでは、離婚夫婦の子供に対して、体系化された精神的ケアのプログラムが存在しているんでしょうね。
そしてそのプログラムの後に挙げたのが、wet the bed 「おねしょをする」こと。
精神的に不安定になった子供が、おねしょをするようになる、という話はよく聞きますよねぇ。
フレンズ1-17その4 にも、wet one's bed 「おねしょをする」という表現が出てきました。
このチャンドラーのセリフでは、プログラムについて堅苦しい表現を使っていましたが、結局、そんな小難しい学術的なプログラムでは大した効果など期待できない、結局、「おねしょ」で発散するよりしょうがなかったんだ、ということなんですね。

(Rach からのお知らせ)
コメント記入の際、「認証コード」を入力していただくシステムに変更させていただきました。
お手間を取らせることになり誠に申し訳ございません。

一昨日は14件、昨日は19件のスパムコメント(英数字のもの)が一度にどっと来たので、それに対する対策処置なのですが…。
私の使っている DION の LOVELOG は最近スパム対策を強化しました。
英数字のみのコメントを拒否するという選択も可能なのですが、そのスパムコメントにはそういうフィルター条件を見越してか、意図的に「漢字」が挿入されているようなんですよねぇ…。
過去記事にランダムに送られてきて、「非公開コメントは、こちらへ」の記事にまで送ってくるという無差別ぶり(笑)なので、一番有効な対策はやはり「認証コード」なのかなぁ、と思って、今回この対策を選択させていただきました。
ご面倒かと思いますが、何とぞご理解の程、よろしくお願いいたします。

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posted by Rach at 10:57| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月21日

フレンズ2-22その19

レイチェルとママが話をしています。
レイチェル: You want me to see a therapist? (ママは、私がセラピストに見てもらった方がいいと思うの?)
レイチェルママ: Sweetheart, you obviously have a problem. You've chosen a boyfriend exactly like your father. (ねぇ、あなたはどう見ても問題を抱えてるわ。あなたのお父さんにそっくりな恋人を選んでしまったんだもの。)

therapist は「セラピスト、療法士」。
いろんな therapy 「療法、治療法」を行う人のことで、aroma therapist 「アロマセラピスト」だと aroma therapy 「アロマセラピー、芳香療法」を行う人、ということですよね。
ここでのセラピストは、特に精神面での悩みを聞いて、アドバイスを与えるセラピストのことを言っています。
アリー my Love にはセラピストがよく登場していました。
アリーは悩み多き女性だったのでよくセラピストのお世話になっていましたが、他のメンバーも、何か悩みをかかえている場合はよく相談に行っているようでした。
父親に似た人を恋人に選ぶと、普通、母親は喜ぶような気がしますが(うーん、そうとも限らないのかな?…笑)、レイチェルのママとパパの場合は、今まさに離婚の危機で、会えばケンカばかり。
だから、そんなパパみたいな人を選んだら、私の二の舞になるわよ、とでも言いたげです。


パパのグチを聞かされるレイチェル。
レイチェルパパ: Did you know your mother spent $1200 dollars on bansai trees? I felt like Gulliver around that place. (知ってるか? お前の母さんは、盆栽に 1,200ドルも使ったんだぞ。その盆栽のところにいると、ガリバーになったみたいな気持ちがしたよ。)

bonsai は「盆栽」。
日本語から来た言葉ですね。
フレンズ1-12その3 では、hibachi(火鉢)、shiatsu(指圧)という、日本語が語源の単語が出てきていました。
ああいう小さい植木鉢で木を育てて、チョキチョキと手入れする…というのは、細かい作業が好きな、いかにも日本人らしい趣味ですよね。
レイチェルのママは盆栽に興味があるようですが、パパはああいうのはわからん、と思っているのが言葉の端々に滲み出ていますね。
ダイナミックなことが好きなアメリカ人には似合わない趣味だと思います。
アリー my Love でアリーの同僚のジョン・ケイジ(John Cage)が自分の仕事机の上に、枯山水(かれさんすい)風の小さい箱庭のようなもの(a miniature garden ?)を飾っていて、小さい竹箒(たけぼうき)で砂利に筋をつけているのを見たような記憶があります。
さすがはジョン・ケイジ、風流な趣味(笑)を持っているなぁ、と感心したのですが、盆栽に憧れるのも同じような感じで、「日本の侘(わ)び・寂(さび)」の精神を体験したい、ということなんでしょうかねぇ?
盆栽は木でありながら小さいので、その回りに立っていると、自分が巨人のガリバーみたいに感じる、というのが面白いです。
フレンズ2-10その16 では、お酒のミニボトルを持ってると巨人のふりが出来る、というセリフもありましたね、それと同じです。

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posted by Rach at 14:34| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月20日

フレンズ2-22その18

フィービーは二人の女の子と話をしています。
フィービー: Okay, okay, she's taking the trash out, so I can get you out of here. But it has to be now. She'll be back any minute. (わかった、わかった。モニカは今、ゴミを出しに行ってるから、あなたたちをここから外に出してあげる。でも、今じゃないとだめよ。すぐにモニカは戻ってくるから。)
女の子1: What about my friend Victor? (友達のビクターも(一緒に)いいかしら?)
フィービー: No, only the three of you. Any more than that and she'll get suspicious. (だめよ。あなたたち3人だけよ。それ以上になると、モニカが怪しむわ。)
女の子1: Alright, let me just get my coat. (わかった、ちょっとコートだけ取ってこさせて。)
フィービー: There isn't time! You must leave everything. They'll take care of you next door. (時間がないのよ! 何もかもここにおいていかないとだめよ。ドアの向こうでは、みんながあなたの面倒を見てくれるわ。)
女の子1: Is it true they have beer? (あっちにはビールがあるって本当?)
フィービー: Everything you've heard is true. (あなたが今まで聞いた話は全て本当よ。)

たかが、この部屋から隣の部屋に移るだけなのに、亡命者か、もしくは秘密結社から足を洗う人かのような雰囲気になってきています。
まぁ、それだけモニカが怒ると怖いってことですよね。
suspicious は suspicion 「疑惑」の形容詞形。
get suspicious で「疑問に思う、疑う、怪しむ、うさんくさいと思う」ということ。
「私も、私も」と大勢が一度に逃げたら、会場の人数が減ったことにモニカがすぐに気付いてしまう、ということで、それは正論ですが、わからないように少しずつ逃げても、そのうちにモニカは気づくってば(笑)。
「あっちにはビールがある」というセリフから察するに、モニカ会場ではビールが飲めないのでしょうね。
モニカのことだから、特別な日はビールみたいなありきたりな飲み物はやめて、おしゃれなカクテルやウィスキーしか用意してないのかも。
うーん、それは迷惑な話だ(笑)。


チャンドラーの部屋ではダンスで盛り上がっています。
うるさいのでモニカが怒りに来ます。
モニカ: Could you guys please try to keep it down? We're trying to start a Boggle tournament. (ねぇ、あなたたち、静かにしてくれない? 私たちはこれからボグル・トーナメントを始めようとしてるんだけど。)

Boggle というのはワードゲームのようですね。
Wikipedia 英語版: Boggle
ウィキペディアに書いてあるルールはあまりに細かすぎて、それをここで詳しく解説する気にはなれないのですが(笑)、トレイに入れた16個のダイス(文字が書かれている)を振って、その見えている面の文字を使って、言葉(単語)を作る、というゲームらしい。
Word Length Points (文字の長さによるポイント)が決まっていて、長い単語を作るほど高得点になる、ということのようです。
言葉を作るゲームというと、フレンズではよく Scrabble (スクラブル)が出てきますね。
フレンズ1-17その5 では、お猿のマルセルがその駒を飲み込んでしまって病院に運ばれていましたし、フレンズ1-24その2 では、レイチェルの誕生日に、チャンドラーが「トラベル・スクラブル」をプレゼントしていました。
よくロスとチャンドラーが新聞のクロスワードをしていたりするし、アメリカ人というのはこういう言葉のゲームが好きなんですかねぇ?
しかし、こういう大勢の人が集まるパーティーには、どう考えてもそぐわない気がします。
みんなが言葉を考えているさまを想像すると…なんだか、地味ですよね。
ここでも、モニカの企画が面白くなくて、みんなが退屈しているのがわかります。

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posted by Rach at 15:09| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月19日

フレンズ2-22その17

手に持っているタバコがレイチェルパパのものだと言えないロスは、自分がタバコを吸う人間だというふりをします。
ロス: Ohh, big smoker. Big, big smoker. In fact I'm gonna go out into the hallway and fire up this bad boy. (えぇ、ビッグ・スモーカーなんです。ビッグなビッグなスモーカーなんですよ。実際、今から廊下に出て、このバッドボーイに火をつけるところなんです。)

ロスは自分のことを、big smoker と言っていますよね。
普通は、「よくタバコを吸う人、愛煙家」のことを heavy smoker と言うと思います。(ヘビースモーカーはすっかり日本語になっていますが)
これは、ロスがタバコに詳しくないことを表すために、わざとこの言葉を言わせているように思います。
(しかし、いくらタバコを吸わない人でも、ヘビースモーカーという言葉は知っているような気もしますけど…)
もしくは、動揺してトンチンカンな言葉を使っている、ということかも。
実際は、big smoker でも意味は通じると思うのですが、heavy smoker と big smoker の違いについて語っているサイト(フォーラム)を見つけました。
Dave's ESL Cafe: Teacher Discussion Forums: Idiom or Adverbial phrase or what?
普通は big smoker とは言わずに、heavy smoker と言う、その理由を説明するのに、usage 「言語の慣用法、語法」という言葉が使われています。
簡単な表現で興味深いことが書いてあると思いますので、興味のある方は是非ご覧下さい。
ロスは、ヘビースモーカーである振りをするためにいろいろやってみるのですが、却ってタバコの扱いになれていないことを証明してるようなものですね。
わざとバッドボーイなどと呼んでいるようですが、ロスにはかなり無理がある(笑)。


メガネやタバコが自分のものであると証明するために、メガネをかけ、タバコをくわえて廊下に出たら、そこでパパが待っていました。
レイチェルパパ: Are you wearing my glasses? (君は私のメガネをかけているのか?)
ロス: Yes. I was just warming up the earpieces for you. (そうです。あなたのために、ちょうど(今)、めがねのツルの部分を温めていたところです。)
レイチェルパパ: Thank you. Is that one of my cigarettes? (ありがとう。それは私のタバコかな?)
ロス: Yeah. Yes it is. I was just moistening the tip. (はい。その通りです。ちょうど(今)、フィルターを湿らせていたところです。)

ここでの just は、「(進行形とともに用いて)ちょうど(…して)」というニュアンスだと思います。
もしくは、「深い理由や悪意はない」という意味で、「ただ、単に、ちょっと…だけ」というニュアンスなのかもしれませんが…。
メガネをかけていた言い訳として、「ツル(耳の部分)を温めるため」と説明するロス。
織田信長の草履を懐で温めた木下藤吉郎を思い出したのは私だけ?
tip は「(ものの)先、先端」という意味ですが、ここでは「(たばこの)フィルター、吸い口」という意味です。
このことも追求されて、同じ I was just ...ing で答えるのが面白いのですが、今度は意味がない上に(メガネのツルを温めるのも無意味だが…笑)、どちらかというと先にタバコをくわえられたので「汚い」ですよね。
パパもいや〜な顔をしています。


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posted by Rach at 11:08| Comment(8) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月18日

フレンズ2-22その16+時制の一致の話

ロスがレイチェルパパのタバコの箱を持っていたので、ママはロスがタバコを吸うのだと勘違いしたようです。
レイチェルママ: Rachel, you didn't tell me your boyfriend smokes. (レイチェル、あなた、恋人がタバコを吸う人だなんて言ってなかったわよ。)
レイチェル: Yeah, like a chimney. (えぇ、もう煙突が煙を吐くみたいに吸うのよ。)

ママのセリフですが、ネットスクリプトでは、"you didn't tell me your boyfriend smoked" と smoke が過去形 smoked になっていました。
過去形になっているのは、「時制の一致」が起こっているから、ということですね。
実際の音声では、smokes と現在形になっていて、DVDの英語字幕も現在形です。
このセリフの場合、smoked と smokes のどちらがナチュラルなのか、というのは日本人にはわかりにくいところだと思います。
実際のセリフは現在形でしたので、実際のセリフを正しいものとして判断した方が良いとは思うのですが、ネットスクリプトを書いている人はネイティブスピーカーなわけですから、ネイティブとしては過去形でも違和感がなかった、というふうに考えることも可能ですよね。

「時制の一致」というのは日本語文法にはない概念なので、これを苦手とする日本人学習者は多いですよねぇ。
ハートで感じる英文法 会話編 (大西泰斗/ポール・マクベイ著) の Lesson 6 「時制の一致−感じたままに報告する−」で、時制の一致が詳しく説明されています。
大西先生の言葉を引用させていただくと、
時制の一致の呼吸は、「報告したのが過去ならその内容も過去」
英語の「とき表現」(現在形・過去形・過去完了形)の選択は、現実の物理的時間に対応しているのではなく、「とき」は私たちの「ながめ方」の中にある。
時制の一致をかける・かけないは話し手の感性にゆだねられている。


大西先生は、時制の一致をかける・かけないの例として次の文を挙げておられました。
Deborah does a yoga class every Tuesday. 「デボラは毎火曜日ヨガをする。」
a. Did you know Deborah did a yoga class every Tuesday? これは単に相手の知識を尋ねている。「知っていましたか?」
b. Did you know Deborah does a yoga class every Tuesday? 「デボラ、毎週火曜日ヨガやってるんだよ、君知ってた?」(現在の事実として前面に押し出されている)


その感覚を今回のセリフに当てはめてみると…。
ネットスクリプトの過去形は「あなたはそういうことを過去に言ったことはなかったわ。」、つまり「言わなかった」部分にポイントがある。
実際のセリフが smokes と現在形になっているのは、今現在の習慣を表すものだからで、「ロスがタバコを吸う? そんなことあなたは言ってなかったわよ。」とロスにそういう習慣があるという事実にポイントがある。
…ということなのだろうなぁ、と思います。

また、週刊STの2004年4月9日号の伊藤サムさんによる英作文添削コラム「これであなたも英文記者」で時制の一致に関する問題が取り上げられていたのですが、そこにこんなことが書かれてありました。
オーソドックスな文法に従って時制の一致をさせるならば、主節に合わせて、従属節でも過去形にします(英国系のロイター通信社などがこの立場)。
しかし、現在においても真実であることについては、従属節であっても過去形にこだわらずに現在形や未来形で表現するのが自然でよい、と考える立場が強くなりつつあります(米国系のAP通信社など)。
特に話し言葉ではあまり時制の一致はしなくなっています。あくまで、現在においても真実であれば、自然に書いても構わない、というルールです。


私は学生時代から、時制の一致に対してものすごい苦手意識を持っていたのですが、この伊藤サムさんのお話を聞いて、ちょっとほっとしたのを覚えています。
そして上にも書いた大西先生の「呼吸」。
ただ機械的に従属節の動詞の時制を主節の時制に合わせる、というのではなく、自分がその文章を書くときにその従属節の内容をどう捉えているか、が大事なんだ、ということなんですね。
(未だに英文を書くときにはふと考え込んでしまいますし、間違って書いていることもしょっちゅうだろうとは思いますが…でも、意識しながら書くようになっただけでも進歩かなぁ…と)

chimney は煙突。
smoke like a chimney で「煙突が煙を吐くようにタバコを吸う、やたらにタバコを吸う」という意味になります。
「吐くように吸う」ってちょっと妙な表現なんですが、これは単に「喫煙する」ことを日本語では「タバコを”吸う”」と表現するからですね。(実際の動作は「吸って吐く」のがペアになってると思うのですが…)
つまり、「もくもくと煙が出るくらいにスパスパ吸っては吐く」ってことですよね。
見たまんまのイディオムです。

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posted by Rach at 20:20| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月17日

フレンズ2-22その15+Lincoln Highの話

レイチェルママ: Do you know my husband has glasses just like that? (うちの主人もそんな眼鏡をかけてるのを知ってる?)
レイチェル: Well, those are very popular frames. (だって、それはすごく人気のあるフレームだもん。)
ロス: Neil Sedaka wears them. (ニール・セダカが(同じ眼鏡を)かけてますよ。)

誰でも持っている人気のあるフレームだと誤魔化そうとするレイチェルですが、ロスはニール・セダカを引き合いに出しています。
「恋の片道切符」(原題: One Way Ticket (To The Blues))などで有名な歌手ですよね。
Wikipedia 英語版: Neil Sedaka
日本でも有名な歌手なので、日本語版も紹介しておきましょう。
Wikipedia 日本語版: ニール・セダカ
1939年生まれの人ですから、もうかなりのお年ですし、このフレンズの放映当時に彼がリバイバルで人気だった、ということもないでしょうね(笑)。
「人気のあるフレームだ」という説明にはなっていないわけです。

この後、ニール・セダカさんから話がかなり脱線して、そのまま終わります。(←またかよ)
このニール・セダカさんは、ザ・トーケンズ(The Tokens)というドゥーワップ・ボーカル・グループ(doo-wop vocal group)に所属していました。
Wikipedia 英語版: The Tokens
ニール・セダカは初期のメンバーですが、ウィキペディアによると、1958年にこのグループを脱退して、それからソロ・アーティストとして活躍することになったそうです。
ニール・セダカ脱退後、ザ・トーケンズは "The Lion Sleeps Tonight" (ライオンは寝ている)という曲をヒットさせました。
これは1961年に全米チャート1位になっています。
(日本語のサイトでは、ニール・セダカ在籍中にこの曲がヒットしたような記述も見かけるのですが、上の「英語版」Wikipedia: The Tokens の Carrer を読むと、やはり「脱退後」だと思われます。間違っていたら、ご指摘下さい。)

♪In the jungle, the mighty jungle, the lion sleeps tonight♪で有名なこの曲は、ロスが飼っていたおサルのマルセルくんのお気に入りの曲でした。
フレンズ1-18その4 では、マルセルがCDに合わせて踊っていましたし、
フレンズ2-12その13 では、映画撮影中のマルセルの気を引くために、フレンズたちがこの歌をみんなで歌っていましたね。

The Tokens のウィキペディアを見ていて気付いたのですが、「ザ・トーケンズは、1955年にブルックリン・リンカーン・ハイスクール(Brooklyn's Lincoln High School)で結成された」とあります。
「リンカーン・ハイスクール」って何か聞き覚えのある名前だなぁ…としばらく考えて、やっと思い出しました。
この名前、フレンズのセリフに出てきたことがあるんですよ。

フレンズ1-1 で、花嫁姿でセントラルパークに飛び込んできたレイチェルをみんなに紹介するモニカ。
モニカ: Okay, everybody, this is Rachel, another Lincoln High survivor. (さぁみんな。こちらはレイチェル、もう一人の(=私と同じく)リンカーン・ハイ(リンカーン高校)を卒業した仲間よ。)

さらに、フレンズ1-19 で、マルセルが逃げ出して、部屋に動物管理局員がやってくるシーン。
AC(Animal Control)=動物管理局(員): Louisa Jeanette. Lincoln High? I sat behind you guys in, in homeroom! (私はルイーザ・ジャネットよ。リンカーン・ハイでしょ? 私はホームルームで、あなたたちの後ろに座っていたのよ!)
その動物管理局員が、実はレイチェルとモニカの高校の同級生だったことが判明する、というシーンでした。

Wikipedia 英語版: Monica Geller (←今見たら、思いっきりネタバレになる写真が載っていたので、リンクはるのをやめときます)にも、"Monica's new roommate was her best friend from Lincoln High School, Rachel Green." 「モニカの新しいルームメートは、リンカーン・ハイスクールでの親友のレイチェル・グリーンだった。」と書いてあります。

では、このフレンズのセリフで出てきた Lincoln High というのは、ニール・セダカも卒業したという、実在の高校を指すのでしょうか?

実は、「リンカーン・スクール」という名前の学校はたくさんあるようです。
Wikipedia 英語版: Lincoln School
上のウィキペディアに、「リンカーン・スクールというのはアメリカの学校(特に高校)のポピュラーな(人気のある)名前である。」と書いてあり、そこにリンカーンと名前のついた学校がずらりと並んでいます。
まぁ、有名な大統領の名前ですので、学校名に相応しいということなのでしょう。
また、そのリンカーン・ハイスクールのうち、「エイブラハム・リンカーン・ハイスクール」とフルネームのついた高校もかなりあります。
Wikipedia 英語版: Abraham Lincoln High School
上のウィキペディアに、Abraham Lincoln High School (Brooklyn, New York) in Brooklyn, New York という名前が載っています。
これが、ニール・セダカの卒業した、ブルックリン・リンカーン・ハイスクール(Brooklyn's Lincoln High School)のことですね。
Wikipedia 英語版: Abraham Lincoln High School (New York)
ノーベル賞受賞者なども輩出している有名な高校のようです。
当然ですが、Notable Alumni(有名な卒業生)の中にちゃんとニール・セダカの名前も書いてあります。

ちなみに、フレンズ2-22その3 で説明した、Long Island (ロングアイランド)という New York 州の東南部にある島に、ブルックリン(Brooklyn)は存在します。
そこでも説明しましたが、レイチェルはロングアイランド出身なので、やはりフレンズのセリフで、Lincoln High というと、このブルックリンにあるリンカーン・ハイスクールだと見るのが妥当でしょうね。
ですから、レイチェルとモニカ(とルイーザも…笑)は、この「実在の」高校の出身だ、という設定になっているのかなぁ、と思うわけです。
日本のドラマだと、たまに実在の高校名や大学名が出てくることもありますが、どちらかと言うと、「どっかで聞いたことありそうだけど実際にはない名前」を使っていることの方が多いような気がしますので、ちょっと意外だなぁ、と思ったのですが…。
でも、後のエピソードで、実在する大学が舞台となる話も出てきますし、アメリカは実在する名前を言う方が普通なのかもしれませんね。(別に不名誉なことではないわけですし…)

まぁ、これは深読みしすぎかもしれませんが、セリフにニール・セダカが出てきたのは、「ニール・セダカ→ザ・トーケンズ→ライオンは寝ている」つながり、と、「ニール・セダカ→ブルックリン・リンカーン・ハイスクール出身→レイチェルやモニカも卒業生」つながり、ということがあったのかも…と思うと、ちょっと楽しくなりません?(楽しいのは私だけ?…笑)

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posted by Rach at 13:55| Comment(8) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月16日

フレンズ2-22その14

レイチェルママ: Ross, whose glasses are those? (ロス、それは誰の眼鏡?)
ロス: Mine. (僕のです。)
レイチェルママ: You wear bifocals? (あなた、遠近両用眼鏡をかけてるの?)
ロス: Um-hmm. [と眼鏡をかけてみる] I have a condition, apparently, that I require two different sets of focals. (僕にはある健康上の問題があるんですよ、どうやら、2つの違った焦点の眼鏡が必要なようで。)

glass の複数形 glasses は「眼鏡」ですよね。
右目と左目で二つあるから複数形、眼鏡1個は a pair of glasses と言う…などは、よく学校で習った話ですが、whose glasses 'are those'? と後ろに続く動詞と代名詞も複数になる感覚は、なかなか日本人には難しいのではないかと。
何となく、whose glasses is that? とか言っちゃいそうな気がしません?(私だけ?)
glasses という単語からこれが複数形であることが頭にないといけないし、glasses という複数形の後に is が来るのも変だと思わないといけないのですが、目の前に見えているのが日本人にとっては一個(つまり単数)の眼鏡なので、that とつい言ってしまいそうになる…。
もう、こういうのは「慣れ」の問題なのでしょうが。

bifocal は形容詞「レンズが遠視と近視の二焦点の、遠近両用の」、そして「遠近両用眼鏡」という名詞にもなります。
bi- は「2、双、複」という接頭語。
簡単なところでは、bicycle 「自転車」(輪が二つあるから)。
他には、biannual 「年2回、半年ごとの」、bilateral 「二者間の、二国間の、双務的な」…、bisexual 「両性愛の」というのもありますね。
focal は focus 「焦点、ピント」の形容詞形です。

condition は「健康状態、体調、コンディション」。
また condition だけで「(身体の)異常、病気」という意味にもなります。
例えば、I have a heart condition. なら「私は心臓が悪い。」という意味になります。
ここでは、condition で、ある健康状態を指していて、that 以下でその内容を説明しています。
I have a condition that... と続くので、「何か対処しなければならない悪い状態がある」と言おうとしているのがわかりますよね。
apparently は「どうやら…らしい」という意味でよく出てきます。
フレンズ2-21その24 で、この apparently について説明しています。
自分のことなのでここで apparently を使うのはおかしいと思うのですが、遠近両用眼鏡をかけなくてはならないその健康状態をうまく説明できなくて言い淀んでいる感じを出しているのでしょうね。
two different sets of focals というのは、bifocals 「遠近両用眼鏡」を別の言い方で言っているだけなので、結局、「遠近両用眼鏡が必要な状態なので、それをかけている」ということになり、説明にも何にもなっていないわけですね。

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2006年11月15日

フレンズ2-22その13

レイチェルパパが、チャンドラーたちの部屋から出て来たのを見て、
ロス: Hey, hey, where you uh, sneakin off to, mister? (もしもし、どちらへこっそり出かけるおつもりですか?)

sneak は「こそこそと出入りする」。
靴のスニーカーは sneaker ですよね。
底がゴムで足音を立てずに静かに歩けるから…なんでしょうね、多分。
off to は「…へでかける」。
フレンズ1-9その1 にも出てきました。


ロス: Yeah, I think you take your scotch back in there and I will get your cigarettes for you, sir. (ドクターはスコッチを持ってあちらに戻っていただいて、僕がタバコを取ってきますよ。)
レイチェルパパ: Get my glasses too. (眼鏡も取ってきてくれ。)
ロス: All righty-roo. (わかりましたよ〜ん。)
ドアを閉めた後、
ロス: What a great moment to say that for the first time. (あれを初めて言うのに、まさに最高の頃合(ころあい)だったな。)

All righty-roo. について。
All righty だけでも、All right. より軽い感じだと思われますが、そこにおまけに roo (ルー)という語尾までついていて、軽い感じがさらに強まっているように思えます。
ちょっとおふざけが入っている感じで、かなり古風な言い方をすると、「がってん承知の助」とか?
いや、もっと若者っぽい表現なんでしょうね、きっと。…「わかったぴょん」とか??

その軽い返事をしてしまった後、ロスは反省しています。
What a great moment 「なんてグレイトな時機(チャンス)なんだ」とでも言うように感嘆文を使っていますが、これはもちろん自分で皮肉っていて、「もう最悪、全くどうしてこのタイミング(または状況)で、こんな言葉を使ってしまったんだろう」ということですね。


フィービー: Oh no, ooh, ooh! Did somebody forget to use a coaster? (あらまぁ! 誰かコースターを使うのを忘れた?)
モニカ: What? (何ですって?)
モニカが慌てて見に来ている間に、ガンターに "Go!" とサインを送るフィービー。
モニカ: I don't see anything. (何も見えないわよ。)
フィービー: Great, I'm seeing water rings again. (それは良かった。私はまたウォーター・リングを見ているのね。)

誰かがコースターを使ってないと知って慌てるモニカ。
実はモニカはかなりの潔癖症で、テーブルにグラスの跡がつくことすらいやだ、という人なんですよね。
フレンズ1-6その3 で、コースターがないことをどれほどいやがっているかがわかるセリフが出てきました。
そのエピソードを覚えている人は、ここでかなり笑えると思うのですが。
ちなみに、これが、フレンズ2-22その11 で出て来た create a diversion (誰かの気・注意をそらす)ですね。
モニカの性格がよくわかっているからこそできるワザです。
water ring は「水の輪」で、ここではグラスの跡のことを言っています。
I'm seeing と現在進行形になっているのは、占い師が「私には…が今まさに見えている」みたいな感じで、他の人には見えないものが自分にだけ見えているかのようにフィービーは言っているのでしょう。

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posted by Rach at 08:41| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月14日

フレンズ2-22その12

レイチェルパパのためにお酒を取ってこようとするロス。
ロス: Scotch. Alright, I'll be back in 10 seconds with your scotch on the rocks in a glass. (スコッチですね、わかりました。10秒で戻りますよ、グラスに入れたスコッチのオンザロックを持って。)
レイチェルパパ: Neat! (ニートだ!)
ロス: Cool. (クールですね。)
レイチェルパパ: No no no, no no no, neat, as in no rocks. (違う違う。ニートだよ、つまり氷はナシってこと。)
ロス: I know. (わかりました。)

日本でニートというと、NEET (Not in Employment, Education or Training)、つまり「雇用されておらず、教育過程にも属しておらず、職業訓練中でもない(人)」を思い出しますが、neat とは綴りが違いますね。
neat という単語は「きちんとした、こぎれいな、身だしなみのよい、趣味の良い」という意味でよく使われます。
また「すてきな、素晴らしい」という意味もあります。
でも、パパは neat を「酒が生(き)の、ストレートの、酒に水や氷を入れない、水やソーダで割らない」という意味で言っているんですね。
ロスはその言葉を知らなかったので、neat を「趣味がいいね、すてきだね。」みたいな意味に捉えて、自分のことをそう褒めた、もしくは景気づけの言葉か何かかと思って、似たような意味の言葉で、cool 「かっこいい」と返したのでしょう。

as in は「…において見られるような、…にあるような」という意味。
この場合は「つまりは…ってことだよ」という感じでしょうか。
この as in という表現は、フレンズ1-2 に出てきました。
キャロルのお腹の赤ちゃんの名前についてのやりとりです。
キャロル: Marlon-if it's a boy, Minnie if it's a girl. (もし男の子ならマーロン、女の子ならミニー。)
ロス: ...As in Mouse? (ミニーって、マウスの?)
キャロル: As in my grandmother. (ミニーって名前は私のおばあちゃんの名前よ。)
ロス: Still, you- you say Minnie, you hear Mouse. (それでも、ミニーって言ったら、やっぱりマウスだろう。)
この一連の as in も、「…にあるような」という意味ですね。


レイチェルママ: Oh hello Ross! Where have you been? (まぁ、こんにちは、ロス! どこ行ってたの?)
ロス: Hi. Uh, I have been in the bathroom. Stay clear of the salmon mousse. (どうも。ずっとトイレにいました。サーモンムースに手を出さない方がいいですよ。)
レイチェルママ: Oh, scotch neat. Ya know, that's Rachel's father's drink. (あぁ、スコッチ・ニートね。知ってる? それはレイチェルの父親の好きな飲み物なのよ。)
ロス: Oh, mine too. Isn't that neat? Scotch neat. (へぇ、僕もです。ニート(洒落[しゃれ]てる)でしょ? スコッチ・ニート。)

どこに行ってたの?と聞かれて、チャンドラーの部屋でレイチェルパパと話していた、というわけにもいかないので、しばらく席を外していた理由をでっちあげるロス。
stay clear of は「…を避ける」。
2日前の記事、フレンズ2-22その10 にも出てきました。
私は一瞬、ロスがサーモンムースが嫌いで、それを勧められないように(サーモンムースを避けるために)トイレに逃げていた、という意味かと思ったんですが、その場合だと (Because) I wanted to stay clear of the salmon mousse. (トイレにこもっていたのは、サーモンムースを避けたかったからです。)のようになる気がします。
ここでのセリフは、よく見ると、命令形になっています。
だから、レイチェルママに「サーモンムースを避けて(下さい)。」と言っているようですね。
つまり、それがトイレにしばらくの間(継続を表す現在完了形が使われている…笑)こもっていた理由だ、と暗に言っているわけですね。
それを聞いて、ママがいやーな顔をしているのも、そのロスの言いたいことを察したからでしょう。
ちなみに、DVDの日本語では「サーモンに当たっちゃって」となっていて、stay clear of には「(悪い食べ物に)当たる」なんて意味はないしなぁ…としばらく悩んでいたんですが、「どうかそれを食べないで下さいね、僕みたいに当たるといけませんから」という意味からこの日本語になったわけですね。おぉ、深い…。
ロスは、ママとの会話で、早速、学んだこと(スコッチ・ニート)を使ってしゃれを言っています。
♪覚えた言葉をすぐ使う♪ というレギュラー(あるあるさん)のネタがありますが、これは語学を学ぶ上では非常に大切なことですね(笑)。

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2006年11月13日

フレンズ2-22その11

モニカ会場で。
モニカ: Listen you guys, I don't mean to be a pain about this but, um, I've noticed that some of you are just placing them on. You wanna push the caps until you hear them click. (みんな聞いて。このことでうんざりさせるつもりはないんだけど、ただキャップをかぶせてるだけの人が何人かいたのに気付いたの。カチッって音が聞こえるまでキャップを押してね。)

a pain は、「いやな人、うんざりさせる人(あるいは事柄)」を指します。
フレンズ2-3その7 にも同じ表現が出てきました。
click は日本ではすっかり「マウスのクリック」でおなじみですが、「カチッという音」「カチッと鳴らす」という意味です。
その、カチッと音がする感じから、「意気投合する、ウマが合う、フィーリングが合う」という意味にもなります。


フィービー: All right, I can get you out. (わかったわ、私があなたをここから出してあげる。)
ガンター: What? (何だって?)
フィービー: Shh. In a minute, I'm gonna create a diversion. When I do, walk quickly to the door and don't look back. (シーッ。もうすぐ私が気をそらせるわ。その時、ドアへ素早く歩いて行って、振り返らないで。)

パーティーの参加者がうんざりしているのを察したフィービーは、ガンターを脱出させようとします。
diversion は「わきへそらすこと」。
この場合は「誰かの注意をそらすこと」という意味になります。
create a diversion で「(誰かの)気をそらす」という意味になるのですが、create 「創造する」という単語が、何か相手の注意を引くようなことを「生み出す」感じが出ている気がします。
この部屋から抜け出すだけの話なんですが、でも確かにモニカ怖いしね(笑)。

ちなみに、私は create a diversion というセリフをスタートレックで覚えました(笑)。
ここから先は、スタートレックをある程度知っている方しか楽しめないと思うので、知らない方は飛ばして下さい。(今日は脱線したまま終わります…)

映画「スタートレック ファーストコンタクト」(Star Trek First Contact)で、サイボーグのような機械生命体の「ボーグ(Borg)」という、それはもう恐ろしい敵が(笑)、医療室に侵入しようとするシーンがあります。
ビバリーという宇宙船エンタープライズ号の医療部長が、ボーグから逃げる時間を稼ぐために、「ホログラム」(バーチャル空間のキャラクター、立体映像のようなものだが、形もあって触れることもできる)のドクターを使って時間稼ぎをしようとします。
そのドクターの正式名称は EMH といいます。
EMH とは、Emergency Medical Hologram (緊急用医療ホログラム)の略。
通常はただ単に、「ドクター(The Doctor)」と呼ばれています。
EMH は本来は、ヴォイジャー(VGR)というシリーズのレギュラーキャラなのですが、別シリーズの新スタートレック(TNG)の映画版であるこの映画に、ゲスト出演(友情出演?)しているんですよ。(あぁ、どうでもいい話だ…笑)

ビバリー: Is the EMH programme still on-line? (緊急用医療ホログラムは今使える?)
アリサ(助手): It should be. (使えるはずです。)
ビバリー: Computer, activate the EMH programme. (コンピュータ、緊急用医療ホログラムを起動。)
EMH: Please state the nature of medical emergency. (医学的緊急事態の内容を述べて下さい。)
ビバリー: 20 Borg are about to break through that door. We need time to get out of here. Create a diversion! (20体のボーグがそのドアを破って入ってこようとしているの。私たちがここから逃げる時間が必要だわ。やつらの気をそらして。)
EMH: This isn't part of my programme. I'm a doctor, not a doorstop. (そんなことは私のプログラムにありません。私は医者ですよ。ドアのストッパーじゃない。)
ビバリー: Do a dance, tell a story, I don't care, just give us a few seconds. (踊るとか、朗読するとか、何でもいいわ。私たちのために少しの時間を稼いでちょうだい。)
と言って、ビバリーたちは非常口から逃げていく。
残された EMH に迫るボーグたち。
EMH: According to Starfleet medical research, Borg implants can cause severe skin irritations. Perhaps you'd like an analgesic cream. (宇宙艦隊の医療調査によりますと、ボーグのインプラント(機械移植)は深刻な肌の炎症を起こすらしい。鎮痛剤でもいかがですか?)

ビバリーはとにかく焦っていて、大真面目に "Create a diversion!" というセリフを言っているのですが、確かにコンピュータ・プログラムであるドクターには、「相手の気をそらす」ようなプログラムは存在しないのでしょう。
ビバリーは、やけになって、踊りでも朗読でも何でもいい、と言っていますが、まぁ、そういうことがいわゆる diversion なわけですね。
で、困ったドクターが、いかにもお医者さんが言いそうなアドバイスというか世間話をして、時間を稼いでいるのが笑えるのです。

全くの余談ですが、
I'm a doctor, not a doorstop. というセリフですが、この "I'm a doctor, not a ..." という言い回しは、スタートレックの最初のシリーズ(TOS)(邦題: 宇宙大作戦)で、ドクター・レオナルド・マッコイが最初に使いました。
それ以降、別のシリーズのドクターも時々使うそうです。(ビバリーが使ったのは聞いたことがないような…)
マッコイが最初にこのセリフを使ったのは、TOS シーズン1第20話「地底怪獣ホルタ」(原題: The Devil In The Dark)。
ホルタという石にしか見えない生物を治療しろと言われて困ったマッコイが、
I'm a doctor, not a bricklayer. (私は医者だ、レンガ(積み)職人じゃない。)
と言ったのですが、このセリフが日本語吹替版で、「私は医者(いしゃ)だ、石屋(いしや)ではない。」というだじゃれになっていて、その”はまり具合”にファンが喜んだことで妙に有名なセリフなんだそうです。(と、本で読んだ…笑)

Trekkie (トレッキー)にしかウケない話でしたねぇ…すみません。
それとさらにどうでもいい話ですが、映画「スタートレック ファーストコンタクト」のDVDの英語字幕は、実際のセリフと「かなり」違っていました。
フレンズも結構実際のセリフと英語字幕が異なることが多いですが、これはそれ以上でした。
ですから上に書いたセリフは、ディクテーションしたものなので、間違ってるかもしれない(笑)。
でも、何でそこまで字幕を変えてしまうんだろう? そのまま書くほうが簡単だと思うのにねぇ…。
そんな風にかなり違っている字幕でも、聞き慣れない単語がある場合は大変役に立つのですが…(スタートレックは出てくる単語がテクニカルで難しいし)。
それと、このDVDはフレンズ学習を始める前に買ったもので、その頃は英語字幕が実際のセリフと異なっていることなどあまり気にしなかったのに、今ではその違いがむっちゃ気になる…というところに、自分の成長を見ることができて嬉しい気がします。

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posted by Rach at 14:34| Comment(8) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月12日

フレンズ2-22その10

レイチェル: Listen honey, can you keep Dad occupied? I'm gonna go talk to Mom for a while. (ねぇ、ハニー。パパと話をしてくれる? 私はこれからしばらくママと話してくるから。)
ロス: Okay, do you have any ideas for any openers? (わかった。何て切り出したらいいと思う?)
レイチェル: Uhh, let's just stay clear of "I'm the guy that's doing your daughter", and you should be okay. (「僕があなたの娘さんとヤッてる男です。」って言葉を避けていれば、大丈夫なはずよ。)

occupy は「…を占領する、占める」。
また「人の心を占領する」ようなニュアンスから、「(人の注意などを)引く」という意味にもなります。
keep Dad occupied は「パパを占領された状態にしておく」みたいな感じで、他の人が入る余地をなくす、他のことに目が向かないように、パパの注意を引くように何か適当に話題を見つけて話し込んでおいて、みたいな感じでしょうか。
また、トイレの「使用中」のサインは英語では "Occupied" になりますよね。
opener は「缶切り」などの何かを開ける(open)もののことですが、ここでは「話の切り出し、話の口火となるもの」という意味になります。
フレンズ1-22その6 にも出てきました。
stay clear of... は「…に近づかない、避ける、敬遠する」。
フレンズ2-21その12 で、clear には「邪魔物がない、妨げのない」という意味があると書きましたが、つまり of 以下のものがない状態にとどまっている(stay)ということですね。


モニカの部屋の会場では、
モニカ: Okay people, I want you to take a piece of paper. Here you go. And write down your most embarrassing memory. Oh, and I do ask that when you're not using the markers, you put the caps back on them because they will dry out. (いい、みんな。紙を一枚ずつ取ってね。はい、どうぞ。そして、一番恥ずかしかった思い出を書いてね。あぁ、それから、お願いがあるんだけど、マーカーを使わない時は、キャップをちゃんとかぶせてね。マーカーが乾いてしまうから。)

ちょっとしたゲームを始めようとしているのですが、ここでモニカの几帳面な性格が表れています。
I do ask と do を使って随分とお願いを強調しているのですが、そのお願いが「マーカーにキャップをすること」。
確かにたまにきっちり蓋をしない人がいるものですが、それを事前にわざわざ注意する人も珍しいような(笑)。


チャンドラーの部屋の会場では、ロスが何とかレイチェルのパパと話をしようと奮闘中。
ロス: Hi, Dr. Greene. So, uh, how's everything in the uh, vascular surgery....game? (はい、ドクター・グリーン。それで、どんな感じですか? 「血管外科手術・・・ゲーム」は?)
レイチェルパパ: It's not a game, Ross. A woman died on my table today. (ゲームじゃないよ、ロス。今日は、女性が一人、手術台で死んだんだ。)
ロス: I'm sorry. See that's the good thing about my job. All the dinosaurs on my table are already dead. (すみません(or それはお気の毒に)。そこが僕の仕事の良い点なんですよね。台に乗っている恐竜は全て既に死んでるわけですから。)

vascular は「血管の」。
会話が深刻にならないように、surgery の後に、game という単語をつけています。
「遊び」という意味か、「スポーツのゲーム」という感覚かよくわかりませんが、「その血管外科手術ってやつ(代物)は」という感じで、ちょっとボカすことで、おふざけ・お遊び感覚を出しているんでしょうね。
でも、その game という言葉にパパはカチンときたようです。
人の生死に関わる問題なのに、game なんて表現は不謹慎だろう、ということでしょうね。
ここの See は「ほら、いいですか、お気付きですか」のような意味でしょう。
See that's the good thing about my job. をあえて直訳すると、「いいですか、そのことが、僕の仕事における良いことなんですよ。」といったところですが、このニュアンスについては、ちょっと悩みました。(以下、その悩んだ様子が綴られています…笑)

that は具体的には、パパが言ったそういう状況、つまり「自分の仕事中に、人が台の上で死ぬこと」を指しているのでしょう。
パパはそれがいやだ、と言うのですが、ロスはその点が自分の仕事では「良いところ」だと言っています。
あなたの台では仕事中に人が死ぬことがある、そのように誰かが死ぬ(died)のを見るのはつらいことだ、一方、僕の台ではもうすでに(恐竜は)死んでいる(already dead)のでそれを悩む必要がない、と対比しているわけでしょうかねぇ?
「自分が何か作業をすることで死んでしまう、という気苦労がない、そのことで辛い(つらい)思いをすることもないから」ということなのかな、と。
しかし、これまた不謹慎な発言で、何のフォローにもなっていない気がするのですが(笑)。

脱線しますが、この部分で一瞬、ちょっと異なる意見が頭に浮かびました。
それは、「もし凶暴な恐竜が台の上で生きていたら、研究者にとっては危険なので、死んでいる方がありがたい」という解釈なんですが、その場合だと、otherwise they would attack me. 「もし死んでいなければ(生きていれば)襲われそうですしね。」のようなセリフが続くかな、と思ったり…。
それに、ロスたち古生物学者は、できれば化石ではなくて、本物の恐竜を見たいと思っているでしょうから、研究対象が死んでいる方が良い、とは言わない気がするのです。
ですから、上のロスのコメントは、「死ぬところを見ないで済むから」という解釈でしか成り立たない気がします。
やはり、パパの場合は die (死ぬ)という行為が行われる、ロスの場合は die という行為を見ることはなく、be already dead (すでにもう死んでいる)という状態である、という違い(対比)がポイントなのかな、と思うのですが…。

ところで少し前に戻りますが、ロスの I'm sorry. について。
「それは大変でしたね。」という意味にもとれるし、「ごめんなさい。」と不謹慎な自分の発言(game と表現したこと)を謝っているようにも聞こえます。
英語ではどちらでも I'm sorry. なので日本語訳にこだわる必要はないのかもしれませんが…。
すみません、と謝った後で、さらに不謹慎な話をするのはおかしいと考えると、「それは大変でしたね。お気の毒に。」という風にも取れますが、パパとしゃべるロスはとにかく緊張していて、謝った後、ユーモアでフォローするつもりがさらに変なことを言ってしまい、ますます気まずくなったというのが本当のところかも。

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posted by Rach at 07:52| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月11日

フレンズ2-22その9

チャンドラーがバスルームから飛び出してきます。
チャンドラー: Joey, Joey. Hey, some girl just walked up to me and said, "I want you, Dennis," and stuck her tongue down my throat. I love this party! (ジョーイ、ジョーイ。ある女の子が俺に歩み寄ってきて、こう言うんだ。「あなたが欲しいの、デニス。」 そして、舌を奥まで入れるキスをしてきたんだよ。俺、このパーティー大好き!)
ジョーイ: Quick volleyball question. (バレーボールに関する簡単な質問なんだけど。)
チャンドラー: Volleyball. (バレーボール?)
ジョーイ: Yeah, we set up a court in your room. Uh, you didn't really like that grey lamp, did you? (あぁ、お前の部屋にバレーボールのコートを作ったんだ。あのグレーのランプ、そんなに気に入ってなかったよな?)
チャンドラー: Joey, a woman just stuck her tongue down my throat. I'm not even listening to you. (ジョーイ、ある女性が、今さっき俺にディープキスをしたんだぞ。今、お前の話なんか聞いちゃいないよ。)
女性の声: Dennis! (デニス!)
チャンドラー: Okay, that's me. (よし、俺のことだ。)

stuck は stick 「突き刺す、差し込む、突っ込む、突き出す」の過去形。
down my throat で「喉の奥の方に、奥まで」という感じでしょうから、「喉の奥まで舌を差し込んだ」ということになりますね。(おぉ、激しい…笑)
まぁ、喉までというのは大袈裟な表現なのでしょうが、それくらいディープなキスをされた、と言ってチャンドラーは喜んでいるわけです。

フレンズ1-11 で、ロスがチャンドラーのママとキスをして、チャンドラーが大激怒しているシーンがありました。
チャンドラー: Look, just because you played tonsil tennis with my mom doesn't mean you know her. (いいか、ロスが俺のママとディープキスしたからって、それでママをわかったことにはならないんだぞ。)
tonsil は「扁桃腺(へんとうせん)」。
つまり、tonsil tennis は「扁桃腺でテニスをする」ということで、これまたディープなキスを指すわけですが、down my throat と通じるものがあるように思います。
唇だけの軽いキスではないことを表現したいわけですね。
フレンズ2-8その1 でも、
ロス: And then I kissed her. (それから、僕はレイチェルにキスしたんだ。)
ジョーイ: Tongue? (舌は[入れた]?)
ロス: Yeah. (ああ。)
ジョーイ: Cool. (よし。)
てなやり取りがありました。
ちなみに、stick one's tongue out だと「ペロリと(ベーッと)舌を出す」という意味になります。
(ちょっと、この手の話題で話を延ばし過ぎましたかねぇ?…笑)
didn't really like は「そんなに好きでもない、むちゃくちゃ好きというわけではない」という感じです。
この not really については、フレンズ2-21その21 にも出てきました。

チャンドラーは今、見知らぬ女性からキスされて舞い上がっているというのに、そんなことにお構いなしに全く何の関係もない質問をするジョーイがおかしいですね。
ジョーイにとってはそんなに珍しいことでもないからか、所詮は他人事だから興味がないのか…?
しかし、チャンドラーが冷静であったなら、自分の部屋でバレーボールをされて、ランプを壊される恐れがあるとなると、抗議したかもしれませんね。
興奮気味の今のチャンドラーには、何を聞かれても判断は下せないのでしょうが…。

"That's me!" と感嘆符が付くように元気良く答えたのなら、「はいはい、僕でーす!」という感じになるのかもしれませんが、このチャンドラーのセリフは、一瞬、間(ま)があって、自分に言い聞かせるように言っていたので、「あ、あれは俺のことだったんだ、忘れてたよ、行かなくちゃ。」って感じでしょうかねぇ?
That's me. は「それは私だ。」ということなので、今、話題に上がっている人が自分であった場合に、「あなたがおっしゃっている人物、それは私のことです。」という返事で使います。
こういう使い方は、
フレンズ2-6その8フレンズ2-12その12 に出てきました。
また、何か自分に関することを人に言われた場合に、「だって、それが私なんだもん。しょうがないじゃん。」という開き直りの言葉として使うこともありますね。
フレンズ1-17その4 にその例が出てきます。
私も英文を書くときにそんな風に開き直ることが時たまあります(笑)。

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posted by Rach at 16:35| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする