2017年06月30日

俺はみんなの欠点を受け入れてるのに フレンズ1-3改その28

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14:24
(CHANDLER LIGHTS A CIGARETTE)
チャンドラーがタバコに火をつける。
みんな: Oh, hey, don't do that. Put that out! Come on! (あぁ、ちょっと、そんなのやめてよ。それ(タバコ)の火を消してよ。ちょっと!)
レイチェル: It's worse than the thumb. (親指より(たちが)悪いわ。)
チャンドラー: Hey, this is so unfair. (おい、こんなの、すごく不公平だよ。)
モニカ: Oh, why is it unfair? (まぁ、どうして不公平なの?)
チャンドラー: So I have a flaw! Big deal! Like Joey's constant knuckle-cracking isn't annoying? And Ross, with his over-pronouncing every single word? And Monica, with that snort when she laughs? I mean, what the hell is that thing? I accept all those flaws. Why can't you accept me for this? (確かに俺には欠点がある! それがどうした![そんなの大したことじゃない!] 例えば、ジョーイがずっと指の関節を(ポキポキ)鳴らしてるのってうっとうしくない? それからロスには、単語の一語一語を大げさに発音する癖があるだろ? それからモニカには、笑う時に鼻を鳴らす癖があるだろ? ありゃ一体何なんだよ? 俺はそういう欠点をすべて受け入れている。どうしてお前らはこの(タバコの)件で俺を受け入れられないんだよ?)
(UNCOMFORTABLE SILENCE)
居心地の悪い[気まずい]沈黙。

フィービーのソーダ缶に親指が入っていた話の後、チャンドラーはタバコに火をつけています。
それを見てみんなが口々にやめろといい、レイチェルは「親指(the thumb)よりも悪い」と言っています。
缶の中に人の親指が入っていた話よりも、今チャンドラーがタバコを吸っている方がたちが悪い、嫌だ、と言っていることになります。

みんなに責められたチャンドラーは「こんなの、ものすごく不公平だ」と言います。
flaw は「欠点、欠陥、弱点」ですから、I have a flaw! は「(そりゃ確かに)俺には欠点がある!」と認めている感覚。
big deal は元々「一大事、大したこと、重大なこと」という意味で、no big deal の形で「大したことじゃない、重要じゃない」という意味で使われるのですが、no のない形の big deal だけでも、反語的に「大したことじゃない! (みんなが騒ぐような)おおごとじゃない!」という意味で使われることがよくあります。

LAAD (Longman Advanced American Dictionary) の big deal の項目では、no big deal が2番目に出ていて、1番目の語義が以下のように出ています。
big deal : said when you do not think something is as important as someone else thinks it is
例1)Anyway, he gave me a raise of 50 cents an hour. I mean, big deal.
例2)What's the big deal? It's only a birthday, not the end of the world.

つまり「誰か他の人が考えるほど何かが重要ではないと自分が思っている時に使われる」。例文1は「とにかく、彼は俺の時間給を50セント(今日のレートで約56円)アップしてくれたんだ。まぁ、”大した話”だよな[ちっとも大したことないけどな]」。
例文2は「何が(そんなに)おおごとなんだ? ただの誕生日で、世界の終わりじゃないんだぞ」。

例文1は「たった56円ほどの昇給って、そんなの昇給のうちに入らない」という気持ちが入っていますし、例文2は、恐らく誕生日を迎えて一つ年を取ったと落ち込んでいる相手に対して、「世界の終わりじゃあるまいし、そこまで気にするようなことじゃない」と言っている感じですよね。

no のない Big deal! が「大したことじゃない」という意味で使われるのは、「そりゃあもう”おおごと”だよね」「とんだ”おおごと”だよな」と、ことさら強調して皮肉ったニュアンスか、あるいは例2の What's the big deal? 「何がおおごとなんだよ?(何もおおごとなことないじゃないか)」というニュアンスかのどちらかなのだろうと思います。
Big deal! と言った場合は、それをそのままの「重大なこと」という意味で使う場合もありますし、それを反語的に使って「そんなの全然大したことじゃない。おおごとじゃない」と皮肉っぽく使う場合もあるわけですが、それは、本人の言い方や表情、前後の文脈から判断することになるわけですね。
今回のセリフは、「あぁ、確かに俺には欠点がある。でもそれがどうしたっていうんだ? そんなに大騒ぎするようなことか?」という反語的ニュアンスで、Big deal! と言っていることになるでしょう。

ちなみに、LAAD の big deal の語義の3番目に以下のものが出ていました。
an important or exciting event or situation
例)This audition is a big deal for Joey.

つまり「重要な、またはわくわくする出来事(イベント)または状況」。例文は「このオーディションはジョーイにとって大きな出来事(ビッグ・イベント)だ」。
「フレンズ」のジョーイは俳優なので、この後のエピソードでオーディションの話がよく出てくるのですが、この例文は何だか「フレンズのジョーイ」をイメージして書かれたもののような気がして、ちょっと嬉しかったのでご紹介してみました(^^)

「俺には確かに欠点があるが、それがどうしたっていうんだよ?」みたいに言った後、チャンドラーはフレンズたちの癖を順番に挙げていきます。
knuckle-cracking 「指の関節をポキポキ鳴らすこと」。
annoy は「(人)をイライラさせる、悩ませる」という他動詞で、annoying は「人をイライラさせる」ということから「うっとうしい」という意味の形容詞として使われます。
ですから、Like 以下は、「例えば、ジョーイのコンスタントな(ひっきりなしの)指関節ポキポキ鳴らしは、うっとうしくない?」という意味になります。

その後、And Ross, with his 名詞 (動名詞). And Monica, with that 名詞 という文が続きますが、それらの with は、「その人物は、こういう癖を伴って(ともなって)いる」という感覚だろうと思います。
「ロス、〜をともなっている」ということですから、自然な日本語にすると、「ロスには、こういう癖があって」のような感じですね。

over-pronouncing every single word は「一字一句を大げさに発音すること」。
every single は「あらゆるひとつ」ということですから、「一つひとつ」「いちいち一語一語すべて」のように、every を強調する感覚。
snort は動詞で「鼻を鳴らす」という意味ですが、ここでは with that snort と that 「あの」がついているので「鼻を鳴らすこと、荒い鼻息」という名詞になります。
「そしてモニカは、笑う時のあの鼻鳴らしがあるだろ?」という感じで、その後、I mean, what the hell is that thing? と言っています。
the hell は強調語で、「ありゃ一体全体、何なんだよ?」みたいなニュアンスとなり、そのモニカの snort をあきれて非難する気持ちが出ています。

ジョーイ、ロス、モニカの欠点を挙げた後、「俺はそれらの(お前らの)欠点を受け入れている。(なのに)どうしてお前らはこの件で俺を受け入れることができないんだ」と言うので、みんなも言い返すことができず、気まずい沈黙が流れることになります。


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posted by Rach at 13:39| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月28日

5本全部集めよう フレンズ1-3改その27

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13:58
(PHOEBE OPENS THE CAN AND REACTS)
フィービーはソーダの缶を開けて、反応を示す。
フィービー: Huh! (は!)
(CUT TO CENTRAL PERK)
セントラルパークに画面がカット。
ロス: A thumb? ((1本の)親指?)
(PHOEBE NODS)
フィービーはうなずく。
みんな: Eww! (うぇ〜!)
フィービー: I know! I know, I opened it up and there it was, just floating in there, like this tiny little hitchhiker. (そうなの! そうなのよ、私が缶を開けたら、その中にそれがただ浮かんでいたの、ほら、ちっちゃなちっちゃなヒッチハイカーみたいに。)
チャンドラー: Maybe it's a contest, y'know? Like "Collect all five." (多分、それはコンテスト(競争)だよ、だろ? 「5本全部集めて」みたいな。)
フィービー: Does, um, anyone wanna see? (あの、誰か見たい?)
みんな: Nooo! (いらないよ!)

リジーが去った後、フィービーは缶を開けるのですが、なにやらチャポンと音がして、フィービーは缶の中を見て、Huh! と言っています。
缶の中は見せずに、すぐに画面はコーヒーハウスのセントラルパークにカットして、ロスが嫌そうな顔をしながらフィービーの持っている缶を指さし、"A thumb?" と言うので、中には「親指(が1本)」入っていたことがわかるという仕組みです。
そんなものが入っていたわりには、当事者のフィービーは意外と平然としていて、うんうんとうなずくのですが、聞いているフレンズたちの方が、Eww! と嫌そうな声を上げています。
Ew! というのは「嫌だ! 気持ち悪い!」という時に使われる言葉。

フィービーはその親指を見つけた時の様子を語っています。
缶を開けたらそこに浮かんでいた、と言うのですが、例えとして、like this tiny little hitchhiker と言っていますね。
tiny も little も「小さな、ちっちゃな」という意味で、二つ重ねることで「小さな小さな、ちっちゃいちっちゃい」と実に小さいことを強調している感覚になります。
hitchhiker は日本語にもなっているように「ヒッチハイカー」ですね。
ヒッチハイカーは、道行く車に乗せてもらうために、親指を立てて合図しますが、その親指を立てるイメージで、缶の中で小さなヒッチハイカーが親指立ててるみたいな感じだった、と表現していることになります。
それを聞いてモニカも嫌そうにひどく顔をしかめています。なんて表現するのよ、というところでしょう。

その次のチャンドラーのセリフが実にチャンドラーっぽいですね。
contest は「コンテスト」で、a beauty contest なら「美人コンテスト」ですが、今回のセリフでは人と競い合うものという意味の「競争」のニュアンスで考えると良いでしょう。
collect は「集める」、名詞形の collection は「コレクション」として日本語になっていますね。
"Collect all five" は「5つ全部集めろ」ということですから、商品についているシールやおまけを5種類全部集めて応募したら何かが当たる、という懸賞のイメージですね。
親指は5本の指のうちの1本ですから、5本の指を全部集めたら賞品がもらえるとかじゃないの? とチャンドラーはジョークを言ってみせたことになります。

フィービーはその缶をまだ手に持っていて「誰か見たい?」と言いますが、みんな嫌がっていますね。
缶の中に親指が入っていたというのは、工場で製品製造中に手作業をしていた人の親指が巻き込まれたみたいな事故なのでしょうね。
製造過程で異物が混入して自主回収みたいなニュースは最近でもよくありますが、それが親指?! というところが、コメディーっぽい部分だといえるでしょう。

ちなみに、今回のエピソードの英語タイトルは、The One With the Thumb つまり「親指の話」となっています。
このエピソードの最初の方で「親指と人差し指を広げた長さが、その男性のあの部分の長さと同じ」という話が出てきて、その後、「アランの指の長さ見た?」みたいにまた thumb ネタが登場していましたが、ここで「缶の中に a thumb が浮かんでいた」という風にまたまた親指が登場したことになりますね。
同じネタではなく、違う方面で a thumb が二回出てきた、という意味で、今回のエピソードが The One With the Thumb となっているのも納得、というところですね。


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posted by Rach at 17:34| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月26日

本当にプレッツェルいらないの? フレンズ1-3改その26

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12:48
(CUT TO CHANDLER'S OFFICE BLOCK)
チャンドラーのオフィスのブロックに画面がカット。
(CHANDLER LOOKS ROUND, THEN OPENS HIS DESK DRAWER AND TAKES A PUFF OF A CIGARETTE. THEN HE SPRAYS AROUND SOME AIR FRESHENER AND TAKES SOME BREATH SPRAY. HE TYPES FOR A MOMENT. THEN HE OPENS THE DRAWER AGAIN AND TAKES ANOTHER PUFF. NOT PAYING ATTENTION, HE SPRAYS THE BREATH SPRAY AROUND THE ROOM, TAKES A SQUIRT OF AIR FRESHENER AND GAGS)
チャンドラーはあたりを見回す。それからデスクの引き出しを開け、タバコを一服吸う。それから消臭スプレーをあたりにスプレーし口臭予防スプレーを摂取する[自分の口にかける]。彼はしばらくタイピングしている。それからまた引き出しを開け、もう一回タバコを吸う。不注意で、彼は部屋に口臭予防スプレーをまき、消臭スプレーの噴射を摂取し、おえっとなる。
13:47
(CUT TO PHOEBE AND LIZZIE AT A SODA STAND)
ソーダスタンドにいるフィービーとリジーに画面がカット。
リジー: Keep the change. (お釣りは取っといて。)
フィービー: Thanks, Lizzy. (ありがと、リジー。)
リジー: (TO PHOEBE) Sure you don't want a pretzel? ([フィービーに] ほんとにプレッツェルはいらないのかい?)
フィービー: No, I'm fine. Thanks. (いいえ、大丈夫よ。ありがと。)
リジー: (LEAVING) See ya. ([立ち去りながら] じゃあね。)

高層ビルを下から映して、パーティションで仕切られたチャンドラーのオフィスに画面がカットします。
チャンドラーは大きなビルで働いていることがわかる描写ですね。
約1分ほどセリフなしの状態ですが、フレンズでこんなに無セリフ状態が続くのは大変珍しいです(まだ 1-3 ですが、これ以降のエピソードでも、なかなかこんなに長いのはありません)。
チャンドラーの行動が笑いを誘う仕組みになっていますが、このような動作を描写するネットスクリプトのト書きには学べる部分も多いので、表現を見ていきましょう。
今回のエピソードで、ジョーイのタバコの演技に付き合った時に、禁煙していたはずのタバコを吸ってしまい、また喫煙者に戻ってしまったチャンドラーは、PCに入力しながら、引き出しの中に入れてあるタバコをこそこそ吸っています。
チャンドラーはスプレー状のものを2つ持っており、大きな缶スプレーは air freshener、「空気をフレッシュにするもの」つまり「消臭スプレー」、小さな方は breath spray、「息のスプレー」すなわち「口臭予防スプレー」ですね。
タバコを吸った後、臭いで周りに気づかれないように、消臭スプレーをまいて、ミニ扇風機でスプレー効果を広げた後、自分の口にもブレススプレーをシュッシュしています。
not paying attention というのは「注意を払わずに」。
口にスプレーするはずの口臭予防スプレーを部屋にまき、部屋にまくはずの消臭スプレーを間違って自分の口にスプレーしてしまうという間違いを犯し、部屋用のスプレーを飲んでしまったことで、チャンドラーは口をヘの字にして、おえっ! となってしまっているわけですね。
さっき使っていたミニ扇風機で自分の口をあおいでいるのにも笑えます。
ト書きの最後の gag は、過去記事、gagの動詞の意味 フレンズ1-2改その24 にも出てきました。
そこでは、"Dr. Farber, Jason Greenspan's gagging." 「ファーバー先生、ジェイソン・グリーンスパンさんが、えずいてます[おえっ、となってます]」という形で使われていました。

チャンドラーがこそこそ隠れてタバコを吸っているシーンを映した後、カメラはまたフィービーとリジーの場面に戻ります。
大金をただでもらうのは気が引けるらしいリジーに、フィービーが「じゃあ、ソーダ1本おごって」と言ったため、そのソーダを買っているところですね。
Keep the change. は「お釣りはとっといて」。
今回のエピソードの過去記事、サタンのミニオンズが活動中 フレンズ1-3改その10 に出てきた、"What are you talking about? Keep it!" 「何言ってんだよ? その金は、とっとけよ[もらっとけよ]!」の keep と同じニュアンスになります。
keep は所有権がある人にそのものを返さず持っておく、という意味。
私が受け取るべきおつりだけど、それは返さずにあんたが持ってなさい、あんたがおつりを取っといていい、もらっといていいよ、という感覚ですね。
リジーはホームレスのようなので、普段はそんなことは言わないのでしょうが、今回は大金をもらったため、「お釣りはいらないよ、あんたがもらっときなよ」と太っ腹なことを言ってみた、一度そう言ってみたかった、というところなのでしょう。

Sure you don't want a pretzel? の文頭の sure は、Are you sure you don't want...? の are you が省略されたものと考えればよいでしょう。
「プレッツェルは欲しくない[いらない]っていうのは確かなの?[間違いないの?」」という感覚ですね。
sure なしの「プレッツェルはいらないの?」だけなら、ここで初めてプレッツェルの話を出した感じに聞こえる気がするのですが、「いらないっていうのは間違いないの?」のような Sure がついた言い方だと、すでに一度、「ソーダと一緒にプレッツェルもどうだい?」と尋ねたような印象を受けます。
そのソーダスタンドには、実際にプレッツェルも置いてあり、大金とソーダ1本では釣り合わないからリジーはそれも勧めた、でもフィービーは断った、その後、最後にもう一度、「プレッツェルはほんとにいらないのかい?」と念押しした感じが、この Sure you don't want...? に感じられる気がするということですね。

リジーの気遣いに対して「いいえ大丈夫よ、ありがと」と言って、フィービーはソーダだけを買ってもらいます。
カートを押しながらリジーは去っていきますが、「じゃあね」「さよなら、さらば」という意味の See you. を、リジーは See ya. (発音は”スィー・ヤ”)と発音しています。
口語ではこのように you を ya と発音することが多いですね。
そういえば、先週の目黒セミナーでも、I can't tell ya. や See ya. というセリフが出てきて、そんな説明をしたばかりでした(^^)


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posted by Rach at 15:43| Comment(2) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月23日

ソーダ買って貸し借りなし フレンズ1-3改その25

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12:28
リジー: No, no, I ha-I have to give you something. (だめだめ、私はあなたに何かをあげなくちゃ。)
フィービー: No, it's fine. You don't.... (いいえ、いいのよ。そんなことしてもらわなくても…)
リジー: Do you want my tinfoil hat? (私のアルミホイル帽子、欲しい?)
フィービー: No. 'Cause you need that. No, it's okay. Thanks. (いいえ。だってあなたはそれが必要でしょ。ううん、大丈夫よ。ありがと。)
リジー: Please. Let me do something. (お願いだよ。私に何かさせてよ。)
フィービー: Okay, all right, I'll tell you what. You buy me a soda and then we're even. Okay? (いいわ、わかった。じゃあこうしましょう。あなたが私にソーダを買ってくれて、それで貸し借りなしよ。いい?)
リジー: Okay. (いいよ。)
フィービー: Okay. (オッケー。)

フィービーから高額のお金をもらうことになったリジーは、「私はあなたに何かしなくちゃ」と言っています。
こんな大金をもらいっぱなしじゃ悪いから、何かお返しさせて、ということですね。
フィービーが言った You don't... というのは、You don't have to ということで、「お返しなんかしてくれなくてもいいわ」のように、「〜する必要はない」ことを言っていることになります。

tinfoil は「アルミ箔、アルミホイル」。
日本語では「ホイル」と言いますが、英語の発音は「フォイル」で、「金属の薄片、箔(はく)」を意味します。
金箔(きんぱく)なら gold foil ですね。
アルミはアルミニウムのことなので、アルミニウムの英語である aluminum (英語の発音はアルーマナムでルにアクセント)を使って、aluminum foil とも表現されますが、今回のように tinfoil と呼ぶこともあるようです。
tin は金属の「錫(すず)」のことなので、厳密に訳すと「すず箔」ということになりますが、いわゆるアルミ箔であるという理解で問題ないでしょう。
tin には「ブリキ」という意味もあり、「オズの魔法使」に出てくるブリキ男は英語では Tin Man と呼ばれていました。

参考までに、英英辞典でのそれぞれの定義を見ておくと、LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
tinfoil : thin shiny metal that bends like paper and is used for covering food (SYN: aluminum foil)
aluminum foil : a very thin sheet of shiny metal that you wrap around food to protect it

tinfoil は「紙のように曲がる、薄くて光る金属で、食べ物を覆うのに使われる」。
aluminum foil は「光る金属の非常に薄いシートで、食べ物を保護するために食べ物を包む」。
どちらも「食べ物を包む、薄くて光る金属」ということですから、指しているものは同じですね。

あなたはそれが必要でしょ、あなたにとって大切なものでしょ、のようにフィービーは言って、帽子をもらうのを断っても、リジーはまだ訴えています。
Please. というのは「どうか、お願いだから」という懇願のニュアンス。
Let me do something. は文字通り「私に何かさせて」ということ。
もらういわれのないものをただでもらっても落ち着かないというところは、フィービーもリジーも似た者同士なのでしょうね。

I'll tell you what. を直訳すると「私は今からあること(これからすべきこと)を言うわ」という感覚で、「じゃあこういうのはどう? じゃあこうしましょうよ」のようなニュアンスになります。
その内容は「あなたが私にソーダを1つ買って、それで私たちは even である」ということ。

even の基本語義は「平らな、平坦な」で、類義語は flat になります。
「均一な」という意味から、「対等の、互角の」という意味にもなるので、今回の we're even は「貸し借りなし、おあいこ」という意味になります。
LAAD では、
be even : (informal) to not owe someone something anymore, especially money
例)If you pay for my ticket, we'll be even.

つまり、「もはや誰かに何かを借りてはいない、特にお金を」。例文は「もし君が僕のチケット代を払えば、それで僕らは貸し借りなしになる」。

「お礼に何かさせて」と言われて、「じゃあソーダを1本買ってもらってそれでチャラにしましょ」とフィービーは言ったわけですね。
1,000ドル(+フットボール・フォン)とソーダ1本では、金額的にはイーブンとは言えませんが、リジーの気が済むようにさせてあげるための優しい提案で、リジーもそれを受け入れることになります。


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posted by Rach at 15:34| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月21日

AEIOU 時々Y フレンズ1-3改その24

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11:55
(CUT TO A STREET WHERE LIZZIE IS RESTING. PHOEBE WALKS UP TO HER)
リジー(という女性)が休憩している通りにカット。フィービーは歩いてリジーに近づく。
フィービー: Hey, Lizzy. (はーい、リジー。)
リジー: Hey, Weird Girl. (はーい、変な女[変な娘]。)
フィービー: I brought you alphabet soup. (あなたにアルファベットスープを持ってきたわ。)
リジー: Did you pick out the vowels? (母音は抜いてくれた?)
フィービー: Yes. But I left in the Y’s. 'Cause, y'know, "--sometimes Y." And I also have something else for you. (SEARCHES IN HER PURSE) (ええ。でも Y は残したわ。だってほら「…時々 Y 」って言うでしょ? それであなたのために[あなたにあげるための]別のものもあるの。[自分のバッグの中を探す])
リジー: Saltines? (ソルティーンズ?)
フィービー: No, but would you like a thousand dollars and a football phone? (違うけど、あなたは 1,000ドルとフットボール・フォン欲しい?)
リジー: What? (OPENS THE ENVELOPE PHOEBE HAS GIVEN HER) Oh, my God! There's really money in here. (何だって? [フィービーがリジーに渡した封筒を開ける] なんてこった! この中には本当にお金が入ってる。)
フィービー: I know. (そうね。)
リジー: Weird Girl, what are you doing? (変な女、何やってる?[何をたくらんでる?])
フィービー: No, I want you to have it. I don't want it. (いいえ(何もたくらんでないわ)、私はあなたにそれを持っていてもらいたいのよ。私は欲しくないの。)

フィービーは通りにいるホームレスらしき女性に「はーい、リジー」と挨拶しています。
フィービーよりも随分年齢が上だと思われるその女性は、Hey, Weird Girl. と返していますね。
weird は「変な、妙な、奇妙な」という意味。
セリフなどの口語に頻出の形容詞で、普段は電話してこない フレンズ1-1改その2 でも、"... which is very, very weird, because... she never calls me." 「それってすっごくすっごくヘンなんだよな。だって… 俺の母親は俺に(普段は)電話してこないから」というセリフで登場していました。
DVD英語字幕では、Weird Girl のように大文字表記になっていましたので、固有名詞、つまり、あだ名ということですね。
いつもそう呼ばれているのでしょう、そのあだ名に動じることなく、フィービーはリジーに「あなたにアルファベットスープを持ってきた」と言ってそれを手渡します。
alphabet soup は、ABC などのアルファベットの形のパスタが入ったスープのこと。
こういうものは、Google 画像検索などで調べてみるのが一番手っ取り早いですね。
実際に alphabet soup で画像検索してみると、オレンジ色のスープに英文字のパスタが入ったものがたくさんヒットします。
文字であることから、スープの表面またはスプーンの中で、意味のある単語に並べてみたという画像も結構多いです。

vowel は「母音」。子音は、consonant になります。
pick out は「選び出す、取り出す」で、今回はスープの中に入っている母音を取り出す、ということなので、母音を抜く、はずす、ということ。
leave in は「〜をそのままにしておく、中に入れたままにしておく、中に残しておく」。
the Y's は「Yの形になっているパスタたち」という複数形。
このように文字や数字を複数形にする場合には、-’s とアポストロフィーをつけるのが原則ですが、近年はアポストロフィーをつけない形もよく見かけます。

「母音は抜いてくれた?」と言われて、「ええ、でも Y(たち)は残したわ」と言った後のセリフ、'Cause, y'know, "--sometimes Y." について。
sometimes Y は「時々 Y 」ということですね。
英英辞典で、母音の意味の vowel という単語を引くと、その語義説明に、sometimes y というフレーズが出てきます。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
In English the vowels are a, e, i, o, u, and sometimes y.
と説明してあります。
つまり「母音は、英語では、a, e, i, o, u そして時々 y である」。
story や type などの単語では、「リーのイ」「タイのアイ」などで y が母音として使われていますよね。
学校で子供が言葉や文字について学ぶ際にも、このフレーズはよく使われるようで、辞書に載っていたり学校で習ったりするようなそのお決まりフレーズをフィービーは使ったということになります。
a, e, i, o, u の母音は抜いたけど、Y は「時々 Y」っていうくらいで、時々しか母音にならないから、完全な母音じゃないってことで残したわ、みたいなことですね。
「母音は抜いといて欲しい」という不思議なこだわりも一つ笑いのポイントでしょうが、フィービーはそのリクエストに素直に答えつつも、Y はどっちにも使えるからと残した、という細かい話をしているという面白さにもなるでしょう。
脚本的に言うと、sometimes Y という言葉を何かのオチに使うために、アルファベットスープを小道具として使ったのかな、という気がします。

saltines は「塩がまぶしてある薄いクラッカー」のこと。
LAAD にも以下のように出ています。
saltine : a type of cracker (=thin hard dry bread) with salt on top of it
つまり「表面に塩がついているクラッカー(薄くて固くて乾燥したパン)の一種」。
これもさっきのスープと同じで、画像検索でその姿を見てみるのが一番わかりやすいですね。
ORIGINAL Saltines と書かれた箱もあれば、ORININAL PREMIUM SALTINE CRACKERS と書かれた箱もあります。
クラッカーは正方形で小さな丸い穴が規則的にあいており、表面に塩がまぶしてあります。
リジーが「ソルティーンズ?」と尋ねたのは、スープの上に浮かべたり、スープに浸したりして食べるイメージなのかなぁ? と思ったりするのですが、、。

フィービーは「1,000ドルとフットボール・フォン欲しい?」と言って、封筒に入ったお金と電話を渡します。
これはアランが登場する前にフィービーが説明していた、銀行からもらったお金とお詫びの品ですね。
フィービーはこういうのを「もらっとく」のがかなり嫌らしく、友人らしきこの女性に譲ってしまおうと思っていることがわかります。
封筒の中に言った通りの高額なお金が入っているのを確認して、リジーは驚き、what are you doing? と言っています。
直訳は「あなた、何してるの?」ということですが、そんな大金を「あなたにあげるわ」とあっさりあげてしまうことがリジーには理解できず、「何やってんだよ、何たくらんでんだよ、あんた?」みたいに言ったわけですね。
フィービーはそれをもらった経緯を説明することなく、ただ「あなたにそれを持っていてもらいたい。私はそれを欲しくない」と言うことになります。


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2017年06月19日

目黒セミナー終了しました!

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東京・目黒での『「海外ドラマDVD英語学習法」体験セミナー』が、昨日、6月18日(日)に無事、終了いたしました。
拙著の出版元であるCCCメディアハウスの公式サイトでのセミナー告知ページはこちら(↓)
英会話が劇的に上達する!! 海外ドラマDVD英語学習法
本を買って、体験セミナー6/18(日)に参加しよう!


今回のセミナーは私にとって通算で9回目のセミナーで、東京でのセミナーとしては 2014年10月12日・13日以来、およそ 2年8か月ぶりとなります。
この目黒セミナーは、都内16店舗の書店との連動キャンペーンによるもので、キャンペーン実施書店で書籍をお買い上げ下さった方を抽選でご招待するというものでした。
また、キャンペーンより以前に拙著をお買い上げ下さっていた方には、セミナー受講料として当日 1,500円をお支払いいただくという方法も取らせていただきました。
その二つの方法で申し込んでいただいた方の中から抽選で40名様をご招待したのが今回の目黒セミナーになります。
どちらの申し込み方法にもたくさんのご応募をいただけたこと、本当に光栄で、心より感謝しております。
抽選で外れてしまった方には、誠に申し訳ございませんでした。

そして、昨日の目黒セミナーにご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。
セミナー終了後には雨が降っていましたので、お帰りは大変だったことと思います。
たくさんの方にご参加いただけて、私の学習法を体験していただけたこと、本当に嬉しかったです♪

拙著で私がおすすめしている Rach流DVD英語学習法(レイチ・メソッド)の「はしょる3段階」を実際に体験していただく趣旨になっていますが、以前のセミナーに比べると、最近のセミナーでは「学習法を口頭で説明する時間」はできるだけ短くして、「とにかく実際にやってみて、各段階の内容と効果を体感していただく」ということをメインにしています。
本ではかなり詳しめに学習法の進め方を説明させていただいていますが、実際に DVD などを買ってきて、それをそのやり方で見てみようと思っても、また時間のある時にゆっくり、、、となってしまう方もかなりおられるのではないかと思います。
こんな風に行いますというのを実際にデモとしてお見せすることで、第1段階の「テスト」、第2段階の「答え合わせ」、第3段階の「調べる」という行為の意味を実感していただきやすいと思うのですね。

第3段階の「調べる」という部分については、ネイティブが見ている娯楽作品を英語教材として使っているということで、どうしても難しい部分は出てきます。
セリフのような口語に頻出する「単語の省略」なども解説させていただきましたが、そのような海外ドラマ頻出英文法については、拙著「読むだけ なるほど! 英文法」でまとめさせていただいていますし、このブログでも「シーズン1改」として、シーズン1 の詳しい解説も現在行っておりますので、今回のセミナーを機に「フレンズ」を使って学習してみたい! と思って下さった方に参考にしていただけると嬉しいです。

拙著の出版元であるCCCメディアハウスの公式サイトでは、セミナー当日の報告記事がアップされていますので、併せてお読みいただけると幸いです(↓)
「海外ドラマDVD英語学習法」体験セミナー参加者の声

ネイティブの笑い声と一緒に笑うというのはどういうことか、何がわかれば一緒に笑えるのか、などを中心に、セリフの面白さを一緒にいる皆さんと共有できたことは、本当に幸せなことでした。

セミナーの最後にご質問をお受けしたのですが、終了時間を大幅にオーバーするほど、たくさんの方が熱心にご質問下さったこと、本当に嬉しかったです。
皆さんの英語に対する熱意が強く伝わる瞬間であり、ブロガーとして、著者として、セミナー講師として、次はこうしよう! というヒントをたくさんいただける時間でもあります。

セミナー終了後には、サインを求めていただき、多くの方と直接お話させていただくことができましたのも、とても楽しく幸せな時間でした♪
今回のセミナーを大きな原動力として、これからも「海外ドラマDVD英語学習法」の楽しさと素晴らしさを頑張って伝えて行きたいと思います。
お忙しい中、ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました!<(_ _)>

170618東京セミナー.jpg


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posted by Rach at 13:14| Comment(8) | セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月15日

ブログ12周年

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2005年6月15日に開始したこのブログ、今日で12周年を迎えることができました!
12年間、このブログを続けることができましたのは、ずっとこのブログを読んで下さり、応援し続けて下さった、読者の皆様方のお蔭です。本当にありがとうございます!
こうして12周年を迎えた今日も、ブログランキングの上位にいさせていただけていること、本当に嬉しいです。
ランキングクリックで応援していただいて下さっている皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです。

ブログ11周年以降のこの1年間の大きな出来事としては以下のものがありました。

・2016年7月22日 大阪府枚方市の枚方T-SITE(枚方 蔦屋書店)でセミナー開催。
・2017年2月5日 京都・四条の NHK文化センター京都教室でセミナー開催。
・2017年6月7日 『日経WOMAN』(2017年7月号)の英語特集で私の英語学習法が紹介されました。

このように、2回のセミナーとメディア掲載という嬉しい出来事が続いた1年間でしたが、2016年9月12日に、フレンズのファイナル(最終話 フレンズ10-18)に到達したことは、ブロガー Rach にとって、本当に大きな出来事でした。
ファイナル到達後は、最初の「フレンズ シーズン1」に戻り、現在は「シーズン1改」として、ゆっくりじっくり解説しているところです。

ファイナルに近づくにつれ、「ファイナルに到達したら、もう一度シーズン1 に戻って、抜けていた部分を埋めるような詳しい記事を書きたい」という思いが強くなっていました。
ですが、また振り出しに戻るような形を取ることを、読者の皆様が受け入れて下さるかどうか、私にはわかりませんでした。
実際に「シーズン1」を始めてみると、ファイナルシーズン近くを解説していた頃よりもブログのアクセスは増えており、たくさんの方が私の選んだ道を認めて下さったことがわかりました。
私がやりたいと思ったことだけを自由にやっているこのブログ、それを今の多くの方に読んでいただけていることはとても嬉しく、ブロガー Rach は本当に幸せ者だと思っています。

2005年のブログ開始当初は、内容がスッカスカでしたし、シーズン3 の途中から、1エピソードの記事数を決めることでスピードアップしてからは「解説したかったけれど、記事数の関係でカットした」というセリフもたくさんあります。
ファイナルまで到達できたことで、今は早く次のエピソードに進むよりも、一つひとつのセリフを詳しく説明することに重点を置いています。
今のこのスローペースだと、生きて二度目のファイナル到達を迎えることはないと思うのですが、読んで下さっている方が確かにいる! と感じることができる限り、このブログを続けていきたいと思っています。

先週、『日経WOMAN』で学習法を紹介されるという嬉しいニュースがあったばかりですが、今週の日曜日 6月18日には、東京・目黒でセミナーが開催されます。
その後も、7月22日(土)京都、9月24日(日)東京・青山とセミナーが連続して決まっています。
2005年に、手探りでシーズン1 から始めたこのブログでしたが、12年後に再び シーズン1 を解説できていること、ブログを続けながら、セミナーやメディア掲載などで私が長年おすすめしてきた「海外ドラマDVD英語学習法」を広く知っていただくことができること、とてもとても嬉しく思っています。
12年前のブログ開始当初から変わることなく「シットコムで笑え! 海外ドラマ「フレンズ」英語攻略ガイド」というタイトルでブログを続けてきて、本当に良かったと今しみじみ思います。

海外ドラマで生きた英語を学ぶ楽しさとその効果を一人でも多くの方に伝えることができるよう、これからも全力を尽くします!
まずは3日後に控えた目黒でのセミナーを、精一杯頑張りますね♪
目黒セミナーへご参加の皆様、当日お会いできるのを心から楽しみにしております。

そして、ブログの読者の皆様、12年間本当にありがとうございました。
これからも引き続き、どうかよろしくお願いいたします!(^^)


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posted by Rach at 14:52| Comment(4) | 節目となる出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月13日

アランを1ガロン フレンズ1-3改その23

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11:35
モニカ: Can I ask you guys a question? Do you ever think that Alan is maybe... sometimes.... (あなたたちに質問していい? こんな風に思ったことない? アランって多分、時々…)
ロス: What? (何?)
モニカ: I don't know. A little too "Alan"? (わからないけど。ちょっと(過剰なまでに)”アラン”過ぎる]、って(思わない?)」
レイチェル: Oh, no. That's impossible. You can never be too "Alan." (そんなことないわ。そんなの不可能よ。”アラン”過ぎる、なんてことはあり得ないわ。)
ロス: Yeah, it's his, uh, innate "Alan-ness" that, that, that we adore. (そうだよ、彼の生まれながらの”アランであること[アランらしさ]”を僕たちは崇拝してるんだ。)
チャンドラー: I, personally, could have a gallon of Alan. (俺は個人的には[俺なら]1ガロンのアランがあってもいいくらいだよ[アランを1ガロン飲めるよ]。)

アランと一緒に試合に勝てて嬉しそうなフレンズたちに、モニカは言いにくそうに言葉を選びながら、A little too "Alan"? だと思わない? と尋ねています。
too には「あまりに〜すぎる」という「過剰」のニュアンスがありますね。
LAAD では、
too [adverb] : more than is needed, wanted, or possible, or more than is reasonable
つまり、「必要とされる、求められる、可能であるよりも多い、または妥当(適当・ほどほど)よりも多い」。

人が need, want する以上の量がある、という感覚で、悪い意味で使う場合には「過剰なまでに〜の度が過ぎる」「そんなにしなくてもいいのに、やりすぎ」というニュアンスが出ます。
今回もモニカが言いにくそうに言っていることからもわかるように、モニカは Alan という人が、あまりにも Alan 過ぎる、いかにも Alan って感じ、Alan っていうキャラが濃すぎる、みたいな意味で言っているように思います。
このエピソードの中では、実際のアランの言動はほとんど画面には出てこず、「アラン過ぎる」と言われても観客や視聴者にはピンとこないわけですが、それを絶賛しているフレンズたちの言葉だけからアランという人をイメージさせるというのが、今回のエピソードの演出の特徴でもありますね。
アランを気に入っているフレンズたちはその「アラン全開」な感じを気に入っていて、モニカはそれがあまり嬉しくないと思っていることがわかれば良いでしょう。

too "Alan" という表現を使ったモニカに対して、レイチェルは「そんなの不可能よ」と言った後、You can never be too "Alan." と続けます。
この you は話し相手のモニカではなくて、「一般の人」を指すニュアンスだろうと思います。
この部分、DVD英語字幕とネットスクリプトでは、You can never となっており、Netflix では、One can never となっています。
実際の音声は、You / One の部分はほとんど聞き取れないのですが、Netflix では「一般的な人」を表す one が使われていることからも、この you は「一般的な人」だと考えてよいということになるでしょう。

「人・人間は too "Alan" でいることは決してできない」というところで、それはつまり、too "Alan" なんてことはあり得ない、「悪い意味でアランが過剰、アラン過ぎる」なんてことは不可能、と言っているのだろうと思いました。
too の「(必要以上に、求める以上に)過多、過剰」というニュアンスを否定して「どんなに多くても、イヤってことにはならない、どんなに多すぎてもいい」ということをレイチェルは言っているのでしょうね。

innate は「持って生まれた、生来の、生得の、生まれながらの、天から授かった」。
adore は「あこがれる、崇拝する、敬愛する」。
ロスは興奮したように、that を何度も繰り返していますが、ロスのセリフをシンプルにすると、It's his innate "Alan-ness" that we adore. になりますね。
これは、We adore his innate "Alan-ness". という文の目的語を強調した形の強調構文になります。
「僕らは彼の生まれながらの”アランらしさ”を崇拝している」というのを「僕らが崇拝しているのは(何よりも)彼の生まれながらの”アランらしさ”なんだ」と表現したことになるわけですね。
モニカが too "Alan" のように、Alan っぽさが過剰であることに不満な様子なので、僕らは逆にその being "Alan" 「アランであること」(それを名詞化して "Alan-ness")が何より大好きなのに、と反論したことになります。

チャンドラーもロスに同意した様子で、俺なら have a gallon of Alan できる、のように表現しています。
gallon「ガロン」は液体の単位で、1ガロンは、約3.8リットル。
gallon と Alan はローマ字読みすると「ガロン」「アラン」になりますが、英語では、それぞれ最初の部分の ga- と A- にアクセントがあるため、後半の -lon と -lan はどちらもあいまい母音の発音になります。
また、gallon の ga- の a の音と、Alan の最初の A- の音は、cat の a の音(アとエの間のような音)で同じ発音になりますので、Alan の最初に g- を付けると、gallon と同じ発音になります。
よって、gallan, Alan は「ギャラン・アラン」( g +アラン・アラン)のようになり、韻を踏んだ状態になりますので、その発言の後、チャンドラーとロスが「お、今のは偶然、うまく韻を踏んでた! うまいこと言ったよね!」という風に顔を見合わせて喜んでいるわけですね。
「1ガロンのアラン、アランを1ガロン分」have する、のように言っていますが、それだけの量を「持つ」と考えることもできるでしょうし、また、「食べる・飲む」を意味する have と考えて、アランを 3.8リットル飲める、のように言っていると考えるのも自然だろうと思います。
ここでもまた、モニカ一人だけが「私には共感できないわ」という顔をしているのが面白いですね。


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2017年06月10日

目黒セミナー応募の方へ当落メールを送らせていただきました

6月18日(日)の目黒セミナーへの参加のお申込みは、6月4日(日)をもって締め切らせていただきました。
応募時にご登録いただいたメールアドレスに、昨日6月9日(金)までに、当落に関わらずメールでご連絡を送らせていただいています。
応募したにもかかわらず当落のメールが来ないという方がおられましたら、以下の要領でお問い合わせ下さいませ。

メールアドレス:webpresent@cccmh.co.jp
件名:「海外ドラマDVD英語学習法」体験セミナー

たくさんのご応募をいただけたこと、本当に光栄で、心より感謝しております。
抽選で外れてしまった方には、誠に申し訳ございませんでした。

セミナーは来週の日曜日となりました。
楽しく面白くためになるセミナーになるよう、精一杯頑張ります!
皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
どうかよろしくお願いいたします。


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posted by Rach at 10:22| Comment(0) | セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月07日

日経WOMANで紹介されました!

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今日6月7日(水)発売の『日経WOMAN』(2017年7月号)で、私の英語学習法が紹介されています。

『日経WOMAN』7月号の詳しい情報はこちら。
(公式サイト)日経WOMAN ONLINE : 日経WOMAN2017年7月号のご案内

Amazon ではこちら。
日経WOMAN2017年7月号
日経WOMAN2017年7月号

今月号の特集「ムダな時間もお金もかかりません! 忙しい働き女子の「0円」で英語が話せる!」の中で、
ポイントは「3度見」にあり! 英語ドラマDVDで、生きた英語がどんどん身に付く!
というタイトルで、p.80-81 のカラー見開きで、私の学習法をご紹介いただいています。

私が長年おすすめしてきた Rach流DVD学習法(この名前が長いので、最近は”レイチ・メソッド”と呼ばせてもらっています)の「はしょる3段階」を解説した記事となっていますが、掲載記事のタイトルでも「ポイントは「3度見」にあり!」とその部分を強調して下さっているのが、私としてはとても嬉しかったです。

日経WOMANプロフ.jpg

また、上の写真のように「人気英語ブロガー」と紹介していただけているのもとても嬉しく、いつもこのブログを応援して下さる皆様方のおかげと、心より感謝いたしております。
本当にありがとうございます<(_ _)>

今回『日経WOMAN』に掲載していただけたということは、私にとってとても深い意味があります。
拙著『海外ドラマDVD英語学習法』の p.14 にも書かせていただいたのですが、最初の子供が1歳の時(私が32歳の時)、『日経WOMAN』(2001年2月号)の英語特集でおすすめ作品として「フレンズ」が紹介されていたのを見て、私は英語のやり直し学習を始めました。

そのことについては、このブログの過去記事、私の英語学習歴(その2) にも書いています。
その記事を投稿したのは 2005年10月28日でした。
このブログを開始したのが2005年6月で、その4か月後にシーズン1 の解説が終わったので、それまであまり語っていなかった自分のプロフィールとして書いたものでした。
その過去記事で私は『日経WOMAN』(2001年2月号)について、
「私が英語を再度勉強しようと思ったきっかけは、間違いなくこの日経WOMAN」
「この特集を読んで、一気に「英語勉強し直したい、英語の資格を取りたい」と思ったのは間違いない」
「私の背中を押してくれた大事な本」
と書いています。
レイチ・メソッドを始めるきっかけとなった『日経WOMAN』で、このたび、そのレイチ・メソッドを紹介していただけることになったわけですから、ブロガー Rach として、こんなに嬉しいことはありません。
2001年2月号は、ずっと大事にとっていました。
私にとって「大事な2冊」となった、2001年2月号と2017年7月号を並べてみました♪

日経WOMAN2冊.jpg

今回、掲載していただけたことで、海外ドラマDVD英語学習法のメリットと楽しさを、一人でも多くの方に伝えることができたら、本当に嬉しく思います。
2001年の『日経WOMAN』を読んで「ドラマを使った英語学習、楽しそう♪ やってみたい!」と私が思ったように、今月号の私の記事を見て同じように感じて学習を始める方がいらっしゃれば、本当に本当に嬉しいなと思います。

日経WOMAN 関係者の皆様、掲載、ありがとうございました。
そして、このブログをいつも読んで下さり、応援して下さる読者の皆様に、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございます!

この学習法の楽しさと素晴らしさを感じていただけるような記事が書けるように、これからも頑張ります!

Rach からの嬉しいお知らせでした♪


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posted by Rach at 15:30| Comment(4) | メディア掲載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月05日

ひとつふたつ教えてやった フレンズ1-3改その22

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11:26
レイチェル: I mean, it-it was like, it was like he made us into a team. (つまり、アランが私たちをチームにしてくれた、って感じだったの。)
チャンドラー: Yep. We sure showed those Hasidic jewelers a thing or two about softball. (そうなんだ。間違いなく俺たちは、あのハシディック・ジュエラーズ[ユダヤ教ハシディズム派の宝石商]にソフトボールについて一つ二つ(いろいろ)教えてやったよ。)

it was like he made us into a team は「彼(アラン)が私たちを一つのチームにしてくれた、って感じだった」ということですね。
show someone a thing or two about... は、言葉上の意味としては「(人)に〜について、一つ二つ教えてやる」ということ。
「教える」という単語にはいろいろありますが、show は「”示して、見せて”教える」ことを指します。

LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、show ではなくて、know が使われた形が以下のように説明されています。
know a thing or two (about something) (informal) : to have a lot of useful information gained from experience
例)Coach Anderson knows a thing or two about winning.

つまり「経験から得られた有益な情報をたくさん持っていること」。例文は「コーチのアンダーソンは勝つということについて多くのことを知っている」。

a thing or two は直訳すると「一つか二つのこと」ですが、上のロングマンの語義を見ると、実際には「一つか二つの少しだけ」という意味ではなくて、a thing or two と言いながら、その実は a lot であることを暗に示していることになるでしょう。
know でも show でも、その a thing or two のニュアンスは同じでしょうから、あえて a lot と言わずに控えめに表現している、ということで、「一つ二つ教えてやったんだ」→「かなりのことを教えてやったよ」と言っていることになります。
今回のセリフでは、「あの Hasidic jewelers に、ソフトボールについていろいろと教えてやったよ」と自慢げに語っているわけですね。

最後の softball という部分ですが、これがジョークのオチにもなっているように思います。
過去記事、バッグス・バニーのような守備 フレンズ1-3改その21 の最初のト書きで、IN SOFTBALL GEAR 「ソフトボールの用具一式を持っている」と説明されていましたが、シーン最初のト書きで「ソフトボールと明言されていた」のは、後に出てくるチャンドラーのセリフから softball の試合をしていたことがわかったから、それをト書きに反映させているわけですね。
ただ、実際にこのエピソードを初見で見た場合には、「フレンズたちがしょげた様子で入ってきて、手には”野球”用具一式を持っている」のようにイメージする方が多いだろうと思います。
観客や視聴者は「フレンズたちは野球の試合をしてきたんだな」と思って、そのまま話を見ていると、チャンドラーのここのセリフで「ソフトボール」という単語が出てきたので、「野球じゃなくてソフトボール?!」とわかる感じのオチになっているのだろうということですね。
野球とソフトボールを比較すると、オリンピック種目でも、男子が野球、女子がソフトボールになっているように、ソフトボールにはどうしても女子のイメージが強いように思いますので、「野球かと思ってたら実はソフトボールだった」という「想像してたのと”ちょっぴり”違う面白さ」を醸し出していると思います。

Hasidic jewelers はソフトボールの対戦相手のを指すと考えられますね。
「そういう名前のチーム」ということだとそれで話は終わるのですが、調べているといろいろなことがわかってきたので、長くなってしまいますが、以下に Hasidic jewelers についての見解を書かせて下さいね。

jewel は「宝石」で、それに人を表す語尾 -er がついた jeweler は宝石に関わることをする人を意味しますから、宝石を作る人である「宝石職人、宝石細工人」や、宝石を売買する人である「宝石商、宝石商人」などの意味になります(綴りは、アメリカでは jeweler、イギリスでは jeweller)。

そして、Hasidic の方ですが、Hasidic というのはユダヤ教に関係する用語のようです。
Wikipedia 日本語版:ハシディズム
上のウィキペディアによると、ハシディズムは英語では、Hasidism や Hasidic Judaism と表記され、「超正統派のユダヤ教運動」を指す言葉だそうです。
Hasid という単語は、LAAD にも以下のように載っていました。
Hasid [noun] (plural: Hasidim) :
a member of a Jewish religious group who wear special clothes and believe in coming close to God through prayer
Hasidism [noun]

つまり、「特別な衣服を着用し、祈りを通じて神に近づくことを信じる、ユダヤ教の宗教グループのメンバー」。

上の語義の中の Jewish は「ユダヤ人の、ユダヤ教の」という意味で、Jew だと名詞で「ユダヤ人」を指しますね。
LAAD では、アルファベット順の単語の並びとして、Jew の次に jewel という単語が来ており、またその発音も jew「ジュー」の部分が全く同じ発音となります。
音的に Jew を連想させる jewel / jeweler を使って、「ユダヤ人のチームにありそうな架空のチーム名」を脚本上作った、という解釈がまずは考えられるのですが、、、ここで気になったのは、those Hasidic jewelers という字幕表記。

「架空のチーム名」であれば、jewelers の最初も Jewelers のように大文字になるような気がするのですが、DVD英語字幕は jewelers、ネットスクリプトは jewellers とどちらも単語の頭は小文字になっています(Netflix は全部大文字表記なので、大文字小文字の区別がつきません)。
また、those Hasidic jewelers のように、複数形の指示形容詞 those がついているのも、一つのチーム名としてではなく「jeweler たち」という「複数の人間」を意識したもののようにも思えるのですね。

そう思って、"Hasidic jewelers" という言葉で検索してみると、英語で書かれた本の文章中に Hasidic jewelers という言葉が登場していました。
架空のチーム名なら、フレンズの脚本にしか出てこないでしょうが、一般の本に出てきたことを考えると、この言葉は「ありそうなチーム名を作った」というよりは「(ユダヤ教)ハシディズム(派)の宝石商」のような意味で使っていると考えるべきかなと思います。

ユダヤ人というと、商才があり、大企業の経営者などビジネスで成功した人も多い、という印象がありますよね。
先ほど触れたように Jew と jewel の文字や発音が似ていることもありますし、高価なものを扱う宝石商は商才が発揮される職種でもありますから、Hasidic jewelers「ユダヤ人の宝石商」というのは、音的にも自然で、ユダヤ人の成功者としてイメージしやすい典型的な職種なのかなぁ、と思ったりもします。
Hasidic というユダヤ教の言葉が使われていることから、対戦相手がユダヤ人チームであった可能性は十分あると思いますが、その人たちが実際に「(ユダヤ教)ハシディズム(派)の宝石商」だったということではなく、「勝ち組、できるやつら、すごいやつら」の響きを持った対戦相手のイメージなのだろうと私は思いました。
いつもは勝てない自分たちが、アランのおかげで今回はそんな勝ち組にも勝ったんだよ、ということを強くアピールしている表現なんだろうと思った、ということですね。


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posted by Rach at 15:44| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月03日

目黒セミナー応募締切は4日、その後、抽選結果ご連絡となります

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キャンペーン書店にて拙著をお買い上げ下さった方から抽選で40名をご招待する、6月18日(日)の目黒でのセミナーですが、その応募申込の締切は、6月4日(日)24:00まで、となっております。
締切後、抽選を行い、6月9日(金)までに抽選結果をご連絡いたします。
既にお申込み下さった皆様には、結果ご連絡までお待たせすることになっており申し訳ありません。
結果のお知らせまで、今しばらくお待ち下さいませ。

目黒セミナーについては、以下の拙ブログ記事に詳細があります。
6月に東京セミナー開催します!

皆様にお会いできるのを今から楽しみにしております♪
締切が近づきましたので、一言ご連絡まで。


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posted by Rach at 12:13| Comment(0) | セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月01日

バッグス・バニーのような守備 フレンズ1-3改その21

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10:51
SCENE 5: CENTRAL PERK (MONICA ALONE. ENTER ROSS, RACHEL, CHANDLER AND JOEY, DEJECTEDLY, IN SOFTBALL GEAR)
シーン5: セントラルパーク(モニカだけがいて、そこに、ロス、レイチェル、チャンドラー、ジョーイが登場。落胆した[しょげた]様子で、ソフトボールの用具一式を持っている)
モニカ: Hi. How was the game? (はーい、ゲームはどうだったの?)
ロス: Well.... (えーっと…)
みんな: We won! Thank you! Yes! (俺たちが勝った! ありがとう! やった!)
モニカ: Fantastic! One question: How is that possible? (素晴らしいわね! 一つ質問。そんなことがどうしてできたの?)
ジョーイ: Alan. (アランだ。)
ロス: He was unbelievable! He was like that-that-that Bugs Bunny cartoon where Bugs is playing all the positions, right. But instead of Bugs, it was 1st base, Alan. 2nd base, Alan. 3rd base, Alan.... (彼は信じられないくらい素晴らしかったんだ! 彼はまるで、あの…バッグス・バニーのアニメみたいだった、バッグスが全部のポジションを守ってる、っていうやつ。でもバッグスの代わりにこうなってたんだ、1塁がアラン、2塁がアラン、3塁がアラン…)

セントラルパークに、ロス、レイチェル、チャンドラー、ジョーイが何だか元気のない様子で入ってきて、それぞれ手には、バット、グローブ、スパイクなどを持っています。
ネットスクリプトのト書きには、IN SOFTBALL GEAR と書かれているのですが、この gear は「(使う)用具・道具一式、一揃いの装備」という意味なので、ト書きの IN SOFTBALL GEAR は「ソフトボールの用具一式を持って、ソフトボールの装備の状態で」のように説明してあることになります。
「ソフトボール」と限定しているのは、後のシーンで softball という単語が出てくるからなのですが、それについてはまたその時に語ります。

みんなの入ってきた様子は「スポーツをした後、がっかりして帰ってきた」感じが出ていますし、モニカもその流れに合う形で「試合はどうだった?」と尋ねていますね。
モニカはみんなが試合に行ったのを知っていて、そう尋ねていることがわかります。
4人はしばらく沈黙していたのですが、ちょっと間をあけてから一斉に We won! と叫んでいます。
won は win 「勝つ、勝利する」の過去形ですから、We won! は「俺・私たちは勝った!」ということですね。

モニカは、ファンタスティックね! と褒めた後、「1つ質問。どんな風にしてそれが可能なの?」のように尋ねています。
「どうして試合に勝つことができたの?」というニュアンスですね。

ジョーイが「(勝てた理由は)アランだ」と答えた後、ロスはアランのすごさを語り始めますが、that-that-that と、どもった感じになっているところにロスの興奮具合がよく出ていますね。
cartoon はアニメのこと。
日本にも「カートゥーン ネットワーク(CARTOON NETWORK)」というアニメ専用チャンネルもありますので、cartoon という言葉がアニメを指すことをご存じの方も多いでしょうか。
日本のアニメや漫画が世界で人気となった今は、anime や manga で通じるようになりましたので、日本のアニメは anime と呼ばれることが多いですね。

Bugs Bunny は「バッグス・バニー」。
アメリカのアニメ「ルーニー・テューンズ(Looney Tunes)」シリーズに登場するウサギのキャラクター。
好物のニンジンを手に持っている、グレーと白のウサギで、このキャラクターは有名なので日本でも知っている方は多いでしょう。
"What's up, doc?" というのが口癖で、現在の吹替担当の山口勝平さんバージョンでは「どったの センセー?」といつも訳されています。
「ルーニー・テューンズ」のキャラクターたちの、イラスト入りのわかりやすい説明は、以下のワーナー公式サイトで。
【ワーナー公式】ルーニー・テューンズ

2013年に映画館のワーナー・マイカル・シネマズがイオンシネマに名称変更したのですが、ワーナー・マイカル・シネマズの頃は、映画が始まる前に、バッグス・バニーを始めとするルーニー・テューンズの仲間たちが映画鑑賞時の注意などを述べている映像がよく流れていたものでした。
「フレンズ」もワーナーですから、セリフにバッグス・バニーが出てきたのはワーナー繋がりとも言えますね(^^)

is playing all the positions は「すべてのポジションをプレーする」つまり「全てのポジションを担当している、守っている」ということ。
that Bugs Bunny cartoon where SV という形の where は関係副詞で、意味としては「バッグスが全ポジションを守ってるっていうバッグス・バニーのアニメ」ということになりますが、聞こえた順番に前からイメージしていくと、「あのバッグス・バニーのアニメ、そこでは(その中で)バッグスが全ポジションを守ってる」というニュアンスになるでしょう。
先に「あのバッグス・バニーのアニメ」と言っておいてから、where を使ってその内容を詳しく付け足している感覚です。
instead of は「〜の代わりに」なので、そのアニメではバッグスが全ポジションを守っていたけど、今回の僕らの試合では、バッグスの代わりにアランが全ポジションを守ってるって感じだった、と言っていることになります。
「1塁アラン、2塁アラン、3塁アラン」と言いながら、各ポジションを守っている様子を描写しているロスの動きが面白いですね。

「一人で全ポジションを守る」というのはいかにもアメリカのアニメでありそうな感じですが、これは「ありそうな感じ」だけではなく、実際にそういう作品が存在しており、ロスは、バッグス・バニーが一人で全ポジションを守るという Baseball Bugs(邦題:バッグスの野球狂時代)という作品のことを言及しています。
映画やドラマの作品データが掲載されている、Internet Movie Database にも載っていました。
IMDb: Baseball Bugs (1946)
上の IMDb の最初の説明にも、以下のように出ています。
Bugs plays every defensive position against the Gashouse Gorillas.
つまり、「バッグスは、ガスハウス・ゴリラズ相手に[と対戦し]、すべての守備位置(ポジション)を守る」ということですね。

この作品が収録されているDVDが、Amazon にありました。
ルーニー・テューンズ コレクション バッグス・バニー 特別版 [DVD]
ルーニー・テューンズ コレクション バッグス・バニー 特別版 [DVD]

Amazon にはジャケットの裏面の画像も載っているのですが、13作品が収録されている中で、「バッグスの野球狂時代」は、リストの一番最初に出ています。
ちなみに、ジャケット裏面にある、このDVDの宣伝コピーの英文がなかなか面白いですね。
全部大文字なので、読みやすく小文字表記にしてみますと、
Bugs Bunny in his most hare-larious 13 cartoons!
その hare-larious というのは「とても楽しい・愉快な、大笑いを誘う、爆笑させられる」という意味の形容詞 hilarious をもじったもの。
hare (発音は「ヘア」)は「ウサギ」のことで、rabbit よりも大きなものを指します。
ヒラリアスをヘアラリアスのように、ウサギにかけたダジャレにした感覚で、「最も笑える13のアニメのバッグス・バニー。バッグス・バニーの最も大爆笑な13作品」のようなキャッチコピーになっているわけですね。
各作品のタイトルでは、hare も rabbit もどちらも使われていますし(rabbit の方が数は多い)、バッグスは擬人化されたキャラクターなので、厳密にどちらかに分類されるわけでもないのでしょう。
上に紹介したコピーの場合はたまたま hare だどダジャレとして使えるから、、ということで hare になっているということでしょうね。

参考までに私もこの作品をレンタルして見てみました。
ロスが言っているのによく似たシーンが確かに出てきます。
DVD の 2:42 辺りからで、英語音声は以下のようになっています。

Catching, Bugs Bunny. Left field, Bugs Bunny. Right field, Bugs Bunny.
Pitching, Bugs Bunny. Third base, Bugs Bunny. Center field, Bugs Bunny.
First base, Bugs Bunny. Shortstop, Bugs Bunny. Second base, Bugs Bunny.


日本語字幕では、
捕手 バッグス 左翼 バッグス 右翼 バッグス
投手 三塁 センター
一塁 二塁 全部バッグス

のように訳されていました(文字数制限と、「全部」という言葉を是非入れたいからでしょうね、、ショート(shortstop)がない!)

「フレンズ」でのロスは、まるで忍者のようにポジションを素早く移動するかのようなしぐさをしていましたが、実際のバッグスのアニメでは、ずっとピッチャーの位置のバッグスが画面に映っているだけで、アナウンスで各ポジションがバッグスであることを言っているのみでした。
ロスがした動きのように、バッグスが各ポジションにささっと移動していたら面白いなぁと思ったのですが、残念ながら本家の方ではそういう動きはなかったということです。
ですが、Third base, Bugs Bunny のように順番にポジションを言っていくのと、「ポジション+名前」をとことん続ける「くどい」感じが、元ネタの「バッグスの野球狂時代」にそっくりだと思います。
アニメでは、その後、「バッグスが投げた球を受けるために、ピッチャーだったバッグスが急いでホームベースに走って行ってキャッチャーになる」という、「いかにもアメリカのアニメ」っぽいシーンも出てくるのが楽しいです。
ロスの「ポジションを移動するかのようなしぐさ」は、そのシーンのイメージから来ているのかもしれませんね。
1946年の古い作品で、きっと何度も再放送されているので、みんなこのシーンのことをよく知っているのでしょう。
試合でアランが大活躍したということの形容として、「バッグスみたいに全ポジションを守ってた、って感じだよ」と表現すれば、みんなの頭にはその作品が瞬時に浮かぶということなのでしょうね。


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posted by Rach at 16:38| Comment(4) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする