2018年11月16日

僕が言おうとしてたのはそれじゃない フレンズ1-7改その25

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18:56
[Ross upset after listening to what Rachel had to say, decides to go and confront Paolo. He walks over to where Paolo is standing.]
レイチェルが言わなければならなかったことを聞いた後、ロスは動揺し、パウロに対決しに行くことを決める。ロスはパウロが立っているところに歩いて行く。
ロス: Paolo, hi. (パウロ、やあ。)
パウロ: RRRRRROSS. (ロ〜ス。)
ロス: Listen, uh... Listen, um, something you should, should know. Uh, Rachel and I are... We're kind of a... kind of a thing. (ねぇ、聞いてよ、君が知っておくべきことがあるんだ。あの、レイチェルと僕は…… 僕らはその、なんていうか、シング(いい仲)なんだよね。)
パウロ: Thing? (シング?)
ロス: Thing. Yes, thing. (シング、そう、シングだ。)
パウロ: You have the sex? (君らはエッチしたの?)
ロス: No, no, um... Technically, the, the sex is not being had. But that's, uh... See, but that's not the point. See, um, the point is that, uh... Well, Rachel and I should be, uh... Well, Rachel and I should be together, you know? And if you get in the, um... (いや、いや、その、厳密にはエッチは行われていない。でもその… あぁ、ほら、それがポイント(大事なこと、言いたいこと)じゃないんだよ。ほら、ポイントは…その、レイチェルと僕は…ほら、レイチェルと僕は一緒になるべきなんだ、わかるだろ? そして君が入ってくると…)
パウロ: In bed? (ベッドに?)
ロス: No. Ha. No, not where I was going. Uh, if you get in the way, way of us becoming a thing, then, uh, I would be, well, very sad. Um. (Ross rubs his eyes.) (違う、ハハ、違うよ、僕が言おうとしていたのはそれじゃない。その、もし君が僕たちの道に入ってくると[僕たちの邪魔をすると]僕たちがいい仲になるのの邪魔をすると、僕はすごく悲しくなるだろうね。[ロスは自分の目をこする(泣く真似をする)]。)
パウロ: Oh, oh. (おぉ、おぉ。)
ロス: So do you, um... sa vech ay [ceviche]? (それじゃあ、君は… わかった?)
パウロ: Si, si. (うん、うん[わかる]。)
ロス: Si? Si? Okay.(わかったの? わかったの? よし。)
パウロ: Si. (うん。)

ロスはパウロに、Rachel and I are... We're kind of a... kind of a thing. と言っています。
過去記事、どうしてそんなに日焼けしてるの? フレンズ1-2改その27 で、
バリー: Yeah, well, uh, we're kind of a thing now. (あぁ、そのー、僕ら(僕とミンディ)は、今は、いい仲なんだ。)
というセリフが出てきました。
その記事でも解説しましたが、直訳すると「僕たちは、”ある(一つの)こと”って感じなんだ」のようになるでしょうか。
このような be a thing については、英英辞典などで意味や用例は載っていなかったのですが、「僕たち二人=一つのあること」という等式になるので、「二人は、一つのもの・ことになっている」→「僕たちはくっついて一つになっている」→「僕たち、そういう感じの仲なんだよ」のような意味だと考えれば良いと思います。

a thing というロスの説明を聞いて、英語があまりわからないパウロにも二人がくっついている的なイメージは湧いたのでしょう。
それで You have the sex? 「二人はエッチしたの?」とダイレクトにパウロは尋ね、到底そんな段階にはないロスはそれを否定するしかありません。

technically は「技術的には、厳密には、形の上では」のようなニュアンス。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
technically : according to the exact details of rules, laws etc.
つまり「規則や法の正確な詳細によると」。

ロスのセリフは「エッチの行為とされているような具体的なことは行われていない」というような感覚ですね。
the sex is not being had. は、We're not having the sex. を受動態にした「受動態の進行形」の形を取っており、直訳すると「そのエッチは今されていない・行われていない」のような感じになるでしょう。
まだレイチェルに気持ちを伝えてすらいないのに、「僕たちはエッチはまだなんだ」のように主語を we にしたくないという気持ちから、主語を明確にしない受動態で表現したのかな、と思います。

But that's not the point. The point is that... は「でもそれは重要なこと(ポイント)じゃない。重要なことは…」。
相手が言うことは大切な部分ではなく、今から自分が言うことがポイントなんだと言うための前振り。
何か大切なことを言いたい時に、The point is... という表現はよく出てきます。

ロスが、if you get in the way of... と言おうとしたら、先にパウロに、in bed? と言われてしまっています。
その後、ロスが言うように、本当は if you get in the way of us becoming と言いたかったのだとわかりますね。

英語は話せないはずなのに、get in bed 「ベッドに入る」のようなエッチ系の言葉だけはポンポン出てくることで、パウロはアメリカ人女性とたくさん遊んでいて、かなりのプレイボーイであろうことが想像できるでしょう。
その彼のカタコト英語に押されているようなロスが面白いです。

not where I was going. = (That's) not where I was going. で、「僕が行こうとしていた場所はそれじゃない」=「僕はそういう(方面の)話をしようとしていたんじゃない」。
やたらとエッチの方向に話を進めたがるパウロに対して、「そういう話じゃなくて!」と言いたいロスです。

get in the way of someone's doing は「人が何かをすることに対して邪魔をする」。
直訳すると「人が何かをしている道の中に入る」というところで、誰かが行動している前に立ちふさがる感じが出ていますから「邪魔をする」という感覚はわかりやすいでしょう。
LAAD では、
stand/get in the way of something : to prevent someone from doing something, or prevent something from happening
例)He won't let anything get in the way of spending time with his family.
つまり「誰かが何かをすることを防ぐ、または何かが起こることを防ぐ」。例文は「彼は自分が家族と過ごす時間を何物にも邪魔させようとはしない」。

僕とレイチェルが a thing になるのを君が邪魔するなら、僕は悲しくなるよ、と言って、ロスは悲しい様子の泣き真似をジェスチャーで示すことになります。

その後、ロスの話が理解できた様子のパウロに、ロスは So do you, um... シヴィーチェ? みたいな音の言葉を言い、パウロ:シー、シー。ロス:シー? シー? のように続きます。
この部分、DVD では字幕がないので、イタリア語のようです。
シヴィーチェ の部分は、ネットスクリプトでは sa vech ay、Netflix では(全て大文字表記のため)CEVICHE? と表記されていました。
ネットスクリプトの綴りで検索してもイタリア語はヒットせず、ceviche の方を検索すると「ペルーの名物料理セビチェ(スペイン語)」だという結果が出ました。
話の流れ的に「(今の話)わかった?」のニュアンスのように思われるのですが、Google検索で「イタリア語 わかった?」で調べると、Capisci? と表示され、発音は「カピーシ?」のような感じですから、ここでロスが言っているシヴィーチェとは全然異なる単語です。
シヴィーチェは多分「わかった?」という意味のイタリア語だと思うのですが、ご存じの方がおられたらお教えいただければありがたいです(^^)

「シー、シー」の部分は、ネットスクリプトでは See, see. のように表記されていますが、Netflix では SI, SI. と書かれており、si はイタリア語の「はい、イエス」のようです。
正しくは sì のように右斜め下向きのアクセント記号がつくようですね。


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posted by Rach at 10:25| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月09日

彼との3秒はバリーとの3週間よりも フレンズ1-7改その24

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18:32
レイチェル: God, the first time he smiled at me, those three seconds were more exciting than three weeks in Bermuda with Barry. (なんてこと、パウロが私に初めて微笑みかけた時、その3秒はバミューダでのバリーと一緒の3週間よりも胸躍らせるものだったわ。)
フィービー: Ya know, did you rent mopeds? Because I've heard-- (Monica and Rachel give Phoebe a very strange look.) Oh, it's not about that right now, okay. (ねぇ、(バミューダでは)モペッドをレンタルした? だって私、聞いたことあるの… [モニカとレイチェルはフィービーに妙な顔を向ける] あぁ、今はその話じゃないわよね、わかったわ。)
レイチェル: Oh, God, you know, I know it's totally superficial, and we have nothing in common, and we don't even speak the same language, but God! (なんてこと、ほら、全くうわべだけだってわかってるの、それに私たちには共通点が全くないし、同じ言語すら話さない、でも、もう〜!)

パウロに夢中のレイチェルは「パウロが微笑みかけた3秒はバミューダでのバリーの3週間よりもエキサイティングだった」と言っています。
同じ「3」という数字を用いながらも、3秒と3週間のように単位を変えることで、その感動・興奮がどれくらい違うかを表しています。
それにしても、3秒と比較するのに、3時間、3日ではなく、3週間とまで言い切るレイチェルに笑ってしまいますね。
しかもバミューダという観光地での3週間ですから、本来なら地元の3週間よりも☆キラキラ☆していていいはずで、普通の3週間ではなくバミューダでの3週間となっていることがさらに格差を広げる効果を出しているでしょう(リゾートでのバカンスとしても違和感のない長さですし)。
それだけパウロが魅力的だと言いたいわけですが、比較されているバリーが可哀そうすぎる単位の違いです。

ちなみに、バミューダ(諸島)は北大西洋にある諸島。船や飛行機が行方不明になると言われてきたバミューダトライアングルで有名な場所ですね。

moped は「モペッド、原動機付き自転車」。英語の発音は、モウペッド。motor + pedal (モーター+ペダル)から出来た言葉だそうです。
Wikipedia 日本語版: モペッド
Wikipedia 英語版: Moped

上の英語版ウィキペディアの説明に、A moped is a scooter with bicycle pedals, generally having... とありますので「自転車のペダルがついたスクーター」ということになります。

バミューダという名前を聞いて、フィービーはモペッドの話を持ち出し、「モペッドをレンタルした? 私は聞いたことがあるのよ、、」と言いかけたフィービーのセリフから、バミューダでモペッドをレンタルするのが一般的であることが想像されますね。

Wikipedia 英語版: Bermuda には moped という単語は出てこないのですが、スクーター(scooter)が出てくる部分があります。
引用させていただきますと、
It is not possible to rent a car on the island; public transport and taxis are available or visitors can hire scooters for use as private transport.
つまり、「その島では車を借りることは不可能。公共交通機関またはタクシーは利用可能、またはビジターは自らの移動手段としてスクーターを借りることができる」。

つまり、車が借りられないが代わりにスクーターが借りられるので、もっぱらそれで観光する人が多いということのようですね。
フィービーはどこかでその話を聞いたことがあるので、「バミューダでは噂どおり、やっぱりレイチェルもモペッドに乗って観光したの?」と尋ねようとしていたことになるでしょう。
パウロの素敵さを語るためにバリーとのバミューダを持ち出しただけなのに、フィービーがそこに反応してしまったため、モニカとレイチェルは「食いつくのはそこ? 今何でその話題?」みたいな顔を向けています。
フィービーもその表情に気づいて、「今、その話題をする時じゃなかったわね」と言うことになります。

superficial は「表面的な、外見上の、みかけの、うわべだけの」。
have nothing in common は「共通して持っているものが何もない」ということですから「共通点が何もない」ということ。
we don't even speak the same language は「同じ言語を話すことすらしない」ですから「話す言語すら違う」。
彼の顔や姿を見て惚れているだけで、まだ内面のことは全く知らない、共通点もないし言葉も通じないけど、、と言いながらも、この気持ちはどうしようもないのよぉ〜、みたいに言っていることになります。


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posted by Rach at 14:48| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月06日

多聴多読マガジンに掲載されました!(2018年12月号)

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今日11月6日(火)発売のコスモピア『多聴多読マガジン』(2018年12月号)に掲載されました!

『多聴多読マガジン』12月号の詳しい情報はこちら。
(公式サイト)コスモピア:多聴多読マガジン2018年12月号

Amazon ではこちら。
多聴多読(たちょうたどく)マガジン 2018年12月号[CD付]


今月号の特集は「教科書が教えてくれない! 海外ドラマのリアル英会話」で、
Introduction の「なぜ今、海外ドラマで学習するのか?」と「海外ドラマの英語の特徴とは?」の6頁は私が文を書かせていただき、
海外ドラマのフレーズを紹介する Phrases「日常で役立つ、海外ドラマの英会話」の部分(14頁分)については、私が監修させていただきました。
フレーズは、拙著『リアルな英語の9割は海外ドラマで学べる!』に出てきた表現を編集部の方に再構成していただいたもので、会話の前後が増えていたり、別のセリフに差し代わっている個所もあるなど、追加変更されている部分もあります。
全体としては、私が文を書いた部分と監修部分を含め、今回の海外ドラマ特集の p.10-29 の合計20頁を担当させていただいたことになります。

特集の目次はこちら↓

多聴多読マガジン12月号目次.jpg

多聴多読マガジンさんには、去年の2017年07月6日発売の2017年8月号にも掲載していただきました。
その時は「海外ドラマで英語を学ぶ!」という特集の中で私がお勧めするDVD学習法を4頁にわたり紹介していただいたのですが、今回はページもぐっと増え、学習法だけではなくお勧めのフレーズもいろいろご紹介させていただくことができて、本当に光栄で嬉しく思っております♪

プロフィール写真はこんな感じです ↓

多聴多読プロフ200.jpg

コスモピアさんの公式サイトや Amazon では、今号の特集の内容について、以下のように説明されています。

試験対策本や学習テキストの品行方正な英語と違い、海外ドラマの英語は喜怒哀楽にあふれた「生きた英語」。日本語字幕や英語字幕を活用し、ドラマ自体を楽しみながら英語力を伸ばす方法を、人気英語ブロガー南谷三世さんが伝授します。

今回の「海外ドラマのリアル英会話」という特集に掲載していただけたことは、とてもとても嬉しかったです♪
私のブログは今年6月に13周年を迎えましたが、ブログ開始当初からずっと『シットコムで笑え! 海外ドラマ「フレンズ」英語攻略ガイド』というタイトルで「海外ドラマで英語を学ぶ」ことをお勧めしてきました。
フレンズ一筋13年(!)のこのブログを続けてきて本当に良かった! と今、改めて思います。

『多聴多読マガジン』関係者の皆様、掲載、ありがとうございました。
そして、このブログをいつも読んで下さり、応援して下さる読者の皆様に、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございます!

今回の海外ドラマ英語特集に掲載していただけたことを励みに、これから、もっともっと、海外ドラマで英語を学ぶ楽しさと面白さとその効果を伝えていけるように精一杯頑張ります!

Rach からの嬉しいお知らせでした♪


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posted by Rach at 13:00| Comment(0) | メディア掲載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月02日

面白いこと言ったの?さっぱりわかんない フレンズ1-7改その23

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17:52
[SCENE: Cuts back to the apartment. Paolo is talking to Rachel in Italian, while looking out of the window and pointing to the night sky.]
シーン:アパートメントに画面がカット。パウロはイタリア語でレイチェルに話しかけている、窓の外を見て、夜空を指さしながら。
パウロ: Guarda da lunar, guarda da stelle, gua tu tal cause a belle. (イタリア語)
[Cuts back to Ross with Joey in the kitchen watching Paolo and Rachel with disgust.]
パウロとレイチェルを反感を持ちながら見つめている、台所でジョーイといるロスに画面がカット。
ロス: Blah-blah-blah-blah-blah. Blah-blah-blah-blah-blah-blah. Bl-bl-bl-bl-blah. (ブラブラブラ、ブラブラブラ(なんたらかんたら))
[Paolo and Rachel finish talking by the window and Rachel makes her way over to the kitchen area.]
パウロとレイチェルは窓際での話を終え、レイチェルは台所のエリアにやってくる。
レイチェル: Hur hur hur hur. Er. Ohhhhh. (はははは、あー。)
ロス: Hey, what did he say that was so funny? (ねぇ、彼はそんなに面白いことを何か言ったの?)
レイチェル: I have absolutely no idea. (全くわからないわ。)
ロス: That's, that's classic! (それって、それって古典的(ありがち)だね。)
レイチェル: My God, you guys! What am I doing? What am I doing? This is so un-me! (なんてこと! 私、何やってるの? 私、何やってるの? こんなの全然、私じゃない!)
モニカ: If you want, I'll do it. (あなたが望むなら、私が(代わりに)やるわよ。)
フィービー: Oh, I know, I just wanna bite his bottom lip. (Monica and Rachel both look at Phoebe.) But I won't. (あぁ、わかる。私はただ彼の下唇を噛みたいわ。[モニカとレイチェルが二人そろってフィービーを見る] でも噛まないわよ。)

二人で夜空を見ながら、パウロのイタリア語を聞いて感動しているレイチェル。
それを見ているロスは、パウロのイントネーションを真似して、ブラブラブラ、、と言っていますが、これは「なんたらかんたら」みたいなニュアンス。

LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
blah, blah, blah : (spoken) used when you do not need to complete what you are saying because it is boring or because the person you are talking to alraedy knows it
例)You know how Michelle talks: "Tommy did this, and Jesse did that, blah, blah, blah."

つまり「(話し言葉)自分が言っていることを完結する必要がない時に使われる、退屈である、または話し相手がすでにそれを知っているという理由から」。
例文は「マイケルがどう話すか知ってるだろ、”トミーがこうして、ジェシーがああして、なんたらかんたら”」。

上の例のように「あれやこれやブラブラブラ」みたいな使い方をすることが多く、それ以上言ってもあまり意味がないからはしょってしまう感じです。
今回の場合はロスたちには意味のわからないイタリア語を話しているので、日本人が外国語の真似をする時に言う「ペラペーラ、ペラペーラ」と似た雰囲気もありますが、ペラペーラの場合は、外国語を流暢にしゃべっててすごい、という感覚が多少入っている気がします。
それに対しブラブラブラの場合は、上のロングマンの語義でも boring という単語が使われていたように、「わけのわからない、退屈でくだらないことをブラブラしゃべる」というニュアンスがあります。
ロスのそれも明らかに「わけのわからないこと言いやがって」みたいな感じで嫌そうな顔で真似していますよね。

パウロと会話した後、レイチェルが笑っているので、「彼、何か面白いこと言ったの?」と聞くと、レイチェルは「さっぱりわからない」と返します。
誰かが外国語(もしくは意味不明の言語)を話していて、それがわかるかのように自然に応対しておきながら、「今のわかったん?」「いえ、全然わかりません」というのは、吉本新喜劇などでもよくある(すっちーがよくやる…笑)ギャグのパターンですよね。
classic は「クラシック」ですから「古典的な、昔ながらの」という形容詞。
LAAD では、
classic : having all the features that are typical or expected of a particular thing or situation.
つまり「あること・ある状況の典型的・または予想されるすべての特徴を持っている」。

日本語でも、誰もが知っているお決まりのギャグのことを「古典的なギャグ」と言いますが、今回のレイチェルのオチも、まさに古典的な返しだとロスは言いたいわけです。

This is so un-me! は「こんなの全然、私じゃない!」
un- は否定を表す接頭語なので、これはものすごく「非・私」だわ、みたいなニュアンス。「全く私らしくない。どうしちゃったの、私ったら?」という感覚ですね。
If you want, I'll do it. は「あなたが望むなら、私がそれをするわ」ということですから「私何してるんだろう? 全然私らしくない」と言っているレイチェルに「こんなの私らしくないから嫌だっていうのなら、あなたの代わりを私がしてあげるわよ」と言っていることになるでしょう。

フィービーもその話に乗ってきて「わかるわー、私も彼の下唇を噛みたいもの」と言い、レイチェルとモニカ二人に「(レイチェルが夢中になっている相手に)そこまで(具体的なことを)言う?」みたいな顔をされています。
lip は上下で対になっているので、通常は、his lips のように複数形で使いますが、今回は、下唇だけを言っているので、単数形になっていることに注意しましょう。
下唇は、the lower lip, the under lip とも言います。上唇は、the upper lip となります。


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posted by Rach at 15:42| Comment(6) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする