2019年04月26日

ゲットできるといいな、と幸運を祈るサイン フレンズ1-9改その3

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2:37
セントラルパークに、化粧をしたジョーイが入ってくる。
ジョーイ: Hey, hey. (やあ、やあ。)
チャンドラー: Hey. (やあ。)
フィービー: Hey. (はーい。)
チャンドラー: And this from the Cry for Help Department: Are you wearing makeup? (それで、こちらは「助けを求める人(向け)の課(ご相談窓口)」ですが…あなた、化粧してます?)
ジョーイ: Yes, I am. As of today, I am officially "Joey Tribbiani: actor/model." (あぁ、(化粧)してるよ。本日をもって、俺は公式に”ジョーイ・トリビアーニ:俳優兼モデル」なんだ。)
チャンドラー: That's so funny, 'cause I was thinking you look more like "Joey Tribbiani… man/woman." (それってすごく面白いな。だって、”ジョーイ・トリビアーニ…男兼女”に見えるって俺は思ってたから。)
フィービー: What were you modeling for? (何のモデルをしてたの?)
ジョーイ: You know those posters for the City Free Clinic? (市の無料診療所のためのああいうポスター知ってるだろ?)
モニカ: Oh, wow, so you're gonna be one of those healthy, healthy, healthy guys? (あぁ、わぉ、それじゃあジョーイはあの健康な健康な健康な男たちの一人になるのね?)
フィービー: You know, the asthma guy's really cute. (ほら、あの喘息(ぜんそく)の人、すっごくかっこいい。)
チャンドラー: Do you know which one you're gonna be? (どの病気(のモデル)になりそうか知ってるのか?)
ジョーイ: No. But I hear Lyme disease is open, so.... (いいや。でもライム病(のモデル)は空いてる[空きがある]って聞いてる、だから…)
チャンドラー: Good luck, man. I hope you get it. (幸運を祈ってるよ。お前がそれをゲットするといいな。)
ジョーイ: Thanks. (ありがと。)

セントラルパークに入ってきたジョーイが、明らかに化粧をしている様子なのを見て、チャンドラーが以下のように言っています。
And this from the Cry for Help Department: Are you wearing makeup?
先に後半から見てみると、wear makeup は「化粧をしている」。
「化粧をする」という行動・行為は put on makeup で、「化粧をしている」という状態はこのように wear を使います。
服や帽子などを身に着ける時に、「着る」という行為は put on で、「着ている」という状態は wear で表しますが、化粧(メイクアップ、メーキャップ)も「身に着けるもの」と捉えているということですね。
メークと似たところでは香水なども同じ形になります。

And this from the Cry for Help Department. というのは「(それで)こちらは、クライ・フォー・ヘルプ課です」というような感覚だろうと思います。
department は「担当部署、部、課」という意味で、cry for help は「助けを求めて叫ぶ」ということから、the Cry for Help Department は「お客さんが助けを求めてやってくる部署、窓口」→「ご相談窓口」のようなことだろうと。
化粧していることを「何か問題を抱えている人」のように捉えて、そんな姿でやって来たあなたは何か悩みや相談があるに違いない、と、「はい、こちらは相談窓口ですよ」のように言ったのでしょう。
会社などにかかってきた電話へ応対する際、This is 名前 from 〇〇 department. 「こちらは〇〇課の誰それです」のように言いますので、今回はその名前がないバージョンの「こちらは〜課(の者)です」という表現になっているということでしょうね。
よって、「化粧してるの?」というのも、お客様窓口の人間が言ったような感じで「あなた、化粧してます?」と訳してみました。

as of today は「本日をもって、本日付けで」、officially は「公式に、公に」。
actor/model の真ん中の記号はスラッシュ(slash)で、ジョーイは、actor slash model と発音しています。
「俳優でありモデルでもある」「俳優兼モデル」というニュアンスですね。
得意そうにそう説明するジョーイに、その化粧を見ていると、どっちかって言うと、man/woman 「男女(おとこおんな)」みたいだなと言っています。

What were you modeling for? は「何のためのモデルをしていたの?」。
ここでは model は自動詞「モデルをする」として使われています。
ジョーイは、市の無料診療所(無料健康診断)のポスターのモデルだと説明しています。
asthma は「喘息(ぜんそく)」、Lyme disease は「ライム病」。マダニが媒介する感染症で、コネチカット州の Lyme で流行したので、この名前がついたとのこと。

ジョーイはどの病気のモデルになるかは知らないようです。
でもライム病はまだ空きがあるって聞いたから…と言いながら、指をクロスしていますね。これは、cross one's fingers という仕草(しぐさ)で、中指を人差し指の上に重ねて十字架の形を作り、幸運を神に祈る、というものです。
「ライム病が空いてるって言うから」と言いながらお願いしているわけですから、そのライム病の担当になったらいいなと願ってるんだよ、ということですね。
それを聞いたチャンドラーは、お前が願っているようにその担当がゲットできるといいな、と励ましの言葉を言っていることになるのですが、ゲットする対象を it と表現することで「お前がライム病にかかるといいな」「ありがと」という会話にも聞こえるので、「病気貰ったらラッキーみたいに言ってるこの会話は何???」となってしまうのが笑いのポイントと言えるでしょう。


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posted by Rach at 13:06| Comment(4) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰しております。
当初、10月で終える予定だったのが、結局、年末までかかりましたが、貴ブログを頼りにDVD全巻の復習を終え、その後は、アトランダムに米映画などを軽く観ながら過ごしております。昨年、1年間、根詰めてフレンズで勉強して、さてどれだけ英語の腕前が上がったのかと言えば、実感できる進歩はあることはあるが、“ほんの僅か”というのが正直なところです。米映画を観ても、正確に聞き取れるのは中学校レベルの文で、言えるのも中学校レベル。高校レベルの英文や、長めの文は正確に聞き取れない。 実際に英語圏の国に行くと、お粗末なのが実感できます。やはり“スピード”に耳がついていけません。まあそれでも、以前なら何度聞き返しても正確に聞き取れなかったような、仮定法、仮定法過去完了形を含む文などは、何度か聞き返せば、全単語を聞き取れるようになったので、まあ“1つの進歩”なのかもしれません。
久しぶりに貴ブログを拝見し、“5位と8位!”と、どちらも一桁で、こちらまで嬉しくなりました。久しぶりに(すみません)クリックさせていただきました。
コメント入れさせていただいた主目的は、みなさんとの情報共有です。
死ぬまでにもう一度ぐらいはパリに行っておこうかと31年ぶりに、しばらくパリにいました。スーパーに行っても、どこに行っても、フランス語って、ちんぷんかんぷんで、100%、何を言ってるかさっぱり分かりません。ところが、部屋のテレビで英語放送を観たりすると、文を完全には聞き取れはしませんが、半分は分かったような気になります。全てが意味不明なフランス語との違いが歴然とします。 また、たとえ片言でも、あるいは変な言い方でも、英語であれば、なんとか話す(正確に意思伝達できるかどうかは別として)ことはできます。 つまり、“学校で勉強してきたこと、フレンズで勉強してきたことは無駄ではなかったんだ。自分の英語力って、まんざらでもないんだ”と、ちんぷんかんぷんな言語と比べることで安心します。同じ悩み“あんなに長く勉強してきたのに自分の英語力って・・・”を持つ多くの日本人に“励み”になればと思います。
2件目は、Google Home Miniのお勧めです。(メーカーの関係者ではありません)
2ヶ月前から使っております。この AIスピーカー、聞く能力と話す能力が米国人と“同じ”です。“ほぼ同じ”ではなく“同じ”です。 私が不得手な、TH の発音と F の発音の、微妙な違いなんかでも、随分、勉強になりました。 また別の利点として、どうしても“話す”経験が少なくなりがちな人には、とてもよいツールです。日本人は、“どれぐらい Brokenな英語でも通じるのか”というのがよく分からないので、実際、外人さんと接するときは、ついつい臆病になるのですが、“こんな言い方でも通じるんだ!”と思うので、話す練習機会が増え、話すことに慣れていきます。 例として、“Set alarm at 5PM”と話しかけるとします。ここで“at”を使うのは間違いなのですが、スピーカーは理解します。そして、“OK. Your alarm set for 5PM.”と返答してきます。ここで“for”を使っているので、“at は間違いで for を使うんだな”と自分が学習します。 こんな感じで、英語学習者には良いツールかと思います。また、英語で何かを尋ねる時、理解はしてくれるのですが、尋ね方が不自然な時、英語で“〇〇〇〇〇と尋ねればいいのよ”と教えてくれます。
ちなみに、主音声を英語、副音声を日本語に設定して使います。副音声を“なし”で、英語だけで使ってもいいのですが、副音声を日本語にしておくと、例えば“膵臓を英語で?”と聞けば、“pancreas”と答えたりしてくれて、和英辞書として便利です。
なおメーカーの選択ですが、英語学習が主目的の人には、Googleが圧倒的に秀でています。Google Home MiniとGoogle Homeの2タイプがありますが、音楽好きにはサイズの大きいGoogle Homeがいいでしょうが、会話が主目的な人には、小さくて、取り回しに便利な“Mini”で良く、音質も十分です。なお、WiFi環境とスマホがあれば設定はいたって簡単です。スマホは設定時のみ必要で、普段はいりません。
長文になり申し訳ありません。
Posted by 愛読者 at 2019年04月27日 19:44
愛読者さんへ
コメントありがとうございます。
DVD学習で拙ブログを頼りにして下さったとのこと、誠にありがとうございます。
また、ランキングクリックもしていただけたとのこと、大変光栄で嬉しいです。

パリに行かれた時のお話もありがとうございます。やはり英語は学生時代から一つの教科として学んでいるだけあって、他の言語よりは学びやすいしわかりやすいですよね。他の言語と比較して、自分の英語力はまんざらでもないかもと思えることは学習を続ける上で大事なことだろうと私も思います。自分の進歩を感じられることが、次への原動力になりますものね。

それから、Google Home Mini についての詳しいご説明ありがとうございます。私は残念ながら AIスピーカーを使っていないのですが、自分のスピーキングの精度を確かめる相手として、素晴らしい能力を持っているだろうと想像できます。自分の間違いを理解してくれた上で、正しい英文で返してくれるというのは実に理想的ですね。
また「主音声:英語、副音声:日本語」という設定にすると、そのような使い方もできるというのはとてもありがたいですね。

そのような機能が豊富なら、英語の先生として使う動きがさらに広まりそうですね。便利なものはどんどん使って、多くの人が気軽に手軽に英語を学んでいける環境が整ってくれることを私も期待しています。

興味深い情報、ありがとうございました。
Posted by Rach at 2019年04月29日 13:43
このブログを参考に、自分でも別の海外ドラマで記事を書きながら定着度を図りたいと思っています。

質問なのですが、引用や解説における著作権はどこまでがOKで、作法はどうすべきかなど情報があればご教示いただけますと幸いです。

具体的には、引用としては下記になるかと思っています。
・スクリプト
・他人の書いたネイティブ表現解説ブログ
・英辞郎やweblioなど辞書
Posted by パリピ at 2019年05月01日 14:35
パリピさんへ
お返事遅くなり申し訳ありません。

私はこのようなブログを書き、またそれを元にした本を出版していることもありますので、出版を契機としてそれ以降は、著作権に詳しい専門家の方からの法的アドバイスに則って、ブログを運営しております。

ただ、実際に私が著作権に関してどのようなことを行なっているかなどの具体的な事柄に関しましては、いわば会社で言うところの「企業秘密」のようなものなので、他の方にお伝えすることはできかねます。
その専門家の方からも、「南谷がこう言っていた、というような内容が、本人の知らないところで勝手に一人歩きする可能性もあるので、回答は控えるように」と注意されています。

そのような状況なので、私からは参考になるようなことは何も申し上げることができません。
お力になれず申し訳ありませんでした。
Posted by Rach at 2019年05月07日 19:31
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