2018年04月23日

@DIMEで紹介されました!

小学館DIME(ダイム)の公式ウェブサイト「@DIME(アットダイム)」で、最新刊「リアルな英語の9割は海外ドラマで学べる!」が紹介されました!
@DIME で紹介された記事はこちら↓
@DIME:英語は海外ドラマで学べ!TOEIC満点の英語ブロガーが明かす超実践的学習法

紹介していただいた記事では、本書内で使われた海外ドラマのイラスト(表紙に出ていないもの)が3点掲載されており、英語の解説と合わせて、イラストも一緒に楽しんでいただければ大変嬉しく思います。

今回の @DIME の掲載に合わせ、スマホアプリの Smart News @DIME チャンネルにも掲載されています。

また、提携しているグノシー、Yahoo!ニュースにも掲載されるとのことです。
グノシーではこちら↓
グノシー:英語は海外ドラマで学べ!TOEIC満点の英語ブロガーが明かす超実践的学習法
Yahoo!ニュースではこちら↓
Yahoo!ニュース:英語は海外ドラマで学べ!TOEIC満点の英語ブロガーが明かす超実践的学習法

記事が多くの方の目に触れることで、海外ドラマを使った英語学習に興味を持って下さる方が増えるといいなぁ♪ と思っています。

今回、このように有名ウェブサイトで紹介していただくことができるのも、ブログを応援し、拙著をお買い上げ下さった皆様方のお陰と心より感謝しております。ありがとうございます<(_ _)>

昨日は NHK文化センター西宮ガーデンズ教室でセミナーを開催させていただき、先ほどそのご報告をブログ記事として投稿したばかりなのですが、それに続いてこうしてウェブメディアで紹介されたことをお伝えできるという、嬉しい出来事が続いています。
これを励みに「海外ドラマで英語を学ぶ楽しさと面白さ」をもっともっと伝えられるよう、頑張ります!

Rach からの嬉しいお知らせでした♪


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posted by Rach at 16:35| Comment(0) | メディア掲載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

西宮セミナー終了しました!

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NHK文化センター西宮ガーデンズ教室で開催のセミナー「海外ドラマDVD英語学習法」が、昨日、4月22日(日)に無事、終了いたしました。
講座の詳細はこちら↓
NHK文化センター西宮ガーデンズ教室 4/22 海外ドラマDVD英語学習法
おかげさまで満席となり、大勢の皆様にご参加いただけたこと、本当に光栄で嬉しく思っております。
ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました<(_ _)>

今回の西宮セミナーは、通算13回目のセミナーでした。
セミナーでは毎回、「フレンズを見たことない方」「フレンズを大好きな方」がどれくらいいらっしゃるかを確かめさせていただくのですが、今回は「見たことない方」がかなり多く、「フレンズ大好きな方」が少ない、という結果でした。
初めて「フレンズ」をご覧になった方には「フレンズ」を気に入っていただけるといいな、と思いますし、「フレンズ大好き」という方にはその楽しさと面白さを少しでも多く伝えられていたらいいな、と思います。

毎回、質疑応答でたくさんのご質問をいただくので、今回は20分ご用意させていただいたのですが、たくさんの皆様からの熱心なご質問をいただけて、今回も予定時間をオーバーすることになってしまいました。
終了時刻を過ぎてしまったので、セミナーはいったん終了とさせていただき、そのまま質疑応答を続けさせていただいたのですが、ほとんどの方が着席したまま残って下さり、それぞれのご質問に対する私の回答を真剣に熱心に聞いて下さったこと、本当に光栄に思いました。

質疑応答終了後も、前に来て下さり、直接、いろいろなお話をさせていただけたのも、とても幸せなことでした。
過去のセミナーにも参加して下さった方もおられ、サインや写真などを求めていただけたこともとても嬉しかったです♪

今回のセミナーを大きな原動力として、これからも「海外ドラマDVD英語学習法」の楽しさと素晴らしさを頑張って伝えて行きたいと思います。
皆様が、海外ドラマを使って、楽しく有意義な英語学習を続けて下さることを心より願っています。
お忙しい中、ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました!<(_ _)>

西宮バナー.jpg


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posted by Rach at 15:20| Comment(0) | セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月21日

美人といるつまらない男にあなたもなれるわ フレンズ1-6改その5

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2:39
フィービー: Oh, oh, but y'know, you always see these really beautiful women with these really "nothing" guys. You could be one of those guys. (あぁ、あぁ、でもほら、本当に美しい女性が、本当に「大したことない」男性と一緒にいるのをよく見るでしょ。チャンドラーもそういう男性の一人になれるわよ。)
モニカ: You could do that. (あなたならそうなれるわ。)
チャンドラー: You think? (そう思う?)
レイチェル: Absolutely! (もちろん!)
みんな: Yeah! (そうよ/そうだよ!)
チャンドラー: Oh God, I can't believe I'm even considering this. I'm very very aware of my tongue. (なんてこった、今、このことを考えてるってことさえ、信じられない。今、俺、自分の舌をめちゃめちゃ意識してる[舌を意識してうまくしゃべれない]。)
ロス: Come on, come on. (行け、行け。)
チャンドラー: Here goes. (HE WALKS OVER TO HER BUT JUST STANDS THERE) (よし行くぞ。[チャンドラーは彼女の方に歩いていくが、ただそこに立ったまま])
女性: ...Yes? (はい?)
チャンドラー: Hi.... um.... Okay, next word... would be... uh, Chandler. Chandler is my name and, uh.... (CLEARS HIS THROAT NOISILY) Hi! (はーい(こんにちは)… あの… よし、次の言葉は…チャンドラーだ。チャンドラーは俺の名前で…その… [音を立てて咳ばらいをする] はーい!)
女性: Yes, you said that. (えぇ、あなたは(さっき、既に)そう言ったわ。)
チャンドラー: Yes! Yes, I did. But what I didn't say was... what I was about to say, what I wanted to say was, uh... would you like to go out with me sometime? Thank you. Good night. (WALKS BACK TO THE OTHERS BUT SHE CALLS HIM BACK) (そう! そうなんだ、俺はそう言った。でも俺が言ってなかったのは…俺が言おうとしたのは、俺が言いたかったのは… あー、いつか俺とデートしてくれますか? ありがとう。おやすみ。[他のみんなのところに歩いて戻るが、女性が彼を呼び戻す])
女性: Chandler? (チャンドラー?)

チャンドラーが「あんな女性は俺には高嶺の花」と言い、友達であるロスも「チャンドラーにはあんな女性は絶対に(死んでも)ゲットできない」とさらに強調したことで、チャンドラーが彼女に声を掛けることはもうなくなったと思われた時、フィービーは、You always see these really beautiful women with... のセリフを言っています。
nothing は「つまらない人、つまらないもの」。
美人とつまらない男のカップルをよく見るから、チャンドラーもそういう男性の一人になれるわ、と言っています。
「あなたも〜になれるわ」と言っているので励ましのセリフのようにも聞こえますが、「あなたもなれる」と言ったその男性とは「美人とは不釣合いなつまらない男」のことですから、実はちっとも褒めてない、励ましているようでチャンドラーのことを "nothing" guy 「つまらない男」だと言っているという面白さになります。

自分には不釣り合いだということであきらめかけたチャンドラーでしたが、フィービーの「美人の横に不釣り合いな男がいることもある」という妙な説得に背中を押され、チャンドラーはその美女に声を掛けることを決心し、立ち上がります。
consider は「考える、検討する」なので、あんな美人に声をかけようとしてる自分が信じられない、というところ。
be aware of は「〜に気づく」ですから、舌を意識してしまうということ。
これから声を掛けるのかと思ったら、緊張して舌を意識し過ぎて、舌が回らない、もつれちゃいそう、と言っているのですね。

勇気を振り絞り、女性の目の前に立ったチャンドラーですが、何を言えばいいかで戸惑っています。
自分の名前を名乗った後、また最初と同じく、Hi. 「はーい、こんにちは」と言ったため、相手の女性が「それはもう言ったわよ」という風に返します。
そう言われたチャンドラーは「確かにそれはもう言ったけど、言ってなかったことは…」のように話を続けようとします。

「what I+過去形」を3回使って、「俺が言ってないことは、言おうとしたことは、言いたかったことは」と表現することで、なかなか言いたい言葉が言えないでいる様子を感じてください。
Would you like to...? は、Do you want to...? の丁寧な形。
どうせムリだと思っているので、相手の返事もきかずに、勝手に会話を終えているのもポイントですね。
とりあえず言うだけ言ったし、という感じで、「ありがと、おやすみ」と会話を切り上げ、立ち去ろうとするチャンドラーでしたが、相手の女性はチャンドラーの名前を呼びかけ、引き留めています。
当たって砕けろ精神で臨んだチャンドラーでしたが、このまま終わるわけでもなさそうな感じが出ていますね。


★ Rach からのお知らせとご挨拶 ★
4月22日(日)の西宮セミナー、いよいよ明日となりました!
おかげさまで満席となっております。
ご参加下さる皆様には心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます!<(_ _)>
明日も暑くなりそうですが、皆様どうかお気をつけてお越し下さいませ。
皆様にお会いできるのをとってもとっても楽しみにしています♪


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posted by Rach at 16:36| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月17日

これ以上ないほどの高嶺の花 フレンズ1-6改その4

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2:21
モニカ: Go over to her. She's not with anyone. (あの人のところに行きなさいよ。彼女は誰とも一緒にいないわ。)
チャンドラー: Oh yeah, and what would my opening line be? Excuse me... Blarrglarrghh.(あぁ、そうだね、で、俺の第一声は何になるんだろうね? すみません、ンガンガ…)
レイチェル: Oh, come on. She's a person. You can do it. (あぁ、もう! 彼女だって人間よ。(声を掛けるくらい)あなたにもできるわよ。)
チャンドラー: Oh please, could she BE more out of my league? Ross, back me up here. (あぁ、お願いだから(そんなこと言うの)やめてくれよ。彼女は、俺にとって(これ以上ありえないくらいの)史上最高の高嶺の花だよ。ロス、何とか言ってくれよ。)
ロス: He could never get a woman like that in a million years. (チャンドラーには、あんな女性は絶対に(100万年経っても)ゲットできないね。)
チャンドラー: Thank you, buddy. (ありがとう、(友よ)。)

少し離れたところに座っている女性を絶賛するチャンドラーを見て、モニカは「彼女のところに行ったら? 誰とも一緒にいないし」と言っています。
連れの彼氏もいないみたいで、今、一人だから声掛けに行きなさいよ、ということですね。

opening line は「出だしのセリフ・言葉・文句」。
つまり、彼女に最初なんて声をかけたらいいか? ということ。
お芝居やドラマでの「セリフ」も line と言います。
最初に何と言えばいい? と言いながら、バババババ〜みたいな、まるでドナルドダックのような声を出していますが、緊張して舌がもつれてしゃべれない感じがよく出ています。

She's a person. は「彼女は(一人の)人・人間である」ということで、ものすごい美人だとしても、結局は彼女も人でしょ、人間でしょ。同じ人間なんだからビビることないじゃない、というニュアンス。
日本語でも「彼女だって人間だ」と表現することで、自分たちと変わらない同じレベルの人間なんだ、ということを言ったりしますので、その使い方は同じでしょう。

You can do it. 「あなたにはできるわ、あなたならできるわ」と励ましたい時は、You can DO it. と do の部分を強調します。
can の部分を強く発音すると、You CAN’T do it. に聞こえてしまい、「あなたには(絶対に)できないわ」と言っているように聞こえますのでご注意ください。

Could she be more out of my league? は、be動詞が強調されて、Could she BE more out of my league? と発音されています。
BE を強く発音するこれと同じような言い回しが、今後フレンズのエピソードで何回も登場し、「チャンドラーの口癖、チャンドラー独特の言い回し」として認識されていきます。
その口癖を一般的な形で書いてみると、"Could+名詞+BE+any+形容詞の比較級?" と表現できますが、今回がその口癖の初登場で、any がないバージョンになります。

out of one's league は日本語で言うと、「高嶺の花」のニュアンスが近いです。
Macmillan Dictionary では、
be out of someone’s league (=too good/difficult/expensive etc for someone)
例)She'll never go out with someone like you: she’s way out of your league.

つまり「ある人にとって、良すぎる・難しすぎる・高価すぎるなど」。
例文は「彼女は君みたいな人とは絶対デートしないよ。彼女は君にとってあまりにも高嶺の花だ」。

league はメジャーリーグという言葉からわかる通り、「同盟、連盟」という意味ですが、そこから、「(同質の)グループ、仲間、部類」という意味にもなります。
ですから、「同じ部類には属さない」ということで、「手の届かない人、住む世界の違う人」みたいな感じの「高嶺の花」という意味になるのですね。
自分にとっては素晴らしすぎる、すごすぎる、レベルが違いすぎる、みたいな感覚です。
上のマクミランの説明でも「良すぎる・難しすぎる・高価すぎる」という表現がありましたが、どれも「自分のレベルではない、手が届かない」ニュアンスが感じられますね。
マクミランの例文は「彼女は君みたいな人とはデートしない」と言っていて、まさに「高嶺の花」を意味する例文となっています。

out of my league の意味がわかったところで、Could she be more out of my league? の意味を考えてみます。
Could she be more out of my league? は She could be more out of my league. の疑問形ですから、直訳すると、「彼女は俺にとって、これ以上高嶺の花になることは可能だろうか?」という意味になります。
疑問文の形になっているのは反語的表現で、「可能だろうか? いや、そんなことはあり得ない、不可能だ」と言いたい、つまり「彼女が俺にとっては、これ以上ないくらいの史上最高の高嶺の花だ」と言いたいわけですね。
もし more がなくて、Could she be out of my league? ならば、「彼女が俺にとって高嶺の花だという可能性があるか? 必ずしも高嶺の花だとは言えない」という意味になりますが、more が入っているために「それ以上〜である可能性があるか? (いや)もうそれ以上〜である可能性はない、これが最高だ」という意味になるわけです。

not と more の組み合わせで最上級の意味を表す、ということは英語でもよくあります。
例えば、I couldn’t agree with you more. だと、「これ以上ないくらいあなたに賛成です。大賛成です」(激しく同意、禿同(はげどう)←死語?)という意味になります。
最後の more を聞き逃してしまうと、not agree つまり「同意できない」という意味に勘違いしてしまいそうですからご注意下さい。

back me up here の back up は「バックアップ」と日本語にもなっていますが「俺をバックアップしてくれ」、つまり「おれを援護してくれ、俺に加勢してくれ」ということ。

not in a million years は「決して〜ない」。
「100万年経っても、100万年後でも〜ない」ということで、起こりえないこと、ありそうもないことを強調する表現。
英語で大袈裟な数字を言う場合に、million という単位はよく使われます。
LAAD では、
not/never in a million years : (spoken) said in order to emphasize how impossible or unlikely something is
つまり「何かがどれほど不可能か、どれほど起こりそうにないかを強調するために言われる」。

チャンドラーが「彼女は俺にとって、これ以上ないほどの高嶺の花(手の届かない存在)だよ。ロス、俺の意見をバックアップするように加勢してくれよ」と言った後で、ロスが「チャンドラーはあんな(素敵な)女性を、100万年経っても(死んでも)ゲットできないだろうね」と言ったことになります。
そう言われたチャンドラーは「ありがとう(友よ)」のように言っていますが、その顔を見ると「俺の意見をバックアップしてくれと頼んだけど、何も「100万年経っても無理」とまで言わなくても、そこまでひどく言わなくても、、」のような表情に見える気がします。
Thank you, Ross. ではなく、わざわざ友達、親友を意味する buddy を付けたのは皮肉で、「友達なのにそこまで言うのはひどいんじゃない?」という気持ちの表れなのだろうと思います。


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posted by Rach at 14:49| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月11日

誰か他にも〜したいと思った人はいた? フレンズ1-6改その3

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01:38
SCENE 1: THE THEATRE (JUST AFTER THE PLAY; EVERYONE IS APPLAUDING)
シーン1 : 劇場(芝居の直後、みんなが拍手している。)
(AS SOON AS THE CAST HAS LEFT THE GANG ALL GROAN AND SIT DOWN HEAVILY)
キャストが去るやいなや、フレンズたちはみんなうなるような不満の声を上げて、どっかりと椅子に座る。
レイチェル: God. I feel violated. (あぁ、犯された気分だわ。)
モニカ: Did anybody else feel like they just wanted to peel the skin off their body to have something else to do? (何か他にすることがあるようにと、ただ自分の体から皮膚(肌)を剥(は)がしたいって気持ちになった人は、誰か他にいたかしら?)
チャンドラー: (STARING AT A WOMAN ACROSS THE ROOM) Ross, 10:00. ([部屋の向うの女性を見つめながら] ロス、10時だ。)
ロス: Is it? Feels like 2. (そうかい? 2時くらいって感じだけど。)
チャンドラー: No, 10:00! (違うよ、10時(の方向)!)
ロス: What? (何?)
チャンドラー: (SIGHS AND GESTURES TO EXPLAIN) There's a beautiful woman at 8, 9, 10:00! ([ため息をついて、説明するために(あちらの方向だと)ジェスチャーして] 美女がいるんだよ、8時、9時、10時の方向に!)
ロス: Hello! (おやおや!)
チャンドラー: She's amazing! She makes the women that I dream about look like short, fat, bald men. (彼女は素晴らしいよ! 彼女を見てると、俺が夢見る女性たちが、まるでチビデブハゲの男どもに見えちゃうよ。)

I feel violated. の violate は「〜を犯す、汚す、冒涜する、性的に暴行する」。
ここでは、あまりにひどい芝居を強制的に見させられたので、「犯されたような気持ちがする」というニュアンスで言っています。

モニカの Did anybody else feel like they just wanted to peel the skin off their body to have something else to do? について。
they や their は、前半の文に出てきた anybody を受けています。
このように、前に出てきた単数名詞(anybody)を、they などの複数代名詞で受けることは口語ではよくあります。
直訳すると、「するべき他のことを持つために、自分の皮を体からただむきたいように感じた人は他にもいた?」
この劇を見ているのがあまりにも苦痛で、何か他のことをしないではいられなくて、つい自分の体の皮を剥がしたいと感じた人はいる? というようなことですね。
「“他に”いる?」というのは、「そんな風に思ったのは私だけではないはずだ」という感覚で、「私はまさにそんな気持ちだったわ、あまりのつらさに自分の皮膚を剥がしそうになった、みんなもそんな気持ちにならなかった?」と言っていることがわかる仕組みですね。
peel は「皮をむく。はがす」。off で「分離」のニュアンスを出しています。
にんじんなどの皮をむく道具をピーラーと言いますが、peel する道具だから、peeler なのですね。

チャンドラーが「10時」というので、ロスは「気分は2時くらいだけど」と返すのですが、チャンドラーが言っていたのは方向だということが、チャンドラーのしぐさとシーンの流れでわかります。
位置・方角を時計の文字盤に例えて。at ten o'clock=10時の方向、のように言っている感覚で、この表現は日本語にもなっていますよね。

short は「背が低い」、fat は「太っている」、bald は「はげている」。
short の「背が低い」という意味は、背が高い?低い?に対して「イエス」で答える人 フレンズ1-5改その10 にも出てきましたね。

fat は「太った、肥満した」。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) の THESAURUS(シソーラス、類語)には太るを意味する単語が比較されていますが、その中で fat については以下のように説明されています。
You can call yourself fat, but it is not polite to directly tell someone else that they are fat
つまり「自分自身を fat と言うことはできるが、太っている他の誰かに直接言うのは礼儀正しくない(失礼である)」
ですから、自分以外の人を形容する場合には、fat という言葉の使用は避けるべきということですね。
今回も明らかに悪口として使っているので、容赦のない fat という言葉を使っていることになります。

bald は「頭のはげた」。
カタカナで書くと同じく「ボールド」になる単語に bold(発音の違いを出すと「ボウルド」)がありますが、こちらは「勇敢な、大胆な」という意味です。

チャンドラーが言った short, fat, bald は(容赦なく言ってしまうと)「チビデブハゲ」ということ(侮辱的で失礼な表現ではありますが、ここはストレートに訳さないとチャンドラーのセリフのニュアンスが出ないので、ご無礼をお許し下さい)。
日本語でもこの組み合わせが悪口としてよく使われますので、日英の感覚は同じということになるでしょう。

直訳すると、「彼女が(俺が夢見る)女性たちを〜のように見せる(見えるようにする)」ということで、彼女と比べたら、彼女を横に並べたら、今まで素敵だと思えたはずの女性たちがそんな風に見えてしまう、それくらい彼女はすごい! と絶賛していることになります。
彼女を褒めるにしたって、何もそこまでの表現を使わなくても、、という面白さですね。


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posted by Rach at 13:52| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月06日

フロイト的精神分析を歌にする フレンズ1-6改その2

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0:24
(LIGHTS GO UP ON THE STAGE: JOEY (AS FREUD) TALKING TO A FEMALE PATIENT)
舞台に照明がつく。(フロイト役の)ジョーイが女性患者に話しかけている。
ジョーイ: Well, Eva... we've done some excellent work here. And I would have to say, your problem is quite clear. (あぁ、エヴァ… ここで我々は素晴らしい仕事をした。そして私はこう言わないといけないだろう、君の問題は全く明白であるとね。)
(GOES INTO A SONG AND DANCE NUMBER)
歌とダンスナンバーに移る。
All you want is a dinkle (君が欲しいのは、おちんちんだけ)
What you envy's a schwang (君がうらやましいのは、おちんちん)
A thing through which you can tinkle (それを通じておしっこできるもの)
To play with or simply let hang (もて遊んだり、ただぶら下げておいたり)

今回のお芝居のタイトルが FREUD!(フロイト!)となっている通り、ここからのお芝居の中で、ジョーイは精神分析学者ジークムント・フロイト(Sigmund Freud)を演じています。
フロイトはオーストリア人で、オーストリアの公用語はドイツ語であるために、ジョーイは英語のセリフをわざとドイツ語っぽく発音しています。
そのわざとらしい感じがまた、コメディーとしては笑いを誘うのでしょうね。
ドイツ語では、母音の前の s は z と発音し、w は v と発音しますので、エクセレント・ワーク(excellent work)が、エグゼレント・ヴァークのように聞こえるのはドイツ風発音だということです。

「我々は良い仕事をし、君の問題が明白になった」というのは、フロイトの精神分析により、患者である君の問題が何であるか明らかになった、ということですね。
その後、ジョーイが演じるフロイトが歌い始めると、観客からは笑い声が起きています。

dinkle と schwang はどちらも penis を指すスラングです。
(この後、それ系の単語や表現がたくさん出てきますが、それを避けるとこの歌詞が説明できないのでご容赦下さい)
一般的な英英辞典には載っていませんでしたが、オンラインスラング辞典である Urban Dictionary には以下のように出ていました。
Urban Dictionary : dinkle
その2番目に出ている語義では、以下のように説明されています。
dinkle : A small penis, especially on a male who is past puberty. Another term for weenie.
つまり「小さな penis、特に思春期を過ぎた男性の。weenie の別の語」。
ちなみに、weenie という単語は、後のフレンズで確かに penis の意味で出てきます。

この Urban Dictionary の例文は、
Bob's 5 inch penis is a dinkle.
のようになっていて、4インチから8インチまでが5つの例文で書かれており、それぞれ penis を表す違った単語が使われています。
長さと単語の組み合わせに興味のある方(笑)は、併せてご参照下さい。

schwang も同じく、Urban Dictionary で。
Urban Dictionary : schwang
schwang : a slang form of the word penis

envy は「人・ものをうらやむ、うらやましいと思う」。
歌の最初の2行で、「君が欲しいと思っているのは、君がうらやましいと思っているのは」と表現し、それぞれ penis を表す2種類のスラングを使っているわけですね。

A thing through which you can tinkle の which は関係代名詞で、「それを通じて・通して tinkle できるもの」という構造。
tinkle は「おしっこをする」という意味で、こちらは普通に英和、英英辞典に載っています。
「ティンクル」という響きから想像されるように、「(鈴などが)チリンチリンと鳴る」という意味があり、それと同時に「おしっこ(をする)」という意味でも使われます。

LAAD (Longman Advanced American Dictionary) で、おしっこの意味を見てみると、
tinkle : a word meaning to urinate (= pass liquid waste from your body), used especially by and to children
つまり「排尿する(体から液体の排泄物を出す)ことを意味する単語、特に子供によって、または子供に対して使われる」。

子供が使う言葉ということですからやはり「おしっこ」という訳がふさわしいでしょう。

ちなみに「フルハウス」でも、tinkle が使われているセリフがありましたので、併せてご紹介しておきます。
フルハウス1-4 で、みんなが玄関ドアの外に出た後、ミシェルを抱っこして家の中に戻ったパパのダニーが、怒ったように言っています。
ダニー: How many times do I have to tell you? Make a tinkle before you leave the house. (何回言わなきゃいけないんだ[何回言えばわかるんだ]? 家を出る前におしっこをしろって(いつも言ってるだろ)。)
その後、ジョーイ(・グラッドストーン)が速足で家の中に入ってくる。

パパであるダニーが幼児語である tinkle を使い、「家を出る前におしっこしとけって、何回言ったらわかるんだ?」と表現していることから、(末っ子のミシェルは赤ちゃんで、おしめをする年齢なので違うとして)次女のステフなどに対して言っているように思えるセリフとなっています。
その後、開けたドアから、急いで入って来たのが大人のジョーイで、「出かける前におしっこしとけ、って言っただろ!」と叱られてるのはジョーイかよ! というオチになります。

ジョーイ(・トリビアーニ)が歌う歌詞の内容に戻ります。
To play with or simply let hang の前半は「それを使ってプレイする、それをおもちゃにする」→「もて遊ぶ、いじる」のような感じでしょう。
simply let hang は「単に吊り下げておく」→「ただぶら下げておく」ですね。

歌詞全体を見てみると、penis を持っていない女性患者に対して「おしっこができたり、もて遊んだり、単にぶら下げたりできる penis を、君は欲しいと思ってる、うらやましいと思ってる」ということが分析の結果わかった、と言っていることになります。

フロイトの精神分析論では、リビドー(性衝動)などの性に関係した理論が述べられていることが多いですね。
フロイトの精神分析論を学問として詳しく知らない人は、フロイトと言えば性的な事柄…という連想が働いてしまいがち。
それでエッチな方面の安易な連想として、ひたすら penis のことを語る歌を歌っている、という流れになります。
フロイトを題材にしていながら、何とも深みのない軽薄な演劇に成り下がってしまっている、というのがよくわかる歌だということですね。

これより後のエピソード、フレンズ1-11 の中で、
She's always been a Freudian nightmare.
というセリフが出てきます。
Freudian は「フロイトの」という形容詞で、研究社 新英和中辞典では「フロイト(派)の」という意味以外にも、
《口語》〈言動が〉無意識層における性に関する[から生じる]
という意味も出ています。
また、同じく研究社 新英和中辞典には、以下のような表現も出ていました。
Freudian slip=【名】【C】 フロイト的失言 《無意識の動機・願望などを露呈するような失言》

LAAD では、
Freudian [adjective] :
2. a Freudian remark or action is connected with the ideas about sex that people have in their minds but do not usually talk about

つまり「フロイト的発言・行動は、人が心に抱く、しかし普段はそれについて語らない、性についての考えに関係している」。

フレンズ1-11 の She's always been a Freudian nightmare. というセリフは、日本語字幕では「エロエロ魔」と訳されていました。
「彼女は常にフロイト的悪夢だった」ということですから「無意識のうちに性的なことに指向する」さまを、悪い意味でそのように表現したのでしょうね。
「フロイトの」という形容詞がそのような意味で使われることからも、フロイトの名前には「無意識下での性に関する〜」というイメージを持つ人が多いことがうかがえますね。


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posted by Rach at 16:42| Comment(4) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする