2019年05月21日

僕の頭蓋骨を取りに立ち寄った フレンズ1-9改その6

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04:41
キャロルの家。キャロルは不在でスーザンのみ。
スーザン: Hi. (はーい。)
ロス: Hi, is uh, is Carol here? (やあ。そのー、ここにキャロルはいる?)
スーザン: No, she's at a faculty meeting. (いいえ、彼女は(学校の)職員会議よ。)
ロス: Oh, I uh, just came by to pick up my skull. Well, not mine, but... (僕はただ、僕の頭蓋骨を取りに立ち寄っただけなんだ。[スーザンが一瞬、ハッとなったので] いや、「僕の」じゃないよ。でも…)
スーザン: Come in. (入って。)
ロス: Thanks. Yeah, Carol borrowed it for a class, and I have to get it back to the museum. (ありがと。そうなんだ、キャロルが授業のためにそれを借りて行って、僕はそれを博物館に返さないといけないんだよ。)
スーザン: What's it look like? (それ(その頭蓋骨)って(見た目は)どんな感じなの?)
ロス: Kinda like a big face without skin. (皮のない大きな顔って感じだ。)
スーザン: Yes, I'm familiar with the concept. We can just look for it. (そうね、私は頭蓋骨の概念はわかってるわ。(ただ)私たちでそれを探せるんじゃないかしら。)
ロス: Okay. (よし。)
二人は部屋の中を探す。ロスは本棚を見て
ロス: Wow, you guys sure have a lot of books about being a lesbian. (わぉ、君たちはレズビアンでいることについてのたくさんの本を(確かに)持ってるんだね。)
スーザン: Well, you know, you have to take a course. Otherwise they don't let you do it. (そうね、ほら、コースを受講しないといけないのよ。さもないと、私たちにそれをさせてくれないの。)

she's at a faculty meeting の faculty は「教職員」という意味で、faculty meeting は「学校の職員会議」。

I uh, just came by to pick up my skull... について。
come by は「立ち寄る」、pick up は「預けていたものを引き取る、受け取る」。
my skull 「僕の頭蓋骨」と言うと、ロス自身の頭蓋骨のように聞こえてしまいますね。
my skull という言葉に一瞬反応したスーザンに、「いやぁ、「僕の頭蓋骨」って言ったって、この頭の中にあるやつじゃなくて」というように、自分の頭を指し、but と言いながら、「こんな感じの骸骨だよ」と手で形を作って見せています。

look like は「〜のように見える」なので、What's it look like? は「それは何のように見えるの?、それは見た目どんな感じなの?」という質問になります。
ロスは「皮がない顔だよ」と答えるのですが、それを聞いてスーザンはムッとしていますね。
be familiar with ... は「…をよく知っている」。
私だって頭蓋骨(スカル)が一般的にどんなものかという概念はよーく知ってるわ。大きさとか色とか、何か探すのに特徴的なことはないの? って言いたかったんだけど、と言いたいのですね。
ロスの説明が頭蓋骨を知らない子供に向けての説明みたいだったので、ばかにしないでよ、頭蓋骨がどんなものかくらい知ってるわよ、と言いたいのでしょう。

you guys sure have の sure は副詞で「確かに」という意味。
この場合は have という動詞を強調していることになります。
〜という本を(確かに・本当に)持ってるんだねぇ、というニュアンスになるでしょう。
そういう本を「実際に持っている」ことに対する驚きの気持ちから、have を強調しているのでしょうね。

take a course は「コース・授業を取る」。
you have to take a course. の you は、話し相手のロスのことではなくて、一般の人、さらには話しているスーザンとパートナーのキャロルも含めた感覚になります。
「君らは実際にそういう本を持ってるんだね」と言われたので、「ええ、私たちはコースを受講しないといけないの」のように主語が we になりそうなところですが、そういう人たちはコースを取らなきゃいけないの、と自分たちを含めた一般の人々を指す you を使って表現したことになるでしょう。

otherwise は「さもなければ、さもないと」で、前文で挙げた条件を満たさない場合は、という感覚。
この場合は、コースを取ってレズビアンになるための勉強をしなければ、レズビアンになることを許可してもらえない、みたいなことですが、これは冗談で、「たくさんの本まで持ってるんだー」というロスの発言に、どこか軽蔑的なニュアンスを感じたらしいスーザンが、「ええ、勉強しないとレズビアンでいさせてもらえないものでね」と真顔で返したのだろうと思います。
ロスが反応に困ったような顔をしていると、スーザンは口だけニッと笑っていますが、あなたが反応に困るようなことを言ってやったわ、みたいに見える気がします。


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posted by Rach at 20:03| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月14日

太陰暦の人だから違う月に祝う フレンズ1-9改その5

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3:56
モニカ: Phoebe, you're gonna be with your grandma? (フィービー、あなたは(感謝祭を)おばあちゃんと過ごすつもり?)
フィービー: Yeah, and, and her boyfriend. But we're celebrating Thanksgiving in December 'cause he's lunar. (えぇ、それとおばあちゃんの彼氏ともね。でも私たちは12月に感謝祭を祝うの、だって彼は太陰暦の人だから。)
モニカ: So you're free Thursday, then? (それじゃあ、木曜日はフリー[空いてる]ってことね?)
フィービー: Yeah. Oh, can I come? (そうよ。あぁ、私も(モニカの感謝祭のディナーに)行っていい?)
モニカ: Yeah. Rach, you're still gonna make it to Vail? (あぁ、レイチェル、あなたは(前と予定は変わらず)(スキーの)ベイルに行くのよね?)
レイチェル: Absolutely. Shoop, shoop, shoop! Only $102 to go. (もちろん。シュー、シュー、シュー! あとたったの102ドルよ。)
チャンドラー: I thought it was 98.50? (98ドル50セントだと思ってたけど?)
レイチェル: Yeah, well it was, but I, I broke a cup, so.... (えぇ、そうだったけど、でもカップを一つ割っちゃったから、それで…)
ロス: Well, I'm off to Carol's. (じゃあ、僕はキャロルの家に行くよ。)
フィービー: Ooh, ooh! Why don't we invite her? (うー、うー! 彼女も誘ったらどう?)
ロス: Ooh, ooh, because she's my ex-wife, and will probably want to bring her ooh, ooh, lesbian life-partner. (うー、うー、だってキャロルは僕の元妻だよ、だから多分、彼女の、うー、うー、レズビアン・ライフパートナーも連れて来たいと思うだろうね。)

lunar は「月の」。この場合は暦(こよみ、れき)の話なので、「太陰暦の」という意味。lunar calendar で「太陰暦」という意味になります。
月の満ち欠けを元にした暦のことですね。
おばあちゃんの彼は太陰暦で暮らしている人だから、普通の太陽暦とイベントの日付が異なる、ということになります。
おばあちゃんに彼氏? というのも少し驚きのポイントですが、その彼氏が通常の暦とは違う暦で生きているという、少々変わった人であることもまたポイントになるでしょう。

「おばあちゃんとその彼氏と一緒に感謝祭は過ごすけど、彼氏の主義に合わせて太陰暦で祝うから祝うのは12月になる」ということで、その発言を聞いたモニカは「それじゃあ(私たちが感謝祭を祝う)木曜日はフリーなのね?」と尋ねています。
以前にも説明しましたが、感謝祭は「11月の第4木曜日」なので、それでモニカは「木曜日」と言っているのですね。

フィービーの Can I come? 「私も行ける? 行っていい?」について。
日本語では上のように「私も行ける? 行ってもいい?」のように「行く」という動詞を使いますが、英語では上のセリフのように、come を使います。
中1で習うような基本単語の come と go ですが、「come=来る、go=行く」という訳語一対一対応で機械的に覚えていると、このフィービーのセリフに一瞬戸惑ってしまいそうですよね。
come は、話し手の方へ誰かが来る場合、さらに、話し相手の方へ行く場合にも使います。
ここでフィービーの使っている come は、「相手の方(モニカの家)へ行く」という意味です。
また相手が今いる場所でなくても、相手が行こうとしている場所へ一緒に行きたいという場合も come を使います。
つまり、comeは、「“話者がイメージしている場所、話題の中心となる場所”に向かう、近づく」というのが基本的な意味になるのですね。
一方、 go は、「イメージしている場所とは、別の違う場所に行く」というニュアンス。
日本語の「来る、行く」は、あくまでも“話者のいる場所”を起点にして考えているという点で、英語の come, go とは異なることになります。

be off to は「〜にでかける」。
off には「〜から離れて」という「分離」の意味がありますので、off to は、「今いる所から離れて」(off)、「〜へ向かう」(to)という感覚になります。
少し前に my place 「私の家」という意味が出てきましたが、Carol's も Carol's place 「キャロルの家」ということ。
place も省略して、Carol's のような形だけでも使えるということです。

元妻キャロルの家に行くというロスに「キャロルも招待したら?」というフィービー。
ロスは「元妻のキャロルを招待したら、現在のライフパートナーであるスーザンも連れてくることになるだろ」と説明することで、それは無理であることを示唆しています。
フィービーがまるで「いいこと思いついた!」みたいに Ooh, ooh! (発音は「うーうー」)と言ったのですが、ちょっと考えればそれがどれだけ気まずいことかわかりそうなものなのに、という気持ちもあるのでしょう、それでわざとその「うーうー」を真似して、元妻と彼女のライフパートナーという言葉を出したということになるのでしょうね。


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posted by Rach at 20:35| Comment(2) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月07日

塊入りのマッシュトポテト フレンズ1-9改その4

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(遅ればせながら)令和おめでとうございます!
平成17年にこのブログを開始し、平成の14年間弱を、ブロガーRach(レイチ)として幸せに過ごさせていただくことができました。
平成という時代に、たくさんの方に出会い、貴重な体験をさせていただけたことに心より感謝申し上げます。ありがとうございました<(_ _)>
令和元年、R.1、(かなり無理して読んだら)「れい・いち」→「れいーち」→「レイチ」、、、(ばんざーい、ばんざーい!)
、、、ということで、ブロガーRach 令和も頑張ります!


3:25
両親との電話から戻ってきたロス。
ロス: Well, you were right. How can they do this to us, huh? It's Thanksgiving! (あぁ、モニカは正しかったよ。パパとママは僕たちに対してどうしてこんなことができるんだ? 感謝祭だよ!)
モニカ: Okay, I'll tell you what. How about if I cook dinner at my place? I'll make it just like Mom's. (わかった、こうしましょう。私の家で私がディナーを作るとしたらどうかしら? ママのディナーみたいに私が作るわ。)
ロス: Will you make the mashed potatoes with the lumps? (塊入りのマッシュポテトを作ってくれる?)
モニカ: You know, they're not actually supposed to have... I'll work on the lumps. Joey, you're going home, right? (ほら、実際には(そういうのは)(感謝祭の食事では)ないことになってるし… [ロスが、あーあ、やっぱりダメだ、という顔をするので] 塊入りにするわ。ジョーイ、あなたは家に帰るのよね?)
ジョーイ: Yeah. (あぁ。)
モニカ: And I assume, Chandler, you are still boycotting all the pilgrim holidays? (それで、私が思うに、チャンドラー、あなたはいまだにピルグリム(ファーザーズ)の祝日全てをボイコットしてるのよね?)
チャンドラー: Yes. Every single one. (あぁ。何もかも全部ね。)

ママたちと電話した後、戻ってきたロスは、感謝祭に出かけた両親について怒っています。
How can they do this to us, huh? を直訳すると「うちの親は僕たちに対してどのようにしてこんなことができるんだ?」ですから、「どうしたら自分の子供にこんなひどいことができるんだろう? 信じられないよ」というニュアンスが感じられますね。
「(だって)感謝祭だよ!」と言っていることからも、感謝祭に親だけが出かけることがあり得ないと思っていることがわかります。

at my place は「私の家」。
one's place は「人の場所・ところ」ということですが、このように「人の家、うち」の意味でよく使われます。

lump は「塊(かたまり)」。
a lump of clay なら「一塊(ひとかたまり)の粘土」で、a lump of sugar なら「角砂糖1個」になります。
ですから、mashed potatoes with the lumps は「塊(かたまり)のあるマッシュポテト」。
日本語では「マッシュポテト」と表記されることも多いですが、mash は「(じゃがいもなど)をすりつぶす」という動詞なので、すりつぶされたポテトは、過去分詞形の mashed potato となることに注意しましょう。
with the lumps は、完全にすりつぶしてしまわないで、いくらか塊を残しておく、ということ。
それに対してモニカが反論のように they're not actually supposed to have... と言った後のロスの顔を見ると「あぁ、やっぱりモニカじゃダメだ。ママじゃないとダメだ」と言いたそうに見えます。
このセリフは「(一般的な)感謝祭では実際に(そのようなポテトを)持つことにはなっていない」というような意味だと思われるので、「ママの代わりをするのなら、ママみたいに塊入りのにしてくれよ」と言われたことに対して「普通のマッシュポテトはそんなのじゃない。私は普通のを作るわ」と言いかけたということになるでしょう。
そこで「ほらやっぱりダメだ」みたいな顔をされたので、「塊を入れるわ」と言い直したのですね。
work on は「〜に取り組む、励む、取り掛かる」というニュアンスで、ママが作る塊入りのポテトに取り組むわ、それを作るようにするわ、ということ。
塊入りが、ゲラー家の伝統、お決まりのポテトということなのだろうと思います。

boycott は「ボイコットする、参加を拒否する」。
pilgrim holidays について。
1620年、イギリスから Mayflower号で新天地アメリカに渡り、プリマス(Plymouth)に入植した英国清教徒団は、the Pilgrim Fathers(ピルグリム・ファーザーズ)と呼ばれており、感謝祭は、彼らが秋の収穫を神に感謝し祝ったのが始まりと言われています。
the Pilgrim Fathers の祝日なので、the pilgrim holidays と言っているのですね。
なお、pilgrim とは「巡礼者」という意味。

every single は「全ての一つひとつ」というニュアンスですから「例外なく全部、何もかも」のように強調した感覚。
チャンドラーが感謝祭をボイコットしている件については、後にまた理由などが語られることになります。


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posted by Rach at 19:16| Comment(6) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月26日

ゲットできるといいな、と幸運を祈るサイン フレンズ1-9改その3

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2:37
セントラルパークに、化粧をしたジョーイが入ってくる。
ジョーイ: Hey, hey. (やあ、やあ。)
チャンドラー: Hey. (やあ。)
フィービー: Hey. (はーい。)
チャンドラー: And this from the Cry for Help Department: Are you wearing makeup? (それで、こちらは「助けを求める人(向け)の課(ご相談窓口)」ですが…あなた、化粧してます?)
ジョーイ: Yes, I am. As of today, I am officially "Joey Tribbiani: actor/model." (あぁ、(化粧)してるよ。本日をもって、俺は公式に”ジョーイ・トリビアーニ:俳優兼モデル」なんだ。)
チャンドラー: That's so funny, 'cause I was thinking you look more like "Joey Tribbiani… man/woman." (それってすごく面白いな。だって、”ジョーイ・トリビアーニ…男兼女”に見えるって俺は思ってたから。)
フィービー: What were you modeling for? (何のモデルをしてたの?)
ジョーイ: You know those posters for the City Free Clinic? (市の無料診療所のためのああいうポスター知ってるだろ?)
モニカ: Oh, wow, so you're gonna be one of those healthy, healthy, healthy guys? (あぁ、わぉ、それじゃあジョーイはあの健康な健康な健康な男たちの一人になるのね?)
フィービー: You know, the asthma guy's really cute. (ほら、あの喘息(ぜんそく)の人、すっごくかっこいい。)
チャンドラー: Do you know which one you're gonna be? (どの病気(のモデル)になりそうか知ってるのか?)
ジョーイ: No. But I hear Lyme disease is open, so.... (いいや。でもライム病(のモデル)は空いてる[空きがある]って聞いてる、だから…)
チャンドラー: Good luck, man. I hope you get it. (幸運を祈ってるよ。お前がそれをゲットするといいな。)
ジョーイ: Thanks. (ありがと。)

セントラルパークに入ってきたジョーイが、明らかに化粧をしている様子なのを見て、チャンドラーが以下のように言っています。
And this from the Cry for Help Department: Are you wearing makeup?
先に後半から見てみると、wear makeup は「化粧をしている」。
「化粧をする」という行動・行為は put on makeup で、「化粧をしている」という状態はこのように wear を使います。
服や帽子などを身に着ける時に、「着る」という行為は put on で、「着ている」という状態は wear で表しますが、化粧(メイクアップ、メーキャップ)も「身に着けるもの」と捉えているということですね。
メークと似たところでは香水なども同じ形になります。

And this from the Cry for Help Department. というのは「(それで)こちらは、クライ・フォー・ヘルプ課です」というような感覚だろうと思います。
department は「担当部署、部、課」という意味で、cry for help は「助けを求めて叫ぶ」ということから、the Cry for Help Department は「お客さんが助けを求めてやってくる部署、窓口」→「ご相談窓口」のようなことだろうと。
化粧していることを「何か問題を抱えている人」のように捉えて、そんな姿でやって来たあなたは何か悩みや相談があるに違いない、と、「はい、こちらは相談窓口ですよ」のように言ったのでしょう。
会社などにかかってきた電話へ応対する際、This is 名前 from 〇〇 department. 「こちらは〇〇課の誰それです」のように言いますので、今回はその名前がないバージョンの「こちらは〜課(の者)です」という表現になっているということでしょうね。
よって、「化粧してるの?」というのも、お客様窓口の人間が言ったような感じで「あなた、化粧してます?」と訳してみました。

as of today は「本日をもって、本日付けで」、officially は「公式に、公に」。
actor/model の真ん中の記号はスラッシュ(slash)で、ジョーイは、actor slash model と発音しています。
「俳優でありモデルでもある」「俳優兼モデル」というニュアンスですね。
得意そうにそう説明するジョーイに、その化粧を見ていると、どっちかって言うと、man/woman 「男女(おとこおんな)」みたいだなと言っています。

What were you modeling for? は「何のためのモデルをしていたの?」。
ここでは model は自動詞「モデルをする」として使われています。
ジョーイは、市の無料診療所(無料健康診断)のポスターのモデルだと説明しています。
asthma は「喘息(ぜんそく)」、Lyme disease は「ライム病」。マダニが媒介する感染症で、コネチカット州の Lyme で流行したので、この名前がついたとのこと。

ジョーイはどの病気のモデルになるかは知らないようです。
でもライム病はまだ空きがあるって聞いたから…と言いながら、指をクロスしていますね。これは、cross one's fingers という仕草(しぐさ)で、中指を人差し指の上に重ねて十字架の形を作り、幸運を神に祈る、というものです。
「ライム病が空いてるって言うから」と言いながらお願いしているわけですから、そのライム病の担当になったらいいなと願ってるんだよ、ということですね。
それを聞いたチャンドラーは、お前が願っているようにその担当がゲットできるといいな、と励ましの言葉を言っていることになるのですが、ゲットする対象を it と表現することで「お前がライム病にかかるといいな」「ありがと」という会話にも聞こえるので、「病気貰ったらラッキーみたいに言ってるこの会話は何???」となってしまうのが笑いのポイントと言えるでしょう。


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posted by Rach at 13:06| Comment(4) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月17日

コンビニ配本と7刷決定しました!「リアルな英語の9割は海外ドラマで学べる!」

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2017年12月15日に発売となりました、私の4冊目の著書「リアルな英語の9割は海外ドラマで学べる!」(池田書店)がコンビニに配本されることになり、重版(7刷)が決定しました!
先月3月29日に「6刷決定」を告知させていただいたばかりなのに、こうしてまた重版のお知らせができること、本当にありがたく嬉しく思っております♪
それもこれも、お買い上げ下さった皆様方のおかげです。本当にありがとうございます<(_ _)>

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全てのコンビニというわけではないようですが、近々配本されることになるようですので、もしコンビニで拙著を見かけられた時には、手に取っていただけると嬉しいです(^^)
配本時期も詳しくはわからないのですが、何かわかりました時にはブログにてお伝えさせていただきますね。

これを励みに、海外ドラマで英語を学ぶ楽しさと素晴らしさを伝えられるよう、これからも頑張ります!
Rachからの嬉しいお知らせでした♪


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posted by Rach at 20:24| Comment(7) | 著書4冊目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月15日

あと98ドル50セント フレンズ1-9改その2

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01:50
セントラルパークで、客に話しかけているレイチェル。
レイチェル: Excuse me, sir? Hi, you come in here all the time. I was just wondering, do you think there's a possibility that you could tip me an advance on my tips? (すみません。こんにちは、あなたはいつもここに来てますよね。ちょっと思っただけなんですけど、私のチップを前金でくれるって可能性あると思います?)
男性: Huh? (はあ?)
レイチェル: Okay, okay, that's fine. Fine. Hey, sorry about that spill before! Only 98.50 to go! (オッケー、オッケー、それでいいわ。ねぇ、前にこぼしちゃったこと、ごめんなさいね! あと98ドル50セントだけよ!)
モニカ: Hey. Ross. Did you know Mom and Dad are going to Puerto Rico for Thanksgiving? (ねぇ、ロス。ママとパパが感謝祭にプエルトリコに行こうとしてるの知ってた?)
ロス: What? No, they're not. (何だって? いや、そんなことないよ。)
モニカ: Yes, they are. The Blymans invited them. (ええ、そうなのよ。ブライマンさん(一家)が二人を招待したのよ。)
ロス: You're wrong. (モニカは間違ってる。)
モニカ: I am not wrong. (私は間違ってないわ。)
ロス: You're wrong. (間違ってるよ。)
モニカ: No, I just talked to them. (いいえ、たった今、私は二人と話したもの。)
ロス: I'm calling Mom. (ママに電話してくるよ。)

お給料の前払いをオーナーのテリーに断られたレイチェルは、今度は常連客に頼んでいます。
それもチップの前払いなので、かなり切羽詰っている様子が出ていますね。
今回の客へのセリフは、
I was just wondering, do you think there's a possibility that
で、前の記事でテリーに頼んでいたセリフ、
I was wondering, do you think it would be possible if
と非常に似た形になっているのもポイントと言えるでしょう。
どちらも「どうかなぁ、って思ってたんだけど、〜することって可能だと思う?」ということですね。

チップを前払いという話にあきれた様子の客を見て、レイチェルは「いいわ」とあきらめます。
Sorry about that spill before! を直訳すると「以前のあの”こぼしたこと”についてはごめんなさい」というところ。
チップの前払いを頼んでいたレイチェルでしたが、実は以前に飲み物をこぼしてしまったこと(さらには、こぼして相手にかけてしまったとも考えられる)があったことがわかります。
チップとはサービスに対して支払われるもので、飲み物をこぼすという失敗をした上に、厚かましくもチップの前払いを頼んだので、相手があきれるのは当然、という流れになっているのですね。

Only 98.50 to go! は「目標まであとたったの98ドル50セント!」という意味。
to go は「(時間・距離などが)あとそれだけ残って」という意味。この場合は、目標金額まであと 98.50 残っている、という感覚になります。
only を付けることで「たったこれだけ」というニュアンスになりますが、実際のところは「これだけ」というには程遠いですよね。
給料も前金でもらえない、客にはチップを余計にもらうどころか失敗ばかりなので、当てがあるはずもないのですが、まるで1月に「1年も残すところ、あと11か月ばかりとなりました」と言ったりするジョークに通じるところがある気もします。

その後、ロスとモニカの兄妹の会話になり、親が感謝祭にプエルトリコに行く予定だと聞いて、ロスは信じられないという様子で何度もそれを否定します。
The Blymans は「ブライマンさん、ブライマン家(け)」。
The+名字の複数形で「〇〇一家(いっか)」を意味します。同じ名字の人が複数集まっているからですね。

「二人はそんなことしない」と言った後、「モニカは間違ってる」と2回も言う様子には、「感謝祭に子供を残して親だけで旅行するとか信じられない」というロスの気持ちがよく出ています。
アメリカの感謝祭はターキーなどのごちそうを作り、家族で過ごすのが恒例となっているため、ロスのような反応をすることになるわけですね。
なかなか信じないロスでしたが、モニカが「だって私は直接、本人たち(両親)と話したもの」と言うのを聞いて、「じゃあ僕も直接尋ねる」というように、ママに電話しに行くことになります。


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posted by Rach at 20:02| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする