2017年06月07日

日経WOMANで紹介されました!

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今日6月7日(水)発売の『日経WOMAN』(2017年7月号)で、私の英語学習法が紹介されています。

『日経WOMAN』7月号の詳しい情報はこちら。
(公式サイト)日経WOMAN ONLINE : 日経WOMAN2017年7月号のご案内

Amazon ではこちら。
日経WOMAN2017年7月号
日経WOMAN2017年7月号

今月号の特集「ムダな時間もお金もかかりません! 忙しい働き女子の「0円」で英語が話せる!」の中で、
ポイントは「3度見」にあり! 英語ドラマDVDで、生きた英語がどんどん身に付く!
というタイトルで、p.80-81 のカラー見開きで、私の学習法をご紹介いただいています。

私が長年おすすめしてきた Rach流DVD学習法(この名前が長いので、最近は”レイチ・メソッド”と呼ばせてもらっています)の「はしょる3段階」を解説した記事となっていますが、掲載記事のタイトルでも「ポイントは「3度見」にあり!」とその部分を強調して下さっているのが、私としてはとても嬉しかったです。

日経WOMANプロフ.jpg

また、上の写真のように「人気英語ブロガー」と紹介していただけているのもとても嬉しく、いつもこのブログを応援して下さる皆様方のおかげと、心より感謝いたしております。
本当にありがとうございます<(_ _)>

今回『日経WOMAN』に掲載していただけたということは、私にとってとても深い意味があります。
拙著『海外ドラマDVD英語学習法』の p.14 にも書かせていただいたのですが、最初の子供が1歳の時(私が32歳の時)、『日経WOMAN』(2001年2月号)の英語特集でおすすめ作品として「フレンズ」が紹介されていたのを見て、私は英語のやり直し学習を始めました。

そのことについては、このブログの過去記事、私の英語学習歴(その2) にも書いています。
その記事を投稿したのは 2005年10月28日でした。
このブログを開始したのが2005年6月で、その4か月後にシーズン1 の解説が終わったので、それまであまり語っていなかった自分のプロフィールとして書いたものでした。
その過去記事で私は『日経WOMAN』(2001年2月号)について、
「私が英語を再度勉強しようと思ったきっかけは、間違いなくこの日経WOMAN」
「この特集を読んで、一気に「英語勉強し直したい、英語の資格を取りたい」と思ったのは間違いない」
「私の背中を押してくれた大事な本」
と書いています。
レイチ・メソッドを始めるきっかけとなった『日経WOMAN』で、このたび、そのレイチ・メソッドを紹介していただけることになったわけですから、ブロガー Rach として、こんなに嬉しいことはありません。
2001年2月号は、ずっと大事にとっていました。
私にとって「大事な2冊」となった、2001年2月号と2017年7月号を並べてみました♪

日経WOMAN2冊.jpg

今回、掲載していただけたことで、海外ドラマDVD英語学習法のメリットと楽しさを、一人でも多くの方に伝えることができたら、本当に嬉しく思います。
2001年の『日経WOMAN』を読んで「ドラマを使った英語学習、楽しそう♪ やってみたい!」と私が思ったように、今月号の私の記事を見て同じように感じて学習を始める方がいらっしゃれば、本当に本当に嬉しいなと思います。

日経WOMAN 関係者の皆様、掲載、ありがとうございました。
そして、このブログをいつも読んで下さり、応援して下さる読者の皆様に、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございます!

この学習法の楽しさと素晴らしさを感じていただけるような記事が書けるように、これからも頑張ります!

Rach からの嬉しいお知らせでした♪


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posted by Rach at 15:30| Comment(4) | メディア掲載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月05日

ひとつふたつ教えてやった フレンズ1-3改その22

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11:26
レイチェル: I mean, it-it was like, it was like he made us into a team. (つまり、アランが私たちをチームにしてくれた、って感じだったの。)
チャンドラー: Yep. We sure showed those Hasidic jewelers a thing or two about softball. (そうなんだ。間違いなく俺たちは、あのハシディック・ジュエラーズ[ユダヤ教ハシディズム派の宝石商]にソフトボールについて一つ二つ(いろいろ)教えてやったよ。)

it was like he made us into a team は「彼(アラン)が私たちを一つのチームにしてくれた、って感じだった」ということですね。
show someone a thing or two about... は、言葉上の意味としては「(人)に〜について、一つ二つ教えてやる」ということ。
「教える」という単語にはいろいろありますが、show は「”示して、見せて”教える」ことを指します。

LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、show ではなくて、know が使われた形が以下のように説明されています。
know a thing or two (about something) (informal) : to have a lot of useful information gained from experience
例)Coach Anderson knows a thing or two about winning.

つまり「経験から得られた有益な情報をたくさん持っていること」。例文は「コーチのアンダーソンは勝つということについて多くのことを知っている」。

a thing or two は直訳すると「一つか二つのこと」ですが、上のロングマンの語義を見ると、実際には「一つか二つの少しだけ」という意味ではなくて、a thing or two と言いながら、その実は a lot であることを暗に示していることになるでしょう。
know でも show でも、その a thing or two のニュアンスは同じでしょうから、あえて a lot と言わずに控えめに表現している、ということで、「一つ二つ教えてやったんだ」→「かなりのことを教えてやったよ」と言っていることになります。
今回のセリフでは、「あの Hasidic jewelers に、ソフトボールについていろいろと教えてやったよ」と自慢げに語っているわけですね。

最後の softball という部分ですが、これがジョークのオチにもなっているように思います。
過去記事、バッグス・バニーのような守備 フレンズ1-3改その21 の最初のト書きで、IN SOFTBALL GEAR 「ソフトボールの用具一式を持っている」と説明されていましたが、シーン最初のト書きで「ソフトボールと明言されていた」のは、後に出てくるチャンドラーのセリフから softball の試合をしていたことがわかったから、それをト書きに反映させているわけですね。
ただ、実際にこのエピソードを初見で見た場合には、「フレンズたちがしょげた様子で入ってきて、手には”野球”用具一式を持っている」のようにイメージする方が多いだろうと思います。
観客や視聴者は「フレンズたちは野球の試合をしてきたんだな」と思って、そのまま話を見ていると、チャンドラーのここのセリフで「ソフトボール」という単語が出てきたので、「野球じゃなくてソフトボール?!」とわかる感じのオチになっているのだろうということですね。
野球とソフトボールを比較すると、オリンピック種目でも、男子が野球、女子がソフトボールになっているように、ソフトボールにはどうしても女子のイメージが強いように思いますので、「野球かと思ってたら実はソフトボールだった」という「想像してたのと”ちょっぴり”違う面白さ」を醸し出していると思います。

Hasidic jewelers はソフトボールの対戦相手のを指すと考えられますね。
「そういう名前のチーム」ということだとそれで話は終わるのですが、調べているといろいろなことがわかってきたので、長くなってしまいますが、以下に Hasidic jewelers についての見解を書かせて下さいね。

jewel は「宝石」で、それに人を表す語尾 -er がついた jeweler は宝石に関わることをする人を意味しますから、宝石を作る人である「宝石職人、宝石細工人」や、宝石を売買する人である「宝石商、宝石商人」などの意味になります(綴りは、アメリカでは jeweler、イギリスでは jeweller)。

そして、Hasidic の方ですが、Hasidic というのはユダヤ教に関係する用語のようです。
Wikipedia 日本語版:ハシディズム
上のウィキペディアによると、ハシディズムは英語では、Hasidism や Hasidic Judaism と表記され、「超正統派のユダヤ教運動」を指す言葉だそうです。
Hasid という単語は、LAAD にも以下のように載っていました。
Hasid [noun] (plural: Hasidim) :
a member of a Jewish religious group who wear special clothes and believe in coming close to God through prayer
Hasidism [noun]

つまり、「特別な衣服を着用し、祈りを通じて神に近づくことを信じる、ユダヤ教の宗教グループのメンバー」。

上の語義の中の Jewish は「ユダヤ人の、ユダヤ教の」という意味で、Jew だと名詞で「ユダヤ人」を指しますね。
LAAD では、アルファベット順の単語の並びとして、Jew の次に jewel という単語が来ており、またその発音も jew「ジュー」の部分が全く同じ発音となります。
音的に Jew を連想させる jewel / jeweler を使って、「ユダヤ人のチームにありそうな架空のチーム名」を脚本上作った、という解釈がまずは考えられるのですが、、、ここで気になったのは、those Hasidic jewelers という字幕表記。

「架空のチーム名」であれば、jewelers の最初も Jewelers のように大文字になるような気がするのですが、DVD英語字幕は jewelers、ネットスクリプトは jewellers とどちらも単語の頭は小文字になっています(Netflix は全部大文字表記なので、大文字小文字の区別がつきません)。
また、those Hasidic jewelers のように、複数形の指示形容詞 those がついているのも、一つのチーム名としてではなく「jeweler たち」という「複数の人間」を意識したもののようにも思えるのですね。

そう思って、"Hasidic jewelers" という言葉で検索してみると、英語で書かれた本の文章中に Hasidic jewelers という言葉が登場していました。
架空のチーム名なら、フレンズの脚本にしか出てこないでしょうが、一般の本に出てきたことを考えると、この言葉は「ありそうなチーム名を作った」というよりは「(ユダヤ教)ハシディズム(派)の宝石商」のような意味で使っていると考えるべきかなと思います。

ユダヤ人というと、商才があり、大企業の経営者などビジネスで成功した人も多い、という印象がありますよね。
先ほど触れたように Jew と jewel の文字や発音が似ていることもありますし、高価なものを扱う宝石商は商才が発揮される職種でもありますから、Hasidic jewelers「ユダヤ人の宝石商」というのは、音的にも自然で、ユダヤ人の成功者としてイメージしやすい典型的な職種なのかなぁ、と思ったりもします。
Hasidic というユダヤ教の言葉が使われていることから、対戦相手がユダヤ人チームであった可能性は十分あると思いますが、その人たちが実際に「(ユダヤ教)ハシディズム(派)の宝石商」だったということではなく、「勝ち組、できるやつら、すごいやつら」の響きを持った対戦相手のイメージなのだろうと私は思いました。
いつもは勝てない自分たちが、アランのおかげで今回はそんな勝ち組にも勝ったんだよ、ということを強くアピールしている表現なんだろうと思った、ということですね。


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posted by Rach at 15:44| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月03日

目黒セミナー応募締切は4日、その後、抽選結果ご連絡となります

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キャンペーン書店にて拙著をお買い上げ下さった方から抽選で40名をご招待する、6月18日(日)の目黒でのセミナーですが、その応募申込の締切は、6月4日(日)24:00まで、となっております。
締切後、抽選を行い、6月9日(金)までに抽選結果をご連絡いたします。
既にお申込み下さった皆様には、結果ご連絡までお待たせすることになっており申し訳ありません。
結果のお知らせまで、今しばらくお待ち下さいませ。

目黒セミナーについては、以下の拙ブログ記事に詳細があります。
6月に東京セミナー開催します!

皆様にお会いできるのを今から楽しみにしております♪
締切が近づきましたので、一言ご連絡まで。


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posted by Rach at 12:13| Comment(0) | セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月01日

バッグス・バニーのような守備 フレンズ1-3改その21

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10:51
SCENE 5: CENTRAL PERK (MONICA ALONE. ENTER ROSS, RACHEL, CHANDLER AND JOEY, DEJECTEDLY, IN SOFTBALL GEAR)
シーン5: セントラルパーク(モニカだけがいて、そこに、ロス、レイチェル、チャンドラー、ジョーイが登場。落胆した[しょげた]様子で、ソフトボールの用具一式を持っている)
モニカ: Hi. How was the game? (はーい、ゲームはどうだったの?)
ロス: Well.... (えーっと…)
みんな: We won! Thank you! Yes! (俺たちが勝った! ありがとう! やった!)
モニカ: Fantastic! One question: How is that possible? (素晴らしいわね! 一つ質問。そんなことがどうしてできたの?)
ジョーイ: Alan. (アランだ。)
ロス: He was unbelievable! He was like that-that-that Bugs Bunny cartoon where Bugs is playing all the positions, right. But instead of Bugs, it was 1st base, Alan. 2nd base, Alan. 3rd base, Alan.... (彼は信じられないくらい素晴らしかったんだ! 彼はまるで、あの…バッグス・バニーのアニメみたいだった、バッグスが全部のポジションを守ってる、っていうやつ。でもバッグスの代わりにこうなってたんだ、1塁がアラン、2塁がアラン、3塁がアラン…)

セントラルパークに、ロス、レイチェル、チャンドラー、ジョーイが何だか元気のない様子で入ってきて、それぞれ手には、バット、グローブ、スパイクなどを持っています。
ネットスクリプトのト書きには、IN SOFTBALL GEAR と書かれているのですが、この gear は「(使う)用具・道具一式、一揃いの装備」という意味なので、ト書きの IN SOFTBALL GEAR は「ソフトボールの用具一式を持って、ソフトボールの装備の状態で」のように説明してあることになります。
「ソフトボール」と限定しているのは、後のシーンで softball という単語が出てくるからなのですが、それについてはまたその時に語ります。

みんなの入ってきた様子は「スポーツをした後、がっかりして帰ってきた」感じが出ていますし、モニカもその流れに合う形で「試合はどうだった?」と尋ねていますね。
モニカはみんなが試合に行ったのを知っていて、そう尋ねていることがわかります。
4人はしばらく沈黙していたのですが、ちょっと間をあけてから一斉に We won! と叫んでいます。
won は win 「勝つ、勝利する」の過去形ですから、We won! は「俺・私たちは勝った!」ということですね。

モニカは、ファンタスティックね! と褒めた後、「1つ質問。どんな風にしてそれが可能なの?」のように尋ねています。
「どうして試合に勝つことができたの?」というニュアンスですね。

ジョーイが「(勝てた理由は)アランだ」と答えた後、ロスはアランのすごさを語り始めますが、that-that-that と、どもった感じになっているところにロスの興奮具合がよく出ていますね。
cartoon はアニメのこと。
日本にも「カートゥーン ネットワーク(CARTOON NETWORK)」というアニメ専用チャンネルもありますので、cartoon という言葉がアニメを指すことをご存じの方も多いでしょうか。
日本のアニメや漫画が世界で人気となった今は、anime や manga で通じるようになりましたので、日本のアニメは anime と呼ばれることが多いですね。

Bugs Bunny は「バッグス・バニー」。
アメリカのアニメ「ルーニー・テューンズ(Looney Tunes)」シリーズに登場するウサギのキャラクター。
好物のニンジンを手に持っている、グレーと白のウサギで、このキャラクターは有名なので日本でも知っている方は多いでしょう。
"What's up, doc?" というのが口癖で、現在の吹替担当の山口勝平さんバージョンでは「どったの センセー?」といつも訳されています。
「ルーニー・テューンズ」のキャラクターたちの、イラスト入りのわかりやすい説明は、以下のワーナー公式サイトで。
【ワーナー公式】ルーニー・テューンズ

2013年に映画館のワーナー・マイカル・シネマズがイオンシネマに名称変更したのですが、ワーナー・マイカル・シネマズの頃は、映画が始まる前に、バッグス・バニーを始めとするルーニー・テューンズの仲間たちが映画鑑賞時の注意などを述べている映像がよく流れていたものでした。
「フレンズ」もワーナーですから、セリフにバッグス・バニーが出てきたのはワーナー繋がりとも言えますね(^^)

is playing all the positions は「すべてのポジションをプレーする」つまり「全てのポジションを担当している、守っている」ということ。
that Bugs Bunny cartoon where SV という形の where は関係副詞で、意味としては「バッグスが全ポジションを守ってるっていうバッグス・バニーのアニメ」ということになりますが、聞こえた順番に前からイメージしていくと、「あのバッグス・バニーのアニメ、そこでは(その中で)バッグスが全ポジションを守ってる」というニュアンスになるでしょう。
先に「あのバッグス・バニーのアニメ」と言っておいてから、where を使ってその内容を詳しく付け足している感覚です。
instead of は「〜の代わりに」なので、そのアニメではバッグスが全ポジションを守っていたけど、今回の僕らの試合では、バッグスの代わりにアランが全ポジションを守ってるって感じだった、と言っていることになります。
「1塁アラン、2塁アラン、3塁アラン」と言いながら、各ポジションを守っている様子を描写しているロスの動きが面白いですね。

「一人で全ポジションを守る」というのはいかにもアメリカのアニメでありそうな感じですが、これは「ありそうな感じ」だけではなく、実際にそういう作品が存在しており、ロスは、バッグス・バニーが一人で全ポジションを守るという Baseball Bugs(邦題:バッグスの野球狂時代)という作品のことを言及しています。
映画やドラマの作品データが掲載されている、Internet Movie Database にも載っていました。
IMDb: Baseball Bugs (1946)
上の IMDb の最初の説明にも、以下のように出ています。
Bugs plays every defensive position against the Gashouse Gorillas.
つまり、「バッグスは、ガスハウス・ゴリラズ相手に[と対戦し]、すべての守備位置(ポジション)を守る」ということですね。

この作品が収録されているDVDが、Amazon にありました。
ルーニー・テューンズ コレクション バッグス・バニー 特別版 [DVD]
ルーニー・テューンズ コレクション バッグス・バニー 特別版 [DVD]

Amazon にはジャケットの裏面の画像も載っているのですが、13作品が収録されている中で、「バッグスの野球狂時代」は、リストの一番最初に出ています。
ちなみに、ジャケット裏面にある、このDVDの宣伝コピーの英文がなかなか面白いですね。
全部大文字なので、読みやすく小文字表記にしてみますと、
Bugs Bunny in his most hare-larious 13 cartoons!
その hare-larious というのは「とても楽しい・愉快な、大笑いを誘う、爆笑させられる」という意味の形容詞 hilarious をもじったもの。
hare (発音は「ヘア」)は「ウサギ」のことで、rabbit よりも大きなものを指します。
ヒラリアスをヘアラリアスのように、ウサギにかけたダジャレにした感覚で、「最も笑える13のアニメのバッグス・バニー。バッグス・バニーの最も大爆笑な13作品」のようなキャッチコピーになっているわけですね。
各作品のタイトルでは、hare も rabbit もどちらも使われていますし(rabbit の方が数は多い)、バッグスは擬人化されたキャラクターなので、厳密にどちらかに分類されるわけでもないのでしょう。
上に紹介したコピーの場合はたまたま hare だどダジャレとして使えるから、、ということで hare になっているということでしょうね。

参考までに私もこの作品をレンタルして見てみました。
ロスが言っているのによく似たシーンが確かに出てきます。
DVD の 2:42 辺りからで、英語音声は以下のようになっています。

Catching, Bugs Bunny. Left field, Bugs Bunny. Right field, Bugs Bunny.
Pitching, Bugs Bunny. Third base, Bugs Bunny. Center field, Bugs Bunny.
First base, Bugs Bunny. Shortstop, Bugs Bunny. Second base, Bugs Bunny.


日本語字幕では、
捕手 バッグス 左翼 バッグス 右翼 バッグス
投手 三塁 センター
一塁 二塁 全部バッグス

のように訳されていました(文字数制限と、「全部」という言葉を是非入れたいからでしょうね、、ショート(shortstop)がない!)

「フレンズ」でのロスは、まるで忍者のようにポジションを素早く移動するかのようなしぐさをしていましたが、実際のバッグスのアニメでは、ずっとピッチャーの位置のバッグスが画面に映っているだけで、アナウンスで各ポジションがバッグスであることを言っているのみでした。
ロスがした動きのように、バッグスが各ポジションにささっと移動していたら面白いなぁと思ったのですが、残念ながら本家の方ではそういう動きはなかったということです。
ですが、Third base, Bugs Bunny のように順番にポジションを言っていくのと、「ポジション+名前」をとことん続ける「くどい」感じが、元ネタの「バッグスの野球狂時代」にそっくりだと思います。
アニメでは、その後、「バッグスが投げた球を受けるために、ピッチャーだったバッグスが急いでホームベースに走って行ってキャッチャーになる」という、「いかにもアメリカのアニメ」っぽいシーンも出てくるのが楽しいです。
ロスの「ポジションを移動するかのようなしぐさ」は、そのシーンのイメージから来ているのかもしれませんね。
1946年の古い作品で、きっと何度も再放送されているので、みんなこのシーンのことをよく知っているのでしょう。
試合でアランが大活躍したということの形容として、「バッグスみたいに全ポジションを守ってた、って感じだよ」と表現すれば、みんなの頭にはその作品が瞬時に浮かぶということなのでしょうね。


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posted by Rach at 16:38| Comment(4) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月29日

俺ならあのものまねだけで結婚する フレンズ1-3改その20

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10:21
チャンドラー: Oh, yeah. I'd marry him just for his David Hasselhoff impression alone. You know I'm gonna be doing that at parties, right? (DOES IT)(あぁ、そうだよ。彼のデビッド・ハッセルホフのものまね(物真似)だけで、俺なら彼と結婚するね。パーティーで俺があのものまねをやるだろうって思うだろ?)
ロス: You know what I like most about him, though? (だけどさ、僕がアランのことで何が一番好きかわかる?)
みんな: What? (何?)
ロス: The way he makes me feel about myself. (僕に自分自身を感じさせてくれることだよ。)
みんな: Yeah... (そうだな…/そうね…)
(AD BREAK)
CMブレイク

レイチェルが「モニカの恋人はアランで決まりよ」のように言った後、チャンドラーも同意して、I'd marry him のセリフを言っています。
I'd marry him というのは、I would marry him で、would を使うことで、If I were you, I would 「もし俺がモニカの立場なら」という仮定のニュアンスが入ることになります。
このような I'd は、「俺ならこうするね」ということから「君はそうすべきだよ」というアドバイスとしてもよく使われます。
DVDの日本語訳(吹替)でも「絶対結婚すべきだよ」と訳されていました。

I would ではなく、I'd と省略されていることが多いため、音にしても一瞬、文字にしてもわずかなスペースの -'d になりますが、それが入ることで微妙なニュアンスを加えることができるということになります。
チャンドラーは男性ですし、チャンドラー自身が結婚相手としてアランのことを見ているわけではないので、I will marry him 「俺は彼と結婚する(ぞ)」のように will を使うと、まるでチャンドラーに彼と結婚する意志があるかのように聞こえてしまいますね。
ここではチャンドラーにそのつもりがあるかとか、チャンドラーがそうしたいかどうかの話ではなくて、「俺がモニカの立場なら、俺が女性なら」のようなニュアンスで、I'd (I would) を使っているということを意識して下さい。

impression はまずは「印象」という意味で覚えることが多いでしょうか。
first impression なら「第一印象」ですね。
このセリフの impression は「ものまね(物真似)」という意味で使われています。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
impression : the act of copying the speech or behavior of a famous person in order to make people laugh (SYN: imitation)
例)Sandy does a pretty good impression of Madonna.

つまり「人を笑わせるために、有名な人の話し方や行動をコピーする行為」。例文は「サンディはかなり上手なマドンナのものまねをする、彼女はマドンナのものまねがかなり上手だ」。

デビッド・ハッセルホフ(David Hasselhoff)は、テレビドラマ「ナイトライダー」(Knight Rider)、「ベイウォッチ」(Baywatch)などで有名なアメリカの俳優です。
Wikipedia 日本語版: デビッド・ハッセルホフ

ここでは、ベイウォッチのシーンのものまねをしています。
DVDの日本語訳でも「”ベイウォッチ”のミッチ」と訳されていました。
Wikipedia 日本語版: ベイウォッチ
ベイウォッチとは水難監視救助隊のことで、デビッド・ハッセルホフは、ライフセイバーのミッチ・ブキャナン(Mitch Buchannon)役を演じています。
ベイウォッチは、海で事故があると走ってその現場に向かうので、走るシーンが多いです。
女性隊員はグラマーな肢体の水着姿で走るため、それを楽しみにしている男子が多いようで、チャンドラーとジョーイがこの番組のファンであることが後のエピソードにも出てきます。
女性達が走っている時、画面はスローモーションになっていて、それもこの番組の人気の大きな要素となっています(なぜスローモーションになると男子が嬉しいかはお察し下さい^^)。

アランがしたというハッセルホフの真似(まね)を、チャンドラーは再現していますが、そのしぐさを見ていると、指を差しながら、動きがスローになっている感じがしますね。
スローモーションでミッチが部下に指示を出しながら走っているシーンのまねをしているのでしょう。
アランがやったその真似が面白いから、これからパーティーがあったら俺もその真似をしよう、とチャンドラーは言っていることになります。

ちなみに 2017年5月25日に「ベイウォッチ」の劇場版新作が全米公開されたそうです。
ミッチ役がドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)で、ザック・エフロンも出演しているそうです。
また、元祖ミッチ役のデビッド・ハッセルホフもその映画にゲスト出演しているようですね(先週、新作映画が公開されたばかり、というのはかなりタイムリーなので、ご紹介させていただきました)。

その後、ロスが「僕がアランのことで何が一番好きかわかる?」と言った後、The way he makes me feel about myself. と言います。
それを言ったロスは遠い目をしていて、それを聞いた、モニカ以外のフレンズたちも「そうだよな、そうよねぇ」という感じで、各自がソファに座ります。
このシーン、Netflix では、Yeah. と言った4人の画面の配置に合わせて、Yeah. というセリフが4か所同時に表示されます。
普通は字幕は下に表示されるため、非常にイレギュラーな字幕表示ですが、それもロスのこの発言に対して4人全員が Yeah. と同時に言ったことを明確に示すためなのでしょうね。

立っていたのを座るというのは、何かをじっくり考えたいという行動だと思われますが、モニカ一人だけが、よく事情が呑み込めないという顔をしているところで、暗転、アドブレイク(CM)になります。

このロスのセリフ、The way he makes me feel about myself. はちょっと漠然としているのですが、このセリフの後、ラフトラック(笑い声)も起きています。
直訳すると「アランが僕に僕自身について感じさせる方法・様子」というところでしょうか。
もう少しセリフっぽくすると、「僕に僕自身について感じさせてくれる、そういうところがアランの一番好きなところなんだよ」という感じですね。
「感じさせてくれる」というのは、「アランを見ていると、僕は自分のことを感じる、自分のことを考えることができる」というようなことかなと思います。
DVDの日本語訳は「彼は僕に自信を持たせてくれるんだ」と訳されていましたが、ロスの言いたいことは多分そういうことなんだろうと私も思います。

これまでのフレンズたちは、モニカが連れてきた彼氏にケチをつけるのが常でしたが、今回はなぜだかみんなアランを大歓迎で、逆にモニカの方がその反応に驚いている様子。
今回の解説の「ベイウォッチの真似」はまあ普通に「面白い」という誉め言葉かと思いますが、その前には「アランの微笑みがひねくれている」という「それって誉め言葉?」と思えるような感想もありましたし、その流れから考えるとこのロスのセリフは「アランといると自分が卑屈にみじめにならなくて済む」みたいな意味なのかなと思うわけですね。

あまりに自分たちとは違う、完璧で理想的な男性がやってくると、自分たちがダメ人間みたいに思えてしまう、自分で自分のことを嫌悪してしまいそうになる、ということとの対比で、「彼を見ていると自分を感じることができる」というのは「彼といると自己嫌悪にならなくて済む、気後れしないで済む」とか「自分たちと同じような雰囲気を感じる、同じ類の人間だと思える、似た者同士だと思える」というようなことかなぁ、と。
ロスのセリフの後の観客の笑いは、ジョークに対する笑いのように感じられます。
普通にロスがアランを褒めているだけでは、ああいう笑いにはならないと思うのですね。
ですから「褒めているようで、実は褒めてないセリフ」というタイプのジョークなのかなぁ、と思ったわけです。

アランのことをえらく気に入ってしまったフレンズたちは、皆がそれぞれロスのセリフを自分に当てはめて、思いにふけっているようですが、モニカ一人だけが「???」となっているという描写も笑いのポイントなのでしょう。
デート相手のモニカがロスの発言の意味にピンとこないようなので、視聴者である我々も具体的なことについては「わからない」でいいのだろうと思います。
ロスのセリフが漠然としているのでロスが何をイメージしているのかはわからないわけですが、あえてどういうことかを詳しくは説明せずに「フレンズたちには、アランに何か感じるところがあったらしい」「ロスの言うことに他の4人は妙に納得している」という「わかったようなわからないような宙ぶらりん感」みたいなものも笑いのポイントなのかなと思いました。


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posted by Rach at 14:41| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月26日

未来の恋人を測るものさし フレンズ1-3改その19

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9:51
ジョーイ: Know what was great? The way his smile was kinda crooked. (最高だったの、何だかわかる? 彼の微笑みがちょっとゆがんだ[ひねくれた]感じだったことだ。)
フィービー: Yes, yes! Like the man in the shoe! (そう、そう! 靴の中の男みたいな!)
ロス: What shoe? (何の靴?[靴って何?])
フィービー: From the nursery rhyme. "There was a crooked man, who had a crooked smile, who lived in a shoe for a... while..." (わらべ歌(マザーグース)にあるでしょ。「曲がった[ひねくれた]男がおりました。彼は曲がった笑いをしていました。彼は靴に住んでいました。しばらくの…間…)
(DUBIOUS PAUSE)
あいまいな間(沈黙)。
ロス: So I think Alan will become the yardstick against which all future boyfriends will be measured. (それで、僕は思うんだよ。アランは未来の全ての恋人を測る基準(ものさし)になるだろう、って。)
レイチェル: What future boyfriends? No, no, I th- I think this could be, y'know, "it." (未来の恋人って何よ?[何の未来の恋人よ?] 違う、違うわ。私は、これが、ほら、「それ」(あなたの運命の恋人)じゃないかって[これで決まりじゃないかって]思うのよ。)
モニカ: Really? (ほんとに?)

Know what was great? は、You know what was great? の主語 You が省略された形で、「グレイト・最高だったことは何だと思う?」という意味。
「最高だったことって言えば、これだよな」と先に言っておいてから、その内容を続けるようなニュアンスです。

crooked の発音は「クルキッド」という感じで、「曲がっている、ゆがんだ」という意味があります。
物理的に曲がっていることも、また「心が曲がっている」という意味の「不正直な、不正な」という意味にもなります。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
crooked
1. bent, twisted, or not in a straight line
2. dishonest

つまり、1. は「曲がった、ねじれた、まっすぐではない」、2. は「不正直な」。

形や見た目の話でも、性格の話でも、いずれの場合も誉め言葉として使うタイプの言葉ではない気がしますね。
アランについて、フレンズたちが揃って、We loved him. He's great. 「彼を気に入った。彼は最高」と言っているのですが、どこを気に入ったかの話で「彼の微笑みがゆがんでる、ひねくれてる」みたいに言っているところが、笑いのポイントであるような気がします。
「それって褒めてないよね?!」みたいな感じでもありますが、フレンズたちは皮肉っぽくそう言っているというよりは、普通の人なら魅力を感じないような部分を気に入ってしまっている、という面白さなのかなぁ、と。
これについては、この後もアランの感想を述べるシーンが続きますので、おいおい語りたいと思います。

「微笑みがゆがんでた、ひねくれてた」と言うのを聞いて、フィービーは「それよ、それ!」みたいにジョーイを指さし、「靴の中の男みたいな!」と言うのですが、そう思ったのはフィービーだけのようで、ロスは「え?」という顔で「靴って何?」と尋ねます。

nursery rhyme は「童謡、わらべ歌」ですが、ここでフィービーが言っているのはその中でも特に有名な Mother Goose (マザーグース)です。
フィービーが言っている歌詞は、2つのマザーグースが混じってしまっていて、それでみんなは「??」となっているようですね。

まず1つ目は、The crooked man 「曲がった男(ひねくれた男)」。
この歌は、
There was a crooked man, and he walked a crooked mile.
He found a crooked sixpence upon a crooked stile.
「曲がった男がおりました。彼は曲がった1マイルを歩きました。
彼は曲がった踏み段の上に6ペンスを見つけました。」
と続きます。

フィービーは smile が crooked (ここでの意味は「ひねくれた」)だと聞いて、crooked smile を思い出したようですが、実際のマザーグースは crooked mile であって、smile ではありません。
mile と smile の発音が似ていたから勘違いしたようです。

その勘違いに加え、さらには、他の唄も混じってきてしまったようです。
lived in a shoe のフレーズは、同じくマザーグースの There was an old woman 「あるおばあさんがおりました」という唄に出てきます。

There was an old woman who lived in a shoe.
She had so many children, she didn't know what to do.
「靴に住んでるおばあさんがいました。
彼女には子供がたくさんいて、どうしたらいいかわかりませんでした。」

ですから、his smile was (kinda) crooked というフレーズを聞いて crooked mile の入ったマザーグースを思い出したのですが、それを who had a crooked smile と言ってしまったため、よく似たニュアンスの、who lived in a shoe... という別のマザーグースに途中で変わってしまった、ということのようです。

こういうマザーグースあったでしょ、みたいに得意げに言い始めるのですが、while... と言っている部分の声が小さくなり、目も泳いでいるので、その辺りで自分でもなんか違うなと気づいたのでしょうね。
みんなは沈黙していて、チャンドラーは首を前に出して「ん?」という顔をしていますが、それも「それって違うんじゃない?」というような表情ですよね。

変な沈黙が流れた後、誰もそのフィービーの間違いに対してつっこみを入れたりすることもなく、ロスは立ち上がって、別の話を始めます。
フレンズ1-1 のロスは、このように話題を変えたい時に Anyway... を使ったりしていましたが、今回のこのシーンではそういう「話題を変えるサイン」すらなく話し始めています。
先ほどのフィービーの発言は、なかったことにされている、流されてしまっている感じですね。

measure は「測る、測定する」。
yardstick は文字通り、「ヤード・スティック」で、1ヤードの長さを測るための棒です。
長さを測るための棒であることから、「(評価・比較などの)基準、ものさし」という意味にもなります。
日本語の「ものさし」も、長さを測る器具であり、評価基準という意味にもなりますよね。

the yardstick against which... は、関係代名詞。
all future boyfriends will be measured against the yardstick ということで、それをわかりやすく能動態にしてみると、Monica (or We) will measure all future boyfriends against the yardstick. となり、そのヤードスティックがアランになるのよ、ということになります。
measure A against B は、「B と比較して、A を評価する、A の優劣を判断する」ということ。
その(基準となる)ものさしと比較して、未来の全ての恋人を判断する、将来の全ての恋人の良し悪しを判断するのに、彼がその比較の基準のものさしになるだろう、ということですね。
彼が今後全ての恋人の基準になる、ということは、つまり、彼を超えるような素晴らしい人に今後出会えるかどうかだよ、彼を超える人かどうかで今後は男を判断していけばいい、ということですね。
彼と比較したら、なかなかそれに勝る人は今後出てこないだろう、という感じの、かなりの褒め言葉になるだろうと思います。
ちなみに、boyfriend というのは、日本語のボーイフレンド、男友達、というニュアンスではなく、「恋人」です。
ですから、I have a lot of boyfriends. (私にはたくさんのボーイフレンドがいる)などと言うと、何股もかけているかのように誤解されますのでご注意下さい^^

「アランは未来の恋人のものさしになる」というロスの言葉も結構な褒め言葉だと思うのですが、レイチェルはさらにその上のことを言っています。
What future boyfriends? 「何の未来の恋人よ? 未来の恋人って何よ?」というのは、未来の恋人なんて表現自体が不思議だわ。未来の恋人なんてありえない、未来の恋人なんか要らないわ! という感じですね。

this could be "it" は「これ(今回の彼=アラン)が it になりうる」ということで、レイチェルは、"it" という言葉を強めに発音しています。
この it は、まさに待ち焦がれていた理想の恋人が彼よ! というニュアンスの、彼が「まさにそれ」なのよ、という感覚になります。
何か待ち焦がれていたもの、あるいは時期が来た場合に、This is it. 「さあいよいよだ。来るものが来た。これだ。これで決まりだ」と言いますが、その it と似た感覚ですね。
何かを指し示す代名詞の「それ」ではなく、頭の中にイメージして待ち焦がれていた“それ”、「理想のもの、至上のもの」を指す感じの it になります。
DVD の日本語訳では「彼で決まりよ」と訳されていましたが、This is it. の「これで決まりだ」というニュアンスと同じになるということですね。


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posted by Rach at 15:36| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする