ジョージ・ステファノポロスを知らないレイチェルは、
レイチェル: Who's George Snuffleupagus? (ジョージ・スナッフルパガスって誰?)
フィービー: That's Big Bird's friend. (それは、ビッグバードの友達よ。)
レイチェルが間違った名前は、セサミストリートのキャラクターのAloysius Snuffleupagus (アイロシアス・スナッフルパガス)、通称スナッフィーです。
DIONが提供しているセサミBBのキャラクター紹介のページに写真も載っています。
モニカ: You know, the White House adviser, clinton's campaign guy. The one with the great hair, sexy smile, really cute butt.
(ほら、ホワイトハウスの顧問で、クリントン陣営の人よ。髪が素敵で、笑顔がセクシーで、お尻がすっごく可愛い人。)
レイチェル: Oh, him! The little guy. Oh, I love him!
(あぁ、あの小柄な彼ね。あの人大好き!)
ここで、英語タイトルにも登場している、今回の影の主役(?)、ジョージ・ステファノポロスさんについて簡単に説明します。
この人は実在の人物です。
クリントン政権で、deputy campaign manager(選挙事務所長代理[副所長?]) 、director of communications(広報責任者)として活躍。
その後、ABC Newsの特派員となり、現在では、ABC News This Weekという日曜朝の番組のAnchor(アンカー、ニュース番組の責任者兼キャスター)を2002年6月から担当しています。
日本では、BS1で、月曜日の昼2時15分から放送しているようです。
「ようです」と書いているのは、まだ自分の目で確認していないから。
確認しようと思っているうちに、このエピソードの投稿日が来てしまったので。
今度ちゃんと確認して、また報告しますね。
ABC Newsのホームページにステファノポロスさんの写真も載ってます。
ジョージが見えた、と騒ぐフィービーに
モニカ: Where? (どこどこ?)
フィービー: Where we've been looking all night.
(私達が一晩中見張ってるところでしょ。)
「どこどこ?」って反射的にそう言っちゃうだけなのに、それに真面目に答えてるフィービーがおかしい。
女性陣: Drop the towel. Drop the towel. Wow.
(タオル落として、タオル落として。ワーオ。)
生まれたままの姿を見てしまった三人のため息に笑えます。
しかし、実在の、それも政治畑の人間のことを、こんな風にリアルにドラマで描写して(いや、もちろん脚色は入ってると思うけど)、文句出ないんでしょうかねぇ。
また、日本に目を転じてみると、こんな人気ドラマに使われそうな、政治がらみの人っているかしらん。
治療後、顔に固定具のようなものを付けて出てきたロスに、
チャンドラー: I thought you were great in Silence of the Lambs.
(「羊たちの沈黙」に出演したら、結構いけるかもな。)
The Silence of the Lambsはご存知、映画「羊たちの沈黙」です。
ハンニバル・レクター博士が顔にああいうフェイスガード(マスク?)みたいなの付けてましたよね。
ケガまでして拾ったホッケーのパックを子供が持っているのを見て怒るロスですが、
子供: I found it. Finders keepers, losers weepers.
(僕が見つけたんだ。拾った者が持ち主で、落とした者は泣きをみる、だよ。)
このFinders keepers, losers weepers.はことわざ(のようなもの?)です。
Finders keepers.だけでも使います。
レイチェルがベランダから落としたクッション。ちゃんと下の人が届けてくれたようですが、個人的には、この人がJack from downstairs(下の階のジャック)ではないかと思っているのですが、どうでしょう?
電話に出たチャンドラー、レイチェルへの電話だと伝えると、
レイチェル: Okay. Will you take my place?
(わかったわ、私の代わりをしといてくれる?)
チャンドラー: All right. Yes, this is Rachel.
(わかった。はい、もしもしレイチェルですが・・・)
take someone's placeは「(人)の代わりをする、後任になる、交代する」という意味ですが、ゲームを代わってくれ、という意味だとわかっていながら、とぼけるチャンドラーです。
楽しげに遊ぶ仲間たちを見ながら、
レイチェル: I've got magic beans. (魔法の豆を手に入れたわ。)
なんとなく、これから楽しい毎日が過ごせそう、とレイチェルが感じた瞬間です。
これは第一話で、I just grabbed a spoon. (スプーンをつかんだ。[これから新しい恋を探そう。])といったロスに通じるものがありますね。
(2005.10.23 追記)
以下の記事に、この 1-4 のエピソードに関する追加説明があります。
興味のある方は覗いてみて下さい。
フレンズ1-4その4 ご質問
(2009.10.1 追記)
さらに記事を追加しました。
その言葉そっくり返すよ フレンズ1-4その5
(追記はここまで)