レイチェルとミンディがバリーのところに乗り込み、二人一緒にバリーを振ろうとします。
バリー: Whatever I did, I only did because I love you so much. (僕がどんなことをしたにせよ、君をすごく愛しているからしたことなんだ。)
レイチェル: Which one of us are you talking to there? (あなたが今、”君”と言ったのは、私たちのうちのどっちのこと?)
ここでのポイントは "you" です。
二股かけてる女性二人を前にして、I love you. と言われても、どっちのことかわかりませんよね。
どちらも愛している、とも取れなくもない。
まぁ、「二人とも」ということをはっきりさせたいのなら、I love you two. か I love you guys. または、I love you both. とかになるんでしょうが。
そういえば、あれだけ単数、複数にこだわる英語なのに、何故か you だけは単複同形ですね。
相手の目を見てしゃべるから、あえて「君」か「君たち」かを言う必要がないのでしょうか?
日本語では、複数いる場合には、「君」とは言いませんよね。
「君ら」か、「君たち」かのどちらかで、少なくとも「君」と単数では呼びません。
この紛らわしさが、セリフのポイントになることもよくあります。
アリーmy Love でも、ルーシー・リュー演じる気の強いリンが、自分にメロメロのリチャードに、
I miss you. 「あなたが愛しいわ。」といっておいて、後から...guys. と付け加えて、リチャード一人が愛しいんじゃなくって、事務所のみんな=あなたたち(you guys)が愛しいのよ、と言ってみたり。
アリーが元彼のビリーと二人きりで話したいので I need to talk with you. と言ったけど、横にビリーの奥さんのジョージアがいたから、twoと付け加えて、ビリーひとりじゃなくって、ジョージアも含めた二人とね、とフォローしてみたり。
(アリーのセリフはうろ覚えなので、セリフは不正確かも。どのエピソードか忘れたので、調べようとすると大変で・・・。)
バリーは浮気をしたことを認めたのに、それでもミンディはバリーと結婚するといいます。
レイチェル: Mindy, the guy is the devil! (ミンディ、あの男は悪魔よ!)
He is Satan in a smock! (バリーはスモックを着た魔王よ!)
smock とは、「仕事着、スモック」のこと。
幼稚園児が着てる、アレですよね。
Satan は「サタン、魔王」のこと。発音は「セイトゥン」という感じです。
魔王というと、ハクション大魔王を思い出すのは私だけ?
ハナの赤いカンちゃんという男の子がいて、その子がいつも「おい、魔王!」と言うのですが、あの声がサザエさん(加藤みどり)だってご存知ですか?
さらに、かわいいアクビ娘の声はタラちゃん(貴家堂子)だということも?
って、別のこのブログ、アニメのトリビアブログじゃないんですけど・・・(ま、トリビアというほどでもないですが)。
この悪魔だ、魔王だ、という話から、今回の原題はthe Evil Orthodontist(邪悪な歯科矯正医)の話になってるわけですね。
evil と言えば「邪悪な、悪い」。
ブッシュ大統領が演説で批判した「悪の枢軸(axis of evil)」で有名ですね。
ミンディ: But the truth is at the end of the day I still really wanna be Mrs. Dr. Barry Farber...D.D.S. (でも本当は、要するに私はまだドクター・バリー・ファーバー、という歯科医の妻になりたいのよ。)
at the end of the day は「結局、要するに」という意味。
D.D.S. は Doctor of Dental Surgery(口腔外科、歯科外科の博士[医者])、つまり歯科学部を修了した歯学士のことらしいです。
うーん、やはりアメリカでも、お医者さんの妻は玉の輿なのか・・・。
(Rachからのお願い)
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2005年09月30日
2005年09月29日
フレンズ1-20その4
電話の前で、ずーっと待ってるチャンドラー。
後ろからモニカが電話の音の口真似をします。
慌てて電話を取ったチャンドラーを見る、モニカの嬉しそうな顔! (この顔見てたら、笑っちゃう。)
チャンドラー: Hell is filled with people like you. (地獄というところは、モニカみたいな人たちでいっぱいなんだな。)
モニカのことを単に「悪人」というのではなく、地獄に住む人はみんなモニカみたいなんだ、と遠回しな言い方をするのが面白いです。
ミンディのことを話すレイチェル。
レイチェル: She was my best friend, you guys. We went to camp together, she taught me how to kiss... (ミンディは私の親友だったのよ。キャンプにも一緒に行って、彼女がキスのやり方を教えてくれたの・・・)
それを聞いて、ニヤニヤするジョーイです。
ジョーイは、「レズビアンもの」が好きらしい。
出掛けようとするレイチェルに、まださっきのキスの話の続きを聞きたがるジョーイ。
ジョーイ: When she taught you to kiss, you were at camp ,and were you wearing any kind of little uniform or...? (ミンディがレイチェルにキスをキャンプで教えた時、二人は制服か何かを着てたの、それとも・・・?)
ジョーイは、「レズビアンもの」さらには「コスプレもの」も好きらしい。
婚約者のミンディに、バリーとの浮気がバレたのかとビクビクしていたレイチェルですが、ミンディの話というのは、
ミンディ: Will you be my maid of honor? (付き添い役やってくれる?)
maid of honor というのは、結婚式で花嫁に付き添う役のことで、友達が担当します。
花婿の付き添い役は best man と言います。
なぜミンディはビクビクしながら頼んだかと言うと・・・。
そもそもミンディは、レイチェルとバリーの結婚式での付き添い役でした。
レイチェルは結婚式を逃げ出し、残されたバリーと付き添い役のミンディが新婚旅行で行く予定だったアルバ島へ二人で行って、そこから二人のお付き合いが始まったのです。
だから、レイチェルに今度は反対の立場の付き添い役を頼むことはひんしゅくかも・・・と思っているわけ。
レイチェル: That's all you wanted to ask? (それで聞きたいことは終わりなの?)
ミンディ: That's all! (終わリよ!)
That's all. は直訳すると、「それがすべて。」、つまりそれ以上はない、「それで終わり。」ということです。
レイチェルとミンディが抱き合っているのを見て、
ジョーイ: Oh, my! (おぉ、いいねぇ!)
「レズビアンもの」が好きなジョーイは、こういう光景を見ると、いつも口をちょっとへの字に曲げて嬉しそうな顔をしますね。
ロスとフィービーはクロスワードパズルをしています。
ロス: Four letters, "Circle or hoop." (4文字で、円、または輪)
チャンドラー: Ring, damn it, ring! (リング、くそっ、リング!)
ロス: Thanks. (ありがと。)
これは、チャンドラーがかかってこない電話に向かって、Ring! (電話よ、鳴れ!)と怒鳴っているのですが、たまたまクロスワードの答えも ring「輪」だったので、答えを教えてくれたチャンドラーに、ロスが御礼を言ったわけ。
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2005年09月28日
フレンズ1-20その3
モニカ: The guy with the telescope is doing it again! (望遠鏡を持った男が、また覗いてる!)
フィービー: Go away! Stop looking in here! (あっち行って! ここを見るのはやめて!)
モニカ: Great. Now he's waving back. (すごいわ。彼が手を振り返してる。)
フィービーのあっち行け、という身振りが、手を振ったように見えたらしい。
こちらはいやがっているのに、あちらは喜んでいるようです。
チャンドラー: Can I use your phone? (モニカの電話貸して。)
モニカ: For future reference, that thing in your hand can also be used as a phone. (今後の参考のために言っとくけど、あなたの手の中にあるものも、電話として使えるのよ。)
チャンドラー: Yes, it's working. ([モニカの電話から自分のにかけてみて]やっぱり、使えるじゃん。)
自分の電話が壊れてないかを確かめたかったようですね。
留守電のメッセージを聞いたかどうかは beep(呼び出し音)の回数でわかるらしい(そうなの?)
そうしてみれば、というフィービーですが、
チャンドラー: Doesn't that make me seem...? (それって俺がどう見えるか・・・)
ロス: Desperate? Needy? Pathetic? (死に物狂い? もの欲しそう? みじめ?)
チャンドラー: You obviously saw my personal ad. (ロスが俺の個人広告を見たのは明らかだな。)
desperate は「自暴自棄の、死に物狂いの、絶望的な」という意味。
タイムリーというか、本日NHK衛星第2で、夜10時から「デスパレートな妻たち」というアメリカのドラマが始まりますね。
原題は Desperate Housewives。アメリカで話題のドラマだと聞きました。
私は(もちろん?)見たことなくて、ざっとした説明しか知らないのですが、邦題を「絶望的な」とかではなくて、「デスパレートな」としたのが、個人的には面白いと思います。
アメリカで話題のドラマなら、原題とある程度、似せた名前をつけた方がインパクトがあるような気がしますので。
NHKのホームページでは、
”「デスパレート」とは せっぱ詰まった、がけっぷちの、絶望的な、という意味”
と書いてあるので、そういういろんなニュアンスを一言に込めるには、英語のままの方が却って良いということもあるのでしょうね。
かと言って、デスパレート・ハウスワイブズと複数では、「主婦、妻」だとピンと来ないし、かと言って、デスパレート・ハウスワイフでは単数になっちゃうし。
今までだったら、原題が複数形でも平気で単数形のワイフというタイトルをつけてたような気がしますが、日本人も英語に敏感になってきましたので、気になる人も多いかと。
(↑デスパレートから、話が脱線しすぎました。すみません。)
adはadvertisement の略で、「広告」。
personal ad は、自分のことを PR する広告か、もしくは「こんな人を探してます」という広告かのどちらかですね。
よく迷子のネコちゃんを探すのに、「毛は白で、しっぽは長くて・・・」とか特徴を書きますが、そういう特徴欄に、チャンドラーの場合は、desperate, needy, patheticという悲惨な言葉が並ぶ、といいたいわけ。
こんなことを言うロスもロスですが、それを自虐的に受け止めるチャンドラーもすごい。
フィービー: How many beeps? (何回呼び出し音が鳴った?)
チャンドラー: She answered. (彼女が出た。)
モニカ: This is where you'd use that "hello" word we talked about. (ここで私たちの言ってた「ハロー」って言葉を使うのよ。)
留守電だと思っていたら本人が出たので動揺するチャンドラーに、モニカのきつ〜い一言でした。
バリーとエッチしたことを非難されるレイチェル。
レイチェル: We still care about each other. There's a history there. It's like you and Carol. (私たち、まだお互いのことが好きなのよ。これまでの歴史というのもあるし。あなたと(元妻の)キャロルみたいなものよ。)
care about は「・・・に好意を持つ」という意味。
history は「歴史」ですが、学校で習う日本史や世界史だけでなく、「経歴、前歴、過程」という意味もあります。
恋愛の話で history というと、これまでの恋愛の経過、つまり、付き合って、ケンカして、別れて、仲直りして・・・という一連の二人の間の出来事のことを指します。
確かに振り返ってみると、偉大なる「歴史」ですものね。
(Rachからのお願い)
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フィービー: Go away! Stop looking in here! (あっち行って! ここを見るのはやめて!)
モニカ: Great. Now he's waving back. (すごいわ。彼が手を振り返してる。)
フィービーのあっち行け、という身振りが、手を振ったように見えたらしい。
こちらはいやがっているのに、あちらは喜んでいるようです。
チャンドラー: Can I use your phone? (モニカの電話貸して。)
モニカ: For future reference, that thing in your hand can also be used as a phone. (今後の参考のために言っとくけど、あなたの手の中にあるものも、電話として使えるのよ。)
チャンドラー: Yes, it's working. ([モニカの電話から自分のにかけてみて]やっぱり、使えるじゃん。)
自分の電話が壊れてないかを確かめたかったようですね。
留守電のメッセージを聞いたかどうかは beep(呼び出し音)の回数でわかるらしい(そうなの?)
そうしてみれば、というフィービーですが、
チャンドラー: Doesn't that make me seem...? (それって俺がどう見えるか・・・)
ロス: Desperate? Needy? Pathetic? (死に物狂い? もの欲しそう? みじめ?)
チャンドラー: You obviously saw my personal ad. (ロスが俺の個人広告を見たのは明らかだな。)
desperate は「自暴自棄の、死に物狂いの、絶望的な」という意味。
タイムリーというか、本日NHK衛星第2で、夜10時から「デスパレートな妻たち」というアメリカのドラマが始まりますね。
原題は Desperate Housewives。アメリカで話題のドラマだと聞きました。
私は(もちろん?)見たことなくて、ざっとした説明しか知らないのですが、邦題を「絶望的な」とかではなくて、「デスパレートな」としたのが、個人的には面白いと思います。
アメリカで話題のドラマなら、原題とある程度、似せた名前をつけた方がインパクトがあるような気がしますので。
NHKのホームページでは、
”「デスパレート」とは せっぱ詰まった、がけっぷちの、絶望的な、という意味”
と書いてあるので、そういういろんなニュアンスを一言に込めるには、英語のままの方が却って良いということもあるのでしょうね。
かと言って、デスパレート・ハウスワイブズと複数では、「主婦、妻」だとピンと来ないし、かと言って、デスパレート・ハウスワイフでは単数になっちゃうし。
今までだったら、原題が複数形でも平気で単数形のワイフというタイトルをつけてたような気がしますが、日本人も英語に敏感になってきましたので、気になる人も多いかと。
(↑デスパレートから、話が脱線しすぎました。すみません。)
adはadvertisement の略で、「広告」。
personal ad は、自分のことを PR する広告か、もしくは「こんな人を探してます」という広告かのどちらかですね。
よく迷子のネコちゃんを探すのに、「毛は白で、しっぽは長くて・・・」とか特徴を書きますが、そういう特徴欄に、チャンドラーの場合は、desperate, needy, patheticという悲惨な言葉が並ぶ、といいたいわけ。
こんなことを言うロスもロスですが、それを自虐的に受け止めるチャンドラーもすごい。
フィービー: How many beeps? (何回呼び出し音が鳴った?)
チャンドラー: She answered. (彼女が出た。)
モニカ: This is where you'd use that "hello" word we talked about. (ここで私たちの言ってた「ハロー」って言葉を使うのよ。)
留守電だと思っていたら本人が出たので動揺するチャンドラーに、モニカのきつ〜い一言でした。
バリーとエッチしたことを非難されるレイチェル。
レイチェル: We still care about each other. There's a history there. It's like you and Carol. (私たち、まだお互いのことが好きなのよ。これまでの歴史というのもあるし。あなたと(元妻の)キャロルみたいなものよ。)
care about は「・・・に好意を持つ」という意味。
history は「歴史」ですが、学校で習う日本史や世界史だけでなく、「経歴、前歴、過程」という意味もあります。
恋愛の話で history というと、これまでの恋愛の経過、つまり、付き合って、ケンカして、別れて、仲直りして・・・という一連の二人の間の出来事のことを指します。
確かに振り返ってみると、偉大なる「歴史」ですものね。
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2005年09月27日
フレンズ1-20その2
レイチェルとバリーがセントラルパークの外で話をしています。それを見たフィービーは
フィービー: Oh, my God! Don't do that! (まぁ、やだ! そんなことしないで!)
ロス: What? What? What? (何? 何? 何?)
フィービー: That man across the street just kicked that pigeon. (通りの向こうの男が、ハトを蹴ったのよ。)
てっきりレイチェルとバリーがキスでもしてるのかと思ったら、フィービーは違う人のことを怒っていたのでした。
それって、紛らわしいやろ、って感じです(笑)。
自分が捨てたバリーとデートして楽しかったというレイチェルに、他のみんなは批判的。
レイチェル: I mean, we had fun! Is there anything wrong with that? (だって二人で楽しかったの。それって何か悪いことでもある?)
チャンドラー: Yes! (あるさ!)
レイチェル: Why? (どうして?)
チャンドラー: I have my reasons. (俺には俺の理由があるんだ。)
チャンドラーは、自分の恋愛でもいつもトラブル続きで、人の恋愛話にまで首をつっこみたくないのですが、ロスに叩かれて、イエスと言ってしまうチャンドラー。
理由を聞かれて、「俺にも事情が・・・」では、答えになっていませんが。
やっとダニエルに電話しているチャンドラーですが・・・
チャンドラー: "Oh, Danielle, I wasn't expecting the machine. Give me a call when you get a chance." Bye-bye. (「あぁ、ダニエル。留守電だとは思わなかったよ。時間があれば電話して。」 バイバイ。)
食器の音まで立てて、アリバイ作りをしているようなチャンドラー。
留守電に吹き込んだメッセージのかぎかっこの部分は、メモを棒読みしたものでした。
モニカ: That's what you've been working on for the past two hours? (あれが、この2時間ずっと考えてた言葉なの?)
チャンドラー: I've been honing. (練りに練ったのに。)
hone は「(刃物などを)砥石でとぐ、(技術を)磨く」という意味です。
文章を推敲し、いらないところは削り、訂正し・・・という感じ。
でも、短い、それもありきたりの文章なので、「あれだけ時間かけて、それだけ?」というモニカの感想もうなずけますね。
ロス: What was with the dishes? (あのお皿の音は何?)
チャンドラー: I wanted her to think I might be in a restaurant, you know, I might have a life. Like I haven't been sitting here honing for the last two hours? (俺がレストランにいるのかもしれない、俺にも別の生活ってもんがあるんだ、って思って欲しかったんだ。ここで2時間もずっと文章を練ってたんじゃない、ってね。)
意地っ張りなチャンドラー。
「ダニエルのことをずっと考えてるわけじゃないよ。」と思われたいようです。
でも、だいたい、気にしてないよーってふりをすればするほど、動揺が声やしぐさに現れてくるもんなんですよねぇ。
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フィービー: Oh, my God! Don't do that! (まぁ、やだ! そんなことしないで!)
ロス: What? What? What? (何? 何? 何?)
フィービー: That man across the street just kicked that pigeon. (通りの向こうの男が、ハトを蹴ったのよ。)
てっきりレイチェルとバリーがキスでもしてるのかと思ったら、フィービーは違う人のことを怒っていたのでした。
それって、紛らわしいやろ、って感じです(笑)。
自分が捨てたバリーとデートして楽しかったというレイチェルに、他のみんなは批判的。
レイチェル: I mean, we had fun! Is there anything wrong with that? (だって二人で楽しかったの。それって何か悪いことでもある?)
チャンドラー: Yes! (あるさ!)
レイチェル: Why? (どうして?)
チャンドラー: I have my reasons. (俺には俺の理由があるんだ。)
チャンドラーは、自分の恋愛でもいつもトラブル続きで、人の恋愛話にまで首をつっこみたくないのですが、ロスに叩かれて、イエスと言ってしまうチャンドラー。
理由を聞かれて、「俺にも事情が・・・」では、答えになっていませんが。
やっとダニエルに電話しているチャンドラーですが・・・
チャンドラー: "Oh, Danielle, I wasn't expecting the machine. Give me a call when you get a chance." Bye-bye. (「あぁ、ダニエル。留守電だとは思わなかったよ。時間があれば電話して。」 バイバイ。)
食器の音まで立てて、アリバイ作りをしているようなチャンドラー。
留守電に吹き込んだメッセージのかぎかっこの部分は、メモを棒読みしたものでした。
モニカ: That's what you've been working on for the past two hours? (あれが、この2時間ずっと考えてた言葉なの?)
チャンドラー: I've been honing. (練りに練ったのに。)
hone は「(刃物などを)砥石でとぐ、(技術を)磨く」という意味です。
文章を推敲し、いらないところは削り、訂正し・・・という感じ。
でも、短い、それもありきたりの文章なので、「あれだけ時間かけて、それだけ?」というモニカの感想もうなずけますね。
ロス: What was with the dishes? (あのお皿の音は何?)
チャンドラー: I wanted her to think I might be in a restaurant, you know, I might have a life. Like I haven't been sitting here honing for the last two hours? (俺がレストランにいるのかもしれない、俺にも別の生活ってもんがあるんだ、って思って欲しかったんだ。ここで2時間もずっと文章を練ってたんじゃない、ってね。)
意地っ張りなチャンドラー。
「ダニエルのことをずっと考えてるわけじゃないよ。」と思われたいようです。
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2005年09月26日
フレンズ1-20その1
シーズン1 第20話
The One With the Evil Orthodontist (不誠実な婚約者)
原題は「邪悪な歯科矯正医の話」
モニカ: There's some creep out there with a telescope! (あそこに望遠鏡を持った気味の悪い人がいるわ!)
ロス: I can't believe it! He's looking right at us! (信じられない。あいつ、僕たちを見てるよ。)
レイチェル: Oh, that is so sick! (まぁ、悪趣味ねぇ!)
チャンドラー: I feel violated. And not in a good way. (犯されたって感じ。それも、良くない方法で。)
フィービー: How can people do that? (あんなことできる人間がいるなんて。)
もう、信じられないといった面持ちのメンバー。
6話でジョーイのお芝居を見た直後のレイチェルも、I feel violated. と言っていましたね。
フィービー: You guys, look! Ugly Naked Guy got gravity boots! (みんな、見て! 裸のブ男が重力ブーツ買ったわ。)
窓際に押し寄せるみんな。
そうです。いつも Ugly Naked Guy のことを覗いてあれやこれやと批評しているのに、自分たちが覗かれていると知ると、上のセリフのように、気持ち悪がっています。
誰一人、その矛盾に気付いてないらしい(笑)。
ちなみに、gravity boots というのは、筋トレ用の器具のようですね。
足首だけのブーツのようなものを足にはめて、自分は逆さまになって器具を鉄棒に取り付けて、腹筋したりするようです。
逆さまになって重力に対抗するから、重力ブーツというのかな?
チャンドラーはダニエルという女性と1回目のデートはうまく行くのですが、
モニカ: Have you called her? (彼女に電話した?)
チャンドラー: Let her know I like her? Are you insane? (俺が彼女を好きだ、って彼女に知らせるの? 正気かよ?)
モニカ: Guys! It's gross! (男って! もう嫌ね。)
チャンドラー: It's the next day. How needy do I wanna seem? (次の日だぞ。そんなに物欲しそうには見せたくないよ。)
ジョーイ: Yeah, let her dangle. (あぁ、じらしてやれよ。)
dangle は「ぶら下げる」という意味、さらに「じらす、やきもきさせる」という意味にもなります。
自分の方から動くのは、男の沽券にかかわる、という感じでしょうか。
モニカ: I can't believe my parents are pressuring me to find one of you people. (うちの親が、あなたたちみたいな男を見つけろ、ってプレッシャーかけてることが信じられない。)
モニカの両親は、モニカが早く結婚するようにいつも言っています。
モニカは、男っていうのはみんなこんな意地っ張りで見栄っ張りなんだから、どうしてそんな男と結婚させたがってるの、と疑問に思ってるわけ。
フィービーに電話しろと言われて、チャンドラーは電話してみますが、
チャンドラー: I got her machine. (機械だった。)
ジョーイ: Her answering machine? (留守電のことか?)
チャンドラー: No, interestingly, her leaf blower picked up. (いいや、面白いことに、彼女の落ち葉送風機が出たよ。)
leaf blower とは、「落ち葉を吹き飛ばす機械」のこと。
掃除機のように吸い込むのではなく、風を吹き出して落ち葉を一箇所にまとめる、という機械です。
電話で machine と言えば、留守電(answering machine)なんですが、そういう当たり前のことを聞いたジョーイに、ギャグで返すのが、チャンドラーのパターン。
電話の近くにありそうなテレビとか電子レンジが返事した、というならともかく(それもあり得ませんが)、外にあると思われる leaf blower を出すところに、彼のセンスを感じるのです(笑)。
なぜ、leaf blower なの?と深く考えてはいけません。
突拍子もないこと、あり得ないことを言うのが、アメリカンジョークだとも言えるのです。
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The One With the Evil Orthodontist (不誠実な婚約者)
原題は「邪悪な歯科矯正医の話」
モニカ: There's some creep out there with a telescope! (あそこに望遠鏡を持った気味の悪い人がいるわ!)
ロス: I can't believe it! He's looking right at us! (信じられない。あいつ、僕たちを見てるよ。)
レイチェル: Oh, that is so sick! (まぁ、悪趣味ねぇ!)
チャンドラー: I feel violated. And not in a good way. (犯されたって感じ。それも、良くない方法で。)
フィービー: How can people do that? (あんなことできる人間がいるなんて。)
もう、信じられないといった面持ちのメンバー。
6話でジョーイのお芝居を見た直後のレイチェルも、I feel violated. と言っていましたね。
フィービー: You guys, look! Ugly Naked Guy got gravity boots! (みんな、見て! 裸のブ男が重力ブーツ買ったわ。)
窓際に押し寄せるみんな。
そうです。いつも Ugly Naked Guy のことを覗いてあれやこれやと批評しているのに、自分たちが覗かれていると知ると、上のセリフのように、気持ち悪がっています。
誰一人、その矛盾に気付いてないらしい(笑)。
ちなみに、gravity boots というのは、筋トレ用の器具のようですね。
足首だけのブーツのようなものを足にはめて、自分は逆さまになって器具を鉄棒に取り付けて、腹筋したりするようです。
逆さまになって重力に対抗するから、重力ブーツというのかな?
チャンドラーはダニエルという女性と1回目のデートはうまく行くのですが、
モニカ: Have you called her? (彼女に電話した?)
チャンドラー: Let her know I like her? Are you insane? (俺が彼女を好きだ、って彼女に知らせるの? 正気かよ?)
モニカ: Guys! It's gross! (男って! もう嫌ね。)
チャンドラー: It's the next day. How needy do I wanna seem? (次の日だぞ。そんなに物欲しそうには見せたくないよ。)
ジョーイ: Yeah, let her dangle. (あぁ、じらしてやれよ。)
dangle は「ぶら下げる」という意味、さらに「じらす、やきもきさせる」という意味にもなります。
自分の方から動くのは、男の沽券にかかわる、という感じでしょうか。
モニカ: I can't believe my parents are pressuring me to find one of you people. (うちの親が、あなたたちみたいな男を見つけろ、ってプレッシャーかけてることが信じられない。)
モニカの両親は、モニカが早く結婚するようにいつも言っています。
モニカは、男っていうのはみんなこんな意地っ張りで見栄っ張りなんだから、どうしてそんな男と結婚させたがってるの、と疑問に思ってるわけ。
フィービーに電話しろと言われて、チャンドラーは電話してみますが、
チャンドラー: I got her machine. (機械だった。)
ジョーイ: Her answering machine? (留守電のことか?)
チャンドラー: No, interestingly, her leaf blower picked up. (いいや、面白いことに、彼女の落ち葉送風機が出たよ。)
leaf blower とは、「落ち葉を吹き飛ばす機械」のこと。
掃除機のように吸い込むのではなく、風を吹き出して落ち葉を一箇所にまとめる、という機械です。
電話で machine と言えば、留守電(answering machine)なんですが、そういう当たり前のことを聞いたジョーイに、ギャグで返すのが、チャンドラーのパターン。
電話の近くにありそうなテレビとか電子レンジが返事した、というならともかく(それもあり得ませんが)、外にあると思われる leaf blower を出すところに、彼のセンスを感じるのです(笑)。
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2005年09月25日
フレンズ1-19その6
レイチェルに謝るロス。
ロス: Listen, I'm sorry I was so hard on you before. (聞いて。ごめん、さっきは僕、すごくひどいことをした。)
be hard on で「・・・につらく当たる」という意味です。
マルセルを行方不明にしたことで、レイチェルの人格まで否定するような発言をしたことを言っています。
ムードを出すために電気を消すロス。
ロス: The neighbors must be vacuuming. (近所の人が掃除機をかけてるに違いない。)
vacuum は vacuum cleaner の略で「電気掃除機」です。
vacuum を動詞で使うと「電気掃除機で掃除する」という意味になります。
近所で電気を食う機械を使ってるので、ブレーカーが落ちて、電気が消えた、と言いたいようですね。
いいムードになってきたのに、突然の侵入者。
バリー: I'm still in love with you. (まだ君を愛している。)
よく聞くセリフですね。
この後、二人はひしと抱き合うのだった・・・みたいなシチュエーションも多いです(笑)。
ロス: We have got to start locking that door! (そのドアに鍵をちゃんとかけるようにしないとダメだよ!)
マルセルが逃げたのも、バリーが入ってきたのも、全部そのドアが開いてたせい。
ドアに悔しさをぶつけるしかないロスでした。
昔のアルバムを見ているみんな。
ルイーザという同級生と会ったことで、昔話に花が咲いたのでしょう。
モニカ: This is me in The Sound of Music. You see the von Trapp kids? Because I'm in front of them. (これが「サウンド・オブ・ミュージック」をやったときの私よ。トラップ家の子供たちが見える? 見えないのは、私がその子たちの前にいるからよ。)
チャンドラー: I thought that was an alp. (モニカが山かと思った。)
alp は「(スイスの)高い山」のこと。
ですから固有名詞の Alps は「スイスの山々」という意味なんですね。
高校時代太っていたというモニカ、山のように大きかったそうです(それはちょっと大袈裟だけど)。
ジョーイは高校時代は楽しかったと言いますが、
チャンドラー: Well, I went to boarding school with 400 boys. (俺は400人の男どもと全寮制の学校に通ってたんだ。)
board は「食事、賄(まかな)い」、「下宿させる、食事を出す」という意味があります。
そこから boarding school は「全寮制の学校、寄宿学校」という意味になります。
フィービー: My butt cheek is waking up! (私のお尻の片方が目覚めつつあるわ!)
cheek は「ほお、ほほ」ですが、「お尻の一方」という意味もあります。
どちらも同じように、ちょっとぽっちゃりしてるから?
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ロス: Listen, I'm sorry I was so hard on you before. (聞いて。ごめん、さっきは僕、すごくひどいことをした。)
be hard on で「・・・につらく当たる」という意味です。
マルセルを行方不明にしたことで、レイチェルの人格まで否定するような発言をしたことを言っています。
ムードを出すために電気を消すロス。
ロス: The neighbors must be vacuuming. (近所の人が掃除機をかけてるに違いない。)
vacuum は vacuum cleaner の略で「電気掃除機」です。
vacuum を動詞で使うと「電気掃除機で掃除する」という意味になります。
近所で電気を食う機械を使ってるので、ブレーカーが落ちて、電気が消えた、と言いたいようですね。
いいムードになってきたのに、突然の侵入者。
バリー: I'm still in love with you. (まだ君を愛している。)
よく聞くセリフですね。
この後、二人はひしと抱き合うのだった・・・みたいなシチュエーションも多いです(笑)。
ロス: We have got to start locking that door! (そのドアに鍵をちゃんとかけるようにしないとダメだよ!)
マルセルが逃げたのも、バリーが入ってきたのも、全部そのドアが開いてたせい。
ドアに悔しさをぶつけるしかないロスでした。
昔のアルバムを見ているみんな。
ルイーザという同級生と会ったことで、昔話に花が咲いたのでしょう。
モニカ: This is me in The Sound of Music. You see the von Trapp kids? Because I'm in front of them. (これが「サウンド・オブ・ミュージック」をやったときの私よ。トラップ家の子供たちが見える? 見えないのは、私がその子たちの前にいるからよ。)
チャンドラー: I thought that was an alp. (モニカが山かと思った。)
alp は「(スイスの)高い山」のこと。
ですから固有名詞の Alps は「スイスの山々」という意味なんですね。
高校時代太っていたというモニカ、山のように大きかったそうです(それはちょっと大袈裟だけど)。
ジョーイは高校時代は楽しかったと言いますが、
チャンドラー: Well, I went to boarding school with 400 boys. (俺は400人の男どもと全寮制の学校に通ってたんだ。)
board は「食事、賄(まかな)い」、「下宿させる、食事を出す」という意味があります。
そこから boarding school は「全寮制の学校、寄宿学校」という意味になります。
フィービー: My butt cheek is waking up! (私のお尻の片方が目覚めつつあるわ!)
cheek は「ほお、ほほ」ですが、「お尻の一方」という意味もあります。
どちらも同じように、ちょっとぽっちゃりしてるから?
(Rachからのお願い)
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2005年09月24日
フレンズ1-19その5
モニカ: What are you gonna do? (どうするつもりなの?)
ルイーザ(動物管理局員): Just a small tranquilizer. (ちょっとした麻酔よ。)
tranquilizer は「精神安定剤、鎮静剤」のこと。眠らせて捕まえるつもりです。
とっさにフィービーはマルセルの盾になり、麻酔銃を自分のお尻に受けてしまいます。
フィービーがベジタリアンなのは、動物愛護の精神によるところが大きいのですが、さすがはフィービー。
動物に銃を撃つなんて、我慢できなかったのでしょう。
フィービー: One side of my butt is totally asleep and the other side has no idea. (お尻の片方は完全に眠ってて、もう一方は何のことかわからない。)
お尻が沈黙している様子。
麻酔ってしたことないけど、どんな感じなんでしょう。
ヘッケルさんが大量のバナナを注文していたことから、マルセルの居場所を突き止めたレイチェルとロス。
ヘッケルさんがマルセルをこっそり飼っていたのです。
ロス: Are you insane? (あなた、正気ですか?)
insane は「正気でない、非常識な」という意味。
相手がとんでもないことを言ったりしたりした時に、よくこう言います。
新世紀エヴァンゲリオンの惣流・アスカ・ラングレーの名セリフ、「あんたバカァ?」はこんな感じ? いや違うかな?
アメリカでは、どういう英語に吹き替えられてるんだろう・・・。
誰かご存知の方、教えて下さい。
ロス: Give me my monkey back! (僕の猿を返してくれ!)
ヘッケル: That's my monkey. (それはわしの猿だ。)
ルイーザ: Take this up with the judge. (このことは裁判にかけるわ。)
ヘッケル: That's not my monkey. Just the dress is mine. (あれはわしの猿じゃない。ドレスだけがわしのだ。)
You can send it back whenever. (いつでもいいからドレスを送り返してくれ。)
judge は裁判官。
take...up with〜は「・・・について〜と話す」という意味なので、take this up with the judge だと「このことを裁判にかける」という意味になります。
裁判になると知った途端、猿の所有権を放棄するヘッケルさん。
でも、ドレスには未練があるようです。
しかし、このピンクのドレス、いつ買ったんだ。フリフリで、やけに可愛いけど・・・。
どうしてもマルセルを連れていこうとするルイーザ。
彼女はレイチェルやモニカの高校時代の同級生ですが、人気者だったレイチェルに恨みを持っているのです。
レイチェル: If you take this monkey, I'll lose one of the most important people in my life. (もしあなたがこの猿を連れて行ったら、私は生涯で最も大切な友人のひとりをなくすことになるわ。)
You can hate me if you want, but please do not punish him. (私を恨みたいなら恨んでくれていい。でも、どうか彼を罰することはやめて。)
Luisa, you have a chance to be the bigger person here. (ルイーザ、ここは、より心の広い人間になれるチャンスよ。)
レイチェルの必死のお願いです。説得力ありますね。
でも、ルイーザは承知しません。断られたレイチェルは、
レイチェル: Then I'll call your supervisor and tell her you shot my friend in the ass with a dart! (そしたら、あなたの上司に電話して、あなたがこの矢で私の友達のお尻を撃ったことを話すわよ。)
dartは「投げ矢」。
日本でもポピュラーになってきたダーツはこれの複数形のdartsです。
これで何とかルイーザはマルセルをあきらめます。
レイチェルの感動の名演説で、ことが解決しないところがフレンズらしいですね。
(Rachからのお願い)
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ルイーザ(動物管理局員): Just a small tranquilizer. (ちょっとした麻酔よ。)
tranquilizer は「精神安定剤、鎮静剤」のこと。眠らせて捕まえるつもりです。
とっさにフィービーはマルセルの盾になり、麻酔銃を自分のお尻に受けてしまいます。
フィービーがベジタリアンなのは、動物愛護の精神によるところが大きいのですが、さすがはフィービー。
動物に銃を撃つなんて、我慢できなかったのでしょう。
フィービー: One side of my butt is totally asleep and the other side has no idea. (お尻の片方は完全に眠ってて、もう一方は何のことかわからない。)
お尻が沈黙している様子。
麻酔ってしたことないけど、どんな感じなんでしょう。
ヘッケルさんが大量のバナナを注文していたことから、マルセルの居場所を突き止めたレイチェルとロス。
ヘッケルさんがマルセルをこっそり飼っていたのです。
ロス: Are you insane? (あなた、正気ですか?)
insane は「正気でない、非常識な」という意味。
相手がとんでもないことを言ったりしたりした時に、よくこう言います。
新世紀エヴァンゲリオンの惣流・アスカ・ラングレーの名セリフ、「あんたバカァ?」はこんな感じ? いや違うかな?
アメリカでは、どういう英語に吹き替えられてるんだろう・・・。
誰かご存知の方、教えて下さい。
ロス: Give me my monkey back! (僕の猿を返してくれ!)
ヘッケル: That's my monkey. (それはわしの猿だ。)
ルイーザ: Take this up with the judge. (このことは裁判にかけるわ。)
ヘッケル: That's not my monkey. Just the dress is mine. (あれはわしの猿じゃない。ドレスだけがわしのだ。)
You can send it back whenever. (いつでもいいからドレスを送り返してくれ。)
judge は裁判官。
take...up with〜は「・・・について〜と話す」という意味なので、take this up with the judge だと「このことを裁判にかける」という意味になります。
裁判になると知った途端、猿の所有権を放棄するヘッケルさん。
でも、ドレスには未練があるようです。
しかし、このピンクのドレス、いつ買ったんだ。フリフリで、やけに可愛いけど・・・。
どうしてもマルセルを連れていこうとするルイーザ。
彼女はレイチェルやモニカの高校時代の同級生ですが、人気者だったレイチェルに恨みを持っているのです。
レイチェル: If you take this monkey, I'll lose one of the most important people in my life. (もしあなたがこの猿を連れて行ったら、私は生涯で最も大切な友人のひとりをなくすことになるわ。)
You can hate me if you want, but please do not punish him. (私を恨みたいなら恨んでくれていい。でも、どうか彼を罰することはやめて。)
Luisa, you have a chance to be the bigger person here. (ルイーザ、ここは、より心の広い人間になれるチャンスよ。)
レイチェルの必死のお願いです。説得力ありますね。
でも、ルイーザは承知しません。断られたレイチェルは、
レイチェル: Then I'll call your supervisor and tell her you shot my friend in the ass with a dart! (そしたら、あなたの上司に電話して、あなたがこの矢で私の友達のお尻を撃ったことを話すわよ。)
dartは「投げ矢」。
日本でもポピュラーになってきたダーツはこれの複数形のdartsです。
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レイチェルの感動の名演説で、ことが解決しないところがフレンズらしいですね。
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2005年09月23日
フレンズ1-19その4
動物管理局員: Possession of an illegal exotic is punishable by two years in prison and confiscation of the animal. (違法な外来種を所持していたら罰せられて刑務所に2年、さらに動物は没収よ。)
フィービー: Oh, my God! You'd put that poor little creature in jail? (何ですって? あなたたちは、そんなかわいそうな動物を刑務所に入れるっていうの?)
モニカ: Remember how we talked about saying things quietly to yourself first? (まず最初に静かに自分に言ってみて、っていう話をしたのを覚えてる?)
フィービー: Yes, but there isn't always time. (ええ。でも、いつでも時間があるわけじゃないから。)
またもや天然キャラらしい発言をするフィービーですが、やはり他のみんなはそのことを常々気にしているらしい。
「発言する前には、自分自身にまず言ってみて、よく考えてから話した方がいい。」というようなことをモニカはフィービーに言ったことがあるようですね。
でも、効果はありませんでした(笑)。
実はこの動物管理局員は、モニカやレイチェルの同級生だったことが判明。
モニカ: Could you help us out here on that monkey thing for old times' sake? (このおサルのことで、私たちを助けてよ、昔のよしみで。)
for old times' sake は「昔のよしみで」という意味。
for one's sake は「・・・のために、・・・に免じて」という意味です。
マルセルを探すジョーイとチャンドラー、ある部屋を訪ねると、そこには汗ばんだ女性が(クレジットによると名前はサマンサ)。
サマンサ: Can you fix radiators? (暖房機、直せる?)
ジョーイ: Sure! Did you try turning the knob back the other way? (もちろん! ノブを反対に回してみた?)
サマンサ: Of course! (もちろん!)
ジョーイ: Oh. Then, no. (あぁ、それじゃあ、直せないや。)
自信ありげに答えたのが、「電源をオフにする」という解決法でした。
それはもう、実験済みでしょう、って。
きれいな女性がもう一人出てきて(クレジットによると名前はティア)、チャンドラーはなんとか彼女たちとお近づきになろうとしますが、
ジョーイ: Weren't we in the middle of something? (俺たちは用事の途中じゃなかったっけ?)
チャンドラー: But these women are very hot and they need our help. And they're very hot! (だけど、この女性たちは、とっても暑くて、僕たちの助けを必要としてるんだ。ホットなんだよ!)
チャンドラーは hot を連発していますが、これは暖房機が壊れて、汗ばむほど「暑い」ことと、「セクシーな」hot とをかけているのです。
ジョーイ: You have no idea how sorry. But we promised to find this monkey. He's about yea high and answers to the name Marcel. (申し訳ない。でも、おサルを探すって約束したんだ。彼はこれくらいの背で、マルセルっていう名前なんだ。)
answer to the name of は「・・・という名前である」という意味。
直訳は「・・・という名前に答える」ですから、そこからこういう意味になったんですね。
最初、私は、「マルセル」と呼ぶと、キーッと返事をする、という意味かと思いましたが、違うようですね。(←そんなこと思ったのは私だけ?)
ジョーイ: So if we could get pictures of you, it'd help us out. (それで、君たちの写真がもらえると助かるんだけど。)
そうジョーイが言ったとたん、女性二人は怒ってドアを閉めてしまいます。
このジョーイのセリフがよくわからないんだよなぁ。
おサルの説明をした後で「写真をもらえると助かる」と言われたから、自分たちの写真をサルを探すのに使う、つまり、サルに似ていると言われたと思って、女性が怒ったのは明らかです。
ただ、ジョーイの真意は?
きれいな女性だったので、猿に似てると思ったわけではないだろうし、でも初対面の女性がきれいだったからって写真を下さいなんていきなり言うかなぁー。
プレイボーイのジョーイですから、女性を猿呼ばわりするのも、写真を欲しがるのも、あり得ない気がするんです。
この辺りの、皆さんの解釈はどうですか?
(Rachからのお願い)
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フィービー: Oh, my God! You'd put that poor little creature in jail? (何ですって? あなたたちは、そんなかわいそうな動物を刑務所に入れるっていうの?)
モニカ: Remember how we talked about saying things quietly to yourself first? (まず最初に静かに自分に言ってみて、っていう話をしたのを覚えてる?)
フィービー: Yes, but there isn't always time. (ええ。でも、いつでも時間があるわけじゃないから。)
またもや天然キャラらしい発言をするフィービーですが、やはり他のみんなはそのことを常々気にしているらしい。
「発言する前には、自分自身にまず言ってみて、よく考えてから話した方がいい。」というようなことをモニカはフィービーに言ったことがあるようですね。
でも、効果はありませんでした(笑)。
実はこの動物管理局員は、モニカやレイチェルの同級生だったことが判明。
モニカ: Could you help us out here on that monkey thing for old times' sake? (このおサルのことで、私たちを助けてよ、昔のよしみで。)
for old times' sake は「昔のよしみで」という意味。
for one's sake は「・・・のために、・・・に免じて」という意味です。
マルセルを探すジョーイとチャンドラー、ある部屋を訪ねると、そこには汗ばんだ女性が(クレジットによると名前はサマンサ)。
サマンサ: Can you fix radiators? (暖房機、直せる?)
ジョーイ: Sure! Did you try turning the knob back the other way? (もちろん! ノブを反対に回してみた?)
サマンサ: Of course! (もちろん!)
ジョーイ: Oh. Then, no. (あぁ、それじゃあ、直せないや。)
自信ありげに答えたのが、「電源をオフにする」という解決法でした。
それはもう、実験済みでしょう、って。
きれいな女性がもう一人出てきて(クレジットによると名前はティア)、チャンドラーはなんとか彼女たちとお近づきになろうとしますが、
ジョーイ: Weren't we in the middle of something? (俺たちは用事の途中じゃなかったっけ?)
チャンドラー: But these women are very hot and they need our help. And they're very hot! (だけど、この女性たちは、とっても暑くて、僕たちの助けを必要としてるんだ。ホットなんだよ!)
チャンドラーは hot を連発していますが、これは暖房機が壊れて、汗ばむほど「暑い」ことと、「セクシーな」hot とをかけているのです。
ジョーイ: You have no idea how sorry. But we promised to find this monkey. He's about yea high and answers to the name Marcel. (申し訳ない。でも、おサルを探すって約束したんだ。彼はこれくらいの背で、マルセルっていう名前なんだ。)
answer to the name of は「・・・という名前である」という意味。
直訳は「・・・という名前に答える」ですから、そこからこういう意味になったんですね。
最初、私は、「マルセル」と呼ぶと、キーッと返事をする、という意味かと思いましたが、違うようですね。(←そんなこと思ったのは私だけ?)
ジョーイ: So if we could get pictures of you, it'd help us out. (それで、君たちの写真がもらえると助かるんだけど。)
そうジョーイが言ったとたん、女性二人は怒ってドアを閉めてしまいます。
このジョーイのセリフがよくわからないんだよなぁ。
おサルの説明をした後で「写真をもらえると助かる」と言われたから、自分たちの写真をサルを探すのに使う、つまり、サルに似ていると言われたと思って、女性が怒ったのは明らかです。
ただ、ジョーイの真意は?
きれいな女性だったので、猿に似てると思ったわけではないだろうし、でも初対面の女性がきれいだったからって写真を下さいなんていきなり言うかなぁー。
プレイボーイのジョーイですから、女性を猿呼ばわりするのも、写真を欲しがるのも、あり得ない気がするんです。
この辺りの、皆さんの解釈はどうですか?
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2005年09月22日
フレンズ1-19その3
ヘッケルさんを尋ねるモニカとフィービー。
ヘッケル: What do you want? (何か用かな?)
モニカ: Mr. Heckles, our friend lost a monkey. Have you seen it? (ヘッケルさん、私たちの友達の猿がいなくなったの。見てませんか?)
ヘッケル: I left a Belgian waffle out here. Did you take it? (わしはベルギーワッフルをここに出しといたんだ。取ってないか?)
フィービー: Why'd you leave it in the hall? (どうしてワッフルを廊下に置いとくの?)
ヘッケル: I wasn't ready for it. (さっきは食べる気がなかったからだ。)
モニカ: The monkey, have you seen a monkey? (猿なんですけど、見てません?)
ヘッケル: I saw Regis Philbin once. (レジス・フィルビンは見たよ。)
フィービー: Thank you, Mr.Heckles. (ありがとう、ヘッケルさん。)
ヘッケル: You owe me a waffle. (ワッフルは貸しにしとく。)
何を質問しても、とんちんかんな返事をするヘッケルさん。すっかりキャラ立ちしてます(笑)。
ベルギーワッフルと言えば、数年前にブームになりましたねぇ。
マネケンの前を通るといい匂いがして・・・何度も衝動買いしたものです。
ヘッケルさんが見たというレジル・フィルビンは、朝の人気トークショー「Live with Regis and Kelly」の司会者です。
マルセルが行方不明になったことを、ロスに告白するレイチェル。
その様子をカメラが引いていくと・・・。
ベランダでバナナを食べてるマルセル。これってよくあるパターン(でも笑える)。
ロス: I guess it's partially my fault. (一部、僕にも責任がある。)
I shouldn't have asked you to start off with a monkey. I should have started you off with a pencil. (僕は、君に猿を預けることから始めさせるんじゃなかった。鉛筆から始めておけば良かったのに。)
fault は「罪、過失の責任」。It's my fault. 「僕のせいだ。」は、謝る時の決まり文句。
相手が悪いことをしたかも、と落ち込んでいる時には、It's not your fault. 「あなたのせいじゃないわ。」というフレーズもよく聞きます。
無生物を預けて練習させるんだった、とはかなりキツイ表現です。
ロスの怒りはかなりのものですね。
ロス: Marcel is an illegal exotic animal. (マルセルは飼うのが違法な外来動物なんだ。)
exotic というと、まず日本語になっている「エキゾチックな、異国風の」を思い出しますが、その他に「(動植物などが)外国産の、外来の」という意味もあります。
発音は、イグザティック、で、ザにアクセントがあります。
さらに、exotic dancer とは「ストリッパー」のこと。
インデペンデンス・デイで、ヒロインの一人のジャスミン(ヴィヴィカ・フォックス)はストリッパーという設定で、ファーストレディー(大統領夫人)に職業を聞かれ、ダンサーだと言ったら、バレエなの?と聞き返されたので、"Exotic."と答えるシーンがあります。
動物管理局の人が来てしまい、なんとか誤魔化そうとしますが、
モニカ: We checked the third floor. No one's seen Marcel. (私たち、3階は調べたわ。誰もマルセルを見てないって。)
ロス: My uncle Marcel. (僕のおじさんのマルセルのことです。)
フィービー: Is that who the monkey's named after? (おサルの名前は、そのおじさんからもらったのね。)
name after... は「・・・の名をとって命名する」という意味です。
せっかく、ロスが誤魔化そうとしたのに、フィービーがバラしちゃいましたね。残念。
(Rachからのお願い)
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ヘッケル: What do you want? (何か用かな?)
モニカ: Mr. Heckles, our friend lost a monkey. Have you seen it? (ヘッケルさん、私たちの友達の猿がいなくなったの。見てませんか?)
ヘッケル: I left a Belgian waffle out here. Did you take it? (わしはベルギーワッフルをここに出しといたんだ。取ってないか?)
フィービー: Why'd you leave it in the hall? (どうしてワッフルを廊下に置いとくの?)
ヘッケル: I wasn't ready for it. (さっきは食べる気がなかったからだ。)
モニカ: The monkey, have you seen a monkey? (猿なんですけど、見てません?)
ヘッケル: I saw Regis Philbin once. (レジス・フィルビンは見たよ。)
フィービー: Thank you, Mr.Heckles. (ありがとう、ヘッケルさん。)
ヘッケル: You owe me a waffle. (ワッフルは貸しにしとく。)
何を質問しても、とんちんかんな返事をするヘッケルさん。すっかりキャラ立ちしてます(笑)。
ベルギーワッフルと言えば、数年前にブームになりましたねぇ。
マネケンの前を通るといい匂いがして・・・何度も衝動買いしたものです。
ヘッケルさんが見たというレジル・フィルビンは、朝の人気トークショー「Live with Regis and Kelly」の司会者です。
マルセルが行方不明になったことを、ロスに告白するレイチェル。
その様子をカメラが引いていくと・・・。
ベランダでバナナを食べてるマルセル。これってよくあるパターン(でも笑える)。
ロス: I guess it's partially my fault. (一部、僕にも責任がある。)
I shouldn't have asked you to start off with a monkey. I should have started you off with a pencil. (僕は、君に猿を預けることから始めさせるんじゃなかった。鉛筆から始めておけば良かったのに。)
fault は「罪、過失の責任」。It's my fault. 「僕のせいだ。」は、謝る時の決まり文句。
相手が悪いことをしたかも、と落ち込んでいる時には、It's not your fault. 「あなたのせいじゃないわ。」というフレーズもよく聞きます。
無生物を預けて練習させるんだった、とはかなりキツイ表現です。
ロスの怒りはかなりのものですね。
ロス: Marcel is an illegal exotic animal. (マルセルは飼うのが違法な外来動物なんだ。)
exotic というと、まず日本語になっている「エキゾチックな、異国風の」を思い出しますが、その他に「(動植物などが)外国産の、外来の」という意味もあります。
発音は、イグザティック、で、ザにアクセントがあります。
さらに、exotic dancer とは「ストリッパー」のこと。
インデペンデンス・デイで、ヒロインの一人のジャスミン(ヴィヴィカ・フォックス)はストリッパーという設定で、ファーストレディー(大統領夫人)に職業を聞かれ、ダンサーだと言ったら、バレエなの?と聞き返されたので、"Exotic."と答えるシーンがあります。
動物管理局の人が来てしまい、なんとか誤魔化そうとしますが、
モニカ: We checked the third floor. No one's seen Marcel. (私たち、3階は調べたわ。誰もマルセルを見てないって。)
ロス: My uncle Marcel. (僕のおじさんのマルセルのことです。)
フィービー: Is that who the monkey's named after? (おサルの名前は、そのおじさんからもらったのね。)
name after... は「・・・の名をとって命名する」という意味です。
せっかく、ロスが誤魔化そうとしたのに、フィービーがバラしちゃいましたね。残念。
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2005年09月21日
フレンズ1-19その2
レイチェルがマルセルのうんちを処分している間に、マルセルが行方不明に。
レイチェル: We were watching TV, then he pooped in Monica's shoe... (マルセルとテレビを見てたのよ。そしたら、マルセルがモニカの靴にうんちをして・・・)
モニカ: Wait. He pooped in my shoe? Which one? (待って。私の靴にうんちを? どっちの靴?)
レイチェル: I don't know. The left one! (知らないわ。左の靴よ。)
モニカ: Which ones? (どの靴かって聞いてるの。)
レイチェル: Those little clunky Amish things you think go with everything. (モニカが何にでも合うって思ってる、あのアーミッシュっぽい、小さなダサイ靴よ。)
which は「どちらの、どの」という意味ですが、最初の質問では、which one と尋ねています。
one は既出の加算名詞の反復を避けるための代名詞で、この場合は、one = shoe です。
単数形なので、靴の片一方ということ。
それでレイチェルは左側の靴だと答えています。
モニカが聞きたかったのは、何色のどんな靴か、なので、which ones = which shoes (どの[一揃えの、一足の]靴か)と訂正しています。
Amish とは、質素な生活をすることで知られるアーミッシュ派のことです。
少し古いですが、ハリソン・フォード主演の「刑事ジョン・ブック 目撃者」という映画で、アーミッシュの生活が描かれていました。
ケリー・マクギリス演じるアーミッシュの女性は確かに黒っぽい地味な服装だったような気が・・・。
go with は「・・・に似合う」という意味です。
モニカの部屋にやって来たフィービー。
フィービー: Why is the air in here so negative? (どうして、ここの空気はこんなにネガティブなの?)
霊感の強いフィービー。自分の周りのどんよりした重い空気を追い払う仕草をしています。
ま、霊感なくっても、ピリピリした雰囲気ってのは、わかりますけどね。
モニカ: He pooped in my shoe. (マルセルが私の靴にうんちをしたの。)
フィービー: Which one? (どの靴?)
モニカ: Those cute black ones I wear all the time. (私がいつも履いてる可愛い黒い靴よ。)
フィービー: No, which one? The right or left? (違うわ、どっちの靴? 右か左かよ。)
Because the left one is lucky. (だって、左の靴ならラッキーだから。)
レイチェルとした同じ問答を今度も繰り返すのかと思いきや、フィービーは、本当に右か左かを尋ねていたのです。
どうして、左ならラッキーなの? そういうゲンをかつぐのもフィービーらしいですが。
さらに、ここでのモニカの説明に注目。
レイチェルにはさんざんけなされた靴ですが、自分ではお気に入りなので、レイチェルとは全く違った表現で靴を説明しています。
ロスに怒られる、とパニクるレイチェル
レイチェル: Come on! What am I gonna do? (ねぇ。どうしたらいいの?)
ジョーイ: All right. You're a monkey, you're loose in the city. Where do you go? (わかったよ。君がおサルだとして、街に放された。どこへ行く?)
チャンドラー: It's his first time out, so he'll do some of the touristy things. (初めての外出だから、観光客みたいなことするんじゃない?)
I'll go to Cats. You go to the Russian Tea Room. (俺はミュージカルのキャッツに行ってくる。君たちはロシアン・ティー・ルームへ行ってくれ。)
レイチェルは動転しているのに、こんな時でも冗談を言ってしまうチャンドラー。
悪ノリしすぎです。
ロシアン・ティー・ルームは、ニューヨーク57番街にある老舗の高級ロシア料理店。カーネギーホールに隣接しています。
ですが、2002年7月に閉店したという記事をネットで読んだのですが、それは本当でしょうか?
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レイチェル: We were watching TV, then he pooped in Monica's shoe... (マルセルとテレビを見てたのよ。そしたら、マルセルがモニカの靴にうんちをして・・・)
モニカ: Wait. He pooped in my shoe? Which one? (待って。私の靴にうんちを? どっちの靴?)
レイチェル: I don't know. The left one! (知らないわ。左の靴よ。)
モニカ: Which ones? (どの靴かって聞いてるの。)
レイチェル: Those little clunky Amish things you think go with everything. (モニカが何にでも合うって思ってる、あのアーミッシュっぽい、小さなダサイ靴よ。)
which は「どちらの、どの」という意味ですが、最初の質問では、which one と尋ねています。
one は既出の加算名詞の反復を避けるための代名詞で、この場合は、one = shoe です。
単数形なので、靴の片一方ということ。
それでレイチェルは左側の靴だと答えています。
モニカが聞きたかったのは、何色のどんな靴か、なので、which ones = which shoes (どの[一揃えの、一足の]靴か)と訂正しています。
Amish とは、質素な生活をすることで知られるアーミッシュ派のことです。
少し古いですが、ハリソン・フォード主演の「刑事ジョン・ブック 目撃者」という映画で、アーミッシュの生活が描かれていました。
ケリー・マクギリス演じるアーミッシュの女性は確かに黒っぽい地味な服装だったような気が・・・。
go with は「・・・に似合う」という意味です。
モニカの部屋にやって来たフィービー。
フィービー: Why is the air in here so negative? (どうして、ここの空気はこんなにネガティブなの?)
霊感の強いフィービー。自分の周りのどんよりした重い空気を追い払う仕草をしています。
ま、霊感なくっても、ピリピリした雰囲気ってのは、わかりますけどね。
モニカ: He pooped in my shoe. (マルセルが私の靴にうんちをしたの。)
フィービー: Which one? (どの靴?)
モニカ: Those cute black ones I wear all the time. (私がいつも履いてる可愛い黒い靴よ。)
フィービー: No, which one? The right or left? (違うわ、どっちの靴? 右か左かよ。)
Because the left one is lucky. (だって、左の靴ならラッキーだから。)
レイチェルとした同じ問答を今度も繰り返すのかと思いきや、フィービーは、本当に右か左かを尋ねていたのです。
どうして、左ならラッキーなの? そういうゲンをかつぐのもフィービーらしいですが。
さらに、ここでのモニカの説明に注目。
レイチェルにはさんざんけなされた靴ですが、自分ではお気に入りなので、レイチェルとは全く違った表現で靴を説明しています。
ロスに怒られる、とパニクるレイチェル
レイチェル: Come on! What am I gonna do? (ねぇ。どうしたらいいの?)
ジョーイ: All right. You're a monkey, you're loose in the city. Where do you go? (わかったよ。君がおサルだとして、街に放された。どこへ行く?)
チャンドラー: It's his first time out, so he'll do some of the touristy things. (初めての外出だから、観光客みたいなことするんじゃない?)
I'll go to Cats. You go to the Russian Tea Room. (俺はミュージカルのキャッツに行ってくる。君たちはロシアン・ティー・ルームへ行ってくれ。)
レイチェルは動転しているのに、こんな時でも冗談を言ってしまうチャンドラー。
悪ノリしすぎです。
ロシアン・ティー・ルームは、ニューヨーク57番街にある老舗の高級ロシア料理店。カーネギーホールに隣接しています。
ですが、2002年7月に閉店したという記事をネットで読んだのですが、それは本当でしょうか?
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