シーズン1 第19話
The One Where the Monkey Gets Away (マルセルの逃亡)
原題は「お猿が逃げる話」
マルセルがロスの言うとおりに行動したので、
ロス: He's mastered the difference between "bring me the"...and "pee in the." (マルセルは「それを持って来い」と「それにおしっこをかけろ」の違いをやっとマスターしたんだ。)
今までは、「・・・を持って来て」と頼んでも、それにおしっこをかけていたようですね。
マルセルを肩に乗せたロス。
ロス: We're gonna go take a bath. Yes, we are, aren't we? (僕たち、お風呂に入ろうね。そうしようねー。)
チャンドラー: They're still just friedns, right? (ロスとマルセルって、まだただの友達の関係だよな。)
一緒にお風呂に入ろうとか言って、ベタベタしているので、深い関係ではないかと勘ぐる(?)チャンドラー。
ロスは今夜レイチェルにアタックするつもりのようです。
ロス: Anyway, I figured after work, I'd go pick up a bottle of wine, go over there and try to woo her. (とにかく、仕事が終わって、ワインを1本買って、レイチェルのいるところへ行って彼女に求愛してみようかと思ってる。)
チャンドラー: You know what you should do? Take her back to the 1980s when that phrase was last used. (何をしたらいいかわかるか? 彼女を「求愛」って言葉が最後に使われた1980年代に連れて行けばいい。)
figure は「・・・と思う、考える」という意味。
pick up は「拾う」ですが、「買う」という意味もあります。
woo は「求婚する、言い寄る、求愛する」という言葉ですが、古い言葉です。
そんな古臭い言葉を使ったので、昔の時代に連れて行け、とチャンドラーは言っているのです。
しかし、その言葉が最後に使われたのは、80年代なんでしょうか? (適当な冗談かな、やっぱり。)
(2008.10.22 追記)
下のコメント欄でご指摘いただきました。
上で、1980s と書いているのは、1890s の間違いです。
正しくは、「1890年代」になります。
(追記はここまで)
レイチェルとマルセルは一緒にテレビを見てお留守番。
レイチェル: Marcel, did you poo in the shoe? (マルセル、靴の中にうんちしたの?)
poo は「うんちをする」です。poop とも言います。pee は「おしっこをする」です。
うんちがプーで、おしっこがピー。何となく、イメージわかりますよね。(お食事中の方、すみません。)
バリーとミンディの婚約記事が載っているニュースレターの上に、マルセルのうんちを載せるレイチェル。
レイチェル: Sorry, Barry. A little engagement gift. (ごめんね、バリー。ちょっとした婚約プレゼントよ。)
I'm sure you didn't register for that. (そんなもの、ギフト登録してないと思うけど。)
register(登録する)とは、何のことでしょう。
ここでは、アメリカの gift registry system(ギフト登録制度)について説明しなければなりません。
結婚や出産などのお祝いをもらう立場にいる人は、あらかじめ大型店舗に自分の欲しい商品を登録しておきます。
贈り物を贈る側は、コンピューターの端末でその人が登録してある希望の品の中から、あげるものを選ぶことができます。
誰かがすでに買ってしまっている場合には、購入済みだとわかるようになっているので、プレゼントが重なることもありません。
つまり、そのリスト内のものは本人が欲しいと選んだものなので、必ず贈り物を喜んでもらえる、ということです。
でも、これは、どちらかというと、贈り物というよりも、好きなものや家財道具を揃えるのにカンパしてもらった、お金を一部負担してもらった、という感じでもあります。
こういうのをプレゼントというのかどうかは疑問ですが・・・。
しかし、アメリカ人はイベント好きで、贈り物を渡すのも貰うのも好きですね。
気に入らないものをもらうと、すぐに店に返品するようで、そんなあっさりと返品されるくらいなら、最初から本人の気に入ったものを贈っておく方が、どちらにも良いといえます。
その人に合ったものを考えて贈るというのは、すごく難しいですからね。
日本でも、内祝いなどをカタログから選ぶというのが最近増えてきましたが、私はあれにも最初びっくりしたものです。これなら文句出なくていいなぁー、って。
でも、このギフト登録制度は、もっと合理的。日本にもこんな制度が導入されたらいいですね。
日本人の感性には合わないかもしれませんが、お中元・お歳暮に送りたいギフトはビールやお肉で、もらいたいギフトは商品券だ、というアンケートの結果を見ると、結構日本でも良い線いくかもしれませんよ。
(2007.1.14 追記)
以下の記事に、この1-19 のエピソードに関する追加説明があります。
興味のある方は覗いてみて下さい。
フレンズ1-19その7 ご質問1
フレンズ1-19その8 ご質問2
(追記はここまで)
(Rachからのお願い)
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2005年09月20日
2005年09月19日
フレンズ1-18その6
ポーカーに負けて悔しがるモニカ。
モニカ: I hate this game! (このゲーム大嫌い!)
ジョーイがそっとお皿をどけたのに笑います。
やはり、お絵かきゲームのモニカ皿投げ事件は、本当だった!!
期待していた就職の面接の結果を知らせる電話が。
レイチェル: No, I understand. Come on. No, I'm fine. Don't be silly. But, you know, if anything else opens up, please...
(いいえ、わかります。いいえ、大丈夫です、やめて下さい、そんなこと言うのは。でも、もし他の部署に空きがあったら、どうか・・・)
モニカ: Sorry, Rach. (残念だったわね。)
電話での会話から、不採用だったことがわかります。
open up は「(機会などが)開かれている、(地位などが)空いている」という意味。
名詞の opening だと、「(就職)口、(仕事の)空き」という意味になります。
Do you have an opening? は「貴社には、空きがありますか?」という意味です。
モニカは Sorry. と言っていますが、ここでは謝っているのではなく、「気の毒に思って、かわいそうで、遺憾で」という意味です。
レイチェル: Where were we? (どこまでいってたっけ?)
電話に出たので、ポーカーが途中で中断してしまっています。
ゲームに戻ったレイチェルは、ポーカーの続きをしようと、どこまで進んでいたかを思い出すために言ったセリフです。
会話がなんらかの事情で中断した場合に、その話題に戻る時にも、この表現をよく使います。
ロスとの一騎打ちに、賭け金がどんどん上がってきて、とうとうチップでは足りなくなってしまい、
レイチェル: Monica, get my purse. (モニカ、バッグ取って。)
purse は「財布、小銭入れ」ですが、「ハンドバッグ」という意味もあります。
札入れは wallet です。
レイチェルは現金を賭けて、どんどん賭けはエスカレートして行きます。
ロスも現金を賭けようとしますが、自分の財布を見て、中身が足りないので、
ロス: Joey, I'm a little shy. (ジョーイ、ちょっと恥ずかしいんだけど。)
ジョーイ: That's okay, Ross. You can ask me. (いいよ、ロス。何でも頼んでくれよ。)
財布を見て恥ずかしいと言えば、お金を貸してくれ、ということだと誰しも思いますが、ジョーイは、恥ずかしいんだけど・・・と言った後にロスが何かお願いをするのだと思って、それを待っています。ちょっと空気が読めてないジョーイでした。
(2005.9.27 追記)
shy には、「・・・が不足で、足りないで」という意味があります。
すなわち、「ポーカーにかけるお金がちょっと足りないんだけど・・・」という意味でロスが言っているのを、ジョーイが、「恥ずかしいんだけど・・・」と解釈して、とんちんかんな返事をしているところがポイントなのです。
ですから、正確には、ロスの立場に立って日本語訳をつけるとすると、「お金がちょっと足りないんだ。」というセリフになるのですが、そうすると、ジョーイのボケた答えが生きてこないし・・・。訳が難しいところかと。
なお、この件につきましては、F.D.J.さんからいただいたコメントを参考にしています。ありがとうございました。(追記はここまで)
レイチェルはフルハウス。ロスはそれを見て降参します。
喜ぶレイチェルを見て、
ロス: But look how happy she is. (でも見てよ、レイチェルの幸せそうな顔。)
しばらくの沈黙の後、ピンと来たチャンドラーとジョーイは、ロスの伏せてあるカードを見ようとします。
レイチェルは就職活動が失敗したと落ち込んでいたので、ロスは最後に黙って負けたふりをしたんですね。ロスって優しい・・・。
最後に、いわくつきの Pictionary(お絵かきゲーム)をしています。
映画のタイトルを当てるゲームらしい。
モニカが書いた絵を見て、それが飛行機に見えたチャンドラーは、
チャンドラー: Airport. Airport'75! Airport'77! Airport'79!
(大空港。エアポート’75。エアポート’77。エアポート’80。)
エアポートシリーズの名前を連呼しています。
原題からわかるように、アメリカでは Airport シリーズとして認識されているようですが、日本では一作目の Airport は「大空港」という邦題がつけられ、その後は、カタカナ表記のエアポートになっています。
Airport'79 の邦題がエアポート’80なのは、日本で公開されたのが80年だからだと思われます。
タイトルに去年の年号を使うと、何だか古びて感じてしまうからでしょうね。
結局、モニカの書いたのは、飛行機ではなくて鳥の絵で、"Bye Bye Birdie"「バイ・バイ・バーディ」でした。(birdie は幼児語で「鳥さん」という意味。)
次はレイチェルの番。豆(bean)を書いて、それが血を流してる(泣いている?)絵を描きます。
ロス: Bean! Bean! (ビーン、ビーン!)
ジョーイ: The Unbearable Lightness of Being! (存在の耐えられない軽さ!)
これはビーン(bean)から、ビーイング(being)を連想して当てたようですが、モニカは信じられないと言って怒っているところを見ると、かなり無理があるようです。
どうして血か涙だかを書いているんでしょう。
実は、この映画見てないんで、わからないんですよ。
それにしても、この邦題を見たときに、「変わったタイトルだなー。」と思ったのですが、原題もそういう意味で、ほとんど直訳なんですね。
この邦題はインパクトがあるので、うちのダンナさんは、自分の存在が無視されたときに、「俺の”存在の耐えられない軽さ”」とか一人でブツブツ言ってます。ははは、ごめんね。
(2005.9.27 追記)
The Unbearable Lightness of Being について。
DVDの字幕では Lightness となっていますが、実はフレンズで英語学習をしている方がよく利用している海外のスクリプトサイトでは、Likeness と書いてあります。
これについては、まずどちらが正しいのかがわからないと、正確な解釈をするのは難しいと思われます。
が、興味を持たれた方は、下のコメント欄で、Lightness や Likeness についての解釈が書いてありますので、それをお読み下さいね。(追記はここまで)
(2006.12.24 追記)
以下の記事に、この1-18 のエピソードに関する追加説明があります。
興味のある方は覗いてみて下さい。
フレンズ1-18その7 ご質問1+Tridentの話
フレンズ1-18その8 ご質問2
フレンズ1-18その9 ご質問3
フレンズ1-18その10 ご質問4
フレンズ1-18その11 ご質問5
フレンズ1-18その12 ご質問6
(追記はここまで)
(Rachからのお願い)
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モニカ: I hate this game! (このゲーム大嫌い!)
ジョーイがそっとお皿をどけたのに笑います。
やはり、お絵かきゲームのモニカ皿投げ事件は、本当だった!!
期待していた就職の面接の結果を知らせる電話が。
レイチェル: No, I understand. Come on. No, I'm fine. Don't be silly. But, you know, if anything else opens up, please...
(いいえ、わかります。いいえ、大丈夫です、やめて下さい、そんなこと言うのは。でも、もし他の部署に空きがあったら、どうか・・・)
モニカ: Sorry, Rach. (残念だったわね。)
電話での会話から、不採用だったことがわかります。
open up は「(機会などが)開かれている、(地位などが)空いている」という意味。
名詞の opening だと、「(就職)口、(仕事の)空き」という意味になります。
Do you have an opening? は「貴社には、空きがありますか?」という意味です。
モニカは Sorry. と言っていますが、ここでは謝っているのではなく、「気の毒に思って、かわいそうで、遺憾で」という意味です。
レイチェル: Where were we? (どこまでいってたっけ?)
電話に出たので、ポーカーが途中で中断してしまっています。
ゲームに戻ったレイチェルは、ポーカーの続きをしようと、どこまで進んでいたかを思い出すために言ったセリフです。
会話がなんらかの事情で中断した場合に、その話題に戻る時にも、この表現をよく使います。
ロスとの一騎打ちに、賭け金がどんどん上がってきて、とうとうチップでは足りなくなってしまい、
レイチェル: Monica, get my purse. (モニカ、バッグ取って。)
purse は「財布、小銭入れ」ですが、「ハンドバッグ」という意味もあります。
札入れは wallet です。
レイチェルは現金を賭けて、どんどん賭けはエスカレートして行きます。
ロスも現金を賭けようとしますが、自分の財布を見て、中身が足りないので、
ロス: Joey, I'm a little shy. (ジョーイ、ちょっと恥ずかしいんだけど。)
ジョーイ: That's okay, Ross. You can ask me. (いいよ、ロス。何でも頼んでくれよ。)
財布を見て恥ずかしいと言えば、お金を貸してくれ、ということだと誰しも思いますが、ジョーイは、恥ずかしいんだけど・・・と言った後にロスが何かお願いをするのだと思って、それを待っています。ちょっと空気が読めてないジョーイでした。
(2005.9.27 追記)
shy には、「・・・が不足で、足りないで」という意味があります。
すなわち、「ポーカーにかけるお金がちょっと足りないんだけど・・・」という意味でロスが言っているのを、ジョーイが、「恥ずかしいんだけど・・・」と解釈して、とんちんかんな返事をしているところがポイントなのです。
ですから、正確には、ロスの立場に立って日本語訳をつけるとすると、「お金がちょっと足りないんだ。」というセリフになるのですが、そうすると、ジョーイのボケた答えが生きてこないし・・・。訳が難しいところかと。
なお、この件につきましては、F.D.J.さんからいただいたコメントを参考にしています。ありがとうございました。(追記はここまで)
レイチェルはフルハウス。ロスはそれを見て降参します。
喜ぶレイチェルを見て、
ロス: But look how happy she is. (でも見てよ、レイチェルの幸せそうな顔。)
しばらくの沈黙の後、ピンと来たチャンドラーとジョーイは、ロスの伏せてあるカードを見ようとします。
レイチェルは就職活動が失敗したと落ち込んでいたので、ロスは最後に黙って負けたふりをしたんですね。ロスって優しい・・・。
最後に、いわくつきの Pictionary(お絵かきゲーム)をしています。
映画のタイトルを当てるゲームらしい。
モニカが書いた絵を見て、それが飛行機に見えたチャンドラーは、
チャンドラー: Airport. Airport'75! Airport'77! Airport'79!
(大空港。エアポート’75。エアポート’77。エアポート’80。)
エアポートシリーズの名前を連呼しています。
原題からわかるように、アメリカでは Airport シリーズとして認識されているようですが、日本では一作目の Airport は「大空港」という邦題がつけられ、その後は、カタカナ表記のエアポートになっています。
Airport'79 の邦題がエアポート’80なのは、日本で公開されたのが80年だからだと思われます。
タイトルに去年の年号を使うと、何だか古びて感じてしまうからでしょうね。
結局、モニカの書いたのは、飛行機ではなくて鳥の絵で、"Bye Bye Birdie"「バイ・バイ・バーディ」でした。(birdie は幼児語で「鳥さん」という意味。)
次はレイチェルの番。豆(bean)を書いて、それが血を流してる(泣いている?)絵を描きます。
ロス: Bean! Bean! (ビーン、ビーン!)
ジョーイ: The Unbearable Lightness of Being! (存在の耐えられない軽さ!)
これはビーン(bean)から、ビーイング(being)を連想して当てたようですが、モニカは信じられないと言って怒っているところを見ると、かなり無理があるようです。
どうして血か涙だかを書いているんでしょう。
実は、この映画見てないんで、わからないんですよ。
それにしても、この邦題を見たときに、「変わったタイトルだなー。」と思ったのですが、原題もそういう意味で、ほとんど直訳なんですね。
この邦題はインパクトがあるので、うちのダンナさんは、自分の存在が無視されたときに、「俺の”存在の耐えられない軽さ”」とか一人でブツブツ言ってます。ははは、ごめんね。
(2005.9.27 追記)
The Unbearable Lightness of Being について。
DVDの字幕では Lightness となっていますが、実はフレンズで英語学習をしている方がよく利用している海外のスクリプトサイトでは、Likeness と書いてあります。
これについては、まずどちらが正しいのかがわからないと、正確な解釈をするのは難しいと思われます。
が、興味を持たれた方は、下のコメント欄で、Lightness や Likeness についての解釈が書いてありますので、それをお読み下さいね。(追記はここまで)
(2006.12.24 追記)
以下の記事に、この1-18 のエピソードに関する追加説明があります。
興味のある方は覗いてみて下さい。
フレンズ1-18その7 ご質問1+Tridentの話
フレンズ1-18その8 ご質問2
フレンズ1-18その9 ご質問3
フレンズ1-18その10 ご質問4
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フレンズ1-18その12 ご質問6
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2005年09月18日
フレンズ1-18その5
面接に来いとの知らせが来て、感激するレイチェル。
レイチェル: Saks Fifth Avenue! (サックス・フィフス・アベニューよ。)
フィービー: It's like the mother ship is calling you home. (マザーシップがあなたを迎えに来た、って感じね。)
Saks Fifth Avenue とは、五番街にある、豪華で上流階級向けの、伝統ある高級ファッションデパートです。
mother ship は「母船、マザーシップ」。それがお迎えに来た、ってE.T.みたいですね。
きっと、以前のレイチェルはパパのカードで、ここでいっぱい買い物をしてたのでしょう。
そこからのお誘いなので、フィービーは「迎えに来た」と表現しているのです。
モニカ: What's the job? (仕事は何?)
レイチェル: Assistant buyer! (アシスタント・バイヤーよ!)
I would be shopping for a living! (お給料もらうためにショッピングができるのね。)
buyer は「買い手、仕入れ係」。
for a living は「生活のために」、What do you do for a living? だと「仕事は何をしているのですか?」という意味になります。
バイヤーは、商品を買い付けるのが仕事です。
いつもはショッピングを楽しむために仕事をしているのに、仕事としてショッピングが出来るなんて・・・と感激するレイチェル。
5歳の時からポーカーをやってるというアイリスおばさんがやってきます。
アイリス: Is Tony Randall dead? (トニー・ランドールは死んだ?)
モニカ: I don't think so. (死んでないと思うけど?)
アイリス: He may be now. I think I hit him with my car. (彼、もう死んだかもしれない。自分の車で彼をひいたと思うのよ。)
モニカ: My God! Really? (うそ! 本当に?)
アイリス: No, that's bluffing! Lesson one! (嘘よ。それがブラフなの。レッスン1よ!)
Let me tell you something. Everything you hear at a poker game is pure crap! (ちょっと言わせてちょうだい。ポーカーのゲーム中に聞いたことはすべて、全くのでたらめよ。)
Nice earring. ([フィービーに]素敵なイヤリングね。)
フィービー: Thank you. (ありがとう・・・)
いきなりとんでもない嘘で驚かせるアイリスおばさん。
真剣な顔で言うものだから、みんな信じてしまいますが、そうやってブラフの意味を一瞬で教えたおばさんは、さすが。
これがポーカーフェイスというやつですね。
さらに、ポーカーでは相手の言うことを信じるな、と言った後、おばさんはフィービーのイヤリングを誉めます。
一瞬、御礼を言ったフィービーですが、おばさんの言葉を思い出して、ブラフなんだと気付き、声がしぼみます。
ロス: Wanna hand over your money now? That way, we don't have to go through the formality of playing. (今、自分のお金を渡しちゃったら? そうすれば、こんな形式ばったゲームをする必要がなくなるだろ?)
formality は「形式尊重、形式的手続、(内容がない)形だけの行為」という意味です。
どうせ負けて全部のお金を出さないといけないことになるんだから、さっさと出せば?と言っています。
ポーカーはしてもしなくても結果は同じだから、ポーカーをするという行為は形式的なものにすぎない、と言っているのです。
配られたカードを見て、
フィービー: Yes!...Or no! (やったー!・・・もしくは、ダメね。)
手持ちのカードが良い手だったので、つい喜んでしまったフィービーですが、みんなにバレてはまずい、と言い直しています。
根が正直者で嘘が嫌いなフィービーは、ブラフもポーカーも苦手なんでしょうね。
トイレから出てきたロス。
ロス: Your money's mine, Greene. (君のお金は僕のもんだ、グリーン。)
レイチェル: Your fly's open, Geller. (あなたのズボンの前、開いてるわよ、ゲラー。)
fly は「ズボンのチャック、ジッパー」。
Your fly is undone. は「ズボンの前[チャック]が開いてますよ。」という意味です。
「社会の窓」とも言いますねぇ。(どうして社会の窓って言うんだろう?)
ロスから奪ったチップを数えるレイチェル。
レイチェル: I think that one was Ross'. And I think that one was Ross'.
(それはロスが持ってたチップでしょ、そして、それもロスの分でしょ。)
Ross の所有格なので、Ross's となるところですが、s で終わる固有名詞は Ross's でも、Ross' でもどちらでも良いそうです。
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レイチェル: Saks Fifth Avenue! (サックス・フィフス・アベニューよ。)
フィービー: It's like the mother ship is calling you home. (マザーシップがあなたを迎えに来た、って感じね。)
Saks Fifth Avenue とは、五番街にある、豪華で上流階級向けの、伝統ある高級ファッションデパートです。
mother ship は「母船、マザーシップ」。それがお迎えに来た、ってE.T.みたいですね。
きっと、以前のレイチェルはパパのカードで、ここでいっぱい買い物をしてたのでしょう。
そこからのお誘いなので、フィービーは「迎えに来た」と表現しているのです。
モニカ: What's the job? (仕事は何?)
レイチェル: Assistant buyer! (アシスタント・バイヤーよ!)
I would be shopping for a living! (お給料もらうためにショッピングができるのね。)
buyer は「買い手、仕入れ係」。
for a living は「生活のために」、What do you do for a living? だと「仕事は何をしているのですか?」という意味になります。
バイヤーは、商品を買い付けるのが仕事です。
いつもはショッピングを楽しむために仕事をしているのに、仕事としてショッピングが出来るなんて・・・と感激するレイチェル。
5歳の時からポーカーをやってるというアイリスおばさんがやってきます。
アイリス: Is Tony Randall dead? (トニー・ランドールは死んだ?)
モニカ: I don't think so. (死んでないと思うけど?)
アイリス: He may be now. I think I hit him with my car. (彼、もう死んだかもしれない。自分の車で彼をひいたと思うのよ。)
モニカ: My God! Really? (うそ! 本当に?)
アイリス: No, that's bluffing! Lesson one! (嘘よ。それがブラフなの。レッスン1よ!)
Let me tell you something. Everything you hear at a poker game is pure crap! (ちょっと言わせてちょうだい。ポーカーのゲーム中に聞いたことはすべて、全くのでたらめよ。)
Nice earring. ([フィービーに]素敵なイヤリングね。)
フィービー: Thank you. (ありがとう・・・)
いきなりとんでもない嘘で驚かせるアイリスおばさん。
真剣な顔で言うものだから、みんな信じてしまいますが、そうやってブラフの意味を一瞬で教えたおばさんは、さすが。
これがポーカーフェイスというやつですね。
さらに、ポーカーでは相手の言うことを信じるな、と言った後、おばさんはフィービーのイヤリングを誉めます。
一瞬、御礼を言ったフィービーですが、おばさんの言葉を思い出して、ブラフなんだと気付き、声がしぼみます。
ロス: Wanna hand over your money now? That way, we don't have to go through the formality of playing. (今、自分のお金を渡しちゃったら? そうすれば、こんな形式ばったゲームをする必要がなくなるだろ?)
formality は「形式尊重、形式的手続、(内容がない)形だけの行為」という意味です。
どうせ負けて全部のお金を出さないといけないことになるんだから、さっさと出せば?と言っています。
ポーカーはしてもしなくても結果は同じだから、ポーカーをするという行為は形式的なものにすぎない、と言っているのです。
配られたカードを見て、
フィービー: Yes!...Or no! (やったー!・・・もしくは、ダメね。)
手持ちのカードが良い手だったので、つい喜んでしまったフィービーですが、みんなにバレてはまずい、と言い直しています。
根が正直者で嘘が嫌いなフィービーは、ブラフもポーカーも苦手なんでしょうね。
トイレから出てきたロス。
ロス: Your money's mine, Greene. (君のお金は僕のもんだ、グリーン。)
レイチェル: Your fly's open, Geller. (あなたのズボンの前、開いてるわよ、ゲラー。)
fly は「ズボンのチャック、ジッパー」。
Your fly is undone. は「ズボンの前[チャック]が開いてますよ。」という意味です。
「社会の窓」とも言いますねぇ。(どうして社会の窓って言うんだろう?)
ロスから奪ったチップを数えるレイチェル。
レイチェル: I think that one was Ross'. And I think that one was Ross'.
(それはロスが持ってたチップでしょ、そして、それもロスの分でしょ。)
Ross の所有格なので、Ross's となるところですが、s で終わる固有名詞は Ross's でも、Ross' でもどちらでも良いそうです。
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2005年09月17日
フレンズ1-18その4
ジョーイ: Guys, it's their first time. Why don't we forget about the money? (なぁ、今回は女性陣も初めてだったんだし、お金の話は今回はナシにしようぜ。)
モニカ: Hell, no! We'll pay. (とんでもない! お金は払うわよ。)
フィービー: Okay, Monica, I had another answer all ready. (モニカ、私は別の答えをすっかり用意してあったのに。)
Why don't we...? は「・・・しませんか?」と他の人を誘う表現。
Why don't you...? なら「・・・したらどうですか?」と相手に勧める表現になります。
負けず嫌いのモニカ、情けをかけられるのがいやなようです。
きれい好きで、負けず嫌い、という性格は、この後もずっと続くのです。
友達からお金を取って面白いのかというレイチェルからの問いに、
ロス: Look, Rachel, this is poker. I play to win. In order for me to win, others have to lose. If you're gonna play poker with me, don't expect me to be nice. Because once those cards are dealt...I'm not a nice guy. (いいかい、レイチェル。これはポーカーなんだ。勝つためにプレーしてる。僕が勝つためには、他の人が負けなくちゃならない。もし君が僕とポーカーをするつもりなら、僕がいい人だって、期待しちゃいけないよ。だって、いったんカードが配られたら・・・[手をパチパチと鳴らす。が、みんなの反応は鈍い。] 僕はいい人じゃなくなるんだ。)
手をパチパチと鳴らしたのは、ケンカで相手をやっつけた後にする仕草でしょうか。
かっこつけてみたものの、みんなの視線が冷たく、ハァ?という顔をされたので、
I'm not a nice guy. 「”いい人”じゃなくなるんだ。」としか言えませんでした。
本当は、「容赦のない男」とか、「無慈悲な男」とか、そういうワイルドでカッコイイ表現をしたかったんでしょうけどねぇ。
レイチェルの前でカッコつけてるとチャンドラーに言われて、
ロス: You're way off, pal. (君の読みはかなり外れてる。)
way は副詞、前置詞を強めて、「ずっと、はるかに」という意味。
off の基本的な意味は「離れて」ですが、そこから「(推測などが)間違って」という意味があります。
マルセルが勝手にCDをかけて踊っている曲は、「ライオンは寝ている」(原題は The Lion Sleeps Tonight)です。
CMでも聴いたことのある曲ですね。
音楽に合わせて揺れてるマルセル、可愛いっ!!
ロスがポーカーでシビアなので、ぼやくレイチェルに、
モニカ: He can get really competitive. (ロスは、本当に負けず嫌いなのよ。)
フィービー: "Hello, Kettle, this is Monica. You're black!" (「はーい、ケトル、私はモニカよ。あなたって真っ黒ね。」)
competitive は「競争心の強い、対抗意識のある、負けず嫌いな」という意味です。
名詞の competition は「競争、コンテスト、コンペ」という意味。
ゴルフコンペ、のように、コンペも日本語になっていますね。
次のフィービーのセリフですが、これは
The pot calls the kettle black. 「目くそ、鼻くそを笑う」
ということわざが元になっています。
ポットとは、お湯を沸かす魔法瓶のことではなくて、鍋のこと。
ケトルはやかんですね。
昔は、薪を使っていたので、鍋もやかんもすすで真っ黒、そこから、「真っ黒な鍋がやかんのことを真っ黒だと言う。」ということは、「似たもの同志なのに、自分のことを棚に上げて、相手を批判する」という意味になります。
それにしても、日本語はこれを「目くそ・・・」だなんて、きったないなぁー。
モニカも負けず嫌いだと言われて、
モニカ: I am not as bad as Ross. (私はロスほどひどくはないわ。)
レイチェル: I beg to differ. The Pictionary incident? (お言葉を返すようだけど、例のお絵かきゲーム事件のことは?)
モニカ: That was not an incident. I was gesturing and the plate slipped out of my hand. (あんなの事件じゃないわ。私はジェスチャーをしていて、お皿が私の手から滑っただけよ。)
I beg to differ. は「失礼ですが(お言葉を返すようですが)私の考えは違います。」という意味で、かなり形式ばった表現です。
モニカが負けず嫌いなのは誰から見ても明らかなのに、本人には自覚がないので、わざとこういう言い回しを使っているようです。
Pictionary はお絵かきゲーム。このエピソードの最後に、それらしいゲームが出てきます。
incident は「出来事、事件、事変」。満州事変は the Manchurian Incident といいます。
モニカは、お皿が飛んだのは事故だと言うのですが、うまくいかずにキーッとなったモニカが、怒ってお皿を投げたらしいことが推測されます(笑)。
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モニカ: Hell, no! We'll pay. (とんでもない! お金は払うわよ。)
フィービー: Okay, Monica, I had another answer all ready. (モニカ、私は別の答えをすっかり用意してあったのに。)
Why don't we...? は「・・・しませんか?」と他の人を誘う表現。
Why don't you...? なら「・・・したらどうですか?」と相手に勧める表現になります。
負けず嫌いのモニカ、情けをかけられるのがいやなようです。
きれい好きで、負けず嫌い、という性格は、この後もずっと続くのです。
友達からお金を取って面白いのかというレイチェルからの問いに、
ロス: Look, Rachel, this is poker. I play to win. In order for me to win, others have to lose. If you're gonna play poker with me, don't expect me to be nice. Because once those cards are dealt...I'm not a nice guy. (いいかい、レイチェル。これはポーカーなんだ。勝つためにプレーしてる。僕が勝つためには、他の人が負けなくちゃならない。もし君が僕とポーカーをするつもりなら、僕がいい人だって、期待しちゃいけないよ。だって、いったんカードが配られたら・・・[手をパチパチと鳴らす。が、みんなの反応は鈍い。] 僕はいい人じゃなくなるんだ。)
手をパチパチと鳴らしたのは、ケンカで相手をやっつけた後にする仕草でしょうか。
かっこつけてみたものの、みんなの視線が冷たく、ハァ?という顔をされたので、
I'm not a nice guy. 「”いい人”じゃなくなるんだ。」としか言えませんでした。
本当は、「容赦のない男」とか、「無慈悲な男」とか、そういうワイルドでカッコイイ表現をしたかったんでしょうけどねぇ。
レイチェルの前でカッコつけてるとチャンドラーに言われて、
ロス: You're way off, pal. (君の読みはかなり外れてる。)
way は副詞、前置詞を強めて、「ずっと、はるかに」という意味。
off の基本的な意味は「離れて」ですが、そこから「(推測などが)間違って」という意味があります。
マルセルが勝手にCDをかけて踊っている曲は、「ライオンは寝ている」(原題は The Lion Sleeps Tonight)です。
CMでも聴いたことのある曲ですね。
音楽に合わせて揺れてるマルセル、可愛いっ!!
ロスがポーカーでシビアなので、ぼやくレイチェルに、
モニカ: He can get really competitive. (ロスは、本当に負けず嫌いなのよ。)
フィービー: "Hello, Kettle, this is Monica. You're black!" (「はーい、ケトル、私はモニカよ。あなたって真っ黒ね。」)
competitive は「競争心の強い、対抗意識のある、負けず嫌いな」という意味です。
名詞の competition は「競争、コンテスト、コンペ」という意味。
ゴルフコンペ、のように、コンペも日本語になっていますね。
次のフィービーのセリフですが、これは
The pot calls the kettle black. 「目くそ、鼻くそを笑う」
ということわざが元になっています。
ポットとは、お湯を沸かす魔法瓶のことではなくて、鍋のこと。
ケトルはやかんですね。
昔は、薪を使っていたので、鍋もやかんもすすで真っ黒、そこから、「真っ黒な鍋がやかんのことを真っ黒だと言う。」ということは、「似たもの同志なのに、自分のことを棚に上げて、相手を批判する」という意味になります。
それにしても、日本語はこれを「目くそ・・・」だなんて、きったないなぁー。
モニカも負けず嫌いだと言われて、
モニカ: I am not as bad as Ross. (私はロスほどひどくはないわ。)
レイチェル: I beg to differ. The Pictionary incident? (お言葉を返すようだけど、例のお絵かきゲーム事件のことは?)
モニカ: That was not an incident. I was gesturing and the plate slipped out of my hand. (あんなの事件じゃないわ。私はジェスチャーをしていて、お皿が私の手から滑っただけよ。)
I beg to differ. は「失礼ですが(お言葉を返すようですが)私の考えは違います。」という意味で、かなり形式ばった表現です。
モニカが負けず嫌いなのは誰から見ても明らかなのに、本人には自覚がないので、わざとこういう言い回しを使っているようです。
Pictionary はお絵かきゲーム。このエピソードの最後に、それらしいゲームが出てきます。
incident は「出来事、事件、事変」。満州事変は the Manchurian Incident といいます。
モニカは、お皿が飛んだのは事故だと言うのですが、うまくいかずにキーッとなったモニカが、怒ってお皿を投げたらしいことが推測されます(笑)。
(Rachからのお願い)
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2005年09月16日
フレンズ1-18その3
実際にポーカーをプレイしてみますが・・・。
フィービー: I see. So then you were lying. (わかった。じゃあ、あの時、ジョーイは嘘ついてたのね。)
ジョーイ: About what? (嘘って何?)
フィービー: About how good your cards were. (あなたのカードがどんなに良いカードだったか、ってやつよ。)
ジョーイ: I was bluffing. (ブラフしてたんだよ。)
フィービー: And what is "bluffing"? (そう、じゃあブラフって何?)
Is it not another word for lying? (ブラフって、嘘の別の言葉じゃないの?)
ポーカーとは、トランプを使うゲームで、5枚の札で手(hand)の強さを競うもの。
hand には、ロイヤルストレートフラッシュやフルハウスなどの種類があります。
アメリカのドラマではポーカーをしているシーンがよく出てくるので、ルールがわかった方が楽しめるのでしょうが、なにせ難しい・・・。
スタートレックでも、レギュラーがポーカーをしているシーンがよくあります。
ポーカーをすることで、そのキャラクターの性格がわかったりするので、よく利用されるようですね。
日本では、ポーカーという言葉は知っていても、みんながルールを知ってるわけではないですよね。
友達と旅行に行って、夜、部屋に集まって、ポーカーしよう・・・ってことにはならないですよねぇ?
日本人なら「大富豪」ですか?
ポーカーのゲームの進め方は、このエピソードを見ているとなんとなくわかるのですが・・・。
誰かくわしい方、教えて下さい!
ただ、今回、重要なこと、それは、このカードゲームのポイントは「bluff(ブラフ)」にある、ということです。
bluff とは「はったり」。
これは、自分の持っているハンドが良くない場合でも、chip をたくさん賭けて、自分の手が良いように見せることです。
ポーカーフェイスは日本語になっていますが、これはポーカーで、自分の hand の良し悪しを、表情に出さないようにしていることから生まれた言葉です。
スタートレックでは、感情のないアンドロイドのデータ少佐にとって、ブラフというのは理解し難い概念だったようです。
そういう意味では、非常に人間味のある、駆け引きが重要となるゲームなわけですね。
ちなみに、ポーカーにはいろいろ種類があるそうで、フレンズでしているのはクローズド・ポーカー。
これは手札を全て隠すものです。
スタートレックは、スタッド・ポーカーでした。
これは、何枚かを裏向きに伏せて配り、残りのカードを表向きにして配るというものです。
履歴書を直すためだと言って、席を外そうとするレイチェルに、
チャンドラー: Rach, we've got to settle. (レイチェル、settleしなくちゃ。)
レイチェル: Settle what? (何をsettleするの?)
チャンドラー: The Jamestown colony of Virginia. (バージニア州のジェームズタウン植民地だよ。)
You see, King George is giving us the land, so... (ほら、キング・ジョージが我々に土地を与えてくださって、そして・・・)
ロス: The game, Rachel. You owe us money for the game. (ゲームをsettleするんだよ、レイチェル。君は[負けたから]僕たちにゲームのお金を支払う義務があるんだ。)
ここでの settle のギャグは日本語に訳しにくいので、あえて settle で残してあります。
settle は「植民する、移民する、住み着く」という意味と、「借金を済ます、清算する」という意味があります。
もちろんチャンドラーは、最初、ポーカーの賭け金の清算をする(チップで負けた金額を現金で支払う)という意味で言っているのですが、レイチェルが清算のことを知らないので、「植民する」ってことだよ、と冗談を言っているのです。
チャンドラーらしく、その後も植民地の話を延々と続けるのですが、アホらしくなったロスは、settle とは清算のことだとレイチェルに教えてあげています。
チャンドラーが言った Jamestown は、北米最初のイギリス領植民地となったところです。
(Rachからのお願い)
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フィービー: I see. So then you were lying. (わかった。じゃあ、あの時、ジョーイは嘘ついてたのね。)
ジョーイ: About what? (嘘って何?)
フィービー: About how good your cards were. (あなたのカードがどんなに良いカードだったか、ってやつよ。)
ジョーイ: I was bluffing. (ブラフしてたんだよ。)
フィービー: And what is "bluffing"? (そう、じゃあブラフって何?)
Is it not another word for lying? (ブラフって、嘘の別の言葉じゃないの?)
ポーカーとは、トランプを使うゲームで、5枚の札で手(hand)の強さを競うもの。
hand には、ロイヤルストレートフラッシュやフルハウスなどの種類があります。
アメリカのドラマではポーカーをしているシーンがよく出てくるので、ルールがわかった方が楽しめるのでしょうが、なにせ難しい・・・。
スタートレックでも、レギュラーがポーカーをしているシーンがよくあります。
ポーカーをすることで、そのキャラクターの性格がわかったりするので、よく利用されるようですね。
日本では、ポーカーという言葉は知っていても、みんながルールを知ってるわけではないですよね。
友達と旅行に行って、夜、部屋に集まって、ポーカーしよう・・・ってことにはならないですよねぇ?
日本人なら「大富豪」ですか?
ポーカーのゲームの進め方は、このエピソードを見ているとなんとなくわかるのですが・・・。
誰かくわしい方、教えて下さい!
ただ、今回、重要なこと、それは、このカードゲームのポイントは「bluff(ブラフ)」にある、ということです。
bluff とは「はったり」。
これは、自分の持っているハンドが良くない場合でも、chip をたくさん賭けて、自分の手が良いように見せることです。
ポーカーフェイスは日本語になっていますが、これはポーカーで、自分の hand の良し悪しを、表情に出さないようにしていることから生まれた言葉です。
スタートレックでは、感情のないアンドロイドのデータ少佐にとって、ブラフというのは理解し難い概念だったようです。
そういう意味では、非常に人間味のある、駆け引きが重要となるゲームなわけですね。
ちなみに、ポーカーにはいろいろ種類があるそうで、フレンズでしているのはクローズド・ポーカー。
これは手札を全て隠すものです。
スタートレックは、スタッド・ポーカーでした。
これは、何枚かを裏向きに伏せて配り、残りのカードを表向きにして配るというものです。
履歴書を直すためだと言って、席を外そうとするレイチェルに、
チャンドラー: Rach, we've got to settle. (レイチェル、settleしなくちゃ。)
レイチェル: Settle what? (何をsettleするの?)
チャンドラー: The Jamestown colony of Virginia. (バージニア州のジェームズタウン植民地だよ。)
You see, King George is giving us the land, so... (ほら、キング・ジョージが我々に土地を与えてくださって、そして・・・)
ロス: The game, Rachel. You owe us money for the game. (ゲームをsettleするんだよ、レイチェル。君は[負けたから]僕たちにゲームのお金を支払う義務があるんだ。)
ここでの settle のギャグは日本語に訳しにくいので、あえて settle で残してあります。
settle は「植民する、移民する、住み着く」という意味と、「借金を済ます、清算する」という意味があります。
もちろんチャンドラーは、最初、ポーカーの賭け金の清算をする(チップで負けた金額を現金で支払う)という意味で言っているのですが、レイチェルが清算のことを知らないので、「植民する」ってことだよ、と冗談を言っているのです。
チャンドラーらしく、その後も植民地の話を延々と続けるのですが、アホらしくなったロスは、settle とは清算のことだとレイチェルに教えてあげています。
チャンドラーが言った Jamestown は、北米最初のイギリス領植民地となったところです。
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2005年09月15日
フレンズ1-18その2
リンダという女の子をまたデートに誘えば、とロスに勧めるチャンドラー。
チャンドラー: Is this still about her "The Flintstones could have really happened" thing? (まだ彼女の言葉がひっかかってるのか? 「フリントストーンのアニメみたいなことが本当にあったかも」っていう発言だよ。)
The Flintstones とは、昔あったアニメ「原始家族フリントストーン」のことです。
(キャラクターは知ってるけど、実際に見たことはないんです。日本で言うと「はじめ人間ギャートルズ」みたいな感じでしょうか?)
その後、1994年に The Flintstones「フリントストーンズ モダン石器時代」、
2000年に、The Flintstones in Viva Rock Vegas「フリントストーン2 ビバ・ロック・ベガス」と2本、実写映画化されました。
この主人公の名前がフレッド・フリントストーンと言います。つまりフリントストーンは苗字。
英語のタイトルが The Flintstones と The+フリントストーンの複数形になっていますが、これで「フリントストーン一家」という意味になります。
フリントストーンという苗字の人がたくさんいるから、ですね。
最近、見て面白かった Mr.インクレディブルですが、こちらも原題は The Incredibles となってます。つまりインクレディブル一家、という意味です。
Mr.インクレディブルの本名はボブ・パーと言い、家族はパー一家なんですが。
(この後、ちょっと Mr.インクレディブルのネタバレあります。まだ見てない方は飛ばしてくださいね。)
過去の栄光にとらわれて鬱屈した生活をしている Mr.インクレディブル。
そのことを非難するのは、元スーパーウーマン(イラスティ・ガール)だった奥さん。
子供たちにも特別な力があるが、それを使ってはいけないと言われ、やりきれない日々を過ごしている彼ら。
そういう家族がすれ違いながらも、そのうち家族としての絆が芽生え、最後には家族全員が Mr.インクレディブルを中心とする、スーパーヒーロー家族の The Incredibles(インクレディブル一家)となる、というのが、この作品の醍醐味でしょう。
原題はそれが表れていて、いいなぁー、と思うのですが、日本語ではキャッチーな名前の方がウケるだろうということで、この邦題になったんでしょうね。
きっと映画配給会社とかで、少しはモメたと思うなぁ。
実際、主人公の名前をタイトルにした方が子供は覚えやすいというのもありますし。
(うちの息子は Mr.インクレディブルが大好きなんですよ!)
ただ、タイトルというのは重要で、その英語のタイトルを掘り下げて見るのも、製作者の意図がわかって面白いかもしれません、というお話でした。
原題をそのままカタカナにするか、多少変えるか、全く違うタイトルにしちゃうか、ってすっごく難しい問題なんですよね。
これはもうセンスの問題。素人の私が口を挟めるレベルではありません。
レイチェルにまだこだわってるのか、と聞くチャンドラーに
ロス: Look, I am totally, totally over her. (いいか、僕はすっかり、完璧に彼女のことはあきらめたよ。)
get over は「忘れる、あきらめる」という意味で、be over も同じような意味になります。
男性陣がポーカーをしていたという話を聞いて、
レイチェル: Now, how come you guys have never played poker with us? (ところで、どうして男性陣は私たちとポーカーをしないの?)
フィービー: What is that? Some guy thing? Like some kind of sexist guy thing? (それって何? いわゆる、「男がするもんだ」ってやつ? 女性差別の一種みたいなもの?)
Like it's poker, so only guys can play? (「ポーカーだぜ、男にしか出来ないよ」って感じ?)
ロス: Women are welcome to play. (女性陣もプレーしたいのなら、歓迎するよ。)
フィービー: Then what is it? Some kind of, like, some kind of, you know...All right, what is it? (そしたら、一体何なの? ある種の、えっと、あれみたいな、ほら・・・わかったわ。一体何よ。)
男性ばかりでポーカーをするのは、女性差別だ、というフィービー。
別にそんな気のなかったロスは、大歓迎だと言うのですが、テンション上げちゃったから、素直に引き下がれません。
食い下がるフィービーですが、言うことがなくなってしまいました。
(Rachからのお願い)
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チャンドラー: Is this still about her "The Flintstones could have really happened" thing? (まだ彼女の言葉がひっかかってるのか? 「フリントストーンのアニメみたいなことが本当にあったかも」っていう発言だよ。)
The Flintstones とは、昔あったアニメ「原始家族フリントストーン」のことです。
(キャラクターは知ってるけど、実際に見たことはないんです。日本で言うと「はじめ人間ギャートルズ」みたいな感じでしょうか?)
その後、1994年に The Flintstones「フリントストーンズ モダン石器時代」、
2000年に、The Flintstones in Viva Rock Vegas「フリントストーン2 ビバ・ロック・ベガス」と2本、実写映画化されました。
この主人公の名前がフレッド・フリントストーンと言います。つまりフリントストーンは苗字。
英語のタイトルが The Flintstones と The+フリントストーンの複数形になっていますが、これで「フリントストーン一家」という意味になります。
フリントストーンという苗字の人がたくさんいるから、ですね。
最近、見て面白かった Mr.インクレディブルですが、こちらも原題は The Incredibles となってます。つまりインクレディブル一家、という意味です。
Mr.インクレディブルの本名はボブ・パーと言い、家族はパー一家なんですが。
(この後、ちょっと Mr.インクレディブルのネタバレあります。まだ見てない方は飛ばしてくださいね。)
過去の栄光にとらわれて鬱屈した生活をしている Mr.インクレディブル。
そのことを非難するのは、元スーパーウーマン(イラスティ・ガール)だった奥さん。
子供たちにも特別な力があるが、それを使ってはいけないと言われ、やりきれない日々を過ごしている彼ら。
そういう家族がすれ違いながらも、そのうち家族としての絆が芽生え、最後には家族全員が Mr.インクレディブルを中心とする、スーパーヒーロー家族の The Incredibles(インクレディブル一家)となる、というのが、この作品の醍醐味でしょう。
原題はそれが表れていて、いいなぁー、と思うのですが、日本語ではキャッチーな名前の方がウケるだろうということで、この邦題になったんでしょうね。
きっと映画配給会社とかで、少しはモメたと思うなぁ。
実際、主人公の名前をタイトルにした方が子供は覚えやすいというのもありますし。
(うちの息子は Mr.インクレディブルが大好きなんですよ!)
ただ、タイトルというのは重要で、その英語のタイトルを掘り下げて見るのも、製作者の意図がわかって面白いかもしれません、というお話でした。
原題をそのままカタカナにするか、多少変えるか、全く違うタイトルにしちゃうか、ってすっごく難しい問題なんですよね。
これはもうセンスの問題。素人の私が口を挟めるレベルではありません。
レイチェルにまだこだわってるのか、と聞くチャンドラーに
ロス: Look, I am totally, totally over her. (いいか、僕はすっかり、完璧に彼女のことはあきらめたよ。)
get over は「忘れる、あきらめる」という意味で、be over も同じような意味になります。
男性陣がポーカーをしていたという話を聞いて、
レイチェル: Now, how come you guys have never played poker with us? (ところで、どうして男性陣は私たちとポーカーをしないの?)
フィービー: What is that? Some guy thing? Like some kind of sexist guy thing? (それって何? いわゆる、「男がするもんだ」ってやつ? 女性差別の一種みたいなもの?)
Like it's poker, so only guys can play? (「ポーカーだぜ、男にしか出来ないよ」って感じ?)
ロス: Women are welcome to play. (女性陣もプレーしたいのなら、歓迎するよ。)
フィービー: Then what is it? Some kind of, like, some kind of, you know...All right, what is it? (そしたら、一体何なの? ある種の、えっと、あれみたいな、ほら・・・わかったわ。一体何よ。)
男性ばかりでポーカーをするのは、女性差別だ、というフィービー。
別にそんな気のなかったロスは、大歓迎だと言うのですが、テンション上げちゃったから、素直に引き下がれません。
食い下がるフィービーですが、言うことがなくなってしまいました。
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2005年09月14日
フレンズ1-18その1
シーズン1 第18話
The One With the Poker (ポーカーゲーム必勝法)
原題は「ポーカーの話」
履歴書を送って、新しい仕事を見つけようとしているレイチェル。
みんなが封筒につめるのを手伝っています。
ロス: Rach, we're running low on resumes. (レイチェル、履歴書がなくなってきたよ。)
run low on...は「・・・が不足する、、足りなくなる」という意味です。
この場合の run は「走る」ではなくて、「・・・という状態になる、変わる」という意味になります。
例えば、I'm running late. は、「遅れちゃいそう。遅刻しそう。」という意味です。
resume(発音は、レズメィで、レにアクセントがくる)は「(就職活動に使う)履歴書」のこと、または「摘要や大意(をまとめたもの)」という意味があります。
resume は一応、日本語になっているようで、昔、会社に入りたての頃、上司に、「このことをレジュメにまとめといてくれ。」と言われて、「レジュメって何だろう?」と思ったことがありました。
(何となく雰囲気で、「まとめた文書」だとはわかりましたが・・・。)
resume はフランス語から来た言葉で、本当は、DVDの英語字幕にあるように e の文字にアクセント記号(フランス語では、アクサンテギュと言うそうです)がつきます。
一方、同じ綴りでアクセント記号のつかない resume は、「(中断した後に)再び始める」という意味があります。
発音は、リズームで、後にアクセントがあります。
DVDプレーヤーには、DVD再生を止めた後、停止した位置を記憶し、再びその続きから再生する、という機能を持つものがありますね。
それをリジューム機能というのですが、それは resume から来た言葉です。
ちなみに、私のプレーヤーは6枚まで停止した場所を記憶して、つづき再生が可能。
うーん、賢いヤツ!!(最近のは、もっとたくさんの枚数を記憶できるそうですが・・・)
レイチェルは訴えます。
レイチェル: I can't be a waitress anymore. I mean it. (私、ウェイトレスはもういやなの。本気よ。)
I mean it.は「(冗談ではなく)本気で言っている。」という意味。
真剣にそう思っているということです。
ところが、履歴書に間違いがあることがわかります。
履歴書をタイプする時に、computer を compuper(コンピューパー?!)と打ち間違えたらしい。
「コピーした分、全部間違ってるってこと?」とパニクるレイチェルに、
ジョーイ: No, I'm sure the Xerox machine caught a few! (いいや。コピー機が何枚か間違いを発見してるって。)
コピー機がそれくらい賢いといいんですが・・・。
このセリフ、ジョーイの顔を見てると、いやそうな顔をしているので、さすがの天然ボケのジョーイもマジで言ったのではないようです。
(って、さすがにそれくらいはわかってるか。ジョーイのファンの人、ごめんね。)
就職を希望した会社からの返事が郵便でたくさん送られてきます。
それを読むフィービー。
フィービー: "Dear Miss Greene: Thank you for your inquiry. However..."
(ミス・グリーン様。お問い合わせ、ありがとうございます。しかしながら・・・)
手紙で、however(しかしながら)と続くと、後には、不幸なお知らせが続くことが想定されるので、フィービーはここで返事の内容に気付き、読むのをやめています。
この文章は、採用を断る時の決まり文句みたいなもの。
We regret to inform you that...「残念ながら、・・・をお知らせします。」というパターンもあります。
この場合は、regret「残念に思う」という単語で、そのお知らせが、本人にとってよくないことであることを示していますので、ここまで読んだ時点で不合格通知だとわかるわけです。
TOEIC のリーディングの長文では、e-mail の形式でこういった長文を読ませ、採用の結果はどうだったのかを問う設問があったりします。
ワオと驚いたフィービー。
フィービー: Your VISA bill is huge! (レイチェルのカードの請求額がすごい。)
bill は「請求書、勘定書き」です。
採用通知の封筒の中に、カードの請求書が混ざっていたようですね。
でも、レイチェルは最近、金欠のはず。パパにも頼れず、そんな請求書、払えるのでしょうか?
(Rachからのお願い)
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↓投稿前に見たら、「人気blogランキング」は22位でした。上がってきて嬉しいです。
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「みんなの英会話奮闘記」は4位!! 出来すぎです(笑)。 (注:「みんなの英会話奮闘記ランキング」への参加は、2016年5月末日をもって終了しました)
The One With the Poker (ポーカーゲーム必勝法)
原題は「ポーカーの話」
履歴書を送って、新しい仕事を見つけようとしているレイチェル。
みんなが封筒につめるのを手伝っています。
ロス: Rach, we're running low on resumes. (レイチェル、履歴書がなくなってきたよ。)
run low on...は「・・・が不足する、、足りなくなる」という意味です。
この場合の run は「走る」ではなくて、「・・・という状態になる、変わる」という意味になります。
例えば、I'm running late. は、「遅れちゃいそう。遅刻しそう。」という意味です。
resume(発音は、レズメィで、レにアクセントがくる)は「(就職活動に使う)履歴書」のこと、または「摘要や大意(をまとめたもの)」という意味があります。
resume は一応、日本語になっているようで、昔、会社に入りたての頃、上司に、「このことをレジュメにまとめといてくれ。」と言われて、「レジュメって何だろう?」と思ったことがありました。
(何となく雰囲気で、「まとめた文書」だとはわかりましたが・・・。)
resume はフランス語から来た言葉で、本当は、DVDの英語字幕にあるように e の文字にアクセント記号(フランス語では、アクサンテギュと言うそうです)がつきます。
一方、同じ綴りでアクセント記号のつかない resume は、「(中断した後に)再び始める」という意味があります。
発音は、リズームで、後にアクセントがあります。
DVDプレーヤーには、DVD再生を止めた後、停止した位置を記憶し、再びその続きから再生する、という機能を持つものがありますね。
それをリジューム機能というのですが、それは resume から来た言葉です。
ちなみに、私のプレーヤーは6枚まで停止した場所を記憶して、つづき再生が可能。
うーん、賢いヤツ!!(最近のは、もっとたくさんの枚数を記憶できるそうですが・・・)
レイチェルは訴えます。
レイチェル: I can't be a waitress anymore. I mean it. (私、ウェイトレスはもういやなの。本気よ。)
I mean it.は「(冗談ではなく)本気で言っている。」という意味。
真剣にそう思っているということです。
ところが、履歴書に間違いがあることがわかります。
履歴書をタイプする時に、computer を compuper(コンピューパー?!)と打ち間違えたらしい。
「コピーした分、全部間違ってるってこと?」とパニクるレイチェルに、
ジョーイ: No, I'm sure the Xerox machine caught a few! (いいや。コピー機が何枚か間違いを発見してるって。)
コピー機がそれくらい賢いといいんですが・・・。
このセリフ、ジョーイの顔を見てると、いやそうな顔をしているので、さすがの天然ボケのジョーイもマジで言ったのではないようです。
(って、さすがにそれくらいはわかってるか。ジョーイのファンの人、ごめんね。)
就職を希望した会社からの返事が郵便でたくさん送られてきます。
それを読むフィービー。
フィービー: "Dear Miss Greene: Thank you for your inquiry. However..."
(ミス・グリーン様。お問い合わせ、ありがとうございます。しかしながら・・・)
手紙で、however(しかしながら)と続くと、後には、不幸なお知らせが続くことが想定されるので、フィービーはここで返事の内容に気付き、読むのをやめています。
この文章は、採用を断る時の決まり文句みたいなもの。
We regret to inform you that...「残念ながら、・・・をお知らせします。」というパターンもあります。
この場合は、regret「残念に思う」という単語で、そのお知らせが、本人にとってよくないことであることを示していますので、ここまで読んだ時点で不合格通知だとわかるわけです。
TOEIC のリーディングの長文では、e-mail の形式でこういった長文を読ませ、採用の結果はどうだったのかを問う設問があったりします。
ワオと驚いたフィービー。
フィービー: Your VISA bill is huge! (レイチェルのカードの請求額がすごい。)
bill は「請求書、勘定書き」です。
採用通知の封筒の中に、カードの請求書が混ざっていたようですね。
でも、レイチェルは最近、金欠のはず。パパにも頼れず、そんな請求書、払えるのでしょうか?
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2005年09月13日
フレンズ1-17その5
アースラから誕生日プレゼントがあるというので喜ぶフィービー。
フィービー: I can't believe you did this. (信じられないわー、こんな<素敵な>ことしてくれるなんて。)
[プレゼントを見た後で] I can't believe you did this. (信じられないわ。こんな<ひどい>ことするなんて。)
仲の悪いはずの姉がプレゼントをくれたので、喜ぶのですが、それはジョーイがアースラに買ってあげたもの。
ジョーイをふった挙句に、プレゼントまで人にあげちゃうなんて、姉の邪悪さに驚いています。
全く同じセリフを繰り返していますが、声のトーンや抑揚やしぐさで、こんなにも意味が違ってしまうんですね。
マルセルの様子がおかしい。あわててERに駆け込むロスとチャンドラー。
ロス: Marcel swallowed a Scrabble tile. (マルセルがスクラブルの駒を飲み込んだんだ。)
Scrabbleとは、点数の定められた駒をボードの上に並べて、英単語を作る、というゲームです。
ロスとチャンドラーがゲーム中に、ある文字の駒がないので、マルセルが飲み込んだことに気付いたのです。
動物だからダメだという受付に、
ロス: Please have a heart. (お願いだから、頼むよ。)
have a heartは「情け深い、思いやりがある」という意味で、それを命令形にしたHave a heart.は「お願いだ! 大目に見てよ!」という意味になります。
heartは「心、優しい感情」という意味がありますので、「やさしい心を持ってくれ。」ということですね。
マルセルはドクターに診察してもらい、一命を取りとめたようです。
ロス: The doctor got the "K" out. (お医者さんがKの駒を出してくれた。)
He also found an "M" and an "O." (さらにMとOの駒も見つけてくれたんだ。)
チャンドラー: We think he was trying to spell out "monkey." (マルセルは、MONKEY(猿)の文字を綴ろうとしてたんだな。)
そんなこと出来ちゃったら、マルセル、テレビに出れそうですね。
チャンドラー: So you feel like a dad yet? (それで、まだ父親の実感がわかないの?)
ロス: No. Why? (まだだよ。どうして?)
チャンドラー: Come on, you came through. You did what you had to do. (おいおい、ロスは父親としての役目をやり通したじゃないか。お前はしなくちゃいけないことをちゃんとしたよ。)
That's very "Dad." (あれは、まさに「父親」だった。)
マルセルのしつけが出来ないと嘆いていたロスですが、マルセルが大変な状況になった時、迅速に行動し、医者に無理を聞いてもらうほどの強引さを見せたロス。
立派にマルセルの親としての務めを果たした、とチャンドラーは言っているのです。
目覚めたマルセルは、ロスの指を握りしめます。
ロスのパパの言っていた意味が、この瞬間わかった気がするロスでした。
エンディングは、相変わらずテレビが副音声のスペイン語になっているという設定で、フレンズのみんなまでもがスペイン語でしゃべっています。
私は、スペイン語はさっぱりわかりませんが、レイチェルは「裸のブ男がフラフープやってるわ。」と言ってるように聞こえたんですが・・・。
スペイン語で聞くと、なんかイメージ変わりますね。
というより、出演者のみんなも、より明るいノリで演じているようにも見えます。
だって、ジョーイの挨拶の仕方は、いつもより派手だもん。
(Rachからのお願い)
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順位が上がってきました。クリックして下さった皆様、本当にありがとうございます!!!
これを励みに頑張ります。
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フィービー: I can't believe you did this. (信じられないわー、こんな<素敵な>ことしてくれるなんて。)
[プレゼントを見た後で] I can't believe you did this. (信じられないわ。こんな<ひどい>ことするなんて。)
仲の悪いはずの姉がプレゼントをくれたので、喜ぶのですが、それはジョーイがアースラに買ってあげたもの。
ジョーイをふった挙句に、プレゼントまで人にあげちゃうなんて、姉の邪悪さに驚いています。
全く同じセリフを繰り返していますが、声のトーンや抑揚やしぐさで、こんなにも意味が違ってしまうんですね。
マルセルの様子がおかしい。あわててERに駆け込むロスとチャンドラー。
ロス: Marcel swallowed a Scrabble tile. (マルセルがスクラブルの駒を飲み込んだんだ。)
Scrabbleとは、点数の定められた駒をボードの上に並べて、英単語を作る、というゲームです。
ロスとチャンドラーがゲーム中に、ある文字の駒がないので、マルセルが飲み込んだことに気付いたのです。
動物だからダメだという受付に、
ロス: Please have a heart. (お願いだから、頼むよ。)
have a heartは「情け深い、思いやりがある」という意味で、それを命令形にしたHave a heart.は「お願いだ! 大目に見てよ!」という意味になります。
heartは「心、優しい感情」という意味がありますので、「やさしい心を持ってくれ。」ということですね。
マルセルはドクターに診察してもらい、一命を取りとめたようです。
ロス: The doctor got the "K" out. (お医者さんがKの駒を出してくれた。)
He also found an "M" and an "O." (さらにMとOの駒も見つけてくれたんだ。)
チャンドラー: We think he was trying to spell out "monkey." (マルセルは、MONKEY(猿)の文字を綴ろうとしてたんだな。)
そんなこと出来ちゃったら、マルセル、テレビに出れそうですね。
チャンドラー: So you feel like a dad yet? (それで、まだ父親の実感がわかないの?)
ロス: No. Why? (まだだよ。どうして?)
チャンドラー: Come on, you came through. You did what you had to do. (おいおい、ロスは父親としての役目をやり通したじゃないか。お前はしなくちゃいけないことをちゃんとしたよ。)
That's very "Dad." (あれは、まさに「父親」だった。)
マルセルのしつけが出来ないと嘆いていたロスですが、マルセルが大変な状況になった時、迅速に行動し、医者に無理を聞いてもらうほどの強引さを見せたロス。
立派にマルセルの親としての務めを果たした、とチャンドラーは言っているのです。
目覚めたマルセルは、ロスの指を握りしめます。
ロスのパパの言っていた意味が、この瞬間わかった気がするロスでした。
エンディングは、相変わらずテレビが副音声のスペイン語になっているという設定で、フレンズのみんなまでもがスペイン語でしゃべっています。
私は、スペイン語はさっぱりわかりませんが、レイチェルは「裸のブ男がフラフープやってるわ。」と言ってるように聞こえたんですが・・・。
スペイン語で聞くと、なんかイメージ変わりますね。
というより、出演者のみんなも、より明るいノリで演じているようにも見えます。
だって、ジョーイの挨拶の仕方は、いつもより派手だもん。
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2005年09月12日
フレンズ1-17その4
ドクターたちが手土産にワインを持ってきます。そのワインを見せて、
ミッチェル(ジョージ・クルーニー): How could we resist? (我慢できないよね。)
resisitは「抵抗する」ですが、「我慢する、こらえる」という意味もあります。
「魅力に抵抗する」ということですね。
このセリフは直訳すると、「どうやって我慢できるというのか?」なので、「我慢できるわけない。」という感じ。
I can't resist.で「我慢できない。」ですが、これはI can't wait. 「待てないよ。」とも言い換えられます。
どちらも、可能か不可能かの話をしているのではなく、我慢や待つことができないほど「楽しみにしている」ということです。
二人が入れ替わっていることをバラしたいレイチェルと、そんなことをしたらダメだというモニカ。
台所でケンカしてしまいます。
ドクターが二人について質問しますが、
モニカ: See, I was supposed to get married, but I left the guy at the altar.
(あのね、私は結婚することになっていたんだけど、花婿を式場に置いてきぼりにしちゃったの。)
Yeah, I know it's pretty selfish, but...hey, that's me! (えぇ、かなり自己チューだと思うわ。でも・・・そうよ、それが私よ!)
be supposed to...は「・・・することになっている」という意味で、過去形で使うと、「することになってた(けど、そうならなかった)」ということを暗に示しています。
レイチェルに怒っているモニカは、レイチェルを演じているのをいいことに、レイチェルの過去をバラしてしまうのです。
怒ったレイチェルも反撃し、二人の暴露合戦は続きます。
モニカ: I am so spoiled! (私は甘やかされて育ったの!)
レイチェル: And have I mentioned that back in high school I was a cow? (高校の時、私、牛みたいに大きかったって話、もう話したかしら?)
モニカ: I used to wet my bed. (昔はよく、おねしょをしてたわ。)
spoilは「台無しにする、だめにする、甘やかす」という意味があります。
wet one's bedは文字通り、「ベッドをおしっこでぬらす」ということです。
レイチェルのパパが電話してきて、レイチェルになりすましているモニカが電話に出ます。
モニカ: There's something I've been meaning to tell you. (ずっとパパに言おう言おうと思ってたことがあるの。)
Remember back in freshman year? (1年生の頃のこと覚えてる?)
Well, Billy Dreskin and I had sex on your bed. (私、ビリー・ドレスキンとパパのベッドでエッチしたの。)
mean toは「・・・するつもりである」なので、have been meaning to・・・は「ずっと・・・するつもりだった、・・・しようと思い続けていた」ということ。
日本語でも新人のことをフレッシュマンといいますが、freshmanは「新入生、一年生」。
4年制の大学では1年生から4年生までは、freshman, sophomore, junior, seniour。
3年制の高校では1年生から3年生まで、freshman, junior, seniorと言います。
レイチェルのパパは怒りっぽいので、この後、レイチェルは電話で必死に弁解することになります。
モニカは、してやったり、という感じかな?
ジョーイががっかりしながらモニカの部屋に入ってきます。
ジョーイ: Your sister stood me up the other night. (君の姉さんに、こないだの晩、待ちぼうけさせられたよ。)
stand upは「立つ」ですが、目的語を取って他動詞として使うと、「・・・に待ちぼうけを食らわせる、デートをすっぽかす」という意味になります。
つまり、「・・・を立たせたままにしておく」ということで、デートの相手が来なくて、時計を見ながらイライラして、待ち合わせ場所で立っている姿が目に浮かびますね。
(もちろん、座って待っていても、stand upは使えます。)
ジョーイをかわいそうに思ったフィービーは、アースラに話をしに行きます。
フィービー: You got a minute? (時間ある?)
アースラ: Yeah, I'm just working. (えぇ、ただ働いてるだけだから。)
勤務中だからダメだというのが普通なのに、全然気にしないアースラ。
それどころか、お客さんに運ぶはずだった料理を自分の机に置いて食べ、文句を言いに来た店主(あるいは同僚のウェイター?)に、サラダまで頼んでます。
ちょっとズレてるところは、さすがフィービーの双子というところですが、アースラの方が性格キツそうなだけに、インパクトは強烈ですね。
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ミッチェル(ジョージ・クルーニー): How could we resist? (我慢できないよね。)
resisitは「抵抗する」ですが、「我慢する、こらえる」という意味もあります。
「魅力に抵抗する」ということですね。
このセリフは直訳すると、「どうやって我慢できるというのか?」なので、「我慢できるわけない。」という感じ。
I can't resist.で「我慢できない。」ですが、これはI can't wait. 「待てないよ。」とも言い換えられます。
どちらも、可能か不可能かの話をしているのではなく、我慢や待つことができないほど「楽しみにしている」ということです。
二人が入れ替わっていることをバラしたいレイチェルと、そんなことをしたらダメだというモニカ。
台所でケンカしてしまいます。
ドクターが二人について質問しますが、
モニカ: See, I was supposed to get married, but I left the guy at the altar.
(あのね、私は結婚することになっていたんだけど、花婿を式場に置いてきぼりにしちゃったの。)
Yeah, I know it's pretty selfish, but...hey, that's me! (えぇ、かなり自己チューだと思うわ。でも・・・そうよ、それが私よ!)
be supposed to...は「・・・することになっている」という意味で、過去形で使うと、「することになってた(けど、そうならなかった)」ということを暗に示しています。
レイチェルに怒っているモニカは、レイチェルを演じているのをいいことに、レイチェルの過去をバラしてしまうのです。
怒ったレイチェルも反撃し、二人の暴露合戦は続きます。
モニカ: I am so spoiled! (私は甘やかされて育ったの!)
レイチェル: And have I mentioned that back in high school I was a cow? (高校の時、私、牛みたいに大きかったって話、もう話したかしら?)
モニカ: I used to wet my bed. (昔はよく、おねしょをしてたわ。)
spoilは「台無しにする、だめにする、甘やかす」という意味があります。
wet one's bedは文字通り、「ベッドをおしっこでぬらす」ということです。
レイチェルのパパが電話してきて、レイチェルになりすましているモニカが電話に出ます。
モニカ: There's something I've been meaning to tell you. (ずっとパパに言おう言おうと思ってたことがあるの。)
Remember back in freshman year? (1年生の頃のこと覚えてる?)
Well, Billy Dreskin and I had sex on your bed. (私、ビリー・ドレスキンとパパのベッドでエッチしたの。)
mean toは「・・・するつもりである」なので、have been meaning to・・・は「ずっと・・・するつもりだった、・・・しようと思い続けていた」ということ。
日本語でも新人のことをフレッシュマンといいますが、freshmanは「新入生、一年生」。
4年制の大学では1年生から4年生までは、freshman, sophomore, junior, seniour。
3年制の高校では1年生から3年生まで、freshman, junior, seniorと言います。
レイチェルのパパは怒りっぽいので、この後、レイチェルは電話で必死に弁解することになります。
モニカは、してやったり、という感じかな?
ジョーイががっかりしながらモニカの部屋に入ってきます。
ジョーイ: Your sister stood me up the other night. (君の姉さんに、こないだの晩、待ちぼうけさせられたよ。)
stand upは「立つ」ですが、目的語を取って他動詞として使うと、「・・・に待ちぼうけを食らわせる、デートをすっぽかす」という意味になります。
つまり、「・・・を立たせたままにしておく」ということで、デートの相手が来なくて、時計を見ながらイライラして、待ち合わせ場所で立っている姿が目に浮かびますね。
(もちろん、座って待っていても、stand upは使えます。)
ジョーイをかわいそうに思ったフィービーは、アースラに話をしに行きます。
フィービー: You got a minute? (時間ある?)
アースラ: Yeah, I'm just working. (えぇ、ただ働いてるだけだから。)
勤務中だからダメだというのが普通なのに、全然気にしないアースラ。
それどころか、お客さんに運ぶはずだった料理を自分の机に置いて食べ、文句を言いに来た店主(あるいは同僚のウェイター?)に、サラダまで頼んでます。
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2005年09月11日
フレンズ1-17その3
フィービーの誕生日パーティー。みんなは隠れていて、ドアが開いた途端、
Surprise! (サプライズ!)
ところが、それはフィービーではなくて、ロス。
ロスはびっくりして、誕生日のケーキを落っことしてしまいます。
アメリカ人はパーティー好きですが、このように主賓をSurprise!と驚かすのは、よくある光景です。
そういうのをsurprise party(サプライズ・パーティー、びっくりパーティー)と言います。
たいてい、驚かされる側も、Surprise!と言われることを予期していますが、一応驚いて見せるのが礼儀のようですね。
部屋をきれいに飾り立てて、企画を考え、パーティーにはかなりの労力がかかっているようです。
子供っぽい感じもしますが、でも、見ているととても楽しそう。
何歳になっても、こんな風に盛り上がれるなんて、ちょっぴり羨ましいです。(パーティーの幹事になったら、大変そうだけど。)
ロスはパパとレストランで食事をしています。
ロスはパパも子供が生まれる前に、不安だったかを尋ねるのですが、
パパ: No. Your mother did the work. I was busy with the business. I wasn't around that much. (いいや。母さんがやることはちゃんとやってた。私は仕事で忙しかったから、あんまりそばにいてやれなかった。)
Is that what this is about? (そのことを言わせたくて、食事に誘ったのか?)
ロス: No, no. I was just wondering. (違うよ。ただ疑問に思ってるだけなんだ。)
パパ: There's time to make up for that. We can do stuff together. (その埋め合わせをする時間はある。一緒に何でもできるぞ。)
You always wanted to go to colonial Williamsburg. How about we do that? (お前は子供の頃、いつもウィリアムズバーグ時代村へ行きたがってたな。そこに行くのはどうだ?)
Is that what this is about?は「そのこと(そばにいてやれなかったこと)がこのこと(ロスがパパを食事に誘ったこと)の理由か?」という意味です。
つまり、今そんな話を持ち出したのは、そのことを言いたいために、食事に誘ったからなのか、と勘ぐっているのです。
Is that what this is about?にはいろんなバリエーションがありますが(フレンズ1-16その5 にも出てきました)、何かに気が付いた時に、「こういうことだったんだな。」というようなニュアンスです。
サスペンスドラマを見ていると、真犯人がわかったり、謎が解けたりした時に、「こういうことだったのね。」とヒロインが気付くシーンがありますが、そういう場合に、That's what this is all about.と言うと「今までのことはすべてこういうことだったのね。すべてここにつながっていたのね。」という意味になります。
make up forは「[損失の]埋め合わせをする」という意味。
colonial Williamsburgは、バージニア州ウィリアムズバーグにあります。
人々がヨーロッパからアメリカに渡ってきた頃の、まだイギリスの植民地だった時代を再現した村です。
日本で言うと、明治村か東映太秦映画村って感じでしょうか。
いつ父親の自覚が芽生えたのかを尋ねるロスに、
パパ: All of a sudden, you grabbed my finger with your whole fist and you squeeze it so tight. And that's when I knew. (突然、赤ちゃんのお前が私の指をつかんで、ぎゅっと握ったんだ。それが、父親だと自覚した時だな。)
それを聞いて、はっとなるロス。
パパ: So you don't want to go to Williamsburg? (ところで、ウィリアムズバーグ時代村には行きたくないのか?)
ロス: We can go to Williamsburg. (行ってもいいね。)
パパの告白に、ロスは何か感じるところがあったようです。
ちょっとずれたところのあるトンチンカンなパパですが、やはり人の親。
子供じゃあるまいし・・・といったんは断った時代村へ、パパと行ってみようかな、と思うロス。
父と子の絆を感じますね。
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Surprise! (サプライズ!)
ところが、それはフィービーではなくて、ロス。
ロスはびっくりして、誕生日のケーキを落っことしてしまいます。
アメリカ人はパーティー好きですが、このように主賓をSurprise!と驚かすのは、よくある光景です。
そういうのをsurprise party(サプライズ・パーティー、びっくりパーティー)と言います。
たいてい、驚かされる側も、Surprise!と言われることを予期していますが、一応驚いて見せるのが礼儀のようですね。
部屋をきれいに飾り立てて、企画を考え、パーティーにはかなりの労力がかかっているようです。
子供っぽい感じもしますが、でも、見ているととても楽しそう。
何歳になっても、こんな風に盛り上がれるなんて、ちょっぴり羨ましいです。(パーティーの幹事になったら、大変そうだけど。)
ロスはパパとレストランで食事をしています。
ロスはパパも子供が生まれる前に、不安だったかを尋ねるのですが、
パパ: No. Your mother did the work. I was busy with the business. I wasn't around that much. (いいや。母さんがやることはちゃんとやってた。私は仕事で忙しかったから、あんまりそばにいてやれなかった。)
Is that what this is about? (そのことを言わせたくて、食事に誘ったのか?)
ロス: No, no. I was just wondering. (違うよ。ただ疑問に思ってるだけなんだ。)
パパ: There's time to make up for that. We can do stuff together. (その埋め合わせをする時間はある。一緒に何でもできるぞ。)
You always wanted to go to colonial Williamsburg. How about we do that? (お前は子供の頃、いつもウィリアムズバーグ時代村へ行きたがってたな。そこに行くのはどうだ?)
Is that what this is about?は「そのこと(そばにいてやれなかったこと)がこのこと(ロスがパパを食事に誘ったこと)の理由か?」という意味です。
つまり、今そんな話を持ち出したのは、そのことを言いたいために、食事に誘ったからなのか、と勘ぐっているのです。
Is that what this is about?にはいろんなバリエーションがありますが(フレンズ1-16その5 にも出てきました)、何かに気が付いた時に、「こういうことだったんだな。」というようなニュアンスです。
サスペンスドラマを見ていると、真犯人がわかったり、謎が解けたりした時に、「こういうことだったのね。」とヒロインが気付くシーンがありますが、そういう場合に、That's what this is all about.と言うと「今までのことはすべてこういうことだったのね。すべてここにつながっていたのね。」という意味になります。
make up forは「[損失の]埋め合わせをする」という意味。
colonial Williamsburgは、バージニア州ウィリアムズバーグにあります。
人々がヨーロッパからアメリカに渡ってきた頃の、まだイギリスの植民地だった時代を再現した村です。
日本で言うと、明治村か東映太秦映画村って感じでしょうか。
いつ父親の自覚が芽生えたのかを尋ねるロスに、
パパ: All of a sudden, you grabbed my finger with your whole fist and you squeeze it so tight. And that's when I knew. (突然、赤ちゃんのお前が私の指をつかんで、ぎゅっと握ったんだ。それが、父親だと自覚した時だな。)
それを聞いて、はっとなるロス。
パパ: So you don't want to go to Williamsburg? (ところで、ウィリアムズバーグ時代村には行きたくないのか?)
ロス: We can go to Williamsburg. (行ってもいいね。)
パパの告白に、ロスは何か感じるところがあったようです。
ちょっとずれたところのあるトンチンカンなパパですが、やはり人の親。
子供じゃあるまいし・・・といったんは断った時代村へ、パパと行ってみようかな、と思うロス。
父と子の絆を感じますね。
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