2005年10月22日

フレンズ1-24その3

ロスからレイチェルへの誕生日プレゼントは、カメオのブローチでした。
ロスは中国への出張準備のため、この場にはいません。
フィービー: This must've cost him a fortune. (これって高かったでしょうね。)
モニカ: I can't believe he did this. (ロスがこんなことするなんて信じられない。)
チャンドラー: Remember when he fell in love with Carol and bought her that ridiculously expensive crystal duck? (ロスがキャロルと恋に落ちた時に、キャロルにあのばか高いクリスタル製のアヒルを買った時のこと、覚えてるだろ?)
レイチェル: What did you say? (今、何て言ったの?)
fortune は「運」ですが、「富、財産、大金」という意味もあります。
cost someone a fortune (to)は「(・・・するのに)<人>に莫大な金がかかる、ひと財産かかる」という意味になります。
さて、ここでのチャンドラーのセリフは、ファースト・シーズンの中で、最も重要となるセリフ(というか問題発言)です。
チャンドラーはあきれたというか、怒ったようにこのセリフを言っているので、 fell in love の部分がそれほどはっきりとは聞こえませんが。
この love が聞き取れて、おや?と思えるとすごいですね。
ここでみんなの空気が凍りつき、レイチェルが聞き捨てならない、という風に食い下がるところを見ても、 love という言葉は安易には使えない言葉なんですね。
日本人がイメージしているほど、アメリカ人は簡単に I love you. とは言わないようです。

ロスと話をするために、空港まで行くつもりのレイチェル。
チャンドラー: You're never gonna make it! (絶対に間に合わないよ。)
make it は「時間に間に合う」という意味。
また「うまくやり遂げる、成功する」という意味もあります。
"You made it!" は「よくやった!」という誉め言葉です。

搭乗受付の女性にロスへの伝言を頼んだレイチェル。
受付女性: I have a message for you. Rachel said she loved the present. She'll see you when you get back. (メッセージをお預りしております。「プレゼント気に入りました。あなたが戻るのを待ってます。」とレイチェルさんからです。)
でも、女性が伝言を伝えたのは、同じ青いジャケットの白髪のおじいさんでした。

あわてるおじいさん。横にいる妻らしい女性に、
Toby, I don't know what she's talking about. There's no Rachel! (トビー、受付の人が何のことを言ってるか見当もつかないよ。レイチェルなんて知らない!)
とんだとばっちり、可哀相なおじいさんでした。

ロスとのことをどう思っているのか聞かれたレイチェル。
レイチェル: I don't know. This is just my initial gut feeling, but I'm thinking it'd be really great. (わからないわ。これは私の最初の第六感だけど、それって、すごく良いことかもしれないって思うわ。)
モニカ: Oh, my God, me too! We'd be like friends-in-law! (まぁ、本当? 私もよ。私たちって、”義理の友達”みたいね。)
gut は「腸、内臓、(ラケットの)ガット」という意味ですが、そこから「感情、直感」という意味にもなります。
また複数形のguts だと「根性、勇気、ガッツ」です。
gut feeling は「勘、直感、第六感」という意味です。
日本語でも「腹黒い」とか、「腹に一物ある」という表現がありますよね。
腹の中に人の考え方や気持ちが入っていると感じるのは、どこの国でも同じようです。
ところで、日本語で第六感というのは、五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)以外の第六番目の感覚という意味ですよね。
ブルース・ウィリス主演のシックス・センスという映画がありましたが(怖そうなんで見てません)、原題はThe Sixth Sense、第六番目の感覚、って日本語の第六感、そのままじゃん。
第六感という言葉が英語の直訳なんでしょうか?
in-law は「姻戚、親戚」という意味で、mother-in-law だと「義理の母、姑」という意味になります。
friends-in-law だと「義理の友達」という意味になってしまいそうですが、モニカは「親戚関係にある友達」というニュアンスで使っているようですね。(雰囲気はわかります。)

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posted by Rach at 17:16| Comment(6) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月21日

フレンズ1-4その4 ご質問

melocoton さんのブログ 子育て主婦のやりなおし英語 の記事 『Friends』1-4 疑問点 でフレンズに関する疑問点をいくつか挙げられています。
私のブログのコメント欄で、その件についての意見を求めてこられたので、今日はその質問を元に投稿記事を書いてみたいと思います。

以前にも、melocoton さんやけんとんさんからご質問をいただき、その時はコメント欄でお返事を書いていたのですが、コメント欄は字数制限があるし、読みにくいし・・・。
せっかくの貴重なご質問なので、こちらも分かる範囲できっちり書きたいという思いもあったので、今回から、こうして投稿記事にすることにしました。

いつもはノルマのように順番に解説記事を書いてるだけなので、こういう記事を書くと、メリハリがついていいですね。
それに、これで一日分の記事も書けるわけだし・・・(←それが本音か?)
なお、ああでもない、こうでもない、と考えた過程がそのまま書いてありますので、回りくどいかもしれませんが、ご了承下さい。
わからないところがあると、いつもこんな風に考えたり探したりしている、というところが垣間見れると思います。

(質問1)
ロス、ジョーイ、チャンドラーはこれからホッケーの試合を見に行くところ。
ホッケーの真似をして盛り上がるジョーイとチャンドラーですが、ロスはショーウィンドーに飾られた女性用ブーツを眺めています。
元妻キャロルとの初エッチの晩に、彼女が履いていたブーツと似てるらしい。
おまけにエッチの時、キャロルはそのブーツを脱がなかったとか・・・。
三人はまた歩き始めますが、再び立ち止まるロス。
ジョーイ: What? (何だよ。)
ロス: Peach pit. (桃の種だ。)
チャンドラー: Yes, Bunny? (それがどうしたんだ、バニー?)
この Bunny とは誰でしょう?という質問でした。

Bunny がつく固有名詞ということで、一瞬、Bugs Bunny (バッグス・バニー)かと思ったんですが、ここでは関係なさそう。(←なら、書くなよ。)
Space Jam (スペース・ジャム)という1996年の映画で、NBAのスーパースターのマイケル・ジョーダンと、アニメのキャラクター、バッグス・バニーが共演していましたね。
ジョーイとチャンドラーがバスケの話をしてるなら、Bugs Bunny の可能性もあるんですが、ここではホッケーだからなぁ。

それでは別の方面から考えようということで、チャンドラーがロスを Bunny と呼んだのは、ロスの何かが Bunny を連想させたからだ、と考えました。
いろいろ調べてみると、なんとなくあてはまりそうなことがいくつか・・・。
その1
bunny fuck という卑語があり、これは「ウサギの交尾」のことですが、これは短時間で終わるものらしく、そこから「短時間のエッチをする」という意味になるらしい。
ロスはキャロルとブーツを履いたままエッチした、と言ったので、すごく短い間だったんだろうと想像したチャンドラーが、「短時間のエッチをした人」という意味で、Bunny と呼びかけた、とか?
その2
bunny は「うさちゃん」のこと、つまり rabbit ですね。
rabbit は多産の象徴らしく、breed like rabbits で「(人が)やたらに子を産む」という意味になるそうです。(あまり良い言葉ではないらしい。)
元妻とのエッチの話を懐かしんでいたロスに、「多産のうさぎみたいにキャロルとたくさんエッチしたんだろ?」という意味で呼びかけた、とか?
でも、「多産」というと、一度の出産でたくさん産むことを指すだろうから、ロスはキャロルとの間には一人(このエピソードではその子を妊娠中)しかいないので、多産のうさぎに例えるのは少し違うかも(←弱気)。
その3
bunny には俗語で「レズビアンの相手をする売春婦、ホモの相手をする男娼」という意味があるそうです。
キャロルはレズですから、そのキャロルとエッチしたロスのことを、「レズの相手をした人物」という意味で、bunny と呼んだ、とか?
その4
今度は、この Bunny のセリフの前のロスのセリフ、"Peach pit." からの連想です。
pit は「(モモ・アンズなどの)種」のほかに、「穴、くぼみ」という意味もあります。
pit という言葉を聞いたチャンドラーが、「種」ではなくて「穴」だと(わざと)受け取り、「穴があったから入ろうと思ってるのか?うさちゃん?」という意味で bunny と呼びかけた、とか。
私が調べて思いついたのはこれくらいです。
私が一番近いと思うのは、その3の「レズの相手」ですね。

(質問2)
女性陣は向かいのアパートに住む、ジョージ・ステファノポロスの噂話をしています。
レイチェル: So, what do you think George is like? (ジョージってどんな感じだと思う?)
モニカ: I think he's shy. (彼はシャイだと思うわ。)
フィービー: Yeah? (そう?)
モニカ: Yeah. I think you have to draw him out. And then- when you do- he's a preppy animal. (そうよ。恋人が彼の本性を引き出さなきゃいけないと思うわ。そして、エッチをする時になったら、彼は preppy animal になるのよ。)
その preppy animal って何? というご質問でした。

preppy とは「プレッピー、prep school の学生、卒業生」のこと。
prep school とは preparatory school の略で、「(大学進学を目的とした米国の)私立高等学校、進学校」、お金持ちの子弟が入学する全寮制高校らしいです。
preparatory は prepare (準備する)の形容詞形なので、「大学進学の準備のための学校」ということですね。
ジョージはクリントン政権でブレーンだった人なので、prep school 出身なんでしょう。
そういう上品でおハイソな彼が、ベッドでは animal (動物、けだもの)のようなワイルドな男に変身するのよ、というのが preppy animal だと思います。(モニカの勝手な想像ですけどね。)

(質問3)
学生時代の思い出話をするレイチェルとモニカ。
レイチェル: The valentine Tommy Rollerson left in your locker was really from me. (トミー・ローラーソンがモニカのロッカーに入れたバレンタインのプレゼントは、本当は私からのものだったのよ。)
モニカ: Excuse me?! (何ですって?)
レイチェル: Hello? Like he was really gonna send you one? She was a big girl. (もしもし? トミーが本当にモニカにプレゼントを贈るつもりだったとでも? [フィービーに]モニカはでっかい女だったのよ。)
このレイチェルのセリフの Like の用法についての質問でした。
like は「・・・のように」という意味。
ですから、「トミーが本当にモニカにプレゼントを贈るつもりだったかのように(あなたは言うけど、トミーが本当にあなたにプレゼントを贈るつもりだったはずないじゃない。)」、で次のセリフ、「だって、モニカはすごく太ってたんだから。」につながるのです。
この like の使い方は、フレンズ1-7その1 にも出てきます。

(質問4)
ロスが自分がゲットしたホッケーのパックを子供と取り合いし、言い争っているときのセリフ。
ロス: Oh yeah? Well, I'm rubber, you're glue, whatever... (ああそうかい、いいか、僕はラバーで君はグルーなんだよ。とにかく・・・)
この I'm rubber, you're glue. の意味は?の質問です。

rubber は「ゴム」。 glue は「接着剤、のり、にかわ」という意味です。
私も最初、どういう意味だろう???と思ったのですが・・・。
以前、コメント欄で紹介させていただいた、カツキさんのホームページ『”F・R・I・E・N・D・S” in Japan』 にVocabulary List (ボキャブラリー集)というのがあって、そこに以下のように書いてありました。(そのまま引用させていただきます。)
I'm rubber, you're glue. 直訳=僕はゴム、君はニカワ。意味「君の言ったことは僕からはねかえって君にくっつくよ。」→「その言葉はそのまま君に返すよ。」(引用終わり)
だそうです。
ここでは、ロスは子供と言い合いをしているのですが、相手の言葉に、「その言葉そっくり返すよ。」と言い返しているわけですね。

(2009.10.1 追記)
以下の記事に、I'm rubber, you're glue. Whatever you-- に関する追加説明があります。
興味のある方は覗いてみて下さい。
フレンズ1-4その5
(追記はここまで)

以前のコメント欄にも書いたのですが、この『”F・R・I・E・N・D・S” in Japan』は、内容も充実しており、何よりそのボキャブラリー集を大変参考にさせていただいていたのですが、いつの間にか移転または廃止されてしまったようです。
いろいろ検索してみたのですが、それらしいページが見当たらなくて。
いくつか自分でメモしてあったのもあり、この件はそのうちのひとつです。
今回は特に質問があったため、引用させていただきましたが、私のブログは、あくまで「自分が勉強していて気付いたこと、わかったこと」を書いているブログですので、普段の投稿記事には引用することは避けています(本人の了解が得られないため)。
昔からのフレンズのホームページでは、リンク集に入っていることが多いのですが、どのサイトの方も、今はページが見当たらないとおっしゃっているようです。
どなたかこのカツキさんのページの行方をご存じないでしょうか?
ぜひとも復活していただきたいです!!(勝手に引用させていただいて申し訳ありません。ホームページが存在していれば、リンクさせていただけるのですが・・・)

なお、melocoton さんは、うちのブログでもおなじみの F.D.J.さんにも同じように質問されていて、さきほど melocoton さんのサイトを見たら、コメント欄でお返事されてました。
私が書いた解説と同じようなことを書いていらっしゃいましたね。(それも私より早く。さすがだ。)
私もまたわからないことがあったら、F.D.J.さんに聞こうっと。
また、今回の説明で、「それは違うだろ!」という点などあれば、どしどし意見して下さい。お待ちしております。

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2005年10月20日

フレンズ1-24その2

ジョーイは大学の医学部の受精率の研究に協力中で、しばらくは自分のエッチを我慢して定期的に精子を提供するバイトをしています。(冷静に書いてる自分がかなり恥ずかしい・・・)
それを2週間続けなければなりません。
でもメラニーは今夜ジョーイとエッチをしたがっている模様。
そこでアドバイスをするモニカ。
モニカ: So have you ever thought about being there for her? (そしたら、あなたが彼女のために尽くす、ってことを考えてみた?)
ジョーイ: What do you mean? (どういう意味?)
モニカ: You know, just be there for her. (ほら、ただ彼女のために、そこにいればいいのよ。)
ジョーイ: Not following you. (全然わかんない。)
モニカは「ジョーイがメラニーのためにそこに存在する」べきだ、と言っています。
つまり、ジョーイの欲求を満たすのではなく、彼女を満足させるためにジョーイがいるべきだ、ジョーイは自分のことじゃなくって相手を満足させることを考えるべきだ、とアドバイスしているわけ。
モニカは露骨な表現は避けていますが、この場合は「精神的にも肉体的にも彼女を満足させる」という意味で言っているようです。(そして、恐らく”肉体的”な方にポイントがあるでしょうね。)
ところで、フレンズのオープニングに流れている主題歌のタイトルはザ・レンブランツの "I'll Be There For You" ですね。
これは、「君のために僕はいてあげるよ」という意味です。
"I'm here for you." なら、「私はあなたのために存在しているわ。あなたには私がついてるわ。いつでも私がいるわ。」と、相手のことをいつでも思っているとアピールする表現です。
相手が一人で何か悩んでいる時などに、相手を安心させ、「あなたは一人ぼっちじゃない。」と励ますのに使います。
follow は「追う、従う」という意味から、「相手の話についていく、理解する」という意味にもなります。
Are you following me? なら、「ここまでの話はわかりますか? 話についてこれてますか?」ということ。
ジョーイは "(I'm) not following you." と言っているので、モニカの抽象的な話の意味がわかっていない、ということです。

チャンドラーからのプレゼントを当てるレイチェル。
レイチェル: It's light. It rattle. It's Travel Scrabble! (軽い。ガサガサ音がする。トラベル・スクラブルだわ!)
rattle は「ガラガラ、ゴロゴロ鳴る」という意味で、名詞だと「(赤ちゃんが振って鳴らすおもちゃの)ガラガラ」という意味もあります。
チャンドラーは旅行用の携帯スクラブルゲームをあげたようです。
スクラブルというゲームは、シーズン1の17話に出てきました。
マルセルが駒を飲み込んで病院に運ばれた、という話でしたね。

ジョーイのプレゼントは本。
フィービー: It's Dr. Seuss! (ドクター・スースよ。)
ドクター・スースとは、アメリカの人気絵本作家の名前です。
ジム・キャリー主演の「グリンチ」という映画がありますが、これの原作もドクター・スースによるものです。

絵本をプレゼントしたジョーイを賞賛するメラニー。
メラニー: There is a little child inside this man. (この人の中には、小さな子供がいるのよ。)
チャンドラー: The doctors say if they remove it, he'll die! (医者が言ってたよ、もしその子供を摘出しようとしたら、ジョーイは死んじゃうって。)
メラニーは絵本をプレゼントするような純真な心を称えているのですが、チャンドラーはそういう子供っぽい部分がジョーイの本質で、それを取り除いたらジョーイという人間が成り立たない、つまり、ジョーイは全くのガキなんだよ、と言いたいようです。
もしくは・・・「彼の中には、小さな子供が住んでるの。」というファンシーな例えを、本当に子供が体内に存在しているかのようなリアルな描写を使ってバカにしてるのかも。
ブラック・ジャックのピノコを思い出したのは私だけ? (アッチョンブリケ! 知らない方は、さらっと流して下さい・・・私もそんなに詳しいわけではないです。)

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posted by Rach at 19:24| Comment(4) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月19日

フレンズ1-24その1

シーズン1 第24話
The One Where Rachel Finds Out (めぐり遭えたのに?!)
原題は「レイチェルが知ってしまう話」

ベンの写真を見ているレイチェル。
レイチェル: You must just want to kiss him all over. (ロスは、ベンに、そこらじゅうキスしまくりたくなるはずね。)
ロス: That would be nice. (そうできるといいね。)
レイチェルは、パパであるロスが息子のベンに「チューしまくりたい」でしょ、と言っているのですが、ロスは自分に超接近してしゃべっているレイチェルの方をうっとりと見つめながら、「君にチューできたらいいな。」と答えているのです。

まだレイチェルに未練があるのかよ、とあきれる感じで、プッと息を吹き出すチャンドラー。
レイチェル: Pardon? (何?)
チャンドラー: Nothing. Just a little extra air in my mouth. (別に。口の中のわずかな余分の空気だよ。)
変な説明ですね(笑)。

お金を貸して、というジョーイに、
チャンドラー: Yeah, right. Including the waffles last week, you now owe me 17 jillion dollars. (よーし、わかった。先週のワッフルの分を足して、お前が俺から借りてる金額は17億兆円だ。)
jillionは「無数の、数えられないほどの莫大な数の」という意味。
ものすごい数を表してるのがわかるように、「億兆円」としてみました。(誤植じゃないですよ。)
フレンズ9話の感謝祭の話で、モニカの部屋に鍵がかかり、ジョーイがスペアキーを使うシーンで、"I got one keyhole and a zillion keys!" 「一つの鍵穴に対して、数え切れないくらいのカギがあるんだ。」というセリフがありましたが、この時は jillion ではなく、zillion でした。(細かい話ですが。)
jillion も zillion も、どちらにしても、意味は「膨大な数」です。
しかし、このチャンドラーのギャグって、大阪のお店で必ず聞くという会話、
「おばちゃん、これいくら?」「300びゃくまんえん!!」
みたいなかなりベタなギャクですけど。

部屋に入ってきたチャンドラーとジョーイ。何故か勇ましい(笑)。
チャンドラー: Men are here! (男たちが来たぞ!)
ジョーイ: We make fire. Cook meat. (火を起こす。肉を焼く。)
チャンドラー: Then put out fire by peeing, no get invited back! (それから、火事にならないように、おしっこで火を消す!)
これって何かの真似?
昔、洞窟で生活していた頃の、たくましい原始人を想像させますが・・・。
実は、ベランダでバーベキューをするだけなんですけど。
今日ごちそうを作るのは、レイチェルの誕生日パーティーだからです。

ロスが浮かない顔で部屋に入ってきます。
ロス: I have to go to China. (僕は、チャイナに行かなくちゃならないんだ。)
ジョーイ: The country? (チャイナ、って国のチャイナか?)
ロス: No, this big pile of dishes in my mom's breakfront. (いいや、ママの食器棚にたくさん積んである皿のことだよ。)
China と言えばもちろん「中国」ですが、china には「陶磁器、瀬戸物」という意味もあります。
中国製の陶磁器がヨーロッパで珍重されたことから来ているのだと思います。
あるいは、中国が陶磁器の発祥の場所、ということかなぁ?(私はよく知りません。)
ちなみに japan はお椀などの「漆器」という意味があります。
これは漆(うるし)や漆器が日本原産であることによるのでしょう。
わかりきったことを尋ねるジョーイに、あり得ない答えを返すロス。
なんだかチャンドラーが言いそうなギャグですが、ロスは疲れているようですね。

(2007.1.14 追記)
以下の記事に、この1-24 のエピソードに関する追加説明があります。
興味のある方は覗いてみて下さい。
フレンズ1-24その7 ご質問1
フレンズ1-24その8 ご質問2
(追記はここまで)

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posted by Rach at 19:27| Comment(14) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月18日

フレンズ1-23その6

ベンとご対面したフレンズたち。
フィービー: Susan, he looks just like you. (スーザン、ベンはあなたにそっくりね。)
スーザン: Thanks. (ありがとう。)
レズの恋人であるスーザンの遺伝子情報はベンには全く入っておりません(笑)。
これって、フィービーが何も考えずに言った社交辞令? それともジョーク?

レイチェル: Oh, God! I can't believe one of us actually has one of these. (本当にすごいわ。私たちのひとりが、こんな子供の一人を持つことになるなんて、信じられない。)
チャンドラー: I know. I still am one of these. (そうだよな。俺なんかまだこんな子供の一人だもん。)
チャンドラーは、自分は子供っぽいし、大人の恋愛が苦手だから、まだまだベンの仲間だと言っています。
いや、そんなに卑下しなくても・・・。

モニカ: Can I? (いい?)
このシチュエーションで、Can I? というと、「私もベンを抱っこしてもいい?」という意味なのはなんとなくわかりますよね。
以下を省略しないで言うと、"Can I have(carry, hold) him in my arms?" という感じでしょうか?
日本語でも、「ねぇ、いいかしら。」というだけで、その場面から判断できることも多いですよね。
こういうニュアンスで伝わる表現が使えるようになると便利です。
例えば、レストランでウェイターにお皿を下げて欲しい時は、ウェイターと視線を合わせながら、"Would you?" と言ってお皿を示すだけでわかってもらえる、とNHK英会話でスティーブ・ソレイシィさんが言ってたと思います。
「これお願いできるかな?」という感じでしょうか?
(スティーブ・ソレイシィさんに関しては、著書を フレンズ1-5その3 で紹介しています。)

いつまでもベンのそばから離れようとしないロス。
フレンズたちも、半ばあきれながらも幸せそうな顔でベンを見つめています。
こんな仲間がいるといいな、と思える瞬間ですね。
確かにフィービーの言う通り、ベンは世界で一番ラッキーな赤ちゃんと言えるかも。

最後にちょっと盛り下げてしまうかもしれない話をします・・・。
最後のシーン、ベンが目を閉じた、開けたと言って、フレンズのみんなが見えたり、暗くなったりしますね。
ところが実際には、生まれたばかりのこの時期は、明暗の区別がつく程度で、まだ目は見えません。
目が見えるようになるのは、2、3ヶ月してからなんですよ。
でもこのシーン、ベンから見たロスたちの表情がよくわかる楽しいシーンなので、そんなこと言ったら興醒めかなぁ。
フレンズファンの皆様、ごめんなさい。
いつもの私なら、「そんな重箱の隅をつつくようなことばかり気にして、ドラマを楽しめない人ってどうよ。」って感じなんですが、出産・育児と自分が少しでも絡む話になると、ついつい熱が入ってしまって・・・。
1-23 のエピソード解説は、英語解説じゃなくって、出産解説の方が多かったかも・・・。(←反省)
次からは、また英語の解説に戻りますので、ご安心下さい(笑)。

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2005年10月17日

フレンズ1-23その5

キャロルはすぐにでも赤ちゃんが産まれそう。付き添いのみんなもパニクっていますが、
ジョーイ: Relax! You're only at nine centimeters, and the baby's at zero station. (落ち着けよ! 子宮口はまだ9cmだぞ。赤ちゃんはまだ出発地点だよ。)
チャンドラー: You are really frightening me. (お前、本当に怖いやつだな。)
子宮口の大きさが10cmになったら、いよいよ出産なんですが、10cmになるまではいくら産まれそうでも、産ませてくれません(笑)。
この9cmくらいの時はかなりつらいです。
ジョーイはこのエピソードの最初、破水の話を聞くだけでいやがっていたのに、リディアの出産に立ち会って一回りも二回りも大きくなったようですね。
妙に出産の事情に詳しいジョーイに笑えます。
それを聞いてビビるチャンドラーも、おかしい。
しかし、出産に立ち会う方も、出産する方も、わからない間はオロオロするばかりですが、一度経験してみると「こんなもんだよ。」と思えてしまう、それが出産というものです。(あぁ、実感)
私も二人目の時は、すごく気が楽でした。
出産自体も、二人目以降は、かかる時間もずっと短くなりますし。
それにしても、付き添いの人多過ぎ。
こんなにたくさんの人に囲まれてたら、大変ですよねぇ。
でも、気がまぎれていいのかも?

医者: Ten centimeters. Here we go. ([子宮口が]10cmになった。さあ始めるよ。)
おぉ、とうとう出産の瞬間がやってきました。
キャロルは最初の陣痛から出産までずっと同じ部屋にいるようですが、私の場合は(私の場合なんて聞きたくないって?)陣痛に苦しむ間は、陣痛室(分娩待機室)というところ(ただベッドがたくさん並んでるだけの部屋)にいて、子宮口が10cmになったら分娩室という手術室みたいな部屋に連れて行かれました。
いや、正確には連れて行かれたのではなく、「自分で歩いて」行きました。
アメリカはあまりセンチメートルという単位を使わず、身長もインチで表すことが多いですが(フレンズ1-11その2 でアメリカのヤード・ポンド法について触れています)、医学的なことはやはり国際単位系のメートル法で表すようですね。
それに”10cm”ってキリがいいし。(単なる偶然?)

ナース: There's too many people here! There's about to be one more! So anybody who's not an ex-husband or a lesbian life partner...out you go! (ここには人が多すぎる。もうすぐもう一人増えるし。だから、元夫と、レズのライフパートナー以外の人はここから出てって。)
このナース、ジョーイとリディアの部屋にもいた人ですが、この英語の発音、どこかで聞いたような気が・・・、と思ったら、後のフレンズのエピソードで、ジョーイのエージェントをしているエステル(俳優はJune Gable)です。
あの独特のしゃべり方は、エステルのキャラクターではなく、この俳優さんの地のしゃべりのようですね。

赤ちゃんを見つめる親3人(!)。
スーザン: No shouting, but we still need a name for this little guy. (大声は出さないで。でも、この小さな男の子に名前が必要だわ。)
ロス: How about Ben? (ベンはどう?)
スーザン: I like Ben. (ベン、いいわね。)
キャロル: Ben. Ben's good. (ベン、ベンっていいわ。)
ロスが思いついたベンという名前は、清掃用具室に閉じ込められた3人が脱出しようとした時に、フィービーが着た作業着の名札にあった名前です。
あの用具室内で、喧嘩をしながらも、フィービーの話を聞いて、二人とも赤ちゃんを愛していることを悟ったロスとスーザン。
用具室を思い出す名前を二人が納得してつけようとした・・・犬猿の仲だった二人が、仲直りした瞬間ですね。
この後も、仲良しになるわけではないですが、これ以前ほどの険悪な感じは減っていくような気がします。

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2005年10月16日

フレンズ1-23その4

ジョーイが付き添っていた妊婦のリディアは無事に赤ちゃんを出産。
お祝いに2つの可愛い風船を持って病室を訪ねるジョーイ。
そこには、リディアの赤ちゃんのパパである男性が来ていました。
リディア: I wasn't by myself. I had a doctor, nurse and a helper guy. (ひとりきりじゃなかったわ。お医者さんもいたし、看護師さんもいたし、ヘルパーの男性もいたわ。)
So did you see who won the game? (ところで、どっちが試合勝った?)
リディアの彼: The Knicks by 10. They suck! (10点差でニックスが勝った。ニックスなんて最低なのに。)
リディア: They're not so bad. (ニックスもそんなに悪くはないわよ。)
ヘルパーの男性とは、ジョーイのことですね。
この二人は二人ともセルティックスのファンのようですが、リディアはニックスも悪いチームじゃない、と言っています。
それは一生懸命付き添ってくれたジョーイが好きなチームだから・・・。

赤ちゃんを囲んで仲良さそうに話している二人を見たジョーイ。
ホッとした表情で、風船のひとつをドアノブにくくりつけ、可愛い人形の風船の手を引いて去っていきます。
このシーン、すごくいい!!
今回、ブログを書くために久しぶりに見ましたが、また少しウルウルしてしまいました。
ジョーイの優しさが際立つ名シーンです。
ジョーイファンが多いのもうなずけますね、うんうん。

閉じ込められた部屋で喧嘩がエスカレートするロスとスーザン。
ロス: You get to go home with the baby. Where does that leave me? (スーザンは赤ちゃんと一緒に家に帰れるんだ。僕は置いてきぼりだよ。)
スーザン: You get to be his father! And who am I? There's Father's Day! There's Mother's Day! There's no Lesbian Lover Day! (ロスはパパになれるじゃない! じゃあ、私は何なの? 父の日もある! 母の日もある! レズの恋人の日はないのよ!)
ロス: Everyday is Lesbian Lover Day! (毎日がレズの恋人の日だよ。)
"Where does that leave me?" は直訳すると「君たちが赤ちゃんを連れ帰ることで、僕はどこに置き去りにされるんだ?」、つまり「僕は赤ちゃんと一緒に帰ることもできなくて、ひとり残されるんだ。」という感じでしょうか。
スーザンは、自分にはパパやママと呼んでもらえる呼称がないことを怒っています。
ロスは、キャロルとスーザンは毎日、ラブラブなんだからいいじゃないか、と反論しています。

何故かその喧嘩を嬉しそうに見ているフィービー。
フィービー: I mean, when I was growing up, my dad left, and my mother died and my stepfather went to jail. (私が子供の頃、パパは家出して、ママは死んで、義理のパパは刑務所に入ったわ。)
I barely had enough pieces of parents to make one whole one. (完全な親一人分を作るだけの、充分なピースもなかったわ。)
And here's this baby who has three parents who care so much that they fight over who gets to love it the most, and it's not even born yet! (そしてここにいるロスたちの赤ちゃんは、すごく大事に思ってくれる3人の親がいて、誰か一番赤ちゃんを愛しているかを巡って喧嘩しているのよ、赤ちゃんはまだ生まれてもいないのに!)
It's just the luckiest baby in the whole world. (この赤ちゃんは、世界中で一番ラッキーな赤ちゃんね。)
フレンズを最初から見ていない方はびっくりするかもしれませんが、フィービーの言った生い立ちは本当なんです。つらい少女時代だったんですね。
何かとこの話を持ち出して、都合の悪いことを逃れるのに使うこともあるのですが。
それにしても、このフィービーの名演説。
彼女は天然キャラですが、たま〜に、こういうまともなことを言って、みんなに大事なことを気付かせてくれるのです。

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posted by Rach at 17:36| Comment(0) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月15日

フレンズ1-23その3

ジョーイ: Push, push, push! (いきんで、いきんで、いきんで!)
「いきんで!」とは、お産の時に助産師さんが、妊婦に言う掛け声。
それに合わせて赤ちゃんを押し出すように力を込めるのです。
英語では「いきんで!」を "Push!" と言いますが、なんか押し出す感じがして、イメージピッタリです。
これはキャロルたちが母親学級で学んでいたラマーズ法によるものです。

ちなみに、私は一人目はラマーズ法でした。
二人目の時は同じ病院だったのに、何故か「ソフロロジー」という分娩法に変わっていました。
ソフロロジーは、「いきまない」のが特徴で、息をフー、フーと吐いて赤ちゃんを押し出すのです。
いきまないだけ楽なような気もしますが、やはり痛いものは痛いぞ!(出産日記ブログになってきた・・・)

清掃用具室に閉じ込められたロス、スーザンとフィービー。
助けを呼びますが、誰も来てくれません。
そこにフィービーの歌。(英語の歌詞は著作権の関係で省略します)
”そして次の日、彼らの死体が発見された、そして次の日、彼らの死体が・・・”
ますます助けを呼ぶ声が大きくなるロスとスーザンでした。
それにしても、こういう状況でこの歌を歌えるフィービーのセンスはすごい。

イケメンのお医者さんと知り合ったレイチェル。
彼には恋人がいないというので喜びますが、
医者: I suppose it's because I spend so much time, you know where I do. (僕に恋人がいないのは、僕が長い時間、”仕事してる場所”のせいだと思うんだ。)
このお医者さんは産婦人科医。
仕事してる場所、と遠回しに言っていますが、これは出産に立ち会う医者が毎回見ている”赤ちゃんが出てくるところ”のことです。

レイチェルがウエイトレスだと言うと、
医者: Aren't there times when you come home at the end of the day and you're like: "If I see one more cup of coffee"... (こういうのが時々ないかな・・・一日が終わって家に帰った時、「もし、コーヒーをもう一杯見たら・・・」)
よく食品を扱うお店でバイトしていると、匂いとかが鼻について、もうその食品を見るのもいや、とかいうふうになる、という話を聞きますね。
ウエイトレスだとコーヒーを見るとげんなりする、そして産婦人科の彼の場合は・・・(これ以上はあえて言いません(笑)。)
レイチェルはいや〜な感じを覚え、今飲んでいたコーヒーを飲むのをやめます。
そして、おめかしして損しちゃったわ、という感じで、苦々しくイヤリングを外すのでした。

(Rachからのお知らせ)
フレンズ1-1その1 に追記いたしました。
今回は、モニカのセリフ、"Buzz him in." に関連して、アパートのインターコムの仕組みについて書きました。
なお、この件に関しましては、F.D.J.さんのブログ FADED-DEAD-JADED の記事のコメント欄で私が質問し、答えていただいたことを参考にさせていただきました。ありがとうございました。
(「フレンズ1-1その1」は、追記したり、コメント欄で説明したり、他の方が説明を付け加えてくださったりして、増改築の激しい家のようになっております・・・読みにくいかもしれません。ごめんなさい。)

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posted by Rach at 16:04| Comment(6) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月14日

フレンズ1-23その2

ジョーイは待合室のテレビでバスケの試合を見ていて、別のチームのファンである妊婦さんと知り合います。
ジョーイには珍しく、今回はナンパしたのではありません・・・って、妊婦さんをナンパはしないかな、さすがのジョーイでも(笑)。
彼女は赤ちゃんの父親に出産を知らせず、一人で産むつもり。
その妊婦さんが自分の母親と電話で話していたのですが、
リディア(妊婦): She wants to talk to you. (私のママがあなたと話したいって。)
ジョーイ: Yeah, it's me. We're just friends. Yeah, I'm single. Twenty-five. An actor...Hello? (はい、僕です。僕らはただの友達ですよ。はい、僕は独身ですけど。25歳です。俳優です・・・もしもし?)
シングルマザーになるのは大変だから、男友達と結婚させるのも手ね、とリディアのママは思ったようです。
相手にふさわしい男かどうか判断するため、いろいろ質問していたようですが、職業を答えたとたん、電話は切れてしまいました。
それって、俳優は生活力がない、と判断された?
(職業が俳優の方、ごめんなさい。)

父親に知らせたら、とアドバイスしたら、逆にリディアの機嫌を損ねてしまったジョーイ。
出て行って、と言われていったんは部屋を出るのですが、
ジョーイ: Know what the Celtics' problem is? Players run the team. (セルティックの問題が何かわかるか? プレーヤーがチームを好き勝手に動かしてるからだ。)
run は「運営する、管理する、支配する」という意味です。
つまり、「プレーヤーがチームを支配している」ということは、監督や経営者の言うことを聞かず、プレーヤーが自分勝手なことをしている、選手の管理がなっちゃいない、という意味のようですね。
プリプリと怒りながらジョーイは部屋に入ってきて、お互いのひいきのチームのことで言い合いを始めるのですが、そう言いながらリディアの枕を直してあげているのです。
ジョーイって、や・さ・し・い。

キャロルの前で喧嘩を始めたロスとスーザン。キャロルに怒られますが、
ロス: She started it! (スーザンが先にしかけたんだ。)
スーザン: He did! (ロスの方よ。)
喧嘩のきっかけを作ったのは誰か、どちらが先に挑発したのか、二人とも相手が先だ、と言って自分を弁護しています。
「売り言葉に買い言葉」という言葉がありますが、少なくとも喧嘩を買った方は罪が軽い、ということですね。

ロスとスーザンはキャロルに部屋を追い出されてしまいました。
ロス: Carol never threw me out of a room before you came along. (君が現れる前は、キャロルは僕を部屋から追い出すようなことはしなかったのに。)
スーザン: There's a lot Carol never did before I came along. (私が現れてから、するようになったことなんて、たくさんあるわよ。)
キャロルはスーザンに会ってから人が変わってしまったと非難するロス。
次のスーザンのセリフは直訳すると、「私が現れる前にキャロルが決してしなかったことはたくさんある」、つまり、「スーザンと出会ってから、いろいろと新しい行動をするようになった」、という意味なのですが・・・。
それは単に人が変わった、というだけのことではなく、レズという禁断の世界をキャロルに教えてあげたのは私、それからキャロルは"いろんなこと"(あんなことや、こんなこと?)をするようになったのよ、という意味も含まれているのです。

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posted by Rach at 16:45| Comment(2) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月13日

フレンズ1-23その1

シーズン1 第23話
The One With the Birth (ベビー誕生!)
原題は「誕生の話」

キャロルがもうじき出産。慌てふためくパパのロスです。
モニカ: It's fine. Has her water broken yet? (大丈夫よ。破水はしたの?)
someone's water breaks は「破水(はすい)する」という意味です。
破水とは、出産の時に、羊膜が破れて羊水が出ることです。
それにしても、water breaks を直訳すると「水が壊れる、破れる」という感じなので、破水という言葉は英語の直訳なんでしょうか?

医者: How are your contractions? (陣痛はどんな感じですか?)
スーザン: They're every four minutes and last 55 seconds. (陣痛は4分ごとに来て、55秒続いてます。)
contraction は「子宮収縮、陣痛」です。
この陣痛は周期的にやってくるもので、10分ごとに陣痛が来るようになったら、病院に行き、入院する手続をします。
この「陣痛の間隔(何分ごとに来るか)」と「陣痛が継続する長さ(何秒続くか)」は常にお医者さんに聞かれます。
付き添いの人は、ロスやスーザンのように腕時計とにらめっこすることが多いですね。
陣痛の間隔がどんどん短くなり、継続時間はどんどん長くなっていきます。
陣痛が1〜2分間隔になり、60秒〜90秒続くようになったら、まもなく出産、という感じです。

待合室で待っているモニカとチャンドラー。新生児が運ばれていくのを見て、
モニカ: I want a baby! (赤ちゃんが欲しいわ!)
チャンドラー: Not tonight, honey. I got an early day tomorrow. (今夜はダメだよ、ハニー。明日の朝、早いんだ。)
モニカは赤ちゃんを早く産みたいようです。
横で居眠り(もしくは眠ったふりをしているだけ?)のチャンドラーは、モニカのその言葉を、妻が夫を「誘って」いるセリフだと捉え、「明日は早いから、今夜はエッチはやめにしよう。」と返事しているのです。
モニカの「子供が早く欲しい」という願望はかなり切実らしく、後のエピソードでもよくそういうセリフを聞きます。

双子の赤ちゃんを見て羨ましがるモニカをなぐさめようとするチャンドラー。
チャンドラー: Tell you what. When we're 40, and if neither of us are married, what do you say we have one together? (いいかい。もし俺たちが40歳で、その時二人とも結婚してなかったら、一緒に子供を作るっていうのはどう?)
モニカ: Why won't I be married when I'm 40? (どうして40歳で私が結婚してないわけ?)
チャンドラー: I just meant hypothetically. (例えばの話、だよ。)
モニカ: "Hypothetically," why won't I be married when I'm 40? (”例えばの話”でも、どうして40歳で私が結婚してないわけ?)
なぐさめるつもりだったのに、モニカの地雷を踏んだらしい。
とことん詰め寄るモニカです。
40歳と言ったのはマズかった。せめて35歳にしといたら良かったのか?(←別に35歳に何の根拠もないですが)

困ったチャンドラーはギャグで逃げるしかありません(笑)。
チャンドラー: Dear God! This parachute is a knapsack! (なんてこった! これ、パラシュートだと思ったら、ナップサックだった!)
慌てたふりをしてその場から逃れます。
うまく着地するはずが、そのまま地面にまっ逆さまに落ちていく・・・このギャグそのままの心境のチャンドラーでした。

(Rachからのお知らせ)
フレンズ1-22その5 で、フレンズ1-1 に関する質問をいただきましたので、フレンズ1-1その1 のコメント欄 で回答させていただきました。
フレンズ1-1 の頃は、私もブログを始めたばかりの手探り状態だったので、説明も妙にあっさりしているし、抜けている部分も多いと思います。
ですから、このコメント欄に書いてあるものは追加説明だと思って読んでいただけると幸いです。

(Rachからのお願い)
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posted by Rach at 19:08| Comment(0) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする