2005年10月12日

フレンズ1-22その6

ポケベルが鳴っても動じないロス。
ロス: Carol and I have a new system. If she punches in 9-1-1, it means she's having a baby. Otherwise, I just ignore it. (キャロルと僕とは新しいシステムを考えたんだ。もしキャロルが911と番号を打ったら、それが赤ちゃんが生まれるっていう合図。そうじゃない場合は、無視すればいい。)
911はアメリカでの警察・救急・消防を呼ぶ緊急電話番号です。
アメリカ同時多発テロは9月11日に起こりましたが、これはアメリカの緊急電話番号が911だったことから、テロリストがこの日を選んだという説もあります。(何ともやりきれない話ですね。)

セントラルパークに入ってきたイーサン。
イーサン: Hey. (やぁ。)
モニカ: That was gonna be my opener. (「やぁ」って言葉を私も最初に言おうと思ってた。)
Hey を「やぁ」と訳してしまうと、モニカが言う女性言葉にはちょっと似合わない気がするので難しいのですが。
英語では男女とも hey という挨拶をよく使います。
思いを寄せている者同士が”Hey, you.”と、うっとり見つめ合いながら、挨拶するのも見かけます。
opener は「缶切り、オープナー」ですが、「最初の話を切り出すもの」という意味もあります。

レイチェル: Did you guys check out those new hand dryers in the bathroom? (みんな、トイレの新しいハンドドライヤーをチェックした?)
ロス: I thought that was just a rumor. (それってただの噂かと思ってた。)
レイチェル: True story. (本当の話よ。)
レイチェルは、モニカをイーサンを二人きりにしてあげようと新しい話題を提供しますが、それがトイレのハンドドライヤー(笑)。
しかし、なんとか話題を盛り上げようと、大袈裟に対応するロスにも笑えます。
みんなこういうところは優しいですよね。

イーサンはまだモニカに夢中。
イーサン: This is ridiculous. We are great together! ([別れるなんて]こんなのばかみたいだよ。僕たち、相性バッチリじゃない!)
"We are great together."は「僕たちは一緒にいたら最高。すごくうまく行ってる。相性バッチリ。」という感じ。よく使われる表現です。

何もかも最高だったというイーサン。もちろんエッチも(笑)。
イーサン: I have no frame of reference, but I thought that was great! (比較になる基準があるわけじゃないよ。でもあれはすごく良かった。)
frame of referenceは「基準系、座標系、参照する枠」という意味ですが、つまり「良いか悪いかを判断する基準」みたいなものでしょう。
彼は高校生で、モニカとが初体験だったので、他のと比べることはできないけど・・・と言っているのです。
妙に正直なところが可愛いですね。(こんなのが好み?)

モニカがイーサンと別れたい理由とは・・・。
モニカ: It's icky. (気味悪いの。)
icky は「嫌な感じの、気味悪い、不快な」という意味。
sticky「ねばねばする」の最初の部分 st が落ちた単語です。
今回のフレンズの原題は The One With the Ick Factor ですが、ickは「嫌なもの」、または「(いやな感じを表す)げっ!」という意味です。
アリーmy Loveでも、アリーがよく使っています。
アリーmy Loveシーズン1の15話 「生涯に一度の愛」の冒頭で、アリーがとある男性のことを、
"I sense the ick." "I'm feeling the ick." (やっぱりボツっぽい。)と言うシーンがありました。

モニカ: If you were older or I was younger or we lived in biblical times, I could really...love you. (もしあなたがもう少し年上か、私がもう少し年下か、それとも聖書の時代に住んでいたら、私、本当にあなたを愛せたのに。)
biblical は「聖書の」、Bible 「聖書」の形容詞形です。
聖書の時代なら今とはモラルがかなり違っていて、歳の差なんて問題にならなかったはずだと言いたいわけですね。
モニカも26歳、世間体とかモラルとかが気になる歳なわけです。

(2007.4.16 追記)
この部分に該当するセリフのやり取りについて、フレンズ1-22その7 という、解説の追加記事を書きました。
興味のある方は合わせてご覧下さい。
(追記はここまで)

レイチェルはソファで眠っています。
また誰かとの「良い夢」を見ている様子。
それをロスは苦々しく見ているのですが、
レイチェル: Oh, that's nice. Oh, Ross! (あぁ、いいわ。あぁ、ロス!!)
それを聞いてロスはびっくり。夢の中での相手はロスだったようです。
声には出さずにYes!!とガッツポーズをしているロスの姿に笑えますね。
英語ではこのように「やったー!!」という場合、"Yes!!"をよく使います。
映画インデペンデンス・デイで、廃墟で見つけた車のエンジンがかかった時のジャスミンのセリフも"Yes!!"でした。

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posted by Rach at 19:29| Comment(16) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月11日

フレンズ1-22その5

イーサンに告白するモニカ。
モニカ: I'm not 22. I'm 25...and 13 months. (私、22歳じゃないの。25歳・・・と13ヶ月よ。)
26歳とは言いにくいモニカ、苦肉の策です(笑)。

イーサン: I'm a little younger than I said. (僕は、君に言ったのより、もう少し若いんだ。)
モニカ: You're not a senior? (シニアじゃないの?)
イーサン: Oh, I'm a senior...in high school. (あぁ、僕はシニアなんだけど・・・高校の。)
senior は「最上級の学年の」という意味で、4年制大学や高校(4年制高校があるらしい)では4年生、3年制高校では3年生、という意味。
「もう少し若い」けど「シニア」だと言った時点で観客には意味がわかったようで、すでに笑いが起こっています。
これが英語で笑えれば、いい感じですね(笑)。
ちなみに、senior には「年上のほうの」という意味があり、反対語は junior 「年下のほうの」です。
英語圏では親子が同姓同名の場合があり、その場合、親をシニア、子をジュニアと呼びます。
(ブッシュ大統領は親子で二人いるので、ブッシュ・シニア、ブッシュ・ジュニアというのもそこから来ています。)
よく俳優さんとかで名前の最後にJr.(ジュニア)とつく人がいますが、それは親が同じ名前だ、ということです。
ロバート・ダウニーJr.とか。
彼のお父さんは、映画監督のロバート・ダウニーです。
Jr.は、アリーmy Love でアリーの恋人ラリー役をしていた人。
シーズン4の第6話「クリスマスの秘密」で、ピアノの弾き語りのシーンがあるんですが、歌うますぎ!! あれ、本人が歌ってるんだよねぇ?
Jr.の声も素敵だけど、吹き替えの郷田ほづみさんの声も良かったなぁ。あぁ、キリコ・・・(←わかる人だけ、反応して下さい(笑)。)

イーサンが高校生と知ってパニクるモニカ。
モニカ: My lie didn't make one of us a felon in 48 states! (あなたのついた嘘で、私は48州で重罪犯罪者にされちゃうのよ!)
felon は「重罪犯罪者」。
このモニカのセリフを直訳すると、「私の嘘では、私たちのうちのどちらかが48州で重罪犯罪者になることはない。」、つまり、「私の嘘でイーサンが犯罪者になることはないけど、あなたの嘘で、私は48州で重罪とされる犯罪(高校生とエッチした)を犯したことになるのよ。」と言っています。
アメリカは50州ありますが(星条旗の50の星の数は州の数を表す)、2州だけしか許されていない犯罪とは・・・かなり重い(笑)。
アメリカは州によって独自の法律が制定されているんですよね。
ところで、アリーmy Love でも、アリーがインターネットで知り合った男性とデート中に逮捕され、19歳だと思っていたら、実は16歳だった、という話がありました。(アリーは彼とエッチはしてませんが。)

モニカ: I'm Joan Collins. (私、ジョーン・コリンズみたい。)
イーサン: Who? (誰それ?)
モニカは年下の男性に手を出した自分を、ジョーン・コリンズに例えています。
ジョーン・コリンズは’80年代のTVシリーズ「ダイナスティ」で大人気だった肉体派女優です。
その女優の名前をイーサンは知らないらしい。
やはり、ジェネレーション・ギャップは大きかったわけですね(笑)。

イーサンの若さをネタにからかうみんな。
ジョーイ: Next time you talk to him, could you ask him which one the strongest Power Ranger is? (今度、彼と話す時には、パワーレンジャーの中で誰が一番強いか聞いといてよ。)
ロス: "It's morphin time!" (「変身タイム!」)
ジョーイ: Stegosaurus! (ステゴザウルス!)
チャンドラー: Tyrannosaurus! (ティラノサウルス!)
出た! 戦隊モノっ!! (実は、前にも書きましたが、私はデカレンジャーに一時期ハマってて、戦隊モノにはちとうるさい。)
ここでみんなが引き合いに出しているのはパワーレンジャー。
これはゴレンジャーに始まった東映のスーパー戦隊シリーズをアメリカに輸出したもの。
変身前の日本人が演じている部分は、アメリカの俳優を使って撮り直しをしているそうです。
アメリカでの一作目は「恐竜戦隊ジュウレンジャー」をリメイクした”Mighty Morphin Power Rangers”という名前でした。
ロスたちのセリフを見ていると、彼らが真似しているのはまさにこの Mighty Morphin Power Rangers ですね。(恐竜の名前も出てくるし。)
このパワーレンジャーがアメリカで大人気となったというニュースは、その当時日本でも話題になっていました。
その後も日本の戦隊シリーズのリメイクは毎年行われており、日本では毎年ガオレンジャーとかデカレンジャーとか名前が違っているのですが、アメリカではそれぞれ Power Rangers Wild Force、Power Rangers S.P.D. という名前で、すべて Power Rangers (パワーレンジャー)という名前がついています。
(ちなみに日本ではパワーレンジャーと言いますが、英語ではメンバーが複数なのでちゃんと Power Rangers と複数のsが付いているのにご注意!)
ガンダムで有名なバンダイがパワーレンジャーのフィギュアを扱っているのですが、アメリカではガンダム関連の売り上げよりもパワーレンジャー関連の売り上げの方が断然多いらしい。(ガンダム、頑張れ!!)
でも、アメリカって、元々「ロボットもの」は受けないんですよね。
「ロボットに乗る必然性がわからん。」とか言われて・・・。(「だから、ミノフスキー粒子でレーダーが使えなくってね・・・」←このへんでやめておこう。)
アメコミのヒーローって、そういえば、変身するものばっかりですよね。
だから、変身する戦隊モノは、受け入れやすい土壌があるのかも。

(調子に乗って、フレンズと関係ないネタ、行きまーす! このまま英語と無関係なネタで今日は終わってしまいまーす! スミマセン)
アメリカでは子供向け番組の規制が厳しく、暴力シーンなどでNGが出ることが多いのは有名な話。
ピストルの銃口が視聴者の方を向いていたらダメとかいう話も聞きました。
戦隊ものは息子と一緒に見ていてたんですが、よく見ると描写が結構過激なんですよね。
悪者はすぐにデリート(delete・・・抹消、消去)しちゃうし、どっかーん!と爆発しちゃうし。
あれってパワーレンジャーにリメイクされた時に、もう少し描写が穏やかになってるのかなぁ。
アメリカのパワーレンジャーは見たことないんで知らないんですけど、興味あります。(興味あるのは私だけ?)
ポケモンもアメリカで人気ありますよね。
ポケモン同士が戦うシーン、本当はドカッ、バキッとかなり激しい効果音が入って、かわいいポケモンたちがボロボロになっていくのですが、アメリカに輸出する際にはそのシーンの効果音の代わりに静かなBGMを入れている、というニュースを見たことがあります。
相手の国に合わせて内容を変えることもマーケティングとしては大事だけど、それと芸術性との兼ね合いはどうなんだろう、とか、ちょっと悩んでしまいますね。
逆に言うと、日本は子供向けなのに描写がキツすぎる部分が多いということかも。
ポケモンが激しいバトルをしているのを喜んで見ている息子を見ていて、これでいいのかなぁー、と思うこともあるのです。
フレンズファンの方、英語の勉強をしたい方には全く関係のない話ですみませんでした。
なんか、ブログのカテゴリー間違えてる? 私。
(でも、この手の話へのコメントもお待ちしております(笑)。)

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posted by Rach at 18:59| Comment(10) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月10日

フレンズ1-22その4

昇進してからのチャンドラーは、会社のみんなに嫌われている、という衝撃の発言をするフィービー。
フィービー: They even do you. (みんなは、あなたのものまねもしてるわ。)
do (a) someone は「・・・のものまねをする」という意味。
「・・・の役をする、・・・のようにふるまう」というところからきています。

そして、フレンズのメンバーが、次々とチャンドラーのものまねを披露します。
これはチャンドラーのセリフを英語で聞いてもらうと雰囲気わかるのですが、ここではなんとも説明しにくい。
妙なところにアクセントを置くというか、どういったらいいのか。
誰か説明して!!(笑)。
吹き替えでも水島裕さんが妙なところにアクセントをつけて、チャンドラーの妙な言い方を真似ています。
英語の変なイントネーションを日本語に当てはめるのって難しいですよね。
(水島裕さんの連想ゲームでの勘の良さは素晴らしかったですね! 私はゴッドマーズのファンではなかったけど、「ガイヤー!」っていう雄叫びは結構好きでした・・・ってここでは関係ないか。というより、誰かこのネタわかる人います?)
(2007.4.16 追記)
この部分に該当するセリフのやり取りについて、フレンズ1-22その7 という、解説の追加記事を書きました。
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(追記はここまで)

モニカの部屋で、モニカとイーサンが話をしています。
イーサン: I'm telling you, up until I was 9, I thought gunpoint was a place where crimes happened. (本当なんだよ。9歳まで、gunpoint(ガンポイント)は犯罪が起こった場所の名前だと思ってたんだ。)
It's always on the news. "A man is being held up at Gunpoint." "Tourists are terrorized at Gunpoint." And I kept thinking, why do people continue to go there? (いつもニュースで出てくるだろ。「男がガンポイントで強盗された。」「旅行客がガンポイントで脅された。」ってね。それでずっと思ってたんだ、どうしてみんな、そんな犯罪地帯に行くのをやめないんだろう、って。)
これは英語の勘違いの話です。
gunpoint は「銃口」で、at gunpoint は「ピストルを突きつけ(られ)て、銃で脅して(脅されて)」という意味なんですが、at は場所を表す前置詞なので、イーサンはat Gunpoint 「ガンポイントという場所で」だと勘違いしたのです。
いろんなニュースで「ガンポイント」での犯罪が報道されるのに、どうしてみんなそんな怖いところにこぞって出かけるのか、と少年だった彼は疑問に思っていた、という話。
日本語でもそういう勘違い、ありますよね。
巨人の星のオープニングを見て、あのグラウンドを整備するためのローラーの名前を「こんだら」だと思った人がいる、とか。
(「♪お、も、いー、こんだーら・・・♪」という歌詞が流れた時に、部員があのローラーを引いているので、「思い込んだら」じゃなくて「重い”こんだら”」だと思った人が多いそうです。これはある意味、伝説になってます。)
あと、誰かのネタですが、”月極駐車場”ってどこでも見かける名前なので、全国津々浦々に展開する、巨大駐車場チェーン”げっきょく駐車場”だと思ってた、という話もあります。
(正しくは”つきぎめ駐車場”、一ヶ月単位で契約する駐車場のことです・・・そんなこと知ってる、って?)

帰ろうとするイーサンを引き止めるモニカ。
モニカ: Unless you wanna stay over. (でもね、あなたがここに泊まりたいなら・・・。)
unless は「もし・・・でなければ、・・・なら話は別だが」という意味。
ここでは、「もしあなたが泊まりたいと思っているなら、帰ることはないわ。」「泊まりたくないんだったら、帰ったらいいわ。」ということ。
フレンズでは、いろいろ考えたあげく unless・・・と別の条件を出すことが多いですが、「それじゃあ、こういうのはどう?」と新たな提案やアイディアを出すニュアンスです。

イーサン: There's something you should know. (君に知っておいてほしいことがあるんだ。)
モニカ: Is this, like, "I have an early class tomorrow" or "I'm secretly married to a goat"? (それって、「明日は朝早い授業があるんだ。」とか、「こっそりとヤギと結婚してたんだ。」とか?)
イーサンが学生だから、モニカは学生ネタを持ち出してます。
goat は「山羊、ヤギ」です。
ヤギは繁殖力が強いことから「好色漢」という意味があり、またあの角の形から悪魔の象徴としてのイメージもあります。
ルパン三世カリオストロの城で重要なアイテムであるクラリスの指輪には、山羊の紋章が入っていましたね。
あ、だから、あの国で作られた偽札は、「ゴート札」って言うんだ・・・。(今日は関係ないネタに流れすぎかな?)
あとヤギに関連する単語としては、scapegoat 「贖罪のヤギ、身代わり、犠牲」というのもあります。日本語でも「スケープゴートにされた」などと使いますね。

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posted by Rach at 20:00| Comment(6) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月09日

フレンズ1-22その3

モニカの動揺の理由がわかっちゃったレイチェルです。
レイチェル: Could tonight be the night? (今夜が「その夜」になりそうなのね?)
モニカ: I don't know. He's a great guy and I love being with him. But, you know, things happen when they happen. You don't plan these things. (さあね。彼は素敵だし、彼といるのは大好きよ。でも、ねぇ、ことは起こるときに起こるだけ。そういうことって計画立てたりしないものよ。)
レイチェル: So did you shave your legs? (それじゃあ、足のムダ毛剃った?)
モニカ: Yeah. (ええ。)
レイチェルは具体的には言わずにthe night「その夜」と言ってますが、それが重要な夜を指すのは明らかです。
「今夜は”アレ”ね。」みたいな感じかな。
日本語でも「アレ」とか「ソレ」とか言って重要なことを指したりしますよね。
モニカは照れ隠しか、そういうことは自然に起こるもので計画するものじゃない、とか言ってますが・・・。
やっぱり計画してるんじゃん。

ポケベルが鳴って慌てるロス。あわてて表示してある番号にかけます。
ですが・・・。
ロス: I do not perform those kind of services. (こちらは、そういった種類のサービスは行っていませんよ。)
Yeah, you want 55-JUMBO. (えぇ、あなたのかけたい番号は”55-JUMBO”でしょ。)
ロスの応対を見ていると、間違い電話(間違いポケベル)であることがわかります。
さらにserviceという単語、その相手の使っているコードがJUMBO(大きい、でかい・・・ってアレが?)であることから、なにかアヤシイ業者であるようですね。
(サービスと聞くと、葛城ミサトを思い出す・・・「サービス、サービスぅ!」)
ロスの番号は55-JIMBOなので相手は番号を打ち間違えたらしい。
ところで、どうしてロスは、JIMBOという言葉を使っているんでしょうね。
Jimboは、James(ジェームズ)やJimmy(ジミー)の愛称らしいんですが。
JUMBOと間違えるような綴りを脚本上使ってるだけかな?
ちなみに、ポケベルの一般的な使い方は、ポケベルに呼び出し音が鳴り、そこに番号が表示されるので、公衆電話からその番号に電話をかけると相手につながるようになっています。
携帯に慣れてしまった身には、なんとも面倒くさい方法ですね。
今は公衆電話を探すのも難しい時代ですし。

フィービーは会社の人たちと仲良くできた、とゴキゲン。
チャンドラー: It pays to know the man who wears my shoes. Me. (”俺の靴を履いている人物”を知っていることは、利益につながるんだ。[みんなわからず、ハァ?という顔をしているので] その人物って俺のこと。)
payは「利益を与える、もうかる、引き合う、ためになる」という意味。
日本語でもペイする、と言いますね。
最初、「俺の靴を履いている人物」ってことわざか何かの引用かと思ったけど、誰も理解できずにいることから、チャンドラーが「自分」というところを、わざと回りくどい表現を使っただけのようです。
照れ隠しかも。でもギャグとして受けなかったし。

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posted by Rach at 16:50| Comment(0) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月08日

フレンズ1-22その2

若い恋人のイーサンとデートのモニカをからかうみんな。
ジョーイ: How young is young Ethan? Young? (若いイーサンって、どのくらい若いの?)
モニカ: He's our age. (私たちと同じくらいよ。)
チャンドラー: When we were... (俺たちが何歳くらいの時と[同じくらいなの]?)
チャンドラーは"When we were..."の次に若い年齢を入れて、俺たちが・・・歳くらいの時と同じ歳、という意味じゃないの?と言いたいのです。

イーサンには22歳だと言ってあるモニカ。
モニカ: Oh, I can't pass for 22? (私、22歳に見えない?)
フィービー: Well, maybe 25, 26. (そうねぇ、多分25か26くらいになら[見えるわよ]。)
モニカ: I am 26. (私は、今、26歳なんだけど。)
フィービー: There you go. (ほらね。)
pass for は「・・・で通用する、・・・で通る」という意味。
フィービーは25、6歳なら通る、と返事しますが、モニカは現在26歳。
am を強調して、「通るも通らないも、まさに今、26歳なのよ。」と抗議していますが、「やっぱり26歳ならOKね。」とフィービーに返されてしまっています。

休暇を取った秘書の代わりに、チャンドラーの秘書のバイトをするフィービー。
フィービー: Mr. Bing's office. (ビング氏のオフィスです。)
おちゃらけていて、なかなか電話を取ろうとしなかったフィービーですが、電話を取ると、えらく気取った声色で応対。(←この声は、是非とも英語で聞いて欲しい!!)
すっかり秘書になりきったフィービーに笑えます。

フィービー: Will he know what this is in reference to? And he has your number? I'll see that he gets the message. (チャンドラーはこの件について存じておりますでしょうか? 彼はあなたの電話番号を知っておりますでしょうか? この伝言は彼に確かに伝えます。)
in reference to は「・・・に関連して、・・・に関して」という意味。
この文章は直訳すると、「彼は、この話が何に関する話かわかるでしょうか?」、つまり相手の伝言を伝えれば、チャンドラーには事情がわかるか、と聞いています。
see that は「(that 以下)するように取り計らう」という意味で、直訳は「彼がこのメッセージを受け取るように取り計らいます」、つまり「彼に必ず伝言を伝えます」という意味になります。

部屋でソワソワしているモニカ。
モニカ: Am I out of control? (私、パニクってる?)
レイチェル: Just a touch. (ちょっぴりね。)
out of controlは「コントロールできない、制御不能で」という意味。
touchは「・・・気味、少し、ちょっぴり」という意味です。

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posted by Rach at 20:18| Comment(2) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月07日

フレンズ1-22その1

シーズン1 第22話
The One With the Ick Factor (年下の恋人)
原題は「いや〜な要因の話」

何故かレイチェルがチャンドラーと視線を合わせようとしません。
理由を聞きたがるチャンドラー。
チャンドラー: Come on. I could use another reason why women won't look at me. (教えてよ。どうして女性が僕の方を見ないのか、別の理由がわかるとありがたい。)
could useは「・・・があればありがたい、・・・が欲しい、・・・があっても悪くない」という意味です。
another reason「別の理由」というのが面白いですね。
チャンドラーはあまり女性にモテないので、女性が視線を合わせないのは今回が初めてじゃないけど・・・と自虐的なことを言っています。

実は、レイチェルはチャンドラーとエッチした夢を見たのでした。
ロス: I love it when we share. (そういう話をみんなに披露してくれるのは楽しいよね。)
shareとは「分ける、共有する」です。(ルームシェアとか言いますよね。)
「共有する」という意味から、「[話を]人に語る、披露する」という意味もあります。
ロスはレイチェルが好きなので、レイチェルが他の人とエッチした話など聞きたくないのですが、
みんなが盛り上がっているので、「あぁ、そうやって話をシェアするのは大好きだ。」と負け惜しみのようなことを言っているのです。

チャンドラーに八つ当たりをするロス。
ロス: I can't believe you two had sex in her dream! (レイチェルの夢の中で、二人がエッチしたなんて信じられないよ!)
チャンドラー: I'm sorry. It was a one-time thing. I was very drunk, and it was someone else's subconscious. (ごめん。一回きりのことだし。俺はすごく酔ってたし。それに、誰かの潜在意識の中でのことだからな。)
一回きりだとか、酔ってたとか、浮気の言い訳みたいなチャンドラーですが、本人には全く罪の意識はありません(当たり前か)。

ロスの服からピーピーという音が・・・。
レイチェル: What're you playing with? (何を持ってるの?)
ロス: My new beeper. (僕の新しいポケベルだよ。)
ジョーイ: Why does a paleontologist need a beeper? (どうして古生物学者にポケベルが必要なんだよ?)
モニカ: Is it for dinosaur emergencies? Help! They're still extinct! (恐竜の緊急事態のために? 助けて! 恐竜はまだ絶滅したままだよ!)
beepは「ビー、ピーという音」、beeperはそういう音を出すもののことで、ここでは「ポケベル」という意味です。
pagerとも言います。これはpageが呼び出すという意味があるから。

それにしても”ポケベル”とは!! 懐かしい〜。
このブログ読んで下さってる人の中には、「ポケベルって何?」みたいな世代の人もいるかもしれません。
私はポケベル持ったことなかったんですが、あれよあれよという間に携帯が普及してしまって、すっかり見なくなってしまいましたねぇ。
それにしても、時代を感じさせる言葉です。
「ポケベルが鳴らなくて」という歌まであったくらいなのに。(私、サビの部分なら歌えますよ。)
でも、ジョーイの質問はごもっとも。
もう絶滅してしまった恐竜の研究をしているロスに、ポケベルなんか必要なさそうなのは確かです。
モニカまでそのネタでロスをからかっています。

ロス: It's for when Carol goes into labor. She can get me wherever I am. (ポケベルはキャロルの陣痛が始まる時のためのものだよ。僕がどこにいても連絡取れるようにね。)
laborとは「労働」ですが、「陣痛」という意味もあります。
陣痛も”労働”だからこう言うのでしょうか? 確かにかなりの労働ですな、あれは(笑)。
go into laborは「陣痛が始まる」という意味です。

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posted by Rach at 19:57| Comment(4) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月06日

フレンズ1-21その6

動物園関係者と面接しているロス。
動物園の人: Well, it's technically not a zoo per se. (厳密には、これ自体は動物園とは言えないんですが。)
It's more of an interactive-wildlife experience. (インタラクティブな野生動物体験と言った方が良いかもしれません。)
technically は「技術的には、理論的には、厳密的には」という意味。
per se は「本来、それ自体は」という意味。in itself という意味のラテン語から来ています。
interactive は「双方向性の、インタラクティブな」という意味。
これは日本語になっていますね。
この抽象的な言葉を散りばめた担当者の説明を聞いていると、なんだかあやしい感じがします。
結局・・・動物を決闘させるという施設でした。

にせモニカが逮捕されてしまいます。
刑務所に面会に行くモニカ。
モニカ: I want you to know, I didn't turn you in. (あなたに知っておいて欲しいの。私があなたを通報したんじゃないわ。)
turn in は「・・・を警察に届ける、突き出す、通報する」という意味です。

にせモニカと刺激的な毎日を送ることに楽しみを見い出してしまったモニカ。
これからどうしていいかわからない、と絶望に暮れますが、
にせモニカ: You'll go back to being who you were because that's who you are. (あなたは前のあなたに戻ればいいのよ。だって、それがあなたの本当の姿なんだから。)
who you areは「あなたがどんな人であるか」、つまり「あなたの本質、本当のあなた」という意味になります。

前の姿には戻りたくないというモニカに、元の真面目な姿に戻るべきだと訴える、にせモニカ。
にせモニカ: I don't know what it is. Maybe it's the Amish thing. ([あなたの本質は]何かはわからないけど。多分アーミッシュだってことね。)
モニカ: I'm not actually Amish. (私、本当はアーミッシュじゃないのよ。)
にせモニカ: Really? Then why are you like that? (本当? じゃあ、何であなたはそんなアーミッシュみたいな感じなのよ?)
にせモニカは、モニカがアーミッシュであると信じていたようです。
そういえば、今回のモニカの服は黒ばかりでしたね。
これも、モニカをアーミッシュのように見せるため、つまり、アーミッシュと間違えられたのがもっともらしく思えるため、の演出でしょうね。

飛行場でマルセルと別れるロスたち。
ロス: If you don't mind, I'd like a moment, just me and him. (もし良かったら、少しの間、二人きりにして欲しいんだけど。)
フィービー: Oh, sure. Absolutely. (いいわよ、もちろん。)
チャンドラー: Go ahead. (どうぞ。)
if you don't mindは「もし良かったら、差し支えなければ」という意味です。
どうぞ、といいながら、みんなはその場を離れないので、「僕の言ったことわかってる?」という感じのしぐさをするロス。
二人きりにして欲しいというのは、本当にみんなと離れて二人きりでじっくり話し合いようですね。
完璧に恋人モードに入ってます(笑)。

ラストシーン、オーディションを受けているジョーイ。
ジョーイ: I'll be reading for the role of Mercutio. (マキューシオ役を演じます。)
審査員: Name? (名前は?)
ジョーイ: Holden McGroin. (ホールデン・マクグローイン。)
これ、みんな大笑いしてるんですが、実はこの名前がクセモノ。
groinでピンと来たんですが(笑)、groinとは、「鼠径(そけい)部 、股の付け根、股間」という意味、さらに婉曲的に「男性性器」を表します。
ですから、Holden McGroin. は Holding My Groin.(おマタをつかんでいます。)とかけているわけですね。(←説明してる自分が恥ずかしい・・・)
groinという単語自体にはイヤらしい意味はなく、ただの体の部位を表す名称です。
私の持っている英英辞典のbodyの図解にも、headやlegなどと並んでgroinと書いてありますので。
最後の最後まで、まともな芸名に巡り合わなかった、かわいそうなジョーイでした。

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posted by Rach at 19:46| Comment(19) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月05日

フレンズ1-21その5

にせモニカ: There's an open call for Cats. (キャッツの公開審査があるのよ。)
I'm thinking we go down there, sing "Memories"...and make complete fools of ourselves. What do you say? (そこへ行って「メモリーズ」を歌うの。そして恥をかくのよ。どう思う?)
open は「公開の、プロ・アマの区別のないオープンの」という意味です。
ゴルフでもオープンゴルフトーナメントというのがありますよね。
make a fool of oneself は「ばかなことをする、笑い者になる、恥をかく」という意味です。
What do you say? は「どう思う?」と相手の意見を尋ねるフレーズです。
What do you think? と同じですね。
ところで、キャッツは有名なミュージカルですよね。あの「メ〜モリ〜」という歌も有名です。
私は、劇団四季のミュージカルはいくつか見ました。(いつか、本場で見てみたい!)
オペラ座の怪人、美女と野獣、ライオン・キング、キャッツ・・・。
個人的に一番面白かったのは、美女と野獣ですね。
最後に野獣が王子様に変身する早変わりは、実に見事でした。パチパチ(拍手)。

あなたみたいな派手なことは苦手だというモニカに、
にせモニカ: That's because of your Amish background. (それは、あなたがアーミッシュの環境で育ったせいね。)
You're Pennsylvania Dutch, right? (あなた、ペンシルベニア・ダッチなんでしょ?)
モニカ: Till I bought a blow dryer. Then I was shunt. (髪をブローするドライヤーを買ったら、アーミッシュを追い出されたわ。)
アーミッシュの話は、フレンズ1-19その2 にも出てきました。
19話では、マルセルがうんちをしたモニカの靴のことを、レイチェルが「アーミッシュみたいな地味な靴」と呼んでいましたね。
その時にアーミッシュの話に少し触れましたが、アーミッシュは質素な生活をすることで知られるキリスト教の一派の人々のことです。
ペンシルベニア州に住むドイツ系、すなわちペンシルベニア・ダッチです。
本物モニカは、モナナという偽名を使い、ペンシルベニア・ダッチだと言い訳したので、にせモニカは本物モニカをアーミッシュだと勘違いしているわけですね。
さらに、本物モニカがとても生真面目で服装も地味に見えたから、アーミッシュだと確信しているようです。
モニカは話を合わせるために、「ドライヤーを買っただけで、アーミッシュの人たちから追い出された」と言っていますが、実際、アーミッシュは電気などの現代技術を使用することを拒否しているそうです。

なかなかマルセルを受け入れてくれる動物園が見つかりません。
ロス: We didn't get into Scranton. (スクラントンにも入れなかった。)
That was our safety zoo. They take, like, dogs and cows. (あれはすべり止めだったのに。あそこは犬や牛まで受け入れてるんだ。)
safety は「無難なもの、安全装置」という意味。
safety school だと「(受験の)すべり止めの学校」という意味になります。
ロスは、子供のお受験に悩む親のようになってますね。
確かに動物園に犬っていないよな。

モニカの部屋にジョーイがプリプリしながら入ってきます。
ジョーイ: You know, there already is a Joseph Stalin? (もうすでにジョセフ・スターリンっていう人物がいたって、お前知ってたろ?)
チャンドラー: You're kidding. (冗談だろ?)
ジョーイ: Apparently, he was a Russian dictator who slaughtered all these people! (スターリンってのは、たくさんの人を虐殺したロシアの独裁者らしいぞ。)
ジョセフ・スターリンという芸名を提案したチャンドラーに詰め寄るジョーイ。
チャンドラーは"You're kidding."(そんな馬鹿な。)と言ってはいますが、その言い方は明らかにジョーイをバカにしていますね。
今頃気付いたか、という感じでしょう。
dictator は「独裁者」。
dictate は「[人に]・・・を書き取らせる、口述する、[権威をもって]命令する」という動詞です。
dictator という単語は、独裁者が、配下の者たちに命令し、その命令を書き取らせることから来ているようですね。
dictate の名詞形は dictation。
英語の勉強で、リスニングした英語を書き取ることをディクテーションといいますね。

(Rachからのお知らせ)
昨日の記事 フレンズ1-21その4 に追記いたしました。

(Rachからのお願い)
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posted by Rach at 19:59| Comment(2) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月04日

フレンズ1-21その4

ロス: She says Marcel's humping thing is not a phase. (獣医さんは、マルセルの交尾もどきは一時的なものじゃないって言うんだ。)
Apparently, he's reached sexual maturity. (どうやら、マルセルは性の成熟期に到達したようだ。)
ジョーイ: Hey, he beat you! (おい、チャンドラー、マルセルに負けたぞ!)
beat は「相手や敵を負かす」という意味。
マルセルが性的に成熟したお年頃になったと知り、「マルセルに先を越されたな。」とジョーイはチャンドラーに言いたいようです。
チャンドラーは年齢的にはとっくにお年頃なんですが、いつまでも女性との大人の関係を築くのが下手なので、ジョーイはからかっているんですね。

マルセルを手放すしかないと知って落ち込むロス。一緒に悩むジョーイとチャンドラー。
その格好が何故か、「見ざる・言わざる・聞かざる」のポーズなんですよね。
これには笑ってしまいました!!
が、このことわざ、日本固有のものだと思っていたのに・・・。
だって、日光東照宮の有名な彫刻の一つの三猿「見ざる・言わざる・聞かざる」ですものね。
ところが、一応英訳もあるのです。
"see no evil, hear no evil, speak no evil" というそうです。
日本からアメリカに渡った言葉なのかもしれません。
この言葉は、「・・・ざる」=「・・・しない」の古語と、猿とをかけているから面白い言葉なんですが、
英語にしてしまうと、そのニュアンスが伝わらないのでは・・・とも思うんですが。

ロスはマルセルの引き取り先を探しています。
ロス: We're applying to a lot of them. Our first choice would be a state zoo. You know, like San Diego. (たくさんの動物園に申し込んでるんだ。第一希望はは州立動物園だろうな。ほら、サンディエゴとか。)
But that may just be a pipe dream because he's out-of-state. (でも、それはかなわぬ夢だね。だって、マルセルはその州出身じゃないからさ。)
pipe dream は「かないそうもない夢、空想的な考え」という意味。
これは pipe でアヘンを吸っている人が見るような夢、というところから来ています。
out-of-state は「他の州から、州外の」という意味。
サンディエゴはカリフォルニア州にあります。
マルセルはアメリカでは飼うことを許されていないという外来種ですし、今住んでいるところもニューヨーク州なので、確かに「カリフォルニア州出身」ではなく、州外在住者になりますね。
でも、その州出身の動物なら動物園に入りやすいという特別枠でもあるのでしょうか? (それともただのジョーク?)
(2005.10.5 追記)
F.D.J.さんから、「out-of-state は”正常な状態ではない”と言う意味をかけているのかもしれない」というコメントをいただきました。(くわしいコメントは下のコメント欄をご覧下さい。)
州立動物園の話だったので、私には state は州だという思い込みしかなくって、そこまで考えが及びませんでした。
out-of-state というフレーズをいろいろ調べてみたのですが、意味としては、やはり「(アメリカの)州外の」という意味しか見当たりませんでしたし、辞書にも「正常な状態ではない」という意味はありませんでした。
ただ、「マルセルが州外出身だから、州立動物園に入るのは pipe dream(アヘン吸引者が見るような、かないそうもない夢)だ。」という表現が何だか大袈裟すぎるなぁ、と思っていて、少し違和感を感じていたんですよね。
out of state がイディオムとして「正常でない」という意味がないとしても、確かにF.D.J.さんのおっしゃったように、state の「状態、ありさま、様子」という意味からout of「外れている」こととかけているような気がします。
out of order (常軌を逸して)、out of control (手がつけられない)、out of temper (かんしゃくを起こして)などからの連想でしょうね。
つまり、「州外出身だから州立動物園に入れない」というだけではなく、マルセルが今、発情期で、ちょっと「正常な状態ではない」ので、州立動物園に入るのは「(正常でない人が見るような)夢だ、実現不可能だ。」と言っているとも取れますね。
out-of-state のダブルミーニング(だじゃれ?)だから、観客が笑っているのかもしれません。(州外出身だから、というオチでは、観客がそれほど笑うとも思えないので。)
追加として、すごく紛らわしい話をします。
ここでは、out of stateを「正常な状態ではない」という意味に解釈しようとしていますが、普通は、in a stateで、「興奮状態にある、興奮している」という意味になります。
これはtemper(気分、機嫌)という単語を使った in a temperというイディオムが「短気を起こして」という意味になるのと同じです。
こういうイディオムの場合には、それぞれ普通の状態ではなく、ちょっと特殊な状態(それも悪い意味)を表すというのが、英語の傾向ですね。
まぎらわしい話をして恐縮ですが、ついでに関連する熟語を覚えれば良いかと思って書いてみました。混乱されたらごめんなさい。
(追記はここまで)

レイチェル: Don't wait up. (先に寝ててね。)
wait up とは「起きて待っている、寝ないで待つ」という意味。
up には「体を起こして、(ベッドから)起きて」という意味があるので、wait up は「体を横たえないで待っている」、つまり「起きて待っている」という意味になるのです。
自分が遅くなりそうだから、先に寝ていて欲しい場合には、この Don't wait up.「起きて(私を)待たないで。先に寝ていてね。」という表現をよく使います。

(Rachからの感謝の言葉)
な、なんと、「みんなの英会話奮闘記」の10月4日付「週刊!人気ランキング」で2位になりました。
うわぁ〜、嘘みたい?! クリックして下さった皆様ありがとうございます。(注:「みんなの英会話奮闘記ランキング」への参加は、2016年5月末日をもって終了しました)
「人気blogランキング」も頑張っています。25位に入ったり入らなかったりと微妙な位置につけています。
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posted by Rach at 17:16| Comment(11) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月03日

フレンズ1-21その3

ダンススクールで、にせモニカを探す女性陣。
モニカ: Hey, do you see anybody you think could be me? (ねぇ、私になりすましそうな人はどの人だと思う?)
ダンスの先生: People, last time there were yogurt containers lying around after class. (皆さん、前回、授業の後、ヨーグルトの容器が転がっていましたよ。)
Let's not have that happen again! (あんなことはもうないように気をつけましょうね!)
モニカ: She could be you. (あの先生ならモニカになれそうよ。)
先生もモニカに似て几帳面というか小うるさい(失礼!)タイプのようで、モニカの言いそうなセリフを言っています。
そこでレイチェルは、先生がモニカになりすましてる犯人じゃない?、とイヤミで言っているのですね。

先生: Let's get started. (はじめるわよ。)
何かを始める時のセリフは、Let's start. よりも、Let's get started. と言う方が多いような気がします。

にせモニカを見つけて、モニカと名乗れないモニカは(ややこしいー)
モニカ: Hi, I'm Mon...Nana. (はーい、私はモナナよ。)
にせモニカ: Monana. (モナナ?)
モニカ: It's Dutch. (オランダ系なのよ。)
すると、にせモニカは、オランダ語で話しかけてきます。
モニカ: Pennsylvania Dutch. (ペンシルベニアダッチなの。)
モナナという名前が、オランダ系の名前に聞こえるかのかどうかは私にはわかりませんが。
ペンシルベニアダッチとは、17〜18世紀にペンシルベニア州に移住したドイツ系の子孫のことを指します。
なぜ「ドイツ系の子孫」なのに、Dutch なのかというと、Dutch とは辞書では「オランダの」という意味ですが、もともとは「ドイツの」という意味もあったそうなんですよね(これもややこしい)。
ですから、ペンシルベニアダッチとは、ドイツ系の子孫、ならびにその人たちが話しているドイツ語のことも指します。

ところで、”にせモニカ”って聞くと、”にせウルトラマン”とか”にせウルトラセブン”とか思い出しちゃった。
ウルトラマンは目がつり上がってたし、セブンは変なベルトが付いてたりするんだよなぁ。
水戸黄門でも、にせものが黄門様をかたって一騒ぎ起こす、というエピソードがちょくちょくありますよね。
ネタが尽きた時の、便利なアイテムなのかも。
今回のにせモニカは、別にネタに尽きたわけではないでしょうが。

セントラルパークに元気のないロスが入ってきます。
チャンドラー: Where have you been? (どこに行ってたんだ?)
ロス: I just got back from the vet. (獣医さんのところから帰ってきたとこなんだ。)
チャンドラー: She's not gonna make you wear a big plastic cone, is she? (獣医さんに大きなプラスチックの円錐状コーンを付けてもらわないのか?)
vet とは veterinarian 「獣医」の短縮形です。
チャンドラーが言っている「コーン」とは、犬が足や体を怪我した時に、傷口をなめたりしないように首にはめるプラスチックのメガホンみたいなもののこと。
そう言えば、これの正式名称って何なんでしょう?
cone は「円錐形、アイスクリームのコーン」のことです。
獣医に行ってきたのは、マルセルを診てもらうためなのは明らかなのに、獣医さんに見てもらったのがロスであるかのように、チャンドラーは茶化しています。

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posted by Rach at 19:52| Comment(7) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする