エステル(ジョーイのエージェント): I'm not saying you're not talented. You're very talented. (あなたに才能がないとは言ってないわ。あなたはとっても才能があるわよ。)
talented は「才能のある、有能な」という意味。
talent は「才能」のことで、そこから「才能のある人、タレント」という言葉になったんですね。
ジョーイ: I think it went well. I got a callback for Thursday. (うまくいったと思います。木曜日の二次面接に呼ばれてます。)
エステル: Joey! Have you ever seen me ecstatic? (ジョーイ! 私のうっとりした顔を見たことある?)
callback は「呼び戻し、再オーディション、二次面接」のこと。
ecstatic は ecstasy 「恍惚、有頂天、エクスタシー」の形容詞形ですね。
そう言って、わざわざうっとりしてみせるところも変わってるし、それがまたうっとりした顔に見えないところも妙だし、このエージェントもかなりの曲者ですねぇ。
ジョーイ: But I kind of got the feeling that she was sort of coming on to me. (でもキャスティング担当の女性が僕に色目を使っているような気がしたりするというか・・・。)
And I definitely would get the part if I were to, you know... If I sent the little general in. (で、間違いなく役はゲットできると思うんです、もし僕が、その・・・もし、小さな将軍を送り込んだら、ですが。)
ジョーイは kind of とか sort of とかの断定を避ける表現を使って、言いにくそうに説明していますね。
come on to は「(異性に)色目を使う、誘いをかける」という意味。
キャスティング担当の女性が自分を気に入ってるようだから、僕がその気になりさえすれば役はゲットできる、ということなんですが、それを「the little general (小さな将軍)を送り込む」と言っているのがおかしいですね。
ジョーイにしては、えらく遠回しな表現です。
エステルの身なりやしぐさを見ていると、そんなに遠回しに言わなくてもいいような気がしますが、ジョーイは仕事に関する話なので、精一杯マイルドに表現しようとしているようですね。
普段のみんなとの会話なら、もっとダイレクトに sleep という言葉を使うはずです。
そのキャスティング担当のローリーと電話で話したエステルは・・・。
エステル: You're gonna have to sleep with her. (ジョーイは彼女(ローリー)と寝なくちゃいけないことになったわ。)
さすがタレントのエージェント。
酸いも甘いもかみ分けた人だというか、割り切ってるというか、ジョーイが遠回しに言ったことは全くの無駄でしたね。
(Rachからのお願い)
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2006年02月18日
2006年02月17日
フレンズ2-10その5
ジョーイ: My agent called with an audition for Days of Our Lives! (俺のエージェントが「愛の病院日誌」のオーディションが受けられるって電話してきたんだ。)
フィービー: Kick ass! We have to celebrate! We should do a soap opera theme. (やったわね。お祝いしなくちゃ! ソープオペラをテーマにしたお祝いをね。)
チャンドラー: We could all sleep together, then one of us could get amnesia! (みんながそれぞれ関係を持って、それからその中の一人が記憶喪失になるっていうのはどう?)
soap opera とは、平日の昼間に放映しているテレビの連続メロドラマ(昼メロ)のこと。
昔はスポンサーが石鹸会社であったため、ソープオペラと呼ばれたそうです。
日本の昼メロは全く見ないんですが、日本でも提供は石鹸会社や洗剤会社のような気がしますね(←未確認ですが)。
専業主婦は昼メロ好き、という定説がありますので(本当にそうなのかな? 私は真珠夫人も見てなかったぞー!)、専業主婦がよく使う製品の企業が番組のスポンサーになるのでしょうね。
愛の病院日誌(Days of Our Lives)はNBCのソープオペラの名前です。(私も後から実在する番組だと知って、びっくりしました。)
レイチェルを演じているジェニファー・アニストンの父親ジョン・アニストンが出演していたそうです。
だから、内輪ネタ(楽屋オチ)として、ここで使っているんですね。
チャンドラーが言うように、ソープオペラは、登場人物が複雑に関係して(三角関係とか四角関係とか? さらには意外な人が兄弟だったり親子だったり)、愛憎が渦巻き、事故で記憶を失うとか、誰かが死んでしまうとか、そういうドロドロした展開が売りだったりするようです。
その辺も、日本の昼メロと似てる。というか、日本の昼メロはソープオペラの設定をそっくりそのまま受け継いでいるのかもしれません。
どこの国でも、女性はこういうドロドロした恋愛ドラマが好きなのかなぁ?
フィービー: When do you get off? We'll do something tonight. (レイチェルはいつ仕事が終わるの? 今夜はあることをする予定なのよ。)
get off はご存知「(バスや電車から)降りる」です。
そこから「(仕事を)やめる、終える、(仕事から)解放される」という意味にもなります。
バスから降りる時は、"Getting off, please!" や "I'm getting off here." などと言いますが、get off というと思い出すのが・・・。
確か落語のネタでしたが、英語をしゃべれない人がアメリカでバスに乗った時に、「降ります」の "I get off." を「揚げ豆腐」(アゲドウフ)と覚えたらいいと言われ、「あげとうふ、あげとうふ・・・」と言っていたら、肝心な時に度忘れして、「ゴマ豆腐」と言ってしまった・・・というオチなんですが・・・。
このネタが面白いかどうかはともかく(笑)、これで「降りる」が get off だということは忘れませんね、きっと。
レイチェル: I'm sorry. You'll have to get used to the fact that I will not be dating Ross. (悪いけど、私はロスとはデートするつもりはないって事実に慣れてもらわないとね。)
get used to... は「・・・に慣れる」という意味。
used to... は「昔は・・・したものだった」という意味です。
よく似ていますので、間違えないようにしましょう。
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フィービー: Kick ass! We have to celebrate! We should do a soap opera theme. (やったわね。お祝いしなくちゃ! ソープオペラをテーマにしたお祝いをね。)
チャンドラー: We could all sleep together, then one of us could get amnesia! (みんながそれぞれ関係を持って、それからその中の一人が記憶喪失になるっていうのはどう?)
soap opera とは、平日の昼間に放映しているテレビの連続メロドラマ(昼メロ)のこと。
昔はスポンサーが石鹸会社であったため、ソープオペラと呼ばれたそうです。
日本の昼メロは全く見ないんですが、日本でも提供は石鹸会社や洗剤会社のような気がしますね(←未確認ですが)。
専業主婦は昼メロ好き、という定説がありますので(本当にそうなのかな? 私は真珠夫人も見てなかったぞー!)、専業主婦がよく使う製品の企業が番組のスポンサーになるのでしょうね。
愛の病院日誌(Days of Our Lives)はNBCのソープオペラの名前です。(私も後から実在する番組だと知って、びっくりしました。)
レイチェルを演じているジェニファー・アニストンの父親ジョン・アニストンが出演していたそうです。
だから、内輪ネタ(楽屋オチ)として、ここで使っているんですね。
チャンドラーが言うように、ソープオペラは、登場人物が複雑に関係して(三角関係とか四角関係とか? さらには意外な人が兄弟だったり親子だったり)、愛憎が渦巻き、事故で記憶を失うとか、誰かが死んでしまうとか、そういうドロドロした展開が売りだったりするようです。
その辺も、日本の昼メロと似てる。というか、日本の昼メロはソープオペラの設定をそっくりそのまま受け継いでいるのかもしれません。
どこの国でも、女性はこういうドロドロした恋愛ドラマが好きなのかなぁ?
フィービー: When do you get off? We'll do something tonight. (レイチェルはいつ仕事が終わるの? 今夜はあることをする予定なのよ。)
get off はご存知「(バスや電車から)降りる」です。
そこから「(仕事を)やめる、終える、(仕事から)解放される」という意味にもなります。
バスから降りる時は、"Getting off, please!" や "I'm getting off here." などと言いますが、get off というと思い出すのが・・・。
確か落語のネタでしたが、英語をしゃべれない人がアメリカでバスに乗った時に、「降ります」の "I get off." を「揚げ豆腐」(アゲドウフ)と覚えたらいいと言われ、「あげとうふ、あげとうふ・・・」と言っていたら、肝心な時に度忘れして、「ゴマ豆腐」と言ってしまった・・・というオチなんですが・・・。
このネタが面白いかどうかはともかく(笑)、これで「降りる」が get off だということは忘れませんね、きっと。
レイチェル: I'm sorry. You'll have to get used to the fact that I will not be dating Ross. (悪いけど、私はロスとはデートするつもりはないって事実に慣れてもらわないとね。)
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used to... は「昔は・・・したものだった」という意味です。
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2006年02月16日
フレンズ2-10その4
お酒の飲みすぎを心配するモニカに、
ボビー: This ins't the first time somebody said something to me about this. But I always made excuses, like "I'm just a social drinker." Or "Come on, it's Flag Day!" (お酒のことで誰かが僕にいろいろと言うのはこれが初めてじゃないんだ。でもいつも僕は言い訳してきた。例えば、「僕はただ、付き合い程度に飲んでるだけだよ。」とか「いいじゃん、今日は国旗制定記念日だぜ!」とか。)
make excuses は「弁解する、言い訳する」です。
social は「社交的な、交際上手な」という意味ですね。
ですから social drinking は「付き合い酒」、social drinker だと「付き合い程度の酒を飲む人」になります。
Flag Day は「アメリカの国旗制定記念日(6月14日)」です。
この国旗制定記念日がどのくらい重要な記念日なのか知りませんが、少なくとも独立記念日ほどの大きな記念日ではないでしょうね。
多分、それほど重要でもない記念日にかこつけて飲んでるのがギャグとして面白いということではないかと。
記念日にかこつけて飲むと言えば、昔、バラクーダという2人組のコミックバンドがいて、その人たちのヒット曲で「日本全国酒飲み音頭」というのがありました。
♪1月は正月で酒が飲めるぞー、酒が飲める飲めるぞー、酒が飲めるぞー。2月は節分で酒が飲めるぞー・・・♪
と延々12月まで続くというコミックソングです。
作曲担当者のベートーベン鈴木という名前がなぜか忘れられない。
笑点によく出演していたような気がします。(←家族がいつも見てたんで・・・)
チャンドラー: Guess who's back in show biz! (ショービジネスの世界に戻った人はだーれだ?)
フィービー: Lorne Greene? (ローレン・グリーン!)
チャンドラー: No. You know why? Because he's dead. (いや、違う。なぜだかわかる? だって彼はもう死んでるから。)
show biz は「ショービジネス、芸能界」という意味。
biz は business の短縮形ですね。クールビズですっかり有名になりましたが。
それにしても、こうやって「・・・したのは誰でしょう?」という問いかけは、その後、「ジャジャーン、それは・・・さんでーす!」と、そこにいる人の紹介を盛り上げるためのセリフなのは明らかなのに、フィービーはその場とは全然関係のない芸能人の名前を出すことが多いですね。
どの人物を選択するかにフィービーらしさが出ているのかもしれませんし、アメリカ人にはそこが面白いのでしょうね。
ただ、アメリカの俳優さんの名前ってあんまり知らないので、その名前を聞いて、大爆笑できないのが日本人のつらいところ。
この場合は、ショービズに復帰した人の名前なのに、故人を出してきたところが面白いようです。
ローレン・グリーンは、宇宙空母ギャラクティカなどに出ていたカナダ出身の俳優。
1987年に亡くなられているので、確かにこの時はもうこの世にはおられませんね。
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ボビー: This ins't the first time somebody said something to me about this. But I always made excuses, like "I'm just a social drinker." Or "Come on, it's Flag Day!" (お酒のことで誰かが僕にいろいろと言うのはこれが初めてじゃないんだ。でもいつも僕は言い訳してきた。例えば、「僕はただ、付き合い程度に飲んでるだけだよ。」とか「いいじゃん、今日は国旗制定記念日だぜ!」とか。)
make excuses は「弁解する、言い訳する」です。
social は「社交的な、交際上手な」という意味ですね。
ですから social drinking は「付き合い酒」、social drinker だと「付き合い程度の酒を飲む人」になります。
Flag Day は「アメリカの国旗制定記念日(6月14日)」です。
この国旗制定記念日がどのくらい重要な記念日なのか知りませんが、少なくとも独立記念日ほどの大きな記念日ではないでしょうね。
多分、それほど重要でもない記念日にかこつけて飲んでるのがギャグとして面白いということではないかと。
記念日にかこつけて飲むと言えば、昔、バラクーダという2人組のコミックバンドがいて、その人たちのヒット曲で「日本全国酒飲み音頭」というのがありました。
♪1月は正月で酒が飲めるぞー、酒が飲める飲めるぞー、酒が飲めるぞー。2月は節分で酒が飲めるぞー・・・♪
と延々12月まで続くというコミックソングです。
作曲担当者のベートーベン鈴木という名前がなぜか忘れられない。
笑点によく出演していたような気がします。(←家族がいつも見てたんで・・・)
チャンドラー: Guess who's back in show biz! (ショービジネスの世界に戻った人はだーれだ?)
フィービー: Lorne Greene? (ローレン・グリーン!)
チャンドラー: No. You know why? Because he's dead. (いや、違う。なぜだかわかる? だって彼はもう死んでるから。)
show biz は「ショービジネス、芸能界」という意味。
biz は business の短縮形ですね。クールビズですっかり有名になりましたが。
それにしても、こうやって「・・・したのは誰でしょう?」という問いかけは、その後、「ジャジャーン、それは・・・さんでーす!」と、そこにいる人の紹介を盛り上げるためのセリフなのは明らかなのに、フィービーはその場とは全然関係のない芸能人の名前を出すことが多いですね。
どの人物を選択するかにフィービーらしさが出ているのかもしれませんし、アメリカ人にはそこが面白いのでしょうね。
ただ、アメリカの俳優さんの名前ってあんまり知らないので、その名前を聞いて、大爆笑できないのが日本人のつらいところ。
この場合は、ショービズに復帰した人の名前なのに、故人を出してきたところが面白いようです。
ローレン・グリーンは、宇宙空母ギャラクティカなどに出ていたカナダ出身の俳優。
1987年に亡くなられているので、確かにこの時はもうこの世にはおられませんね。
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2006年02月15日
フレンズ2-10その3
ボビーはいつもお酒を手に持ってる、というロスに、
フィービー: And did you notice how he always starts his stories with "Okay, I was so wasted!" or "Oh, we were so bombed!" "So I wake up and I'm in this dumpster in Connecticut!" (それから、ボビーがいつもこういう出だしで話を始めるのに気づいてた? 「いいかい、俺はすごく酔っ払ってたんだ。」「あぁ、俺たちはすごくベロンベロンだった。」「それで目が覚めると、俺はコネチカットのこのゴミ箱の中にいるんだ。」)
wasted も bombed も「酔っ払って、酒でフラフラの」という意味です。
dumpster は「ダンプスター、大きな金属製のゴミ箱」のことです。
ボビーの話はいつも酔っ払った時の話ばかりで、ベロンベロンになって気がついたらゴミ箱の中だった、という話まであったらしい。
それを思い出したみんなは、彼はアル中なんじゃないか・・・という疑問を持ち始めます。
セントラルパークにて。
ボビー: What do you say we make these coffees Irish? (このコーヒーをアイリッシュ・コーヒーにするのはどうかな?)
What do you say...? は「・・・はどうですか、いかがですか?」と提案する時の表現です。
Irish coffee (アイリッシュ・コーヒー)とはアイリッシュ・ウイスキー(アイルランド産のウイスキー)やミルク、砂糖を混ぜたコーヒーのこと。
モニカ: It seems like you've been making an awful lot of stuff "Irish" lately. (最近、あなたって、たくさんのものを”アイリッシュ”にしてるように見えるんだけど。)
ボビー: I'd make them Belgian, but the waffles are hard to get into that flask. (ベルギー風にしたいところだけど、ワッフルはその携帯用の瓶に入れるのは難しいからね。)
an awful lot of は「実にたくさんの、ものすごい数の」という意味。
awful (大変な、恐ろしい、ひどい)で a lot of を強調しています。
モニカはボビーがそうやって何かにつけて食べ物にウイスキーを入れていることを、遠回しに「アイリッシュにしている」と表現しています。
Belgian は「ベルギーの、ベルギー風の」という意味です。
flask は「(化学実験用の)フラスコ、(ウイスキーなどの)携帯用瓶」を指します。
ボビーは、「アイルランド風ではなくて、ベルギー風にしてみるっていうのもおいしそうだけど、ベルギーと言えばワッフルだから、ワッフルはウイスキーみたいに小さな瓶に入らないから持ち歩けなくて。」と言う妙な言い訳をしていますね。
(Rachからのお礼の言葉)
「みんなの英会話奮闘記ランキング」で久々の1位になりました!(注:「みんなの英会話奮闘記ランキング」への参加は、2016年5月末日をもって終了しました)
「なんということでしょう!」と「劇的ビフォーアフター」の心境です。(自分自身が一番驚いてます。)
年末年始があまりにもランキングが絶好調だったため、最近は下がっているところしか見てなくて、CDTV(カウントダウンTV)を見るたびに、ランキングが下がった矢印を見ては「おぉ、君の気持ちがよくわかるぞっ!」とシンパシーを感じる日々が続いていたのですが・・・(笑)。
ランキングはいつも接戦で、きっとまたすぐに落ちてしまうと思うのですが、久しぶりの復活でちょっと(かなり)嬉しかったので、喜びの声を書いてみました。
本当にクリックして下さった皆様、ありがとうございます。
これからも充実したサイトになるよう努力しますので、応援よろしくお願いします!
(ありがとう、紫のバラの人。←このネタは、前にも使ったな・・・笑)
出来ましたら、他の(↓)もついでに・・・(笑)。
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フィービー: And did you notice how he always starts his stories with "Okay, I was so wasted!" or "Oh, we were so bombed!" "So I wake up and I'm in this dumpster in Connecticut!" (それから、ボビーがいつもこういう出だしで話を始めるのに気づいてた? 「いいかい、俺はすごく酔っ払ってたんだ。」「あぁ、俺たちはすごくベロンベロンだった。」「それで目が覚めると、俺はコネチカットのこのゴミ箱の中にいるんだ。」)
wasted も bombed も「酔っ払って、酒でフラフラの」という意味です。
dumpster は「ダンプスター、大きな金属製のゴミ箱」のことです。
ボビーの話はいつも酔っ払った時の話ばかりで、ベロンベロンになって気がついたらゴミ箱の中だった、という話まであったらしい。
それを思い出したみんなは、彼はアル中なんじゃないか・・・という疑問を持ち始めます。
セントラルパークにて。
ボビー: What do you say we make these coffees Irish? (このコーヒーをアイリッシュ・コーヒーにするのはどうかな?)
What do you say...? は「・・・はどうですか、いかがですか?」と提案する時の表現です。
Irish coffee (アイリッシュ・コーヒー)とはアイリッシュ・ウイスキー(アイルランド産のウイスキー)やミルク、砂糖を混ぜたコーヒーのこと。
モニカ: It seems like you've been making an awful lot of stuff "Irish" lately. (最近、あなたって、たくさんのものを”アイリッシュ”にしてるように見えるんだけど。)
ボビー: I'd make them Belgian, but the waffles are hard to get into that flask. (ベルギー風にしたいところだけど、ワッフルはその携帯用の瓶に入れるのは難しいからね。)
an awful lot of は「実にたくさんの、ものすごい数の」という意味。
awful (大変な、恐ろしい、ひどい)で a lot of を強調しています。
モニカはボビーがそうやって何かにつけて食べ物にウイスキーを入れていることを、遠回しに「アイリッシュにしている」と表現しています。
Belgian は「ベルギーの、ベルギー風の」という意味です。
flask は「(化学実験用の)フラスコ、(ウイスキーなどの)携帯用瓶」を指します。
ボビーは、「アイルランド風ではなくて、ベルギー風にしてみるっていうのもおいしそうだけど、ベルギーと言えばワッフルだから、ワッフルはウイスキーみたいに小さな瓶に入らないから持ち歩けなくて。」と言う妙な言い訳をしていますね。
(Rachからのお礼の言葉)
「みんなの英会話奮闘記ランキング」で久々の1位になりました!(注:「みんなの英会話奮闘記ランキング」への参加は、2016年5月末日をもって終了しました)
「なんということでしょう!」と「劇的ビフォーアフター」の心境です。(自分自身が一番驚いてます。)
年末年始があまりにもランキングが絶好調だったため、最近は下がっているところしか見てなくて、CDTV(カウントダウンTV)を見るたびに、ランキングが下がった矢印を見ては「おぉ、君の気持ちがよくわかるぞっ!」とシンパシーを感じる日々が続いていたのですが・・・(笑)。
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2006年02月14日
フレンズ2-10その2
自分には才能がないと嘆くジョーイに、
ロス: Come on, you're just paying your dues. (そんなこと言うなよ。ジョーイは今、経験を積んでるところなんだよ。)
due は「当然払われるべきもの」という意味で、dues と複数形にすると「税、料金、会費、使用料」という意味になります。
pay one's dues は「会費や料金を支払う」という意味から、「(一人前になるために)一生懸命働いて経験を積む、下積みの経験をする」という意味になります。
ジョーイ: It's not worth it. I quit. (こんなことやるだけの価値もないよ。もうやめる。)
worth it は「やりがいのある、時間や労力をかけるだけの値打ちがある」という意味。
not worth it は「やるだけ無駄、割りに合わない」という感じです。
ファン・ボビーを見て喜ぶロス。
Fun Bobby (ファン・ボビー、ネアカのボビー)は、フレンズ1-10その5 で初登場しています。
ロス: I'm psyched to hear you're back with Monica. (モニカとよりを戻したって聞いてハッピーだよ。)
psych は「・・・を不安にさせる、怖じ気づかせる」という意味ですが、be psyched で「すごく楽しみで、興奮して、ハッピーで」という意味になります。
心が平常心ではなくて、ソワソワしてる感じです。
ファン・ボビー: Public display of affection coming up. You can avert your eyes. (愛情を公衆の面前で披露するよ。視線はそらしてくれていいよ。)
public display of は「・・・を公衆に見せること」、coming up はそういうシーンがまもなく登場するよ、ということ。
"Coming up is..." だと「次(の登場人物、の番組)は・・・です」という意味になります。
コマーシャル前に使う表現ですね。
明るいボビーは、そうやってモニカとのキスもみんなと楽しむためのアイテムにしてしまうんですねぇ。
ワインの減りが激しいという話から、
チャンドラー: I had a mug full in this I-got-boned-at-the-Museum-of-Natural-History mug. (俺はこの「自然史博物館で骨を抜かれた」マグで、マグ1杯分のワインを飲んだよ。)
mug は「マグカップ、大型カップ」ですね。
a mug of で「マグ1杯の」という意味になります。
ここでチャンドラーはマグの説明をしています。
I から History までが −(ハイフン)で結ばれているのは、その部分全体が形容詞として、後ろの名詞の mug を修飾していることを表しています。
音声ではもちろんハイフンがついているのはわかりませんが、その形容詞の部分だけ、続けて一気に言うので、mug を説明していることがわかります。
つまり、このマグに"I got boned at the Museum of Natural History."と書いてあるということ。
bone はご存知「骨」で、動詞として使うと、「骨を抜く」という意味になります。
ですから、このマグに書いてある言葉は、「私は自然史博物館で骨を抜かれた」ということ。
恐らく、恐竜の骨格の絵がマグには描いてあって、「恐竜のボクは、この博物館で骨になって飾られてるよ。」という意味でしょう。
結局、モニカの彼のボビーがワインをたくさん飲んだことにみんなは気づき、ボビーが帰っていったドアの方を「あいつか・・・」みたいな顔で見てるんですが、ジョーイだけ気づかなくて、「みんなそっちの方向いて、何見てるんだ?」と覗き込むようにしてるのが面白いですね。
で、しばらくしてから、あぁ、と気づく、と。
いつものパターンです。
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ロス: Come on, you're just paying your dues. (そんなこと言うなよ。ジョーイは今、経験を積んでるところなんだよ。)
due は「当然払われるべきもの」という意味で、dues と複数形にすると「税、料金、会費、使用料」という意味になります。
pay one's dues は「会費や料金を支払う」という意味から、「(一人前になるために)一生懸命働いて経験を積む、下積みの経験をする」という意味になります。
ジョーイ: It's not worth it. I quit. (こんなことやるだけの価値もないよ。もうやめる。)
worth it は「やりがいのある、時間や労力をかけるだけの値打ちがある」という意味。
not worth it は「やるだけ無駄、割りに合わない」という感じです。
ファン・ボビーを見て喜ぶロス。
Fun Bobby (ファン・ボビー、ネアカのボビー)は、フレンズ1-10その5 で初登場しています。
ロス: I'm psyched to hear you're back with Monica. (モニカとよりを戻したって聞いてハッピーだよ。)
psych は「・・・を不安にさせる、怖じ気づかせる」という意味ですが、be psyched で「すごく楽しみで、興奮して、ハッピーで」という意味になります。
心が平常心ではなくて、ソワソワしてる感じです。
ファン・ボビー: Public display of affection coming up. You can avert your eyes. (愛情を公衆の面前で披露するよ。視線はそらしてくれていいよ。)
public display of は「・・・を公衆に見せること」、coming up はそういうシーンがまもなく登場するよ、ということ。
"Coming up is..." だと「次(の登場人物、の番組)は・・・です」という意味になります。
コマーシャル前に使う表現ですね。
明るいボビーは、そうやってモニカとのキスもみんなと楽しむためのアイテムにしてしまうんですねぇ。
ワインの減りが激しいという話から、
チャンドラー: I had a mug full in this I-got-boned-at-the-Museum-of-Natural-History mug. (俺はこの「自然史博物館で骨を抜かれた」マグで、マグ1杯分のワインを飲んだよ。)
mug は「マグカップ、大型カップ」ですね。
a mug of で「マグ1杯の」という意味になります。
ここでチャンドラーはマグの説明をしています。
I から History までが −(ハイフン)で結ばれているのは、その部分全体が形容詞として、後ろの名詞の mug を修飾していることを表しています。
音声ではもちろんハイフンがついているのはわかりませんが、その形容詞の部分だけ、続けて一気に言うので、mug を説明していることがわかります。
つまり、このマグに"I got boned at the Museum of Natural History."と書いてあるということ。
bone はご存知「骨」で、動詞として使うと、「骨を抜く」という意味になります。
ですから、このマグに書いてある言葉は、「私は自然史博物館で骨を抜かれた」ということ。
恐らく、恐竜の骨格の絵がマグには描いてあって、「恐竜のボクは、この博物館で骨になって飾られてるよ。」という意味でしょう。
結局、モニカの彼のボビーがワインをたくさん飲んだことにみんなは気づき、ボビーが帰っていったドアの方を「あいつか・・・」みたいな顔で見てるんですが、ジョーイだけ気づかなくて、「みんなそっちの方向いて、何見てるんだ?」と覗き込むようにしてるのが面白いですね。
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2006年02月13日
フレンズ2-10その1
シーズン2 第10話
The One With Russ (2人のロス)
原題は「ラスの話」
ジョーイの芝居の批評が新聞に載るというので、みんなが新聞のスタンド(newsstand)に集まっています。
newsstand は通りや駅などにあって、新聞や雑誌を売っている売店のことです。
フレンズを見ていると、よく街を歩くシーンに写っていますよねぇ。
ドラマでは、このスタンドを結構見かけるので、アメリカでは新聞は newsstand で買うことが多くて、日本のように毎日家に配達されるということは少ないのかなぁ?とか昔は思ってました。
でも、やっぱり個別配送も行われているようです。
インデペンデンス・デイという映画では、主人公の一人ヒラー大尉(ウィル・スミス)が朝起きて、
I'm gonna go grab the paper. 「新聞を取りに行って来る。」
と言うシーンがありました。
新聞は家の前の道の上に、紐でくくってポンと置かれてました。
日本のように郵便受けには入っていないようです。
分厚くて入らないという話を聞いたような気もします。
このフレンズ冒頭のシーンは、いろんな新聞の批評を読みたいのでスタンドに行った、ということなんでしょうね。
ジョーイ: "The only thing worse than the mindless adolescent direction was Joseph Tribbiani's disturbingly unskilled portrayal of the king." (思慮に欠ける未熟な演出よりも悪かったのは、ジョセフ・トリビアーニの不安にさせるほど未熟な王の演技だけだった。)
チャンドラー: Okay, look. That is one guy's opinion. All right? Pheebs, read yours. (わかった、いいか。それは一人の人間の意見だ。いいな? フィービー、君のを読んでくれ。)
フィービー: "The only thing worse than the mindless, adolescent direction..." (思慮に欠ける未熟な演出よりも悪かったのは・・・)
チャンドラー: Anybody have a different paper? (誰か違う新聞持ってないのか?)
ジョーイが読んでいる記事は演劇の批評なので、難しい言葉が並んでいますね。
容赦のない単語が並んでいることに気付きます。
direction は「方向」ですが、この場合は演劇の話なので「演出」という意味になります。
direct (演出する、監督する)人だから director (演出家、監督、ディレクター)と言うのですね。
ディレクターという外来語は知っていても、ディレクションに演出という意味があるのを知らない場合もあるかと思うので、カタカナ英語から連想して単語を覚えることも大事かと思います。(覚えられるなら、どんなことでも使え!というのが私の主義。)
この批評文は、強調するために倒置の形をとっています。
文の基本的構成は、「ジョーイのportrayal (演技)は未熟な direction (演出)よりも悪い唯一のことだった。」となります。
そして、それを倒置にすることによって、「悪かったのは、ジョーイの演技だ。」と強調しています。
さらに、演出を mindless (思慮に欠ける)、adolescent (未熟な)と酷評しているにもかかわらず、それよりも「悪い唯一のこと」、つまりそのひどい演出よりも悪かったことがさらにある、それはジョーイの演技だ、とけなしているのですから、これはジョーイには、かなりショックな記事ですね。
チャンドラーはこれはあくまでこの新聞の批評だから、他の記事では誉めてるかもしれないとフィービーに読ませますが、読んだのは同じ新聞。
同じ新聞なら、載ってる記事は同じですってば。気付けよ、フィービー(笑)。(これは完全に吉本新喜劇のノリだ・・・)
レイチェル: Joey, they don't know what they're talking about. (ジョーイ、批評家は自分たちの言ってることがわかってないのよ。)
レイチェルはジョーイを慰めようとしています。
これは直訳すると、「批評家というものは、自分たちが話している話題について、何も知らない。」、つまり、「わかったようなえらそうなこと書いてるけど、演劇の本質なんて何もわかっちゃいないのよ。」ということです。
批評家をけなすことで、ジョーイに対する評価は間違いだと言いたいわけ。
人に自分の行動を非難されて、"I know what I'm doing." (私は自分のやってることはわかってるわ。これは、わかってやってることなの。私には私の考えがあってこうしてるの。)と自分を弁護する表現がありますが、それと似ていますね。
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The One With Russ (2人のロス)
原題は「ラスの話」
ジョーイの芝居の批評が新聞に載るというので、みんなが新聞のスタンド(newsstand)に集まっています。
newsstand は通りや駅などにあって、新聞や雑誌を売っている売店のことです。
フレンズを見ていると、よく街を歩くシーンに写っていますよねぇ。
ドラマでは、このスタンドを結構見かけるので、アメリカでは新聞は newsstand で買うことが多くて、日本のように毎日家に配達されるということは少ないのかなぁ?とか昔は思ってました。
でも、やっぱり個別配送も行われているようです。
インデペンデンス・デイという映画では、主人公の一人ヒラー大尉(ウィル・スミス)が朝起きて、
I'm gonna go grab the paper. 「新聞を取りに行って来る。」
と言うシーンがありました。
新聞は家の前の道の上に、紐でくくってポンと置かれてました。
日本のように郵便受けには入っていないようです。
分厚くて入らないという話を聞いたような気もします。
このフレンズ冒頭のシーンは、いろんな新聞の批評を読みたいのでスタンドに行った、ということなんでしょうね。
ジョーイ: "The only thing worse than the mindless adolescent direction was Joseph Tribbiani's disturbingly unskilled portrayal of the king." (思慮に欠ける未熟な演出よりも悪かったのは、ジョセフ・トリビアーニの不安にさせるほど未熟な王の演技だけだった。)
チャンドラー: Okay, look. That is one guy's opinion. All right? Pheebs, read yours. (わかった、いいか。それは一人の人間の意見だ。いいな? フィービー、君のを読んでくれ。)
フィービー: "The only thing worse than the mindless, adolescent direction..." (思慮に欠ける未熟な演出よりも悪かったのは・・・)
チャンドラー: Anybody have a different paper? (誰か違う新聞持ってないのか?)
ジョーイが読んでいる記事は演劇の批評なので、難しい言葉が並んでいますね。
容赦のない単語が並んでいることに気付きます。
direction は「方向」ですが、この場合は演劇の話なので「演出」という意味になります。
direct (演出する、監督する)人だから director (演出家、監督、ディレクター)と言うのですね。
ディレクターという外来語は知っていても、ディレクションに演出という意味があるのを知らない場合もあるかと思うので、カタカナ英語から連想して単語を覚えることも大事かと思います。(覚えられるなら、どんなことでも使え!というのが私の主義。)
この批評文は、強調するために倒置の形をとっています。
文の基本的構成は、「ジョーイのportrayal (演技)は未熟な direction (演出)よりも悪い唯一のことだった。」となります。
そして、それを倒置にすることによって、「悪かったのは、ジョーイの演技だ。」と強調しています。
さらに、演出を mindless (思慮に欠ける)、adolescent (未熟な)と酷評しているにもかかわらず、それよりも「悪い唯一のこと」、つまりそのひどい演出よりも悪かったことがさらにある、それはジョーイの演技だ、とけなしているのですから、これはジョーイには、かなりショックな記事ですね。
チャンドラーはこれはあくまでこの新聞の批評だから、他の記事では誉めてるかもしれないとフィービーに読ませますが、読んだのは同じ新聞。
同じ新聞なら、載ってる記事は同じですってば。気付けよ、フィービー(笑)。(これは完全に吉本新喜劇のノリだ・・・)
レイチェル: Joey, they don't know what they're talking about. (ジョーイ、批評家は自分たちの言ってることがわかってないのよ。)
レイチェルはジョーイを慰めようとしています。
これは直訳すると、「批評家というものは、自分たちが話している話題について、何も知らない。」、つまり、「わかったようなえらそうなこと書いてるけど、演劇の本質なんて何もわかっちゃいないのよ。」ということです。
批評家をけなすことで、ジョーイに対する評価は間違いだと言いたいわけ。
人に自分の行動を非難されて、"I know what I'm doing." (私は自分のやってることはわかってるわ。これは、わかってやってることなの。私には私の考えがあってこうしてるの。)と自分を弁護する表現がありますが、それと似ていますね。
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2006年02月12日
フレンズ2-9その16
相変わらずモニカの部屋の暖房器は壊れたまま。
ジョーイ: The knob was broken, so I turned it off from underneath. I hope that's all right. (ノブが壊れてたから、下の元栓を切ったよ。それでいいよね。)
underneath は「下、底面(に、で)」という意味。
確かにガス器具には「調子が悪くなったら元栓を閉めましょう」って書いてありますね。
そんな当たり前のことに誰も気づかなかったとは・・・。
そしてそれを”あの”ジョーイに指摘されてしまうとは・・・。
ちょっとみんな考え過ぎでしたね。
フィービーに付き合って、プレゼントを買う時間がなかったジョーイとチャンドラーは、ガソリンスタンドで買ったものをプレゼントにしようとします。
ジョーイ: And for Ross, Mr. Sweet Tooth. (そして、甘党のロスには。)
ロス: You got me a cola drink? (僕にはコーラ1本?)
チャンドラー: And a lemon-lime! (さらにレモンライムも1本つけちゃう!)
ロス: Well, this is too much! I feel like I should get you another sweater. (あぁ、これは多すぎるよ。君たちにはセーターをもう1枚買ってくるべきだったね。)
sweet tooth は「甘いもの好き、甘党」という意味。
another sweater 「もう1枚のセーター」という表現から、ロスはプレゼントにセーターを買ったことがわかります。
さらにジョーイとチャンドラーに1枚ずつ買ったのでしょうから、セーター2枚が缶ジュース2缶と交換になってしまったわけ。
かわいそうなロスでした。
チャンドラー: And last, but not least... (そして、最後の品が最高なんだよ。)
last but not least は「最後だからといって重要でないということではなく、大事なことをひとつ言い残したが」という意味。
シェークスピアの作品から来た言葉だそうですが、何かを紹介する時に、「最後に紹介しますが、おまけなどではなく、これが”とっておき”のものなんですよ。」というニュアンスです。
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ジョーイ: The knob was broken, so I turned it off from underneath. I hope that's all right. (ノブが壊れてたから、下の元栓を切ったよ。それでいいよね。)
underneath は「下、底面(に、で)」という意味。
確かにガス器具には「調子が悪くなったら元栓を閉めましょう」って書いてありますね。
そんな当たり前のことに誰も気づかなかったとは・・・。
そしてそれを”あの”ジョーイに指摘されてしまうとは・・・。
ちょっとみんな考え過ぎでしたね。
フィービーに付き合って、プレゼントを買う時間がなかったジョーイとチャンドラーは、ガソリンスタンドで買ったものをプレゼントにしようとします。
ジョーイ: And for Ross, Mr. Sweet Tooth. (そして、甘党のロスには。)
ロス: You got me a cola drink? (僕にはコーラ1本?)
チャンドラー: And a lemon-lime! (さらにレモンライムも1本つけちゃう!)
ロス: Well, this is too much! I feel like I should get you another sweater. (あぁ、これは多すぎるよ。君たちにはセーターをもう1枚買ってくるべきだったね。)
sweet tooth は「甘いもの好き、甘党」という意味。
another sweater 「もう1枚のセーター」という表現から、ロスはプレゼントにセーターを買ったことがわかります。
さらにジョーイとチャンドラーに1枚ずつ買ったのでしょうから、セーター2枚が缶ジュース2缶と交換になってしまったわけ。
かわいそうなロスでした。
チャンドラー: And last, but not least... (そして、最後の品が最高なんだよ。)
last but not least は「最後だからといって重要でないということではなく、大事なことをひとつ言い残したが」という意味。
シェークスピアの作品から来た言葉だそうですが、何かを紹介する時に、「最後に紹介しますが、おまけなどではなく、これが”とっておき”のものなんですよ。」というニュアンスです。
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2006年02月11日
フレンズ2-9その15
キャブに戻ってきたフィービー。
ジョーイ: How far did you get? (どのくらいまで向こうに行った?)
フィービー: Mailbox. (郵便受けまで。)
チャンドラー: All right, we're getting closer. (よしいいぞ、だんだん近づいてる。)
get は「着く、到達する」という意味。
フィービーは、本当のお父さんに会うために家に近づこうとしますが、なかなか勇気が出ずに、途中まで行っては引き返す、を何度も繰り返しています。
その気持ち、わかりますよね。
日本では家にある郵便受けを「ポスト」と言いますが、アメリカでは mailbox といいます。(イギリスでは postbox, letterbox というらしい。)
それから日本では郵便を投函するのはあの赤い「ポスト」ですが、アメリカのは四角い青色の箱で mailbox と言います。
じゃあ、「ポスト」って何なのさ?って感じなんですが、post はイギリスで「郵便、郵便制度、郵便物、郵便箱(いわゆるポスト)」という意味になります。
今では電子メールでメールボックスというものがありますので、ポストよりも mailbox の方が自然になってきてるかなぁ?
チャンドラー: So why not go knock? (じゃあ、ノックしたら?)
Why not? は相手が否定的なことを言った場合には、「なぜいけないのか? なぜしないのか?」という意味になり、反語的に「・・・していいはずだ」という意味になります。
また相手が何かを提案した場合には、「もちろん。いいよ。そうしよう。」という返事になります。
(これも、「なぜしてはいけないのか、ダメな理由なんてないから、いいじゃないか。」という反語的な流れから来たものです。)
そして、このセリフの場合は、「・・・してはどうですか?」という提案を表しています。
反語というのは、「かつてこんなに悲惨な出来事があったであろうか。」と問いかけのように見せて、「いや、こんなに悲惨な出来事は過去に見たことがない、これはまさに史上最悪の出来事だ。」という結論に達するように誘導する修辞法ですね。
これと同じようなことが英語でもあるということです。
言葉で感情を表現する際に、ただ平坦に語るのではなく、劇的な効果を狙ってこのような言い方をするのでしょうが、その思考過程は英語も日本語も同じということですね。
やはり同じ”人間”なので、思考回路はどこか似ているのでしょう。
なかなかノックできないフィービー。
フィービー: I've already lost a fake dad this week. I don't think I'm ready to lose a real one. (私は今週すでにニセモノのパパを失くしてるわ。だから、本物のパパまで失う準備が出来てないのよ。)
フィービーがパパだと信じていた人は別人(ただのフォトフレームのモデル)でした。
だから、もし本物のパパと会って、その人がフィービーにとっての素敵なパパじゃなくて、ひどい男だとわかったら、フィービーにはすがるものがなくなってしまうのですね。
だから会うのが怖いというフィービー、その気持ちはよくわかります。
さんざん待たされて結局会う勇気が出なかったフィービーを優しく慰めるジョーイとチャンドラー。
こういう友達がいるって素晴らしいですね。羨ましいです。
ジョーイ: I know you're not going in there, but you think it's okay if I go in and use his bathroom? (フィービーがパパの家に入っていけないのはわかってるんだけど、俺が行ってトイレを借りるっていうのはダメかな?)
二人ににらまれて
ジョーイ: That' fine, never mind. Cool, snow! Kind of like a blank canvas. (いいよ、忘れて。[外を見て] おっ?きれいだな、雪って! 真っ白なキャンバスみたいだ。)
せっかく優しい言葉をかけたのに、こうやってその感動を潰してしまうのもジョーイらしいです。
トイレが借りれないと知って、雪のキャンバスに絵を描くことに決めたようですね(笑)。
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ジョーイ: How far did you get? (どのくらいまで向こうに行った?)
フィービー: Mailbox. (郵便受けまで。)
チャンドラー: All right, we're getting closer. (よしいいぞ、だんだん近づいてる。)
get は「着く、到達する」という意味。
フィービーは、本当のお父さんに会うために家に近づこうとしますが、なかなか勇気が出ずに、途中まで行っては引き返す、を何度も繰り返しています。
その気持ち、わかりますよね。
日本では家にある郵便受けを「ポスト」と言いますが、アメリカでは mailbox といいます。(イギリスでは postbox, letterbox というらしい。)
それから日本では郵便を投函するのはあの赤い「ポスト」ですが、アメリカのは四角い青色の箱で mailbox と言います。
じゃあ、「ポスト」って何なのさ?って感じなんですが、post はイギリスで「郵便、郵便制度、郵便物、郵便箱(いわゆるポスト)」という意味になります。
今では電子メールでメールボックスというものがありますので、ポストよりも mailbox の方が自然になってきてるかなぁ?
チャンドラー: So why not go knock? (じゃあ、ノックしたら?)
Why not? は相手が否定的なことを言った場合には、「なぜいけないのか? なぜしないのか?」という意味になり、反語的に「・・・していいはずだ」という意味になります。
また相手が何かを提案した場合には、「もちろん。いいよ。そうしよう。」という返事になります。
(これも、「なぜしてはいけないのか、ダメな理由なんてないから、いいじゃないか。」という反語的な流れから来たものです。)
そして、このセリフの場合は、「・・・してはどうですか?」という提案を表しています。
反語というのは、「かつてこんなに悲惨な出来事があったであろうか。」と問いかけのように見せて、「いや、こんなに悲惨な出来事は過去に見たことがない、これはまさに史上最悪の出来事だ。」という結論に達するように誘導する修辞法ですね。
これと同じようなことが英語でもあるということです。
言葉で感情を表現する際に、ただ平坦に語るのではなく、劇的な効果を狙ってこのような言い方をするのでしょうが、その思考過程は英語も日本語も同じということですね。
やはり同じ”人間”なので、思考回路はどこか似ているのでしょう。
なかなかノックできないフィービー。
フィービー: I've already lost a fake dad this week. I don't think I'm ready to lose a real one. (私は今週すでにニセモノのパパを失くしてるわ。だから、本物のパパまで失う準備が出来てないのよ。)
フィービーがパパだと信じていた人は別人(ただのフォトフレームのモデル)でした。
だから、もし本物のパパと会って、その人がフィービーにとっての素敵なパパじゃなくて、ひどい男だとわかったら、フィービーにはすがるものがなくなってしまうのですね。
だから会うのが怖いというフィービー、その気持ちはよくわかります。
さんざん待たされて結局会う勇気が出なかったフィービーを優しく慰めるジョーイとチャンドラー。
こういう友達がいるって素晴らしいですね。羨ましいです。
ジョーイ: I know you're not going in there, but you think it's okay if I go in and use his bathroom? (フィービーがパパの家に入っていけないのはわかってるんだけど、俺が行ってトイレを借りるっていうのはダメかな?)
二人ににらまれて
ジョーイ: That' fine, never mind. Cool, snow! Kind of like a blank canvas. (いいよ、忘れて。[外を見て] おっ?きれいだな、雪って! 真っ白なキャンバスみたいだ。)
せっかく優しい言葉をかけたのに、こうやってその感動を潰してしまうのもジョーイらしいです。
トイレが借りれないと知って、雪のキャンバスに絵を描くことに決めたようですね(笑)。
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2006年02月10日
フレンズ2-9その14
追加で50ドルのチップを渡すロスですが、結局、管理人は交渉していたのではなく、本当に店の都合でノブが入手できないんだとわかります。
モニカ: So you really did like my cookies? (それじゃあ、管理人さんは本当に私のクッキーが気に入ってくれたのね?)
管理人: Yeah, they were so personal. It really showed you cared. (あぁ。クッキーだとその人の個性が出るからね。君らが気に掛けてくれてるのがよくわかったよ。)
show は「示す、明らかにする」、care は「気に掛ける、気遣う」。
チップだとお金だから金額が違うだけで、そのくれた人の個性が見えないが、クッキーだと相手のことを考えながら作るから、その分、気持ちがこもってるし、作った人の個性が見える、という意味ですね。
フレンズ2-9その1 にも書いたように、私は impersonal をいう単語のイメージが、「日本の”顔が見えない”国際援助」の「顔が見えない」に似ている気がするんですよね。(あくまでも私のイメージですし、実際の英訳は違いますが。)
そしてその反対の personal は「相手の顔が見える、相手の個性が見える」という意味だと考えています。
日本が経済大国だった時に、日本の国際援助は金額はすごいが顔が見えない、とか言われてましたね。
援助は金銭的なことで貢献するのはもちろんですが、実際に技術者が現地に行って技術を教えるとか、そういう人間が援助してるんだというところを見せてない、というような非難でしたね。
人が行っていないはずはないんですが、日本人はただそういうことをアピールするのが下手なだけなんでしょうけど。
他の人には不評だった、クリスマスのクッキーですが、管理人さんは本当に喜んでいるようです。
管理人さんにはきっと手作りクッキーを作ってくれる女性がいないんですね・・・。
管理人: Is this mistletoe? (これはヤドリギかな?)
レイチェル: No, that...That is basil. (いいえ、それは・・・それはバジルの葉よ。)
管理人: If it was mistletoe, I was gonna kiss you. (もしヤドリギなら、俺は君にキスしようと思ったのに。)
レイチェル: No, it's still basil. (いいえ、やっぱりバジルよ。)
mistletoe は「ヤドリギ」。
クリスマスの装飾用に使うものですが、クリスマスにはヤドリギの下にいる相手にキスをしても良いという習慣があります。
アリー my Love のシーズン2第10話「汚れなき魂」のラスト近くに以下のようなシーンがありました。
アリーのオフィスで元カレのビリーと昔の思い出話をしていて、ビリーはアリーにキスをします。(軽く、ですがホッペではなくて、マウス・トゥー・マウス(!)のキスです。)
ビリー: Mistletoe. (ヤドリギ。)
見上げたアリーの頭上にはヤドリギが・・・。ビリーが右手で掲げていました。
ビリー: Merry Christmas, Ally. (メリー・クリスマス、アリー。)
アリー: You, too. (あなたにも。)
ビリーにはジョージアという奥さんがいて、しかも3人とも同じ弁護士事務所で働いています。
この後のエピソードでアリーとビリーがマジなキスをした時には、人に目撃されたわけではないのに、本人たちはヤバイことをしてしまったと慌てて、ジョージアにそのことを告白するかどうかで葛藤する、という展開になってました。
でも、ヤドリギの下でのこのキスは全然問題にならないようです。
軽い、ということもありますが、ヤドリギの下だから、という妙な免罪符があるんですね。
それくらい、ヤドリギには効果がある、と。
日本で同じことをすると、セクハラで訴えられそうですが(笑)。
いくらヤドリギの下でも、私に kiss しちゃダメよん。(←誰もしねーよ!!)
実際に、ヤドリギの下で、恋人でもない人とキスしたという経験のある方、おられます?
おられたら、その経験談を是非教えて下さい(!?)
basil は「バジル」。料理などに使いますね。
still は「まだ、今でもなお、やはり、これから先もなお依然として」という意味。
前と同じ状態がその時なお続いている様子を表します。
管理人がヤドリギだったら・・・と頑張ろうとするので、「あなたが何を言おうと、それはバジルだし、今もそしてこれからもバジルよ。」とバジルであることはゆるぎないと主張している様子を表す still です。
ヤドリギってドラマではよく見かけるのですが、拡大してみたことないのでどんな姿かよく知りません。
でも、天井から吊るしてあるのでやっぱりヤドリギですよねぇ。
ただこの部屋は暑くて乾燥しているので乾燥したバジルの葉みたいになっているから、レイチェルが「バジルだ」と言い張っているだけでしょう。
だいたい、バジルを飾るわけないですしね。
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モニカ: So you really did like my cookies? (それじゃあ、管理人さんは本当に私のクッキーが気に入ってくれたのね?)
管理人: Yeah, they were so personal. It really showed you cared. (あぁ。クッキーだとその人の個性が出るからね。君らが気に掛けてくれてるのがよくわかったよ。)
show は「示す、明らかにする」、care は「気に掛ける、気遣う」。
チップだとお金だから金額が違うだけで、そのくれた人の個性が見えないが、クッキーだと相手のことを考えながら作るから、その分、気持ちがこもってるし、作った人の個性が見える、という意味ですね。
フレンズ2-9その1 にも書いたように、私は impersonal をいう単語のイメージが、「日本の”顔が見えない”国際援助」の「顔が見えない」に似ている気がするんですよね。(あくまでも私のイメージですし、実際の英訳は違いますが。)
そしてその反対の personal は「相手の顔が見える、相手の個性が見える」という意味だと考えています。
日本が経済大国だった時に、日本の国際援助は金額はすごいが顔が見えない、とか言われてましたね。
援助は金銭的なことで貢献するのはもちろんですが、実際に技術者が現地に行って技術を教えるとか、そういう人間が援助してるんだというところを見せてない、というような非難でしたね。
人が行っていないはずはないんですが、日本人はただそういうことをアピールするのが下手なだけなんでしょうけど。
他の人には不評だった、クリスマスのクッキーですが、管理人さんは本当に喜んでいるようです。
管理人さんにはきっと手作りクッキーを作ってくれる女性がいないんですね・・・。
管理人: Is this mistletoe? (これはヤドリギかな?)
レイチェル: No, that...That is basil. (いいえ、それは・・・それはバジルの葉よ。)
管理人: If it was mistletoe, I was gonna kiss you. (もしヤドリギなら、俺は君にキスしようと思ったのに。)
レイチェル: No, it's still basil. (いいえ、やっぱりバジルよ。)
mistletoe は「ヤドリギ」。
クリスマスの装飾用に使うものですが、クリスマスにはヤドリギの下にいる相手にキスをしても良いという習慣があります。
アリー my Love のシーズン2第10話「汚れなき魂」のラスト近くに以下のようなシーンがありました。
アリーのオフィスで元カレのビリーと昔の思い出話をしていて、ビリーはアリーにキスをします。(軽く、ですがホッペではなくて、マウス・トゥー・マウス(!)のキスです。)
ビリー: Mistletoe. (ヤドリギ。)
見上げたアリーの頭上にはヤドリギが・・・。ビリーが右手で掲げていました。
ビリー: Merry Christmas, Ally. (メリー・クリスマス、アリー。)
アリー: You, too. (あなたにも。)
ビリーにはジョージアという奥さんがいて、しかも3人とも同じ弁護士事務所で働いています。
この後のエピソードでアリーとビリーがマジなキスをした時には、人に目撃されたわけではないのに、本人たちはヤバイことをしてしまったと慌てて、ジョージアにそのことを告白するかどうかで葛藤する、という展開になってました。
でも、ヤドリギの下でのこのキスは全然問題にならないようです。
軽い、ということもありますが、ヤドリギの下だから、という妙な免罪符があるんですね。
それくらい、ヤドリギには効果がある、と。
日本で同じことをすると、セクハラで訴えられそうですが(笑)。
いくらヤドリギの下でも、私に kiss しちゃダメよん。(←誰もしねーよ!!)
実際に、ヤドリギの下で、恋人でもない人とキスしたという経験のある方、おられます?
おられたら、その経験談を是非教えて下さい(!?)
basil は「バジル」。料理などに使いますね。
still は「まだ、今でもなお、やはり、これから先もなお依然として」という意味。
前と同じ状態がその時なお続いている様子を表します。
管理人がヤドリギだったら・・・と頑張ろうとするので、「あなたが何を言おうと、それはバジルだし、今もそしてこれからもバジルよ。」とバジルであることはゆるぎないと主張している様子を表す still です。
ヤドリギってドラマではよく見かけるのですが、拡大してみたことないのでどんな姿かよく知りません。
でも、天井から吊るしてあるのでやっぱりヤドリギですよねぇ。
ただこの部屋は暑くて乾燥しているので乾燥したバジルの葉みたいになっているから、レイチェルが「バジルだ」と言い張っているだけでしょう。
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2006年02月09日
フレンズ2-9その13
パーティーで、ロスは知らない女性と話をしています。
ロス: It's hard to tell because I'm sweating, but I use exactly what the gel bottle says. An amount about the size of a pea. How can that be too much? (僕が汗をかいてるからわかりずらいけど、僕はジェルのボトルに書いてあるとおりに正確に使ってるんだ。豆粒大の量だよ。どうしてそれで多すぎるってことになるんだ?)
hard to tell はよく使う表現ですが、この tell は「言う」ではなくて「見分ける、分かる」という意味です。
say は「(掲示や印刷物に)・・・と書いてある、(時計や計測器が)・・・を示す」。
ここではジェルのボトルに書いてある使用方法に、そういう説明が載っている、ということ。
pea は「エンドウ豆」ですが、量を示すのにアメリカでも豆粒大とか言うんですね。
日本でも「小豆(あずき)大」とか言いますし。
ロスはレイチェルに、頭にジェルをつけすぎだ、と言われたことをまだ気にしています。
やっぱり obsessive(執拗な)じゃん。
パーティーに管理人が現れました。
今こそ、チャンス到来、チップを渡せとモニカに迫るロスですが、
モニカ: No, I will not cave. (いやよ、屈服するつもりはないわ。)
レイチェル: I'm with Mon. (私はモニカに賛成よ。)
cave は「洞窟、ほら穴」、「陥没する、落盤する」という意味がありますが、そこから「(説得・圧力で)[・・・に]屈服する、降参する」という意味にもなります。
日本語でも、相手の熱心な説得に負けてしまうことを「陥落する」と言いますから、イメージがわかる気がしますね。
with は「・・・に賛成して、味方して」という意味です。反対なら against です。
ロスは管理人にチップを渡し、暖房器を修理してもらおうとしますが、
管理人: No can do. Like I told the girl, I can't get a knob until Tuesday. (それはできないよ。あの子にも言ったように、火曜日までノブが手に入らないんだ。)
No can do. は「そんなことはできない、だめだ」という意味。
なかなか言うことを聞いてくれない管理人を見て、
モニカ: He's playing baseball. (彼、ベースボールをやってるわね。)
ロス: You mean hardball? (ハードボールの間違いじゃない?)
モニカ: Whatever. (何でもいいじゃん。)
play hardball は「厳しくあたる、厳しい措置を取る」という意味です。
「hardball(硬球)でプレーをする」というところから来ています。
モニカはその hardball を baseball と言い間違えたんですね。
指摘されて、whatever 「なんなりと、何でも、どうでもいいよ」と返事しています。
ロスにえらそうに言ったつもりが、間違えていて恥ずかしかったので照れ隠しもあるでしょうが、ベースボールかハードボールか、何かとにかくそういうやつよ、何でもいいでしょ、そんな細かいことはどうでもいいじゃん、というニュアンスです。
相手がどうでもいいことにこだわっている時や、自分がもう考えるのが面倒くさい、とか言うときに、"Whatever."(何でもいいや。)をよく使いますね。
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ロス: It's hard to tell because I'm sweating, but I use exactly what the gel bottle says. An amount about the size of a pea. How can that be too much? (僕が汗をかいてるからわかりずらいけど、僕はジェルのボトルに書いてあるとおりに正確に使ってるんだ。豆粒大の量だよ。どうしてそれで多すぎるってことになるんだ?)
hard to tell はよく使う表現ですが、この tell は「言う」ではなくて「見分ける、分かる」という意味です。
say は「(掲示や印刷物に)・・・と書いてある、(時計や計測器が)・・・を示す」。
ここではジェルのボトルに書いてある使用方法に、そういう説明が載っている、ということ。
pea は「エンドウ豆」ですが、量を示すのにアメリカでも豆粒大とか言うんですね。
日本でも「小豆(あずき)大」とか言いますし。
ロスはレイチェルに、頭にジェルをつけすぎだ、と言われたことをまだ気にしています。
やっぱり obsessive(執拗な)じゃん。
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今こそ、チャンス到来、チップを渡せとモニカに迫るロスですが、
モニカ: No, I will not cave. (いやよ、屈服するつもりはないわ。)
レイチェル: I'm with Mon. (私はモニカに賛成よ。)
cave は「洞窟、ほら穴」、「陥没する、落盤する」という意味がありますが、そこから「(説得・圧力で)[・・・に]屈服する、降参する」という意味にもなります。
日本語でも、相手の熱心な説得に負けてしまうことを「陥落する」と言いますから、イメージがわかる気がしますね。
with は「・・・に賛成して、味方して」という意味です。反対なら against です。
ロスは管理人にチップを渡し、暖房器を修理してもらおうとしますが、
管理人: No can do. Like I told the girl, I can't get a knob until Tuesday. (それはできないよ。あの子にも言ったように、火曜日までノブが手に入らないんだ。)
No can do. は「そんなことはできない、だめだ」という意味。
なかなか言うことを聞いてくれない管理人を見て、
モニカ: He's playing baseball. (彼、ベースボールをやってるわね。)
ロス: You mean hardball? (ハードボールの間違いじゃない?)
モニカ: Whatever. (何でもいいじゃん。)
play hardball は「厳しくあたる、厳しい措置を取る」という意味です。
「hardball(硬球)でプレーをする」というところから来ています。
モニカはその hardball を baseball と言い間違えたんですね。
指摘されて、whatever 「なんなりと、何でも、どうでもいいよ」と返事しています。
ロスにえらそうに言ったつもりが、間違えていて恥ずかしかったので照れ隠しもあるでしょうが、ベースボールかハードボールか、何かとにかくそういうやつよ、何でもいいでしょ、そんな細かいことはどうでもいいじゃん、というニュアンスです。
相手がどうでもいいことにこだわっている時や、自分がもう考えるのが面倒くさい、とか言うときに、"Whatever."(何でもいいや。)をよく使いますね。
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