ロスが買ってきたフォトフレームを見て、
フィービー: This is a picture of my dad! (これ、私のパパの写真よ。)
でもそこにあるのは、フォトフレームの見本に入っているモデルの写真です。
不思議がるみんな。
レイチェル: I thought your dad was in prison. (フィービーのパパって、服役中だと思ってたけど。)
フィービー: No, that's my stepdad. My real dad's the one that ran out on us before I was born. (いいえ、あれは育ての親よ。私の本当のパパは、私が生まれる前に私たちを捨てた人よ。)
レイチェル: How have you never been on Oprah? (どうして、今までオプラに出なかったの?)
run out on は「(家族・友人などを)見捨てる」という意味。
step- という連結形は「(父[または母]が再婚することによって出来た血縁関係のない)まま○○」を表します。
stepfather は「まま父、継父」、stepbrother なら「まま兄弟、まま父かまま母と前の配偶者の間に出来た子供」で、血のつながりのない兄弟を指します。
異母[異父]兄弟(腹違い[たね違い]の兄弟)なら、 half brother といいます。
Oprah とは Oprah Winfrey (オプラ・ウィンフリー)という司会者、女優のことで、ここでは彼女が司会をしているトーク番組「オプラ・ウィンフリー・ショー(The Oprah Winfrey Show)」のことを指しています。いわゆる日本のワイドショーのようなものです。
フィービーの話を聞いていると、継父は刑務所、実父は蒸発、と、ワイドショーに出てきそうな人生を送ってるので、どうして今まで出演したことがなかったのか?と言っているのですね。
実はこのオプラ・ウィンフリー・ショーには、最近、ブラッド・ピットとの破局で一躍メディアの注目の的となったジェニファー・アニストン(レイチェルを演じている女優さん)が出演し、自らの心境を語ったそうです。
フレンズの役者さんたちは、超有名人なので、これまでも何度かこの番組には出ているのでしょうが、「どうしてフィービーが出なかったの?」と聞いているジェニファー本人が、ゴシップネタで出演したのが、何だかちょっぴりショックというか、悲しかったというか・・・。(私、ジェンのファンなんで。)
さらに、このオプラ・ウィンフリーという人は、「アメリカで最もリッチな400人」という長者番付に入るほどの高額所得者だそうです。”女版みのもんた”か?(笑)。
・・・何だか、いかにもおばさんちっくなワイドショーネタばかりになりましたが、基本的にはワイドショーは見ないんですけどねぇ。あ、でも「お父さんのためのワイドショー講座」だけは毎週チェックしてる。あれで十分です、私には(笑)。
フィービーはフォトフレームの男性がパパだと言い張るのですが、みんなは信じられない、という顔をします。
フィービーがおばあちゃんに真相を確かめに行くと言って出て行った後、みんながズーンとしていると、
ジョーイ: I'm trying to get my boss's ex-wife to sleep with me. (上司の元奥さんが俺と寝てくれるようにトライしてるところなんだ。)
みんなが「フィービーがあんなに悩んでるのに、こんな時になんてことを。」というふうに非難すると、
ジョーイ: But when Phoebe has a problem, everyone's all ears! (でも、フィービーが問題をかかえてる時は、みんな熱心に話を聞いたじゃないか。)
all ears は「熱心に聞く、一心に耳を傾ける」という意味。
何かを聞こうとするのを「耳をダンボにする」(ディズニーのキャラクターで耳の大きな小象のダンボみたいに、耳を大きくする、という意味)と言いますが、そんな感じです。
フィービーの時は悩みを親身になって聞いてやってたのに、俺の悩みにはそんな態度なのかよ、ということですが、内容の深さが全然違うだろう!って感じ。
でも、ジョーイにとっては真剣な悩みなんですね、きっと。(そうかぁー?)
(Rachからのお願い)
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