いきなり犬のぬいぐるみが映ったと思ったら、チャンドラーのスリッパでした。
これ、最初見た時、大爆笑しちゃいましたよ。このスリッパ、欲しいなっ(笑)。
チャンドラー: So what do you say, boys? Should I call him? (それで、どう思う、お前たち? ジョーイに電話すべきかな?)
犬の耳を押さえると、犬の鳴き声がします!(笑) ますます、このスリッパ、欲しいぞ。
チャンドラー: You know what they say: Ask your slippers a question... you're going crazy. (よくこう言われてるだろ。「ある人が自分のスリッパに質問したら・・・その時は、そいつはクレイジーになってるんだ」って。)
what they say の they は「一般の人」を総称的に指しています。
They say that... で「・・・だということだ。」という意味になり、それを受身形にすると、It is said that... となり by them は不要である、という文法問題が学校英語にあった気がするのですが・・・。
they は特定の「彼ら」ではなく、一般の人を指すから by them は不要だ、という理由でしたね。
チャンドラーがジョーイに電話をかけてきました。
ジョーイ: I'm having a ball! (俺は今、大いに楽しんでるよ!)
have a ball は「とても楽しい思いをする、大いに楽しむ」という意味です。
この ball は野球のボールではなくて、「舞踏会」の ball です。
舞踏会は、踊ったりして楽しい時を過ごすからでしょうね。
ballroom は「ダンスホール、舞踏場」で、ballroom dancing は「社交ダンス」のことです。
ところで、ジョーイの後ろに置いてある、エルビス・プレスリー(だよね?)の顔がついたスタンドが妙に気になる・・・(笑)。
なるほど、独特のセンスですね、ジョーイの趣味というのは・・・。
逆に自分の部屋の様子を聞かれたチャンドラーは、
チャンドラー: It's terrific. I mean, it's a regular space-fest! (素敵だよ。っていうか、普通の場所での「お祭り」って感じだな。)
terrific は「すごい、恐ろしい」という意味もありますが、「素晴らしい、素敵な」という意味で使うことが多いと思います。
よく似た単語の terrible は「恐ろしい、ひどい、非常に悪い」という悪い意味だけです。
フレンズ1-5 で、モニカとアンジェラがボブという男性のことを、
モニカ: I've gotta tell you, Bob is terrific. (ねえ、ボブって最高ね。)
アンジェラ: Yeah, isn't he? (えぇ、そうでしょ?)
というシーンがあり、その terrific という単語が妙に印象に残っているので、私は terrific と terrible をあまり間違えないで済んでいます。
fest はドイツ語で「祭り」という意味で、-fest という連結形で使われます。
songfest なら「歌の集い」。
ここでは、ジョーイが楽しんでいる様子を舞踏会に例えたので、ジョーイの部屋が豪華で舞踏会ができそうな雰囲気なら、チャンドラーの部屋は普通だから、regular space のお祭りってところかな、と返しているのでしょう。
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2006年06月30日
2006年06月29日
フレンズ2-17その4
フィービー: I just met this producer of this teeny record company, who said that I have a very fresh, offbeat sound and she wants to do a demo of "Smelly Cat." (私はこのちっちゃなレコード会社のプロデューサーに会ったの。私はとても新鮮で風変わりなサウンドを持っている、って彼女は言うのよ。それで、彼女は「猫はくちゃい」のデモテープを作りたいって。)
offbeat は「風変わりな、型破りな、突飛な」という意味。
demo は demonstration の短縮形で、「示威運動のデモ(デモ行進のデモ)」という意味もありますが、「試聴用テープ、試聴盤」という意味もあります。
作曲家がデモテープを作る、などと言いますし、もうほとんど日本語になっていますよね。
レイチェルに「さっきお客さんのフードに落としたパイを取り戻して来て」と言われたロス。
フードからパイを取り出したので、その客に変な目で見られます。
ロス: I'm sorry. My pie was in your hood. I have to get the coffee out of that guy's pants and I'll be back in the hospital by 7. (すみません。僕のパイがあなたのフードに入ってました。あの男性のパンツからコーヒーを取り出さないと。7時までには病院に戻ってる予定なんです。)
フードからパイが出てきてびっくりしてるお客に、さらに不可思議なことを言うロス。
目の前に飛んでる虫を払いのけるようなしぐさまでしていますね。
精神が病んでいて幻覚が見えているふりをしたようです。
客はさすがにびっくりして帰っちゃいましたね。
ロスがモニカの部屋のトイレの洗面台をずっと占領しているので、怒るモニカ。
ロス: Calm down. I'm blow-drying. (落ち着いてよ。僕はブロー中なんだ。)
日本語ではブローすると言いますが、英語では「(髪の毛を)ヘヤードライヤーで乾かす、セットする、ブローする」ことを blow-dry といいます。
blow は「吹く、吹きつける、吹き飛ばす」という意味なので、blow-dry で「風を吹きつけて乾かす」ということになるんですね。
でも、あの短い髪の毛の、一体何をブローしてるんだろう?という感じなんですが・・・いや、短いからこそちゃんとブローしとかないと変なクセがついたら直らないのか?(笑)。
ロスとモニカの兄妹が、子供みたいに言い争っているのを見て、
レイチェル: I've never wanted you more. (こんなにあなたを欲しいと思ったことはないわ。)
more がなければ、「私はこれまで一度もあなたを欲しいと思ったことはないわ。」になりますが、more があるので、「これ以上欲しいと思ったことはない、今までで一番、あなたを欲しいと思ったわ。」という意味になるはずです。
「はずです」と書いたのは、レイチェルの顔を見ていると怒っているようにしか見えなかったから。
「欲しい」と言ったのか、「欲しくない」と言ったのか、私もここはちょっと引っかかって・・・。
そこで、フレンズの英語スクリプトを見てみました。
スクリプトはあちこちのサイトにありますが、例えば The One Without A Name... Yet という海外のサイトで、このセリフを見てみると、
RACHEL: [sarcastically] I've never wanted you more.
と書いてあります。
sarcastically は「皮肉っぽく、いやみな言い方で」という意味なので、ここではやはりわざと反対の言葉を皮肉っぽく使っているということになります。
怒ったような顔をして、反対の「あなたが欲しい」という情熱的なセリフを言っているのですね。
本当は、ロスとモニカの喧嘩にうんざりして、「あきれてものも言えないわ。」というところでしょうが、そこで「こんなにそそられたのは初めてよ。」みたいな皮肉を言っているのが、面白いということでしょうね。
観客の笑い声も、少しヒュー!みたいな喝采が入っていますしねぇ。
この表情で否定的なセリフを言ったのなら、ヒューという歓声は起きないでしょうから、やっぱり皮肉なんだろうと思います。
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offbeat は「風変わりな、型破りな、突飛な」という意味。
demo は demonstration の短縮形で、「示威運動のデモ(デモ行進のデモ)」という意味もありますが、「試聴用テープ、試聴盤」という意味もあります。
作曲家がデモテープを作る、などと言いますし、もうほとんど日本語になっていますよね。
レイチェルに「さっきお客さんのフードに落としたパイを取り戻して来て」と言われたロス。
フードからパイを取り出したので、その客に変な目で見られます。
ロス: I'm sorry. My pie was in your hood. I have to get the coffee out of that guy's pants and I'll be back in the hospital by 7. (すみません。僕のパイがあなたのフードに入ってました。あの男性のパンツからコーヒーを取り出さないと。7時までには病院に戻ってる予定なんです。)
フードからパイが出てきてびっくりしてるお客に、さらに不可思議なことを言うロス。
目の前に飛んでる虫を払いのけるようなしぐさまでしていますね。
精神が病んでいて幻覚が見えているふりをしたようです。
客はさすがにびっくりして帰っちゃいましたね。
ロスがモニカの部屋のトイレの洗面台をずっと占領しているので、怒るモニカ。
ロス: Calm down. I'm blow-drying. (落ち着いてよ。僕はブロー中なんだ。)
日本語ではブローすると言いますが、英語では「(髪の毛を)ヘヤードライヤーで乾かす、セットする、ブローする」ことを blow-dry といいます。
blow は「吹く、吹きつける、吹き飛ばす」という意味なので、blow-dry で「風を吹きつけて乾かす」ということになるんですね。
でも、あの短い髪の毛の、一体何をブローしてるんだろう?という感じなんですが・・・いや、短いからこそちゃんとブローしとかないと変なクセがついたら直らないのか?(笑)。
ロスとモニカの兄妹が、子供みたいに言い争っているのを見て、
レイチェル: I've never wanted you more. (こんなにあなたを欲しいと思ったことはないわ。)
more がなければ、「私はこれまで一度もあなたを欲しいと思ったことはないわ。」になりますが、more があるので、「これ以上欲しいと思ったことはない、今までで一番、あなたを欲しいと思ったわ。」という意味になるはずです。
「はずです」と書いたのは、レイチェルの顔を見ていると怒っているようにしか見えなかったから。
「欲しい」と言ったのか、「欲しくない」と言ったのか、私もここはちょっと引っかかって・・・。
そこで、フレンズの英語スクリプトを見てみました。
スクリプトはあちこちのサイトにありますが、例えば The One Without A Name... Yet という海外のサイトで、このセリフを見てみると、
RACHEL: [sarcastically] I've never wanted you more.
と書いてあります。
sarcastically は「皮肉っぽく、いやみな言い方で」という意味なので、ここではやはりわざと反対の言葉を皮肉っぽく使っているということになります。
怒ったような顔をして、反対の「あなたが欲しい」という情熱的なセリフを言っているのですね。
本当は、ロスとモニカの喧嘩にうんざりして、「あきれてものも言えないわ。」というところでしょうが、そこで「こんなにそそられたのは初めてよ。」みたいな皮肉を言っているのが、面白いということでしょうね。
観客の笑い声も、少しヒュー!みたいな喝采が入っていますしねぇ。
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2006年06月28日
フレンズ2-17その3
ウェイトレスのレイチェルは、オーダーを運ぶ途中、アップルパイをお客が椅子に掛けているコートのフードの中に落としてしまいます。
レイチェル: Sorry, they were all out of apple pie. Someone just got the last piece. (ごめんなさい。アップルパイ切らしちゃって。誰かがちょうど最後の一切れを取っちゃったのよ。)
アップルパイを落としたのを誤魔化すために、ついさっき切らしたばかりだと嘘をつくレイチェルでした。
apple pie は、アメリカ人にとって、母親の手作り料理の典型だと考えられています。
as American as apple pie 、または apple-pie と形容詞の形にして、「きわめてアメリカ的な」という意味になります。
フィービーが興奮しながらセントラルパークにやってきます。
フィービー: I have just been discovered. (私、たった今、発見されたところなの。)
チャンドラー: Wait a minute. I claimed you in the name of France four years ago. (ちょっと待って。俺が4年前、フランスの名において、君の所有権を獲得したんだけど。)
フィービーのセリフは、現在完了の受身形ですね。
発見される、という事態がたった今起こったところだ、ということです。
claim は日本語のクレームとは違って、「(当然のこととして)(権利などを)要求する、請求する、主張する、(要求によって権利などを)獲得する」という意味。
フレンズ2-1その1 で、baggage claim 「手荷物受取所、手荷物引渡所」という表現が出てきました。
これも「(権利を)主張する」という意味から来た言葉です。
in the name of... は「・・・の名において、・・・の権威にかけて」という意味。
in the name of the law だと「法の名において」です。
チャンドラーがこんな風に返したのは、フィービーが言った discover という言葉を、コロンブスの大陸発見みたいなニュアンスに捉えたからですね。
新大陸みたいに「発見された」と言ったので、それはもうすでに4年前に正式にフランスのものになってるよ、と言っているのです。
フィービー: Don't freak out and say how great this is until I'm done. (私がすべてを話し終わるまで、興奮して、すごい!とか言わないでね。)
freak out は「ひどく興奮する、パニックに陥る」という意味。
日本語でもフリークと言いますが、これは「・・・の熱狂者」という意味ですよね。
Don't は、freak out と say how great this is (このことが「どんなにすごいことか」と言う)の両方にかかっています。
話にチャチャを入れないで、最後まで聞いてから驚いてくれ、ということですね。
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レイチェル: Sorry, they were all out of apple pie. Someone just got the last piece. (ごめんなさい。アップルパイ切らしちゃって。誰かがちょうど最後の一切れを取っちゃったのよ。)
アップルパイを落としたのを誤魔化すために、ついさっき切らしたばかりだと嘘をつくレイチェルでした。
apple pie は、アメリカ人にとって、母親の手作り料理の典型だと考えられています。
as American as apple pie 、または apple-pie と形容詞の形にして、「きわめてアメリカ的な」という意味になります。
フィービーが興奮しながらセントラルパークにやってきます。
フィービー: I have just been discovered. (私、たった今、発見されたところなの。)
チャンドラー: Wait a minute. I claimed you in the name of France four years ago. (ちょっと待って。俺が4年前、フランスの名において、君の所有権を獲得したんだけど。)
フィービーのセリフは、現在完了の受身形ですね。
発見される、という事態がたった今起こったところだ、ということです。
claim は日本語のクレームとは違って、「(当然のこととして)(権利などを)要求する、請求する、主張する、(要求によって権利などを)獲得する」という意味。
フレンズ2-1その1 で、baggage claim 「手荷物受取所、手荷物引渡所」という表現が出てきました。
これも「(権利を)主張する」という意味から来た言葉です。
in the name of... は「・・・の名において、・・・の権威にかけて」という意味。
in the name of the law だと「法の名において」です。
チャンドラーがこんな風に返したのは、フィービーが言った discover という言葉を、コロンブスの大陸発見みたいなニュアンスに捉えたからですね。
新大陸みたいに「発見された」と言ったので、それはもうすでに4年前に正式にフランスのものになってるよ、と言っているのです。
フィービー: Don't freak out and say how great this is until I'm done. (私がすべてを話し終わるまで、興奮して、すごい!とか言わないでね。)
freak out は「ひどく興奮する、パニックに陥る」という意味。
日本語でもフリークと言いますが、これは「・・・の熱狂者」という意味ですよね。
Don't は、freak out と say how great this is (このことが「どんなにすごいことか」と言う)の両方にかかっています。
話にチャチャを入れないで、最後まで聞いてから驚いてくれ、ということですね。
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2006年06月27日
フレンズ2-17その2
ガラスに水が流れるオブジェを見て
フィービー: Hey, excellent, excellent water, table thing. (まぁ、素敵な、素敵な、水の「テーブルみたいなやつ」ね。)
ジョーイ: Thanks. I love this. But you know what? It makes me want to pee. (ありがと。これ気に入ってるんだ。でもさぁ。これを見てると、オシッコしたくなるんだよ。)
フィービー: Yeah, me too. I think that's the challenge. (えぇ、私もよ。それって、challenge よね。)
こんな風に窓ガラスに水が流れてるの、レストランとかでよくありますよね。
涼しげに見えて良いです。
こんな額縁サイズのもあるんだ。すごい。
table thing の thing は、「・・・というもの、・・・というやつ」という意味。
テーブルに似ているけど、テーブルとも言いがたいので、「テーブルみたいな感じのやつ」とちょっと幅を持たせている感じでしょうか。
フレンズ1-1 でモニカの家に転がり込んできたレイチェルが仕事の面接に行くときに、
"I'm gonna go get one of those job things." 「私はこれからその”仕事”ってやつをゲットして来るわ。」
と言っていました。
レイチェルはお嬢様でこれまで仕事というものをしたことなくて、仕事という言葉に対して漠然としたイメージしか持っていないんですね。
だから、はっきり job と言わずに、みんなが今話していたその「仕事とかいうもの」という意味で、job things と言ったようです。
今日は challenge に注目してみましょう(笑)。
日本語のチャレンジは、「トライする、やってみる」という感じの意味ですが、英語のニュアンスはそれとは異なります。
英語では、「(人に)挑戦する、いどむ、異議を唱える、疑いを抱く」という意味になります。
相手を否定し敵対するイメージですね。
日本語の「挑戦的な態度を取る」の「挑戦的」の意味が近いかもしれません。
challenging は形容詞で「挑戦的な、やりがいのある」という意味になります。
「やりがいのある」というのは、「挑戦すべき価値がある」ということですね。
「チャレンジ精神で頑張りたい」という日本人の発言のチャレンジという言葉を聞いた外国人が、「今、challenge と言ったのでは? それは聞き捨てならない。何か私に対して不満でもあるのか?」と悪い意味に取ったという話も聞いたことがあります。
challenge の名詞の意味は、「挑戦、難問、やりがい、努力(意欲)を呼び起こすこと、やりがい(手ごたえ)のある事柄(仕事)」などいろいろあります。
このセリフの意味は、ドンピシャの訳が思い浮かばないのですが、「このオブジェを見る度に、オシッコしたくなる、っていうのは、難問(困ったこと)ね。」という感じか、もしくは、「私たちに対する挑戦ね。」という感じでしょうか。
フレンズ1-2 でも、お腹にいるロスの赤ちゃんの名前をみんなで考えている時に、妻のレズビアンの恋人スーザンの名字を入れると知ったロスが、
ロス: Really? I don't remember you making any sperm. (本当に? 君が精子を作れるとは知らなかったよ。)
スーザン: And we all know what a challenge that is. (その言葉が、ものすごい「(敵対的)挑戦」だってことは、私たちみんな気付いてるわよ。)
というシーンがありました。
この challenge もうまく訳しにくいんですが、「それって、なんて挑戦的なセリフなのかしら。」「そんなこと言うなんて、あなた、私に(あるいはレズビアンの人たちに)喧嘩を売ってるつもりかしら?」という感じかと。
このセリフからも、日本語のチャレンジと随分イメージが異なることがわかりますよね。
トイレに電話を付けたと喜ぶジョーイに、
モニカ: Joey, promise me something. Never call me from that phone. (ジョーイ、約束して。絶対にその電話から電話して来ないでね。)
「もしもし? あぁ、モニカ? 俺、今トイレで頑張ってるとこなんだけど、実はちょっと相談したいことがあって・・・」と電話をかけて来られたらイヤだってことでしょう。(お下品ですみません)
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ジョーイ: Thanks. I love this. But you know what? It makes me want to pee. (ありがと。これ気に入ってるんだ。でもさぁ。これを見てると、オシッコしたくなるんだよ。)
フィービー: Yeah, me too. I think that's the challenge. (えぇ、私もよ。それって、challenge よね。)
こんな風に窓ガラスに水が流れてるの、レストランとかでよくありますよね。
涼しげに見えて良いです。
こんな額縁サイズのもあるんだ。すごい。
table thing の thing は、「・・・というもの、・・・というやつ」という意味。
テーブルに似ているけど、テーブルとも言いがたいので、「テーブルみたいな感じのやつ」とちょっと幅を持たせている感じでしょうか。
フレンズ1-1 でモニカの家に転がり込んできたレイチェルが仕事の面接に行くときに、
"I'm gonna go get one of those job things." 「私はこれからその”仕事”ってやつをゲットして来るわ。」
と言っていました。
レイチェルはお嬢様でこれまで仕事というものをしたことなくて、仕事という言葉に対して漠然としたイメージしか持っていないんですね。
だから、はっきり job と言わずに、みんなが今話していたその「仕事とかいうもの」という意味で、job things と言ったようです。
今日は challenge に注目してみましょう(笑)。
日本語のチャレンジは、「トライする、やってみる」という感じの意味ですが、英語のニュアンスはそれとは異なります。
英語では、「(人に)挑戦する、いどむ、異議を唱える、疑いを抱く」という意味になります。
相手を否定し敵対するイメージですね。
日本語の「挑戦的な態度を取る」の「挑戦的」の意味が近いかもしれません。
challenging は形容詞で「挑戦的な、やりがいのある」という意味になります。
「やりがいのある」というのは、「挑戦すべき価値がある」ということですね。
「チャレンジ精神で頑張りたい」という日本人の発言のチャレンジという言葉を聞いた外国人が、「今、challenge と言ったのでは? それは聞き捨てならない。何か私に対して不満でもあるのか?」と悪い意味に取ったという話も聞いたことがあります。
challenge の名詞の意味は、「挑戦、難問、やりがい、努力(意欲)を呼び起こすこと、やりがい(手ごたえ)のある事柄(仕事)」などいろいろあります。
このセリフの意味は、ドンピシャの訳が思い浮かばないのですが、「このオブジェを見る度に、オシッコしたくなる、っていうのは、難問(困ったこと)ね。」という感じか、もしくは、「私たちに対する挑戦ね。」という感じでしょうか。
フレンズ1-2 でも、お腹にいるロスの赤ちゃんの名前をみんなで考えている時に、妻のレズビアンの恋人スーザンの名字を入れると知ったロスが、
ロス: Really? I don't remember you making any sperm. (本当に? 君が精子を作れるとは知らなかったよ。)
スーザン: And we all know what a challenge that is. (その言葉が、ものすごい「(敵対的)挑戦」だってことは、私たちみんな気付いてるわよ。)
というシーンがありました。
この challenge もうまく訳しにくいんですが、「それって、なんて挑戦的なセリフなのかしら。」「そんなこと言うなんて、あなた、私に(あるいはレズビアンの人たちに)喧嘩を売ってるつもりかしら?」という感じかと。
このセリフからも、日本語のチャレンジと随分イメージが異なることがわかりますよね。
トイレに電話を付けたと喜ぶジョーイに、
モニカ: Joey, promise me something. Never call me from that phone. (ジョーイ、約束して。絶対にその電話から電話して来ないでね。)
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2006年06月26日
フレンズ2-17その1
シーズン2 第17話
The One Where Eddie Moves In (新しいルームメイト)
原題は「エディーが引っ越してくる話」
ジョーイは新しいアパートメントの部屋を友達に披露しているところ。
ジョーイ: So what do you think? Casa de Joey. (それで、どう思う? カーサ・デ・ジョーイだぜ。)
casa はスペイン語で「家」という意味です。
ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンが主演の映画に「カサブランカ」がありますね。
このモロッコの都市 Casablanca はスペイン語で「白い家」という意味だそうです。
みんなジョーイの趣味に唖然としながらも、一生懸命誉めようと頑張ります。
いや、誉めようとしているのかしてないのか、よくわかりませんが(笑)。
レイチェル: So tell me, is this genuine Muppet skin? (それで教えてくれる? これは本物のマペットの毛皮かしら?)
genuine は「本物の、純正の」という意味。
muppet はセサミストリートなどに出てくる人形のことですよね。
ジョーイの部屋の敷物がマペットの毛皮にそっくりなので、マペットの毛皮を取ってきたんじゃないか、もしくは、マペットの毛皮で出来ている代物なんじゃない?と茶化しているんですね。
ところで、ジョーイはフレンズたちに部屋を見せていますが、このように、新しい部屋を知人に案内するのはアメリカでは慣例のようです。
tour と称して、部屋を案内するシーンをよく見かけます。
フレンズ1-15その6 でも、モニカが客人に、"Would you like a tour?" 「部屋をご案内しましょうか?」と尋ねるシーンがありました。
さらに、部屋を案内してもらった側の人間は、いろいろと誉めるのが礼儀のようですね。
アメリカ人はプレゼントをあげたり貰ったりするチャンスが多いですが、貰った人は、それぞれのプレゼントの良いところを見つけて、上手に誉めるそうです。
日本からアメリカに行った人は、そんなたくさんの誉め言葉が浮かばないので苦労する、という話を聞いたことがあります。
アメリカ人は、そういう経験が多いから、誉め上手なんですね、きっと。
だいたい、夫が妻に愛してる、って言うとか、上司が部下にグッジョブ!って言うとか、口に出して誉めるのが大切だと言う文化があるようです。
日本のように、そんなことくらいわかるだろう、ではダメなんですね。
口下手な人はどうしてるんだろう・・・?
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The One Where Eddie Moves In (新しいルームメイト)
原題は「エディーが引っ越してくる話」
ジョーイは新しいアパートメントの部屋を友達に披露しているところ。
ジョーイ: So what do you think? Casa de Joey. (それで、どう思う? カーサ・デ・ジョーイだぜ。)
casa はスペイン語で「家」という意味です。
ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンが主演の映画に「カサブランカ」がありますね。
このモロッコの都市 Casablanca はスペイン語で「白い家」という意味だそうです。
みんなジョーイの趣味に唖然としながらも、一生懸命誉めようと頑張ります。
いや、誉めようとしているのかしてないのか、よくわかりませんが(笑)。
レイチェル: So tell me, is this genuine Muppet skin? (それで教えてくれる? これは本物のマペットの毛皮かしら?)
genuine は「本物の、純正の」という意味。
muppet はセサミストリートなどに出てくる人形のことですよね。
ジョーイの部屋の敷物がマペットの毛皮にそっくりなので、マペットの毛皮を取ってきたんじゃないか、もしくは、マペットの毛皮で出来ている代物なんじゃない?と茶化しているんですね。
ところで、ジョーイはフレンズたちに部屋を見せていますが、このように、新しい部屋を知人に案内するのはアメリカでは慣例のようです。
tour と称して、部屋を案内するシーンをよく見かけます。
フレンズ1-15その6 でも、モニカが客人に、"Would you like a tour?" 「部屋をご案内しましょうか?」と尋ねるシーンがありました。
さらに、部屋を案内してもらった側の人間は、いろいろと誉めるのが礼儀のようですね。
アメリカ人はプレゼントをあげたり貰ったりするチャンスが多いですが、貰った人は、それぞれのプレゼントの良いところを見つけて、上手に誉めるそうです。
日本からアメリカに行った人は、そんなたくさんの誉め言葉が浮かばないので苦労する、という話を聞いたことがあります。
アメリカ人は、そういう経験が多いから、誉め上手なんですね、きっと。
だいたい、夫が妻に愛してる、って言うとか、上司が部下にグッジョブ!って言うとか、口に出して誉めるのが大切だと言う文化があるようです。
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2006年06月25日
Rach Goes 0625
[Scene: Rach's house. Rach enters the living room to see her husband watching an NHK English-conversation TV program.]
(Attention: Rach is not Rachel Karen Green, but an author of this blog. Sorry. In the following conversation, they are talking with each other in Japanese, strickly speaking, in Osaka dialect. Sorry again.)
RACH: Wow! YOU are watching the English-language TV program! It's so weird.
RACH'S HUSBAND: Yeah, isn't it? Hey Rach, what does the English word 'went' mean?
RACH: What are you talking about, honey? 'Went' is the past tense of the verb 'go'. GO-WENT-GONE, see? Any of that trigger anything?
HUSBAND: Mmmm... I know the words 'want' and 'would'. But I don't remember the word 'went'. I guess I totally forgot. Because I haven't used English at all after graduation.
RACH: That's not the problem. It's so strange that you know 'would' without knowing 'went.' 'Went' is more basic word than 'would'. We learned the word when we were in junior high. How could you forget it. It's elementary, my dear Husband!
HUSBAND: Don't be so mad, sweetie. That can't be helped. In any case, I have no chance to use English. Can we drop this? Whatever.
RACH: WHATEVER?!
Please let me get this straight with you.
My husband doesn't know the English word 'went', and even more surprising, he doesn't care about at all the fact that he doesn't know such a basic word.
Yes, this is my husband, everybody!
As I said before on my previous article in English, my husband is not interested in English at all.
However, here, I must say there's SOME sense in what he said.
He works for a domestic company, or rather, a local company which I worked for about a decade ago. There's little possibility that he will get transfered to foreign countries. That's good for him, for me, and for my family. Because we don't have to worry about moving house and my children don't have to feel anxious about changing schools. Yes, I know. However, as a result, I will have to stay here in Osaka for the rest of my life, that is, to the death!?
If I am permitted to be brutally honest here, deep down in my heart, I have a teeny tiny dream of living abroad with my family before my husband's retirement from his company. This is not for my family, but just for me, just for my study of English. How selfish and egoistic!
Oh, please don't point out the fact that all of the people in the world don't necessarily use English as their national or officical lauguage.
I'm aware of that, of course. But I still believe I would have more chance to speak English if I lived abroad.
The point is he didn't, doesn't and won't need to use English in his situation. Therefore, he doesn't have to study English. Do you think his reason is quite convincing?
I study English because I love English. He doesn't study English because he is not interested in English and doesn't need English for his work. This is so simple and natural, right?
He doesn't or can't speak English. I don't care at all.
He doesn't intend to study English. It doesn't matter to me.
He is not interested in English at all. Mmmm... To tell you the truth, I wish he had a little interest in English itself.
I'd muttered to myself within my mind, "Why are you not interested in stuff I really care about?"
However, it is so hard to persuade him to study English. Rach, who is really interested in English, cannot force her own husband to learn English. So do you understand how hard to encourage others to study English?
By the way, is there anyone who thinks I tried to make fun of my own husband?
Don't get me wrong! I have no intention of hurting my husband's pride. I don't look down on him at all.
I'm really proud of my husband. I respect him. I am always grateful to him. And... it's hard to say here in public, I really love him!
You know what? Ironically, he will never know this passionate confession on this article BECAUSE he is not interested in English!
Where are you? What are you doing right now, honey? I'm sure it wouldn't kill you to read my English article once in a while.
He always enjoys that kind of conversation I mentioned in the beginning of this article. He always says something funny or incomprehensible, and I always point out his inconsistencies.
I was really shocked that he didn't know the basic word 'went' the other day. Then I asked him if I could write about this anecdote on my blog.
He was so pleased to hear that and said, "Sure. Go ahead!" That is to say, he gave me the green light.
That's why I wrote this topic right here, right now.
I don't know why, but he seems to be proud that he is not interested in English. I wonder if he might try to go against current trends. He is still mysterious to me although we've been married for nine years.
Well, I'm sure men and women will never fully understand each other...
Oh, I have to get back on the right track.
My point is I don't either betray him or talk against him behind his back. Now, did I succeed in clearing up your misunderstanding?
Still, I have a dream.
In the future, I will say in English, "I really love you, honey."
And my husband will replay also in English, "Me, too, Rach! I will love you till death do us part."
And...
Oh, This dream will NEVER come true UNLESS he changes his job and gets transferred abroad!
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(Attention: Rach is not Rachel Karen Green, but an author of this blog. Sorry. In the following conversation, they are talking with each other in Japanese, strickly speaking, in Osaka dialect. Sorry again.)
RACH: Wow! YOU are watching the English-language TV program! It's so weird.
RACH'S HUSBAND: Yeah, isn't it? Hey Rach, what does the English word 'went' mean?
RACH: What are you talking about, honey? 'Went' is the past tense of the verb 'go'. GO-WENT-GONE, see? Any of that trigger anything?
HUSBAND: Mmmm... I know the words 'want' and 'would'. But I don't remember the word 'went'. I guess I totally forgot. Because I haven't used English at all after graduation.
RACH: That's not the problem. It's so strange that you know 'would' without knowing 'went.' 'Went' is more basic word than 'would'. We learned the word when we were in junior high. How could you forget it. It's elementary, my dear Husband!
HUSBAND: Don't be so mad, sweetie. That can't be helped. In any case, I have no chance to use English. Can we drop this? Whatever.
RACH: WHATEVER?!
Please let me get this straight with you.
My husband doesn't know the English word 'went', and even more surprising, he doesn't care about at all the fact that he doesn't know such a basic word.
Yes, this is my husband, everybody!
As I said before on my previous article in English, my husband is not interested in English at all.
However, here, I must say there's SOME sense in what he said.
He works for a domestic company, or rather, a local company which I worked for about a decade ago. There's little possibility that he will get transfered to foreign countries. That's good for him, for me, and for my family. Because we don't have to worry about moving house and my children don't have to feel anxious about changing schools. Yes, I know. However, as a result, I will have to stay here in Osaka for the rest of my life, that is, to the death!?
If I am permitted to be brutally honest here, deep down in my heart, I have a teeny tiny dream of living abroad with my family before my husband's retirement from his company. This is not for my family, but just for me, just for my study of English. How selfish and egoistic!
Oh, please don't point out the fact that all of the people in the world don't necessarily use English as their national or officical lauguage.
I'm aware of that, of course. But I still believe I would have more chance to speak English if I lived abroad.
The point is he didn't, doesn't and won't need to use English in his situation. Therefore, he doesn't have to study English. Do you think his reason is quite convincing?
I study English because I love English. He doesn't study English because he is not interested in English and doesn't need English for his work. This is so simple and natural, right?
He doesn't or can't speak English. I don't care at all.
He doesn't intend to study English. It doesn't matter to me.
He is not interested in English at all. Mmmm... To tell you the truth, I wish he had a little interest in English itself.
I'd muttered to myself within my mind, "Why are you not interested in stuff I really care about?"
However, it is so hard to persuade him to study English. Rach, who is really interested in English, cannot force her own husband to learn English. So do you understand how hard to encourage others to study English?
By the way, is there anyone who thinks I tried to make fun of my own husband?
Don't get me wrong! I have no intention of hurting my husband's pride. I don't look down on him at all.
I'm really proud of my husband. I respect him. I am always grateful to him. And... it's hard to say here in public, I really love him!
You know what? Ironically, he will never know this passionate confession on this article BECAUSE he is not interested in English!
Where are you? What are you doing right now, honey? I'm sure it wouldn't kill you to read my English article once in a while.
He always enjoys that kind of conversation I mentioned in the beginning of this article. He always says something funny or incomprehensible, and I always point out his inconsistencies.
I was really shocked that he didn't know the basic word 'went' the other day. Then I asked him if I could write about this anecdote on my blog.
He was so pleased to hear that and said, "Sure. Go ahead!" That is to say, he gave me the green light.
That's why I wrote this topic right here, right now.
I don't know why, but he seems to be proud that he is not interested in English. I wonder if he might try to go against current trends. He is still mysterious to me although we've been married for nine years.
Well, I'm sure men and women will never fully understand each other...
Oh, I have to get back on the right track.
My point is I don't either betray him or talk against him behind his back. Now, did I succeed in clearing up your misunderstanding?
Still, I have a dream.
In the future, I will say in English, "I really love you, honey."
And my husband will replay also in English, "Me, too, Rach! I will love you till death do us part."
And...
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2006年06月24日
フレンズ2-16その23
引越しの荷造りをしているみんな。
ジョーイ: You guys will still come visit me, right? (みんな、これからも俺のところに来てくれるよな?)
ロス: Oh, yeah! You got the big TV. We'll be over there all the time. (あぁ! ジョーイは大きなTV持ってるもん。ずっとジョーイのところに入り浸りだよ。)
チャンドラーににらまれて
ロス: Except when we are here. (僕たちが、このチャンドラーの部屋にいる時以外はね。)
引っ越しした人に「また行くからね。」というのは、社交辞令でもあり、この場合はロスの本心でもあるのですが、チャンドラーがジョーイの引っ越しに対して怒っているのに気付いて、「もちろんチャンドラーの部屋にも入り浸るよ」とフォローを入れています。
寂しがるレイチェルですが、ジョーイの荷物の中に自分のブラを発見します。
レイチェル: What are you doing with my bra? (私のブラを使って何をするつもりなの?)
ジョーイ: It's not what you think. We used it to fling water balloons off the roof. (レイチェルが考えてるようなことじゃないよ。俺たちは、屋根から水風船を飛ばすのに、そのブラを使ってたんだよ。)
レイチェルが考えてるようなこと、というのは、「へっへっへー、これがレイチェルのブラだぜー!」と見たり触ったり付けてみたりして(?)喜ぶってことですね。
いくら仲の良い友達同士でも、さすがにそれはマズいでしょう(笑)。
fling は「(ものを)(勢いよく)投げる、投げ飛ばす」という意味。
名詞として使うと、「軽いロマンス、短期間の浮気・情事」という意味もあります。
フレンズ1-12その1 では、fling を「情事」、「投げる」の両方の意味で使っていました。
ところで、ブラで水風船を飛ばすことは可能なんでしょうかねぇ?(確かにゴムが入っているから伸縮性はあるし、カップに風船はぴったりハマるでしょうが・・・って何を心配してる!?)
でもやっぱりレイチェルのブラを所持しているという事実はやや問題だぞ。
あだち充の「みゆき」だったら、真人くんは鹿島ちゃんに平手打ちをされてるところです(笑)。
他のみんなは荷物をトラックへ。
ジョーイとチャンドラーだけが部屋に残りました。
チャンドラー: You want me to give you a hand with the foosball table? (フーズボールの台を運ぶの手伝って欲しい?)
ジョーイ: You keep it. You need the practice. (チャンドラーが取っとけよ。お前には練習が必要だ。)
チャンドラー: Thanks. (ありがと。)
give someone a hand は「(人)に手を貸す、(人)を手伝う」という意味。
with は「・・・を持つのを、運ぶのを」ということですね。
give someone a hand は直訳すると、「手を(・・・に)与える」という意味ですから、日本語の「手を貸す」とよく似た表現ですよね。
寂しいチャンドラーの気持ちを察して、フーズボールの台を譲ることにしたジョーイ。
ここでは強がりを言うことなく、素直にありがとうと言うチャンドラー。
本当に別れるとなると、やはり万感の思いがあるんでしょうね。
最後にもう一度戻ってきて、後ろからチャンドラーを抱きしめるジョーイ。
結構泣けるシーンだと思うんですが、英語音声でも、観客は笑ってるんですよねぇ。うーん、感動のシーンじゃないんだろうか?
ルームメイトを持ったことないからわからないけど、こういうのって寂しいもんですよね。
二人が離れるのは、私もつらいぞ!
(Rachからのお願い)
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チャンドラーににらまれて
ロス: Except when we are here. (僕たちが、このチャンドラーの部屋にいる時以外はね。)
引っ越しした人に「また行くからね。」というのは、社交辞令でもあり、この場合はロスの本心でもあるのですが、チャンドラーがジョーイの引っ越しに対して怒っているのに気付いて、「もちろんチャンドラーの部屋にも入り浸るよ」とフォローを入れています。
寂しがるレイチェルですが、ジョーイの荷物の中に自分のブラを発見します。
レイチェル: What are you doing with my bra? (私のブラを使って何をするつもりなの?)
ジョーイ: It's not what you think. We used it to fling water balloons off the roof. (レイチェルが考えてるようなことじゃないよ。俺たちは、屋根から水風船を飛ばすのに、そのブラを使ってたんだよ。)
レイチェルが考えてるようなこと、というのは、「へっへっへー、これがレイチェルのブラだぜー!」と見たり触ったり付けてみたりして(?)喜ぶってことですね。
いくら仲の良い友達同士でも、さすがにそれはマズいでしょう(笑)。
fling は「(ものを)(勢いよく)投げる、投げ飛ばす」という意味。
名詞として使うと、「軽いロマンス、短期間の浮気・情事」という意味もあります。
フレンズ1-12その1 では、fling を「情事」、「投げる」の両方の意味で使っていました。
ところで、ブラで水風船を飛ばすことは可能なんでしょうかねぇ?(確かにゴムが入っているから伸縮性はあるし、カップに風船はぴったりハマるでしょうが・・・って何を心配してる!?)
でもやっぱりレイチェルのブラを所持しているという事実はやや問題だぞ。
あだち充の「みゆき」だったら、真人くんは鹿島ちゃんに平手打ちをされてるところです(笑)。
他のみんなは荷物をトラックへ。
ジョーイとチャンドラーだけが部屋に残りました。
チャンドラー: You want me to give you a hand with the foosball table? (フーズボールの台を運ぶの手伝って欲しい?)
ジョーイ: You keep it. You need the practice. (チャンドラーが取っとけよ。お前には練習が必要だ。)
チャンドラー: Thanks. (ありがと。)
give someone a hand は「(人)に手を貸す、(人)を手伝う」という意味。
with は「・・・を持つのを、運ぶのを」ということですね。
give someone a hand は直訳すると、「手を(・・・に)与える」という意味ですから、日本語の「手を貸す」とよく似た表現ですよね。
寂しいチャンドラーの気持ちを察して、フーズボールの台を譲ることにしたジョーイ。
ここでは強がりを言うことなく、素直にありがとうと言うチャンドラー。
本当に別れるとなると、やはり万感の思いがあるんでしょうね。
最後にもう一度戻ってきて、後ろからチャンドラーを抱きしめるジョーイ。
結構泣けるシーンだと思うんですが、英語音声でも、観客は笑ってるんですよねぇ。うーん、感動のシーンじゃないんだろうか?
ルームメイトを持ったことないからわからないけど、こういうのって寂しいもんですよね。
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2006年06月23日
フレンズ2-16その22
フィービーが、針で刺した点をタトゥーだと主張するので、すっかりキレてしまったレイチェルです(笑)。
レイチェル: Your mother's in heaven going, "Where the hell's my lily, you wuss!" That is not a tattoo! This is a tattoo! (あなたのママは天国でこう言ってるわ、「私の(名前の)ユリは一体全体どこにあるっていうのよ、このいくじなし!」ってね。そんなのはタトゥーじゃないわ! これがタトゥーよ! )
と、お尻にあるタトゥーをチラっと見せようとした時に、ロスが部屋に入ってきました。
ロス: You got a tattoo? (レイチェルはタトゥーを入れたのか?)
レイチェル: Maybe. But just a little one. Phoebe got the whole world! (そうかも。でも、ほんの小さいヤツよ。フィービーなんか「世界全体」のタトゥーを入れたんだから!)
ロス: Well, let me see. (ふーん、見せてみて。)
レイチェル: Well? (どう?)
ロス: Well, it's really...sexy. I wouldn't have thought it would be, but...wow! (うーん、実に・・・セクシーだ。前はセクシーだなんて思わなかっただろうのに・・・すごいよ!)
レイチェル: Really? (ほんとに?)
ロス: So is it sore? Or can you do stuff? (それで、それは痛むの? それともいろいろ「する」ことはできるの?)
レイチェル: I guess. (できると思うけど。)
ロス: Save us some pizza. (僕らの分のピザを取って置いてよ。)
"Where the hell's my lily" は "Where is my lily"に the hell 「一体全体」という怒りを表す強意語を付け加えて強調したものです。
hell はののしりの言葉にも使いますので、 hell で強調すると、やや下品な響きになると思います。
ここでは、Your mother's in heaven 「あなたのママは天国にいる」、と heaven という単語をその前に出していて、その直後のセリフに、全く正反対の hell という単語が入っているという落差、さらには、天国で穏やかな気持ちでフィービーを見守っているはずのママが、えらく口汚く罵っているという対比、が面白いのではないかと思います。
wuss は「弱虫、意気地(いくじ)なし、根性なし」という意味。
さんざんフィービーを責めていたレイチェルですが、黙っていようと思っていたロスにタトゥーのことを知られて急にトーンダウンするのが可愛いですね。(まぁ、いずれ言おうと思ってたんだと思うんですけどね。だって、そのうちにバレちゃうだろうから・・・笑)
今度はフィービーのタトゥーを引き合いに出して、フィービーが主張していた通りに「フィービーのは地球だから、「世界全体」を表しているのよ。それに比べたら、私のなんて本当にちっちゃいものなんだから!」と変な言い訳をしています。
I wouldn't have thought it would be, but... は、would be の後に sexy が省略されていて、もし以前にそのタトゥーを見たら(もしくは、「過去の僕なら」?)、それがセクシーだなんて思わなかっただろうのに、今見たら、セクシーだと思ってしまった、という感じだと思うのですが・・・。
sore は「痛い、ひりひりする」。
フレンズ2-14その9 には、eyesore 「目障りなもの」という単語が出てきましたね。
stuff は「漠然としたもの」を指し、do stuff は「あることをする」ですが、ここでの意味は明白でしょう(笑)。
「色気よりも食い気」という言葉がありますが(笑)、今のロスは逆のようです。
二人で嬉しそうに寝室に入っていくのが、何だか可愛い。
まぁ、二人は付き合い始めたばかりですし、ちょっと変わったシチュエーション(?)だと余計に盛り上がりますし、しょうがないですかねぇ?(笑)。
フーズボールをしているジョーイとチャンドラー。
ジョーイ: Pass it! Pass it! (パスしろ! パスしろ!)
チャンドラー: Stop talking to your men! (お前の選手に話しかけるのをやめろ!)
自分でバーを操作して動かしてるのに、声をかけるジョーイがおかしいですよね。
いやぁ、つい声が出ちゃうって気持ちはわかりますけども。
(Rachからのお願い)
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レイチェル: Your mother's in heaven going, "Where the hell's my lily, you wuss!" That is not a tattoo! This is a tattoo! (あなたのママは天国でこう言ってるわ、「私の(名前の)ユリは一体全体どこにあるっていうのよ、このいくじなし!」ってね。そんなのはタトゥーじゃないわ! これがタトゥーよ! )
と、お尻にあるタトゥーをチラっと見せようとした時に、ロスが部屋に入ってきました。
ロス: You got a tattoo? (レイチェルはタトゥーを入れたのか?)
レイチェル: Maybe. But just a little one. Phoebe got the whole world! (そうかも。でも、ほんの小さいヤツよ。フィービーなんか「世界全体」のタトゥーを入れたんだから!)
ロス: Well, let me see. (ふーん、見せてみて。)
レイチェル: Well? (どう?)
ロス: Well, it's really...sexy. I wouldn't have thought it would be, but...wow! (うーん、実に・・・セクシーだ。前はセクシーだなんて思わなかっただろうのに・・・すごいよ!)
レイチェル: Really? (ほんとに?)
ロス: So is it sore? Or can you do stuff? (それで、それは痛むの? それともいろいろ「する」ことはできるの?)
レイチェル: I guess. (できると思うけど。)
ロス: Save us some pizza. (僕らの分のピザを取って置いてよ。)
"Where the hell's my lily" は "Where is my lily"に the hell 「一体全体」という怒りを表す強意語を付け加えて強調したものです。
hell はののしりの言葉にも使いますので、 hell で強調すると、やや下品な響きになると思います。
ここでは、Your mother's in heaven 「あなたのママは天国にいる」、と heaven という単語をその前に出していて、その直後のセリフに、全く正反対の hell という単語が入っているという落差、さらには、天国で穏やかな気持ちでフィービーを見守っているはずのママが、えらく口汚く罵っているという対比、が面白いのではないかと思います。
wuss は「弱虫、意気地(いくじ)なし、根性なし」という意味。
さんざんフィービーを責めていたレイチェルですが、黙っていようと思っていたロスにタトゥーのことを知られて急にトーンダウンするのが可愛いですね。(まぁ、いずれ言おうと思ってたんだと思うんですけどね。だって、そのうちにバレちゃうだろうから・・・笑)
今度はフィービーのタトゥーを引き合いに出して、フィービーが主張していた通りに「フィービーのは地球だから、「世界全体」を表しているのよ。それに比べたら、私のなんて本当にちっちゃいものなんだから!」と変な言い訳をしています。
I wouldn't have thought it would be, but... は、would be の後に sexy が省略されていて、もし以前にそのタトゥーを見たら(もしくは、「過去の僕なら」?)、それがセクシーだなんて思わなかっただろうのに、今見たら、セクシーだと思ってしまった、という感じだと思うのですが・・・。
sore は「痛い、ひりひりする」。
フレンズ2-14その9 には、eyesore 「目障りなもの」という単語が出てきましたね。
stuff は「漠然としたもの」を指し、do stuff は「あることをする」ですが、ここでの意味は明白でしょう(笑)。
「色気よりも食い気」という言葉がありますが(笑)、今のロスは逆のようです。
二人で嬉しそうに寝室に入っていくのが、何だか可愛い。
まぁ、二人は付き合い始めたばかりですし、ちょっと変わったシチュエーション(?)だと余計に盛り上がりますし、しょうがないですかねぇ?(笑)。
フーズボールをしているジョーイとチャンドラー。
ジョーイ: Pass it! Pass it! (パスしろ! パスしろ!)
チャンドラー: Stop talking to your men! (お前の選手に話しかけるのをやめろ!)
自分でバーを操作して動かしてるのに、声をかけるジョーイがおかしいですよね。
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2006年06月22日
フレンズ2-16その21
リチャードとモニカにタトゥーを見せるレイチェル。
一方、フィービーは、ちょっと針で刺しただけの点をタトゥーだと言い張ります。
フィービー: For your information, this is exactly what I wanted. This is a tattoo of the Earth as seen from a great, great distance. It's the way my mother sees me from heaven. (参考までに言っておくけど、これはまさに私が欲しかったものなのよ。これは遠く遠く離れた距離から見た地球のタトゥーなのよ。こんなふうに、ママは天国から私を見てるってことよ。)
レイチェル: Oh, what a load of crap! That is a dot! Your mother's in heaven going, "Where the hell's my lily, you wuss!" (たわごとだらけだわ! それは点よ! あなたのママは天国でこう言ってるわ、「私の(名前の)ユリは一体全体どこにあるっていうの? このいくじなし!」 )
exactly what I wanted は「私がまさに欲しかったもの」。よく使われる表現です。
exactly 「まさに、ちょうど、正確に」と強調されることで、私が元々意図していたことから外れることなく、ドンピシャリのものである、という感じが出ていますね。
It's the way... は「それが、ママが天国から私を見ている方法(やり方)だ」ということですから、「こんなふうにママは見ているのよ。」ってことになります。
load は「荷、積み荷」という意味ですが、a load of で「たくさんの」という意味になります。
going, "Where..." の部分ですが、go +引用符で「・・・と言う」という意味になります。
この go は他動詞です。
ちょっとこの go について、細かく説明させて下さいね。(理由は後で述べます。)
Merriam-Webster Online Dictionary には、
go: say, used cheifly in oral narration of speech
ロングマン現代英英辞典には、
go: say, spoken informal to say something
とありますので、say の口語表現という感じですね。
研究社新英和中辞典には、go の自動詞の項目に、
[しばしば擬音語を伴って] (動物などが)(・・・と)鳴く、(ベル・砲などが)(・・・と)鳴る
例) Cats go meow. 猫はニャオと鳴く。
The gun went bang. 大砲がズドンと鳴った。
と書いてあります。
英辞郎ではこの動物の鳴き声などを表す場合は、他動詞として扱っていました。
例) A cat goes, "Meow, meow." 猫はニャーニャーと鳴く。
ロングマン現代英英辞典でも、これは他動詞の扱いとなっていて、
go: make a sound (T= transitive [他動詞]), to make a particular sound
例) The balloon suddenly went bang.
と載っていました。
この擬音語を目的語と考えると、この go は他動詞となるし、副詞(?)と考えると自動詞になる、という解釈なんでしょうかね?
まぁ、どちらにしても、go 以下に続く音や言葉を「言っている、発している」という感じです。
ところで、どうしてこの go をくどくどと説明したかというと、私がこれまで2回書いた英語コラム(と呼べるほどでもないですが・・・笑)のタイトル、Rach Goes の goes はこの「言う」という意味なんですよね。
もうすでにご存知だった方もおられるとは思うのですが、「Goes って何やろ?」と思われた方もいらっしゃるかもしれないので、ここで説明しておきます(笑)。
Rach Goes というタイトルで、「Rach はこういうことを今から言うよ」と書いておいて、その後、本文記事で私の思うことがつらつらと書いてある、という仕組み(?)になっているわけです。
あの記事の本文全体を引用符でくくったような感じでしょうかねぇ?
長くなったので、"Where the hell's my lily..." 以下の説明は、明日にしましょう(笑)。
(Rachからのお願い)
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一方、フィービーは、ちょっと針で刺しただけの点をタトゥーだと言い張ります。
フィービー: For your information, this is exactly what I wanted. This is a tattoo of the Earth as seen from a great, great distance. It's the way my mother sees me from heaven. (参考までに言っておくけど、これはまさに私が欲しかったものなのよ。これは遠く遠く離れた距離から見た地球のタトゥーなのよ。こんなふうに、ママは天国から私を見てるってことよ。)
レイチェル: Oh, what a load of crap! That is a dot! Your mother's in heaven going, "Where the hell's my lily, you wuss!" (たわごとだらけだわ! それは点よ! あなたのママは天国でこう言ってるわ、「私の(名前の)ユリは一体全体どこにあるっていうの? このいくじなし!」 )
exactly what I wanted は「私がまさに欲しかったもの」。よく使われる表現です。
exactly 「まさに、ちょうど、正確に」と強調されることで、私が元々意図していたことから外れることなく、ドンピシャリのものである、という感じが出ていますね。
It's the way... は「それが、ママが天国から私を見ている方法(やり方)だ」ということですから、「こんなふうにママは見ているのよ。」ってことになります。
load は「荷、積み荷」という意味ですが、a load of で「たくさんの」という意味になります。
going, "Where..." の部分ですが、go +引用符で「・・・と言う」という意味になります。
この go は他動詞です。
ちょっとこの go について、細かく説明させて下さいね。(理由は後で述べます。)
Merriam-Webster Online Dictionary には、
go: say, used cheifly in oral narration of speech
ロングマン現代英英辞典には、
go: say, spoken informal to say something
とありますので、say の口語表現という感じですね。
研究社新英和中辞典には、go の自動詞の項目に、
[しばしば擬音語を伴って] (動物などが)(・・・と)鳴く、(ベル・砲などが)(・・・と)鳴る
例) Cats go meow. 猫はニャオと鳴く。
The gun went bang. 大砲がズドンと鳴った。
と書いてあります。
英辞郎ではこの動物の鳴き声などを表す場合は、他動詞として扱っていました。
例) A cat goes, "Meow, meow." 猫はニャーニャーと鳴く。
ロングマン現代英英辞典でも、これは他動詞の扱いとなっていて、
go: make a sound (T= transitive [他動詞]), to make a particular sound
例) The balloon suddenly went bang.
と載っていました。
この擬音語を目的語と考えると、この go は他動詞となるし、副詞(?)と考えると自動詞になる、という解釈なんでしょうかね?
まぁ、どちらにしても、go 以下に続く音や言葉を「言っている、発している」という感じです。
ところで、どうしてこの go をくどくどと説明したかというと、私がこれまで2回書いた英語コラム(と呼べるほどでもないですが・・・笑)のタイトル、Rach Goes の goes はこの「言う」という意味なんですよね。
もうすでにご存知だった方もおられるとは思うのですが、「Goes って何やろ?」と思われた方もいらっしゃるかもしれないので、ここで説明しておきます(笑)。
Rach Goes というタイトルで、「Rach はこういうことを今から言うよ」と書いておいて、その後、本文記事で私の思うことがつらつらと書いてある、という仕組み(?)になっているわけです。
あの記事の本文全体を引用符でくくったような感じでしょうかねぇ?
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2006年06月21日
フレンズ2-16その20
ジョーイが出て行ったら、フーズボールのテーブルをジョーイの部屋に置く、と言ったチャンドラーに
ジョーイ: Why do you get to keep the table? (どうして、チャンドラーがテーブルをキープできることになるんだよ?)
チャンドラー: I did pay for half of it. (俺が半分金を出したんだ。)
ジョーイ: I paid for the other half. (俺も残り半分を出したぞ。)
チャンドラー: I'll tell you what. I'll play you for it. (じゃあ、こうしよう。フーズボールを賭けてお前と対戦だ。)
ジョーイ: All right, you're on. I can take two minutes out of my day to kick your ass. (よーし、話は決まった。お前を負かすには、一日のうちのたった2分しかかからないよ。)
チャンドラー: Your men will get scored on more times than your sister. (ジョーイのチームは、お前の妹よりも、たくさんヤラれちまうだろうよ。)
ジョーイ: Which sister? (どの妹のこと?)
get to は「・・・の状態になる、・・・するようになる、(許可を得て)・・・できるようになる、・・・できるチャンスを得る」という意味。
どういう理由で、チャンドラーが keep the table するという状態になるのか、ということです。
keep the table するためには、乗り越えなければいけない事柄があって、どうしてそこを何の理由もなしに飛び越えてしまえたのか、どうしてそういう状態に変化してしまえたのか、みたいな感じでしょうか?(私の勝手なイメージかもしれませんが・・・)
keep は「・・・を持つ、保持する」という意味ですが、日本語でもキープする、などと言いますので、その日本語のニュアンスが結構近いような気がします。
フレンズ1-3その2 に、Keep the change. 「おつりは取っといて。」という表現が出てきましたよね。
play someone for... は「・・・を賭けて(人)と試合で戦う」という意味。
The Cuban National Team played the Japanese National Team for the World Baseball Classic Championship.
なら、「キューバ代表チームは、WBCの優勝を賭けて、日本代表チームと試合を行った。」ということになります。
You're on. は「よし、承知した。いいとも。話は決まった。」という意味。
取引や賭けを提案されてそれを受けて立つ時に使うセリフです。
on には「賛成して、喜んで参加して」という意味がありますが、日本語で「のった!」という感じなんでしょうかねぇ?
I'm on. 「俺がのった。」んじゃなくて、You're on. 「お前がのった。」という表現なのが、何だか不思議なような・・・。
「俺はオッケーだから、お前はそれに参加すればいい。」ってことなのかなぁ・・・?
take ... minutes out of one's day to do は「〜するのに(一日のうちの)・・・分だけしか、かからない」という意味。
"minutes out of my day to" で Google のフレーズ検索をすると、"take a few minutes out of my day to..." などの表現がヒットします。
このセリフの場合でも、take two minutes to... 「・・・するのに2分かかる、2分しかかからない」と言えばいいのに、「俺の丸一日、24時間のうちの、たった2分」と言って、その短さを強調しているのだと思います。
kick someone's ass は文字通り「(人)のお尻を蹴る」なので、「たたきのめす、やっつける、打ち負かす」という意味になります。
ass という言葉はお下品なので、あまり使わない方が良いとは思いますが、よく聞く表現ですね。
your men はフーズボールについている人形のことですね。
ジョーイが監督で人形たちが選手みたいなもんだからでしょう(笑)。
score は「得点する」という意味ですが、他に「(女性を)モノにする」という意味もあります。
ちょっと score をかけた、ただの洒落なんですが、聞き捨てならん、という感じで、「一体、どの妹の話をしてるんだよ?」と詰め寄るジョーイが面白いですね。
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ジョーイ: Why do you get to keep the table? (どうして、チャンドラーがテーブルをキープできることになるんだよ?)
チャンドラー: I did pay for half of it. (俺が半分金を出したんだ。)
ジョーイ: I paid for the other half. (俺も残り半分を出したぞ。)
チャンドラー: I'll tell you what. I'll play you for it. (じゃあ、こうしよう。フーズボールを賭けてお前と対戦だ。)
ジョーイ: All right, you're on. I can take two minutes out of my day to kick your ass. (よーし、話は決まった。お前を負かすには、一日のうちのたった2分しかかからないよ。)
チャンドラー: Your men will get scored on more times than your sister. (ジョーイのチームは、お前の妹よりも、たくさんヤラれちまうだろうよ。)
ジョーイ: Which sister? (どの妹のこと?)
get to は「・・・の状態になる、・・・するようになる、(許可を得て)・・・できるようになる、・・・できるチャンスを得る」という意味。
どういう理由で、チャンドラーが keep the table するという状態になるのか、ということです。
keep the table するためには、乗り越えなければいけない事柄があって、どうしてそこを何の理由もなしに飛び越えてしまえたのか、どうしてそういう状態に変化してしまえたのか、みたいな感じでしょうか?(私の勝手なイメージかもしれませんが・・・)
keep は「・・・を持つ、保持する」という意味ですが、日本語でもキープする、などと言いますので、その日本語のニュアンスが結構近いような気がします。
フレンズ1-3その2 に、Keep the change. 「おつりは取っといて。」という表現が出てきましたよね。
play someone for... は「・・・を賭けて(人)と試合で戦う」という意味。
The Cuban National Team played the Japanese National Team for the World Baseball Classic Championship.
なら、「キューバ代表チームは、WBCの優勝を賭けて、日本代表チームと試合を行った。」ということになります。
You're on. は「よし、承知した。いいとも。話は決まった。」という意味。
取引や賭けを提案されてそれを受けて立つ時に使うセリフです。
on には「賛成して、喜んで参加して」という意味がありますが、日本語で「のった!」という感じなんでしょうかねぇ?
I'm on. 「俺がのった。」んじゃなくて、You're on. 「お前がのった。」という表現なのが、何だか不思議なような・・・。
「俺はオッケーだから、お前はそれに参加すればいい。」ってことなのかなぁ・・・?
take ... minutes out of one's day to do は「〜するのに(一日のうちの)・・・分だけしか、かからない」という意味。
"minutes out of my day to" で Google のフレーズ検索をすると、"take a few minutes out of my day to..." などの表現がヒットします。
このセリフの場合でも、take two minutes to... 「・・・するのに2分かかる、2分しかかからない」と言えばいいのに、「俺の丸一日、24時間のうちの、たった2分」と言って、その短さを強調しているのだと思います。
kick someone's ass は文字通り「(人)のお尻を蹴る」なので、「たたきのめす、やっつける、打ち負かす」という意味になります。
ass という言葉はお下品なので、あまり使わない方が良いとは思いますが、よく聞く表現ですね。
your men はフーズボールについている人形のことですね。
ジョーイが監督で人形たちが選手みたいなもんだからでしょう(笑)。
score は「得点する」という意味ですが、他に「(女性を)モノにする」という意味もあります。
ちょっと score をかけた、ただの洒落なんですが、聞き捨てならん、という感じで、「一体、どの妹の話をしてるんだよ?」と詰め寄るジョーイが面白いですね。
(Rachからのお願い)
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