2006年06月10日

フレンズ2-16その10

ロスがタトゥーに対して批判的な発言をしたのを、まだ気にしているレイチェル。
フィービー: Is this how this relationship works? Ross equals boss? Come on, what is this, 1922? (この[レイチェルとロスの]関係はそんな程度なの? ロス、イコール、ボスなの? ねぇ、これって何? 1922年なの?)
レイチェル: What's 1922? (1922年って何のこと?)
フィービー: Just, you know, a long time ago. When men used to tell women what to do a lot. Then there was suffrage, which was a good thing. But it sounds horrible. (ただ、その、ずっと昔ってことよ。男が女にいろんなことを命令していた頃ってこと。それから、(婦人の)参政権も生まれたわ。そのことは良いことだけど、suffrage って言葉は恐ろしく聞こえるわ[怖い響きね]。)

work は「機能する」という意味なので、Is this how this relationship works? は「この[レイチェルとロスとの二人の]関係は、そんな風に(ロスのちょっとした一言をレイチェルがずっと気にしないといけないように)機能してるの?」という感じです。
ロス=ボス、とあまりにもベタなだじゃれを言ったので、レイチェルは険しい顔をしていますね(笑)。
1922年と、具体的な細かい年を出してきたので、何か意味があるのかと思って調べてみたんですが・・・。
suffrage とは「選挙権、参政権」のことです。
Wikipedia英語版: Suffrage
には、History of American Suffrage 「アメリカの参政権の歴史」として
19th Amendment (1920): all sexes may vote
1920年の修正条項第十九条 「すべての性別の人が投票してもよい」
との説明があります。
つまり、1920年に女性も投票できるようになった、女性参政権が認められた、ということですね。
この修正条項(Amendments to the Constitution)については、
Wikipedia: アメリカ合衆国憲法 に詳しく書いてあります。
アリー my Love を見ていた時、何度か Amendments について語っていたように記憶しています。

話は逸れましたが、上に説明したように、1920年は「女性参政権が認められた年」なんですが、ではフィービーの言った1922年には一体何があったのでしょうか?
こんな風に具体的な数字を出す場合、フィービーは単なる思い付きが多くて、チャンドラーだと結構深い意味があったりするような気も・・・(笑)。

とにかく、フィービーのセリフは、昔は男女が不平等で、それから女性も参政権(選挙権)を持てるようになって・・・と男女が平等になっていくさまを説明しているわけですね。
フィービーが sounds horrible と言ったのは、suffrage 「参政権、選挙権」という単語が、suffer 「苦しむ」、suffering 「苦しみ、苦痛」という単語と発音が似ているから、いやな言葉に聞こえる、という意味のようですね。

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2006年06月09日

フレンズ2-16その9

タトゥーのお店にやって来たレイチェルとフィービー。
壁にはたくさんの見本の絵が張ってあります。
フィービー: Foghorn Leghorn. (フォグホーン・レグホーンだ。)

Foghorn Leghorn (フォグホーン・レグホーン)は rooster 「おんどり」のキャラクターです。
Loony Tunes (ルーニー・テューンズ)というワーナー・ブラザーズのアニメがあります。
その中では特にバッグス・バニーが有名ですが、そこにフォグホーン・レグホーンも出てきます。
Amazon.co.jp: ルーニー・テューンズ コレクション オール・スターズ 特別版2
そのアニメは日本でも放映されていました。
↓そのくわしい情報は、こちら。
Wikipedia: ルーニー・テューンズ
↓フォグホーン・レグホーンの写真はこちら。
Wikipedia 英語版: Foghorn Leghorn

ところで、DVDの字幕では「”ルーニー”のキャラ」となってますが、吹き替えでは「バッグス・バニー」となっています。
同じ作品の、日本人によく知られている方のキャラに置き換えているわけですね。
しかし、そんなキャラのタトゥーを入れる人もいるんだろうか?
エキゾチックだとかいう理由で、漢字をタトゥーにしてる外国人も多いそうですね。


タトゥー屋の店員はさすがにちょっと怖い感じ。
店員: Blonde girl? You're in room two. Not-so-blonde girl, you're with me. (金髪女? あんたは2番の部屋。そんなに金髪でない女、あんたは私と一緒に来て。)

金髪と呼ばれたのはフィービー、そんなに金髪ではないと呼ばれたのはレイチェルです。
そう言えば、確かにレイチェルは、完全な金髪ではないですね(←今頃、気付いたのか、私・・・?)
日本人のイメージでは、外国人は「金髪に青い目」というイメージですが(今はそんな単純でもないか・・・・笑)、実はアメリカ人にとっても、金髪は憧れらしいです。
マリリン・モンローは元々ブルネット(brunette、黒っぽい、または褐色の髪)ですが、金髪に染めていました。
さらに、キャメロン・ディアスがインタビューで、「自分は金髪、青い目に生まれてラッキーだった、これはハリウッドでは重宝されるから・・・」みたいなことを言っていた気がするのですが。(ちょっとうろ覚えだけど・・・)

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2006年06月08日

フレンズ2-16その8

リチャードはみんなに質問攻めにあっています。
パパ: Come on, it's my birthday. Let me live vicariously! (なぁ、私の誕生日なんだ。俺にもお前の人生を楽しませてくれよ。)
ロス: Dad, you really don't want to do that. (パパは本当はそんなことしたくないはずだよ。)
パパ: What's a little midlife crisis between friends? (友達の間で、ちょっとした中年の危機が何だって言うんだ。)

vicarious は「(他人の経験を)わがことのように感じる、他人の身になって経験する」という意味なので、live vicariously は「その人に成り代わったように生きる、その人の経験を体験する」という意味になります。
パパが言いたいのは、リチャードの話を逐一聞いて、自分も同じように若いギャル(死語?)とお付き合いしているところを想像して楽しみたい、ということ。
そうすると、パパが想像することになる女性は実の娘(モニカ)なので、ロスは何とかそういう想像をさせまいと、「そんなこと本気で思ってないよね。」と話を反らそうと頑張っているのです。
midlife crisis は「中年の危機」。日本語と全く同じニュアンスのようですね。


パパ: I know what you're going through. When I turned 50, I got the Porsche. You got your own little speedster. (リチャードが今味わってる気持ちが私にはわかるぞ。私も50歳になった時、ポルシェを買ったんだ。リチャードも、リチャードのスーパーカーを手に入れたんだ。)

go through は「通り抜ける」という意味から、「経験する、味わう」という意味にもなります。
what you're going through 「リチャードが経験していること」は先ほどの「中年の危機」のことですね。
体力も気力も少しずつ衰えてきて(失礼! でも、若い頃みたいにいかないのは何歳でも同じですよね・・・くすん)、自信がなくなってきた時に、何か「これ」というものが欲しくなる、という心の動きを指しているようです。
ロスのパパはポルシェを買ったそうな。
これは本当の話で、後のエピソードにそのポルシェがちゃんと出てきます。
ところで Porsche (ポルシェ)の発音は「ポーシュ」という感じ。
speedster は「高速で運転する人、高速の乗り物」という意味。
ここでは「車」とかけて、実は「女性」のことを指しています。
日本でも「女」を「車」に例える表現がありますよねぇ。(「乗ってみないとわからない」とか? うーん、女の私がこんなこと言っちゃっていいのかどうかはともかく・・・)
-ster という接尾語は語尾に付いて、「・・・する人、・・・な人」という名詞を作ります。
speedster に似た表現だと、roadster は「ロードスター、2、3人乗りのオープンカー」という意味です。
そう言えば、マツダの車でユーノスロードスター(MAZDA EUNOS ROADSTER)という車がありますよね。(息子は、小さい頃、車が大好きで、家はトミカのミニカーだらけ。私も随分車の名前に詳しくなったものだった・・・今は忘れたけど・・・笑)
trickster (詐欺師、ペテン師)、gangster (ギャング、暴力団員)なども -ster がつく単語です。


パパ: Maybe one of these weekends you can borrow the car and I could... (この週末のどこかで、君が私の車を借りて、私が・・・)
ロス: Dad, I beg you not to finish that sentence! (パパ、その文章をどうか最後まで言わないで!)
パパ: What? I'm kidding. You know I'd never let him touch the Porsche. (何? 冗談だよ。私がリチャードにポルシェを触らせるはずがないって、知ってるだろう?)

お互いの「車」を交換しようと持ちかけるパパ。
でも、そうすると、パパは、リチャードの「車」であるモニカに乗ることになってしまう・・・ま、まずい!
焦ったロスは、「それ以上のことは言っちゃダメだ!」と必死で止めていますね。
いつか、その事実に気付いた時に、「あの時は知らずに、どえらいことを言ってしまった・・・」と、パパが衝撃を受けないように気遣っているのです。
ロスがムキになっているのがそういう訳だとも知らず、「交換しよう」って言ったのは、ただの冗談だよ、そんなこと本気でするつもりはないよ、とパパは軽く受け流していますね。

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2006年06月07日

フレンズ2-16その7

このアパートメントに住んでみたらどうだ?と勧める共演者に、
ジョーイ: Can you see me in a place like this? (俺がこんな場所にいるところを想像できるか?)
共演者: Why not? You hate park views and high ceilings? Come on, I'll show you the kitchen. (もちろん想像できるさ。お前は公園が見渡せる風景や高い天井が嫌いなのか? 来いよ、台所を見せてやるよ。)
チャンドラー: That's all right, I saw a kitchen this morning. On TV. Stop talking. Okay! (いいよ。俺は今朝、台所を見たからさ。テレビでね。おしゃべりはやめろよ。わかったよ!)

Can you see me...? は、イメージとして、「このアパートの中にジョーイがいる」という光景が、お前(ジョーイの共演者)には見えるのか、という感じですかね。
次の Why not? ですが、"Why can't I see you in a place like this?" の略でしょうかねぇ?
「どうして、俺がジョーイがこのアパートにいる姿を想像できないって言うんだ? 想像できるに決まってるさ。お似合いだよ。」という感じかなぁ?
または、Why not? は「何故いけないのか?」→「いいじゃないか」→「もちろん」という意味もあるので、「想像できるか?」と言われて、単純に「もちろん(想像できるよ)。」と答えていると考える方が自然かもしれません。
つまりは、「何故 not なのか? not なことは何もない」ということです。
park view は「公園の眺め」。
よくホテルの部屋の説明に、ocean view 「オーシャンビュー」とか lake view 「レイクビュー」とか書いてありますが、それと同じ感じです。
view は「一定の場所で目に入る眺め、景色、光景」を指します。
可算名詞なのですが、ここで views と複数形になっているのは、複数の窓から公園を見ることができる、ということなんでしょうか?
ちなみに、その公園というのは、有名なセントラル・パーク(Central Park)のことですね。

hate という言葉をわざと使っているのは、「ここが”嫌い、気に入らない”なんて言うつもりか? そんなはずはないだろう?」というニュアンスなんでしょう。
日本でも「天井が高い」というのはウリなんですよね。
やはり大事なポイントなのかな? 空間を贅沢に使った造りだ、という証明なんでしょう。
・・・と思ってちょっと調べてみると、こんな物件(笑)を見つけました。
マンハッタン・ハイクラス物件の決定版 New York Real Estate Vol.2 Trump World Tower
なんとNYヤンキースの松井秀喜選手が住んでいるビルなんですねぇ。
セントラルパークが一望できる、と書いてありますし、天井の高さについても触れられています。
やはり物件には大事な条件だった!(笑)。

共演者がジョーイに部屋を譲る話をした途端、表情が険しくなったチャンドラー。
さらには、話が盛り上がって、台所を案内すると言って二人が去って行ってしまったので、かなり動揺していますね。
"I saw a kitchen this morning. On TV." では、the kitchen でなく、a kitchen なのがポイントか?(笑)
一緒にどう?とも誘ってくれない二人に聞こえるように叫んでみていますが、もちろん二人には聞こえてません。
「台所なら今朝もう見たから、今は見なくていいもんね。」って感じなんですが、この家の台所じゃなくて、「世界中にたくさんある台所のうちの、”とあるひとつの”台所」を見ただけなのです。それも「テレビで」!?
「もう台所なら見たから、俺を置いていっても構わないよ。どっかの知らない台所をテレビで見ただけだけどね。」という感じかな。
で、言ってる自分が惨めで悲しくなってきたので、「つまんないおしゃべりはやめろよ。わかったよ!」と「一人ボケツッコミ」をしているわけです。
何だか、チャンドラーがすっごくかわいそう・・・。
ぎゅうぅぅ!って抱きしめてあげたくなっちゃうよなぁ。(同じ世代の日本のおばさんに抱きしめられても嬉しくないよね・・・Stop talking, Rach! OK!)

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2006年06月06日

フレンズ2-16その6

ジョーイは、この部屋の持ち主(ジョーイの共演者)に話しかけます。
ジョーイ: We were just saying, great apartment! (俺たち今、すごい家(アパートメント)だな、って言ってたところなんだ。)
共演者: Thanks. You want it? I'm moving to a bigger place. You should take this one. (ありがとう。お前、ここが欲しいか? 俺はもっと大きなところに引っ越す予定なんだ。お前がここに住んだらいいよ。)

そう言えば、この回は apartment という単語がよく出てきますが、これは日本のアパート、もしくは、賃貸マンションという感じです。
apartment house という建物の中の、各世帯が住んでいる区画を指します。
(高級)分譲マンションだと condominium になります。
ちなみに、マンションという言葉は日本語になっていますが、英語の mansion は「大邸宅、屋敷、館(やかた)」という意味で、個人の大邸宅を指します。
ですから、日本語のワンルームマンションという言葉をアメリカ人が聞くと、「一つの部屋の、大邸宅?」となり、矛盾した言葉に聞こえるそうなので、ご注意を!
このワンルームマンションという和製英語を、実際の英語で言おうとすると、studio apartment となります。
TDL(東京ディズニーランド)の有名なアトラクションに、ホーンテッドマンション(The Haunted Mansion)というのがありますが(映画にもなりましたね)、あれも、日本語で言うところのマンションではなく、大邸宅が舞台になっていますよね。
haunt (発音は、ハウントではなく、ホーント)は「(幽霊などが)(ある場所に)出る、出没する」という意味なので、haunted は「幽霊の出る、取りつかれた」という意味になります。
the haunted mansion はつまりは「お化け屋敷」なわけです。
うーん、アトラクション一つで、たくさん単語が学べちゃうわっ(笑)。(と言いつつ、TDLには一度しか行ったことない・・・)

I'm moving to... は「・・・に引っ越す予定である」ということ。
このように現在進行形で「未来の予定」を表すことができます。
この場合は、漠然とした未来を指しているのではありません。
ハートで感じる英文法 大西泰斗/ポール・マクベイ著 「Lesson 7 未来形なんてない」ではこれを「予定・計画を示す進行形」として解説してあります。
ここで詳しい説明は避けますが、先生の言葉をお借りすると、「メモ帳に書くことができるような、確固とした計画が感じられる表現」だということです。
ですから、この共演者はここよりもっと広い引っ越し先をもう見つけている、実際引っ越すことになっている、ということのようですね。
社交辞令で言っているのではなくて、本当に誰かにここを譲ろうと思って言っている、かなり具体的な話だということになります。
You should take this one. は「お前がこのアパートメントを take したらいい。」という感じ。
should は must や had better よりも意味は弱くなります。
フレンズ2-15その1 に should と had better の違いを説明してあります。
take は「取る」ですから、どのようにも解釈できますが、「俺が出て行った後、ここをお前のものにすればいい」という感じかと。
もちろん、タダで譲ってくれるわけじゃあなくて、住むからにはジョーイが家賃を払うことになるのですが(笑)。
素敵なアパートなので、ここに住みたい人は山ほどいるでしょうから、友人としてここに住む権利をお前になら譲ってやるよ、という感じかなぁ。

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2006年06月05日

フレンズ2-16その5

ジョーイの友人(俳優仲間)の家(apartment)でのパーティーに、ジョーイとチャンドラーが出席しています。
この友人のことをネットスクリプトでは、Joey's co-star 「ジョーイの共演者」と書いてありますので、以下では共演者と表現します。
友人はリッチらしく、豪華な部屋に住んでいるので、ジョーイとチャンドラーはびっくり。
ジョーイ: In the bathroom there's mirrors on both sides of you. When you're in there, it's like peeing with the Rockettes. (トイレで両側に鏡があるんだ。そこに入ると、ロケッツと一緒にオシッコしてるみたいなんだよ。)
チャンドラー: Well, there's my fantasy come true. Seriously. (俺の空想の実現だな。いや、マジで。)

Rockettes でぐぐってみると、いろいろヒットしました。
Radio City Rockettes というミュージカルがあるんですね。
Radio City Rockettes
Rockettes で Google のイメージ検索をすると、ほほー、なるほど、という感じで、それらしい写真がたくさんヒットします。
直接サイトに飛ぶと、もう内容が変わっていたり、削除されたりしているものが多く、その写真が大きくはっきり見られないのが残念なのですが・・・。
DVD の日本語では「ラインダンス」と表現されていましたが、とにかくそんな風に「人が一列にずら〜っと並んでいる!」んですよね。
ジョーイがトイレにいると、ミラーハウスのようにたくさんのジョーイが鏡に映って、ロケッツというミュージカルみたいに見える、ということです。

次の "there's my fantasy come true." は、まぁ、文字で見てもセリフを聞いても意味はなんとなくわかりますよね。
日本には Dreams Come True (通称ドリカム)というバンドが存在するので(笑)、Dreams come true. が「夢がかなう」という意味であることは有名ですよね。
ここでは、dream ではなく、fantasy 「ファンタジー、空想、幻想」がかなう、と言っています。
ちなみに、空想というと、fantasy と似た感じの fancy という単語や、imagination という単語が思い浮かびますが、fantasy や fancy が「突飛(とっぴ)で気まぐれで自由な空想」を指すのに対し、imagination は「根拠のある創造的な想像、(作家などの)創造力・創作力」などを指します。(想像と創造の発音がどちらも「そうぞう」なので紛らわしい・・・笑)
imagination に所有格をつけて使うと、「想像の産物、思い過ごし、気のせい、錯覚」という意味に使うことができます。
"It's just your imagination." なら「それは気のせいだよ。ただの思い過ごしだよ。」という意味になります。

ところで、この"There's my fantasy come true."という文章の構造がどうなっているのか、を説明するのはちょっと難しい感じですね。
"There's my fantasy." 「そこに俺の空想が存在する。」でもなくて、"My fantasy comes true." 「俺の空想がかなう。」でもなくて・・・。
もし、その2文をくっつけようとすると、"There's my fantasy which comes true." みたいに関係代名詞が必要な気がするし・・・。
実際、よく似た表現として、"There's a dream come ture." という文が存在します。
英辞郎には、"This is almost a dream come true for me." という例も載っています。
その英辞郎には、"a dream come true (dream-come-true)" の意味として、「夢がかなうこと、夢の実現、念願の夢、究極の夢」と説明してありました。
"a dream come true" を、一まとめの名詞として捉えている、すなわち、"dream come true" という「名詞」に 冠詞 a をつけているという感じの解釈のようです。
イメージとしては「いわゆる一つの”夢がかなう♪”ってヤツ」みたいに3つの単語を並べたフレーズを一つの言葉として扱っているということかなぁ、と。
そんな見方をすると、このチャンドラーのセリフは「俺の fantasy come true (念願の空想)がそこに存在している」という感じになるのでしょうか?
一つの考え方としては、簡単でわかりやすい方法だと思いますが、あくまで解釈の一つなので、あまり文法的に突っ込まないで下さい。(笑)

で、そんな風にロケッツみたいに並んでオシッコすることがファンタジーだと言っているチャンドラーに、冗談だろ?という顔をするジョーイですが、Seriously. 「本気でそう思ってるんだ。マジな話だよ。」と返事するチャンドラー。
どうしてそんなことが憧れなんでしょうね?
「おぉ、俺がたくさん並んで一緒に用を足してるぜっ!」って、男性としては嬉しいですか?(←素朴な疑問)
あ、でも前にも フレンズ2-12その10 で「男性の小用の足し方」について触れましたけど(笑)、男性が立って用を足している時って、何だか誇らしげに見えるので、そんな自分がたくさん並んでたら、やっぱり自慢なのか・・・(笑)。
真面目な顔で「マジだよ。」と言ってることそのものがジョークなのかもしれないですけどね。

ちなみに、何か発言した後、このように Seriously. と付け加えて、「その前の発言は冗談ではなく本気なんだよ、まじめな話なんだ。」と念を押すことはよくありますよね。
私もよくブログで何か言った後、「いや、マジで」と付け加えるくせがあるのですが、これがまさに Seriously. と同じニュアンスだと(個人的に)思っているので、英文を書くときにも時々使うのですが・・・。
使用方法が間違っていたら、どなたか教えて下さい。Seriously. (笑)

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posted by Rach at 14:31| Comment(16) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月04日

フレンズ2-16その4

リチャードが若い娘と付き合ってるらしい、という噂を聞いて、調理中に生クリームをぶちまけてしまったモニカ。
モニカ: Finger cramp! Oh, God! (指がけいれんしちゃった! なんてこと!)

cramp は「(筋肉の)けいれん」です。
cramps と複数形にすると「急激な激しい腹痛」という意味になります。


ママ: So Richard's shopping in the junior section? (それで、リチャードはジュニア部門で買い物してるわけ?)
モニカ: Are we still on that? (まだその話題なの?)
ママ: You just know she's got the IQ of a napkin. (その彼女っていうのは、ナプキン並のIQしかないわよ。)
ママの友達: She's probably not even pretty. Just young enough so that everything is still pointing up. (その彼女は多分、可愛いってこともないわ。すべてがまだ上を向いている程度に若いっていうだけね。)

shop in the junior section は「ジュニア部門で買い物をする」ですから、年少者と同じ買い物をする、つまり年少者の男性が求めてるような若い彼女をターゲットにしている、と言いたいわけなのかなぁ、と思ったのですが・・・。
あるいは、もっと文字通りに受け取って、若い彼女に付き合って、彼女のためにジュニア部門で素敵な洋服をいっぱい買ってあげている、というふうにもとれるかなぁ?
the IQ of a napkin がよくわからないんですが・・・。
IQは日本語にもなってますが、 intelligence quotient の略で「知能指数」。
napkin は「(食事中に使う口をふく)ナプキン、生理用ナプキン」、またはイギリス英語では「おむつ」という意味もあります。(アメリカ英語ではおむつは diaper )
ナプキンのIQとは何だろう?
ナプキンを、薄っぺらいから「中身のないもの」の例えに使っているのか、真っ白だから「頭の中が真っ白で何もない」例えに使っているのか、はたまた「おむつ」から「赤ちゃん」を連想しているのか・・・よくわかりませんねぇ。
point は「さす、示す、(ある方向に)向いている」という意味ですから、point up は「上の方向を向いている」ということだと思います。
つまり、everything is still pointing up は「体の部分のあらゆるところ(胸やお尻)がまだ上を向いている」、つまり「胸やお尻が垂れ下がってない」ということのようですね。
それにしても、おばさんというものは、若い人に対して嫉妬心を持ちがちな生き物です。(・・・って私もか?! 気をつけます・・・)
見たこともないのに、「ただ若いだけの女よ。頭も悪くて美人でもないはずよ。ただ、若さだけでリチャードを魅了したのよ。」と勝手に想像しています。
「若いからちやほやされてるだけだ。」と自分に言い聞かせたいわけですね(泣)。

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2006年06月03日

フレンズ2-16その3

今日はロスとモニカのパパの誕生日パーティーです。
モニカの恋人リチャードも出席します。
リチャードというのは、パパの親友で、眼科医のリチャード・バーク先生のこと。
前回までは「バーク先生」と私も呼んでいましたが、今回からは「リチャード」と呼ぶことにします。
まぁ、モニカとの関係を考えると、そう呼ぶ方がふさわしいからですね。
ジョーイ: So is today the day you'll tell them about you two? (それじゃあ、今日が、モニカとリチャード二人のことについて両親に話す日になるわけだね。)
モニカ: Yeah, for my dad's birthday, I decided to give him a stroke. (えぇ、パパの誕生日のために、パパに発作(脳卒中)をプレゼントすることに決めたの。)

stroke は「発作、卒中」。
decided to は「・・・と決定した」ですが、「そうすることに決めたの。」というのは冗談です。
「そんなこと言ったら、脳卒中起こしちゃうでしょ? だから、そんなことできるわけないじゃない」とジョーイに説明しているわけ。


モニカ: I don't know how serious he is. Until I do, I won't say anything. (彼がどのくらい真剣かわからないわ。それがわかるまでは、(リチャードと付き合っていることに関しては)何も言わないわ。)

serious は「真剣な、本気の」。
serious relationship だと「まじめで真剣なお付き合い」という意味になります。
モニカは、リチャードの気持ちを確認できてないし、もしかしたら遊びかもしれないので、誰にも付き合ってることを言いたくないようです。


両親の家にやってきた、ロス、モニカ、リチャード。
家に入る順番まで気にしてナーバスになってるモニカに、
ロス: You could come in straddling him, they still wouldn't believe it. (モニカがバーク先生(リチャード)にまたがったまま家に入ったとしても、両親は二人が付き合ってるとは信じられないだろうね。)

straddle は「またがる」です。
straddle a horse だと「馬にまたがる」ということ。
それくらい大胆なことをしても、両親はすぐには二人の仲を疑ったりせず、何かおふざけをしているくらいにしか思わないだろう、だから、玄関に入る順番なんか気にすることはないよ、と言っているのです。
それくらい「リチャードとモニカがカップルであること」は他の人にとっては信じられない事実だと言いたいわけですね。
でも、先生にまたがって入ってきたら、さすがにびっくりすると思いますけどねぇ。


ママ: So you kids thanked Dr. Burke for the ride? (それで、あなたたちはバーク先生に、車に乗せてもらったお礼は言ったの?)
ロス: Actually, Mom, I think Monica thanked him for the both of us. (実はね、ママ。僕が思うに、僕たち二人分のお礼を、モニカがしてくれたみたいだよ。)

モニカ一人で、二人分のお礼をしている、ということは、エッチの時に充分すぎるほどたっぷり、彼にサービスしているはずだから・・・という意味ですね(いや〜ん)。

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2006年06月02日

フレンズ2-16その2

ジョーイ: Why can't we use the same toothbrush, but we can use the same soap? (どうして同じ歯ブラシを使っちゃいけないんだ? 同じ石鹸を使ってるのに。)
チャンドラー: Because soap is soap. It's self-cleaning. (なぜなら、石鹸は石鹸だからだ。石鹸は自己洗浄作用があるんだよ。)
ジョーイ: The next time you shower, think about the last thing I wash and the first thing you wash. (今度お前がシャワーする時に、俺が最後に洗う場所とお前が最初に洗うところについて考えてみろよ。)

self-cleaning は「自浄(式)の、自己洗浄の」という意味なので、石鹸には「自己洗浄作用がある、自己洗浄機能がついている」という感じでしょうか。
石鹸を使うことで、体の汚れを落とすと同時に、その泡で石鹸そのものもきれいになってるんだ、と力説するチャンドラーです。
ところが、ジョーイは意味深な発言をします。
これは、ジョーイは最後にお尻(周辺?)を洗って、そのすぐ後にチャンドラーが顔を洗うことを示唆しているようですね。
「それでも、汚くないって言えるのかよ」とジョーイは言いたいようです。
うーん、これも、「そんなこと知りたくはなかった・・・」という感じ(笑)。


レイチェルとフィービーはタトゥーを彫りに行く予定。
ジョーイ: What are you gonna get? (何を彫るつもり?)
フィービー: I'm getting a lily. For my mom, because her name's Lily. (私はユリを彫るの。ママのためにね。だって、ママの名前がリリーだから。)
チャンドラー: That's lucky. What if her name was Big Ugly Splotch? (それはラッキーだね。もしママの名前がビッグ・アグリー・スプラッチだったらどうなるだろうね?)

What if は「もし・・・したらどうなるだろう」という意味。
What would happen if...? が省略された形です。
splotch は斑点、しみ、汚れ」という意味なので、big ugly splotch は「大きくて醜いシミ」ということ。
もしそんな名前なら、汚いシミみたいなタトゥーを彫らなきゃいけないところだったね、と言っています。
そんな名前の人、いねーよ!


ジョーイ: Where you getting it? (どこにタトゥーを入れるの?)
フィービー: On my shoulder. (肩に。)
そこへロスが入ってきます。
ロス: What? What's on your shoulder? (何? 何を肩に、って?)
フィービー: A chip. (木片を。)

これは日本語にしたら全然わからないんですが、have a chip on one's shoulder というイディオムが元になっています。
このイディオムは「けんか腰である、怒りっぽい、挑戦的態度を取る」という意味。
その語源は、肩の上に木片(木っ端)を置いて、それを落として見ろ、と相手を挑発したことから来ています。
on my shoulder だけがロスの耳に入ったので、そのフレーズを使ったイディオムで適当にごまかした、ということですね。

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2006年06月01日

フレンズ2-16その1

シーズン2 第16話
The One Where Joey Moves Out (ジョーイの家出)
原題は「ジョーイが引越しする話」

朝食のシリアルを食べているジョーイとチャンドラー。
ジョーイ: Man, this is weird. Ever realize Cap'n Crunch's eyebrows are on his hat? (なぁ、これって変だよ。キャプテン・クランチの眉毛が帽子の上にあるのに気付いてたか?)
チャンドラー: That's what's weird? The man's been captain of a cereal for 40 years. (変なことって、そんなこと? この男はもう40年間もシリアルのキャプテンをやってるんだぞ。)

↓キャプテン・クランチについてはこちら。
Wikipedia英語版: Cap'n Crunch
本来、眉毛は顔に付いています。(←わかってるって)
それが帽子の上にあるのが、変じゃないか、とジョーイは言ってるんですが、チャンドラーは、40年間もシリアルの箱に君臨し続けていることの方が変だろう、と返しています。
アニメや漫画のキャラには、そういうことがよくありますよね。
どこから見ても髪の毛の角が2本見える鉄腕アトムとか。
そう言えば、手塚漫画では、つまずいたりびっくりしたりした時に、眉毛や目が顔から外れたりしますよね。
平面のキャラクターはそんな風に現実を超越した造形をしてるので、フィギュアとして立体にする時に大変らしいですよ。(←いったい、何の話?)


使っていたスプーンをペロっとなめて引き出しにしまったジョーイに、
チャンドラー: You licked and you put. ([スプーンを]なめて、[引き出しに]入れただろ。)
ジョーイ: Yeah, so? (あぁ、それが?)
チャンドラー: Don't you see how gross that is? It's like you using my toothbrush! (それがどんなに汚いことがわからないのか? まるでお前が俺の歯ブラシを使うようなもんだ!)
視線をそらすジョーイに、
チャンドラー: You used my toothbrush? (お前、俺の歯ブラシを使ったのか?)
ジョーイ: Only because I used the red one to unclog the drain. (だって、赤いヤツは、排水溝を掃除するのに使ったから。)
チャンドラー: Mine is the red one! Oh, God! Can open. Worms everywhere! (赤いヤツが俺のだ! なんてこった! 缶を開けたら、虫がそこらじゅう、うじゃうじゃ!って感じだよ。)

gross は「気持ち悪い、ゾッとする、汚い」という意味。
「きったなーい!」という時に "Gross!" というシーンが、フレンズにも何度か出てきました。
発音は「グロス」ではなく「グロウス」です。
唇に塗ってつやを出す化粧品をリップグロスと言いますが、このグロスは gloss で「光沢、つや」。
こちらの発音は「グラス、またはグロース」です。(カタカナだと違いがわかんないなぁ。)
チャンドラーは、「お前が俺の歯ブラシを使うこと」を汚い例えとして挙げたのですが、実はそれはもう実行済みだったという・・・。
ジョーイの気まずそうな表情が面白いですよね。
さらには、その理由が「赤いブラシは掃除に使っちゃった。」なんですが、その「赤いヤツ」(シャア専用機?)が元々チャンドラーのものだったというオチがついてます。
というか、ジョーイにとってはどっちのものだ、というはっきりした認識もなかったでしょうし、あまりそんなこと気にしてないんでしょうけどね。

clog は「(管などを)詰まらせる」で、The pipe is clogged with dirt. 「パイプに泥(ゴミ)が詰まっている。」と受身形で使うことが多いです。
unclog は clog の反対語ですから「詰まったのを取り除く」という意味。
un- は形容詞や副詞につくと「不・・・」という意味になり(unhappy など)、un- が動詞につくと「逆の動作」を表します(undress で「服を脱がせる」など)。
フレンズ2-14その19 では、unhook 「ホックをはずす」という単語が出てきました。

ちょっと話がずれますが、1994年の岩井俊二監督、山口智子と豊川悦司主演の映画で「undo」というのがありましたね。
妻が、何でも縛りたくなる衝動に駆られ、”強迫性緊縛症”と診断されて・・・という話です。
ミニシアター系だったのに、女性客に人気が出て、映画館に行列が出来たとか何とかで、当時はかなり話題になりました。
undo は「元に戻す」あるいは「(結び目・包みを)ほどく、(ボタンを)はずす」という意味。
実は私はこの作品見てないんですが、恐らくこのタイトルの undo は、何でも縛ってしまう妻の行為に対して、それを「ほどく」という意味での"undo"なんだと思うのですが・・・。
この映画、うちのダンナさんは、「どうして、女性たちがこぞって「うんどー(運動)」という映画を見に行くんだろう?」と不思議に思っていたそうです。「ウンドー」というタイトルなら、誰も行かなかったかも(笑)。
でも、ちゃんとタイトルの横には、発音記号で「アンドゥー」と書いてあるようなんですけどね。(青木さやか風に「どこ見てんのよ!」って感じ?)

"Can open. Worms everywhere!" は、「何が入っているか知らないでずっと保存していた缶詰を開けてみると、中から虫が出てきて、そこらじゅうを這い回ってる!」、つまり自分が知らない間に、すごく不潔で汚い事態になっていたんだ、俺はそんなこととも知らずに、のほほんと暮らしていたんだ、という意味でしょう。
「知らぬが仏」(Ignorance is bliss.)って感じで、「そんなこと知りたくはなかった・・・」というところでしょうね。

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posted by Rach at 14:10| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする