モニカはキレて、キンキン声に(笑)。
ロス: Mon, you've gone ultrasonic again, all right? (モニカ、また超音波になってるぞ、大丈夫か?)
モニカ: I just can't stand you being here all the time! (私はただ、ロスがずーっとここにいることに耐えられないのよ。)
怒るとモニカはすぐにこういう声を出しますね。
フレンズ1-9その5 でもこんな声を出して、チャンドラーに、
Monica, only dogs can hear you now. (モニカ、言ってること、犬にしかわかんないよ。)
と言われていましたが・・・。
sonic は「音の、音波の」という意味で、「超」という意味の接頭語 ultra- がつくと「超音波」になります。(って、そのままやん。)
お肌に悪い「紫外線」ですが(笑)、紫外線は英語で ultraviolet rays と言います。
ultra- には「超・・・、限外・・・、過・・・」という意味があるので、ultraviolet は「紫の範囲の外」、つまり「紫外」となり、これも”そのまんま”です。(紫外線という日本語は英語の直訳か?)
細かい話をすると、violet は「スミレ(の花)、すみれ色(青みがかった紫色)」で、purple 「(赤みがかった)紫色」とは微妙に違うのですが・・・(そんな細かい話は、あまりここでは関係ないけど・・・)
何故、「紫の外」かと言うと、日光をプリズム(分光器)スペクトル分析した時に、「赤、だいだい、黄、緑、青、藍、すみれ」に分かれるのですが、そのすみれ(紫)の外側にあって目に見えない線が「紫外線」だからですね。(物理は詳しくないので、大雑把な説明になります)
紫外線と似た言葉で「赤外線」というのがありますが、これは英語では infrared rays となります。
infrared という単語をパッと見ると、-ed がついていて過去分詞に見えますが(私だけ?)、これは infra- 「下に、下部に(below)」という意味の接頭語に red (赤)がついたものです。
これもまた日本語の語源は、「スペクトルの赤の外側にある線だから」なんですが、紫外線とは違って英語では ultra- ではなく、infra- を使うことに注意しましょう。
日本語で「インフラ」という言葉がありますが、これはインフラストラクチャーの略ですよね。
英語で infrastructure は「(社会などの基盤となる)基本的施設(電気、ガス、水道、道路、交通機関など)、社会基盤」のこと。
この単語も、structure 「構造、組織、建物」に infra- 「下に」という接頭語がついて出来た言葉です。
infrared という単語を知らなくても、infrastructure の日本語の略語「インフラ」を知ってる方は多いはずですよね。
こうして、カタカナ英語(外来語)を英単語を覚えるのに使うこともできるわけです。(まぎらわしいのも結構あるけどね)
脱線ついでにもうひとつ。
sonic 「音波の」に似た言葉に、ソナーというのがありますよね。
音波や超音波を使って船や魚などの距離・方位を測定する「水中音波探知装置」のことです。
英語には、”語尾に -er をつけて「・・・するもの」という意味の単語を作る”という法則がありますよね。
sing に -er をつけて、singer 「歌う人」を作るとか。(中には elevator など -or をつけるものもある)
そのノリで、ソナーという響きから、これもそのパターンの単語だと思っていたら、ソナーは略語でした。
SONAR (sonar)= Sound Navigation and Ranging のことで、sound navigation and ranging の頭文字をとった言葉なんですね。
ですから、sonar の綴りは語尾が -er ではなくて、-ar なんです。
日本語になっている「レーダー、電波探知機」も同じで、綴りは radar となり、こちらも、radio detecting and ranging の頭文字をとった言葉です。
ここでは語源を説明したかったのではなくて(笑)、そういう成り立ちなので、語尾はどちらもありがちな -er ではなくて、-ar ですよ、という話でした。(久々の超長い脱線話だった・・・)
stand は「立つ」ですが、他動詞で「・・・を我慢する、耐える、辛抱する」という意味があります。
だいたい、このセリフのように can't stand で「耐えられない、我慢できない」という表現で使いますね。
(Rachからのお願い)
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2006年07月11日
2006年07月10日
フレンズ2-17その15
テレビのチャンネル争いをしている兄ロスと妹モニカ。
モニカ: I wanna watch Entertainment Tonight. (エンターテインメント・トゥナイトが見たい。)
ロス: Tough. We're watching Predators of the Serengeti. (そりゃ残念だね。僕らは今、「セレンゲティの捕食者」って番組を見てるところだから。)
レイチェル: Would you guys stop! (あなたたち、お願いだから、もうやめてよ!)
Entertainment Tonight はハリウッドの芸能情報番組のこと。(タイトルからして、だいたいの感じはわかりますけど)
tough は「かたい、頑丈な」ですが、「骨の折れる、困難な」という意味もあり(a tough job 「困難な仕事」)、また「不愉快な、つらい」という意味にもなります。
tough luck だと「不運」、That's tough. なら「それはつらいね。」ということです。
この場合は、「それ(モニカがエンターテインメント・トゥナイトを見ること)は難しいね。」という感じにも取れなくはないですが、「モニカには不運だったね、残念だったね。(だって、僕らは今、野生番組を見てるところだから)」という方が感じが出るでしょう。
predator は「他の動物を殺して食べる動物、捕食者」です。
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「プレデター」という映画もありましたよね。
あれは宇宙から来た肉食エイリアンの話でした。(この手の映画は苦手なので見てない・・・)
Serengeti はタンザニアのセレンゲティ国立公園のこと。
ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されています。
いかにも、ロスの好きそうな番組ですよねぇ(笑)。
レイチェルは "Stop!" ではなく、"Would you..." を使っていますね。
これは、「お願いだから・・・してもらえないかしら?」とわざと丁寧な言い方を使って、却って煮えくり返る怒りを表現しているのではないかと思うのですが・・・。
日本語でも「申し訳ありませんけど、・・・してもらえませんか?」と妙に丁寧な表現だけど、それを怒った口調で言われると、却って怖い感じがしませんか?
(2008.9.17 追記)
"Would you guys stop!" の Would you...? について、コメント欄でご意見をいただきました。
Would you...? は「丁寧な表現で怒りを表現している」のではなく、「いい加減にしてくれみたいな怒気を含んだ」ニュアンスがあるようです。
私なりに解釈すると、「相手の頑固さ・固執に対する腹立ちの気持ちが表れたもの」とも言えそうです。
上の訳では、「あなたたち、お願いだから、もうやめてよ!」と訳しましたが、それよりも、「あなたたち、もういい加減にやめてよ!」の方が近いかもしれません。
詳しくは、次の記事 フレンズ2-17その16 のコメント欄 をご覧下さい。
そのような Would you...? の例。
フレンズ2-16 で、リチャードの若い恋人(実はモニカ)の話をしつこく聞きたがって、この話題から離れようとしないモニカパパ(ジャック・ゲラー)に対してのセリフ、
リチャード: Jack, would you let it go? (ジャック、もう(その話題は)やめにしてくれないか?)
フレンズ2-3 で、上の階の物音がうるさいのにイライラして、まるでヘッケルさんが言うように言ったセリフ、
チャンドラー: Hey, would you knock it off! (こら、やめろ!)
などがそのニュアンスに該当するようです。
(追記はここまで)
モニカ: It's my TV! (私のテレビよ!)
ロス: Quit it! (やめろよ!)
モニカ: Bite me! (どっか行ってよ!)
ロス: Monica keeps changing the channel. (モニカがチャンネルを変えまくるんだよ。)
モニカ: That's great. Why don't you tell Mommy on me? (そう来るのね。ママに私のことを言いつけたらどう?)
レイチェル: Now I'm Mommy in this little play? (私は今、このつまんないお芝居でママ役をやってるわけ?)
Look, I refuse to get sucked into this weird little Geller dimension thing, okay? (いい? こんな奇妙でつまらない”ゲラー家”次元のことに巻き込まれるのはお断りよ。)
Bite me! は「ほっといてくれ!、消え失せろ!」など怒っている時の表現です。
keep ...ing は「ずっと・・・し続ける、続けて・・・する」という意味。
ここでは、ロスが野生番組に変える度に、自分の芸能番組にチャンネルを戻す、というのをモニカがずっとやり続けている、ということ。
逆に言うと、ロスもモニカが変えたチャンネルを自分の見たい番組に戻しているとも言えるんですが・・・(笑)。
tell A on B は「AにBのことを言いつける、告げ口する」。
直訳だと「Bに関することをAに言う」なので、そういう意味になるんですね。
Why don't you...? は「・・・したらどうですか?」という意味。
ここでは、ロスがレイチェルに「モニカがチャンネルを・・・」と明らかに”ママに言いつける”セリフを言った後で、モニカが「ママに言いつけたらどう?」と言っていますよね。
これは、もうすでに”ママに言いつける”という子供じみた作戦を取ったロスへのイヤミでしょう。
もしくは、「ママに言いつけるんなら、そうしてみなさいよ!」と非難する表現かも。
日本語でも嘘をついた人に「嘘をつけ!」と言いますよね。
これってよく考えたら変な表現で、もうすでに嘘をついた相手に、「嘘ついただろう!」じゃなくて、「嘘をついてみろ!」と言っているわけです。
これは、「(これ以上)嘘をつけるもんなら、ついてみろよ!」と、嘘をついた相手をとがめて非難している表現らしいですね。(という解釈をどこかで聞いたことがあるんだけど、それが正しいのかどうかは知らない・・・)
だから、このモニカのセリフも、それと似た感じなのかもしれません。
little play の little のニュアンスは「つまらない、子供じみた」という感じです。
suck は「吸う、吸い込む、巻き込む」。
get sucked into... は「・・・に吸い込まれる、巻き込まれる」です。
渦巻きみたいなものに”巻き込まれる”感じでしょうか?
dimension は「次元」ですね。
Geller dimension は「ゲラー兄弟(ロスとモニカ)、またはゲラー家の次元」ということで、ここでは暗に「子供じみた低次元」を指しています。
もうこんな次元にはついていけないわ!という感じです。
dimension については、フレンズ2-15その14 でちょっと触れています。
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モニカ: I wanna watch Entertainment Tonight. (エンターテインメント・トゥナイトが見たい。)
ロス: Tough. We're watching Predators of the Serengeti. (そりゃ残念だね。僕らは今、「セレンゲティの捕食者」って番組を見てるところだから。)
レイチェル: Would you guys stop! (あなたたち、お願いだから、もうやめてよ!)
Entertainment Tonight はハリウッドの芸能情報番組のこと。(タイトルからして、だいたいの感じはわかりますけど)
tough は「かたい、頑丈な」ですが、「骨の折れる、困難な」という意味もあり(a tough job 「困難な仕事」)、また「不愉快な、つらい」という意味にもなります。
tough luck だと「不運」、That's tough. なら「それはつらいね。」ということです。
この場合は、「それ(モニカがエンターテインメント・トゥナイトを見ること)は難しいね。」という感じにも取れなくはないですが、「モニカには不運だったね、残念だったね。(だって、僕らは今、野生番組を見てるところだから)」という方が感じが出るでしょう。
predator は「他の動物を殺して食べる動物、捕食者」です。
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「プレデター」という映画もありましたよね。
あれは宇宙から来た肉食エイリアンの話でした。(この手の映画は苦手なので見てない・・・)
Serengeti はタンザニアのセレンゲティ国立公園のこと。
ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されています。
いかにも、ロスの好きそうな番組ですよねぇ(笑)。
レイチェルは "Stop!" ではなく、"Would you..." を使っていますね。
これは、「お願いだから・・・してもらえないかしら?」とわざと丁寧な言い方を使って、却って煮えくり返る怒りを表現しているのではないかと思うのですが・・・。
日本語でも「申し訳ありませんけど、・・・してもらえませんか?」と妙に丁寧な表現だけど、それを怒った口調で言われると、却って怖い感じがしませんか?
(2008.9.17 追記)
"Would you guys stop!" の Would you...? について、コメント欄でご意見をいただきました。
Would you...? は「丁寧な表現で怒りを表現している」のではなく、「いい加減にしてくれみたいな怒気を含んだ」ニュアンスがあるようです。
私なりに解釈すると、「相手の頑固さ・固執に対する腹立ちの気持ちが表れたもの」とも言えそうです。
上の訳では、「あなたたち、お願いだから、もうやめてよ!」と訳しましたが、それよりも、「あなたたち、もういい加減にやめてよ!」の方が近いかもしれません。
詳しくは、次の記事 フレンズ2-17その16 のコメント欄 をご覧下さい。
そのような Would you...? の例。
フレンズ2-16 で、リチャードの若い恋人(実はモニカ)の話をしつこく聞きたがって、この話題から離れようとしないモニカパパ(ジャック・ゲラー)に対してのセリフ、
リチャード: Jack, would you let it go? (ジャック、もう(その話題は)やめにしてくれないか?)
フレンズ2-3 で、上の階の物音がうるさいのにイライラして、まるでヘッケルさんが言うように言ったセリフ、
チャンドラー: Hey, would you knock it off! (こら、やめろ!)
などがそのニュアンスに該当するようです。
(追記はここまで)
モニカ: It's my TV! (私のテレビよ!)
ロス: Quit it! (やめろよ!)
モニカ: Bite me! (どっか行ってよ!)
ロス: Monica keeps changing the channel. (モニカがチャンネルを変えまくるんだよ。)
モニカ: That's great. Why don't you tell Mommy on me? (そう来るのね。ママに私のことを言いつけたらどう?)
レイチェル: Now I'm Mommy in this little play? (私は今、このつまんないお芝居でママ役をやってるわけ?)
Look, I refuse to get sucked into this weird little Geller dimension thing, okay? (いい? こんな奇妙でつまらない”ゲラー家”次元のことに巻き込まれるのはお断りよ。)
Bite me! は「ほっといてくれ!、消え失せろ!」など怒っている時の表現です。
keep ...ing は「ずっと・・・し続ける、続けて・・・する」という意味。
ここでは、ロスが野生番組に変える度に、自分の芸能番組にチャンネルを戻す、というのをモニカがずっとやり続けている、ということ。
逆に言うと、ロスもモニカが変えたチャンネルを自分の見たい番組に戻しているとも言えるんですが・・・(笑)。
tell A on B は「AにBのことを言いつける、告げ口する」。
直訳だと「Bに関することをAに言う」なので、そういう意味になるんですね。
Why don't you...? は「・・・したらどうですか?」という意味。
ここでは、ロスがレイチェルに「モニカがチャンネルを・・・」と明らかに”ママに言いつける”セリフを言った後で、モニカが「ママに言いつけたらどう?」と言っていますよね。
これは、もうすでに”ママに言いつける”という子供じみた作戦を取ったロスへのイヤミでしょう。
もしくは、「ママに言いつけるんなら、そうしてみなさいよ!」と非難する表現かも。
日本語でも嘘をついた人に「嘘をつけ!」と言いますよね。
これってよく考えたら変な表現で、もうすでに嘘をついた相手に、「嘘ついただろう!」じゃなくて、「嘘をついてみろ!」と言っているわけです。
これは、「(これ以上)嘘をつけるもんなら、ついてみろよ!」と、嘘をついた相手をとがめて非難している表現らしいですね。(という解釈をどこかで聞いたことがあるんだけど、それが正しいのかどうかは知らない・・・)
だから、このモニカのセリフも、それと似た感じなのかもしれません。
little play の little のニュアンスは「つまらない、子供じみた」という感じです。
suck は「吸う、吸い込む、巻き込む」。
get sucked into... は「・・・に吸い込まれる、巻き込まれる」です。
渦巻きみたいなものに”巻き込まれる”感じでしょうか?
dimension は「次元」ですね。
Geller dimension は「ゲラー兄弟(ロスとモニカ)、またはゲラー家の次元」ということで、ここでは暗に「子供じみた低次元」を指しています。
もうこんな次元にはついていけないわ!という感じです。
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2006年07月09日
フレンズ2-17その14
ジョーイ: How are you two getting along? (お前ら二人、仲良くやってるんだな?)
チャンドラー: I couldn't be happier. (最高だよ。)
ジョーイ: Great. I'm happy for you. (それはいい。良かったな。)
・・・と言っていたのに、突然キレるジョーイ。
ジョーイ: All right, that's it! (わかった、そこまでだ!)
get along は「仲良くやっていく、ウマが合う、波長が合う」という意味。
couldn't be happier は「それ以上幸せなことはあり得ない」、つまり、「今最高に幸せだ」という意味になります。
元気か?と聞かれて、"Couldn't be better." 「最高だよ。」と答えるのと同じ表現ですね。
I'm happy for you. もよく出てくる表現ですが、直訳すると、「あなたを見て(あなたに対して)、私は幸せな気持ちになっている」という感じでしょうか。
あなたの境遇や状況を見て、私も「よかったね、おめでとう、嬉しい」と思っているよ、ということです。
That's it. は「それで終わりだ。おしまいだ。」という意味。
ここでは、チャンドラーがエディーと楽しそうにしているのに対して、ジョーイが建前で「そりゃ良かったね」と言っていたのを、「もうこんな茶番にはうんざりだ。やめだやめだ。」と言って、本音に戻ろうとするニュアンスです。
エディーのすることをあげつらうジョーイ。
ジョーイ: And now there's no juice! There's no juice for the people who need the juice. I need the juice! (それから今はジュースもない! ジュースを必要としている人民のためのジュースがないんだ。俺はジュースが必要なんだ!)
チャンドラー: There's another carton there. (もう一つ、ジュースのパックがあっちにあるよ。)
ジョーイ: This isn't about juice anymore, all right, man? (これはもはやジュースの問題じゃないんだよ、わかってるか?)
チャンドラー: All right. So what's it about? (わかったよ。じゃあ、何の問題なんだ?)
ジョーイ: Eggs! Whose eggs do you like better, his or mine? (卵だよ! 誰の卵料理が好きなんだよ、エディーのか、俺のか?)
チャンドラー: Well, I like both eggs equally. (俺は、どっちの卵も同じくらい好きだよ。)
ジョーイ: Oh, come on! Nobody likes two eggs equally. I wanna know which one you like better. (おいおい! 二つの卵料理が同じくらい好きだなんてやつはいないよ。俺は知りたいんだよ、お前がどちらの卵が好きかをな。)
チャンドラー: What's the difference? Your eggs aren't here anymore. You took your eggs and you left! (そんなのどうでもいいじゃないか。お前の卵料理はもうここには存在しないんだ。お前は卵を持って、去っていったんだ!)
Did you expect me to never find new eggs? (お前は、俺が新しい卵料理を見つけられないことを願ってたのか?)
ここは夫婦喧嘩みたいで面白いので、セリフを丸々取り上げてみました(笑)。
ジョーイのジュース演説(?)は、リンカーンの有名な「人民の人民による人民のための政治」を多少(?)真似ているようです。
そっくりそのまま真似ていないところが、ジョーイらしいのかもしれませんね。
ジョーイがこのフレーズを一字一句完璧に覚えている、ということはなさそうだしねぇ(笑)。
ちなみに、リンカーンのゲティスバーグ演説の一説は "government of the people, by the people, for the people, shall not perish from the Earth." で、「人民の人民による人民のための政治は、地上から消え去ることはないであろう」というものでした。
carton は牛乳やジュースの入っている「紙パック」のことですね。
よく似た単語の cartoon は「アメリカのアニメ」のことです。
carton は前の「カー」の部分にアクセントがありますが、cartoonは後の「トゥーン」にアクセントが来ますので、聞いた感じはかなり違いますけど。
ジャニーズの可愛いイケメンくん(亀梨くんや赤西くん)たちのグループ、KAT-TUN の読み方は「カトゥーン」で、発音は cartoon に似ていますね。
KAT-TUN という名前は、メンバーの頭文字を取ったものらしいです。(←このことは、Wikipedia で知りました・・・って、脱線しすぎ・・・笑)
どっちの卵料理が好きか、と詰め寄るジョーイ。
まぁ、いろいろ好みはありますよね。
とろとろの半熟卵が好き、とか、固ゆで卵が好き、とか。
まるで「あなたは、かためのご飯が好きって言ったじゃない! あの女の作った、あんなべちゃべちゃの柔らかいご飯が好きだなんて、信じられないわよっ!」と浮気を責める妻の言葉ですね。(私は、こんなシチュエーションに陥ったことはないですよ・・・ってそればっかり)
What's the difference? を直訳すると「その違いは何だ?」で、つまりは、「そんなことを聞いて、何が変わるって言うんだ。同じことだよ。構わないじゃないか。」という意味です。
ジョーイがこだわりを見せて、真実を知りたがっているけれど、そんなことを知ったところで、何も変わらない、仮にジョーイの卵料理が好きだと言ったところで、ジョーイの卵料理はもう食べられないんだから、ということです。
お前が自分から出て行ったくせに、そんなことにこだわるのはおかしい、とチャンドラーは言いたいわけですね。
確かに、家出した妻にそんなこと聞かれても夫は困るでしょう・・・という感じかと。
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チャンドラー: I couldn't be happier. (最高だよ。)
ジョーイ: Great. I'm happy for you. (それはいい。良かったな。)
・・・と言っていたのに、突然キレるジョーイ。
ジョーイ: All right, that's it! (わかった、そこまでだ!)
get along は「仲良くやっていく、ウマが合う、波長が合う」という意味。
couldn't be happier は「それ以上幸せなことはあり得ない」、つまり、「今最高に幸せだ」という意味になります。
元気か?と聞かれて、"Couldn't be better." 「最高だよ。」と答えるのと同じ表現ですね。
I'm happy for you. もよく出てくる表現ですが、直訳すると、「あなたを見て(あなたに対して)、私は幸せな気持ちになっている」という感じでしょうか。
あなたの境遇や状況を見て、私も「よかったね、おめでとう、嬉しい」と思っているよ、ということです。
That's it. は「それで終わりだ。おしまいだ。」という意味。
ここでは、チャンドラーがエディーと楽しそうにしているのに対して、ジョーイが建前で「そりゃ良かったね」と言っていたのを、「もうこんな茶番にはうんざりだ。やめだやめだ。」と言って、本音に戻ろうとするニュアンスです。
エディーのすることをあげつらうジョーイ。
ジョーイ: And now there's no juice! There's no juice for the people who need the juice. I need the juice! (それから今はジュースもない! ジュースを必要としている人民のためのジュースがないんだ。俺はジュースが必要なんだ!)
チャンドラー: There's another carton there. (もう一つ、ジュースのパックがあっちにあるよ。)
ジョーイ: This isn't about juice anymore, all right, man? (これはもはやジュースの問題じゃないんだよ、わかってるか?)
チャンドラー: All right. So what's it about? (わかったよ。じゃあ、何の問題なんだ?)
ジョーイ: Eggs! Whose eggs do you like better, his or mine? (卵だよ! 誰の卵料理が好きなんだよ、エディーのか、俺のか?)
チャンドラー: Well, I like both eggs equally. (俺は、どっちの卵も同じくらい好きだよ。)
ジョーイ: Oh, come on! Nobody likes two eggs equally. I wanna know which one you like better. (おいおい! 二つの卵料理が同じくらい好きだなんてやつはいないよ。俺は知りたいんだよ、お前がどちらの卵が好きかをな。)
チャンドラー: What's the difference? Your eggs aren't here anymore. You took your eggs and you left! (そんなのどうでもいいじゃないか。お前の卵料理はもうここには存在しないんだ。お前は卵を持って、去っていったんだ!)
Did you expect me to never find new eggs? (お前は、俺が新しい卵料理を見つけられないことを願ってたのか?)
ここは夫婦喧嘩みたいで面白いので、セリフを丸々取り上げてみました(笑)。
ジョーイのジュース演説(?)は、リンカーンの有名な「人民の人民による人民のための政治」を多少(?)真似ているようです。
そっくりそのまま真似ていないところが、ジョーイらしいのかもしれませんね。
ジョーイがこのフレーズを一字一句完璧に覚えている、ということはなさそうだしねぇ(笑)。
ちなみに、リンカーンのゲティスバーグ演説の一説は "government of the people, by the people, for the people, shall not perish from the Earth." で、「人民の人民による人民のための政治は、地上から消え去ることはないであろう」というものでした。
carton は牛乳やジュースの入っている「紙パック」のことですね。
よく似た単語の cartoon は「アメリカのアニメ」のことです。
carton は前の「カー」の部分にアクセントがありますが、cartoonは後の「トゥーン」にアクセントが来ますので、聞いた感じはかなり違いますけど。
ジャニーズの可愛いイケメンくん(亀梨くんや赤西くん)たちのグループ、KAT-TUN の読み方は「カトゥーン」で、発音は cartoon に似ていますね。
KAT-TUN という名前は、メンバーの頭文字を取ったものらしいです。(←このことは、Wikipedia で知りました・・・って、脱線しすぎ・・・笑)
どっちの卵料理が好きか、と詰め寄るジョーイ。
まぁ、いろいろ好みはありますよね。
とろとろの半熟卵が好き、とか、固ゆで卵が好き、とか。
まるで「あなたは、かためのご飯が好きって言ったじゃない! あの女の作った、あんなべちゃべちゃの柔らかいご飯が好きだなんて、信じられないわよっ!」と浮気を責める妻の言葉ですね。(私は、こんなシチュエーションに陥ったことはないですよ・・・ってそればっかり)
What's the difference? を直訳すると「その違いは何だ?」で、つまりは、「そんなことを聞いて、何が変わるって言うんだ。同じことだよ。構わないじゃないか。」という意味です。
ジョーイがこだわりを見せて、真実を知りたがっているけれど、そんなことを知ったところで、何も変わらない、仮にジョーイの卵料理が好きだと言ったところで、ジョーイの卵料理はもう食べられないんだから、ということです。
お前が自分から出て行ったくせに、そんなことにこだわるのはおかしい、とチャンドラーは言いたいわけですね。
確かに、家出した妻にそんなこと聞かれても夫は困るでしょう・・・という感じかと。
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2006年07月08日
フレンズ2-17その13
フィービー: I've never heard myself sing before. I mean, except in my own head. This is so cool! Now I can hear what you hear! (私、今まで自分が歌うのを聞いたことなかったのよ。つまり、私自身の頭の中以外ではね。この声、すっごくカッコイイ! 今やっと私は、みんなが聞いてる私の声を聞くことが出来たのね!)
レイチェル: Pretty different, huh? (かなり違うでしょ。ね?)
フィービー: I am sorry, but I'm incredibly talented! (悪いけど、私ってものすごく才能があるのね!)
what you hear は「フレンズのみんな、あるいはフィービー以外の人々みんな」が聞いているもの、ということです。
つまり、フィービーだけが聞くことのできない、みんなに聞こえているフィービーの声、ということですね。
レイチェルは遠回しに、声が違っていることを示唆して、何とかフィービーに真実を気付かせようとするのですが・・・。
I am sorry. と言っているのは、自分が才能ある天才で、凡人のみなさんには悪いわね、という感じでしょうか?
確かに、自分で聞いてる声と実際の声は違うと言いますが・・・。
昔はあまり自分の声って聞く機会がなかったんですけど、子供のビデオを撮るようになって、自分の録音した声をよく聞くようになりました。
確かに自分が思ってるのとちょっと感じが違いますね。
チャンドラーの部屋にジョーイがやって来ます。
ジョーイ: I just came by to pick up my mail. Where's the mail? (手紙を取りにちょっと寄っただけだ。手紙どこ?)
チャンドラー: Over there on the table. (あっちのテーブルの上だ。)
ジョーイ: You don't keep it on this table anymore? (手紙はもうこのテーブルの上には置いとかないのか?)
チャンドラー: Eddie likes it over there. (エディーがあっちがいいって言うんでね。)
ヘラジカの帽子の時と同じ、pick up ですね。
今までと、ものの置き場所が違う、というのは、元同居人にとって、かなりのショックでしょう。
もう俺がいない生活が始まってるんだ、俺がいたときの空気とは違ってきてるんだ、という感じ。
元カノが元カレの部屋を訪ねて、自分の趣味とは全然違うふうに部屋がアレンジされていたら、そりゃあショックでしょうなぁー、という感じですか。
(私はそんな経験ないですよ・・・笑)
エディーの作った卵料理をおいしそうに食べてるチャンドラーに、俺の作った卵料理が好きなくせに、と言うジョーイ。
チャンドラー: I do, but Eddie makes them this way. They're pretty darn good. (確かに[ジョーイ風の卵料理は]好きだよ。でも、エディーが卵料理をこんな風に作るんだ。これがかなりイケてるんだよ。)
darn は damn の婉曲表現です。
よく映画などで "Damn it!" 「ちくしょう、くそっ!」と言いますが、damn は「ののしる、のろう」という意味で、こういう言葉(curse word)はあまり使わない方が良いとされていますので、よく似た音の darn を使うんですね。
これは、Oh, my God! の代わりに、Oh, my gosh! や Oh, my goodness! を使うのと同じです。
God を使わないのは、「神の名をみだりに唱えてはならない」と聖書の教えにあるからだそうです。
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レイチェル: Pretty different, huh? (かなり違うでしょ。ね?)
フィービー: I am sorry, but I'm incredibly talented! (悪いけど、私ってものすごく才能があるのね!)
what you hear は「フレンズのみんな、あるいはフィービー以外の人々みんな」が聞いているもの、ということです。
つまり、フィービーだけが聞くことのできない、みんなに聞こえているフィービーの声、ということですね。
レイチェルは遠回しに、声が違っていることを示唆して、何とかフィービーに真実を気付かせようとするのですが・・・。
I am sorry. と言っているのは、自分が才能ある天才で、凡人のみなさんには悪いわね、という感じでしょうか?
確かに、自分で聞いてる声と実際の声は違うと言いますが・・・。
昔はあまり自分の声って聞く機会がなかったんですけど、子供のビデオを撮るようになって、自分の録音した声をよく聞くようになりました。
確かに自分が思ってるのとちょっと感じが違いますね。
チャンドラーの部屋にジョーイがやって来ます。
ジョーイ: I just came by to pick up my mail. Where's the mail? (手紙を取りにちょっと寄っただけだ。手紙どこ?)
チャンドラー: Over there on the table. (あっちのテーブルの上だ。)
ジョーイ: You don't keep it on this table anymore? (手紙はもうこのテーブルの上には置いとかないのか?)
チャンドラー: Eddie likes it over there. (エディーがあっちがいいって言うんでね。)
ヘラジカの帽子の時と同じ、pick up ですね。
今までと、ものの置き場所が違う、というのは、元同居人にとって、かなりのショックでしょう。
もう俺がいない生活が始まってるんだ、俺がいたときの空気とは違ってきてるんだ、という感じ。
元カノが元カレの部屋を訪ねて、自分の趣味とは全然違うふうに部屋がアレンジされていたら、そりゃあショックでしょうなぁー、という感じですか。
(私はそんな経験ないですよ・・・笑)
エディーの作った卵料理をおいしそうに食べてるチャンドラーに、俺の作った卵料理が好きなくせに、と言うジョーイ。
チャンドラー: I do, but Eddie makes them this way. They're pretty darn good. (確かに[ジョーイ風の卵料理は]好きだよ。でも、エディーが卵料理をこんな風に作るんだ。これがかなりイケてるんだよ。)
darn は damn の婉曲表現です。
よく映画などで "Damn it!" 「ちくしょう、くそっ!」と言いますが、damn は「ののしる、のろう」という意味で、こういう言葉(curse word)はあまり使わない方が良いとされていますので、よく似た音の darn を使うんですね。
これは、Oh, my God! の代わりに、Oh, my gosh! や Oh, my goodness! を使うのと同じです。
God を使わないのは、「神の名をみだりに唱えてはならない」と聖書の教えにあるからだそうです。
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2006年07月07日
フレンズ2-17その12
チャンドラーの新しいルームメイトについて話しているフレンズたち。
レイチェル: It'll never last. He's just a rebound roommate. (そんなの長続きしないわ。エディーって人は、ただのリバウンドのルームメートだもの。)
last は日本語のラストから「最後の」というイメージが強いですが、別の単語の「(時間的に)続く、持続する」という意味の動詞もよく出てきます。
everlasting なら「永久に続く、永遠の、不朽の」ですね。
rebound は「はね返る、反発、(感情の)反動」という意味ですね。
日本語でもダイエットのリバウンドとか言いますが、リバウンドに例えているレイチェルが面白い。
というより、誰が見てもそうだってわかるかな?(笑)。
Smelly Cat のプロモーション・ビデオをみんなで見ることに。
ビデオの中のオバさん: Get out of here, cat! You stink! (ここから出て行きな、ネコめ! お前はくさいんだよ!)
臭い(くさい)は日本語では「白い」や「明るい」などと同じ形容詞なので、それを英語にしようとすると smelly 「くさい」という形容詞を使って、"You are smelly."になりそうな感じがするのですが、実際はこのように You stink. と 動詞の stink 「悪臭を放つ、いやなにおいがする」を使うことが多いですね。
You are smelly. が間違いだということではないと思うのですが、あまり聞かない気がします。
日本語では「くさい」という状態を表す言葉(すなわち形容詞)なんですが、英語では「いやなにおいを放つ」という「プンプン放つ」動詞のイメージが強いのかもしれません。
歌詞は省略しますが(著作権の関係で?・・・笑)、 It's not your fault. というフレーズは、会話によく出てきます。
悪いことが起こった時、「自分のせいかも」と落ち込んでる人に、「あなたは悪くないわ。」という時の決まり文句ですね。
"It's not my fault." だと「私のせいじゃないわ。悪いのは私じゃないわ。」と自分の非を認めないセリフになります。
しかし、ビデオの中で歌っている声は、どう聞いてもフィービーのものではありません。
フィービー: Oh, my God! (なんてこと!)
ロス: I know. (そうだね。)
フィービー: I sound amazing! (私の声って素晴らしいわ!)
この辺りは、いかにもフィービーらしいやり取りです。
声を聞いてびっくりしてるから、自分の声じゃないことにショックを受けてるのかと誰しも思いますよね。
だから、ロスも「そうだよね。わかるよ、フィービーの言いたいことは。」という意味で、I know. と返事しているのですが、なんとフィービーは自分の声があまりに素敵なことに驚いていたんですね(笑)。
「・・・って、驚いてたのは、そのことかいっ!?」というツッコミが入るところです。
それにしても、このアレンジ、面白いですね。シャウト系だし(笑)。
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レイチェル: It'll never last. He's just a rebound roommate. (そんなの長続きしないわ。エディーって人は、ただのリバウンドのルームメートだもの。)
last は日本語のラストから「最後の」というイメージが強いですが、別の単語の「(時間的に)続く、持続する」という意味の動詞もよく出てきます。
everlasting なら「永久に続く、永遠の、不朽の」ですね。
rebound は「はね返る、反発、(感情の)反動」という意味ですね。
日本語でもダイエットのリバウンドとか言いますが、リバウンドに例えているレイチェルが面白い。
というより、誰が見てもそうだってわかるかな?(笑)。
Smelly Cat のプロモーション・ビデオをみんなで見ることに。
ビデオの中のオバさん: Get out of here, cat! You stink! (ここから出て行きな、ネコめ! お前はくさいんだよ!)
臭い(くさい)は日本語では「白い」や「明るい」などと同じ形容詞なので、それを英語にしようとすると smelly 「くさい」という形容詞を使って、"You are smelly."になりそうな感じがするのですが、実際はこのように You stink. と 動詞の stink 「悪臭を放つ、いやなにおいがする」を使うことが多いですね。
You are smelly. が間違いだということではないと思うのですが、あまり聞かない気がします。
日本語では「くさい」という状態を表す言葉(すなわち形容詞)なんですが、英語では「いやなにおいを放つ」という「プンプン放つ」動詞のイメージが強いのかもしれません。
歌詞は省略しますが(著作権の関係で?・・・笑)、 It's not your fault. というフレーズは、会話によく出てきます。
悪いことが起こった時、「自分のせいかも」と落ち込んでる人に、「あなたは悪くないわ。」という時の決まり文句ですね。
"It's not my fault." だと「私のせいじゃないわ。悪いのは私じゃないわ。」と自分の非を認めないセリフになります。
しかし、ビデオの中で歌っている声は、どう聞いてもフィービーのものではありません。
フィービー: Oh, my God! (なんてこと!)
ロス: I know. (そうだね。)
フィービー: I sound amazing! (私の声って素晴らしいわ!)
この辺りは、いかにもフィービーらしいやり取りです。
声を聞いてびっくりしてるから、自分の声じゃないことにショックを受けてるのかと誰しも思いますよね。
だから、ロスも「そうだよね。わかるよ、フィービーの言いたいことは。」という意味で、I know. と返事しているのですが、なんとフィービーは自分の声があまりに素敵なことに驚いていたんですね(笑)。
「・・・って、驚いてたのは、そのことかいっ!?」というツッコミが入るところです。
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2006年07月06日
フレンズ2-17その11
新しい同居人のエディーが、ジョーイの残していったムース(ヘラジカ)の帽子をどう処分したらいいかチャンドラーに尋ねていたので、
ジョーイ: I'll take that. It's what I came for. (俺がその帽子をもらうよ。そのために来たんだから。)
take の基本的な意味は「取る」です。
帽子の処分に困っているらしいので、俺がそれを take するよ、俺が持っとくよ、預かるよ、という感じです。
It's what I came for. は It (そのこと=帽子を受け取ること)が、what (came for の目的語になるので、来た目的)だ、という構文になります。
スーパーのエスニックコーナーで知り合ったというチャンドラーとエディー。
きちんとルームメート募集の広告を出したりせず、手近なところで適当なルームメートを見繕った、って感じが出ていますね。
チャンドラー: We got to talking. He needed a place, and I had a spare room. (俺とエディーは話をしたんだ。エディーは部屋が必要で、俺は空き部屋があったから。)
ジョーイ: Now it's a spare room? (今は、空き部屋なんだな?)
チャンドラー: Well, yeah. In that it's not being used and I have it to spare. (あぁ、そうだよ。部屋は使われてないんだから、余分な部屋として持ってるわけだ。)
spare は日本語でもスペアと言うように、「予備の、余分な、余計な」という意味がありますね。
動詞だと「(時間・金などを)とっておく」という意味になります。
in that は「・・・の点において、・・・であるから」。
直訳すると、「その部屋が使われていないということ(点、事実)から」になります。
to spare は「余分に」という意味です。
ムースの帽子を被って部屋を出て行くジョーイに、
チャンドラー: Hey, Joe. When'd you start using moose in your hair? (なぁ、ジョー。いつから髪の毛にムースを使うようになったんだ?)
エディー: Is this guy great, or what? (この人[チャンドラーのこと]、最高だよね? そうだろ?)
ジョーイ: Yeah, he is. (あぁ、本当に最高だ。)
moose はここではダジャレです。
帽子のキャラクターの moose 「アメリカヘラジカ」と、mousse 「整髪に使う泡状のムース」とをかけているんですね。
帽子と整髪料、どちらも髪の毛につけて使うものだから、このダジャレが成立するわけですね(笑)。
このセリフの綴りは、DVDでは moose(ヘラジカ)、ネットスクリプトでは、mousse(ヘアムース)になっていました。
発音はどちらも「ムース」で全く同じなので、どちらの綴りでも構わないわけです。
音声面でも、全く違和感のない自然なダジャレですね。(「ダジャレ」を連発してますが、これはやっぱり「ジョーク」というよりは、「オヤジギャグ的なダジャレ」かなぁ、と思うので・・・笑)
or what を直訳すると「・・・かそれとも何か?、・・・でないなら何だ?」ですが、この場合は、反語的に使われているようです。
「最高だよね、他に表現の仕方がある? 最高だとしか言えないよね?」と強調しているのだと思います。
ジョーイのセリフは "He is (great)." と great が省略されているわけですが、このように He is. というだけで、「まさにそうだね。その通りだね。本当にそうだね。」というニュアンスが出ます。
新しい同居人のエディーは、元同居人に「この人(チャンドラー)って、面白いよねー!」と世間話のように話を振ったんでしょうが、ジョーイは誰よりもチャンドラーのことをよくわかっているわけで、このジョークひとつで、以前の二人の生活が懐かしく思い出されたことでしょう。
それだけに、「そうだね、本当に great なヤツだよ。」と、イヤミのひとつも言わずにあっさりと認めたところに、ジョーイの寂しさが滲み出ていると思います。
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ジョーイ: I'll take that. It's what I came for. (俺がその帽子をもらうよ。そのために来たんだから。)
take の基本的な意味は「取る」です。
帽子の処分に困っているらしいので、俺がそれを take するよ、俺が持っとくよ、預かるよ、という感じです。
It's what I came for. は It (そのこと=帽子を受け取ること)が、what (came for の目的語になるので、来た目的)だ、という構文になります。
スーパーのエスニックコーナーで知り合ったというチャンドラーとエディー。
きちんとルームメート募集の広告を出したりせず、手近なところで適当なルームメートを見繕った、って感じが出ていますね。
チャンドラー: We got to talking. He needed a place, and I had a spare room. (俺とエディーは話をしたんだ。エディーは部屋が必要で、俺は空き部屋があったから。)
ジョーイ: Now it's a spare room? (今は、空き部屋なんだな?)
チャンドラー: Well, yeah. In that it's not being used and I have it to spare. (あぁ、そうだよ。部屋は使われてないんだから、余分な部屋として持ってるわけだ。)
spare は日本語でもスペアと言うように、「予備の、余分な、余計な」という意味がありますね。
動詞だと「(時間・金などを)とっておく」という意味になります。
in that は「・・・の点において、・・・であるから」。
直訳すると、「その部屋が使われていないということ(点、事実)から」になります。
to spare は「余分に」という意味です。
ムースの帽子を被って部屋を出て行くジョーイに、
チャンドラー: Hey, Joe. When'd you start using moose in your hair? (なぁ、ジョー。いつから髪の毛にムースを使うようになったんだ?)
エディー: Is this guy great, or what? (この人[チャンドラーのこと]、最高だよね? そうだろ?)
ジョーイ: Yeah, he is. (あぁ、本当に最高だ。)
moose はここではダジャレです。
帽子のキャラクターの moose 「アメリカヘラジカ」と、mousse 「整髪に使う泡状のムース」とをかけているんですね。
帽子と整髪料、どちらも髪の毛につけて使うものだから、このダジャレが成立するわけですね(笑)。
このセリフの綴りは、DVDでは moose(ヘラジカ)、ネットスクリプトでは、mousse(ヘアムース)になっていました。
発音はどちらも「ムース」で全く同じなので、どちらの綴りでも構わないわけです。
音声面でも、全く違和感のない自然なダジャレですね。(「ダジャレ」を連発してますが、これはやっぱり「ジョーク」というよりは、「オヤジギャグ的なダジャレ」かなぁ、と思うので・・・笑)
or what を直訳すると「・・・かそれとも何か?、・・・でないなら何だ?」ですが、この場合は、反語的に使われているようです。
「最高だよね、他に表現の仕方がある? 最高だとしか言えないよね?」と強調しているのだと思います。
ジョーイのセリフは "He is (great)." と great が省略されているわけですが、このように He is. というだけで、「まさにそうだね。その通りだね。本当にそうだね。」というニュアンスが出ます。
新しい同居人のエディーは、元同居人に「この人(チャンドラー)って、面白いよねー!」と世間話のように話を振ったんでしょうが、ジョーイは誰よりもチャンドラーのことをよくわかっているわけで、このジョークひとつで、以前の二人の生活が懐かしく思い出されたことでしょう。
それだけに、「そうだね、本当に great なヤツだよ。」と、イヤミのひとつも言わずにあっさりと認めたところに、ジョーイの寂しさが滲み出ていると思います。
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2006年07月05日
フレンズ2-17その10
ロス: Tony, can I call you back? That's my sister's boyfriend. (トニー、電話かけ直してもいいかな? キャッチホンは妹の恋人からでね。)
モニカ: Give me that. Sweetie, before I forget, did I leave my diaphragm at your place? ...Hi, Mom. (電話貸して。ねぇ、忘れないうちに言っとくけど、あなたの部屋にペッサリー忘れたかしら? ・・・ハーイ、ママ。)
リチャードみたいな年齢の人(孫がいる)でも、boyfriend って言うんだ(笑)。
でも lover だと「愛人」みたいだから、年齢に関わらず boyfriend で良いようです。
before I forget を直訳すると「私が忘れる前に」ですが、自然な日本語ではこれを「私が忘れないうちに、忘れない間に」と言いますね。
これは英語の表現の方が素直でわかりやすいです。
この before I forget を入れたことで、唐突にこんなヘビーな(笑)話題を持ち出した説明になっています。
さんざん話した後に、「あ、それから、このこと言っとかなきゃいけなかったんだけど」って言うのを忘れるかもしれないから、先に言っとく、ということですね。
で、そんなディープな話をしたら、なんと電話の相手はママでした。
ロスはモニカを引っ掛けたんですね。
唖然としてるママの顔が目に浮かぶ(笑)。
ジョーイはモニカと相談した結果、元の部屋に戻りたい、とチャンドラーに言うつもりで来たのですが・・・。
チャンドラー: So how's the palace? (それでお前のお城はどんな感じ?)
ジョーイ: It's funny you should mention that because I was thinking... What's with the boxes? (チャンドラーが俺の新しい部屋の話題を持ち出すのって変な感じなんだよな。だって俺考えたんだけど・・・あの箱は何?)
チャンドラー: Actually, I have some news. (実は、ニュースがあるんだ。)
エディ: Is that Joey guy gonna pick up his moose hat or should I toss it? (ジョーイって人がムースの帽子を取りに来るかなぁ?それとも俺が捨てた方がいい?)
palace は「宮殿、りっぱな邸宅、館(やかた)」。
Buckingham Palace は「(イギリス・ロンドンの)バッキンガム宮殿」ですね。
それをもじって、サッカーのベッカム様のお屋敷は Beckingham Palace と言われているらしいですね。
ここでチャンドラーがわざと palace という言葉を使って、「お前のお気に入りの新しいお城(あるいは御殿[ごてん])」という雰囲気を出しています。
ジョーイは、その「お気に入りであるはずの自分の城」を捨てて、この部屋に戻りたいことを伝えに来たので、チャンドラーがそんなふうに話を切り出したのが funny 「おかしい、変な感じ」だと言ったのですね。
ちょっと意訳になりますが、「チャンドラーが俺の部屋のことを「お城」だなんて誉めるなんて皮肉だよな。だって、俺はそこを出ようとしてるんだから・・・」という風に会話が進展するはずだったのですが・・・。
新しい同居人に驚くジョーイ。
さらにその同居人が、ジョーイの残していったものを捨てるかどうかという話をするのを聞いて愕然とします。
この前のシーンで、チャンドラーはロスに説得されて、ジョーイともう一度一緒に住む、という希望を捨てることにしたのでした。
でも、ジョーイが来た時に、つまらなそうにドアに向かってボールを投げていたのを見てもわかるように、新しい同居人にワクワクしてるわけではないのが、観客にわかるようになっています。
pick up は「拾い上げる」が基本で、そこからここでの「(ものを)受け取る、引き取る」という意味にもなります。
これが対象が人だと「(人を)(車などに)乗せる、(人を)車で迎えにいく」という意味になります。
どこかの場所でふと止まって、拾い上げるイメージですね。
日本語でも「彼女を車で拾ってから、会場に向かうよ。」などと言いますので、ニュアンスは同じかと。
toss は日本語のトスでもわかるように、「(ものを)ポイと投げる、ほうる」という意味です。
ここでは「ポイッと捨てる」という感じでしょうか?
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モニカ: Give me that. Sweetie, before I forget, did I leave my diaphragm at your place? ...Hi, Mom. (電話貸して。ねぇ、忘れないうちに言っとくけど、あなたの部屋にペッサリー忘れたかしら? ・・・ハーイ、ママ。)
リチャードみたいな年齢の人(孫がいる)でも、boyfriend って言うんだ(笑)。
でも lover だと「愛人」みたいだから、年齢に関わらず boyfriend で良いようです。
before I forget を直訳すると「私が忘れる前に」ですが、自然な日本語ではこれを「私が忘れないうちに、忘れない間に」と言いますね。
これは英語の表現の方が素直でわかりやすいです。
この before I forget を入れたことで、唐突にこんなヘビーな(笑)話題を持ち出した説明になっています。
さんざん話した後に、「あ、それから、このこと言っとかなきゃいけなかったんだけど」って言うのを忘れるかもしれないから、先に言っとく、ということですね。
で、そんなディープな話をしたら、なんと電話の相手はママでした。
ロスはモニカを引っ掛けたんですね。
唖然としてるママの顔が目に浮かぶ(笑)。
ジョーイはモニカと相談した結果、元の部屋に戻りたい、とチャンドラーに言うつもりで来たのですが・・・。
チャンドラー: So how's the palace? (それでお前のお城はどんな感じ?)
ジョーイ: It's funny you should mention that because I was thinking... What's with the boxes? (チャンドラーが俺の新しい部屋の話題を持ち出すのって変な感じなんだよな。だって俺考えたんだけど・・・あの箱は何?)
チャンドラー: Actually, I have some news. (実は、ニュースがあるんだ。)
エディ: Is that Joey guy gonna pick up his moose hat or should I toss it? (ジョーイって人がムースの帽子を取りに来るかなぁ?それとも俺が捨てた方がいい?)
palace は「宮殿、りっぱな邸宅、館(やかた)」。
Buckingham Palace は「(イギリス・ロンドンの)バッキンガム宮殿」ですね。
それをもじって、サッカーのベッカム様のお屋敷は Beckingham Palace と言われているらしいですね。
ここでチャンドラーがわざと palace という言葉を使って、「お前のお気に入りの新しいお城(あるいは御殿[ごてん])」という雰囲気を出しています。
ジョーイは、その「お気に入りであるはずの自分の城」を捨てて、この部屋に戻りたいことを伝えに来たので、チャンドラーがそんなふうに話を切り出したのが funny 「おかしい、変な感じ」だと言ったのですね。
ちょっと意訳になりますが、「チャンドラーが俺の部屋のことを「お城」だなんて誉めるなんて皮肉だよな。だって、俺はそこを出ようとしてるんだから・・・」という風に会話が進展するはずだったのですが・・・。
新しい同居人に驚くジョーイ。
さらにその同居人が、ジョーイの残していったものを捨てるかどうかという話をするのを聞いて愕然とします。
この前のシーンで、チャンドラーはロスに説得されて、ジョーイともう一度一緒に住む、という希望を捨てることにしたのでした。
でも、ジョーイが来た時に、つまらなそうにドアに向かってボールを投げていたのを見てもわかるように、新しい同居人にワクワクしてるわけではないのが、観客にわかるようになっています。
pick up は「拾い上げる」が基本で、そこからここでの「(ものを)受け取る、引き取る」という意味にもなります。
これが対象が人だと「(人を)(車などに)乗せる、(人を)車で迎えにいく」という意味になります。
どこかの場所でふと止まって、拾い上げるイメージですね。
日本語でも「彼女を車で拾ってから、会場に向かうよ。」などと言いますので、ニュアンスは同じかと。
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2006年07月04日
フレンズ2-17その9
フィービーは「ネコはくちゃい」(Smelly Cat)をレコーディング中。
突然コーラスが聞こえてきて驚くフィービー。
レコーディング担当: They're your backup singers. Behind you, hon. (あれはあなたのバックコーラスの歌手たちよ。あなたの後ろよ。)
フィービー: I thought they were just watching me. Like at an aquarium, you know? (私は、あの人たちが私をただ観察してるのかと思ってた。ほら、水族館みたいな感じでね。)
hon は honey 「かわいい人」の短縮形です。
ここでは、初めてのレコーディングで緊張しているフィービーに優しく声を掛けている感じが出ているのかな、と。
aquarium は「水族館、ガラス張りの水槽」です。
日本語でアクアリウムとカタカナで表現したりもしますが、英語の発音は、「アクウェアリアム」という感じで、ウェアにアクセントがあります。
水族館みたい、というより、犯罪の目撃者が犯人かどうかを隠しガラスで確かめてるような感じに見えなくもないですが・・・(笑)
ロスはモニカの部屋で長電話中。
ロス: Tony, can you hold on? That's the other line. (トニー、ちょっと待ってくれる? キャッチホンが入ったんだ。)
hold on は「電話を切らないで待つ」。
hang on でも同じ意味になります。
反対語の「電話を切る」は hang up ですね。
キャッチホンは和製英語です。
ここでは、the other line と表現していますが、英語でキャッチホンを意味する名詞は call waiting といいます。
電話を独占しているロスに、モニカはキレてしまい、喧嘩になります。
ロス: Get off my back. (邪魔しないでよ。)
モニカ: Get out of my face. (そっちこそ邪魔しないで。)
get off someone's back は「・・・を邪魔しない、・・・に干渉するのをやめる」という意味。
これは back (人の背中)から off (離れる)、つまり、後ろでごちゃごちゃ言わないで、って感じですかね。
get out of... は「・・・から外へ出る、出て行く」という意味。
"Get out of here!" なら「ここから出て行け!」ですよね。
get out of someone's face もその前の get off someone's back と同じような意味で「・・・の邪魔をするのをやめる、・・・の邪魔をしない」という意味になります。
get out of someone's hair でも「(人)をイライラさせない、邪魔をしない」という意味になります。
face や hair を使うのは、その人の顔付近でちょろちょろしないでどっかに行ってよ、目の前から消えてよ、という感じなのだと思います。
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レコーディング担当: They're your backup singers. Behind you, hon. (あれはあなたのバックコーラスの歌手たちよ。あなたの後ろよ。)
フィービー: I thought they were just watching me. Like at an aquarium, you know? (私は、あの人たちが私をただ観察してるのかと思ってた。ほら、水族館みたいな感じでね。)
hon は honey 「かわいい人」の短縮形です。
ここでは、初めてのレコーディングで緊張しているフィービーに優しく声を掛けている感じが出ているのかな、と。
aquarium は「水族館、ガラス張りの水槽」です。
日本語でアクアリウムとカタカナで表現したりもしますが、英語の発音は、「アクウェアリアム」という感じで、ウェアにアクセントがあります。
水族館みたい、というより、犯罪の目撃者が犯人かどうかを隠しガラスで確かめてるような感じに見えなくもないですが・・・(笑)
ロスはモニカの部屋で長電話中。
ロス: Tony, can you hold on? That's the other line. (トニー、ちょっと待ってくれる? キャッチホンが入ったんだ。)
hold on は「電話を切らないで待つ」。
hang on でも同じ意味になります。
反対語の「電話を切る」は hang up ですね。
キャッチホンは和製英語です。
ここでは、the other line と表現していますが、英語でキャッチホンを意味する名詞は call waiting といいます。
電話を独占しているロスに、モニカはキレてしまい、喧嘩になります。
ロス: Get off my back. (邪魔しないでよ。)
モニカ: Get out of my face. (そっちこそ邪魔しないで。)
get off someone's back は「・・・を邪魔しない、・・・に干渉するのをやめる」という意味。
これは back (人の背中)から off (離れる)、つまり、後ろでごちゃごちゃ言わないで、って感じですかね。
get out of... は「・・・から外へ出る、出て行く」という意味。
"Get out of here!" なら「ここから出て行け!」ですよね。
get out of someone's face もその前の get off someone's back と同じような意味で「・・・の邪魔をするのをやめる、・・・の邪魔をしない」という意味になります。
get out of someone's hair でも「(人)をイライラさせない、邪魔をしない」という意味になります。
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2006年07月03日
フレンズ2-17その8
チャンドラーと電話で盛り上がった後、セントラルパークで落ち込んでるジョーイ。
モニカ: But you wanted to live by yourself. (でも、ジョーイが一人で生活したいって言ったのよ。)
ジョーイ: I did. I thought it'd be great. I figured I'd have time alone with my thoughts. But it turns out I don't have as many thoughts as you think. (確かにそうだ。[一人暮らしをしたら]最高だろうな、って思ったんだよ。いろいろ考え事できる一人の時間が持てるぜ、って。でも、他の人が考えるようなたくさんの考えごとなんて俺にはないんだってわかったんだ。)
フィービー: Why don't you talk to Chandler about moving back? (チャンドラーに、戻りたいって話したらどう?)
結局、ジョーイにとって、一人暮らしは全然楽しいものではなかったんですね。
move out は「引っ越しをして今のところから出て行く」、move in は「よそからこちらに引っ越して来る」、move back は「引っ越しをして出たところへ再び帰ってくる」ということですが、move にそれぞれの前置詞が付くことで、同じ引っ越しでも動きがわかりますね。
こういう動きに関する表現は、動詞+前置詞で動きと方向を表すことが出来る英語の方が、意味が明確だと感じます。
モニカ: He would definitely want you back. (チャンドラーなら、絶対にジョーイに戻って欲しいと思ってるわよ。)
場面が変わって、チャンドラーの部屋。
ロス: I'm telling you, there's no way he's moving back. (いいかい、ジョーイが戻ってくるってことはあり得ないよ。)
モニカがジョーイに戻るように促している一方で、ロスはチャンドラーにジョーイのことはあきらめろ、と言っていますね。
それぞれの友達が良かれと思って言っているのですが、全く逆のことを言ってしまい、修復できるものも修復できなくなってしまう、というシチュエーションがフレンズにはよく出てきます。
そのちぐはぐが、ドラマを生むんですけどねぇ。
食い下がるチャンドラーに、
ロス: You'll have to accept the fact that you're just friends now. You're not roommates anymore. (お前とジョーイはもうただの友達なんだ、という事実を受け入れないといけないな。もうお前らはルームメートじゃないんだ。)
「ただの友達で、ルームメートじゃない」という事実を述べているだけなのですが、ジョーイとチャンドラーは単なる同居人以上の結び付きがあるので(笑)、チャンドラーにとっては、「同棲中のカップルではない」と言われているようなもんでしょう(笑)。
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モニカ: But you wanted to live by yourself. (でも、ジョーイが一人で生活したいって言ったのよ。)
ジョーイ: I did. I thought it'd be great. I figured I'd have time alone with my thoughts. But it turns out I don't have as many thoughts as you think. (確かにそうだ。[一人暮らしをしたら]最高だろうな、って思ったんだよ。いろいろ考え事できる一人の時間が持てるぜ、って。でも、他の人が考えるようなたくさんの考えごとなんて俺にはないんだってわかったんだ。)
フィービー: Why don't you talk to Chandler about moving back? (チャンドラーに、戻りたいって話したらどう?)
結局、ジョーイにとって、一人暮らしは全然楽しいものではなかったんですね。
move out は「引っ越しをして今のところから出て行く」、move in は「よそからこちらに引っ越して来る」、move back は「引っ越しをして出たところへ再び帰ってくる」ということですが、move にそれぞれの前置詞が付くことで、同じ引っ越しでも動きがわかりますね。
こういう動きに関する表現は、動詞+前置詞で動きと方向を表すことが出来る英語の方が、意味が明確だと感じます。
モニカ: He would definitely want you back. (チャンドラーなら、絶対にジョーイに戻って欲しいと思ってるわよ。)
場面が変わって、チャンドラーの部屋。
ロス: I'm telling you, there's no way he's moving back. (いいかい、ジョーイが戻ってくるってことはあり得ないよ。)
モニカがジョーイに戻るように促している一方で、ロスはチャンドラーにジョーイのことはあきらめろ、と言っていますね。
それぞれの友達が良かれと思って言っているのですが、全く逆のことを言ってしまい、修復できるものも修復できなくなってしまう、というシチュエーションがフレンズにはよく出てきます。
そのちぐはぐが、ドラマを生むんですけどねぇ。
食い下がるチャンドラーに、
ロス: You'll have to accept the fact that you're just friends now. You're not roommates anymore. (お前とジョーイはもうただの友達なんだ、という事実を受け入れないといけないな。もうお前らはルームメートじゃないんだ。)
「ただの友達で、ルームメートじゃない」という事実を述べているだけなのですが、ジョーイとチャンドラーは単なる同居人以上の結び付きがあるので(笑)、チャンドラーにとっては、「同棲中のカップルではない」と言われているようなもんでしょう(笑)。
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2006年07月02日
フレンズ2-17その7
ジョーイ: You're saying that because you love Yasmine Bleeth. (お前がそういうのは、ヤスミン・ブリースが好きだからだろ?)
チャンドラー: How could anyone not love Yasmine Bleeth? (ヤスミン・ブリースを愛さないでいることなんて誰にも出来ないよ。)
ジョーイ: Hey, they're running. (ほら、みんな走ってるぞ。)
チャンドラー: See, this is the brilliance of the show. I say always keep them running. All the time running! Run! Run! Run, Yasmnine! Run like the wind! (ほら、ここが番組一番の見どころだぞ。ずっとみんなを走り続けさせろ。ずっと走り続けろ。走れ! 走れ! 走れ、ヤスミン! 風のように走れ!)
ヤスミン・ブリースは、ベイ・ウォッチに出てくる女優さんです。
↓詳しくはこちら。
Wikipedia 英語版: Yasmine Bleeth
この Wikipedia の Trivia には、フレンズでジョーイとチャンドラーがベイウォッチのファンであることや、チャンドラーがヤスミンのファンであること、などが書いてあるのですが、
"Yasmine once dated Matthew Perry,"
という文章を発見しました。
Wikipedia 英語版: Matthew Perry (actor) の Trivia にも、"Dated actress Yasmine Bleeth." と書いてありましたし。
さらには、IMDb: Yasmine Bleeth にも、Trivia として、
Has dated actors Luke Perry, Matthew Perry, Grant Show and...
とマシュー・ペリーや他の男性とお付き合いしたことがある旨が書いてあります。
has dated は「経験」を表す現在完了形「・・・したことがある」ですね(笑)。
ということで、チャンドラー役のマシュー・ペリーは、劇中で憧れているヤスミン・ブリース本人とお付き合いしたことがあるようです。
date だから、単に「デートしただけ」かもしれませんが、それでも何だか面白いですよねぇ。
チャンドラーがあんなに憧れていることを考えると(笑)。
さらに、ちょっと小ネタですが、どうして Wikipedia のマシュー・ペリーの項目にわざわざ actor と書いてあるかというと、他にも同姓同名の人物が存在するからなのですが、中でも、Matthew Perry (naval officer) はあの黒船で有名なペリー提督です。
サイトを見たら、よく教科書に載っていた写真が見られますよ(笑)。
How could...? は「どうしたら・・・ということができるのだろうか?(いや、そんなことは出来るはずがない)」、つまり、「・・・ということは不可能だ」ということですね。
brilliance は「光明、光り輝くこと」。
この番組で一番輝いてるシーンだ、ということです。
ビキニの女性が、胸を揺らして走るところがいいわけですね(笑)。
確かに、チャンドラーとジョーイが好きそうなドラマです。
それにしても、このドラマは、みんなやっぱりそこを注目して見てるんでしょうか?
というより、みんなそこしか見てないんでしょうか?
実は、ある時、たまたまテレビで深夜にベイウォッチが放送していたので、「おぉ、これがチャンドラーとジョーイが大好きなドラマかぁ。」と思って、見たことがあります。
決して不真面目なドラマではなくて、本当に水難救助隊の活躍を描く話なんですが、ドラマ自体のストーリーはやはりどうということもなくて、水着がポイントなのかも?と感じましたね。
1話しか見てないので、断言するのも何なんですが。(ファンの人、ごめんなさい。)
こういう感じのドラマって日本にありますかねぇ?
お色気シーンを楽しみに毎週みんなが見てるドラマって、何だろう・・・?
アニメなら、うる星やつらのラムちゃんのビキニとか、キャッツアイのレオタードとかかと思うんですけど・・・男の子じゃないから、わかんないや(笑)。
ところで、ヤスミンが走っている時、映像がスローモーションですよね。
このように、魅力的な人が動いている様子を描写する時に、スローモーションが使われることがよくあります。
あまりに素敵なので、まるで時間が止まっているかのように(笑)感じるということでしょうか?
アリー my Love 第4シーズン19話「バリーにおまかせ」(原題: In Search Of Barry White)のオープニング前の冒頭シーンで、ルーシー・リュー演じるリンが、セクシーな同僚の黒人男性ジャクソンに心惹かれていて、彼を見ると、スローモーションに見えてしまう、という場面がありました。
それだけでも笑えちゃうのですが、今度は、リンのことが好きでリンも嫌いではないはずの事務所所長のリチャード・フィッシュを見ると、リンの目には、リチャードがちょこまかした動きの早送りで見えてしまう(しかも、「剣の舞」という何ともせからしいBGM付きで・・・笑)というシーンがあって、私は大爆笑してしまいました。
確かに、リチャードという人は子供っぽいところがあって、セクシーで魅力的、というタイプではないのですが、それにしても早送りに見えるってことは、よほど男性としての魅力に欠けているというか何と言うか・・・(笑)。
まぁ、リンにとって、そのジャクソンという男性があまりにも魅力的すぎた、ということなんでしょうね。
そしていかにも映像の特殊効果の多いアリー my Love らしいと思うのは、そのスローと早送りのことをちゃんとセリフで説明しているところです。
そのやり取りは以下のとおり。
ジャクソンを見て何か思わない?と同僚の女性たちに尋ねるリンに、
ネル: What do you see? (あなたには何が見えてるの?)
リン: Well, I see him but he's moving in slow motion. (うーん、見えてるのは彼なんだけど、スローモーションで動いてるのよ。)
ネル: He is? (彼が?)
リン: Completely. He's not really moving in slow motion, is he? (思いっきり。彼が本当にスローモーションで動いたりはしてないよね?)
アリー: Ling, how long has this been going on? (リン、この現象、どのくらい続いてるの?)
リン: A few days. And Richard... when I see him. He goes fast. (2、3日。それからリチャードは・・・彼を見ると、彼は早く進むのよ(早送りなのよ)。)
アリー: Ahh... (あぁ・・・)
リン: Not always. But Jackson... ([リチャードの早送りは]ずっとじゃないけど、でもジャクソンは・・・)
と、またスローモーションで動いているようにリンには見えている。
リン: What does this mean? (これってどういうこと?)
アリー: I think you're in love. (思うに、あなたは恋してるのね。)
リン: What? (何ですって?)
・・・ということで、ここでも、「スローに見える」→「恋している、素敵だと思っている」という法則は成り立っているようですね。(脱線しすぎた・・・笑)
(Rachからのお願い)
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チャンドラー: How could anyone not love Yasmine Bleeth? (ヤスミン・ブリースを愛さないでいることなんて誰にも出来ないよ。)
ジョーイ: Hey, they're running. (ほら、みんな走ってるぞ。)
チャンドラー: See, this is the brilliance of the show. I say always keep them running. All the time running! Run! Run! Run, Yasmnine! Run like the wind! (ほら、ここが番組一番の見どころだぞ。ずっとみんなを走り続けさせろ。ずっと走り続けろ。走れ! 走れ! 走れ、ヤスミン! 風のように走れ!)
ヤスミン・ブリースは、ベイ・ウォッチに出てくる女優さんです。
↓詳しくはこちら。
Wikipedia 英語版: Yasmine Bleeth
この Wikipedia の Trivia には、フレンズでジョーイとチャンドラーがベイウォッチのファンであることや、チャンドラーがヤスミンのファンであること、などが書いてあるのですが、
"Yasmine once dated Matthew Perry,"
という文章を発見しました。
Wikipedia 英語版: Matthew Perry (actor) の Trivia にも、"Dated actress Yasmine Bleeth." と書いてありましたし。
さらには、IMDb: Yasmine Bleeth にも、Trivia として、
Has dated actors Luke Perry, Matthew Perry, Grant Show and...
とマシュー・ペリーや他の男性とお付き合いしたことがある旨が書いてあります。
has dated は「経験」を表す現在完了形「・・・したことがある」ですね(笑)。
ということで、チャンドラー役のマシュー・ペリーは、劇中で憧れているヤスミン・ブリース本人とお付き合いしたことがあるようです。
date だから、単に「デートしただけ」かもしれませんが、それでも何だか面白いですよねぇ。
チャンドラーがあんなに憧れていることを考えると(笑)。
さらに、ちょっと小ネタですが、どうして Wikipedia のマシュー・ペリーの項目にわざわざ actor と書いてあるかというと、他にも同姓同名の人物が存在するからなのですが、中でも、Matthew Perry (naval officer) はあの黒船で有名なペリー提督です。
サイトを見たら、よく教科書に載っていた写真が見られますよ(笑)。
How could...? は「どうしたら・・・ということができるのだろうか?(いや、そんなことは出来るはずがない)」、つまり、「・・・ということは不可能だ」ということですね。
brilliance は「光明、光り輝くこと」。
この番組で一番輝いてるシーンだ、ということです。
ビキニの女性が、胸を揺らして走るところがいいわけですね(笑)。
確かに、チャンドラーとジョーイが好きそうなドラマです。
それにしても、このドラマは、みんなやっぱりそこを注目して見てるんでしょうか?
というより、みんなそこしか見てないんでしょうか?
実は、ある時、たまたまテレビで深夜にベイウォッチが放送していたので、「おぉ、これがチャンドラーとジョーイが大好きなドラマかぁ。」と思って、見たことがあります。
決して不真面目なドラマではなくて、本当に水難救助隊の活躍を描く話なんですが、ドラマ自体のストーリーはやはりどうということもなくて、水着がポイントなのかも?と感じましたね。
1話しか見てないので、断言するのも何なんですが。(ファンの人、ごめんなさい。)
こういう感じのドラマって日本にありますかねぇ?
お色気シーンを楽しみに毎週みんなが見てるドラマって、何だろう・・・?
アニメなら、うる星やつらのラムちゃんのビキニとか、キャッツアイのレオタードとかかと思うんですけど・・・男の子じゃないから、わかんないや(笑)。
ところで、ヤスミンが走っている時、映像がスローモーションですよね。
このように、魅力的な人が動いている様子を描写する時に、スローモーションが使われることがよくあります。
あまりに素敵なので、まるで時間が止まっているかのように(笑)感じるということでしょうか?
アリー my Love 第4シーズン19話「バリーにおまかせ」(原題: In Search Of Barry White)のオープニング前の冒頭シーンで、ルーシー・リュー演じるリンが、セクシーな同僚の黒人男性ジャクソンに心惹かれていて、彼を見ると、スローモーションに見えてしまう、という場面がありました。
それだけでも笑えちゃうのですが、今度は、リンのことが好きでリンも嫌いではないはずの事務所所長のリチャード・フィッシュを見ると、リンの目には、リチャードがちょこまかした動きの早送りで見えてしまう(しかも、「剣の舞」という何ともせからしいBGM付きで・・・笑)というシーンがあって、私は大爆笑してしまいました。
確かに、リチャードという人は子供っぽいところがあって、セクシーで魅力的、というタイプではないのですが、それにしても早送りに見えるってことは、よほど男性としての魅力に欠けているというか何と言うか・・・(笑)。
まぁ、リンにとって、そのジャクソンという男性があまりにも魅力的すぎた、ということなんでしょうね。
そしていかにも映像の特殊効果の多いアリー my Love らしいと思うのは、そのスローと早送りのことをちゃんとセリフで説明しているところです。
そのやり取りは以下のとおり。
ジャクソンを見て何か思わない?と同僚の女性たちに尋ねるリンに、
ネル: What do you see? (あなたには何が見えてるの?)
リン: Well, I see him but he's moving in slow motion. (うーん、見えてるのは彼なんだけど、スローモーションで動いてるのよ。)
ネル: He is? (彼が?)
リン: Completely. He's not really moving in slow motion, is he? (思いっきり。彼が本当にスローモーションで動いたりはしてないよね?)
アリー: Ling, how long has this been going on? (リン、この現象、どのくらい続いてるの?)
リン: A few days. And Richard... when I see him. He goes fast. (2、3日。それからリチャードは・・・彼を見ると、彼は早く進むのよ(早送りなのよ)。)
アリー: Ahh... (あぁ・・・)
リン: Not always. But Jackson... ([リチャードの早送りは]ずっとじゃないけど、でもジャクソンは・・・)
と、またスローモーションで動いているようにリンには見えている。
リン: What does this mean? (これってどういうこと?)
アリー: I think you're in love. (思うに、あなたは恋してるのね。)
リン: What? (何ですって?)
・・・ということで、ここでも、「スローに見える」→「恋している、素敵だと思っている」という法則は成り立っているようですね。(脱線しすぎた・・・笑)
(Rachからのお願い)
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