オーディションでセリフを読むジョーイ。
ジョーイ: We could take the expressway, but this time of day you're better off taking the budge. (高速道路を通って行けますよ。でも、一日のうちでこの時間は、budge を通ったほうがいいですよ。)
面接官にハァ?という顔をされて、
ジョーイ: You were going for bridge there, weren't you? (ここは、bridge って言うことになってるんですよね。)
better off doing は「・・・した方がいい」という意味。
budge は「ちょっと動く、身動きする」という動詞。名詞として使われることはないようです。
go for は直訳すると「(・・・という目標)に向かって進む」なので、「あなた方スタッフがここで意図していた言葉は」という感じでしょうか。
またまた台本を読み間違ってしまったジョーイでした。
例の本を読みながら、問題に答える女性陣。
フィービー: Question number 28. "Have you ever allowed a lightning-bearer to take your wind?" (質問28。「今までに、稲妻の運び手があなたの風を奪うのを許したことがありますか?」)
ここでも相変わらず、take your wind と抽象的な表現を使っていますが、take は「取る」ですから、allow someone to take your... 「あなたの”大切なもの”を誰かが取ることを許す」という表現から、何となく言わんとしていることはわかりますよね。
山口百恵さんの♪あなたに女のこの一番大切なものをあげるわ〜♪って感じでしょうか?(例えがちょっと古かったかなぁ?)
フィービーがノーと答えると、みんなが信じられないという顔をします。
モニカ: Do you not remember the puppet guy? (あの人形使いの男のことを覚えてないの?)
レイチェル: You totally let him wash his feet in the pool of your inner power. (内なるパワーの池で、彼に足を洗わせることまでしたくせに。)
モニカ: And his puppet too! (それに彼の人形まで洗わせてたわ。)
フィービー: Well, at least I didn't let some guy into the forest of my righteous truth on the first date! (少なくとも私は、最初のデートで、私の正当な真理の森に誰かさんを連れ込むことはしなかったわ。)
the puppet guy の話は、フレンズ1-13その2 にも出てきました。(でも the puppet guy 本人は見たことない。)
「池で足を洗わせる」「森に連れ込む」・・・この辺りの意味深な表現は、日本語に訳してもアヤシイ感じがしますねぇ。
だいたい皆さんの想像通りのことを指しているのだと思いますが(笑)、わざと抽象的な言葉を使って余計に想像力を膨らませる、面白い表現だと思います。
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2006年08月21日
2006年08月20日
フレンズ2-19その12
ジョーイはタクシー運転手のオーディションを受けています。
ジョーイ: All the way to the airport, huh? You know, that's over 30 miles. That's gonna cost you about so bucks. (空港まで行くのかい? 30マイル以上あるから、"SO"ドルは、かかるだろうね。)
面接官: Excuse me, that's fifty bucks. Five-O dollars. (ちょっと、それは50ドルだよ、5と0、ドルだ。)
ジョーイ: You know what it is? It's smudgy because they're fax pages. When I was on Days of Our Lives as Dr. Drake Ramoray, they'd send over the whole script on real paper. (どうしてこんなことになったかわかります? 文字が不鮮明なんですよ、ファックスで送られたものだから。僕がドクター・ドレイク・ラモレーとして愛の病院日誌に出てた時は、脚本全部を本物の紙で送ってくれましたよ。)
ジョーイはセリフの読み間違いをしています。
これは5の字が汚くて、Sに見えたわけですね。
確かに、外国人の書く英語の文字ってあんまりきれいじゃないような・・・日本人の書いた英文の方が綺麗に見えたりするんですけど。(もちろんきれいな字を書く人もいるでしょうが)
5がSに見えるというのは、よくわかります。
わざわざ、real paper と言っているのは、FAX用紙(ってちょっと薄いですよね)ではなく、普通の紙に印刷したもの、という意味でしょう。
ジョーイ: If you wanted to expand this scene, like have the cab crash, I could attend to the victims, because I have a background in medical acting. (もしこのシーンを長くしたかったら、例えばタクシーが衝突したとかなら、僕が犠牲者を治療することができますよ。だって、僕には医療の演技をした経験があるから。)
attend は「世話をする、(医師・看護師が)(患者に)付き添う、看護、治療をする」という意味。
旅客機の客室乗務員のことを「フライト・アテンダント(flight attendant)」と言いますよね。
ところで、このジョーイのセリフは、まるで往年の大女優みたいな発言ですね。(特に「誰」ということではなく、そんな感じの人がいそうってことです。)
これはスタッフがもっともいやなタイプの役者でしょう。
オーディションに来ていて、脚本にまで口を出されてはねぇ。
ジョーイは、愛の病院日誌を何故降板になったのか、まだわかってない感じです。
ムッとした面接官は、オーディションを切り上げようとします。
面接官: Okay, listen, thanks for coming in. (わかったよ。来てくれてありがとう。)
ジョーイ: Don't thank me for coming in. At least let me finish. (来てくれてありがとうなんて言わないで下さい。せめて最後までセリフを言わせて下さい。)
直訳すると、「感謝しないで下さい」って感じですが、ここでは、「そんな最後の挨拶をしないで下さい、もう終わりみたいな言い方しないで下さい」ってことですよね。
let me finish は、フレンズ1-6その4 にも出てきました。
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ジョーイ: All the way to the airport, huh? You know, that's over 30 miles. That's gonna cost you about so bucks. (空港まで行くのかい? 30マイル以上あるから、"SO"ドルは、かかるだろうね。)
面接官: Excuse me, that's fifty bucks. Five-O dollars. (ちょっと、それは50ドルだよ、5と0、ドルだ。)
ジョーイ: You know what it is? It's smudgy because they're fax pages. When I was on Days of Our Lives as Dr. Drake Ramoray, they'd send over the whole script on real paper. (どうしてこんなことになったかわかります? 文字が不鮮明なんですよ、ファックスで送られたものだから。僕がドクター・ドレイク・ラモレーとして愛の病院日誌に出てた時は、脚本全部を本物の紙で送ってくれましたよ。)
ジョーイはセリフの読み間違いをしています。
これは5の字が汚くて、Sに見えたわけですね。
確かに、外国人の書く英語の文字ってあんまりきれいじゃないような・・・日本人の書いた英文の方が綺麗に見えたりするんですけど。(もちろんきれいな字を書く人もいるでしょうが)
5がSに見えるというのは、よくわかります。
わざわざ、real paper と言っているのは、FAX用紙(ってちょっと薄いですよね)ではなく、普通の紙に印刷したもの、という意味でしょう。
ジョーイ: If you wanted to expand this scene, like have the cab crash, I could attend to the victims, because I have a background in medical acting. (もしこのシーンを長くしたかったら、例えばタクシーが衝突したとかなら、僕が犠牲者を治療することができますよ。だって、僕には医療の演技をした経験があるから。)
attend は「世話をする、(医師・看護師が)(患者に)付き添う、看護、治療をする」という意味。
旅客機の客室乗務員のことを「フライト・アテンダント(flight attendant)」と言いますよね。
ところで、このジョーイのセリフは、まるで往年の大女優みたいな発言ですね。(特に「誰」ということではなく、そんな感じの人がいそうってことです。)
これはスタッフがもっともいやなタイプの役者でしょう。
オーディションに来ていて、脚本にまで口を出されてはねぇ。
ジョーイは、愛の病院日誌を何故降板になったのか、まだわかってない感じです。
ムッとした面接官は、オーディションを切り上げようとします。
面接官: Okay, listen, thanks for coming in. (わかったよ。来てくれてありがとう。)
ジョーイ: Don't thank me for coming in. At least let me finish. (来てくれてありがとうなんて言わないで下さい。せめて最後までセリフを言わせて下さい。)
直訳すると、「感謝しないで下さい」って感じですが、ここでは、「そんな最後の挨拶をしないで下さい、もう終わりみたいな言い方しないで下さい」ってことですよね。
let me finish は、フレンズ1-6その4 にも出てきました。
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2006年08月19日
フレンズ2-19その11
チャンドラーに「出て行け!」と言われたエディー。
エディー: I gotta tell you, that's kind of out of the blue, don't you think? (言わせてもらうけど、それってちょっと”青天の霹靂”って感じだと思わない?)
チャンドラー: This is not out of the blue! This is smack-dab in the middle of the blue! (これは”青天の霹靂”なんかじゃない。ずっと雷はゴロゴロ鳴ってたんだ!)
I gotta tell you は「これは言わないといけないんだけど、これだけは言っとくけど」みたいな感じ。
out of the blue は「出し抜けに、いきなり、前触れなしに、藪から棒に」。
out of a clear blue sky から来た言葉のようですね。
「晴れ渡った青空から何かが突然出てきてびっくりする」感じです。
また a bolt out of the blue だと「青天の霹靂(へきれき)」。
この日本語は、「晴れた日に突然鳴る(急に聞こえてくる)雷」のことから、「思いがけない事柄や衝撃」という意味になります。
英語と日本語の意味は全く同じに見えますが、語源はどうなんでしょう・・・?単なる偶然?
ちなみに、「晴れた日」だけど「晴天」じゃなくて「青天」なのに注意しましょう。(・・・って日本語解説してどうする・・・笑)
「藪から棒に」という言葉も、草などが生い茂っているところから、突然棒がニュッと出てきてびっくりすることですから、雰囲気的には似ています。
まぁ、どこの国の人でも、何もないところから急に何かがバッと出てくると驚くってことですね。
smack は「平手打ち」、dab は「軽くたたく(こと)」、だから smack-dab はそれを二つ合わせて「パシっとたたく」感じでしょうか。
そこから、「まともに、直接に」という意味になり、smack-dab in the middle of は「・・・の真っ只中に、・・・のちょうど真ん中に」という意味になります。
日本語でも「どんぴしゃ、どんぴしゃり」という言葉がありますが、あれも、ビシーッと目標に命中した感じがするのですが。(語源は知りませんけど。)
チャンドラーのセリフは英語のギャグなので、日本語にはたいそう訳しにくいのですが(笑)、out of the blue 「ブルーの中から外へ」という直接の意味の反対の言葉として、「ブルーのちょうどど真ん中」だよ、と返しているような気がします。
「霹靂」の概念を使うとすると、青天に突然雷が鳴ったのではなく、青天のど真ん中の誰にでも見えるところに雷はずっと存在していたんだ、という感じの返し方でしょうか。
それで、「雷はずっと鳴っていた」と訳してみたんですが・・・我ながら、いまいちですけど。
つまり、何の前触れもなしに、いきなりそんなこと言われても、と言いたげなエディーに対して、俺は何度もはっきり口に出していったのに、と怒っているのですね。
チャンドラーはなかなか思ったことをはっきり言えないタイプなのに(特に女性に対して・・・ジャニスとのことを見ればわかります)、今回ははっきりと口に出して「出て行け!」と言ってましたよね。
それなのに、「そんなことを匂わすような発言もなかったのに」みたいに言われてカチンときたのでしょう。
エディー: Someone will be by for my stuff. (誰かが俺の荷物を取りに来るよ。)
by だけで、「・・・に立ち寄って」という意味になります。
come by の by と同じ意味ですね。
これも、come by や stop by が「立ち寄る」という意味だとイメージできていれば、be 動詞+by だけでも何となく雰囲気がわかるようになりますよね。
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エディー: I gotta tell you, that's kind of out of the blue, don't you think? (言わせてもらうけど、それってちょっと”青天の霹靂”って感じだと思わない?)
チャンドラー: This is not out of the blue! This is smack-dab in the middle of the blue! (これは”青天の霹靂”なんかじゃない。ずっと雷はゴロゴロ鳴ってたんだ!)
I gotta tell you は「これは言わないといけないんだけど、これだけは言っとくけど」みたいな感じ。
out of the blue は「出し抜けに、いきなり、前触れなしに、藪から棒に」。
out of a clear blue sky から来た言葉のようですね。
「晴れ渡った青空から何かが突然出てきてびっくりする」感じです。
また a bolt out of the blue だと「青天の霹靂(へきれき)」。
この日本語は、「晴れた日に突然鳴る(急に聞こえてくる)雷」のことから、「思いがけない事柄や衝撃」という意味になります。
英語と日本語の意味は全く同じに見えますが、語源はどうなんでしょう・・・?単なる偶然?
ちなみに、「晴れた日」だけど「晴天」じゃなくて「青天」なのに注意しましょう。(・・・って日本語解説してどうする・・・笑)
「藪から棒に」という言葉も、草などが生い茂っているところから、突然棒がニュッと出てきてびっくりすることですから、雰囲気的には似ています。
まぁ、どこの国の人でも、何もないところから急に何かがバッと出てくると驚くってことですね。
smack は「平手打ち」、dab は「軽くたたく(こと)」、だから smack-dab はそれを二つ合わせて「パシっとたたく」感じでしょうか。
そこから、「まともに、直接に」という意味になり、smack-dab in the middle of は「・・・の真っ只中に、・・・のちょうど真ん中に」という意味になります。
日本語でも「どんぴしゃ、どんぴしゃり」という言葉がありますが、あれも、ビシーッと目標に命中した感じがするのですが。(語源は知りませんけど。)
チャンドラーのセリフは英語のギャグなので、日本語にはたいそう訳しにくいのですが(笑)、out of the blue 「ブルーの中から外へ」という直接の意味の反対の言葉として、「ブルーのちょうどど真ん中」だよ、と返しているような気がします。
「霹靂」の概念を使うとすると、青天に突然雷が鳴ったのではなく、青天のど真ん中の誰にでも見えるところに雷はずっと存在していたんだ、という感じの返し方でしょうか。
それで、「雷はずっと鳴っていた」と訳してみたんですが・・・我ながら、いまいちですけど。
つまり、何の前触れもなしに、いきなりそんなこと言われても、と言いたげなエディーに対して、俺は何度もはっきり口に出していったのに、と怒っているのですね。
チャンドラーはなかなか思ったことをはっきり言えないタイプなのに(特に女性に対して・・・ジャニスとのことを見ればわかります)、今回ははっきりと口に出して「出て行け!」と言ってましたよね。
それなのに、「そんなことを匂わすような発言もなかったのに」みたいに言われてカチンときたのでしょう。
エディー: Someone will be by for my stuff. (誰かが俺の荷物を取りに来るよ。)
by だけで、「・・・に立ち寄って」という意味になります。
come by の by と同じ意味ですね。
これも、come by や stop by が「立ち寄る」という意味だとイメージできていれば、be 動詞+by だけでも何となく雰囲気がわかるようになりますよね。
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2006年08月18日
フレンズ2-19その10
セントラルパークにて。
ジョーイ: Hey, Gunther. Let me get a lemonade to go. (やぁ、ガンター。レモネードを持ち帰りで。)
ガンター: Lemonade? You okay, man? (レモネード? 大丈夫かい?)
ジョーイ: It's career stuff. They killed off my character on the show. (キャリアのことでね。番組で俺は死んで降板になったんだ。)
ガンター: That's too bad. How'd they do it? (それはひどいな。どうやって降ろされたんだ?)
ジョーイ: I fell down an elevator shaft. (エレベーターシャフトに落ちた。)
ガンター: That sucks. I was buried in an avalanche. (それはひどい。僕は雪崩で生き埋めになったよ。)
ジョーイ: What? (何だって?)
ガンター: I used to be Brice on All My Children. (僕は「オール・マイ・チルドレン」でブライス役をやってたんだ。)
to go は「持ち帰りで」。ファーストフード店での定番表現です。
フレンズ1-14その1 にも出てきました。
レモネードを注文したジョーイに驚くガンター。
レモネードって何となく精神を安定させる効果がありそうなので(そうかな?)、それを頼んだジョーイには、何か悩み事があるのかな?とガンターは思ったんでしょうね。
ただ慰めてるだけかと思ったら、実はここで衝撃の事実が発覚。
ガンターもかつて「オール・マイ・チルドレン」というドラマで、「死んで降板」になったことがあるんだってぇー?!
All My Children (オール・マイ・チルドレン)はアメリカの長寿ドラマです。
↓ABCテレビのオフィシャルサイトはこちら。
ABC.com: All My Children
↓IMDb はこちら
IMDb: All My Children [TV-Series 1970-????]
ところで、フレンズ2-10その5 でも触れていますが、ジョーイが出演しているというドラマ Days of Our Lives (愛の病院日誌)も実在のドラマです。
IMDb: Days of Our Lives [TV-Series 1965-????]
どちらのドラマも同じような長寿番組なので、ここで引き合いに出したんでしょうかねぇ?
放送しているTV局(ネットワーク)が、それぞれABCとNBCで異なるので、長寿番組のライバル、とか?
ジョーイの Days of Our Lives と同じくらい有名ならそれで十分面白いのですが、もしも All My Children の方が人気があったり有名だったりしたら、それはまたそれで面白いですよね?
ジョーイが「愛の病院日誌」の役を降ろされてしょげているのに、誰も俳優をしていたなんて知らなかったガンターの方が、より有名な番組に出ていた、という方が筋書きとしては面白いし、ジョーイはますますショックで立ち直れなくなりそうだし・・・(ごめん)。
モニカの部屋のソファで眠っているチャンドラー。
その寝顔を微笑みながら見ていたモニカですが、チャンドラーは視線に気付き、びっくり仰天。
チャンドラー: Why must everybody watch me sleep? There'll be no more watching me sleep! No more... watching! (どうして、誰もかれもが俺が寝てるのを観察しないといけないんだ? もう俺の寝てるのを観察するのは、金輪際なしにしてくれ! これ以上は、見るな!)
エディーに夜中、ずっと見られていたことが、かなりのトラウマになっているようですね。
寝てる間も視線に敏感になってるらしい?(笑)。
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ジョーイ: Hey, Gunther. Let me get a lemonade to go. (やぁ、ガンター。レモネードを持ち帰りで。)
ガンター: Lemonade? You okay, man? (レモネード? 大丈夫かい?)
ジョーイ: It's career stuff. They killed off my character on the show. (キャリアのことでね。番組で俺は死んで降板になったんだ。)
ガンター: That's too bad. How'd they do it? (それはひどいな。どうやって降ろされたんだ?)
ジョーイ: I fell down an elevator shaft. (エレベーターシャフトに落ちた。)
ガンター: That sucks. I was buried in an avalanche. (それはひどい。僕は雪崩で生き埋めになったよ。)
ジョーイ: What? (何だって?)
ガンター: I used to be Brice on All My Children. (僕は「オール・マイ・チルドレン」でブライス役をやってたんだ。)
to go は「持ち帰りで」。ファーストフード店での定番表現です。
フレンズ1-14その1 にも出てきました。
レモネードを注文したジョーイに驚くガンター。
レモネードって何となく精神を安定させる効果がありそうなので(そうかな?)、それを頼んだジョーイには、何か悩み事があるのかな?とガンターは思ったんでしょうね。
ただ慰めてるだけかと思ったら、実はここで衝撃の事実が発覚。
ガンターもかつて「オール・マイ・チルドレン」というドラマで、「死んで降板」になったことがあるんだってぇー?!
All My Children (オール・マイ・チルドレン)はアメリカの長寿ドラマです。
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IMDb: All My Children [TV-Series 1970-????]
ところで、フレンズ2-10その5 でも触れていますが、ジョーイが出演しているというドラマ Days of Our Lives (愛の病院日誌)も実在のドラマです。
IMDb: Days of Our Lives [TV-Series 1965-????]
どちらのドラマも同じような長寿番組なので、ここで引き合いに出したんでしょうかねぇ?
放送しているTV局(ネットワーク)が、それぞれABCとNBCで異なるので、長寿番組のライバル、とか?
ジョーイの Days of Our Lives と同じくらい有名ならそれで十分面白いのですが、もしも All My Children の方が人気があったり有名だったりしたら、それはまたそれで面白いですよね?
ジョーイが「愛の病院日誌」の役を降ろされてしょげているのに、誰も俳優をしていたなんて知らなかったガンターの方が、より有名な番組に出ていた、という方が筋書きとしては面白いし、ジョーイはますますショックで立ち直れなくなりそうだし・・・(ごめん)。
モニカの部屋のソファで眠っているチャンドラー。
その寝顔を微笑みながら見ていたモニカですが、チャンドラーは視線に気付き、びっくり仰天。
チャンドラー: Why must everybody watch me sleep? There'll be no more watching me sleep! No more... watching! (どうして、誰もかれもが俺が寝てるのを観察しないといけないんだ? もう俺の寝てるのを観察するのは、金輪際なしにしてくれ! これ以上は、見るな!)
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2006年08月17日
フレンズ2-19その9
ロスの忠告を聞かないジョーイ。ロスは怒って帰ってしまいます。
ロス: I'll see you later. Just think about it. (じゃあね。よく考えることだね。)
ジョーイ: I don't need to think about it! I was Dr. Drake Ramoray! That was huge! Big things are gonna happen! You'll see! Ross! You still there? (俺は考える必要なんかないんだ! 俺はドクター・ドレイク・ラモレーだったんだ! それってすごい役だったんだぞ! またビッグなことが起こるさ! 見てろよ! ロス! まだそこにいるの?)
huge は「巨大な」。
ここではドレイク役が大役だったことを指しているようです。
何か事件や問題が起こった時に、"That is huge." 「それはおおごとね。大変なことね。」というふうにも使います。
You'll see. は「見てろよ。今に分かるよ。」という意味。
直訳では「将来、君は・・・を目撃することになる。・・・を知ることになる。」となり、「将来、俺の言ったことがわかるだろうよ、俺の言うとおりになったことに気付くだろうよ。」てな感じでしょうか。
We'll see. だと「しばらく様子を見ましょう。」という感じになります。
帰っていったロスに叫んでいるジョーイですが、返事がないので、いるかどうかを確認してますね。
ロスに対して演説してるのに、ロスがいないと一人で叫んでる自分がバカみたいに見えるからでしょう。
最後に気が弱くなってるところが、可愛い。
チャンドラーが帰ってきたら、まだエディーは部屋にいました。
エディー: Just some basic dehydrating of fruits and vegetables. (ただ果物と野菜を乾燥させるって基本的な作業をしてるだけさ。)
dehydrate は「・・・を乾燥させる、脱水する」。
hydro- という連結形は「水の、水素の」という意味になります。
hydrogen は「水素」です。
昔、教習所で「ハイドロプレーニング現象」という言葉を習ったのですが、これは自動車が雨天時のアスファルトなど水の多い路面を高速で走っていると、路面とタイヤの間に水の層(膜)が出来て、タイヤが水に浮いた状態になり、ハンドルが切れなくなる、という現象を指します。
hydroplane は「高速モーターボート、水上飛行機」という意味なので、まさに水上を走るボートのような状態になってしまうってことですね。
エディー: I got us a new goldfish. He's feistier than the last one. (新しい金魚を買ったんだ。前の金魚よりも元気がいいんだよ。)
チャンドラー: Maybe because the last one was made by Pepperidge Farm. (多分それは、前の金魚がペパリッジファーム社製だったからじゃないかな。)
Pepperidge Farm (ペパリッジファーム社)とは、アメリカのクッキーの会社。
そこのクッキーに、Goldfish Snacks という、金魚の形をしたクッキーがあります。
PEPPERIDGE FARM Goldfish Snacks
フレンズ2-18その23 に出て来た a Goldfish cracker が、まさにこのクッキーだったわけです。
しかし、このセリフ、チャンドラーにしては、”そのまんますぎる”というか、ちょっとヒネリがないような気もしますが・・・。
このクラッカーを見てると、おっとっと、っていうお菓子を思い出すのは私だけ?
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ロス: I'll see you later. Just think about it. (じゃあね。よく考えることだね。)
ジョーイ: I don't need to think about it! I was Dr. Drake Ramoray! That was huge! Big things are gonna happen! You'll see! Ross! You still there? (俺は考える必要なんかないんだ! 俺はドクター・ドレイク・ラモレーだったんだ! それってすごい役だったんだぞ! またビッグなことが起こるさ! 見てろよ! ロス! まだそこにいるの?)
huge は「巨大な」。
ここではドレイク役が大役だったことを指しているようです。
何か事件や問題が起こった時に、"That is huge." 「それはおおごとね。大変なことね。」というふうにも使います。
You'll see. は「見てろよ。今に分かるよ。」という意味。
直訳では「将来、君は・・・を目撃することになる。・・・を知ることになる。」となり、「将来、俺の言ったことがわかるだろうよ、俺の言うとおりになったことに気付くだろうよ。」てな感じでしょうか。
We'll see. だと「しばらく様子を見ましょう。」という感じになります。
帰っていったロスに叫んでいるジョーイですが、返事がないので、いるかどうかを確認してますね。
ロスに対して演説してるのに、ロスがいないと一人で叫んでる自分がバカみたいに見えるからでしょう。
最後に気が弱くなってるところが、可愛い。
チャンドラーが帰ってきたら、まだエディーは部屋にいました。
エディー: Just some basic dehydrating of fruits and vegetables. (ただ果物と野菜を乾燥させるって基本的な作業をしてるだけさ。)
dehydrate は「・・・を乾燥させる、脱水する」。
hydro- という連結形は「水の、水素の」という意味になります。
hydrogen は「水素」です。
昔、教習所で「ハイドロプレーニング現象」という言葉を習ったのですが、これは自動車が雨天時のアスファルトなど水の多い路面を高速で走っていると、路面とタイヤの間に水の層(膜)が出来て、タイヤが水に浮いた状態になり、ハンドルが切れなくなる、という現象を指します。
hydroplane は「高速モーターボート、水上飛行機」という意味なので、まさに水上を走るボートのような状態になってしまうってことですね。
エディー: I got us a new goldfish. He's feistier than the last one. (新しい金魚を買ったんだ。前の金魚よりも元気がいいんだよ。)
チャンドラー: Maybe because the last one was made by Pepperidge Farm. (多分それは、前の金魚がペパリッジファーム社製だったからじゃないかな。)
Pepperidge Farm (ペパリッジファーム社)とは、アメリカのクッキーの会社。
そこのクッキーに、Goldfish Snacks という、金魚の形をしたクッキーがあります。
PEPPERIDGE FARM Goldfish Snacks
フレンズ2-18その23 に出て来た a Goldfish cracker が、まさにこのクッキーだったわけです。
しかし、このセリフ、チャンドラーにしては、”そのまんますぎる”というか、ちょっとヒネリがないような気もしますが・・・。
このクラッカーを見てると、おっとっと、っていうお菓子を思い出すのは私だけ?
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2006年08月16日
フレンズ2-19その8
ジョーイ: I don't need you getting judgmental and condescending and pedantic. (お前には、批判的になったり、恩着せがましくなったり、もの知り顔したりとか、して欲しくないんだよ。)
ロス: Toilet paper? (それって、トイレットペーパー?)
judgmental はこれまでも何度か出て来た単語ですが、condescending 「(優越感を出しながら)わざと親切にする、恩着せがましくする」、pedantic 「学者ぶった、もの知り顔の、知識をひけらかす」という単語はあまり聞いたことがありません。
ジョーイが似合わない難しい単語を使ったので、word-of-the-day toilet paper ("今日の単語"トイレットペーパー)で覚えたんだな、とピンと来たロスでした。
ロス: What I do know is you owe $2300 at "Isn't It Chromantic?" (今僕がわかることは、ジョーイが”クロマンティックじゃない?”という店で、2,300ドルも払ってるってことだよ。)
Chromantic は chromatic 「色彩の、着色の」と、romantic 「ロマンティックな、空想的な」との造語だと思われます。
"Isn't it romantic?" 「ロマンティックじゃない? ロマンティックだと思わない?」というフレーズを、「クロマティック(色彩の)」にかけているネーミングで、きっと色付けされたロマンティックな商品(置物など)を扱っているお店だと思うんですけど。
ジョーイ: I'm aware of what I owe. (俺が支払わないといけないもののことは、ちゃんとわかってるよ。)
ロス: Then get some sense. It took you 10 years to get that job. (じゃあ、ちゃんと考えろよ。その役をゲットするまでには10年かかったんだぞ。)
aware of は「・・・を承知している、気付いている」という意味。
人に何かを注意された時に、"I'm aware of that." 「そのことは自分でもわかってる。(言われなくても)ちゃんとわかってる。」というニュアンスで使います。
sense は「思慮、分別」。
get some sense は「思慮や分別を少しは持てよ。感情に流されてないで、頭でちゃんと考えろよ」という感じかと。
日本語で「服装のセンス」などと言いますが、このような「審美眼、鑑識力、趣味、センス」という意味は、英語では taste を使います。
She has good taste in music. なら、「彼女は良い音楽センスを持っている(センスがある)。」になります。
悪趣味なら、bad taste, poor taste になります。
それを日本語からのイメージで、bad (poor) sense を使ってしまうと、「感覚や判断能力がない」という意味になってしまいますので、ご注意を。
例えば、He has a poor sense of direction. なら「彼は方向音痴だ。」という意味になります。
「方向に関しての判断能力に欠ける」ということですね。
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ロス: Toilet paper? (それって、トイレットペーパー?)
judgmental はこれまでも何度か出て来た単語ですが、condescending 「(優越感を出しながら)わざと親切にする、恩着せがましくする」、pedantic 「学者ぶった、もの知り顔の、知識をひけらかす」という単語はあまり聞いたことがありません。
ジョーイが似合わない難しい単語を使ったので、word-of-the-day toilet paper ("今日の単語"トイレットペーパー)で覚えたんだな、とピンと来たロスでした。
ロス: What I do know is you owe $2300 at "Isn't It Chromantic?" (今僕がわかることは、ジョーイが”クロマンティックじゃない?”という店で、2,300ドルも払ってるってことだよ。)
Chromantic は chromatic 「色彩の、着色の」と、romantic 「ロマンティックな、空想的な」との造語だと思われます。
"Isn't it romantic?" 「ロマンティックじゃない? ロマンティックだと思わない?」というフレーズを、「クロマティック(色彩の)」にかけているネーミングで、きっと色付けされたロマンティックな商品(置物など)を扱っているお店だと思うんですけど。
ジョーイ: I'm aware of what I owe. (俺が支払わないといけないもののことは、ちゃんとわかってるよ。)
ロス: Then get some sense. It took you 10 years to get that job. (じゃあ、ちゃんと考えろよ。その役をゲットするまでには10年かかったんだぞ。)
aware of は「・・・を承知している、気付いている」という意味。
人に何かを注意された時に、"I'm aware of that." 「そのことは自分でもわかってる。(言われなくても)ちゃんとわかってる。」というニュアンスで使います。
sense は「思慮、分別」。
get some sense は「思慮や分別を少しは持てよ。感情に流されてないで、頭でちゃんと考えろよ」という感じかと。
日本語で「服装のセンス」などと言いますが、このような「審美眼、鑑識力、趣味、センス」という意味は、英語では taste を使います。
She has good taste in music. なら、「彼女は良い音楽センスを持っている(センスがある)。」になります。
悪趣味なら、bad taste, poor taste になります。
それを日本語からのイメージで、bad (poor) sense を使ってしまうと、「感覚や判断能力がない」という意味になってしまいますので、ご注意を。
例えば、He has a poor sense of direction. なら「彼は方向音痴だ。」という意味になります。
「方向に関しての判断能力に欠ける」ということですね。
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2006年08月15日
フレンズ2-19その7
ロス: Joey, you owe $1100 at "I Love Lucite." (ジョーイ、「アイ・ラブ・ルーサイト」で1,100ドルも購入してるぞ。)
ジョーイ: So what? (だから、何だよ?)
ロス: So suck it up, man. It's a job. It's money. (だから、愚痴は飲み込めよ。(端役でも)仕事なんだよ。お金になるんだよ。)
owe は「(金を)借りている、(・・・)に支払い(返済)の義務がある」という意味。
この場合は「アイ・ラブ・ルーサイト」で1,100ドル分購入し、そのカードの請求書が今来たので、その金額をカード引落の時に払わないといけないということですね。
支払が済むまでは「支払義務がある状態」なわけです。
Lucite (ルーサイト)というのは、アクリル素材のひとつのようです。
Wikipedia には Lucite そのものを解説した項目がないのですが、
Wikipedia 英語版: Acrylic glass の項目に、Lucite という単語が出てきます。
ウィキペディアによると、
Acrylic glass (アクリルガラス)とは、PMMA (ポリメチルメタクリレート、ポリメタクリル酸メチル)という「熱可塑性で透明なプラスチック」のことで、そのいくつかある商標(商品名)のひとつがルーサイトである、
ということでした。
アクリルガラス、という名前はあまり耳慣れない気がするのですが、アクリル樹脂(acrylic resin)と同じ意味のようですね。
PMMA は有機ガラスとも言われているようです。
・・・と細かい話はともかくとして(笑)、以下のサイトのルーサイトの製品を見れば、どんな材質のものかはわかると思います。
LuciteTombstones.com: Lucite Gallery of Ideas & Shapes
ルーサイトの説明が長くなりましたが、つまり I Love Lucite というのは、ルーサイト製品を扱っているお店の名前だということですね。
この I Love Lucite (アイ・ラブ・ルーサイト)という名前を見た時に、I Love Lucy (アイラブルーシー)という1950年代に放映していたアメリカのシットコムのタイトルを思い出したのですが、そのタイトルをもじってるんでしょうか?
私はタイトルしか知りませんが、偶然にも今NHKBSで放送されていますね。
NHK海外ドラマホームページ 懐かしドラマシリーズ「アイ・ラブ・ルーシー」
アマゾンではこちら↓
Amazon.co.jp: I Love Lucy: Season 1 Vol 2 [IMPORT]
suck it up は「愚痴を言わない、ごちゃごちゃ言わない」という意味。
suck は「吸う、吸い込む」ですから、「(問題や状況を)吸い込む、飲み込む、飲み干す」という感じです。
「ややこしいことは、全部自分の心の中にしまいこんでしまって見ないことにしろよ」という感じでしょうか。
カードの支払いがこんなにあるのに、「端役はいやだ」なんて選り好みしてる場合かよ、必要なお金をもうけるための仕事だと割り切れよ、背に腹は変えられないだろ、というところでしょうか?
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ジョーイ: So what? (だから、何だよ?)
ロス: So suck it up, man. It's a job. It's money. (だから、愚痴は飲み込めよ。(端役でも)仕事なんだよ。お金になるんだよ。)
owe は「(金を)借りている、(・・・)に支払い(返済)の義務がある」という意味。
この場合は「アイ・ラブ・ルーサイト」で1,100ドル分購入し、そのカードの請求書が今来たので、その金額をカード引落の時に払わないといけないということですね。
支払が済むまでは「支払義務がある状態」なわけです。
Lucite (ルーサイト)というのは、アクリル素材のひとつのようです。
Wikipedia には Lucite そのものを解説した項目がないのですが、
Wikipedia 英語版: Acrylic glass の項目に、Lucite という単語が出てきます。
ウィキペディアによると、
Acrylic glass (アクリルガラス)とは、PMMA (ポリメチルメタクリレート、ポリメタクリル酸メチル)という「熱可塑性で透明なプラスチック」のことで、そのいくつかある商標(商品名)のひとつがルーサイトである、
ということでした。
アクリルガラス、という名前はあまり耳慣れない気がするのですが、アクリル樹脂(acrylic resin)と同じ意味のようですね。
PMMA は有機ガラスとも言われているようです。
・・・と細かい話はともかくとして(笑)、以下のサイトのルーサイトの製品を見れば、どんな材質のものかはわかると思います。
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ルーサイトの説明が長くなりましたが、つまり I Love Lucite というのは、ルーサイト製品を扱っているお店の名前だということですね。
この I Love Lucite (アイ・ラブ・ルーサイト)という名前を見た時に、I Love Lucy (アイラブルーシー)という1950年代に放映していたアメリカのシットコムのタイトルを思い出したのですが、そのタイトルをもじってるんでしょうか?
私はタイトルしか知りませんが、偶然にも今NHKBSで放送されていますね。
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suck it up は「愚痴を言わない、ごちゃごちゃ言わない」という意味。
suck は「吸う、吸い込む」ですから、「(問題や状況を)吸い込む、飲み込む、飲み干す」という感じです。
「ややこしいことは、全部自分の心の中にしまいこんでしまって見ないことにしろよ」という感じでしょうか。
カードの支払いがこんなにあるのに、「端役はいやだ」なんて選り好みしてる場合かよ、必要なお金をもうけるための仕事だと割り切れよ、背に腹は変えられないだろ、というところでしょうか?
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2006年08月14日
フレンズ2-19その6
ジョーイの部屋。ジョーイとロスはジョーイのカードの請求書を見て、あまりの高額にびっくり。
ロス: Thirty-five hundred dollars at "Porcelain Safari"? (「磁器サファリ」で、
3,500ドルだって?)
ジョーイ: My animals. The guy said they suited me. He spoke with an accent. I was confused. I don't know what to do! (俺の動物たちさ。店の男が、俺に似合うって言ったんだ。その男の話し方にはどこかの訛りがあったんで、俺は混乱しちゃったんだ。俺はどうしたらいいんだろう?)
ロス: You can start by driving a cab on Another World. (「アナザーワールド」でタクシーを運転することから始めればいいじゃないか。)
porcelain は「磁器」。
Porcelain Safari についてですが、私は最初、「ジョーイの部屋に置いてある、でっかくて白い動物の置物の名前」だと思っていたのですが・・・。
もしその品物(またはその品物のシリーズの名前)だとして、 「磁器サファリという品物に3,500ドル払った」と言いたいのなら、3,500 dollars for "Porcelain Safari" と、at ではなくて for を使うような気がします。
ここでの at は、「場所を表す at 」で、at 以下は商品名じゃなくて、買ったお店の名前なんでしょうね、きっと。(買ったのはもちろん、あの白い置物でしょうけど・・・)
safari というとどうしても日本語の「サファリパーク」のイメージで動物と直結してしまうのですが、必ずしも動物が絡むとは限らないのかなぁ?
Merriam-Webster Online Dictionary には、
1 : the caravan and equipment of a hunting expedition especially in eastern Africa; also : such a hunting expedition
2 : JOURNEY, EXPEDITION
とあります。
1. の意味は、アフリカで動物をハンティング(狩猟)する旅行、という意味の、日本語での「サファリ」に近いものですが、2. の意味は特に動物とは関係のない、「旅行、探検旅行」という意味のようです。
ですから、「磁器サファリ」というのがもし店名だとすると、「動物をモデルにした磁器」を扱っているお店じゃなくて、「磁器をいろいろ見て回れる」という意味の名前なんでしょうかねぇ?
何をしつこく悩んでいるかと言うと、取扱商品が「磁器の動物のみ」に限られているお店、というのはあまりにもマニアックすぎる気がしたからなのですが・・・(笑)。
ところで、全くの余談ですが、陶器と磁器とでは、「材料が違う」そうですね。
陶器は粘土、磁器は陶石です。
私は、焼く時の温度の差で陶器か磁器かが決まるのだと、ずっと思っていました。
確かに磁器の方が陶器よりは高温で焼かれることが多いようですが、必ずしもそうと決まっているわけではないようです。(←英語とは何の関係もない説明・・・)
suit は「(服装などが)(・・・に)似合う」という意味。
This shirt doesn't suit you. なら「このシャツは、あなたに似合わない。」ということ。
ここではこの磁器製の動物の置物があなたにお似合いですよ、と店員に勧められたということですね。
ジョーイも「こんなの買っちゃっていいのかなぁ?」と悩んでいたんでしょうが、店員がどこかのアクセント(訛り)のきつい喋り方をしていたので、相談しようと思っても出来なかったようです。
きっとそれが店員の作戦で、都合が悪くなると、相手の言うことがわからないふりをして、強引に契約に持ち込んだのでしょうね。
答えたくない質問になると、急に「耳が遠くなって・・・」とか言うのと同じです。
start by は「(・・・すること)から始める、まず・・・をする」という意味です。
driving a cab は「タクシーを運転すること」、これは「タクシー運転手その2」という端役のオーディションを受けるかどうかで悩んでいたことから、「運転をすること」=「オーディションを受けて、その役をゲットすること」を指しています。
Another World は、アメリカで1964年から1999年まで続いた長寿ソープオペラ Another World のことのようです。
IMDb: Another World [TV-Series 1964-1999]
全然見たことないので、どんな雰囲気のドラマなのか知りません。
ご存知の方は教えて下さいね。
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ロス: Thirty-five hundred dollars at "Porcelain Safari"? (「磁器サファリ」で、
3,500ドルだって?)
ジョーイ: My animals. The guy said they suited me. He spoke with an accent. I was confused. I don't know what to do! (俺の動物たちさ。店の男が、俺に似合うって言ったんだ。その男の話し方にはどこかの訛りがあったんで、俺は混乱しちゃったんだ。俺はどうしたらいいんだろう?)
ロス: You can start by driving a cab on Another World. (「アナザーワールド」でタクシーを運転することから始めればいいじゃないか。)
porcelain は「磁器」。
Porcelain Safari についてですが、私は最初、「ジョーイの部屋に置いてある、でっかくて白い動物の置物の名前」だと思っていたのですが・・・。
もしその品物(またはその品物のシリーズの名前)だとして、 「磁器サファリという品物に3,500ドル払った」と言いたいのなら、3,500 dollars for "Porcelain Safari" と、at ではなくて for を使うような気がします。
ここでの at は、「場所を表す at 」で、at 以下は商品名じゃなくて、買ったお店の名前なんでしょうね、きっと。(買ったのはもちろん、あの白い置物でしょうけど・・・)
safari というとどうしても日本語の「サファリパーク」のイメージで動物と直結してしまうのですが、必ずしも動物が絡むとは限らないのかなぁ?
Merriam-Webster Online Dictionary には、
1 : the caravan and equipment of a hunting expedition especially in eastern Africa; also : such a hunting expedition
2 : JOURNEY, EXPEDITION
とあります。
1. の意味は、アフリカで動物をハンティング(狩猟)する旅行、という意味の、日本語での「サファリ」に近いものですが、2. の意味は特に動物とは関係のない、「旅行、探検旅行」という意味のようです。
ですから、「磁器サファリ」というのがもし店名だとすると、「動物をモデルにした磁器」を扱っているお店じゃなくて、「磁器をいろいろ見て回れる」という意味の名前なんでしょうかねぇ?
何をしつこく悩んでいるかと言うと、取扱商品が「磁器の動物のみ」に限られているお店、というのはあまりにもマニアックすぎる気がしたからなのですが・・・(笑)。
ところで、全くの余談ですが、陶器と磁器とでは、「材料が違う」そうですね。
陶器は粘土、磁器は陶石です。
私は、焼く時の温度の差で陶器か磁器かが決まるのだと、ずっと思っていました。
確かに磁器の方が陶器よりは高温で焼かれることが多いようですが、必ずしもそうと決まっているわけではないようです。(←英語とは何の関係もない説明・・・)
suit は「(服装などが)(・・・に)似合う」という意味。
This shirt doesn't suit you. なら「このシャツは、あなたに似合わない。」ということ。
ここではこの磁器製の動物の置物があなたにお似合いですよ、と店員に勧められたということですね。
ジョーイも「こんなの買っちゃっていいのかなぁ?」と悩んでいたんでしょうが、店員がどこかのアクセント(訛り)のきつい喋り方をしていたので、相談しようと思っても出来なかったようです。
きっとそれが店員の作戦で、都合が悪くなると、相手の言うことがわからないふりをして、強引に契約に持ち込んだのでしょうね。
答えたくない質問になると、急に「耳が遠くなって・・・」とか言うのと同じです。
start by は「(・・・すること)から始める、まず・・・をする」という意味です。
driving a cab は「タクシーを運転すること」、これは「タクシー運転手その2」という端役のオーディションを受けるかどうかで悩んでいたことから、「運転をすること」=「オーディションを受けて、その役をゲットすること」を指しています。
Another World は、アメリカで1964年から1999年まで続いた長寿ソープオペラ Another World のことのようです。
IMDb: Another World [TV-Series 1964-1999]
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2006年08月13日
フレンズ2-19その5
レイチェルは例の本を読んで、早速ロスにつっかかっています。
それをはやし立てるモニカですが、
モニカ: I can't pull that off, can I? (私、うまくやれてない、わよね?)
pull off は「(難しいことを)見事にやってのける、やり遂げる」という意味。
はやし立ててみたモニカですが、ちょっと自分のチャチャの入れ方がその場にふさわしくなかったというか、レイチェルが真剣に怒っているようなので、自分が「およびでない」ことを察して、「ちょっと失敗しちゃったね。」という意味で言っているようです。
本に出てきた「風」という抽象的な言葉を持ち出すので、何のことかわからないロス。
ロス: Excuse me, your wind? (えーと、君の風って?)
レイチェル: Yes, my wind. How do you expect me to grow if you don't let me blow? (そうよ、私の風よ。もしあなたが私に blow させないなら、あなたは私がどんな風に成長するのを期待してるの?)
ロス: You know I don't have a problem with that. (君もわかってるとは思うけど、僕はその件に関しては問題ないよ。)
このレイチェルのセリフは、grow と blow で韻を踏んでいます。
今、レイチェルが読んでいる本は「自分の風の守り手になれ」という本ですから、「風」は女性にとって、とても大切なものである、という認識の本なわけです。
だから、レイチェルが blow という単語を使ったのは、「(風が)吹く」という意味で、you don't let me blow は「私の”風”が吹くのをあなたが許さない、私の”風”が吹くことをあなたが止めようとする」なら、「私はどうやって成長していけばいいのよ、私は素晴らしい女性にはなれないわ」という感じで言っているようです。
でもレイチェルがこのセリフを言った後、ヤンヤの喝采が起こってますよねぇ。
これは「よくぞ言った、レイチェル!」という感じの歓声なので、英語の単語の意味がわからなくても、何となくレイチェルのセリフの意味を察した人もいるかもしれませんね。
その後のロスが返した言葉にもみんな笑ってますしねぇ。
何となく意味を察した人に説明するのは恥ずかしいのですが(笑)、このセリフのポイントは blow にあります。
blow は「(風が)吹く」以外にも、blow a horn 「角笛(または楽器のホルン)を吹く」というふうに、「(笛・らっぱなどの楽器)を吹く」という意味でもよく使われますね。
その辺りから連想していただけるとわかると思いますが、blow は、そういう oral 「口を使った」エッチ行為を指す言葉なのです。(普通の英和辞典にもちゃんと載ってます。)
その行為の単語そのものズバリを書くのはさすがに気が引けるので書きませんが(笑)、レイチェルが if you don't let me blow と大きな声ではっきりと言ったのが、ロスには「あなたが私に blow というエッチな行為をさせてくれないなら」みたいに聞こえてしまったわけです。
だから、それに対してロスはタジタジになって、「僕はその件については異存ないよ。君がそういうことをしたいっていうんなら、僕は全然オッケーだよ。」と返事しているんですね。
話の成り行きを知らない人が聞いたら、「こいつらは大声で何の話をしてるんだ?」とびっくりすること間違いなし!
このセリフでみんなが大ウケしているのを見ると、このセリフを言わせたいがために、この本で大切なものを表すキーワードとして wind を使ったんだろうと思うのですが、どうでしょう?
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それをはやし立てるモニカですが、
モニカ: I can't pull that off, can I? (私、うまくやれてない、わよね?)
pull off は「(難しいことを)見事にやってのける、やり遂げる」という意味。
はやし立ててみたモニカですが、ちょっと自分のチャチャの入れ方がその場にふさわしくなかったというか、レイチェルが真剣に怒っているようなので、自分が「およびでない」ことを察して、「ちょっと失敗しちゃったね。」という意味で言っているようです。
本に出てきた「風」という抽象的な言葉を持ち出すので、何のことかわからないロス。
ロス: Excuse me, your wind? (えーと、君の風って?)
レイチェル: Yes, my wind. How do you expect me to grow if you don't let me blow? (そうよ、私の風よ。もしあなたが私に blow させないなら、あなたは私がどんな風に成長するのを期待してるの?)
ロス: You know I don't have a problem with that. (君もわかってるとは思うけど、僕はその件に関しては問題ないよ。)
このレイチェルのセリフは、grow と blow で韻を踏んでいます。
今、レイチェルが読んでいる本は「自分の風の守り手になれ」という本ですから、「風」は女性にとって、とても大切なものである、という認識の本なわけです。
だから、レイチェルが blow という単語を使ったのは、「(風が)吹く」という意味で、you don't let me blow は「私の”風”が吹くのをあなたが許さない、私の”風”が吹くことをあなたが止めようとする」なら、「私はどうやって成長していけばいいのよ、私は素晴らしい女性にはなれないわ」という感じで言っているようです。
でもレイチェルがこのセリフを言った後、ヤンヤの喝采が起こってますよねぇ。
これは「よくぞ言った、レイチェル!」という感じの歓声なので、英語の単語の意味がわからなくても、何となくレイチェルのセリフの意味を察した人もいるかもしれませんね。
その後のロスが返した言葉にもみんな笑ってますしねぇ。
何となく意味を察した人に説明するのは恥ずかしいのですが(笑)、このセリフのポイントは blow にあります。
blow は「(風が)吹く」以外にも、blow a horn 「角笛(または楽器のホルン)を吹く」というふうに、「(笛・らっぱなどの楽器)を吹く」という意味でもよく使われますね。
その辺りから連想していただけるとわかると思いますが、blow は、そういう oral 「口を使った」エッチ行為を指す言葉なのです。(普通の英和辞典にもちゃんと載ってます。)
その行為の単語そのものズバリを書くのはさすがに気が引けるので書きませんが(笑)、レイチェルが if you don't let me blow と大きな声ではっきりと言ったのが、ロスには「あなたが私に blow というエッチな行為をさせてくれないなら」みたいに聞こえてしまったわけです。
だから、それに対してロスはタジタジになって、「僕はその件については異存ないよ。君がそういうことをしたいっていうんなら、僕は全然オッケーだよ。」と返事しているんですね。
話の成り行きを知らない人が聞いたら、「こいつらは大声で何の話をしてるんだ?」とびっくりすること間違いなし!
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2006年08月12日
フレンズ2-19その4
ジョーイ: Anybody want a cruller? (誰かクルーラー欲しい人?)
フィービー: This is a typical lightning-bearer thing. It's like "Hello. Who wants one of my phallic-shaped man-cakes?" (これが典型的な”稲妻の運び手”のやることよ。まるで、「はーい、俺の男根の形をしたケーキを欲しい人はいる?」って感じよね。)
cruller は「クルーラー、ねじって揚げた軽いドーナツ」のことです。
phallic は phallus (男根)の形容詞形です。(←私はこの暑さで、「恥じらい」という気持ちを忘れているらしい・・・笑)
ちょっと、ドーナツを勧めただけなのに、随分と話が飛躍してますよね。
クルーラーを、いやーな感じで眺めてるジョーイが面白いです。
そんなこと言われちゃ、食べられないじゃん、って感じ。
ジョーイのエージェント事務所にて。
役を降ろされたジョーイを励ますエステル。
エステル: Don't worry about it, already! Things happen. (もう心配するのはやめなさいよ! そんなことはよくあるわ。)
already を命令形で使うと、「もうそのくらいにして」というニュアンスになります。
きつい調子でいうと「もういい加減にしてよ」という感じにもなります。
ここでは「いつまでもくよくよ悩むのはもうやめたら?」という感じでしょうか。
Things happen. もよく聞くフレーズです。
「物事は起こる」つまり、「そんなことはよく起こることだ、そんなこともあるわよ。」ということ。
ドクター・ドレイク・ラモレー役をやっていたのに、「タクシー運転手その2」をするのはいやだというジョーイに、
エステル: Things change. Roll with them. (物事は流れていくのよ。その動きについていきなさい。)
roll は「転がる、転がっていく」です。
roll with は「・・・と一緒に転がっていく」ですから、「その動きについていく、自然の流れにまかせる、抵抗しないで一緒に動いていく」という感じでしょうか。
flow (流れ)という単語を使った、roll with the flow 「物事を事実として認める、抵抗せずに受け入れる」という意味の表現もあります。
「時の流れに身をまかせ」という感じでしょうね。
とにかく「歯向かったり抵抗したりしないで、周囲の変化を受け入れ、それについていきなさい。」ということです。
ジョーイ: It's like taking a step backwards. (まるで一歩下がったような感じなんだよ。)
take a step backward は文字通り「一歩下がる、一歩後退する」です。
これは比喩ですが、日本語でも同じ表現がありますよね。
やはり人は自分の人生や進歩を「歩くこと」に例えるもののようです。(そう言えば、「進歩」って言葉自体が「進む、歩く」って字を書くわけで・・・)
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フィービー: This is a typical lightning-bearer thing. It's like "Hello. Who wants one of my phallic-shaped man-cakes?" (これが典型的な”稲妻の運び手”のやることよ。まるで、「はーい、俺の男根の形をしたケーキを欲しい人はいる?」って感じよね。)
cruller は「クルーラー、ねじって揚げた軽いドーナツ」のことです。
phallic は phallus (男根)の形容詞形です。(←私はこの暑さで、「恥じらい」という気持ちを忘れているらしい・・・笑)
ちょっと、ドーナツを勧めただけなのに、随分と話が飛躍してますよね。
クルーラーを、いやーな感じで眺めてるジョーイが面白いです。
そんなこと言われちゃ、食べられないじゃん、って感じ。
ジョーイのエージェント事務所にて。
役を降ろされたジョーイを励ますエステル。
エステル: Don't worry about it, already! Things happen. (もう心配するのはやめなさいよ! そんなことはよくあるわ。)
already を命令形で使うと、「もうそのくらいにして」というニュアンスになります。
きつい調子でいうと「もういい加減にしてよ」という感じにもなります。
ここでは「いつまでもくよくよ悩むのはもうやめたら?」という感じでしょうか。
Things happen. もよく聞くフレーズです。
「物事は起こる」つまり、「そんなことはよく起こることだ、そんなこともあるわよ。」ということ。
ドクター・ドレイク・ラモレー役をやっていたのに、「タクシー運転手その2」をするのはいやだというジョーイに、
エステル: Things change. Roll with them. (物事は流れていくのよ。その動きについていきなさい。)
roll は「転がる、転がっていく」です。
roll with は「・・・と一緒に転がっていく」ですから、「その動きについていく、自然の流れにまかせる、抵抗しないで一緒に動いていく」という感じでしょうか。
flow (流れ)という単語を使った、roll with the flow 「物事を事実として認める、抵抗せずに受け入れる」という意味の表現もあります。
「時の流れに身をまかせ」という感じでしょうね。
とにかく「歯向かったり抵抗したりしないで、周囲の変化を受け入れ、それについていきなさい。」ということです。
ジョーイ: It's like taking a step backwards. (まるで一歩下がったような感じなんだよ。)
take a step backward は文字通り「一歩下がる、一歩後退する」です。
これは比喩ですが、日本語でも同じ表現がありますよね。
やはり人は自分の人生や進歩を「歩くこと」に例えるもののようです。(そう言えば、「進歩」って言葉自体が「進む、歩く」って字を書くわけで・・・)
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