2006年08月11日

フレンズ2-19その3

フィービーとモニカが本の話で盛り上がっています。
レイチェル: What book is this? (これって何の本なの?)
モニカ: You have to read this book. It's called Be Your Own Wind Keeper. It's about how women need to become more empowered. (この本を読まなきゃだめよ。これは”あなた自身の風の守り手になれ”っていうタイトルなの。女性がもっと力を与えられるようになるにはどうすれば良いかについて書かれた本よ。)
フィービー: But there's wind. (”風”が存在するのよ。)

It's called... は「・・・と呼ばれている」ですから、「・・・という名前、・・・というタイトルである」ということですね。
ここでは大文字になっている部分 "Be Your Own Wind Keeper" がタイトルです。
なんとも抽象的なタイトルなんですが・・・。
この時のレイチェルの表情に注目。
「二人の話って、わけわかんない」という顔をしてますよね。
今は観客も同じ状態で良いのです。
抽象的な単語の羅列で、最初に聞いたら何のことがわからない、のがポイント。
他人が聞いたら、ちんぷんかんぷんなことほど、ハマっている人には意味のある言葉で、二人だけが盛り上がっているところが、面白いわけですね。


フィービー: Do you know who takes our wind? Men. They just take it. (私たちの風を奪うのは誰だと思う? 男たちよ。男はただそれを奪うだけなの。)
レイチェル: Men just take our wind? (男がただ風を奪う?)
フィービー: All the time. Because they are the lightning-bearers. (いつもそうよ。だって男たちは稲妻の運び手だから。)
レイチェル: That sounds kind of cool. It's like The Hobbit. (それって、ちょっとかっこいい響きね。ホビットみたい。)
モニカ: It is nothing like The Hobbit. (ホビットとは全然違うわよ。)

フィービーの意味不明の説明に、ちょっと絡んでみたレイチェル。
The Hobbit とは「ホビットの冒険」という小説。
原作者は J・R・R・トールキン(J.R.R. Tolkien)です。
トールキンは、映画「ロード・オブ・ザ・リング(The Lord of The Rings)」の原作「指輪物語」の作者でもありますね。
ホビットの冒険と指輪物語には関係があり、指輪物語にもホビットは登場するそうです。
ホビットというのは個人名ではなくて、種族の名前だそうです。
Wikipedia 日本語版: ホビット
Wikipedia 英語版: Hobbit
ウィキペディアの日本語版は英語版を訳したもののようです。英語版の方が情報量は多いようですが・・・。
なぜ、lightning-bearers という言葉を聞いてホビットを思い出したのかはわからないんですが、その作品に似つかわしい表現なんでしょうかねぇ?
私は、どちらの小説も読んだことないですし、映画「ロード・オブ・ザ・リング」すら見てないし・・・。
調べようかと思ったけど、これは知ってる人に教えてもらった方が早そうだったから・・・(笑)。

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posted by Rach at 15:56| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月10日

フレンズ2-19その2

ジョーイは妙な帽子を被っています。
ジョーイ: You like it? This guy was selling them on 8th Avenue and I thought "You know what I don't have?" (気に入った? 男が8番街で帽子を売ってたんだ。それで思ったんだよな。「俺が持ってないものって何だ?」って。)
モニカ: A mirror? (鏡?)
ジョーイ: Fine, make fun. I think it's jaunty. (いいよ、馬鹿にすれば。俺は粋(いき)だと思うよ。)
モニカ: For a guy who's recently lost his job, you're in a good mood. (最近、仕事を失った人にしては、ゴキゲンね。)
ジョーイ: I'll be alright. I'm not starting from square one. I was Dr. Drake Damoray on Days of our Lives. That's got to have some kind of cachet. (大丈夫だよ。俺は振り出しから始めることはないんだ。俺は「愛の病院日誌」のドクター・ドレーク・ラモレーだったんだ。それってある種の名声に違いないんだ。)
モニカ: Cachet? Jaunty? (名声? 粋?)
ジョーイ: Chandler gave me word-of-the-day toilet paper. (チャンドラーが俺に"今日の単語"トイレットペーパーをくれたんだ。)

"You know what?" は「あのさ。あのね。ちょっと聞いて。」と話を切り出す時に使う表現です。
この場合は、「あのさぁ、俺が持ってないものって何だと思う? 俺の持ってないものって何だろうな?」と心の中で自分自身に呼びかけた感じを出しているんだと思います。
つまり、この帽子を見たときに「俺ってこういう帽子持ってないよな、俺に似合いそうだから、買っちゃってもいいよな。」と、自分自身に語りかけているんでしょうね。
でも、「俺が持ってないものって何だと思う?」という質問へのモニカの答えは「鏡」。
そんな変な格好で恥ずかしくないってことは、鏡を見てないのね、ってことですね。
日本でも、恥ずかしい格好をしてる人に「あなたの家には鏡がないの?」とかって言うことありますから、その辺りは同じようです。
start from square one は「振り出し(最初)から始める」という意味。
そもそも square one とは「マス目のあるボードゲームの振り出し(マス目の1番?)」を指すことから、「出発点、始め」という意味になったようです。
ここでは、自分はもう無名の役者ではなく、すでに有名な役を演じたのでそれなりのキャリアも出来たから、そのキャリアをステップにして、よりビッグな役をゲットできる、と言いたいようですね。

cachet は「名声、威信」、発音は「キャシェイ」で後ろのシェイにアクセントがあります。
フランス語で「封印」という意味です。(いかにも発音がフランス語っぽい、ちょっと気取った感じ?)
jaunty は「(服装などが)粋(いき)な」。
cachet も jaunty も聞きなれない単語なので、モニカはどうしてボキャ貧(笑)のジョーイがそんな言葉を使っているのか不思議で、聞き返しているのです。
word-of-the-day toilet paper は「”今日の単語”トイレットペーパー」と訳してみました。
この単語でぐぐってみると、結構ヒットしたので、実在する商品のようです。
日本だったら、日めくりカレンダーにこういうタイプのものがありますが、トイレットペーパーは見たことないような・・・と思っていたら、ありました!
楽天市場 おべんきょしましょ!英語シリーズ
家庭紙専門店バンビックス おもしろトイレットペーパー 英語編
チャンドラーがくれた本場アメリカの(?)トイレットペーパーは、ジョーイが使った言葉から判断すると、「普段はなかなか使うことがないけど、ちょっと洒落た単語」が一日一個書いてあるんでしょうかねぇ?
ん?一日一個?・・・ということは、キリトリ線毎に、一個の言葉が書いてあるんだろうか・・・?
ペーパーをたくさん使いたい人は、一度にたくさんの言葉を覚えないといけないんだろうか?
・・・って、そんなリアルな話はやめときましょうね(笑)。

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posted by Rach at 13:09| Comment(7) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月09日

フレンズ2-19その1

シーズン2 第19話
The One Where Eddie Won't Go (元のさやに戻ろう!)
原題は「エディーが出て行こうとしない話」

夜、目が覚めると枕元にエディーが座っているので、びっくり仰天のチャンドラー。
寝顔を見てただけ、というエディーに、
チャンドラー: That's it. I want you out of the apartment now! (それで終わりだ! 今すぐこのアパートを出て行って欲しいもんだな!)
エディー: What are you talking about? (何言ってるんだよ?)
チャンドラー: Hannibal Lecter? Better roommate than you. (ハンニバル・レクターっているだろ? お前より彼の方がルームメイトとしては、まだましだよ。)
エディー: I don't think you're being fair! One night you see me and you get scared. What about the other nights when you don't see me? (そんなのフェアじゃないよ! ある晩に、お前が俺を見て、お前は怖がった。じゃあ、お前が俺を見なかった他の晩のことはどうなるんだ?)

Hannibal Lecter (ハンニバル・レクター博士)はご存知、映画「羊たちの沈黙(The Silence of the Lambs)」「ハンニバル」「レッド・ドラゴン」で有名な、精神科医の猟奇殺人鬼ですね。
アンソニー・ホプキンスの当たり役です。
私はこの手の映画が超苦手なので、見たことないんですが(テレビでやってたら、瞬時に消しちゃう)、ストーリーを聞くだけでも何とも恐ろしい人物ですよね。
その不気味な人の方がまだルームメイトとしてはましだ、という例えで、チャンドラーがどれほどエディーを気味悪がっているかわかりますね。
ちなみに、フレンズ1-4その3 では、鼻を怪我したロスがフェイスガードをつけているのをからかって、「羊たちの沈黙」に出演すれば?みたいなことをチャンドラーが言ってました。

"I don't think you're being fair." は、日本語的に考えると、
I think + you're not being fair (お前はフェアじゃない、と思う)
ということで、つまりは、
"You're being unfair." (お前はアンフェアだ。お前はフェアじゃない。)と思っている、
という意味ですね。
このように、日本語では「・・・ではないと思う」と言いたい時に、英語では「・・・だとは思わない」という表現が使われますよね。
ハートで感じる英文法 会話編 大西泰斗/ポール・マクベイ著 の「Lesson 5 否定」では
not がいわば「前倒し」で使われるのは、「旗色を早く鮮明にする」ためだ、
と説明されています。

you're being fair の部分ですが、ここでは be 動詞+-ing 形で、現在進行形になっていますね。
前倒しの not があると説明が難しいので、以降は "You're unfair." と "You're being unfair." との違い、ということにして話を続けます。
実はこの2文、ニュアンスが少し異なります。
これは、ハートで感じる英文法 大西泰斗/ポール・マクベイ著 の「Lesson 5 「躍動する」進行形」p.75 で説明されています。
実際の番組中では、"You're so selfish." と "You're being so selfish." と言われた場合、どちらがショックですか?という質問を、街行くネイティブに尋ねていましたね。
be 動詞+形容詞だと、「いつもそうである」ことを表し、これが進行形になると、「その瞬間、その場限りの話としてそうである」という意味になる、ということでした。
(ここでこんなに詳しく書いちゃっていいのかどうかわからないんですが・・・大西先生ごめんなさい。)
つまり、もしこのセリフが、"I don't think you're fair!"、つまり「"You're unfair." だと思う。」ということなら、「お前はいつだってアンフェアなやつだ。」という相手の性格について非難する言葉になってしまうんですね。
「"You're being unfair." だと思う。」と進行形になっていれば、「お前の今の話はアンフェアだ。」と特定の瞬間の行為を指して非難することになるので、相手を傷つけることにはならないのだそうです。
(そういう感覚は、大西先生の番組を見るまで、全然知りませんでした。)

で、何がフェアじゃないのかって聞いてみると、「他の晩に見ていた時は怒らなかったのに。」というエディー。
今晩だけじゃなくって、他の晩も(毎晩?)見てたのかよっ!?、というチャンドラーの仰天ぶりが伺えますね。
なかなか、こんな切り返しはできません。
エディーってなかなかセンスあるかも?(でも友達にはしたくないけど・・・)

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posted by Rach at 15:25| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月08日

Rach Goes 0808

I wrote one article.

Although this is the ONLY fifth article of Rach Goes series, I've already fallen into a slump and don't know how to come back into form. "What should I do?", I've asked myself the same question over and over again for about two weeks.

I don't have enough time to write English and feel a little tired both mentally and physically, since it's in the middle of summer vacation, which is the busiest season for mothers, you know.
But I don't think this is the immediate cause of my problem.
I don't know why, but I can't write an article in English as easily as before. I HAVE NO IDEA what I should write here.

Even if I start to write something in English, I can hardly complete one article. As a result, a lot of unfinished articles are scattered about on my PC, like dead bodies.

I often tried to make up "an article"(Rach fingers quote-mark gesture) out of a junk pile of alphabets.
Time just went by, but all my efforts were in vain. After doing it repeatedly, I started to be afraid of 'writing English' itself.
What if this feeling makes me allergic to writing English? What should I do if I come to hate English?
I couldn't believe I used the word 'hate', but my state of mind was that critical.
I was SCARED at English-related stuff. I'd never had this feeling toward English before, which made me more frightened.

After due consideration, a few days ago, I started to write one article, 'Rach Goes series is concluded', which obviously meant it would be the final article written in English on my blog.
I thought it was the best way to get rid of this worry or get away from suffering.
I finished the article with a lot of difficulty. (I don't want to say how many hours it takes to finish it.) I shut down my PC without rereading it that day.

The following day, I started to read the article. As I read, I felt tears welling up in my eyes. My decision that I would never write something in English again on my blog was shockingly and unexpectedly painful to me. It was like a girl saying, "I don't wanna break up with you because I still love you."
All of a sudden, I remembered how happy and satisfied I was when I posted an English article on my blog for the first time.
Those feelings have got me going until now. No matter how harsh my life is, I don't want to dump all of the sweet memories.

After all, I changed my mind at the 11th hour. In short, this is NOT the final article of Rach Goes series.
But this is definitely not a happy ending.
It's just that I had no guts to say good-bye to Rach Goes series. Maybe I am just an irresolute woman.

I am so sorry, my friends, for making you read this anguished and confused article.
I am not trying to invite a compliment or encouragement by whining about my English ability.
This is a sort of trial.
I anticipated that revealing emotions honestly and frankly would enable me to write something more easily.

I don't know if I did the right thing. I'm still groping blindly in the dark.
However I, one of the most optimistic people in the blogosphere, expect that something extraordinary will happen to me someday if I keep on writing English.
Wow, it is just like Rach to say such a happy-go-lucky thing in this gloomy article.

If I doubt, again, the effectiveness of writing Rach Goes series, I will fall an easy prey to the temptation to stop writing English.
It is so hard for me to keep writing English articles, knowing that the FINAL article is readily available on my PC.



Tomorrow, I'll get back to my usual self, 'carefree' Rach.
So please forgive me for saying something negative, only here, only now.

posted by Rach at 06:37| Comment(18) | Rach GOES | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月07日

フレンズ2-18その23

エディーに出て行ってもらうよう話し合おうとするチャンドラーですが、エディーはなにやらニヤニヤしています。
エディー: I got a little surprise. Look. There's a new fishy. I named him Chandler, you know, after you. (ちょっとしたサプライズがあるんだよ。見て、新しい”魚くん”だ。彼の名前はチャンドラーだ。ほら、君から名前をもらったんだ。)
チャンドラー: Well, that's not even a real fish. No, that's a Goldfish cracker. (うーん、それって、本物の魚じゃないぞ。そうだ、魚じゃない、金魚のクラッカーだ。)
エディー: So what's your point, man? (それで、何が言いたいんだ?)
チャンドラー: Okay, good night. You big freak of nature! (もういいや、おやすみ。「自然が生み出した突然変異」くん!)

fishy というと、普通は fish の形容詞ですが、ここでは 「小さな魚(くん)」のようなニュアンスで使われているようです。
kitten 「子猫」の短縮形 kit に -y という指示辞をつけて kitty 「子猫ちゃん」という意味になる、という成り立ちと同じだと思います。
この -y という指示辞は、名詞につけて親愛を表すという働きがあります。
name A after B は「Bの名をとってAと命名する、名づける」という意味。
だいたい動物やペットに名前をつけられると、ロクなことがないですよね。
嫌いな人の名前を付けて、「これっ、チャンドラー、賢くしてなさい!」とか怒鳴ってたりして、ただの鬱憤晴らしに使われたりすることも多いです。

No, that's a Goldfish cracker. の No ですが、この場合は、前の文の、"that's not even a real fish." を再度強調して言い直した感じになります。
「そう、確かに魚じゃない。クラッカーだ。」と言っているわけですね。
この No を日本語風に「いや違う、いいえ」と解釈してしまうと、おかしなことになりますので注意して下さい。
日本語風に「いいえ」と捉えると、前の自分が発したセリフを否定することになりますよね。
「必ずしも、Yes = はい、No = いいえ、ではない」、そう訳してはいけない、ということがよくあります。
この辺りのことは、フレンズ2-9その7 にも説明してありますので、よくわからないなぁ、という方はそちらも合わせてお読み下さい。
What's your point? は「君の問題点・論点は何?」ということですから、「何が言いたいの? はっきり言えよ。」という意味になります。
相手が回りくどいことを言うので怒っている場合とか、相手の言ってることが意味不明でわからない場合などに使いますね。
エディーが明らかにおかしな行動を取っているのでそれを指摘したら、逆に開き直られて「何が言いたい? 何がおかしい? 何か文句でも?」と言い返されてしまいました。(逆ギレ、ってやつですね・・・笑)
そこでチャンドラーはそれ以上会話を続けるのは不可能だと判断したようです。
freak は「変わった形のもの、変種、一風変わった人」ということですね。
研究社の新英和中辞典には、
a freak of nature: 造化の戯れ
と書いてあるのですが、「突然変異などによる変種」などを意味するようですね。
チャンドラーは、神様の手違いか何かで、とんでもない人間が生まれてきてしまった、とでもいいたいようです。(表現としてはかなり過激なような気がするのですが・・・)

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posted by Rach at 11:42| Comment(0) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月06日

フレンズ2-18その22

みんながいろいろと励ましますが、ジョーイの悲しみが癒えることはないようです。
ジョーイ: It's like you work your whole life for something and you think that when you get it it'll never be as good as you thought it would be. But this so was. It changed everything. Like, the other day, I got this credit card application and I was pre-approved! I've never been pre-approved for anything in my life! (人は何かのためにずっと働きながら、その何かが手に入った時には、それが思っていたほど良いものではないだろうな、と思ってる感じってあるよな。でも、これはまさに思っていた通りに素晴らしいことだったんだ。全てが変わったんだよ。ある日、クレジットカードを申請したら、俺は事前承認されたんだ! これまでの俺の人生では、何一つ事前承認されたことなんてなかったのに。)
チャンドラー: I'm sorry, man. (残念だったな。)
レイチェル: I don't know if this'll mean anything to you, but you'll always be pre-approved with us. (今から言うことがあなたにとって意味のあることかどうかわからないけど、ジョーイは私たちからはいつも「事前承認」されるわ。)
ジョーイ: That means nothing to me. (そんな言葉は俺にとっては何の意味もないよ。)

It's like... 以下の文章がよくわからないのですが、よくある一般論を述べているんだと思います。
never be as good as you thought は「(そうなるだろうと)思っていたのと同じくらいに良いということは決してない」ですから、「思っていたほどには良くない」ということだと思うんですね。
目標にしていたものを手に入れると、実はそんなに大したものではなかった、ということに気付くんだ、ということだと思います。
その後、逆接で、"But this so was." と続いているのは、そういう一般的な話とは違って、今回のこのドラマ出演は本当に思っていた通りの good なことだったんだ、ということなんでしょう。
語順が変なのは、恐らく強調だろうと思うのですが、うまく説明できません。

application は apply 「申請する」の名詞形で、「申込み、申請、願書、申込書、申請書」という意味ですね。
approve は「・・・を承認する」ですから、pre-approved は「事前に承認された、仮に承認された」ということ。
恐らくジョーイは今まで、カードを申請しようとしても、職業や収入を記入した時点で、「カードを作ることができません」と門前払いになっていたんでしょうね。
それが、テレビドラマの役者としてしばらく契約してもらえて、ギャラもかなり(?)貰えるようになって、初めて書類審査で通って、仮のカードを貰えた、ということなのかな、と思います。
落ち込んだジョーイを励まそうと、レイチェルにしては(?)遠慮がちに、"I don't know if this'll mean anything to you" 「このことがあなたにとって意味のあるものかどうかわからないけど」とちょっと謙遜しながら、ちょっと洒落たことを言います。
今まで認められたことがない、というジョーイに対して、私たち仲間はこれからも、ジョーイのことを信じて、ジョーイのすることなら大丈夫よ、と認めてあげることができるわ、という感じでしょうか。
他の人たちに認められなくても、私たちが認めてあげているじゃない、という、美しい友情から出た言葉で、他のみんなもそれを聞いてしんみりしているのですが・・・。
当の本人のジョーイはそれを聞いて、そんなきれいごとを言ってもらっても、"means nothing" 「何の意味もない」と、せっかくのレイチェルの好意をぶち壊す発言をしています。ひっどーい!(笑)
まぁ、それくらい、ジョーイにとってはショックな出来事だったということでしょうし、誰から何を言われようと、この悲しみから立ち直ることはできないんだ、というのが本音なんでしょうね。
ここでの mean... to someone は「(人にとって)・・・の意味をもつ、(ある)重要性をもつ」という意味です。
mean so much なら「大変意味がある、大した意味がある」、mean something なら「何らかの意味がある」、mean everything to someone なら「とても重要な意味がある、(人)にとっては・・・が全てだ」ということになりますね。

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posted by Rach at 17:28| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月05日

フレンズ2-18その21

なんとかジョーイを慰めようとするフィービー。
フィービー: But Joey, you're gonna be fine. You don't need that show. It was just a dumb soap opera. (でもジョーイ、大丈夫よ。あなたにはあんな番組は必要ないわ。ただのつまんないソープオペラじゃない。)
ジョーイ: This was the greatest thing that ever happened to me. (この番組に出たことが、俺にとっては今までで最高の出来事だったのに。)
フィービー: Yes! I was going to incorporate that. (そうよね! 私はそのことも合わせて言うつもりだったんだけど。)

落ち込んでる友人に、"You're gonna be fine." 「きっと fine (元気な、満足のいく状態)になるわ。」と言って励ますシーンはよく見かけます。
be gonna = be going to ですね。
また、will と be going to は同じような意味で使われますが、そのことが起こる可能性がより確実で、見込みや確信や証拠がある場合に、be going to を使います。
この場合でも、You're gonna be fine. という方が、「私はあなたのことがよくわかってるから、きっと大丈夫だってわかるわ。確信してるもの。私にはわかるもの。」って感じで、たとえ何の根拠がないにしても(笑)、そう言われた方は、will よりも嬉しいと感じるのではないかなと思います。

励まそうと思って、Days of Our Lives をけなすフィービーですが、ジョーイにとってはあれが一番の出世作。
違う方向で励ましてしまった、という感じで、つらいフィービーです。
incorporate は「・・・と合体させる、合併する」という意味から、「(考えなどを)(・・・に)組み入れる」という意味にもなります。
この場合は、「Days of Our Lives はジョーイにとっての出世作だった」ということも一緒に言おうとしたんだけど・・・という意味ですね。
自分の言ったことを何とか尻拭いしようと懸命なわけです。
incorporate には「・・・を法人組織にする、・・・を株式会社にする」という意味もあります。
よく会社名の後ろに、Inc. と書いているのがありますが、あれは Incorporated の略で、「有限責任会社、株式会社」という意味。
イギリスでは、社名の後ろに Ltd. または Limited をつけます。
アメリカのCGアニメに「モンスターズ・インク」というのがありましたが、原題は Monsters Inc. です。つまり「モンスターズ株式会社」なわけですね。
モンスターたちが子供を驚かせて、その悲鳴を集めてエネルギー源にする、という会社だそうで。(いかにもアメリカっぽい設定というか・・・)
このカタカナタイトルを見て、「モンスターのインク(墨) Monster's Ink」ってナンだろう?と思った人が少なからずいるのでは?
日本語のカタカナでは、英単語を示すのに限界がある、というのを示す良い例かも。

この後、カタカナタイトルの話で今日は終わります(笑)。
カタカナで書くと単語を間違いそうなのは、ロード・オブ・ザ・リングとかはどうでしょう?
あの原題は The Lord of the Rings で、lord は「支配者、主人」という意味ですからあえて訳すと「指輪の支配者」って感じでしょうか?
原作の日本語タイトルは「指輪物語」ですけどね。
(この作品は原作も読んでないし、映画も見てないので、「指輪の支配者」って言うのが当たってるのかどうかは私にはわからない。)
ニコラス・ケイジ主演の映画「ロード・オブ・ウォー」も原題は Lord of War で、こちらは武器商人の話ですから、まさに「戦争の支配者」なわけです。
どちらも、「ロード」というカタカナから、road 「道」を想像してる人が結構いると思うんですが。

カタカナで読むと紛らわしいタイトルをいくつか挙げます。
ファインディング・ニモ Finding Nemo
これは、人間にさらわれた息子のニモを探すパパの話ですから、Nemo's father is finding Nemo 「ニモの父がニモを探している」という意味だと思います。
find は「努力して見つけ出す、探し出す」という意味があり、普通は進行形にはしませんが、反復・進行が強調される場合には進行形が使われます。
この映画ではずっとパパがニモを「探して探して探し続けている」ので、「反復・進行」を表す進行形となって、「ずっと探している、探し続けている」という感じをこのタイトルに出しているんでしょう。
日本語っぽくすると「ニモを探して」になるでしょうが、進行形の英語の方がパパが必死になってる感じが出てると思いますね。
でも、このカタカナを見て、「ファイティング・ニモ」 Fighting Nemo 、「ニモと戦っている」もしくは「戦っているニモ」だと思った人もいるのではないかな、と。(実際、私の姪は、ファイティング・ニモ、と発音してましたし。)

ジュラシック・パーク Jurassic Park
今は間違える人はあまりいないと思うのですが、最初は、ジュラシックを「ジェラシック」と聞き間違えた人が多かったような。
ジェラシックという単語はありませんが、その発音から、jealous 「嫉妬」、jealousy 「嫉妬深い」を想像して、「嫉妬深い公園? そりゃ何じゃ?」と思われた人はいないでしょうか?(いないか)

あとは、私、昔、featuring (フィーチャリング。・・・を呼び物にする、主役にする)を futuring (フューチャリング)だと思ってたんですが、そもそも future (未来)には動詞がないので、futuring という形はあり得ないんですけどね。
ちょっと暑さボケか・・・くだらん話をつらつら書いてすみません。

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2006年08月04日

フレンズ2-18その20

フィービー: Listen, sorry about your death. That really sucks. (ねぇ聞いて。あなたの死は残念だったわ。本当にひどいわ。)

I'm sorry for your loss. だと「お悔やみ申し上げます。」という定番表現です。
your loss は「あなたが失ったもの、あなたの喪失」ですから、「あなた」の身内の誰かが亡くなった時に、遺族である「あなた」に対してお悔やみを述べている表現になります。
ここでのフィービーのセリフはちょっと変わっていて、about your death 「あなたの死について」という表現になっていますね。
これは、もちろん、「あなた=ジョーイ」の分身である、ドクター・ラモレーが死んだことに対する悔やみの言葉です。(知らない人が聞いたら、「”あなたの死”って何のこっちゃ?」と思うのでは?)
例えば、亡くなった方が男性だった場合は、I'm sorry for his death. 「彼の死を悼みます」と言うことも可能かとは思いますが、普通、お悔やみの場合は、someone's death 「(誰かの)死」ではあまりにも直接的すぎるので、上に挙げたように loss を使います。
また、同じようにお葬式などで使われる表現に、
Please accept my sincere condolences. 「心よりお悔やみ申し上げます。」
というフレーズもあります。
こちらの方がより丁寧な感じですね。
condolence は「悔やみ」、複数形で「哀悼の言葉、弔詞」という意味になります。


レイチェル: Well, maybe they could find a way to bring you back. (ねぇ、あなたを復活させる方法が見つかるんじゃない?)
ジョーイ: They said that when they found my body, my brain was so smashed in that the only doctor who could've saved me was me. It's supposed to be some kind of irony. (俺の死体を見つけた時、あいつらは、こう言ってたんだ。俺の脳味噌は粉砕されていて、俺を助けることのできる唯一の医者が俺なんだ、ってね。これって一種の皮肉になってるわけだな。)

レイチェルの言う they はドラマのスタッフともとれなくはないですが、この場合はドラマの登場人物たちかな、と思います。(もしくは両方かも)
いったんは死んでしまったけど、なんとか辻褄を合わせて、生き返らせる方法がドラマの中で見つかるんじゃない?ということですね。
映画「宇宙戦艦ヤマト完結編」で、沖田艦長が復活した時、「宇宙放射線病で亡くなった、というのは佐渡先生の誤診だった」というムリヤリの理由がついてました。そんな感じです。(←どんな感じ?)
ジョーイが演じているドクター・ラモレーは優秀な脳神経外科医。
その彼を助けることが出来る技術を持っているのは、彼本人しかいなかった、というオチまでついていたそうです。
うーん、これで復活は絶望的かな?

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posted by Rach at 08:11| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月03日

フレンズ2-18その19

台本でエレベーターシャフトに落ちて死ぬ、と知っているジョーイは、エレベーターに乗りたくありません。
が、こればかりはどうしようもありません(笑)。
アンバー(ドレークの妹): I love you. (愛してるわ。)
ラモレー: Yeah, whatever. (あぁ、どうでもいいや。)

明らかに、エレベーターに乗るのをいやがっているのが、誰の目にも明らかです。
ほとんど学芸会のノリですが、このドクター・ラモレーになりきることなどすっかり忘れて、ただただ役を降ろされるジョーイ・トリビアーニという一人の俳優の素(す)に戻っているところが悲しくもおかしいですね。
最後のセリフを言った妹役に、whatever となげやりな言葉を返すジョーイ。
こんな風にどうでもよくなった時に whatever を使うことが多いですが、「もう何とでも言ってくれ。俺にはどうでもいいことだから。」というニュアンスです。


あまりの展開に驚くフレンズたち。
モニカ: Did they just kill off Joey? (ジョーイは殺されちゃったの?)

they は番組制作者のこと。
実際に殺されたのは、ジョーイではなくて、ドクター・ラモレーなんですが(笑)、この場合は、ジョーイの演じる役が殺された(死ぬ運命になった)ことを指すと同時に、番組スタッフがジョーイを役から降ろしてしまった、ということも兼ねているんでしょう。
off は「離れた、外れた」ですから、切り捨てる、というか、もうこれでキャストから外れてしまう、という感じが出ていますね。


フレンズたちは、心配してジョーイのアパートにやってきます。
それにしても、ジョーイの家具や着ているガウン、いかにも急にリッチになった人って雰囲気が出ていますね。(いわゆる成金趣味、というヤツ)
ロス: Come on! Open up! We want to talk to you! (ねぇ!開けてよ! ジョーイと話がしたいんだ!)
ジョーイ: I don't feel like talking! (話をする気にはなれないよ!)
レイチェル: Come on! We care about you. (ねぇ! 私たち、ジョーイが心配なのよ。)
チャンドラー: We're worried about you. (俺たち、みんなジョーイを心配してるんだ。)
モニカ: And some of us really have to pee! (それから、私たちの中に、本当にオシッコしたがってる人がいるのよ!)
ジョーイがドアを開けると、
モニカ: I'm sorry, Joey. (ごめん、ジョーイ。)

みんな、口々にジョーイを心配するセリフを言っていますが、モニカはトイレの話を持ち出します。
そうやってジョーイにドアを開けさせる作戦?と思いきや、モニカは走って行っちゃったので、あのセリフは本当のことだったんですね(笑)。

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posted by Rach at 09:58| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月02日

フレンズ2-18その18

チャンドラーがエディーにいやがらせをされた話をするのですが、みんなはその話もそこそこに、ジョーイのドラマを見ようとします。
チャンドラー: I'm fine about my problem now, by the way. (もう俺の問題は大丈夫だよ。ついでの話だけどさ。)

誰も心配してないみたいなので、「もう問題は解決したよ。みんなは忘れてるかもしれないけどさ。」てな感じで、by the way を最後に付け足しています。
雰囲気的には、「ところで、俺はもう大丈夫だよ。」という感じなんですが、この「ところで、話題は変わるけど」というのを最後につけているところに、みんながすっかり忘れてる感じが出てるように思いますね。
by the way をこうやって後につけることが英語では結構多いです。
フレンズ1-5その5 でも同じような by the way が出てきました。


ドラマ「愛の病院日誌」のワンシーン。
病院アナウンス: Dr. Ramoray, report to first floor Emergency stat. (ラモレー医師、1階の緊急病棟にいますぐお越しください。)

report to は「・・・に報告する、出頭する、顔を出す」という意味。
スタートレックでは、士官が呼び出しをされる時に、"Report to the bridge." 「ブリッジに出頭せよ。」という表現が使われていました。
stat は「急いで、直ちに」という意味。
フレンズ1-17 でERからのゲスト、ジョージ・クルーニーとノア・ワイリーが出ていた時、レイチェルはこんなことを言っていました。(1-17 の解説時に説明を飛ばしているので、ここに書いておきます。)
レイチェル: You know what, it's feeling a lot better, thank you. Well, listen, why don't you two sit down, and we'll get you some glasses....STAT. (随分、[怪我した足首の]具合が良くなってきたわ、ありがとう。ねぇ、お二人とも座ったらどうかしら? 私たちがグラスを持ってくるから・・・急いで。)
ドラマのアナウンスは病院で、そして上のレイチェルのセリフは、お医者さんに対して使っていたところを見ると、この stat という表現は、主に医師が使う言葉のようですね。

フリーオンライン英英辞典の Merriam-Webster Online には、
Etymology: from stat, abbreviation for L. statim
: without delay : IMMEDIATELY
とあります。
つまり、ラテン語の statim の省略形から来た言葉であり、without delay 「遅滞なく」、immediately 「直ちに、すぐに」という意味だということです。
また、Wikipedia 英語版: Stat という項目があり、そこにこの stat の意味も書いてありました。
上の説明以外のことも書かれていて、興味深いので下に引用します。

Stat - from the Latin statim, is a medical term meaning "immediately" or, in more recent history, someone has come up with the acronym: Sooner Than Already There. Example: "Hand me the scalpel Sooner Than Already There." At an even higher level of urgency, medical orders in life-threatening situations are sometimes denoted "stat and now".
(from Wikipedia)

私なりに訳すと、
Stat: ラテン語の statim から来た言葉。「すぐに」という意味の医学用語。もしくは、もっと最近の歴史においては、誰かが acronym (頭字語)を考え出した。つまり、Sooner Than Already There 「すでにそこにあるよりも早く」の頭文字を取った頭字語である、という意味。
例: 「解剖用メスを素早く私に手渡してくれ。」
もっと緊急度が高まる場合、生死に関わる状況での医学的命令はしばしば "stat and now" と表される。

我ながらピンと来ない日本語訳ですが(笑)、stat という言葉そのものはやはりラテン語から来た言葉ということで間違いないと思います。
ただ、この stat という単語を見ると、ASAP (= as soon as possible)などが連想されて、何かの頭文字をつなげた言葉のように見えるんでしょうね。
そこで、stat というのは、sooner than already there の頭文字を取った言葉だ、という解釈が出てきて、「それ結構ニュアンスが出てて、イケてるじゃん」ってことになったのかなぁ?・・・と(笑)。
「すでにそこにあるよりも早く」という訳が当たっているのかどうかはわかりませんが、その不可能を可能にするほどに早く(?)という大袈裟な表現が、緊急性がより強まった感じに聞こえるのでしょうね。
stat and now は「すぐに、今だ」という感じかと思いますが、とにかく一刻の猶予もないことを表しているのでしょう。
実際に、ぐぐってみますと、stat and now orders という言葉がいくつかヒットしました。

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posted by Rach at 12:09| Comment(0) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする