2006年11月30日

フレンズ2-23その4

モニカ: That'll teach you to lick my muffin. (それでわかったでしょ、私のマフィンをなめるとどうなるか、ってことが。)

That'll teach you to lick my muffin. について、くどくどと書かせて下さい(笑)。
まず、that はこの状況、モニカのマフィンを食べたために、チャンドラーは言いたいことが言えなくて悔しかった、ということを指すのでしょう。
普通、teach someone to do は「人に…すること(やり方)を教える」という意味です。
He taught me to swim. なら「彼は私に水泳(泳ぎ方)を教えた。」です。
そういう風に解釈すると、上のセリフの直訳は、「that が、チャンドラーにマフィンのなめ方を教えるだろう。」ということになるのですが、それはつまり、「なめてもいいものなのか、なめることが許されるのか、もしなめたらどういう結果になるか、をわからせる」という意味になるのですね。

英辞郎には、以下のようにあります。
teach: (他動詞-3)(〜すればどうなるか)思い知らせる
例) That will teach him to play a dirty trick on me. 「これであいつは、おれに卑劣な手を使ったらどういうことになるか分かっただろう。」(相手をひどい目に遭わせたあとの発言。)

また、研究社 新英和中辞典には、
teach +目+ to do: [I will [I'll] 〜 で](口語)(人に)(…させないように)する、(人が)(…すると)承知しないぞ
例) I'll teach you to meddle in my affairs. 「人のことでいらぬおせっかいをすると承知しないぞ。」 (注: to meddle は not to meddle の意)

と書いてあります。
(meddle は、「おせっかいを焼く、ちょっかいを出す、干渉する」という意味です)
Merriam-Webster Online Dictionary には、
teach: to cause to know the disagreeable consequences of some action
例) I'll teach you to come home late.

つまり、「ある行動の不愉快な結果を知らせる」ということ。
上の例文だと、「遅く帰ってきたらどんなにひどいことになるかを教えてあげるよ。」という意味が、「遅く帰ってきたら承知しないよ。」になる、ということなのですね。

いずれも will teach と、will が使われているのがポイントです。
will が使われていなければ文字通り、「…するように教える」という意味になります。
研究社 新英和中辞典では
teach +目+ to do: (事実・経験などが)(人に)(…するように)教える
例) The accident has taught him to be careful. 「その事故で彼は注意が必要だということがわかった。」

これはそのまま「be careful するように教える」という素直な意味です。

上に挙げた研究社の新英和中辞典の注意書き、「to meddle は not to meddle の意」という説明が面白いと思うのですが…。
見た目上は「meddleの方法を教える」という形になっているのですが、それが will と併用されることで、「どう meddle したらいいのか、meddle したら結果がどうなるか、を教える」、つまりは「おせっかいするな、と教える(悟らせる)、meddle するなと警告する」という意味になるということですね。

That'll teach you to lick my muffin. を上の辞書の訳語に合わせて訳してみるとすると、「これでチャンドラーは、私のマフィンをなめるとどういうことになるかわかったでしょう?」、「これで、これからはチャンドラーも私のマフィンをなめないようになるわね。」という感じでしょうか。
意味としては、That'll teach you that you should not lick my muffin. という感じかと思います。
最初は、That'll teach you the meaning of licking my muffin. 「マフィンをなめる、という行為の意味を教える」(それが不利益をもたらす行為であることを教える)ということかと思ったのですが、That'll teach you how to lick my muffin. 「マフィンのなめ方を教える」、つまり、「マフィンをなめる」という行為について、どう関わるべきかを教える(真似だけにしておくとか、そういうことはしないとか)というのが本来の意味で、「そういう軽率な行為をしない方がいいと悟っただろう?」というニュアンスになるのかな?と思うのですが…。

それにしても、最初はさらっと流そうと思っていたのに、気になり出すと深みにハマってしまいました。
まさか teach という基礎的な単語を英英辞典で調べるとは思わなかったなぁ。
でも、こういう基礎的な単語ほど、英英辞典の語義がしっくりくる、ってこともあるんですよね。
語義に disagreeable という言葉が書いてあって非常に納得できましたから。

(Rach からのお願い)
今回の記事、面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして下さい。
人気blogランキング
にほんブログ村 英会話ブログ

posted by Rach at 10:55| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月29日

フレンズ2-23その3

フィービー: No. No, he is my submarine guy. He resurfaces like every couple years and we have the most amazing three days together. Only this time, he's coming for 2 weeks. Two whole weeks, which means "yea"! (違う、違う。ライアンは「潜水艦の彼」よ。彼は2、3年毎に、また浮上してきて、私たち二人は最も素晴らしい3日間を過ごすのよ。今回だけは、2週間もいる予定なの。まるまる2週間よ、それって「イェイ!」って感じ。)
レイチェル: So wait, this guy goes down for, like, two years at a time? (ちょっと待って。その人は、一度潜ったら、2年間も潜ったままなの?)
口にマフィンが入ったままなので、言い返せなくて悔しそうなチャンドラー。
モニカ: That'll teach you to lick my muffin. (それでわかったでしょ、私のマフィンをなめるとどうなるか、ってことが。)

surface は、名詞では「表面、水面」、動詞では「(潜水艦などを)浮上させる、(潜水艦・タイバーなどが)浮上する」という意味になります。
それに 「再」を意味する接頭語 re- がついているので、resurface は「再び浮上する」という意味になります。
which means "yea"! の which はその前の Two whole weeks を指していますが、いつもは2、3日しか過ごせないのに今回は2週間、いつもと比較すると一緒にいられる時間がものすごく長い、「2週間も!なのよ」というニュアンスですね。
素晴らしさや嬉しさを表現するのに、amazing とか wonderful とか great とかいろいろ表現はあるでしょうが、ここでは means "yea" となっています。
yea は yes「はい」と同じ意味で、発音は「イェイ」です。
この表現が何だか可愛らしくてフィービーらしいと思うし、"yea" の言い方ですごく喜んでいるのがわかります。
まさに日本語で嬉しい時にイェイ!(イェー!)というのと同じニュアンスなんですね。(当たり前か…笑)
「やったぁ! ラッキー! 最高!」って感じ、というところでしょうか。

レイチェルがツッコミを入れているのですが、これはフィービーの "He resurfaces like every couple years" の文章の he を文字通り受け取ったふりをしているのですね。
上にも書きましたが、resurface は主語が潜水艦でもダイバーでも使えます。
ライアンは a submarine guy だと事前にフィービーは説明しています。
だから、He resurfaces と he が主語になっていても、潜水艦が浮上してくる(そしてその中に乗っているライアンも一緒に浮上してくる)、というのは誰でもわかるのですが、レイチェルはフィービーが his submarine ではなくて he と言ったことにわざと注目して、まるで一度潜ったダイバーが2、3年毎に浮上してくるかのように捉え、 そのライアンって人は、goes down for two years at a time 「一度に2年間(水中に)潜る、一度潜ると2年間は沈んだままである」のか?、と聞き返しているんですね。(もちろん冗談で)
まるで海女(あま)さんのように水中で長く息を止めていられるんだねぇ、とでも言いたげです。
スキューバダイビングで背中にボンベをしょっていたとしても、2年は長すぎます(笑)。
きっとチャンドラーもフィービーの he resurfaces という言葉を聞いて、レイチェルと同じことを思ったんでしょうね。
his submarine じゃなくて、he なのかよ、それじゃあ、まるでダイバーが潜ってるみたいじゃん…と言おうと思ったのに、レイチェルに先を越されたので、悔しがっているわけ。

"That'll teach you to lick my muffin." の説明は明日にします。
文法的に説明すると長くなったので…(文法談義はもううんざりですかぁ?…笑)

(Rach からのお願い)
今回の記事、面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして下さい。
人気blogランキング
にほんブログ村 英会話ブログ

posted by Rach at 11:52| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月28日

フレンズ2-23その2

フィービーがセントラルパークに入ってきます。
フィービー: Hey you guys, you will never guess who's coming to New York. (ねぇ、みんな。ニューヨークに来る予定の人は誰か、あなたたちにはきっと当てられないわね。)
モニカ: Quick, Phoebe, tell us before he can swallow. (急いで、フィービー。チャンドラーがマフィンを飲み込む前に教えて。)
フィービー: Oh okay, Ryan, that guy I went out with, who's in the Navy. (わかったわ、ライアンよ。私が昔付き合ってた。海軍にいる人よ。)

"Guess who's coming to NY." なら「誰がニューヨークに来る予定か、当てて(推量して)みて。」ということですが、この場合は、you will never guess となっているので、きっと当たらない、それくらい思いがけない人がやってくるのよ、ということですね。
そんなこと言われたら、チャンドラーとしては、思いっきり「思いがけない人」の名前を挙げたくなりますよね。それが彼の本能というか何というか…(笑)。
なのに、モニカから奪い取ったマフィンをほお張っていて、彼はしゃべることができません。

その様子を、ネットスクリプトのト書きでは以下のように書いてあります。

[Chandler tries to come back with a smart-ass remark but can't swallow the muffin.]
「チャンドラーは知ったかぶりのセリフで言い返そうとしたが、マフィンを飲み込むことができない。」

come back は「カムバックする、戻ってくる」ですが、この場合は「(人に)(言葉などで)言い返す」という意味。
smart ass というのは ass (尻)という単語があることからわかるように卑語ですが、「知ったかぶりをする人、知識をひけらかす人、うぬぼれ屋」のような意味です。
Merriam-Webster Online Dictionary では、
smart ass: an obnoxiously conceited and self-assertive person with pretensions to smartness or cleverness
「賢く利口なように見せかけている、不快なほどうぬぼれている自己主張の激しい人」
というヒドい意味になります。
誰かへの悪口として使うと、「お高く止まっている、イヤなやつねぇ。」みたいな感じでしょうか。
ここでは形容詞として使われていて、そういうタイプの人が使うような言葉、つまりチャンドラーがよく「あぁ、それはきっと○○だよね、だって…だから。」と、何かしら面白い理由をつけて、とんでもない人の名前を出して笑いを取ろうとする、そのセリフのことを指しているのでしょう。
何か面白いことを言おうとするチャンドラーでしたが、それに気付いたモニカはフィービーをせかします。
モニカは、してやったり、という感じですね。
答えを言えなくてとても残念そうな顔をするチャンドラーがおかしい。


フィービー: Yeah, I met him when I was playing guitar in Washington Square Park. Ryan threw in saltwater taffy 'cause he didn't have any change. (そう、ワシントン・スクエア・パークでギターを演奏している時に彼と出会ったわ。ライアンは、小銭を持ってなかったから、代わりにソルトウォーター・タフィーを投げ入れてくれたの。)
ジョーイ: Hey, is that when you wrote "Saltwater Taffy Man"? (じゃあ、その時に、「ソルトウォーター・タフィーの男」っていう歌を書いたんだな?)
フィービー: No. No, he is my submarine guy. (違う、違う。ライアンは「潜水艦の彼」よ。)

taffy は「砂糖やバターを煮詰めて作るキャンディー」のこと。
saltwater taffy というのはこういう感じ↓
James Candy Company manufactureres of salt water taffy and other boardwalk candy
ある缶には、水着を着て海で泳いでいる人の絵が書いてある(笑)。
ウィキペディアに詳しい説明があります。
Wikipedia 英語版: Salt water taffy
ウィキペディアには、「アトランティックシティー(Atlantic City)で製造され売られている」と書いてあるのですが、そう言えば、フレンズ8-15 で、ある人がアトランティックシティーのお土産に、saltwater taffy をくれる、というエピソードがあります。
それくらい、アトランティックシティーの名産品(?)として有名なんですね。
そのエピソードで、ロスが saltwater taffy に関する知識を披露していたのですが、それはまたシーズン8 の頃に解説するとして…(←いつの話だよ…笑)

ジョーイによると、フィービーの持ち歌に「ソルトウォーター・タフィーの男」というのがあるらしい。(結局、最後までこの曲を耳にすることはなかったと思うのですが…笑)
普通の話の流れでいうと、「そうなの、それが彼なのよ!」という展開になるはずですが、さすがはフィービー。
そのライアンと、その歌とは何の関係もないそうです。
じゃあ、ソルトウォーター・タフィーを投げ入れた男が他にもいるのか?
それともその歌は単なるフィクションなのか?
…ということになりますが、まぁ、そんなことはどうでもいいですし、誰もそれを追及しませんし(笑)。

(Rach からのお願い)
今回の記事、面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして下さい。
人気blogランキング
にほんブログ村 英会話ブログ

posted by Rach at 12:13| Comment(10) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月27日

フレンズ2-23その1

シーズン2 第23話
The One With the Chicken Pox (水ぼうそうでおジャン?)
原題は「水ぼうそうの話」

セントラルパークにて。
最後に残ったバナナナッツマフィンを取り合いするモニカとチャンドラー。
チャンドラーがマフィンを掴むと、
モニカ: Oh, I ordered mine first. (あら、私が先に注文したのよ。)
チャンドラー: Yeah, but I'm, I'm so much faster... (そう、でも(掴んだのは)俺の方がずっと素早かったし…。)
モニカ: Give it to me. (それを私にちょうだい。)
チャンドラー: No. (やだ。)
モニカ: Give it to me. (ちょうだい、ったら。)
チャンドラー: Ok, you can have it. (わかったよ、これをどうぞ。)
チャンドラーがマフィンをペロっとなめて、モニカに渡したので、仕返しにコーヒーカップの縁をベロ〜ンとなめたモニカ。
モニカ: There you go. Enjoy your coffee. (はい、どうぞ。コーヒーを楽しんで。)
チャンドラー: That was there when I got here. (それ、俺がここに来た時にそこにあったよ。)

モニカとチャンドラーが取り合いしている時に、モニカは Give it to me. と2回言っています。
フレンズ2-21その15 のコメント欄 で、「Give it to me. を続けて2度言うのに、ちょっとどきっとした」というコメントをいただきました。
最初に私がこのセリフを聞いた時はスルーしていたのですが、この Give it to me. というフレーズは「愛のセリフ」(?)みたいですね。

QUEEN の曲で I WAS BORN TO LOVE YOU という曲がありますね。
キムタクが出ていたドラマ「プライド」のテーマ曲になっていた曲です。(ドラマは見てません)
この歌詞の最後の方に、
Yeah, I want to love you
Yeah, give it to me
という部分があります。
手元の歌詞カードの訳によりますと(私はCDを持っていたりする…笑) 「愛して、愛し抜きたい 君の愛を僕におくれ」となっています。

他にも検索していると、"Give It To Me" というタイトルの歌をいくつか発見しました。
カイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)の歌にも、"Give It To Me" というタイトルのものがあるようです。
私はカイリー・ミノーグと言うと、Wink がカヴァーしていた「愛が止まらない」のオリジナル(Turn It Into Love)を歌っていた人、という知識しかないので、カイリーさんについては全く語れないのですが…。(あの頃、ユーロビートが流行ってましたねぇ)
この Give It To Me の歌詞をネットで調べたのですが、どう見ても「愛の歌」ですね。
出だしが、
I never ask for much
I just want some good lovin'
「多くは望まないわ。ただ素敵な「愛」が欲しいだけ。」
ですし…。
それも love じゃなくて loving と「躍動する進行形」(笑)なわけですから、「愛するという行為」を連想させるわけですよねぇ…って、何を書いてるんだ私は…(笑)。
で、
Give it, give it to
Give it to me like I want it
Give it, give it to
Give it to me like I want it
というフレーズが出てきます。
無理に訳すと「ちょうだい、ちょうだい、私が望むようにちょうだい」みたいな感じになるんでしょうか?(英語の歌詞というのは日本語に訳すとせっかくのニュアンスが消えてしまうようで、ほんと難しい…)
まぁ、きれいに表現すると「あなたの愛が欲しい」ってことなのでしょうが、もうちょっと情熱的な場面で使うと「今すぐあなたが欲しいわ。」つまりは「エッチしたいわ。」ということなんでしょうね、多分…。
こういう場合の it はいろんな解釈ができますが、it という漠然とした言葉が却って意味深だとも言えますね。
アリー my Love でリン(ルーシー・リュー)がエッチのことを it と表現したら、その "it" の発音があまりにもいやらしく聞こえるので相手の男性がいやがる…みたいな話を、リンがネルに話していた記憶があります。(どのエピソードか忘れたので、確認取れないんですが…)
そもそも、it の発音は日本語の「イット」と言うよりも、そのイは「イとエの間」みたいな感じで、それを意識して it と言うと、確かにちょっとエッチっぽいかも(笑)。
リンの真似をしてちょこっと練習してみましたけど…使う機会がなくってねぇ…(爆)。

ちょっと give it to me で脱線しすぎましたが…。
で、マフィンを取られた腹いせに、チャンドラーが嫌がるようにカップの縁をなめたつもりだったのに、そのカップはチャンドラーのではなくて、前の客のものでした。(やだ〜)

(Rach からのお願い)
今回の記事、面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして下さい。
人気blogランキング
にほんブログ村 英会話ブログ

posted by Rach at 11:29| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月26日

Rach Goes 1126

The Bout 'Translation VS No Translation' Round 2

I translate on my blog everyday. But, believe it or not, I don't stick to translation-oriented approach so much. Or rather, I am totally FOR 'no-translation' method.
Actually, I frequently use the English-English dictionary, although I can't stop using the English-Japanese dictionary from time to time.
When I was a student, teachers taught us how to translate an English sentence into Japanese.
I think this translation-oriented approach made students have an illusion that they can 'understand' English.
But in fact, students did not understand English itself. They just felt relieved to see 'close but not the same' sentence written in Japanese.

Needless to say, native English speakers learn English by reading & hearing a lot of English. I'm so sure exposing ourselves to as much English as humanly possible is the most standard, orthodox & effective way of learning English.
I insist we have to 'learn' how to understand English in English. But what should we do at first?
If you have several books written in English at hand and you feel like reading them as soon as possible, just do it!
Moreover, if you can say, "All I need is the E-E (English-English) dictionary. I've never used the E-J (English-Japanese) dictionary these days", you must be so lucky. You don't have to stick to the J-E dictionary anymore. Just go on your own way!
I think those who can appreciate English as it is must be so happy. They can enjoy the beauty of English, which makes them love English more.

I know, however, some people who have no confidence in their own English ability don't feel like using the E-E dictionary. They might see the contents of the E-E dictionary as just a combination of alphabets. They might feel dizzy at the sight of a flood of English words.
If you are one of them, you don't have to hesitate to use the J-E dictionary. You don't feel guilty about relying on the Japanese language.
The point is how to use this Japanese information.

If you translate an English sentence into Japanese at first and then you try to understand the meaning of the sentence, that's not good.
If you try to understand the meaning of the sentence in English and then you think, "If they were talking in Japanese, what kind of Japanese language would be suitable for this situation?", that's not so bad.

As I wrote above, I still use the E-J dictionary. That's because I just want to look for some hints or clues in order to understand the meaning of the sentence.

While watching dramas in English, I sometimes bump into a lot of expressions or phrases I've never heard before.
Then I try to guess the meaning or nuances of them by making the most use of information I have at the time, such as actor's facial expressions, the tone of their voices as well as situations and contexts. Moreover, I could use even Japanese subtitles or dubbed-in voices on DVD.
My motto: "You should use everything available to you."
Then I reach out for my grammar books and dictionaries. I sometimes find valuable information even in the E-J dictionary. I don't care if the books I get the useful information from is written in English or Japanese. I'm just searching for someone's opinions which can explain clearly and logically the images I received in watching dramas.

I believe Japanese English-learners gradually & naturally get to use mainly the E-E dictionary in accordance with the improvement of their English ability.
So I suggest that you may use the E-J dictionary if you want to use it.
The E-J dictionary is not harmful to your study of English, as long as you don't forget the fact that Japanese words cannot explain the meaning of English words or sentences perfectly.

After all, the best way of learning English depends on individuals. My method was effective to me at least when I restarted studying English.
5 years have passed since then. It is high time to say good-bye to my dear E-J dictionary?
But I have an excuse for using the E-J dictionary.
"I've had a dream for a long time: I want to be a translater. So I need to know how other Japanese people translate an English sentence into Japanese, for future reference."
I'm not ready to give up my dream yet.



Did you enjoy reading this article?
If so, vote for this site by clicking the links below, please.
人気blogランキング
にほんブログ村 英会話ブログ

posted by Rach at 08:31| Comment(4) | Rach GOES | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月25日

フレンズ2-22その23

パパとママがご対面してしまう! まずい!と思ったその瞬間、
ジョーイ: Thanks for coming Mrs. Greene. (来て下さってありがとう、ミセス・グリーン。)
とママにキスをして、パパが見えないようにするジョーイ。
その間にパパは帰って行きました。キスを終えて、
ジョーイ: Well, okay, you take care. (それじゃあ、お気をつけて。)
レイチェルママ: Oh, you kids. Well, this is the best party I've been to in years. (もう、あなたたちったら。このパーティーは、この数年間で最高のパーティーだわ。)

take care は「注意する、気をつける」という意味ですが、人と別れる時に、Take care. と命令形で使うと、「じゃあね、さようなら、元気でね」という挨拶になります。
この場合は、目上の人に言っているので、文字通り「帰り道に気をつけて。お身体に気をつけて(?)」というニュアンスかもしれません。
ママは you kids と複数形を使っていますね。
これはジョーイも含めてここにいる若者たちみんなを指して、「あなたたちったら本当に可愛いんだから、素敵なことするんだから…」という意味なんでしょうかね?
喜んでいるママが可愛いです。
お嬢様育ちのママは、もっとお上品なパーティーにしか出席したことがなかったのでしょうね。
レイチェルも、普通なら、ママにキスするなんて!と怒るところでしょうが(結構ディープな感じだったし…笑)、こうなったのも全てレイチェルのためを思って、何とかパパとママを会わせまいとする友情の表れですからねぇ。
レイチェルも何も言えないわけです。
しかし、とっさにこんなことが出来るのはジョーイくらいでしょうねぇ。
思うに、自分の彼女に何か見られたくないもの(他の女性の下着とか?…笑)を見られそうになった時などに、こんな手をちょくちょく使ってるんじゃないでしょうかねぇ。
あまりにも手際が鮮やかすぎますって。


フレンズたちだけになって、フランを食べることになりました。
モニカ: Okay, everybody, it's time for flan! (さぁ、みんな。フランの時間よ!)
チャンドラー: Yup! Get ready for the gelatinous fun. (オッケー。ゼラチン・ファン(ゼラチンのお楽しみ)の用意はいいか?)
ジョーイ: Kinda looks like that stuff you get when you get a bad infection. (悪い伝染病にかかった時にできる”できもの”みたいに見えるぞ。)

gelatinous は「ゼラチン状(質)の」。
gelatin 「ゼラチン」の形容詞形ですね。
フレンズでこれまでも度々出て来た gel 「ジェル」という単語は、この gelatin の短縮形です。
フレンズ2-9その13 では、ロスが髪の毛につけるジェル(gel)の話をしていましたね。
fun は その前のモニカのセリフの flan と韻を踏んでいるのかな?と思います。
fun は「楽しみ」ですが、その前にわざわざ「ゼラチン質の」とつけているのが、食べ物を楽しむというよりも、その妙な物体を楽しむ時間がやってきたとでも言いたげです。
ジョーイはさらに、そのブヨブヨ具合から「できもの」呼ばわりしていますし。
モニカが料理を凝れば凝るほど、みんながいやがるのがおかしいですよね。
やっぱり何事もスタンダードが一番なのでしょうか?

(Rach からのお願い)
今回の記事、面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして下さい。
人気blogランキング
にほんブログ村 英会話ブログ

posted by Rach at 17:03| Comment(0) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月24日

フレンズ2-22その22

レイチェルを優しく抱きしめるチャンドラー。
そこへロスが出てくると、チャンドラーは、これはお前の役目だ、とでも言うように、レイチェルをロスに預けます。
こういうシーン、素敵だなぁ、といつもうっとりしてるんですけど、日本だと、自分が廊下に出て来た時に、自分の彼女が自分の親友に抱かれていたら、びっくりする、もしくは怒るんじゃないかと思うのですが…(と、こういう日米の感覚の違いにいつも私は驚く…笑)。
異性でも仲の良い友達なら、ハグして慰めたりするのが普通(?)のアメリカだから違和感ないんでしょうね。
まぁ、その抱き方や雰囲気で、ロマンティックモードになっているかそうでないかの察しがつく、ということもあるのでしょうが。
「英語でしゃべらナイト」でゲストのパフィーが「アメリカ人はすぐに挨拶でハグしようとするけど、あのハグには下心がないのか?」みたいな容赦のない質問をぶつけていましたが(笑)、パックンは挨拶の場合と下心がある場合のハグの違いをやってみせていましたねぇ。


パーティーがお開きになりました。
レイチェルママ: Alright, Monica dear, I'm gonna hit the road. Now, I've left my 10 verbs on the table. And you be sure and send me that finished poem. (モニカ、もう行くわね。さぁ、私はテーブルに10個の動詞を残していくわ。それで完成した詞を必ず送ってね。)

hit the road は「出発する、立ち去る」。
Be sure (to do) という命令形は、「きっと(必ず)…して下さい。」という意味になります。
you be sure と you がついているのは、「あなた、…をお願いね、頼むわね。」という感じでしょうか。
verb 「動詞」とは、フレンズ2-22その18 に出てきたワードゲーム「ボグル」で作った単語のことですね。
「その動詞を置いておく(あるいは書き残しておく)から、それを使って、poem を完成させて、それを送ってちょうだいね、きっとよ!」という感じのママのセリフです。
send は「(もの・言葉などを)送る、届ける」なので、この場合は「郵便で送ってくれ」と言う意味ではなく、電話でも何でも手段は問わないから、とにかく結果を教えてね、ということなんでしょうね。
ママのセリフは、少女みたいで可愛いです。
今回の企画、他の人にはきっと不評だったと思いますが、ママは結構楽しんだみたいですね。


パパとママが鉢合わせすることのないように、大騒ぎする男性陣。
チャンドラー: Sorry, we're on a major flan high. (すみません、僕たち、すっかり「フラン・ハイ」状態なんです。)

flan high は fly high をもじっているようです。
fly high は「高く飛ぶ」、そこから「舞い上がる、飛び上がって喜ぶ、得意になる」という意味になります。
ここでは日本語のいわゆる「ハイになる」という状態を指しているようですね。
high は形容詞で「(酒や麻薬などで)ハイな気分になって、酔って」、副詞で「激しく、高い調子で」という意味があります。
Merriam-Webster Online Dictionary には
high: INTOXICATED; also : excited or stupefied by or as if by a drug
つまり、「(酒に)酔った。または、麻薬で(あるいは麻薬を使ったかのように)興奮した、ぼうっとした」ということです。
ということで、ここでは、「フライ・ハイ」と言う代わりに、フランというデザートを食べて「フラン・ハイ」になってる、というだじゃれを言っているわけですね。
フランのようなデザートを食べてハイになるのか?とも思うのですが…。
随分先の話になりますが、フレンズ9-19 で、ある人が maple candy を食べすぎてハイになる、という話も出てきます。
甘いものを食べ過ぎるとハイになりますかねぇ?(ハイになるほど食べたことないのでわかんない…)
あ、でも昔、遠足で山登りしている時に、キャラメル1個食べたら俄然元気になった記憶はあるな。
疲れた時には甘いものがよく効くって言いますよね。

(Rach からのお願い)
今回の記事、面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして下さい。
人気blogランキング
にほんブログ村 英会話ブログ

posted by Rach at 11:24| Comment(10) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月23日

フレンズ2-22その21

レイチェル: Ya know, I just, so weird. I mean I was in there just listening to them bitch about each other and all I kept thinking about was the fourth of July. (ねぇ、変な感じなんだけど。あそこにいて、パパとママがお互いを罵り合っているのを聞いている時、ずっと、独立記念日のことを考えていたの。)
チャンドラー: Becasue it reminded you of the way our forefathers used to bitch at each other? (その理由は、両親を見ていると、俺たちの先祖がお互いを罵(ののし)り合っていた様子を思い出すから?)

bitch about は「…のことでひどく不平(不満・文句)を言う、愚痴をこぼす」という意味。
bitch at だと「(人に)向かってぶうぶう(ぶつぶつ)言う」という感じです。
ですが、bitch が「尻軽女、意地悪女」という意味で、"You bitch!" 「このアマ!」って感じで使うのを知ってさえいれば、なんとなく意味はわかりますよね。
the fourth of July は「7月4日の米国独立記念日」のこと。
フレンズ2-11その5+ID4の話 でも、独立記念日のことについて触れています。
レイチェルは両親の様子から、独立記念日を思い出す、と言うのですが、このレイチェルのセリフはちょっと唐突で、レイチェル以外の人には、どういうつながりでそうなるのかがわからなくて当然なのです。

フレンズ1-9その1 で、感謝祭について触れていますが、アメリカ人は、感謝祭といえば七面鳥の丸焼きやパンプキンパイ、という連想が自然と浮かんできます。
さらに、どうしてそういうものを食べるかというと、祖先がそれを食べていたから、それを食べる風習があったからだ、という可能性が高いですよね。
だから、例えばレイチェルが「七面鳥を食べてる人を見てたら、感謝祭のことを思い出しちゃった。」というのなら、ものすごく自然なんですよ。(というか、自然すぎてわざわざそんなことは口に出さないくらいかも)
レイチェルの口調は何となくそれと同じ感じだったので、同じような論理の展開をすると、「両親の罵り合い→独立記念日」の連想がパッと浮かぶということは、「独立記念日→昔の人は、罵り合う風習があったのだ、独立した当時の人はお互いに罵り合っていたのだ」ということになるけど?とチャンドラーは尋ねているってことですね。
で、私は「罵り合う習慣ってなぁに? そんな習慣あるわけないじゃん。」ってことで、彼のセリフがナンセンスであるところが面白いのだろうと思っていたのですが…。
とある方の見解によると、「この forefathers は、英国人と米国人のことだ」そうです。
おぉ、なるほど!
アメリカはイギリスから独立するために「アメリカ独立戦争」を起こし、その結果、アメリカは晴れて「独立」してそれを祝う記念日なわけですから、独立記念日に祖先が喧嘩していた、というと、それは「イギリスとアメリカ」が戦争していたことを指すわけですねぇ。
うん、それで納得しました。


レイチェル: It's just this thing. Every year we would go out on my dad's boat and watch the fireworks. (それはこういうことなのよ。毎年、(独立記念日には)パパのボートに乗って、花火を見ていたものだったわ。)

fireworks は「花火」。
独立記念日には花火、というのは定番みたいですね。
Wikipedia 日本語版: アメリカ独立記念日
上のウィキペディア日本語版は、Wikipedia 英語版: Independence Day (United States) を訳したもののようで、最初の説明部分はほぼ同じ、花火の写真も同じ写真が使われています。
その他の部分の説明は、当然ながら英語版の方が詳しく、Fireworks の話も一つの項目として詳しく解説されています。

花火と言うと思い出すのが…。
映画「インデペンデンス・デイ(Independence Day)」では、以下のようなシーンがあります。
エイリアンのマザーシップにコンピューターウイルスを感染させるために、ヒラー大尉は宇宙船に乗ることを決意します。
とても危険な任務なので、生きて戻れるかどうかわからない。
恋人ジャスミンの息子ディランに、別れ際、ヒラー大尉はこう言います。
ヒラー: As soon as I get back, we're gonna light those fireworks, right? (俺が戻ってきたらすぐに、あの花火に火をつけような。)
そしてヒラー大尉は危険な任務を見事やり遂げて、無事、地上に帰ってきます。
エイリアンのマザーシップも他の宇宙船も全て爆発して、人類は、エイリアンからの解放を祝います。
その日は奇しくもアメリカ独立記念日でした。(「できすぎ」って言わないでね。これがこの映画のキモなんだから…笑)
大統領の娘: Happy Fourth of July, Daddy. (パパ、独立記念日おめでとう。)
大統領: Same to you, Munchkin. (おめでとう、おちびちゃん。)
ヒラー: Didn't I promise you fireworks? (俺はディランに花火をするって約束しなかったか?)
ディラン: Yeah. (約束したよね。)
大気圏外にあった宇宙人の母船が爆発して、その破片が流星のように降って来るラストシーン。
それがまるで花火のように見えるので、これが約束の花火だぞ、と言うセリフなのです。
独立記念日の話はやはり花火で終わるのでした、めでたし、めでたし…という大団円(フィナーレ)なのですね。
…ということで、実際に独立記念日の花火を見たことはないのですが、私にも「独立記念日と言えば花火」と連想することはできるのです(笑)。

(Rach からのお願い)
今回の記事、面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして下さい。
人気blogランキング
にほんブログ村 英会話ブログ

posted by Rach at 18:51| Comment(6) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月22日

フレンズ2-22その20

パパとママの間を行ったり来たり、さらには二人のグチを延々聞かされてフラフラのレイチェルは、廊下に座り込んでいます。
チャンドラー: Hey, how you holdin' up there, tiger? Oh, sorry. When my parents were getting divorced, I got a lot of "tigers." Got a lot of "champs," "chiefs," "sports." I even got a "governor." (やぁ、元気でやってる? タイガー。…あぁ、ごめん。俺の両親が離婚しようとしてた頃、いろんな人から「タイガー(虎)」って言われたんだ。「チャンピオン」「チーフ」「スポーツ」。「知事」ってのもあったな。)

hold up は「持ちこたえる、歩調を緩めない、持続する」という意味から、"How are you holding up?" で「元気でやっていますか? お変わりありませんか?」という挨拶になります。

tiger は「トラ」で、「乱暴者、狂暴な人」という意味もあります。
この場合は、「いつもは元気な君が落ち込んでるねぇ。」というニュアンスの呼びかけなんでしょうか?
sport は「運動、スポーツ」ですが、「潔く負けや失敗を認める(さっぱりした)人、寛大な人、勝負にこだわらない人、話の分かる人、付き合いのいい人」という意味もあります。
また単に「君」という呼びかけ語にもなります。
Merriam-Webster Online Dictionary には、
sport: a companionable person
とあります。
つまり、「友とするに良い、気さくな、人好きのする、付き合いやすい」人、ということですね。
日本でも「スポーツマン」というと、スポーツマンシップに則ったすがすがしい人、というイメージがありますが、それと同じでしょう。
governor は「知事」で、イギリス英語では「おやじ、かしら、だんな、親方」という意味もあるようですが、この場合は本当に「知事」というニュアンスだったんでしょうね。
チャンドラーも、これは珍しかった、という感じで最後に挙げていますので…。
日本語でも男性に声をかけるときに、「社長、大将、大統領」などと言ったりしますが(最近はあまり聞きませんが…笑)、「知事」というのはどうもランク的に中途半端な気がして(←失礼!)、そこが面白い気がします。


レイチェル: Oh, Chandler how did you get through this? (ねぇ、チャンドラー。あなたはどうやってこれを乗り越えたの?)
チャンドラー: Well, I relied on a carefully regimented program of denial... and, and wetting the bed. (そうだな、入念に作られた自制プログラムに頼って…それから、おねしょをしてた。)

get through は「…を通り抜ける」で、そこから「(困難などを)乗り越える、切り抜ける」という意味にもなります。
regiment は「(軍の)連隊」という名詞ですが、動詞で「…を厳しく統制・管理する」という意味もあります。
denial は「否定、否認、拒否」ですが、ここでは、「俺はダメな人間なんだ!」と自分を否定する、という意味ではなく、「克己(こっき)」という意味のようです。
克己とは、広辞苑によると、
「おのれにかつこと。意志の力で、自分の衝動・欲望・感情などをおさえること。」
つまりは、自制(力)のことで、self-control, self-restraint, self-denial などと言うこともできるでしょう。
ですから、a carefully regimented program of denial は「(現代の精神医学に則って)細心の注意を払って(入念に)統制された自制(克己)プログラム」ということ。
離婚の多いアメリカでは、離婚夫婦の子供に対して、体系化された精神的ケアのプログラムが存在しているんでしょうね。
そしてそのプログラムの後に挙げたのが、wet the bed 「おねしょをする」こと。
精神的に不安定になった子供が、おねしょをするようになる、という話はよく聞きますよねぇ。
フレンズ1-17その4 にも、wet one's bed 「おねしょをする」という表現が出てきました。
このチャンドラーのセリフでは、プログラムについて堅苦しい表現を使っていましたが、結局、そんな小難しい学術的なプログラムでは大した効果など期待できない、結局、「おねしょ」で発散するよりしょうがなかったんだ、ということなんですね。

(Rach からのお知らせ)
コメント記入の際、「認証コード」を入力していただくシステムに変更させていただきました。
お手間を取らせることになり誠に申し訳ございません。

一昨日は14件、昨日は19件のスパムコメント(英数字のもの)が一度にどっと来たので、それに対する対策処置なのですが…。
私の使っている DION の LOVELOG は最近スパム対策を強化しました。
英数字のみのコメントを拒否するという選択も可能なのですが、そのスパムコメントにはそういうフィルター条件を見越してか、意図的に「漢字」が挿入されているようなんですよねぇ…。
過去記事にランダムに送られてきて、「非公開コメントは、こちらへ」の記事にまで送ってくるという無差別ぶり(笑)なので、一番有効な対策はやはり「認証コード」なのかなぁ、と思って、今回この対策を選択させていただきました。
ご面倒かと思いますが、何とぞご理解の程、よろしくお願いいたします。

(Rach からのお願い)
今回の記事、面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして下さい。
人気blogランキング
にほんブログ村 英会話ブログ

posted by Rach at 10:57| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月21日

フレンズ2-22その19

レイチェルとママが話をしています。
レイチェル: You want me to see a therapist? (ママは、私がセラピストに見てもらった方がいいと思うの?)
レイチェルママ: Sweetheart, you obviously have a problem. You've chosen a boyfriend exactly like your father. (ねぇ、あなたはどう見ても問題を抱えてるわ。あなたのお父さんにそっくりな恋人を選んでしまったんだもの。)

therapist は「セラピスト、療法士」。
いろんな therapy 「療法、治療法」を行う人のことで、aroma therapist 「アロマセラピスト」だと aroma therapy 「アロマセラピー、芳香療法」を行う人、ということですよね。
ここでのセラピストは、特に精神面での悩みを聞いて、アドバイスを与えるセラピストのことを言っています。
アリー my Love にはセラピストがよく登場していました。
アリーは悩み多き女性だったのでよくセラピストのお世話になっていましたが、他のメンバーも、何か悩みをかかえている場合はよく相談に行っているようでした。
父親に似た人を恋人に選ぶと、普通、母親は喜ぶような気がしますが(うーん、そうとも限らないのかな?…笑)、レイチェルのママとパパの場合は、今まさに離婚の危機で、会えばケンカばかり。
だから、そんなパパみたいな人を選んだら、私の二の舞になるわよ、とでも言いたげです。


パパのグチを聞かされるレイチェル。
レイチェルパパ: Did you know your mother spent $1200 dollars on bansai trees? I felt like Gulliver around that place. (知ってるか? お前の母さんは、盆栽に 1,200ドルも使ったんだぞ。その盆栽のところにいると、ガリバーになったみたいな気持ちがしたよ。)

bonsai は「盆栽」。
日本語から来た言葉ですね。
フレンズ1-12その3 では、hibachi(火鉢)、shiatsu(指圧)という、日本語が語源の単語が出てきていました。
ああいう小さい植木鉢で木を育てて、チョキチョキと手入れする…というのは、細かい作業が好きな、いかにも日本人らしい趣味ですよね。
レイチェルのママは盆栽に興味があるようですが、パパはああいうのはわからん、と思っているのが言葉の端々に滲み出ていますね。
ダイナミックなことが好きなアメリカ人には似合わない趣味だと思います。
アリー my Love でアリーの同僚のジョン・ケイジ(John Cage)が自分の仕事机の上に、枯山水(かれさんすい)風の小さい箱庭のようなもの(a miniature garden ?)を飾っていて、小さい竹箒(たけぼうき)で砂利に筋をつけているのを見たような記憶があります。
さすがはジョン・ケイジ、風流な趣味(笑)を持っているなぁ、と感心したのですが、盆栽に憧れるのも同じような感じで、「日本の侘(わ)び・寂(さび)」の精神を体験したい、ということなんでしょうかねぇ?
盆栽は木でありながら小さいので、その回りに立っていると、自分が巨人のガリバーみたいに感じる、というのが面白いです。
フレンズ2-10その16 では、お酒のミニボトルを持ってると巨人のふりが出来る、というセリフもありましたね、それと同じです。

(Rach からのお願い)
今回の記事、面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして下さい。
人気blogランキング
にほんブログ村 英会話ブログ

posted by Rach at 14:34| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする