2006年12月11日

フレンズ2-23その15+small worldの話

水ぼうそうがうつるから、これ以上近づけないと嘆くフィービー。
フィービー: I hate this. 'Cause I tell you, I had the most amazing two weeks planned for us. And almost everything I had in mind, we had to be a lot closer than this. (こんなのってイヤよ。だって、本当に素晴らしい2週間を私たちのために計画していたのよ。そして、私が考えていたことのほとんどすべてが、この距離よりももっと近づかないとできないことなのに。)
ライアン: Phoebe, I have spent the last eight months in a steel tube with men, thinking about this moment. I am not gonna let a bunch of itchy spots stand between us. (フィービー、僕は、男どもと鋼の筒の中で、この8ヶ月を過ごしてきたんだ、この瞬間の事を考えながら。かゆい”できもの”たちに僕たちの邪魔はさせないぞ。)
と言って、フィービーにキスするライアン。
フィービー: Okay. This is the most romantic disease I've ever had. (そうね。これは今までかかった中で一番ロマンティックな病気だわ。)

最初のフィービーのセリフはよくわかりますね。
フィービーのことですから、エッチなことも含めて(笑)、もっとベタベタしていたいということもあるでしょう。
実際問題として、水ぼうそうがうつらないように距離を保ちながらでは、まともに話すらできませんので、フィービーにはつらいところです。
steel tube は「鋼(はがね)の筒(つつ)」。
潜水艦を身も蓋もない言い方で表現するとこうなります(笑)。
この言い方を聞いていると、フィービー以上にライアンは、今回のデートを楽しみに待っていたようですね。
spot は「斑点、まだら」または「発疹、おでき、にきび、吹き出物」という意味。
stand between は文字通り「…の間に立つ」ですから、「…の間に立ちはだかる、邪魔をする」という意味になります。
水ぼうそうのために、などと言わずに、itchy spots と言っているのが子供っぽくて可愛い感じ?
この伝染性の高い病気をものともしないライアンの情熱に、フィービーは感激しているようですね。


チャンドラーのオフィス。
ジーニーという女性と話したと言うジョーイ。
ジョーイ: Yeah, turns out our kids go to the same school. Yeah. Small world, huh? (俺の子供と彼女の子供は同じ学校に通ってることがわかったんだ。世間は狭いねぇ?)
チャンドラー: Weird world. Your kids? (世間は奇妙だねぇ。お前の子供だって?)

small world は「小さな世界」なので、「世間は狭い」ということです。
この発想は日本語と同じですね。
「世間は狭いな!」のように驚いた感じを出す場合は、What a small world! と感嘆文になります。
そう言えば、ディズニーランドのアトラクションに、イッツ・ア・スモールワールドというのがありますよね。
フレンズ1-7 で以下のようなセリフがありました。
過去の解説で何故かスルーしてしまっているので、ここでちょっと取り上げてみます。

「どんなに変わった場所でエッチしたか」を競い合っているところ(笑)。
レイチェル: Er, Rossss? (えーっと、ロスは?)
ロス: Er, Disneyland, 1989, "it's a small world after all." (えーっと、ディズニーランド、1989年、イッツ・ア・スモールワールド(アフター・オール)で…)
みんな(口々に): No way! (まさか!)
ロス: Yeah, the er, ride broke down, er so Carol and I went behind a couple of those mechanical Dutch children, and they, they fixed the ride and we were asked never to return to the Magic Kingdom. (その乗り物(ライド)が故障して、だからキャロルと僕はオランダの機械仕掛けの子供たちの後ろに行ったんだよ。係員が乗り物を修理して、僕らは二度とその魔法の王国に戻ってくるな、と言われたんだ。)

その会話がひとしきり終わった後、レイチェルとロスはこんな話もしていましたね。
レイチェル: Huh, I've just never... had a relationship with that kind of passion, you know, where, where you have to have somebody right there in the middle of a theme park. (あぁ、私はそんな情熱のある関係になったことはないわ。ほら、テーマパークの真ん中で相手を欲しいと思うような情熱よ。)
ロス: Well, it was the only thing to do there that didn't have a line. (それが、行列しないでできる唯一のことだったんだよ。)

私は最初のロスのセリフを聞いて、あのアトラクションの名前は英語で it's a small world after all と言うのかぁ…と勝手に思っていたのですが、今改めて調べてみると、あのアトラクションの英語の正式名称はやはり "it's a small world" のようですね。
Wikipedia 英語版: "it's a small world"
どうして after all がついているのかと言うと、あそこで流れているあの有名な歌が、
♪It's a small world after all. It's a small world after all... It's a small, small world.♪
という歌詞だから、ロスはそれをイメージしながら after all まで付けたようです。
ここでは「世間は狭い」じゃなくて(笑)、「世界はひとつ」と訳されているんでしたね。
after all が付くと「結局、世界はひとつ。何と言っても世界はひとつなんだよ。」という感じになるのでしょうか。

magic kingdom という単語も上のセリフに出てきていますが、各地にあるディズニーリゾート(ディズニーランド)のうち、フロリダにあるテーマパークの名称が Magic Kingdom なんだそうです。
Wikipedia 英語版: Magic Kingdom
ですから、もちろん「魔法の王国」という文字通りの意味でもディズニーランドを指すというのはわかりますが、ロスのセリフから判断すると、ロスとキャロルがエッチした、というのはこのフロリダの Magic Kingdom だ、ということなんでしょうね。
"it was the only thing to do there that didn't have a line." というセリフに笑えます。
didn't have a line は「行列ができていなかった」ということで、つまり、「そこでできることで、行列ができていないものと言えば、エッチしかなかった。」というような意味になるのですね。
どのアトラクションも長い行列に並ばないといけないので、待たないで済むものと言えば、それしかなかったんだよ、ということです。
アメリカでも、ディズニーランドは行列をするのが当たり前なのか、と感心したのですが…。

ジョーイとチャンドラーのやり取りに戻ります(笑)。
ジョーイがただの世間話のように small world と言ったので、small じゃなくて weird だろう?とチャンドラーは返しています。
独身で子供のいないジョーイが何気(なにげ)に our kids などという言葉を使ったから、ですね。

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posted by Rach at 11:40| Comment(14) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月10日

フレンズ2-23その14

ライアン: Can I please see your face? (君の顔をどうか見せてよ。)
フィービー: Nope. You don't want to see a face covered with pox. (だめ。ほうそう(できもの)だらけの顔なんて見たくないと思うでしょ。)
ライアン: Your face could be covered with lox, I wouldn't care. (君の顔がスモーク・サーモンだらけだったとしても、僕は構わないよ。)
フィービー: And you hate fish. (あなたは魚嫌いなのに。)

covered with lox の部分ですが、DVDの英語字幕では lox となっていて、ネットスクリプトでは covered with lochs となっています。
発音は lox も lochs も同じになります。
どちらにしても、ポックスとロックスで韻を踏んでいるわけです。
(実際の発音は pox は「パックス」、lox, lochs は「ラックス」が近いようですが。)
ここでは、DVDの lox が正しいようです。
以下に理由を説明します。

loch はスコットランド語で「湖、細長い入り江」という意味。
lake と関係のある言葉のようです。
ネッシーで有名なネス湖は Loch Ness となります。
一方、lox は「スモーク・サーモン(smoked salmon)」のこと。
Merriam-Webster Online Dictionary によると、
lox: (especially American English) SALMON that has been treated with smoke in order to preserve it
つまり「(特にアメリカ英語) 保存するために煙で処理された(燻製された)サーモン」ということですね。
ライアンが「ロックスが君の顔についていても、僕は構わない(気にしない)」と言った後のフィービーのセリフが、"And you hate fish." 「そしてあなたは魚が嫌い。」
これは、「そして(私もあなたも知ってることだから、あなたはあえて言わなかったけど、ここで重要な点を付け加えると)あなたは魚が嫌いなのよね。魚嫌いなのにそこまで言ってくれるなんて!(フィービー、嬉しいっ!)」という感じでしょうか。
ここで、fish という単語を出していることで、lox が fish の一種だろう、ということがわかりますね。
だから、lox が正しいと私は思うわけです。
covered with lochs が正しいとすると、「湖がたくさんくっついた顔」ってことになってしまって、やや意味不明ですしねぇ…。
サーモンが顔についている、というのも確かに変ですが(笑)、ポックスと韻を踏むことができる言葉を何か探していて、海関係の言葉である魚介類のサーモンを選んだ、ということだと思います。
フレンズ2-23その12 では、have barnacles on your butt 「お尻にフジツボがくっついて…」というフレーズもありましたね。
それと同じようなイメージでしょうか。

ちなみに私の経験から言うと(笑)、DVDとネットスクリプトで単語が異なっている場合は、やはりワーナーが発売しているオフィシャルなDVDの方が正しい場合が「多い」です。
フレンズ2-20その4 で、DVDの字幕では、Knicks が Nicks となっていた、という話を書きましたように、DVD字幕の綴りが絶対だとは言えませんが、ネットスクリプトは結構誤植(typo)が多いので…。
ただ以前に何度も書いているように、DVD字幕ははしょり過ぎな部分もあるので、ネットスクリプトの情報は大変貴重です。

さらにこのセリフが面白いのは、ライアンは海にずっと潜っている潜水艦の乗組員でいわば「海の男」なのに、彼は魚嫌いだ、という事実がわかるところ。
まぁ、魚嫌いと言っても、食べるのが嫌いなだけで見るのもイヤだ、ってわけじゃないかもしれません。
漁師さんなら魚が食べられない、触れないと仕事になりませんが、そういう仕事でもないので構わないと言えば構わないのですが…。
彼の一連の言動を見ていると、彼は潜水艦乗りになってから、「そう言えば僕は小さい頃から魚が嫌いだったんだ!」と気付くようなタイプなのかも、と思ったりします。

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posted by Rach at 17:19| Comment(7) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月09日

フレンズ2-23その13

顔を見せないフィービーを不審がるライアン。
フィービー: Well, no no, you have to stay back. I, I have the pox! (だめよ。後ろに下がってて。pox (ほうそう)にかかったのよ。)
ライアン: Chicken or small? (pox って、chicken pox (水ぼうそう)? それとも small pox (天然痘)?)
フィービー: Chicken, which is so ironic considering I'm a vegetarian. (チキン(水ぼうそう)よ。それって皮肉よね、私がベジタリアンだってことを考えると。)
ライアン: Why aren't you at home in bed? (どうして家のベッドで寝ていないの?)
フィービー: 'Cause my, my grandmother's never had chicken pox. Please, please tell me you have, 'cause oh, my God, I forgot how cute you are. (それは私のおばあちゃんが水ぼうそうにかかったことがないからなの。お願いよ、水ぼうそうにかかったことがある、って言って。だって私、あなたがどんなに素敵(な顔をしている)か、忘れちゃったんだもん。)
ライアン: I'm sorry, I never had 'em. (ごめんね、僕はかかったことがないんだ。)
フィービー: Ohh, ohh. (あぁ、あぁ!)
ライアン: If I had one wish, it would be to build a time machine, go back to when I was 7, when Jimmy Hauser had the chicken pox. I would grab that kid and rub him all over my face. (もし一つ願いことがあるとしたら、タイム・マシーンを作って7歳の頃に戻りたいよ。その頃、ジミー・ハウザーが水ぼうそうにかかってたんだ。(もしその頃に戻れたら)そいつをつかんで、彼を僕の顔じゅうにこすりつけただろうに。)
フィービー: Yeah, or you know, you could just wish that I didn't have them now. (そうね。もしくは、私(フィービー)が今この病気にかかっていない状態にして下さい、とだけ願うこともできるわよ。)

フレンズ2-23その6 で説明したように、pox と聞いてライアンも、chicken pox か smallpox のどちらかな?と思ったらしい。
天然痘(smallpox)は、ペストなどと並んで、大流行により大量の死者が出ることで歴史上有名な病気でした。
ジェンナーが天然痘ワクチンを開発して、今ではWHOにより根絶宣言も出ていますので、もしここでフィービーが天然痘だったりすると、しゃれにならなくて、きっとどこかに隔離されてると思うのですが…。
chicken pox にかかったことを ironic だというフィービー。
彼女はベジタリアンなので、チキンは食べないのに、チキンの名前がついた病気にかかってしまったことが皮肉よね、と言っているのです。

自宅にいられないのはおばあちゃんにうつるといけないからなんですね。
こういう病気は年齢が高くなるほど症状が重くなります。
おばあちゃんだと命取りの病気になりかねませんね。
ちなみに私は小学校6年生くらいの時に水ぼうそうにかかりました。
妹の幼稚園で流行して妹がかかり、それが私にうつった、という…。
学校の友達はだいたい既にかかった人が多かったようなので、私が誰かにうつしたということがなかったのは救いなのですが、そんな大きくなってから水ぼうそうになるのは恥ずかしかったですよ。
かなり長く跡が残るし、健康診断で服を脱ぐのが恥ずかしくて(あ、想像しないでね…笑)・・・とにかく、年頃の女の子には酷な病気です。
だから、私は自分の子供には、有料になるけれど水ぼうそうの予防接種を受けさせました(おたふくかぜも)。

I forgot how cute you are. というセリフがかわいいですね。
本当は忘れてるはずはないと思うけど(笑)、忘れちゃうほど長い間会ってないからあなたの可愛い(素敵な、かっこいい)顔をすぐにでも見たいのよ…という乙女心です。
でも、ライアンもおばあちゃんと同じようにかかったことがなかったら、あなたに近づけない、あなたの顔を見ることができない。
だから、かかったことがあるって言って!という心の叫びです。
"If I had one wish, it would be to build a time machine..." は「実現不可能」なことを仮定する仮定法過去ですね。
今、神様がライアンの願い事をかなえてやろう!と言って下さっているわけでもないし(笑)、今何かを願ったところでかなうわけもないけれど、もし願いごとがあるとしたら、今何か願ってもいいとしたら…という感じでしょうか。
そのお願いがまたあり得ない「タイム・マシーンを作って」という話なんですが(笑)、it は one wish で、one wish = to build a time machine 「願い事は、タイム・マシーンを作ること」になると言っているのですね。
水ぼうそうの子供にべちゃべちゃひっついて病気をうつしてもらいたい…とまで言っていて、それはそれで情熱的なセリフなのですが、次のフィービーの分析は冷静です。
ライアンもちょっと他の人と感覚がずれているようで、そんな風に大袈裟に考えるのがフィービーの恋人らしいなぁ、と思ったり。

(本日の脱線は、「伝染病と予防接種の話」)
知り合いの子供が水ぼうそうなどの伝染病にかかったと聞くと、自分の子供を連れて行ってうつそうとしていた友達がいます。
私の感覚だと、そういう感染しやすい病気にかかった子供がいるところに自分の子供を連れて行くなんてとんでもない、その子が治るまではしばらく離れていないと!と思うのですが、彼女に言わせると、小さい時に自然感染する方が症状も軽くて、免疫もしっかりつくだろうとのこと。

その友達は獣医さんなんで、そのセリフには妙な説得力があるのですが(笑)、でも小さい頃に大病をすると高熱が出て危険なこともあるし、子供にかゆい思いをさせるのもかわいそうだし、免疫が十分につかない可能性があるかもしれなくても、私は予防接種を選びましたね。

それにしても、獣医さんというのは、なんてナチュラルな考え方をするのだろう…とすごく感心したんだけど、こういうことに関しては恐らく医学系の人でも意見が分かれるところなんでしょうね。
こういう認識は、単に彼女の性格によるものかもしれませんので、ただの世間話として聞いておいて下さい…(笑)。

予防接種でつく免疫の強さに関する話なんですが。
少し前に、「はしかの予防接種を子供の頃に受けた生徒がほとんどの高校で、はしかの集団感染があった」というニュースがありました。
これも、実際に世間ではしかにかかる人が減ってきて、はしかの病原菌に触れる機会がなく、その予防接種で受けた免疫が弱まってしまうからだ、という理由らしいです。
以前ははしかの予防接種は1回のみだったのですが、最近は、幼稚園くらいに、はしか(麻疹)と風疹の混合ワクチンを再度接種する(無料で受けられる)、という風に法が改正されたようです。
外国でははしかの予防接種は2回というのが普通らしく、日本もそれに合わせるようになってきたみたいですね。
子供に予防接種を漏れなく受けさせるのが、小さい頃の親の仕事みたいなもんなので、お陰様で予防接種や子供の病気には詳しくなりました(笑)。

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posted by Rach at 11:51| Comment(25) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月08日

フレンズ2-23その12

モニカとレイチェルが、水ぼうそうのできものを隠そうと、フィービーに化粧をしているのですが…。
レイチェル: You see, you look beautiful. For god sakes, dim the lights. (ほら、フィービー、きれいよ。[モニカに]お願いだから、ライトを暗くして。)
鏡を見たフィービーはびっくり。
フィービー: I, I, I'm hideous! (私、私・・・ものすごい顔になってるわ。)
モニカ: It's gonna be okay. Ryan's been underwater. He's just gonna be so glad that you don't have barnacles on your butt. (大丈夫よ。ライアンはずっと水中にいたんだもの。あなたのお尻にフジツボがくっついていない、ってことで喜んでくれるわよ。)

hideous は「見るも恐ろしい、おぞましい、ぞっとする、ひどく醜い」
Merriam-Webster Online Dictionary には、
hideous: offensive to the senses and especially to sight : exceedingly ugly
つまり「感覚、特に視覚に不快感を与える。甚だしく醜い」ということで、これは本当に「ものすごい」形容詞ですね。
ugly 「醜い」という形容詞だけでもかなりひどくて、女性に対して使ってはいけないと言われていますが、それに exceedingly 「非常に、きわめて、甚だしく」がついているわけですから…誰かの顔を形容するのに使ったら、その人にブン殴られるでしょうねぇ、きっと(笑)。
ずっと海の中で海中生物しか見ていない彼のことだから、フジツボがついていない、ってことだけで彼は喜んで、フジツボよりは小さいそんなちょっとしたできものなんか彼は気にしないわよ、と慰めているようですが、あまり慰めにもなっていませんねぇ。

フィービーの恋人、ライアンが登場します。
チャーリー・シーン(Charlie Sheen)ですね。
「プラトーン(Platoon)」「メジャーリーグ(Major League)」「ホット・ショット(Hot Shots!)」などで有名です。
(が、どれも見てないです…だから私はチャーリー・シーンには詳しくないです…泣)
Wikipedia 英語版: Charlie Sheen
IMDb: Charlie Sheen
父のマーティン・シーン(Martin Sheen)は、「地獄の黙示録」などで有名な俳優ですが、最近ではアメリカの政治ドラマ「ザ・ホワイトハウス」(原題: The West Wing)のバートレット大統領役で有名ですよね。
チャーリー・シーンは女優のデニス・リチャーズと結婚していましたが、今年(2006年)にデニスが離婚を申請しました。
デニス・リチャーズは「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」(The World Is Not Enough)に出演したボンド・ガールで、フレンズにもシーズン7にゲスト出演しています。

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posted by Rach at 14:54| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月07日

フレンズ2-23その11

スコット: Where do you work? (どこで働いてるの?)
ジョーイ: Uhh, well, right now I'm in between things. You know how it is. One day you're processing, the next day you're not so much... processing anymore. (あぁ、その、今は仕事と仕事の合間なんだ。どうしてそんなことになるかわかるだろう? ある日は情報処理をしていて、次の日にはもうそれほどの情報処理をすることはない、ってことがあるんだよ。)
チャンドラー: I was just telling Joey about the opening in Fleischman's group. (フライシュマンさんのグループで人員に空きが出ていることについて、今、ジョーイと話をしていたんだ。)
スコット: Fleischman's group. Whatever you do, don't touch his sandwiches. Ha-ha-ha... (フライシュマンさんのグループか。何をするにしても、彼のサンドイッチには触るなよ。ハハハ・・・)
ジョーイ: Ha-ha. Are all you processors dorks? (ハハハ・・・。[スコットが去って] お前らみんな情報処理バカか?)

Where do you work? は働いている場所を聞いていますが、これは具体的に「どこの会社で働いているのか?」を尋ねているのでしょう。
between things の things は「定職、雇われた仕事」という感じでしょうか。
今はどこにも雇われていない状態、仕事と仕事の合間で今はどこの会社にも属していない、ということだと思います。
その理由として、process という仕事にはムラがあって、多い時にはどっと仕事があるけど、それほど仕事がない時もあるし…などと説明しています。
ここでも他に適当な単語が思いつかなくて、processing を連発していますね。
opening は「(仕事の)空き、就職口」のこと。
TOEIC では、仕事に就きたい人や採用担当の会話やメールなどで、この単語がよく出てきます。
Fleischman は大文字になっていることからわかるように人の名前のようですね。
ドイツ系の名前のようです。
ドイツ語は ei を「アイ」と発音するので(例:英語の No に当たるドイツ語 Nein は「ナイン」と発音する)、カタカナで書くと「フライシュマンさん」になると思うのですが、スコットとチャンドラーの発音を聞いていると、「フレイシュマン」と言っているようにも聞こえます。(私には微妙でよくわからないけど…)
単語を見た時に、freshman 「新入生、1年生、新米、初心者」と似ていたので、新人グループ、という意味かと一瞬思ったのですが、やっぱり人の名前だと思います。

スコットがサンドイッチの話を出したのは、そのフライシュマンさんという人が、サンドイッチが大好物で、人がそれにちょっとでも触ったり食べようとしたりすると大激怒する人なんでしょうねぇ(笑)。
私の感覚から言うと、日本では人のお弁当に手を出す人をあまり見たことないので(人の卵焼きを勝手につまみ食いする人とかいます?)、他人のサンドイッチに触る人なんかいるのかな?とも思うのですが…。
でもずっと後のシーズン5で、サンドイッチにまつわるエピソードがあり、まさに "Don't touch his sandwiches." というセリフを思い出させるシチュエーションが出てきます。
たかがサンドイッチくらいで…という気もしますが、こだわる人はこだわるようです(笑)。
日本人がおにぎりの中身にこだわるように、アメリカ人にも自分の好みのサンドイッチの具、というのがあるようですね。(私はおにぎりなら梅干、サンドイッチならツナマヨが好きですが…)
フレンズ2-21その8 では、レイチェルとジョーイがサンドイッチの中身について話をしていましたね。
また、フレンズ2-20その10 のコメント欄 では、「アメリカのお弁当って、brown bag (茶色の紙袋)に入れたサンドイッチですよねぇ…」という話をしています。

スコットが言ったサンドイッチの話は、フライシュマンさんがサンドイッチ好きなのを知っている会社の人同士なら大ウケする話、つまりは内輪ネタですよね。
しかし、話の流れからすると、全くの他人が聞いても、「あぁ、フライシュマンさんって、そんなにサンドイッチが好きな人なのかぁ〜」と、大笑いしなくても、納得することはできると思うのですが、ジョーイはその sandwich をコンピュータの専門用語か何かと勘違いしたようです。
ジョーイにとっては意味不明なことで盛り上がって大笑いしている二人を見て、「お前らの会話は情報処理オタクの会話みたいでわかんないよ。」と言いたいようですね。

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posted by Rach at 09:33| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月06日

フレンズ2-23その10

チャンドラーのオフィス。
チャンドラー: Hey, look Joey, I'm just saying if you need something to hold you over, I can get you a job right here as an entry-level processor. (なぁ、ジョーイ。もしジョーイにお金が必要なんだったら、ここで、初心者レベルの情報処理担当としての仕事なら用意してあげられるよ。)

I'm just saying... というのは恐らく、「ちょっと言ってみてるだけなんだけど」という感じかな?
just が入っているので、そんなに深刻な話じゃなくて、ちょっとした提案だけどさ、という感じの前振りなんだろうと思います。
hold over は「持続させる、将来に持ち越す、(劇・映画などを)予定より長く続演する」という意味。
「保つ」(hold)+「…を超えて」(over)というニュアンスから、そういう意味になるようですね。
この場合は、目的語に you (ジョーイ)が来ていますから、ジョーイを持続させるもの、ジョーイの生活を続けさせるもの、という意味で、something to hold you over は「お金」か「職」のことを指しているのだと思います。
entry-level は「初心者レベルの、初歩的な、新入社員向けの」。
process はコンピュータ用語では「(情報・データを)処理する」という意味。
コンピュータの中央演算処理装置 CPU は Central Processing Unit の略ですよね。


スコット(チャンドラーの同僚): Hey Chandler, here's this morning's projections. (やぁ、チャンドラー。これが今朝の予想(見積り)だ。)
チャンドラー: Hey thanks. Scott Alexander, Joey Tribbiani. Joey is a uh, fellow processor. (やぁ、ありがと。こちらがスコット・アレクサンダー。こちらはジョーイ・トリビアーニだ。[と二人を紹介する] ジョーイは、そう、情報処理担当仲間なんだ。)
スコット: No kidding? (へぇ、そうなんだ。)
ジョーイ: Oh yeah yeah. I process. People want the processing, I'm the one they call. (そうなんだよ。俺は情報を処理するんだ。情報処理を必要とする人がいれば、彼らは俺を呼ぶんだよ。)

projection は「計画、予想、推定、見積り」。
fellow は「仲間の、同僚の」。
フレンズ2-15その19 で、映画「インデペンデンス・デイ」の大統領の演説を引用したのですが、その中に、My fellow Americans 「(アメリカ)国民の皆さん」と呼びかけるフレーズが出てきます。
この fellow も「仲間の、同じ国の」というような意味ですね。

スコットの No kidding? ですが、普通は相手がふざけたことを言った時や信じられないことを言った時に、「冗談を言うなよ、まさか、うそだろ」という意味で使いますが、この場合は相手の言葉を否定しているわけではないようです。
ただの相槌みたいなもので、「へぇー、そうなんだねぇ。知らなかったよ。」くらいの軽い感じなんでしょう。
ジョーイとスコットは初対面なわけで、お互いをまだよく知らないこの状況で、それほど否定的なことを言うはずはないと思いますし。
まぁ、見た目が情報処理担当っぽく見えなくて(笑)、「へぇ、君がねぇ。ちょっと意外な感じもするけど。」というニュアンスがもしかしたら入っているのかもしれません。(←わかりませんけど)

People want the processing, I'm the one they call. は何だか大袈裟な表現です。
「processing を求める人がいれば、その人たちが呼ぶのは、この俺だ」という感じで、まるで正義の味方か何かのように言っています。
ジョーイは恐らく process という仕事の行為の内容がはっきりわかっていないのですね。
情報処理の仕事の内容がわかっていれば、「1時間で何百件ものデータを処理できるぜ」とか(?)、具体的な事例を挙げて自分がそういう情報処理スキルを持った人間であることをアピールするのでしょうが、全然仕事内容を知らないので、こんな漠然とした言い方になってしまっているのでしょう。

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posted by Rach at 11:40| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月05日

フレンズ2-23その9

リチャードがしたベッドメイクをモニカがやり直そうとしているのに気付いたリチャード。
リチャードのベッドメーキングの仕方が悪いわけじゃない、というモニカですが、
リチャード: Then, you're redoing it because... (じゃあ、君がそれをやり直している理由は・・・)
モニカ: If I tell you, you'll think I'm crazy. (もし私が言ったら、あなたは私をおかしいと思うわ。)
リチャード: You're pretty much running that risk either way. (どっちにしても、ほとんどそんな風に思われる危険があるようだけど。)
pretty much は「だいたい、ほとんど」、run a risk は「危険を冒す」。
理由を言わないで黙っていても、妙な理由を言っても、どちらにしても「変な人」だと思われる危険性がかなりあるよ、言っても言わなくても同じなんだから、しゃべっちゃったらどう?ということですね。


モニカ: Okay, you see, the duvet tag shouldn't be at the top left corner, it should be at the bottom right corner. (わかったわ、羽根布団のタグは上の左端に来ちゃだめなのよ、下の右端じゃないといけないの。)
リチャード: Oh, well that's not so crazy. (そんなにおかしくないじゃないか。)
モニカ: I'm just easing you in. (導入部分は穏やかにしているだけよ。)
リチャード: Oh, alright. (わかった。)
モニカ: Alright, you see these little flower blossoms? They should be facing up, not down, because, well, the head of the bed is where the sun would be. (この小さい花があるでしょ? それは下じゃなくて上を向いてないといけないの。だって、ベッドの上がおひさまのある方角だから。)
我ながらこだわりすぎかも…と心配するモニカ。
モニカ: You don't love me any more, do you? (もう私のこと、愛してないわよね?)
リチャード: Actually, if it's possible, I love you more. (実際のところ、もしそれが可能ならの話だけど、君のことをもっと好きになったよ。)
モニカ: Really? Wow, well then come on! I wanna show you how to fold the toilet paper into a point. (本当? まぁ、それじゃ来て! あなたにトイレットペーパーを三角折りにする方法を教えてあげるわ。)

ease は「(人を)楽にする、安心させる。(苦痛などを)やわらげる」、さらには「…をそっと動かす」という意味もあります。
この場合の ease you in ですが、in はモニカの極端なこだわりの核心部分に案内する(入っていく)という感じなのでしょうか。
安心させつつ、またはそっと、その本質部分を見せていく、という意味なのかと思います。
DVDの日本語では「まだ触り(さわり)だもん。」となっていましたが、つまりまだ本質をみせていない、徐々にこれから本質に近づいていくから、ということですね。
「花が上を向いていないといけない」というのはなんとなくわかります。
ベッドの上に太陽がある…という話ですが、これは単純にベッドの頭が向いている方向が実際に南の方角なのか、それとも頭上には太陽があるものだから、という感じなのかはよくわかりません。(まぁ、ささいな話です)
あまりに偏執的な部分を見せすぎて心配するモニカへのリチャードのセリフが素敵ですね。
I love you more. は「前よりもっと愛してるよ。」ということですが、その前に if it's possible とついています。
つまり、「(その話を聞くまでは)これ以上愛せないほど君を最高に愛してると思っていたけれど、もしそれが可能なことなら、それ以上に君を愛しいと思うよ。」ということですよねぇ。
おぉ、こんなこと言われてみたい(笑)。

そんな情熱的なセリフを言われてまたムーディーな雰囲気になるのか…と思ったら、こんなことを言っても嫌われないとわかって、ますます調子に乗るモニカです。
fold A into B は「AをBの形に折る」。
次の人が使いやすいように三角に折ることを言っているようですが、a point 「(とがった)先端」の形に折る、と表現するんですね。
an arrow 「矢印」でも、a triangle 「三角形」でもなくて、a point なんだぁ・・・と妙な感心をしてしまいました。
ぐぐってみると、triangle を使う表現としては、fold a(the) square into a triangle というものがありました。
折り紙で鶴を折る時みたいに、四角を対角線で折って三角形にする、という折り方のようです(多分)。
英辞郎には、fold A into a paper airplane 「Aで紙飛行機を折る」という表現も載っています。
ちなみに、私はペーパーを三角には折りません。
面倒くさいのもあるけど、用を済ました後、手を石鹸で洗う前にペーパーを触ったら汚いんじゃないか、と誰かが言っていたからです。(これまた、どーでもいい話です)

このリチャードとモニカのやり取りを見ていて思うのですが、相手の欠点だと思われる癖を許せるか許せないかで愛情の深さって測れるもんですよね。
リチャードはちょっとあきれていますが、いやがっている、ってほどでもない。
こういうところが「可愛い」と思える間は大丈夫!って気がするのですが…(笑)。

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posted by Rach at 11:48| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月04日

フレンズ2-23その8+badとfatの話

リチャードがしたベッドメイクをモニカがやり直そうとしているところへ、リチャードがまた戻ってきます。
リチャード: Monica... Hey Mon, I have a question. Is Leroy the baddest man in the whole damn town or the fattest man in the whole damn town? (モニカ…ねぇ、モニカ。質問があるんだよ。リロイは「そのひどい町で一番悪い奴」だったかな、それとも「一番太った奴」だったかな?)
モニカ: Baddest. Otherwise the song would be Fat Fat Leroy Brown. (一番悪い奴、よ。そうじゃないと、その歌のタイトルが「ファット・ファット・リロイ・ブラウン(リロイ・ブラウンは太い奴)」になっちゃうわ。)

damn town ですが、damn は Damn it! 「ちくしょう!」などと使われる罵り(ののしり)語ですよね。
この場合は形容詞で「ひどい、とんでもない」というところでしょう。
「あのひでぇ町ん中で一番の(ワル)」みたいなニュアンスかなぁ、と思うのですが。
昨日の記事にも書いたように、この歌の正式タイトルは "Bad, Bad Leroy Brown" (邦題:リロイ・ブラウンは悪い奴)ですから、リチャードが bad か fat か知らない、ということはないと思います。ただの冗談ですね。
何故こんなつまらない(←失礼!)ジョークをわざわざ言いに来たのかと言うと、モニカがベッドメイクをやり直すんじゃないかと思って、歌詞を忘れたと言いながら様子を見に来たのではないかな、と思います。
I told you. 「前にも言ったでしょ?」と言いながら、ベッドメイクはしなくていい、と言ったモニカの様子に、「しなくていい、んじゃなくて、して欲しくない」というモニカの本音を読み取ったのでしょうね。

bad か fat か、という話ですが、発音は似ているけれど、意味とその言葉から受ける印象は全然違いますね。
bad はかっこいいイメージ、fat は(断言して申し訳ないですが)かっこ悪いイメージでしょう。
実際、fat は太った人に対して使うと、あまりにも露骨で失礼な言葉だと思いますし。

bad と fat を並べると、どうしても、アル・ヤンコビック("Weird Al" Yankovic)がマイケル・ジャクソンの Bad をパロった Fat という歌を思い出してしまいますねぇ。
Amazon.co.jp: Even Worse [from US] [Import] 〜 "Weird Al" Yankovic
この Even Worse というCDの1曲目が Fat です。(試聴もできます)
このCDジャケットは記憶にある方が多いかもしれませんね。
マイケル・ジャクソンの Bad のジャケット(↓)をそっくり真似ています。(アルのと並べてしまったけれど、ファンの人、怒らないでね!)
Amazon.co.jp: Bad [from UK] [Import] 〜 Michael Jackson
振り付けそっくりのPVまでありましたね。
Beat It という曲を Eat It に変えた、ってのもありました。

そのアル・ヤンコビック本人に関しては、詳しくはこちらで(↓)。
Wikipedia 英語版: "Weird Al" Yankovic
このウィキペディアの Reactions from original artists (オリジナル・アーティストからの反応)という項目がなかなか興味深いです。
Positive なものと Negative なものに分かれているのですが、パロディーにされたことで、みんながみんな怒っているわけでもなかったのですね。
ちょっとホッとしました。
ウィアード・アルの話を書いて、アルに対して良い感情を持っていない(オリジナルアーティストの)ファンの機嫌を損ねたらどうしよう…とか心配してましたので…。
(ムッとしてる人、結構いるのかなぁ…?)

ウィキペディアを読むとわかるのですが、マイケル・ジャクソンはアルに、Bad のビデオ撮影に使ったセットを使う許可まで与えたので、あんなそっくりなPVが出来たということだそうです。
そんな風に、Fat と Eat It というパロディーについては許可したマイケルですが、Black or White という曲に関しては、「そのメッセージが非常に重要なものだから」という理由で、その曲のパロディーをレコーディングする許可を与えなかった(ただ、アルのライブ・コンサートでは演奏されている)ということも書いてあります。

Reactions from original artists には、他のアーティストの反応もいろいろ書いてあって、各自がそれぞれのアーティストとしてのこだわりを持っているのを垣間見ることができます。
他のアーティストまで訳しているとキリがないのでこの辺でやめておきますが、興味のある方は是非、上のウィキペディアをご覧下さい。

日本で歌のパロディー(替え唄)というと嘉門達夫さんですが、彼も著作権問題では苦労されているようですね。
Wikipedia 日本語版: 替え唄メドレー
「著作権問題などに関して」という項目にいろいろと詳しく書いてあります。面白いです。
彼も、許可を取ろうとした時のエピソードを、ネタとして時々テレビで話していました。(転んでもタダでは起きない人ですねぇ、やっぱり。)

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posted by Rach at 14:16| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月03日

フレンズ2-23その7

モニカの部屋。リチャードがきれいにベッドメーキングし終わったところ。
モニカ: Honey, you made the bed again. I told you. You don't have to do that. This isn't camp. (ハニー、またベッドメイキングしてくれたのね。言ったでしょ。そんなことしなくていいって。これはキャンプじゃないんだから。)
リチャード: Ooh, then I guess the panty raid last night was totally uncalled for. Okay, I am going to take a shower and today I will be singing Jim Croce's "Leroy Brown." (あぁ、じゃあ昨夜、パンティーを盗んだのもまったく余計なことだったね。わかった、シャワーを浴びてくるよ、今日はジム・クローチのリロイ・ブラウンを歌うことにするよ。)

I told you. は「私は以前あなたに言った。」ですが、ただ「言ったことがある」という事実を述べているのではなく、「前にも言ったじゃない、忘れたの?」というニュアンスがあります。
もっとキツい調子になると、「前にも言ったでしょ! 何回も同じこと言わせないで!」と怒った感じにもなります。
何か相手に問題が起きた後に、"That's why I told you to be careful." 「だから気をつけろって言ったのに。俺は気をつけろって言っただろ?」 と言ったりします。
Didn't I tell you...? 「俺は・・・だって言わなかったか?」とか、How many times do I have to tell you...? 「俺は何回そのことを言わないといけないんだ? 何回同じことを言わせるつもりだ? 何回言えばわかるんだ。」という表現もありますね。

キャンプだと、自分の使ったものは自分で片付けないといけませんよね。(ボーイスカウトのイメージでしょうか?)
だから、モニカはキャンプじゃないんだし、そんなことは私がするから気を使わないで、と言っています。
それに対してリチャードは、panty raid という言葉を使っていますね。
raid は「不意の襲撃、(警察の)手入れ、家宅捜索、(略奪を目的とする)侵入」などという意味がありますが、ここでは、「パンティーを盗むこと、パンティー泥棒をすること」という意味のようです。
若者が好きな女の子(それも恐らくかなり親しい間柄の女の子)にするいたずらの類ということでしょうね。(全く知らない人だったりすると、これは犯罪になるかと思うのですが…笑)
DVDの日本語では「学生気分で君の下着も盗んだのに。」と表現されていました。
つまりは、学生っぽい、若者っぽいおふざけだということですね。
call for は「…を求めて呼ぶ」ですから、「(物事が)…を必要とする」ということです。
それを受身にして否定しているので、be uncalled for は「必要とされない、余計な、求められていない」ということになります。
英辞郎にも書いてあるのですが、「お呼びでない」という日本語がドンピシャな感じがしますねぇ。
(植木等さんのギャグみたいですが…あ、もちろん、リアルタイムで知ってるわけじゃないですよっ!)

Jim Croce's "Leroy Brown" について。
この曲の正式なタイトルは、Bad, Bad Leroy Brown といい、「リロイ・ブラウンは悪い奴」という邦題がついているそうです。
Amazon.co.jp: Bad, Bad Leroy Brown & Other Favorites [Best of] [from US] [Import] ~ Jim Croce (アーティスト)
上のアマゾンのサイトで曲のサンプルを試聴できるのですが、なかなかゴキゲンな曲ですね。
シャワーを浴びながら歌うのにはちょうどいい感じかも。
上のサイトでは、CDジャケットのジム・クローチ(Jim Croce)さんの写真も見られますよ。
Wikipedia 英語版: Bad, Bad Leroy Brown には、この曲がどうやって出来たか、と言った話が書いてあります。
QUEEN(クイーン)の3枚目のアルバム Sheer Heart Attack(シアー・ハート・アタック)の11曲目に Bring Back That Leroy Brown (邦題:リロイ・ブラウン)という曲があります。
この曲もテンポの早いゴキゲンな感じの曲なのですが、どうやらジム・クローチの曲にインスパイアされたものらしいです、多分・・・。(間違ってたら誰か教えて下さい。)
下の Import 盤のサイトは、曲のサンプルが試聴できます。
Amazon.co.jp: Sheer Heart Attack [from UK] [Import] (Queen)
下の日本発売盤のサイトは、曲目リストが日本語で書いてあります。
Amazon.co.jp: シアー・ハート・アタック (クイーン) 日本発売盤


(今日の脱線話…私はクイーンが結構好きだったりする…)
上で、シアー・ハート・アタックというクイーンのアルバムに触れていますが、このアルバムは私の好きなアルバムなんですよねぇ。
Killer Queen(キラー・クイーン)という曲が一番有名だと思いますが、私は1曲目の Brighton Rock (ブライトン・ロック)が一番好きかも。
この曲のブライアン・メイによるギター・ソロが「津軽三味線」みたいだとライナー・ノーツに書いてあったのですが、確かにそんな感じなんですよ。
洋楽にはあまり詳しくない私がこのアルバムを知ったのは、私が大学時代に好きだった日本のバンド UNICORN(ユニコーン)(奥田民生サンがボーカルやってたバンドね)がコンサートツアーで、クイーンの Stone Cold Crazy (ストーン・コールド・クレイジー)という曲をカヴァーしていたから、なんです。
真剣にカヴァーしていた、というよりは、キーボーディストの阿部さんが歌う「余興」みたいなもんだったんですが(笑)、すごくテンポが早い曲で歌詞も早口で、おまけにあっと言う間に終わってしまう曲だった。
でも一度聞いたら忘れられなくて、本物はどんな曲なんだろうと思ってレンタル屋さんでシアー・ハート・アタックを借りました。
本物の曲もとても短かった(笑)。

きっかけはそんなことだったんですが、このアルバムが気に入って、よく聴いていました。
それから十数年後、第二子を出産する2日前(!)に、CD屋さんにフレンズのDVDを買いに行った私は、「QUEEN JEWELS」というCDがたくさん並んでいるのを見て、「わぁ〜、懐かしい!」と思って衝動買いしてしまいました。
当時、キムタクのドラマ「ヒーロー」でクイーンの曲(I WAS BORN TO LOVE YOU)が使われて、再ブームが起きていた頃です。(フレンズ2-23その1 で、その曲の歌詞について少し触れています。)
そのCDを早速MDに取り込んで、出産当日、私は陣痛でボーッとなりながら、病院のベッドの上でクイーンを聴いていたんですよ(笑)。
"We Will Rock You" は格闘技 K-1 でアンディ・フグのテーマソングでしたね。
だから聴いていると、これから頑張るぞー!という闘志が湧いてくるし…?
…てなわけで、クイーンというといろんな思い出があるんです・・・というだけの話でした。

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posted by Rach at 12:23| Comment(4) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月02日

フレンズ2-23その6

今日は、今回のエピソードのタイトルでもありメインテーマでもある、chicken pox について語りつつ、あっと言う間に脱線します(笑)。

chicken pox は「水ぼうそう(水疱瘡)、水痘」。
smallpox だと「天然痘」になります。
何故チキンなのか?ですが、(恐らく)水ぼうそうになった時に出来る「できもの」が、ニワトリの皮膚にある「ぶつぶつ」みたいだから、ということでしょうね。(調べてみたのですが、裏が取れなかったので、間違ってたら教えて下さい。)

寒さや恐怖で「鳥肌が立つ」と言いますが、あれもそのニワトリなどの鳥の肌からの連想ですよね。
広辞苑には、
「鳥肌=皮膚が、鳥の毛をむしり取った後の肌のようになる現象。強い冷刺激、または恐怖などによって、立毛筋が反射的に収縮することによる。」
とあります。
ちなみに、私の住む地域では、鳥肌のことを「さぶいぼ」と言います。
「さぶい(寒い)」時にでる”いぼ”だから、です。
「さむいぼ」でないのがいかにも大阪っぽい(笑)。
寒い冬、家の外に出てピューっと風に吹かれた時、思わず「さっぶぅー!」と叫んでしまいますからねぇ…。
英語で鳥肌は、goose flesh, goose pimples, goose bumps などとなります。
この中で一番よく使われるのは、goose bumps のようです。
英語の場合は chicken ではなくて goose (ガチョウ)を想像するんですね。
flesh は「肉」、pimple は「にきび、吹き出物」、bump は「こぶ、隆起」という意味です。
bump は フレンズ2-4その1 に出てきました。
ちなみに、フィービーが "Oh, look!" と言った時のスクリプトのト書きは、[Sees a red bump on her arm.] 「腕に赤い隆起を発見して」となっています。
水ぼうそうの「できもの」も bump を使って表現できるんですね。

ここから話が脱線するんですが…。
日本のバンドに BUMP OF CHICKEN (バンプ・オブ・チキン)というグループがいますよね。
数年前の話、関西のFM局で有名な女性DJ「きよピー」(谷口キヨコさん)という方がラジオ番組で、
「BUMP OF CHICKEN というバンド名は、「臆病者の一撃」という意味でつけたそうなんだけど、この名前をネイティブに言うと、「鳥のイボイボ」っていう意味に間違えられるらしい…」
という話をしていて、ドライブ中にそれを聴いていた私ら夫婦は大爆笑してしまいました。
(関西人は、「いぼ」のようなでっぱりのことを「イボイボ」と言うので、余計に名前のイメージが悪くなってしまって、かわいそうです…)
この話を書くとファンに怒られそうなんですが、実はファンの間でも有名な話のようです。
Wikipedia 日本語版: BUMP OF CHICKEN の「備考」にも「英語圏の人には「鳥肌」などと解釈されることも多いらしい。」と書いてあります。
上にも書いたように、goose bumps 「鳥肌」という言葉があるから、そのまんまではなくても、それを連想させる、ということでしょうね。

この話、フレンズ2-4その1 で bump という単語が出て来た時に書こうかな、と思ったんですが、でも何だかバンプのファンの人が聞いたら気を悪くしそうなので、その時は書くのを控えました。
でも今回、改めて調べていたら、ちょっと面白いことを発見したんですよ。(また、「面白いのは私だけ」の可能性も高いけど…笑)

まずは日本語の「鳥肌」なのですが、「感動して鳥肌が立ったよ!」って言うことありませんか? 全身がゾクっと震える感じの。
辞書(広辞苑)には「強い冷刺激、または恐怖などによって」と書いてあるので、厳密に辞書の定義に当てはめると、「感動して鳥肌が立つ」というのは誤用と見なされる可能性も高いのですが、以下のようなコラムを発見しました。
NHK ことばおじさんの気になることば 「感動しても鳥肌は立つ!?」
このコラムを読んで、「感動して鳥肌が立つ」が日本語として正しいかどうかはともかく、それくらい感動的だよ、ってことで、「鳥肌」が決してマイナスイメージだけの言葉でもないんじゃないかなぁ、と思ったので、今回この記事を書いてみた、というわけです。
(「感動して鳥肌が立つ」という表現は、これから徐々に認められていく、と私は個人的に思っている。)

さらに、Merriam-Webster Online Dictionary には
goose bumps: a roughness of the skin produced by erection of its papillae especially from cold, fear, or a sudden feeling of excitement
つまり「特に、寒さや恐怖、または突然の興奮の感情から、皮膚の突起が起き上がる(持ち上がる)ことによって生み出される皮膚のでこぼこ」ということで、"a sudden feeling of excitement" という理由も挙げられているんですよね。
それならなおさら、バンド名が goose bumps に似た名前であっても、問題ないんじゃないかと。

それに、名前ってユニークな方が覚えてもらいやすくていいですよね。
関西出身の人なら、そのユニークな名前を「つかみ」に使ったりしそうなんですけれど…バンプの皆さんは関東の方(かた)みたいですね。
つけた意味とまた別の意味(ダブル・ミーニング)があったら、それはそれで面白いと思いますし。

いろいろ書いちゃいましたけど、バンプのファンの人、怒らないで下さいね。(ネガティブな意味で例に出したわけではありませんので…)
「天体観測」とか好きだし、曲はメロディアスだし、ボーカルの人の声も私の好きなタイプの声だから、私も結構バンプのこと好きなんです。ファン、ってほどではないんですが…。
それに、これで絶対、bump の意味、忘れないと思いません?

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posted by Rach at 09:56| Comment(6) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月01日

フレンズ2-23その5

セントラルパークに入ってきたロスは、元気がありません。
ロス: Well, I just spoke to Carol. Ben's got the chicken pox. (キャロルとちょっと話をしてきたんだけど。ベンが水ぼうそうにかかったって。)
みんな: Oh, no. (わぁ、大変だ。)
ロス: Yeah, so if you haven't already had it, chances are you're gonna get it. (あぁ、だから、もし君たちがまだ水ぼうそうにかかったことなかったら、多分うつっちゃうよ。)
レイチェル: Well, I've had it. (私はかかったわ。)
ジョーイ: Yeah, I've had it. (あぁ、俺もかかった。)
モニカ: Had it. (かかった。)
チャンドラー: Had it. (かかった。)
フィービー: Well, I've never had it. I feel so left out. Oh, look! (私はまだかかったことがないわ。私だけ仲間はずれになった感じよ。[自分の腕を見て] あっ、見て!)

Chances are (that)... は「多分…だろう、恐らく…だろう」という意味。
この場合の chance は「チャンス、機会、好機(= opportunity)」というよりも、複数形で「(可能性の高い)見込み」という意味です。
「見込みとしては、that 以下のことになるだろう。」というところから、「多分…だろう」という意味になるのですね。
ロングマン現代英英辞典には、
chance: POSSIBILITY how possible or likely it is that something will happen, especially something that you want
つまり、「何か(特に望むこと)が起こることは、どのくらい可能か、またはどのくらいありそうか」ということになります。
そこに例として、
there's a chance (that) = it is possible that
chances are = it is likely

と書いてあります。
possible と likely の「起きる可能性の高さの度合い」については、研究社 新英和中辞典の probable の項目に以下の説明があります。
probable はまったく確実とはいえないが、たぶんそのとおりである[になる]と考えられる、possible は可能性が比較的低い、likely はその中間
つまり、可能性の高い順に並べると、probable>likely>possible になる、ということですね。
上の例も、a chance と単数が使われている場合は possible で、それが chances と「複数形」になると、likely になり可能性が少し高くなる、という感じなのでしょうか。
このセリフの場合も「うつる可能性があるよ。」よりはもう少し度合いが高く、「うつる可能性が結構あるよ。危ないよ。」くらいのニュアンスなんだろうと思います。
この、病気にかかったことがあるかないか、という話では、全て現在完了形が使われていますね。
「経験」(…したことがある)を表す現在完了の典型的な例です。

leave out は「…を省く、除外する、無視する、忘れる、抜かす」。
フレンズ1-17その2 ではその「抜かす」という意味で出てきます。
その受身形の left out は「はずされた、抜かされた」ということなので、feel left out で「仲間はずれにされているように感じる、取り残されているように感じる、無視されていると感じる」という意味になります。
ロングマン現代英英辞典にも、
be/feel left out: to feel that you are not accepted or welcome in a situation
つまり、「ある状況で、受け入れられていない、または歓迎されていないと感じること」とあります。

で、フィービーは腕に「あるもの」を発見して、何だか嬉しそうですね。
つい今しがた、仲間はずれになったように感じたばかりなので、「あっ、私もついに仲間入りよ!」という喜びなのか、今話題になっているものを自分の腕に発見して、なんてタイムリーな、という喜びなのか…?
どちらにしても、この嬉しそうな声がフィービーらしい気がします。
普通なら、"Oh, no!" と落ち込むと思うのですが(笑)。
ロスのセリフに出てきた chicken pox は、今回の英語のタイトルでもありますので、ここで改めてゆっくり説明しようと思っていたら…長くなった(と言うより例のごとく脱線した)ので、明日にします。

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