2007年12月10日

どこまでも遠くへ フレンズ3-9その12

ロス: Okay, (to Chandler) this play, I want you to do a down-and-out to the right, okay? Break! (よし。[チャンドラーに] このプレーは、チャンドラーには、右方向にダウンしてアウトしてもらいたい、いいかい? 解散!)
レイチェル: Wait, what am I gonna do? (待って。私は何をすればいいの?)
ロス: You? You go long. (君? 君は遠くへ行って。)
レイチェル: Wait, how long? (待ってよ、どのくらい遠く?)
ロス: Until we start to look very small. (僕らがとっても小さく見え始めるところまで。)
レイチェル: Okay. (わかった。)
ロス: Break! (解散!)

go long 「遠くに行っておいて。」とは、体(てい)よくレイチェルを戦線離脱させようとしているのですね。
上手くないために傍にいられると足手まといになるので(←失礼)、邪魔にならないような遠くに行っておいて、ということです。
それだけでもかなりひどいのに、僕らの姿が very small に見えるところまで、とはあんまりですね。
遠くにしても、「どんだけぇ〜!」って感じです(笑)。
でも、その意味に気付かず、素直に従うレイチェルが可愛いというか、ほんとに何にもわかってないんだなぁ、というか。


試合をしている時、ボールがフィールドの外に転がって行き、そのボールをきれいな女性が足で止めます。
ジョーイ: Haaaaa! Hey-hey, thanks for stopping our ball. ([美人なので見とれて] はぁー! ねぇねぇ、ボールを止めてくれてありがとう。)
女性: (in a foreign accent) You are playing American football? ([外国のアクセントで] あなたたちはアメリカン・フットボールをやっているの?)
ジョーイ: Yeah! Wow, you're like, from a whole other country! (そうだよ! わぁ、君は、ほら、全く別の国の出身みたいだね[別の国から来た人なんだね]。)
女性: I'm Dutch. (私はダッチ[オランダ人]よ。)
ジョーイ: Hi-hi, I'm Joey. (はーい、俺はジョーイ。)
女性: I'm Margha. (私はマーハよ。)
ジョーイ: I'm sorry, Dutch, I didn't get that last little bit. (ごめんよ、ダッチ。その最後がちょっと聞き取れなくて。)
チャンドラー: (running up) Hey Joey, you wanna play football or you wanna.. (sees Margha) Hi, I'm Chandler. ([走ってくる] やぁ、ジョーイ。フットボールをやりたいのかそれとも… [マーハを見て] はーい、僕はチャンドラーです。)
マーハ: Hello, Chandler. (こんにちは、チャンドラー。)
ジョーイ: Her name is Dutch and also "Margham." (彼女の名前はダッチで、マグハムでもあるんだ。)
マーハ: Margha. (マーハよ。)
ジョーイ: Mar-klan. (マークラン。)
マーハ: Mar-gha. (マー・ハ。)
チャンドラー: Mar-haaaan. (マーハ〜ン。)

Dutch は「オランダ人の、オランダ語の」という形容詞ですね。
名詞としては「オランダ語」、the Dutch で集合的に「オランダ人、オランダ国民」という意味になります。

I'm Dutch. が「私はオランダ人だ。」という意味なのは、すぐにわかると思うのですが、ジョーイはダッチを彼女の名前だと思っているのですね。
だから、自分も名前を名乗っているのです。
I'm sorry, Dutch. と呼びかけていることからもわかります(笑)。

チャンドラーは、こちらにやって来る時に、ジョーイが女性としゃべってるのはわかったんでしょうね。
それで、ゲームの途中なのに女の子と話すなよ、女の子をナンパしてるのか?みたいに言おうと思ったんでしょう。
"You wanna play football or you wanna hit on her?" みたいなことでしょうか?

Her name is Dutch and also "Margham." とジョーイは言っていますが、スパイじゃあるまいし、「またの名」みたいでおかしいですね。
この「マーハ〜ン♪」というチャンドラーの発音もおかしいのですが、この Mar-haaaan. という綴りを見ると、映画「舞妓Haaaan!!!(まいこ・はーん)」を思い出すのは私だけ?
外国人の名前は読みにくいものですが、英語圏の人も、オランダ系の名前は発音しにくいようです。
ちょっと安心しますね(笑)。


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posted by Rach at 10:16| Comment(6) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月09日

スコア「7対もう少しで7」 フレンズ3-9その11

一歩リードしたモニカはロスに対して、
モニカ: Losers walk. (敗者は歩くのね。)
ロス: Yeah? Losers talk. (そうかい? 敗者はしゃべる、だよ。)
チャンドラー: No, no, no, actually losers rhyme.
(違う違う、本当は、敗者は韻を踏む、だよ。)

歩いているロスを見て、「負けた人はそんな風に(元気なさげに)歩くのよね。」という意味で言っているようです。
もしかしたら、決まり文句なのかもしれません(よくわかりませんが)。
それに対して、まだ負けたわけじゃないから、今度はモニカが敗者になる番だ、だいたいそんな風に減らず口を叩いている方が結局は敗者になるんだよ、という意味で「敗者はしゃべるもんだ。」と言っているようですね。
そんな口喧嘩、お互いに憎まれ口を叩きあっている様子に呆れたチャンドラーは、敗者はそんな風に韻を踏んだ言葉遊び(walk と talk が韻を踏んでいる)をしたがる、お前ら二人が敗者だよ、勝ちたけりゃ試合そのものに集中しろよ、みたいな感じで茶々を入れているのかな、と思います。

フレンズ1-4その3 では、
子供: I found it. Finders keepers, losers weepers. (僕が見つけたんだ。拾った者が持ち主で、落とした者は泣きをみる、だよ。)
という表現が出てきました。
それが今回のセリフと似た感じがします。
Finders keepers, losers weepers. というのは決まり文句のようで、Finders (are) keepers. と be動詞が省略されているようです。
これを今回の 3-9 のセリフのように表現すると、"Finders keep. Losers weep." になるでしょうし、今回のセリフを、"Losers walkers. Losers talkers. Losers rhymers." みたいに表現すると、1-4 みたいな感じになりますね。


チャンドラー: (coming up under center, just like a real quarterback does, and puts his hands between Ross's legs.) Forty-three, seventy-four. (Ross stands up and looks at him) You wanna go shotgun? ([本当のクォーター・バックがするように、センターの下に近づいて、ロスの脚の間に手を入れる] 43、74。[ロスは上体を起こして、チャンドラーを見る。] ショットガンで行きたい?)
ロス: Yeah! (そうだね。)
チャンドラー: (from the shotgun) Hike! ([ショットガン・フォーメーションから] ハイク!)
モニカ&ジョーイ: One Mississippi. Two Mississippi. Three Mississippi. (ワン・ミシシッピー。ツー・ミシシッピー。スリー・ミシシッピー。)
(Rachel runs a quick slant.)
レイチェルは素早く斜めに走る。
レイチェル: Over here! Over here! (こっちよ! こっちよ!)
(Chandler throws her the ball, which she drops.)
チャンドラーはレイチェルにボールを投げるが、それをレイチェルは落としてしまう。
レイチェル: (proud of herself) I almost caught that one! ([自慢げに] もう少しでそれをチャッチできたのに!)
チャンドラー: Great. Now the score's seven to almost seven. (いいぞ。今、スコアは「7対もう少しで7[ほとんど7]」だな。)

実際のアメフトの試合では、チャンドラーがやるように、QB(クォーター・バック)は、センターの人の脚の間に手を入れますね。
43、74 などの数字ですが、これは、フォーメーションの種類を表すんでしょうか?(この辺はよく知らない…)
チャンドラーは、プロのそれっぽくそういうセリフを言ってみたかったのでしょうが、素人のゲームでフォーメーションも何もあったもんじゃないだろ、それにそもそもそんな細かいものは決めていなかっただろ、ということで、ロスは冷たい視線を送っているのでしょうね。
ショットガン・フォーメーションと言えば、日大フェニックスの得意な攻撃法でした。

hike は「ハイキングをする」という動詞ですが、「…をぐいと引き上げる」という意味もあります。
Wikipedia 英語版: Snap (football) では、snap (スナップ)の説明として、口語的には、hike, snapback, pass from center と言われる、とあります。

Mississippi (ミシシッピー)を使った数え方は、フレンズ1-5その1 にも出てきました。
元カノのアンジェラがきれいになっているのを見たジョーイ、でも、すぐに声をかけたらもの欲しそうに思われるし…と言った後、
ジョーイ: One Mississippi, two Mississippi...three Mississippi. That seems cool. (1ミシシッピー、2ミシシッピー、3ミシシッピー。こんなもんでいいだろ。)
と、3数えてから、声を掛けに行っていました(笑)。
その過去記事で「1ミシシッピでだいたい1秒になるそうです」とのコメントをいただきました。
なるほど、確かにそんな感じですね。

slant は「傾斜、斜面、斜め」。
"I almost caught that one!" と残念がるレイチェルに対して、"Now the score's seven to almost seven." と返すチャンドラーが面白いですね。
「7対ほぼ7」「7対あともう少しで7」みたいなスコアで、「もう少し、ってったって、ちゃんとキャッチできなきゃ得点にならないんだけどね」と暗に言いたいわけでしょう。


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posted by Rach at 15:31| Comment(8) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月08日

son of a... フレンズ3-9その10

チャンドラー: The ball is Janice. The ball is Janice. (goes to kick the ball but kicks Ross's foot instead.) (そのボールはジャニスだ。そのボールはジャニスだ。[ボールを蹴りに行く、しかし、ロスの足を間違って代わりに蹴ってしまう])
ロス: Oww!! Son of a...! Ow! Come on! (あぁ! ちくしょう…! もう、やめてよ!)

Son of a...! と絶句していますが、これは、Son of a bitch! 「ちくしょう! くそ!」という決まり文句ですね。
S.O.B. や SOB または s.o.b. などと表記されることもよくあります。
bitch は元々は「メス犬」という意味で、そこから「尻軽女、意地悪女」という女性に対する蔑称になります。
son of a bitch は「ひどい女の息子」みたいなことですね。
そんな風に bitch という言葉は卑語なので、その手前で止めているのでしょう。
止めてもその後に何が来るかは誰にでもわかりますし。

卑語と言えば、映画によく登場する、f*ck, f*cking という表現がありますが、これは「テレビドラマであるフレンズでは使えない」ようですね。
使っているのを聞いたことがありません(多分)。
DVDの映像特典のNG集を見ていると、セリフをトチった後に俳優が言う言葉に「ピー」という音が入ることがあるのですが、これはきっと f*ck 系の言葉なんだろうなぁ、と私は思っているのですが…。

で、bitch も卑語は卑語なのですが、フレンズでその言葉が使えない、ということでもないようで、過去にも bitch という単語は登場しています。

フレンズ2-22その21 では、「罵(ののし)り合う」というニュアンスの動詞として使われていました。
レイチェル: I mean I was in there just listening to them bitch about each other... (あそこにいて、パパとママがお互いを罵り合っているのを聞いている時…)

フレンズ3-2その25 では、
モニカ: That bitch always hated me. (あの意地悪女はいつも私を嫌ってたわ。)
というのもありました。

過去記事の解説では取り上げていなかったのですが、以下の 1-4 のセリフが一番典型的な使われ方ですね。
かっこいい男性の部屋を覗いていたフィービーたち、その恋人らしき人が部屋の中を歩いているのを見て、
フィービー: Oh, wait, she's walking across the floor.. she's walking.. she's walking.. she's going for the pizza- (YELLS) Hey, that's not for you, bitch! (あ、待って。彼女はフロアを歩いて行くわ。歩いてる、歩いてる…彼女はピザに手を伸ばそうとしている… [叫んで] ちょっと! それはあなたのピザじゃないわよ、このアマ!)
このセリフを言った後、「私ったら興奮して、すごい言葉を言っちゃったわ。」みたいな顔をしていた気がします。
それくらい過激な言葉なわけですね。
アリー my Love ではネルとリンがすれ違う時に、"Hi, bitch!" などと軽く挨拶していたりしたのですが、あれもああいうキツいキャラならではの演出ですね。


ジョーイがタッチダウンして、モニカのチームが先制します。
モニカ: Score! Seven to nothing! (得点![やったわ!] 7対0よ!)

Score! はまさにスコアを入れた時の喜びの叫びですね。
フレンズ1-12 で、初めてフーズボール・テーブルが登場した時、
モニカ: [Monica scores on Chandler and Joey] Score! [points at Chandler] You suck! ([モニカはチャンドラーとジョーイに対してポイントを獲得して[シュートを決めて]] やったわ! [チャンドラーを指差して] あなた(たち)って下手ね!)
と、いきなり勝って、勝ち誇っていましたね。
You suck! と言うところがいかにもモニカらしい(笑)。

フレンズ1-16その3 でも、注文した以上のものをアースラが運んできたと聞いて、
チャンドラー: Score. (やったな。)
と答えていました。


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posted by Rach at 18:28| Comment(4) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月07日

自分のやってることわかってる? フレンズ3-9その9

ロス: Okay. All right. So let's see, let's play from the trash can to the light post, right? Two-hand touch. We'll kick off. (よし。じゃあ、ゴミ箱から街燈までの範囲でプレーしよう、いい? 両手でタッチすること。キック・オフだ。)
モニカ: All right, people, listen. I've got exactly 28 minutes before I have to baste again. (よーし、みんな、聞いて。もう一度、タレをかけるまで、ちょうど28分あるから。)
チャンドラー: Wow, just like in the pros. (わぁ、プロ選手の中にいるみたい。)

baste は「肉などの材料にたれや油などをかける、かけながら焼く」。
感謝祭のためのターキーをオーブンで焼いているのですが、28分経ったらオーブンから取り出して、表面にたれを塗り直さないといけない、ということのようですね。

モニカはクッキングタイマーで時間を計っているようです。
前半28分という時間が、その料理の都合で決まってしまうので、えらく所帯じみた(?)プロらしからぬ様子を、チャンドラーは「プロの中にいるみたいだ。プロっぽい発言だね。」と茶化しているのですね。


モニカ: Okay, huddle up! (よし、ハドルするわよ!)
ジョーイ: (to his team) All right, huddle up right over here! ([チームのメンバーに] よし、こっちでハドルしよう!)
フィービー: Wait for me! Wait for me! Wait for me! Oh cool, this is my first huddle. (待って、待って、待って! わぁ、かっこいい、これって私の(人生)最初のハドルよ。)
モニカ: Okay. (いい?)
フィービー: Okay, so what do you guys really think of Chandler? (いいわ。それで、あなたたちはチャンドラーのことをどう思ってる?)
モニカ: Okay, Phoebe you know what you're doing, right? (ねぇ、フィービー。あなた、自分のやってることわかってるわよね?)
フィービー: Yeah. (えぇ。)
モニカ: Okay, Joey's gonna catch it, and you and I are gonna block. (いいわ。ジョーイはボールをキャッチする、そしてあなたと私がブロックするの。)
フィービー: What's "block"? (ブロックって何?)
モニカ: Phoebe, I thought you said you know what you were doing. (フィービー。あなたはやることがわかってるって言ったと思ってたのに。)
フィービー: I thought you meant in life! (日々の生活のことを言ってるのかと思ってた。)

huddle という単語ですが、日本語でもアメフトで「ハドル」と言いますね。
集まってこれからの作戦を相談する、ということです。

初めてのハドルだ!と喜ぶフィービーですから、ハドルがどんなものか知らなかったようです。
huddle という単語そのものは、「集まって話をする」という意味ですが、アメフトの場合は、ただ世間話をくっちゃべってるわけではないのです(笑)。
アメフトのことをよく知らないフィービーは、みんなで固まって内緒話をするのだと思ったらしく、ひそひそ声で「チャンドラーのことどう思う?」などと尋ねています。女学生のノリですね。

ブロックという言葉さえ知らないフィービー。
その前に、you know what you're doing? と尋ねたら、yes と答えたので、「てっきりわかってると思ってた」というモニカですが、フィービーはもっと抽象的な意味に捉えていたようです。

フレンズ2-10その8 では、以下のようなやり取りがありました。

ロスとはもう付き合わない、と言っておきながら、誰が見てもロスそのもののラスと付き合ってるレイチェルに、
フィービー: So, you know what you're doing, right? (それで、レイチェルは自分が今何をしてるかわかってるわよね?)
レイチェル: Waitressing? (ウェイトレスの仕事でしょ?)

その過去記事で、You know what you're doing. や I know what I'm doing. のニュアンスについて詳しく触れています。
上の 2-10 のやり取りについて簡単に説明すると、フィービーは「あなたは気は確か? 自分のやってることが変だと思わないの?」という意味で尋ねているのですが、レイチェルはそれを文字通り「今現在している行為についての質問」だと受け止めて「今やっている行為」を答えているわけです。

今回の 3-9 のやり取りはそれとは逆ですね。
モニカは「アメフトのルールはわかっているか、今、試合をするメンバーとして何をすべきかわかっているか?」と尋ねたのですが、フィービーは「自分のやっていることがわかっている」、つまり、「ちゃんと自分の行為・行動に自覚を持って日々を送っているかどうか」について尋ねられたと思ったようですね。


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2007年12月06日

選ばれたんじゃない フレンズ3-9その8

モニカ: Okay, looks like Ross and I are captains. Okay, so um, I bunnied first, so that means I get to pick first. Joey. (オッケー。ロスと私がキャプテンみたいね。それで、私が最初にバニーした[ウサちゃんの耳を立てた]から、私が最初に選ぶことになるってことね。ジョーイ。[とジョーイを選ぶ])
ジョーイ: Thank you. (ありがとう。)
レイチェル: Monica! I'm your best friend. (モニカ! 私はあなたの親友でしょ。)
ロス: Sweetie, don't worry, you'll get picked. Chandler. (ハニー、心配しないで。君も選ばれるよ。チャンドラー。[とチャンドラーを選ぶ])
レイチェル: Ross! (ロス!)
モニカ: Phoebe. (フィービー。)
(Phoebe kisses Rachel on the cheek, then joins her team.)
フィービーはレイチェルの頬にキスをして、チームに加わる。
ロス: Sweetie, now I pick you. (ハニー、さあ今、君を選ぶよ。)
レイチェル: You don't pick me. You're stuck with me! (ロスは私を選んだんじゃない。あなたは私を押し付けられたのよ!)

チーム分けをする前の練習で、レイチェルはボールを取り損ねていました。
それを見たモニカとロスは、レイチェルが下手なのを察して、親友、または恋人であるレイチェルを決してチームメイトに選ぼうとはしません。
モニカとロスは competitive な性格なので、こういう場合は容赦がありませんね。
試合に勝つことが重要で、友情や愛情は二の次になっているようです。
特に恋人であるロスが、you'll get picked. 「レイチェルも選ばれるよ。」と言っておきながらチャンドラーを選ぶ、というのは彼の現実的な性格がよく表れていますね。

stuck は過去に何度も出てきましたが、今回の場合は「(やっかいなものを)押し付けられた」というニュアンスです。
フレンズ3-7その34 の、
モニカ: I'm the lady who got stuck with the racecar bed. (私が例のレースカー・ベッドで困っている[レースカー・ベッドを押し付けられた]女よ。)
のニュアンスと同じですね。

pick は「選ぶ」で、その人の判断や意思が感じられる動詞ですね。
picky という形容詞になると「選り好みする、気難しい」という意味で、「好き嫌いのある」という意味にもなります。
Don't be so picky. と親が子供に言うと、「そんなに好き嫌いしないで。」になりますね。

最後にレイチェルが残ったので、「僕が言った通り、さあ今こそ君を選ぶよ。」とロスは言うのですが、レイチェルはそれに異議を唱えます。
ロスがした行為は「自分から進んで選ぶ」という pick という行為ではなくて、ただ「最後に私が残ったから、それを引き受けざるを得ない」という消極的な結果にすぎないのよ、と言いたいわけです。
モニカが選ばなかったから自動的にロスのチームに入っただけ、ということですね。

ちょっと、話がずれますが、「エンタの神様」で、
中山功太さんが「対義語」を挙げていく
というネタがあります。
そのネタの一つに、

コンパなどで帰りにカップルになった時のセリフでよくあるのが、
「始めからあなたに決めていました。」
そしてその対義語は、
「最後に残ったのがあなたでした。」

…これを聞いて大爆笑してしまったのですが、今回のレイチェルの選ばれ方もこんな感じですね(笑)。


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2007年12月05日

キャプテンと言えば… フレンズ3-9その7

ジョーイ: All right, we have to pick captains. (よし、キャプテンを選ばないとな。)
チャンドラー: And then "Tenilles [Tennilles]." (そして、それから、テニールもね。)
フィービー: Okay, so how do we decide that? (じゃあ、それをどうやって決めるの?)
モニカ: Well, why don’t we just bunny up? (そうね、バニー・アップをするのはどう?)
レイチェル&チャンドラー&ジョーイ: What? (何?)
モニカ&ロス: (holding both of their hands above their heads making rabbit ears with their fingers.) Bunny! ([頭の上に手を上げて、指でうさぎの耳を作る] バニー!)

チャンドラーの、And then "Tenilles." という謎のセリフ。
ネットスクリプトでは、Tineals と書いてあり、DVD英語字幕では、Tenilles と書いてあります。

"Tenilles" でぐぐってみると、Google が
もしかして: Tennille's
と聞き返してくれます(さすがは、グーグル…笑)。
そして、その Tennille's で検索してみると、以下のサイトを発見。
Amazon.com: Captain & Tennille's Greatest Hits (Captain & Tennille)

Captain & Tennille というグループ名だったんですね。
つまり、DVD字幕の綴り(Tenille(s))も誤植だった、ということになります。
正しい綴りは、Tennille と、n が2つ重なった方のようです。

詳しくはこちら(↓)。
Wikipedia 英語版: Captain & Tennille
70年代後半から80年代前半にかけてヒットしたアメリカのデュオ。
”キャプテン”・ダリル・ドラゴンと、トニー・テニールのコンビで、二人は1975年に結婚したそうです。
日本語では「キャプテン&テニール」と表記されているようですね。
彼らのオフィシャルページは以下のサイトで、今の彼らの姿を写真で見ることができます。
"Captain & Tennille" Home Page
今でも、お二人、仲良さそうですね(笑)。

今回は、ジョーイが「二人のキャプテン」という意味で、captains と複数形を使ったので、それに合わせてチャンドラーは、Tennille も複数形(Tennilles)にしてみた、ということのようです。

「captains とそれから、Tenilles」と言っていたので、captains & Tenilles みたいな名前のコンビがいるのかな?、とは調べる前から何となく思っていました。その読みが当たった感じです。
そういう意味で言うと、それが二つとも複数形であることに注目して、最初から、「captain Tenille」という二つの単語で検索していれば、ウィキペディアの英語版を始めとする、「キャプテン&テニール」関係のサイトがたくさんヒットして、そういう名前のグループがいるんだ、今回はそれをもじったジョークだったんだ、ということがすぐにわかったはずです。
(余談ですが、単語を二つにすると、ちょっとした綴り間違いのような「ゆらぎ」は勝手に考慮して探してくれるようです。Wikipedia 英語版や Amazon のサイトでは、Tenille という間違った綴りの表記もあって、ネイティブでも間違ってしまう綴りのようですね。)

ジョーイが複数形にしたから、チャンドラーも複数形にした、そういう「言葉遊び」の感覚を養うのも、ジョークを理解するのには大切なことですね。

みんなが「バニー・アップって何?」と聞いている隙に、説明もせず、バニー・アップをする二人。
みんなが「???」となっているくらいですから、一般用語ではないでしょう(笑)。
要は、うさちゃんみたいに頭に耳を立てる真似をする、ということです。
それを早くやったものが勝ち、という決め方らしい。
「そんなん、知らんやつにはわからへんやん。言うたもん勝ちやん。」的な、「知らない人には圧倒的に不利な決め方」でした。
ロスもモニカも、ゲラーボウルをしていた子供の頃に戻ってしまっていて、友達のことなど全く眼中にない、自分たちが昔やっていた通りにことを進めて、お互い相手に勝つことしか考えていない、というのがよくわかりますね。


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2007年12月04日

我が家の禁止令 フレンズ3-9その6

ロス: Anyway. That's when Mom said we were not allowed to play football again. (とにかく。その時なんだよ、僕たちはもう二度とフットボールをしちゃいけない、ってママが言ったのは。)
モニカ: Y'know what? I think we should play a game. I mean, come on. It's been 12 years. (ねぇ聞いて。私たちはゲームをすべきだと思うわ。いいじゃない。もう12年にもなるのよ。)
ロス: Can I see you for a second? (ちょっと二人で話せる?)
(they walk over to the sink and discuss it for a moment)
二人はシンクのところに行って、その件についてしばらく議論する。
モニカ: (shouting) Wuss! ([叫びながら] 弱虫!)
ロス: All right, we're gonna play. (わかった。プレーしよう。)
チャンドラー: But wait a minute though, how are we gonna get there? Because my Mom won't let me cross the street. (でも、ちょっと待って。どうやって、あっち[フットボールがプレイできる場所]に行ったらいいのかな? だって、俺のママは、一人で通りを越えさせてくれないんだ。)

Can I see you for a second? は、二人でこそこそ話す場合のセリフのようですね。
直訳すると、「少しの間、君と会える?」みたいなことですが、ここには複数の人がいるので、「ちょっと二人だけでいいかな?」みたいなことでしょう。

wuss は「弱虫、泣き虫、意気地なし、根性なし」。
実は、ネットスクリプトには、"Once!!" と書いてあるのですが、DVD英語字幕には "Wuss!" と書いてあります。
実際の発音を聞いても、また話の流れを考えても、やはり wuss が正しいようです。
フレンズ2-16その22 では、
レイチェル: Your mother's in heaven going, "Where the hell's my lily, you wuss!" (あなたのママは天国でこう言ってるわ、「私の(名前の)ユリは一体全体どこにあるっていうのよ、このいくじなし!」ってね。)
というセリフもありました。

今回は、モニカがロスに Wuss! と言っていることから、「ロスが両親の言葉に背くことに躊躇している」、つまり、「だって、僕らはやっちゃダメだって禁止されてるじゃないか…」みたいなことをうだうだ(←失礼)言っているんだろう、ということがわかりますね。

結局、モニカに説得されて、プレーすることにしたのですが、チャンドラーはそこで早速、茶化しています。
ロスたちの場合は「フットボールしちゃいけない」って親に言われてるみたいだけど、俺の場合は、「通りを勝手に渡っちゃいけない」って言われてるんだ、と言っています。
まるで校区外に出ちゃいけない小学生みたいですが(笑)、そういう、「親のいいつけを守らないといけないような年頃の子供」の会話のようになっているわけですね。


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posted by Rach at 12:03| Comment(2) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月03日

呪いが解けるその2 フレンズ3-9その5

モニカのラフプレーは反則だ、と抗議するロスですが、
モニカ: (to Chandler and Joey) I won the game. ([チャンドラーとジョーイに] 私は試合に勝ったのよ。)
ロス: Oh yeah? Then how come you didn't get the Geller Cup? (あぁ、そう? そしたら、どうしてモニカはゲラー・カップをゲットできなかったの?)
レイチェル: Um, there was a Geller Cup? (まぁ、ゲラー・カップというのもあったの?)
ロス: Yes, it was the trophy you got if you won the game. But our Dad said, "Nobody won that game," and he was sick of our fighting. So he took the trophy .... (pauses to collect himself, as he is on the verge of tears saying this) threw it in the lake. (そうだよ。もし試合に勝ったら貰えるトロフィーなんだ。でも、パパは言ったんだ、「その試合の勝者はいない。」って。そして、パパは僕たちの争いにげんなりして、そのトロフィーを取り上げて… [落ち着くために一呼吸おく、その時ロスは、これを言うのに今にも泣きそうになる] そのトロフィーを湖に投げたんだ。)
チャンドラー: And was the curse lifted? (そして、呪いは解けた?)

the Geller Bowl に続いて、今度は the Geller Cup という言葉まで出てきました。
今さらですが、cup は a coffee cup などのいわゆる「カップ」「茶碗」のことで、ここでの cup は「優勝杯」のことですね。
そういう優勝杯を争って競う試合のことも、cup と呼びます。
嬉しそうに、「そんなものまであるの?」という感じのレイチェル。
確かに、ゲラー家内での毎年恒例の試合にしては、えらく本格的ですねぇ。

collect oneself は「心を落ち着ける、気を取り直す、気を静める」。
collect は元々「集める」という意味なので、動揺している時に、頭が混乱して、気持ちや考えがまとまらない時に、それを寄せ集めて一つの考えにまとめる、みたいなニュアンスがあるのかな、と思います。
get oneself together 「落ち着く、自制する」という表現もありますが、それと似たニュアンスでしょうか。

on the verge of は「今にも…しようとして」。
on the verge of tears だと「今にも泣きそうになって」ですね。

トロフィーを湖に投げた、の後の、チャンドラーのセリフ、And was the curse lifted? には大笑いしてしまいました。
湖というのは、昔話や神話などで、神様や精霊が住んでいると思われているような場所ですね。
そこに何かを投げ入れると、それで呪いが解ける、という展開もよくあるように思います。
そういうものをイメージして、「そのゲラー・カップのトロフィーを湖に投げたら、何かにかけられていた呪いが解けました…めでたし、めでたし…ってなったの?」と、その「湖に投げる」という大袈裟な行為を茶化しているのです。

フレンズ3-8その19 でも「呪いが解ける」という表現が出てきました。
そこでは、"The curse is broken." と、動詞は break が使われていました。

今回の lift の基本的な意味は「持ち上げる」で、そこから、物理的な物体だけではなく、「封鎖・包囲」「関税」などの障害を取り除く、という意味にもなります。
lift a ban on なら、「…の禁止を解除する」という意味ですね。
何か障壁となっているものを「持ち上げて外す」というニュアンスでしょう。
呪いの場合も、大きな手(神かまたは神に匹敵するような大きな力)がそれを持ち上げて外すことで、呪いが解けたようなニュアンスが感じられますね。


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posted by Rach at 13:58| Comment(4) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月02日

あれは事故だった フレンズ3-9その4

モニカ: Well, every, every Thanksgiving um, we used to have a touch football game called The Geller Bowl. (そうね、毎年、毎年の感謝祭には、私たちはタッチフットボールの試合をしていたの。「ザ・ゲラー・ボウル」という名前の。)
チャンドラー: No, no, no, you say that proudly! (だめだめだめ、その名前は誇らしげに言わなくちゃ。)
モニカ: Anyway, Ross and I were always captains, and um, it got kind of competitive and one year, Geller Bowl VI, I accidentally broke Ross' nose. (とにかく、ロスと私はいつもキャプテンだったの。競争が激しくなって、ある年、ゲラー・ボウル6[第6回ゲラー・ボウル]で、私はついうっかり誤ってロスの鼻を折ってしまったの。)
ロス: It was so not an accident. She saw I was about to tag her, so she threw her big fat grandma-arm elbow in my face, and just kept running. (それは事故なんかじゃ全くないんだ。モニカは僕が彼女を捕まえようとしているのを見て、自分の大きな太った”グランマ・アーム・エルボー”を僕の顔に食らわして、走り続けた。)
モニカ: To score the winning touchdown, by the way. (それで勝利のタッチダウンを得点した、ってわけなんだけど。)
ロス: Whoa, whoa, whoa, ho, ho, ho, you did not win the game, The touchdown didn't count, because of the spectacularly illegal, oh and by the way savage, nose-breaking. (おいおいおい、モニカはその試合に勝ってないぞ。そのタッチダウンはカウントされてない。びっくりするほどのルール違反の、あぁ、それから「残忍な」、鼻の骨折のせいでね。)

ゲラー家の毎年恒例のタッチフットボールの試合に、「ザ・ゲラー・ボウル」というご大層な名前が付けられていたのを知って、「そんな誇らしい名前なら、もっと誇らしく言わなきゃだめだよ。」と茶化すチャンドラー。

accidentally は、フレンズ1-1その5 で詳しく説明しています。
その accidentally を意味ありげに強調すると、「ついうっかり、に見せかけて、ついうっかり、ってことにして」みたいな感じが出ますが、今回のモニカのセリフは、「本当に偶然なのよ、勢い余ってついうっかり、鼻を折っちゃっただけなのよ。」という文字通りの意味です。
悪い意図があってやったことではない、故意にやったのではない、あれは単なる事故なのよ、という言い訳ですね。

It was so not an accident. は、not の前に so が来ていますので、'not an accident' であることを強調しています。
絶対に事故なんかじゃない、というニュアンスですね。

tag はタグと日本語になっているように、「付け札、下げ札」です。
a name tag なら「名札」、a price tag なら「値札」ですね。
それが動詞になると、タグのようにくっつく、という意味で、「…に付きまとう、離れない」という意味になるようです。
また、tag には「鬼ごっこ」という意味もあります。play tag なら「鬼ごっこをする」ですね。
その意味の動詞だと、「(鬼ごっこで)(鬼が)(人を)捕まえる」という意味になり、野球では「(ボールを持って)走者にタッチ(してアウトに)する」という意味にもなります。

grandma-arm elbow のイメージがよくわからないのですが。
ネットで検索してみても、フレンズのスクリプトにヒットするくらいです。
grandma arm ですから「おばあちゃんの腕」なので、おばあちゃんの腕みたいに「たるんでいる」(笑)という形容なのかなぁ? それとも怒ったら怖いおばあちゃんのイメージで、「容赦のない強烈なエルボー、肘鉄」を食らわせた、みたいな意味でしょうか??

To score the winning touchdown, by the way. について。
この to は、前のロスのセリフに続けてモニカが語っているような感じで、She(Monica) threw her elbow, and kept running to score... という風に繋がるでしょうか。
この to は「…のために」ではなく、「そういう行為をした結果、こうなった」という「結果」を表すものと解釈した方が良さそうです。
「エルボーを食らわし、走り続けた」結果、それが「ウイニング・タッチダウンを得点する」のに繋がったのよ、結びついたのよ、というところですね。

by the way とおまけの情報を付け加えているのは、ロスは私の行為を非難しているけど、それは勝利に繋がる大事な場面だったのよ、こちらも必死だったんだから事故はやむを得ないのよ、という言い訳でもあるのでしょう。
ロスとしては、兄の顔を殴っておいて、「大丈夫?」と心配もせずに、そのまま just kept running 「ただ走り続けていた」モニカを非難しているわけですが、モニカは「試合を決める大事な局面で、立ち止まることなんてできないわよ、現にそれが勝利を決定付けたタッチダウンになったんだし。」と言いたいのです。

because of the spectacularly illegal, oh and by the way savage, nose-breaking. について。
because of の後ろには名詞が来て、「…のせいで、…のために」という意味になります。
この場合は、because of the nose-breaking 「鼻の骨折のせいで」タッチダウンは無効だと主張しているのですが、その nose-breaking を修飾する言葉として、spectacularly illegal, oh and by the way savage という言葉を挿入しているのですね。
spectacular は「目を見張らせる、アッと言わせる、鮮烈な」という形容詞で、spectacularly はその副詞形です。
「びっくりするほど違法な」、そして、oh and by the way savage 「あっ、そう言えば savage (残酷な、残忍な)でもあるよね」と、その nose-breaking という行為がどれほどのラフプレーであったかを説明しているのですね。


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posted by Rach at 09:15| Comment(2) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月01日

そんなこと言うのは誰? フレンズ3-9その3

ジョーイ: Chandler, you have to start getting over her, all right? If you play, you get some fresh air, maybe it'll take your mind off Janice, and if you don't play, everyone will be mad at you 'cause the teams won't be even. Come on. (チャンドラー、彼女を忘れることから始めないとだめだ、そうだろ? もし(フットボールを)プレーしたら、新鮮な空気をゲットできる、多分、それがジャニスを忘れさせてくれるだろう。もしお前がプレーしなかったら、みんな怒るぞ、だって、チームがイーブンにならない[人数が同じにならない]からさ。やろうよ。)
チャンドラー: Yeah, all right, I'll play. (わかったよ。プレーするよ。)
フィービー: Yay!! (やった!)
レイチェル: Let's do it! Ross? (やりましょう! ロスは?)
ロス: What? (何?)
レイチェル: Wanna play football? (フットボールをやりたい?)
ロス: Um, Monica and I aren't supposed to play football. (あぁ、モニカと僕はフットボールをやっちゃいけないことになってるんだ。)
ジョーイ: Says who? Your mom? (誰がそんなこと言うの? お前らのママか?)
モニカ&ロス: Yes. (うん。)

get over は「(問題を)克服する、打ち勝つ、乗り越える」、「忘れる、あきらめる」という意味。
フレンズ2-7その6 で、
レイチェル: I just want to get over him. Why can't I do that? (私はただ、ロスのことを忘れたいだけなのよ。どうしてそれが出来ないの?)
というセリフもありました。

start drinking よりも先にすることがあるだろ?、まずは彼女を忘れることから始めなきゃ(start getting over her)という意味で、同じように start という単語を使っているようです。

take your mind off Janice を直訳すると、「ジャニスから離れられないでいるお前の心を、ジャニスから引き離す、引き剥がす」みたいな感じですね。
ですから意味としては、お前がジャニスを忘れる、ジャニスにこだわらないようになる、みたいなことになるわけです。

ジョーイは Says who? と言っています。
これで「誰がそんなことを言うんだ?」という意味になるようですね。

英辞郎には以下の語義が載っています。
Says who?=(米俗)誰がそんなこと言ってるの?/そんなことを言ってるのはどこのどいつだ?
Says me.(私だ)あるいはSays he.(彼だ)などと答える。

また、Says you! というのも載っています。
Says you!=(俗)そんなこと言うのは君だけだ!/誰がそんなこと言ってるの?/誰もそんなこと信じないよ!/本当かな?/それはどうかな!/なんだと!まさか!/本当?

普通に英語にしようと思うと、「誰が言うの?」なら "Who says (that)?"、「誰が言ったの?」なら "Who said (that)?" になりそうな気がするのですが、この Says who? は倒置でしょうかねぇ??
英語では普通、Who says? という語順になるところを、わざとさかさまにすることで、「一体全体どこのどいつなんだ?」という「驚き、あきれている様子」が出ているのかもしれません(私の勝手な想像ですが)。

また、The person who says that is who? を省略した感じ、つまり、「(そんなこと)言う人って誰よ?」という意味に取れる気もします。
が、その語順(疑問詞が最後に来る)だと何だか日本語チックな感じもします。
The person who says that is you. なら英語として違和感はないので、Says you! はそれを略したもの、Says who? もその流れの中にある、ということかもしれません。(私としては、こちらを支持したいところですが、あまり根拠はありません)

ちょっと紛らわしいですが、Says who? ではなくて、Who says? がロングマン現代英英辞典には載っています。
(spoken) who says?: used to say that you do not agree with a statement, opinion etc
つまり、「ある発言や意見に同意しない、と言う時に用いられる」。
これは、「誰が(そんなこと)言うんだよ?」→「誰もそんなこと言うはずないさ。俺はその意見が正しいとは思わない。」みたいな反語的なニュアンスですね。

be not supposed to 「…してはいけないことになっている」と、誰かに禁止されている、止められているように言うので、「ママにダメよ!って言われてるのか?」と冗談で言ったら、それが本当だったのですね。
「子供かお前ら!」状態なので笑えます。


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