2008年01月21日

辞めるように促した張本人 フレンズ3-10その21

レイチェル: Hey-hey-hey that's funny! You're funny, Chandler! You're a funny guy! You know what else is really funny? (ねぇねぇねぇ、それって面白いわ! あなたって面白いわ、チャンドラー。あなたって面白い人ね。他に本当に面白いことを知ってるかしら?)
チャンドラー: Something else I might have said? ((面白いことって)俺が言ったかもしれない他のこと?)
レイチェル: I don't know, I don't know. Weren't you the guy that told me to quit my job when I had absolutely nothing else to do? Ha! Ha! Ha! Ha! Ha!! (さあね。わからないわ。私には他にすることが全くない時に、仕事を辞めるように言った人はあなたじゃなかったかしら? ハハハハハハ!)
ロス: Sweetie, calm down. It's gonna be okay. (ハニー、落ち着いて。大丈夫だよ。)
レイチェル: No, it's not gonna be okay, Ross. Tomorrow is my last day, and I don’t have a lead. Okay, y'know what, I'm just gonna, I'm just gonna call Gunther and I'm gonna tell him, I’m not quitting. (いいえ、大丈夫じゃないわ、ロス。明日は私の(仕事の)最後の日よ。そして、私は何も手掛かり[問題解決の糸口]がないのよ。私はただ、ただガンターに電話して、辞めないって言うわ。)
チャンドラー: You-you-you don't wanna give in to The Fear. (その恐怖に降伏したくはないんだろ?)
レイチェル: You and your stupid Fear! I hate your Fear! I would like to take you and your Fear.... (あなたとあなたのばかげた恐怖ね。私はあなたの言っているその恐怖ってやつを憎むわ。あなたとあなたの恐怖を…)
ジョーイ: (entering, interrupting Rachel) Hey! I got great news! ([入ってきて、レイチェルのセリフを遮って] ねぇ、すごいニュースだよ。)
チャンドラー: Run, Joey! Run for your life! (runs out) (走れ、ジョーイ! 死に物狂いで走れ! [チャンドラーは走り去る])


レイチェルがちょっと狂気じみたテンションなので、チャンドラーはびびっています。
what else is really funny って、先日の俺の発言、「仕事を辞めるのをたきつけたこと」を言ってるの?と怯えながら尋ねていますね。

履歴書に書く経験が少ないことをネタにしたチャンドラーに、そういう「nothing else to do」、ウェイトレス以外にすること・できることがない私に、仕事を辞めるように言ったのはあなたじゃない、あなたがその張本人じゃなかったかしら? そのあなたが私の経歴の少なさにケチをつけるのはおかしいわよ、笑えるわよ、と言っているようです。

lead はいわゆる日本語の「リード」で「優勢、勝ち越し」のような意味があります。
まだ「(問題解決の)きっかけ、手掛かり」という意味もあります。
lead という動詞は「(先に立って)導く、案内する」という意味なので、「先頭に立つ」という意味にもなるし、何がしかの結果に導く、という意味にもなるのでしょう。
have a lead over someone なら「(人)よりリードしている、優勢である」という意味で、have a lead on なら「…に関するきっかけ・手掛かりをつかんでいる」という意味になるようです。

今回の場合は、リードする対象となる相手がありませんし、後ろに over もありませんので、clue (きっかけ、手掛かり)の方ですね。

give in to は「…に屈する、降伏する、降参する」。
あなたがそんな「恐怖が必要だ」なんてバカなことを言うからこうなったのよ、とレイチェルは怒っています。
take you and your Fear の後がありませんが、take you & your Fear to Hell (with me)! とでも言うつもりだったのでしょうか?
「あなたとあなたの恐怖とやらを地獄に連れて行ってやる、私と一緒に地獄に落ちてもらうわよ」みたいな??

今、レイチェルが最高に怒っている時に、タイミング悪く入ってきたジョーイ。
ジョーイも同罪なんだから、お前も早く逃げろ、と言いながら、自分が先に逃げ出してしまうチャンドラー。
run for one's life は「必死に走る・逃げる」。
フレンズ3-4その10 にも出てきました。
この時もチャンドラーのセリフだったのですが、チャンドラーが自分自身に「逃げろ!」と叫んだ心の声でしたね。
まぁ誰でもそうですが、特にチャンドラーは、困った時にはとにかく逃げろ、と言いたくなるようです(笑)。


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2008年01月20日

大きなフォントの履歴書 フレンズ3-10その20

レイチェル: (entering) Okay, stop what you're doing. I need envelope stuffers, I need stamp lickers..... ([入ってきて] ねぇ、今やっていることをやめて。封筒に詰める人が必要なの。切手を舐める人が必要なの…)
ロス: Well hey, who did these resumes for ya? (ねぇ、レイチェルのためにこの履歴書を作ってくれたのは誰なの?)
チャンドラー: Me. On my computer. (俺だよ。俺のコンピューターでね。)
ロス: Well, you sure used a large font. (そうか、大きなフォントを使ったんだな。)
チャンドラー: Eh, yeah, well, ah, "Waitress at a Coffeehouse" and "Cheer Squad Co-Captain" only took up so much room. (あぁ、そうだよ。「コーヒーハウスのウェイトレス」と「チアリーダー・チームの共同キャプテン」だけで、かなりの部分を占めるようにね。)

stuffer, licker の -er はすべて「行為者」を指す語尾ですね。
stuffer, licker が一般的な表現かどうかは別にして、動詞に -er をつけることで「…する人」という意味なのはよくわかります。
封筒に書類を詰める人、切手を舐めて封筒に貼る人ということですが、アメリカ人も切手を舐めて貼るんですねぇ(私はノリを使いますが)。

フォントはすっかり日本語になっていますが、改めて英語の語義を調べてみると…。
ロングマン現代英英辞典では、
font: [countable]
(technical) a set of letters of a particular size and style, used for printing books, newspapers etc or on a computer screen

つまり、「本や新聞の印刷、コンピュータの画面などで使われる、特定のサイズや書体の文字のひとセット[ひとそろい]」

You sure の sure は副詞で「確かに」という意味ですが、used を強調しているようですね。
「大きなフォントを使ってるね、いや全く。」みたいな感じでしょうか。

cheer は cheerleader の cheer ですね。
squad は「隊、チーム、班」。スクワッドは日本語になっているような気もします。
co- は「共同、共通」。
co-author なら、「共同執筆者、共著者」。
この場合は、2人いるキャプテンのうちの一人だった、ということです。
一人だけのキャプテンよりも、経歴としては、少し格が落ちるのでしょうか?(笑)

take up room は「場所を占める、場所を取る」。
つまり、経歴が少ないから、文字を大きくした、ということのようです。
普通の履歴書のフォントだと、履歴の欄が空白だらけになってしまって、いかにも「私は経験がありません」と言っているようなので、フォントを大きくして、その2つの経歴だけで so much room を占めるようにしたんだ、ということですね。


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posted by Rach at 09:10| Comment(6) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月19日

意味深な「空腹感」 フレンズ3-10その19

ロス: Okay, the other night I was leaving the museum just as Laser Floyd was letting out of the planetarium. Without even trying, I sold 50 boxes! That's when it occurred to me. The key to my success: The munchies. So I ah, started hitting the NYU dorms around midnight. I am selling cookies by the case. They call me "Cookie Dude"! (よし話してやるよ。ある晩、ちょうどプラネタリウムのレーザー・フロイドが終わった頃に、博物館を出たんだ。何も努力しなくても、50個売れたんだよ。その時、僕に(ある考えが)ひらめいたんだ。僕の成功への鍵がね。「空腹感」だよ。それで、真夜中頃にNYU(ニューヨーク大学)の寮を訪ね始めたんだ。僕はクッキーを大きなケースごと売る。彼らは僕を「クッキー・デュード」って呼ぶんだよ。)

昨日は、レーザー・フロイドまでを説明しました。その続きです。

munch は「(食べ物を)むしゃむしゃ、ばりばり食べる」。
私が昨日書いた日本語訳では、The munchies =むしゃむしゃ食べるやつら、と訳したのですが、それについて、昨日の記事、フレンズ3-10その18 のコメント欄 でご指摘があり、また貴重な情報を教えていただきました。
その情報を参考に、私も再度、考え直してみました。

まず、昨日の訳を間違った理由について。(却ってこんがらがるという方は、(言い訳はここまで)までワープして下さい。)
昨日の日本語訳で、「むしゃむしゃ食べるやつら」と「人」のように訳してしまったのは、The munchies の munchies を動詞 munch 「むしゃむしゃ食べる」の3単現(3人称・単数・現在)だと思って、the person who munchies みたいな感じに捉えてしまったようです。
さらにそのイメージを「やつら」と複数化しているのは、the wounded 「負傷者」のように、「the+過去分詞形」で「集合的に人を表す」という表現のイメージが頭のどこかにあってそれとごっちゃにしてしまったようですね。
でも、こういう集合名詞の場合は「過去分詞形」でないといけないので、それを混同してしまうのは完全な間違いです。
3単現、つまり単数だと思っていながら、複数形の集合名詞を想像しているところは、一貫性に欠けるというか、致命的というか(笑)。
さらには、munch の3単現は、munches という綴りになり、munchies ではありませんから、ここは動詞ではない、ということです。
ではこの munchies は何かというと「名詞」ですね。
普通は、The munchies という形を見たらすぐに、「the+名詞の複数形」だと気付くと思うのですが、何故か私は「動詞を使った特殊な形」だと思い込んでしまったようで…思い込みって怖いわっ(笑)。
紛らわしいことを書いて申し訳ありませんでした。
(言い訳はここまで)

それで munchies を名詞だと思って考えると、辞書にそっくりそのままの表現が載っていました。
ロングマン現代英英辞典では、
munchies: [plural] (informal)
the munchies
a feeling of wanting to eat something, especially food that is not healthy for you
have/get the munchies
例) Get me a packet of crisps - I have the munchies.

つまり、「何か、特に自分にとってヘルシーでない食べ物を食べたいと思う感情」。
例文は、「ポテトチップスひと箱持ってきてくれ。無性に腹がすいてるんだ。」

ここでの munchies は名詞 munch の複数形、ということで、名詞の場合はもっぱらその複数形の形で用いられる、ということのようです。
単純に訳すと「空腹感」なのですが、ロスが言っているここでの空腹感は、ちょっと深い意味のある空腹感、なんですね。
コメント欄で「マリファナを吸って数時間すると無性にお腹がすく」という情報を教えていただいたのですが、今回はまさにそのことを言っているようです。
コメント欄で教えていただいたように、Wikipedia 英語版: Munchies にも cannabis (大麻、マリファナ)という言葉が出てきます。

Urban Dictionary にもそういう記載がありました。
Munchies:
When you get hungry after smoking weed. Usually people will eat a lot of junk food.

つまり、「マリファナを吸った後に空腹になると、たいていの場合は、大量のジャンクフードを食べる。」

ピンク・フロイドのプログレッシブな音楽のイメージが、マリファナを吸っていることを匂わせている、ということのようです。

また、dorm は dormitory 「(学校などの)寄宿舎、寮」の略なので、the NYU dorms は「ニューヨーク大学の寮」ということですね。
真夜中の大学の寮と聞いて、すぐにマリファナのイメージが浮かぶのかどうか?ですが、大学生がマリファナを吸う話は、アメリカの映画やドラマで時々出てくるようです。
フレンズ6-9 にも、ある人が大学時代に marijuana を吸って、ハイになった(got high)という話が出てきますし。

日本のドラマの場合だと、こんな風に実在する大学名を出して、それを示唆するセリフを言うのは非常にマズイ…ということになるでしょうね。
ある意味、日本語では忠実に訳したくても訳せない部分なのかもしれません。

夜遅いプラネタリウムが終わった後、夜中の大学の学生寮、どちらも「夜中で小腹が空いている(ラーメンでも食べたくなる…?)」みたいなイメージはすぐに浮かぶのでそういう「普通の空腹感」として解釈することも可能なのですが、このやり取りの最後に、やっぱり麻薬がらみかな、と思わせる部分がありますので、私も「マリファナによる空腹説」に賛成(?)します。
それは最後に説明します。

hit は「打つ」「当たる、当てる」ですが、ここでは「訪れる、訪問する」「トライする」みたいな感じでしょうか。
An severe earthquake hit the region. 「激しい地震がその地域を襲った」という場合は、災害などがその場所を襲う、ということで attack と似ていますね。
寮にアタックしてみた、などとも言えるかもしれません。
hit には「到達する」という意味もありますが、とにかく何かの対象物に「当たる」つまり「接触する」感じがあるんでしょうね。
日本語でも「こっちを当たってみる」などと言いますから、感覚は似ているのかもしれません。

started と過去形だったのに、ロスの話は後半、突然、現在(進行)形になっていますね。
フレンズ2-21その22 でも、過去形で何かを語っている時に、急に現在形に切り替わるセリフが出てきました。
その過去記事で、「ハートで感じる」大西先生が説明されていたことについて触れています。
今回のロスのセリフも、その時の自分の様子を臨場感を込めて語っているのでしょうね。
「僕は〜している、彼らは僕を…と呼ぶ!」と。

by というのは、「…単位で」。
by the dozen なら「ダース単位で」。
by the case は「ケース単位で、箱単位で」ということで、その箱は、クッキーの箱が入っている大きなダンボール箱を指すのでしょう。
小さな箱1個ずつを購入するのではなくて、「そのでっかい箱1箱分全部ちょうだい!」とまるで「大人買い」をしているかのような買い方をしている、ということです。
ものすごく空腹な若い兄ちゃんたちですから、買い方もダイナミックなわけですね。

dude は「人、やつ」ということで、「あんた」のような呼び掛け語としても使いますね。
man という呼び掛け語と似ているでしょうか。

この場合は「若い兄ちゃん」というニュアンスで、「クッキー野郎」「クッキー男」「クッキー・ガイ」、一番合いそうなのは、「クッキーのあんちゃん」みたいな感じかなぁ?

ロスが真似している、取り付かれたような、クッキー・デュード!という言い方がおかしいですね。
まるでゾンビがしゃべっているような感じなのですが、この時のうつろな表情とその言い方が「ラリっている」人のそれを真似しているように思えます。

昨日の時点では、「お腹がものすごくすいているのはわかるけど、どうしてこんな言い方をするんだろうなぁ」と思っていたのですが、ヤク中だと言われれば、あぁそうか、と納得できる気がします。


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posted by Rach at 08:48| Comment(3) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月18日

レーザー・フロイド フレンズ3-10その18

チャンドラー: So, how many you sold so far? (それで、これまでで何個売ったんだ?)
ロス: Check this out. Five hundred and seventeen boxes! (これを見てくれよ。517箱だぞ!)
チャンドラー: Oh my God! How did you do that? (そりゃすごい。どうやってそんなに売ったんだ?)
ロス: Okay, the other night I was leaving the museum just as Laser Floyd was letting out of the planetarium. Without even trying, I sold 50 boxes! That's when it occurred to me. The key to my success: The munchies. So I ah, started hitting the NYU dorms around midnight. I am selling cookies by the case. They call me "Cookie Dude"! (よし話してやるよ。ある晩、ちょうどプラネタリウムのレーザー・フロイドが終わった頃に、博物館を出たんだ。何も努力しなくても、50個売れたんだよ。その時、僕に(ある考えが)ひらめいたんだ。僕の成功への鍵がね。むしゃむしゃ食べるやつら、だよ。それで、真夜中頃にNYU(ニューヨーク大学)の寮を訪ね始めたんだ。僕はクッキーを大きなケースごと売る。彼らは僕を「クッキー・デュード」って呼ぶんだよ。)

How did you do that? は、何かすごいことをした相手に対して「すごいね、どうやったの?」と驚く時の決まり文句です。
フレンズ2-4その1 でも、鍋から鳩を出したレイチェルに、ダンカンという人がそのセリフを言っていました。

さて、Laser Floyd (レーザー・フロイド)とは何でしょう?
ネットでいろいろ検索していて以下のサイトを発見。
H.R. Macmillan Space Centre -Laser Shows- Laser Pink Floyd: The Wall
Seattle Center -Create your Seattle Center Experience!
また、ニューヨーク・タイムズの1992年11月15日の記事で、レーザー・フロイドが取り上げられているようです(↓)。
The New York Times: Dancing With the Galaxies on Laser Beams

上の各サイトの情報によると、どうやら、夜遅くにプラネタリウムで、ピンク・フロイドの音楽に合わせてレーザー光線を使ったショーがある、ということのようです。
「Pink Floyd の音楽に乗せた、音と光のスペクタクルショー」みたいなものでしょうか。
「それが終わった後」だから、遅い時間であることを示すセリフなのかな、と思います。

ピンク・フロイド (Pink Floyd)は有名なロックバンドですよね。
フレンズ1-2 のセリフにも、Pink Floyd が登場します。
大変面白いやり取りなのに、何故か過去記事では飛ばしているので、以下に一部を取り上げます。

フレンズ1-2 の冒頭、キスの重要性を説く女性陣に対して、
チャンドラー: Yeah, I think for us, kissing is pretty much like an opening act, y'know? I mean it's like the stand-up comedian you have to sit through before Pink Floyd comes out. (そう。俺たちにとっては、キスはほとんど前座みたいなもんだよ。つまり、ピンク・フロイドが登場するまでの間、ずっと座って(聞いて)なければいけないスタンダップ・コメディアンみたいなもんだよ。)
ロス: Yeah, and-and it's not that we don't like the comedian, it's that-that... that's not why we bought the ticket. (そうだよ。そして、僕らはコメディアンが嫌いだっていうわけじゃないんだ。ただ、コメディアンを見たくてチケットを買ったんじゃない、ってことなんだよ。)

チャンドラーの中では、キスは前座に過ぎなくて、後のメインの行為(笑)が、ピンク・フロイドのような大御所並みに重要だ!と訴えたいわけですね。
その後のロスのセリフも、キスが嫌いなわけじゃないけど、女性に優しくしたり…と自分がいろいろ尽くしてあげたことは、キスのためじゃないんだ、みたいなことですね(笑)。

ピンク・フロイドの話が長くなったので、続きは明日にします。


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posted by Rach at 11:34| Comment(3) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月17日

電卓で文字を書く フレンズ3-10その17

[Scene: Monica and Rachel's, Chandler is entering numbers on a calculator as Ross reads off how much he's sold.]
モニカとレイチェルの部屋。チャンドラーは計算機に数字を入力している。その時、ロスは自分がこれまでどれだけの量を売ったかを読み上げている。
ロス: Okay, 12. Twenty-two. Eighteen. (Chandler starts laughing) What? (よし、12、22、18。[チャンドラーは笑い出す] 何?)
チャンドラー: I spelled out boobies. (boobies って書いちゃった。)

read off は「(リスト、数字などを)すらすらと読み上げる」。
spell out は「文字を一字一字綴る」。
ですから、チャンドラーのセリフは、boobies っていう文字を書いちゃった、文字を綴っちゃった、みたいなことですね。
このセリフの意味「???」という感じだったのですが、DVDの日本語字幕にヒントが隠されていました。
日本語字幕は、
「逆に見ると”おっぱい”」
と書いてあり、その「おっぱい」の上に、BOOBIES というルビ(?)がふってあったのですね。
そう言われれば、使われているアルファベットは全部、数字に見えそうなものばかりのような…。
そう思いながら、"spell out boobies" でグーグル検索していると、

5318008 という数字を計算機で入力して逆さまに見ると boobies になる

という文章を発見したんですね。
試しに手元の電卓でやってみると、確かに大文字で BOOBIES と書いてあるように見える! これだわっ!(笑)。

上のロスの挙げた3つの数字を足すと、52にしかなりません。
何をどう足してもそんな凄い数(5318008)にはなりません。
チャンドラーは、ロスの言うのに合わせてボタンを押しているように見えて、実はちっとも計算をせずに、計算機で遊んでいただけだ、ということがわかるセリフなのでしょう。
実際の画面でも、チャンドラーは電卓をひっくり返して、boobies だ、とロスに示していますね。


モニカ: (comes up and starts looking through Ross's cookie supply) Ross, put me down for another box of the Mint Treasures, okay? Where, where are the Mint Treasures? ([近づいてきて、ロスのクッキーの支給品を調べ始める] ロス、ミント・トレジャーズをあと1箱分、私の名前を(リストに)書いておいて。ミント・トレジャーズはどこ、どこ?)
ロス: Ah, we're out. I sold them all. (あぁ、なくなっちゃったよ。それは全部売っちゃった。)
モニカ: What? (何ですって?)
ロス: Monica, I'm cutting you off. (モニカ、僕はモニカにやめさせようとしてるんだよ。)
モニカ: No. No, just, just, just a couple more boxes. It-it-it’s no big deal, all right? I'm-I'm cool. You gotta help me out with a couple more boxes! (だめ、だめ。ただ、ただ、ただあと2箱でいいの。大したことじゃないでしょ? 私は、私は冷静よ。ロスは私を助けてくれないといけないわ、あと2箱でいいの!)
ロス: Mon, look at yourself. You have cookie on your neck. (モニカ、自分を見てみなよ。首にクッキーがついてるぞ。)
モニカ: (covers her neck) Oh God! (runs to the bathroom) ([首を手で覆って] なんてこと! [トイレに走っていく])

out は「なくなって、品切れで」。
sold out の out のニュアンスですね。
We're out of .... で「(私たちは)…を切らしている、…が切れている」という意味になります。
フレンズ3-6その20 では、
チャンドラー: Do you have any beers? We're out of beers. (ビールあるかな? 俺たち、ビールを切らしちゃってさ。)
というのもありました。

cut off は「断つ、中断させる、やめさせる」。
cut 「切る」、off 「離れる、分離する」、で、その人を何かから「切り離す、分離する」イメージですね。
これは、「クスリを断つ」のように、何か依存しているものから切り離そうとする、やめようとさせるニュアンスでしょう。
モニカが動揺している、声が震えて同じ単語を繰り返しているさまは、明らかにヤク中の人のそれをイメージしていて、ただのクッキーの話がモニカにとっては随分と大袈裟な話になっていることがわかります(笑)。
甘いものがやめられなくて、つまり依存症になった結果、昔のモニカは激太りしていたわけなので、その症状がまたぶり返してしまった、という感じでしょう。
自分で冷静だ、と言っているところが却って冷静でないことを示している、ということですね。

首にクッキーがついてる、というのは、クッキーのかけらがついている、ということではなくて、「クッキーの食べ過ぎで首にクッキーが生えてきたよ」みたいなニュアンスなのでしょうかねぇ?
同じものばかり食べてる人に「そんなに団子ばっかり食ってたら、しまいに団子になってしまうで。」みたいに言ったりしますが(しませんか?)、そんな感じかなぁ。


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posted by Rach at 14:28| Comment(3) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月16日

トゥーウィークスノーティス フレンズ3-10その16

ガンター: Remind me to review with you which pot is decaf and which is regular. (どっちのポットがディカフェで、どっちがレギュラーかを君と一緒に復習するのを忘れないように僕に注意してね。)
レイチェル: Can't I just look at the handles on them? (そのポットについてるハンドルを見るだけじゃだめなの?)
ガンター: You would think. (君はそんな風に思うんだろうけど(違うよ)。)
レイチェル: Okay, fine. Gunther, y'know what, I am a terrible waitress. Do you know why I'm a terrible waitress? Because, I don't care. I don't care. I don't care which pot is regular and which pot is decaf, I don't care where the tray spot is. I just don't care. This is not what I want to do. So I don't think I should do it anymore. I'm giving my week's notice. (よし、いいわ、ガンター。ねぇ、私はひどいウェイトレスよ。どうして私がひどいウェイトレスかわかる? だって、私はどうでもいいの、どうでもいいの、どうでもいいのよ、どっちのポットがレギュラーで、どっちのポットがディカフェかなんて。どこがトレイスポットかもどうでもいいの。ただ、どうでもいいだけよ。これは私のしたいことじゃないもの。だから、私はもうこれ以上それをすべきじゃないと思うわ。1週間後に辞める、って宣言するわ。)
ガンター: What? (何だって?)
レイチェル: Gunther, I quit. (ガンター、私はやめるの。)
チャンドラー: (to Joey) Does this mean we're gonna have to start paying for coffee? (Joey shrugs his shoulders.) ([ジョーイに] これって、俺たちはこれからコーヒーの代金を払わないといけない、ってことになるのかな? [ジョーイは肩をすくめる])

remind me to は「僕に…するのを思い出させて、気付かせて、注意して」。
review はアマゾンのカスタマー・レビューなどからわかるように「批評、論評(する)」という意味ですが、この場合は、「復習する」という意味のようですね。
少し前にその違いを教えたのでしょう。
そして、ちゃんと覚えたかどうかまた後でチェックするからね、という話になっていて、そのことを僕が忘れるといけないから、復習するのを忘れていたらそれを教えてね、みたいなことでしょう。

handle で見分けがつくんじゃないの?と答えたレイチェルに、You would think. と答えるガンター。
「君はそんな風に思うんだね。君ならそう思うだろうね。」でも、実際は違うんだよ、ということを示唆しているのでしょうね。
そんなことかな、そう思うならそう思ってたら、みたいなことかなぁ、と。

notice は「通知、告知」。
without (previous) notice なら「予告なしに」。
on such short notice なら「直前の通知にも関わらず」。
そして、give a week's notice は「1週間前に解雇・退職の通知をする」。
解雇する側も、辞める側も、どちらも急に言うと、その後の処理が困るので、1週間の猶予が必要だ、ということですね。

2002年のサンドラ・ブロックとヒュー・グラントの映画に「トゥー・ウィークス・ノーティス」(原題: Two Weeks Notice)というのがありましたね。(邦題はカタカナそのまんまだ!)
Wikipedia 英語版: Two Weeks Notice
これまた見てないのですが(舞台がNYらしいので、見ないといけない!)、あらすじを見てみると、やはり2週間後に辞めるという辞表、から、このタイトルがついたみたいですね。
カタカナそのまんまのタイトルってどうかな?といつも思うのですが、こんな風にその意味が覚えられるのならいいかもしんない(笑)。

この緊迫した場面で、チャンドラーは「レイチェルが辞めたらコーヒー代を払わないといけなくなるのか?」と尋ねています。
気にしてるのはそれかい!?、さらには、今までコーヒー代を払ってなかったんかい!?という感じなのですが、実際は、自分たちのアドバイスのせいで、レイチェルが行動に出てしまったことにびっくりしているのでしょうね。
そういう冗談でも言わないと、やってられない、みたいな感じです。


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posted by Rach at 11:49| Comment(8) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月15日

動機づけとなる恐怖 フレンズ3-10その15

ジョーイ: If you ask me, as long as you got this job, you got nothing pushing you to get another one. You need The Fear. (俺に言わせると、レイチェルがこの仕事を持っている間は、他の仕事をゲットするように後押しするものがない。レイチェルには「恐怖」が必要なんだ。)
レイチェル: The Fear? (恐怖?)
チャンドラー: He's right. If you quit this job, you then have motivation to go after a job you really want. (ジョーイは正しいよ。もしレイチェルがこの仕事を辞めたら、その時に、本当にやりたい仕事を追い求める動機づけが持てる。)
レイチェル: How come you're still at a job that you hate, I mean why don’t you quit and get The Fear? (どうして、チャンドラーは嫌いな仕事に今でもついているの? つまり、チャンドラーも仕事を辞めて、その「恐怖」をゲットしたらどうなの?)
(Chandler and Joey both laugh)
チャンドラーとジョーイは二人とも笑う。
チャンドラー: Because, I'm too afraid.
(だって、俺は辞めるのがすごく怖いから。)
レイチェル: I don't know. I mean I would give anything to work for a designer, y'know, or a buyer.... Oh, I just don't want to be 30 and still work here. (わからないわ。だって、デザイナーとかバイヤーの元で働くためなら、私なら何だってあげちゃうわ[何を犠牲にしてもいいわ]。ただ、30歳でまだここで働いている、っていうのだけは嫌なの。)
チャンドラー: Yeah, that'd be much worse than being 28 and still working here. (そうだな、それは28歳でまだここで働いているっていうのより、ずっとひどいことだよね。)

If you ask me は「私の考えでは、私の意見では、私に言わせれば、私の考えを言わせてもらうとすると」。
「もし君が僕に意見を求めるとしたら、僕の意見はこうだよ。」と、自分の意見や考えを述べる時に前振りとして使うフレーズなんですね。

ジョーイにしてはまともなことを言っています。
とりあえず仕事があるし、少しはお金も入ってくるので、切羽詰ったところがない、他の仕事を探さなくちゃ!と必死になることがない、ということです。

The Fear つまり「恐怖というもの、そういう気持ちにさせる恐怖」が必要だといっていますね。
the がついて大文字にもなっているのは、その恐怖がどういう類の恐怖かが、話の流れからわかるからでしょうか。
「仕事を早く見つけなきゃ!」と焦りを生ませるような恐怖、ということです。

work for は「…に勤めている、…で働く、…に雇われている」。
for の後には会社名も来ますし、このように職種を表す人が来ることもあるのですね。
基本的な意味は「…のために働く」ということで、会社であったり、雇い人であったりするわけでしょう。

ですから、work for a designer は「レイチェルがデザイナーとして働く」のではなく、「上司がデザイナーである環境で働く」、つまり、デザイナーがいる会社(つまりファッション・ブランドの会社)とか、デザイナーのアシスタントとして働く、という意味でしょうね。
work for a buyer なら、百貨店のファッション売り場などでもいい、ということでしょう。
彼女自身がデザイナーとして働きたいのであれば、work as a designer になるでしょうね。

give anything を「何だってあげちゃう!」と訳すと、殿方が色めき立ちそうですが(笑)、この場合は、その夢をかなえるためなら、何を失っても怖くはないわ、今の仕事をやめることなんて全然怖くないわ、ということでしょう。

I just don't want to be 30 and still work here.
このセリフ、女性にとっては重いですねぇ(笑)。
一時的な仕事だと思っているのに、30歳になった時もまだこの仕事のままだったら…という絶望感、よくわかります。
女性というのはどうしてもそういう「年齢が大台に乗る」ということに敏感ですから(笑)。

その話を聞いて that'd be much worse than... と比較する対象を述べるチャンドラーですが…。
30歳でまだこの仕事をしている、っていうのは、28歳でまだこの仕事をしているのよりもひどいね、と言っています。
30歳という年齢を出さずにはいられない女心を皮肉っているのか、仕事の内容うんぬんじゃなくて、ただ単に年を取ることだけを比較しているわけですね。
状況が同じなら、より年齢が高いほうがいやだろうと。

ちなみに28歳という年齢は、このエピソードでのレイチェルの年齢ではないと思われます。
フレンズ7-14 でレイチェルが30歳になるという話が出てきます。
単純に計算すると、今の 3-10 では、25歳くらい、という設定でしょうか。
今25歳のレイチェルが、28歳くらいでは転職できているだろうか、さらには30歳くらいではどうなっているだろうか、というタイムラインを考えると、28歳でまだこのままでも辛いけど、さらには30歳でも転職できていなければ、より悲惨なことになってるね、と言いたいわけでしょう。


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posted by Rach at 12:11| Comment(5) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月14日

履歴書の代わりに送るもの フレンズ3-10その14

[cut to Gunther retraining Rachel.]
ガンターがレイチェルを再教育している画面にカット。
ガンター: And when you have a second later, I wanna show you why we don't just trap spiders under coffee mugs and leave them there. (そして、後で時間が空いた時に、僕らはどうして、コーヒーマグの下にクモを閉じ込めてそれをそのまま放置したりしないかを教えたいと思ってる。)
レイチェル: (sitting down next to Chandler) I'm training to be better at a job that I hate. My life officially sucks! ([チャンドラーの隣に座る] 私は私の嫌いな仕事がより上手くなるためにトレーニングをしてるのよ。私の人生は誰の目から見ても最低ね!)
ジョーイ: But, Rach, wasn't this supposed to a temporary thing? I thought you wanted to do fashion stuff. (でも、レイチェル。これは一時的な(腰掛けの)仕事だったはずじゃないの? 俺は、レイチェルはファッション関係の仕事をしたいんだと思ってた。)
レイチェル: Well, yeah! I'm still pursuing that. (えぇ、そうなのよ! 私はまだそれを[その仕事に就けるチャンスを]追い求めてるわ。)
チャンドラー: How, exactly, are you pursuing that? Y'know other than sending out resumes, like, what? Two years ago? (正確に言うと、どんな風にそれを追い求めてるの? ほら、履歴書を送った以外に。ほら、あれは2年前だっけ?)
レイチェル: Well, I'm also sending out.... good thoughts. (そうね、私は同じように送ってるのよ…良い思考をね。)

spider の話は、I wanna show you why we don't... 「どうして我々は常にそういうことをしないかを示したい」ということで、それは暗に、レイチェルがそういうことをしている、と言っているのですね。
レイチェルはカウンターでクモを見つけた時に、コーヒーマグを上からかぶせて、コーヒーマグの下の空間(?)の中にクモを閉じ込めたりするようです。
そして、それを捕まえて処分するとかならともかく、閉じ込めたまま、そのままほったらかしておく…と。
コーヒーを入れようとして、マグを手に持った時に、その下からクモが出てきて(場合によってはそれが死んでいて)、ウェイトレスや客がそれを見て「キャー!」てなことになったことが何回かあったのでしょう。
人に飲み物を出すカップの下でクモを捕まえちゃいけないんだ、ってことを、後でゆっくり、それがどういう結果を生むか説明するつもりなのでしょう。
どうしてそれがいけないか、ではなく、「どうしてレイチェル以外の従業員はそんなことをしないかを後で説明するよ。」と回りくどく言っているところが面白いわけですね。
そんなこと、衛生上よくないことだとわかるはずなのに、レイチェルはそこまで注意を払っていない、というのがわかるわけです。

officially は「公式に、公に」。
今までも何度か出てきてそのたびに日本語に訳しにくいニュアンスだなぁ、と思っていたのですが、今回のは「誰の目から見ても」みたいな感じが近いかと思います。
嫌いなことが上手くなるようにといやな訓練を受けている、なんて、「どこからどう見ても、誰の目から見ても明らかに」最低の人生だわね、という感じでしょう。

現状に文句を言っているレイチェルに、二人がアドバイス(?)をします。
嫌いだって言ってるけど、これは一生の仕事だと思ってるわけじゃないだろ?とジョーイは言っています。
temporary は「一時的な、臨時の」、
temporary job は「臨時の仕事、腰掛けの仕事」。
そういわれて、be still pursuing that 「依然として、まだ私はそれを pursue しているわ。」というのですが、そんな様子を見たことがないチャンドラーは鋭い指摘をします。
追求してる、追い求めてる、って君は言うけど、how, exactly で「正確に言って、どんな風に」追い求めてるのか?と聞いています。
俺の知ってる限りでは、君が具体的に行動していたのは、履歴書をあっちこっちに送っていたことくらいかな、それも、2年くらい前の話だし…と言っています。
その履歴書を送っていたのは、フレンズ1-18その1
今が、3-10 ですから、本当にほぼ2年前の話ですね。

あれから何にも送ったり(send out)してないだろ?と言いたげなチャンドラーに、他にも送ってる(send out)ものがあるのよ、と言いながら、good thoughts を挙げています。
「良い思念を送信している」みたいな感じでしょうか。
good thoughts をうまく訳しにくいのですが、「私はファッション関係の仕事がしたくてたまらないのよ。誰かこの熱意を受け取って!」みたいに、あっちこっちにそういう思念・思考をピピピと飛ばしてるのよ、みたいなことだろうと思います。


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posted by Rach at 10:26| Comment(14) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月13日

食べたから買わざるを得ない フレンズ3-10その13

ロス: Mon? (モニカは?)
モニカ: All right, I'll take one box of the Mint Treasures. One, and that's it. I-I started gaining weight after I joined the Brown Birds. (to Ross) Remember? Dad bought every one of my boxes and I ate them all? (そうね、ミント・トレジャーズを1箱もらうわ。1箱、それだけよ。私はブラウンバーズに加入した後で、体重が増え始めたんだもの。[ロスに] 覚えてる? パパが私の担当の箱を全て購入して、私がそれを全部食べちゃったのを。)
ロス: Ah, no Mon. Dad had to buy every one of your boxes because you ate them all. But ah, y'know, I'm sure that's not gonna happen this time. Why don't I just put you down for 3 of the Mint Treasures and just a couple of the Rudolphs? (あぁ、違うよ、モニカ。パパはモニカの箱をことごとく買わないといけなかったんだ。だって、モニカがそれを全部食べてしまったからね。でも、ほら、今回はそんなことは起こらない、って僕は確信するよ。ミント・トレジャーズ3箱とルドルフを2箱だけ、名前を書いておいてもいいだろ?)
モニカ: No. (だめよ。)
ロス: Oh, come on, now. You know you want 'em. (もう、いいじゃないか。自分でもわかってるだろ、それが欲しいってことに、気付いてるだろ。)
モニカ: Don't, don't, don't, don't, don't do this. (やめて、やめて、やめて、やめて。そんなことしないで。)
ロス: I'll tell you what, Mon, I'll give you the first box for free. (いいかい、モニカ。最初の1個は、ただであげるよ。)
モニカ: (she reaches out for it and stops) Oh God! I gotta go! (runs out) ([モニカはその箱に手を伸ばすが止める] あぁ、なんてこと! 行かなくちゃ[逃げなくちゃ]! [走り出す])
ロス: Come on! All the cool kids are eating 'em. (chases after her.) (ねぇ! かっこいい子供は全員それを食べてるよ。[モニカを追いかける])

every one of は「一つ残らず、どれもこれも」。
all 「全部」と同じことですが、一つ一つの箱をあれもこれも残らず全て、という感じが強調されるような気がします。

「娘が売らないといけないものだから、とパパが全部買ってあげた。モニカは全部それを食べた。」

「モニカが売る前にそれを全部食べてしまったから、パパはそのお金を払わないといけなくなった。」
とでは因果関係が全く異なります。
「ものは言いよう」というか(笑)。

Why don't you...? 「何故君は…しないの?」→「…したらどう?、…したらいいんじゃない?」
はよく出てきますが、Why don't I.... ? というのもあるんですね。
「何故僕は…しないのか?」→「別に僕が…してもいいじゃないか、してもいいだろ?」みたいなニュアンスになるのですね。

for free は「無料で」。
そのクッキーを食べ過ぎて太ったことを思い出したモニカは何とかその誘惑に打ち勝とうとします。挙句の果てには逃げ出します。
ロスが cool kids の話を持ち出したのは、小さい頃に「太るから我慢しなくちゃ」と思っていたモニカに、ロスがそういうことを言っていたんでしょうね。
ちょっとくらい太っても気にすることないさ、かっこいい男の子も全員それを食べてるんだからさ、って。


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posted by Rach at 10:28| Comment(6) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月12日

ルドルフ 赤鼻のトナカイ フレンズ3-10その12

ロス: ...and these come in the shapes of your favorite Christmas characters. Santa, Rudolph and Baby Jesus. (…それから、これはお気に入りのクリスマス・キャラクターの形になってる。サンタ、ルドルフ、そしてベイビー・ジーザス[赤ちゃんのイエス・キリスト]。)
ジョーイ: All right, I'll take a box of the cream-filled Jesuses. (よし、俺はクリームの入ったジーザスを1箱もらうよ。)
ロス: Wait a minute, one box? Come on, I'm trying to send a poor little girl to Space Camp. I'm putting you down for 5 boxes. Chandler, what about you? (ちょっと待ってよ、1箱? ねぇねぇ、僕は可愛そうな小さな女の子をスペースキャンプに送り出してあげようと思ってるんだよ。5箱つけとくね。チャンドラー、君はどう?)
チャンドラー: Ahh, all right. Do you have any coconut-flavored deities? (あぁ、そうだな。ココナッツ・フレーバーの神様はある?)
ロス: No, but ah, there's coconut in the Hanukkah Menorah-eos. I tell you what, I'll put you down for 8 boxes. One for each night. (ないな。でも、ハヌカ・メノリオスにココナッツが入ったものはある。よし、8箱購入って書いとくよ。毎晩1箱ずつね。)
(Chandler mouths 'Okay.')
チャンドラーは声には出さずに口だけで「オッケー」と言う。

ルドルフというのは、赤鼻のトナカイ(reindeer)の名前ですね。
発音は「ルードルフ」という感じ。
"Rudolph the Red-Nosed Reindeer" というフレーズがネットではたくさんヒットします。
Wikipedia 英語版: Rudolph the Red-Nosed Reindeer

2007年12月1日の日経新聞夕刊の「さぶかるウォッチング」に「ルドルフ」が取り上げられていました。
アメリカの人形アニメ「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」が、「ここ最近、日本の若い女性の間でも人気だ。」という記事でした。
上のウィキペディアに載っているジャケット写真はその人形アニメのものですね。
Amazon.co.jp ではこちら(↓)。
Amazon.co.jp: ルドルフ 赤鼻のトナカイ【通常盤】

箱にはベイビー・ジーザスの形をしたクッキーがたくさん入っているので、Jesus が複数形になっているのですね。
そんな風に人物名も複数形になります。

put down は「書き留める」ということでしょうね。
put your name down on the list は「リストに君の名前を書いておく」という感じでしょうか。
この団体では、誰がいくつ購入した、ということを記録しておかないといけないようです。
寄付のようなものですから、協力してくれた人の名前を記しておく、みたいなことでしょう。

deity の発音は「ディーアティ、デイアティー」。
「神」ということです。
特にキリスト教の神だけではなく、他の宗教の神も指すようですね。
ここでは、キリスト様に限らず、とにかく、ココナッツ・フレーバーのものがあれば、形はなんでもいいよ、みたいな意味で、deity という言葉を使っているのでしょう。

フレンズ1-7その1 で、Hanukkah (ハヌカ、ハヌカー)について少し触れています。
Wikipedia 日本語版: ハヌカー

ユダヤ教の宮清めの祭り、だそうで、祭りは8日間に渡って行われるそうです。
だから、8箱で、1晩1箱ずつ、になるのですね。
ココナッツのをと言ったばかりに、ハヌカ関係のものになってしまい、それで「8晩あるから」と勝手に8箱と決められてしまったので、チャンドラーは「しゃーねーな」みたいな苦笑いをしているのです。
キリスト教だけではなく、ユダヤ教徒用のクッキーも用意されている、ということですね。


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posted by Rach at 13:29| Comment(9) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする