昨日、日経新聞の1面に私の著書の書籍広告が掲載されたのですが、その効果は絶大だったようです。
昨日の記事を投稿した後、家の用事でパタパタしていて、パソコンを見ていなかったのですが、「そう言えば、広告を出したことで、アマゾンのランキングって上がってるのかなぁ?」と何の気なしに見てみたら…。
15:43 に見たランキングはなんと、
Amazon.co.jp ランキング: 本で115位
……えーっ!? 嘘でしょお!?
本で115位、ということは、本の総合ランキングで115位、ということ…ですよねぇ?
本のベストセラー というページでは、1位から100位までが表示されることになっているので、もう少しでその仲間入りってこと!?…と思うと、自分でも信じられません。
その後もちょくちょくランキングをチェックしていたのですが、私の見た中では、その115位が最高位でした。
多分、それが昨日時点での最高順位だったんだろうなぁ…と。
もっとマメにランキングの推移をチェックしておくんだった…(笑)。でも、正直、ここまで劇的に上がるとは予想していなかったので…。
今、この記事を投稿する直前の 8:34時点での順位は、
Amazon.co.jp ランキング: 本で257位
でした。
少し下がったとは言え、まだまだ頑張ってますね。
ということで、絶好調のランキングを見るなら今ですよっ!(笑)。
そのアマゾンのサイトはこちら(↓)。
Amazon.co.jp: シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法
アマゾンの在庫状況について。
4月19日の早朝の時点では、「在庫あり」になっていたのですが、15:43 時点では「通常4~5日以内に発送します。」に変わっていました。そして今は「通常3~5週間以内に発送します。」となっています。
どうやら、以前、お陰様で本が好調です の記事でご報告したのと同じく、また「アマゾンの配送センターの在庫がなくなった」ということみたいです。
嬉しいです!
昨日、本当に多くの方が私の本を買って下さった、ということなんですよねぇ。
アマゾンだけではなく、他のネット書店や、実際の本屋さんで買って下さった方もおられるのでしょうね。
本当に心から感謝しています。買って下さった方々、ありがとうございます!!
世の中にこれだけたくさんの本がある中で、わざわざお金を払って購入して下さった方々の、期待を裏切らないものであることを願っています。
私としては、自分の全てを出し切って書いた本です。
それを読んで何かしら感じていただけたらとっても嬉しいです。
最近は、フレンズ解説よりも本の状況を説明する記事が多くなってしまい申し訳ありません。
きっと、こんな記事ばかりでげんなりしておられる方も多いのではないかと…。
でも、自分がやってきたことが認められるのは本当に嬉しいのです。
私が好きでずっと続けてきたことは間違いではなかった!と思えるので。
その思いがまた、英語学習を続ける原動力となります。
英検やTOEICで良い結果が出た時、ブログや本に良い評価をいただいた時、そういう自分にとっての嬉しいニュースは、心ゆくまで喜ぶことにしています。
「自分へのご褒美」として、「そういうニュースを思いっきり喜んでもいいよ」と自分自身に言えるくらいに、自分のやったことに誇りを持っていたいと思うのです。
ですから、その喜びを、このブログ上で書くことをお許し下さい。
いつまでもそんな高順位が続くわけでもないとは思います。
ですが、その 115位が、「瞬間最高視聴率」ならぬ「瞬間最高順位」であったとしても(笑)、一瞬でもそんなところまで行けた!ということが、私にとっては大きな自信となります。
これからも、今までと同じように、楽しく英語を学んで行きたいと思います。
読者の皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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2008年04月20日
2008年04月19日
日経新聞1面に広告が掲載されました
本日、2008年4月19日(土)の日本経済新聞の第1面の書籍広告欄に、私の著書、シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法 の広告が掲載されました!
本の発売日は 3月19日でした。
ちょうど1ヶ月後の今日 4月19日に、このように広告が掲載されるというタイミングも何だか嬉しいです。(ただの偶然なのですが…笑)
土曜日の朝、ゆっくりじっくりのんびりと新聞に目を通す方々が、この広告に気付いて下さるといいなぁ、と思います。
本の宣伝として、著者から説明したい言葉はたくさんあるのですが、まずは、この本のタイトルを多くの方に見ていただけることが幸せだと思います。
「シットコムで笑え!」というのは、「楽しくきわめる英語学習法」を一言で表現したものだ、と自分では思っています。
著書の「はじめに」で、
「アメリカに行け!」「ネイティブに英会話を習え!」と同じレベルで、「シットコムで笑え!」と私はアドバイスしたい。
「シットコムで笑え!」は、「ネイティブの恋人を作れ!」の次に位置するような効果的な学習法だと私は思っている。
…と書きましたが、私は本当にそう信じています。
ですから、一見妙なこのタイトルに「何だこれは?」と目を留めて下さる方がいればいいな、と思います。
そして、「シットコム」が「シチュエーション・コメディ」の略であること、「フレンズ」や「フルハウス」「奥さまは魔女」のようなドラマを指すことをご存知の方だったら、「シットコムを使って英語を楽しく学ぶ方法なんだ」とわかっていただけると思いますし…。
これまでもネット上で多くの方とお会いしました。
実際にコメントのやり取りをしていない方でも、私のブログのタイトルをぼんやり覚えておられる方がもしかしたらおられるかもしれません。
その方がこの広告を見て、「あれ、あのブログが本になったのか?」と思って、本に興味を持って下さったり、またブログを見に来て下さったりしたら嬉しいなと思います。
本を出版するにあたり、著者として「譲りたくなかったこと」がいろいろあるのですが、本のタイトルに「シットコムで笑え!」というフレーズを使ってもらうことは私の希望でした。
もちろん、出版社の方に反対されたら、あきらめるつもりにはしていましたが、幸運なことにその願いを聞いていただくことができました。
ブログと本の両方が補完し合って、一つの私の学習論が完成する…ですから、どちらにもそのフレーズを入れたかったのですね。
『シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法』 という本
『シットコムで笑え! 海外ドラマ「フレンズ」英語攻略ガイド』 というブログ
その二つのメディアで「英語学習者」としての意見を発表できることが、何より幸せです。
このブログがなければ、この本は決して発売されることはありませんでした。
また、この本で述べている学習法を具体的な形で皆様にお見せできるのが、このブログだと思っています。
ですから、その共通したキーワードの「シットコムで笑え!」を、「日本経済新聞」という、非常に沢山の方がご覧になるメディアの広告に出させてもらえたことは、本当に嬉しいしありがたいのです。
今まで、私の本もブログも全くご存知なかったという方々にも、私の学習法を知っていただく良いチャンスになると信じています。
やはり本を出したことで、私の英語学習者としての人生も、そして私の人生そのものも、大きく変わったのだと思います。
今が人生の頂点なのかもしれませんが(笑)、「あの時は良かったなぁ…」と懐かしく回顧するだけの人生にならないように、これからも日々成長して行きたいと思っています。
ここまで来ることができたのは、ひとえに応援して下さった読者の皆様のお陰です。
本当にありがとうございました。
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ちょうど1ヶ月後の今日 4月19日に、このように広告が掲載されるというタイミングも何だか嬉しいです。(ただの偶然なのですが…笑)
土曜日の朝、ゆっくりじっくりのんびりと新聞に目を通す方々が、この広告に気付いて下さるといいなぁ、と思います。
本の宣伝として、著者から説明したい言葉はたくさんあるのですが、まずは、この本のタイトルを多くの方に見ていただけることが幸せだと思います。
「シットコムで笑え!」というのは、「楽しくきわめる英語学習法」を一言で表現したものだ、と自分では思っています。
著書の「はじめに」で、
「アメリカに行け!」「ネイティブに英会話を習え!」と同じレベルで、「シットコムで笑え!」と私はアドバイスしたい。
「シットコムで笑え!」は、「ネイティブの恋人を作れ!」の次に位置するような効果的な学習法だと私は思っている。
…と書きましたが、私は本当にそう信じています。
ですから、一見妙なこのタイトルに「何だこれは?」と目を留めて下さる方がいればいいな、と思います。
そして、「シットコム」が「シチュエーション・コメディ」の略であること、「フレンズ」や「フルハウス」「奥さまは魔女」のようなドラマを指すことをご存知の方だったら、「シットコムを使って英語を楽しく学ぶ方法なんだ」とわかっていただけると思いますし…。
これまでもネット上で多くの方とお会いしました。
実際にコメントのやり取りをしていない方でも、私のブログのタイトルをぼんやり覚えておられる方がもしかしたらおられるかもしれません。
その方がこの広告を見て、「あれ、あのブログが本になったのか?」と思って、本に興味を持って下さったり、またブログを見に来て下さったりしたら嬉しいなと思います。
本を出版するにあたり、著者として「譲りたくなかったこと」がいろいろあるのですが、本のタイトルに「シットコムで笑え!」というフレーズを使ってもらうことは私の希望でした。
もちろん、出版社の方に反対されたら、あきらめるつもりにはしていましたが、幸運なことにその願いを聞いていただくことができました。
ブログと本の両方が補完し合って、一つの私の学習論が完成する…ですから、どちらにもそのフレーズを入れたかったのですね。
『シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法』 という本
『シットコムで笑え! 海外ドラマ「フレンズ」英語攻略ガイド』 というブログ
その二つのメディアで「英語学習者」としての意見を発表できることが、何より幸せです。
このブログがなければ、この本は決して発売されることはありませんでした。
また、この本で述べている学習法を具体的な形で皆様にお見せできるのが、このブログだと思っています。
ですから、その共通したキーワードの「シットコムで笑え!」を、「日本経済新聞」という、非常に沢山の方がご覧になるメディアの広告に出させてもらえたことは、本当に嬉しいしありがたいのです。
今まで、私の本もブログも全くご存知なかったという方々にも、私の学習法を知っていただく良いチャンスになると信じています。
やはり本を出したことで、私の英語学習者としての人生も、そして私の人生そのものも、大きく変わったのだと思います。
今が人生の頂点なのかもしれませんが(笑)、「あの時は良かったなぁ…」と懐かしく回顧するだけの人生にならないように、これからも日々成長して行きたいと思っています。
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2008年04月18日
空っぽの花瓶って私のこと!? フレンズ3-12その25
[Scene: Monica and Rachel's, Monica is tying a ribbon to a vase.]
モニカとレイチェルの部屋。モニカは花瓶にリボンを結んでいる。
フィービー: What are you wrapping? (何をラッピングしているの?)
モニカ: Oh-ho, look what I got Julio. (あぁ、私がフリオに買ったものを見て。)
フィービー: Yeah, it's a vase. (あぁ、花瓶ね。)
モニカ: Yeah, just like the one in the poem. (えぇ、詩にあったもの[花瓶]とまさに同じよ。)
フィービー: Well, not exactly like the one in the poem. (ねぇ、詩の花瓶と全く同じものではないわ。)
モニカ: What do you mean? (どういう意味?)
フィービー: Remember how you said you were really dense about poetry? Oh. (hugs her) (あなたが本当に詩に疎いって言っていたこと覚えてる? あぁ。[モニカをハグする])
[Scene: The Moondance Diner.]
ムーンダンス・ダイナー。
モニカ: (to Julio) So I'm just an empty vase, huh? ([フリオに] それで、私はただの空っぽの花瓶なのね?)
フリオ: What? (何だって?)
ト書きの tying a ribbon to a vase の tying は tie 「…を結ぶ、結びつける」の -ing 形ですね。
tie+目的語+to+Aで、「目的語をAに結びつける、くくりつける」という意味になります。
研究社 新英和中辞典には、
Tie the horse to a tree. 馬は木につないでおきなさい。
という例文も出ています。
フレンズ3-12その16 で、フリオが書いた "The Empty Vase" という詩が出てきました。
モニカは「私は詩に疎いのよ」と言いながらも、この詩は気に入ったようでした。
が、フレンズ3-12その17 で、フィービーはこの詩の本当の意味をチャンドラーに説明しています。
つまり、「空っぽの花瓶=モニカ」だということを。
モニカはそのことに全く気付かず、その詩に出てきたような花瓶を買って、フリオにプレゼントするつもりのようです。
「get+目的語(人)+目的語(もの)」のように目的語を二つ取る場合、「人にものを買ってやる、人にものを手に入れてやる」という意味になります。
look what I got Julio. はその「目的語(もの)」が前に来た形で、「私がフリオに買ってあげたものを見て。」ということです。
自分が「空っぽ」だと言われたことに気付かず、嬉しそうにラッピングするモニカに、それは詩に出てきた花瓶とは違う、詩の中の花瓶には他の意味があるのだ、と示唆するフィービー。
「あなたは詩に疎いって言ってたでしょ。」、つまりは「あなたは詩の本当の意味がわかってないのよ。」と言っているのです。
フィービーがモニカをハグした後、画面がいきなりムーンダンス・ダイナーに切り替わります。
実際にフィービーがモニカに事情をあれこれ説明するシーンは出てきませんでしたが、このモニカのセリフを聞くと、フィービーから全てを聞いたのだな、ということがわかりますね。
テンポ良く話を進めるために、画面の切り替えが効果的に使われていると思います。
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モニカとレイチェルの部屋。モニカは花瓶にリボンを結んでいる。
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フィービー: Yeah, it's a vase. (あぁ、花瓶ね。)
モニカ: Yeah, just like the one in the poem. (えぇ、詩にあったもの[花瓶]とまさに同じよ。)
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モニカ: What do you mean? (どういう意味?)
フィービー: Remember how you said you were really dense about poetry? Oh. (hugs her) (あなたが本当に詩に疎いって言っていたこと覚えてる? あぁ。[モニカをハグする])
[Scene: The Moondance Diner.]
ムーンダンス・ダイナー。
モニカ: (to Julio) So I'm just an empty vase, huh? ([フリオに] それで、私はただの空っぽの花瓶なのね?)
フリオ: What? (何だって?)
ト書きの tying a ribbon to a vase の tying は tie 「…を結ぶ、結びつける」の -ing 形ですね。
tie+目的語+to+Aで、「目的語をAに結びつける、くくりつける」という意味になります。
研究社 新英和中辞典には、
Tie the horse to a tree. 馬は木につないでおきなさい。
という例文も出ています。
フレンズ3-12その16 で、フリオが書いた "The Empty Vase" という詩が出てきました。
モニカは「私は詩に疎いのよ」と言いながらも、この詩は気に入ったようでした。
が、フレンズ3-12その17 で、フィービーはこの詩の本当の意味をチャンドラーに説明しています。
つまり、「空っぽの花瓶=モニカ」だということを。
モニカはそのことに全く気付かず、その詩に出てきたような花瓶を買って、フリオにプレゼントするつもりのようです。
「get+目的語(人)+目的語(もの)」のように目的語を二つ取る場合、「人にものを買ってやる、人にものを手に入れてやる」という意味になります。
look what I got Julio. はその「目的語(もの)」が前に来た形で、「私がフリオに買ってあげたものを見て。」ということです。
自分が「空っぽ」だと言われたことに気付かず、嬉しそうにラッピングするモニカに、それは詩に出てきた花瓶とは違う、詩の中の花瓶には他の意味があるのだ、と示唆するフィービー。
「あなたは詩に疎いって言ってたでしょ。」、つまりは「あなたは詩の本当の意味がわかってないのよ。」と言っているのです。
フィービーがモニカをハグした後、画面がいきなりムーンダンス・ダイナーに切り替わります。
実際にフィービーがモニカに事情をあれこれ説明するシーンは出てきませんでしたが、このモニカのセリフを聞くと、フィービーから全てを聞いたのだな、ということがわかりますね。
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2008年04月17日
ステップとジャズハンズ フレンズ3-12その24
[Scene: Joey's dance audition, Joey is warming up.]
ジョーイのダンスオーディション。ジョーイはウォーミングアップ中。
ディレクター: Ah Joey. Joey Tribbiani? Listen Joey, I got a problem, I just got a call from my dance captain. He's having a relationship crisis and can't get out of Long Island. (あぁ、ジョーイ、ジョーイ・トリビアーニ? なぁ、ジョーイ、問題があるんだ。ダンスキャプテンからちょうど電話があってね。彼は恋愛問題の危機を抱えていて、ロングアイランドから出られない、って言うんだ。)
ジョーイ: So, does that mean the audition's off? (それで、それはオーディションは中止、っていう意味ですか?)
ディレクター: Listen Joey, seeing as you've got the most experience, I want you to take these dancers and teach them the combination. (聞いてくれ、ジョーイ。君が最も経験が豊富だから、君にこのダンサーたちを引き受けてもらって、彼らにコンビネーションを教えてやって欲しいんだ。)
ジョーイ: What? (何ですって?)
ディレクター: Aw, Joey, come on it's easy. Y'know, it's hand, hand, head, head... step, step, step, and jazz hands! (あぁ、ジョーイ、いいだろ、簡単だよ。ほら、ハンド、ハンド、ヘッド、ヘッド…ステップ、ステップ、ステップ、そしてジャズハンズ。)
ジョーイ: It's ah, "Steppity-step and jazz hands." (「ステッピティー・ステップとジャズハンズ」ですね。)
ディレクター: Have fun. (楽しんで。)
ジョーイ: Bye. (does the jazz hands) (さよなら。[ジャズハンズで手を振る])
ジョーイはオーディションに向けてウォーミングアップ中…なのですが、ダンスの経験がないジョーイは、どうやってウォーミングアップするのかも知らないようです。
他の人の見よう見まねで適当に腕を動かしているのが面白いです。
dance captain が来られない理由ですが、妙にシリアスな内容です。
風邪で…とか適当に言っておけばいいものを(笑)、have a relationship crisis だと説明しています。
男女間の問題でいまモメている最中だから、相手を置いてロングアイランドを離れるわけにはいかないんだ、ということですね。
ジョーイはダンスの経歴で嘘をついているのがバレるといやなので、できればダンスオーディションが中止になって欲しいと思っています。
その本音がつい口から出るのですが、事態は思わぬ方向に進みます。
seeing as は「…であるから(には)、…である点から見ると、…にかんがみて」。
seeing that とも言い換えられます。
意味としては、considering... 「…を考えると、考慮すれば」に近いですね。
フレンズ3-12その13 と フレンズ3-12その14 で、ジョーイが自分のダンスの経歴を以下のように偽っていることが判明しました。
チャンドラー: "Three years of modern dance with Twyla Tharp"? "Five years with the American Ballet Theatre"? (「トワイラ・サープの元でモダンダンスを3年」? 「アメリカン・バレエ・シアターで5年」?)
それをすっかり信じているディレクターは、ジョーイがこのメンバーの中で一番経験豊富だから、君がそのキャプテンの代わりにみんなに教えてやってくれ、と頼んでいるのですね。
その後、ディレクターが踊ってみせるのですが、フランス語のようなダンスの専門用語が延々続きます(ので、上のセリフではその部分を省略しました)。
ジョーイもその途中の部分は何をやっているのか全くわからないし、その専門用語にもなじみがないらしい。
ジョーイのセリフから、最後の step と jazz hands しか聞き取れていないことがわかります。
Steppity-step は「ステップなんとか」みたいな感じでしょうか?
とにかく「ステップみたいなこと」をすればいいんですね、という感じのはぐらかした表現かなぁと思います。
ダンスに詳しい人なら、このディレクターのやったコンビネーションを見て、「あぁ、これね!」とすぐに納得し、そっくりそのまま真似できるのでしょうが…。
ジャズハンズについてはこちら(↓)。
Wikipedia 英語版: Jazz hands
後のことを任されて、寂しそうに jazz hands で手を振るジョーイが面白い…というか可哀想ですねぇ。
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ジョーイのダンスオーディション。ジョーイはウォーミングアップ中。
ディレクター: Ah Joey. Joey Tribbiani? Listen Joey, I got a problem, I just got a call from my dance captain. He's having a relationship crisis and can't get out of Long Island. (あぁ、ジョーイ、ジョーイ・トリビアーニ? なぁ、ジョーイ、問題があるんだ。ダンスキャプテンからちょうど電話があってね。彼は恋愛問題の危機を抱えていて、ロングアイランドから出られない、って言うんだ。)
ジョーイ: So, does that mean the audition's off? (それで、それはオーディションは中止、っていう意味ですか?)
ディレクター: Listen Joey, seeing as you've got the most experience, I want you to take these dancers and teach them the combination. (聞いてくれ、ジョーイ。君が最も経験が豊富だから、君にこのダンサーたちを引き受けてもらって、彼らにコンビネーションを教えてやって欲しいんだ。)
ジョーイ: What? (何ですって?)
ディレクター: Aw, Joey, come on it's easy. Y'know, it's hand, hand, head, head... step, step, step, and jazz hands! (あぁ、ジョーイ、いいだろ、簡単だよ。ほら、ハンド、ハンド、ヘッド、ヘッド…ステップ、ステップ、ステップ、そしてジャズハンズ。)
ジョーイ: It's ah, "Steppity-step and jazz hands." (「ステッピティー・ステップとジャズハンズ」ですね。)
ディレクター: Have fun. (楽しんで。)
ジョーイ: Bye. (does the jazz hands) (さよなら。[ジャズハンズで手を振る])
ジョーイはオーディションに向けてウォーミングアップ中…なのですが、ダンスの経験がないジョーイは、どうやってウォーミングアップするのかも知らないようです。
他の人の見よう見まねで適当に腕を動かしているのが面白いです。
dance captain が来られない理由ですが、妙にシリアスな内容です。
風邪で…とか適当に言っておけばいいものを(笑)、have a relationship crisis だと説明しています。
男女間の問題でいまモメている最中だから、相手を置いてロングアイランドを離れるわけにはいかないんだ、ということですね。
ジョーイはダンスの経歴で嘘をついているのがバレるといやなので、できればダンスオーディションが中止になって欲しいと思っています。
その本音がつい口から出るのですが、事態は思わぬ方向に進みます。
seeing as は「…であるから(には)、…である点から見ると、…にかんがみて」。
seeing that とも言い換えられます。
意味としては、considering... 「…を考えると、考慮すれば」に近いですね。
フレンズ3-12その13 と フレンズ3-12その14 で、ジョーイが自分のダンスの経歴を以下のように偽っていることが判明しました。
チャンドラー: "Three years of modern dance with Twyla Tharp"? "Five years with the American Ballet Theatre"? (「トワイラ・サープの元でモダンダンスを3年」? 「アメリカン・バレエ・シアターで5年」?)
それをすっかり信じているディレクターは、ジョーイがこのメンバーの中で一番経験豊富だから、君がそのキャプテンの代わりにみんなに教えてやってくれ、と頼んでいるのですね。
その後、ディレクターが踊ってみせるのですが、フランス語のようなダンスの専門用語が延々続きます(ので、上のセリフではその部分を省略しました)。
ジョーイもその途中の部分は何をやっているのか全くわからないし、その専門用語にもなじみがないらしい。
ジョーイのセリフから、最後の step と jazz hands しか聞き取れていないことがわかります。
Steppity-step は「ステップなんとか」みたいな感じでしょうか?
とにかく「ステップみたいなこと」をすればいいんですね、という感じのはぐらかした表現かなぁと思います。
ダンスに詳しい人なら、このディレクターのやったコンビネーションを見て、「あぁ、これね!」とすぐに納得し、そっくりそのまま真似できるのでしょうが…。
ジャズハンズについてはこちら(↓)。
Wikipedia 英語版: Jazz hands
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2008年04月16日
職場で恋人に迫るセリフ フレンズ3-12その23
[Scene: Rachel's office.]
レイチェルのオフィス。
女性: (walking up to Mark) Here's the Shelli Segal stuff for December. ([マークに歩いて近づく] これが12月のシェリー・シーガルの件よ。)
マーク: (turning around) And wait, I've got something for you. (kisses her) ([振り向いて]あぁ、待って。君にあげるものがある。[彼女にキスをする])
女性: Mark! (マーク!)
マーク: It's okay, Rachel knows. (いいんだよ。レイチェルは知ってる。)
女性: Yeah, but even soo-- (そうね。でも、それでも…)
(Ross appears in the hallway just outside of Rachel's office.)
ロスはレイチェルのオフィスのすぐ外の廊下に現れる。
マーク: I can't help it, I'm just, I'm just crazy about you. (こうしないではいられないんだ。ただ、ただ、僕は君に夢中なんだよ。)
レイチェル: Ohhh! That is soo sweet! (gets up to get herself a cup of coffee) (あぁ! それってなんて素敵(な言葉)なの。[立ち上がって自分にコーヒーを入れる])
(Ross is eavesdropping in the hallway.)
ロスは廊下で聞き耳を立てている。
マーク: Okay, okay look, I know I'm being Mr. Inappropriate today, but it's just so tough, I mean, see you walking around, and I just wanna touch you and hold you. Come on, no one's around, just, just kiss me. (いいんだ、いいんだ。ねぇ、僕は今日、「ミスター・不適切」だってわかってる。でも、ただ、つらすぎるんだよ。ほら、君が歩き回るのを見ると、僕はただ君に触れて、君を抱き締めたくなる。おいで、回りには誰もいないよ。ほら、ただ僕にキスして。)
(They start to kiss, and Ross rushes into the office to break it up.)
二人はキスを始める。そしてロスはオフィスに駆け込んで、それを引き離す。
ロス: All right that's, that's it! Get off of her! (いいか、そこまでだ! 彼女から離れろ!)
マーク: What is going on? (何が起こってるんだ?)
ロス: What's going on? (throws the love bug at him) I'll tell you what's going on! (何が起こってるか、だって? [ラブ・バグを彼に投げつける] 何が起こってるか僕が教えてやるよ!)
レイチェル: (now standing behind Ross) Ross! ([今はロスの後ろに立っている] ロス!)
(Ross finally looks at the woman kissing Mark.)
ロスはマークとキスしている女性をやっと見る。
ロス: I have been down in your store for 20 minutes, trying to get a tie. What do I have to do to get some service? (turns to Rachel) Hi Rach. (He's puts his hand on her shoulder and she knocks it away.) (僕は下の君の店に20分もいたんだ。ネクタイを買おうとしてね。サービスを受けるには僕は何をしたらいいんだ?[どうしたらサービスを受けることができるんだ?] [レイチェルの方を向いて] やぁ、レイチェル。[彼は手を彼女の肩に置くが、レイチェルはそれを跳ねのける])
シェリー・シーガルについて。
DVD英語字幕では、Shelley Segal、ネットスクリプトでは、Shelly Siegal と書いてありますが、正しい綴りは Shelli Segal のようです。
Laundry by Shelli Segal というブランドがあるようですね。
楽天市場: Landry by Shelli Segal cshmere poncho ランドリー バイ シェリー シーガル カシミア ポンチョ
Amazon.com: Laundry by Shelli Segal: Apparel
inappropriate は「不適切な」。
フレンズ1-5その5 でも触れましたが、この inappropriate は、クリントン元大統領の疑惑の時に使われた inappropriate relationship 「不適切な関係」で有名ですね。
仕事場なのに、仕事中なのに、こんなことをするのは不適切だってわかってる、僕は「ミスター・不適切」「不適切くん」だと言っているのです。
今回のエピソード 3-12 では、Mr. (ミスター)という言葉が3回出てきます。
1回目は、フレンズ3-12その5 の、
ロス: Mr. Dickens gets to pick 'em. (ミスター・ディケンズがそれ[都市]を選ぶことになるんだ。)
2回目は、フレンズ3-12その21 の、
チャンドラー: And he's being Mr. Joe Sensitive. (そして彼は「ミスター・ジョー・センシティブ」になるんだぞ。)
そして3回目が今回の Mr. Inappropriate です。
1回目の Mr. は「ディケンズさん、ディケンズ氏」という敬称ですが、2回目と3回目の Mr. はどちらも性格や行為を形容する形容詞を用い、「そういう人、そういうことをする人」というニュアンスで使っています。
Mr. Joe Sensitive と、Mr. Inappropriate という表現が同じエピソードに出てきたのは単なる偶然かもしれませんが、もしかしたら脚本家の「言い回しの癖」みたいなものが出たのかもしれません。
外で声だけ聞いているロスにとっては、はらわたが煮えくり返る思いでしょうね。
レイチェルが "Ohhh! That is soo sweet!" と言っている声が聞こえるので、ロスは、マークの相手がレイチェルだと思い込んでしまう…うまい演出だと思います。
マークのキスの相手がレイチェルでないとわかって、とっさに怒っている別の理由をでっちあげるロス。
I have been down in your store for 20 minutes. は「継続」を表す現在完了形で、ネクタイを買うのに 20分間ずっと店にいた、ということですね。
ネクタイを買おうとしているのに、店員が誰も寄ってこない、サービスの伺いに来ない、一体この店はどうなってるんだ?と、上にあるこの事務所に文句を言いに来た風を装っているのですが…。
こんな下手な言い訳をするくらいなら、「相手がレイチェルかと思って気が動転したんだ…ほんとにごめん。」と素直に謝った方が良かったような気もするのですが…。
でも、ここまで怒った後ではそんなことも言えませんかねぇ。
knock は「たたく」ですから、knock away は何かを叩いて落とす、「たたき落とす、払い落とす」ということですね。
レイチェルは何も言っていませんが、その行為で怒っていることを示しているのですね。
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レイチェルのオフィス。
女性: (walking up to Mark) Here's the Shelli Segal stuff for December. ([マークに歩いて近づく] これが12月のシェリー・シーガルの件よ。)
マーク: (turning around) And wait, I've got something for you. (kisses her) ([振り向いて]あぁ、待って。君にあげるものがある。[彼女にキスをする])
女性: Mark! (マーク!)
マーク: It's okay, Rachel knows. (いいんだよ。レイチェルは知ってる。)
女性: Yeah, but even soo-- (そうね。でも、それでも…)
(Ross appears in the hallway just outside of Rachel's office.)
ロスはレイチェルのオフィスのすぐ外の廊下に現れる。
マーク: I can't help it, I'm just, I'm just crazy about you. (こうしないではいられないんだ。ただ、ただ、僕は君に夢中なんだよ。)
レイチェル: Ohhh! That is soo sweet! (gets up to get herself a cup of coffee) (あぁ! それってなんて素敵(な言葉)なの。[立ち上がって自分にコーヒーを入れる])
(Ross is eavesdropping in the hallway.)
ロスは廊下で聞き耳を立てている。
マーク: Okay, okay look, I know I'm being Mr. Inappropriate today, but it's just so tough, I mean, see you walking around, and I just wanna touch you and hold you. Come on, no one's around, just, just kiss me. (いいんだ、いいんだ。ねぇ、僕は今日、「ミスター・不適切」だってわかってる。でも、ただ、つらすぎるんだよ。ほら、君が歩き回るのを見ると、僕はただ君に触れて、君を抱き締めたくなる。おいで、回りには誰もいないよ。ほら、ただ僕にキスして。)
(They start to kiss, and Ross rushes into the office to break it up.)
二人はキスを始める。そしてロスはオフィスに駆け込んで、それを引き離す。
ロス: All right that's, that's it! Get off of her! (いいか、そこまでだ! 彼女から離れろ!)
マーク: What is going on? (何が起こってるんだ?)
ロス: What's going on? (throws the love bug at him) I'll tell you what's going on! (何が起こってるか、だって? [ラブ・バグを彼に投げつける] 何が起こってるか僕が教えてやるよ!)
レイチェル: (now standing behind Ross) Ross! ([今はロスの後ろに立っている] ロス!)
(Ross finally looks at the woman kissing Mark.)
ロスはマークとキスしている女性をやっと見る。
ロス: I have been down in your store for 20 minutes, trying to get a tie. What do I have to do to get some service? (turns to Rachel) Hi Rach. (He's puts his hand on her shoulder and she knocks it away.) (僕は下の君の店に20分もいたんだ。ネクタイを買おうとしてね。サービスを受けるには僕は何をしたらいいんだ?[どうしたらサービスを受けることができるんだ?] [レイチェルの方を向いて] やぁ、レイチェル。[彼は手を彼女の肩に置くが、レイチェルはそれを跳ねのける])
シェリー・シーガルについて。
DVD英語字幕では、Shelley Segal、ネットスクリプトでは、Shelly Siegal と書いてありますが、正しい綴りは Shelli Segal のようです。
Laundry by Shelli Segal というブランドがあるようですね。
楽天市場: Landry by Shelli Segal cshmere poncho ランドリー バイ シェリー シーガル カシミア ポンチョ
Amazon.com: Laundry by Shelli Segal: Apparel
inappropriate は「不適切な」。
フレンズ1-5その5 でも触れましたが、この inappropriate は、クリントン元大統領の疑惑の時に使われた inappropriate relationship 「不適切な関係」で有名ですね。
仕事場なのに、仕事中なのに、こんなことをするのは不適切だってわかってる、僕は「ミスター・不適切」「不適切くん」だと言っているのです。
今回のエピソード 3-12 では、Mr. (ミスター)という言葉が3回出てきます。
1回目は、フレンズ3-12その5 の、
ロス: Mr. Dickens gets to pick 'em. (ミスター・ディケンズがそれ[都市]を選ぶことになるんだ。)
2回目は、フレンズ3-12その21 の、
チャンドラー: And he's being Mr. Joe Sensitive. (そして彼は「ミスター・ジョー・センシティブ」になるんだぞ。)
そして3回目が今回の Mr. Inappropriate です。
1回目の Mr. は「ディケンズさん、ディケンズ氏」という敬称ですが、2回目と3回目の Mr. はどちらも性格や行為を形容する形容詞を用い、「そういう人、そういうことをする人」というニュアンスで使っています。
Mr. Joe Sensitive と、Mr. Inappropriate という表現が同じエピソードに出てきたのは単なる偶然かもしれませんが、もしかしたら脚本家の「言い回しの癖」みたいなものが出たのかもしれません。
外で声だけ聞いているロスにとっては、はらわたが煮えくり返る思いでしょうね。
レイチェルが "Ohhh! That is soo sweet!" と言っている声が聞こえるので、ロスは、マークの相手がレイチェルだと思い込んでしまう…うまい演出だと思います。
マークのキスの相手がレイチェルでないとわかって、とっさに怒っている別の理由をでっちあげるロス。
I have been down in your store for 20 minutes. は「継続」を表す現在完了形で、ネクタイを買うのに 20分間ずっと店にいた、ということですね。
ネクタイを買おうとしているのに、店員が誰も寄ってこない、サービスの伺いに来ない、一体この店はどうなってるんだ?と、上にあるこの事務所に文句を言いに来た風を装っているのですが…。
こんな下手な言い訳をするくらいなら、「相手がレイチェルかと思って気が動転したんだ…ほんとにごめん。」と素直に謝った方が良かったような気もするのですが…。
でも、ここまで怒った後ではそんなことも言えませんかねぇ。
knock は「たたく」ですから、knock away は何かを叩いて落とす、「たたき落とす、払い落とす」ということですね。
レイチェルは何も言っていませんが、その行為で怒っていることを示しているのですね。
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2008年04月15日
旧友が書いてくれた感想
本当に初期の頃からのブログ友達、まさに「旧友」の KIKKAさんが、ご自身のブログ
KEEP GOING 〜英語学習一緒にやろう!〜
の最新記事で、私の本を読んだ感想を書いて下さいました!
KIKKAさん、ありがとう!
その記事はこちらです(↓)。
Rachさんの本「シットコムで笑え!楽しくきわめる英語学習法」を読んで
satさんのブログ でKIKKAさんとお会いして、お互いのブログで初めてコメントを交換したのが、2005年8月30日。
私がブログを開始して2ヶ月半後のことでした。
ですから、本当に長いお付き合いになります。
今回、紹介して下さった記事では、私の本の感想だけでなく、Rach というブロガーのことをどんな風に思って下さっているかにも触れられていて、私は頬を染めつつも(笑)、嬉しく幸せな気持ちで読ませていただきました。
KIKKAさんが引用して下さっている拙著の「板書を機械的に写すだけなら、その黒板を写真にとってもいい…」の部分、その部分にKIKKAさんが興味を示して下さったのが嬉しいなと思いました。
著書でも触れ、ブログでも語ったことがありますが、私は「手書きのノートを取らない」人間です。
英語を学びながら、調べたこと、思いついたことのすべてをパソコン上のメモに記録しています。
そうすると、英語を勉強する時には、とにかくパソコンを立ち上げていないといけないことになるので、そういう意味では「面倒くさい」方法かもしれません。
が、自分が時間をかけて調べたり考えたりしたことを「後から有効利用」するには、結局これが一番手っ取り早い方法だと私は思っています。
フレンズ学習を始めた初期の頃、手書きのノートを作っていましたが、とにかく辞書の語義を写すだけで時間が取られました。(私は字を書くのがトロいのです…笑)
写している時は、ただ文字を目で追いながら、それを自分の文字として書いているだけで、写しながら、何か違うことを考えている自分がいるような気がしました。(「あ、字、間違っちゃった」とか、「我ながら、字が汚いなぁ」とか…笑)
時間ばかりかかって、そのわりに「勉強したなぁ」という実感も持てないことにいらいらして、思い切って自分用のノートパソコンを購入し、パソコンのワープロソフト、Microsoft Word (ワード)で記録するようになりました。(今は、「Microsoft メモ帳」を使ってますが)
パソコンに記録しておくだけでは何となく不安で、「こんなにやったんだ!」というのを目に見える形にしたい、という気持ちもあって、そのワードの文書を紙に印刷してファイリングしたこともありました。
が、それを再び見ることもありませんでした。
今ではただの「思い出の品」でしかありません。
私がブログを書いていて、「過去にもこれと似たフレーズが出てきたことがある!」と気付くことがありますが、もちろんその全てを正確に覚えているわけではありません。
「なんとなく」覚えているその状況や関係するキーワードから、自分のブログやメモを「検索」することで、それを発見するのです。
きっと手書きのノートだとこうはいかないでしょう。
書いた本人の私でさえ、自分の書いたことを全て覚えているわけではありません。
新しいものに出会って、古いデータをひっくり返して、それを見比べて…
その繰り返しが私の学習法です。
その学習法を実際にお見せしているのが、私のこのブログなのです。
手書きでメモるよりは面倒くさいかもしれないけれど、いったんデータとして入力した後は、その利用度は格段にアップします。
自分が過去に学習したことをデータベース化した後は、それを検索でフルに活用し、そこでじっくり「考える」ということに時間を使いたいと思うのです。
「Aという英文がBという日本語の意味になる」ということを「覚える・暗記する」
ことが大事なのではなく、
「Aという英文が、どうしてBという日本語の意味(やニュアンス)になるのかを理解する」
ことが大事だと思うのです。
英語の仕組みを理解することが、英語を理解することだと思うからです。
KIKKAさんが、私の学習法のことを
「必要な部分に膨大な時間をかけ、かけたくない部分は徹底して省いてある」
と書いて下さっていますが、それはまさに私の言いたかったことです。
自分が有効だと思うことには贅沢に時間を使えばいいし、人がなんと言おうと「そんなことしても、ちっとも私には身に付かない、私にとっては時間の無駄だ」と思うことはすっぱりやめる、それが大事なんだと思いますね。
自分で学習法を続けていると、徐々に自分の性格や習慣に合った方法に変わっていくはずだと思います。
無理のあるやり方では続かないからです。
きっと私もそうやって、自分で「無駄だ」「いやだ」と思う部分をそぎ落として行って、今の形に落ち着いているのだと思います。
それが自分にとって「自然でやりやすい形」なのだと。
私が「カスタマイズ」することを強調するのもそれですね。
何をしたらわからない、という人は、とにかく人のすること、それも「これはいいかも?」と思える方法を真似てみればいいのです。
自分用にカスタマイズするには、とにかくまずはやってみないと始まらない。
頭で考えるのと、実際にやってみるのとの間には大きな差がありますからね。
自分なりの方法を見つければ、あとはそれを信じて続けていくだけです。
それが苦痛ではなく、楽しいものであれば、続けていくことができると思います。
旧友の KIKKAさんが、ご自分の言葉で語って下さった私の本に対する感想…。
私自身が、私の学習法を見つめなおす良い機会になりました。
本当にありがとう!
著者の私の言葉ではなく、また別の英語学習者の方の意見から、私の本について、学習法について、何かを感じていただければ嬉しいと思っています。
(Rach からのお願い)
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KIKKAさんが引用して下さっている拙著の「板書を機械的に写すだけなら、その黒板を写真にとってもいい…」の部分、その部分にKIKKAさんが興味を示して下さったのが嬉しいなと思いました。
著書でも触れ、ブログでも語ったことがありますが、私は「手書きのノートを取らない」人間です。
英語を学びながら、調べたこと、思いついたことのすべてをパソコン上のメモに記録しています。
そうすると、英語を勉強する時には、とにかくパソコンを立ち上げていないといけないことになるので、そういう意味では「面倒くさい」方法かもしれません。
が、自分が時間をかけて調べたり考えたりしたことを「後から有効利用」するには、結局これが一番手っ取り早い方法だと私は思っています。
フレンズ学習を始めた初期の頃、手書きのノートを作っていましたが、とにかく辞書の語義を写すだけで時間が取られました。(私は字を書くのがトロいのです…笑)
写している時は、ただ文字を目で追いながら、それを自分の文字として書いているだけで、写しながら、何か違うことを考えている自分がいるような気がしました。(「あ、字、間違っちゃった」とか、「我ながら、字が汚いなぁ」とか…笑)
時間ばかりかかって、そのわりに「勉強したなぁ」という実感も持てないことにいらいらして、思い切って自分用のノートパソコンを購入し、パソコンのワープロソフト、Microsoft Word (ワード)で記録するようになりました。(今は、「Microsoft メモ帳」を使ってますが)
パソコンに記録しておくだけでは何となく不安で、「こんなにやったんだ!」というのを目に見える形にしたい、という気持ちもあって、そのワードの文書を紙に印刷してファイリングしたこともありました。
が、それを再び見ることもありませんでした。
今ではただの「思い出の品」でしかありません。
私がブログを書いていて、「過去にもこれと似たフレーズが出てきたことがある!」と気付くことがありますが、もちろんその全てを正確に覚えているわけではありません。
「なんとなく」覚えているその状況や関係するキーワードから、自分のブログやメモを「検索」することで、それを発見するのです。
きっと手書きのノートだとこうはいかないでしょう。
書いた本人の私でさえ、自分の書いたことを全て覚えているわけではありません。
新しいものに出会って、古いデータをひっくり返して、それを見比べて…
その繰り返しが私の学習法です。
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手書きでメモるよりは面倒くさいかもしれないけれど、いったんデータとして入力した後は、その利用度は格段にアップします。
自分が過去に学習したことをデータベース化した後は、それを検索でフルに活用し、そこでじっくり「考える」ということに時間を使いたいと思うのです。
「Aという英文がBという日本語の意味になる」ということを「覚える・暗記する」
ことが大事なのではなく、
「Aという英文が、どうしてBという日本語の意味(やニュアンス)になるのかを理解する」
ことが大事だと思うのです。
英語の仕組みを理解することが、英語を理解することだと思うからです。
KIKKAさんが、私の学習法のことを
「必要な部分に膨大な時間をかけ、かけたくない部分は徹底して省いてある」
と書いて下さっていますが、それはまさに私の言いたかったことです。
自分が有効だと思うことには贅沢に時間を使えばいいし、人がなんと言おうと「そんなことしても、ちっとも私には身に付かない、私にとっては時間の無駄だ」と思うことはすっぱりやめる、それが大事なんだと思いますね。
自分で学習法を続けていると、徐々に自分の性格や習慣に合った方法に変わっていくはずだと思います。
無理のあるやり方では続かないからです。
きっと私もそうやって、自分で「無駄だ」「いやだ」と思う部分をそぎ落として行って、今の形に落ち着いているのだと思います。
それが自分にとって「自然でやりやすい形」なのだと。
私が「カスタマイズ」することを強調するのもそれですね。
何をしたらわからない、という人は、とにかく人のすること、それも「これはいいかも?」と思える方法を真似てみればいいのです。
自分用にカスタマイズするには、とにかくまずはやってみないと始まらない。
頭で考えるのと、実際にやってみるのとの間には大きな差がありますからね。
自分なりの方法を見つければ、あとはそれを信じて続けていくだけです。
それが苦痛ではなく、楽しいものであれば、続けていくことができると思います。
旧友の KIKKAさんが、ご自分の言葉で語って下さった私の本に対する感想…。
私自身が、私の学習法を見つめなおす良い機会になりました。
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2008年04月14日
ロスが落ち込んだ時のHi フレンズ3-12その22
ジョーイ: And before you know it, she's with him. And you'll be all, "Ohh, man!" And he'll be all, "Yes!" And us, we'll be like, "Wh-whoa, dude!" And pretty soon you'll be like: (sadly) "Hi." And, and, and, "I can't go, Rachel and Mark might be there." And we'll be like, "Man, get over it! It's been four years!" (そして、ロスが気付かないうちに、レイチェルは彼と一緒にいる[レイチェルは彼とくっついちゃう]んだ。そして、お前はただ、「あぁ、なんてことだ!」、そして、彼はただ、「やったぞ!」 それで、俺たちはこんな感じ、「おぉ、ロス!」 そしてすぐにお前はこんな感じになるんだ [悲しそうに] 「はーい[やあ]。」、そしてそして、「行けないよ。レイチェルとマークがそこにいるかもしれない。」 そして俺たちは、「なぁ、忘れろよ! もう4年も経つんだぞ!」)
チャンドラー: He paints quite a picture, doesn't he? (彼は上手く描写してる、よな?)
before you know it を直訳すると、「君が知る前に」ですから、「君が気付く前に、知らないうちに、気付かないうちに」ということになります。
ジョーイの一人芝居が何だかヘンです(笑)。
ロスも唖然としてそれを聞いています。
セリフというよりも、感覚でしゃべっているのですが、よくそれぞれの感じは捉えていますね。
そのセリフだけを抜き出すと、抽象的な言葉が多く、事情を知らない人には意味不明だと思うのですが、いつもフレンズを見ている我々にとっては、ジョーイの言い方でそのセリフの意味はよくわかると思います。
ロスが落ち込んだ時のトレードマークの、テンションの低い、こもった感じの「はーい」も、特徴をうまく捉えていると思います。
最後のセリフで、ロスが4年経った後も、うじうじ悩んでいることがわかりますね。
ロスのことだから、4年後もまだそうやってマークとレイチェルのことにこだわっているんだろうな、とでも言いたいようですが。
paint a picture は「絵を描く」ですから、「絵を描くように詳細に説明する」という意味になるようです。
quite という強調語もついていますので、「描写が素晴らしい」という意味だろうと思います。
チャンドラーは多分、「あまりにセリフが抽象的、感覚的過ぎるよ。」と言いたくて、わざと「素晴らしい描写だ」と褒めたのだと思うのですが、私は、ある意味、ジョーイの描写力はすごいな、と感心しました(笑)。
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チャンドラー: He paints quite a picture, doesn't he? (彼は上手く描写してる、よな?)
before you know it を直訳すると、「君が知る前に」ですから、「君が気付く前に、知らないうちに、気付かないうちに」ということになります。
ジョーイの一人芝居が何だかヘンです(笑)。
ロスも唖然としてそれを聞いています。
セリフというよりも、感覚でしゃべっているのですが、よくそれぞれの感じは捉えていますね。
そのセリフだけを抜き出すと、抽象的な言葉が多く、事情を知らない人には意味不明だと思うのですが、いつもフレンズを見ている我々にとっては、ジョーイの言い方でそのセリフの意味はよくわかると思います。
ロスが落ち込んだ時のトレードマークの、テンションの低い、こもった感じの「はーい」も、特徴をうまく捉えていると思います。
最後のセリフで、ロスが4年経った後も、うじうじ悩んでいることがわかりますね。
ロスのことだから、4年後もまだそうやってマークとレイチェルのことにこだわっているんだろうな、とでも言いたいようですが。
paint a picture は「絵を描く」ですから、「絵を描くように詳細に説明する」という意味になるようです。
quite という強調語もついていますので、「描写が素晴らしい」という意味だろうと思います。
チャンドラーは多分、「あまりにセリフが抽象的、感覚的過ぎるよ。」と言いたくて、わざと「素晴らしい描写だ」と褒めたのだと思うのですが、私は、ある意味、ジョーイの描写力はすごいな、と感心しました(笑)。
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2008年04月13日
典型的なアメリカ人男性Joe フレンズ3-12その21
ロス: What am I gonna do? (僕はどうすればいいんだ?)
チャンドラー: Well, why don't you send her a musical bug? Oh, no, you already did that. All right, look, you're gonna have to go there yourself now, okay? Make a few surprise visits. (そうだな、ミュージカル・バグを送ったらどうだ? あぁ、お前はもうすでにそれをしたんだったな。いいか、なぁ、今、自分で彼女のオフィスに行くべきだと思うよ。ちょっとサプライズの訪問をするんだ。)
ロス: I don't know, you guys. (どうだろう[そうかな、よくわからないよ]。)
チャンドラー: All right, fine, don't do anything, just sit here and talk to us. Meanwhile, she is talking to him about you. And he's being Mr. Joe Sensitive. And she starts thinking, "Maybe this is the guy for me because he understands me." (よし、いいさ。(それなら)何もするな。ただここに座って俺たちとしゃべってろ。その間、レイチェルはロスのことを彼にしゃべってる。そして彼は「ミスター・ジョー・センシティブ」になるんだぞ。そして彼女は考え始める、「多分、この人が私にとっての(理想の)男性よ。だって彼は私を理解してくれるんだもの。」)
musical は「ミュージカル」ですが、この場合は、「音楽入りの、音楽の鳴る」みたいな意味の形容詞ですね。
a musical bug とはすなわち、フレンズ3-12その17 に出てきた a Love Bug (ラブ・バグ、愛の虫)のこと。
アドバイスを求めているのに、ロスがもうすでにやってしまったこと、それもレイチェルを怒らせたことをやってみたら?といじわるなことを言っているのです。
逆に言うと「そういうことするからいけないんだよ」とたしなめてもいるわけでしょうか?
アドバイスされて I don't know. と返事する場合は、その相手の言うことに対して、効果を見出していない、というニュアンスかなぁ、と思います。
「それがほんとうに良い方法かな。僕には判断できかねるよ。すぐにそうだね、って同意できないよ。」みたいな感じだと思います。
せっかくアドバイスしてやってるのに、そんな風に後ろ向きな答えしかしないのなら、ここでじっとしてろよ、というチャンドラー。
Mr. Joe Sensitive という名前について。
どうしてここで Joe という名前が突然出てきたか、ですが、Joe というのは「典型的なアメリカ人男性」を表す名前みたいですね。
研究社 新英和中辞典には、
Joe
3. (…を代表する)典型的な米国人男性
Joe College 米国の典型的な男子大学生
とあります。
また、
2. (米国の)兵隊、兵士
という意味もあります。
フレンズ3-4その21 で、G.I. Joe (G.I.ジョー)という兵隊さんの人形が出てきましたが、そのネーミングも、上の辞書の 2. や 3. の語義から来たのでしょうね。
sensitive には「敏感な、感じやすい、感性豊かな、繊細な、神経過敏の」などいろんな意味がありますが、この場合は「女の子の気持ちがわかる」という良い意味での「感受性の鋭い」「神経が細やか」という意味ですね。
Mr. Joe Sensitive を日本語風に言うと、「神経細やか太郎くん」みたいな感じでしょうか??(あまりイメージ湧きませんか?…笑)
the guy for me は「私に適した男性」ということでしょうね。
チャンドラーは、he understands me. の部分を、女性の口真似で言っています。
よく女の子はそういうことを言うもんな、とでもいいたげですが、確かにその通り(笑)。
「私のことをわかってくれる、理解してくれる」というのは、女性が惚れる条件の一つですからねぇ…。
(Rach からのお願い)
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チャンドラー: Well, why don't you send her a musical bug? Oh, no, you already did that. All right, look, you're gonna have to go there yourself now, okay? Make a few surprise visits. (そうだな、ミュージカル・バグを送ったらどうだ? あぁ、お前はもうすでにそれをしたんだったな。いいか、なぁ、今、自分で彼女のオフィスに行くべきだと思うよ。ちょっとサプライズの訪問をするんだ。)
ロス: I don't know, you guys. (どうだろう[そうかな、よくわからないよ]。)
チャンドラー: All right, fine, don't do anything, just sit here and talk to us. Meanwhile, she is talking to him about you. And he's being Mr. Joe Sensitive. And she starts thinking, "Maybe this is the guy for me because he understands me." (よし、いいさ。(それなら)何もするな。ただここに座って俺たちとしゃべってろ。その間、レイチェルはロスのことを彼にしゃべってる。そして彼は「ミスター・ジョー・センシティブ」になるんだぞ。そして彼女は考え始める、「多分、この人が私にとっての(理想の)男性よ。だって彼は私を理解してくれるんだもの。」)
musical は「ミュージカル」ですが、この場合は、「音楽入りの、音楽の鳴る」みたいな意味の形容詞ですね。
a musical bug とはすなわち、フレンズ3-12その17 に出てきた a Love Bug (ラブ・バグ、愛の虫)のこと。
アドバイスを求めているのに、ロスがもうすでにやってしまったこと、それもレイチェルを怒らせたことをやってみたら?といじわるなことを言っているのです。
逆に言うと「そういうことするからいけないんだよ」とたしなめてもいるわけでしょうか?
アドバイスされて I don't know. と返事する場合は、その相手の言うことに対して、効果を見出していない、というニュアンスかなぁ、と思います。
「それがほんとうに良い方法かな。僕には判断できかねるよ。すぐにそうだね、って同意できないよ。」みたいな感じだと思います。
せっかくアドバイスしてやってるのに、そんな風に後ろ向きな答えしかしないのなら、ここでじっとしてろよ、というチャンドラー。
Mr. Joe Sensitive という名前について。
どうしてここで Joe という名前が突然出てきたか、ですが、Joe というのは「典型的なアメリカ人男性」を表す名前みたいですね。
研究社 新英和中辞典には、
Joe
3. (…を代表する)典型的な米国人男性
Joe College 米国の典型的な男子大学生
とあります。
また、
2. (米国の)兵隊、兵士
という意味もあります。
フレンズ3-4その21 で、G.I. Joe (G.I.ジョー)という兵隊さんの人形が出てきましたが、そのネーミングも、上の辞書の 2. や 3. の語義から来たのでしょうね。
sensitive には「敏感な、感じやすい、感性豊かな、繊細な、神経過敏の」などいろんな意味がありますが、この場合は「女の子の気持ちがわかる」という良い意味での「感受性の鋭い」「神経が細やか」という意味ですね。
Mr. Joe Sensitive を日本語風に言うと、「神経細やか太郎くん」みたいな感じでしょうか??(あまりイメージ湧きませんか?…笑)
the guy for me は「私に適した男性」ということでしょうね。
チャンドラーは、he understands me. の部分を、女性の口真似で言っています。
よく女の子はそういうことを言うもんな、とでもいいたげですが、確かにその通り(笑)。
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2008年04月12日
紀伊國屋書店キノビジョンで紹介されます!
KINOビジョン(キノビジョン)とは、紀伊國屋書店が全国の店舗で上映している店頭映像ニュース(VISUAL BOOK NEWS)です。
今日 4月12日(土)から 4月25日(金)までの2週間、私の著書、「シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法」が、その KINOビジョンで紹介されます!!
KINOビジョンについての詳しい説明はこちら(↓)。
紀伊國屋書店が提供する店頭映像ニュース KINOビジョン
「上映店舗」をクリックしていただくと「上映店舗のご紹介」にジャンプします。
上映店舗は、店舗名が赤色で記載されています。
もし、皆様のお近くの紀伊國屋書店さんにキノビジョンが設置してありましたら、立ち止まって見ていただけると嬉しいです。
KINOビジョンのサイト情報によると、
1コマ20秒、露出回数4回/1時間
とのことですので、見逃してしまうと15分も待たないといけないことになるようですが…たまたま通りかかった時に放映されているといいなぁ(笑)。
また、この映像ニュースは、ネット上でも見ることができます。
(2008.4.26 追記)
店頭KINOビジョンでの放映が終了した後(4/26以降)は、この追記の後で紹介している紀伊國屋書店のサイトのニュースは新しいものに変わるので、私の本の紹介は見られなくなります。
ですが、以下のサイトで、過去の KINOビジョンを見ることができます。
Do-ga-den 紀伊國屋書店 新刊書籍情報番組 KinoVision
その「タイトル一覧」の「2008年4月12日号:前編」の「視聴する」をクリックすると、動画が始まります。
その 3分45秒から4分05秒 の間に、私の本の紹介が流れます。
(追記はここまで)
以下の3つのサイトそれぞれに、「インターネットホームページで配信されている VISUAL BOOK NEWS」へのリンクがはってあります。
1. 紀伊國屋書店が提供する店頭映像ニュース KINOビジョン (上で紹介したサイト)の下部
2. 紀伊國屋書店 ホームページ の右サイドバーの真ん中あたり
3. 紀伊國屋書店 BookWeb の左サイドバーの真ん中あたり
にリンクがあります。
そのリンクは、
本の上にオレンジ色のタイトルで、
VISUAL BOOK NEWS
最新の書籍情報を映像でお届けします
[隔週更新]
と文字が表示されるボックスです。
それをクリックすると、VISUAL BOOK NEWS (動画)が見られるウィンドウが開きます。
その中の
「教育と学習にお役立ち!」
をクリックすると、NOW PLAYING と表示され、そのジャンルの本5冊の紹介が始まります。
5番目のトリ(笑)に登場するのが、私の本です。
文字での説明と、それを読み上げて下さるナレーション付き!
「映画を字幕なしで見たい! それは、夢ではありません。」
「英検1級、TOEIC945点を実現した(私の)学習法を大公開!」
「シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法」
タイトルを読み上げられると何だか恥ずかしい…でもすごく嬉しいです!
動画の右側にある私の本のタイトルをクリックすると、紀伊國屋書店BookWebでの、私の本の紹介ページにジャンプします。
紀伊國屋書店BookWeb: シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法
ここからは関西ローカルな話になるのですが…(笑)。
大阪キタの梅田にある、紀伊國屋書店 梅田本店は、阪急電車のりば(2F)に向かう階段の両側に入り口があります。
その向かって左側の入り口(CO-BIG MAN側)のガラス越しに、テレビのモニターが4個見えます。
それがKINOビジョンだそうです。
(先日、キノビジョンはどこですか?と店員さんに尋ねた私…笑)
新宿本店は「100インチ大型モニター」らしいです。
大阪在住の私はそれを見られないので残念ですが、そんな大きなモニターで本が紹介されるなんてすごい。
私にとってはおなじみの梅田本店を始め、各地の紀伊國屋さんで私の本が紹介されるなんて、本当に幸せ!です。
少しでも多くの方に私の本を知っていただけるといいなぁ、と思います。
以上、嬉しいニュースのご報告でした。
(Rach からのお願い)
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今日 4月12日(土)から 4月25日(金)までの2週間、私の著書、「シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法」が、その KINOビジョンで紹介されます!!
KINOビジョンについての詳しい説明はこちら(↓)。
紀伊國屋書店が提供する店頭映像ニュース KINOビジョン
「上映店舗」をクリックしていただくと「上映店舗のご紹介」にジャンプします。
上映店舗は、店舗名が赤色で記載されています。
もし、皆様のお近くの紀伊國屋書店さんにキノビジョンが設置してありましたら、立ち止まって見ていただけると嬉しいです。
KINOビジョンのサイト情報によると、
1コマ20秒、露出回数4回/1時間
とのことですので、見逃してしまうと15分も待たないといけないことになるようですが…たまたま通りかかった時に放映されているといいなぁ(笑)。
また、この映像ニュースは、ネット上でも見ることができます。
(2008.4.26 追記)
店頭KINOビジョンでの放映が終了した後(4/26以降)は、この追記の後で紹介している紀伊國屋書店のサイトのニュースは新しいものに変わるので、私の本の紹介は見られなくなります。
ですが、以下のサイトで、過去の KINOビジョンを見ることができます。
Do-ga-den 紀伊國屋書店 新刊書籍情報番組 KinoVision
その「タイトル一覧」の「2008年4月12日号:前編」の「視聴する」をクリックすると、動画が始まります。
その 3分45秒から4分05秒 の間に、私の本の紹介が流れます。
(追記はここまで)
以下の3つのサイトそれぞれに、「インターネットホームページで配信されている VISUAL BOOK NEWS」へのリンクがはってあります。
1. 紀伊國屋書店が提供する店頭映像ニュース KINOビジョン (上で紹介したサイト)の下部
2. 紀伊國屋書店 ホームページ の右サイドバーの真ん中あたり
3. 紀伊國屋書店 BookWeb の左サイドバーの真ん中あたり
にリンクがあります。
そのリンクは、
本の上にオレンジ色のタイトルで、
VISUAL BOOK NEWS
最新の書籍情報を映像でお届けします
[隔週更新]
と文字が表示されるボックスです。
それをクリックすると、VISUAL BOOK NEWS (動画)が見られるウィンドウが開きます。
その中の
「教育と学習にお役立ち!」
をクリックすると、NOW PLAYING と表示され、そのジャンルの本5冊の紹介が始まります。
5番目のトリ(笑)に登場するのが、私の本です。
文字での説明と、それを読み上げて下さるナレーション付き!
「映画を字幕なしで見たい! それは、夢ではありません。」
「英検1級、TOEIC945点を実現した(私の)学習法を大公開!」
「シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法」
タイトルを読み上げられると何だか恥ずかしい…でもすごく嬉しいです!
動画の右側にある私の本のタイトルをクリックすると、紀伊國屋書店BookWebでの、私の本の紹介ページにジャンプします。
紀伊國屋書店BookWeb: シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法
ここからは関西ローカルな話になるのですが…(笑)。
大阪キタの梅田にある、紀伊國屋書店 梅田本店は、阪急電車のりば(2F)に向かう階段の両側に入り口があります。
その向かって左側の入り口(CO-BIG MAN側)のガラス越しに、テレビのモニターが4個見えます。
それがKINOビジョンだそうです。
(先日、キノビジョンはどこですか?と店員さんに尋ねた私…笑)
新宿本店は「100インチ大型モニター」らしいです。
大阪在住の私はそれを見られないので残念ですが、そんな大きなモニターで本が紹介されるなんてすごい。
私にとってはおなじみの梅田本店を始め、各地の紀伊國屋さんで私の本が紹介されるなんて、本当に幸せ!です。
少しでも多くの方に私の本を知っていただけるといいなぁ、と思います。
以上、嬉しいニュースのご報告でした。
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2008年04月11日
何でも話せる親友 フレンズ3-12その20
レイチェル: Look, I know what's going on here, okay? Mark explained it all to me. He said this is what you guys do. (ねぇ、ここで今何が起こっているかを私はわかっているのよ、いい? マークはそれを全部私に説明してくれたわ。彼は言ったの、これはあなたたち男性が(よく)することだって。)
ロス: Yeah well, if, if, if Mark said that, then Mark's an idiot. (そう、もしマークがそう言ったのなら、マークはバカだね。)
[Scene: Central Perk, Chandler, Ross, Joey are there.]
セントラルパーク。チャンドラー、ロス、ジョーイがそこにいる。
ジョーイ: Mark's a genius. (マークは天才だな。)
ロス: Why? How? How is he a genius? (なぜ? どんな風に? どんな風に彼は天才なんだよ?)
チャンドラー: Look, don't you see what's happening here? Instead of hitting on her right away, he's becoming her confidant. Now he's gonna be the guy she goes to, to complain about you. (いいか、ここで何が起こっているのかわかってないのか? いますぐ彼女をくどく代わりに、彼は彼女が心を打ち明けられる親友になりつつあるんだぞ。今に彼は、お前に関する不満を言うためにレイチェルが(相談に)行く男になるぞ。)
自分の恋人に他の男性を近寄らせないために「彼氏がいるんだよ!」ということをわからせるプレゼントを山ほど贈る…。
男性はそういうことをよくするのよね、マークもそう言ってたし…と言うレイチェルに対して、「そのマークは何もわかってないね、そんなこと言うなんて彼はバカだよ。」と返すロスですが…。
その後、画面が瞬時に切り替わり、ジョーイが「彼は天才だね」と言うタイミングが絶妙です。
上のセリフの he's becoming her confidant の confidant は、名詞で、「(秘密などを聞いてくれる、打ち明けられる)親友、腹心の友」。
ロングマン現代英英辞典では、
confidant [noun]:
someone you tell your secrets to or who you talk to about personal things
つまり、「自分の秘密や個人的なことを話す相手」。
見た目からもわかるように、confident, confidence などの関連語ですね。
DVDの英語字幕では、confidante と語尾に e がついています(ネットスクリプトでは confidant と表記されています)。
辞書を見ると、confidante は「confidant の女性形」だということですので、マークは男性ですから、confidant の方が正しいかな、と思ったので、上のセリフは confidant にしました。
もしくは、「女性の同性の親友」「何でも話せる女の子の親友」みたいなニュアンスで、わざと confidante という女性形で表現している、という可能性もあるのかもしれません。
ロスと喧嘩して、ロスの愚痴を言う相手が欲しい時、レイチェルはマークのところに行くことになる、ロスに対する不満をぶちまける相手がマークになる、とチャンドラーは言っています。
Instead of hitting on her right away, he's becoming her confidant. という分析が何とも秀逸ですね。
そんな風に恋人とモメた時に、すかさず口説いたりするのではなく、彼女の不満を聞いてあげて相談相手になってあげる…そうして彼女の信頼を勝ち取る…そのうちに、「あぁ、この人は私の今の恋人よりも私のことをよくわかってくれるわ!」となって、すっかり彼女の心を捉えてしまうことになる…と言っているのですね。
もしマークがレイチェルに対して好意を持っているとしたら、マークの作戦勝ちだね、彼は恋愛の天才、女心を掴む天才だね、とジョーイは言っているわけです。
ジョーイもチャンドラーもそれがわかっているのに、当事者のロスだけがそのことに気付かない…自分のことになるとわからないものなんですよねぇ(笑)。
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ジョーイ: Mark's a genius. (マークは天才だな。)
ロス: Why? How? How is he a genius? (なぜ? どんな風に? どんな風に彼は天才なんだよ?)
チャンドラー: Look, don't you see what's happening here? Instead of hitting on her right away, he's becoming her confidant. Now he's gonna be the guy she goes to, to complain about you. (いいか、ここで何が起こっているのかわかってないのか? いますぐ彼女をくどく代わりに、彼は彼女が心を打ち明けられる親友になりつつあるんだぞ。今に彼は、お前に関する不満を言うためにレイチェルが(相談に)行く男になるぞ。)
自分の恋人に他の男性を近寄らせないために「彼氏がいるんだよ!」ということをわからせるプレゼントを山ほど贈る…。
男性はそういうことをよくするのよね、マークもそう言ってたし…と言うレイチェルに対して、「そのマークは何もわかってないね、そんなこと言うなんて彼はバカだよ。」と返すロスですが…。
その後、画面が瞬時に切り替わり、ジョーイが「彼は天才だね」と言うタイミングが絶妙です。
上のセリフの he's becoming her confidant の confidant は、名詞で、「(秘密などを聞いてくれる、打ち明けられる)親友、腹心の友」。
ロングマン現代英英辞典では、
confidant [noun]:
someone you tell your secrets to or who you talk to about personal things
つまり、「自分の秘密や個人的なことを話す相手」。
見た目からもわかるように、confident, confidence などの関連語ですね。
DVDの英語字幕では、confidante と語尾に e がついています(ネットスクリプトでは confidant と表記されています)。
辞書を見ると、confidante は「confidant の女性形」だということですので、マークは男性ですから、confidant の方が正しいかな、と思ったので、上のセリフは confidant にしました。
もしくは、「女性の同性の親友」「何でも話せる女の子の親友」みたいなニュアンスで、わざと confidante という女性形で表現している、という可能性もあるのかもしれません。
ロスと喧嘩して、ロスの愚痴を言う相手が欲しい時、レイチェルはマークのところに行くことになる、ロスに対する不満をぶちまける相手がマークになる、とチャンドラーは言っています。
Instead of hitting on her right away, he's becoming her confidant. という分析が何とも秀逸ですね。
そんな風に恋人とモメた時に、すかさず口説いたりするのではなく、彼女の不満を聞いてあげて相談相手になってあげる…そうして彼女の信頼を勝ち取る…そのうちに、「あぁ、この人は私の今の恋人よりも私のことをよくわかってくれるわ!」となって、すっかり彼女の心を捉えてしまうことになる…と言っているのですね。
もしマークがレイチェルに対して好意を持っているとしたら、マークの作戦勝ちだね、彼は恋愛の天才、女心を掴む天才だね、とジョーイは言っているわけです。
ジョーイもチャンドラーもそれがわかっているのに、当事者のロスだけがそのことに気付かない…自分のことになるとわからないものなんですよねぇ(笑)。
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