[Scene: The Moondance Diner.]
ムーンダンス・ダイナー。
男性: (entering) Is there a Julio here? ([入ってきて] フリオさんはここにいますか?)
フリオ: (to him) I am Julio. ([彼に] 僕がフリオですが。)
(The rest of barbershop quartet enters, and joins him.)
バーバーショップ・カルテットの他のメンバーが入ってきて、彼に合流する。
男性: (singing) Mr. Pretentious
(Monica stands up in the background)
You think there's no one finer
Well, Your poems are unpublished
And you work in a diner
(♪ミスター・プリテンシャス[うぬぼれ屋さん]♪
[モニカは(カルテットの)後ろに立っている]
♪君は自分が一番だと思っているけど
ほら、君の詩は出版されない
そして君はダイナーで働く♪)
カルテット: You're no God's gift to women
That's all in your headdddd.
You are just a butt-munch
(♪君は…[ここでは省略します]
君の頭の中は女だけだ
君はただのバカだ♪)
バス担当: No one likes a butt-munch! (誰もバカは好きじゃない!)
カルテット: And you're also bad in bedd-edd-edd!
(♪そして、君はベッドの中でも最低だ〜!♪)
(Monica waves at Julio.)
モニカはフリオに手を振る。
ムーンダンス・ダイナーの様子が映ると、フリオは別の女性にキスしようとしているところ。
この女性は、フレンズ3-12その9 で、「フリオにアタックすべきよ。」と言っていたジェニーンのようです。
モニカだけではなく、他の女性にも色目を使っている、ということが、このシーンでわかりますね。
Is there a Julio here? について。
Julio という固有名詞に不定冠詞の a がついていますが、これは、a man named Julio 「フリオという名前の男性」という感じでしょう。
pretentious は「もったぶった、うぬぼれた、見栄を張った」。
You think there's no one finer は、Julio thinks there's no one finer than him. ということで、「フリオは自分より優れた人はいないと思っている」→「自分が一番だと思っている」ということです。
You're no God's gift to women について。
この部分の解説が長くなったので、それは明日にします。ごめんなさい。
That's all in your head の that's all は「それだけだ」ということですが、that はその前の women を指しているのだと思います。
「君の頭の中にあるのは、女のことばかりだ」という感じですね。
butt munch は、英辞郎によると、
butt munch=(軽蔑的)とんま、ばか、間抜け、愚か者、むかつくやつ、うっとうしいやつ
ダメ押しで、bad in bed つまり、エッチが下手だ、とまで言っています。
モニカは、してやったり!みたいな顔をしていますね。
ロスとレイチェルの件では、二人が大喧嘩になる原因を作ったバーバーショップ・カルテットでしたが、最後のオチでこんな風に登場したのには笑いました。
「愛しの彼女には逆効果だったけど、憎たらしい男に対してこんな風に使うこともできるのね」みたいな…(笑)。
(Rach からのお願い)
今回の記事、面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして下さい。
皆様の応援が、とても励みになっています。ありがとうございます。
人気ブログランキング
にほんブログ村 英語ブログ