2011年05月06日

お決まりの口癖が入れ替わる フレンズ5-20その4

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ロスの部屋にブレンダー(ミキサー)を取りに来たレイチェルは、ロスの元妻エミリーがロスに電話をかけてきたのを偶然聞いてしまいます。「明日、私は他の人と結婚する予定だけれど、あなたとあんなに早く別れてしまったことは間違いだったんじゃないかと思ってるの」というメッセージが留守電に吹き込まれるのを茫然とした顔で聞いていたレイチェルは、そのメッセージをモニカにも聞かせます。
[Scene: Ross's apartment, Rachel is playing Emily's message to Monica.]
ロスのアパートメント。レイチェルはエミリーのメッセージをモニカに再生して(聞かせて)いる。
エミリー: (on answering machine) Are you thinking about me? No, of course you're not. But if you are, call me tonight. Okay, bye. ([留守電で] あなたは私のことを考えてる? いいえ、もちろん考えたりしてないわよね。でももし私のことを考えているなら、今夜電話して。それじゃあ。)
モニカ: (does Rachel's) Nooo! ([レイチェルのを真似て] ノーー!)
レイチェル: (does Monica's) I know! ([モニカのを真似て] そうでしょ!)
モニカ: Well, thank God you were here! I mean, we have to erase that! (そうね、あなたがここにいてくれて良かった! だって、私たちはそのメッセージを消さないといけないもの!)
レイチェル: What? We can't do that! (何ですって? そんなことできないわ!)
モニカ: We have to! What if Ross hears that and then calls her back and then they get back together? Is that what you want? Ross back with that controlling, neurotic, crazy Emily? The Emily that wouldn't let him see you? (そうしなくちゃいけないのよ! もしロスがそれを聞いて、それから彼女に電話をかけ直して、その後、二人がよりを戻したらどうするの? それがあなたの望みなの? ロスがあの支配的で、神経質で、クレイジーなエミリーとまた一緒になるのが(望みなの)? ロスをあなたと会わせようとしなかった、あのエミリーよ?)
レイチェル: Noo! Oh no! No! God, no! He should not get back together with her. I mean, I know that! You know that! Even Ross knows that! But that still doesn't give us the right to erase his message! (だめよ! あぁ、だめだめ! なんてこと、だめよ! ロスはエミリーとよりを戻すべきじゃないわ。だって、そんなこと私はわかってる! モニカもわかってる! ロスでさえ、そのことはわかってるわ! でも、それでもそのことが、彼のメッセージを消す権利を私たちに与えるわけじゃないのよ!)

エミリーのメッセージは、Are you thinking about me? の後、you're not や if you are のような省略形が使われていますね。これはもちろん、No, of course you're not thinking about me. But if you are thinking about me, call me tonight. ということになります。
セリフとして聞く場合には、are という be動詞だけを残すことで、その後の thinking about me が省略されていることはわかると思いますが、実際に自分がこういう言い回しを使う場合でも、このエミリーのセリフのように、thinking などを続けずに、be動詞で止めておくという感覚を使えるようになりたいところだと思います。こういうのが、自然な英語、なのですね。

明日他人と結婚するはずのエミリーが、ロスにまだ未練があるようなメッセージを送ってきたので、ロスの妹モニカも驚いています。
モニカは、Nooo! と言っていますが、そのト書きには、does Rachel's とあります。
直訳すると、「レイチェルのものをする、レイチェルのをする」みたいな感じになりますが、これは「レイチェルの口癖を真似る」というようなニュアンス。
その後の、does Monica's も、「モニカのをする」→「モニカの口癖を真似る」ということです。
勝ち誇ったように、I know! と叫ぶのは、モニカの典型的な口癖として有名ですが、レイチェルの Nooo! の言い方も、ファンの間ではよく知られているものです。
女性陣のNo!の違いの話 フレンズ3-2その32 では、No! や、I know! という口癖について詳しく触れています。

今回のやり取りでは、モニカとレイチェル、それぞれの口癖が逆転している、という面白さがあるわけですね。
このエピソードを英語で普通に見ていて、それに気付いた方は、かなりのフレンズファンだと言えるでしょう。
ネットスクリプトでは、ト書きできちんとそのことについて触れてくれているので、初見では気付かなかった人も「ああ、そう言われればそうだ!」とわかったかもしれません。
こうやって、ファン同士でその「お遊び」をシェアできるのも、人気番組の楽しみの一つですよね。

こんな風に、お決まりの口癖が入れ替わる、というパターンは、ある意味、ジョークの王道とも言えます。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 3」でも、ドクのための墓標が、自分の墓標に変わるかもしれないと知ったマーティが、
マーティ: Great Scott! (なんてこった!)
ドク: I know. This is heavy. (そうだな。これはヘビーだ。)
というやり取りがありました。
バック・トゥ・ザ・フューチャー3部作を通じて、ドクはびっくりした時にやたらと Great Scott! と叫び、マーティは大変なことが起こるとすぐに Heavy. という言葉を使っていたわけですが、完結編のパート3 で、お互い、相手の口癖を使って驚きを表現し合っている、という面白さです。
逆転していることに気付けるからこそ、笑えるわけですよね。
こういう「お決まり」「お約束」に関連したジョークは、シリーズものならではの楽しさでしょう。

Thank God! は「ありがたい。助かった」。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
thank goodness/heavens/God : said to show that you are very glad about something
例) Thank goodness final exams are over.
for
例) Thank heavens for email!

つまり、「何かについて非常に嬉しいと思っていることを示す時に使われる」。
例文は、「最終試験が終わってくれて良かった!」「eメールがあって助かった!」

ロングマンの語義にも出ているように、God 以外にも、goodness や heavens も使われます。
goodness は good の名詞形で「善」という意味ですが、このような感嘆のニュアンスで God 「神」という言葉を使うのは好ましくない、という考え方があるために、よく似た goodness を God の婉曲語として使うわけですね。
Thank God! という言い回しはよく聞くのですが、アカデミックな辞書であるロングマンの例文では、God ではなく、goodness と heavens の方が使われています。God よりも、そちらの方を使っておく方が「無難」だということなのでしょうか?

レイチェルは、Thank God! を使って、「エミリーが電話してきた時、あなたがこの場所にいてくれて良かった」と言っています。
モニカはロスがそのメッセージを聞く前に消去すべきだと主張します。
「そんなことできないわ」というレイチェルに、モニカは、What if...? 「もし…したらどうするの?」を使って、メッセージを消さなかったら、どういう結果になると思う?と言っています。
What if... 以下の分では、and then というフレーズが2回出てきますが、これは、「こうして、それからその後こうなって、それからその後こうなったら、どうするの?」みたいに、次々に起こる事態を時系列でレイチェルに想像させている感覚ですね。
これを許すと、最終的にはこうなってしまうのよ、と説明している感覚です。
Is that what you want? を直訳すると、「それ(今言ったこと)があなたが望むことなの?」ということで、「それがあなたの望みなの? あなたはそんなことを望んでるの?」という決まり文句ですね。
「そんなこと、あなたが望んでるはずないわよね、そうでしょう?」みたいな気持ちが裏に込められています。

controlling は「人を支配するような」というニュアンスでしょう。
neurotic は「神経質な、神経過敏な」、さらには、crazy とまで言っていますね。
結婚式の頃までは、モニカはエミリーと仲が良かったのですが、その後、ロスが結婚式の誓いの言葉で、エミリーとレイチェルの名前を間違えてしまったために、エミリーは「もうレイチェルとは二度と会わないと約束して」などと言い始め、エミリーとフレンズたちとの関係がおかしくなってしまったのでしたね。

The Emily that wouldn't let him see you? について。
まず、wouldn't は「…しようとしなかった」という「拒絶」のニュアンス。
ロスをレイチェルを会わせようとしなかった、という感覚です。
that という関係代名詞で「レイチェルに会わせようとしなかったエミリー」という意味になっていますが、その Emily という固有名詞に the がついていますね。
エミリーというロスの元妻は、一人の人間として様々な面を持っているわけですが、その中でも特に、「レイチェルとの仲を勘ぐって、もう一生会わせないようにしようとした、”あの”エミリーよ」と限定したい感覚から、定冠詞の the がついているのでしょう。

あんなエミリーとロスが元の関係に戻ってもいいの?とモニカに問われ、レイチェルはそれを否定します。
get back together は「よりを戻す」。恋愛ドラマの頻出表現ですね。
I know that! You know that! Even Ross knows that! と that が続けて出てきますが、その that はすべて、その前の「ロスはエミリーとよりを戻すべきではないということ」を指しています。
私も、モニカも、当人のロスさえも、よりを戻すべきじゃないってことはわかってるわ、ということですね。
But that still doesn't give us the right to... は、「でも、それでも、そのことが私たちに…する権利を与えるわけではない」ということで、つまりは、「だからって、ロスへのメッセージをロス自身が聞く前に、他人の私たちが勝手に消してもいいってことにはならないわ」ということです。
レイチェルにしてみれば、「ロスがエミリーとよりを戻しちゃいけないけれど、このメッセージはやっぱり本人に聞かせるべきよ、彼にはそれを聞く権利があるんだから」というところですね。


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posted by Rach at 12:21| Comment(2) | フレンズ シーズン5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月02日

ウチニ、デンワ フレンズ5-20その3

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前回の続きです。
まるで刑事ドラマに出てくるようなセリフを使うジョーイに対して、
ギャリー: It's a witness, not a perp. And no one talks like that. (目撃者であって、犯人じゃない。それに(警官は)誰もそんな風に話さないよ[そんな話し方はしないよ]。)
ロス: Yeah. No one talks like that. (そうだよ。誰もそんな風に話さないよ。)
ジョーイ: Oh, what, like you're Mr. Cop? (ほお、何だよ、まるで自分がミスター警官みたいに(警官ぶっちゃって)。)
ロス: Hey, I'm more cop than you two. (おい、俺は君ら二人よりは警官ぽいよ。)
チャンドラー: How do you figure that? (どうしてそう思うわけ?)
ロス: Hello! I'm in the front seat, okay? I'm Gary's partner. (もしもし! 僕は前の座席にいるんだよ、いいか? 僕はギャリーのパートナーさ。)
チャンドラー: Y'know, when you say "partner," it doesn't sound cop. It sounds gay. (ほら、ロスが「パートナー」って言うと、警官っぽく聞こえないな。ゲイっぽく聞こえるぞ。)
ロス: Umm, jealous! (He drops the cherry and it turns on.) (あー、嫉妬しちゃって! [ロスは(手に持っていた)チェリー(パトカーの屋根につけるパトライト)を落とし、スイッチが入ってしまう])
ギャリー: Hey, do you mind? We're undercover here. (おい、やめてくれよ! 俺たちは今、秘密捜査中なんだぞ。)
ロス: Oh, yeah. No problem. (Tries to turn it off.) (ああ、わかった。問題ないよ。[チェリーのスイッチを切ろうとする])
ギャリー: Ross! (ロス!)
ロス: Sorry! Sorry! Oh, (He sticks it under his shirt) there! (It's just there flashing through his shirt) Hey, Gary. Who am I? Phone home. (ごめん! ごめん! ああ、[ロスは自分のシャツの下にそれを入れる] ほら! [チェリーはロスのシャツ越しに点滅している] ほら、ギャリー。僕は誰でしょう? ウチニ、デンワ。)
(Gary just glares at him.)
ギャリーはただじっとロスをにらみつける。
[Time lapse, Ross has been demoted to the back seat with Joey and Chandler. He's not too happy about it.]
時間が経過。ロスはジョーイやチャンドラーと共に後部座席に格下げされてしまっている。ロスはあまりご機嫌ではない様子。
チャンドラー: Look at Officer Ross riding back here with the visitors. (お客さんと一緒にここの後ろに座ってるロス警官を見ろよ。)
ジョーイ: Yeah, what's up with that, Serpico? (あぁ、どうしたんだよ、セルピコ?)

警官のギャリーが「警官や刑事はそんな話し方はしないよ」と言った後、ロスも全く同じように、No one talks like that. と言っています。
警察関係者でもないのに、警察の実情をわかったかのような口のきき方をするので、「ほほぉ、まるで、自分がミスター・コップ(ミスター警官)のような言い方をするじゃないか」とジョーイは不満そうに言っています。
それに対してロスは、君ら二人に比べて、僕の方がより警官らしい、と言います。
動詞 figure は「…と思う、考える、判断する」なので、How do you figure that? を直訳すると、「どのようにして・どのような経緯で、そんな風に(ロスが他の二人より警官ぽいと)考えるのか?」ということになるでしょう。
どういう根拠で、どういう話の流れで、そういう結論が導き出せるんだ?みたいなことですね。

その質問を聞いて、ロスは、Hello! と言っていますが、これは、「ハッ、ロウ!」みたいな感じに発音されています。
相手が寝ぼけたようなことを言ったような場合に、「もしもし?!(頭ははっきりしてる?)」みたいなニュアンスで使われることが多いですね。
「こんな当たり前のことが、わかんないの?」みたいな感覚です。
僕がより警官ぽいのは、僕が前の座席に座っているからだ、とロスは説明しています。
後ろに座っているのは客みたいなもので、僕は彼とコンビだから横に座ってるのさ、みたいなことですね。

僕はギャリーの partner なんだよ、と得意げなロスにチャンドラーは、「ロスが partner って言うと、警官ぽく聞こえない。ゲイみたいに聞こえる」と言ってからかっています。
partner は「パートナー」で、いろんな場合のパートナーに使われる言葉ですが、ゲイのように同性のカップルの場合では特に、life partner 「人生の伴侶」などと言った形でよく使われます。
ロスの元妻キャロルがレズビアンであることから、ロスがその言葉を使うと、そっち系を想像しちゃうよ、そっち系の life partner みたいに聞こえちゃうよ、とからかっているのですね。

自分たちは後部座席だから、助手席の僕に嫉妬してるんだ、などと返すロスですが、ふとした拍子に手に持っていたパトライトを落っことし、そのスイッチを入れてしまいます。
このパトライトは通称 cherry と呼ばれている、という話は、この少し前のシーンで語られていますが、見た目が「赤くて丸い」ので、そんな名前がついているのでしょうね。
undercover は「潜入捜査、秘密捜査」という名詞もあり、また、「内密の、秘密捜査の」という形容詞もあります。
今回は、be undercover で、「秘密捜査中である」ということですね。
パトライトをつけずに、警察の車だとわからないように走行しているのに、車の中でそれを光らせたら、警察だってばれちゃうだろ、ということです。

ギャリーの Do you mind? について。
通常、Do/Would you mind doing...? の形は、「…してもらっても構いませんか?」という依頼文ですね。
mind (doing) に「…することをいやがる、迷惑がる」という意味があるので、「…することが迷惑ではありませんか?」→「迷惑でなければ…してもらえませんか?」というお願いになるわけです。
Do you mind if I...? だと、「私が…すると、いやだと思いますか?」ということから、「私が…しても構いませんか?」という意味になります。
Do you mind if I smoke? だと、「たばこを吸ってもいいですか? 吸っても構いませんか?」ということですね。
そのように、mind が「いやがる、いやだと思う」という意味であることを考えると、Do you mind? の文字通りの意味は、「いやだと思う? いやだと思わないなら、今やっていることをやめてもらえませんか?」というような意味になりそうな感じですが、今回のように、Do you mind! と強い調子で言った場合は、そのような「丁寧な依頼」のニュアンスは消え、「頼むからやめてくれよ」というイライラ感が出るようです。

研究社 新英和中辞典では、
Do you mind!=《口語》 [反語的に] やめてもらえないかな(やめてくれ)
例) Do you mind! We're studying. 「(図書館などで)(話などを)やめてもらいたいな。私たちは勉強中なんだ。」


と出ているのですが、通常は丁寧な依頼文で用いられる mind を使うことで、「反語的に」そういう怒りのニュアンスを出している、ということのようですね。

LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
do you mind! : used when you are annoyed at something that someone has done:
例) Do you mind! I just washed that floor!

つまり、「誰かが(たった今)したばかりのことに対して、いらだっているときに使われる」。
例文は、「やめてくれないかな! その床はたった今、掃除したばかりなんだ!」

この LAAD の例文は、Do you mind! の後に、「床を掃除したばかりだ」という言葉が続いていることから、相手が床を汚すこようなことをしている、ということが想像されますね。

こういう Do you mind のニュアンスは、単語を「文字」として見ている限りはピンと来ない部分もありますが、Do you mind! のように、mind に続く部分をあえて言わずに、さらに感嘆符をつけた感じでキツい調子で言うという「音」から、話者の苛立ちが感じられる気がします。
日本語の場合でも、猫なで声で「頼むから…」と言うのと、非難めいた調子で「頼むから!」と叫ぶのとの違いで、お願いしているのか、ほとんど命令に近いものになっているのかがわかりますよね。
ですから、辞書でも、その非難の気持ちを明確にするために、感嘆符をつけた形の Do you mind! として載っているということでしょう。
ロスも、誤ってスイッチを入れてしまって、まずいと思っているわけですから、Do you mind! だけで、ギャリーが何を非難し、何を求めているのかがわかる、つまり、潜入捜査中にライトをつけるな、今すぐ消せ、と言っていることがわかる、ということですね。

どこを触ったらスイッチがオフになるのかわからないロスは、自分のシャツの下にそのライトを押し込みます。
シャツ越しに、赤いライトが点滅した状態になっているのを見て、何かを思いついたらしいロスは、僕はだーれだ?と言った後、Phone home. と言っています。
これは、ロスの指さし仕草と、あの声で、日本人でも「あれ」だとわかった人は多いかもしれませんね。
日本でも大ヒットした、映画「E.T.」(原題:E.T: The Extra-Terrestrial)で、E.T. が何度も繰り返し言っていたセリフ、日本語訳では、「ウチニ デンワ」と訳されていたあの有名なセリフです。
一人地球に取り残された彼が、他の仲間と連絡を取るために無線機のようなものを作る際に、何度も出てきたセリフでした。
E.T. は、このシーンのロスのように(笑)、胸の部分が時々赤く光るんですよね。
いったんは死んだと思われた E.T. が、実はまだ生きていた!とわかるシーンでも、こんな風に胸が点滅していました。
こんな一発芸なら、日本人にもできそうな感じですが(笑)、元ネタを知っていれば、日本人でもネイティブと同じように笑えるという典型的な例だと思います。

そんなおふざけをするロスをにらんでいたギャリーですが、その後、画面がすぐに切り替わり、後部座席でふてくされているロスの顔が映ります。
チャンドラーが言うように、助手席のパートナーだったはずが、後ろのビジター席に座らされる羽目になってしまったわけですね。
ト書きの demote は「(人)を…に降格する、降職する、(人の)階級を落とす」。
promote 「昇進させる」の対義語です。
ジョーイは、ロスに対して、Serpico と呼び掛けていますが、これは、1973年の映画「セルピコ」(原題:Serpico)の主人公、フランク・セルピコの名前を言っているのですね。セルピコを演じていたのは、アル・パチーノ。

Wikipedia 日本語版: セルピコ
上のウィキペディアの説明にあるように、「ニューヨーク市警に蔓延する汚職や腐敗に立ち向かう警察官の実話に基づいた作品」のようです。
ロスはただ、おふざけが過ぎただけですが、それを、「警察権力に立ち向かおうとして、降格させられたのか。やはり、警察権力はお前一人の力ではどうにもならなかったようだな、セルピコ」みたいに言ってみせている、ということでしょうね。


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posted by Rach at 12:02| Comment(0) | フレンズ シーズン5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする