2014年01月09日

日経新聞ウェブ版に日経プラス1の記事が掲載されました

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1月4日(土)発売の日経新聞土曜日版「日経プラス1」で、私の英語学習法が紹介されました!という嬉しいニュースを先日このブログでもご報告させていただきましたが、その記事が、日経新聞ウェブ版に今日掲載されました。

以下のリンク先で、日経プラス1 に掲載された記事「洋画・海外ドラマで英会話」の全文をお読みいただくことができます。
前半が井上大輔さんの学習法、後半が私(南谷)の学習法の説明になっています。

日本経済新聞>洋画・海外ドラマで英会話学習 長続きするコツ

「次へ」のページも含む「サイト2ページ分」が掲載記事全文となり、紙面のイラストや図も併せて掲載されています。
読者の皆様にお読みいただけると、とても嬉しいです。


取り急ぎ、ウェブ版掲載のお知らせまで。


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2014年01月08日

鼻っ柱を折る フレンズ8-5その3

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セントラルパーク。モニカがいるところに、フィービーが嬉しそうに入ってきます。
フィービー: Oh my God! I had the best time with Tim last night. He is so sweet! Oh, I can't wait to get "sous-neath" him. (なんてこと! 昨日の晩はティムと最高の時間を過ごしたわ。彼ってとっても優しいの! あぁ、彼の「スー・ニース」になるのが待ちきれないわ!)
モニカ: I... I have to fire him. (私、ティムをクビにしないといけないの。)
フィービー: But why?! (でも、どうして?)
モニカ: Because he's terrible! Okay, he's slow, he burns things. Last night he lit my pastry chef on fire! (だって彼はダメなのよ! ほら、トロくて、ものを焦がす[燃やす]し。昨日の晩は、ペストリーシェフに火をつけたのよ!)
フィービー: Well, maybe he was just nervous, y'know you can be very intimidating. And besides I've met your pastry chef and she can stand to be taken down a peg or two. (そうねぇ、多分彼はただナーバスだったのよ。ほら、あなたってすごく威圧的になるんだもん。それに私はペストリーシェフに会ったことあるけど、彼女は鼻っ柱を折られるのには耐えられるわ。)
モニカ: Well, now she has no eyebrows. Mission accomplished. (そうね、今、彼女は眉毛がないの。任務完了ね。)
フィービー: But Monica, he loves his job so much! Can't you just give him another chance, please? (でもモニカ、彼は自分の仕事をものすごく愛してるの! ただ彼にもう1回チャンスをあげて、お願いよ。)
モニカ: (thinks about it) All right. But if-if he lights someone else on fire, he is out of there! ([それについて考えて] いいわ。でも、もし、もし彼が誰かに火をつけたら、彼はクビよ。)
フィービー: That's fair! Thank you so much. Thanks. Oops, looks like when he got the pastry chef he got you a little bit too. (それでフェアだわ! ほんとにありがとう。ありがと。おっと、ティムがペストリーシェフをやっちゃった時に、彼はあなたもちょっとやっちゃったみたいね。)
モニカ: I paid to have this done. (これをするのに、お金を払ったわ[これはお店(美容院)でやってもらったの]。)
フィービー: Love it! (それ、大好き!)

フィービーは嬉しそうにお店に入ってきて、「昨日の晩、彼と最高の時を過ごした」と言っています。
I can't wait to... は「…するのを待つことができない」→「…するのが待ちきれない、待ち遠しい」ということですね。
to get "sous-neath" him の sous は、過去記事、フレンズ8-5その1 で、スー・シェフのティムが説明していたように、sous = under ですから、sous-neath は、underneath の意味になります。
underneath は「〜の下に、下で」という前置詞ですから、I can't wait to get "sous-neath" him. は、get underneath him、つまり「彼の下(の状態)になるのが待ちきれない」と言っていることになります。
「彼の下」というのは、エッチの時の位置(笑)の話で、(彼の下になる形で)彼とエッチするのが待ちきれないわ、早く彼とそういう関係になりたいわ、と言っていることになるのですね。
過去記事の sous-stand = understand に続いて、ここでも、sous-neath = underneath という、フランス語 sous を使ったダジャレを言ったことになります。

すっかりラブラブなフィービーですが、モニカは「ティムをクビにしなくちゃ」と言っています。
理由を問われたモニカは、彼は terrible 「ひどい」と言って、he's slow とも言っています。
slow は「スロー」で、「遅い、のろい、トロい」という意味ですが、「動作の速度、スピードなどがのろい」という意味もあれば、「理解が遅い、計算が遅い」などの「鈍い(にぶい)」という意味もあります。
He's slow of understanding. なら「彼は理解が遅い、鈍い」ですね。
今回は、スー・シェフという料理人の話なので、普通に「料理を作る時の動作がトロい」という感じで使っているのだと思いますが、「いろいろ指示しても飲み込みが遅い」ということも含んでいるのかもしれません。

he burns things. の burn は「…を燃やす」、料理の場合だと「…を焦がす」という意味もあります。料理を失敗する話をしているのであれば、「彼は料理を焦がしちゃうのよ」みたいなことで、料理に限らない話で言うと、「彼はものを燃やしちゃう」というところです。

lit は、他動詞 light 「…に火をつける」の過去形。
light ... on fire も「…に火をつける」という意味で、set ... on fire 「…に火をつける、放火する」と同じ感覚ですね。
pastry は「ペストリー」と日本語になっていますが、「パイやタルトなどのパン菓子」ですから、そういうペストリー担当のシェフに誤って火をつけてしまった、と言っているわけです。
そのように「同僚に火をつけた」話をしていることを考えると、he burns things. は「料理を焦がす」というよりは、「仕事中、火を使っている時に、誤ってあれやこれやと燃やしてはいけないものまで燃やしてしまう、料理以外のものに火をつけてしまう」みたいなことを言っているのだろうと思います。

ティムとラブラブ中のフィービーは、ティムを擁護しています。
you can be very intimidating. は「あなた(モニカ)は、非常に威圧的になりうる」ということで、「あなたは時々ものすごく威圧的になったりすることがあるから、彼はナーバスになってたのよ、あなたに怯えてそんな失敗をしちゃったのよ」と弁護していることになります。
I've met your pastry chef という現在完了形は、「私はペストリーシェフに会ったことがある」という「経験」ですね。

she can stand to be taken down a peg or two. について。
まず、can stand to be は、「〜されることに耐えうる」。
be taken のように受動態になっていますが、それを能動態に直すと、take ... down a peg or two ですね。
peg は「止めくぎ、掛けくぎ、ペグ」のことなのですが、take someone down a peg (or two) というのはイディオム。

研究社 新英和中辞典では、
take a person down a peg (or two)
〈人を〉やり込める、〈人の〉鼻っ柱を折る


英辞郎では、
take someone down a peg or two
(人)の面の皮をはぐ、(人)の高慢の鼻をへし折る◆【語源】昔、英国の軍艦で、旗の木くぎ(peg)を高く掲げるとそれだけ訪問者に対する敬意の度が高まり、低くすればそれだけ下がると考えていたことに由来する。


と説明されています。

LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
take/bring/knock somebody down a peg (or two) : to make someone realize that they are not as important or as good at something as they think they are
例) He deserved to be taken down a peg or two.

つまり、「自分が考えているほど、自分が重要ではない、何かが得意ではない、とある人に気づかせること」。
例文は、「彼は鼻っ柱を折られるに値する」。

つまりフィービーは、「そのペストリーシェフには会ったことがあるからわかるけど、自分がさも偉いと思っている高慢なタイプで、その高慢な鼻をへし折られることには耐えられるようなタイプの人だったから、火をつけられたくらい問題ないでしょ。そんなことくらいでへこたれるような人じゃなかったわ」みたいに言っていることになるでしょう。

モニカは、「今、ペストリーシェフには眉毛がないの」と言っていますが、それはティムに火を付けられて、眉毛が燃えてしまった、ということですね。
Mission accomplished. は「ミッション・任務が、遂行・完遂された」ということですから、一言でいうと「任務完了」になります。

フィービーは、「ティムは仕事をとっても愛してるから、もう一度チャンスをあげてくれない?」と頼んでいます。
少し考えたモニカはそれを了解し、条件をつけています。
もしティムがまた誰かに火をつけたら、he is out of there! だと言っていますが、out of there は「そこを出る」という感覚ですね。
there というのは、シェフとして働いている厨房を指していて、もう一度同じ失敗をして、他人に火をつけたりしたら、厨房を出ることになる、つまり、クビよ、と言っていることになるでしょう。

フィービーは、それならフェアだわ、みたいに言って、何度もお礼を言っています。
looks like when he got the pastry chef he got you a little bit too. について。
got という動詞が非常に漠然としているので、とりあえず「ゲットした」みたいに訳してみると、「ティムがそのペストリーシェフをゲットした時に、ティムはあなたも少しゲットしたように見えるわ」という感じになります。
この get というのは、「やっつける」とか「やっちまう」みたいな感覚が近いですね。
LAAD では、
get : ATTACK/PUNISH SOMEBODY
to do something bad to someone, such as attack, punish, or cause trouble for them, especially because they have done something bad to you.
例1) That stupid dog tried to get me.
例2) She thinks they are all out to get her (= trying to cause trouble for her)

つまり、「誰かを攻撃する、誰かを罰する。攻撃する、または罰するなどのように、誰かに悪いことをすること、または誰かに嫌がらせをすること、特にその人が自分に対して何か悪いことをしたことがある場合に」。
例文1は、「そのバカな犬は私を襲おうとした。」 例文2は、「彼らは彼女に嫌がらせをしようとしていると、彼女は考えている」。

意味としては、attack 「攻撃する」感覚が近いですが、それをあえて get という汎用性の高い単語で表現していることを考慮して、日本語訳も「やっちゃう」みたいな言い回しを当てはめるのが妥当かなと思ったので、上のような訳にしてみました。
「ティムがペストリーシェフをやっちゃった」というのは、彼女に火をつけちゃったことを言っていて、フィービーはモニカの髪の毛を見て、「あなたの髪の毛もちょっと燃えちゃったみたいよ。攻撃の余波をモニカも食らっちゃったみたいね」と言っていることなります。

I paid to have this done. を直訳すると、「私はこれをしてもらうためにお金を払った」。
つまり、モニカの髪の毛の後ろが少し燃えている、焦げているらしいことを指摘されて、「いえ、これはティムがつけた火のせいじゃないわ。こういう髪型にしてもらうために美容院に行ったのよ」と言っていることになるわけです。
フィービーは、嬉しそうな顔をして、Love it! と言っていますが、それは、いつものモニカなら、「私の髪の毛の後ろまで焦げてるの?! もう絶対あいつはクビよ!!」と大激怒するところを、「もう一度ティムにチャンスをあげる」と約束した手前、クビにするとも言えないので、「この髪型は私が美容師さんに頼んでしてもらったものよ」と言うことでティムをかばった、ティムの失敗をなかったことにした、というそのモニカの心意気みたいなものに対して、「怒りを我慢して、よくぞそう言ってくれました!」的に、「モニカの今の発言、大好き!」と言ったことになるわけですね。


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posted by Rach at 15:10| Comment(2) | フレンズ シーズン8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月05日

追加セミナー第2弾の日程決まりました

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4月に追加セミナー第2弾(セミナーとしては開催3回目)を行なうことをお伝えしていましたが、その日程が今日決定しました。
2014年4月20日(日)、会場はこれまでと同じ神戸・住吉になります。

前回と前々回のセミナーをキャンセル待ちしていただいている方に、セミナー主催者から今日、優先案内を送らせていただきましたので、ご確認くださいませ。
優先受付終了後、1月11日(土)より一般受付を開始します。
また、一般受付の際には、ブログ上で告知させていただきますね。

まずは、4月セミナーの日程が決まりました、というご連絡まで。

(2014.1.7 追記)
以下のリンク先、セミナー主催の「つなぎすとサロンのブログ」で、セミナーお申し込み要領を説明しています。
つなぎすとサロンのブログ:追加セミナー第2弾決定!第55回つなぎすとサロン主催【南谷三世の「私の先生は海外ドラマ」セミナー】
セミナーにご興味がおありの方は、併せてお読みいただけると幸いです。
どうかよろしくお願いいたします(^^)
(追記はここまで)


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posted by Rach at 12:20| Comment(0) | セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月04日

今日の日経プラス1で紹介されました!

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今日1月4日(土)発売の日経新聞土曜日版「日経プラス1」で、私の英語学習法が紹介されました!

p.5 「常識点検」のページの、「洋画・海外ドラマで英会話」という記事の中で、井上大輔さんと私(南谷)の、DVDを使った英語学習法が紹介されています。
記事中では、
ブログで海外ドラマを活用した英語学習法を発信している南谷三世さん
とご紹介いただきました。
今回こうして日経紙面で「海外ドラマを活用した英語学習法のブログ」とご紹介いただけたわけで、2005年6月15日にこのブログを開始した時から、「シットコムで笑え! 海外ドラマ「フレンズ」英語攻略ガイド」というこのタイトルを変えることなく、海外ドラマで英語を学ぶことを8年以上オススメし続けてきて本当に良かった!と思いました。
洋画や海外ドラマを活用した学習法をオススメしている人は他にもたくさんおられるので、その中で、今回2人の中に選んでいただけたことが、英語ブロガー Rach としては、本当に本当に!嬉しかったです(^^)
それもこれも、私のブログ、そして著書に、温かくそして好意的な評価を下さり、応援して下さった読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございました!

一緒に記事上で紹介されている井上大輔さんも、以前から「海外ドラマで英語を学ぶ」ことをオススメされている方です。
その井上さんのご著書2冊の中で、拙著「シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法」の名前を挙げて下さったというご縁もあって、私もこのブログで井上さんのご本の書評を書かせていただいたことがあります。
「捨てる英語、拾う英語」を読んで
「捨てる英語勉強法<リスニング編>」を読んで
ですから今回、こうして井上さんと一緒にご紹介いただけたことは、本当に光栄で嬉しかったです。

今回の「日経プラス1」の記事は、前半は井上さんのお話、後半は私の話をまとめる形で構成されています。
DVDを使った英語学習法については、音声や字幕の出し方、使い方、それをどう学習に結び付けていくか、など、それぞれの人にそれぞれのやり方があります。
井上さんと私のやり方には、いくつか違いがあるのですが、記事を読んでいただくと、その違いがよくわかると思います。
これから「海外ドラマのDVDで英語学習をやってみようかな」と思っている方には是非その記事を読んでいただいて、自分に合った方法を見つけるヒントにしていただければ嬉しく思います。

ちなみに、、、
その記事の中では、「私がエクセルで作っているセリフのデータベースの簡略図」が参考として掲載されているのですが、そこには「(セリフが登場した)時間」というのも載っています。
0:00:51 I wish she was my wife.
0:12:19 I've been thinking about you.
と書いてあるのですが、その時間はダミーではなく本物です。
紙面の都合で、エピソード番号やセリフを言った人の情報をカットしてあるのですが、このセリフは実際に「フレンズ」に登場したもので、それぞれ、
I wish she was my wife. は、フレンズ3-7 でのガンターのセリフ、
I've been thinking about you. は、フレンズ5-14 でのチャンドラーのセリフになります。
ガンターのセリフは、フレンズファンにはお分かりの「片想いしているあの人」が奥さんだったらいいのにな、というものですね。
また、5-14 のチャンドラーのセリフは、実は本心からのものではなく、その人に気がある風を装うために、わざと「典型的な恋愛の言葉」を言っている場面からのセリフです。
日本人が苦手とする文法事項である「仮定法過去」や「現在完了進行形」を説明するのに、汎用性があって、イメージが湧きやすいフレーズを探してみたわけですが、どれを選ぼうか探す時にも、エクセルに入力しておいた「文法」項目のキーワードが役に立ちました。
私の学習法では、DVDで気になるセリフをエクセルに入力していくのですが、入力してそれっきり、というのではそのデータベースが無駄になってしまいます。
大切なのは「後で検索できる形で入力しておくこと」、そうすることで自分が英語をアウトプットする時にも活用できるようになるのですね。

私は「英会話を上達させるためには、ネイティブの生きた英会話をしっかり観察することが大切」だと考えています。
2020年の東京オリンピック開催が決まった時、私はこれまで以上に「海外から来た人たちと楽しく英語で話したい」と思う人が増えるんじゃないかな、と思いました。
そういう方が英語を学ぶのに、生きた英会話フレーズの宝庫である海外ドラマはベストな教材なのです。
自分が言葉を発するためには、まずは自分の中に良質なインプットをしていくことが必要です。
「これ、使いたい」と思うフレーズをどんどん溜めて行って、それを積極的に使う、、そういうことの繰り返しで、英会話というのは上達していくものなのですね。

就職や昇進で、TOEIC などの資格試験のスコアがどうしても必要だ、という方が大勢おられることはわかっています。
そういう方はとにかく TOEIC の良質な問題集をたくさんこなして、ひたすら TOEIC という試験に慣れることが最善かつ最短の道なのは間違いありません。(私もそういう方にはいつもそうアドバイスしています)
ですが、東京オリンピック開催決定で「とにかく英語を話せるようになりたい!」という人がもっともっと増えてくるはず、そういう意識が芽生え始めた直後のこの時期、2014年の年頭に、私の「海外ドラマのDVDを使った英語学習法」が日経新聞で紹介されたことで、一人でも多くの人が、「海外ドラマで楽しく英語を学ぶ方法」に興味を持って下さるといいなぁ、と思っています。

新年早々、このように日経さんでご紹介いただけたこと、本当に嬉しかったです。
ご紹介下さった日経の関係者の皆様、拙ブログや拙著を読んで下さっている読者の皆様、ありがとうございました!!
これを励みに、今年も精一杯頑張ります!
今回記事にしていただいた「Rach流DVD学習法」については、今後もこのブログ、そして昨年から始めたセミナーでも、より詳しくお伝えして行くつもりです。
どうかこれからもよろしくお願いいたします(^^)

Rach からの嬉しいお知らせとご報告まで。


(2014.1.9 追記)
「日経プラス1」の記事が、日経新聞ウェブ版にも掲載されました。
以下のリンク先で、日経プラス1 に掲載された記事「洋画・海外ドラマで英会話」の全文をお読みいただくことができます。

日本経済新聞>洋画・海外ドラマで英会話学習 長続きするコツ

「次へ」のページも含む「サイト2ページ分」が掲載記事全文となり、紙面のイラストや図も併せて掲載されています。
そちらも併せてご覧いただけると嬉しいです。
(追記はここまで)


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posted by Rach at 10:47| Comment(6) | メディア掲載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月03日

ミドルネームがミュリエル フレンズ8-5その2

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チャンドラーの会社に、ロスが遊びに来ています。
ロスと話しているチャンドラーのそばを会社の知り合いが通りかかり、
チャンドラー: (A guy walks up.) Hey, Bob. ([ある男性が歩いて近づいてくる] やあ、ボブ。)
ボブ: Hey, Toby! Have a good night. (Walks by.) (やあ、トビー! 楽しい夜を。[歩き去る])
ロス: Did that guy just call you Toby? (あの人、今、お前をトビーって呼んだ?)
チャンドラー: Yeah, he thinks that's my name. (あぁ、彼はそれが俺の名前だと思ってるんだよ。)
ロス: Well, why don't you correct him? (ふーん、訂正したらどうなんだよ?)
チャンドラー: Oh, it's been going on way too long now. Y'know, I mean the first time he said it we were just passing each other in the hallway, so I didn't say anything. And then the next time he said, "Hey, Toby, do you want a doughnut?" And I want- I wanted a doughnut. And now it's five years later, the doughnut's gone and I'm still Toby. (あぁ、もう、ものすごく長い間、続いてるんだ。ほら、彼が最初にそう言った時、俺たちはただ廊下ですれ違っただけだったんだ。だから俺は何も言わなかった。それから次に彼が「やぁ、トビー、ドーナツ欲しい?」って言った時に、俺は…俺はドーナツが欲しかったんだよ。で今は5年後、ドーナツは去り、俺はまだトビーだ。)
ロス: Five years?! Chandler, you have to tell him! (5年? チャンドラー、彼に言わないといけないよ!)
チャンドラー: No! That would be so awkward! Look-Besides, we work in different departments. He's on the sixth floor y'know? So he calls me Toby once in a while. What's the big deal? It could be worse, it's not like he's calling me Muriel. (Chandler suddenly freezes into place.) (言えないよ! そんなことしたら、すっごく気まずいじゃないか! ほら、それに、俺たちは別の部署で働いてる。彼は6階にいるんだ、だろ? それで彼がたまに俺のことをトビーと呼ぶ。それが何だって言うんだ? もっと悪いことだってありうる(まだましだよ)、彼が俺をミュリエルと呼んでいるわけじゃないんだから。[チャンドラーは突然、その場に固まる])
ロス: (laughs) Muriel. Wh-why would he call you Muriel? (Ross realizes something.) Oh, my God! Chandler "M" Bing? It's not just an "M." Your middle name is Muriel!! ([笑って] ミュリエル。なんで彼がお前をミュリエルって呼んだりするんだよ? [ロスは何かに気付く] なんてこった! チャンドラー・”M”・ビング? それってただの M じゃないのか。お前のミドルネームはミュリエルなんだな!)
チャンドラー: Shh! It is a family name! (シーッ! それは名字だよ!)
ロス: Chandler Muriel Bing. Boy, your parents never even gave you a chance, did they? (チャンドラー・ミュリエル・ビング! なんてこった、お前の両親はお前にチャンスすら与えてくれなかったんだな?)

会社の知り合いが、チャンドラーに「やあ、トビー」と挨拶して去って行くのを見て、ロスは、「今の人、お前をトビーって呼んだ?」と尋ねています。
チャンドラーは、「彼は、それ(トビー)が俺の名前だと思ってるんだ」と返事していますね。
why don't you...? という提案のフレーズを使って、ロスは「名前が間違ってるんだから、彼を訂正したらどうだ?」と言うのですが、チャンドラーは、it's been going on way too long now. と答えます。
way too... というのは、フレンズによく出てくる表現ですが、「はるかに、すごく」という意味ですね。way は too を強調する副詞になります。
it has been going という現在完了進行形を使っていますので、「今やもう、ものすごく長い間、それがずっと続いている」というような感覚になります。
「訂正したらどうだ?」って言われても、もうずーっと長い間、俺はトビーって呼ばれ続けてるから、今さら訂正できないよ、みたいなことです。

その後、トビーと呼ばれ続けることになった理由を説明していますね。
the first time, the next time というフレーズを使って、「最初に彼が…と言った時、次に彼が〜と言った時」のような形で説明しています。
最初に彼がそう言った、つまり、「俺のことを最初にトビーと呼んだ時」は、ただ廊下で pass each other しただけだった、と言っています。
pass は「通り過ぎる、通過する」ですから、「お互いを通過する」、つまり「すれ違う」感覚ですね。
通りすがりに、「よぉ、トビー」みたいに挨拶して、そのまますれ違ったので、行こうとする相手をわざわざ呼び止めてまで訂正することでもないと思って、俺は何も言わなかったんだ、みたいなことになるでしょう。

それから次の時には、彼が「なぁ、トビー、ドーナツいるか?」みたいに言ったんだ、と説明し、その後、「俺はドーナツが欲しかったんだ」と付け加えています。
「名前間違ってるんだけど」とは思ったものの、名前を訂正するとかより先に、そのドーナツが欲しかったから、とにかくドーナツをもらうことにして、名前の件はうやむやにした、みたいなことですね。
「トビー、ドーナツいる?」って言われてさぁ、俺、そのドーナツがすっごく欲しかったんで、、みたいに子供っぽいことを言っているチャンドラーが楽しいですね。

And now it's five years later, the doughnut's gone and I'm still Toby. というのが何だか物語調の言い方で面白いのですが、つまりは「今は(ドーナツいる?と言われてから)5年後で、そのドーナツは去り(消えて)、そして俺はまだトビーだ」ということ。
ドーナツ欲しさに名前を訂正しそこなって、そのドーナツは食べちゃったけど、名前だけは相変わらずトビーのままなんだ、ということを、「ドーナツは去り、ただトビーという名前だけが残った」みたいに言ってみせているわけですね。

それを聞いたロスは、「5年も名前を間違われたままなのか? 言わなきゃだめだよ」みたいに言うのですが、チャンドラーは、だめだよ!と言って、That would be so awkward! とも言っています。
awkward は「気まずい、きまりが悪い、ばつが悪い」。would が使われているのは、「もしそんなことを言ったら」という仮定のニュアンスが含まれていると考えると良いでしょう。
「名前が間違ってるって言うのは気まずい」ではなく、「もし名前が間違ってる、とか言ったりしたら、気まずくなっちゃうよ」という「仮定」の感覚ですね。
彼と俺は違う部署、違う階で働いてる。彼がたまに俺をトビーって言ったところで、What's the big deal? 「何が(そんなに)おおごとなんだ? 別にどうってことないじゃないか」みたいに言います。
It could be worse は、「より悪いことがありうる」ということですから、「それならまだましだよ」ということ。

そして、worse の例えとして、it's not like... 「…ってわけじゃないんだし」みたいに言うのですが、その例えが、「彼が俺をミュリエルと呼んでいる」になっています。
チャンドラーは自分でそう言った後、固まったようになって、焦った顔で目が泳いでいます。
唐突にミュリエルという名前が出てきたことにロスは反応して、「どうして彼がお前をミュリエルと呼んだりするんだよ?」みたいに笑っているのですが、ロスは突然あることに気づいたようですね。
「チャンドラー・M・ビング」というフルネーム、ロスはその M はただの M だけだと思っていたようですが、チャンドラーの発言でその M というのは、「ミュリエル」の頭文字であることに気づいたことになります。
「お前のミドルネームはミュリエルなんだな!」と大騒ぎするロスに、チャンドラーは「大声で言うな」みたいにシーッ!と言って「それは名字だよ」などと必死の言い訳をするので、ロスは間違いないと確信したようです。
ロスは、チャンドラーのミドルネームがミュリエルだと知って、「お前の両親はお前に1つのチャンスも与えてくれなかったんだな」みたいに言うことになります。

このやりとりを見ていると、チャンドラーのミドルネームがミュリエルであることについて、ロスは「チャンスすら与えられない名前」だと言って笑っているし、チャンドラー自身もうっかり口が滑って言ってしまったけれど、隠しておきたい秘密であった、知られたくないミドルネームであったことがわかります。
「いい名前か悪い名前か」」というのは、ネイティブ独特の感覚なので、ノンネイティブの我々には最もわかりにくい事柄の一つかな、と思うのですが、私なりに調べた結果、「どうやらミュリエルというのは女性名らしい」ので、それで男性のチャンドラーのミドルネームとしては「恥ずかしい名前」になる、、ということのようです。(私の間違いなら、どなたかご指摘いただけるとありがたいです。)

まず英辞郎には、
Muriel=【人名】ミュリエル、ムリエル◆女
と出ています。
また、ネットで「ミュリエル」という名前で検索すると、以下の人物やタイトルがヒットしました。
1. ミュリエル・アンダーソンという女性ギタリスト。
2. ミュリエル・スパークというスコットランドの女性小説家。
3. 『ミュリエルの結婚』(Muriel's Wedding)という1994年のオーストラリア映画。(ミュリエルは主人公の女性の名前)

これだけ女性名が出てくると、やはり「ミュリエルと言えば女性」というイメージが強いだろうと思うので、そんな女性名の名前をミドルネームにつけられたチャンドラーをロスは不憫に思って、「君の両親は名付けの時に、ミドルネームに女性名をつけたりして、君の人生を最初っからダメダメにしたのか?」みたいに言ったということになるのでしょうね。

ちなみに、過去記事、フレンズ2-21その1+ミドルネームの話 では、フレンズメンバーのミドルネームについて触れています。
チャンドラーのミュリエル以外をここでも簡単に書いておくと、
レイチェルは Karen (カレン)、ジョーイは Francis (フランシス)、モニカは E で始まる(が不明)、ロスも不明。
ということになっています。
「モニカのミドルネームが E で始まる」というのは、上のリンクの フレンズ2-21その1 の記事で出てきます。
レイチェルのミドルネーム Karen はしょっちゅう登場するので有名ですよね。
ジョーイのミドルネームは、やたらとフルネームで呼びたがる フレンズ7-11その2 に登場し、そのシーンの会話では、
フィービー: Joseph Francis Tribbiani, are you home yet?!! (ジョセフ・フランシス・トリビアーニ、家にいるの?)
レイチェル: Umm, I think he's still out. What's wrong? (あー、彼はまだ外出中だと思うけど。どうかしたの?)
フィービー: Well, I'll tell you, Rachel Karen Greene. I had plans with Joey tonight and he left me this note. (こういうことなのよ、レイチェル・カレン・グリーン。今夜ジョーイと会う予定にしてたのに、彼は私にこんなメモを残したのよ。)
のように、フィービーがジョーイとレイチェルをやたらとフルネームで呼ぶという展開になっていました。

日本人にはピンと来ないミドルネームの話ですが、英語圏のお話では、そんな風にいろいろとネタとして使われやすいものだということを知っておくのも決して無駄ではないな、という気がします。


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2014年01月01日

4日の日経プラス1で紹介されます!

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あけましておめでとうございます!
本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

記事のタイトルにある通り、今週 1月4日(土)の日経新聞土曜日版「日経プラス1」で、私の英語学習法が紹介される予定です。
掲載された 4日に、その内容については改めて触れるつもりにしていますが、新年の最初の土曜日(!)に私の学習法を紹介していただけることは、私にとって非常に「おめでたいニュース」でしたので、元旦の今日、事前告知させていただくことにしました(^^)

年末のご挨拶にも書きましたが、昨年 2013年は、私にとってとても幸せな一年でした。
今年 2014年も、年初からこのような嬉しいニュースがあって、本当に幸せに思っています。
今回、日経さんに取材していただくことになったのも、いつもブログや本に対して好意的な評価を下さる読者の皆様のおかげであると、心より感謝しております。
本当にありがとうございます!
詳しい内容については、また、4日当日のブログ記事でお話させていただきますね。


4月の追加セミナー第2弾の申込受付についてのお知らせ

4月に予定している「追加セミナー第2弾」(セミナーとしては3回目)ですが、1月5日に正式な日程が決定する予定です。
日程が確定しましたら、4月セミナーの告知を行ないますが、まずは、「1月19日のセミナーのキャンセル待ちを申し込んで下さっている方」に、優先案内をいたします。
その場合には、キャンセル待ちの方への優先受付は1月12日締切とし、1月13日から一般受付を開始するつもりにしています。

つまり、4月のセミナーにご興味のある方は、事前に「1月19日のセミナーのキャンセル待ち」にお申し込みくださると、優先的にご案内させていただける、ということになります。
以下のサイトに、「1/19 の追加セミナーの概要、及び、お申込方法」についての記載があります。
追加セミナー、決定しました!
ご検討どうかよろしくお願いいたします。

(4月の追加セミナーについては以上です)


新年早々、「日経プラス1で紹介される」という、ありがたく嬉しいニュースがあるのを大いに励みにして、今年も一年、全力で頑張ります!
どうか皆様、今年もよろしくお願いいたします。

皆様への新年のご挨拶と、嬉しいご報告まで。


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posted by Rach at 13:16| Comment(6) | メディア掲載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする