2015年12月04日

あっちの壁の受け持ちがいない フレンズ10-1その2

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チャンドラー、モニカ、フィービーたちは、壁を挟んだ隣の2部屋で、ロスとチャーリー、レイチェルとジョーイがそれぞれキスしているのを盗み聞きしています。
その後、レイチェルとジョーイの部屋のシーンとなります。
(Rachel and Joey's)
レイチェルとジョーイの部屋。
レイチェル: Hey, you know, before you said that nothing could happen between us. What changed? (ねぇ、ほら、前には、私たちの間には何も起こらないってあなたは言ったでしょ。何が変わったの?)
ジョーイ: Well, I only said that because of Ross, you know. And then I saw him kissing Charlie. (うーん、俺はただ、ロスのことでそう言っただけなんだ。その後、彼がチャーリーとキスしてるところを俺は見たんだよ。)
レイチェル: What? Ross and Charlie? (Joey nods) Wow! She's really making her way through the group, huh? Eh, who am I to talk? (何ですって? ロスとチャーリー? [ジョーイはうなずく] わぉ! チャーリーは本当に、グループに入り込もうとしてるのね。えへ、私って何様かしらね?)
ジョーイ: Yeah. (そうだね。)
(Chandler and Monica's)
チャンドラーとモニカの部屋。
モニカ: I can't believe this. Rachel and Joey? (こんなの信じられないわ。レイチェルとジョーイが?)
チャンドラー: How about the dinosaur twins in the other room? No one is manning that wall! (もう一つの部屋の恐竜好きの似た者同士はどうなんだよ? 誰もあの壁を受け持ってないぞ[あの壁には誰も配置されてないぞ]!)
モニカ: I'm on it! (私が行くわ!)
チャンドラー: Anything? (何か(聞こえる)?)
モニカ: I think I hear curtains closing. (カーテンの閉まる音が聞こえる気がする。)
フィービー: We've got shoes being kicked off over here. (こっちは、靴が投げ飛ばされてるわ。)

before you said that nothing could happen between us. は、「以前にあなたはこう言った。私たちの間には何も起こりえないと」みたいな感じですね。
そう言ったのに、また戻ってきて、私にキスしたのはどうして? 何が変わったの、どういう変化があったの? と尋ねていることになります。

ジョーイは、「俺はただ、ロスのことで(ロスのことが理由で)そう言っただけなんだ」と言って、「その後、俺はロスがチャーリーとキスしてるところを見たんだ」と説明します。
「ロスとチャーリーがキス」と聞いて、レイチェルは驚いていますね。

She's really making her way through the group, huh? の make one's way through は「〜の間を進む」という感覚ですね。
DVDの日本語訳では、「わぁ、彼女、本気でグループに入る気ね?」と訳されていましたが、まさにそういうニュアンスだろうと思います。
フレンズ6人のこのグループの中に、彼女も入るつもりなのね、というところでしょう。

そう言った後、レイチェルは、who am I to talk? と言っていますが、直訳すると、「(そんな風に)話している私って誰?」みたいになるでしょうか。
DVDの日本語訳では「私、何様(なにさま)?」と訳されていましたが、ロスに接近して、フレンズたちのグループにも入りかけていることをちょっとあきれた感じで言ってしまったけれども、私もそんなことを言えた義理じゃないわよね、私も人のことをえらそうには言えないわよね、チャーリーと別れたばかりのジョーイと、私も今こうしてキスしてるんだから、、みたいに言った感覚になるのだろうと思います。

次にカメラは、チャンドラーとモニカの部屋に移ります。
モニカが「レイチェルとジョーイがくっつくなんて、信じられない」と言うと、チャンドラーは、もう一つの部屋の the dinosaur twins はどうなんだよ?(あれだって、同じくらい信じられない、驚きのカップルだろ!)」みたいに言っていますね。
twins は「双子」ですが、「似た者、似た人」という意味もあります。
ですから、「恐竜が好きな、似た者同士の二人」という意味で、ロスとチャーリーのことを the dinosaur twins と言っているのですね。

No one is manning that wall! は、is manning という現在進行形になっていることからわかるように、man は動詞(他動詞)として使われています。
man は名詞で「人」という意味であることから、動詞では「(任務のため)人(人員)を(部署に)配置する」「〜を受け持つ」という意味になります。
「こっちの部屋では、レイチェルとジョーイが!」とフィービーが言ったので、部屋にいる3人全員が、レイチェル&ジョーイ側の壁に移動してしまったので、ロス&チャーリー側の壁をモニターしている人が全くいない、と言っているわけですね。

それを聞いたモニカは、I'm on it! と言って、ロス側の壁に走って行きます。
I'm on it! は「私がそれを受け持つ、担当する」のような感覚ですね。

チャンドラーが、「何か聞こえる?」と言うと、モニカは、「カーテンが閉まるのが(閉まる音が)聞こえる」と言い、フィービーは、「こっちでは、靴が投げ飛ばされてるわ」と言います。
We've got shoes being kicked off over here. は、We have shoes being kicked off over here. ということですね。
kick off は「蹴る+分離」ですから、「靴を蹴って脱ぐ」ということ。
have+目的語+ -ing 形 は、「目的語が〜している状態を持つ」→「今、目的語が〜している状態であるという状況に、我々はいる」と言っていることになります。
その -ing 形が、being kicked off のように「受動態の進行形」になっているので、少し構造が複雑になっていますが、くどいくらいに直訳すると、「こちら側では、靴が蹴って脱がされているという状況である」と言っていることになるわけですね。


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posted by Rach at 17:49| Comment(0) | フレンズ シーズン10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月02日

ファイナルシーズン突入! フレンズ10-1その1

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今日から、ファイナルシーズンのシーズン10に入ります!
引き続きよろしくお願いします(^^)


シーズン10 第1話
The One After Joey and Rachel Kiss (ジョーイとレイチェルのキス…その後)
原題は「ジョーイとレイチェルがキスした後の話」


バルバドスのホテルの部屋。
チャンドラーとモニカの部屋にフィービーがやってきた後、隣のロスの部屋から声が聞こえてきます。
(they all put their ear against the wall to be able to hear what's being said. We move to Ross's room where he and Charlie are kissing.)
話されていること(内容)を聞くことができるように、彼らは全員、その壁に耳をつけている。画面はロスの部屋に移動する。そこでは、ロスとチャーリーがキスをしている。
チャーリー: Ooh... Dr. Geller! (あぁ… ドクター・ゲラー![ゲラー博士!])
ロス: God, you're amazing. I didn't even have to ask you to call me that. (あぁ、君って最高だよ! 僕をそんな風に呼んで、って頼む必要すらなかった。)
モニカ: Oh, my God, that's Charlie! (なんてこと、あれはチャーリーよ!)
チャンドラー: She's cheating on Joey with Ross! (チャーリーはジョーイを裏切って、ロスと浮気してるんだ!)
フィービー: Oh, that tart! Floozy! Giant! (あぁ、あのふしだら女! 売春婦! デカ女!)
モニカ: I'm not sure about this. (こういうの、よくわからないわ[こういうことするの、どうかな、って思うんだけど]。)
フィービー: Yeah, you're right. This is none of our business. (そうね、あなたは正しいわ。こんなの、私たちには関係ないもの。)
モニカ: No, I'm not sure that it's the best way to hear everything. Someone get me a glass! (違うの、全てを聞くのに、それがベストな方法かどうかがわからない、ってこと。誰か私にグラスを持ってきて!)
フィービー: Oh, I'm not gonna do this, okay? I'm not gonna eavesdrop on my friend. (まぁ、私はこんなことしないわよ、いい? 友達(の会話)を盗み聞きしたりしないわ。)
レイチェル: (through wall) Ooh... I love Barbados! ([壁を通して] あぁ… バルバドス最高!)
(Phoebe starts to listen at the other wall, where Rachel's room is. There, Joey and Rachel are kissing.)
フィービーは別の壁で聞き始める、そこはレイチェルの部屋がある場所である。そこでは、ジョーイとレイチェルがキスしている。
ジョーイ: Ooh... I can't believe I'm kissing you. I'm kissing Rachel! (あぁ… 俺が君にキスしてるなんて信じられないよ。俺、レイチェルにキスしてる!)
レイチェル: I know. I'm her! (そうよ。私がレイチェルよ!)
(they start to kiss again, and Phoebe turns to Chandler and Monica)
二人はまたキスを始める。フィービーはチャンドラーとモニカの方を向く。
フィービー: (whispering) Rachel and Joey! It's Rachel and Joey!!! ([ささやき声で] レイチェルとジョーイよ! レイチェルとジョーイよ!)
モニカ: What? (何ですって?)
フィービー: Get over here! (こっちに来て!)
(Chandler and Monica take a sprint to the other wall)
チャンドラーとモニカはもう一つの壁に全速力で走る[ダッシュする]。
レイチェル: ooh... (あぁ…)
チャンドラー: Wow! (わぉ!)
モニカ: (in her Monica-excited-way... TOO LOUD!) Oh, my God! I love how thin these walls are! ([彼女の興奮したモニカ風に、大声で!] なんてこと! この壁がこんなに薄いなんて最高ね!)
(In the rooms next door, Joey, Rachel, Ross and Charlie stop kissing and try to understand what the yelling was about. After a while they continue kissing. We're back in Chandler and Monica's room. Monica has some of her own hair stuffed in her mouth by Chandler.)
隣の部屋では、ジョーイ、レイチェル、ロス、チャーリーがキスをやめ、その叫び声が何についてのものであるかを理解しようとする。しばらくして、彼らはキスをまた再開する。カメラはチャンドラーとモニカの部屋に戻る。モニカはチャンドラーによって、自分の髪の毛の一部を口に詰められた状態である。
モニカ: (muffled) Thank you. ([覆われた(こもった)声で] ありがとう。)

キスした後に、チャーリーが Dr. Geller! と言ったのを聞いて、ロスは嬉しそうに、you're amazing. 以下のセリフを言っていますね。
I didn't even have to ask you to call me that. を直訳すると、「僕をそんな風に(ドクター・ゲラーと)呼んでくれるように君に頼む必要すらなかった」になるでしょう。
ロスは、博士号を持っているのが自慢で、名前にドクターと付けてもらうのが好きなのですが、自分からそうお願いしなくても、僕の好きな呼び方で呼んでくれる君って最高だね、と言っているわけですね。

壁に耳をつけて、隣の様子を聞いているモニカたちは、ロスと一緒にいるのがチャーリーだとわかって大騒ぎしています。
She's cheating on Joey with Ross! の cheat on (someone) は、「(恋人・配偶者などに隠れて)浮気する」という意味になり、on 以下には、浮気をされている人(浮気の被害にあっている側の人)が来ます。
ですから、そういう人間関係をはっきり出して直訳すると、「チャーリーは、(恋人である)ジョーイに隠れて、ロスと浮気している」と言っていることになりますね。

ジョーイの彼女のはずなのに、チャーリーが今、ロスと二人きりでいちゃついていると知って、フィービーは、Oh, that tart! Floozy! Giant! と言っています。
tart は、お菓子の「タルト、トルテ」と同じ綴りですが、今回のセリフでは、「ふしだら女、売春婦」のような意味で使われています。
floozy も「売春婦」という意味です。
そして、3つ並べた悪口の最後の giant は、ご存知「巨人」ですね。
ジョーイという恋人がいながら、その友達のロスといちゃいちゃしていることを怒っているので、ふしだら女を意味する最初の2つはその怒りから出た言葉ですが、3番目の最後の悪口は、「浮気していることとは関係ない」悪口で、すらっと背の高いチャーリーに対して圧倒されている気持ちもあるのでしょう、それでどさくさに紛れて、「あのデカ女!」みたいについでに言った感じですね。

モニカの I'm not sure about this. は直訳すると「私はこのことについて確信がない」ということですね。
ちょっと漠然とした言い方で、何を指しているかはいろいろ解釈可能なセリフですが、「この件については、私としてはよくわからない」と言っていることから、フィービーはそれを「こんな風に隣の部屋の友達の様子を盗み聞きするのはどうかなと思う」とモニカが言ったと解釈し、「えぇ、あなた(の意見)は正しいわ。これは私たちには関係ないもの」と返します。
ロスとチャーリーがどうなろうと、彼らの問題で私たちは関係ないから、盗み聞きしたり、あれこれ批判したりするべきじゃないわよね、と言ったことになりますね。

それを聞いたモニカは No, I'm not sure that... と言って、私が「よくわからない」と言ったのは、こういうことに関してだ、という内容を that 以下で説明しています。
「全てを聞くのにそれがベストの方法かどうかわからない」とモニカは言ったことになり、「これでいいのかなぁ、って思うんだけど」と言った先ほどの内容は、「盗み聞きするのはどうかなぁ」ではなく、「盗み聞きするのに、この方法はどうかなぁ」ということだったとわかる仕組みですね。

Someone get me a glass! の a glass は「1個のグラス、コップ」ですね。
グラスを壁につけて聞いたら、集音しやすいとでも思ったようです^^

モニカはロスとチャーリーの様子を聞く気満々ですが、フィービーは「私はこんなことしない。友達の会話を盗み聞きしたりしない」と言います。
そんな風に珍しく「清く正しい」ことを言ったりする時には、後でそれがひっくり返ったりするのもフレンズのお約束だったりしますので、ここでその後の展開を予期した視聴者も多いかもしれませんね。

その後、反対側の壁を通して、レイチェルの声が聞こえてきます。
フィービーがその様子を聞いていると、画面はそのレイチェルのいる部屋に移動して、ジョーイとレイチェルがキスしているところを映し出します。
ずっとレイチェルのことが好きだったジョーイは、自分が今、レイチェルにキスしてる、という事実に感動した様子で、「俺が君にキスしてるなんて信じられない。俺はレイチェルにキスしてる!」と名前を出して言っています。
ジョーイとそういう関係になることを望んでいたレイチェルの方も、嬉しそうに「そうよ。私が彼女(レイチェル)よ!」と言っていますね。

ロスとチャーリーの時は、「私は盗み聞きなんかしないわ」と言っていたフィービーですが、反対側でジョーイとレイチェルがキスしていると知って、モニカとチャンドラーにささやき声で「レイチェルとジョーイよ!」と教え、Get over here! 「こっちに来て!」と呼び寄せています。
「友達を盗み聞きなんかしないわ」とか言っていた発言はどこに? というところで、やはり先ほどの「珍しくまともなことを言った」のは、これに向けての伏線だったことがわかりますね。

レイチェルとジョーイがキスしていると知って、モニカは、いつもの「興奮したモニカ風に」、大声で、Oh, my God! 以下のセリフを叫んでいます。
I love how thin these walls are! を直訳すると、「この壁(たち)がどれほど薄いかが大好きである」みたいな感じになるでしょうか。
この how は、研究社 新英和中辞典の、以下の例文と同じような感覚になるでしょう。
how (2) [節を導いて]
I saw how sad he was. 彼がどんなに悲しがっているかがわかった。


「どんなに悲しがっているかがわかった」というのは、「ものすごく悲しがっているのがわかった」というように、sad の度合がどれほど大きいかわかった、と言っている感覚ですね。
今回のモニカのセリフも、「どれほど薄いかが大好き」→「この壁がこんなにものすごく薄くて大好き、最高!」と言っているニュアンスになります。
these walls のように複数形になっているのは、ロス&チャーリーの側の壁も、レイチェル&ジョーイの側の壁もどちらも非常に薄くて声が筒抜けであることを言っているわけですね。
このホテルの部屋の壁はどこも薄くて最高ね! と言っていることになります。

「壁が薄くて最高!」と大声で叫んでいるのですが、モニカ自身が言っているように非常に薄い壁なので、逆にあちら側にもモニカの声は筒抜け、ということになってしまいます。
それで、キスをしていた2組のカップルは、その叫び声を聞いてキスをやめ、「今の叫び声、一体何?」と思いを巡らすのですが、またすぐにキスに戻ることになります。
カメラがチャンドラーとモニカの部屋に移動すると、モニカが自分の髪の毛を口に詰められた状態になっている姿が映し出されます。

muffled は「(口が覆われて)声がこもった」というような意味ですね。
muffle という他動詞が「(音・声を)消す」という意味になります。
また、muffle には「くるむ、包む」という意味があり、首に巻くマフラー(muffler)は、「くるむもの、包むもの」という意味なわけですね。
オートバイの消音器をマフラーと言いますが、そちらは「音を消す」という意味から来たことになります。

バルバドスの湿気で、モニカの髪の毛は爆発状態になっていますが、盗み聞きをしている最中だというのにモニカが大声を出したので、そのボサボサの髪の毛を、まるでさるぐつわのようにかまされてしまった、という映像になっているのですね。
「モニカは興奮すると大声を出す」というお約束の設定と、「多湿で髪が爆発中」という今回のバルバドスでのネタとを融合させたオチ、ということになります。


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posted by Rach at 15:26| Comment(0) | フレンズ シーズン10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする