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ご好評につき、定員を増枠させていただきました 10月14日(土)の梅田セミナーですが、その応募申込の締切は、10月1日(日)24:00まで、となっております。
締切後、10月6日(金)までに、ご登録いただいたメールアドレスに当落に関わらずご連絡いたします。
既にお申込み下さった皆様には、結果ご連絡までお待たせすることになっており申し訳ありません。
結果のお知らせまで、今しばらくお待ち下さいませ。
梅田セミナーについては、以下の拙ブログ記事に詳細があります。
梅田セミナー(書店キャンペーン)やります!
皆様にお会いできるのを今から楽しみにしております♪
締切が近づきましたので、一言ご連絡まで。
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2017年09月30日
2017年09月27日
あの晩その場所には氷があった フレンズ1-4改その16
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10:06
SCENE 4: THE GUYS AT THE GAME (TRYING TO FIND THEIR SEATS)
シーン4:試合に来ている男性陣(自分たちのシートを探そうとしている)
ロス: (SQUEEZING PAST PEOPLE) I'm sorry. Sorry... Uh-oh. ([人を押しのけながら] すみません。すみません… おっと。)
チャンドラー: What? There was ice there that night with Carol? Plastic seats? Four thousand angry Pittsburgh fans? (何? キャロルとのあの(例の)夜に、氷があったのか? プラスチックの座席が(あったのか)? 4千人の怒ったピッツバーグ(ペンギンズ)のファンが(いたのか)?)
ロス: No, actually I was just saying it looks like we're not sitting together. But now that you mention it, there was ice there that night. It was the first frost. (いや、実は僕はただこう言おうとしただけなんだ、僕たち、一緒の席に座れそうにないね、って。でも今君が言ったから(僕も言うけど)、あの夜には氷があった。初霜だった。)
ジョーイ: Sit. Just sit down. Sit. (座れ。黙って座れよ。座れって。)
マジソン・スクエア・ガーデンに来た男性陣3人は、自分たちの座席に座ろうとしています。
すみません、と言いながら座席に進む中、ロスは Uh-oh. という声をあげています。
発音は「アッ・オゥ」みたいな感じで、間違いや悪いことに気づいた時に、よくこの言葉が出ますね。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
uh oh [interjection] (informal) : said when you have made a mistake or have realized that something bad has happened
例)Uh oh, I think I locked my keys in the car.
つまり、「(間投詞、インフォーマル)自分が間違いを犯してしまった時、または何か悪いことが起こったと気づいた時に言われる(言葉)」。
例文は「おっと(しまった)、車にキーを閉じ込めちゃったみたいだ」。
今日はキャロルとの記念日だということで、ここに来るまでの間も、何かにつけてキャロルとのことを思い出してばかりのロスなので、彼が uh-oh と言った時、また元妻キャロルネタか? という感じで先回りして、チャンドラーはキレ気味に What? There was ice there... と言っていることになります。
There was ice there that night with Carol? には、there が2回出てきますが、最初の There は、存在を表す There is/was 構文の there で、後半の there は「キャロルとのあの晩の、その場所には」という場所を示す there になります。
このように、There is/are 構文で、場所を示す there を併用することも可能なのですね。
there は here よりも離れた場所の距離感がありますので、過去のある場所を語る場合にもその距離感のニュアンスから、there が使われることになります。
ピッツバーグ・ファンというのは、相手チームの「ピッツバーグ・ペンギンズ」のファンのこと。
今座ろうとしているプラスチックの座席とか、今ここにいるような4千人の怒ったピッツバーグ・ファンが、その夜にもあった(いた)のか?! みたいに「キャロルとの夜にそんなものがあったはずない」的なことを次々挙げているところに、チャンドラーのイライラがよく出ていると思います。
何かを見るたび、見つけるたびに、いちいちキャロルと絡めるのはやめてくれよ、という気持ちなのですね。
No, actually I was just saying... 「いいや、実は僕はただ〜だと言いたかっただけ」という表現から、さっきの、Uh-oh. は別にキャロルとのことを思い出したわけじゃなくて、と言おうとしていることがわかります。
it looks like we're not sitting together は「僕たちは一緒に座れないように見える」ですから、3人で並んで座れるほど、席がまとまって空いてないね、と言いたかっただけのようです。
now that は「今や〜だから、今や〜であるからには」なので、But now that you mention it は「今、君がその件を言ったから(僕もそれに合わせて言うけど)」というニュアンス。
「今、チャンドラーがキャロルとの夜のことを言った今だから言うけど、ちょうど話題に出たから言うけど」と、結局、彼女との夜の話をすることになります。
僕から進んで話すんじゃないけど、チャンドラーが思い出させるから言ってみただけだ、という感じでしょう。
その後に、there was ice there that night と言っていますが、ここもさきほどのチャンドラーのセリフと同じく、There was 構文に there という場所を表す副詞が使われていますね。
first frost は「初霜」なので、「キャロルとの初めての夜、氷があったのか? と聞かれたら、確かにあったね。初霜が下りた日だったから」と返したことになります。
このホッケーの試合には、キャロルとの夜を思い出させるようなことは何もないはずだろ? という思いで、「氷、座席、怒ったファン」がその夜にもあったのか? とチャンドラーは言ってみせたわけですが、「別にキャロルのことを言ったつもりじゃなかった」と言いつつも、結局「そういえば氷はあったよ」と、やはりキャロルとの件に結び付けてしまうというオチになっているわけですね。
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10:06
SCENE 4: THE GUYS AT THE GAME (TRYING TO FIND THEIR SEATS)
シーン4:試合に来ている男性陣(自分たちのシートを探そうとしている)
ロス: (SQUEEZING PAST PEOPLE) I'm sorry. Sorry... Uh-oh. ([人を押しのけながら] すみません。すみません… おっと。)
チャンドラー: What? There was ice there that night with Carol? Plastic seats? Four thousand angry Pittsburgh fans? (何? キャロルとのあの(例の)夜に、氷があったのか? プラスチックの座席が(あったのか)? 4千人の怒ったピッツバーグ(ペンギンズ)のファンが(いたのか)?)
ロス: No, actually I was just saying it looks like we're not sitting together. But now that you mention it, there was ice there that night. It was the first frost. (いや、実は僕はただこう言おうとしただけなんだ、僕たち、一緒の席に座れそうにないね、って。でも今君が言ったから(僕も言うけど)、あの夜には氷があった。初霜だった。)
ジョーイ: Sit. Just sit down. Sit. (座れ。黙って座れよ。座れって。)
マジソン・スクエア・ガーデンに来た男性陣3人は、自分たちの座席に座ろうとしています。
すみません、と言いながら座席に進む中、ロスは Uh-oh. という声をあげています。
発音は「アッ・オゥ」みたいな感じで、間違いや悪いことに気づいた時に、よくこの言葉が出ますね。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
uh oh [interjection] (informal) : said when you have made a mistake or have realized that something bad has happened
例)Uh oh, I think I locked my keys in the car.
つまり、「(間投詞、インフォーマル)自分が間違いを犯してしまった時、または何か悪いことが起こったと気づいた時に言われる(言葉)」。
例文は「おっと(しまった)、車にキーを閉じ込めちゃったみたいだ」。
今日はキャロルとの記念日だということで、ここに来るまでの間も、何かにつけてキャロルとのことを思い出してばかりのロスなので、彼が uh-oh と言った時、また元妻キャロルネタか? という感じで先回りして、チャンドラーはキレ気味に What? There was ice there... と言っていることになります。
There was ice there that night with Carol? には、there が2回出てきますが、最初の There は、存在を表す There is/was 構文の there で、後半の there は「キャロルとのあの晩の、その場所には」という場所を示す there になります。
このように、There is/are 構文で、場所を示す there を併用することも可能なのですね。
there は here よりも離れた場所の距離感がありますので、過去のある場所を語る場合にもその距離感のニュアンスから、there が使われることになります。
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今座ろうとしているプラスチックの座席とか、今ここにいるような4千人の怒ったピッツバーグ・ファンが、その夜にもあった(いた)のか?! みたいに「キャロルとの夜にそんなものがあったはずない」的なことを次々挙げているところに、チャンドラーのイライラがよく出ていると思います。
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it looks like we're not sitting together は「僕たちは一緒に座れないように見える」ですから、3人で並んで座れるほど、席がまとまって空いてないね、と言いたかっただけのようです。
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「今、チャンドラーがキャロルとの夜のことを言った今だから言うけど、ちょうど話題に出たから言うけど」と、結局、彼女との夜の話をすることになります。
僕から進んで話すんじゃないけど、チャンドラーが思い出させるから言ってみただけだ、という感じでしょう。
その後に、there was ice there that night と言っていますが、ここもさきほどのチャンドラーのセリフと同じく、There was 構文に there という場所を表す副詞が使われていますね。
first frost は「初霜」なので、「キャロルとの初めての夜、氷があったのか? と聞かれたら、確かにあったね。初霜が下りた日だったから」と返したことになります。
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2017年09月25日
梅田セミナー定員増枠します
**************************************************************
(2017.10.5 追記)
参加のお申込みは、10月1日(日)をもって締め切らせていただきました。
応募時にご登録いただいたメールアドレスに、当落に関わらずメールでご連絡を送らせていただいています。
応募したにもかかわらず当落のメールが来ないという方がおられましたら、以下の要領でお問い合わせ下さいませ。
メールアドレス:webpresent@cccmh.co.jp
件名:「海外ドラマDVD英語学習法」体験セミナー
たくさんのご応募ありがとうございました!
**************************************************************
10月14日(土)開催の梅田セミナーは、応募締切が 10月1日となっておりますが、現在、たくさんのご応募をいただいております。ありがとうございます。
会場の増席が可能となりましたので、ご好評により、定員を増枠させていただきます。
当初の定員は 40名でしたが、この増枠により、
定員 40名(+追加枠20名)
となります。
お申込方法は、最初の告知と同じで、「書店で書籍を購入」または「セミナー代 1,500円」のいずれかでご応募していただく形となっております。
拙著の出版元であるCCCメディアハウスの公式サイトでも、定員増枠が告知されています(↓)。
【ご好評により定員増枠!!】10/14(土) 英会話が劇的に上達する!! 海外ドラマDVD英語学習法体験セミナー
以下に再度、セミナーの概要を説明させていただきますね。
「海外ドラマDVD英語学習法」体験セミナー
日時 2017年10月14日(土)14:00〜16:00 (開場13:30)
会場 梅田(当選者に詳細をお知らせします)
講師 南谷三世
定員 40名(+追加枠20名) ※応募者多数の場合は、抽選となります。
お申込方法
●キャンペーン実施書店で『海外ドラマDVD英語学習法』をご購入のうえ、添付されている応募カードのQRコードを読み取り、応募フォームからお申し込みください。
●本をすでにご購入されている方は、セミナーのみ有料にて参加する方法もございます。有料での参加希望の方はこちらの セミナー応募フォーム(有料) からお申し込みください。
キャンペーン実施書店(大阪府内17店舗)
旭屋書店 なんばCITY店
紀伊國屋書店 梅田本店
紀伊國屋書店 グランフロント大阪店
紀伊國屋書店 京橋店
紀伊國屋書店 本町店
くまざわ書店 ポーズ なんばパークス店
ジュンク堂書店 梅田ヒルトンプラザ店
ジュンク堂書店 大阪本店
ジュンク堂書店 難波店
ジュンク堂書店 近鉄あべのハルカス店
ジュンク堂書店 天満橋店
MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
梅田 蔦屋書店
枚方 蔦屋書店
ブックスタジオ 新大阪店
ブックスタジオ 大阪店
ブックファースト 梅田2階店
参加費 無料(キャンペーン実施書店で『海外ドラマDVD英語学習法』を購入された方限定)。もしくはセミナー参加費1,500円(当日会場にてお支払いください)
応募締切 10月1日(日)24:00まで
当選発表 10月6日(金)までに、ご登録いただいたメールアドレスに当落に関わらずご連絡いたします。当選者には、セミナーの場所等、詳細をお知らせいたします。
※本キャンペーンは10月1日をもって終了いたします。
セミナー概要は以上です。
このように増席させていただけるのも、既にご応募下さった皆様のおかげです。
本当にありがとうございます<(_ _)>
最初の告知と変わらず、応募締切は 10月1日(日)24:00まで となっております。
締切まで残り1週間での緊急追加枠となりますが、皆様のご応募、お待ちしております。
昨日、東京・青山でのセミナーが終了したばかりというこのタイミングで、次の梅田セミナーの定員増枠をお知らせできること、本当に嬉しくありがたく思っております。
梅田セミナーも精一杯頑張りますね♪
取り急ぎ、既にお申込下さった皆様へのお礼と、定員増枠のお知らせまで(^^)
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(2017.10.5 追記)
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「海外ドラマDVD英語学習法」体験セミナー
日時 2017年10月14日(土)14:00〜16:00 (開場13:30)
会場 梅田(当選者に詳細をお知らせします)
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枚方 蔦屋書店
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参加費 無料(キャンペーン実施書店で『海外ドラマDVD英語学習法』を購入された方限定)。もしくはセミナー参加費1,500円(当日会場にてお支払いください)
応募締切 10月1日(日)24:00まで
当選発表 10月6日(金)までに、ご登録いただいたメールアドレスに当落に関わらずご連絡いたします。当選者には、セミナーの場所等、詳細をお知らせいたします。
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青山セミナー終了しました!
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NHK文化センター青山教室で開催のセミナー「海外ドラマDVD英語学習法」が、昨日、9月24日(日)に無事、終了いたしました。
ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました<(_ _)>
セミナーでは毎回、「フレンズを見たことない方」「フレンズを大好きな方」がどれくらいいらっしゃるかを確かめさせていただくのですが、今回はどちらもそれぞれかなりおられる感じでした。
実際にデモをさせていただく中、観客の笑い声(ラフトラック)が入るタイミングで、参加者の皆様も笑って下さっている場面が多々あり、私が「シットコムで笑え!」というタイトルで訴えたいと思っている「ネイティブと一緒に笑えることの楽しさと素晴らしさ」を体感していただけたかな、と思っています。
最後の質疑応答の時間も、15分ご用意させていただいたのですが、予定時間をオーバーするほど、大勢の方に熱心なご質問をいただけたこと、本当に嬉しくありがたく思いました。
最近のセミナーでは、私自身が動画配信サービスを利用していることもあり、私がおすすめするDVD学習法(レイチ・メソッド)は動画配信サービスにも応用できる、というようなお話をさせていただいています。
質疑応答でも動画配信サービスに関するご質問をいただけたので、私の今の考えを詳しく説明させていただけたこともありがたかったです。
時間オーバーとなってしまったので、いったんセミナーを終了させていただいた後で、個別にご質問をお受けしたのですが、何人もの方が着席したまま残って下さり、他の方がされた質問に対する私の回答を熱心に聞いて下さったことも大変嬉しく思いました。
サインや写真などを求めていただけたことも、とても光栄でした。
長年私のブログを読んで下さっている参加者の方と個別にじっくりお話させていただくこともでき、本当に有意義で楽しく幸せな時間を過ごさせていただくことができました。
今回のセミナーを大きな原動力として、これからも「海外ドラマDVD英語学習法」の楽しさと素晴らしさを頑張って伝えて行きたいと思います。
皆様が、海外ドラマを使って、楽しく有意義な英語学習を続けて下さることを心より願っています。
お忙しい中、ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました!<(_ _)>
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実際にデモをさせていただく中、観客の笑い声(ラフトラック)が入るタイミングで、参加者の皆様も笑って下さっている場面が多々あり、私が「シットコムで笑え!」というタイトルで訴えたいと思っている「ネイティブと一緒に笑えることの楽しさと素晴らしさ」を体感していただけたかな、と思っています。
最後の質疑応答の時間も、15分ご用意させていただいたのですが、予定時間をオーバーするほど、大勢の方に熱心なご質問をいただけたこと、本当に嬉しくありがたく思いました。
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2017年09月21日
レイチェルは建物を出ました フレンズ1-4改その15
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9:52
モニカ: (PAUSES, THEN, TO PHONE) Uh, Rachel has left the building. Can you call back? ([間があって、それから電話に向かって] あの〜、レイチェルはたった今、建物を出ました。電話をかけ直してもらえます?)
レイチェル: All right! Come on! (MISERABLY) Let's play Twister! (いいわ! ねぇ! [情けない様子で] ツイスターやりましょ!)
「今の話で私(レイチェル)が大丈夫だと思うのなら、私は大丈夫だってカード会社の人に言ってもいいわよ!」とレイチェルがすごい勢いでまくし立てたので、モニカはしばらく沈黙した後で、電話口の相手に Rachel has left the building. と告げます。
has left という現在完了形になっているので、直訳すると「レイチェルは(アパートの)建物を(たった今)出ました」ということになりますね。
レイチェルが自分の悲惨な状況を語るので、それをそのままカード会社の人に伝えるわけにもいかず、「レイチェルは今はこの部屋にいません」という内容を伝えたことになりますが、実はこの has left the building というフレーズは、エルヴィス・プレスリーのコンサートの終了時に使われていた有名なアナウンス、Elvis has left the building. から来ています。
エルヴィス・プレスリーは、キング・オブ・ロックンロール(King of Rock and Roll)と呼ばれた世界的大スター。
タイムリーな偶然で嬉しかったのですが、今日の日経新聞朝刊の「私の履歴書」で、音楽評論家で作詞家の湯川れい子さんが「エルヴィスの国 胸いっぱい」というサブタイトルのついた記事の中で、「アメリカの音楽を日本人に紹介する仕事をしてきた。中でもエルヴィス・プレスリーのことを何回書いただろうか」のように、エルヴィスのことについて触れておられます。
この表現からも、「アメリカの音楽において、エルヴィス・プレスリーがどれほどすごい人だったか」というのがよくわかると思います。
コンサートでいつまでも残っているファンに早く帰ってもらうために、「エルヴィスはもうすでに建物を出ました」というアナウンスを流していたのですね。
モニカのセリフも、「レイチェルはたった今(もう)アパートを出ちゃったんで、今はもういません(だから電話で話せないんです)」ということが言いたいわけです。
以下の、エルヴィス・プレスリーの英語版ウィキペディアの Legacy のところに、
Wikipedia 英語版: Elvis Presley>Legacy
Elvis has left the building へのリンクがあり、それが以下の頁になります。
Wikipedia 英語版: Elvis has left the building
最初の説明を引用させていただきますと、
"Elvis has left the building" is a phrase that was often used by public address announcers at the conclusion of Elvis Presley concerts in order to disperse audiences who lingered in hopes of an encore. It has since become a catchphrase and punchline.
訳させていただきますと「"Elvis has left the building" は、アンコールを期待して居残る観客を解散させる(帰らせる)ために、エルヴィス・プレスリーのコンサートの終わりに、場内放送のアナウンサーによってしばしば使われたフレーズである。それ以来、その言葉はキャッチフレーズやジョークのオチになった。」
つまり、「コンサートはもう終わりました」という意味で、「エルヴィスは先ほどこの建物を出ましたので、もうここにはいません」というアナウンスをしたということですね。
そのウィキペディアの Popularization(普及、大衆化)の中に、映画などでそのフレーズが使われた例が出ています。
例えば、映画「インデペンデンス・デイ」では、ラストシーン近くの 2:11:47 頃、敵の追っ手から逃れて、宇宙人の母船から辛くも脱出できた瞬間に、
ヒラー大尉: Elvis has left the building!
デイヴィッド: Thank you very much. Oh! I love you, man.
と言っていました。
母船の外に無事出て、無事に任務を終了したことを、この決まり文句で表現したわけですね。
ちなみに、それを聞いたデイヴィッドが Thank you very much. と言っていますが、これもエルヴィスの口調を真似たものになっています。
そのウィキペディアの一覧には出ていないのですが、シットコム「フルハウス」とその続編「フラーハウス」でも、このフレーズをもじったものがセリフに登場しています。
フルハウスのジェシーがエルヴィスの大ファンであるために、そのフレーズが出てくるのも自然な流れだと言えるでしょう。
使用例を挙げると、「フルハウス」の 1-21 「我が家のプレスリー」(原題:Mad Money)の 16:30 あたりのシーン。
ジェシーがエルヴィスの物真似を披露するのを見た後、すっかり感化されてしまった様子の D.J. とステフが、帰宅後にエルヴィスの歌を歌うシーンがあります。
パパのダニーに「もう寝なさい」と言われ、二人で階段を上がっていく時に、
DJ: Thank you. You're a beautiful audience. Thank you very much. Elvis has left the living room. (サンキュー。今日の客は最高だぜ。どうもありがとう。エルヴィスはリビング(ルーム)を出ました。)
と言っていました。
You're a beautiful audience. Thank you very much. というのはプレスリーの真似で、リビングを去り、自分たちの寝室に行くことを、Elvis has left the building. というお決まりフレーズをもじって、「エルヴィスは(ビルディングではなく)リビング(ルーム)を出ました」と表現してみせたわけですね。
エルヴィスの真似をする流れで、このセリフを使っているところがミソなわけです。
また「フルハウス」終了から20年後に復活した続編「フラーハウス」の 1-2 「ジャクソンの反抗計画」(原題:Moving Day)の 15:25 あたりのシーンでも、ジェシーのセリフに以下のものがありました。
ジェシー: All right, Jesse has left the building. (よし、ジェシーは建物を出ました。)
そう言って、ドアから出るものの、またすぐに帰ってきて、
ジェシー: But first, Jesse has to pee. (でもまずは、ジェシーはおしっこしなくちゃ。)
元ネタが Elvis has left the building. のように主語が名前(固有名詞)になっているので、それをもじって他の人を主語にする場合でも、主語は必ず固有名詞になっているのがポイントですね。
今回のフレンズでのモニカのセリフも、カード会社の人との電話で話題の中心となっているのはレイチェルですから、単に「部屋を出た」と言いたいのであれば、She has left the apartment. のように、代名詞 she でも事足りるはずです。
she でいいところをわざわざ Rachel という主語にしているのは元ネタを意識してのものであり、「アパート(の部屋)を出た」ではなく「建物(ビルディング)を出た」というちょっと不思議な表現をしているのも、エルヴィスの元ネタがあってのことなのですね。
英語版ウィキペディアには、今回のフレンズやフルハウス/フラーハウスで使われたことは出ていませんが、エルヴィスのファンであるフルハウスのジェシーに絡むセリフは間違いなく元ネタがこれですし、今回のモニカのセリフも、Elvis has left the building. というフレーズと形が全く同じですから、エルヴィスのフレーズが出典であることは間違いないでしょう。
上の説明で、フレンズ以外の作品で使われた例をご紹介しましたが、「ここにも出てきた!」と気づける瞬間は本当に楽しいなぁと思います♪
★ Rach からのお知らせとご挨拶 ★
9月24日(日)の青山セミナー、いよいよ、今週末の日曜日となりました!
ご参加下さる皆様、どうかお気をつけてお越し下さいませ。
海外ドラマの生きたセリフから英語を学ぶ楽しさを直接皆様にお伝えできるのを、とってもとっても楽しみにしています♪
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9:52
モニカ: (PAUSES, THEN, TO PHONE) Uh, Rachel has left the building. Can you call back? ([間があって、それから電話に向かって] あの〜、レイチェルはたった今、建物を出ました。電話をかけ直してもらえます?)
レイチェル: All right! Come on! (MISERABLY) Let's play Twister! (いいわ! ねぇ! [情けない様子で] ツイスターやりましょ!)
「今の話で私(レイチェル)が大丈夫だと思うのなら、私は大丈夫だってカード会社の人に言ってもいいわよ!」とレイチェルがすごい勢いでまくし立てたので、モニカはしばらく沈黙した後で、電話口の相手に Rachel has left the building. と告げます。
has left という現在完了形になっているので、直訳すると「レイチェルは(アパートの)建物を(たった今)出ました」ということになりますね。
レイチェルが自分の悲惨な状況を語るので、それをそのままカード会社の人に伝えるわけにもいかず、「レイチェルは今はこの部屋にいません」という内容を伝えたことになりますが、実はこの has left the building というフレーズは、エルヴィス・プレスリーのコンサートの終了時に使われていた有名なアナウンス、Elvis has left the building. から来ています。
エルヴィス・プレスリーは、キング・オブ・ロックンロール(King of Rock and Roll)と呼ばれた世界的大スター。
タイムリーな偶然で嬉しかったのですが、今日の日経新聞朝刊の「私の履歴書」で、音楽評論家で作詞家の湯川れい子さんが「エルヴィスの国 胸いっぱい」というサブタイトルのついた記事の中で、「アメリカの音楽を日本人に紹介する仕事をしてきた。中でもエルヴィス・プレスリーのことを何回書いただろうか」のように、エルヴィスのことについて触れておられます。
この表現からも、「アメリカの音楽において、エルヴィス・プレスリーがどれほどすごい人だったか」というのがよくわかると思います。
コンサートでいつまでも残っているファンに早く帰ってもらうために、「エルヴィスはもうすでに建物を出ました」というアナウンスを流していたのですね。
モニカのセリフも、「レイチェルはたった今(もう)アパートを出ちゃったんで、今はもういません(だから電話で話せないんです)」ということが言いたいわけです。
以下の、エルヴィス・プレスリーの英語版ウィキペディアの Legacy のところに、
Wikipedia 英語版: Elvis Presley>Legacy
Elvis has left the building へのリンクがあり、それが以下の頁になります。
Wikipedia 英語版: Elvis has left the building
最初の説明を引用させていただきますと、
"Elvis has left the building" is a phrase that was often used by public address announcers at the conclusion of Elvis Presley concerts in order to disperse audiences who lingered in hopes of an encore. It has since become a catchphrase and punchline.
訳させていただきますと「"Elvis has left the building" は、アンコールを期待して居残る観客を解散させる(帰らせる)ために、エルヴィス・プレスリーのコンサートの終わりに、場内放送のアナウンサーによってしばしば使われたフレーズである。それ以来、その言葉はキャッチフレーズやジョークのオチになった。」
つまり、「コンサートはもう終わりました」という意味で、「エルヴィスは先ほどこの建物を出ましたので、もうここにはいません」というアナウンスをしたということですね。
そのウィキペディアの Popularization(普及、大衆化)の中に、映画などでそのフレーズが使われた例が出ています。
例えば、映画「インデペンデンス・デイ」では、ラストシーン近くの 2:11:47 頃、敵の追っ手から逃れて、宇宙人の母船から辛くも脱出できた瞬間に、
ヒラー大尉: Elvis has left the building!
デイヴィッド: Thank you very much. Oh! I love you, man.
と言っていました。
母船の外に無事出て、無事に任務を終了したことを、この決まり文句で表現したわけですね。
ちなみに、それを聞いたデイヴィッドが Thank you very much. と言っていますが、これもエルヴィスの口調を真似たものになっています。
そのウィキペディアの一覧には出ていないのですが、シットコム「フルハウス」とその続編「フラーハウス」でも、このフレーズをもじったものがセリフに登場しています。
フルハウスのジェシーがエルヴィスの大ファンであるために、そのフレーズが出てくるのも自然な流れだと言えるでしょう。
使用例を挙げると、「フルハウス」の 1-21 「我が家のプレスリー」(原題:Mad Money)の 16:30 あたりのシーン。
ジェシーがエルヴィスの物真似を披露するのを見た後、すっかり感化されてしまった様子の D.J. とステフが、帰宅後にエルヴィスの歌を歌うシーンがあります。
パパのダニーに「もう寝なさい」と言われ、二人で階段を上がっていく時に、
DJ: Thank you. You're a beautiful audience. Thank you very much. Elvis has left the living room. (サンキュー。今日の客は最高だぜ。どうもありがとう。エルヴィスはリビング(ルーム)を出ました。)
と言っていました。
You're a beautiful audience. Thank you very much. というのはプレスリーの真似で、リビングを去り、自分たちの寝室に行くことを、Elvis has left the building. というお決まりフレーズをもじって、「エルヴィスは(ビルディングではなく)リビング(ルーム)を出ました」と表現してみせたわけですね。
エルヴィスの真似をする流れで、このセリフを使っているところがミソなわけです。
また「フルハウス」終了から20年後に復活した続編「フラーハウス」の 1-2 「ジャクソンの反抗計画」(原題:Moving Day)の 15:25 あたりのシーンでも、ジェシーのセリフに以下のものがありました。
ジェシー: All right, Jesse has left the building. (よし、ジェシーは建物を出ました。)
そう言って、ドアから出るものの、またすぐに帰ってきて、
ジェシー: But first, Jesse has to pee. (でもまずは、ジェシーはおしっこしなくちゃ。)
元ネタが Elvis has left the building. のように主語が名前(固有名詞)になっているので、それをもじって他の人を主語にする場合でも、主語は必ず固有名詞になっているのがポイントですね。
今回のフレンズでのモニカのセリフも、カード会社の人との電話で話題の中心となっているのはレイチェルですから、単に「部屋を出た」と言いたいのであれば、She has left the apartment. のように、代名詞 she でも事足りるはずです。
she でいいところをわざわざ Rachel という主語にしているのは元ネタを意識してのものであり、「アパート(の部屋)を出た」ではなく「建物(ビルディング)を出た」というちょっと不思議な表現をしているのも、エルヴィスの元ネタがあってのことなのですね。
英語版ウィキペディアには、今回のフレンズやフルハウス/フラーハウスで使われたことは出ていませんが、エルヴィスのファンであるフルハウスのジェシーに絡むセリフは間違いなく元ネタがこれですし、今回のモニカのセリフも、Elvis has left the building. というフレーズと形が全く同じですから、エルヴィスのフレーズが出典であることは間違いないでしょう。
上の説明で、フレンズ以外の作品で使われた例をご紹介しましたが、「ここにも出てきた!」と気づける瞬間は本当に楽しいなぁと思います♪
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海外ドラマの生きたセリフから英語を学ぶ楽しさを直接皆様にお伝えできるのを、とってもとっても楽しみにしています♪
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2017年09月19日
okayだらけのセリフ フレンズ1-4改その14
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9:28
モニカ: Look, they just wanna see if you're okay. (ねぇ、VISAカードの人はただ、あなたが大丈夫か[問題ないか]どうか知りたい、って。)
レイチェル: They wanna know if I'm okay? Okay, they wanna know if I'm okay, okay, let's see. Well, let's see. The FICA guys took all my money. Everyone I know is either getting married or getting pregnant or getting promoted. And I'm getting coffee. And it's not even for me! So if that sounds like I'm okay, okay, then you can tell them I'm okay. Okay? (私が大丈夫(オッケー)かどうか知りたいのね? わかった(オッケー)、彼らは私が大丈夫(オッケー)かどうか知りたいんだ、いいわ(オッケー)、そう、そうねぇ。例のファイカの人たちは私のお金を全部取っていった。私が知っている人はみんな、結婚するか、妊娠するか、昇進するかのどれかなの。そして私はコーヒーをゲットするの。そしてそれは私のためですらないのよ! だからもしそれで、私が大丈夫(オッケー)そうだって思えるのなら、いいわ(オッケー)、そしたらあなたは私が大丈夫(オッケー)だってその人たちに言えばいいわ。いい?(オッケー?))
電話の向こうの VISAカードの人が「レイチェルが okay かどうか知りたがってる」とモニカが言うので、レイチェルは自分が okay かどうかについて、興奮気味に長台詞を言っています。
最初のセリフ、They wanna know if I'm okay? Okay, they wanna know if I'm okay, okay, let's see. そして、最後のセリフ、So if that sounds like I'm okay, okay, then you can tell them I'm okay. Okay? でよくわかる通り、この一連のレイチェルのセリフは、何度も出てくる okay がポイントになっています。
上の日本語訳では、ちょっとくどすぎるとは思うのですが、レイチェルの okay の部分をすべてかっこ書きの(オッケー)と表記することで、その頻出具合がわかるようにしてみました。
レイチェルは「私が okay かどうか」を自分で確認するように、まずは「あのファイカの人たちが私のお金を全部持って行ってしまった」と言っています。
これは、過去記事、FICA(ファイカ)って誰? フレンズ1-4改その7 で説明したように、給与明細で公的保険料を FICA に天引きされてしまったことを、そのように言っているわけですね。
その後、「私の知っている人はみんなこうなって、自分はこうなっている」という今の状況を説明しています。
either A or B は「A かそれとも(または)B」ということで、私の知り合いは「結婚するか、妊娠するか、昇進するか」という状態になっているということですね。
promote は「人を昇進させる」という他動詞なので、昇進した人を主語にして「昇進する」と言う場合は、get promoted のように受身形になります。
過去記事、野生の王国でこんな鳥を見た フレンズ1-4改その8 で、レイチェルの友達がセントラルパークに訪ねて来た際、キキは婚約中、レスリーは妊娠中、ジョアンはパパの会社の共同経営者になる予定だとわかったので、そのことをレイチェルはここで言っているのですね。
And I'm getting coffee. の get をどう訳すかが難しいところですが、これは「コーヒーをゲットする」のような漠然としたイメージで理解しておけばよいと思います。
友人たちが、get married, get pregnant, get promoted のようにそれぞれ「結婚している・妊娠している・昇進している、という状態になる」という意味で get+形容詞(過去分詞)の形を使っているのに合わせる形で、自分も同じく get という動詞を使った感覚になるでしょう。
get の基本語義は「手に入れる」で、形容詞や過去分詞の状態を手に入れる、という感覚から、そのような状態になるという「変化」を表すことになるとも言える気がします。
その「手に入れる」ニュアンスを訳に出そうとすると、「友達はそんな幸せな状態を手に入れたけど、私が手に入れるのはコーヒー」みたいな対比の構図になるでしょうか。
その上、「私はコーヒーをゲットするけど、それも自分が飲むためのコーヒーじゃないの」と表現し、「みんなは結婚・妊娠・昇進を得るけれど、私が得ることは人にコーヒーを注いで回るって仕事だけ」のように自虐的に言ったことになるでしょう。
if that sounds like I'm okay 「それ(今私が言ったこと)が、私(レイチェル)は大丈夫、っていう風に聞こえるのなら[思えるのなら]」、then you can tell them I'm okay 「そしたら、レイチェルは大丈夫だってその人たちに言っていいわ」ということになります。
友達はみんな幸せになってるのに、私一人が想像とは違う生活を送っていて、okay かどうかって聞かれても、okay なわけないでしょ! という気持ちなのですね。
その最後のセリフでも、sounds like I'm okay, okay や、tell them I'm okay. Okay? のように、つなぎ言葉の okay を、言葉の端々に盛り込みつつ、まくし立てているところに、レイチェルのイライラ具合がよく表れている気がします。
と同時に、okay かどうかの話をしている時に、いろんなニュアンスの okay がちりばめられているという、脚本上、セリフ上の面白さにもなるわけですね。
okay という言葉は日本語の「オッケー、オーケー」のように「大丈夫」というニュアンスがあると共に、「いいわ、よし」と自分が何かの言動をする前に一呼吸置く感じで使ったり、相手に「いい?」「そうよね?」のような確認・念押しをする時にも使ったりしますね。
そういう多彩な okay のニュアンスを、このレイチェルのセリフから感じていただければと思います。
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9:28
モニカ: Look, they just wanna see if you're okay. (ねぇ、VISAカードの人はただ、あなたが大丈夫か[問題ないか]どうか知りたい、って。)
レイチェル: They wanna know if I'm okay? Okay, they wanna know if I'm okay, okay, let's see. Well, let's see. The FICA guys took all my money. Everyone I know is either getting married or getting pregnant or getting promoted. And I'm getting coffee. And it's not even for me! So if that sounds like I'm okay, okay, then you can tell them I'm okay. Okay? (私が大丈夫(オッケー)かどうか知りたいのね? わかった(オッケー)、彼らは私が大丈夫(オッケー)かどうか知りたいんだ、いいわ(オッケー)、そう、そうねぇ。例のファイカの人たちは私のお金を全部取っていった。私が知っている人はみんな、結婚するか、妊娠するか、昇進するかのどれかなの。そして私はコーヒーをゲットするの。そしてそれは私のためですらないのよ! だからもしそれで、私が大丈夫(オッケー)そうだって思えるのなら、いいわ(オッケー)、そしたらあなたは私が大丈夫(オッケー)だってその人たちに言えばいいわ。いい?(オッケー?))
電話の向こうの VISAカードの人が「レイチェルが okay かどうか知りたがってる」とモニカが言うので、レイチェルは自分が okay かどうかについて、興奮気味に長台詞を言っています。
最初のセリフ、They wanna know if I'm okay? Okay, they wanna know if I'm okay, okay, let's see. そして、最後のセリフ、So if that sounds like I'm okay, okay, then you can tell them I'm okay. Okay? でよくわかる通り、この一連のレイチェルのセリフは、何度も出てくる okay がポイントになっています。
上の日本語訳では、ちょっとくどすぎるとは思うのですが、レイチェルの okay の部分をすべてかっこ書きの(オッケー)と表記することで、その頻出具合がわかるようにしてみました。
レイチェルは「私が okay かどうか」を自分で確認するように、まずは「あのファイカの人たちが私のお金を全部持って行ってしまった」と言っています。
これは、過去記事、FICA(ファイカ)って誰? フレンズ1-4改その7 で説明したように、給与明細で公的保険料を FICA に天引きされてしまったことを、そのように言っているわけですね。
その後、「私の知っている人はみんなこうなって、自分はこうなっている」という今の状況を説明しています。
either A or B は「A かそれとも(または)B」ということで、私の知り合いは「結婚するか、妊娠するか、昇進するか」という状態になっているということですね。
promote は「人を昇進させる」という他動詞なので、昇進した人を主語にして「昇進する」と言う場合は、get promoted のように受身形になります。
過去記事、野生の王国でこんな鳥を見た フレンズ1-4改その8 で、レイチェルの友達がセントラルパークに訪ねて来た際、キキは婚約中、レスリーは妊娠中、ジョアンはパパの会社の共同経営者になる予定だとわかったので、そのことをレイチェルはここで言っているのですね。
And I'm getting coffee. の get をどう訳すかが難しいところですが、これは「コーヒーをゲットする」のような漠然としたイメージで理解しておけばよいと思います。
友人たちが、get married, get pregnant, get promoted のようにそれぞれ「結婚している・妊娠している・昇進している、という状態になる」という意味で get+形容詞(過去分詞)の形を使っているのに合わせる形で、自分も同じく get という動詞を使った感覚になるでしょう。
get の基本語義は「手に入れる」で、形容詞や過去分詞の状態を手に入れる、という感覚から、そのような状態になるという「変化」を表すことになるとも言える気がします。
その「手に入れる」ニュアンスを訳に出そうとすると、「友達はそんな幸せな状態を手に入れたけど、私が手に入れるのはコーヒー」みたいな対比の構図になるでしょうか。
その上、「私はコーヒーをゲットするけど、それも自分が飲むためのコーヒーじゃないの」と表現し、「みんなは結婚・妊娠・昇進を得るけれど、私が得ることは人にコーヒーを注いで回るって仕事だけ」のように自虐的に言ったことになるでしょう。
if that sounds like I'm okay 「それ(今私が言ったこと)が、私(レイチェル)は大丈夫、っていう風に聞こえるのなら[思えるのなら]」、then you can tell them I'm okay 「そしたら、レイチェルは大丈夫だってその人たちに言っていいわ」ということになります。
友達はみんな幸せになってるのに、私一人が想像とは違う生活を送っていて、okay かどうかって聞かれても、okay なわけないでしょ! という気持ちなのですね。
その最後のセリフでも、sounds like I'm okay, okay や、tell them I'm okay. Okay? のように、つなぎ言葉の okay を、言葉の端々に盛り込みつつ、まくし立てているところに、レイチェルのイライラ具合がよく表れている気がします。
と同時に、okay かどうかの話をしている時に、いろんなニュアンスの okay がちりばめられているという、脚本上、セリフ上の面白さにもなるわけですね。
okay という言葉は日本語の「オッケー、オーケー」のように「大丈夫」というニュアンスがあると共に、「いいわ、よし」と自分が何かの言動をする前に一呼吸置く感じで使ったり、相手に「いい?」「そうよね?」のような確認・念押しをする時にも使ったりしますね。
そういう多彩な okay のニュアンスを、このレイチェルのセリフから感じていただければと思います。
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2017年09月15日
使ってないのが異常な使用状況 フレンズ1-4改その13
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8:57
フィービー: Ooh! Ooh! And I brought Operation. But, um, I lost the tweezers so we can't operate. But we can prep the guy. (あぁ! あぁ! それから(ゲームの)「オペレーション」(手術ゲーム)を持って来たの。でも、その、ピンセットをなくしちゃったから、手術はできないわ。でも患者の男性の手術の準備をすることはできるわよ。)
モニカ: Uh, Rach, it's the VISA-card people. ([電話を手に持って] あぁ、レイチェル。(電話は)VISAカードの人(から)よ。)
レイチェル: Oh, God. Ask them what they want. (まぁ。電話をかけてきた目的(理由)を尋ねて。)
モニカ: (PHONE) Could you please tell me what this is in reference to? ...Yes, hold on. (TO RACH) Um, they say there's been some unusual activity on your account. ([電話で] これはどういったご用件かお聞かせ願えますか? …はい、ちょっと待って。[レイチェルに] えーっと、あちらが言うには、あなたの取引状況[カードの利用状況]にいつもとは違う動きがあったって。)
レイチェル: But I haven't used my card in weeks. (でも私は何週間も自分のカードを使ってないわ。)
モニカ: That is the unusual activity. (それが、いつもと違う動きなのよ。)
フィービーはテーブルの上にある箱を見せて、「私(家から) Operation を持って来た」と言っています。
その箱からゲームだとわかりますが、これは「オペレーション」という名前の手術ゲーム。
Wikipedia 英語版: Operation (game)
製造元の Hasbro社(ハズブロ社)の商品紹介ページはこちら↓
Hasbro: Operation Game
hasbro operation で検索すれば、実際にゲームをやっている様子の動画がいくつも見つかります(私がシーズン1 を最初に解説していた 2005年と比べると、本当に便利な時代になったものだなぁ、と)
ゲームのやり方を言葉でも説明しておきますと、、、
手術台(operating table)に見立てたゲームボードに、トランクスだけをはいた上半身裸の男性(名前は Cavity Sam。cavity とは「空洞」のこと)の絵が書いてあって、体のあちこちに空洞・穴(opening)があり、そこに様々な形の白いプラスチックが入っています。
ドクターカード(Doctor card)に、架空の病名(ailment)と金額(ドル)が書いてあり、そのカードに書いてある病名の白いプラスティックをピンセット(tweezers)で取り出すというゲーム。
空洞の端は金属になっており、ピンセットは通電しているので、端とピンセットが触れると電流が流れ、赤い鼻部分の電球がピカッと光り、ブザーも鳴るという仕組みです。
ブザーが鳴らないように取り出せたら成功で、カードに書いてある金額がゲットできることになります。
例えば、胃には蝶の形をしたプラスチックが入っており、ドクターカードに書かれた病名は Butterflies in the Stomach となっています。
英語で have butterflies in the stomach という表現があり、それは「ドキドキ・そわそわ・はらはらする」という意味なのですが、それを架空の病名にして、手術でその蝶を胃から取り出せたら成功、という流れになっているわけですね。
そういうゲームなので、ピンセットは必ず必要なのですが、フィービーは「ピンセットをなくしてしまったから手術はできない」と言っています。
でもその後に、But we can prep the guy. と言って、ちょっと嬉しそうな顔をしています。
prep は、prepare 「準備する」の短縮形。
「(患者に)[手術の]用意をさせる」という意味もあり、ここでもその意味で使っています。
普通、「手術の準備をする」というと、裸にするために服を脱がせることが想像されますが、患者のサムは、最初からトランクス一丁状態なので、「服を脱がせる」というのはここでは当てはまらないことになります。
このゲームのやり方を紹介している動画の中で、ゲームを始める前に、そのプラスチックをそれぞれの空洞に入れている場面があったのですが、「手術ゲームの準備をする」という意味で、取り出すプラスチックをあらかじめセットする、という意味の prep なのかなぁ、という気もします。
ゲームの形状を考えると、空洞にプラスチックをセットした状態で箱にしまっている可能性もある気がするのですが、その場合だと「箱から出して、ピンセットを使う直前の状態まで準備する」ということになるでしょうか。
DVD の日本語訳は「(手術ゲームはピンセットをなくしてできないけど)でも患者は裸の男!」となっていましたが、やはり「患者の男(the guy)が裸」なのがポイントで、「ピンセットで取り出す遊びはできないけど、さぁ手術を始めるわよ、という準備の段階で、裸の男を見られるわよ」みたいな意味で言っていることになるでしょう。
ちなみに、ピンセットを表す tweezers という単語ですが、ピンセットは二股になっているので、複数形になります。scissors(ハサミ)、trousers(ズボン)などと同じ仕組みですね。
the VISA-card people は「VISAカードの人」。
日本語でも、「VISAカードの人から電話だよ」とか言いますので、その感覚は同じですね。
... people のように、会社名の後に people をつければ、その会社の人、関係者、担当者だということになります。
Ask them what they want. は「彼ら(VISAカードの人)に、彼らが何を欲しているか・求めているかを尋ねて」ということですから、何のために電話してきたのかを尋ねてと言っていることになります。
"Could you please tell me what this is in reference to?" の in reference to は「…に関連して、…に関して」。
直訳すると、「これは何に関連するものか教えてくださいますか?」という感じで、日本語で言うと、「失礼ですがどういったご用件でしょうか」という感覚ですね。
レイチェルに電話よ、とモニカは取り次ごうとしたのに、「あなたが聞いて」みたいにレイチェルが言ったことを、上司が部下に、あるいは主人が使用人に言ったようなニュアンスを感じて、部下または使用人が応対するような丁寧な口調で話してみせたのかなぁ、という気がします。
hold on は「電話を切らずに待つ」。
they say there's been some unusual activity on your account の activity は「活動」、unusual は「普通でない、いつもと違う」ですから、カードでの取引の動き、カードの利用状況がいつもと違う、ということですね。
それに対して、activity と言っても、数週間カードを使ってないのに、活動も何もないでしょ、とレイチェルは言いたいようですが、モニカは、That IS the unusual activity. のように、is 部分を強く発音しています。
「そのカードを使ってない」という「活動していないという活動」「動きがないという動き」が、普通じゃないのよ、ということですね。
フレンズ1-1 でクレジットカードをハサミでカットして以来、レイチェルはカードを全く使っていないのですが、それまではカードでバンバン買い物をしていたということでしょう。
大量にしていた買い物がピタッと止まったので、何か異常事態でもあったか、とカード会社の人が電話をしてきたということですね。
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8:57
フィービー: Ooh! Ooh! And I brought Operation. But, um, I lost the tweezers so we can't operate. But we can prep the guy. (あぁ! あぁ! それから(ゲームの)「オペレーション」(手術ゲーム)を持って来たの。でも、その、ピンセットをなくしちゃったから、手術はできないわ。でも患者の男性の手術の準備をすることはできるわよ。)
モニカ: Uh, Rach, it's the VISA-card people. ([電話を手に持って] あぁ、レイチェル。(電話は)VISAカードの人(から)よ。)
レイチェル: Oh, God. Ask them what they want. (まぁ。電話をかけてきた目的(理由)を尋ねて。)
モニカ: (PHONE) Could you please tell me what this is in reference to? ...Yes, hold on. (TO RACH) Um, they say there's been some unusual activity on your account. ([電話で] これはどういったご用件かお聞かせ願えますか? …はい、ちょっと待って。[レイチェルに] えーっと、あちらが言うには、あなたの取引状況[カードの利用状況]にいつもとは違う動きがあったって。)
レイチェル: But I haven't used my card in weeks. (でも私は何週間も自分のカードを使ってないわ。)
モニカ: That is the unusual activity. (それが、いつもと違う動きなのよ。)
フィービーはテーブルの上にある箱を見せて、「私(家から) Operation を持って来た」と言っています。
その箱からゲームだとわかりますが、これは「オペレーション」という名前の手術ゲーム。
Wikipedia 英語版: Operation (game)
製造元の Hasbro社(ハズブロ社)の商品紹介ページはこちら↓
Hasbro: Operation Game
hasbro operation で検索すれば、実際にゲームをやっている様子の動画がいくつも見つかります(私がシーズン1 を最初に解説していた 2005年と比べると、本当に便利な時代になったものだなぁ、と)
ゲームのやり方を言葉でも説明しておきますと、、、
手術台(operating table)に見立てたゲームボードに、トランクスだけをはいた上半身裸の男性(名前は Cavity Sam。cavity とは「空洞」のこと)の絵が書いてあって、体のあちこちに空洞・穴(opening)があり、そこに様々な形の白いプラスチックが入っています。
ドクターカード(Doctor card)に、架空の病名(ailment)と金額(ドル)が書いてあり、そのカードに書いてある病名の白いプラスティックをピンセット(tweezers)で取り出すというゲーム。
空洞の端は金属になっており、ピンセットは通電しているので、端とピンセットが触れると電流が流れ、赤い鼻部分の電球がピカッと光り、ブザーも鳴るという仕組みです。
ブザーが鳴らないように取り出せたら成功で、カードに書いてある金額がゲットできることになります。
例えば、胃には蝶の形をしたプラスチックが入っており、ドクターカードに書かれた病名は Butterflies in the Stomach となっています。
英語で have butterflies in the stomach という表現があり、それは「ドキドキ・そわそわ・はらはらする」という意味なのですが、それを架空の病名にして、手術でその蝶を胃から取り出せたら成功、という流れになっているわけですね。
そういうゲームなので、ピンセットは必ず必要なのですが、フィービーは「ピンセットをなくしてしまったから手術はできない」と言っています。
でもその後に、But we can prep the guy. と言って、ちょっと嬉しそうな顔をしています。
prep は、prepare 「準備する」の短縮形。
「(患者に)[手術の]用意をさせる」という意味もあり、ここでもその意味で使っています。
普通、「手術の準備をする」というと、裸にするために服を脱がせることが想像されますが、患者のサムは、最初からトランクス一丁状態なので、「服を脱がせる」というのはここでは当てはまらないことになります。
このゲームのやり方を紹介している動画の中で、ゲームを始める前に、そのプラスチックをそれぞれの空洞に入れている場面があったのですが、「手術ゲームの準備をする」という意味で、取り出すプラスチックをあらかじめセットする、という意味の prep なのかなぁ、という気もします。
ゲームの形状を考えると、空洞にプラスチックをセットした状態で箱にしまっている可能性もある気がするのですが、その場合だと「箱から出して、ピンセットを使う直前の状態まで準備する」ということになるでしょうか。
DVD の日本語訳は「(手術ゲームはピンセットをなくしてできないけど)でも患者は裸の男!」となっていましたが、やはり「患者の男(the guy)が裸」なのがポイントで、「ピンセットで取り出す遊びはできないけど、さぁ手術を始めるわよ、という準備の段階で、裸の男を見られるわよ」みたいな意味で言っていることになるでしょう。
ちなみに、ピンセットを表す tweezers という単語ですが、ピンセットは二股になっているので、複数形になります。scissors(ハサミ)、trousers(ズボン)などと同じ仕組みですね。
the VISA-card people は「VISAカードの人」。
日本語でも、「VISAカードの人から電話だよ」とか言いますので、その感覚は同じですね。
... people のように、会社名の後に people をつければ、その会社の人、関係者、担当者だということになります。
Ask them what they want. は「彼ら(VISAカードの人)に、彼らが何を欲しているか・求めているかを尋ねて」ということですから、何のために電話してきたのかを尋ねてと言っていることになります。
"Could you please tell me what this is in reference to?" の in reference to は「…に関連して、…に関して」。
直訳すると、「これは何に関連するものか教えてくださいますか?」という感じで、日本語で言うと、「失礼ですがどういったご用件でしょうか」という感覚ですね。
レイチェルに電話よ、とモニカは取り次ごうとしたのに、「あなたが聞いて」みたいにレイチェルが言ったことを、上司が部下に、あるいは主人が使用人に言ったようなニュアンスを感じて、部下または使用人が応対するような丁寧な口調で話してみせたのかなぁ、という気がします。
hold on は「電話を切らずに待つ」。
they say there's been some unusual activity on your account の activity は「活動」、unusual は「普通でない、いつもと違う」ですから、カードでの取引の動き、カードの利用状況がいつもと違う、ということですね。
それに対して、activity と言っても、数週間カードを使ってないのに、活動も何もないでしょ、とレイチェルは言いたいようですが、モニカは、That IS the unusual activity. のように、is 部分を強く発音しています。
「そのカードを使ってない」という「活動していないという活動」「動きがないという動き」が、普通じゃないのよ、ということですね。
フレンズ1-1 でクレジットカードをハサミでカットして以来、レイチェルはカードを全く使っていないのですが、それまではカードでバンバン買い物をしていたということでしょう。
大量にしていた買い物がピタッと止まったので、何か異常事態でもあったか、とカード会社の人が電話をしてきたということですね。
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2017年09月13日
クッキー・ドウとツイスター フレンズ1-4改その12
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8:25
SCENE 3: MONICA AND RACHEL'S (PHOEBE AND MONICA ARE IN PAJAMAS. MONICA IS MAKING SOMETHING IN THE BLENDER)
モニカとレイチェルの部屋。(フィービーとモニカはパジャマを着ている。モニカはブレンダー(ミキサー)で何かを作っている)
(ENTER RACHEL)
レイチェル登場
モニカ: Hey, Rach. How was it with your friends? (SHE AND PHOEBE SCREAM) Okay. How would you like some Tiki-Death punch? (POURS THE CONTENTS OF THE BLENDER INTO GLASSES) (はい、レイチェル。友達とはどうだった? [モニカとフィービーは(レイチェルの友達の真似をして)叫ぶ] オッケー、ティキ・デス・パンチはどうかしら? [ブレンダーの中身をグラスに注ぐ])
レイチェル: What's that? (それって(中身は)何?)
モニカ: Well, it's rum and-- (えーっと、ラムと…)
レイチェル: Okay. (GRABS THE BLENDER AND STARTS TO DRINK) (いいわ。[ブレンダーを掴んで(直接ストローを突っ込んで)飲み始める)
モニカ: We thought since Phoebe was staying over tonight we'd have kinda like a slumber party thing. We got some trashy magazines. We got cookie dough. We got Twister... (PHONE RINGS, MONICA GOES TO ANSWER) (フィービーが今夜お泊りするから、パジャマパーティー的なものをしようって考えたのよ。ちょっとした雑誌もある。クッキー・ドウもある。ツイスターもあるわ。[電話が鳴り、モニカは電話を取りに行く])
レイチェルが帰ってくると、モニカは「友達とはどうだっだ?」と尋ね、その後すぐにフィービーと一緒になって叫び声を上げています。
モニカが「野生の王国の鳥みたい」と表現していたレイチェルの友達の叫ぶ様子を真似て、「こんな友達だったわね。またこんな風に盛り上がってたのかしら?」みたいにからかった感じでしょう。
モニカは Tiki-Death punch という飲み物をレイチェルに勧めていますね。
以下のサイトにこのパンチのレシピが載っていました。
HungryForever Food Blog: FRIENDS Monica's Tiki Death Punch Recipe
モニカが説明したように、やはりラム(rum)が入っていて、他にはストロベリーシロップ、パイナップルジュース、ライムなどが入っているようです。
映像でも見た目がピンク色をしていますが、それはストロベリーシロップから来た色のようですね。
レイチェルがそのパンチの中身を尋ねて、モニカが「ラムと…」と言いかけた時点で、レイチェルはブレンダー(ジューサー)を引ったくるようにして、その中に直接ストローを突っ込んで飲み始めます。
その様子から「お酒でも飲まないとやってられないわ」というヤケになった感じが出ていますね。
stay over は「(自宅から)離れた場所で泊まる」という感覚。
今回のエピソードの OP の後のシーンで、「一緒に住んでるおばあちゃんと恋人の声が大きくて眠れない」「じゃあ、今夜うちに泊れば?」という会話がありましたが、その通りにフィービーはモニカの家にお泊りしていることになります。
We thought since Phoebe was staying over tonight we'd have kinda like a slumber party thing. という文章の構造について。
最初に「私たちは思ったの、考えたの」という過去形 thought があるので、それに伴い、以下の文も時制の一致で過去形になっていると考えられるでしょう。
We thought, "Since Phoebe is staying over tonight, we will have..." 「フィービーは今夜お泊りする予定だから、私たちパーティーしましょう」と考えた、という感覚ですね。
since は完了形と共に「〜以来」という意味で使われることが多いですが、ここでは「〜なので、〜だから」という理由を表す接続詞になります。
slumber party は「パジャマ・パーティー」のことで、若い女の子が誰かの家に集まり、夜を一緒に過ごすパーティーのこと。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
slumber party : a children's party at which a group of children spend the night at one child's house
つまり、「子供のグループが、ある一人の子供の家で夜を過ごすという子供のパーティー」。
英英辞典の語義では children 「子供」と書いてありますが、小さい子供に限らず、今回のような大人の女子がする場合にも、この表現は使われます。
slumber は、LAAD で、slumber (literary) : (to) sleep と説明されています。
動詞で「眠る」、名詞で「眠り」という意味の文語的表現ということになります。
モニカは、We got... という文を3回続けていますが、この got は「持っている、私たちには〜がある」という have と同じ意味ですね。
trashy は「くだらない、つまらない」という意味で、trash 「ごみ、くず」からきた形容詞ですが、ここでは「くだらない雑誌」というよりは「ちょっとした(安っぽい)雑誌」程度のニュアンスでしょう。
cookie dough は「クッキーの生地、クッキーのタネ、クッキー・ドウ(クッキードー)」。
過去記事 ビングチェリーとジミーズ フレンズ1-1改その21 では、アイスクリームのフレイバーの名前として登場していました。
「焼く前のクッキーの生地」がクッキー・ドウということですが、アメリカではクッキーの生地を、焼く前の「生の状態」で食べる人も結構多く、今回もそのまま食べるために用意してあるようです(先走ってしまいますが、この後、実際に食べているシーンが出てきます)。
Twister は「ツイスター」というゲームですね。
スピナー(ルーレットのようなもの)を回して、指定された色の上に手や足を置く、というゲームで、倒れたら負け。
複数の人間でやると、手足が複雑に絡まるので、若い男女のグループだと余計に盛り上がります。
以下のサイトに詳しい説明があります。
タカラトミー>商品情報>ツイスター
「遊び方を見る」を押すと、詳しい遊び方も載っています。
体を「曲げる、ねじる」(twist)ので、Twister という名前になっているわけですね。
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8:25
SCENE 3: MONICA AND RACHEL'S (PHOEBE AND MONICA ARE IN PAJAMAS. MONICA IS MAKING SOMETHING IN THE BLENDER)
モニカとレイチェルの部屋。(フィービーとモニカはパジャマを着ている。モニカはブレンダー(ミキサー)で何かを作っている)
(ENTER RACHEL)
レイチェル登場
モニカ: Hey, Rach. How was it with your friends? (SHE AND PHOEBE SCREAM) Okay. How would you like some Tiki-Death punch? (POURS THE CONTENTS OF THE BLENDER INTO GLASSES) (はい、レイチェル。友達とはどうだった? [モニカとフィービーは(レイチェルの友達の真似をして)叫ぶ] オッケー、ティキ・デス・パンチはどうかしら? [ブレンダーの中身をグラスに注ぐ])
レイチェル: What's that? (それって(中身は)何?)
モニカ: Well, it's rum and-- (えーっと、ラムと…)
レイチェル: Okay. (GRABS THE BLENDER AND STARTS TO DRINK) (いいわ。[ブレンダーを掴んで(直接ストローを突っ込んで)飲み始める)
モニカ: We thought since Phoebe was staying over tonight we'd have kinda like a slumber party thing. We got some trashy magazines. We got cookie dough. We got Twister... (PHONE RINGS, MONICA GOES TO ANSWER) (フィービーが今夜お泊りするから、パジャマパーティー的なものをしようって考えたのよ。ちょっとした雑誌もある。クッキー・ドウもある。ツイスターもあるわ。[電話が鳴り、モニカは電話を取りに行く])
レイチェルが帰ってくると、モニカは「友達とはどうだっだ?」と尋ね、その後すぐにフィービーと一緒になって叫び声を上げています。
モニカが「野生の王国の鳥みたい」と表現していたレイチェルの友達の叫ぶ様子を真似て、「こんな友達だったわね。またこんな風に盛り上がってたのかしら?」みたいにからかった感じでしょう。
モニカは Tiki-Death punch という飲み物をレイチェルに勧めていますね。
以下のサイトにこのパンチのレシピが載っていました。
HungryForever Food Blog: FRIENDS Monica's Tiki Death Punch Recipe
モニカが説明したように、やはりラム(rum)が入っていて、他にはストロベリーシロップ、パイナップルジュース、ライムなどが入っているようです。
映像でも見た目がピンク色をしていますが、それはストロベリーシロップから来た色のようですね。
レイチェルがそのパンチの中身を尋ねて、モニカが「ラムと…」と言いかけた時点で、レイチェルはブレンダー(ジューサー)を引ったくるようにして、その中に直接ストローを突っ込んで飲み始めます。
その様子から「お酒でも飲まないとやってられないわ」というヤケになった感じが出ていますね。
stay over は「(自宅から)離れた場所で泊まる」という感覚。
今回のエピソードの OP の後のシーンで、「一緒に住んでるおばあちゃんと恋人の声が大きくて眠れない」「じゃあ、今夜うちに泊れば?」という会話がありましたが、その通りにフィービーはモニカの家にお泊りしていることになります。
We thought since Phoebe was staying over tonight we'd have kinda like a slumber party thing. という文章の構造について。
最初に「私たちは思ったの、考えたの」という過去形 thought があるので、それに伴い、以下の文も時制の一致で過去形になっていると考えられるでしょう。
We thought, "Since Phoebe is staying over tonight, we will have..." 「フィービーは今夜お泊りする予定だから、私たちパーティーしましょう」と考えた、という感覚ですね。
since は完了形と共に「〜以来」という意味で使われることが多いですが、ここでは「〜なので、〜だから」という理由を表す接続詞になります。
slumber party は「パジャマ・パーティー」のことで、若い女の子が誰かの家に集まり、夜を一緒に過ごすパーティーのこと。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
slumber party : a children's party at which a group of children spend the night at one child's house
つまり、「子供のグループが、ある一人の子供の家で夜を過ごすという子供のパーティー」。
英英辞典の語義では children 「子供」と書いてありますが、小さい子供に限らず、今回のような大人の女子がする場合にも、この表現は使われます。
slumber は、LAAD で、slumber (literary) : (to) sleep と説明されています。
動詞で「眠る」、名詞で「眠り」という意味の文語的表現ということになります。
モニカは、We got... という文を3回続けていますが、この got は「持っている、私たちには〜がある」という have と同じ意味ですね。
trashy は「くだらない、つまらない」という意味で、trash 「ごみ、くず」からきた形容詞ですが、ここでは「くだらない雑誌」というよりは「ちょっとした(安っぽい)雑誌」程度のニュアンスでしょう。
cookie dough は「クッキーの生地、クッキーのタネ、クッキー・ドウ(クッキードー)」。
過去記事 ビングチェリーとジミーズ フレンズ1-1改その21 では、アイスクリームのフレイバーの名前として登場していました。
「焼く前のクッキーの生地」がクッキー・ドウということですが、アメリカではクッキーの生地を、焼く前の「生の状態」で食べる人も結構多く、今回もそのまま食べるために用意してあるようです(先走ってしまいますが、この後、実際に食べているシーンが出てきます)。
Twister は「ツイスター」というゲームですね。
スピナー(ルーレットのようなもの)を回して、指定された色の上に手や足を置く、というゲームで、倒れたら負け。
複数の人間でやると、手足が複雑に絡まるので、若い男女のグループだと余計に盛り上がります。
以下のサイトに詳しい説明があります。
タカラトミー>商品情報>ツイスター
「遊び方を見る」を押すと、詳しい遊び方も載っています。
体を「曲げる、ねじる」(twist)ので、Twister という名前になっているわけですね。
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2017年09月08日
梅田蔦屋書店でのキャンペーンの様子
皆様の応援のお陰で、現在、「人気ブログランキング」は6位、「にほんブログ村」は9位です。
ブログを続ける原動力となります。どうか今日も応援クリックをよろしくお願いします。
10月14日(土)開催の梅田セミナーは、大阪府内17店舗の書店様にてキャンペーンを展開して下さっていますが、梅田蔦屋書店さんでのキャンペーンの様子はこんな感じになっています。
梅田蔦屋書店さんは、JR大阪駅内のノースゲートビルディングの ルクア イーレ 9F にあります。
私はよくステシネ(大阪ステーションシティシネマ。ノースゲートビル 11F)に行くので(ここでしかやっていないアニメ上映があったりする)このエリアは非常に愛着がありますし、何といってもJR大阪駅ビルという大阪のど真ん中でもありますので、そのような場所の大型書店さんで、このようにキャンペーンを展開していただけていること、本当に光栄でとても嬉しく思っています。
このように置いていただけていることで、さらに多くの方の目に留まるといいなぁ♪
私の学習法が掲載された、多聴多読マガジン8月号と並べて置いて下さっているのも嬉しいです。
既にお申し込みいただいた皆様、本当にありがとうございます!
詳細とお申込は、拙著の出版元であるCCCメディアハウスの公式サイト(↓)の告知ページをご覧下さい。
英会話が劇的に上達する!! 海外ドラマDVD英語学習法
本を買って、梅田の体験セミナーに10/14(土)に参加しよう!
お申込の締切は、10月1日(日)24:00まで となっております。
セミナー応募カード添付書籍を置いて下さっている書店様は以下の通りです。
キャンペーン実施書店(大阪府内17店舗)
旭屋書店 なんばCITY店
紀伊國屋書店 梅田本店
紀伊國屋書店 グランフロント大阪店
紀伊國屋書店 京橋店
紀伊國屋書店 本町店
くまざわ書店 ポーズ なんばパークス店
ジュンク堂書店 梅田ヒルトンプラザ店
ジュンク堂書店 大阪本店
ジュンク堂書店 難波店
ジュンク堂書店 近鉄あべのハルカス店
ジュンク堂書店 天満橋店
MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
梅田 蔦屋書店
枚方 蔦屋書店
ブックスタジオ 新大阪店
ブックスタジオ 大阪店
ブックファースト 梅田2階店
拙ブログでの告知記事、梅田セミナー(書店キャンペーン)やります! でも書かせていただきましたように、10月14日の梅田セミナーでは、過去のセミナーとはまた別のエピソードを使って解説しますので、過去のセミナーにご参加下さった方にも新鮮な気持ちで楽しんでいただけると思います。
皆様とお会いできるのを楽しみにしていますね♪
どうかよろしくお願いいたします<(_ _)>
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10月14日(土)開催の梅田セミナーは、大阪府内17店舗の書店様にてキャンペーンを展開して下さっていますが、梅田蔦屋書店さんでのキャンペーンの様子はこんな感じになっています。
梅田蔦屋書店さんは、JR大阪駅内のノースゲートビルディングの ルクア イーレ 9F にあります。
私はよくステシネ(大阪ステーションシティシネマ。ノースゲートビル 11F)に行くので(ここでしかやっていないアニメ上映があったりする)このエリアは非常に愛着がありますし、何といってもJR大阪駅ビルという大阪のど真ん中でもありますので、そのような場所の大型書店さんで、このようにキャンペーンを展開していただけていること、本当に光栄でとても嬉しく思っています。
このように置いていただけていることで、さらに多くの方の目に留まるといいなぁ♪
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既にお申し込みいただいた皆様、本当にありがとうございます!
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英会話が劇的に上達する!! 海外ドラマDVD英語学習法
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お申込の締切は、10月1日(日)24:00まで となっております。
セミナー応募カード添付書籍を置いて下さっている書店様は以下の通りです。
キャンペーン実施書店(大阪府内17店舗)
旭屋書店 なんばCITY店
紀伊國屋書店 梅田本店
紀伊國屋書店 グランフロント大阪店
紀伊國屋書店 京橋店
紀伊國屋書店 本町店
くまざわ書店 ポーズ なんばパークス店
ジュンク堂書店 梅田ヒルトンプラザ店
ジュンク堂書店 大阪本店
ジュンク堂書店 難波店
ジュンク堂書店 近鉄あべのハルカス店
ジュンク堂書店 天満橋店
MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
梅田 蔦屋書店
枚方 蔦屋書店
ブックスタジオ 新大阪店
ブックスタジオ 大阪店
ブックファースト 梅田2階店
拙ブログでの告知記事、梅田セミナー(書店キャンペーン)やります! でも書かせていただきましたように、10月14日の梅田セミナーでは、過去のセミナーとはまた別のエピソードを使って解説しますので、過去のセミナーにご参加下さった方にも新鮮な気持ちで楽しんでいただけると思います。
皆様とお会いできるのを楽しみにしていますね♪
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2017年09月05日
今もまだそれが一番のニュース フレンズ1-4改その11
皆様の応援のお陰で、現在、「人気ブログランキング」は7位、「にほんブログ村」は10位です。
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7:31
(CUT TO CENTRAL PERK- RACHEL, LESLIE, KIKI AND JOANNE TALKING)
セントラルパークに画面がカット。レイチェル、レスリー、キキ、ジョアンが話をしている。
レイチェル: So, come on, you guys. Tell me all the dirt. (それで、ねぇ、みんな。うわさ話を全部、私に聞かせてよ。)
キキ: Well, the biggest news is still you dumping Barry at the altar. (そうねぇ、一番大きなニュースは、今でもまだ(依然として)あなたが結婚式で(祭壇で)バリーを捨てたことね。)
ジョアン: All right. Let's talk reality for a second. (いいわ。ちょっと真実を語り合いましょうよ。)
レイチェル: Okay. (いいわよ。)
ジョアン: When are you coming home? (あなたはいつ家に帰るつもり?)
レイチェル: What? Guys, I'm not. (何ですって? みんな。私は家には帰らないわ。)
ジョアン: Come on. This is us. (もう。私たちの仲でしょ。)
レイチェル: I'm not. This is what I'm doing now. I've got this job.... (私は帰らない。これが私が今やっていることだもの。私はこの仕事をゲットして…)
キキ: Waitressing? (ウェイトレスをする仕事を?)
レイチェル: Okay, I'm not just waitressing. I mean, I, um... I write the specials on the specials board, and, uh... and I, uh... I take the uh dead flowers out of the vase.... Oh, and, um, sometimes Arturo lets me put the little chocolate blobbies on the cookies. (いいわ、私はただウェイトレスをしてるだけじゃないのよ。つまり… お薦め料理のボードに、お薦め料理を書いたり、それから、その… 枯れた花を花瓶から取り出したり… あぁ、それから、時々、アルトロが私に、クッキーの上に小さなチョコチップを載せる仕事をさせてくれるのよ。)
レスリー: Well. Your mom didn't tell us about the blobbies. (まぁ、あなたのママはチョコチップのことは私たちに話さなかったわよ。)
dirt は「泥、ほこり」という意味ですが、ここでは「スキャンダル、ゴシップ、うわさ話」のこと。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
dirt : (informal) information about someone's private life or activities which could give people a bad opinion of them if it became known
つまり、「もしそれが人に知られると(明るみに出ると)人に悪い評価(意見)を与え得るような、ある人のプライベートな生活や活動についての情報」。
the biggest news is still you dumping Barry at the altar. は「最も大きなニュースは、今でもまだ(依然として)あなたが祭壇でバリーを捨てたことだ」。
you dumping Barry は「あなたがバリーを捨てた・振ったこと」で、you は dumping という動名詞の主語になります。
自分がみんなと離れている間に、みんなの間ではどんなゴシップがあったの? と興味津々で尋ねたのに、「レイチェルが結婚式から逃げたことが、いまだに一番の話題になってるわ」と言われ、レイチェルは「あらそう」みたいながっくりした様子を見せています。
talk reality は「真実・事実を語る」。
talk は、talk about something のように、about がついた自動詞の形で使われることが多いですが、このように直接、目的語を取る他動詞の形でも使えます。
LAAD では、他動詞の例として、talk sports, talk business, talk politics などの例が出ています。
その語義を端的に説明する一言として、discuss という単語が挙げられていますので、会話として話すというよりも「語る、議論する」というニュアンスに当たるでしょう。
ですから、「真実を語り合いましょう」という感覚ですね。
いつ家に帰る予定? 帰るつもり? と聞かれたレイチェルが I'm not. と否定すると、ジョアンは This is us. と返します。
「これは私たちである」というのは「今のこの状態は、あなたと私たちだけでしょ」のような感じで、ジョアンとしては「私たちの仲なのに、そんな建前っぽいこと言わないで」という気持ちなのでしょう。
日本語で「ねぇ、”私たち”でしょ」みたいに言っても、そのニュアンスは通じる気がしますね。
「これが今私のやっていることで、私はこの仕事をゲットして」と言うと、キキがすかさず、「仕事って、ウェイトレスをすること?」のように返します。
その言い方から、「ウェイトレスをすることが your job(あなたの仕事)なわけ?」のような、軽蔑したニュアンスが感じられますね。
「ウェイトレスをするだけ?」みたいに言われたことを受け、レイチェルは「私はただウェイトレスをしているだけじゃない」と言った後、他にもこんなことをしていると仕事内容を説明しているのですが、言葉に詰まりながら、考え考えしゃべっているところに、仕事と言っても他にもあまり大したことはしてない、ということがよく出ています。
「スペシャルズ・ボードにスペシャルズを書く」で十分イメージは湧きますが、「今日のお薦め、という黒板に、お勧め料理を書く」ということ。
I take the dead flowers out of the vase. は「花瓶から枯れた花を取り出す」。
vase は「ヴェイス」と発音されることが多い気がしますが、レイチェルは「ヴァース」みたいに発音しています。
sometimes Arturo lets me put... の Arturo は人物名で、3人称単数なので、let に3単現の -s がついていることになります。
blobbies は blob という単語の変形のようですね。
blob は「液体または半固体の小さな塊(かたまり)」という意味の名詞で、複数形は blobs ですが、それを口語っぽく言った感じが、blobbies になるのでしょう。
LAAD では、
blob : a small round mass of liquid or sticky substance (SYN: drop)
つまり「液体、または粘着性物質(ネバネバするもの)の小さな丸い塊(類義語は drop)」。
DVDの日本語訳も「クッキーの上にチョコチップを載せる」のように訳されていましたが、「チョコレートの小さな丸い塊たち」ということですから、やはり「チョコチップ」の感覚だろうと思います。
put the little chocolate blobbies on the cookies のように、put A on B 「B の上に A を載せる」という表現が使われていますので、あらかじめチョコチップをクッキー生地に混ぜるのではなく、クッキーの形にした後で上にチョコを載せていく感じだと思われます。
最後にトッピングするというような、料理・調理の手伝いよりもさらに軽度な「飾り付けの手伝い」を指していることになり、その内容から「飾り付け以上のことはさせてもらえない、調理そのものは手伝わせてもらえない」感じが出ている気がしますね。
レイチェルは自分がこの店でやった経験のあることをあれこれ挙げてみたのですが、レスリーは「あなたのママはチョコチップについて私たちに話さなかった」と言っています。
DVDでは「お母様のお話とは随分違うわね」と訳されていましたが、まさにそういうニュアンスでしょうね。
レイチェルのママは見栄を張るような感じで、レイチェルがバリバリと働いているかのような話でも言っていたのかなぁと思います。
店を訪問した友人たちはレイチェルの様子を見て「想像していたよりも大した仕事をしていない」と感じたでしょうし、その気持ちも込めて「聞いていた話と違うわね」と言ったのでしょうね。
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7:31
(CUT TO CENTRAL PERK- RACHEL, LESLIE, KIKI AND JOANNE TALKING)
セントラルパークに画面がカット。レイチェル、レスリー、キキ、ジョアンが話をしている。
レイチェル: So, come on, you guys. Tell me all the dirt. (それで、ねぇ、みんな。うわさ話を全部、私に聞かせてよ。)
キキ: Well, the biggest news is still you dumping Barry at the altar. (そうねぇ、一番大きなニュースは、今でもまだ(依然として)あなたが結婚式で(祭壇で)バリーを捨てたことね。)
ジョアン: All right. Let's talk reality for a second. (いいわ。ちょっと真実を語り合いましょうよ。)
レイチェル: Okay. (いいわよ。)
ジョアン: When are you coming home? (あなたはいつ家に帰るつもり?)
レイチェル: What? Guys, I'm not. (何ですって? みんな。私は家には帰らないわ。)
ジョアン: Come on. This is us. (もう。私たちの仲でしょ。)
レイチェル: I'm not. This is what I'm doing now. I've got this job.... (私は帰らない。これが私が今やっていることだもの。私はこの仕事をゲットして…)
キキ: Waitressing? (ウェイトレスをする仕事を?)
レイチェル: Okay, I'm not just waitressing. I mean, I, um... I write the specials on the specials board, and, uh... and I, uh... I take the uh dead flowers out of the vase.... Oh, and, um, sometimes Arturo lets me put the little chocolate blobbies on the cookies. (いいわ、私はただウェイトレスをしてるだけじゃないのよ。つまり… お薦め料理のボードに、お薦め料理を書いたり、それから、その… 枯れた花を花瓶から取り出したり… あぁ、それから、時々、アルトロが私に、クッキーの上に小さなチョコチップを載せる仕事をさせてくれるのよ。)
レスリー: Well. Your mom didn't tell us about the blobbies. (まぁ、あなたのママはチョコチップのことは私たちに話さなかったわよ。)
dirt は「泥、ほこり」という意味ですが、ここでは「スキャンダル、ゴシップ、うわさ話」のこと。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
dirt : (informal) information about someone's private life or activities which could give people a bad opinion of them if it became known
つまり、「もしそれが人に知られると(明るみに出ると)人に悪い評価(意見)を与え得るような、ある人のプライベートな生活や活動についての情報」。
the biggest news is still you dumping Barry at the altar. は「最も大きなニュースは、今でもまだ(依然として)あなたが祭壇でバリーを捨てたことだ」。
you dumping Barry は「あなたがバリーを捨てた・振ったこと」で、you は dumping という動名詞の主語になります。
自分がみんなと離れている間に、みんなの間ではどんなゴシップがあったの? と興味津々で尋ねたのに、「レイチェルが結婚式から逃げたことが、いまだに一番の話題になってるわ」と言われ、レイチェルは「あらそう」みたいながっくりした様子を見せています。
talk reality は「真実・事実を語る」。
talk は、talk about something のように、about がついた自動詞の形で使われることが多いですが、このように直接、目的語を取る他動詞の形でも使えます。
LAAD では、他動詞の例として、talk sports, talk business, talk politics などの例が出ています。
その語義を端的に説明する一言として、discuss という単語が挙げられていますので、会話として話すというよりも「語る、議論する」というニュアンスに当たるでしょう。
ですから、「真実を語り合いましょう」という感覚ですね。
いつ家に帰る予定? 帰るつもり? と聞かれたレイチェルが I'm not. と否定すると、ジョアンは This is us. と返します。
「これは私たちである」というのは「今のこの状態は、あなたと私たちだけでしょ」のような感じで、ジョアンとしては「私たちの仲なのに、そんな建前っぽいこと言わないで」という気持ちなのでしょう。
日本語で「ねぇ、”私たち”でしょ」みたいに言っても、そのニュアンスは通じる気がしますね。
「これが今私のやっていることで、私はこの仕事をゲットして」と言うと、キキがすかさず、「仕事って、ウェイトレスをすること?」のように返します。
その言い方から、「ウェイトレスをすることが your job(あなたの仕事)なわけ?」のような、軽蔑したニュアンスが感じられますね。
「ウェイトレスをするだけ?」みたいに言われたことを受け、レイチェルは「私はただウェイトレスをしているだけじゃない」と言った後、他にもこんなことをしていると仕事内容を説明しているのですが、言葉に詰まりながら、考え考えしゃべっているところに、仕事と言っても他にもあまり大したことはしてない、ということがよく出ています。
「スペシャルズ・ボードにスペシャルズを書く」で十分イメージは湧きますが、「今日のお薦め、という黒板に、お勧め料理を書く」ということ。
I take the dead flowers out of the vase. は「花瓶から枯れた花を取り出す」。
vase は「ヴェイス」と発音されることが多い気がしますが、レイチェルは「ヴァース」みたいに発音しています。
sometimes Arturo lets me put... の Arturo は人物名で、3人称単数なので、let に3単現の -s がついていることになります。
blobbies は blob という単語の変形のようですね。
blob は「液体または半固体の小さな塊(かたまり)」という意味の名詞で、複数形は blobs ですが、それを口語っぽく言った感じが、blobbies になるのでしょう。
LAAD では、
blob : a small round mass of liquid or sticky substance (SYN: drop)
つまり「液体、または粘着性物質(ネバネバするもの)の小さな丸い塊(類義語は drop)」。
DVDの日本語訳も「クッキーの上にチョコチップを載せる」のように訳されていましたが、「チョコレートの小さな丸い塊たち」ということですから、やはり「チョコチップ」の感覚だろうと思います。
put the little chocolate blobbies on the cookies のように、put A on B 「B の上に A を載せる」という表現が使われていますので、あらかじめチョコチップをクッキー生地に混ぜるのではなく、クッキーの形にした後で上にチョコを載せていく感じだと思われます。
最後にトッピングするというような、料理・調理の手伝いよりもさらに軽度な「飾り付けの手伝い」を指していることになり、その内容から「飾り付け以上のことはさせてもらえない、調理そのものは手伝わせてもらえない」感じが出ている気がしますね。
レイチェルは自分がこの店でやった経験のあることをあれこれ挙げてみたのですが、レスリーは「あなたのママはチョコチップについて私たちに話さなかった」と言っています。
DVDでは「お母様のお話とは随分違うわね」と訳されていましたが、まさにそういうニュアンスでしょうね。
レイチェルのママは見栄を張るような感じで、レイチェルがバリバリと働いているかのような話でも言っていたのかなぁと思います。
店を訪問した友人たちはレイチェルの様子を見て「想像していたよりも大した仕事をしていない」と感じたでしょうし、その気持ちも込めて「聞いていた話と違うわね」と言ったのでしょうね。
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