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3:49
[Scene 2: Hospital. Mr.+Mrs. Geller are there, along with Aunt Lillian. Ross and Monica enter. Everyone says hi and kisses]
シーン2: 病院。ゲラー夫妻がそこにいて、リリアンおばさんと一緒にいる。ロスとモニカが入ってくる。全員が挨拶してキスする。
モニカ: Hey. (はーい。)
ゲラーママ(ミセス・ゲラー): Oh, hi. (あぁ、はーい。)
リリアン: Oh, Ross. (あぁ、ロス。)
ロス: Hey, Dad. (やあ、パパ。)
ロス: So, uh, how's she doing? (それで、その、おばあちゃんの具合は?)
リリアン: The doctor says it's a matter of hours. (お医者さんが言うには、時間の問題だって。)
モニカ: How, how are you, Mom? (ママはどう?)
ゲラーママ: Me? I'm fine, fine. I'm glad you're here. What's with your hair? (私? 私は大丈夫よ、大丈夫。あなたがここに来てくれて嬉しいわ。あなたの髪の毛、どうしたの?)
モニカ: What? (何?)
ゲラーママ: What's different? (何か違う?)
モニカ: Nothing. (何も(違わないわ)。)
ゲラーママ: Oh, maybe that's it. (あぁ、多分、それね[そのせいね]。)
[Monica strides over to Ross, who is making coffee, and talks to him aside]
モニカはロスの方につかつか歩いて行く。ロスはコーヒーを入れていて、わきでロスに話しかける。
モニカ: She is unbelievable. Her mother's-- (あの人(ママ)って信じられないわ。自分のお母さんが…)
ロス: Okay, relax, relax, okay? We are gonna be here for a while, it looks like, and we still have boyfriends and your career to cover. (よし、落ち着いて、落ち着いてよ、いいかい? 僕たちはここにしばらくいることになりそうだ。そして彼氏や仕事のことなど、話題にすることがまだあるんだよ。)
モニカ: Oh, God! [They hug.] (なんてこと! [二人はハグする(ロスがモニカを慰める感じで)])
The doctor says it's a matter of hours. は「お医者さんが言うには、時間の問題だって」。
a matter of time は「時間の問題」、a matter of life and death なら「死活問題」。
家族が病院に集まって「お医者さんが時間の問題だって」と言っているというのは、おばあちゃんが危篤状態であるということですね。
a matter of time も a matter of hours も日本語にすると「時間の問題」になりますが、今回の hours の方は「あと〇時間もつかどうか、という状態」だと言っていることになるでしょう。
なお、「問題、事柄」という意味の matter は可算名詞なので、不定冠詞の a を忘れないようにしましょう。
What's with your hair? は「あなたの髪の毛、どうしたの?」というニュアンス。
ママの表情や口調から「何だか変よ」という悪いニュアンスで言っていることが感じられます。
モニカは何のことかわからず聞き返すと、今度はママは「何か違う(ところある)?」と尋ねます。
「いつもと髪型違う?」みたいなことなので「別にいつもと違うところは何もないわ」という意味で Nothing. と答えると、ママは Oh, maybe that's it. と言っています。
この that's it. の that は「髪型にいつもと違うところがない、いつもと同じ髪型」という内容を指し、it は「今意識を向けていること」を指します。
ママが「モニカ、あなたの髪の毛どうしたの?」と言ったことで、モニカの髪の毛について気に入らない点があることが示唆されるわけですが、その「モニカの髪の毛について気に入らないこと、変だと思うところ」が it であると考えるとわかりやすいでしょう。
「モニカの髪型がいつもと同じであること=私が変だと思ったこと」という関係が成り立つわけですね。
「モニカの髪型、何か変だなと思ったのは、いつもと同じだったからなのね」と言った感覚になります。
相手の髪型を話題に出し「どうしたの?(何か変よ)」みたいに言って、相手が「いつもと同じよ」と答えると「だから変なのね」と返したという流れになり、「今日も、そしていつでもあなたの髪型って変ね」とわざわざ言わなくてもいいことを持ち出してモニカの髪型にケチをつけた形になっているわけですね。
それでモニカは兄のロスの方にずかずか歩いて行き、「ママって信じられない」と愚痴ります。
Her mother's-- は「ママのお母さん(モニカにとってはおばあちゃん)が、今、危篤って状態なのに」というようなことを言おうとしたのでしょう。
自分の母親が危篤という時に、娘の髪型にいきなりケチをつけるなんてどういう神経してるの? ということですね。
興奮気味に怒っているモニカに、兄のロスは冷静になるように諭します。
We are gonna be here for a while, it looks like, は It looks like we are gonna... の it looks like が後から付け足しのように置かれた感覚かなと思います。
「僕たちはしばらくここにいることになる、どうやらそんな感じだね」というニュアンスだろうと。
career は「職業、仕事」。「キャリア」というカタカナ語になっていますが、発音は「カリア」という感じで、リにアクセントがあります。
キャリアと発音すると、carrier 「運搬者、荷台、保菌者」の方に聞こえてしまいそうなのでご注意下さい。
cover はここでは「(話題として)取り扱う」という意味。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
cover : DEAL WITH/INCLUDE
to include or deal with something
例)The book covers all aspects of business and law.
つまり「何かを含む、または取り扱う」。例文は「その本はビジネスと法律の全ての面を扱っている」。
カタカナ語で「全ての面をカバーしている」と表現しても、そのニュアンスはわかりますね。
「モニカ、彼氏は? 仕事は?」とママが話題として扱いそうなことがまだ残ってるんだから、まずは髪の毛のことを言われたくらいで怒ってちゃだめだ、と兄としてアドバイスしたことになります。
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2018年12月28日
2018年12月25日
あなたにキャッチが入ったんだけど急いでくれる? フレンズ1-8改その5
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3:06
[Phone rings; Mon gets it]
電話が鳴る。モニカが出る。
モニカ: Hello? Hello? Oh. Rachel. It's Paolo calling from Rome. (もしもし? もしもし? あぁ、レイチェル。パウロがローマから電話してきてるわよ。)
レイチェル: Oh my God! Calling from Rome! [Takes phone] Buon giorno, caro mio. (なんてこと! ローマから電話! [電話を受け取って] ボンジョルノ、カロミーオ[こんにちは、私の愛しい人]。)
ロス: [To Joey] So he's calling from Rome. I could do that. Just gotta go to Rome. ([ジョーイに] で、彼はローマから電話してきてるんだな。僕にだって(やろうと思えば)できるよ。ただローマに行けばいいだけだ。)
レイチェル: Monica, your dad just beeped in, but can you make it quick? 'Cause I'm talking to Rome. Talking to Rome. [Showing off to Phoebe and Chandler] (モニカ、あなたのパパがちょうどキャッチホンで入ってきたの、でも早くしてくれる? だって私はローマに電話してるから。ローマに電話してるの。[フィービーとチャンドラーにひけらかす])
モニカ: Hey, Dad, what's up? Oh, God. Ross, it's Nana. (はい、パパ、どうしたの? なんてこと。ロス、おばあちゃんのことよ。)
パウロがローマから電話してきていると聞いて、レイチェルは喜んでいます。
Rome はイタリアのローマですが、英語での発音は「ロウム」という感じ。
この Rome 「ロウム」という発音を聞いて思い出すのが、映画「ローマの休日」の最後の記者会見のシーン。
オードリー・ヘプバーン演じるアン王女が気に入った都市を聞かれた際、「どこにもそれぞれよい所があり、どことは申せません…」と言いかけてから、Rome! By all means, Rome. 「ローマです。何といってもローマです」と答えるのが、この映画の名セリフの一つとなっています。
タイムリーなことに、たまたま先週木曜日(12月20日)、NHK BSプレミアムで「ザ・プロファイラー “永遠の妖精”の知られざる苦悩〜オードリー・ヘプバーン〜」という番組を放映していました。
「ローマの休日」は本当に名作ですし、ヘプバーンも多くの人にいつまでも愛される女優さんなんだなぁ、としみじみ思います。
電話に出たレイチェルは、気取った様子のイタリア語で Buon giorno, caro mio. と挨拶しています。
「はーい(こんにちは)私の愛しい人」という意味のようです。
「ローマから電話してきてくれたの!」みたいにレイチェルがはしゃいでいるので、ロスは「そんなの僕だってできる」と言った後、「ただローマに行けばいいだけだ」のように続けます。
僕だってローマに行けばローマから電話できるんだし、そんなの大したことないさ、という負け惜しみっぽい発言ですね。
beep in は「(人が)キャッチホンで入ってくる、(人の電話が)キャッチで入る」。
この「キャッチ(が入った)」というのは、もう死語なんでしょうかねぇ?
90年代くらいは「キャッチが入った」とか自分でもよく言っていたように思うのですが、2000年以降は「キャッチが入った」という言葉を言った記憶がないんですよね^^
ちなみにキャッチホンというのはNTTの登録商標だそうで、他社では「割込通話(サービス)」とも言うそうです。
「キャッチホン」は和製英語で、英語では call waiting と言い、以下の『SATC』s5-5(15:26 あたりのシーン)のセリフに出てきました。
シャーロットと電話中に、
キャリー : Sweetie, what... [beep] Ooh. That's my call waiting. Can you hang on a sec? (ねぇ、何が… (プーという音)あぁ。今のは(私の)キャッチだわ[キャッチが入った]。ちょっとだけ電話を切らずに待っててくれる?)
そのキャッチはスタンフォードだったことが映像からわかるのですが、「キャッチが入ったから、ちょっと待ってて」というのが英語ではこう表現できることがわかりますね。
beep は「ピーという発信音」のことで、着信があったことを知らせる音が入ることから、beep in と表現するようです。
beep という単語はもっぱら、"Please leave a message at the beep." 「ピーという音の後にメッセージをお話し下さい(残して下さい)」という留守電のフレーズでよく聞かれます。
レイチェルのセリフの make it quick は「早くする、手早くする」。
イタリアからアメリカに国際電話をかけてきているから、早く電話を返してね、とせかしていることになります。
電話に出たモニカは、相手の話を聞いて表情が曇ります。
そして、兄ロスに呼びかけて、It's Nana. と言っていますね。
この It's は「〜だ、〜(のこと)なの」のようにあえて主語 it は訳さない方が良いでしょう。
話題の中心、意識されている対象が Nana である、という感覚になります。
nana は「おばあちゃん」という意味。
Wikipedia 英語版: Grandparent の Titles のところに、grandmother の別の呼び名として、Nan, Nana, Nanna, Nanny, Gran and Granny などが挙がっています。
『デス妻』s1-3 (11:55 あたりのシーン)の、ガブリエルが自分のママと電話している時のセリフに以下のものがありました。
ガブリエル: You go with Aunt Maria, and I will take Nana to church. (ママはマリアおばさんと行って、私がおばあちゃんを教会に連れて行くわ。)
ここでも、Nana=おばあちゃん、という意味で使われています。
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3:06
[Phone rings; Mon gets it]
電話が鳴る。モニカが出る。
モニカ: Hello? Hello? Oh. Rachel. It's Paolo calling from Rome. (もしもし? もしもし? あぁ、レイチェル。パウロがローマから電話してきてるわよ。)
レイチェル: Oh my God! Calling from Rome! [Takes phone] Buon giorno, caro mio. (なんてこと! ローマから電話! [電話を受け取って] ボンジョルノ、カロミーオ[こんにちは、私の愛しい人]。)
ロス: [To Joey] So he's calling from Rome. I could do that. Just gotta go to Rome. ([ジョーイに] で、彼はローマから電話してきてるんだな。僕にだって(やろうと思えば)できるよ。ただローマに行けばいいだけだ。)
レイチェル: Monica, your dad just beeped in, but can you make it quick? 'Cause I'm talking to Rome. Talking to Rome. [Showing off to Phoebe and Chandler] (モニカ、あなたのパパがちょうどキャッチホンで入ってきたの、でも早くしてくれる? だって私はローマに電話してるから。ローマに電話してるの。[フィービーとチャンドラーにひけらかす])
モニカ: Hey, Dad, what's up? Oh, God. Ross, it's Nana. (はい、パパ、どうしたの? なんてこと。ロス、おばあちゃんのことよ。)
パウロがローマから電話してきていると聞いて、レイチェルは喜んでいます。
Rome はイタリアのローマですが、英語での発音は「ロウム」という感じ。
この Rome 「ロウム」という発音を聞いて思い出すのが、映画「ローマの休日」の最後の記者会見のシーン。
オードリー・ヘプバーン演じるアン王女が気に入った都市を聞かれた際、「どこにもそれぞれよい所があり、どことは申せません…」と言いかけてから、Rome! By all means, Rome. 「ローマです。何といってもローマです」と答えるのが、この映画の名セリフの一つとなっています。
タイムリーなことに、たまたま先週木曜日(12月20日)、NHK BSプレミアムで「ザ・プロファイラー “永遠の妖精”の知られざる苦悩〜オードリー・ヘプバーン〜」という番組を放映していました。
「ローマの休日」は本当に名作ですし、ヘプバーンも多くの人にいつまでも愛される女優さんなんだなぁ、としみじみ思います。
電話に出たレイチェルは、気取った様子のイタリア語で Buon giorno, caro mio. と挨拶しています。
「はーい(こんにちは)私の愛しい人」という意味のようです。
「ローマから電話してきてくれたの!」みたいにレイチェルがはしゃいでいるので、ロスは「そんなの僕だってできる」と言った後、「ただローマに行けばいいだけだ」のように続けます。
僕だってローマに行けばローマから電話できるんだし、そんなの大したことないさ、という負け惜しみっぽい発言ですね。
beep in は「(人が)キャッチホンで入ってくる、(人の電話が)キャッチで入る」。
この「キャッチ(が入った)」というのは、もう死語なんでしょうかねぇ?
90年代くらいは「キャッチが入った」とか自分でもよく言っていたように思うのですが、2000年以降は「キャッチが入った」という言葉を言った記憶がないんですよね^^
ちなみにキャッチホンというのはNTTの登録商標だそうで、他社では「割込通話(サービス)」とも言うそうです。
「キャッチホン」は和製英語で、英語では call waiting と言い、以下の『SATC』s5-5(15:26 あたりのシーン)のセリフに出てきました。
シャーロットと電話中に、
キャリー : Sweetie, what... [beep] Ooh. That's my call waiting. Can you hang on a sec? (ねぇ、何が… (プーという音)あぁ。今のは(私の)キャッチだわ[キャッチが入った]。ちょっとだけ電話を切らずに待っててくれる?)
そのキャッチはスタンフォードだったことが映像からわかるのですが、「キャッチが入ったから、ちょっと待ってて」というのが英語ではこう表現できることがわかりますね。
beep は「ピーという発信音」のことで、着信があったことを知らせる音が入ることから、beep in と表現するようです。
beep という単語はもっぱら、"Please leave a message at the beep." 「ピーという音の後にメッセージをお話し下さい(残して下さい)」という留守電のフレーズでよく聞かれます。
レイチェルのセリフの make it quick は「早くする、手早くする」。
イタリアからアメリカに国際電話をかけてきているから、早く電話を返してね、とせかしていることになります。
電話に出たモニカは、相手の話を聞いて表情が曇ります。
そして、兄ロスに呼びかけて、It's Nana. と言っていますね。
この It's は「〜だ、〜(のこと)なの」のようにあえて主語 it は訳さない方が良いでしょう。
話題の中心、意識されている対象が Nana である、という感覚になります。
nana は「おばあちゃん」という意味。
Wikipedia 英語版: Grandparent の Titles のところに、grandmother の別の呼び名として、Nan, Nana, Nanna, Nanny, Gran and Granny などが挙がっています。
『デス妻』s1-3 (11:55 あたりのシーン)の、ガブリエルが自分のママと電話している時のセリフに以下のものがありました。
ガブリエル: You go with Aunt Maria, and I will take Nana to church. (ママはマリアおばさんと行って、私がおばあちゃんを教会に連れて行くわ。)
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2018年12月18日
あいまいにするつもりかなと心配してたから フレンズ1-8改その4
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2:19
チャンドラー: You're kidding. Did you tell her I wasn't? (冗談だろ。俺は違うって彼女に言ったか?)
ロス: No. No, it's just 'cause, uh, I kinda wanted to go out with her too. So I told her, actually, you were seeing Bernie Spellman... who also liked her. So.... (いや、ただほら、僕も彼女とデートしたいと思ってたんだよね。それで彼女に言ったんだ、実は、君はバーニー・スペルマンと付き合ってる、って。彼も彼女のことが好きだったから。それで…。)
[Joey congratulates Ross, sees Chandler's look and abruptly stops]
ジョーイはロスを祝福する、チャンドラーの表情を見て、すぐにやめる。
チャンドラー: Well, this is fascinating. So, uh, what is it about me? (ほう、これは面白いね。それで、その、俺の一体何なの?)
フィービー: I don't know. 'Cause you're smart, you're funny.... (わからないわ。理由はあなたが賢くて、面白いから…)
チャンドラー: Ross is smart and funny. Do you ever think that about him? (ロスも賢くて面白いぞ。ロスについてもそんな風に思うのか?)
ジョーイ: Yeah, right! (あぁ、その通り!)
チャンドラー: What is it? (何なんだよ?)
モニカ: Okay, I-I don't know. You-you just-- You have a quality. (いいわ、わからないけど。あなたは、あなたはただ…あなたには資質(クオリティ)があるのよ。)
レイチェル: Yes, exactly. (そうね、その通り。)
ジョーイ: Yeah, a quality. (あぁ、資質だ。)
チャンドラー: Oh, oh. "A quality." Good. Because I was worried you guys were gonna be vague about this. (あぁ、あぁ、「資質」ね。良かったよ。だって、君らがこの件についてあいまいにするつもりかな、って俺は心配してたから。)
「俺はそうじゃない、って彼女に言ったか?」と聞かれ、ロスはスーザンに、チャンドラーはゲイじゃない、と言わなかった理由を説明します。
go out with は「〜とデートする、付き合う」。
ロスは大学時代、スーザン・サラドアという女性が好きで(ロスの元妻キャロルのレズビアンパートナーの名前がスーザンなので、紛らわしいというか皮肉というか)、ちょうど、バーニー・スペルマンという男性もスーザンを好きだと言っていたので、チャンドラーはゲイでバーニーと付き合っているとスーザンに言うことで、チャンドラーとバーニーのライバルまとめて二人を「彼らはゲイだから私の恋愛相手として対象外」とスーザンに思わせた、ということですね。
「そりゃ、上手くやったな、ロス!」という感じでロスを祝福するジョーイですが、チャンドラーにキッとにらまれて、素の顔に戻るジョーイも楽しいです。
fascinating は「とても興味深い、とても面白い」。全くどいつもこいつも俺のことをゲイだと思いこんでるなんて、全く面白いよねぇ、と皮肉っぽく言った感じになります。
what is it about me? を直訳すると「俺について・関して、それは何?」という感じですが、「一体俺の何なの? 俺のどこがそうなの?」のようなニュアンスで理解すれば良いかと思います。
「俺の何がそう思われる原因なわけ?」と聞かれて、フィービーは「わからないけど、〜だからかしら」のようにその理由を挙げています。
smart は「頭がいい、頭の回転が速い」。funny は「面白い」。
smart and funny 「頭が良くて面白い」という組み合わせは魅力的な人を形容する時によく出てくるフレーズ。
それを聞いたチャンドラーは「頭が良くて面白いのならロスもそうだろ? ロスのことをゲイだと思ったりするのか?」と返します。
Yeah, right! は直訳すると「あぁ、その通り!」ですが、今回のセリフは皮肉っぽく反語的な感覚で、言いたいニュアンスとしては「まさか。冗談だろ。そんなはずないよ」というところ。
過去記事、前座のコメディアンみたいなもの フレンズ1-2改その1 などにも出てきました。
You have a quality. は「チャンドラーには(ゲイの)資質(クオリティ)がある」。
他のみんなも、そうそうクオリティだ、と納得して意見が一致したのを見て、チャンドラーは「あぁ、クオリティね」と言った後、「良かったよ。だって俺は心配してたから」と続けます。
「俺は心配してたんだよね、君らがこの件について、あいまいな返事をすることになるんじゃないか、ってね」というのはつまり、「みんなの返事があいまいになるんじゃないかと心配してたけど、A quality. という返事を聞けて安心したよ」みたいなこと。
vague は「あいまいな、ぼんやりした」。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
vague : unclear and lacking detail or explanation
例)His answer was very vague.
つまり「不明瞭(はっきりしない)で、詳細や説明が欠けている」。例文は「彼の答えは非常にあいまい(説明がなく不明瞭)だった」。
実際は、A quality. という返事は「あいまいな返事」の典型のようなもので、上のロングマンの例文の「答えは非常にあいまいだった」で表現されるようなニュアンスなわけですね。
もっと具体的な理由を言ってほしいのに、「そういう”資質”があるのね」とわかったようなわからないような、vague な返事しかくれないことに対して、皮肉っぽく「vague な回答じゃなくて助かったよ」と言ったことになります。
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2:19
チャンドラー: You're kidding. Did you tell her I wasn't? (冗談だろ。俺は違うって彼女に言ったか?)
ロス: No. No, it's just 'cause, uh, I kinda wanted to go out with her too. So I told her, actually, you were seeing Bernie Spellman... who also liked her. So.... (いや、ただほら、僕も彼女とデートしたいと思ってたんだよね。それで彼女に言ったんだ、実は、君はバーニー・スペルマンと付き合ってる、って。彼も彼女のことが好きだったから。それで…。)
[Joey congratulates Ross, sees Chandler's look and abruptly stops]
ジョーイはロスを祝福する、チャンドラーの表情を見て、すぐにやめる。
チャンドラー: Well, this is fascinating. So, uh, what is it about me? (ほう、これは面白いね。それで、その、俺の一体何なの?)
フィービー: I don't know. 'Cause you're smart, you're funny.... (わからないわ。理由はあなたが賢くて、面白いから…)
チャンドラー: Ross is smart and funny. Do you ever think that about him? (ロスも賢くて面白いぞ。ロスについてもそんな風に思うのか?)
ジョーイ: Yeah, right! (あぁ、その通り!)
チャンドラー: What is it? (何なんだよ?)
モニカ: Okay, I-I don't know. You-you just-- You have a quality. (いいわ、わからないけど。あなたは、あなたはただ…あなたには資質(クオリティ)があるのよ。)
レイチェル: Yes, exactly. (そうね、その通り。)
ジョーイ: Yeah, a quality. (あぁ、資質だ。)
チャンドラー: Oh, oh. "A quality." Good. Because I was worried you guys were gonna be vague about this. (あぁ、あぁ、「資質」ね。良かったよ。だって、君らがこの件についてあいまいにするつもりかな、って俺は心配してたから。)
「俺はそうじゃない、って彼女に言ったか?」と聞かれ、ロスはスーザンに、チャンドラーはゲイじゃない、と言わなかった理由を説明します。
go out with は「〜とデートする、付き合う」。
ロスは大学時代、スーザン・サラドアという女性が好きで(ロスの元妻キャロルのレズビアンパートナーの名前がスーザンなので、紛らわしいというか皮肉というか)、ちょうど、バーニー・スペルマンという男性もスーザンを好きだと言っていたので、チャンドラーはゲイでバーニーと付き合っているとスーザンに言うことで、チャンドラーとバーニーのライバルまとめて二人を「彼らはゲイだから私の恋愛相手として対象外」とスーザンに思わせた、ということですね。
「そりゃ、上手くやったな、ロス!」という感じでロスを祝福するジョーイですが、チャンドラーにキッとにらまれて、素の顔に戻るジョーイも楽しいです。
fascinating は「とても興味深い、とても面白い」。全くどいつもこいつも俺のことをゲイだと思いこんでるなんて、全く面白いよねぇ、と皮肉っぽく言った感じになります。
what is it about me? を直訳すると「俺について・関して、それは何?」という感じですが、「一体俺の何なの? 俺のどこがそうなの?」のようなニュアンスで理解すれば良いかと思います。
「俺の何がそう思われる原因なわけ?」と聞かれて、フィービーは「わからないけど、〜だからかしら」のようにその理由を挙げています。
smart は「頭がいい、頭の回転が速い」。funny は「面白い」。
smart and funny 「頭が良くて面白い」という組み合わせは魅力的な人を形容する時によく出てくるフレーズ。
それを聞いたチャンドラーは「頭が良くて面白いのならロスもそうだろ? ロスのことをゲイだと思ったりするのか?」と返します。
Yeah, right! は直訳すると「あぁ、その通り!」ですが、今回のセリフは皮肉っぽく反語的な感覚で、言いたいニュアンスとしては「まさか。冗談だろ。そんなはずないよ」というところ。
過去記事、前座のコメディアンみたいなもの フレンズ1-2改その1 などにも出てきました。
You have a quality. は「チャンドラーには(ゲイの)資質(クオリティ)がある」。
他のみんなも、そうそうクオリティだ、と納得して意見が一致したのを見て、チャンドラーは「あぁ、クオリティね」と言った後、「良かったよ。だって俺は心配してたから」と続けます。
「俺は心配してたんだよね、君らがこの件について、あいまいな返事をすることになるんじゃないか、ってね」というのはつまり、「みんなの返事があいまいになるんじゃないかと心配してたけど、A quality. という返事を聞けて安心したよ」みたいなこと。
vague は「あいまいな、ぼんやりした」。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
vague : unclear and lacking detail or explanation
例)His answer was very vague.
つまり「不明瞭(はっきりしない)で、詳細や説明が欠けている」。例文は「彼の答えは非常にあいまい(説明がなく不明瞭)だった」。
実際は、A quality. という返事は「あいまいな返事」の典型のようなもので、上のロングマンの例文の「答えは非常にあいまいだった」で表現されるようなニュアンスなわけですね。
もっと具体的な理由を言ってほしいのに、「そういう”資質”があるのね」とわかったようなわからないような、vague な返事しかくれないことに対して、皮肉っぽく「vague な回答じゃなくて助かったよ」と言ったことになります。
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2018年12月14日
ずっと私の胸に話していた フレンズ1-8改その3
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1:35
[Scene 1: Mon+Rach's. Everyone is there.]
シーン1 : モニカとレイチェルの家、みんながそこにいる。
チャンドラー: It's hard to enjoy a cup of Ramen noodles after that. I mean, is that ridiculous? Can you believe she actually thought that? (その後、ラーメンを楽しめなかったよ。ほら、それってバカげてるだろ? 彼女が本当にそう思ってたなんて信じられる?)
レイチェル: Um... yeah. Well, I mean, when I first met you, y'know, I thought maybe, possibly, you might be. (あぁ、そうね、ほら、私があなたに最初に会った時、多分、もしかして、あなたはそうかもしれない、って思ったわ。)
チャンドラー: You did? (そう思ったの?)
レイチェル: Yeah, but then you spent Phoebe's entire birthday party talking to my breasts, so then I figured maybe not. (えぇ、でもそれからあなたはフィービーの誕生日パーティーの間ずっと、私の胸に話しかけてたから、それで多分違うな、って思ったの。)
チャンドラー: Huh. Did, uh... any of the rest of you guys think that when you first met me? (あのー、君らが俺に初めて会った時、残りの君らのうち、誰かそう思った?)
モニカ: I did. (私は思ったわ。)
フィービー: Yeah, I think so, yeah. (えぇ、私もそう思うわ、うん。)
ジョーイ: Not me. (俺は違うよ。)
ロス: No, no, me neither. Although, uh, y'know, back in college, Susan Saladore did. (違う、違う、僕も違うよ。でも、ほら、大学で、スーザン・サラドアはそう思っていたけどね。)
ridiculous は「ばかげている、ばかばかしい、おかしい」。
不合理なことを言った相手に対して、That's ridiculous! 「そんなのばかげてるよ! ばかばかしい!」というフレーズでよく使われます。
Can you believe she actually thought that? は「彼女が実際にそう思ってたなんて信じられる?」
「そう思ってた」のように that を使って具体的な内容を言っていませんが、オープニング前のシーンで同僚のシェリーが「チャンドラーに当然のように彼氏を紹介しようとしていた」わけですから、チャンドラーをゲイだと思っていた、ということを指します。
このシーンの会話では「シェリーが俺のことをゲイだと思ってたなんて…」というトピックで話が進んでいきますが、その会話の中では同性愛であることを示す gay という単語が一切出てこないことにも注目です。
チャンドラーはゲイじゃないのにゲイに間違えられてしまったということで、自分としてはゲイという単語を出したくないという気持ちがあるのでしょう、それではっきりとした単語は使わず、シェリーのことを語る時も、その後にフレンズたちに尋ねる時も、think that 「そうだと思う」という表現を使い続けていることになるでしょう。
possibly は「もしかすると、ひょっとすると、ことによると」。
可能性としてはあり得ることを示唆した副詞。
もしかしたらチャンドラーはゲイかもしれないなぁ、とレイチェルは思っていた、ということ。
you spent Phoebe's entire birthday party talking to my breasts は「フィービーの誕生日パーティーの間ずっと、私の胸に向かって話をしていた」。
entire は「全体の」で、直訳すると「私の胸に talk to しながら、パーティーの時間をずっと過ごしていた」。
胸に(向かって)話す、というのは、ずっと視線が胸の方を向いていた、ということで、パーティーの間じゅう、ずっとあなたの視線は私の顔を見ることもなく、私の胸に釘付けだったから、女性(の胸)に興味がある、つまりゲイではないとわかった、という意味になります。
「ずっと私の胸を凝視していた」のように staring at my breast と表現するのではなく、talking to my breasts と表現しているのが面白いなと思います。
I figured maybe not. の figure は「と思う、考える、判断する」。
レイチェルが「私も最初はそう思った」というので、チャンドラーは any of the rest of you guys 「レイチェル以外の残りのみんなの中で誰か」もそんな風に思ったかを尋ねます。
モニカとフィービーの女性陣は「そう思った」と言って、ジョーイとロスは否定しています。
ですがロスは「僕はそうは思わなかったけど…」と言った後、大学時代のスーザンという人(つまり女性)はそう思っていた、と付け加えます。
back in college は「(時代をさかのぼって)大学の頃に」という感覚になります。
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1:35
[Scene 1: Mon+Rach's. Everyone is there.]
シーン1 : モニカとレイチェルの家、みんながそこにいる。
チャンドラー: It's hard to enjoy a cup of Ramen noodles after that. I mean, is that ridiculous? Can you believe she actually thought that? (その後、ラーメンを楽しめなかったよ。ほら、それってバカげてるだろ? 彼女が本当にそう思ってたなんて信じられる?)
レイチェル: Um... yeah. Well, I mean, when I first met you, y'know, I thought maybe, possibly, you might be. (あぁ、そうね、ほら、私があなたに最初に会った時、多分、もしかして、あなたはそうかもしれない、って思ったわ。)
チャンドラー: You did? (そう思ったの?)
レイチェル: Yeah, but then you spent Phoebe's entire birthday party talking to my breasts, so then I figured maybe not. (えぇ、でもそれからあなたはフィービーの誕生日パーティーの間ずっと、私の胸に話しかけてたから、それで多分違うな、って思ったの。)
チャンドラー: Huh. Did, uh... any of the rest of you guys think that when you first met me? (あのー、君らが俺に初めて会った時、残りの君らのうち、誰かそう思った?)
モニカ: I did. (私は思ったわ。)
フィービー: Yeah, I think so, yeah. (えぇ、私もそう思うわ、うん。)
ジョーイ: Not me. (俺は違うよ。)
ロス: No, no, me neither. Although, uh, y'know, back in college, Susan Saladore did. (違う、違う、僕も違うよ。でも、ほら、大学で、スーザン・サラドアはそう思っていたけどね。)
ridiculous は「ばかげている、ばかばかしい、おかしい」。
不合理なことを言った相手に対して、That's ridiculous! 「そんなのばかげてるよ! ばかばかしい!」というフレーズでよく使われます。
Can you believe she actually thought that? は「彼女が実際にそう思ってたなんて信じられる?」
「そう思ってた」のように that を使って具体的な内容を言っていませんが、オープニング前のシーンで同僚のシェリーが「チャンドラーに当然のように彼氏を紹介しようとしていた」わけですから、チャンドラーをゲイだと思っていた、ということを指します。
このシーンの会話では「シェリーが俺のことをゲイだと思ってたなんて…」というトピックで話が進んでいきますが、その会話の中では同性愛であることを示す gay という単語が一切出てこないことにも注目です。
チャンドラーはゲイじゃないのにゲイに間違えられてしまったということで、自分としてはゲイという単語を出したくないという気持ちがあるのでしょう、それではっきりとした単語は使わず、シェリーのことを語る時も、その後にフレンズたちに尋ねる時も、think that 「そうだと思う」という表現を使い続けていることになるでしょう。
possibly は「もしかすると、ひょっとすると、ことによると」。
可能性としてはあり得ることを示唆した副詞。
もしかしたらチャンドラーはゲイかもしれないなぁ、とレイチェルは思っていた、ということ。
you spent Phoebe's entire birthday party talking to my breasts は「フィービーの誕生日パーティーの間ずっと、私の胸に向かって話をしていた」。
entire は「全体の」で、直訳すると「私の胸に talk to しながら、パーティーの時間をずっと過ごしていた」。
胸に(向かって)話す、というのは、ずっと視線が胸の方を向いていた、ということで、パーティーの間じゅう、ずっとあなたの視線は私の顔を見ることもなく、私の胸に釘付けだったから、女性(の胸)に興味がある、つまりゲイではないとわかった、という意味になります。
「ずっと私の胸を凝視していた」のように staring at my breast と表現するのではなく、talking to my breasts と表現しているのが面白いなと思います。
I figured maybe not. の figure は「と思う、考える、判断する」。
レイチェルが「私も最初はそう思った」というので、チャンドラーは any of the rest of you guys 「レイチェル以外の残りのみんなの中で誰か」もそんな風に思ったかを尋ねます。
モニカとフィービーの女性陣は「そう思った」と言って、ジョーイとロスは否定しています。
ですがロスは「僕はそうは思わなかったけど…」と言った後、大学時代のスーザンという人(つまり女性)はそう思っていた、と付け加えます。
back in college は「(時代をさかのぼって)大学の頃に」という感覚になります。
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2018年12月11日
自分をトイレに流してくるわ フレンズ1-8改その2
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0:22
チャンドラー: Ah, you see, perfect might be a problem. Had you said co-dependent or self-destructive... (あぁ、ほら、パーフェクトっていうのが問題かもね。もし君が、相互依存症か自滅的ってことを言っているとしたら…)
シェリー: Do you want a date Saturday? (土曜日にデートしたい?)
チャンドラー: Yes, please. (はい、お願い(します)。)
シェリー: Okay. He is cute. He's funny. He's-- (オッケー。彼はキュート(魅力的)で。彼は面白くて。彼は…)
チャンドラー: He's a he? (彼って彼?)
シェリー: Well, yeah. Oh, God! I just... I thought... You're not. So.... Good, Shelly. Okay. I'm just gonna go flush myself down the toilet now. [backs out of the room] Okay. Bye-bye. (ええ、そうよ。まあなんてこと! 私はただ… 私は思ってたの… (あなたは)違うのね。それじゃあ…。いいぞ、シェリー。じゃあ、私はただ今から自分自身をトイレに流してくるわ。[下がりながら部屋を出る] オッケー、バイバイ。)
[Opening credits]
あなたに perfect だと思う人に会ったのよ、とシェリーが言ったので、チャンドラーは、「その perfect っていうのが問題かもね」と返します。
co-dependent は「相互依存的な、相互依存症で」。お互いが相手に依存している様子を指します。
動詞 depend (on) が「〜に頼る、依存する」なので、形容詞 dependent は「依存している、依存症の」という意味になります。
否定の接頭辞 in- をつけた independent だと「依存しない、独立した、自立した」になります。
self-destructive は「自滅的な」。
Had you said という倒置の形になっていますが、これは意味としては If you had said という条件節と同じニュアンスになります。
Had you という倒置の語順にすることで、if のような条件を表すことができる、ということですね。
「俺にとって完璧な人、って言ったけど、もしそれが相互依存症とか自滅的な人のことを言ってるとしたら…」のように表現することで、「俺にぴったりってことは、その人も俺みたいなそういうタイプ?」と自虐的に返したことになるでしょう。
そんな風に返しながらも、「土曜日デートしたい?」と言われ、「じゃあお願い」と即答したチャンドラー。
女性を紹介されるものと思っていたチャンドラーは、シェリーが He is... He's... と主語に he を連発するので、男性を紹介されるとわかり驚いて聞き返しています。
日本語でも「彼は、彼は…」と説明されると、その代名詞から男性であることがわかりますよね。
He's a he? は直訳通りの「彼って、彼?」ということですが、日本語の直訳のようなこの英文は、英文としてもきちんと成立すると言えるわけですね。
ここでのニュアンスは「今、”彼”って言ったのは、”彼は/彼女は”と表現する主語の she 「彼女は」じゃなくて、he 「彼は」の方?」という感覚かなぁ、と思います。
一方シェリーの方は、「あなたゲイ(同性愛者)よね?」と確認することなく、男性を紹介しようとしていましたので、チャンドラーはゲイだと思い込んでいたことが、このやりとりでわかります。
flush は「(トイレなどで)水を流す」。
英英辞典の Macmillan Dictionary では、
flush : to make water pass through a toilet
つまり「トイレに水が通り抜けるようにする(トイレに水を流す)」。
オンライン辞典の Macmillan Dictionary の flush の項目 では、この「トイレに水を流す」の意味の部分に、♪マーク(Sound Effect つまり効果音のマーク)がついており、そこをクリックすると、「トイレの水が流れる音」が聞こえます。
女性用トイレによく設置されている「音姫」(トイレ用擬音装置)のようなサウンドで、時間にして8秒から9秒という結構な長さだったので、思わず笑ってしまいました。
この音を聞けば「あぁ、これね」とイメージは湧きやすいですし、こういう部分はオンライン辞書の長所だなと感じます。
シェリーのセリフでは、自分をトイレに流してしまう(flush myself)と言っています。
「ちょっと失礼するわ」と言う代わりに、「私の失言で気まずい空気になっちゃって、何とも居心地悪いから、自分をトイレに流してくるわ」と言って退散したわけですね。
日本では、恥ずかしい言動をしてしまった後、「恥ずかしいから人に見られたくない、どこかに隠れたい・消えたい」の意味で「穴があったら入りたい」と表現することがありますが、それを「自分を不要な物としてトイレに流してしまいたい」とさらに自虐的なニュアンスを加えたものが flush myself down the toilet の感覚になるのかな、と思います。
この「自分をトイレに流す」という表現ですが、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」の中でよく似た表現のセリフがありました。
未来にタイムトラベルしたマーティが、老人になったビフにマーティ・ジュニアと間違われて、「お前の親父(つまり、マーティ本人)は負け犬だ」などと言われるシーン。
老人ビフは、マーティのことを、
The man who took his life and flushed it completely down the toilet. (自分の人生を、完全にトイレに流してしまった男だ。)
と言っていました。
日本語で言うところの「人生をドブに捨ててしまった」みたいな感覚なのでしょう。
日本人にもわかりやすく、面白い表現だなと思います。
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チャンドラー: Ah, you see, perfect might be a problem. Had you said co-dependent or self-destructive... (あぁ、ほら、パーフェクトっていうのが問題かもね。もし君が、相互依存症か自滅的ってことを言っているとしたら…)
シェリー: Do you want a date Saturday? (土曜日にデートしたい?)
チャンドラー: Yes, please. (はい、お願い(します)。)
シェリー: Okay. He is cute. He's funny. He's-- (オッケー。彼はキュート(魅力的)で。彼は面白くて。彼は…)
チャンドラー: He's a he? (彼って彼?)
シェリー: Well, yeah. Oh, God! I just... I thought... You're not. So.... Good, Shelly. Okay. I'm just gonna go flush myself down the toilet now. [backs out of the room] Okay. Bye-bye. (ええ、そうよ。まあなんてこと! 私はただ… 私は思ってたの… (あなたは)違うのね。それじゃあ…。いいぞ、シェリー。じゃあ、私はただ今から自分自身をトイレに流してくるわ。[下がりながら部屋を出る] オッケー、バイバイ。)
[Opening credits]
あなたに perfect だと思う人に会ったのよ、とシェリーが言ったので、チャンドラーは、「その perfect っていうのが問題かもね」と返します。
co-dependent は「相互依存的な、相互依存症で」。お互いが相手に依存している様子を指します。
動詞 depend (on) が「〜に頼る、依存する」なので、形容詞 dependent は「依存している、依存症の」という意味になります。
否定の接頭辞 in- をつけた independent だと「依存しない、独立した、自立した」になります。
self-destructive は「自滅的な」。
Had you said という倒置の形になっていますが、これは意味としては If you had said という条件節と同じニュアンスになります。
Had you という倒置の語順にすることで、if のような条件を表すことができる、ということですね。
「俺にとって完璧な人、って言ったけど、もしそれが相互依存症とか自滅的な人のことを言ってるとしたら…」のように表現することで、「俺にぴったりってことは、その人も俺みたいなそういうタイプ?」と自虐的に返したことになるでしょう。
そんな風に返しながらも、「土曜日デートしたい?」と言われ、「じゃあお願い」と即答したチャンドラー。
女性を紹介されるものと思っていたチャンドラーは、シェリーが He is... He's... と主語に he を連発するので、男性を紹介されるとわかり驚いて聞き返しています。
日本語でも「彼は、彼は…」と説明されると、その代名詞から男性であることがわかりますよね。
He's a he? は直訳通りの「彼って、彼?」ということですが、日本語の直訳のようなこの英文は、英文としてもきちんと成立すると言えるわけですね。
ここでのニュアンスは「今、”彼”って言ったのは、”彼は/彼女は”と表現する主語の she 「彼女は」じゃなくて、he 「彼は」の方?」という感覚かなぁ、と思います。
一方シェリーの方は、「あなたゲイ(同性愛者)よね?」と確認することなく、男性を紹介しようとしていましたので、チャンドラーはゲイだと思い込んでいたことが、このやりとりでわかります。
flush は「(トイレなどで)水を流す」。
英英辞典の Macmillan Dictionary では、
flush : to make water pass through a toilet
つまり「トイレに水が通り抜けるようにする(トイレに水を流す)」。
オンライン辞典の Macmillan Dictionary の flush の項目 では、この「トイレに水を流す」の意味の部分に、♪マーク(Sound Effect つまり効果音のマーク)がついており、そこをクリックすると、「トイレの水が流れる音」が聞こえます。
女性用トイレによく設置されている「音姫」(トイレ用擬音装置)のようなサウンドで、時間にして8秒から9秒という結構な長さだったので、思わず笑ってしまいました。
この音を聞けば「あぁ、これね」とイメージは湧きやすいですし、こういう部分はオンライン辞書の長所だなと感じます。
シェリーのセリフでは、自分をトイレに流してしまう(flush myself)と言っています。
「ちょっと失礼するわ」と言う代わりに、「私の失言で気まずい空気になっちゃって、何とも居心地悪いから、自分をトイレに流してくるわ」と言って退散したわけですね。
日本では、恥ずかしい言動をしてしまった後、「恥ずかしいから人に見られたくない、どこかに隠れたい・消えたい」の意味で「穴があったら入りたい」と表現することがありますが、それを「自分を不要な物としてトイレに流してしまいたい」とさらに自虐的なニュアンスを加えたものが flush myself down the toilet の感覚になるのかな、と思います。
この「自分をトイレに流す」という表現ですが、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」の中でよく似た表現のセリフがありました。
未来にタイムトラベルしたマーティが、老人になったビフにマーティ・ジュニアと間違われて、「お前の親父(つまり、マーティ本人)は負け犬だ」などと言われるシーン。
老人ビフは、マーティのことを、
The man who took his life and flushed it completely down the toilet. (自分の人生を、完全にトイレに流してしまった男だ。)
と言っていました。
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2018年12月07日
蛍光灯の下で日本製のカップ麺 フレンズ1-8改その1
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シーズン1 第8話
The One Where Nana Dies Twice
原題訳:おばあちゃんが2回死ぬ話
邦題:陽気なお葬式
0:00
[Pre-intro scene: Chandler's office block. Chandler is on a coffee break.]
イントロ前のシーン:チャンドラーのオフィスのブロック。チャンドラーはコーヒーブレイク中である。
[Enter Shelley]
シェリー登場
シェリー: Hey, gorgeous! How's it going? (はい、素敵な人(色男さん)! 調子はどう?)
チャンドラー: Dehydrated Japanese noodles under fluorescent lights. Does it get better than this? (蛍光灯の下で日本製のカップ麺。これより良くなることってある?(最高にいいよね))
シェリー: Question: You're not dating anybody, are you? Because I met somebody who would be perfect for you. (質問。あなたは今、誰とも付き合ってないわよね? というのは、あなたにとって完璧だろうという人に私は会ったのよ。)
gorgeous は「ゴージャス」とカタカナ語になっていますが(君のハートにレボ☆リューション! by ゴー☆ジャス)、ここでのニュアンスは「(人が)素敵な、魅力的な」という意味。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
gorgeous [adjective] (informal) : extremely beautiful or attractive
つまり「極めて美しい、または魅力的な」。
How's it going? = How is it going? で、直訳すると「it (漠然とした状況)は、どんな感じで・どんな風に進んでる?」というところ。
あなた本人のことを尋ねているというよりも、あなたの現状・状況を尋ねる感覚になります。
ですから、シェリーのセリフ全体としては、「よっ、色男! 調子どう?」という感じになるわけですね。
Dehydrated Japanese noodles under fluorescent lights. について。
これは、動詞がない、文章としては不完全な形になっており、訳すと「日本製のカップ麺、蛍光灯の下で」というニュアンスになります。
dehydrated noodle は「脱水して乾燥させた麺、即席麺、インスタント・ヌードル」。
de- は「分離、除去」を表す接頭辞。例えば dethrone だと throne 「王位・王座」を除去するというニュアンスから「(王を)退位させる、(王を)廃する」という意味になります。
hydrate は「水和物、水化物」。hydro- が「水の、水素の」を意味する接頭辞で、hydrogen だと「水素」。
carbohydrate だと「炭水化物」になります。
カップ麺の説明にわざわざ「日本(製)の」と付いているところが、日本人としてはちょっぴり嬉しいところですね。
fluorescent light は「蛍光灯」。fluorescent ink なら「蛍光インク」。
Does it get better than this? について。
チャンドラーの発音は Does it GET better than this? のように get を強調して言っています。
過去記事、これ以上ないほどの高嶺の花 フレンズ1-6改その4 でのセリフ Could she BE more out of my league? の時も動詞部分を特に強調した発音をしていましたが、それと似たパターンの発音だと言えるでしょう。
Does it get better than this? は「これよりもよくなることがあるだろうか? いやない。最高だよね」と言葉では言っていることになりますが、実際のところは「全然イケてない」ということを正反対の言葉で皮肉っぽく自虐的に言っていることになります。
「調子どう?」と言われて、「蛍光灯の下でカップ麺を食ってる、ってこの状態が、調子いい状態なわけないだろ」というのを「いやぁ、もうこれ以上ないくらい最高だろ?」と表現したわけですね。
その後、同僚のシェリーはチャンドラーに「あなた、デートしてる人いないわよね?」と尋ねています。
Because I met somebody... の because は「なぜそんなことを私があなたに尋ねてるかって言うと…」のように、今、自分がどうしてそういう発言をしたかの理由を述べている感覚になります。
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The One Where Nana Dies Twice
原題訳:おばあちゃんが2回死ぬ話
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イントロ前のシーン:チャンドラーのオフィスのブロック。チャンドラーはコーヒーブレイク中である。
[Enter Shelley]
シェリー登場
シェリー: Hey, gorgeous! How's it going? (はい、素敵な人(色男さん)! 調子はどう?)
チャンドラー: Dehydrated Japanese noodles under fluorescent lights. Does it get better than this? (蛍光灯の下で日本製のカップ麺。これより良くなることってある?(最高にいいよね))
シェリー: Question: You're not dating anybody, are you? Because I met somebody who would be perfect for you. (質問。あなたは今、誰とも付き合ってないわよね? というのは、あなたにとって完璧だろうという人に私は会ったのよ。)
gorgeous は「ゴージャス」とカタカナ語になっていますが(君のハートにレボ☆リューション! by ゴー☆ジャス)、ここでのニュアンスは「(人が)素敵な、魅力的な」という意味。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
gorgeous [adjective] (informal) : extremely beautiful or attractive
つまり「極めて美しい、または魅力的な」。
How's it going? = How is it going? で、直訳すると「it (漠然とした状況)は、どんな感じで・どんな風に進んでる?」というところ。
あなた本人のことを尋ねているというよりも、あなたの現状・状況を尋ねる感覚になります。
ですから、シェリーのセリフ全体としては、「よっ、色男! 調子どう?」という感じになるわけですね。
Dehydrated Japanese noodles under fluorescent lights. について。
これは、動詞がない、文章としては不完全な形になっており、訳すと「日本製のカップ麺、蛍光灯の下で」というニュアンスになります。
dehydrated noodle は「脱水して乾燥させた麺、即席麺、インスタント・ヌードル」。
de- は「分離、除去」を表す接頭辞。例えば dethrone だと throne 「王位・王座」を除去するというニュアンスから「(王を)退位させる、(王を)廃する」という意味になります。
hydrate は「水和物、水化物」。hydro- が「水の、水素の」を意味する接頭辞で、hydrogen だと「水素」。
carbohydrate だと「炭水化物」になります。
カップ麺の説明にわざわざ「日本(製)の」と付いているところが、日本人としてはちょっぴり嬉しいところですね。
fluorescent light は「蛍光灯」。fluorescent ink なら「蛍光インク」。
Does it get better than this? について。
チャンドラーの発音は Does it GET better than this? のように get を強調して言っています。
過去記事、これ以上ないほどの高嶺の花 フレンズ1-6改その4 でのセリフ Could she BE more out of my league? の時も動詞部分を特に強調した発音をしていましたが、それと似たパターンの発音だと言えるでしょう。
Does it get better than this? は「これよりもよくなることがあるだろうか? いやない。最高だよね」と言葉では言っていることになりますが、実際のところは「全然イケてない」ということを正反対の言葉で皮肉っぽく自虐的に言っていることになります。
「調子どう?」と言われて、「蛍光灯の下でカップ麺を食ってる、ってこの状態が、調子いい状態なわけないだろ」というのを「いやぁ、もうこれ以上ないくらい最高だろ?」と表現したわけですね。
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2018年12月03日
京都セミナー3回目終了しました!
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NHK文化センター京都教室で開催のセミナー「リアルな英語の9割は海外ドラマで学べる!」が、昨日、12月2日(日)に無事、終了いたしました。
12月の京都は例年であればかなり寒いと思うのですが、今年の冬は暖かく、昨日はお天気も良かったのでありがたかったです。
おかげさまで満席となり、大勢の皆様にご参加いただけたこと、本当に光栄で嬉しく思っております。
お越し下さった皆様、本当にありがとうございました<(_ _)>
今回の京都セミナーは、NHK文化センター京都教室では3回目、通算では15回目のセミナーでした。
セミナーでは毎回、「フレンズを見たことない方」「フレンズを大好きな方」がどれくらいいらっしゃるかを確かめさせていただくのですが、フレンズを全く知らないという方が半分くらいと結構多く、また「フレンズが大好きで何回も見ている」という方をお尋ねしたところ、挙手される方がなんとゼロ! でした。(これについては、セミナー終了後にお話させていただいた方の中で「誰も手を挙げていなかったので挙げにくかったんですけど、実はフレンズが好きで何度も見ていて、、」という方もおられたので、完全にゼロだったということでもないのですが…まぁ数が少ないと確かに挙手しにくいですよね ^^)
今回もDVD英語学習のデモは「フレンズ」を使いました。私自身は長年DVDを使って学習してきたのですが、近年の動画配信サービスの成長に伴い、より「海外ドラマ英語学習」が便利になったことも強調させていただきました。
セリフに出てきた動詞の説明に、他のドラマのセリフを併せてご紹介したりもしました。
質疑応答の時間にいただいたご質問に答えることで、私がおすすめしているはしょる3段階の意味について補足説明をすることもできました。
私が話した内容をしっかり受け止めて下さった上で、ご自分の英語学習の経験から貴重なご質問をいただけることは本当にありがたく、ご質問下さった方に心より感謝しております。
質疑応答終了後も、前に来て下さり、直接、ご質問を含め、実にいろいろなお話をさせていただけたことも、とても幸せなことでした。
拙セミナーに何度も足をお運び下さっている方がおられることも本当に光栄で、サインや写真などを求めていただけたこともとても嬉しかったです♪
今回のセミナーを大きな原動力として、これからも「海外ドラマで生きた英語を学ぶ」ことの楽しさと素晴らしさを頑張って伝えて行きたいと思います。
皆様が、海外ドラマを使って、楽しく有意義な英語学習を続けて下さることを心より願っています。
お忙しい中、ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました!<(_ _)>
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セミナーでは毎回、「フレンズを見たことない方」「フレンズを大好きな方」がどれくらいいらっしゃるかを確かめさせていただくのですが、フレンズを全く知らないという方が半分くらいと結構多く、また「フレンズが大好きで何回も見ている」という方をお尋ねしたところ、挙手される方がなんとゼロ! でした。(これについては、セミナー終了後にお話させていただいた方の中で「誰も手を挙げていなかったので挙げにくかったんですけど、実はフレンズが好きで何度も見ていて、、」という方もおられたので、完全にゼロだったということでもないのですが…まぁ数が少ないと確かに挙手しにくいですよね ^^)
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