2020年02月08日

著書6冊目出版しました! 「アカデミー賞映画で学べる!」

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記事タイトルにもありますように、本日2020年2月8日(土)に、私、Rach は、著書6冊目となる、英語フレーズ本を出版いたしました!
タイトルは、
リアルな英語の9割はアカデミー賞映画で学べる!
で、池田書店より出版されます。

アマゾンではこちら。
Amazon.co.jp: リアルな英語の9割はアカデミー賞映画で学べる!

帯付きの表紙画像はこちら。
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アマゾンでの発売日が2月8日で、週明けにはリアル書店さんの店頭にも並ぶ模様です。

私は著書4冊目として、同じく池田書店から「リアルな英語の9割は海外ドラマで学べる!」という本を2017年12月に出版しました。
その時は人気海外ドラマで実際に使われたセリフを例文として掲載していましたが、今回は「アカデミー賞映画で実際に使われたセリフ」を例文として使わせていただいています。

掲載映画は以下の7作品です(かっこ内は公開年)。

ボヘミアン・ラプソディ (2018年)
シェイプ・オブ・ウォーター (2017年)
ラ・ラ・ランド (2016年)
博士と彼女のセオリー (2014年)
タイタニック (1997年)
バック・トゥ・ザ・フューチャー (1985年)
ローマの休日 (1953年)

不朽の名作から最新人気作まで、幅広いジャンルの映画から「使える英語表現」をわかりやすく解説しています。
アカデミー賞映画で実際に使われているセリフを250以上、
アカデミー賞映画に頻出する応用表現を140以上、
豊富な写真やイラストとともに紹介しています。

前作「〜海外ドラマで学べる!」でもイラストを描いて下さったイラストレーターのサダさんが、今回も表紙と本文中のイラストを担当して下さいました。
私はサダさんのイラストが大好きなので、今回も描いていただけたことはとても嬉しかったです。

今回セリフを使わせていただいたこの7作品のうち、いくつかについて語らせて下さい。

皆様の記憶にも新しい「ボヘミアン・ラプソディ」ですが、私もこの作品に夢中になった一人で、通常版だけでなく、IMAXも観ました(エキスポシティで)。当たり前のようにサントラもブルーレイも購入し、炊事の時にはキッチンでクイーンのプレイリストがリピート状態。
5冊目の著書「海外ドラマ英和辞典」の p87 で degree という単語を解説する際、「Queen の名曲 Don't Stop Me Now の中にも、two hundred degrees 「200度」(中略)という単語が登場している」と書いたのは、執筆当時クイーンばかり聴いていたのと、この曲が大好きだったからで、その本ではフレディを演じたラミ・マレック主演のドラマ「MR. ROBOT」のセリフを使わせていただき、帯にラミ・マレックのジャケット写真を使わせていただけたのも、とても嬉しかったのです。
今回の本の企画が決まったのは、上のような日々を過ごした「後」でしたので、「自分がファンとして楽しんでいる作品を、自分の著書で解説することができるなんて!」と、それはそれは嬉しい気持ちでいっぱいでした。

今日の本の発売日から数えて11日前の1月28日(火)には、京セラドーム大阪で開催された、クイーン+アダム・ランバートの THE RHAPSODY TOUR もしっかり観に行っていました!

終演後の写真。ツアーTシャツを着ています^^
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ツアータイトルの通り、映画「ボヘミアン・ラプソディ」で使われた楽曲が多く演奏され、圧巻のパフォーマンスで、感動に酔いしれました。このような素晴らしいライヴを経験した翌週にこの本を出せたという幸運に心より感謝し、本当に光栄なことだと思っています。

ツアープログラムの表紙を開いて最初のページに、以下の内容が書いてありました。
Adam の運命を変えたのは1992年のコメディ映画 Wayne's World で Bohemian Rhapsody を聞いた時だった。
たまたま、今回の本の p66 「ちょっと寄り道! 映画のツボ」というコーナーの「キャスティングの妙」というタイトルで、その映画「ウェインズ・ワールド」について触れており、私は以下のように書いています。
「この映画(「ウェインズ・ワールド」)のヒットのおかげで、リアルタイムのクイーン世代ではなかったアメリカの若者に「ボ・ラプ」という楽曲が浸透したとも言われています。」

アダムは、オーディション番組『アメリカン・アイドル』出身で、1982年生まれの現在38歳。
「ウェインズ・ワールド」を見たのは10歳頃なので「若者」と呼ぶには幼すぎるかもしれませんが、「この映画でこの曲を知ったアメリカの若者や子供」の一人であると言えそうで、クイーンのライヴと自分の本との接点を感じられて、とても嬉しい気持ちになりました。

本書の「映画のツボ」というコーナーでは、英語のセリフ解釈そのものからは少し離れた、サブカル的なことや文化的背景などについて語らせていただいており、他の映画でもいくつかそのコーナーが出てきます。
ある映画には「スター・トレック」ネタが出てきたので、その話を他のSFと絡めて書きました。私はトレッキー(Trekkie=『スター・トレック』のファン)なので、自分の本の中でトレックネタが書けて幸せでした。
トレッキーなので「宇宙」の話も大好きで、ホーキング博士の半生を描いた映画『博士と彼女のセオリー』がラインナップに含まれたことも大変光栄でした。ホーキング博士と、天体物理学者であるクイーンのブライアン・メイとの関係についても「映画のツボ」で書かせていただいています。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー(BTTF)」は学生の頃から大好きな映画で、こちらも「海外ドラマ英和辞典」の conclusion, flush, precisely で、BTTFのセリフに絡めた解説をしています(何かの解説をしようとする時に、好きな映画のセリフが真っ先に浮かんでしまうということなんですよね)。
今回の本のあとがきに、私は以下のように書いています。
「今から30年前、大学生だった私は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をビデオテープに録画して英語を学ぼうとしたことがありました。」
今回の本のラインナップにBTTFが含まれているため、とってつけたようにその名前を挙げたように思われてしまうかもしれませんが、「大学生の頃、BTTFで英語を学ぼうとした」ということは、2016年4月発売の3冊目の著書「海外ドラマDVD英語学習法」 p160 「DVD出現前に、すでにプロトタイプを経験済み」という項目で書いています。

当時の私が英語を学ぶために選んだ映画は、他のどの作品でもなくまさにBTTFでした。
BTTFの日本での公開は1985年12月で、今年(2020年)の12月で公開から35年となります。公開当時は私は高校生。その頃はまだリスニングテストすら存在しない時代でしたので、受験生の頃は音声を使って学ぶことは一切なく、「いわゆる受験英語」に励む日々でした。大学に入ってしばらくしてから、受験英語とは違う形の「ネイティブの話す英語が聞き取れるような英語学習法」として、BTTFのビデオを見ながら学んでみよう、と思い立ったのです。

「30年」というスパンは、前の時代を表す言葉としてよく使われるものですが、BTTFでマーティがタイムトラベルによって戻った時間が「30年」で、私が大学生時代にBTTFで英語を学ぼうとしてから今回この本を出すまでが「30年」、、、ということに気づいて、私にはとても感慨深いものがありました。
今回の本を書くにあたり、今まで何度も繰り返し観てきたBTTFを改めてじっくり見返すことになりましたが、「生きたセリフから英語を学ぶことは楽しい」という気持ちは当時と全く同じでした。
操作がアナログで英語字幕の切替などもできないビデオテープに比べると、今の技術の進歩は目覚ましく、動画配信に至っては「外出先で字幕・音声を切り替えての視聴可能」というところまで来ています。
洋画や海外ドラマをこんなに便利に視聴できる環境になった今、これを利用して英語を学ばないのはもったいない! と私は強く訴えたいです。
近年、動画配信サービスが急速に発達してきましたが、今年2020年もさらに新しい企業の参入が予定されており、映画やドラマを視聴できる環境はどんどん便利になっていきます。
この本を、洋画で英語を学ぶきっかけにしていただければ本当に嬉しいです。

ちょっと脱線しますが、「海外ドラマ英和辞典」 p297 の bald の例文の「SUITS」のセリフ。
ルイス : You know what an Oscar looks like? Academy Award. Bald guy.
オスカー(像)ってどんな姿か知ってるよな? アカデミー賞の。頭のはげた男。
(解説)ルイスが言う通り、像の頭部には髪の毛がない。

bald の説明としてわかりやすいし、個人攻撃にもならないし、、と思って、このセリフをたまたま例文に選んだだけだったのですが、それから5ヵ月後に出る次の本の帯にその金色のオスカー像が燦然と輝くことになろうとは夢にも思っていませんでした。
アカデミー賞受賞作品であり、人気作品でもある映画のセリフを解説する本を今回書かせていただけたことは、本当に光栄です。
今年のアカデミー賞(第92回)授賞式は、日本時間で2月10日(月)に開催されます。
授賞式の2日前というタイミングで出版できたことにも感謝です。

実際の映画のセリフを使った本を出版することができるのも、長年このブログを読み、応援し続けて下さった読者の皆様方のおかげと、心より感謝しております。本当にありがとうございます<(_ _)>

ここに至るまでの全てのご縁とこの本にかかわって下さったすべての皆様に、そして、生きた英語の宝庫であるアカデミー賞映画のセリフを例文として使わせていただけたことに、心より感謝申し上げます。

洋画や海外ドラマの生きたセリフから英語を学ぶことはこんなに楽しい、こんなに多くのことが学べる! ということをお伝えすることができるよう、これからも全力でブログを頑張ります!
どうかこれからもよろしくお願いします。

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posted by Rach at 09:56| Comment(15) | 著書6冊目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月03日

手を引きずりながら歩き回る フレンズ1-10改その10

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11:20
ロス: Hey, this is so not what I needed right now. (ねぇ、今、僕が必要としていたことはこのことじゃないんだ。)
モニカ: What's the matter? (どうしたの?)
ロス: Oh, it's-it's Marcel. He keeps shutting me out, y'know? He's walking around all the time dragging his hands. (あぁ、マルセルのことなんだよ。マルセルは僕を拒絶し続けてる。ずっと手を引きずりながら歩き回ってるんだ。)
チャンドラー: That's so weird, I had such a blast with him the other night. (それは変だな、こないだの晩、俺はマルセルと楽しい時間を過ごしたぞ。)
ロス: Really. (そうなんだ。)
チャンドラー: Yeah, we played. We watched TV. That juggling thing is amazing. (あぁ、俺たちは遊んだ。テレビを見た。あのジャグリングのやつはすごいな。)
ロス: What, uh... what juggling thing? (その…ジャグリングのやつって何?)
チャンドラー: With the balled-up socks? I figured you taught him that. (丸めた靴下で[靴下を使って]やるやつだよ? お前がマルセルにそれ(その芸当)を教えたんだと思ってた。)
ロス: No. (いいや。)
チャンドラー: Y'know, it wasn't that big a deal. Just balled-up socks.... And a melon. (ほら、そんなに大したことじゃなかったよ。ただの丸めた靴下…それとメロンだ。)

this is so not what I needed right now は「今、僕が必要としていたことはこのことではない」。
「大勢が集まる大晦日のパーティーでは、誰が誰とカップルかなんてことはわからないんだから」とレイチェルに言われたことに対して、「僕が今、問題視していたのはこういうことじゃないんだ」と言ったことになるでしょう。
It's Marcel. は「マルセルだ」という意味ですが、今、ロスが気になっていること、問題視していることはマルセルのことなんだ、という感覚。

shut somebody out は「部屋に入らせないようにする」などのように「(物理的に)締め出す」という意味もありますが、この場合は、マルセルがロスを部屋から出してしまう、ということではなく、気持ちから締め出す、というような、一緒にいることを拒んだり、気持ちを閉じてしまって意志の疎通を拒絶したりする感じ。
心のドアを閉じるような、ロスという他者を受け入れないイメージです。

He's walking around all the time dragging his hands. は「手を引きずりながら、ずっと(部屋の中を)歩き回っている」。dragging his hands 「手を引きずりながら」の部分は分詞構文になっています。
drag はパソコンのマウスの動きに「ドラッグ&ドロップ」などがあることから、カタカナ語ですっかり浸透しましたが、「引く、引っ張る、引きずる」という意味。
なお、このセリフでは drag one's hands 「手を引きずる」という形になっていますが、drag one's feet だと文字通りの「足を引きずる」以外に「(わざと)ぐずぐず・のろのろする」という意味になります。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
drag your feet (informal) : to take too much tiime to do something because you do not want to do it
例)The police have been accused of dragging their feet on the investigation.

つまり「それをやりたくないからという理由で、何かをするのに過度に時間をかけること」。例文は「捜査をぐずぐず行なったということで、警察は非難されてきた」。

ロスのセリフでは「手を引きずる」で、猿のマルセルが手を引きずりながら歩くのは普通の行動でしょうが、ロスは「足を引きずる」→「ある行為をしたくないからぐずぐずする」のイメージを重ねて、マルセルのその行為から「ロスと一緒に何もしたくないと思っている」という「拒絶、後ろ向き」のニュアンスを感じたということなのかなと思います。

have a blast は「楽しい時間を過ごす」。
the other night は「この間の晩、先日の晩」。「先日」だと the other day になります。
ロスの留守中にマルセルの面倒を見ていたチャンドラーは、マルセルと過ごした夜の話を語ります。
that juggling thing 「あのジャグリング(のやつ)」というチャンドラーの発言を聞いたロスは、気まずそうに what juggling thing? 「何のジャグリング? ジャグリングって何のこと?」と尋ねます。
チャンドラーの方はロスが当然知っているものと思い、that 「あの、例の」とつけたのですが、ロスは「例の」と言われても何のことかわからず聞き返したことが、この that / what のやりとりからわかります。
ball up は「〜を球にする」なので、balled-up socks は「ボールのように丸めた靴下」。


11:59
[Max runs in]
マックスが走り込んでくる。
マックス: Phoebe! Hi! (フィービー! やあ!)
フィービー: Oh, hi, Max! Hey, do you know everybody? (あぁ、はーい、マックス! ねぇ、(ここにいる)みんなを知ってる?)
マックス: No. Have you seen David? (いいや。君はデービッドを見た?)
フィービー: No, no, he hasn't been around. (いいえ、デービッドはこのあたりには来てないわよ。)
マックス: Well, if you see him, tell him to pack his bags. We are going to Minsk. (あぁ、もし彼を見かけたら、荷物をまとめるように言ってくれ。僕たちはミンスクに行くんだ。)
フィービー: Minsk? (ミンスク?)
マックス: Minsk. It's in Russia. (ミンスクだ。ロシアにある。)
フィービー: I know where Minsk is. (ミンスクがどこにあるかは知ってるわ。)
マックス: We got the grant! Three years, all expenses paid. (僕たちは助成金を得たんだ! 3年間、全ての費用が支払われるんだよ。)
フィービー: So when, when do you leave? (それで、いつ、いつ、あなたたちは出発するの?)
マックス: January 1st. (1月1日。)

セントラルパークにマックスが駆け込んできたので、フィービーは Hey, do you know everybody? 「ここにいるみんなをご存じ?」のように尋ねるのですが、マックスがあっさり No. と言うのが面白いです。
フィービーとしては、自分の恋人デービッドの友人であるマックスに、自分の友達のフレンズたちを紹介しようと思ったのでしょうが、そんなことにはまったく興味のなさそうなところに、マックスの浮世離れした科学者っぽい部分が出ていると言えるでしょう。

Have you seen David? 「デービッドを見た?」 He hasn't been around. 「彼はここにはいなかった、ここには来ていない」はどちらも経験を表す現在完了形。
pack one's bags は「荷物をつめる、荷造りをする、荷物をまとめる」。
ミンスクはベラルーシ共和国の首都。
grant は「助成金、補助金」。その後、マックスが言っているように、研究に関わる費用がその助成金によって支払われるということになります。
leave は「後に残す」などの意味もありますが、ここでは「発(た)つ、出発する」。
大晦日を一緒に過ごせるはずの恋人デービッドが、新年早々、遠くミンスクへ旅立ち、3年間も戻らないと知ったフィービーは、驚きを隠せません。


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posted by Rach at 13:31| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする