シーズン1 第6話
The One With the Butt (迷えるチャンドラー)
原題は「お尻の話」
すっごい美人を見たチャンドラー
She makes the women I dream about look like short, fat, bald men. (彼女と比べると、今まで夢見てきた女が、チビで太ってはげたおっさんに見えるよ。)
それくらい、彼女は抜きん出て美しいということですね。
しかし、すごいたとえ。
ロス: He could never get a woman like that in a million years.
(チャンドラーには、あんな女は100万年たってもゲットできないよ。)
not in a million yearsで、「決して・・・ない」という意味です。
フィービー: But you always see these beautiful women with these "nothing" guys. You could be one of those guys.
(でも、こういう美人が、つまらない男といるところをよく見るわよ。あなたなら、その男になれるかも。)
あなたでも付き合えると励ましてるようですが、実は、チャンドラーならnothing guys(つまらない男)になれる、と言っているのです。
って、けなしてるんじゃん。
(2007.4.17 追記)
上の3つのセリフを含んだ一連のやり取りについて、フレンズ1-6その6 という、解説の追加記事を書きました。
興味のある方は合わせてご覧下さい。
(追記はここまで)
ジョーイの芝居の出来を聞かれたみんなは、
I didn't know you could dance! You were in a play. (ダンスが出来るなんて知らなかったなぁ。お芝居に出てたわね。)
としか答えません。
あまりにヒドイお芝居だったので、他に言葉がないようで。
ジョーイ: I was the lead. It was better than the troll thing. At least you got to see my head.
(俺は主役だったんだよ。トロールよりはましだろ? 少なくとも俺の頭が見えたんだし。)
leadは「導く、リードする」という動詞ですが、名詞では「主役」という意味もあります。
trollとは、「北欧神話に出てくる、洞穴などに住んでいる巨人や小人」のこと。
トロールの時は、かぶりものをしていたんですね。
彼の俳優としてのキャリアが、まだまだ大変な段階だということがわかります。
エージェント(芸能プロダクションのこと)がジョーイに興味を持ってるのを知り、
フィービー: Based on this play? Based on this play!
(このお芝居を見て判断したの? このお芝居見て判断したのね。)
日本語でもそうですが、同じセリフでも口調や、語尾を上げるか下げるかで、全然意味が変わってしまいます。
この場合も、最初のセリフは語尾が上がって疑問文で、なおかつ「そんなの信じられなーい。」という感じの否定的な口調。
2番目のは、「そうに決まってるわよね。」とさも納得したかのように感嘆符がついています。
チャンドラーが一目惚れした美女オーロラ。
発音は正しくは「アローラ」という感じですが、南極のオーロラ、のオーロラと同じです。
オーロラとデート中、何か話をしてくれと言われたチャンドラー
I rode it all the way to Brooklyn just for the hell of it.
(地下鉄に乗って、わざわざブルックリンまで行ったんだ、ちょっとやってみたかっただけなんだけど。)
何か目的があるのかと思ったら・・・ただ乗ってただけらしい。
just for the hell of itは、「面白半分に、ちょっとやってみたくて、これといった理由もなく」という意味です。
オーロラが別の男性の名前を出したので、
チャンドラー: Who's Rick. (リックって誰?)
オーロラ: My husband. (夫よ。)
チャンドラー: Oh, so you're divorced? (あぁ、じゃあ君離婚してるの?)
オーロラ: No. (いいえ。)
チャンドラー: I'm sorry. So you're widowed? Hopefully? (ごめん、じゃあ、旦那さん亡くなったの? そうだといいんだけど。)
やっとお付き合いできた美人が夫の話をするので、ショックのチャンドラーですが、状況が飲み込めていません。
デートをOKしてくれたから、てっきりフリーだと思っていたのに、離婚もしてないとなると、夫が死んだのかと思います。
相手の夫が死んだかもしれないという話なので、「あっ、ごめん、気づかなくて、離婚したとか無神経なこと言って。」という意味で、I'm sorry.と言っているのですが、最後にhopefully (できればそうだといいんだけど)と、つい本音が出ていますね。
RachさんのHPを見てすっかりFriendsにはまってしまった内の1人です(Friendsって本当に面白いですね)。
最近、以前ほど英語が身についていく感を実感できなくなっているのとマンネリ感からHPを立ち上げ、とりあえずFriendsの和訳をしてみようとしております(1-6から始めてみました)。
和訳にあたり多分悩むところが多々あると思います(というか既にいくつかありますが)。
その時はぜひ相談に乗ってください。
はじめまして。コメントありがとうございます!
私のサイトを見て、フレンズにはまったと言っていただけるととても嬉しいです。
自分ひとりで勉強しているより、ネットでその結果を発表した方が、身につくのは間違いないですね。
今まであやふやだったところが、あやふやでは済まなくなるので・・・(笑)
そういう意味では、私もこのブログを始めてから、随分勉強になりました。
今回はHPのURLが書かれていませんでしたが、もしよろしければ教えて下さいね。
基本的には、同じフレンズ解説をしている方のサイトを見てしまうと、その内容に影響されてしまいそうなので、普段は見ないんですよ。
でも、もうすでに私が書いてしまっているエピソードなら安心して見ることができますし(笑)、他の方が、私とはまた違った解釈をされているのを読むのはとても楽しいですし、また、私のブログを読んでいる方が、複数のフレンズサイトを読んで、いろんな解釈を目にすることができる、という利点もありますよね。
(セリフの解釈って、「これが正解!」なんてものはない気がしますので・・・)
最初の頃は、私の解説も大雑把なので、取り上げてないセリフがたくさんあります。フレンズのセリフでわからないことをブログ上で尋ねると、フレンズファンや英語学習者の方が、いろんな意見を寄せて下さいますので、どうかお気軽にお尋ね下さいね。
http://blogs.yahoo.co.jp/no8_teemu_selanne
よかったら見に来てください。
ちなみにこれまでこちらのHPにはそのとき見ている話の記事と最新記事を拝見させて頂いておりましたが、和訳をやり始めてから(ってここ数日の話ですが)最新記事のみ拝見させて頂き、自分が見ている話の記事の閲覧は控えております。
が、結構フラストレーションがたまるものですね。楽しみが1つ減った感じで。
早く和訳を終わらせて自分が見ている話の記事を心置きなく読めるようにがんばるつもりです。
早速、拝見させていただきましたよ!
「2児の父ちゃん」でいらっしゃるんですね!(ちなみに、私は「2児の母ちゃん」ですが・・・笑)
「DVDの日本語を見る前に、自分で英語スクリプトから意味を掴もうとする」というのは、とても良い方法だと思います。時間がかかっても、絶対にその方が力が付くと思いますから。
「楽しみが1つ減った」なんて言っていただけると嬉しいですね(笑)。でも、確かに、誰かの解説を先に読んじゃうとどうしても、「ふーん、そうかぁ」で終わっちゃうと思うんですよ。やっぱり、自分で調べて発見した時の喜びを味わっていただきたいなぁ、と(←何だか、えらそうですね、私・・・笑)
もう5年以上も前に書かれた記事ですので、今更投稿されても。。。って感じかもしれないのですが、どうしても気になったので質問させてください。
ジョーイの劇が終わった後、劇の感想を求めるジョーイに対して他の4人が、
I didn't know you could dance!
You were in a play.
と言っていますが、二つ目のセリフ、in a play はどうしてtheではなく a を使っているのですか??
ジョーイがでていたという劇は今の話の流れでは、このへんてこなフロイドの劇でしかありえないのに、 なぜ劇を限定するtheではなく aを選んでいるのでしょうか。
突然おじゃまして質問してすみません。
お時間ある時にでも答えていただけたら幸いです。
(関連記事には目を通したつもりですが、見落としている記事があるかもしれません。もうすでにどなたか質問されて、回答もすんでいたらごめんなさい。)
ご質問ありがとうございます。
過去記事に質問していただけるのはとっても嬉しいです。私的にはどの記事も同じくらい愛着がありますから。それが過去のものとして埋もれてしまうことなく、こうして質問をいただけたりするのは本当に嬉しいことなのですね。
ご質問の in a play について。
これは恐らく、わざとそういう「特定、限定されない」不定冠詞の a を使っている、ということだと思います。
the play 「その劇」や the role 「その役柄」のように限定した形で何かを言い出すと、「そのお芝居は…だった」とか「そのジョーイの演じた役柄は〜だった」とか、何かしら感想を述べなければならなくなってしまう気がします。
それであえて具体的な劇の内容に触れたくないフレンズたちは、
ロス: I didn't know you could dance! (ジョーイが踊れるなんて知らなかったよ!)
レイチェル: You were in a play! (お芝居に出てたわね!)
モニカ: You had a beard! (ヒゲ、生やしてたわね!)
と「特定しない抽象的な話」でごまかそうとしている感じでしょうか。
特に、a play に関しては、「いろいろあるお芝居のうちの一つ」のように、不定冠詞の a をつけることで、「なんか、お芝居に出てたじゃん。お芝居で演技してたじゃん」みたいに、今の芝居での演技の内容ではなく、「ある芝居に出ていた」という事実だけを称(たた)えているニュアンスを出している気がするのですね。
ですからあえて訳すとすると、You were in the play. だったら、「さっきのあのお芝居に、あなた出てたわよね」になり、You were in a play. だったら、「(とにかく何かの)お芝居にあなたは出てたわよね」みたいな違いになるでしょうか。
芝居について言及したくないという気持ちが、限定の the ではない、不特定の a を使わせることになった、と考えられる気がします。
あくまで、「そういうことだろうな」という私の見解に過ぎませんので、参考程度に聞いておいていただけるとありがたいです。
最近Friendsを利用して英語の勉強を再開したおにぎりと申します。
1つ質問がありますのでもし良かったらRachさんのお考えをお聞かせ下さい。
ジョーイの芝居を見終わった後のモニカのセリフ
Did anybody else feel they just wanted to peel the skin off
their body,to have something else to do?
字幕・吹き替えでは「肌をかきむしりたくなった。(大意)」とされていますが、文を直訳するとどうなるのでしょうか?
「他の誰か肌をかきむしりたくなった?(→私はなったわよ。)」と言うことかなとも思うのですが、"to have something else to do?"が何を指しているのかが良く分かりません。
はじめまして。コメントありがとうございます。
Friends を利用して英語の勉強を再開されたとのお話を聞くと、こういうブログを書いている者としてとても嬉しいです。
さて、ご質問のセリフですが、文を直訳すると、「するべき他のことを持つために[何か他にすることがあるようにと]、自分の皮を体から、ただ、むきたいって感じた・思った人は他にもいる?」みたいな感じになるでしょうか。
おにぎりさんのお考え通り、Did anybody else feel...? 「他の誰かは…という気持ちになった?」と表現することで、「自分はそんな気持ちになったんだけど、他の人はどうかしら? 他にも私と同じような気持ちになった人はいる?」と言いたいのですね。
「他の人もそう感じた?」と表現することで、自分はそんなすごい気分になってしまった、と表現しているわけです。
ちなみに、they や their は、anybody を受けています。このように、前に出てきた単数名詞(anybody)を、they などの複数代名詞で受けることは口語ではよくあります。
to have something else to do は、「何か他にすべきことを持つために」という「目的」を表していると思いました。
この劇を見ているのがあまりにも苦痛で、何か他のことをしないではいられなかった、何かをしていないととても我慢できなかった、この苦痛を耐えるのに何か他にできることは?と探した結果、自分の体の皮を剥がしたくなった、みたいなことになるでしょうか。
「肌をかきむしる」も感覚的には近いと思いますが、直訳すると、「皮膚を体から剥がす」なので、実際の英語のニュアンスは「かきむしる」よりももっと痛ーい感じかもしれません。
この劇を見ていたら、あまりのひどさにいてもたってもいられなくなって、つい自分の皮を剥がしそうになった、そんなことでもしていないと、とても耐えられたものではなかった、ということでしょう。
何か我慢できないことがあった場合に、イーッ!っといらいらしてしまって、他の何かをせずにはいられない、そのニュアンスが、to have something else to do に込められている気がします。
また、この劇を見るくらいなら、自分で自分の皮をひき剥がした方がまだましだと思えたわ、その方が苦痛が少ないくらいに思えたわ、その苦痛でこの劇を見るつらさを乗り越えるしかなさそうだったわ、みたいなことかもしれません。
自分は今まで英語の勉強をしてこなかったので。。。あまりよくわからないことがあったので質問させてください。低レベルですいません。。
She makes the women I dream about look like short, fat, bald men.
この文章のmakeは使役動詞として使用されていると思ってるんですが、それで考えると「〜させる」という意味合いになると思うので、「彼女は、チャンドラーが今まで夢見てきた理想の女性が酷い女性に思わ "させる" ぐらい美しい!」 と言いたいという事であってますか?
初めまして。拙ブログを読んでいただいているとのこと、ありがとうございます。また、拙ブログをおすすめとして紹介して下さったそのお知り合いの方にも、よろしくお伝えいただけると嬉しいです。
さて、ご質問の文章ですが、おっしゃるように使役動詞の make ですね。
文の切れ目にスラッシュを入れると、
She makes / the women I dream about / look like short, fat, bald men.
になるでしょう。
the women I dream about 「俺が夢見ている(理想の)女性」を、short, fat, bald men のように見える(look like)ようにする、という感覚ですね。
make A look like B 「A を B のように見えるようにする」という形になります。
チャンドラーが夢見る女性ですから、当然、美しくてスタイルも良くて…という女性を想像しているわけでしょうが、そんな女性が色あせて、「そういう、魅力のない男」に見えちゃうほど、彼女は魅力的で美しい!と言いたいわけですね。
「なるほど!」と自分でも納得できました。ありがとうございます。
話は変わりまして、是非Rachさんの見解を聞かせていただきたいと思うのですが、同じくseason1-6 でジョーイの撮影のシーンの最後に
「but if you have to ask」というセリフがあります。
DVDでは「なんなら、もう一度いきますか?」というような和訳になっていたのですが、どうも。。。納得がいかず、いろいろと調べてみたんですが、結局のところ自分でもはっきりとした答えがでませんでした。
http://www.usingenglish.com/forum/english-idioms-sayings/63180-if-you-have-ask.html
このページに説明が載っていたのですが、これによると(これ自体の解釈が間違っていたらすいません。。)
「相手に質問した時点で既に自分の中で答えが出ている」というような
ニュアンスだと思うのですが、だとすると、ここの訳はRachさんならどんな感じにしますか?
私的には
ジョーイ:I was going for quiet desperation.
「男の絶望を表現してみました。(みんなの雰囲気をみるとだめっぽいな。。)」
But if you have to ask..
「今のはだめでしたよね。。」
というニュアンスかと。でもこれでいくとDVDの和訳もアリかと。。
ご丁寧なお礼のコメント、ありがとうございます。
紹介していただいた、そのフォーラムでの回答は非常に興味深いですね。
if you have to ask を直訳すると、「もしあなたが尋ねないといけない(質問しないといけない)のなら」という感じになるでしょうか。
フォーラム内の話では、「if you have to ask という従属節の後に続く言葉は、文脈によって変わる」という説明もありますね。
「あなたがその質問をする[尋ねる]ことで、あなたは(すでに)その質問に答えている」という説明もあります。
例として、「このパンツをはくと太って見える?」と質問した人に、If you have to ask 「そういう質問をしなければならないのなら」と返す場合は、暗に「自分でもそう思っているからそういう質問をするんだろ?」という気持ちが入っている、ということのようですね。
大袈裟に言うと、If you have to ask は、「”あえて口に出してそのことをわざわざ”質問しなければならないのなら」みたいな感覚があるように思います。尋ねる必要がないことを相手が質問してきた、みたいな。
フォーラムの説明の例にも挙げられていましたが、私もネットを検索していると、
"if you have to ask, you'll never know."
"If you have to ask, then you can't afford it."
というフレーズがいくつもヒットしました。
「そんなことをわざわざ(人に)尋ねないといけないようでは、君には決してわからないな」
「(金額がいくらになる?などと)お金のことを気にするようでは、君にはとても買えないな」
みたいなニュアンスになるようです。
相手が質問してきたことに対してあきれたニュアンスで使う場合は、「あえてその質問する? そんなこと口に出して尋ねないといけない?」「そういう質問をする時点でもう終わってるよ、結果は出てるよ」という感じになるでしょうか?
フォーラムの説明にもあったように、If you have to ask の後にどういう文章が続くかは、あくまで文脈によるので、話の流れに合わせて意味を考えないといけないようですね。
そういう感じを踏まえた上で、フレンズ1-6 のジョーイのセリフを見てみます。
監督: And action! And cut! What was that? (アクション! カット! 今のは何だ?)
ジョーイ: I was going for quiet desperation. But if you have to ask.... (静かな絶望を追及しました。でも、もしあなたが(そういう)質問をしないといけないのなら…)
ジョーイなりにお尻の演技(?)をして、何かを表現しようと努めているわけですが、監督にはその意図が全く伝わっておらず、「それは一体何だ?」とケチをつけられたような形になっています。
What was that? と尋ねられたので、ジョーイなりに自分の演技を説明しているわけですが、その説明にみんなが納得していない様子なので、「What was that? みたいにわざわざ質問として尋ねないといけない、ということは、僕の演技の意図が伝わってない、ってことですよねぇ…」みたいに言っている、それが、But if you have to ask... なのかなと思います。
「それは何だ?という質問をしないといけないってことは、ダメってことですよね」と、自分が失敗したことを認めているセリフなのかなぁ、と。
相手に尋ねられたので、一応、自分なりに言葉で説明したけれど、そういう質問を受けた時点で終わってますよね、今の演技はダメだったという答えは出てますよね、のように、自分がそんな説明をしたところで無駄だったことを自覚しているセリフだろうと思いました。
ですから、餃子クラブさんの「今のはだめでしたよね」というニュアンスは当たっていると思います。
if you have to ask という文自体は、基礎的な単語ばかりで、決して「難しい」という印象を与える文ではないですが、いざ、その付け足しのように言ったニュアンスは?と考えると、すんなり答えが出てこないものですね。こういう文は、いろんな作品の中で、いろんな人が使う if you have to ask に出会うことで、よりそのイメージがはっきりしてくるものだろうと思います。
今後は私も、いろんな作品を見る中で、このフレーズに気をつけながらセリフを見て行きたいと思っています。
見にくいです。
また、例えば1-6であれば、1-6(その1)から1-6(その2)などに飛べませんし、そのような機能が見当たりません。
改善をお願いします。
ご意見ありがとうございます。ご不便をおかけして申し訳ありません。
パソコンでご覧になっているか、スマートフォンなどでご覧になっているかで、ブログの表示様式が異なりますので、まずはそれを以下に説明させていただきます。
パソコンでご覧の場合は、
このブログのトップページのサイドバーに、「カテゴリー別アーカイブ」があるのですが、システム上、トップページ以外の個々のページには、その「カテゴリー別アーカイブ」を表示できない仕様になっています。
またそのトップページに表示されているカテゴリーも、「フレンズ シーズン1」「フレンズ シーズン2」のように大まかなカテゴリー分けになっています。
以前、エピソード毎にカテゴリー分けしたいと思ったのですが、システム上、設定できるカテゴリーの数には上限があるとのことで、できませんでした。
そのような状態なので、フレンズ解説を読んでいただくのに、カテゴリー機能はあまり使い物にならない、というのが実情です。申し訳ありません。
また、パソコンであれば、「この記事へのコメント」の上の部分に、
この「フレンズ1-6(その1)」の場合だと、
Posted by Rach at 11:55 |Comments(13) | フレンズ シーズン1
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という表示があります。
その「次の記事」のリンクをクリックしていただくと、次の記事にジャンプできる仕様になっています。
時おり、エピソード解説以外の記事(英語学習の記事など)が入っている場合もありますが、その場合は、それを飛ばして、「次の記事」に進んで下さい。
次に、スマートフォンでご覧の場合について。
スマートフォン表示では、サイドバーは表示されない仕様・デザインになっていますが、各記事の日付の上に、前後の記事にジャンプできるリンクが表示されています。
この「フレンズ1-6(その1)」の場合だと、
2005年07月07日の上に、
<< フレンズ1-5(その5) TOP フレンズ1-6(その2) >>
というリンクがあり、前の記事、トップページ、次の記事、にリンクでジャンプできるようになっています。
以上の説明に書いたような機能が見当たらない、ということでしたら、またご連絡いただけると幸いです。どのような機器で読んでいただいているか(パソコン、携帯、スマホなど)もお聞かせいただけるとありがたいです。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。どうかよろしくお願いいたします。
古い話題ですがif you have to askの件で疑問があったので書き込みさせてもらいました。
私が思うにこの場面でのaskは”質問する”のaskではなく”要求する”のaskではないでしょうか?”質問する”だと「あなたが質問されるくらいですから、今の演技は良くなかったってことですよね。」という意味になるかと思いますが、”要求する”のaskだと「しかしあなたがもう一度やれとおっしゃるのなら、喜んでやります。」という意味になるかと思います。ここでhave toは依頼を意味するaskを実質的には命令を意味する文章に変えるために使われていると思います。if you askだと「いやです。今の演技をやり直す必要はないと思います。」という答えも可能なのですが、ジョーイはさすがにそこまで思い上がってはいないので「No.」という選択肢があると思われないようにするためにhave to=mustをつけていると思います。つまりフォーラムで議論されているif you have to askとは全く関係ない使い方なのではないでしょうか?文頭にbutがあるのもaskがその例のイディオムの一部のaskではないことを示唆しているように思います。なぜならその例のイディオムであれば質問している人と質問されている人は答えに対して「もちろん、言うまでもなく○○だよ。」という共通の認識をしていることになりますが、この場面では監督は単にもう一回やれと言いたいだけで、ジョーイの演技論を聞きたくて質問する気など全くないからです。この文の前にある監督の質問文what was that?は文法的には疑問文ですが、これは怒りを表しているだけでジョーイの演技論を聞きたいと思っているわけではありません。日本語でも「何だ今のは。」を怒りの表情で言われたら、純粋な疑問文とは受け取れないのと同じではないかと思います。例のイディオムであればbutとの相性はとても悪いはずです。フォーラムの1にobvious to everyone、フォーラムの6ではof course とだけ説明されています。したがって日本語訳は直訳に近いように思います。But if you have to ask me to do it again, i'm willing 〜みたいな感じではないかと。ジョーイはいったんは疑問文だったのでそれに答えてはみますが、監督の意図は自分の演技論を知ることではないとわかっていたのでなんならもう一回と言おうとしたのだと思います。
私の英語力は管理人さんにははるかにおよびませんので私の解釈が間違っていればぜひ教えてください。よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。また、いつも読んで下さっているとのこと、ありがとうございます。
いただいたコメントを読ませていただいて、私ももう一度考えてみたのですが、おっしゃるように、この ask は「要求する」という意味で使っているのだと私も思いました。
「例のイディオムであればbutとの相性はとても悪いはずです」というご説明にも納得です。
ジョーイは自らの演技を自分の言葉で説明しているわけですが、その後の but if you have to ask は、ご指摘の通り、But if you have to ask me to do it again... ということでしょうね。
何だ今のは?と言われたので、反射的に、「今のはこういうのを表現しています」と説明したけれど、監督の表情や様子から「お前の演技論などどうでもいい、さっさともう一度やれ」と言っているのがわかるので、「自分としてはこういうつもりでやりましたけど、そんなことはそちらにとってはどうでもいいですよね。もちろん、やれと言われたらもう一度やります」という意味で、if you have to ask と言った、というニュアンスが正しいと思います。
DVDの日本語訳が「なんなら、もう一度いきますか?」となっていたのは、but if you have to ask の意味を汲んで訳したものだったようですね。if you have to ask という定番フレーズがある、ということで、私はそっちのイメージに引っ張られてしまったようです。
貴重なご意見、ありがとうございました。