ずっとフレンズのエピソード解説を続けておりましたが、ビッグニュースが入りましたので、ちょっと中断。
フレンズの解説を読みに来られた方は、ごめんなさい。
リンクさせていただいている、satさんのブログ「楽しむ! 英語学習」を見て驚きました。
TOEICが来年5月にリニューアル
satさんは別の方のブログを見て、驚かれたようですが。
噂の伝達の早さはさすがネット時代というところですねぇ。
さて、TOEICの公式HPを見てみると、
タイトルロゴからして、"New Version TOEIC"。
「新しく生まれ変わるんだ!」という意気込み、伝わってきます。
そもそも、私のこのブログ、サブタイトルにTOEICの点数を掲げておりますように、私なりの対策やこだわりみたいなものをTOEICに対しては持っています。
そのうちに、そういうことにも触れなきゃなぁー、と思いながら、フレンズの解説書いてるのも面白いので、そっちばっかりしてたんですが、タイムリーなネタにも対応しとかないとね、ということで・・・。
公式HPで、問題形式の変更点をいうのを見ましたが、
パート名が変更になる(「誤文訂正問題」が「長文穴埋め問題」に変更、など)、
それぞれのパートの問題数の配分が変わる、
など、かなり大掛かりな変更になるように見受けられました。
私は、「誤文訂正問題」が苦手なんだと自己分析してるので、助かったのかもしれませんが。
でも私が一番驚いたのは
「米国・英国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの発音を採用。」
え!? 「より現実のコミュニケーションに近いテスト」にするために、「発音のバラエティの増加」をはかったらしいです。
私がフレンズで身につけたのは、アメリカ英語。それもかなり標準的な訛りのない米語なので、今までのTOEICでは、違和感は全くと言っていいほどなかったんですけれど。
かと言って、今回極端な訛りが入るということもないでしょうが・・・。
私のリスニングのスコアは480点。「満点でもないのに、えらそうなことを言うな!」とお怒りの方には、ここで謝っとこう。すみません。
(2007.3.18 追記)
上で私は、「フレンズの英語は、かなり標準的な訛りのない米語だ」と書いたのですが、厳密に言うと、ニューヨーク・アクセント(ブルックリン・アクセント)と呼ばれるものに該当するようです。
ですが、私は、そのアクセントの特徴が未だに(TOEICリスニングで満点を取った後でも)よくわかりません。
フレンズを使ってリスニング学習をずっと続けてきた後にTOEICのリスニング問題を聞いても、上に書いたように「違和感は全くと言っていいほどなかった」のです。
ですから、私の感想としては、フレンズの英語と、TOEICの米語パートはあまり違いを感じないけれど、ただ「フレンズの英語が訛りのない標準的なもの」と断言してしまうのもマズいのかなぁ…とずっと気にしていましたので、ちょっとここで追記をしておきます。
(追記はここまで)
で、私は映画もドラマもほとんどアメリカのばかり見ているので、耳は完全にアメリカ英語に慣れてしまってます。
だから、イギリス英語を聞くと、逆に「くせがある」ように感じてしまうんですよね。
オリジナルはイギリスなんだから、そういう感想はおかしいんだけど・・・。
で、アメリカ英語に慣れきった人間が、そのTOEICのバラエティに富んだ発音に対応できるか、についてです。
フレンズでも第4シーズンにエミリーというイギリス女性が出てきます。
彼女のしゃべる英語(イギリス英語)をフィービーが真似るシーンがあったように思いますが、アメリカ人にとっても、やはりイギリス英語は、自分たちの話す英語とはかなり違って聞こえるようです。
だからと言って、別にしゃべってる内容がわからない、というほどでもありません。
新スタートレックでは(スタートレックネタは、もうえぇーっちゅーねん)
ピカード艦長役のパトリック・スチュワート(X-MENにも出ている人です)とカウンセラー・トロイ役のマリーナ・サーティスはイギリス出身の俳優ですので、発音はイギリス英語に近いと思いますが、特に聞き取りにくい、ということはありません。
二人の英語はかなりわかり易い方です。
これは、未来の話なので、より標準語に近い、とか、訛りが少ない、というのもあるのでしょう。
オーストラリア英語と言えば、
I went to the hospital today(トゥデイ). 「私は今日、病院へ行きました。」が、
I went to the hospital to die(トゥダイ). 「私は今日、病院へ死にに(死ぬために)行きました。」
に聞こえるという笑い話にあるように、「エイ」を「アイ」と発音することで有名です。
オーストラリアのグレート・バリアリーフを舞台にした映画「ファインディング・ニモ」では、サメのブルースを筆頭に、オーストラリア訛りをしゃべるサメ三人組(三匹組?)が出てきました。
彼らも、sayを「サイ」と発音していましたね。
ブルースの声が独特なこともあり、聞き取りにくいような気はしましたが・・・。
ですが、とにかく、My point is...
「やっぱり、まずはアメリカ英語を聞いておけばいいんじゃないの?」
ということです。
アメリカ英語が聞き取れれば、他の英語もそれなりには聞き取れるはず、というのが結論(もしくは、持論)。
ブッシュ大統領の米語と、ブレア首相の英語、確かにかなり違いますが、どちらもわかり易いですし。
もちろん、いろんな英語に触れてみることは大切だと思います。
今までは、アメリカ英語一辺倒だったのが(TOEICを作ってるのがアメリカの会社だから?)、他の国の言葉も混ぜてみようという程度で、そんなに深刻に捉える必要もないのかもしれません。
正直、受けてみないとわかりませんけど。
みなさんはどう思われましたか?
(Rachからの、お・ね・が・い)
今回の記事、面白かったですか?
面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして、あなたの清き一票を投票して下さい。
人気blogランキング
2005年07月16日
この記事へのコメント
コメントを書く