フレンズのエピソード解説も第10話まで終わりました。
ここで、また少し、英語学習の話をしたいと思います。
このブログでは、家で一人寂しく(笑)DVDを使って英語学習をする方法を語ってきました。
まずは、音声としての英語に慣れること。
そうすれば、だんだん英語がただの音の洪水ではなく、言語として意味のあるものに聞こえてくるようになる、というのは本当のことだと思います。
ただ、ネイティブに囲まれている状況でない場合、英語を浴びる絶対量が少ないのも事実です。
私は、フレンズを勉強し始めた頃、DVDプレーヤーをリピートモードにしてひたすら聞いていて、
1年半くらいでプレーヤーを壊してしまった経験の持ち主ですが、それでも、聞く量は少ないのかもしれません。
有名な英語教材で「アルクのヒアリングマラソン」というのがありますが、これも"1年間で1000時間のヒアリングを目標"にしています。
私はヒアリングマラソンは使ったことがないのですが、このくらいの時間、英語を聞き続けなければ耳は鍛えられない、ということをいつも念頭に置いて、フレンズのDVDを聞いていたのは確かです。
仕事や学業で忙しい方々には、なかなかつらいハードルですよね。
少ない時間で効果的にリスニングの力をつけるには、ある程度の発音の基礎、あるいは規則を知っておく必要があります。
そういう基礎知識を持ってリスニングすれば、だんだんと聞き取れる言葉が増えてきますので、ただやみくもに英語を聞くよりは効果があると思います。
リスニングについて、最近よく言われている言葉が、
「発音できない音は、聞き取れない」
それは、ほとんど「まちがいない。」(長井秀和風)のですが、
どちらかというと、「発音できる音は、聞き取れる」という方が良いかもしれません。
リスニングをたくさんしている方の中には、「自分ではうまく発音できないけど、聞き取れるよ」という方もいるかもしれませんし。
ですが、リスニングを上達させるには、まず発音できるようになること、が"近道"なのです。
DVD学習をする時には、やはり手元に発音の参考書があると良いです。
発音については、良い本がたくさん出ていますね。
私が発音を学んだ中で、良いと思ったのは、次の3冊です。
一言、お断りしておきますが、私はありとあらゆる発音の本を買いあさったわけではなく、どこかでオススメに挙がっていた本を購入してみたら、「うん、なかなかいいじゃん。」と思った本、ということです。
さらに、少し前の本なので、品切れのものもあったりして・・・。
著者が同じで、内容も同じような本も存在しますが、似たような本でも、やはり読んだことのない本はオススメしにくいので、実際に私が持っている本のタイトルを書いておきます。
1. これだけで聞ける話せるUDA式 30音でマスターする英会話 鵜田 豊 著 (SSコミュニケーションズ刊) ←この本は品切れらしい(アマゾンにはユーズド(中古)しかありません)
UDA式30音の本 は他にもあります
2. 英語の発音 ザ ジングルズ レベル85実践編 スティーブ・ウォーカー著 (レゾナンス刊) ←この本も品切れらしい(・・・すみません)
ザ ジングルズのシリーズ は他にもあります
3. 英語の発音パーフェクト学習事典 深澤俊昭 著 (アルク刊)
くわしい説明は、アマゾンのレビューでご覧下さい(笑)。
というのも何なので、私が思った感想を少し。
まず、1.のUDA式ですが、これは鵜田豊(Uda Yutaka)さんという方が提唱されている発音法を説明した本です。
かなり有名な発音法らしく、Googleで検索すると(ぐぐると)、話題として取り上げている英語のブログがたくさんヒットします。
おおむね、好意的な意見が多いかなぁ(統計取ったわけじゃないですけど・・・)。
私がリンクさせていただいている、satさんのブログ「楽しむ! 英語学習?」でもUDA式について書かれていたのですが、satさんご自身は、「自分にはあまり向いていなかった」との感想でした。
楽しむ! 英語学習? 英語のリスニングは発音力で決まる!-UDA式30音練習帳 鵜田 豊(著)
(他人のブログでこんなこと暴露して、ごめんなさいね、satさん!!)
ですが、satさんの感想どおり、学習法というものは、
「スポーツの指導と同じで、指導者とのフィーリングが大事」
なんでしょうね。
ですから、皆さんも、他人の意見は参考程度にとどめて、自分に合った学習法を見つけることが大切なんです。
(そんなこと、わかってる、って?)
私は、UDA式とフィーリングが合った、ということです。
ぱっと見たところ、字も大きく子供向けの本のように見えますが、
日本人が漠然としたイメージしか持っていない発音に、ある基準のようなものを与えてくれます。
マスターすべき発音を30音に分けて、それを練習することで、発音をマスターするというコンセプトです。
「英語って、何となく巻き舌にしてみればいいかなぁ。」くらいの発音のイメージを持っている方には、発音を学ぶための、最初の一歩にするのに最適な本だと思います。
それぞれの発音をする時の舌の位置、口の形などの説明を読んで、自分で練習してみると良いでしょう。
(この本は「口の形」の絵がちょっとわかりにくいんだけど。)
それから、この本は、映画やドラマを見るにはかかせないリダクション(音の省略)についても触れています。
なお、30音を解説したホームページがありますので、興味を持たれた方はまずここをご覧になってはいかがでしょうか?
30音でマスターする英会話〜UDA式 30音トレーニング・発音・リスニング・英語学習
さらに、30音トレーニングDVDというのもあり、ネイティブの口の形や動きを映像で確認することができるようです。
(私はこのDVD持ってないので、それ以上くわしい説明はできませんが・・・)
2.のジングルズ以降は、また次回に。
(今日のおまけ)
今夜9時、フジテレビ系列のプレミアムステージで映画「6デイズ/7ナイツ」が放映されますが、フレンズでロス役のデビッド・シュワイマーが、アン・ヘッシュの恋人役で出演します。吹き替えの声は違うようですが(この映画、前にチラっとテレビで見ただけなんで、くわしくは知りません・・・)。
また8/13(土)公開のCGアニメ映画「マダガスカル」で、キリンのメルマン役の声を同じデビッド・シュワイマーがアテています。
フレンズの俳優さんたちが他で活躍してるのを見るのって、何だか嬉しいです・・・。
(Rachからのお願いです)
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UDA式は記事に書いた通りでございます。フィーリングが合わなく、途中で止めた暗い過去を、思い出しました(笑)でも、UDA式がよかったと言う人は、本当に多いですね。
本とか勉強法って、自分に合わないなぁー、と一回思ってしまうと、とことん合わないものですよね(笑)。
satさんは私のフレンズ学習法をご自分のブログでも薦めて下さっているので、私はとてもとても感謝しているのです。
が、「フレンズ学習法はフィーリングに合わない」とsatさんが思う日がいつか来るのではないか、といつもハラハラドキドキしています。
(半分冗談ですが、半分はマジです。)
リピートモードは、AB間リピートですか?
ランキングサイトの件ですが、右上のサイドバーには相変わらず3つのサイトを掲げております(笑)。が、
毎日の投稿におまけのようにつけているランキングサイトを、2つに減らしてみました。
というのは、みんなの英語奮闘記は"絶好調"なんですが、人気blogランキングもAirランキングも、それに釣り合って上がって来ないんです(泣)。
とりあえずは人気blogランキングに精神を集中しようかと思ってます。
〆(.. )カリカリッ!!←いかにも勉強してるふう(笑)
それにしてももっと聞かなきゃダメだなぁ〜と思う今日この頃…。。
基本的には、チャプターリピートです。フレンズは正味23分くらいしかありませんし、セリフの空白部分も少ないので、まるまる1エピソードをリピートしてもすぐに終わってしまう感じがします。
実は、フレンズのDVDって、1エピソード=1チャプターなんですよ。(アリーmy Loveはもっと細かいチャプターに分かれてました)
せめて間のCM(画面が一瞬暗くなるところ)で分けて、2つのチャプターにして下さると嬉しいんですけど・・・こんな希望を今頃言っても、too late?
だから、時々はそのCMで前後に分けるつもりで、前半や後半をAB間リピートにすることも多いです。