日本料理店でデートしているロス。(鉄板焼のようですね)
ロス: I'm just saying if dogs do experience jet lag, then...because of the whole seven-dog-years-to-one-human-year thing...that when a dog flies from New York to Los Angeles...he doesn't just lose three hours, he loses, like a week and a half! (もし犬が時差ボケになったら、人間の1年が犬の7年に当たるっていうことを考えると、犬がニューヨークからロサンジェルスに飛んだら、犬は3時間を無駄にしたんじゃなくって、人間でいうと1週間半という時間を失ったことになっちゃうんだ。)
クリステン(デート相手の女性): That's funny. (面白いわ。)
お互いによく知らないので、話題を探すのが大変そう。
出した話題が、ロスらしい、科学ネタなんですが、どう反応したら良いのやら。
面白い、といいながらため息をついている女性。つらいデートです。
jet lagは「ジェット機による疲れ、時差ボケ」という意味。
time lagだと「時間のずれ」です。「タイムラグ」はすでに日本語になっていますよね。
その店へロスの元妻キャロルと恋人のスーザンが入ってきました。
ロスがこそこそしているのを見て、
女性: Who are they? (あの人たち誰?)
ロス: The blond is my ex-wife. And the woman touching her is her...close personal frined.
(ブロンドは僕の元妻で、彼女に触れている女性は彼女の・・・親しい個人的な友達だよ。)
女性: You mean they're lovers? (あの人たちは恋人ってこと?)
ロス: If you want to put a label on it. (もし君が何か肩書きをつけたいんなら、そういうことになるね。)
labelは「ラベル、レーベル、レッテル、肩書き」です。
デート中の相手には、なかなか言いにくい話でした。
ロスは二人をloversと呼ぶのには抵抗があるようです(当たり前か)。
女性: Anything else I should know? (他に何か知っておいた方がいいことってある?)
ロス: Nope. That's it. (いいや。それだけだよ。)
[キャロルが立ち上がって、大きなお腹が見えたので] Oh, and she's a pregnant with my baby. (あぁ、それから、彼女は僕の赤ちゃんを身ごもってる。)
ロスの元妻がレズビアンと知って、他にも何かあるかもしれないと勘ぐる女性。
で、予感はズバリ的中。そのややこしい関係の中で、ロスには子供がいるというのですから、女性の驚きは相当なものだったでしょう。
でも、すぐに怒って帰ったりはしないところがすごい。
アメリカではこんな事情を持った人はいっぱいいるんでしょうか?
いや、やっぱり珍しいケースだと思うけど・・・。
バレンタインデーに、「悪い男運を断ち切る清めの儀式」を行う女性陣。
昔の男性との思い出の品を燃やすというものですが・・・
モニカ: A picture of Scotty Jared, naked! (スコッティ・ジャレドの写真よ、裸の!)
フィービー: Let me see! (見せて!)
レイチェル: He's wearing a sweater. (セーター着てるわよ。)
モニカ: No. (着てないわ。)
げっと驚く二人。
セーターを着ているように見えるほど、スコッティは・・・毛深かったということですね。
アメリカ人は毛深い人多いけど、それはまた、すごすぎ。
(Rachからのお願い)
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犬の"jet lag"の話、どうでもいいことですが謎です。「犬の7年は人間の1年に当たるっていうことを考えると、ニューヨークからロサンジェルスに飛んだら、犬は3時間を無駄にしたんじゃなくって、人間でいうと1週間半という時間を失ったことになっちゃうんだ」というのはどうして?単純に3時間を7倍しても21時間ですよね?どういう計算をしたら1週間半になるのでしょう?ロスは久しぶりのデートで緊張して、計算を間違ってしまったのか?
いえいえ、ありがとうございます。嬉しいです。
ご指摘の件ですが、改めて見てみると、確かにどうして、3時間が1週間半になるんでしょうねぇ?
この記事を書いた時は、何故か納得していたのですが、よく考えると、どういう計算でそうなるのかわかりません。
実際にニューヨークとロスの時差は3時間ですが、1年が7年なら、3時間は21時間、ですよね、確かに。
21時間と1週間半、ではあまりにも差が大きすぎますから、ちょっとした計算違い、のレベルではありませんね。何かもっと複雑な計算方法が関係しているのでしょうか?
ドッグイヤーに関するジョークは、後のシーズン2のエピソードにも出てきます。
今現在この1-14のエピソードをご覧になっておられるrereさんにとって、ネタバレになるといけませんので、その記事を読んで下さらなくても良いのですが、参考までにどの記事かを以下に書いておきます。
フレンズ2-21その20
http://sitcom-friends-eng.seesaa.net/article/388470592.html
具体的なセリフについては書きませんが、そのエピソードでは、出てきた数字を単純に7倍していました。ですから、普通はやっぱり7倍するだけでいいんじゃないかと思うのですが…。
このセリフの後、二人の間にはきまずーい沈黙が流れていますね。私はデートにそぐわないちょっとマニアックな話だから、盛り上がらなかったのかな、と思ったのですが、ロスはもしかして「あれ? よく考えたら、今僕が言った数字は全然でたらめだったかな?」とか思っていたのでしょうか?
それから、ニューヨークとロスの時差については、ロスの方が時刻としては、3時間「早い」んじゃなかったかなぁ?つまりロスが1時なら、NYが4時になって、NYからロスに飛ぶと(飛行機でどれくらいかかるのか私は知らないのですが)、タイムマシンで時間が戻ったみたいな感覚になって、時間を lose するんじゃなくて、gain するんじゃないか?と思ったりもして…(何だか話が違う方向に行っていますが…)
a week and a half はやはり「1週間半」ということだと思いますし(DVDの日本語もそうなっていましたし)、その根拠は一体どこにあるんでしょうねぇ?
とんでもなくトンチンカンな数字を出してきたところに、ロスの緊張ぶりが現れている、ということか、それとも、単純計算ではない、もっと複雑な計算方法があるのか…。上にも少し書きましたが、NYからロスへの移動にかかった時間なども関係した式になる、とか??
確かに気になりますね。他の方のご意見もお待ちしております。
私ももう少し考えてみます。
他の方のご意見もお聞きしたいのですが、疑問を投げかけた本人が新しい説を考え付きました。
ロスは"seven-dog-years-to-one-human-year"と口では言ってますが、"seven-dog-years-to-one-human-month"であると勘違いして計算してたとしたらどうでしょう?
犬の7年が人間の1年ではなく1ヶ月相当だとすると、人間の3時間は犬にしてみれば、3×12×7=252時間。252時間=10.5日=1週間半ピッタリ!
クリステンの"That's funny."も「面白いわ」ではなくて「変だわ」という意味で言ってたりして。(これは考えすぎですね、シチュエーションからして)
確かに、ニューヨークとロスの時差はロスの方が3時間早いから、loseするのではなくてgainしますね。飛行機での移動は6時間くらいかかるみたいなので、差し引き3時間を失うとか…。恐らくこれも考えすぎでしょうね。
新しい説、ありがとうございます。
なるほど、確かに21時間の12倍が1週間半ですから、1年じゃなくて1ヵ月だと勘違いした、という説は説得力ありますねぇ。
クリステンの That's funny. は、やはり「それって面白いわ。」と相槌を打っているのだろうとは思いますが、その後の沈黙は、二人とも「何だか計算がおかしいような気がするなぁ…」と思っている沈黙のような気がしてきました。気の合った二人なら、「それってちょっと変じゃない?」とその話題でまた盛り上がったりするのかもしれませんが(?)、今回は初デートというのもあって、ただ気まずい空気が流れるだけ…になってしまったんでしょうかねぇ?
飛行機での移動は6時間くらいかかるのですね? 仮にNYを午後3時(ロス時間では正午)に発ったとすると、6時間後にロスについた時には、NYにいたら午後9時であるはずなのに、ロスでは午後6時になっている…やはり、体感的には3時間戻ったみたいな感じになるでしょうか?(私はそういう経験がほとんどないので、よくわからない…笑)
3時間時計の針を戻すために6時間という時間をかけた、ということにもなるので、そういう意味では「差し引き3時間を失う」と言えなくもないですね。
時刻が3時間戻る、というのを、またその3時間をもう一度経験できる、という意味で gain と捉えるのか、それとも、すでに経験済みの3時間をまた経験しないといけない、ということで、経験したはずの3時間を失った、と捉えるのかの違い、なのかもしれません。(話がSFみたいになってきたような…笑)
とにかく、その1週間半、については、rereさんの計算方法が一番しっくり来ますよね。
やはりロスは何か勘違いをしていた、その間違いをどちらも訂正しないまま、ただ気まずい沈黙が流れていた…というぎくしゃくしたシーンだ、ということなんでしょうね。もしそうなら、えらく複雑、というか、細かい設定だなぁ(笑)。
今ふと思ったのですが、ロスはジョークにするためにわざと計算を間違った、という可能性はないのかなぁ?(笑)
関西人の会話では、時々こういうことがあるんですよ。冗談を言ってボケたつもりが、相手が「それは違うやろ!」というツッコミを入れてくれなくて、お互いその後どうしていいかわからない、みたいな微妙な空気が流れることがあります。
飛行機でNYからロスまで飛んだことはありませんが、ロスから日本まで飛んだことはあります。確かお昼頃に出発して、延々と10時間以上も太平洋上空を飛んできたのになかなか日が暮れない、長〜い一日を満喫できます。日付変更線を越えるので日付は変わるんですけどね。
ツッこんでもらえないボケの話、私も大阪生まれ大阪在住の関西人だからわかります。 というか、関西以外でこんなことはあんまりないんでしょうかね?
いえいえ、私の読みなど、ただの勘ぐり過ぎかもしれません(笑)。でも、いろいろ考えてみるのは楽しいですよね。それもこれも、どういう計算でこんな数字になるのか?と疑問を持って下さったrereさんのお陰です。ありがとうございます。
私は新婚旅行でヨーロッパに行った時に、16時間くらい飛行機に乗っていた気がしますが、寝ていたのでよく覚えていません。あまり時差ボケにはなりませんでした。帰りなんかは爆睡で、食べるはずの夕食を二人とも食べ損ねてしまいました(笑)。
そうですか、rereさんも関西の方なんですね。関西人は相手がツッコんでくれるのを期待しながら話を展開する癖があるので、期待した通りにツッコミが入らないと、話が続かなくなるんですよね。自虐ネタなんかは笑ってくれなくて同情されたりすると、立ち直れなくなりますよね(笑)。