2005年09月07日

フレンズ1-16その4

ダグラス: We'll be laying off people. (人員整理をするつもりなんだ。)
チャンドラー: I know I was late last week. I slept funny and my hair was snarly. (先週遅刻したのはわかってますが、あれは変な姿勢で寝たら、髪の毛がもつれちゃって。)
ダグラス: Not you. (君じゃないよ。)
lay offとは「一時解雇する、首にする」という意味。
バブル崩壊後、レイオフは日本語になってしまいましたね。

セントラルパークに二人の女性が入ってきます。
フィービーをアースラと勘違いして、トンチンカンな会話が交わされますが、
女性の一人: It's definitely her. (間違いなく、アースラね。)
二人が入ってきた時に観客が歓声を上げて喜んでいますが、実は彼女たちは今回のスペシャルゲスト!!
この二人(ヘレン・ハントとレイラ・ケンズル)は「あなたにムチュー」(原題: Mad About You)というシットコムに出演していて、実はアースラも、そのシットコムに出てくるキャラクターなんです。
ヘレン・ハントは「恋愛小説家」でアカデミー賞主演女優賞も獲得している有名な女優さんです。

今回は、このように、「あなたにムチュー」のキャラクターが「フレンズ」という別の番組に出演していますが、こういうドラマの形式を「クロスオーバー」といいます。
cross overとは「領域を越えて渡る」という意味。
アメリカのドラマではクロスオーバーがよくあります。
日本のドラマにはあまり詳しくないので、どういう感じか説明しにくいんですが、
「白い巨塔」の財前教授(唐沢寿明)が学会で東京に行った時に、
銀座のクラブのママが「黒革の手帳」の原口元子(米倉涼子)だった
みたいな感じでしょうか。(ドラマが少し古くてすみません・・・)
リサ・クドローが、二つの番組でフィービーとアースラを演じているので、それを双子という設定にしているわけ。
(というより、アースラの設定を使うのが面白いので、クロスオーバーさせた、のでしょう。)
確か2話で、フィービーが自分の姉がウェイトレスをしている、と語るシーンがありましたが、かなり初期の段階から、アースラを双子の姉として設定していたのかもしれません。
フィービーとアースラは、日本のドラマで言うと、「プライド」と「エンジン」でキムタク演じる二人のキャラクターが双子だった、という感じでしょうか。
(でも、プライドもエンジンも見てないので、そのイメージが全然わかないんだけど・・・。)

アメリカではよくある手法だと言いましたが、
私が印象深かったクロスオーバーは、「アリーmy Love」と「ザ・プラクティス」ですね。
これはアリーのシーズン1の第20話「刑事弁護士」と、ザ・プラクティスの「斧殺人事件」という話が、ストーリーの前後編のように続いている、というものです。
そもそも、アリーの事務所は、ストーリーに恋愛ネタが多いことからもわかるように、民事事件を担当することがほとんどです。
そのアリーの事務所のクライアントが刑事事件に巻き込まれたことから、刑事事件専門の事務所を訪ね、協力してもらうのですが、その事務所を舞台とするドラマが「ザ・プラクティス」なのです。(原題は、The Practice、邦題は正式には「ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル」)
ザ・プラクティスとアリーは、どちらも製作総指揮がデビッド・E・ケリーなのですが、かなり雰囲気が異なります。
(実はアリーのシーズン1のDVDに、このクロスオーバー「ザ・プラクティス」の「斧殺人事件」が収録されていて、それでしかザ・プラクティスは見たことないんで、えらそうなことは言えませんが・・・)
同じ事件を取り扱うドラマなのに、視点が異なると、こうも話のトーンが変わるのか、というくらい感じが違います。
それでいて、ちゃんとそれぞれのキャラクターの雰囲気も壊さずに、話を前後編にまとめる(それも別々のドラマで)という手法は非常に興味深く、また面白い趣向でした。
ここまでの緊密なクロスオーバーは、製作者が同じだから、できたことなのかもしれません。
ちなみに、今日のBS朝日午後10:15からのアリーmy Loveで、そのクロスオーバーの「刑事弁護士」を放送します。
たまたま今日、新聞欄を見ていたら気付いただけの、全くの偶然なんですが。
それからBS朝日と言えば、火曜日の夜に、フレンズの第1シーズンを放映してるようですね。
放映の方が私のブログよりも少し先を行っていて、9/13に第1シーズンの最終回をするようです。
その後、しばらくフレンズの放映はお休みするようなので、そのうち、私のブログが追いつくでしょう。(←追いついても、追い越しても、別にどうなるものでもないですが)
↑フレンズからアリーへと随分、話がそれちゃいましたが、なんとかフレンズに話が戻って良かった、良かった。

モニカの部屋をノックする人物が。
モニカ: Hi, Mr. Heckles. (はい、ヘッケルさん。)
ヘッケル: You're doing it again. (またやってるな。)
モニカ: We're not doing anything. We're just sitting around talking quietly. (私たち何もしてません。ただ座って静かにおしゃべりしてるだけですよ。)
ヘッケル: I can hear you through the ceiling. (君たちの声が天井から聞こえる。)
My cats can't sleep. (僕のネコが眠れないんだ。)
レイチェル: You don't even have cats. (ネコなんか飼ってないじゃないですか。)
ヘッケル: I could have cats. (ネコくらい飼えるさ。)
このおじさん、7話にも出てきましたが、今回は名前がつきました。
Hecklesさんなので、英語の発音は「ヘッケルズさん」か、もっと言うと「ヘクルズさん」という感じになるのでしょうが、ズとさが重なって言いにくい(聞きにくい?)ので、DVDの日本語訳ではわざと「ヘッケルさん」にしているようです。
前回は、パウロのネコの飼い主を探している時に出てきましたが、その時に、
You owe me a cat. (猫は貸しにしておく。)
と捨て台詞を残していました。
まだ、そのネコにこだわっているんですね。
というより、かなり前の出来事なのに、忘れずにそれを出してくるヘッケルさんのギャグのセンスが素敵(笑)。
could have catsとcouldを使っているのは、「やろうと思えばできる」というニュアンスです。
I could do it if I wanted to. 「しようと思えばできるのだが(していないだけ)。」という風に使います。

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posted by Rach at 11:51| Comment(22) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アメリカ海外ドラマが好きでよく見ています。フレンズ、Ally McBeal、プラクティス、Mad about you・・・海外ドラマで英語習得しようとおもうのですが「プラクティス」についての本を探しています。台本、脚本、関連本などあれば是非購入して英語勉強に役立てたいのですがどなたか知っている方がいたら教えてください。
Posted by good luck at 2005年09月19日 13:37
「プラクティス」面白いですよね。(このブログに書いたように、「斧殺人事件」しか見てないんですが・・・)

お尋ねの件ですが、私は「プラクティス」に関する本が存在するのかどうか知りません。お役に立てなくて申し訳ありません。
海外ドラマ関連の本を見つけるのは難しいですよね。
どなたか、海外ドラマに詳しい方、是非教えて下さい。
私も興味ありますので・・・。
Posted by Rach at 2005年09月19日 16:47
その1
英語学習方を教えてください。
ブログのどこかに既に書いてあるかもしれませんが、探せなかったのですみませんが具体的にどう学習したかを教えてください。
私の英語レベル&現在の英語学習をお話すると、大学時代に英検準一級を取得、英語翻訳学校に一年通学し、その後シンガポールで一年ほど仕事をしました。現在は大学卒業してから11年程経っていて海外勤務は一年間だけです。はっきり言って英語レベルは簡単な連絡事項や初歩日常会話をこなせるくらいで、ドラマやCNNなどのニュースを聞いても、どういう意味でこういう質問をしているのか、単語の直訳ではなく質問の意味にこめられえたその人の意図するものが聴いていてわかりません。CNNなどは3分の1強から半分ほど聞いていても理解できますが、あとの半分強が単語の音がわかりますが、文として頭で思い浮かばないので結局何を言っているかの理解のレベルまで達しません。
Posted by good luck at 2005年10月29日 17:54
その1続き
英語学習はCNNは聞き流し、たまにいいなと思った言葉をノートに書きとめるくらいです。1日1〜3語くらい。ドラマはアリーマイラブ3、4のDVDを購入し、英語でセリフを書き写し(字幕)、次にそれに対する日本語訳を書いて、英語日本語の台本をノートに書いています。初めは英語を聞きながら日本語の字幕を見て良い表現などをたまに書き留めていたのですが、全体としてどう言う時にその単語を使うのかがわかった方がいいかと思って今台本方をしています。私は外資系金融で外国人とも英語での意思疎通(お互いの考え方やジョークも交えた会話&ビジネス会話)ができるようになりたい、できればまた海外にトランスファーして貰って仕事したいと思っているので、外国人の会話の意図がわかるレベルは私にとっての目標です。Rachさんの実際なさったドラマ(フレンズ)学習法を具体的に教えてください。どうか宜しくお願いします。
Posted by good luck at 2005年10月29日 17:55
good luckさんへ
恐らくプラクティスで検索されてこのブログにたどり着かれたのですね。プラクティスがメインのブログではないのに、興味を持っていただいてありがとうございます。
私がこのブログでおすすめしているDVDを利用した学習法というものがあります。
一番上にオレンジ色で書いてあるブログのタイトル「シットコムで笑え!・・・」をクリックすると、トップページにジャンプします。
あるいは、各記事の本文とコメント欄の間にある、「このBlogのトップへ」をクリックしても、トップページに行けます。
トップページの右側にサイドバーがあり、「このBlogの使い方」の「DVDの音声と字幕(その1〜その3)」をクリックすると、私のDVD学習法の説明があります。他の英語学習の関連記事は、「INDEX」をクリックするとこのブログの目次が表示されますので、その中から選択して下さい。(次に続く)
Posted by Rach at 2005年10月30日 16:25
(コメント欄に字数制限があって、たくさん書くとエラーが出るんですよね。ご不便をおかけして申し訳ありません。私も使いづらいと思ってます(笑)。)

(さっきの続き)実は、他の方からも私の英語学習法に関する質問があったので、記事にする予定でした。恐らく、明日(10/31)の記事になるかと思います。
good luckさんのくわしい学習歴を教えていただけて、とても嬉しかったです。私も大学時代に英検準一級を取りましたよ。アリーも全話DVDを使って学習しました。興味を持っている分野が似ているので、私の方法も何かの参考になると良いのですが・・・。
Posted by Rach at 2005年10月30日 16:28
早速のお返事ありがとうございます。とても嬉しいです。
「DVDの音声と字幕(その1〜その3)」拝見しました。うんうんなるほど、そうそう英語で解釈できるまでという最終目標は私の目指している英語理解レベルで早く自分もそうなりたい!と読んでいて思いを熱くしました。もしよければ5段階DVD学習方ではひとつの段階を何回くらい見たか教えていただけますか。それとそれぞれの段階をどのくらいまでできるようになったら次の段階に進んだかもアバウトで構いませんのでよければ教えてください。私の台本作りは時間がかかる上字ばかりを追うので効果があるかと言えばとても疑問です。PS.プラクティスは好きですが、私もよくテレビで今フレンズを見ています!
Posted by goo at 2005年10月30日 21:52
私のDVD学習法を読んでいただいたんですね。ありがとうございます。
最初の字幕なしは2回、後の段階はそれぞれ1回ずつ、というのが私のパターンでした。どうしても気になるというのであれば、それぞれの段階を好きなだけご覧になるのも良いと思います。私は、早く次の話を見たかったので、どんどん先に進んだだけです。最初から聞き取れていたわけではないので、わからないものはそのままで進んでいきました。だから、それぞれの段階を「クリア」して次の段階に進んだわけではないのです。
今日(10/31)の記事にも書いたのですが、調べる、それをノートに書く、という行為自体は効果があると思いますが、その出来上がった結果のノートやパソコン文書を再度見るチャンスはなかなかないと思います。どんどん調べてどんどん先へ進み、ちょっと違った形で似たフレーズや単語に出会うたびに、自分のものになっていくのではないかな、と思っています。
Posted by Rach at 2005年10月31日 17:08
Rachさん、最近Rachさんの5段階DVD学習法をしています。自分の学習法だと字幕に集中する時間が多くなってしまいヒアリングが落ちているような気がして不安だったので、Rachさん法にしてまず字幕なし、英語音声を2回きいてみました。Ally McBealでしてみたら、「あら不思議CNN,BCCが前より聞き取れるような気がします」。とくに1つ文を1つの音の塊で聞くことに気をつけて見ました。何となくうまくなれそうな希望がもてて、「もっと頑張ろう」。という気分になりちょっと楽しくなりました。余談ですが、ガンダム世代だという頁を読んだのですが、もしかして年齢が近いのではという勝手な親近感をもっています。興味を持っている分野が似ているというコメントを頂いてとても嬉しく感じました。これからも宜しくお願いします。
Posted by good luck at 2005年11月05日 12:18
私の学習法を試していただいてありがとうございます。一つの文を一つの音の塊として聞く、というのは大切だと思いますね。長い文でも、発音してしまうと一瞬ですから。そのリズムが掴めるようになると、長い文章でも、慌てずに聞けるような気がします。
フレンズよりもアリーの方が、早口だし、セリフも長いし、難しい単語も出てくるから、リスニングはアリーの方が難しいかも。でも、気持ちの入った言葉(女の本音とか)は心に残るし聞き取りやすいし、真似もしやすいですよね。
「ガンダム世代」というのはちょっと幅があるようなので、年齢をはぐらかすのに便利かと思って書いてみました(笑)が、別に年齢を隠すつもりはないんです。ちなみに年女です。アリーの悩みもよくわかる年齢ですよね(笑)。
Posted by Rach at 2005年11月05日 22:57
お返事ありがとうございます。
私も年齢は隠そうと思わないので、年をあかすと戌年です。多分1歳違いですよね。アリーのことは仕事観、恋愛観など本当によくわかります。アリーはまるで自分のことのような気がして笑ったり、私はそこまでしないなとか時々入り込みすぎてアリーを止めたくなったりします(笑)。ただアリーはなんとなくボストン英語っぽい気がするので日本人には意外になじみやすいかもしれないなと思う反面、フレンズの方がアメリカ人が考える英語の言い方をしているような気がして、TOEIC英語対策(私は一回も受けたことがないので)だとフレンズ英語がいいかなと思っています。アリーを見終わったらフレンズのDVDを買おうかなと考えています。
Posted by good luck at 2005年11月06日 13:57
こちらこそお返事ありがとうございます。
アリーは無茶なことをするので私もハラハラして見ています(笑)。
私はフレンズを何シーズンか見てからアリーを見たのですが、訛りの差というのはあまり感じませんでした。どちらも英語としては聞き取りやすく、極端な訛りは出してないように思ったのですが・・・。
イギリス英語くらい極端に違うとわかるんですが、アメリカ内の訛りはまだ本当はよくわかってません。ボストンはrを発音しない、とか言いますよね。訛りについて語れるほど、わかるようになれればいいなぁといつも思っています。私もいつもえらそうなこと書いてますが、その程度なんですよ。安心して下さいね(笑)。
Posted by Rach at 2005年11月06日 16:37
こんにちわ。最近寒くなり冬の気配を感じるようになりましたね。私は日本に居ながらバイリンガルレベルになれたらと思っているのですが、RachさんはTOEIC900点でバイリンガルのように聞き取れ話せたりしますか、もしくはそう感じますか?Rachさんを励みに私も日本に居ながら英語を頑張りたいと思うのですが、Rachさんは勉強されてどんなことがどのくらいまで”できる”ようになったとお感じですか?
Posted by good luck at 2005年11月19日 12:26
うーん、バイリンガルのように・・・とまではいかないと思います(笑)。実際にネイティブの方とお話しする機会がないので、よくわからないですね、どこまで通じるのか、とかについては。
はっきり言って、話すことはあまり自信がありません。話すのはやはり誰か相手があって話さないと上達しないような気がします。
自分が言いたいことくらいは言えると思いますが、相手とスムーズに会話できるところまでは行ってないでしょうね、多分。
聞く分に関しては、英語のニュースを聞くことと、映画やドラマのだいたいのセリフを聞き取るくらいはできてると思います。もちろん、知らない単語が出てきたらお手上げですが。スポーツ選手のインタビューとかで妙にラフに聞こえる英語や、声がダミ声で聞き取りにくい人のはわからない、ということもありますけれどね。
Posted by Rach at 2005年11月19日 21:53
お返事いつもありがとうございます。希望がもてて頑張ろう!という気になりました。聞く、話す、書くの、聞くがこれくらいできるようになるのであれば私も一つの目標としてTOEICを目指してみようという気になりました。英語で質問されてまず、相手の意図することがわかるように聞き取れずに、あいまいな返事で返すと「この人、英語わかってない」と思われのでヒアリングは大事だなと思います。話すのは外国人の友達を多く見つけることに第二の力を注ぐとして(笑)まずは地道な英語力固めをしようと思います。これからも宜しくお願いします。
Posted by goo at 2005年11月19日 22:24
こちらこそ、いつもありがとうございます。
TOEICはネイティブ並(かそれに近い)スピードを要求される試験なので、それを目標にすることは、自然なスピードで読んだり聞いたりする勉強になると思います。
外国人のお友達が見つけられるといいですよね〜(実感)。
フレンズのわからないところとかをネイティブのフレンズファンに質問できたらどんなにいいだろう・・・といつも思ってます(笑)。
Posted by Rach at 2005年11月20日 17:44
Chandlerと会社の上司の会話のシーンNot you. Relax. Ever have to fire anyone?という会話の
Ever have to fire anyone?の部分はHave you ever fired anymore?の語順が変わったものなのでしょうか?
Posted by gana at 2021年03月26日 18:03
ganaさんへ
コメントありがとうございます。お返事遅くなり申し訳ありません。

Ever have to fire anyone? のニュアンスは難しいですね。

have to fire は to がついていることから「〜しなければならない」の have to のような気がします。
ever を「これまで」という意味だと考えると、
「これまで誰かをクビにしなければならないことがあったか?」
のようになるでしょうか?
あるいは、ever は強調のニュアンスで
「誰かをクビにしなければいけない(ことがある)か?」になるかもしれません。

いずれにしても「クビにするのは君じゃないが、君にはクビにすべき人間の候補として思いつく人間はいるか?」ということかなと思うのですが、Ever have to (do)? のニュアンスについては引き続き考えてみます。
何か思いついたことがあれば、またここに書かせていただきます。
Posted by Rach at 2021年04月07日 22:06
Rachさん、こんばんわ。
どうしても判らない表現があって、解説にはなかったので質問させてください。
(気づいて頂けること願っています)

ジョーイのセリフで
Well maybe now I'm not okey with it not
being okey.
これの意味が取れません‥文の構造も‥
よろしくお願いします。
Posted by やっちん at 2022年07月30日 21:20
やっちんさんへ
コメントありがとうございます。

アースラに夢中のジョーイと、それを気に入らないフィービーとの会話ですね。
ジョーイ: Hey, Phoebe, I asked you and you said it was okay. (なぁ、フィービー、君に尋ねたら、君はオーケーだと言ったろ。)
フィービー: Well, maybe now it's not okay. (そうね、多分今は、オーケーじゃないわ。)
ジョーイ: Okay, well maybe now I'm not okay with it not being okay. (そうか(オーケー)、多分今は、それがオーケーじゃないことに俺はオーケーじゃない。)
フィービー: Okay. (そう(オーケー)。)(否定的なニュアンスで)

フィービーが maybe now を使ったので、ジョーイも maybe now を使って返していますが、I'm not okay with it not being okay. は I'm not okay with the fact that it's not okay. のような文章を with 以下を動名詞にした形だと思われます。
I'm not okay with not being okay. だと、動名詞 being の意味上の主語が、文の主語 I になってしまう気がします。その場合は「俺がオーケーじゃないことが俺にはオーケーじゃない」という意味になり、例えば「俺が調子悪いのは困る」というようなことを言っていることになるでしょうか。

フィービーが言っていた it's not okay. の it は「(ジョーイがアースラと付き合おうとしている)今の状況」を指していると思います。「状況がオーケーじゃない、ということについて俺はオーケーじゃない」とジョーイは言いたいので、not being okay の前に、動名詞 being の意味上の主語である it をつけて、it not being okay にしているのだと思いました。

with being okay ではなく、否定語の not がついていることでわかりにくくなっており、さらに、これが its not being okay のように its という所有格ならもう少しわかりやすかったように思うのですが、会話のような口語では動名詞の主語は目的格になることが多く、今回も its not being okay ではなく it not being okay という形になったのだと思います。
Posted by Rach at 2022年08月01日 21:37
Rachさん、早速お返事頂いてありがとうございました。私の方が気づくのが遅くてお返事がこんなに遅れてしまってごめんなさい。

動名詞の意味上の主語、っていうのでしたか・・・いま文法やり直しをしていて、そこでも見たばかりだったんですが、これ見抜くのが難しくて‥これを機会にしっかりと見直します。

いまFriendsやる時間があんまり取れなくて、1/wで観れればいいほうです・・しかもそんな状況なのに不敵にも英語でFriendsをやるサイトに登録してしまって、質問するのも何もかもが英語で困っていました。
Rachさんがいてくれて本当によかった!
ありがとうございました。

ちなみに、「Flient with Friends!」っていうサイトです。良かったら検索してみてください。これからもよろしくお願いします。
Posted by やっちん at 2022年08月21日 21:02
やっちんさんへ
ご丁寧なお返事ありがとうございます。こちらこそお返事遅くなり申し訳ありません。
登録されたというそのサイトも楽しんでくださいね。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
Posted by Rach at 2022年09月04日 23:36
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