スーザン: I know it's frightening. But big picture: The birth part is just one day...and when it's over, we'll all be parents for the rest of our lives. (怖いのはわかってるわ。でも、もっと広い目で考えてみて。出産はたったの一日よ。そしてそれが終われば、私たちは残りの人生をずっと親でいられるのよ。)
I mean, that's what this is all about, right? (こうして頑張っているのは、全部その目的のためでしょう?)
big pictureは「全体像」という意味。
最後のセリフ、That's what this is all about.というのは時折見かけるフレーズなんですが、説明が難しい。
thatは前に言ったセリフ、thisは現在の状況、なので、直訳すると、「"ずっと親でいられる"ということが、この今の状況に関するすべてのことだ。」となり、「"親でいられる"ということが、すべてだ。すべてはそのためにあるんだ。」という感じになります。
そのスーザンの言葉を聞いて、急に怖じ気づいてしまうロス
ロス: I'm gonna be a father. (僕は父親になるんだ。)
モニカ: This is just occurring to you? (そのことに今気付いたの?)
ロス: I knew I was having a baby. I just never realized the baby was having me. (子供が出来るってことはわかってたさ。ただ、子供にとっての親になるということに気付いてなかったんだ。)
occur toは「ふと心に浮かぶ」という意味。
I am having a baby.は「子供を持つ、子供が出来る」で、それをひっくり返したような
the baby is having me.は「赤ちゃんが、僕という親を持つ。赤ちゃんには僕という親が出来る。」というニュアンスになります。
ただ赤ちゃんが出来ると大喜びしていたのに、自分は赤ちゃんにとって重要な存在である"親"になるということに今やっと気付いたということです。
マルセルもうまくしつけられないのに、と嘆くロスに、
チャンドラー: You know, some scientists are now saying that monkeys and babies are actually different. (なぁ、「猿と人間の赤ちゃんは実質的には異なる」って主張してる学者は、今、何人もいるよ。)
今だけじゃなくって、前からそういう「学説」はありますって。
わかりきったことを言って、ロスをからかうチャンドラーでした。
アースラとのデートに向かうジョーイに、
フィービー: Can I just ask you one question? (ひとつ質問していい?)
Have you two, you know, like, you know? You know? Yet? (あなたたち二人は、ねぇ、ほら。えっと。あの・・・。まだなの?)
ジョーイ: Not that it's any of your business...but no, we haven't. (フィービーには関係ないと思うけど・・・まだだよ。)
[ドアで振り返って] You meant sex, right? (エッチの話だよな?)
you knowもlikeも、言葉につまった時に使う言葉。
えっと、あの、という言葉ばかりを使って、言いにくそうなフィービー。
businessは「干渉する権利、筋合い」という意味。
None of your business.だと、「余計なお世話だ。構わないで。」という意味になります。
チャンドラー: Helen, make sure we do the paperwork on Miss Bookbinder's raise. (ヘレン、ミス・ブックバインダーの昇給についての書類手続を忘れずにしてくれよ。)
ヘレン: You still want me to send her psychological profile to personnel? (彼女の心理分析を人事部に送った方がいいですか?)
make sure...は「必ず・・・するように手配する」という意味。
Bookbinderはニナの苗字らしいですね。変わった苗字だなぁ。
profileは「横顔、人物紹介。プロフィール」という意味。
またprofilingは「プロファイリング、犯人の心理を分析して事件を解決すること」ですね。
モニカの部屋で、ニナとの顛末を話すチャンドラー。
チャンドラー: I ended up telling her everything. (最後には、彼女に全部しゃべったよ。)
レイチェル: How'd she take it? (彼女、どうだった?)
チャンドラー: Pretty well. Except for the stapler thing. (大丈夫だったよ。ホッチキスのこと以外はね。)
staplerは「ホッチキス」。英語では「ホッチキス」とは呼びませんので注意しましょう。
双子の姉アースラはフィービーに対してこれまでさんざんいやなことをしてきたので、フィービーは、ジョーイとアースラが付き合って欲しくないのですが・・・。
フィービー: He's falling in love with her. (ジョーイはアースラに恋してるのよ。)
レイチェル: They've been going out a week. They haven't even slept together yet. I mean, that's not serious. (1週間デートしてるだけよ。まだ寝てないんだし。つまり、まだそこまで真剣じゃないんだから。)
意を決して、ジョーイの部屋をノックするフィービー。
ですが、出てきたのはパジャマ姿のアースラでした。ということは、もう・・・?
で、初の前後編、To be continued 次回へ続きます。
(Rachからのお願い)
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何度もRachさんのブログにお邪魔していながら、「シットコムっていったいなんなんだ!?」と疑問に思いつつ、聞けずにいた僕(笑)
このあいだ、N○Kの「ニューヨーク大学」(?)とかっていう英語番組で出てきました!!!
"situation comedy"だったなんて。。。
これでやっと眠れます…zzz
(調べもしなかった僕っていったい…)
そう言えば、アメリカの大学の講義を放映してる番組、ありますね。
実はちゃんと見たことないんですが、先生が黒板に書いてると、いろんな国からの留学生らしい国際色豊かな学生たちが、「ふんふん」とうなずきながら、授業を聞いてるのが印象的。
あんな授業、受けてみたいですよね。
最近は、「奥さまは魔女」のリメイクのお陰で、よく「シットコム」という言葉を見かけますよ。