アースラから誕生日プレゼントがあるというので喜ぶフィービー。
フィービー: I can't believe you did this. (信じられないわー、こんな<素敵な>ことしてくれるなんて。)
[プレゼントを見た後で] I can't believe you did this. (信じられないわ。こんな<ひどい>ことするなんて。)
仲の悪いはずの姉がプレゼントをくれたので、喜ぶのですが、それはジョーイがアースラに買ってあげたもの。
ジョーイをふった挙句に、プレゼントまで人にあげちゃうなんて、姉の邪悪さに驚いています。
全く同じセリフを繰り返していますが、声のトーンや抑揚やしぐさで、こんなにも意味が違ってしまうんですね。
マルセルの様子がおかしい。あわててERに駆け込むロスとチャンドラー。
ロス: Marcel swallowed a Scrabble tile. (マルセルがスクラブルの駒を飲み込んだんだ。)
Scrabbleとは、点数の定められた駒をボードの上に並べて、英単語を作る、というゲームです。
ロスとチャンドラーがゲーム中に、ある文字の駒がないので、マルセルが飲み込んだことに気付いたのです。
動物だからダメだという受付に、
ロス: Please have a heart. (お願いだから、頼むよ。)
have a heartは「情け深い、思いやりがある」という意味で、それを命令形にしたHave a heart.は「お願いだ! 大目に見てよ!」という意味になります。
heartは「心、優しい感情」という意味がありますので、「やさしい心を持ってくれ。」ということですね。
マルセルはドクターに診察してもらい、一命を取りとめたようです。
ロス: The doctor got the "K" out. (お医者さんがKの駒を出してくれた。)
He also found an "M" and an "O." (さらにMとOの駒も見つけてくれたんだ。)
チャンドラー: We think he was trying to spell out "monkey." (マルセルは、MONKEY(猿)の文字を綴ろうとしてたんだな。)
そんなこと出来ちゃったら、マルセル、テレビに出れそうですね。
チャンドラー: So you feel like a dad yet? (それで、まだ父親の実感がわかないの?)
ロス: No. Why? (まだだよ。どうして?)
チャンドラー: Come on, you came through. You did what you had to do. (おいおい、ロスは父親としての役目をやり通したじゃないか。お前はしなくちゃいけないことをちゃんとしたよ。)
That's very "Dad." (あれは、まさに「父親」だった。)
マルセルのしつけが出来ないと嘆いていたロスですが、マルセルが大変な状況になった時、迅速に行動し、医者に無理を聞いてもらうほどの強引さを見せたロス。
立派にマルセルの親としての務めを果たした、とチャンドラーは言っているのです。
目覚めたマルセルは、ロスの指を握りしめます。
ロスのパパの言っていた意味が、この瞬間わかった気がするロスでした。
エンディングは、相変わらずテレビが副音声のスペイン語になっているという設定で、フレンズのみんなまでもがスペイン語でしゃべっています。
私は、スペイン語はさっぱりわかりませんが、レイチェルは「裸のブ男がフラフープやってるわ。」と言ってるように聞こえたんですが・・・。
スペイン語で聞くと、なんかイメージ変わりますね。
というより、出演者のみんなも、より明るいノリで演じているようにも見えます。
だって、ジョーイの挨拶の仕方は、いつもより派手だもん。
(Rachからのお願い)
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順位が上がってきました。クリックして下さった皆様、本当にありがとうございます!!!
これを励みに頑張ります。
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最近ランキングが接戦で、少しのカウントの違いで、浮き沈みも激しくて。でも、自分では上出来だなーと思ってました。
それが4位とは。嘘のように嬉しいです。
satさんが以前予言してくださったとおりに、ランキングが上がっています。
素晴らしい予言をありがとうございました(笑)。
この調子で頑張ります!!!
今月はじめからフレンズDVDを見始めた超初心者ですm(__)m
3年以上も前の記事にコメント失礼します。
実は前々からひそかにRachさんのお世話になっていたのですが、本日1-17を見終えた時点で今日こそコメントしよう!と心に決めてきました。笑
日本語での解説サイトを探してこのblogに辿り着きましたが、正直お金を払ってもいいぐらいの詳しい解説で毎話本当に助かりますしタメになります!!!ありがとうございます^_^
HNは、せっかくのフレンズblogなので登場人物の名前が良いと考えて、大好きなJaniceにしました。
OH, MY, GOD!!!
これからもお世話になります☆☆
はじめまして。コメントありがとうございます。
拙ブログを読んで下さっていること、また、もったいないほどのお褒めのお言葉、本当にありがとうございます。そんな風に言っていただけると、とっても嬉しいです。これからも頑張ろう!と思えます。
あくまで「私の解釈」に過ぎないので、これが決して「答え」ではないのですが、「こーゆーことなんだろうなぁ?」とあれこれ考えながらセリフを読み解くのも楽しいですよ、というのがお伝えできればいいな、と思っています。
Janice いいですよね。インパクトありすぎですが、可愛げがあって憎めないです。私も大好き!
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします☆☆
「SAP」はスペイン語モード?
There's a small SAP in the corner of the screen.
SAPは何かの略語なのでしょうか?
コメントありがとうございます。
SAP については、一つ前のエピソードの以下の記事で解説したことがありました。
フレンズ1-16その2
https://sitcom-friends-eng.seesaa.net/article/388470107.html
SAP は Secondary Audio Program の略で「副音声」のことです。
アメリカでは、メキシコなど中南米からの移民が多いので、その人たちが話すスペイン語が副音声になっているようです。