2005年09月14日

フレンズ1-18その1

シーズン1 第18話
The One With the Poker (ポーカーゲーム必勝法)
原題は「ポーカーの話」

履歴書を送って、新しい仕事を見つけようとしているレイチェル。
みんなが封筒につめるのを手伝っています。
ロス: Rach, we're running low on resumes. (レイチェル、履歴書がなくなってきたよ。)
run low on...は「・・・が不足する、、足りなくなる」という意味です。
この場合の run は「走る」ではなくて、「・・・という状態になる、変わる」という意味になります。
例えば、I'm running late. は、「遅れちゃいそう。遅刻しそう。」という意味です。
resume(発音は、レズメィで、レにアクセントがくる)は「(就職活動に使う)履歴書」のこと、または「摘要や大意(をまとめたもの)」という意味があります。
resume は一応、日本語になっているようで、昔、会社に入りたての頃、上司に、「このことをレジュメにまとめといてくれ。」と言われて、「レジュメって何だろう?」と思ったことがありました。
(何となく雰囲気で、「まとめた文書」だとはわかりましたが・・・。)
resume はフランス語から来た言葉で、本当は、DVDの英語字幕にあるように e の文字にアクセント記号(フランス語では、アクサンテギュと言うそうです)がつきます。
一方、同じ綴りでアクセント記号のつかない resume は、「(中断した後に)再び始める」という意味があります。
発音は、リズームで、後にアクセントがあります。
DVDプレーヤーには、DVD再生を止めた後、停止した位置を記憶し、再びその続きから再生する、という機能を持つものがありますね。
それをリジューム機能というのですが、それは resume から来た言葉です。
ちなみに、私のプレーヤーは6枚まで停止した場所を記憶して、つづき再生が可能。
うーん、賢いヤツ!!(最近のは、もっとたくさんの枚数を記憶できるそうですが・・・)

レイチェルは訴えます。
レイチェル: I can't be a waitress anymore. I mean it. (私、ウェイトレスはもういやなの。本気よ。)
I mean it.は「(冗談ではなく)本気で言っている。」という意味。
真剣にそう思っているということです。

ところが、履歴書に間違いがあることがわかります。
履歴書をタイプする時に、computer を compuper(コンピューパー?!)と打ち間違えたらしい。
「コピーした分、全部間違ってるってこと?」とパニクるレイチェルに、
ジョーイ: No, I'm sure the Xerox machine caught a few! (いいや。コピー機が何枚か間違いを発見してるって。)
コピー機がそれくらい賢いといいんですが・・・。
このセリフ、ジョーイの顔を見てると、いやそうな顔をしているので、さすがの天然ボケのジョーイもマジで言ったのではないようです。
(って、さすがにそれくらいはわかってるか。ジョーイのファンの人、ごめんね。)

就職を希望した会社からの返事が郵便でたくさん送られてきます。
それを読むフィービー。
フィービー: "Dear Miss Greene: Thank you for your inquiry. However..."
(ミス・グリーン様。お問い合わせ、ありがとうございます。しかしながら・・・)
手紙で、however(しかしながら)と続くと、後には、不幸なお知らせが続くことが想定されるので、フィービーはここで返事の内容に気付き、読むのをやめています。
この文章は、採用を断る時の決まり文句みたいなもの。
We regret to inform you that...「残念ながら、・・・をお知らせします。」というパターンもあります。
この場合は、regret「残念に思う」という単語で、そのお知らせが、本人にとってよくないことであることを示していますので、ここまで読んだ時点で不合格通知だとわかるわけです。
TOEIC のリーディングの長文では、e-mail の形式でこういった長文を読ませ、採用の結果はどうだったのかを問う設問があったりします。

ワオと驚いたフィービー。
フィービー: Your VISA bill is huge! (レイチェルのカードの請求額がすごい。)
bill は「請求書、勘定書き」です。
採用通知の封筒の中に、カードの請求書が混ざっていたようですね。
でも、レイチェルは最近、金欠のはず。パパにも頼れず、そんな請求書、払えるのでしょうか?

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posted by Rach at 15:25| Comment(2) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Rachさん こんにちわ〜

今回は質問ではなくて(笑)感想です。
突然ですが、完全5段階で観て、自分なりに判らないところ調べて、
どうしてもhitしない時に、最後の手段でRachさんにお聞きしていたんですが・・・このブログって(その1)とかあったんですね・・・(汗)
そこに気づいていなくて、たまたま判らないところググッていたら、やはりこのブログが出てきて、すごい!でもどこに書いてあるの?って思ってました。相当おっちょこちょい・・・
それにしてもRachさんの学習量、本当に脱帽です。ものすごい量の検索していらっしゃるんですね!お蔭で本当に助けられています。
判らないところをサラ〜ッと流すのではなくて、調べられる限界まで
調べることで、よりドラマを理解出来て、フレンズがより楽しいものになりますね!最初にこのブログを発見した時は立ち上げがかなり前だったのでもう駄目かなぁ〜って思いながらの投稿でしたが、こうして双方向で教えていただけることで本当に感謝しています。
このブログがず〜っと長く続いていきますように。
Rachさん、止めないでくださいね!これからも応援&頼りにしています。

・・・最後になりますが、このポーカーの回の言い回しはホントかなり知らないことばかりでした。その分いっぱい知識が増えました♪

Posted by やっちん at 2013年03月09日 09:04
やっちんさんへ
コメントありがとうございます。

そうなんです、1エピソードにつき、複数の記事で構成されていて、(その1)、(その2) などに分かれているんですよ。
フレンズINDEX
http://sitcom-friends-eng.seesaa.net/article/388470168.html
というインデックスがあるのですが、そこでは、各エピソードの「その1」にジャンプするようにリンクを貼っているために、「その1」だけで終わりだと思ってしまわれる方もおられるようです。わかりにくい仕組みですみません。

今日の投稿(フレンズ7-13 その2)で、ブログ記事の投稿件数が 1,840件にもなってしまうので、1つ1つの記事にリンクを貼る形のインデックスを作るのは難しいんですよね。それで、インデックスでは「その1」にリンクを貼るようにして、その次の記事へは、基本的に各記事のコメント欄の直前にある「次の記事」というリンクをクリックしていただくことで、次の記事(その2、その3)へと順に進んでいただく仕組みになっています。今後もお手数をおかけしますが、そんな感じで、次の記事、次の記事、と読んで行っていただけると嬉しいです。

ポーカーは、日本人にはそれほどなじみがないので、私も記事を書くためにいろいろ調べて勉強になりました。他の作品でもポーカーは使われることが多いので、またどこかでお役に立つと嬉しいなと思います。

また、温かい応援と激励のお言葉ありがとうございます。そのように言っていただけて読んで下さる方がおられる限り、私もファイナルまで続けて行きたいと思っています。これからも頑張りますので、どうかよろしくお願いします。
Posted by Rach at 2013年03月12日 14:57
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