2005年09月30日

フレンズ1-20その5

レイチェルとミンディがバリーのところに乗り込み、二人一緒にバリーを振ろうとします。
バリー: Whatever I did, I only did because I love you so much. (僕がどんなことをしたにせよ、君をすごく愛しているからしたことなんだ。)
レイチェル: Which one of us are you talking to there? (あなたが今、”君”と言ったのは、私たちのうちのどっちのこと?)
ここでのポイントは "you" です。
二股かけてる女性二人を前にして、I love you. と言われても、どっちのことかわかりませんよね。
どちらも愛している、とも取れなくもない。
まぁ、「二人とも」ということをはっきりさせたいのなら、I love you two. か I love you guys. または、I love you both. とかになるんでしょうが。
そういえば、あれだけ単数、複数にこだわる英語なのに、何故か you だけは単複同形ですね。
相手の目を見てしゃべるから、あえて「君」か「君たち」かを言う必要がないのでしょうか?
日本語では、複数いる場合には、「君」とは言いませんよね。
「君ら」か、「君たち」かのどちらかで、少なくとも「君」と単数では呼びません。
この紛らわしさが、セリフのポイントになることもよくあります。
アリーmy Love でも、ルーシー・リュー演じる気の強いリンが、自分にメロメロのリチャードに、
I miss you. 「あなたが愛しいわ。」といっておいて、後から...guys. と付け加えて、リチャード一人が愛しいんじゃなくって、事務所のみんな=あなたたち(you guys)が愛しいのよ、と言ってみたり。
アリーが元彼のビリーと二人きりで話したいので I need to talk with you. と言ったけど、横にビリーの奥さんのジョージアがいたから、twoと付け加えて、ビリーひとりじゃなくって、ジョージアも含めた二人とね、とフォローしてみたり。
(アリーのセリフはうろ覚えなので、セリフは不正確かも。どのエピソードか忘れたので、調べようとすると大変で・・・。)

バリーは浮気をしたことを認めたのに、それでもミンディはバリーと結婚するといいます。
レイチェル: Mindy, the guy is the devil! (ミンディ、あの男は悪魔よ!)
He is Satan in a smock! (バリーはスモックを着た魔王よ!)
smock とは、「仕事着、スモック」のこと。
幼稚園児が着てる、アレですよね。
Satan は「サタン、魔王」のこと。発音は「セイトゥン」という感じです。
魔王というと、ハクション大魔王を思い出すのは私だけ?
ハナの赤いカンちゃんという男の子がいて、その子がいつも「おい、魔王!」と言うのですが、あの声がサザエさん(加藤みどり)だってご存知ですか?
さらに、かわいいアクビ娘の声はタラちゃん(貴家堂子)だということも?
って、別のこのブログ、アニメのトリビアブログじゃないんですけど・・・(ま、トリビアというほどでもないですが)。
この悪魔だ、魔王だ、という話から、今回の原題はthe Evil Orthodontist(邪悪な歯科矯正医)の話になってるわけですね。
evil と言えば「邪悪な、悪い」。
ブッシュ大統領が演説で批判した「悪の枢軸(axis of evil)」で有名ですね。

ミンディ: But the truth is at the end of the day I still really wanna be Mrs. Dr. Barry Farber...D.D.S. (でも本当は、要するに私はまだドクター・バリー・ファーバー、という歯科医の妻になりたいのよ。)
at the end of the day は「結局、要するに」という意味。
D.D.S. は Doctor of Dental Surgery(口腔外科、歯科外科の博士[医者])、つまり歯科学部を修了した歯学士のことらしいです。
うーん、やはりアメリカでも、お医者さんの妻は玉の輿なのか・・・。

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posted by Rach at 19:25| Comment(6) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by マキ at 2005年10月01日 10:22
マキさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
いつも読んでいただいているようで大変光栄です。
さらに、ランキングもクリックして下さっているなんて・・・(感涙)。
本当に励みになります。とっても嬉しいです。
これからも頑張りますので、どうか暖かく見守っていて下さいね。
Posted by Rach at 2005年10月01日 20:27
質問です。
最初のレイチェル、ミンディー、バリーの三者対決のところで
Please! During that second time you couldn't have picked her out of a lineup!とレイチェルが言う場面があります。文字通りに訳せば「なによ、二度目の(エッチの)時なんてミンディーをラインアップの中から識別もできなかったくせに!」ラインアップは何人かの人の中からミンディーを選ぶ、特定するという事でしょうが、そんな場面はないですよね?レイチェルが写真でも見せて、何処にミンディーがいるか分かる?とか聞いたのでしょうか?ここがしっくりきません。それとも比喩なんでしょうか?
Posted by ぴろろ at 2007年07月01日 03:12
ぴろろさんへ
その一連のやり取りはこんな感じでしたね。

you 「君」というのは、私たちのうちのどっち?と詰め寄られて、
バリー: ....Mindy. Mindy, of course Mindy, it was always Mindy. (…ミンディ。ミンディ。もちろん、ミンディだよ。いつでもミンディだよ。)
レイチェル: Even when we were having sex in that chair? (あの椅子でエッチしてた時もそうだって言うの?)
バリー: (TO MINDY) I swear, whatever I was doing, I was always thinking of you. ([ミンディに]誓うよ、僕が何をしていたとしても、いつも君のことを考えていたんだ。)
レイチェル: Please! During that second time, you couldn't have picked her out of a lineup! (ちょっと待ってよ! 二度目のエッチの最中、あなたは lineup からミンディを選ぶことなんか出来なかったはずよ。)
ミンディ: (TO RACHEL) You did it twice? ([レイチェルに] あなたたち、エッチを2回もしたの?)
レイチェル: Well, the first time didn't really count... I mean, y'know, 's'Barry. (まぁ、一度目のは数に入れるほどでもないのよ…ほら、バリーだからね。)
ミンディ: Okay... (わかったわ。)

lineup は日本語の「ラインナップ、ラインアップ」のイメージで、「顔ぶれ、整列、列」または、容疑者を並ばせてそれを見た被害者が誰が犯人かを言う時の「容疑者の列」のような意味もありますね。ですから、pick her out of a lineup は、おっしゃるように「何人かの人(この場合は女性)の中からミンディを選ぶ、特定する」という意味だと思います。

問題のセリフは、couldn't have picked と「couldn't+現在完了形」になっています。これは「その時〜できたはずがない、その時〜できなかったはずだ。」のようなニュアンスになると思います。実際にこういうことがその時起こったのではなく、もしあの時、私がたくさんの女性が写っている写真でも見せて、どれがミンディだと思う?と聞いても、あなたはそこからミンディを選べなかったはずだ、と、そういう状況を仮定して話しているのですね。
つまり、その時のバリーはそれくらい、ミンディのことをすっかり忘れていた、ミンディのことなんかちっとも考えていないし、そんな女性が存在することすら忘れていた、という例えでしょうね。

レイチェルは友達のミンディのことを多少は気にして罪悪感も感じていたでしょうから、「ミンディのことはいいの?」などと実際にバリーに尋ねてみたかもしれません。でも、レイチェルとのエッチに夢中のバリーは(笑)、「ミンディ? 誰それ? 僕はそんな女性は知らないよ。」みたいに言った、ということもあり得るかもしれません。そういうことを踏まえての比喩なのかなぁ、と思います。

その後の、「2回も?」「ほら、2回って言っても1回目のは…」という話に、相手のミンディも納得しているのが、妙におかしいです。
Posted by Rach at 2007年07月02日 14:59
ああ、仮定法ですね!すっかり見落としていました。
ありがとうございます。すっきりしました☆
Posted by ぴろろ at 2007年07月02日 23:01
ぴろろさんへ
そうですね、仮定法ですね。
「couldn't+現在完了形」の形で表現することで、「もしその時、バリーに lineup を見せていたら、見せたとしても…」「ミンディの見分けがつかなかったに違いない」という感じですね。
Posted by Rach at 2007年07月03日 11:05
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