シーズン1 第23話
The One With the Birth (ベビー誕生!)
原題は「誕生の話」
キャロルがもうじき出産。慌てふためくパパのロスです。
モニカ: It's fine. Has her water broken yet? (大丈夫よ。破水はしたの?)
someone's water breaks は「破水(はすい)する」という意味です。
破水とは、出産の時に、羊膜が破れて羊水が出ることです。
それにしても、water breaks を直訳すると「水が壊れる、破れる」という感じなので、破水という言葉は英語の直訳なんでしょうか?
医者: How are your contractions? (陣痛はどんな感じですか?)
スーザン: They're every four minutes and last 55 seconds. (陣痛は4分ごとに来て、55秒続いてます。)
contraction は「子宮収縮、陣痛」です。
この陣痛は周期的にやってくるもので、10分ごとに陣痛が来るようになったら、病院に行き、入院する手続をします。
この「陣痛の間隔(何分ごとに来るか)」と「陣痛が継続する長さ(何秒続くか)」は常にお医者さんに聞かれます。
付き添いの人は、ロスやスーザンのように腕時計とにらめっこすることが多いですね。
陣痛の間隔がどんどん短くなり、継続時間はどんどん長くなっていきます。
陣痛が1〜2分間隔になり、60秒〜90秒続くようになったら、まもなく出産、という感じです。
待合室で待っているモニカとチャンドラー。新生児が運ばれていくのを見て、
モニカ: I want a baby! (赤ちゃんが欲しいわ!)
チャンドラー: Not tonight, honey. I got an early day tomorrow. (今夜はダメだよ、ハニー。明日の朝、早いんだ。)
モニカは赤ちゃんを早く産みたいようです。
横で居眠り(もしくは眠ったふりをしているだけ?)のチャンドラーは、モニカのその言葉を、妻が夫を「誘って」いるセリフだと捉え、「明日は早いから、今夜はエッチはやめにしよう。」と返事しているのです。
モニカの「子供が早く欲しい」という願望はかなり切実らしく、後のエピソードでもよくそういうセリフを聞きます。
双子の赤ちゃんを見て羨ましがるモニカをなぐさめようとするチャンドラー。
チャンドラー: Tell you what. When we're 40, and if neither of us are married, what do you say we have one together? (いいかい。もし俺たちが40歳で、その時二人とも結婚してなかったら、一緒に子供を作るっていうのはどう?)
モニカ: Why won't I be married when I'm 40? (どうして40歳で私が結婚してないわけ?)
チャンドラー: I just meant hypothetically. (例えばの話、だよ。)
モニカ: "Hypothetically," why won't I be married when I'm 40? (”例えばの話”でも、どうして40歳で私が結婚してないわけ?)
なぐさめるつもりだったのに、モニカの地雷を踏んだらしい。
とことん詰め寄るモニカです。
40歳と言ったのはマズかった。せめて35歳にしといたら良かったのか?(←別に35歳に何の根拠もないですが)
困ったチャンドラーはギャグで逃げるしかありません(笑)。
チャンドラー: Dear God! This parachute is a knapsack! (なんてこった! これ、パラシュートだと思ったら、ナップサックだった!)
慌てたふりをしてその場から逃れます。
うまく着地するはずが、そのまま地面にまっ逆さまに落ちていく・・・このギャグそのままの心境のチャンドラーでした。
(Rachからのお知らせ)
フレンズ1-22その5 で、フレンズ1-1 に関する質問をいただきましたので、フレンズ1-1その1 のコメント欄 で回答させていただきました。
フレンズ1-1 の頃は、私もブログを始めたばかりの手探り状態だったので、説明も妙にあっさりしているし、抜けている部分も多いと思います。
ですから、このコメント欄に書いてあるものは追加説明だと思って読んでいただけると幸いです。
(Rachからのお願い)
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2005年10月13日
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