2005年10月14日

フレンズ1-23その2

ジョーイは待合室のテレビでバスケの試合を見ていて、別のチームのファンである妊婦さんと知り合います。
ジョーイには珍しく、今回はナンパしたのではありません・・・って、妊婦さんをナンパはしないかな、さすがのジョーイでも(笑)。
彼女は赤ちゃんの父親に出産を知らせず、一人で産むつもり。
その妊婦さんが自分の母親と電話で話していたのですが、
リディア(妊婦): She wants to talk to you. (私のママがあなたと話したいって。)
ジョーイ: Yeah, it's me. We're just friends. Yeah, I'm single. Twenty-five. An actor...Hello? (はい、僕です。僕らはただの友達ですよ。はい、僕は独身ですけど。25歳です。俳優です・・・もしもし?)
シングルマザーになるのは大変だから、男友達と結婚させるのも手ね、とリディアのママは思ったようです。
相手にふさわしい男かどうか判断するため、いろいろ質問していたようですが、職業を答えたとたん、電話は切れてしまいました。
それって、俳優は生活力がない、と判断された?
(職業が俳優の方、ごめんなさい。)

父親に知らせたら、とアドバイスしたら、逆にリディアの機嫌を損ねてしまったジョーイ。
出て行って、と言われていったんは部屋を出るのですが、
ジョーイ: Know what the Celtics' problem is? Players run the team. (セルティックの問題が何かわかるか? プレーヤーがチームを好き勝手に動かしてるからだ。)
run は「運営する、管理する、支配する」という意味です。
つまり、「プレーヤーがチームを支配している」ということは、監督や経営者の言うことを聞かず、プレーヤーが自分勝手なことをしている、選手の管理がなっちゃいない、という意味のようですね。
プリプリと怒りながらジョーイは部屋に入ってきて、お互いのひいきのチームのことで言い合いを始めるのですが、そう言いながらリディアの枕を直してあげているのです。
ジョーイって、や・さ・し・い。

キャロルの前で喧嘩を始めたロスとスーザン。キャロルに怒られますが、
ロス: She started it! (スーザンが先にしかけたんだ。)
スーザン: He did! (ロスの方よ。)
喧嘩のきっかけを作ったのは誰か、どちらが先に挑発したのか、二人とも相手が先だ、と言って自分を弁護しています。
「売り言葉に買い言葉」という言葉がありますが、少なくとも喧嘩を買った方は罪が軽い、ということですね。

ロスとスーザンはキャロルに部屋を追い出されてしまいました。
ロス: Carol never threw me out of a room before you came along. (君が現れる前は、キャロルは僕を部屋から追い出すようなことはしなかったのに。)
スーザン: There's a lot Carol never did before I came along. (私が現れてから、するようになったことなんて、たくさんあるわよ。)
キャロルはスーザンに会ってから人が変わってしまったと非難するロス。
次のスーザンのセリフは直訳すると、「私が現れる前にキャロルが決してしなかったことはたくさんある」、つまり、「スーザンと出会ってから、いろいろと新しい行動をするようになった」、という意味なのですが・・・。
それは単に人が変わった、というだけのことではなく、レズという禁断の世界をキャロルに教えてあげたのは私、それからキャロルは"いろんなこと"(あんなことや、こんなこと?)をするようになったのよ、という意味も含まれているのです。

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posted by Rach at 16:45| Comment(2) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは!
ここのリディアの
LYDIA: Look, look at your man, Ewing. Nice shot. You know what, he couldn't hit water if he was standing on a boat.のところです。
字幕は「水に飛び込めないらしいわ」となっていましたが、今ひとつ腑に落ちなくて調べてみました。(英辞郎などではヒットせず)

むしろYou couldn't hit water if you fell out of a boat.という表現の方が非常に多いようです。

Answers.comというところで

In sports were you have to aim at a target and score, the saying "You couldn't hit water if you fell out of a boat"represents a player who is missing even the easiest of opportunities that come his way, thus being exaggerated to the extend of not hitting being able to water when fall of a boat.
とありました。(コピペですが、wereはwhereのtypoかな?)

上の試訳(あまり自信ないです)
的や得点を狙ったスポーツで、「ボートから落ちても水に飛び込めない」という表現は「目の前にある最も簡単な機会さえ失うプレイヤー」を表し、さらに誇張した表現でnot hitting being able to water when fall of a boat. という物もある、という事でした。

この台詞はfell out of a boatどころか、standing on a boatですから、さらに相手方のプレイヤーを馬鹿にした表現かなと思いました。

リディアの台詞は「ボートの上に立っていたら水には飛び込めないわね」ぐらいでしょうか。

次のジョーイのThey couldn't hit a boat if..
は"couldn't hit a boat"で検索しましたが、フレンズの台詞しかヒットしませんでした。ジョーイの言い間違いか、それとも上の表現を踏

まえた言い換えなのかなと思いました。

…という事ではっきりしませんでした。1つの考えと思ってください。
Posted by 浦辺 玲 at 2010年02月15日 18:32
浦辺 玲さんへ
コメントありがとうございます。
このリディアのセリフ、気になりますよね。私もこの記事を書いた頃はよくわからなかったのですが、その後、自分なりの解釈を考えてみたことがあります。
You couldn't hit water if you fell out of a boat. という表現があること、そしてご紹介して下さった Answers.com での説明を読んで、その自分なりの解釈の方向性が間違っていなかったように思えます。
まずは私が最初に考えていた解釈について書かせていただきますね。

He couldn't hit water if he was standing on a boat. は「仮定法過去」ですね。ここでの if は「もし…していたら」というよりは、「たとえ…していても」のような even if の「譲歩」のニュアンスに近いでしょう。
hit water の hit は「当たる、当てる」「達する、届く」のようなニュアンスでしょうか。ここでは主語が He になっていますが、彼自身が水、水面に当たる、というよりは、バスケ選手である彼が投げたボールが水に当たる、届くことをそう表現しているように思いました。実際、このセリフのシーンでは、選手がシュートに失敗している姿が画面に映っていますので、やはりシュートの話をしていると考えるのが自然かなと思います。

ボートに乗っている時、周りは全て水に囲まれていますよね。リディアは、「ボートの上に立ってボートからボールを投げても水に当たらない」と言うことで、彼はシュートが下手である、コントロールが悪い(ノーコンである)ということが言いたいのだろうと思います。的がものすごく大きくても外してしまう、という感覚だろうと。

そのような解釈を自分で考えていたのですが、今回、You couldn't hit water if you fell out of a boat. という表現を紹介していただいて、「ノーコン」の話であることをより確信した感じです。
この文章も同様に仮定法過去で、「もしボートから落ちても[落ちたとしても]、水に当たらない」という感じになるでしょうか。ここも「水に飛び込む」というより「水に当たる、ヒットする」という感覚である気がします。
水に浮かんでいるボートから落ちたら、水に当たるに決まっているのにそれが当たらない、というのは、「絶対にこれに当たるはずのものに当たらない、大きすぎる的でも外してしまう」というノーコンぶりを揶揄した言葉のような気がします。Answers.com の aim at a target 「ターゲット・標的を狙う」、missing even the easiest of opportunities 「機会の最も簡単なものを逃す」という表現も、「これを外すはずがないと思われるような大きな的でも外してしまう」ことを言っているように思います。

「ボートから落ちても水に当たらない(ほどのノーコン)」という表現を踏まえて、リディアは「ボートの上に立っていても(投げたボールが)水に当たらない」(He couldn't hit water if he was standing on a boat.)という言い方をして、ライバルチームのスター選手をけなした、ということだと思います。「ボートから落ちて水に当たる」と比較すると、「ボートの上に立っている状態」なので彼自身が水に当たるはずはないので、やはり「投げたボールが水にヒットする」というニュアンスで、hit water を使っていると思えるのですね。

自分のお気に入りチーム(ニックス)の選手をけなされたので、ジョーイは言い返そうとしたのでしょうね。
リディアがセルティックスファンだと知って、
ジョーイ: Celtics? Ha. They couldn't hit a boat if-- Wait. They suck, all right? (セルティックス? はは。やつらはボートに(ボールを)当てられないんだよ、たとえ…。待って。(とにかく)やつらはひどいんだよ、いいか?)

自分のチームのスター選手の悪口を言われたジョーイは、同じような言い回しで言い返そうとしたのでしょうが、言われたセリフをひねって返すつもりが、結局わけがわからなくなってしまったように思えます。「ボートに当てられない」と言った後、どう続けていいかわからなくなって、とにかく、セルティックスのやつらは下手なんだよ、とダイレクトに言い返すしか出来なかった、ということですね。これがチャンドラーだと、ちょっと言葉を入れ替えたりして、上手い具合に言い返したりするのでしょうが、比喩を使ってユーイングを下手だと言ったリディアのようには、うまい表現が思いつかなかったジョーイらしい感じがよく出ている気がします。
Posted by Rach at 2010年02月20日 08:56
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