レイチェルが別の男性を部屋に呼んだと知って、怒るモニカ。
モニカ: Behind my brother's back? (兄さんに隠れて?)
言ってから、しまった、という感じで、
Is the kind of crazy thing you won't be hearing from me. (私が、こういうクレージーなことを言うのを、これから聞くことはないわよ。)
behind someone's back は「(人)の背後で・陰で、(人)のいない時に、(人)に隠れて・内緒で」という意味。
プレッシャーを与えたりしない、と言っておきながら、早速のこのセリフ。
モニカもやばいと思ったのか、これは悪い見本だとフォローしていますが、レイチェルにしてみれば、こうなるだろうと思ったのよ、という感じでしょう。
大学に精子を提供するバイトが終わり喜ぶジョーイ。
チャンドラー: So you'll stick with this "it's all for her" thing? (それじゃあ、この「全ては彼女のために」ってやつをこれからも続けるのか?)
ジョーイ: What, are you crazy? When a blind man gets his sight back, does he walk around like this? (何? お前はバカか? 目の見えない男が視力を回復したら、こんな風に歩くか?) [と言いながら目をつぶって、手探りで歩くふりをする]
stick には「(接着剤などで)貼り付ける、くっつける」という意味があり、そこから stick with は「〜から離れない、〜を守る、〜し続ける」という意味になります。
日本語でシールのことをステッカーと言いますが、これは sticker 「貼り付けるもの」という意味ですね。
禁欲生活中に見出した、女性を喜ばせる(”悦ばせる”という漢字の方がしっくり来る?)愛し方を今後も続けるのかと尋ねるチャンドラーですが、制約がなくなると、そんなことはすっかり忘れてしまうジョーイです。
「新たな愛の段階を知った」とか何とか言っておきながら、やっぱりジョーイはジョーイだったのでした。
ベランダでカールという男性と話をしているレイチェル。
ですが、その横にロスの幻が見えてきます。
ロス: I can't believe you'd rather go out with him than me. (僕よりも、彼とデートする方が良いなんて、信じられないよ。)
'd rather は would rather の省略形で、「〜する方が良い、むしろ〜したい」という意味になります。
このロスの発言はまさにその通り。
演出上ロスと比較するためとは言え、今回レイチェルが選んだのは、かなり下品なタイプの男性です。
どうしてなの、レイチェル? 私も聞きたいです(笑)。
レイチェル: Excuse me, please. I'm trying to have a date here. (お願いだから、邪魔しないで。ここでデートしようとしてるんだから。)
ロス: Fine, just stop thinking about me. Can't do it, can you? (いいよ。ただ僕のことを考えるのをやめればいいんだ。できないんだろ?)
レイチェルが見ている幻のロスは、かなりの自信家です。
本当のロスならこうは言えなさそうだけど(笑)。
でも、少し気になる相手ってカッコ良く見えたりするものですよね。
別になんとも思ってない人でも、何故か夢に出てきて、素敵な一面を見せられたら、その人のこと、次の日から意識し始めたりするし。
夢の場合は、そもそも夢に出てくる時点で、潜在意識下で何か魅かれるものがあったとも言えるのですが・・・。
「・・・くんが、あなたのこと好きらしいよ。」とか言われて、却ってこっちの方が熱を上げてしまう場合もあったりして。
その話がデマだったりすると、状況は最悪になったりします(笑)。
ロス: I don't get it. What do you see in this guy anyway? (わからないな。一体、この男のどこがいいんだ?)
get it は「理解する、分かる」。
"What do you see in this guy?" というフレーズはよく出てきます。
直訳すると「この男の中の何を見ているんだ?」、つまり、「この男の中に何か魅力的な部分があるのか? 僕には何が魅力的なのかわからないよ。」という感じです。
(Rachからのお願い)
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いつものロスと打って変わって、大胆な感じがいいですよね!
レイチェルの気持ちを変えさせたあのキスシーン、よかった!
このシーンのロスは本当に素敵でしたね。幻でこんな素敵に見えている、ということは、もう心の中では彼のことが気になってしょうがないわけですね。
そうそう、そう言えば、恋の始めはこんな感じでしたね。もう随分遠い昔の話なので、すっかり忘れてしまったけれど(爆)。
でも忘れてしまった恋の甘さを、こんな風に好きな英語を介して感じることが出来るのは素晴らしいですよね! 「冬のソナタ」的な感覚!?
フレンズのキャラクター(とそれを演じる俳優さんたち)って私と同世代なんですよ。だから、感情移入しやすいのかもしれませんね。英語でも日本語でも、やっぱり気持ちを伝える言葉は胸に染みますし、同じように感動できる。それって素晴らしいことですね。字幕なしで恋のセリフを聞いてボロボロ泣けちゃった時、自分で感動しましたもの…。(ボロボロ泣いてるところは想像しないで下さい…笑)
ちなみに「冬ソナ」はダンナさんが見ていたので一緒に見てましたが(←普通は逆ではないかと…笑)、ハマるところまではいきませんでした。が、人気が出た理由はよくわかります。私は結構いつまで経っても、恋を夢見る女の子(爆)なんですが(女性はいくつになってもそうかな…笑)、そういう部分をくすぐるドラマですよね。
女性の心を掴むのは、出てくる男性が日本のドラマのキャラよりも「上品」で「紳士的」だからでしょうかねぇ? 恋愛に関してはプラトニックであればあるほど、その愛を崇高に感じる気がするのかもしれません。
余談ですが、私はチュンサン(ヨン様)よりもサンヒョクの方が好きだったんですが…。あぁいう、ヒロインを一途に思い続けるいわゆる「ライバルキャラ」に弱いんですよ、私(笑)。
あだち充の「タッチ」でも、タッちゃん(達也くん)よりもカッちゃん(和也くん)の方が断然好きですし…って、こんなところで私は何を書いてるんだろう?(笑)
ヨン様のペ・ヨンジュンさんは、「ホテリアー」というドラマでの役柄の方が私はかっこ良かったと思いますが、そこでも私はヨン様よりも、主演のキム・スンウさんの方が好きでした。ドラマとしても、私は冬ソナよりもこのホテリアーの方が面白かったです。ちょっと天の邪鬼か、私!?(笑)
実家の母が大好きで、よく見てました♪ 撮りためたビデオの量にも圧倒されましたが、いつの間にか写真集を購入していたのには唖然。
フレンズのキャラクターと同世代とおっしゃいましたが、私も変わりません^^; ジェニファーと同じ年に生まれてますから^^
あ。忘れないうちに。
最近フレンズの記事をたくさん書いてます。
その中の執筆途中(いい響き♪)の記事で、Rachさんのブログを
紹介させていただきたいのですが、よろしかったでしょうか。
記事になりましたら、またご連絡しにお邪魔します。
よろしくお願いいたします。
「ホテリアー」ご存知なんですね。わかっていただけて嬉しいです。それ以来、特に韓流ドラマを見ることもなく、写真集も持っていませんが…(笑)。
それからEmiさんも同世代なんですね。貴ブログのテンプレートがピンクでとっても可愛らしいので、私より一世代くらい若い方かと思っていました(笑)。同じ世代だし、2人の子持ち専業主婦なのも同じだし(笑)、これからもよろしくお願いします。
最近、Emiさんのブログ、フレンズに関する記事がすごく増えてきましたよね。英語の「類似表現」を挙げておられるのがとても興味深いです。私は読んだ本も見た映画も少ないので(これはコンプレックスでもあるけれど、最近はヘンな”売り”にしている部分もある…笑)、私の知らない作品を例に挙げていただけるととても勉強になります。
さらには、私のブログを紹介していただけるなんて光栄です。ありがとうございます。楽しみにしています♪