DVD学習法に関しては、以前に書いた内容の補足説明になっています。
さらに、DVD学習法以外の方法についても、簡単に説明します。
私のDVD学習法( DVDの音声と字幕(その1) を参照)にも書いてありますが、最初っからあんな風に、字幕や吹き替えをいろんなパターンで切り替えながら見てました。
それは、「日本語も英語も入ってるんだったら、全部見ないと見た気がしない。」という私のマニアックな性格に由来するもので、勉強のために字幕や音声を切り替えていたわけではありませんでした。
ただ、英語字幕を見ながら勉強するにしても、日本語でどう訳されているか、というのは最大のヒントになります。
あえて違う訳をつけている場合は、字数秒数制限のために訳し切れていないのか、あるいは訳しても日本人に面白みが伝わらないから思い切って意訳したり全然違う表現に置き換えたりしたのか、という点を知ることは英語の理解につながると思ったからです。
語彙を増やすことに関しては、単語を覚えるパソコンソフトみたいなのを買ったこともあるのですが(あえて名前は書きません)、そうやって機械的に覚えるのはノルマをこなすみたいになってくるし、さらに若い頃ならともかく、ある程度(笑)の年齢になると、こういう覚え方では頭に入らないですよね。
だから、途中でそういう単語の覚え方はやめました。
さらに、フレンズを見始めた頃は、フレンズに出てきた表現とか単語とかを単語カード(懐かしい!)に書いて持ち歩いたりしたんですが、それもあまり効果がなくてやめました。(というか、専業主婦の生活で、単語カードを見るシチュエーションがあまりないんですよね。)
単語の綴りを覚えたり、その意味を一対一対応で覚えるよりも、ドラマの中での使われ方に注目し、こういうシチュエーションでこういう言い方をする、と覚えた方が、覚えやすいし、使えるようになると思ったからです。
DVD学習法に書いたやり方で、字幕吹き替えを切り替えて見た後に、最後は英語字幕を見ながら、 Word 文書で、重要な表現や自分が思った疑問点を書いていきました。
それが、このブログのネタ帳になってるわけですね。
この Word 、最初は印刷してノート代わりに時々見ようと思っていたのですが、実際は、次から次へとフレンズや見るべき他のDVDがたまってくるので、前の表現の復習をしてる時間はありませんでした。
だから、実際は自分がこのDVDを勉強した証としての記録くらいしか価値はありません。(このブログのおかげで日の目を見ましたが。)
フレンズ以外に見たDVDは、アリー my Love 全5シーズンと、新スタートレック( Star Trek The Next Generation )全7シーズン、他には映画をいくつか(マトリックス、インデペンデンス・デイ、ファインディング・ニモなど)でしょうか。
スタートレックは私が好きだからで、これを英語学習として薦めるつもりはないんですが、未来の話ですから、俗語も少ないし、英語はスタンダードだと思います。
ただ、「光子魚雷発射!」とか言うフレーズを覚えても、ファンの人以外とは話が盛り上がれないだろう、と(笑)。
そんなふうにいろいろなDVDを見てると、これ、あの話で出てきた表現と似てるな、とか別の映画やドラマでこんな表現でてきたな、とか思えるようになってきます。
ですから、徹底的に一つのエピソードをひたすら見るのももちろん勉強になりますが、私の場合は、決まった通りに最小限の回数を見て、Word にメモった後は、どんどん先へと進んでいきました。
リーディングの学習としては、英字新聞を読んでいます。
と言っても、私が読んでるのは抄訳付きの週刊の新聞、 週刊ST です。
さすがに毎日、全部英語で書いてある新聞は読めません。
きっと積読(つんどく)で終わってしまうはず。
この週刊STは、日本や世界のニュースが英語でコンパクトにまとめられているし、その他にも文法、会話表現、映画、漫画、俳優のインタビューなど内容が盛りだくさんです。
英語だけのページは、毎週少しでも英語を軽く読む習慣をつけるのに最適だし、他の日本語で書いてある部分は、日本人が英語を学ぶ上で知っていて損はないことが書いてあります。
また、「これであなたも英文記者」というコラムがあるのですが、これは与えられた課題を自分なりに英作文して提出し、添削してもらったり、自然な表現を教えてもらったりするコーナーです。
これはライティングの勉強になると思います。
最近このコラムの担当者が変わったのですが、以前は、現在ジャパンタイムズ編集局長の伊藤サムさんが担当されていました。
そのサムさんが担当されていた時代のコラムを編集した本がこの10月に発売になりました。
タイトルは、 伊藤サムのこれであなたも英文記者 です。
とてもわかりやすく説明されている本なので、一度ご覧下さい。
伊藤サムさんは、英語を学ぶには、「やさしく、たくさん」(やさたく)という方法が有効だ、といつもおっしゃっています。
これは、難しい文章を辞書を引き引き訳していくのではなくて、辞書が不要なほど簡単な単語しか入っていない文章をたくさん読むことの方が、英語を英語のまま理解する力がつく、というものです。
私もその説には大賛成ですし、この伊藤サムさんの「やさたく」を実践している方も多いですよ。
最後にまとめると・・・。
英語の学習方法は、ひたすら英語を浴びること(聞くのも読むのも)と、それを理論的に頭の中で整理することを同時にしていくことが大事だと思います。
よく「リーディングは多読と精読の両方が大切だ」、という話を聞きますが、それと同じです。
ただやみくもに聞くだけでは覚えられません。
ある程度の年齢を超えてから学び直す場合はなおさらです。
ですから、そのたくさん浴びた英語について、単語をとことん調べたり、文法からアプローチしてみたり、他の似た表現と比較してみたりして、その理屈を覚えることも必要だと思います。
自分がこれまで使ってきた日本語なら、経験則でなんとなく変だとか、こっちが正しいというのがわかりますが、いくら英語を毎日頑張って聞いたところで、とても日本語の量には及びませんから、経験則で・・・というのは不可能だと思います。
例外があるとは言え、やはり英語も基本的に文法に則っているわけで、それを無視して感性だけで学ぶのはムリというものです。
このブログではセリフを説明しているわけですが、一つのセリフを取り上げて、その単語の基本的意味と広がり、文法的な構文を押さえてこそ、セリフの本質が見えてくるのだと思います。
字幕や吹き替えを切り替えることでニュアンスをつかみながら、そうやって理論的に固める、この作業を繰り返すことで、英語の本質がつかめるようになるのではないでしょうか。
ということで、私の学習方法について述べさせていただきました。
他の方がこれを読んで、参考になるのかどうかはわかりませんが、自分の学習方法をこうやってきちんと書いておくのは、無駄ではないですよね。
また、皆さんの学習方法についても、教えて下さいね。
明日からは、シーズン2の解説に入りたいと思います。(寄り道しすぎたかな? ごめんなさい。)
(Rachからのお願い)
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さっそく週刊STブックマークに入れました。少し前なら購読しなければ、読めなかったのに、こうやって無料で読むことができるんですね。(しかも音声付)いい世の中になったものです。ただ環境が整っているのと、自分のモチベーションを維持し続けて学習を継続するのはまた別問題ですよね。お互い頑張りましょう!
Rachさんのお子さんはまだ1歳台くらいなんですね。かわいいけど、手のかかる時期ですね。寒くなってきたので、どうぞご自愛ください。
ブログに、MyblogListを設置して、リストに入れさせてもらっちゃいました。
http://gogogogaku.blog29.fc2.com/
学習するのに便利な世の中になったものだと思います。明治時代に英語を勉強してた人たちは、どうやってたんだろう?とか思ってしまいます。
モチベーションを維持するのは難しいですが、他の方のブログを読むと、私も頑張らなきゃ!と思えますよね。そういう意味でもいい世の中(笑)。専業主婦でも孤独感がなくなりますよね。
うちの下の子は1歳半を過ぎましたが、もうやんちゃで。女の子なんですが、上の兄ちゃんの真似をして、危ないことばかりして。もうハラハラしっぱなしです。カタコトは可愛いけど。「抱っこ」を「ガッコ」というのが、今の私のお気に入りです(笑)。
ご訪問ありがとうございます。MIKAさんのブログ、拝見させていただきました。すごいですね。私ももっと頑張らなきゃ、という気持ちになりました。
MIKAさんがご覧になっても面白いと思えるようなブログになるように頑張ります。これからもよろしくお願いいたします!
最近、貴blogを拝見させていただいてます。とても真面目に書かれているので、ためになります。これまで映画やドラマを教材にするのは、会話は難しいからという理由で敬遠していたのですが、一度試してみようかなという気にさせられました。『フレンズ』はちょっと好みに合いそうもないので、無謀にも『ER』を購入しました。さて、どうなることやら。これからも記事楽しみにしてます。
「ためになる」と言っていただけて光栄です。さらに、貴ブログでは私のブログの紹介までしていただき、本当にありがとうございます。嬉しいです。
フレンズを敬遠されているのに、私のブログを読もうと思って下さったのが、実は何より嬉しいです。「シットコムは受け付けないから」と言って素通りされる方が多いと思いますので(笑)。実は、血を見ると力が抜けるタイプなので(笑)、ERはちゃんと見たことないんですが、社会性のある奥の深いドラマですよね。人気ドラマですから、きっと脚本も素晴らしいと思いますし、良い教材だと思います。金枝堂さんのブログで、ERでの学習法を拝見させていただきますね。
これからもよろしくお願いいたします。
海外ドラマで英語学習ということで英語音声など
5段階の組み合わせで見るんだよっと書かれて
おりました。説明にも納得な部分なのですが、
これって1日のうちに続けてご覧になってたのですか?
25分×5だと2時間くらいになってしまうので、
なかなか通しでは見れないなーーと思って。
はじめまして。ご訪問&コメントありがとうございます。
一日のうちに5段階を全部やっていたのではありません。時間の許す限り見て、今日は2段階までなら、次の日は次の3段階目から始める、という感じです。5段階を「通し」で見ることには特に意義を感じていません。とりあえず時間がぶつぎれになってもいいから、いろんな組み合わせて一通り見てみる、ということが大事なんだと思っています。
実際のところは5段階はあまりにも「くどい」ですので、「はしょる方法」というもので見た方が良いと思いますが、まずは5段階で見るとどんな感じになるのかを掴んでみることも必要かな、と思ったのです。それぞれの組み合わせからさまざまな情報が読み取れるわけですね。
一日にどれくらいするか、ということは時間もメニューも含めて、ノルマは決めていませんでした。
どうして段階を決めてやっているかと言うと、ただ何となくダラダラ見ているだけでは、なかなか先に進めないからですね。もっと聞き取れるようになってから、次に進もう…とか思っていると、次に進む勇気が出ないので、とりあえず決められた回数をこなして、自分なりに調べたら(←ここが大切なのですが)、わからない部分が多くても次に進んだ方がいいと思っているわけです。
最初は本当にわかりませんので、「わかるまで」などと考えていると、一生終わりません。というよりも、絶対に途中でいやになってやめてしまうと思います。わからなくて当たり前と思いながらこなしていくと、少しずつわかる部分が増えてくる、という感じなんですね。
ありがとうございました。
Rachさんのいうようについ「わかるまで」って思って
しまうんですよね。完璧主義というわけでもないの
ですがなぜ英語となると気負ってしまうのでしょうか。
で早速この土日、1-1をレンタルし第2話まで視聴終了。
実際TOEICでいうとRachさんの1/3強くらい(お恥ずかしい・・)
なので5段階目でも英語の音は、さーっぱりわかりません。
今までだったら「英語は聞こえない→日本語で意味取っても
意味ないじゃん→やーめーた!」となっていたと思うのですが、
Rachさんの「最初はわからなくて当たり前」を励みに頑張って
みたいと思います。実際ストーリーそのものは面白いですしね。
こちらこそ、ご丁寧なお返事ありがとうございます。
「英語を勉強するんだ」と気負ってしまうと、時間をかけた分だけ身に付いてくれないと困る、みたいになってしまいますよねぇ。
「フレンズというドラマに興味はないけど、英語を学ぶためだけに見ている」という人は、結局フレンズから多くのことは学べないと思います。
ドラマを使って学ぶことの効果は、ストーリーが面白くて、この先どうなって行くんだろう? 次回の話はどんな話だろう? と思えれば、次の話に手を出しやすくて、どんどん進んでいけるから、ですね。
そして、このセリフのやり取りが面白いけど、それは英語ではどう言っているんだろう?とか、このジョークは日本風にアレンジしてあるけど、本当の英語ではどういう意味だったんだろう?とか、そういう興味が次々と湧いてくる、ことでしょうか。
本当の英語では何と言っているのか知りたい!、という好奇心が、英語の力を伸ばす一番の原動力になると思うので、自分の好みにあったものでないといけない、と思うのですね。フレンズを面白いと感じられたのならば、その面白さをもっともっと感じたい、という気持ちで続けていかれるのが良いかと思います。
「最初はわからなくて当たり前」というのは、ただ読者の方を励ますための言葉ではなくて、本当に私は最初そうだった、という「実感」なんですよね。そもそも、あれが字幕なしでスラスラわかる人が日本にたくさんいたら、日本の英語産業はこんなに発展していません(笑)。
ドラマはネイティブ向けに作られたものである分、TOEICよりも容赦がありませんからねぇ。その容赦のないものを字幕なしでネイティブと一緒に笑える、ということは素晴らしいと思うし、最初はそれがほんのわずかであっても、その笑える部分が徐々に増えていくだけでも、すごいことだと思うんですよ。
アメドラが大好きで、「いつか字幕なしで観れたらなぁ」と思い、英語の勉強を始めましたがなかなか・・。
でもRachさんの勉強法なら楽しんで勉強できるかも?!と興味を持ちました。
そこでRachさんにご相談なのですが、、私はアメドラが好きでDVD発売されてるものはほとんど観ています。
その中でどれを教材にするかと考えると、やはり「フレンズ」が一番良いように感じます。
ただ、すでに何度も観てしまったせいか話を覚えてしまっており、内容を理解したいという好奇心が薄く、字幕なしで観ていると途中で眠くなってしまうんです。。。
そんな中、「SEX AND THE CITY」は何度観ても飽きないし、字幕なしで観たいって強く思える作品なんです。
ただ、このドラマはスラングが多く、ストーリーに偏りがあると聞き、この作品で英語初心者の私が勉強できるのか不安です。
やはり自分が一番興味を持てる作品の方が楽しく、かつ持続出きる気がするのですが、初心者の場合、作品選びも大事なのかと悩んでおります。
変な相談で申し訳ありませんが、何かアドバイスいただけたらと思います。
はじめまして。ご訪問&コメントありがとうございます。
私の意見が参考になるかはわかりませんが、私の思うところを述べさせていただきますね。
私がフレンズをおすすめしているのは、
1. 何かの専門分野の話ではない、ということで、単語が専門化していないから、あまり難しい単語が出てこない
2. 友達同士の会話シーンが多いので、友達同士で使える会話のバリエーションや表現を覚えることができる
…みたいなことがまず挙げられるでしょうか。
でも「すでに何度も見てしまって、好奇心が薄く…」というのはわかる気はします。やっぱり「わかりたい」という好奇心が、調べ物をする原動力になるんですよね。
私は「SEX AND THE CITY」(SATC)は見たことないんですが、見たいなぁ、とはずっと思っていました。こんなブログを書いていなくて、ただひたすら自分の英語力を高めるためにドラマや映画を見まくっていたとしたら、必ず見ていたはずだと思います。
やはり話題になったドラマというのは、絶対にその脚本が魅力的なはずだと思うからです。そしてこういうかっこいい女性が登場する恋愛ドラマ、というのは女性であれば使ってみたいと思うようなセリフが盛り沢山だろうと思うのですね。
SATCにスラングが多い、というのはそうなのかもしれません。でもそのスラングもすごく狭い範囲の人だけが使っているもの、ということでもないですよね。アメリカ人が聞いたらだいたいその意味がわかる、というレベルのスラングであるならば、それを学ぶことは無駄だとは思いません。普通の伝統的な辞書には載っていないかもしれませんが、英辞郎などを調べればわかるかもしれませんし、その日本語訳からその意味がわかるかもしれません。
ストーリーに偏りがある、というのは、もっぱら「男女の恋愛話」がその中心にある、ということかなぁ?(ちょっと詳しくないので間違っていたらすみません)。そういうドラマのカテゴリーによって使われる単語のエリアがある程度限定される、ということはあるのでしょうね。
でも、ドラマを使って英語を学ぶのは、そういう単語やフレーズを覚えるのはもちろんですが、一番大切なのは、「生きた英語を大量に聞いて、英語の構造を掴む」ということなのかな、と思うのです。
英語の構造、とは、ネイティブがどういう順番で言葉を発しているか、並べているか、ということです。そういう感覚を掴むと、ネイティブのしゃべったまま理解できるようになり、そのネイティブと同じ感覚で自分も英単語を並べられるようになる、ということかな、と。
初心者がドラマで学ぶのは難しい、という意見がありますね。それは確かにそうかもしれないとは思っているのです。でも、文法書をひたすら読んで学ぶ、というのもこれまたつまらないと思うのです。
ドラマと言っても、その全てが難しいセリフの連続ではありません。本当に簡単なフレーズから、むちゃくちゃ長い長ゼリフまで、いろんなものがありますよね。大好きなドラマだったら、ちょっとした簡単な挨拶や、簡単な受け答えからだけでもいろいろな表現が学べると思います。私などは、You know what? や Guess what? でさえ、そのニュアンスを掴めた時は感動しました。そういうのをちょこっと自分の言葉に挟む込むだけで、言葉というのは生き生きしてくるものなのですね。
作品選びはとっても大切だと思います。そして私は「自分の好きなもの」を選ぶべきだと思っています。フレンズのあの笑いが苦手だ、という人には私は決してフレンズを勧めませんし。
私は実はスタートレックも好きで(笑)、あれはもう未来の科学的専門用語のオンパレードで、それこそそんな言葉を覚えても日常生活で使うことないぞ!みたいなものの連続なのですが、そういうドラマでも「英語のスピリット」のようなもの、ネイティブの言葉の感覚みたいなものは大いに学べるのです。印象的で心を打つセリフ、面白くウィットに富んだセリフがたくさんあります。ですから、実は分野はあまり関係なくて、自分がそれを面白いと思いながら見ることができるかどうか、がポイントなんだと思いますね。
大切なのは「最初から全てわかろうとしない」ことです。私も未だにフレンズ1-1 でわからないことがたくさんあります。ファイナルまで見て、これだけ毎日解説記事を書いていても、やっぱりわからないものはわからないのです(笑)。1話の中で、何か素敵なセリフを覚えたとか、こんな単語を覚えたとか、「何かが覚えられたこと」を喜んで下さい。そういうものをどんどん積み重ねていくことで、自分のストックが増えてきて、わかる部分も増えてくると思います。
わからないことがあったら、文法書などに当たってみるのもいいですね。最初は「何がわからないかがわからない」という状態が続くかもしれませんが、最初は誰でもそうです。その場合はただ知らない単語の意味を辞書で調べるだけでもいいのです。本物の英語を字幕で確認していくという作業が大切なのですね。「最初から無理をしないこと」それが長続きの秘訣だと私は思っています。
また何か気になる点、わかりにくい点などありましたら、おっしゃって下さいね。
Rachさんのアドバイスでやっぱり「好きな作品」というのが重要に感じました。
確かにドラマは英語教材用に作られてるわけじゃないので、どれが英語学習に適してる、
という判断は難しいですよね。
ただ、フレンズだったらRachさんのブログで一緒に勉強できるから心強いのになぁなんて。
ファイナルシーズン終了したらぜひSATCをお願いします!!笑
やっぱり好きな作品だと、こういうシーンで彼女はこういう言い方するんだ!ってわかるだけで感動するし、マネしたいって思いますもんね。私はSATCでがんばってみようと思います。
もちろんこれからもRachさんのブログで勉強させてもらいますので、またいろいろ教えてくださいね。
こちらこそ、お返事ありがとうございます。
「好きな作品」であることが大切なのは間違いないですね。英語教材として作られているわけではないので、教材としては「難しい」のです。でも、難しくても好きなものならそこからたくさんのものが吸収できると思うんですね。例え簡単であっても興味のないものからはあまり学べないだろうと思います。
もしこのブログでファイナルまで到達することがあれば、また別の作品を取り上げてもいいかな、そうしたら死ぬまでこんな楽しいことを続けていられるのね!(笑)とか思ったりしているのですが、まずファイナルに到達することは不可能でしょう(爆)。
ドラマを題材にしたサイトやブログを運営している方は多いようです。SATC仲間の方もきっと探せば見つかると思います。
フレンズだったら、このブログでわからないことを尋ねていただければ、私がわからなくても(笑)、読者の中に英語の堪能な方、フレンズに詳しい方がたくさんおられて、その方がいろいろとヒントを下さいます。そういう意味で「一緒に勉強できる」人がいる、というのは本当に心強いんですよね。
おっしゃるように、「こういうシーンで彼女はこういう言い方するんだ!」という気持ちが言葉を覚えることに繋がるのですね。そういう気持ちをたくさん感じられる作品で頑張ってみることが効果的だと思います。
このブログはフレンズを使って学ぶ姿をお見せしている、というものですが、こんな視点でセリフを見て、こんな方法でわからないことを調べてみて…ということが他の方に参考になればな、と思っています。
こちらこそ、またいろいろご意見をお聞かせ下さいね。
高○出産でして、やっと下の娘が3歳になり、時間が出来たので、以前から気になっていた”フレンズ”学習法を始めようとしたものの、1−1でくじけてます。
いっちばん最初のシーン。チャンドラーが
Does he have a hump? A hump and a hairpiece?
なんで?続いてフィービーがチョーク。。。なんで?
レイチェルのYou are a shoe.でも???です。
シーズン1のDVDを購入してしまったんですが、只今、凹み中。
遥か昔の”大草原の小さな家””奥様は魔女”"ファミリータイズ”"フルハウス”英国からNHK教育放映の"サブリナ””Dr・フー”等を親子で楽しんでます。
Rachさんは、フレンズ以外のシットコム、ホームドラマ系でのおすすめってあります?
また古いシットコムって、英語学習には使えないんでしょうか?
初めまして! ご訪問&コメントありがとうございます。
子供さんが小さい間は、なかなかまとまった学習時間が取りにくいですよねぇ。うちは子供が2人いるのですが、どちらも小さい頃、よく昼寝をしてくれたので助かりました。
ちなみに、フレンズ1-1 (パイロット版)は、結構難しいんです。だから、そのエピソードがわからなくても、気にしないで下さい。
過去記事、
フレンズソフトシェル半額キャンペーン開始
http://sitcom-friends-eng.seesaa.net/article/388471205.html
でも以下のように説明しています。
引用すると、
フレンズ1-1 (パイロット版)というのは、キャストもスタッフも手探りの状態で、まだキャラ立ちもしていないし、見ていて何となく違和感があります(笑)。
実際にセリフを解釈する立場としても、結構難しい表現が多くて、私はいつも、
「パイロット版は意外と難しいので、パイロット版をとことん理解しようとするのはやめた方がいいです。わからない部分にこだわらず、先に進みましょう。」
とアドバイスしています。
ですから、パイロット版を見て、「なぁんだ、つまんない。」と思って見るのをやめてしまう、というのだけは避けていただきたいと願っています。
せめて、1-8 までは見て下さい(笑)。
(引用終わり)
ということです。
難しい、というのは、そのセリフの意味するところがイメージしにくいとか、ジョークなんだけど、なぜそれが面白いかを説明しにくい、という感じです。
それから、これもいろんなところで言っているのですが、「最初はわからなくて当たり前」です。(私が言うのも何ですが)海外ドラマのセリフを理解する、というレベルは非常に高いレベルの話です。ですから、何回か見てそれがすっとわかるくらいなら、(これも私の口癖→)「日本の英語産業はこんなに発達していない」のです。ですから、自分だけがわからないわけではなく、きっと最初は誰でもわからないはずです。そこでやめずに楽しく続けられた人が、だんだんわかる喜びを知ることができるのですね。
だから、わからないからとがっかりしたり、凹んだりしないでいただきたいなぁ、と思います。私がこの学習法をずっと続けて来られたのは、私は「最初はわからなくて当たり前だ」と思っていて、わからないことで自分に失望したりしなかったからかな、とも思っています。
フレンズ以外だと、私はフルハウスをおすすめしています。それほどたくさんのドラマを見たわけではないので、ホームドラマ系でのおすすめというのは、他にパッと思いつくものはあまりないのですが…(ごめんなさい。)
フレンズも、結構古いです。フレンズ1-1 の放送は 1994年9月ですから。多少、時代設定が古い感じはありますが(ポケベルが出てきたり…笑)、セリフの表現がそれほど古いとも思いません。他のシットコムやホームドラマもそうなのではないでしょうか。アメリカでは有名なドラマは何度も何度も再放送されていて、若い人でも昔のドラマをよくご存知だそうですし。
ちなみに、「ドクター・フー」、私も好きです! 息子が何となく見始めたら、私も見てしまって、特に10代目のドクター(デビッド・テナント)が好きだなぁ。この3月にNHK教育テレビでの放映が終わってしまって残念でした。
フレンズ1-1 に関する部分は、
フレンズ1-1 のコメント欄
http://sitcom-friends-eng.seesaa.net/article/388470006.html#comment
でお返事させていただきます。
1-1 はやはり最初に見る人が多いためか、コメント欄が大賑わいで、今回のコメントで、コメント数が 47 にもなっています。ますみんさんへのお返事は、ずっと下にスクロールしないと読めない状況になります。申し訳ありません。
(本当は、せめてフレンズ1-1 だけでも、皆さんのコメントも生かした形で、リライトできれば、とも思っているのですが…。)
あるエピソードに関するご質問は、該当エピソードの記事に書いていただくと、他の方からも広くご意見をいただくことができる、という利点があります。今日投稿する記事が、1075番目の記事となりますので、違う記事に書いてしまうと、間違いなくその大切なご質問や意見が埋もれてしまいますので。ご面倒ですが、よろしくお願いいたします。
あまり前知識のないまま、始めたフレンズです。
7人とも、かなり変わったキャラクターに演出されてて、特にフィービーは確かに不思議ちゃんですね。
ただ彼女の声が一番聞き取り易い気がします。
今後、彼女のセリフで、実践出来るか吟味する作業も、ブログの中で、時にご指南くださると幸いです。
Rachさん流に5回見てから次の回へ。。。と思いましたが、
まずは気負わずに、字幕なしで、1−8まで見てみようかな〜。
なんて思います。まずは7人の背景をイメージで捉えることから始めてみますね。これからも、頼りにしております。頑張ってください!!
こちらこそ、ご丁寧なお返事ありがとうございます。
フィービーは「不思議ちゃん」という形容がぴったりですね。彼女の声が一番聞き取り易いとのこと、ちょうど彼女は同性(女性)ですし、彼女のセリフを真似たりすると、発音やスピーキングの練習になるかな、と思います。モニカは早口で有名です(笑)。
そうですね。気負わない方がいいですよね。1-8 まで見たら、きっとハマると思います。で、ハマったら、そこからじっくりセリフを見直してみてもいいと思います。頑張って下さいね。
ちなみに、些細な話ですが、フレンズの主役は6人、ということになっています。女性3人(レイチェル、モニカ、フィービー)、男性3人(ロス、ジョーイ、チャンドラー)が友達、という設定ですね。フレンズは男性にも人気がある作品なのですが、そうやって男女双方の意見があり、それぞれに共感できるからかな、と思っています。是非楽しんで下さいね。