ヘッケルさんがモニカとレイチェルに遺産を残していた!
それを知って感動するモニカ。
モニカ: Isn't it amazing how much you can touch someone's life without even knowing it? (自分が知らない間に、他人の人生にすごい影響を与えてたなんて、素晴らしいことだと思わない?)
touch は「(物理的に)触れる」ですが、「(人の心に)触れる、影響を与える、感動させる」という意味にもなります。
touching だと「感動的な」という形容詞になります。
「ヘッケルさんとは喧嘩ばかりしていたのに、実は遺産を残すほど、私たちのことを気にしてくれていたのね。」、「私たちは自分たちが気付かないうちに、ヘッケルさんの心を動かす存在になっていたのね。」と自分たちの影響力の大きさ、魅力を賛美しています(笑)。
貝殻のついた趣味の悪いランプを欲しがるレイチェル。
ですが、モニカは自分の部屋は自分の思い通りの姿でないと納得できないタイプなので、何とかそのランプを置かないように仕向けようとします。
モニカ: Look, it doesn't go with any of my stuff. (そのランプは、私の持ち物のどれとも釣り合わないわ。)
go with は「〜と釣り合う、似合う」という意味です。
進化論をなんとか納得させようと頑張るロス。
ロス: See how I'm making these little toys move? Opposable thumbs! (この小さな人形をどうやって動かしてるかを見てよ。”向かい合わせにできる親指”のおかげだよ!)
opposable は「向かい合わせにできる」という意味。
ロスが言っているのは、ヒトやサルの手のように、親指が他の指に対して向かい合わせにできる手の構造のことです。
こういう形であるために、物を上手に掴めたり、道具を上手く操れたりして、知能が発達するようになった、ということなんでしょう。
確かに他の哺乳類の手はこういう形じゃないですね。
ジョーイ: Check it out. Heckles' high-school yearbook. (見てみろよ。ヘッケルさんの高校の卒業アルバムだぞ。)
yearbook は「年鑑、年報」ですが、「(高校や大学の)卒業アルバム」という意味もあります。
(Rachからのお願い)
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またRachさんの記事をテキストにして見ますよ〜!
はじめまして。英会話ブログは英語学習のモチベーションを保つのに非常に役立つものだと思います。あせらずマイペースで続けていって下さいね。また拝見させていただきます。
こんにちは。お忙しそうですね。
私のフレンズ解説はペースがゆっくりですから、のんび〜り見て下さいね。これからもよろしくお願いします!
今回わらなかったのが、チャンドラーのセリフで(ヘッケルさんの部屋の散らかり具合を見て)
I think this apartment sullies the good name of crap
がいまいち掴めませんでした。
どういった意味合いになるのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
sully は「(名声・功績などを)汚す、傷つける」という意味ですね。
crap は元々「糞、うんち」という意味で、そこから「価値のないもの」「くず、がらくた」という意味にもなります。
ですから直訳すると、「実際、このアパートメント(この部屋)は、がらくたの名声(良き名)を汚すと思うよ」みたいになるでしょうか。
crap は悪い意味の言葉なので、それが good name 「名声、名誉」なわけはないのですが、その名前が汚れてしまうほど、この部屋はただの crap よりもさらに汚い、crap の名がかすんでしまうほど強烈である、と言いたいわけですね。
ありがとうございます!
ご丁寧なお礼、ありがとうございます!
なるほど!と言っていただけて光栄です。