someplace nice (どこかいいところ、おしゃれな場所)でお祝いの食事をすることになった6人。さすがにメニューも高い。
フィービー: I'm gonna have a cup of the cucumber soup and...take care. (私はキュウリのスープをいただくわ。それから・・・それでおしまい。)
take care は「気をつける」という意味で、Take care of yourself. は「お身体にお気をつけて」と病気の人などに言うセリフです。
それから、Take care. だけだと、別れ際の挨拶で、「じゃあね、元気でね。」という意味になります。
ここでは、キュウリのスープとそれから・・・と他のメニューを探していたのですが、安いものが見当たらなかったので、ウェイターに「さよなら。もう言うことないわ。」という意味で使っているようですね。
ところで、キュウリのスープってどんなのなんでしょうね。確かに安そう・・・。
でも、おしゃれなレストランだから、結構あっさりしておいしかったりして。
キュウリと言えば、as cool as a cucumber というイディオムがあります。
直訳すると、「キュウリと同じくらいクールな」という意味ですが、そこから、「落ち着き払って、涼しい顔で、冷静沈着な」という意味になります。
つまりキュウリは「涼しげでクールな代表選手」と見なされているわけです。
確かにキュウリといえば、酢の物とかでさっぱり食べることが多いので、わかるような気もしますが。
このキュウリがらみの話を以下に書きますが、何しろ、記憶がおぼろげで間違ってる可能性もありますので、ご了承下さい。
NHKで放送している子供向け英語学習番組で、「ライオンたちとイングリッシュ」という番組がありますが、そこで、ちょっとした人形コント(?)があって、黒い帽子に黒いスーツを着た、ダンディでハードボイルド系の(?)キュウリが部屋に入ってきて、
cool as a cucumber 「キュウリのようにクール」
というナレーションが入るシーンを見たことがあります。
その当時は、まだこのイディオムを知らなかったので、「キュウリのようにクールって、何じゃそりゃ?」と驚いたのですが、実はこのイディオムを踏まえたものだったんですね。
後から知って、「そうだったんだぁー。」と一人で驚いていました。
「そうそう、そんなシーンあった、あった!」と覚えていらっしゃる方がいれば、教えて下さいね。
この 「ライオンたちとイングリッシュ」 はなかなか面白い番組で、フォニックスという発音法を教えたり、発音の口の形を見せたりと、発音に重点を置いているように思います。
原題は Between the Lions というのですが、これは Between the lines 「行間を読む」というイディオムをもじったものだそうです。
じっくり見てみたいんだけど、いつもチェックしてるわけではないので、大雑把な説明になり、すみません。
・・・って、今日は、キュウリの話で終わりかい!(笑)
(Rachからのお知らせ)
これまでは1エピソードはその6くらいまでで終わっていたと思いますが、今回はかなり増えそうな感じです。
「もっとさっさと先に進んでくれー!」という方には、誠に申し訳ありません。
どうしてこんなに増えてしまったか、については、話の脱線が多いのもありますが・・・。
まるで電話の逆探知をするみたいに、脱線話で話を延ばそうとしているわけじゃあありません(笑)。
実は、最近、このブログに対する意識が変わってきたのが大きな原因かもしれません。
(ちなみに、後ろ向きな話ではないですよ。)
そのことについては、フレンズ2-5が終わった頃に、一度自分のブログを見つめなおす意味で、私が思っていることをまとめてみたいと思います。
予告すると、深刻な話に聞こえちゃいそうですけどね(笑)。
そういうんじゃないので、心配しないで下さい。(誰も心配してないって?)
(Rachからのお願い)
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きゅうりがCOOL????
なんか、ナヨナヨとしたイメージが有りますが。
今回の説明を知るまで、
as cool as〜 を聞いても、
「嫌味??」としか取れなかったかも。
Rachさんの、「まとめ」のUP、楽しみにしてま〜す。
日本のキュウリに一番近いのはEuropian cucumberという名で売られているキュウリです。これでも、成長がいいのか、40センチ近くあったような気がします。これはまだナマで食べられますよ。ポットラックパーティの時の巻きずしの具に使いました。
ちなみに僕はRachさんの雑談にしかつっこみを入れてないかも。
こんな雑談を好きといっていただけて嬉しいです。ありがとうございます。
キュウリに関しては、確かに日本ではナヨナヨしたイメージがありますよね。キュウリに例えられそうな人って、ひ弱で顔色悪そうなイメージかも。「あなた、キュウリみたいね。」と言ったら、相手は怒るでしょうねぇ。アメリカ人でも、人そのものをキュウリに例えたら、やっぱり怒るかな?
「まとめ」なんですが、今の思いを書く、とか言うと、私、文章がますます長くなりそうなんで・・・ちょっと怖いな(笑)。
最近友達がフレンズのDVDを貸してくれたので見始めています。
そのDVDは日本語がないので、分からない言い回しをネットで検索してたらRachさんのサイトを見つけました。いつも楽しく見させてもらっています(~0~)
「最近、このブログに対する意識が変わってきたのが大きな原因かもしれません」という発言に一瞬ビクっとしました。もしかしてこのサイト終わってしまうの〜?!と。
でも、後ろ向きな事ではないという事でホッとしました。
脱線話も楽しく読ませていただいていますが、その時は、ちょっとフレンズの話題が少ないので寂しいです。
これからも楽しい盛りだくさんなサイト作って下さいね。
いつも、本場アメリカ仕込みの貴重な情報、ありがとうございます。
アメリカのスーパーの映像を見てると、何もかも、デッカイですよね。これは何だ?というような野菜がゴロゴロ。味も大味な感じがする(笑)。
40cmのキュウリって・・・想像できない。でも巻き寿司にするには、細く切ったのを1本ドドンと置けばいいから、便利かな?
potluck party (あり合わせの食べ物を持ち寄るパーティー)という言葉がさっと出るところが、ニクいですね(笑)。
雑談にはかなり力入ってますから(笑)、これからも、じゃんじゃんツッコミを入れて下さいねー。
このブログは、私が健康な限りは続いていると思います(笑)。最近の私の”生きがい”となっていますので。
フレンズの解説ブログと銘打っているのに、セリフ解説が少なすぎる回については、申し訳ありません。後ほどちゃんと釈明いたします(笑)。
せっかく応援して下さっているので、期待を裏切らないように頑張りたいと思っています。これからもよろしくお願いいたします!
コメントをして申し訳ありません。
キュウリのお話がとってもためになったものですから。
スタトレTNGのDVD特典で、
レヴァー・バートンがパトリック・スチュワートを
cucumber soup と評したのを思い出して
やっぱりキュウリのようにクールって使うんだなぁ〜と
実感いたしました。
私にとっても、一生忘れられないフレーズになりました。
貴重な情報をありがとうございました。Rachさま。
はじめまして。コメントありがとうございます。
キュウリの話、ためになったと言っていただけて光栄です。
ところで、スタトレのDVD特典でそんなこと言ってたんですか? 私もDVD持ってるんですが、どうも記憶にないなぁ。ちゃんと特典映像の英語もチェックしたはずなんですけれど・・・。
で、どのシーズンの特典か調べようかと思ったけれど、ざっと帯の解説を見て、どこにジョーディ役のレヴァー・バートンのインタビューがあるかわからなかったので、断念しちゃった(笑)。
でも、パトリック・スチュワートは確かにクールですよね。データと同じくらい好きですよ(笑)。
スタトレに全く触れていない記事で、スタトレねたのコメントをいただけて嬉しいです。またスタトレの話が出てきたら是非ツッコミをお願いします!
キュウリがクールな語源はキュウリがキュウリ自身をクールに保てるところから来たと近所の人に聞いたような。。。。キュウリの温度って低いらしい。
間違ってるかもしれないけど、本当だとしたら科学的なところからの語源のようです。
そして、European cucumberは、うちのほうでは English cucumberと呼ばれてました。(10年前のことなので今は知らないけど)白菜もChinese cabbageが普通なのかもしれないけど、Napaというワイナリーで有名な地域でつくられていたせいか、Napa cabbage と呼ばれてました。どうやら後から来た野菜は、名前をつけた人勝ち(?)場所を名前にとりあえずくっつけるのがカンタンーーーー??
いえいえ、昔の記事にコメントをいただけるのはとっても嬉しいです。私のブログは、一つ一つの記事の積み重ねで成り立っているものですから、過去の記事も今の記事と同じくらい、私にとっては愛おしい(笑)です。
そう言えば、キュウリって触るとひんやりしてますよね。浅漬けの素につけたキュウリが私は大好物なのですが、あのひんやり感とシャキシャキ感がたまりません(笑)。
野菜の名前もいろいろあるんですね。特に食べ物は、文化、嗜好の違い、その地域で生産可能か不可能かなどに大きく左右されるので、必ずしも、日本語と完全に一対一対応はしないですよね。私も、白菜=Chinese cabbage として覚えていましたが、英辞郎にも、同義語として、napa cabbage も載っていました。地名がついている方が覚えやすいし、中国という外国の名前より、napa (カリフォルニア州の都市名)の方がなじみがあって良い、という効果もあるのかもしれませんね。
字幕と吹替を見ても全然わからないんです
ご質問ありがとうございます。
killing me softly については、以下の記事で解説させていただいております。
フレンズ2-5(その12)
http://sitcom-friends-eng.seesaa.net/article/388470214.html
その記事を書いた後、コメント欄でも追加で他の方からご意見をいただいたりしているのですが、このセリフを言った時のチャンドラーの意図は、今でも正直よくわかりません。今の私に言えるのも、「なかなか進まないオーダーに対して、ウェイターがイライラして、じりじりと皮肉っぽいセリフを言っている様子」が、killing me softly というフレーズをイメージさせるのかなぁ、という程度ですね。
あまり参考にはならないかもしれませんが、上のリンク先の記事をご一読いただけると幸いです。